ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

『CDTVスペシャル』の乃木坂生歌はなぜ批判されるのか、歌えない、出られない選抜からの脱却を [27Oct17]

2017-10-27 02:15:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

10月28日(土) [特典] 18枚目シングル「逃げ水」第4回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

11月02日(木) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」プレビュー公演 in かめありリリオホール (東京)

11月03日(金) [AM] 13:05〜15:55 NHKラジオ第1「ラジプロ2017」に、新内眞衣が出演

11月04日(土) [特典] 18枚目シングル「逃げ水」第5回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ
11月04日(土) [舞台] 若月佑美出演の舞台「スマートモテリーマン講座」初日 in 西条市総合文化会館 大ホール (愛媛)



10月25日(水)に開催された、TBS『CDTVスペシャル!ハロウィン音楽祭』で、乃木坂は「いつかできるから今日できる」を披露しましたが、今回もなかなか壮絶な歌唱でしたね(笑)。

齋藤飛鳥が不参加だったため、10月13日(金)深夜に放送された日テレ『バズリズム02』のステージに続き、伊藤万理華がWセンターの1人となり、キレのある躍動感に溢れたダンスを、目立つ前列で展開して、ダンスにはいくつも見せ場がありました。

しかし、フロント4人がソロパートをリレーする歌い出しは、どんなに好意的な聴き方をしても、さすがに厳しいものがある。


私のような乃木坂にのめり込んでいるファンですら、そう感じるのだから、何気なく番組を観ていた人が衝撃を受けるのは当然でしょう。

実際、ステージ後のネットでは、「放送事故」「歌下手」などの単語が飛び交い、ファンがそれに反論し、乃木坂を擁護するという、毎度お馴染みの光景が繰り返されていました。

相変わらず音が取れていないのは問題だけど、それ以上に歌の「不安定さ」が、「歌えていない」感を加速させている。


キーを多少外しても、声が出て、歌が安定していれば、まだ「下手!」で済むけど、探り探り音やリズムが迷ったり、途中で声が震えたり割れたりするのは、聴いてて辛くなる。

個人PV『伊藤まりかっと。』で、まりっかが「不安定だって言われる歌声」と自ら歌ってますが、専門家から見ても、そこが一番直して欲しいところなのだと思います。

まあ、「歌が得意じゃないのに、アイドルになってしまいまして…」、その結果、地上波の大型音楽祭でそこそこ長いソロパートを、アップショットを撮られながら歌わされるなんて、幸せなのか、不幸なのか、よく分かりません(笑)。


しかし、多くの人が視聴しているテレビの大型音楽祭で、歌があまりにヒドいと、強烈な批判が巻き起こって、グループの一般イメージにも影響する危険がある。

乃木坂ファンが想像する以上に、ファンでない人の見方は厳しい。

握手会という音楽に関係ない方法でCDセールスを伸ばし、音楽チャートの1位を取っていることへの反感が根強くある。

さらに、もっと歌が上手く、日々スキルを磨いているアーティストで、テレビに出たくても出られない人はゴマンとおり、そのファンも大勢いる中、なぜ乃木坂があのステージに立っているのかは、お茶の間で、常に問われていると思っていい。

また、音楽関係者の乃木坂に対する印象も、決してプラスにはならない。


音楽番組のステージに関して、このブログでパフォーマンスを細かくチェックし、問題点を指摘してきたのは、単独ライブなどと違って、出来不出来の与える影響が半端じゃなく大きいからです。

私もファンなので、出来うる限り、良いことを書きたいんですが、スキルの乏しいステージを地上波で見せてしまうと、後でメンバーが辛い思いをするので、運営によく考えて欲しいという願いを込めて、納得出来なかった部分をスルーせずに、正面から取り上げてきました。

出演後にメンバーがネットを見て、「歌下手」の文字が踊っていたら、相当に凹むだろうし、何より、番組スタッフを始め、音楽関係者の間に「乃木坂に歌は任せられない」といった雰囲気が広がると、日々、そういった人々と接するメンバーは、自信や誇りを持てないまま、仕事をしなければいけない。


歌の上手いメンバーがメインで歌い、ダンスの上手いメンバーがメインで踊るという、当たり前のことを実践していれば、ステージ終了後に、「放送事故」だとネットが大騒ぎするような事態は起こらなかった。

「いつかできるから今日できる」のCD音源は、二番をソロリレーで歌い出す、衛藤美彩と生田絵梨花が、練習と経験の積み重ねによって、圧巻の歌唱を披露していて、この二人を一番でもメインに据えていれば、今頃、逆に「歌上手」という言葉がネットに溢れていた可能性がある。

センターの選考において、楽曲イメージやタイアップを考慮するのは分かるけど、歌唱やダンスの要となるメンバーは、スキルを基準に選ばないと、音楽番組のステージごとに、乃木坂が厳しい批判に晒され、パフォーマーとして印象を落とし続けることになります。


しかし、19th選抜のメンバー起用に関しても、乃木坂は音楽パフォーマンスの向上を睨んだ策をほとんど打たなかった。

しかも、歌やダンスのスキルだけでなく、スケジュールも十分に考慮されていない印象を受けます。

(表) 「いつかできるから今日できる」が披露されたテレビの音楽番組

凡例
[順番] (放送種別) テレビ局『番組名』
演奏時間 @ 演奏開始時刻のCD発売日との関係 [演奏開始時刻]
欠席:19th選抜で不参加だったメンバー
代役:19thアンダーで参加したメンバー

[1] (地デ) テレビ朝日『MUSIC STATION』
2分30秒 @ 32.2日前 [09/08(金)20:03]
欠席:生田
代役:樋口
初めてのテレビ披露。生放送

[2] (地デ) テレビ朝日『MUSIC STATION 2時間SP』
2分30秒 @ 02.9日後 [10/13(金)20:34]
欠席:生田、北野、中田、優里
代役:なし
15人でパフォーマンス。アンダーライブと3期舞台で代役不可能
高山が生田パートを担当。2列目センター裏で1回転余分に1人だけターンという大技を披露(笑)。生放送

[3] (地デ) フジテレビ『MUSIC FAIR』
2分59秒 @ 03.2日前 [10/07(土)18:12]
欠席:生田、北野
代役:渡辺、樋口

[4] (地デ) 日本テレビ『バズリズム02』
2分30秒 @ 03.1日後 [10/14(土)01:18]
欠席:飛鳥、生田、北野、松村
代役:鈴木、寺田、樋口、渡辺
万理華が飛鳥に代わり、西野と共にWセンターを担当

[5] (地デ) TBS『CDTV』
2分30秒 @ 04.1日後 [10/15(日)01:36]
欠席:生田、生駒、北野、堀、松村、万理華
代役:鈴木、寺田、樋口、山崎、渡辺
18人でパフォーマンス。冒頭の堀ソロパートを桜井が担当

[6] (地デ) TBS『CDTVスペシャル!ハロウィン音楽祭』
2分26秒 @ 14.9日後 [10/25(水)21:41]
欠席:飛鳥、北野、若月
代役:鈴木、樋口、山崎
万理華が飛鳥に代わり、西野と共にWセンターを担当。生放送


19th選抜メンバー19人が全員揃ったステージは、今まで、一度もありません。

とくに凄まじいのが『MUSIC STATION 2時間SP』で、出演できない4人の穴を、アンダーは九州ライブ、3期は舞台『見殺し姫』本番で、誰も埋められず、そのまま15人によるステージになってしまった。

体調の問題を抱えている北野日奈子の不参加は止むを得ないとしても、舞台、アンダーライブ、映画など、外仕事のスケジュールは事前にある程度分かっている筈で、6回も音楽番組に出ながら、きいちゃん以外の選抜18人が顔を揃えたことがないとなると、さすがに何のための選抜なのかと訊きたくなる。


かつて、選抜は「メディア選抜」、アンダーは「ライブ選抜」と謳われたことがあったけど、テレビの音楽番組に出演して、シングル表題曲をパフォーマンスすることが、選抜最大の仕事だとされてきました。

にも関わらず、外仕事が忙しく、音楽番組を複数回欠席する可能性のあるメンバーを何人も選抜入りさせ、しかも1、2列目に配置するのは、明らかに拙い起用法だと思います。

樋口日奈は6回中5回、渡辺みり愛と鈴木絢音は3回、「代役」出演しており、最初から3人を19th選抜に起用しておけば、ここまでドタバタと毎回メンバーを入れ替える必要はなかった。

「歌えない」「踊れない」は、もちろん問題だけど、そもそも選抜主要メンバーが「出られない」なんてのはもう論外で、乃木坂のマネージメントは行き着くところまで行き着いて、破綻している感があります。


音楽番組ごとに、出演メンバーが変わるので、パフォーマンスも、毎回、異なる配置と構成で臨むことになる。

ポジションを固定できないことが、ダンスの精度を下げ、ステージのクオリティにマイナスの影響を与えている面があります。

また、歌唱に関しても、「いつかできるから今日できる」の歌い出しは、フロント4人によるソロリレーで、ここにオリジナルではないメンバーが入ると、色んなことを変えなきゃいけない。

しかも、19枚目は、カラオケ人気を意識して「生歌」をテーマに掲げているのか、あるいは、番組側からの要請なのか、ソロリレーを生歌にするケースが少なくない。


これまでの出演番組を振り返って、それぞれ、どういう歌唱ステージだったかを推測すると、間違いなく、その場で、生で歌っていると感じたのは、「いつかできるから今日できる」を初披露した、09/08(金)のMステ。

決定的なのは、堀ちゃんのパート後半、力が入ったのか、声が急に大きくなっている点です(笑)。

以前、「サヨナラの意味」を観客の多数入った大会場で歌ったとき、生田絵梨花が自分のソロパートで、声を響かせなければと気合が入り、マイクの音量が急に上がったのかと思うほどのボリュームで歌い始めたことがあって、生歌は声量調整が難しいんですね。

堀ちゃんのような、声量の揺らぎは、生歌ならではの出来事で、まあ間違いないでしょう。


また、10/13(金)のMステ2時間SPも、完全な生歌か、生歌比率の高い「被せ」だったと思います。

最初のMステよりは、音が取れている印象で、ほぼ同じ環境というのが、良かったのかもしれません。

ところで、このステージ、2列目センター裏に入った高山一実が、全員が正面を向いて踊っているとき、おそらく本来のフリにはないと思うんですが、一人だけくるっとターンを回って、なかなか味わい深いセンター感を醸し出していました(笑)。

こういうアクシデントは、アイドルならではのボーナスポイントで、しかも染之助・染太郎ばりに「いつもより余分に回っております」的なサービス精神が、かずみんらしくて良かった。

確か、MステSUPERLIVEのステージでも、ななせまる、まいやんからの、まさかのかずみんソロショットがあった筈で、人気番組『しくじり先生』の準レギュラーだったことが影響しているのか、テレビ朝日は高山さんのこと、結構、気に入っているのかもしれません。


「いつかできるから今日できる」の歌い出し、Mステ系は、2回とも生歌でしたが、10/07(土)のMフェアは、CD音源に近い仕上がりで、生歌ではない気がします。

歌の中盤、本来なら入る筈の男性バックコーラスがなかったので、このパートは、番組用に録り直したと思いますが、スタートはとくに手を加えていないんじゃないでしょうか。

また、10/13(金)深夜の『バズリズム02』は、伊藤万理華が齋藤飛鳥の代役として、リレー3番手のソロを歌っていますが、本来のCD音源に、まりっかの録り直しパートを挿入した感じで、これも生歌には思えなかった。


一方、10/14(土)深夜の『CDTV』は、事前収録した生歌を流している可能性を完全に否定はできないけど、やはり生歌での本番撮りだった気がします。

本来のソロ3番手である齋藤飛鳥が、Mステに比べると、随分と音が取れていて、少し歌に慣れてきた印象を受けました。

しかし、担当パートの終盤は、息が続かなかったのか、音を取り切れず、彷徨った形で終わってしまった。


こういう音がよじれた状態で渡されると、通常、次の4番手は、出だしが大きく狂って、ボロボロになるんですが、実は、受けたのは、堀ちゃんではなく、代役で入った桜井玲香だった。

そして、さすがはキャプテン、すぐさま音を立て直し、リズムに乗せ、後半パートはビブラート?か何かのテクニックを入れて、歌に色味を持たせていました。

『Mr. カミナリ』や『リボンの騎士』のミュージカルで鍛えた歌唱力はお見事で、「いつかできるから今日できる」のテレビ披露がスタートして以来、初めて「歌」を聴いた気分になった。

音が取れていないと話にならないけど、音さえ取れれば良いわけじゃなく、そこに表現力のプラスアルファが加わって、初めて「歌」になるわけで、桜井玲香は、「歌」を歌える、数少ないメンバーの1人だと思います。

ただ他のアイドルを眺めても、乃木坂のように、本格的なミュージカルを主役級で経験したメンバーが何人もいるグループは滅多になく、衛藤美彩、生田絵梨花、桜井玲香を軸に据えて歌唱を展開すれば、むしろ歌の上手いグループと評価される筈で、「歌下手」という言葉が溢れている現状は、ファンとして、やるせない気持ちになります。


10/25(水)のCDTVハロウィン音楽祭も、ソロリレーは生歌だったと思います。

音の取れていない歌にすっかり耳が馴れてしまって(笑)、「まあ、こんなもんじゃないかな」と当初は思っていたんですが、あらためて、これまでの音楽番組を見比べてみると、正直、今回が、もっとも厳しい歌唱だったかもしれない。

理由の一つは、ステージのあるスタジオが、かなりの人数お客さんの入った、結構、大きな会場だったことが挙げられます。


仮装「ガールズルール」の曲後トークで、MCの安住アナウンサーが、ナース姿の松村沙友理に感想を尋ねるんですが、さゆりんごのマイクがなぜかオフになっていて、何かしゃべっているのだけど、全然、聞こえないというハプニングがありました。

マイクがオフで、どうやって「ガールズルール」を歌っていた?という鋭いツッコミはさておき(笑)、さゆりんの声が届かない様子から、このスタジオ、大箱ではないけど、そこそこ大きいなという印象を受けました。

そして、空間が広いと、歌い手には、プレッシャーになる。


象徴的だったのが西野七瀬で、大きな声を出さなければと、普段以上に力を入れたのか、声が震えてました。

声量を上げると、音とリズムを取るのが難しくなって、一層、歌の安定性が損なわれていく。

生歌には厳しい条件だったため、これまで以上に「歌えていない」感の強いステージになってしまった気がします。


私のように、似たようなステージを6回も観れば、多少のことでは、もう驚かないけど(笑)、初めて視聴した人がビックリするのは当たり前で、ネットが騒然となるのも、致し方ないことでしょう。

通常のプロ歌手と比べ、度外れに歌が下手なのは、否定しようのない事実なので。

問題なのは、歌えるメンバーが何人もいて、その人たちに歌唱を任せれば、こういった事態をすぐさま回避できて、しかも、真逆の評価さえ得られるのに、今回も実行しなかった点だと思います。


乃木坂の音楽を制作している側は、乃木坂でどのメンバーが歌が上手いのか、百も承知な筈で、CDに収録された「いつかできるから今日できる」の二番は、衛藤、生田、生駒、桜井と、ミュージカル経験者をずらりと並べたソロリレーにして、確かに、その歌い出しは、素晴らしい出来になっています。

このメンバーを、そのままステージで歌わせれば、乃木坂を取り巻く世界が、180度違ってくるのに、どうしてもそれが出来ない。

運営が、世の中の人に良い歌、良い音楽を届けること以外の視点で、音楽番組のステージを捉えているからで、乃木坂にヒットが出ない理由も、そんな考え方が原因じゃないでしょうか。


今後、年末に向けて、幕張メッセやスーパーアリーナといった、本格的な大箱での音楽祭が開催されますが、乃木坂が今のままの体制で「いつかできるから今日できる」を歌うと、声量と音程がさらに厳しくなるでしょう。

年末の音楽番組は、視聴者数も跳ね上がるので、さらに大規模な批判が、乃木坂に対して巻き起こるかもしれない。

運営は、良い歌を届けるという一点に目的を絞って、歌唱メンバーの入れ替えなど、ステージ上で思い切った策を実行して欲しい。

歌が「下手」という言葉を吹き飛ばす唯一の方法は、驚くほど「魅力的に」歌うことなので。



// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

MV公開365日目再生数上昇速度は「サイレントマジョリティー」13.4万回/日、「裸足でSummer」3.9万回/日、「サヨナラの意味」1.0万回/日。発売後4年経過の「恋するフォーチンクッキー」は先週のHot100動画が33位。1億再生に手の届く大ヒットには息の長い人気が必要
0:57 - 2017年10月23日

加えて、「LOVEマシーン」後藤真希、「ヘビーローテーション」大島優子、「恋するフォーチュンクッキー」指原莉乃、「サイレントマジョリティー」平手友梨奈と、大ヒットには曲を象徴する人的アイコンが常に存在。曲のイメージに合うセンターを選ぶことが重要。Wセンターはセンター不在だと思う笑
0:58 - 2017年10月23日

最近各所で言われるように、確かに、乃木坂にはヒット曲がない。メディア露出が激増している今こそ、絶好のチャンスだけど、Mステ生歌のように、ステージは改善すべき点が多い。LOVEマシーン、ヘビロテ、恋チュン、サイマジョと、大ヒットの原動力はパフォーマンスの魅力で、そこは避けて通れない
0:59 - 2017年10月23日

乃木坂46「いつかできるから今日できる」発売2週目オリコン売上は4.2万枚。「逃げ水」5.2万、「インフルエンサー」4.9万を下回り、初動に続く、前作&前々作割れ。配信と動画が好調なのに、CDが伸び悩むのは異例。握手会セールスの足踏みはなく、店頭セールスの低下を考えざるを得ない
13:04 - 2017年10月25日

乃木坂表題曲オリコン週間売上推移
Sg) 発売1→2週目
19) 85.1→4.2 いつ
18) 88.0→5.2 逃げ
17) 87.5→4.9 イン
16) 82.8→3.9 サヨ
15) 72.8→3.3 裸足
14) 75.0→2.2 ハル
13) 62.7→2.2 今誰
13:06 - 2017年10月25日

「CDTVハロウィン音楽祭」の仮装「ガールズルール」、高山さんの体育教師ハマり過ぎ。うちの先生何でテレビ出てんの?と錯覚する中高生が続出しそう。桜井CAはマジでタイ航空にいる、星野みなみ女性警官はアニメの美少女キャラ、生駒ちゃんはドラマのイケメン新人医師、衛藤女教師はもうお店笑
0:29 - 2017年10月26日

「いつかできるから今日できる」のステージは、今回もセンター伊藤万理華の踊りがシャープで気持ち良い。歌唱は相変わらずも、耳が慣れたのかMステよりマシに思えた笑。大きめのスタジオながら、ソロ4人の音量が揃っていて、表情にも余裕がある。あるいは、ライブ生歌でなく、事前収録の生歌かも
0:46 - 2017年10月26日


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楽曲情報(11th~)
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乃木坂19枚目オリコン初動分析、前作割れ主因は店頭セールスの大幅低下か、顕在化するCD時代の終焉 [20Oct17]

2017-10-20 01:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

10月20日(金) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@宮崎市民文化ホール (18:30開演)

10月23日(月) [地デ] 25:29~25:59 日本テレビ『NOGIBINGO!9』



10月23日付オリコン週間ランキングが発表され、発売第1週に当たる乃木坂46の19枚目シングル「いつかできるから今日できる」は、85.1万枚の1位でした。

18枚目「逃げ水」初動88.0万枚より2.9万枚少なく、さらには17枚目「インフルエンサー」の87.5万枚にも2.4万枚届かなかった。

次の表は歴代シングルの初動推移ですが、前作割れは、9枚目「夏のFree&Easy」、15枚目「裸足でSummer」に次ぐ3作目、そして前々作まで下回ったのは初めてです。

(表1) 乃木坂歴代シングルのオリコンデイリー初日と週間第1週初動の推移

凡例
[シングル番号] 初日 →(積み上げ)→ 初動 前作からの増減 [CD発売日] タイトル

#「初日」「積み上げ」「初動」「前作からの増減」はすべて「万枚」単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「前作からの増減」は、増加した場合、上矢印「↑」、減少した場合、赤色の下矢印「↓」で示している


[01] 初日08.5 →(05.1)→ 初動13.6 [2012/02/22] ぐるぐるカーテン
[02] 初日11.1 →(04.4)→ 初動15.6 前作↑01.9 [2012/05/02] おいでシャンプー
[03] 初日15.0 →(03.7)→ 初動18.7 前作↑03.1 [2012/08/22] 走れ!Bicycle
[04] 初日19.0 →(04.3)→ 初動23.3 前作↑04.6 [2012/12/19] 制服のマネキン
[05] 初日20.4 →(03.8)→ 初動24.2 前作↑00.9 [2013/03/13] 君の名は希望
[06] 初日28.6 →(05.1)→ 初動33.7 前作↑09.5 [2013/07/03] ガールズルール
[07] 初日34.7 →(04.8)→ 初動39.5 前作↑05.8 [2013/11/27] バレッタ
[08] 初日38.7 →(07.1)→ 初動45.8 前作↑06.3 [2014/04/02] 気づいたら片想い
[09] 初日37.5 →(04.7)→ 初動42.2 前作↓03.6 [2014/07/09] 夏のFree&Easy
[10] 初日41.2 →(06.6)→ 初動47.9 前作↑05.7 [2014/10/08] 何度目の青空か?
[11] 初日42.2 →(07.8)→ 初動50.0 前作↑02.2 [2015/03/18] 命は美しい
[12] 初日48.2 →(12.8)→ 初動60.9 前作↑10.9 [2015/07/22] 太陽ノック
[13] 初日53.4 →(09.3)→ 初動62.7 前作↑01.8 [2015/10/28] 今、話したい誰かがいる
[14] 初日59.1 →(15.9)→ 初動75.0 前作↑12.3 [2016/03/23] ハルジオンが咲く頃
[15] 初日60.0 →(12.8)→ 初動72.8 前作↓02.2 [2016/07/27] 裸足でSummer
[16] 初日68.3 →(14.4)→ 初動82.8 前作↑10.0 [2016/11/09] サヨナラの意味
[17] 初日74.3 →(13.2)→ 初動87.5 前作↑04.7 [2017/03/22] インフルエンサー
[18] 初日71.6 →(16.4)→ 初動88.0 前作↑00.5 [2017/08/09] 逃げ水
[19] 初日68.3 →(16.8)→ 初動85.1 前作↓02.9 [2017/10/11] いつかできるから今日できる


「いつかできるから今日できる」は、表題曲をNHK紅白歌合戦でパフォーマンスする可能性もある重要な秋シングルで、3年連続出場へ向け、乃木坂の勢いを示すために、メディアの注目が集まるオリコン初動は、良い数字を出しておきたかった。

また、この曲は映画『あさひなぐ』の主題歌で、MVには映画のシーンが多用され、初回限定盤の特典映像として映画と舞台のメイキングが収録されるなど、19枚目は映画の宣伝シングルと位置付けられている。

映画を広報する側としては、「主題歌シングルが大ヒット!」という文句を使いたい筈で、乃木坂史上初の前作&前々作割れは、いろんな意味で、かなりシビアな結果だと思います。

19枚目発売に際して、初動が前作を下回って構わないと、乃木坂運営が考えるわけはなく、何か予期せぬ事態が発生して、意図せず数字が伸び悩んだと見るのが妥当です。

では、どこが事前のシナリオと違ったのか、現在出ているデータを眺めながら、推察していきます。


19枚目CDセールスに対する見方を大きく左右するのは、個別握手会の3期レーンにおいて、CD1枚あたりの平均割り当て握手時間が、18枚目「逃げ水」から変わったかどうかです。

3期の担当部数は、前作227部から今作311部と84部も増やされ、グループ全体に占める部数の割合は前作24.4%から今作33.8%に上昇し、2期28.0%を越え、1期38.2%に次ぐ勢力になっている。

従って、3期の売り上げをどう見積もるかによって、個別握手会セールスと店頭セールスの数字が大きく変わり、初動前作割れの「意味」が異なってきます。


そして、3期の個別握手会セールスを推測する際、もっとも重要なのが、CD1枚あたりの握手時間、つまり完売1部あたりの売り上げ枚数です。

forTUNE music の公式サイトによると、今回の19枚目個別握手会応募は、第4次受付分が発売日までに発送、第5次分は発売日以降とのこと。

すると、オリコンデイリーが発売前日の火曜に発表する初日売り上げ、通称「フラゲ」分には、第4次応募分までが入り、発売日水曜以降に第5次分が計上される可能性が高い。


3期の握手時間を探るとき、これは結構、ありがたい情報かもしれない(笑)。

(表2) 乃木坂18、19枚目のオリコンデイリー初日火曜の売り上げ分析

凡例
個別 推定売り上げ枚数 [前作からの増減] 算入上限の応募分 : 3期セールス分計算用のCD1枚あたり平均割り当て時間_完売1部あたり売り上げ枚数
店頭 推定売り上げ枚数 [前作からの増減]
===========
初日 オリコンデイリー初日火曜の売り上げ枚数 [前作からの増減]

#「個別」は、個別握手会による売り上げ枚数
#「店頭」は、初回限定盤と特典なし通常盤の売り上げ枚数
# 1期2期セールス分は、CD1枚あたりの平均割り当て時間7.2秒、完売1部あたり750枚で求めている
#「前作からの増減」は、19枚目のみ記載

18枚目
個別 62.2万枚 05次 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 09.5万枚
===========
初日 71.6万枚

19枚目
(A)
個別 51.0万枚 [11.2万枚減] 04次 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 17.3万枚 [7.8万枚増]
===========
初日 68.3万枚 [3.4万枚減]

(B)
個別 53.8万枚 [8.4万枚減] 04次 : 3期(9.0秒_600枚)
店頭 14.5万枚 [5.0万枚増]
===========
初日 68.3万枚 [3.4万枚減]

(C)
個別 58.0万枚 [4.1万枚減] 04次 : 3期(7.2秒_675枚)
店頭 10.2万枚 [0.8万枚増]
===========
初日 68.3万枚 [3.4万枚減]


前作18枚目個別握手会の初日算入は、1次多い、第5次応募分と思われ、完売状況から62.2万枚が流れ込んだと計算されます。

初日売り上げは71.6万枚なので、フラゲにおける店頭セールスは推定9.5万枚。

一方、19枚目個別握手会の初日算入分は、3期握手時間が18枚目と同じ10.8秒であれば、上表A案のように、51.0万枚と計算され、店頭フラゲは17.3万枚と、前作より7.8万枚も多い勘定になる。


何か余程大きな仕掛けでもしない限り、発売前の店頭セールスが、8万近くも一気に上昇するとは考えにくい。

B案のように、3期握手時間を9.0秒に縮めても、店頭フラゲは14.5万枚の前作5.0万枚増と、大きなアップになってしまう。

結局、3期が1期2期と同じ7.2秒で握手するC案において、19枚目の店頭フラゲは前作並みの10.2万枚に落ち着く。

つまり、今回の3期は、握手時間を1期2期レベルに短縮され、完売1部あたりのCD枚数を増やされたと考えると、店頭フラゲ分の前作からの推移が無理なく説明できるわけです。


これは朗報でした(笑)。

初日売り上げが前作3.4万枚ダウンの68.3万枚と判明したときは、かなり厳しいという印象を持ったけど、個別握手会第5次応募分を温存しての68.3万枚は、むしろ十分に前作越えを狙える数字と言えます。

というのも、第5次応募は、まだまだ売り上げ枚数が伸びる時期で、4〜5万枚のプラスは見込める。

また、いざとなれば、金曜午後2時に終了する第6次分を急ピッチで発送して、さらに1〜2万枚くらいは初動に流し込める。


前作18枚目は、第6次が1.1万枚、第7次が0.3万枚で、フラゲ初日から初動への積み上げに利用できる個別握手会セールスは、せいぜい1.4万枚。

一方、19枚目は6〜7万枚のポテンシャルが期待でき、実際、以下のように6.6万枚の余裕があった。

(表3) 乃木坂18、19枚目シングル個別握手会セールスの初日、初動への算入可能枚数

凡例
シングル番号 オリコン初日売り上げ
初日への算入可能分
+発売日か翌日の算入可能分
+金曜以降の算入可能分
====================
初日から初動への積み上げに算入可能な分

18枚目 初日 71.6万枚
62.2万枚 (初日算入 : 5次応募分まで)
+1.1万枚 (発売日算入 : 6次分)
+0.3万枚 (金曜日以降 : 7次分)
====================
+1.4万枚 (初日初動差への算入可能分)

19枚目 初日 68.3万枚 [3.4万枚減]
58.0万枚 (初日算入 : 4次応募分まで)
+4.5万枚 (発売日算入 : 5次分)
+2.1万枚 (金曜日以降 : 6次分)
====================
+6.6万枚 (初日初動差への算入可能分)


初日は前作より3.4万枚低かったけど、発売週に算入可能な個別握手会セールスは、今作の方が5.2万枚上回ってるのだから、店頭セールスの動きが同じなら、初動は前作を越えてくる。

この時点で、楽観的な気分になって(笑)、以下のようなツイートを投稿しました。

forTUNE musicによると、乃木坂19thフラゲには個別4次応募分までしか入らないようで、初日68.3万枚は3期握手時間が1期2期並みに短いと仮定した方が説明し易い。その場合、店頭横ばいでも初動89万枚は見込めて、前作越えが期待可。水曜木曜の大援軍有無が重要な判断材料
7:09 - 2017年10月12日
(アレチボルト@sabakunonezumi)


水曜以降の売り上げに、個別握手会分を18枚目より5万枚ほど多く計上できるのであれば、初日初動差は、前作の16.4万枚から21万枚以上に跳ね上がる筈で、どこかで「大援軍」が出現することになる。

で、今か今かと、ドキドキしながら待っていたんですが(笑)、結局、水曜から日曜のデイリー累計は、前作0.4万枚増に留まり、期待していた個別5万の効果は表れなかった。

(表4) 乃木坂18、19枚目シングルの発売週オリコンデイリー推移

凡例
[シングル番号] 初日 (曜日)デイリー売り上げ {デイリー累計/初日初動差} 初動 (前作からの増減)

# すべて「万枚」単位で、小数点以下1桁目を四捨五入

[18] 初日71.6 (水)07.4 (木)3.6 (金)2.6 (土)1.6 (日)1.1 {+16.4/16.4} 初動88.0
[19] 初日68.3 (水)07.5 (木)3.9 (金)1.9 (土)2.1 (日)1.3 {+16.8/16.8} 初動85.1(↓2.9減)


合理的な説明は一つしか見当たりません。

19枚目の発売週店頭セールスが18枚目から大幅にダウンした、ということです。

(表5) 乃木坂18、19枚目シングルのオリコン初動分析

凡例
個別 推定売り上げ枚数 [前作からの増減] 初動算入の応募次数上限 (3期セールス分計算用のCD1枚あたり平均割り当て時間_完売1部あたり売り上げ枚数)
店頭 推定売り上げ枚数 [前作からの増減]
====================
初動 オリコン第1週の売り上げ枚数 [前作からの増減]

#「個別」は、個別握手会による売り上げ枚数
#「店頭」は、初回限定盤と特典なし通常盤の売り上げ枚数
# 1期2期セールス分は、CD1枚あたりの平均割り当て時間7.2秒、すなわち完売1部あたり750枚で求めている
#「前作からの増減」は、19枚目のみ記載

18枚目
個別 63.6万枚 07次 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 24.4万枚
===========
初動 88.0万枚

19枚目
個別 64.7万枚 [1.1万枚増] 06次 : 3期(7.2秒_750枚)
店頭 20.4万枚 [4.0万枚減]
===========
初動 85.1万枚 [2.9万枚減]


上表の計算では、18、19枚目ともに、発売週に受け付けられる個別握手会応募分も、初動に入ったとみなしています。

18枚目のように、それが7次応募であれば、0.3万枚くらいで、かりに初動に入ったとしても、さほどの影響はなく、初動算入は6次までと区切って良かった。

しかし、19枚目の6次応募は2.1万枚と、かなりの分量あり、しかも前作割れが危惧される厳しい展開だったので、流し込まれた可能性が高く、今回は、特別に発売週応募分を算入しています。


発売第1週における店頭セールスが、前作から4.0万枚も下がったというのは強烈な話ですが、色んなデータを上手く説明できる推察だと思います。

まず、それと符合するかのように、iTunes Store トップソングにおいて、「いつかできるから今日できる」は、過去のランクイン日数記録を、次々と塗り替えています。

(表6) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂46シングル収録曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内にランクインした日数 / 配信日数_50位以内日数; 確認できた最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 配信開始から2017/10/18(水)までのデータを示している

14-11-01-01-00 / 00-00-00 [000] (027日/027_F27; 3位) いつかできるから今日できる
08-02-06-05-02 / 24-28-03 [000] (078日/078_F23; 4位) 逃げ水
09-07-14-13-10 / 49-56-33 [027] (191日/218_F53; 4位) インフルエンサー
07-09-14-18-22 / 53-39-10 [179] (172日/351_F70; 3位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-18-21 [378] (078日/456_F26; 8位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [524] (051日/575_F19; 5位) ハルジオンが咲く頃


TOP10が14日、TOP20の25日は、従来のランクイン日数を大幅に更新する最長記録です。

MVと映画の公開に合わせ、表題曲のみを、従来より2週間早く配信したことが、プラスの効果をもたらした面はあるものの、ここまで大きくランクイン日数が伸びると、何か強力な追い風を考えたくなる。

今まで初回限定盤を買い、収録楽曲をPCに取り込んで聴いていたファンで、19枚目は配信を利用した人が少なからずいたのかもしれません。


18枚目「逃げ水」のオリコン累計にも、店頭セールス伸び悩みの疑いがある。

(表7) 乃木坂17、18枚目シングルのオリコン累計分析

凡例
個別 推定売り上げ枚数 [前作からの増減] 累計算入の応募次数上限 完売部数/総部数 (3期セールス分計算用のCD1枚あたり平均割り当て時間_完売1部あたり売り上げ枚数)
店頭 推定売り上げ枚数 [前作からの増減]
====================
累計 10/23付オリコン週間ランキング時点における累計売り上げ枚数 [前作からの増減]

#「個別」は、個別握手会による売り上げ枚数
#「店頭」は、初回限定盤と特典なし通常盤の売り上げ枚数
# 1期2期セールス分は、CD1枚あたりの平均割り当て時間7.2秒、すなわち完売1部あたり750枚で求めている
#「前作からの増減」は、18枚目のみ記載

17枚目累計「インフルエンサー」
個別 61.1万枚 14次 800/880部 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 41.5万枚
==========
累計 102.6万枚

18枚目累計「逃げ水」
個別 63.9万枚 [2.8万枚増] 15次 889/930部 : 3期(10.8秒_500枚)
店頭 38.7万枚 [2.8万枚減]
==========
累計 102.6万枚 [0.0万枚増]


18枚目「逃げ水」は発売10週目、17枚目「インフルエンサー」は30週目ですが、両者のオリコン累計は102.6万枚で、ほぼ並んでいます。

個別握手会は、今週の木曜金曜に18枚目16次応募があり、17枚目は15次を最後に、もちろん終了しています。

そして、17枚目14次後は880部中800部完売の61.1万枚、18枚目15次後は930部中889部完売の63.9万枚で、個別握手会セールスは「逃げ水」が「インフルエンサー」を間違いなく上回っている筈で、その差は2.8万枚と推定される。


初動における差も2.8万枚だったので、個別握手会分は発売第1週から、18枚目が17枚目をリードしているんですが、ここにきても累計で振り切ることが出来ていない。

つまり、店頭セールスが2.8万枚少ないわけで、19枚目「いつかできるから今日できる」の発売1週目と同じことが起こっている。

全国握手会は、ミニライブがあるだけでなく、個別握手会に不参加だったり、券の取れなかった人気メンバーに会えるチャンスで、両者は補完関係にあるとも言えます。

従って、個別握手会セールスが数字を出しているのに、初回限定盤が主軸の店頭セールスが甚だしく不調というのは、ちょっと考えにくいパターンです。


ところが、18枚目「逃げ水」と19枚目「いつかできるから今日できる」は、個別握手会セールスが前作越えしている一方で、店頭セールスが大幅低下している可能性がある。

CDを買うことに対して、何か強力な逆風が吹き始めているかのようです。

思うに、CDの時代が終わりつつあるんじゃないでしょうか。


話がデッカくなっちゃいますが(笑)、最近は、PCを買い換えると、DVDやBlu-rayを再生する装置が付いていないことが多い。

テレビ用のプレイヤーを持っている人は少なくないと思いますが、音楽CDは、やはりパソコンに取り込んで、iPodなどの小型端末に入れたいところです。

しかし、乃木坂のCDを聴くために、わざわざプレイヤーを買うとなると、私のようなファンでも、二の足を踏む。


何と言っても、音楽を聴くだけなら、iTunes Store などのダウンロードサイトがあり、さらに、定額聴き放題サービスも複数ある。

にも関わらず、薄いCDの板を、細いスリットに挿入し、キコキコとモーター音を鳴らせて、iTunesに音楽を取り込ませる作業を、TypeA、B、C、D、通常盤と無心に繰り返す。

そして、ふと我に返って、もっと便利な方法が幾らでもあるのに「オレは何をやっているんだろう?」と、遠くを見つめてしまう。


乃木坂の店頭CDセールスが、18枚目「逃げ水」、19枚目「いつかできるから今日できる」と2作続けて、強い逆風を受けているのは、ふと我に返って、遠くを見つめる人が、急激に増えたからじゃないでしょうか(笑)。

不思議なことに、今の日本では、音楽CDは簡単に手に入るけど、それを再生するプレイヤーが、手に入らなくなりつつある。

ハードの面では、CDで音楽を配布する時代が終わり、ネット配信が主流になりつつあるのに、ソフトの面では、CDが市場に溢れ返り、AKB48や乃木坂は、その枚数が100万を越えていることを、トップアイドルの証にしている。


しかし、CDプレイヤーの消失が加速する中、CDではなく、ネットから音楽を取り込むファンが増え、乃木坂の19枚目にも、その流れが押し寄せ、好調なダウンロード配信と奮わない店頭CDセールスという状況が発生している。

日本の音楽業界が抱える、ハード面とソフト面の矛盾が、いよいよ解消され始めていて、本格的にCDからネットの時代へ移りつつある。

この推測が正しければ、乃木坂のCDセールスは、20枚目以降、さらに縮小していく可能性があり、それを防ぐため、握手会を増やすなどの策を取るのは、時代錯誤のお手本になってしまう。


もともと、収録されている音楽に人気があるから、CDが100万枚も売れ、それゆえ「ミリオン」が価値を持っていたのに、いつの間にか、とにかくCDを100万枚売れば、音楽とグループに人気があるという本末転倒の理屈がまかり通るようになってしまった。

ほとんど誰も知らない音楽を収めたCDがミリオンどころか、ダブルミリオンに近い売り上げを記録する異常事態が発生しているのに、それが音楽業界の「活況」であり、企業努力の「成果」であるという意見が平然と語られている。

しかし、世界的に見ても、光ケーブルの普及率が極めて高いと言われる日本で、何のために、そこまでCDにこだわっているのか、多くの人が疑問を持つのは当然のことで、2017年後半、CD離れのスピードが、ワンランク上がったとしても、全然不思議ではないでしょう。


AKB48「総選挙」の投票券欲しさに大量のCDを集め、山中に不法投棄して逮捕されたというニュースを聞くと、ますます、CDにこだわることの時代遅れを感じます。

CDは音楽を配布する単なるツールであって、より便利なツールがあり、世界が断固としてそちらに動いているのだから、乃木坂は、新しい時代に対応できる発信方法を率先して開拓するべきで、そうしないと時代に乗り遅れた古いアイドルになってしまう。

19枚目「いつかできるから今日できる」における、店頭CDセールスの減少は、音楽を取り巻く環境が激変していることの反映で、むしろ歓迎すべきことなのだと思います。


ここまでは、店頭セールスを見てきましたが、次は、個別握手会セールスをより詳しく調べていきます。

18枚目「逃げ水」と19枚目「いつかできるから今日できる」の初動算入を、それぞれ7次と6次応募分までとして、以下に期別のセールス比較を載せています。

(表8) 乃木坂18、19枚目シングルの個別握手会第7、8次応募終了時点における1期2期3期のグループ別完売状況

凡例
グループの完売部数/担当部数 (完売率) 推定売り上げ枚数_寄与率 : グループ名 握手会参加人数 (計算に使ったCD1枚あたりの平均割り当て時間_完売1部あたりの売り上げ枚数)

#「推定売り上げ枚数」は、完売1部あたりのCD売り上げ枚数を、1期2期は750枚(= 7.2秒/枚)、3期を500枚(= 10.8秒/枚)としてシミュレーション
#「寄与率」は、全体売り上げ枚数に対する、グループ売り上げ枚数の比を、百分率で示したもの

18枚目個別握手会第7次応募終了時点
388/445部 (0.872) 33.0万枚_51.9% : 1期19人(7.2秒_750枚)
226/258部 (0.876) 19.2万枚_30.2% : 2期11人(7.2秒_750枚)
224/227部 (0.987) 11.3万枚_17.8% : 3期12人(10.8秒_500枚)
==============================
838/930部 (0.901) 63.6万枚_100.0% : 全体42人

19枚目個別握手会第6次応募終了時点
255/351部 (0.726) 24.2万枚_37.5% : 1期16人(7.2秒_750枚)
159/258部 (0.616) 17.6万枚_27.3% : 2期11人(7.2秒_750枚)
252/311部 (0.810) 22.8万枚_35.3% : 3期12人(7.2秒_750枚)
==============================
666/920部 (0.724) 64.7万枚_100.0% : 全体39人

18枚目から19枚目へのグループ別変動
133部減/94部減 08.8万枚減 : 1期3人減
067部減/00部同 01.6万枚減 : 2期0人同
028部増/84部増 11.5万枚増 : 3期0人同
==============================
172部減/10部減 01.1万枚増 : 全体3人減


18枚目から19枚目の初動では、算入された個別握手会セールスが、1期8.8万枚減、2期1.6万枚減と、いずれも売り上げを落としています。

逆に、3期は11.5万枚増で、1期2期の減少分を補い、さらに1.1万枚のお釣りを出す、凄まじい人気を見せている。


次の表は、6次応募終了時点における1期各メンバーのセールス比較です。

(表9) 1期メンバーに関する、個別握手会第6次応募終了時点推定売り上げ枚数の18枚目から19枚目への変動

凡例
19th6次終了時点の完売状況 ← 18th6次終了時点の完売状況 [18thから19thへの変動分] メンバー名

#「完売状況」の各項目は、
完売部数/担当部数(すでに全完売であれば達成次数、そうでなければ完売率) 推定売り上げ枚数
#「変動」の各項目は、
完売部数差(19th-18th)/担当部数差(19th-18th) 推定売り上げ枚数差(19th-18th)
#「推定売り上げ枚数差」は「万枚」単位
# 19枚目「推定売り上げ枚数」が大きいメンバーを上から順に並べている
# 18,、19枚目両方を全日程不参加の白石麻衣、中元日芽香、西野七瀬、松村沙友理は入っていない

30/30部(2次) 2.25万枚 ← 20/20部(4次) 1.50万枚 [10増/10増 0.75増] 生田絵梨花
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 衛藤美彩
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 齋藤飛鳥
30/30部(3次) 2.25万枚 ← 30/30部(5次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 高山一実
30/30部(3次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 井上小百合
30/30部(4次) 2.25万枚 ← 30/30部(6次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 星野みなみ
30/30部(6次) 2.25万枚 ← 27/30部(0.90) 2.25万枚 [03増/00同 0.00増] 樋口日奈
29/30部(0.97) 2.25万枚 ← 28/30部(0.93) 2.25万枚 [01増/00同 0.00増] 斉藤優里
05/30部(0.17) 1.75万枚 ← 16/30部(0.53) 2.17万枚 [11減/00同 0.42減] 中田花奈
06/15部(0.40) 1.00万枚 ← 20/30部(0.67) 2.21万枚 [14減/15減 1.21減] 生駒里奈
00/18部(0.00) 0.92万枚 ← 06/13部(0.46) 0.93万枚 [06減/05増 0.01減] 能條愛未
00/18部(0.00) 0.92万枚 ← 07/12部(0.58) 0.87万枚 [07減/06増 0.04増] 斎藤ちはる
00/12部(0.00) 0.61万枚 ← 01/12部(0.08) 0.78万枚 [01減/00同 0.16減] 川後陽菜
05/05部(3次) 0.38万枚 ← 20/20部(2次) 1.50万枚 [15減/15減 1.13減] 若月佑美
00/07部(0.00) 0.36万枚 ← 00/12部(0.00) 0.75万枚 [00同/05減 0.39減] 川村真洋
00/06部(0.00) 0.31万枚 ← 00/06部(0.00) 0.38万枚 [00同/00同 0.07減] 和田まあや
00/00部(全日程不参加) 0.00万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [30減/30減 2.25減] 秋元真夏
00/00部(全日程不参加) 0.00万枚 ← 25/25部(5次) 1.88万枚 [25減/25減 1.88減] 桜井玲香
00/00部(全日程不参加) 0.00万枚 ← 25/25部(6次) 1.88万枚 [25減/25減 1.88減] 伊藤万理華


19枚目は最初の個別握手会が来年1月21日(日)の愛知「ポートメッセなごや」で、もうわけ分かんないくらい先の話ですが(笑)、それでも、生田絵梨花、衛藤美彩、齋藤飛鳥、高山一実、井上小百合、星野みなみ、樋口日奈、斉藤優里といったメンバーは、18枚目よりも速いペースの売り上げを見せています。

しかし、それ以外のメンバーに目を向けると、伸び悩んでいる人が少なからずいて、厳しいセールスになっている。

個別握手会の開催が来年からという悪条件を、ものともしない人気メンバーと、影響をもろに受けてしまうメンバーに二極分化している感があって、これまで以上に「格差」が広がっている印象を受けます。


2期のセールスも、かなりシビアです。

(表10) 2期メンバーに関する、個別握手会第6次応募終了時点推定売り上げ枚数の18枚目から19枚目への変動

# 表記法は(表9)と同じ
# 19枚目「推定売り上げ枚数」が大きいメンバーを上から順に並べている

30/30部(3次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 堀未央奈
30/30部(4次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 新内眞衣
30/30部(5次) 2.25万枚 ← 30/30部(5次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 寺田蘭世
28/30部(0.93) 2.25万枚 ← 28/30部(0.93) 2.25万枚 [00同/00同 0.00減] 渡辺みり愛
16/30部(0.53) 2.09万枚 ← 25/30部(0.83) 2.24万枚 [09減/00同 0.15減] 山崎怜奈
11/30部(0.37) 1.96万枚 ← 29/30部(0.97) 2.25万枚 [18減/00同 0.29減] 北野日奈子
08/30部(0.27) 1.86万枚 ← 17/30部(0.57) 2.18万枚 [09減/00同 0.32減] 鈴木絢音
03/12部(0.25) 0.74万枚 ← 06/13部(0.46) 0.93万枚 [03減/01減 0.19減] 伊藤純奈
02/12部(0.17) 0.70万枚 ← 05/16部(0.31) 1.11万枚 [03減/04減 0.41減] 伊藤かりん
01/12部(0.08) 0.66万枚 ← 06/13部(0.46) 0.93万枚 [05減/01減 0.27減] 相楽伊織
00/12部(0.00) 0.61万枚 ← 06/06部(6次) 0.45万枚 [06減/06増 0.16増] 佐々木琴子


堀未央奈、新内眞衣、寺田蘭世など、一部のメンバーは順調なセールスを見せていますが、18枚目で人気をアップさせ、次を期待された多くのメンバーが、完売部数を伸ばせず苦しんでいる。

「逃げ水」選抜で3期2人がWセンターに大抜擢される一方、2期は、北野日奈子と寺田蘭世がアンダーかつ新規ゼロで、4枠中2枠が削られたものの、個別握手会は好調を維持するメンバーが多かった。

しかし、19th選抜に新たに抜擢されたのが北野日奈子1人で、寺田蘭世の復活はなく、渡辺みり愛、山崎怜奈、鈴木絢音の初選抜もなかった。


2期の選抜入りが予想以上に少なかったため、乃木坂運営が、3期プロモーションに重点を置いている雰囲気が濃厚に漂い、その結果、17、18枚目で上昇気流に乗っていた感のある複数の有望株メンバーが、19枚目で握手会人気の伸び悩みに直面している。

7枚目「バレッタ」で堀未央奈がセンターに大抜擢された後、1期2期で握手会人気の「格差」が徐々に広がり、それでも8枚目「気づいたら片想い」は何とか持ち堪えたものの、9枚目「夏のFree&Easy」で全体セールスの低下として顕在化し、乃木坂初の前作割れを起こしたのと、よく似た構図です。

堀ちゃん以外のメンバーが、あれから人気を回復させるのに、随分と時間が掛かったけど、今回のダメージから立ち直るのに、何シングルくらい必要なのか、見当が付きません。

当時よりも知名度は高くなっているので、回復は早いと思いますが、今後も2期の選抜入りが先延ばしされると、厳しい展開になるかもしれない。


最後に3期です。

(表11) 3期メンバーに関する、個別握手会第6次応募終了時点推定売り上げ枚数の18枚目から19枚目への変動

# 表記法は(表9)と同じ
# 19枚目「推定売り上げ枚数」が大きいメンバーを上から順に並べている

30/30部(2次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 梅澤美波
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 久保史緒里
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 山下美月
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 与田祐希
30/30部(3次) 2.25万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 1.05増] 大園桃子
28/30部(0.93) 2.25万枚 ← 18/18部(6次) 0.90万枚 [10増/12増 1.35増] 岩本蓮加
28/28部(3次) 2.10万枚 ← 18/18部(4次) 0.90万枚 [10増/10増 1.20増] 伊藤理々杏
17/25部(0.68) 1.84万枚 ← 18/18部(6次) 0.90万枚 [01減/07増 0.94増] 阪口珠美
09/24部(0.38) 1.67万枚 ← 14/17部(0.82) 0.85万枚 [05減/07増 0.82増] 向井葉月
12/18部(0.67) 1.32万枚 ← 12/12部(6次) 0.60万枚 [00同/06増 0.72増] 佐藤楓
05/18部(0.28) 1.22万枚 ← 10/12部(0.83) 0.60万枚 [05減/06増 0.62増] 中村麗乃
03/18部(0.17) 1.17万枚 ← 08/12部(0.67) 0.60万枚 [05減/06増 0.57増] 吉田綾乃クリスティー


梅澤美波、久保史緒里、山下美月、与田祐希、大園桃子は、前作より担当部数が増えているのに、それをものともせず、より少ない次数で全完売を達成していて、強力な握手会人気を見せています。

ただ、担当部数の増加に苦もなく付いていくメンバーがいる一方、同次数における完売率を落としているメンバーもいて、3期にも「格差」の兆候が見えつつある。

20枚目、21枚目と進んで、3期の選抜常連メンバーが明らかになってくると、「格差」が一層広がる危険があります。


19枚目「いつかできるから今日できる」の個別握手会セールスは、1期2期の低落分を、握手時間を短縮された3期が補い、結局、初動算入分としては、前作を少し上回っていた可能性があります。

そうなると、店頭セールスが伸びなくとも、横ばいであれば、前作割れは回避できる。

こういった状況から、運営は、秋元真夏の「全日程不参加」を決めたのかもしれない。


しかし、店頭セールスが横ばいどころか、大幅ダウンを喫してしまった。

もし、その危険を予測していたら、真夏さんだけでなく、まいやん、ななせまる、さゆりんを、限定的に個別握手会に投入した気がします。

映画『あさひなぐ』の主題歌で、紅白を睨んだ秋曲なので、どう考えても、初動の前作割れは、絶対に防ぎたい。

にも関わらず、前作どころか、前々作をも下回る数字が出てしまった。

乃木坂19枚目のCDセールス低下は、CD時代の終焉を告げる、歴史の分岐点なんでしょうか。


// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

10/10付オリコンデイリーが発表され、乃木坂46「いつかできるから今日できる」初日売上は68.3万枚。前作初動88.0万には水〜日で19.7万の積上が必要。これは過去最大16.4万を越え、相当厳しいスタート。過去5作からの初動予測は最大84.6万、最小81.8万、平均82.8万
19:23 - 2017年10月11日

乃木坂46「いつかできるから今日できる」オリコンデイリー2日目水曜は1位7.5万枚の累計75.8万。18th初動88.0万まであと12.2万で、前作越えには木曜〜日曜に1日平均3万以上の積上が必要。4〜5万見込める個別握手会5次応募分が大きく数字を押し上げると流れが変わる可能性も
20:01 - 2017年10月12日

乃木坂46の19枚目「いつかできるから今日できる」オリコンデイリー3日目木曜は1位3.9万枚。現累計は79.8万で、18枚目初動88.0万まであと8.3万。初日3.4万減の水曜木曜0.4万増で3.0万足りず、前作越えは依然厳しい。個別握手会6次応募分の算入が鍵になるかもしれない
19:42 - 2017年10月13日

MステSPの乃木坂46「いつかできるから今日できる」は、再度の生歌リレー。低音が厳しいも、音程は前回より意識が見えた。ただ、歌に勢いがなく表情が乏しい。堀ちゃんは、もっと力強くぶっこんで欲しい笑。スポ根映画の主題歌なので、攻めの気持ちは重要かと。ダンスはMフェアより揃っている印象
21:33 - 2017年10月13日

「バズリズム02」でセンターに入った伊藤万理華のダンスに泣けてきた。フリの一つ一つが意味を持ち始め、薙刀の躍動感がよく伝わる。その結果、他メンバーの踊りも生き生きと輝き、最高のステージだった。なぜもまりっかを前列起用しなかった?衛藤美彩の歌と合わせれば、大ヒットの可能性があった
2:07 - 2017年10月14日

乃木坂46「いつかできるから今日できる」オリコンデイリー4日目金曜は1位1.9万枚。現累計は81.6万で、前作初動88.0万まであと6.4万。水〜金の積上が前作から0.3万低く金曜累計は3.7万減。前作越えは、より厳しくなっていて、個別握手会6次応募分の土日算入が頼みの綱か
19:49 - 2017年10月14日

乃木坂46「いつかできるから今日できる」オリコンデイリー5日目は1位2.1万枚。土曜としては大きな積上で、個別握手会6次応募分が入った可能性も。ただ現累計83.7万で、前作初動88.0万に届くには、6日目日曜に4.3万以上必要。過去最高は12th8.0万、次いで16th3.1万
19:34 - 2017年10月15日

乃木坂19枚目CD初期セールス苦戦の背景に握手会の供給過多。人気メンバー複数欠席も、伸び盛り3期84部増の総部数10減で、前作越えは十分狙える設定。しかし、前作分未消化、外仕事増加で、開催日程の先送りが顕著。AKB48と同じ構図。メンバーの疲弊を見ても、年間特典量を減らすべき
21:51 - 2017年10月15日

乃木坂46の19枚目「いつかできるから今日できる」オリコン6日目日曜は1位1.3万枚。デイリー累計は85.0万で、18枚目初動88.0万より3.0万低く、17枚目初動87.5万にも2.4万足りない。ここから初動への積み上げは多くて数千枚なので、前作&前々作割れが濃厚な情勢
19:27 - 2017年10月16日

2014年『プリンシパルtrois』北野日奈子は17日間22公演全部に参加し、希望役選出は1回だけだった。それでも彼女は劇場に通い続け二幕挑戦を止めなかった。連日欠席告知のアンダーライブ、きいちゃんは当時と同じように戦っているのかもしれない。もう一度、あの素晴らしい笑顔が見たい
2:44 - 2017年10月18日


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乃木坂19枚目「いつかできるから今日できる」オリコン初日は68.3万枚、2作連続の下方スタート [11Oct17#2]

2017-10-11 20:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

10月11日(水) [CD] 乃木坂46 19thシングル「いつかできるから今日できる」 リリース

10月13日(金) [地デ] 24:59〜25:59 日本テレビ系『バズリズム02』に、乃木坂が出演

10月14日(土) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@大分・佐伯文化会館 (昼公演13:00&夜公演18:00)
10月14日(土) [地デ] 24:58〜 TBS『COUNT DOWN TV』の「ゲストライブ」に乃木坂が出演、「いつかできるから今日できる」を披露

10月15日(日) [舞台] 3期生公演『見殺し姫』in AiiA 2.5 Theater Tokyo 千秋楽
10月15日(日) [イベント] 『伊藤万理華の脳内博覧会』in GALLERY X BY PARCO 最終日[18:00閉場]

10月16日(月) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@福岡国際センター (18:30開演)
10月17日(火) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@福岡国際センター (18:30開演)
10月18日(水) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@福岡国際センター (18:30開演)
10月19日(木) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@鹿児島市民文化ホール (18:30開演)
10月20日(金) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@宮崎市民文化ホール (18:30開演)




先ほど、2017/10/10付オリコンデイリーランキングが発表され、乃木坂46の19枚目シングル「いつかできるから今日できる」のいわゆる「フラゲ日」、オリコン初日は、68.3万枚の1位でした。

次の表は、これまでの各シングルについて、初日と初動の差を示したものです。

(表1) 乃木坂歴代シングルのオリコン初動の初日との差、及び前作からの増加分

凡例
[シングル番号] 初日売り上げ枚数 →(初動と初日の枚数差)→ 初動売り上げ枚数 {今作初動と前作初動の枚数差} [CD発売日] タイトル

#「売り上げ枚数」と「枚数差」は「万枚」単位
#「今作初動と前作初動の枚数差」は、前作越えなら「+」、前作割れは「-」を、変動絶対値の前に付けている

[01] 初日08.5 →(05.1)→ 初動13.6 [2012/02/22] ぐるぐるカーテン
[02] 初日11.1 →(04.4)→ 初動15.6 {前作 +01.9} [2012/05/02] おいでシャンプー
[03] 初日15.0 →(03.7)→ 初動18.7 {前作 +03.1} [2012/08/22] 走れ!Bicycle
[04] 初日19.0 →(04.3)→ 初動23.3 {前作 +04.6} [2012/12/19] 制服のマネキン
[05] 初日20.4 →(03.8)→ 初動24.2 {前作 +00.9} [2013/03/13] 君の名は希望
[06] 初日28.6 →(05.1)→ 初動33.7 {前作 +09.5} [2013/07/03] ガールズルール
[07] 初日34.7 →(04.8)→ 初動39.5 {前作 +05.8} [2013/11/27] バレッタ
[08] 初日38.7 →(07.1)→ 初動45.8 {前作 +06.3} [2014/04/02] 気づいたら片想い
[09] 初日37.5 →(04.7)→ 初動42.2 {前作 -03.6} [2014/07/09] 夏のFree&Easy
[10] 初日41.2 →(06.6)→ 初動47.9 {前作 +05.7} [2014/10/08] 何度目の青空か?
[11] 初日42.2 →(07.8)→ 初動50.0 {前作 +02.2} [2015/03/18] 命は美しい
[12] 初日48.2 →(12.8)→ 初動60.9 {前作 +10.9} [2015/07/22] 太陽ノック
[13] 初日53.4 →(09.3)→ 初動62.7 {前作 +01.8} [2015/10/28] 今、話したい誰かがいる
[14] 初日59.1 →(15.9)→ 初動75.0 {前作 +12.3} [2016/03/23] ハルジオンが咲く頃
[15] 初日60.0 →(12.8)→ 初動72.8 {前作 -02.2} [2016/07/27] 裸足でSummer
[16] 初日68.3 →(14.4)→ 初動82.8 {前作 +10.0} [2016/11/09] サヨナラの意味
[17] 初日74.3 →(13.2)→ 初動87.5 {前作 +04.7} [2017/03/22] インフルエンサー
[18] 初日71.6 →(16.4)→ 初動88.0 {前作 +00.5} [2017/08/09] 逃げ水


14枚目「ハルジオンが咲く頃」以降、初日から初動への積み上げは12.8〜16.4万枚の範囲に収まり、比較的安定した数字が出ています。

そして、14〜18枚目過去5シングルの初日初動差で、最大は「逃げ水」16.4万枚、最小は「裸足でSummer」12.8万枚、平均は14.5万枚。

これらの数字を使って、19枚目「いつかできるから今日できる」のオリコン初動を予測すると、以下のようになります。

(表2) オリコン初日と過去の積み上げ枚数からの19枚目初動シミュレーション

凡例
予想レベル [シングル番号] 初日売り上げ枚数 →(仮定した初動と初日の枚数差)→ 初動売り上げ枚数 {今作初動と前作初動の枚数差} [CD発売日] タイトル

最大 [19] 初日68.3 →(16.4)→ 初動84.6 {前作-03.4} [2017/10/11] いつかできるから今日できる
平均 [19] 初日68.3 →(14.5)→ 初動82.8 {前作-05.2} [2017/10/11] いつかできるから今日できる
最小 [19] 初日68.3 →(12.8)→ 初動81.1 {前作-06.9} [2017/10/11] いつかできるから今日できる


前回記事で述べたように、19枚目個別握手会の完売状況は、18枚目「逃げ水」と比べ、あまり芳しくないので、今作の初動が、前作の88.0万枚に届くかどうかが、CDセールスを巡る一つの焦点です。

上表の予想は、19枚目初動が、81.1〜84.6万枚の範囲に入り、82.8万枚あたりの可能性が高いというもので、現時点では、前作初動に到達するのは、かなり厳しいという見通しになります。

一応、12枚目「太陽ノック」から18枚目「逃げ水」までの、発売第1週の曜日別デイリー推移を載せておきます。

(表3) オリコン初日初動差と曜日ごとのデイリー推移

凡例
[シングル番号] オリコン初日 → 初動 {+初日初動の差 / 発売第1週水曜から日曜までのデイリー売り上げ累計 : 前作からの伸び} 曜日ごとのデイリー売り上げ

[12] 48.2→60.9 {+12.8/12.3 : 前作 +10.9} (水)1.6 (木)1.3 (金)0.7 (土)0.7 (日)8.0
[13] 53.4→62.7 {+09.3/09.0 : 前作 +01.8} (水)3.9 (木)2.0 (金)1.3 (土)0.8 (日)1.0
[14] 59.1→75.0 {+15.9/15.8 : 前作 +12.3} (水)11.4 (木)1.7 (金)1.1 (土)0.9 (日)0.8
[15] 60.0→72.8 {+12.8/12.8 : 前作 -02.2} (水)6.2 (木)1.9 (金)1.2 (土)0.9 (日)2.5
[16] 68.3→82.8 {+14.4/14.4 : 前作 +10.0} (水)5.3 (木)2.5 (金)2.1 (土)1.4 (日)3.1
[17] 74.3→87.5 {+13.2/13.1 : 前作 +04.7} (水)6.1 (木)2.2 (金)2.1 (土)1.5 (日)1.2
[18] 71.6→88.0 {+16.4/16.4 : 前作 +00.5} (水)7.4 (木)3.6 (金)2.6 (土)1.6 (日)1.1
[19] 68.3→68.3 {+00.0/00.0 : 前作 -19.7} (水)0.0 (木)0.0 (金)0.0 (土)0.0 (日)0.0


19枚目初日68.3万枚を、前作初動の88.0万枚まで引き上げるには、明日水曜から日曜までの5日間で、19.7万枚を積み上げる必要があります。

初日から初動への積み上げは、(表1)のように、18枚目「逃げ水」の16.4万枚が歴代最大で、今作がそれを上回り、新記録を樹立できるかどうかに、前作越えが掛かっています。

初日初動の差は、11枚目「命は美しい」の7.8万枚から、12枚目「太陽ノック」12.8万枚へと、いきなり5万枚もアップすることがあり、19枚目「いつかできるから今日できる」が前作割れを回避する可能性は残っていると思います。


11thから12thへの急上昇は、セブンイレブンでしか購入できない限定盤を4万枚ほど出したことが原因という話もありますが、日曜まで進まないと、何が起きるか分かりません。

例えば、前作を下回りそうであれば、今週木曜金曜に行われる個別握手会第6次応募のセールス分を、土曜日曜に急ピッチで流し込むこともあり得る。

今回は、まだ受付次数が若く、握手会セールスを大きく伸ばす余地があるかもしれず、こういった終盤の「大援軍」も決して絵空事とは言えないので、とにかく見守るしかありません。


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伊藤万理華が紡いだ輝ける乃木坂アンダーの物語、19枚目握手会人気に深刻な「格差」発生の懸念 [11Oct17]

2017-10-11 02:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

10月11日(水) [CD] 乃木坂46 19thシングル「いつかできるから今日できる」 リリース

10月13日(金) [地デ] 24:59〜25:59 日本テレビ系『バズリズム02』に、乃木坂が出演

10月14日(土) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@大分・佐伯文化会館 (昼公演13:00&夜公演18:00)
10月14日(土) [地デ] 24:58〜 TBS『COUNT DOWN TV』の「ゲストライブ」に乃木坂が出演、「いつかできるから今日できる」を披露

10月15日(日) [舞台] 3期生公演『見殺し姫』in AiiA 2.5 Theater Tokyo 千秋楽
10月15日(日) [イベント] 『伊藤万理華の脳内博覧会』in GALLERY X BY PARCO 最終日[18:00閉場]

10月16日(月) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@福岡国際センター (18:30開演)
10月17日(火) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@福岡国際センター (18:30開演)
10月18日(水) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@福岡国際センター (18:30開演)
10月19日(木) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@鹿児島市民文化ホール (18:30開演)
10月20日(金) [LIVE] アンダーライブ全国ツアー2017 ~九州シリーズ~@宮崎市民文化ホール (18:30開演)



ツイッターを眺めていて、メンバーの公式ブログが、数分前に更新されたことに気づき、ふと目を通して、

私、伊藤万理華はこの個展を機に
乃木坂46を卒業することに決めました。

・・・・・・・・・・

乃木坂46としての活動は年内で終わります。
残り少なく感じますが、
メンバーとしてめいっぱい楽しみます!

どうか最後まで
応援よろしくお願い致します。

(伊藤万理華の2017/10/02_21:00ブログ)


との文章を読んでしまって以来、どうにも乃木坂に対するテンションが落ち気味です。


若月佑美、新内眞衣、堀未央奈、松村沙友理と4人のソロ写真集発売が決まり、19枚目シングル「いつかできるから今日できる」のCDリリースが迫り、東京ドーム2Daysも来月に近づいている。

乃木坂の勢いはかつてないほど加速している筈なんだけど、まりっかが年内いっぱいで、グループを去っていく現実が、重くのしかかってきて、個人的に、今ひとつ気分が盛り上がってきません。


中元日芽香と伊藤万理華だけでなく、長年一緒にやってきた他のメンバーが、1人あるいは2人、3人と、これから「卒業」を表明するんじゃないかという暗い疑念は、完全に払拭できない心に刺さった棘だけど、それ以上に、まりっかという存在が、乃木坂からいなくなることの果てしない喪失感が、ずしりと堪える。

メンバーが「卒業」する度に、寂しさを味わってきたけど、「なんとか思い直して、もう少し乃木坂に残ってくれないかな」と、ここまで痛切に感じたのは初めてです。

今、まりっかを失うことは、乃木坂にとって、取り返しがつかないほど、大きなマイナスをもたらす気がして、本人の決断を笑顔で受け入れる、心の余裕がなかなか持てません。


伊藤万理華は、8枚目「気づいたら片想い」で、3作連続の選抜入りを逃したとき、8thメンバー発表の数日後、

アンダーに対しての概念
ぶっ壊してやる

(伊藤万理華の2014/01/30_23:48ブログ)

とブログで宣言。

星野みなみと齋藤飛鳥を両脇に従えた、アンダーフロントのセンターとして「生まれたままで」をパフォーマンスし、ダンスを含めた身体表現が魅力的なMVとステージを披露。

9枚目「夏のFree&Easy」は、連続でアンダーセンターとなり、「ここにいる理由」において、前作の流れを受け継ぐ、軽快でリズミカルなフォーメーションダンスを仕上げ、今でも、乃木坂ライブで人気の高いステージになっている。

10枚目「何度目の青空か?」のアンダー曲「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」MVでは、センター井上小百合を友人役として、才能がありながら舞台に立てず、裏方に回る女子高劇団部員の葛藤を印象的に演じ、乃木坂ドラマ系MVの最高傑作とも言われる映像作品を誕生させています。

伊藤万理華は、11枚目「命は美しい」から選抜入りし、その後、アンダーになったのは、15枚目「裸足でSummer」だけですが、まりっかの打ち立てた「アンダー曲MVは面白い」という流れは、その後も続き、12枚目「太陽ノック」での堀未央奈「別れ際もっと好きになる」、13枚目「今、話したい誰かがいる」の中元日芽香&堀未央奈「嫉妬の権利」と、優れたドラマ系MVを生み出していきます。


また、8枚目「気づいたら片想い」から始まったアンダーライブで、伊藤万理華は魅力的なパフォーマーとしてだけでなく、若い1期2期メンバーのダンスレベルを引っ張り上げる、類まれな指導者としての役割も果たしている。

星野みなみは、8th選抜のフロントとして、まりっかと共に過ごしたことで、「反抗期」を脱したと話していて(笑)、周りのメンバーをスキル面、メンタル面で成長させる、極めて優秀な「先生」だったようです。

伊藤万理華が8〜10枚目の期間、アンダーにいたからこそ、アンダーライブが軌道に乗ったと言っても、過言ではないと思う。


当時、まだダンスがダメダメだった北野日奈子を、伊藤万理華と川村真洋が、二人掛かりで寄ってたかって教えていたという話を聞いたとき、このグループは、将来、絶対に人気が出ると確信しました。

チーム全体をレベルアップするため、1期2期の枠を越えて、スキルのあるメンバーが、初心者メンバーを指導するのは理想的な関係で、こういった絆こそがチームを魅力的にし、飛躍させていく原動力になる。

実際、伊藤万理華がアンダーに入った8枚目から、堀未央奈最後のアンダーである13枚目までは、まさに乃木坂アンダーの「黄金期」で、その雰囲気を経験した数々のメンバーが、14枚目「ハルジオンが咲く頃」以降、選抜に入って活躍するようになった。

まりっかは、アンダーを強力にレベルアップすることで、乃木坂の底上げを実現したわけで、アンダーに対する概念を本当に壊し、ついでに1期と2期の壁も壊してしまった(笑)。


「ナイフ」「まりっか’17」「伊藤まりかっと。」など、個人PVにおける伊藤万理華の素晴らしさは、多くの人が認めるところで、まりっかの優れた作品群がなければ、乃木坂が、ここまで長期に渡って、お金と時間の掛かる個人PVという手法を続けたかどうかは分からない。

そもそも、柳沢翔監督による「ナイフ」は「ぐるぐるカーテン」に収録された作品で、デビューシングルからいきなり傑作をぶっ込んできたわけで、栴檀は双葉より芳しというか(笑)、初めから溢れてたんだと思う、何かが。

主演映画『アイズ』はYahoo!映画の評価点ランキングで上位に入って話題を呼び、主人公の妹役で出演した動画『GRAVITY CAT 重力的眩暈子猫編』は数々の世界的広告賞を獲得、映画『あさひなぐ』では、野上えり役の演技を原作者こざき亜衣氏が絶賛と、個人PVのみならず、まりっかの映像作品は、百発百中の感さえあるほど、充実しています。


伊藤万理華が乃木坂を去るということは、グループが、素晴らしい女優を失い、稀代のダンサーを失い、優秀な教師を失い、そして魅力的なパフォーマンスを一途に目指すスピリッツの一つを失うことを意味しています。

3期の選抜アンダーへの合流戦略が定まらず、序列主義と大抜擢を繰り返す中で、9枚目「夏のFree&Easy」以来の大きな人気格差が出来つつある今、アンダーと選抜、1期と2期の壁を壊したまりっかには、もう少し乃木坂にいて欲しかった。

「卒業」は重い決断なので、その後の活動を含め、心から応援しているけど、失うもののあまりの大きさには、呆然とせざるを得ないものがあります。



19枚目「いつかできるから今日できる」がリリースされる10月11日水曜夜から、さっそくオリコンデイリーの売り上げ枚数が発表されるので、初動はどの程度行きそうか、ざっくり予想しておきます。

最近の乃木坂は、トップメンバーを個別握手会に参加させず、外仕事に専念させるなど、CDセールスに関しては、出来うる限り数字を伸ばすというより、調整的な発想で臨んでいるので、オリコンが上がろうが下がろうが、従来ほどの意味はなくなっています。

また、少数ファンの複数枚買いで支えられている数字は、ヒット指標としての価値が乏しいという認識が広まっているようで、テレビの音楽番組でも、Billboard JAPAN Hot100のような「総合ランキング」を導入するケースが目立っています。


ただ、メンバーごとの握手会セールスは、乃木坂の人気動向を知る上で、貴重な情報を提供してくれるので、やはり、一度は見ておいた方がいい。

19枚目個別握手会は、先週木曜金曜に第5次応募が受け付けられ、第4次応募までの完売状況が判明しています。

オリコン初動に流し込むのは、第5次応募分までですが、それは発売翌日の今週木曜にならないと分からないので、とりあえず、第4次応募分について、前作「逃げ水」と比較してみます。

(表1) 乃木坂18、19枚目シングルの個別握手会第4次応募終了時点における1期2期3期のグループ別完売状況

凡例
グループの完売部数/担当部数 (完売率) 推定売り上げ枚数_寄与率 : グループ名 握手会参加人数 (計算に使ったCD1枚あたりの平均割り当て時間_完売1部あたりの売り上げ枚数)

#「推定売り上げ枚数」は、完売1部あたりのCD売り上げ枚数を、1期2期は750枚(= 7.2秒/枚)、3期を500枚(= 10.8秒/枚)としてシミュレーション
#「寄与率」は、全体売り上げ枚数に対する、グループ売り上げ枚数の比を、百分率で示したもの

18枚目個別握手会第4次応募終了時点「逃げ水」
309/445部 (0.694) 30.9万枚_51.7% : 1期19人(7.2秒_750枚)
154/258部 (0.597) 17.7万枚_29.6% : 2期11人(7.2秒_750枚)
191/227部 (0.841) 11.2万枚_18.7% : 3期12人(10.8秒_500枚)
==============================
654/930部 (0.703) 59.9万枚_100.0% : 全体42人

19枚目個別握手会第4次応募終了時点「いつかできるから今日できる」
224/351部 (0.638) 22.4万枚_44.0% : 1期16人(7.2秒_750枚)
102/258部 (0.395) 14.4万枚_28.2% : 2期11人(7.2秒_750枚)
207/311部 (0.666) 14.1万枚_27.7% : 3期12人(10.8秒_500枚)
==============================
533/920部 (0.579) 51.0万枚_100.0% : 全体39人

18枚目から19枚目へのグループ別変動
85部減/94部減 8.5万枚減 : 1期3人減
52部減/00部同 3.3万枚減 : 2期0人同
16部増/84部増 2.9万枚増 : 3期0人同
==============================
121部減/10部減 8.9万枚減 : 全体3人減


19枚目個別握手会は、4次終了時点で920部中533部完売、前作18枚目の同時期は、930部中654部なので、総部数10部減に対して、完売は121部も減少しています。

完売1部あたりのCD枚数に変化がないとして計算すると、推定8.9万枚の減少となり、ん〜、正直、厳しい数字です。


3期の握手時間が短く、完売1部の設定枚数が「逃げ水」より多くなっているケースは、後で考えるとして、まず、期別の増減を調べると、1期は、白石麻衣、西野七瀬、松村沙友理と「卒業」する中元日芽香が引き続き「全日程不参加」である上に、秋元真夏、伊藤万理華、桜井玲香の3人も、新たに「全欠席」。

担当部数として前作から80部の減少ですが、それをそのまま反映する形で、上表のように、1期のグループ担当部数は94部減となり、完売数も85部減少している。

欠席するメンバーの抜けた穴を埋める余裕が、他の1期メンバーになかった格好です。


18枚目「逃げ水」でも、同じように、複数の1期トップメンバーが全欠席して、1期に限れば大きなマイナスを計上したものの、2期と3期の増加分で、お釣りがくるほど補ったため、前作越えに辿り着くことが出来た。

しかし、19枚目「いつかできるから今日できる」は、実は、2期が苦しい。

参加メンバーは同じ11人ですが、前作が258部中154部完売に対して、今作は258部中102部完売と、グループ担当部数据え置きも、完売52部減で推定3.3万枚の売り上げダウン。

1期の8.5万枚減と併せると、12万枚近くまで、前作からのマイナスが膨れ上がっています。


一方、3期人気は健在のようで、前作227部中191部完売が、今作は311部中207部で、グループ担当部数が84部も増えたのに、16部の完売数増を叩き出しており、2.9万枚アップと推定されます。

しかし、如何せん、1期と2期の下落分が12万枚に迫るレベルなので、3期が2.9万枚増でも、個別握手会セールス全体では8.9万減となってしまいます。

店頭セールスを8.9万枚アップするのは、とてつもなく大変で、3期のCD1枚あたり握手時間を、これまでの10.8秒より少なく見積もらない限り、19枚目CDセールスが前作を割り込む確率は、非常に大きい。


オリコン初動を予想するには、3期の握手時間だけでなく、4次終了の完売状況から、5次のそれを推測することが必要ですが、その前に、1期2期減少、3期増加というグループ別のセールス変動がなぜ発生したのか、個々メンバーの売り上げを調べてみました。

(表2) 1期メンバーに関する、19枚目個別握手会第4次応募終了時での、推定売り上げ枚数の前作からの変動

凡例
19th4次終了時点の完売状況 ← 18th4次終了時点の完売状況 [18thから19thへの変動分] メンバー名

#「完売状況」の各項目は、
完売部数/担当部数(すでに全完売であれば達成次数、そうでなければ完売率) 推定売り上げ枚数
#「変動」の各項目は、
完売部数差(19th-18th)/担当部数差(19th-18th) 推定売り上げ枚数差(19th-18th)
#「推定売り上げ枚数差」は「万枚」単位
#「推定売り上げ枚数差」の増分が大きいメンバーを上から順に並べている
# 18,、19枚目両方を全日程不参加であるメンバーは入っていない

30/30部(2次) 2.25万枚 ← 20/20部(4次) 1.50万枚 [10増/10増 0.75増] 生田絵梨花
30/30部(4次) 2.25万枚 ← 25/30部(0.83) 2.23万枚 [05増/00同 0.02増] 星野みなみ
30/30部(3次) 2.25万枚 ← 29/30部(0.97) 2.25万枚 [01増/00同 0.00増] 高山一実
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 衛藤美彩
30/30部(2次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 齋藤飛鳥
30/30部(3次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 井上小百合
00/18部(0.00) 0.72万枚 ← 03/12部(0.25) 0.73万枚 [03減/06増 0.00減] 斎藤ちはる
20/30部(0.67) 2.13万枚 ← 19/30部(0.63) 2.15万枚 [01増/00同 0.01減] 斉藤優里
00/06部(0.00) 0.24万枚 ← 00/06部(0.00) 0.30万枚 [00同/00同 0.06減] 和田まあや
17/30部(0.57) 2.05万枚 ← 18/30部(0.60) 2.13万枚 [01減/00同 0.07減] 樋口日奈
00/18部(0.00) 0.72万枚 ← 04/13部(0.31) 0.82万枚 [04減/05増 0.09減] 能條愛未
00/12部(0.00) 0.48万枚 ← 00/12部(0.00) 0.59万枚 [00同/00同 0.11減] 川後陽菜
00/07部(0.00) 0.28万枚 ← 00/12部(0.00) 0.59万枚 [00同/05減 0.31減] 川村真洋
00/30部(0.00) 1.20万枚 ← 05/30部(0.17) 1.72万枚 [05減/00同 0.51減] 中田花奈
02/15部(0.13) 0.73万枚 ← 06/30部(0.20) 1.76万枚 [04減/15減 1.03減] 生駒里奈
05/05部(3次) 0.38万枚 ← 20/20部(2次) 1.50万枚 [15減/15減 1.13減] 若月佑美
00/00部(全日程不参加) 0.00万枚 ← 17/25部(0.68) 1.81万枚 [17減/25減 1.81減] 伊藤万理華
00/00部(全日程不参加) 0.00万枚 ← 23/25部(0.92) 1.87万枚 [23減/25減 1.87減] 桜井玲香
00/00部(全日程不参加) 0.00万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [30減/30減 2.25減] 秋元真夏


伊藤万理華、桜井玲香、秋元真夏に期待できる各30部が消え、舞台『スマートモテリーマン講座』に出演する若月佑美が15部、最近バラエティ番組でロケの多い生駒里奈も15部と、担当部数を調整されています。

衛藤美彩と齋藤飛鳥が、30部前作4次完売を、今作は2次で売り切り、星野みなみ、高山一実、井上小百合も、完売スピードを上げていて、選抜常連メンバーの握手会人気は、変わりなく維持されている印象です。

「逃げ水」個別握手会の応募では、「夢メッセみやぎ」会場分が、3次からの受付開始だったため、どんなに人気のあるメンバーでも、30部全完売は3次以降になって、明らかに数字的なハンデがある。

従って、1次応募から6会場分すべてを受け付けてる「いつかできるから今日できる」個別握手会では、同じ人気が続いていれば、全完売の次数はやや少なくなる筈で、上記のメンバーは、確かに、その通りになっています。


しかし、それ以外に目を向けると、担当部数を据え置いた、あるいは減らしたのに、完売部数が増えていないメンバーが何人もいる一方、担当部数の増加をものともせず、完売部数をアップしているメンバーはほとんど見当たらず、なかなか厳しいセールスになっている。

選抜常連メンバーの人気は変わらないものの、セールスを急速に伸ばすメンバーが出て来ないという印象を受けます。

ところで、斉藤優里が前作30部中19部から、今作30部中20部に完売部数を伸ばしたのに、推定売り上げ枚数が0.01万枚減であるのは、乃木坂全体の完売率が低いため、非完売部でのセールスを、今作では前作よりシビアに見積もっているためで、単なるプログラム上の帰結に過ぎません。


次は2期ですが、以下のように、寺田蘭世、堀未央奈、新内眞衣の3人以外は、ほとんどのメンバーが、前作から売り上げ枚数を落としているように見えます。

(表3) 2期メンバーに関する、19枚目個別握手会第4次応募終了時での、推定売り上げ枚数の前作からの変動

# 表記法は(表2)と同じ
#「推定売り上げ枚数差」の増分が大きいメンバーを上から順に並べている

00/12部(0.00) 0.48万枚 ← 03/06部(0.50) 0.41万枚 [03減/06増 0.07増] 佐々木琴子
28/30部(0.93) 2.25万枚 ← 26/30部(0.87) 2.24万枚 [02増/00同 0.01増] 寺田蘭世
30/30部(3次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 堀未央奈
30/30部(4次) 2.25万枚 ← 30/30部(4次) 2.25万枚 [00同/00同 0.00同] 新内眞衣
01/12部(0.08) 0.55万枚 ← 02/13部(0.15) 0.74万枚 [01減/01減 0.19減] 伊藤純奈
00/12部(0.00) 0.48万枚 ← 04/13部(0.31) 0.82万枚 [04減/01減 0.33減] 相楽伊織
05/30部(0.17) 1.52万枚 ← 09/30部(0.30) 1.87万枚 [04減/00同 0.35減] 鈴木絢音
00/12部(0.00) 0.48万枚 ← 03/16部(0.19) 0.93万枚 [03減/04減 0.45減] 伊藤かりん
07/30部(0.23) 1.64万枚 ← 18/30部(0.60) 2.13万枚 [11減/00同 0.49減] 渡辺みり愛
01/30部(0.03) 1.27万枚 ← 14/30部(0.47) 2.03万枚 [13減/00同 0.76減] 山崎怜奈
00/30部(0.00) 1.20万枚 ← 15/30部(0.50) 2.06万枚 [15減/00同 0.85減] 北野日奈子


佐々木琴子は、担当部数が6部から12部へ倍増したので、計算上、推定売り上げがアップしていますが、今作の完売はまだゼロで、出てきた数字はすべて非完売部で期待されるセールスによるもので、誤差が大きく、実際のところ、増えたのか減ったのか判別できません。

しかし、上位3人を除いて、多くのメンバーは、担当部数が据え置き、もしくは減少している中、完売部数が減っていて、売り上げ枚数がダウンしている可能性が高い。

18th選抜では、2期枠が2人削られ、北野日奈子と寺田蘭世がアンダーとなり、渡辺みり愛や山崎怜奈など、期待されていたメンバーの選抜起用がなかったものの、18枚目個別握手会セールスでは、多くのメンバーが引き続き高い人気をキープしていました。


ところが、その後、3期単独のMV付き楽曲、3期単独の本格舞台、雑誌の3期生特集、3期生のファッション雑誌専属モデル誕生など、3期に対するフィーチャーが衰えを見せず、加速していく中、2期への「冷遇」感が強まっていく。

象徴的だったのが、早くから話があった北野日奈子の1stソロ写真集が、いつまで経っても具体化されず、一方で、与田祐希の1stソロ写真集が11月28日(火)発売と、あっさり決まってしまい、すでにシンガポールでの撮影ロケが終わり、現在、オフショットが続々と披露されている。

単なるスケジュール上の問題で、発売される順番に深い意味はないのかもしれないけど、なぜきいちゃんの写真集が遅れているのか、事情が表に出てこないので、そこに3期優先、2期「冷遇」のメッセージを感じてしまうファンは少なくない。


ソロ写真集を、誰が先に発売するか、撮影場所がどこか、そして何部売れたかは、最近、ファンが乃木坂メンバーの「序列」を考えるとき、とくに重要視する因子になりつつあって、個別握手会の完売スピードと変わらないメッセージ性を持ち始めている。

11月発売が決まっている、堀未央奈と新内眞衣は、2期の中でも「特別枠」という雰囲気が出来つつあって、それ以外の2期メンバーは、頑張って握手会セールスを伸ばしても、選抜も写真集も、なかなか手が届かない、見えない大きな「壁」の向こう側にいるようなイメージがある。

明らかな「格差」が、メンバー間に生じつつある印象で、(表3)はそれを裏付けるデータじゃないでしょうか。


そして、19枚目では、3期内部にも「格差」が出来つつあるように思えます。

(表4) 3期メンバーに関する、19枚目個別握手会第4次応募終了時での、推定売り上げ枚数の前作からの変動

# 表記法は(表2)と同じ
#「推定売り上げ枚数差」の増分が大きいメンバーを上から順に並べている

28/28部(3次) 1.40万枚 ← 18/18部(4次) 0.90万枚 [10増/10増 0.50増] 伊藤理々杏
11/30部(0.37) 1.30万枚 ← 12/18部(0.67) 0.88万枚 [01減/12増 0.41増] 岩本蓮加
30/30部(2次) 1.50万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 0.30増] 梅澤美波
30/30部(2次) 1.50万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 0.30増] 久保史緒里
30/30部(2次) 1.50万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 0.30増] 山下美月
30/30部(2次) 1.50万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 0.30増] 与田祐希
30/30部(3次) 1.50万枚 ← 24/24部(4次) 1.20万枚 [06増/06増 0.30増] 大園桃子
07/18部(0.39) 0.79万枚 ← 08/12部(0.67) 0.59万枚 [01減/06増 0.20増] 佐藤楓
07/25部(0.28) 1.03万枚 ← 13/18部(0.72) 0.89万枚 [06減/07増 0.14増] 阪口珠美
04/24部(0.17) 0.92万枚 ← 08/17部(0.47) 0.81万枚 [04減/07増 0.11増] 向井葉月
00/18部(0.00) 0.60万枚 ← 05/12部(0.42) 0.57万枚 [05減/06増 0.03増] 吉田綾乃クリスティー
00/18部(0.00) 0.60万枚 ← 07/12部(0.58) 0.58万枚 [07減/06増 0.02増] 中村麗乃


現在の3期人気を表すように、前作24部から今作30部へ増えた梅澤美波、久保史緒里、山下美月、与田祐希、大園桃子は5人全員が、より早い次数で全完売を達成しています。

また、18部から28部へ跳ね上がった伊藤理々杏も、1次少ない次数で全完売している。

ただ、今回気になるのは、18枚目第4次終了時点で、0.42だった個人の最低完売率が、19枚目同時期では、0.00にまで下がっていることです。


前作では、全完売していないメンバーも、0.42〜0.72の範囲に入っていたのが、今作は0.00〜0.39と、低い水準に留まっています。

シングルごと、担当部数が急速に引き上げられる中、それに付いていけるメンバーとやや伸び悩み始めるメンバーが分かれ始めた印象があり、そこに、楽曲センター、ユニット参加、MVドラマの主役、専属モデル、ソロ写真集など、個人抜擢の実績が重なり、特定メンバーの人気が突出して、「格差」拡大の兆候がある。

18枚目「逃げ水」の3期Wセンターのような起用法は、抜擢された人と、抜擢されなかった人の差があまりに大きいので、3期というグループ全体に対する評価を高めるより、3期内部にメンバー「格差」を生じさせる効果の方が強いんじゃないかと思います。


そして、この「格差」こそが、全体セールスを蝕んでいく、一番厄介なマイナス因子になる。

実際、7枚目「バレッタ」で堀未央奈が「大抜擢」された後、8枚目「気づいたら片想い」で徐々にメンバー間「格差」が顕著になり、それがCDセールスに水を差し、9枚目「夏のFree&Easy」におけるオリコン初動の前作割れにつながった。

とくに2期人気は致命的なダメージを受け、大きな可能性を秘めたメンバーが、花を咲かせることなく、何人も乃木坂を去ることになってしまう。

そして、18枚目「逃げ水」における3期「大抜擢」は、次の19枚目「いつかできるから今日できる」において、無視できないほど深刻な「格差」の拡大を招き始めている。


最後に、19枚目「いつかできるから今日できる」のオリコン初動を、ざっくり予想しておきます。

まあ、予想と言うより、初動の見所と言った方がいいかもしれません。

(表5) 18、19枚目個別握手会の次数ごとの完売状況推移

凡例
[受付次数] 前次数から積み上げた完売部数 {完売部数/総部数 (部数ベースの完売率_枚数ベースの販売率) 推定売り上げ枚数] 応募期間 (オリコン初動の集計締め切りまでの日数)

#「推定売り上げ枚数」は、完売1部あたりのCD売り上げ枚数を、1期2期は750枚(= 7.2秒/枚)、3期を500枚(= 10.8秒/枚)としてシミュレーション
# 18枚目オリコン初動の集計締め切りは2017/08/13(日)。「-44d」は、第1次応募終了の06/30(金)が、その44日前であるとの意味
# 19枚目オリコン初動の集計締め切りは2017/10/15(日)。「-37d」は、第1次応募終了の09/08(金)が、その37日前であるとの意味
# 赤色で示した次数は、オリコン初動に確実に算入されると思われる応募分
# 5次応募の完売状況は未だ明らかになっておらず、記載されている数字は当ブログの予想。かなり強気な(笑)
# 18th14次以降、19th6次以降の応募における「000」「0.000」「00.0」は未定の意

18枚目「逃げ水」
[01次] +000部 {000/775部 (0.000_0.000) 00.0万枚} 06/29(木)30(金) (-44d)
[02次] +337部 {337/775部 (0.435_0.695) 37.1万枚} 07/06(木)07(金) (-37d)
[03次] +120部 {457/930部 (0.491_0.794) 50.9万枚} 07/13(木)14(金) (-30d)
[04次] +197部 {654/930部 (0.703_0.934) 59.9万枚} 07/20(木)21(金) (-23d)
[05次] +086部 {740/930部 (0.796_0.970) 62.2万枚} 07/27(木)28(金) (-16d)
[06次] +065部 {805/930部 (0.866_0.987) 63.3万枚} 08/03(木)04(金) (-09d)
[07次] +033部 {838/930部 (0.901_0.993) 63.6万枚} 08/17(木)18(金) (+05d)
[08次] +016部 {854/930部 (0.918_0.995) 63.8万枚} 08/24(木)25(金) (+12d)
[09次] +013部 {867/930部 (0.932_0.996) 63.8万枚} 08/31(木)01(金) (+19d)
[10次] +010部 {877/930部 (0.943_0.997) 63.9万枚} 09/07(木)08(金) (+26d)
[11次] +003部 {880/930部 (0.946_0.997) 63.9万枚} 09/14(木)15(金) (+33d)
[12次] +005部 {885/930部 (0.952_0.998) 63.9万枚} 09/21(木)22(金) (+40d)
[13次] +001部 {886/930部 (0.953_0.998) 63.9万枚} 09/28(木)29(金) (+47d)
[14次] 部 {000/000部 (0.000_0.000) 00.0万枚} 10/05(木)06(金) (+54d)
[15次] 部 {000/000部 (0.000_0.000) 00.0万枚} 10/12(木)13(金) (+61d)

19枚目「いつかできるから今日できる」
[01次] +000部 {000/920部 (0.000_0.000) 00.0万枚} 09/07(木)08(金) (-37d)
[02次] +327部 {327/920部 (0.355_0.586) 35.9万枚} 09/14(木)15(金) (-30d)
[03次] +119部 {446/920部 (0.485_0.734) 44.9万枚} 09/21(木)22(金) (-23d)
[04次] +087部 {533/920部 (0.579_0.832) 51.0万枚} 09/28(木)29(金) (-16d)
[05次] +132部 {665/920部 (0.723_0.929) 56.9万枚} 10/05(木)06(金) (-09d) ※予想
[06次] 部 {000/000部 (0.000_0.000) 00.0万枚} 10/12(木)13(金) (-02d)


個別握手会第5次応募終了時点における、完売状況を上表のように、4次から132部積み上げた665部完売と、できる限り強気に予想しておきました(笑)。

というのも、前作割れを回避できるかどうか、かなり難しい状況で、予想の下限より、上限の方が気になるからです。

この仮定した完売状況で、3期のCD1枚あたり握手時間を変えて、いくつか初動予想値を導いてみます。

(表6) 店頭セールスを前作並みと仮定した場合の乃木坂19枚目オリコン初動予想

凡例
個別 推定売り上げ枚数 [前作からの増減] (3期セールス分を計算するのに使ったCD1枚あたりの平均割り当て時間_完売1部あたりの売り上げ枚数)
店頭 推定売り上げ枚数 [前作からの増減]
====================
初動 オリコン第1週の売り上げ枚数 [前作からの増減]

#「個別」は、個別握手会による売り上げ枚数
#「店頭」は、初回限定盤と特典なし通常盤の売り上げ枚数
# 1期2期セールス分は、CD1枚あたりの平均割り当て時間7.2秒、すなわち完売1部あたり750枚で求めている
#「前作からの増減」は、19枚目のみ記載

18枚目
個別 63.3万枚 3期(10.8秒_500枚)
店頭 24.7万枚
==========
初動 88.0万枚

19枚目予想A
個別 56.9万枚 [6.4万枚減] 3期(10.8秒_500枚)
店頭 24.7万枚 [0.0万枚増]
==========
初動 81.6万枚 [6.4万枚減]

19枚目予想B
個別 59.9万枚 [3.3万枚減] 3期(9.0秒_600枚)
店頭 24.7万枚 [0.0万枚増]
==========
初動 84.7万枚 [3.3万枚減]

19枚目予想C
個別 64.5万枚 [1.3万枚増] 3期(7.2秒_750枚)
店頭 24.7万枚 [0.0万枚増]
==========
初動 89.3万枚 [1.3万枚増]


上表では、店頭セールスは前作と同じと置いています、

Amazonの音楽ベストセラーのランキングを眺めても、前作「逃げ水」のように、今作「いつかできるから今日できる」も、上位に入ってはいるけど、1、2、3位独占といった感じではなく、この設定はそんなに的外れではないと思います。

3期の握手時間を前作と同じ10.8秒とした初動予想Aは81.6万枚で、6.4万枚減となります。

この場合、前作割れを回避するには、店頭セールスが6.4万枚以上伸びることが必要で、ちょっと無理な話になる。


握手時間を短くして、9.0秒とすると、初動予想Bの84.7万枚となり、前作3.3万枚減。

さらに短くして、1期2期の設定と同じ7.2秒に置くと、初動予想Cの89.3万枚が出てきて、この場合は、1.3万枚増と前作越えを実現できます。

個人的には、一気に握手時間を短くするのは怖いので、予想Bくらいが現実的じゃないかと思っています。

そして、店頭セールスを3.3万枚伸ばすのは、無理ではないけど、かなり難しいだろうから、上手くいっても、前作「微減」あたりじゃないかと。


しかし、運営は、3期の握手会セールスに関して、細かいデータを持っていて、握手時間を1期2期並みに抑えても、大丈夫という強気の読みで仕掛けてい可能性は排除できません。

その場合は、初動予想Cのように、個別握手会分だけで、前作を1.3万枚越えるので、店頭セールスが2万枚伸びれば、3万枚以上、上回ることが出来る。

結局、3期の握手時間が変わっていなければ、初動前作越えはまず無理で、逆に、初動が前作を越えれば、握手時間に変更を加えた確率が高いという捉え方になります。

オリコン初動から、3期の握手時間を判断するしかないわけで、まあ、予想というより、数字の見方ということですね(笑)。


ところで、もし、3期の握手時間が1期2期と同じであったとすれば、実は、3期の売り上げ枚数は、2期のそれを、すでに大きく上回っている計算になります。

(表7) 乃木坂18、19枚目シングルの個別握手会第4次応募終了時点における1期2期3期のグループ別完売状況

凡例
グループの完売部数/担当部数 (完売率) 推定売り上げ枚数_寄与率 : グループ名 握手会参加人数 (計算に使ったCD1枚あたりの平均割り当て時間_完売1部あたりの売り上げ枚数)

# 表記法は(表1)と同じ

19枚目個別握手会第4次応募終了時点「いつかできるから今日できる」
224/351部 (0.638) 22.4万枚_38.7% : 1期16人(7.2秒_750枚)
102/258部 (0.395) 14.4万枚_24.8% : 2期11人(7.2秒_750枚)
207/311部 (0.666) 21.2万枚_36.5% : 3期12人(7.2秒_750枚)
==============================
533/920部 (0.579) 58.0万枚_100.0% : 全体39人


なかなかシビアな話ですが、今後、出てくる数字によっては、そう判断せざるを得ないこともあるかもしれません。


伊藤万理華の大きな功績の一つは、「選抜に入れなかった人の集まり」になりがちな乃木坂のアンダーを、魅力的なパフォーマンスを目指す、一つの「チーム」にまとめたことだと思います。

しかも、1期と2期が混在する複雑な状況の中で、ダンスを軸にして、メンバー間の「壁」を壊し、みんなで結束し、前進するアンダーを作り、アンダーライブを軌道に乗せる土台を築いた。

「格差」を生みだすのは簡単だけど、その「壁」を乗り越えるのは、本当に難しいことで、様々な才能を併せ持った、まりっかにしか出来なかった気がします。

そういう意味で伊藤万理華は、決して替えの効かない、唯一無二の存在で、もっとも乃木坂らしい乃木坂メンバーだった、そう私は思っています。


// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

伊藤万理華は、個人PV、アンダー曲MV、表題曲パフォーマンスを通し、乃木坂の中核イメージを作ってきた主軸メンバーで、まりっかがいなければ、我々が今知っている乃木坂はなかった。たった3ヶ月後の「卒業」はグループにとってあまりに重い。将来への賢明な決断だけど、直ぐには受け止めきれない
16:40 - 2017年10月3日

「失恋お掃除人」と「僕の衝動」のMVは3期に"芝居"をさせ過ぎていると思う。役キャラを優等生的に追うあまり、生き生きとした個性が封印されている。「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」MVのように、本人たちが持つ素の魅力に支えられた演技でないと、ドラマに血が通わずメンバーが存分に輝かない
5:27 - 2017年10月6日

「My rule」MVは、佐々木琴子と鈴木絢音に目が釘付けになった。パフォーマンスにおける存在感が桁違い。柔らかい表情と決意を宿した瞳が美貌を加速させ、ヒロイン感溢れるオーラを全身から放っている。二人ともアイドルとして素晴らしい成長ぶりで、一刻も早く選抜の主軸に据えるべきだと思う
5:34 - 2017年10月6日

MUSIC FAIR「いつかできるから今日できる」のステージは2分59秒で、Mステ2分30秒より長尺。初めてのダンスが観られて良かった、揃いが気になるけど。歌唱は男性コーラスがなく代役樋口渡辺分を含めMフェア用に録り直した印象。出だしソロが生歌かどうかは、視聴者各自でご判断を笑
0:10 - 2017年10月8日

乃木坂46「いつかできるから今日できる」がiTunesトップソングでTOP10入り10日を達成。13th今誰、17thインフルの9日を抜く最長記録。CWは不眠症、まあいいか?、失恋お掃除人が200位以内4日で圏外。My rule5日、新しい花粉1日。僕の衝動のみ100位付近に滞在
1:33 - 2017年10月10日


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