永島聖羅、3月30日(水)夜のFMラジオ番組をもって、乃木坂メンバーとしての仕事がすべて終了
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「永島聖羅」
# 永島聖羅に関する当ブログの記事は、本文の「関連記事」後に、リンク付きでまとめて掲載しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
乃木坂が日テレ系春フェスに登場
03月31日(木)『ZIP!春フェス2016』in 東京ドームシティホール (17:30~) に乃木坂46が出演。
福岡のテレビにメンバー3人が出演
04月01日(金) 15 : 48 ~ 17 : 53 [地デ] FBS福岡放送『めんたいワイド』。寺田蘭世、西野七瀬、若月佑美が出演。
ラジオ番組の放送時間変更!2016年4月1日(金)より
[FM_生放送] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 (3月まで) → 19 : 00 ~ 20 : 47 (4月から) bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。
ラジオ番組に新MC登場!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと共に、永島聖羅がパーソナリティを務めたラジオ生放送番組。せいらりんの卒業に伴い、中田花奈が新MCとして参加。
深夜の音楽バラエティに乃木坂登場
04月01日(金) 24 : 30 ~ [地デ] 日テレ『バスリズム』の「つながリズム&LIVE」コーナーに乃木坂46が出演する模様。
ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜 7 : 05 ~ 7 : 15 J-WAVE『POP OF THE WORLD』(6 : 00 ~ 8 : 00)内の「HARRY'S ENGLISH CLASS」。生きた英語を学べるコーナーに、齋藤飛鳥が、ハリー杉山とともにナビゲーターとして出演。
テレビ新番組!2016年4月2日(土)より
[地デ] 毎週土曜 9 : 55 ~ 10 : 25 フジテレビ『ライオンのグータッチ』
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援。
ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜日24 : 30 ~ 25 : 00 TOKYO FM『エバンジェリストスクール!』
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。何だかよく分かりませんが、若様に向いている気がします(笑)。
ラジオ番組の放送時間変更!おそらく2016年4月3日(日)より
[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 (3月まで) → 18 : 00 ~ 18 : 30 (4月から) 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」
永島聖羅さん、4年半に渡る乃木坂での活動、本当にお疲れ様でした。
乃木坂を立ち上げ、いつも中心で支えてきたせいらりんがグループを去るのは、心にぽっかりと穴が空くような、やりきれない寂しさを感じます。
また、公式ブログにアップしてくれた、メンバーとの様々なツーショット、スリーショット写真がもう観られないと思うと、「卒業」することの重みが、ひしひしと胸に迫ってくる。
ただ、せいらりん自身の将来を見据えると、今回の「卒業」は、優れた決断で、さすがは永島聖羅だと、私は高く評価しています。
乃木坂は、選抜固定化の流れが止まらなくなっていて、各メンバーに対する外仕事の割り当ても、この人はバラエティ、この人は舞台、この人はモデルなどなど、弾力性を失いつつある。
女優志望であるのに、バラエティ担当と見なされたり、歌手志望なのに、生で歌えないといった、自分の希望と大きく異なる状況が続くのであれば、グループを離れるのは、一つの賢い選択肢です。
せいらりんは、非常に頭の良い人で、自分1人で活動する場合も、進むべき方向を過たずに判断する力を十分に備えている。
乃木坂にいて、保護されてはいるけど、身動きが取れない状態よりは、頼れるのは自分のみだけど、自由に動ける環境の方が、性に合うんじゃないでしょうか。
私は、『仮面ティーチャー』の女子高生役や『NOGIBINGO!』の花魁で披露したような、永島聖羅の表情の演技が大好きなので、今後、ドラマや舞台に出演することになったら、是非、教えて欲しい。
その日を楽しみにしながら、「永島聖羅のいない乃木坂」と、しばらくは向き合っていこうと思います。
せいらりん、「卒業」おめでとう。
あなたの笑顔と未来が、これからも、今以上に眩しく輝くことを、心から願っています。
さて、「ハルジオンが咲く頃」に関して、発売週のオリコン週間ランキングと「Billboard JAPAN Hot100」が発表されました。
それらのデータを眺めながら、14枚目シングルのセールス状況を考えてみましょう。
まずは、オリコンによるCDの第1週売り上げ枚数、つまり、初動から。
(表1) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ) [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2016年04月04日付[03/21(月)~03/27(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。
01枚目 : 13.6 (08.3+05.3) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0) [31.9] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0) [46.0] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5) [51.7] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2) [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 (15.0+35.0) [62.2] 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5+SE盤04.0+41.4) [68.0] 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7 (15.9+ここさけ盤01.1+45.6) [73.9] 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
14枚目 : 75.0 (22.9~25.8+49.1[@8.5秒]~52.2[@8.0秒]) 2016/03/23「ハルジオンが咲く頃」
13枚目→14枚目
初動+12.3万枚 = (個別3.5[@8.5秒]+店頭8.8) ~ (個別5.7[@8.0秒]+店頭6.6)
# 14枚目の数字に関しては、サウンドスキャンの方針変更から、盤種別売り上げ枚数の情報が入手出来ないので、個別握手会第10次応募終了時点の完売状況からシミュレーション計算によって、推定値を求めている。その際、CD1枚当たりの平均割り当て時間を下限8.0秒、上限8.5秒とおき、そこから導かれる数値を[@8.0秒]、[@8.5秒]を後に付けて示している。
結局、14枚目初動は75.0万枚で、13枚目から12.3万枚の大幅上昇となっています。
12.3万枚アップの内訳は、個別握手会の推定売り上げ枚数をどう見積もるかで変わってきますが、CD1枚平均割り当て時間が従来通りの8.5秒なら、個別握手会分+3.5万枚の店頭販売分+8.8万枚、8.0秒と厳しく設定すれば、個別握手会分+5.7万枚の店頭販売分+6.6万枚と推測されます。
14枚目個別握手会の完売状況から判断して、前作から5.7万枚を越えるアップは、さすがに可能性が低いので、やはり店頭販売分が6.6万枚から8.8万枚と、ド派手に伸びたのだと思います(笑)。
このブログの初動予想は67万枚で、8万枚も外してしまいましたが、店頭販売分がこれほど上昇するのは、さすがに読めなかった。
初回限定盤を1種類多く投入したことは、店頭セールスを押し上げた筈ですが、いくら何でも、それだけで6.6万枚から8.8万枚の積み上げは説明出来ないでしょう。
やはり、前回記事に書いた通り、セブンネットを中心に、ネット予約に分厚い特典を付け、オンライン販売に重点を移すことで、第1週集約型のCDセールスを実現、その結果、発売日であるオリコンデイリー2日目に11.4万枚という驚異的な売り上げを記録するなど、初動が大幅にアップしたのだと思います。
もちろん、セブンイレブンを巻き込んだCD販売が、利便性を高めて、購入者を増やした部分はあるでしょう。
ただ、前作から12.3万枚アップの初動75.0万枚という、華々しい数字から連想される、既存ファンの熱狂や新規ファンの増加が起こっているかというと、疑問を感じざるを得ない。
というのも、「ハルジオンが咲く頃」のセールスは、CD売り上げ枚数以外の数字が、明らかに前作より芳しくない。
以下は、「Billboard JAPAN Hot100」の順位です。
(表2) Billboard JAPAN Hot100 における「ハルジオンが咲く頃」の順位推移
#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り回数
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色の日付はCD発売週を表す
#「MV(Short Ver.)」「MV(Full Ver.)」の部分をクリックするとYouTubeにアップされた公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい
「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]00位 (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]00位 [B]39位 [C]00位 [D]11位 [E]47位 (4回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)01位 [A]01位 [B]16位 [C]01位 [D]04位 [E]00位 (5回)
# MV(Full Ver.)公開は03/01から03/22(23:59)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から
「今、話したい誰かがいる」乃木坂46 (2015/10/28発売)
11月09日付(10/26~11/01) (総合)01位 [A]01位 [B]10位 [C]01位 [D]04位 [E]97位 (5回)
# MV(Full Ver.)公開は10/06から10/28(00:00)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/10/28から
「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/04/06発売)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)00位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]19位 [E]00位 (0回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)40位 [A]00位 [B]89位 [C]00位 [D]13位 [E]04位 (2回)
# MV(Full Ver.)公開は03/15から04/05(23:59)まで
「Billboard JAPAN Hot100」は、シングルCDではなく、曲そのもののセールスを扱っています。
最新チャートである4月4日付は、3月21日(月)から27日(日)までが集計期間なので、ちょうど「ハルジオンが咲く頃」の発売週ランキングです。
ここで注目したいのは、「動画再生回数」(E)が圏外であること。
「ハルジオンが咲く頃」のフルバージョンMVが公開された週を調べた3月14日付チャートで、「動画再生回数」は27位にランクインしています。
しかし、翌週の3月21日付では32位、3月28日付では47位に下がり、発売週である4月4日付において、圏外に去っている。
ところが、13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」の発売週である2015年11月9日付チャートを見ると、「動画再生回数」は97位に踏み止まっています。
13枚目と14枚目は、どちらも、水曜日午前0時にフルバージョンからショートバージョンへ切り替わっているので、条件はまったく同じです。
従って、「ハルジオンが咲く頃」MVは、Billboard ランキングの上からも、前作ほどの人気はないことが分かります。
また、「サイレントマジョリティー」は、フルバージョンMVが公開された3月28日付で、「動画再生回数」がいきなり12位に登場。
さらに、翌週である4月4日付では、4位に浮上しており、明らかに大きな注目を集めている。
「ハルジオンが咲く頃」の発売週チャートは、「ツイート数」(D)が4位と「今、話したい誰かがいる」と同じですが、「ラジオ放送回数」(B)は、前作の10位から16位に後退しています。
結局、13枚目と14枚目の表題曲は、総合順位はともに1位であるものの、項目別に見ると、今作は前作と同じか、より低いランクになっていて、楽曲セールスが元気に伸びている風ではない。
むしろ、「サイレントマジョリティー」の方が、勢いを感じさせる数字が出ていて、圧倒的なCDセールスとは全然違う光景が、乃木坂と欅坂を取り巻いているように見えます。
次に、 iTunes Store の配信ランキングです。
(表3) 「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」に収録された曲の iTunes Store トップソング&アルバムの最新ランキング
凡例
[順位] 曲名
#PCより200位以内のランキングをチェック
「ハルジオンが咲く頃」収録曲
2016年03月23日(水)00:00より配信スタート
# 収録7曲をパックしたアルバム「ハルジオンが咲く頃 Special Edition」
# CD発売は2016年03月23日(水)
# 順位は配信開始8日後の2016/03/30(水)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない
(ソング)
[028] ハルジオンが咲く頃
[圏外] 釣り堀、急斜面、不等号、強がる蕾、憂鬱と風船ガム、遙かなるブータン
(アルバム)
[016] ハルジオンが咲く頃 Special Edition
「今、話したい誰かがいる」収録曲
2016年10月21日(水)00:00より配信スタート
# 収録6曲をパックしたアルバム「今、話したい誰かがいる Special Edition」
# CD発売は2015年10月28日(水)
# 順位は配信開始8日後の2015/10/28(水)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない
(ソング)
[005] 今、話したい誰かがいる
[038] 悲しみの忘れ方
[066] ポピパッパパー
[079] 隙間
[111] 嫉妬の権利
[137] 大人への近道
(アルバム)
[001] 今、話したい誰かがいる Special Edition
「ハルジオンが咲く頃」は「今、話したい誰かがいる」と比べて、「Special Edition」のアルバムランキングに強さがなく、配信開始から1週間ほどでトップ10を去っています。
そして、各曲のランキングも同じく、底堅さなく、順位を下げている。
(表4) 13枚目と14枚目の表題曲に関する iTunes Store トップソング上位ランクイン日数
「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[10位以内] 09日 {最高4位}
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日
「ハルジオンが咲く頃」配信開始後8日目時点
[10位以内] 02日 {最高3位}
[20位以内] 05日
[30位以内] 08日 (28位 at 03/31/18:00)
「今、話したい誰かがいる」は、10位以内へのランクインが9日、20以内が15日、30位以内が21日でした。
一方、「ハルジオンが咲く頃」は、10位以内が2日、20以内が5日と、ランクイン日数が短い。
30位以内は8日目ですが、現時点のランキングが28位で、前作と同じ30位以内21日は、厳しいかもしれません。
また、表題曲だけでなく、カップリング曲も、今作は、前作に比べて順位の下降が速い。
(表5) 13枚目と14枚目のカップリング曲に関する iTunes Store トップソング200位以内への連続ランクイン日数
[13枚目カップリング曲]
15日「悲しみの忘れ方」
14日「ポピパッパパー」
09日「嫉妬の権利」
03日「隙間」
02日「大人への近道」
[14枚目カップリング曲]
06日「釣り堀」
05日「急斜面」
04日「不等号」
04日「憂鬱と風船ガム」
03日「強がる蕾」
02日「遙かなるブータン」
11枚目「命は美しい」と12枚目「太陽ノック」に関しては、詳しいデータを取っていないので、明確なことは言えませんが、個人的な印象としては、14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、それら2作と比べても、ランキングの下落が速い気がします。
「今、話したい誰かがいる」は、映画「心が叫びたがっているんだ。」の主題歌で、このアニメのヒットが、音楽セールスを支えた面はあると思います。
ただ、「ハルジオンが咲く頃」は、NHK紅白歌合戦へ初出場した直後のシングルであり、乃木坂46の知名度や注目度が上がっている筈の状況でリリースされているので、過去最高のランキング推移を見せてもおかしくない。
実際、同じく初出場した星野源は、大晦日のNHKホールで歌った「SUN」が、正月早々にトップソング上位に食い込み、3ヶ月経った今でも20位以内に入っていて、「紅白効果」を存分に活用した楽曲セールスを展開しています。
乃木坂も同じことが出来る筈で、それを考えると、14枚目の楽曲セールスには、物足りなさを感じます。
「紅白効果」を最大限に利用するため、なぜ1月から新曲を投入しなかったのかは、今さら論じても意味がないけど、14枚目の新曲キャンペーンを振り返ることは、次作のためにも、重要じゃないでしょうか。
14枚目で、まず気になったのは、選抜発表からCD発売までの期間が短いことです。
(表6) 歴代シングルにおける選抜発表とCD発売までの期間
凡例
選抜発表からCD発売までの時間 : その日程で行われたシングルの数 (該当するシングルの番号)
10週+3日 : 3回 (04枚目, 06枚目, 12枚目)
09週+3日 : 4回 (03枚目, 05枚目, 08枚目, 10枚目)
08週+3日 : 3回 (09枚目, 11枚目, 13枚目)
07週+3日 : 2回 (07枚目, 14枚目)
06週+3日 : 2回 (01枚目, 02枚目)
7週プラス3日は、1枚目「ぐるぐるカーテン」と2枚目「おいでシャンプー」という、ごく初期のシングルを除けば、もっとも短い期間になる。
楽曲のレコーディング、MV撮影、ジャケット撮影、個人PV撮影などのシングル制作、さらにラジオ、テレビ、コンサートでのパフォーマンス披露による新曲プロモーション。
これらを行う時間としては、短過ぎる印象を受けます。
まあ、時間があるからMVやパフォーマンスの出来が良くなるとは限らないし、新曲キャンペーンも、集中的に行った方がインパクトがあるという意見もある。
ただ、今回、もっとも特徴的だったのが、シングルのタイトル名が発表されるのが、通常より、大幅に遅れたことです。
(表7) 13枚目と14枚目のスケジュール
13枚目「今、話したい誰かがいる」
2015/08/30(日) : 選抜発表『乃木坂工事中』
2015/08/31(月) : Stage初披露『真夏の全国ツアー2015』最終公演 in 神宮野球場
2015/08/31(月) : タイトル発表
2015/10/06(火) : MV公開
2015/10/28(水) : CD発売
タイトル発表 =[58日]=> CD発売
14枚目「ハルジオンが咲く頃」
2016/01/31(日) : 選抜発表『乃木坂工事中』
2016/02/22(月) : タイトル発表
2016/02/26(金) : Stage初披露『MUSIC STATION』
2016/03/01(火) : MV公開
2016/03/23(水) : CD発売
タイトル発表 =[30日]=> CD発売
13枚目は、映画『ここさけ』の全国ロードショーが9月中旬から始まるので、それに合わせて、8月30日(日)深夜の『乃木坂工事中』で選抜が発表され、翌31日(月)の神宮ライブでパフォーマンスが初披露、同時に、「今、話したい誰かがいる」というタイトルが知られることになる。
つまり、13枚目は、選抜メンバー、シングルタイトル、表題曲パフォーマンスが、一気に表に出て、このスピード感が、その後のセールスに勢いを与えた面がある。
そして、選抜、タイトル、表題曲とすべてが判明した状態で行う個別握手会応募は、第4次受付からで、第3次終了後の完売率は37.8%と、まだまだ余裕があり、ファンは、シングルの内容を知った上でCDを買うことが出来た。
一方、14枚目は、「タイトル」が発表されたのが、CDリリースの30日前で、13枚目より28日も遅い。
さらに、表題曲パフォーマンスが初披露されたのは、その4日後の『MUSIC STATION』。
結局、選抜、タイトル、表題曲がすべて揃った状態で個別握手会の応募が行われたのは、第8次受付からです。
第7次終了時点での完売率は81.0%に達しており、ファンがシングルに関する十分な情報を持たないまま、ほとんどの握手会券が売れてしまったことになる。
実は、このことが、13枚目と14枚目の楽曲セールスの違いを生んだ面があると思います。
乃木坂ファンは、自分の「推し」を含めて、各メンバーの完売部数推移に、強い関心を持っている人が多い。
ツイッターなどのネットでも、部数ベースの完売率がぐんぐん伸びているときに、コメントが多くなるように見える。
シングルに対する関心がもっとも高まっている、この時期に、楽曲のタイトルすら分からなければ、どのメンバーが何部完売したという握手会人気への興味を、音楽的な興味に変換する力が弱くなるんじゃないでしょうか。
個別握手会の完売部数が、もっとも勢い良く伸びている時こそ、乃木坂ファンに、収録楽曲を宣伝する最高のチャンスであって、そのタイミングを逸すると、肝心の楽曲セールスが落ちてしまう。
14枚目のセールスが、CDの売り上げ枚数以外は、ことごとく13枚目に及んでいないのは、音楽やMVの出来不出来やタイアップの分厚さだけでなく、シングル情報の遅れが影響したように思えます。
「サイレントマジョリティー」MVの再生回数は、CD発売前に、300万回を越えても不思議ではない勢いで伸びていますが、欅坂ファンのベースが、乃木坂ファンであることを考えると、乃木坂のMVも、これくらいの数字を出せる潜在力はある筈です。
それが出来ないのは、乃木坂ファンの注目を、握手会成績以外の、音楽的な部分に集め切れていないからじゃないでしょうか。
14枚目の「サイン会」が6月7日(火)に行われ、深川麻衣の卒業コンサートは、6月15日(水)と16日(木)。
これらの日程から、15枚目は、CD発売が6月22日(水)、選抜発表は4月17日(日)、24日(日)あたりが、曲が届けば(笑)、有力だと思います。
しかし、次作こそは、選抜発表だけでなく、タイトル発表、パフォーマンス披露のタイミングを無視した、個別握手会応募の「前倒し」販売を止めて欲しい。
CDセールスに関心を寄せるファンが多い中、握手会への応募を、楽曲プロモーションから切り離すような形で進めたのでは、MVの再生回数やダウンロード数が伸びる筈がありません。
今度こそ、余裕を持ったスケジュールによって、楽曲セールスを立て直し、乃木坂が、音楽的存在感を示すことを願っています。
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
永島聖羅の公式ブログ
[名古屋卒業ライブの前々日] 2016/03/17_22:54
「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」
[ライブの前日夜] 2016/03/18_23:54
「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」
[ライブ1日目終了後] 2016/03/20_00:12
「明日でラスト☆永島聖羅☆* 715」
[ライブ2日目終了後] 2016/03/21_11:00
「卒業☆永島聖羅☆*716」
[最後のブログ] 2016/03/26_23:30
「永島聖羅」
# 永島聖羅に関する当ブログの記事は、本文の「関連記事」後に、リンク付きでまとめて掲載しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
乃木坂が日テレ系春フェスに登場
03月31日(木)『ZIP!春フェス2016』in 東京ドームシティホール (17:30~) に乃木坂46が出演。
福岡のテレビにメンバー3人が出演
04月01日(金) 15 : 48 ~ 17 : 53 [地デ] FBS福岡放送『めんたいワイド』。寺田蘭世、西野七瀬、若月佑美が出演。
ラジオ番組の放送時間変更!2016年4月1日(金)より
[FM_生放送] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 (3月まで) → 19 : 00 ~ 20 : 47 (4月から) bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。
ラジオ番組に新MC登場!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと共に、永島聖羅がパーソナリティを務めたラジオ生放送番組。せいらりんの卒業に伴い、中田花奈が新MCとして参加。
深夜の音楽バラエティに乃木坂登場
04月01日(金) 24 : 30 ~ [地デ] 日テレ『バスリズム』の「つながリズム&LIVE」コーナーに乃木坂46が出演する模様。
ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜 7 : 05 ~ 7 : 15 J-WAVE『POP OF THE WORLD』(6 : 00 ~ 8 : 00)内の「HARRY'S ENGLISH CLASS」。生きた英語を学べるコーナーに、齋藤飛鳥が、ハリー杉山とともにナビゲーターとして出演。
テレビ新番組!2016年4月2日(土)より
[地デ] 毎週土曜 9 : 55 ~ 10 : 25 フジテレビ『ライオンのグータッチ』
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援。
ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜日24 : 30 ~ 25 : 00 TOKYO FM『エバンジェリストスクール!』
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。何だかよく分かりませんが、若様に向いている気がします(笑)。
ラジオ番組の放送時間変更!おそらく2016年4月3日(日)より
[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 (3月まで) → 18 : 00 ~ 18 : 30 (4月から) 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」
永島聖羅さん、4年半に渡る乃木坂での活動、本当にお疲れ様でした。
乃木坂を立ち上げ、いつも中心で支えてきたせいらりんがグループを去るのは、心にぽっかりと穴が空くような、やりきれない寂しさを感じます。
また、公式ブログにアップしてくれた、メンバーとの様々なツーショット、スリーショット写真がもう観られないと思うと、「卒業」することの重みが、ひしひしと胸に迫ってくる。
ただ、せいらりん自身の将来を見据えると、今回の「卒業」は、優れた決断で、さすがは永島聖羅だと、私は高く評価しています。
乃木坂は、選抜固定化の流れが止まらなくなっていて、各メンバーに対する外仕事の割り当ても、この人はバラエティ、この人は舞台、この人はモデルなどなど、弾力性を失いつつある。
女優志望であるのに、バラエティ担当と見なされたり、歌手志望なのに、生で歌えないといった、自分の希望と大きく異なる状況が続くのであれば、グループを離れるのは、一つの賢い選択肢です。
せいらりんは、非常に頭の良い人で、自分1人で活動する場合も、進むべき方向を過たずに判断する力を十分に備えている。
乃木坂にいて、保護されてはいるけど、身動きが取れない状態よりは、頼れるのは自分のみだけど、自由に動ける環境の方が、性に合うんじゃないでしょうか。
私は、『仮面ティーチャー』の女子高生役や『NOGIBINGO!』の花魁で披露したような、永島聖羅の表情の演技が大好きなので、今後、ドラマや舞台に出演することになったら、是非、教えて欲しい。
その日を楽しみにしながら、「永島聖羅のいない乃木坂」と、しばらくは向き合っていこうと思います。
せいらりん、「卒業」おめでとう。
あなたの笑顔と未来が、これからも、今以上に眩しく輝くことを、心から願っています。
さて、「ハルジオンが咲く頃」に関して、発売週のオリコン週間ランキングと「Billboard JAPAN Hot100」が発表されました。
それらのデータを眺めながら、14枚目シングルのセールス状況を考えてみましょう。
まずは、オリコンによるCDの第1週売り上げ枚数、つまり、初動から。
(表1) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ) [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2016年04月04日付[03/21(月)~03/27(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。
01枚目 : 13.6 (08.3+05.3) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0) [31.9] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0) [46.0] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5) [51.7] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2) [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 (15.0+35.0) [62.2] 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5+SE盤04.0+41.4) [68.0] 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7 (15.9+ここさけ盤01.1+45.6) [73.9] 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
14枚目 : 75.0 (22.9~25.8+49.1[@8.5秒]~52.2[@8.0秒]) 2016/03/23「ハルジオンが咲く頃」
13枚目→14枚目
初動+12.3万枚 = (個別3.5[@8.5秒]+店頭8.8) ~ (個別5.7[@8.0秒]+店頭6.6)
# 14枚目の数字に関しては、サウンドスキャンの方針変更から、盤種別売り上げ枚数の情報が入手出来ないので、個別握手会第10次応募終了時点の完売状況からシミュレーション計算によって、推定値を求めている。その際、CD1枚当たりの平均割り当て時間を下限8.0秒、上限8.5秒とおき、そこから導かれる数値を[@8.0秒]、[@8.5秒]を後に付けて示している。
結局、14枚目初動は75.0万枚で、13枚目から12.3万枚の大幅上昇となっています。
12.3万枚アップの内訳は、個別握手会の推定売り上げ枚数をどう見積もるかで変わってきますが、CD1枚平均割り当て時間が従来通りの8.5秒なら、個別握手会分+3.5万枚の店頭販売分+8.8万枚、8.0秒と厳しく設定すれば、個別握手会分+5.7万枚の店頭販売分+6.6万枚と推測されます。
14枚目個別握手会の完売状況から判断して、前作から5.7万枚を越えるアップは、さすがに可能性が低いので、やはり店頭販売分が6.6万枚から8.8万枚と、ド派手に伸びたのだと思います(笑)。
このブログの初動予想は67万枚で、8万枚も外してしまいましたが、店頭販売分がこれほど上昇するのは、さすがに読めなかった。
初回限定盤を1種類多く投入したことは、店頭セールスを押し上げた筈ですが、いくら何でも、それだけで6.6万枚から8.8万枚の積み上げは説明出来ないでしょう。
やはり、前回記事に書いた通り、セブンネットを中心に、ネット予約に分厚い特典を付け、オンライン販売に重点を移すことで、第1週集約型のCDセールスを実現、その結果、発売日であるオリコンデイリー2日目に11.4万枚という驚異的な売り上げを記録するなど、初動が大幅にアップしたのだと思います。
もちろん、セブンイレブンを巻き込んだCD販売が、利便性を高めて、購入者を増やした部分はあるでしょう。
ただ、前作から12.3万枚アップの初動75.0万枚という、華々しい数字から連想される、既存ファンの熱狂や新規ファンの増加が起こっているかというと、疑問を感じざるを得ない。
というのも、「ハルジオンが咲く頃」のセールスは、CD売り上げ枚数以外の数字が、明らかに前作より芳しくない。
以下は、「Billboard JAPAN Hot100」の順位です。
(表2) Billboard JAPAN Hot100 における「ハルジオンが咲く頃」の順位推移
#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り回数
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色の日付はCD発売週を表す
#「MV(Short Ver.)」「MV(Full Ver.)」の部分をクリックするとYouTubeにアップされた公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい
「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]00位 (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]00位 [B]39位 [C]00位 [D]11位 [E]47位 (4回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)01位 [A]01位 [B]16位 [C]01位 [D]04位 [E]00位 (5回)
# MV(Full Ver.)公開は03/01から03/22(23:59)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から
「今、話したい誰かがいる」乃木坂46 (2015/10/28発売)
11月09日付(10/26~11/01) (総合)01位 [A]01位 [B]10位 [C]01位 [D]04位 [E]97位 (5回)
# MV(Full Ver.)公開は10/06から10/28(00:00)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/10/28から
「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/04/06発売)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)00位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]19位 [E]00位 (0回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)40位 [A]00位 [B]89位 [C]00位 [D]13位 [E]04位 (2回)
# MV(Full Ver.)公開は03/15から04/05(23:59)まで
「Billboard JAPAN Hot100」は、シングルCDではなく、曲そのもののセールスを扱っています。
最新チャートである4月4日付は、3月21日(月)から27日(日)までが集計期間なので、ちょうど「ハルジオンが咲く頃」の発売週ランキングです。
ここで注目したいのは、「動画再生回数」(E)が圏外であること。
「ハルジオンが咲く頃」のフルバージョンMVが公開された週を調べた3月14日付チャートで、「動画再生回数」は27位にランクインしています。
しかし、翌週の3月21日付では32位、3月28日付では47位に下がり、発売週である4月4日付において、圏外に去っている。
ところが、13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」の発売週である2015年11月9日付チャートを見ると、「動画再生回数」は97位に踏み止まっています。
13枚目と14枚目は、どちらも、水曜日午前0時にフルバージョンからショートバージョンへ切り替わっているので、条件はまったく同じです。
従って、「ハルジオンが咲く頃」MVは、Billboard ランキングの上からも、前作ほどの人気はないことが分かります。
また、「サイレントマジョリティー」は、フルバージョンMVが公開された3月28日付で、「動画再生回数」がいきなり12位に登場。
さらに、翌週である4月4日付では、4位に浮上しており、明らかに大きな注目を集めている。
「ハルジオンが咲く頃」の発売週チャートは、「ツイート数」(D)が4位と「今、話したい誰かがいる」と同じですが、「ラジオ放送回数」(B)は、前作の10位から16位に後退しています。
結局、13枚目と14枚目の表題曲は、総合順位はともに1位であるものの、項目別に見ると、今作は前作と同じか、より低いランクになっていて、楽曲セールスが元気に伸びている風ではない。
むしろ、「サイレントマジョリティー」の方が、勢いを感じさせる数字が出ていて、圧倒的なCDセールスとは全然違う光景が、乃木坂と欅坂を取り巻いているように見えます。
次に、 iTunes Store の配信ランキングです。
(表3) 「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」に収録された曲の iTunes Store トップソング&アルバムの最新ランキング
凡例
[順位] 曲名
#PCより200位以内のランキングをチェック
「ハルジオンが咲く頃」収録曲
2016年03月23日(水)00:00より配信スタート
# 収録7曲をパックしたアルバム「ハルジオンが咲く頃 Special Edition」
# CD発売は2016年03月23日(水)
# 順位は配信開始8日後の2016/03/30(水)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない
(ソング)
[028] ハルジオンが咲く頃
[圏外] 釣り堀、急斜面、不等号、強がる蕾、憂鬱と風船ガム、遙かなるブータン
(アルバム)
[016] ハルジオンが咲く頃 Special Edition
「今、話したい誰かがいる」収録曲
2016年10月21日(水)00:00より配信スタート
# 収録6曲をパックしたアルバム「今、話したい誰かがいる Special Edition」
# CD発売は2015年10月28日(水)
# 順位は配信開始8日後の2015/10/28(水)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない
(ソング)
[005] 今、話したい誰かがいる
[038] 悲しみの忘れ方
[066] ポピパッパパー
[079] 隙間
[111] 嫉妬の権利
[137] 大人への近道
(アルバム)
[001] 今、話したい誰かがいる Special Edition
「ハルジオンが咲く頃」は「今、話したい誰かがいる」と比べて、「Special Edition」のアルバムランキングに強さがなく、配信開始から1週間ほどでトップ10を去っています。
そして、各曲のランキングも同じく、底堅さなく、順位を下げている。
(表4) 13枚目と14枚目の表題曲に関する iTunes Store トップソング上位ランクイン日数
「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[10位以内] 09日 {最高4位}
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日
「ハルジオンが咲く頃」配信開始後8日目時点
[10位以内] 02日 {最高3位}
[20位以内] 05日
[30位以内] 08日 (28位 at 03/31/18:00)
「今、話したい誰かがいる」は、10位以内へのランクインが9日、20以内が15日、30位以内が21日でした。
一方、「ハルジオンが咲く頃」は、10位以内が2日、20以内が5日と、ランクイン日数が短い。
30位以内は8日目ですが、現時点のランキングが28位で、前作と同じ30位以内21日は、厳しいかもしれません。
また、表題曲だけでなく、カップリング曲も、今作は、前作に比べて順位の下降が速い。
(表5) 13枚目と14枚目のカップリング曲に関する iTunes Store トップソング200位以内への連続ランクイン日数
[13枚目カップリング曲]
15日「悲しみの忘れ方」
14日「ポピパッパパー」
09日「嫉妬の権利」
03日「隙間」
02日「大人への近道」
[14枚目カップリング曲]
06日「釣り堀」
05日「急斜面」
04日「不等号」
04日「憂鬱と風船ガム」
03日「強がる蕾」
02日「遙かなるブータン」
11枚目「命は美しい」と12枚目「太陽ノック」に関しては、詳しいデータを取っていないので、明確なことは言えませんが、個人的な印象としては、14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、それら2作と比べても、ランキングの下落が速い気がします。
「今、話したい誰かがいる」は、映画「心が叫びたがっているんだ。」の主題歌で、このアニメのヒットが、音楽セールスを支えた面はあると思います。
ただ、「ハルジオンが咲く頃」は、NHK紅白歌合戦へ初出場した直後のシングルであり、乃木坂46の知名度や注目度が上がっている筈の状況でリリースされているので、過去最高のランキング推移を見せてもおかしくない。
実際、同じく初出場した星野源は、大晦日のNHKホールで歌った「SUN」が、正月早々にトップソング上位に食い込み、3ヶ月経った今でも20位以内に入っていて、「紅白効果」を存分に活用した楽曲セールスを展開しています。
乃木坂も同じことが出来る筈で、それを考えると、14枚目の楽曲セールスには、物足りなさを感じます。
「紅白効果」を最大限に利用するため、なぜ1月から新曲を投入しなかったのかは、今さら論じても意味がないけど、14枚目の新曲キャンペーンを振り返ることは、次作のためにも、重要じゃないでしょうか。
14枚目で、まず気になったのは、選抜発表からCD発売までの期間が短いことです。
(表6) 歴代シングルにおける選抜発表とCD発売までの期間
凡例
選抜発表からCD発売までの時間 : その日程で行われたシングルの数 (該当するシングルの番号)
10週+3日 : 3回 (04枚目, 06枚目, 12枚目)
09週+3日 : 4回 (03枚目, 05枚目, 08枚目, 10枚目)
08週+3日 : 3回 (09枚目, 11枚目, 13枚目)
07週+3日 : 2回 (07枚目, 14枚目)
06週+3日 : 2回 (01枚目, 02枚目)
7週プラス3日は、1枚目「ぐるぐるカーテン」と2枚目「おいでシャンプー」という、ごく初期のシングルを除けば、もっとも短い期間になる。
楽曲のレコーディング、MV撮影、ジャケット撮影、個人PV撮影などのシングル制作、さらにラジオ、テレビ、コンサートでのパフォーマンス披露による新曲プロモーション。
これらを行う時間としては、短過ぎる印象を受けます。
まあ、時間があるからMVやパフォーマンスの出来が良くなるとは限らないし、新曲キャンペーンも、集中的に行った方がインパクトがあるという意見もある。
ただ、今回、もっとも特徴的だったのが、シングルのタイトル名が発表されるのが、通常より、大幅に遅れたことです。
(表7) 13枚目と14枚目のスケジュール
13枚目「今、話したい誰かがいる」
2015/08/30(日) : 選抜発表『乃木坂工事中』
2015/08/31(月) : Stage初披露『真夏の全国ツアー2015』最終公演 in 神宮野球場
2015/08/31(月) : タイトル発表
2015/10/06(火) : MV公開
2015/10/28(水) : CD発売
タイトル発表 =[58日]=> CD発売
14枚目「ハルジオンが咲く頃」
2016/01/31(日) : 選抜発表『乃木坂工事中』
2016/02/22(月) : タイトル発表
2016/02/26(金) : Stage初披露『MUSIC STATION』
2016/03/01(火) : MV公開
2016/03/23(水) : CD発売
タイトル発表 =[30日]=> CD発売
13枚目は、映画『ここさけ』の全国ロードショーが9月中旬から始まるので、それに合わせて、8月30日(日)深夜の『乃木坂工事中』で選抜が発表され、翌31日(月)の神宮ライブでパフォーマンスが初披露、同時に、「今、話したい誰かがいる」というタイトルが知られることになる。
つまり、13枚目は、選抜メンバー、シングルタイトル、表題曲パフォーマンスが、一気に表に出て、このスピード感が、その後のセールスに勢いを与えた面がある。
そして、選抜、タイトル、表題曲とすべてが判明した状態で行う個別握手会応募は、第4次受付からで、第3次終了後の完売率は37.8%と、まだまだ余裕があり、ファンは、シングルの内容を知った上でCDを買うことが出来た。
一方、14枚目は、「タイトル」が発表されたのが、CDリリースの30日前で、13枚目より28日も遅い。
さらに、表題曲パフォーマンスが初披露されたのは、その4日後の『MUSIC STATION』。
結局、選抜、タイトル、表題曲がすべて揃った状態で個別握手会の応募が行われたのは、第8次受付からです。
第7次終了時点での完売率は81.0%に達しており、ファンがシングルに関する十分な情報を持たないまま、ほとんどの握手会券が売れてしまったことになる。
実は、このことが、13枚目と14枚目の楽曲セールスの違いを生んだ面があると思います。
乃木坂ファンは、自分の「推し」を含めて、各メンバーの完売部数推移に、強い関心を持っている人が多い。
ツイッターなどのネットでも、部数ベースの完売率がぐんぐん伸びているときに、コメントが多くなるように見える。
シングルに対する関心がもっとも高まっている、この時期に、楽曲のタイトルすら分からなければ、どのメンバーが何部完売したという握手会人気への興味を、音楽的な興味に変換する力が弱くなるんじゃないでしょうか。
個別握手会の完売部数が、もっとも勢い良く伸びている時こそ、乃木坂ファンに、収録楽曲を宣伝する最高のチャンスであって、そのタイミングを逸すると、肝心の楽曲セールスが落ちてしまう。
14枚目のセールスが、CDの売り上げ枚数以外は、ことごとく13枚目に及んでいないのは、音楽やMVの出来不出来やタイアップの分厚さだけでなく、シングル情報の遅れが影響したように思えます。
「サイレントマジョリティー」MVの再生回数は、CD発売前に、300万回を越えても不思議ではない勢いで伸びていますが、欅坂ファンのベースが、乃木坂ファンであることを考えると、乃木坂のMVも、これくらいの数字を出せる潜在力はある筈です。
それが出来ないのは、乃木坂ファンの注目を、握手会成績以外の、音楽的な部分に集め切れていないからじゃないでしょうか。
14枚目の「サイン会」が6月7日(火)に行われ、深川麻衣の卒業コンサートは、6月15日(水)と16日(木)。
これらの日程から、15枚目は、CD発売が6月22日(水)、選抜発表は4月17日(日)、24日(日)あたりが、曲が届けば(笑)、有力だと思います。
しかし、次作こそは、選抜発表だけでなく、タイトル発表、パフォーマンス披露のタイミングを無視した、個別握手会応募の「前倒し」販売を止めて欲しい。
CDセールスに関心を寄せるファンが多い中、握手会への応募を、楽曲プロモーションから切り離すような形で進めたのでは、MVの再生回数やダウンロード数が伸びる筈がありません。
今度こそ、余裕を持ったスケジュールによって、楽曲セールスを立て直し、乃木坂が、音楽的存在感を示すことを願っています。
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