// 乃木坂って、なに
乃木坂46は、33人のメンバーからなる女性アイドルグループで、5枚目シングル「君の名は希望」は現在28万枚を越えるセールスを挙げ、デビュー2年目の有望な新人グループとして注目されている。
デビュー時の謳い文句が「AKB48の公式ライバル」で、専用劇場を持たない、総選挙を行わないなど、48グループと一線を画す体裁となっている。しかし、総合プロデューサーは秋元康氏で、ほとんど全ての曲に歌詞を提供している上に、プロモーションビデオの監督や振り付け師の選任など、グループの基本的方向性を決定している。
さらに、CDに握手会券を付けて販売し、「全国握手会」「個別握手会」を開催する手法は48グループと同じであるし、新曲ごとに16人のメンバーを「選抜」し、フォーメーションの前列と二列目の8人を「八福神」として差別化するのも、明らかにAKB48からの援用といえる。
こう書くと、乃木坂46がAKB48の「ライバル」というより、何か「二番煎じ」のような雰囲気になってくるが、ただ、中味までそうだとは限らない。
実は、乃木坂46のメンバーには、眼を剥くほどタレント性が高く、才能に溢れた人物がゴロゴロいる。おそらくオーディションの質の高さがそうさせたのだと思うが、原石の輝きだらけである。
原石にさらに磨きがかかって、やがては大きく輝いて欲しいという思いを込めて、このブログでも乃木坂46の話題を時々取り上げて行きたいと思っています。
// 6枚目シングルの選抜
乃木坂46の6枚目シングルについて、その選抜メンバーが明日4月20日(土)、京都の握手会イベントで発表される。ただ、誰が選抜されたのかは、4月8日に行われたテレビ東京「乃木坂って、どこ?」の収録において、すでにメンバーには通知されていて、5枚目シングルでは非選抜だった斉藤優里が入っていることだけが現在公にされている。
これら一連の発表イベントは、21日(日)深夜の「乃木坂って、どこ?」の番組内で全容公開となるようである。
それにしても、なんとも手の込んだやり方である。
斉藤優里の選抜入りも、4月8日に、彼女がパーソナリティを務めるNACK5「おに魂」というラジオの生放送番組の中で、テレ東のスタジオからMCのバナナマンが直接電話を掛けて本人に伝えるという派手な演出で発表された。
乃木坂の運営側が、今回の選抜発表をいかに盛り上げようとしているか、その意気込みが尋常ではないことが伝わってくる。
では、明日の京都では何が発表されるのだろう?
乃木坂公式サイトに、一つ気になる告知がある。
5月31日(金)から6月2日(日)に、梅田芸術劇場メインホールで行われる「16人のプリンシパルdeux」大阪公演のチケット先行受付が、4月21日(日)「乃木坂って、どこ?」の番組終了後に開始される、というものである。
梅田芸術劇場メインホールは2千人を収容出来る大劇場で、そこでの公演というのは乃木坂にとって失敗出来ない大イベントとなる。とくに、首都圏以外での知名度が低い乃木坂にとっては、本格的な関西進出第一弾とも呼べる機会である。
そして明日の京都は、「16人のプリンシパルdeux」大阪公演を大々的に宣伝する絶好のチャンスとなる。そこに、わざわざ選抜発表を持ってきて、しかもその模様を流すテレビ番組の放映直後にチケット受付を始めるということは、「16人のプリンシパルdeux」と選抜を何らかの形で連携させるのではないかと考えてみたくなる。
この公演は、毎回第一幕を見た観客が、休憩中にメンバーの人気投票をして、第二幕の出演者16人を決めるという、信じられない無茶ぶりシステムを採用している。メンバーにとっては迷惑千万なやり方だが、総選挙のない乃木坂にとって、唯一ファンが直接的に意思を反映出来る機会ともいえる。
例えば、明日、16人の選抜メンバーが発表されるが、立ち位置は決まっておらず「16人のプリンシパルdeux」東京公演(5月3日(金) - 12日(日))と大阪公演での投票結果で最終的なフォーメーションが決定するといったやり方を導入するのではないか、そんな風に勘ぐりたくもなる。
// 二期生はいつ登場するのか
一方、まったく情報が出て来ないが、二期生の存在も今回の選抜を考える上で、小さくない要因といえる。
乃木坂の二期生選考はすでに終了して、もし採用者があったとすれば、メンバーは決定していると考えるのが妥当である。では、二期生は何時、どのように登場するのかという話になるが、明日の京都握手会は、その最初のチャンスと見ることも出来る。
例えば、二期生がいきなり選抜メンバーに入ってくる可能性は、過去の他のアイドルグループの例を見ても、決して小さいとは言えない。新人を最前列に大抜擢するシンデレラ方式は、むしろ珍しいことではないだろう。とくに、その二期生の出身が大阪や京都、兵庫であれば、地元関西メディアの注目を大きく集めることが出来る。
また、今回の選抜には関係ないとしても、「16人のプリンシパルdeux」で二期生を初披露すると告知するだけでも、公演への宣伝効果となる。
ただ、明日何が起こるかはともかく、運営側は、「16人のプリンシパル」を専用劇場を持たない乃木坂の中核イベントに発展させていくつもりなのではなかろうか。そして、CD100枚で100票の総選挙ではなく、観客1人が1票しか投票出来ないシステムで、ファンの意向をチーム作りに反映させて行く。そんなことを考えているのかもしれない。
選抜発表、二期生の登場、「16人のプリンシパルdeux」そして6枚目シングル。
これらの要因が絡み合いながら、乃木坂の季節が春から夏に進もうとしている。
明日になれば分かることなので、個々のメンバーの八福神、選抜入り予想については触れませんでしたが、最後に一つだけ高度に個人的な願望を。
「頑張っていない」星野みなみさんに、今回も頑張ってフロントポジションを維持して欲しいなあと思っています(笑)。
乃木坂46は、33人のメンバーからなる女性アイドルグループで、5枚目シングル「君の名は希望」は現在28万枚を越えるセールスを挙げ、デビュー2年目の有望な新人グループとして注目されている。
デビュー時の謳い文句が「AKB48の公式ライバル」で、専用劇場を持たない、総選挙を行わないなど、48グループと一線を画す体裁となっている。しかし、総合プロデューサーは秋元康氏で、ほとんど全ての曲に歌詞を提供している上に、プロモーションビデオの監督や振り付け師の選任など、グループの基本的方向性を決定している。
さらに、CDに握手会券を付けて販売し、「全国握手会」「個別握手会」を開催する手法は48グループと同じであるし、新曲ごとに16人のメンバーを「選抜」し、フォーメーションの前列と二列目の8人を「八福神」として差別化するのも、明らかにAKB48からの援用といえる。
こう書くと、乃木坂46がAKB48の「ライバル」というより、何か「二番煎じ」のような雰囲気になってくるが、ただ、中味までそうだとは限らない。
実は、乃木坂46のメンバーには、眼を剥くほどタレント性が高く、才能に溢れた人物がゴロゴロいる。おそらくオーディションの質の高さがそうさせたのだと思うが、原石の輝きだらけである。
原石にさらに磨きがかかって、やがては大きく輝いて欲しいという思いを込めて、このブログでも乃木坂46の話題を時々取り上げて行きたいと思っています。
// 6枚目シングルの選抜
乃木坂46の6枚目シングルについて、その選抜メンバーが明日4月20日(土)、京都の握手会イベントで発表される。ただ、誰が選抜されたのかは、4月8日に行われたテレビ東京「乃木坂って、どこ?」の収録において、すでにメンバーには通知されていて、5枚目シングルでは非選抜だった斉藤優里が入っていることだけが現在公にされている。
これら一連の発表イベントは、21日(日)深夜の「乃木坂って、どこ?」の番組内で全容公開となるようである。
それにしても、なんとも手の込んだやり方である。
斉藤優里の選抜入りも、4月8日に、彼女がパーソナリティを務めるNACK5「おに魂」というラジオの生放送番組の中で、テレ東のスタジオからMCのバナナマンが直接電話を掛けて本人に伝えるという派手な演出で発表された。
乃木坂の運営側が、今回の選抜発表をいかに盛り上げようとしているか、その意気込みが尋常ではないことが伝わってくる。
では、明日の京都では何が発表されるのだろう?
乃木坂公式サイトに、一つ気になる告知がある。
5月31日(金)から6月2日(日)に、梅田芸術劇場メインホールで行われる「16人のプリンシパルdeux」大阪公演のチケット先行受付が、4月21日(日)「乃木坂って、どこ?」の番組終了後に開始される、というものである。
梅田芸術劇場メインホールは2千人を収容出来る大劇場で、そこでの公演というのは乃木坂にとって失敗出来ない大イベントとなる。とくに、首都圏以外での知名度が低い乃木坂にとっては、本格的な関西進出第一弾とも呼べる機会である。
そして明日の京都は、「16人のプリンシパルdeux」大阪公演を大々的に宣伝する絶好のチャンスとなる。そこに、わざわざ選抜発表を持ってきて、しかもその模様を流すテレビ番組の放映直後にチケット受付を始めるということは、「16人のプリンシパルdeux」と選抜を何らかの形で連携させるのではないかと考えてみたくなる。
この公演は、毎回第一幕を見た観客が、休憩中にメンバーの人気投票をして、第二幕の出演者16人を決めるという、信じられない無茶ぶりシステムを採用している。メンバーにとっては迷惑千万なやり方だが、総選挙のない乃木坂にとって、唯一ファンが直接的に意思を反映出来る機会ともいえる。
例えば、明日、16人の選抜メンバーが発表されるが、立ち位置は決まっておらず「16人のプリンシパルdeux」東京公演(5月3日(金) - 12日(日))と大阪公演での投票結果で最終的なフォーメーションが決定するといったやり方を導入するのではないか、そんな風に勘ぐりたくもなる。
// 二期生はいつ登場するのか
一方、まったく情報が出て来ないが、二期生の存在も今回の選抜を考える上で、小さくない要因といえる。
乃木坂の二期生選考はすでに終了して、もし採用者があったとすれば、メンバーは決定していると考えるのが妥当である。では、二期生は何時、どのように登場するのかという話になるが、明日の京都握手会は、その最初のチャンスと見ることも出来る。
例えば、二期生がいきなり選抜メンバーに入ってくる可能性は、過去の他のアイドルグループの例を見ても、決して小さいとは言えない。新人を最前列に大抜擢するシンデレラ方式は、むしろ珍しいことではないだろう。とくに、その二期生の出身が大阪や京都、兵庫であれば、地元関西メディアの注目を大きく集めることが出来る。
また、今回の選抜には関係ないとしても、「16人のプリンシパルdeux」で二期生を初披露すると告知するだけでも、公演への宣伝効果となる。
ただ、明日何が起こるかはともかく、運営側は、「16人のプリンシパル」を専用劇場を持たない乃木坂の中核イベントに発展させていくつもりなのではなかろうか。そして、CD100枚で100票の総選挙ではなく、観客1人が1票しか投票出来ないシステムで、ファンの意向をチーム作りに反映させて行く。そんなことを考えているのかもしれない。
選抜発表、二期生の登場、「16人のプリンシパルdeux」そして6枚目シングル。
これらの要因が絡み合いながら、乃木坂の季節が春から夏に進もうとしている。
明日になれば分かることなので、個々のメンバーの八福神、選抜入り予想については触れませんでしたが、最後に一つだけ高度に個人的な願望を。
「頑張っていない」星野みなみさんに、今回も頑張ってフロントポジションを維持して欲しいなあと思っています(笑)。