ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

永島聖羅の賢い選択、前作に及ばない「ハルジオン」音楽ランキングはタイトル発表遅延に一因か [31Mar16]

2016-03-31 21:00:00 | 芸能
永島聖羅、3月30日(水)夜のFMラジオ番組をもって、乃木坂メンバーとしての仕事がすべて終了

永島聖羅の公式ブログ
[名古屋卒業ライブの前々日] 2016/03/17_22:54
「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」
[ライブの前日夜] 2016/03/18_23:54
「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」
[ライブ1日目終了後] 2016/03/20_00:12
「明日でラスト☆永島聖羅☆* 715」
[ライブ2日目終了後] 2016/03/21_11:00
「卒業☆永島聖羅☆*716」
[最後のブログ] 2016/03/26_23:30
「永島聖羅」

# 永島聖羅に関する当ブログの記事は、本文の「関連記事」後に、リンク付きでまとめて掲載しています


乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

乃木坂が日テレ系春フェスに登場
03月31日(木)『ZIP!春フェス2016』in 東京ドームシティホール (17:30~) に乃木坂46が出演。

福岡のテレビにメンバー3人が出演
04月01日(金) 15 : 48 ~ 17 : 53 [地デ] FBS福岡放送『めんたいワイド』。寺田蘭世、西野七瀬、若月佑美が出演。

ラジオ番組の放送時間変更!2016年4月1日(金)より
[FM_生放送] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 (3月まで) → 19 : 00 ~ 20 : 47 (4月から) bayfm78『金つぶ
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。

ラジオ番組に新MC登場!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日
アルコ&ピースと共に、永島聖羅がパーソナリティを務めたラジオ生放送番組。せいらりんの卒業に伴い、中田花奈が新MCとして参加。

深夜の音楽バラエティに乃木坂登場
04月01日(金) 24 : 30 ~ [地デ] 日テレ『バスリズム』の「つながリズム&LIVE」コーナーに乃木坂46が出演する模様。

ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜 7 : 05 ~ 7 : 15 J-WAVE『POP OF THE WORLD』(6 : 00 ~ 8 : 00)内の「HARRY'S ENGLISH CLASS」。生きた英語を学べるコーナーに、齋藤飛鳥が、ハリー杉山とともにナビゲーターとして出演。

テレビ新番組!2016年4月2日(土)より
[地デ] 毎週土曜 9 : 55 ~ 10 : 25 フジテレビ『ライオンのグータッチ
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援。

ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜日24 : 30 ~ 25 : 00 TOKYO FM『エバンジェリストスクール!
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。何だかよく分かりませんが、若様に向いている気がします(笑)。

ラジオ番組の放送時間変更!おそらく2016年4月3日(日)より
[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 (3月まで) → 18 : 00 ~ 18 : 30 (4月から) 文化放送『乃木坂の「の」
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



永島聖羅さん、4年半に渡る乃木坂での活動、本当にお疲れ様でした。

乃木坂を立ち上げ、いつも中心で支えてきたせいらりんがグループを去るのは、心にぽっかりと穴が空くような、やりきれない寂しさを感じます。

また、公式ブログにアップしてくれた、メンバーとの様々なツーショット、スリーショット写真がもう観られないと思うと、「卒業」することの重みが、ひしひしと胸に迫ってくる。


ただ、せいらりん自身の将来を見据えると、今回の「卒業」は、優れた決断で、さすがは永島聖羅だと、私は高く評価しています。

乃木坂は、選抜固定化の流れが止まらなくなっていて、各メンバーに対する外仕事の割り当ても、この人はバラエティ、この人は舞台、この人はモデルなどなど、弾力性を失いつつある。

女優志望であるのに、バラエティ担当と見なされたり、歌手志望なのに、生で歌えないといった、自分の希望と大きく異なる状況が続くのであれば、グループを離れるのは、一つの賢い選択肢です。

せいらりんは、非常に頭の良い人で、自分1人で活動する場合も、進むべき方向を過たずに判断する力を十分に備えている。

乃木坂にいて、保護されてはいるけど、身動きが取れない状態よりは、頼れるのは自分のみだけど、自由に動ける環境の方が、性に合うんじゃないでしょうか。


私は、『仮面ティーチャー』の女子高生役や『NOGIBINGO!』の花魁で披露したような、永島聖羅の表情の演技が大好きなので、今後、ドラマや舞台に出演することになったら、是非、教えて欲しい。

その日を楽しみにしながら、「永島聖羅のいない乃木坂」と、しばらくは向き合っていこうと思います。

せいらりん、「卒業」おめでとう。

あなたの笑顔と未来が、これからも、今以上に眩しく輝くことを、心から願っています。



さて、「ハルジオンが咲く頃」に関して、発売週のオリコン週間ランキングと「Billboard JAPAN Hot100」が発表されました。

それらのデータを眺めながら、14枚目シングルのセールス状況を考えてみましょう。

まずは、オリコンによるCDの第1週売り上げ枚数、つまり、初動から。

(表1) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳

凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ) [現在の累計] 発売日「タイトル」

# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2016年04月04日付[03/21(月)~03/27(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。

01枚目 : 13.6 (08.3+05.3) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0) [31.9] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0) [46.0] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5) [51.7] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2) [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 (15.0+35.0) [62.2] 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5+SE盤04.0+41.4) [68.0] 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7 (15.9+ここさけ盤01.1+45.6) [73.9] 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
14枚目 : 75.0 (22.9~25.8+49.1[@8.5秒]~52.2[@8.0秒]) 2016/03/23「ハルジオンが咲く頃」

13枚目→14枚目
初動+12.3万枚 = (個別3.5[@8.5秒]+店頭8.8) ~ (個別5.7[@8.0秒]+店頭6.6)

# 14枚目の数字に関しては、サウンドスキャンの方針変更から、盤種別売り上げ枚数の情報が入手出来ないので、個別握手会第10次応募終了時点の完売状況からシミュレーション計算によって、推定値を求めている。その際、CD1枚当たりの平均割り当て時間を下限8.0秒、上限8.5秒とおき、そこから導かれる数値を[@8.0秒]、[@8.5秒]を後に付けて示している。


結局、14枚目初動は75.0万枚で、13枚目から12.3万枚の大幅上昇となっています。

12.3万枚アップの内訳は、個別握手会の推定売り上げ枚数をどう見積もるかで変わってきますが、CD1枚平均割り当て時間が従来通りの8.5秒なら、個別握手会分+3.5万枚の店頭販売分+8.8万枚、8.0秒と厳しく設定すれば、個別握手会分+5.7万枚の店頭販売分+6.6万枚と推測されます。

14枚目個別握手会の完売状況から判断して、前作から5.7万枚を越えるアップは、さすがに可能性が低いので、やはり店頭販売分が6.6万枚から8.8万枚と、ド派手に伸びたのだと思います(笑)。


このブログの初動予想は67万枚で、8万枚も外してしまいましたが、店頭販売分がこれほど上昇するのは、さすがに読めなかった。

初回限定盤を1種類多く投入したことは、店頭セールスを押し上げた筈ですが、いくら何でも、それだけで6.6万枚から8.8万枚の積み上げは説明出来ないでしょう。

やはり、前回記事に書いた通り、セブンネットを中心に、ネット予約に分厚い特典を付け、オンライン販売に重点を移すことで、第1週集約型のCDセールスを実現、その結果、発売日であるオリコンデイリー2日目に11.4万枚という驚異的な売り上げを記録するなど、初動が大幅にアップしたのだと思います。


もちろん、セブンイレブンを巻き込んだCD販売が、利便性を高めて、購入者を増やした部分はあるでしょう。

ただ、前作から12.3万枚アップの初動75.0万枚という、華々しい数字から連想される、既存ファンの熱狂や新規ファンの増加が起こっているかというと、疑問を感じざるを得ない。

というのも、「ハルジオンが咲く頃」のセールスは、CD売り上げ枚数以外の数字が、明らかに前作より芳しくない。


以下は、「Billboard JAPAN Hot100」の順位です。

(表2) Billboard JAPAN Hot100 における「ハルジオンが咲く頃」の順位推移

#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り回数
D : ツイート数
E : 動画再生回数
#「00位」は圏外の意味
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色の日付はCD発売週を表す
#「MV(Short Ver.)」「MV(Full Ver.)」の部分をクリックするとYouTubeにアップされた公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい

「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]00位 (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]00位 [B]39位 [C]00位 [D]11位 [E]47位 (4回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)01位 [A]01位 [B]16位 [C]01位 [D]04位 [E]00位 (5回)
# MV(Full Ver.)公開は03/01から03/22(23:59)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から

「今、話したい誰かがいる」乃木坂46 (2015/10/28発売)
11月09日付(10/26~11/01) (総合)01位 [A]01位 [B]10位 [C]01位 [D]04位 [E]97位 (5回)
# MV(Full Ver.)公開は10/06から10/28(00:00)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/10/28から

「サイレントマジョリティー」欅坂46 (2016/04/06発売)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)00位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]19位 [E]00位 (0回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)
04月04日付(03/21~03/27) (総合)40位 [A]00位 [B]89位 [C]00位 [D]13位 [E]04位 (2回)
# MV(Full Ver.)公開は03/15から04/05(23:59)まで


「Billboard JAPAN Hot100」は、シングルCDではなく、曲そのもののセールスを扱っています。

最新チャートである4月4日付は、3月21日(月)から27日(日)までが集計期間なので、ちょうど「ハルジオンが咲く頃」の発売週ランキングです。

ここで注目したいのは、「動画再生回数」(E)が圏外であること。

「ハルジオンが咲く頃」のフルバージョンMVが公開された週を調べた3月14日付チャートで、「動画再生回数」は27位にランクインしています。

しかし、翌週の3月21日付では32位、3月28日付では47位に下がり、発売週である4月4日付において、圏外に去っている。


ところが、13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」の発売週である2015年11月9日付チャートを見ると、「動画再生回数」は97位に踏み止まっています。

13枚目と14枚目は、どちらも、水曜日午前0時にフルバージョンからショートバージョンへ切り替わっているので、条件はまったく同じです。

従って、「ハルジオンが咲く頃」MVは、Billboard ランキングの上からも、前作ほどの人気はないことが分かります。

また、「サイレントマジョリティー」は、フルバージョンMVが公開された3月28日付で、「動画再生回数」がいきなり12位に登場。

さらに、翌週である4月4日付では、4位に浮上しており、明らかに大きな注目を集めている。


「ハルジオンが咲く頃」の発売週チャートは、「ツイート数」(D)が4位と「今、話したい誰かがいる」と同じですが、「ラジオ放送回数」(B)は、前作の10位から16位に後退しています。

結局、13枚目と14枚目の表題曲は、総合順位はともに1位であるものの、項目別に見ると、今作は前作と同じか、より低いランクになっていて、楽曲セールスが元気に伸びている風ではない。

むしろ、「サイレントマジョリティー」の方が、勢いを感じさせる数字が出ていて、圧倒的なCDセールスとは全然違う光景が、乃木坂と欅坂を取り巻いているように見えます。


次に、 iTunes Store の配信ランキングです。

(表3) 「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」に収録された曲の iTunes Store トップソング&アルバムの最新ランキング

凡例
[順位] 曲名
#PCより200位以内のランキングをチェック

「ハルジオンが咲く頃」収録曲
2016年03月23日(水)00:00より配信スタート
# 収録7曲をパックしたアルバム「ハルジオンが咲く頃 Special Edition」
# CD発売は2016年03月23日(水)
# 順位は配信開始8日後の2016/03/30(水)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない

(ソング)
[028] ハルジオンが咲く頃
[圏外] 釣り堀、急斜面、不等号、強がる蕾、憂鬱と風船ガム、遙かなるブータン
(アルバム)
[016] ハルジオンが咲く頃 Special Edition

「今、話したい誰かがいる」収録曲
2016年10月21日(水)00:00より配信スタート
# 収録6曲をパックしたアルバム「今、話したい誰かがいる Special Edition」
# CD発売は2015年10月28日(水)
# 順位は配信開始8日後の2015/10/28(水)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない

(ソング)
[005] 今、話したい誰かがいる
[038] 悲しみの忘れ方
[066] ポピパッパパー
[079] 隙間
[111] 嫉妬の権利
[137] 大人への近道
(アルバム)
[001] 今、話したい誰かがいる Special Edition


「ハルジオンが咲く頃」は「今、話したい誰かがいる」と比べて、「Special Edition」のアルバムランキングに強さがなく、配信開始から1週間ほどでトップ10を去っています。

そして、各曲のランキングも同じく、底堅さなく、順位を下げている。

(表4) 13枚目と14枚目の表題曲に関する iTunes Store トップソング上位ランクイン日数

「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[10位以内] 09日 {最高4位}
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日

「ハルジオンが咲く頃」配信開始後8日目時点
[10位以内] 02日 {最高3位}
[20位以内] 05日
[30位以内] 08日 (28位 at 03/31/18:00)


「今、話したい誰かがいる」は、10位以内へのランクインが9日、20以内が15日、30位以内が21日でした。

一方、「ハルジオンが咲く頃」は、10位以内が2日、20以内が5日と、ランクイン日数が短い。

30位以内は8日目ですが、現時点のランキングが28位で、前作と同じ30位以内21日は、厳しいかもしれません。


また、表題曲だけでなく、カップリング曲も、今作は、前作に比べて順位の下降が速い。

(表5) 13枚目と14枚目のカップリング曲に関する iTunes Store トップソング200位以内への連続ランクイン日数

[13枚目カップリング曲]
15日「悲しみの忘れ方」
14日「ポピパッパパー」
09日「嫉妬の権利」
03日「隙間」
02日「大人への近道」

[14枚目カップリング曲]
06日「釣り堀」
05日「急斜面」
04日「不等号」
04日「憂鬱と風船ガム」
03日「強がる蕾」
02日「遙かなるブータン」


11枚目「命は美しい」と12枚目「太陽ノック」に関しては、詳しいデータを取っていないので、明確なことは言えませんが、個人的な印象としては、14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、それら2作と比べても、ランキングの下落が速い気がします。

「今、話したい誰かがいる」は、映画「心が叫びたがっているんだ。」の主題歌で、このアニメのヒットが、音楽セールスを支えた面はあると思います。

ただ、「ハルジオンが咲く頃」は、NHK紅白歌合戦へ初出場した直後のシングルであり、乃木坂46の知名度や注目度が上がっている筈の状況でリリースされているので、過去最高のランキング推移を見せてもおかしくない。

実際、同じく初出場した星野源は、大晦日のNHKホールで歌った「SUN」が、正月早々にトップソング上位に食い込み、3ヶ月経った今でも20位以内に入っていて、「紅白効果」を存分に活用した楽曲セールスを展開しています。

乃木坂も同じことが出来る筈で、それを考えると、14枚目の楽曲セールスには、物足りなさを感じます。


「紅白効果」を最大限に利用するため、なぜ1月から新曲を投入しなかったのかは、今さら論じても意味がないけど、14枚目の新曲キャンペーンを振り返ることは、次作のためにも、重要じゃないでしょうか。

14枚目で、まず気になったのは、選抜発表からCD発売までの期間が短いことです。

(表6) 歴代シングルにおける選抜発表とCD発売までの期間

凡例
選抜発表からCD発売までの時間 : その日程で行われたシングルの数 (該当するシングルの番号)

10週+3日 : 3回 (04枚目, 06枚目, 12枚目)
09週+3日 : 4回 (03枚目, 05枚目, 08枚目, 10枚目)
08週+3日 : 3回 (09枚目, 11枚目, 13枚目)
07週+3日 : 2回 (07枚目, 14枚目)
06週+3日 : 2回 (01枚目, 02枚目)


7週プラス3日は、1枚目「ぐるぐるカーテン」と2枚目「おいでシャンプー」という、ごく初期のシングルを除けば、もっとも短い期間になる。

楽曲のレコーディング、MV撮影、ジャケット撮影、個人PV撮影などのシングル制作、さらにラジオ、テレビ、コンサートでのパフォーマンス披露による新曲プロモーション。

これらを行う時間としては、短過ぎる印象を受けます。


まあ、時間があるからMVやパフォーマンスの出来が良くなるとは限らないし、新曲キャンペーンも、集中的に行った方がインパクトがあるという意見もある。

ただ、今回、もっとも特徴的だったのが、シングルのタイトル名が発表されるのが、通常より、大幅に遅れたことです。

(表7) 13枚目と14枚目のスケジュール

13枚目「今、話したい誰かがいる」
2015/08/30(日) : 選抜発表『乃木坂工事中』
2015/08/31(月) : Stage初披露『真夏の全国ツアー2015』最終公演 in 神宮野球場
2015/08/31(月) : タイトル発表
2015/10/06(火) : MV公開
2015/10/28(水) : CD発売
タイトル発表 =[58日]=> CD発売


14枚目「ハルジオンが咲く頃」
2016/01/31(日) : 選抜発表『乃木坂工事中』
2016/02/22(月) : タイトル発表
2016/02/26(金) : Stage初披露『MUSIC STATION』
2016/03/01(火) : MV公開
2016/03/23(水) : CD発売
タイトル発表 =[30日]=> CD発売


13枚目は、映画『ここさけ』の全国ロードショーが9月中旬から始まるので、それに合わせて、8月30日(日)深夜の『乃木坂工事中』で選抜が発表され、翌31日(月)の神宮ライブでパフォーマンスが初披露、同時に、「今、話したい誰かがいる」というタイトルが知られることになる。

つまり、13枚目は、選抜メンバー、シングルタイトル、表題曲パフォーマンスが、一気に表に出て、このスピード感が、その後のセールスに勢いを与えた面がある。

そして、選抜、タイトル、表題曲とすべてが判明した状態で行う個別握手会応募は、第4次受付からで、第3次終了後の完売率は37.8%と、まだまだ余裕があり、ファンは、シングルの内容を知った上でCDを買うことが出来た。


一方、14枚目は、「タイトル」が発表されたのが、CDリリースの30日前で、13枚目より28日も遅い。

さらに、表題曲パフォーマンスが初披露されたのは、その4日後の『MUSIC STATION』。

結局、選抜、タイトル、表題曲がすべて揃った状態で個別握手会の応募が行われたのは、第8次受付からです。

第7次終了時点での完売率は81.0%に達しており、ファンがシングルに関する十分な情報を持たないまま、ほとんどの握手会券が売れてしまったことになる。


実は、このことが、13枚目と14枚目の楽曲セールスの違いを生んだ面があると思います。

乃木坂ファンは、自分の「推し」を含めて、各メンバーの完売部数推移に、強い関心を持っている人が多い。

ツイッターなどのネットでも、部数ベースの完売率がぐんぐん伸びているときに、コメントが多くなるように見える。

シングルに対する関心がもっとも高まっている、この時期に、楽曲のタイトルすら分からなければ、どのメンバーが何部完売したという握手会人気への興味を、音楽的な興味に変換する力が弱くなるんじゃないでしょうか。


個別握手会の完売部数が、もっとも勢い良く伸びている時こそ、乃木坂ファンに、収録楽曲を宣伝する最高のチャンスであって、そのタイミングを逸すると、肝心の楽曲セールスが落ちてしまう。

14枚目のセールスが、CDの売り上げ枚数以外は、ことごとく13枚目に及んでいないのは、音楽やMVの出来不出来やタイアップの分厚さだけでなく、シングル情報の遅れが影響したように思えます。

「サイレントマジョリティー」MVの再生回数は、CD発売前に、300万回を越えても不思議ではない勢いで伸びていますが、欅坂ファンのベースが、乃木坂ファンであることを考えると、乃木坂のMVも、これくらいの数字を出せる潜在力はある筈です。

それが出来ないのは、乃木坂ファンの注目を、握手会成績以外の、音楽的な部分に集め切れていないからじゃないでしょうか。


14枚目の「サイン会」が6月7日(火)に行われ、深川麻衣の卒業コンサートは、6月15日(水)と16日(木)。

これらの日程から、15枚目は、CD発売が6月22日(水)、選抜発表は4月17日(日)、24日(日)あたりが、曲が届けば(笑)、有力だと思います。

しかし、次作こそは、選抜発表だけでなく、タイトル発表、パフォーマンス披露のタイミングを無視した、個別握手会応募の「前倒し」販売を止めて欲しい。

CDセールスに関心を寄せるファンが多い中、握手会への応募を、楽曲プロモーションから切り離すような形で進めたのでは、MVの再生回数やダウンロード数が伸びる筈がありません。

今度こそ、余裕を持ったスケジュールによって、楽曲セールスを立て直し、乃木坂が、音楽的存在感を示すことを願っています。



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乃木坂14thの憂鬱、初選抜時期が示す未来予想図、1期より遅い2期抜擢、唯一の「例外」衛藤美彩 [05Feb16]

なぜ西野白石は1列目か?乃木坂の夢が消えていく、14枚目は握手会主義を越える完全固定選抜 [01Feb16#2]

(速報) 14th選抜発表は1月31日(日)深夜、CD発売までの期間は3枚目以降で歴代最短 [25Jan16]

遅れる14th選抜発表、不透明な乃木坂とAKB48の今後、但し握手会応募は始まり初動予想は66万枚 [19Jan16]

乃木坂14枚目個別握手会は初動算入を10次分確保、新選抜発表の停滞は運営トップ交代が原因か? [13Jan16]

乃木坂は「紅白直後」を有効に生かせるか?3月が濃厚な14枚目発売とFromAQUAのコラボ企画 [01Dec15]


// 永島聖羅に関する当ブログの主な記事

永島聖羅の涙と笑顔、11th選抜の発表から始まった2015年の長い旅 [19Dec15#2]

永島聖羅のいない乃木坂、らりん卒業を巡るグループの現状と未来 [19Dec15]

11th選抜は序列固定型「超無難」選抜、構想力の欠如が招いた松村沙友理3列目と永島聖羅の涙 [19Jan15]

乃木坂の風 15Feb14 ~ コスプレ感が逆に生きた白石麻衣、一瞬で輝きを見せた永島聖羅 in 仮面ティーチャー

乃木坂の風 09Feb14 ~ 急成長の永島聖羅、緊張する琴子とみり愛、センスを見せた山崎怜奈 in NOGIBINGO!2

乃木坂の風 21Jan14 ~ 8th選抜を予想する(2)、万理華、樋口、永島、中元、星野、熾烈なバック8攻防戦

乃木坂の風 15Jan14 ~ 突っ込まれまくる永島聖羅、強烈ゆったんネタをぶっ込む衛藤美彩 in 「おに魂」

乃木坂の風 12Dec13 ~ 永島聖羅がトークの実力を発揮、bayfm「K・WEST」に伊藤寧々、井上小百合と出演

乃木坂の風 07Dec13 ~ 白石麻衣が好調「温泉宿のぎざか」、永島聖羅は「開運音楽堂」で大暴れ!

乃木坂の風 31Oct13 ~ モー娘。のソチ五輪、AKB48の連続ミリオン、そしてやっぱり永島聖羅は美しい

乃木坂の風 27Oct13 ~ 45人の永島聖羅、「らりんを探せ」が教える乃木坂派の魅力

乃木坂の風 18Jul13 ~ 7th選抜への道、生田絵梨花の思い、永島聖羅の不満にどう答えるか

乃木坂の風 08May13#2 ~ 「プリンシパル」6日目、生田独走、橋本と永島追走、松村長女役獲得

乃木坂の風 05May13 ~ 第二幕出演スコア、生田と高山が同点1位、永島は単独3位、プラス能條の4人が全出演



// 過去の記事を読みたい方へ

2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~May]

2016-03-31 20:36:35 | 芸能
// 乃木坂メンバーがレギュラー出演するテレビ・ラジオ番組

(日曜日)
[地デ] 毎週日曜 10 : 00 ~ 10 : 30 NHK Eテレ『将棋フォーカス』
(再放送) 翌木曜 15 : 00 ~ 15 : 30
伊藤かりんが総合司会を務める将棋番組。4月5日(日)にスタート。
『将棋フォーカス』番組公式サイト

中元日芽香の登場時刻が変更!2016年4月3日(日)より
[AM_生放送] 毎月奇数週の日曜 20 : 05 ~ 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組。中元日芽香が毎月1週目、3週目の奇数週 21 : 05 から登場して、アシスタントを担当。このとき、他の乃木坂メンバーもゲストで出演。番組自体は毎週放送。初回は2015年4月5日(日)で、生駒里奈が登場。
『らじらー!』の番組公式サイト

放送時間変更!おそらく2016年4月3日(日)より
[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 (3月まで) → 18 : 00 ~ 18 : 30 (4月から) 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

[CS] 毎月最終日曜 23 : 30 ~ 24 : 00 TBSチャンネル1『乃木えいご』
(再放送) 翌土曜 10 : 30 ~ 11 : 00
川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあやがレギュラー出演する、乃木坂が国際派アイドル目指して「英語を楽しく学ぶ」バラエティ番組。東進ハイスクールの安河内哲也さんが講師、ドランクドラゴンの鈴木拓がMC、米国アリゾナ出身で英語が堪能なAKB48平田梨奈がサポート役となっている。4人以外の乃木坂メンバーが、毎回1人以上ゲストで参加する。放送日時は、その月の最終日曜ですが、第2回は、一つ前の日曜に変更されたので、毎回チェックが必要。
TBS公式サイトの番組紹介ページ

[地デ] 毎週日曜 24 : 00 ~ 24 : 30 テレビ東京『乃木坂工事中』
『乃木坂って、どこ?』の後継番組。4月19日(日)から、バナナマンのMCでスタート。
テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

[地デ] 不定期日曜 26 : 35 ~ 27 : 05 フジテレビ『超速GO音』
国内トップの四輪レースシリーズである「スーパーフォーミュラ」の関連情報を紹介する番組で、樋口日奈がナレーターを担当。初回放送は2016年4月24日(日)深夜。
フジテレビの番組公式サイト

(月曜日)
[FM_生放送] 毎週月曜 20 : 00 ~ 23 : 00 NACK5『The Nutty Radio Show おに魂』
斉藤優里がバカボン鬼塚と共にパーソナリティを務める人気のラジオ生放送番組。
NACK5公式サイトの番組紹介ページ
『おに魂』の公式ブログ

(火曜日)
[地デ] 毎週火曜 18 : 57 ~ テレビ東京『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV』
ウソのような本当の話を、衝撃映像と共に紹介する番組。秋元真夏がレギュラーリポーターとして参加。時間拡大のスペシャル回では、秋元さんや他のメンバーがスタジオ出演することがあるようです。
テレビ東京公式サイトの番組紹介ページ

(水曜日)
新番組!2016年06月01日(水)より
[地デ] 毎週水曜 09 : 30 ~ 09 : 55 NHK Eテレ『趣味どきっ!私の朝活 おいしいスタイル』
月曜、火曜、水曜の朝、それぞれ異なるテーマを、異なる出演者陣で扱う番組の水曜シリーズに高山一実がレギュラーで出演。水曜は、軽い運動と簡単な朝ご飯がテーマのようです。
NHK公式サイトの番組紹介ページ

新番組!2016年3月30日(水)より
[AM_生放送] 毎週水曜 27 : 00 ~ 28 : 30 ニッポン放送『オールナイトニッポン0 (ZERO)
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。

(木曜日)
[CS] 毎月第4木曜 22 : 00 ~ 22 : 30 100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス『Tokyo Girls' Update』
(リピート放送) 翌週水曜 25 : 00 ~ 25 : 30、翌々週日曜 17 : 30 ~ 18 : 00
# スカパー視聴の場合、CS321の「スペシャルプラス」というチャンネルで放送。
桜井玲香とハリー杉山がMC を務める情報バラエティ。日本の「ガールズカルチャーを海外に向けて発信」とのことす。初回放送は4月23日(木)。
制作会社であるオールブルー公式サイトの番組紹介ページ

(金曜日)
[地デ] 毎週金曜 18 : 00 ~ テレビ東京『特捜警察ジャンポリス』
生駒里奈がオリラジ中田敦彦、足立梨花と司会を務める漫画雑誌『ジャンプ』の情報を伝えるバラエティ番組。
『特捜警察ジャンポリス』番組公式サイト

放送時間変更!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 (2016年3月まで) → 19 : 00 ~ 20 : 47 (4月から) bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。
bayfm78の公式サイト
bayfm78公式サイトの新番組紹介ページ

永島聖羅の卒業伴い、中田花奈が新MCに!2016年4月1日(金)より
[FM_生放送] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと永島聖羅(4月から中田花奈)がDJのラジオ生放送番組。首都圏FMですが、radikoによるPC視聴は出来ないようで、その代わり、USTREAMがカバーしています。
『沈黙の金曜日』番組公式サイト
USTREAMの『沈黙の金曜日』視聴ページ

(土曜日)
新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜 7 : 05 ~ 7 : 15 J-WAVE『POP OF THE WORLD』(6 : 00 ~ 8 : 00)内の「HARRY'S ENGLISH CLASS」。生きた英語を学べるコーナーに、齋藤飛鳥が、ハリー杉山とともにナビゲーターとして出演。

新番組!2016年4月2日(土)より
[地デ] 毎週土曜 9 : 55 ~ 10 : 25 フジテレビ『ライオンのグータッチ
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援する。

[BS] 毎月1回土曜 09 : 00 ~ 09 : 30 BS朝日『野球大好き!集まれ!侍ジャパン』
野球日本代表のトップチームを目指す若い選手たちを、衛藤美彩が中心となって、乃木坂メンバー数人で取材する番組。放送日は、基本的に第1土曜日のようですが、そうでないケースもあるので、その都度チェックが必要。
BS朝日公式サイトの番組紹介ページ

新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜日24 : 30 ~ 25 : 00 TOKYO FM『エバンジェリストスクール!
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。何だかよく分かりませんが、若様に向いている気がします(笑)。
乃木坂公式サイトの関連記事
若月佑美の2016/03/22_10:48ブログ

[地デ] 毎週土曜 25 : 05 ~ 25 : 35 フジテレビ『うまズキッ!』
おぎやはぎがMCを務める競馬番組。白石麻衣がレギュラー出演。
フジテレビ公式サイトの番組紹介ページ

(月曜日~木曜日)
[FM] 第3週月曜から木曜の毎日 22 : 15 ~ 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。毎月、第1週から第4週まで、週変わりで人気女性タレントがパーソナリティを務め、橋本奈々未が第3週目を担当する。4月20日(月) ~ 23日(木) にななみんが初登場。
『GIRLS LOCKS!』の番組公式サイト

(不定期ながら高頻度)
フジテレビのCS放送である、ONE、TWO、NEXTの『ラーメンWalkerTV2』は、乃木坂メンバーが1人ゲスト出演する回を、かなりの頻度でオンエアしています。どのメンバーがいつ登場するかは、番組公式サイトに掲載。


// 注目されるテレビ・ラジオ・ネット番組と重要イベントの日程

# 上に載せたレギュラー出演のテレビ・ラジオ番組は、注目回を除いて、基本的には書き込んでいません。
# テレビ・ラジオ・ネット番組は、放送日時を緑色で示しています。
# 「個別握手会」はオレンジ色「全国握手会」は青色に色分けしています。

[BS][CS] スカパーでは、乃木坂関連番組がかなりの頻度で放送されているので、視聴可能な方は、以下のページをチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

====== 2016年04月(Apr) =====

04月01日(金) 15 : 48 ~ 17 : 53 [地デ] FBS福岡放送『めんたいワイド』。寺田蘭世、西野七瀬、若月佑美が出演。
04月01日(金) 24 : 30 ~ [地デ] 日テレ『バスリズム』の「つながリズム&LIVE」コーナーに乃木坂46が出演する模様。
04月02日(土)『乃木坂46 3期生募集セミナー』in 東京・イイノホール

04月04日(月) 18 : 55 ~ 21 : 54 [地デ] テレビ東京『仰天パニックシアター』に秋元真夏が出演。
04月04日(月) 20 : 58 ~ 23 : 15 [地デ] テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間スペシャル』。松村邦洋が先生となる「授業」に高山一実が出演。
04月05日(火) 24 : 25 ~ 25 : 55 [地デ] フジテレビ『直撃!ズキュンワード』に生駒里奈が出演。
04月06日(水) 欅坂46のデビューシングル発売
04月06日(水) 21 : 00 ~ 22 : 54 & 23 : 59 ~ 24 : 54 [地デ] 日テレ『ナカイの窓 2時間スペシャル』&『ナカイの窓 ゴールデン延長戦』に生駒里奈が出演。
04月07日(木) 17 : 00 ~『乃木坂46navi 即売会@スーパーオートバックス八王子』に中田花奈と新内眞衣が参加。
04月07日(木) 19 : 25 ~ 19 : 55 [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル」に秋元真夏が出演。
04月07日(木) 21 : 00 ~ 22 : 00 [BS] NHK BSプレミアム『あなたに贈る!名曲セレクション~春ソングスペシャル』。松下奈緒、清水ミチコ、ビビる大木がMCを務め、多くのアーティストが出演して様々な春ソングを披露する季節恒例番組に、昨年に続き、乃木坂46が登場。
04月09日(土) 『GirlsAward 2016 SPRING/SUMMER』 in 国立代々木第一体育館 に乃木坂46がアーティストとしてパフォーマンスを披露する予定。さらに、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬、松村沙友理がモデルとして参加。
04月09日(土) 25 : 45 ~ 26 : 00 [地デ] 広島ホームテレビ「H♪LINE」に伊藤万理華、衛藤美彩、和田まあやが出演。

04月10日(日) 25 : 45 ~ 26 : 45 [地デ] フジテレビ『World Baseballエンタテイメントたまッチ!』に番組メンバーの橋本奈々未が出演。
04月11日(月) NHKの若者向け音楽新番組『「シブヤノオト」&「NAOMIの部屋」』公開収録に乃木坂が出演。観覧申し込みの詳細はこのページに掲載
04月11日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 [地デ] 日本テレビ『NOGIBINGO!6』の初回放送。
04月12日(火) 24 : 55 ~ [地デ] メ~テレ『BOMBER-E』に秋元真夏、高山一実、中元日芽香が出演。
04月14日(木)『乃木坂46navi 即売会』in スーパーオートバックス羽村 (開場16:00, 開演17:00) に、衛藤美彩と深川麻衣が参加。
04月15日(金) 19 : 30 ~ 20 : 43 [地デ] NHK総合『金曜eye「若輩者ではございますが...~"アラウンド20歳"のリアル~」』で、橋本奈々未がオードリーと共に司会を担当。
04月16日(土)14枚目第1回全国握手会 in 千葉・幕張メッセ
04月16日(土) 11 : 45 ~ 11 : 50 [地デ] 岩手めんこいテレビ『8見!』に、斉藤優里、中田花奈、中元日芽香が出演。
04月16日(土) 22 : 20 ~ 22 : 50 [地デ] NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』。レギュラー番組としての初回放送に、乃木坂から、生田絵梨花、生駒里奈、高山一実の3人が出演。
04月16日(土) 23 : 15 ~ [BS] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。桜井玲香の「お説教部屋」に深川麻衣登場、永島聖羅の「卒業コンサート」密着。スタジオライブは「ハルジオンが咲く頃」 と欅坂46の「サイレントマジョリティー」「渋谷川」をすべてフルバージョン披露。

04月17日(日) 14枚目第1回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ
04月19日(火) 18 : 55 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ東京『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV』に、斉藤優里と桜井玲香が出演。
04月20日(水) 19 : 56 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『くりぃむクイズ ミラクル9』に高山一実が出演。
04月21日(木) [CS] フジテレビONE『ラーメンWalkerTV2』に樋口日奈(#139; 11:00 ~ 11:15)、和田まあや(#140; 11:15 ~ 11:30)、新内眞衣(#141; 11:30 ~ 11:45)がそれぞれ出演。
04月22日(金) 26 : 30 ~ 27 : 00 [地デ] テレビ東京『超流派』。「乃木坂46から新たなユニット誕生」との告知。
04月23日(土) 04 : 15 ~ 04 : 45 [地デ] TBS『開運音楽堂』の衛藤美彩コーナーに秋元真夏が登場。
04月24日(日) 17 : 05 ~ 17 : 54 [地デ_生放送] NHK総合『シブヤノオト』。チュートリアルの徳井義実と清水富美加がMC を務める、若者向け新音楽番組の初回に、乃木坂46が「太陽ノック」を披露する予定。『MUSIC JAPAN』の後継番組で、生放送とのこと。ナタリーの関連番記事

乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016 ~東北シリーズ~
04月19日(火)『アンダーライブ全国ツアー2016 ~東北シリーズ~』1日目 第1公演(18:30) in 福島・福島県文化センター大ホール
04月20日(水)『アンダーライブ全国ツアー2016 ~東北シリーズ~』2日目 第2公演(18:30) in 宮城・東京エレクトロンホール宮城
04月21日(木)『アンダーライブ全国ツアー2016 ~東北シリーズ~』3日目 第3公演(18:30)in 岩手・盛岡市民文化ホール大ホール
04月22日(金)『アンダーライブ全国ツアー2016 ~東北シリーズ~』4日目 第4公演(18:30) in 青森・八戸市公会堂大ホール
04月23日(土)『アンダーライブ全国ツアー2016 ~東北シリーズ~』5日目 第5公演(18:30) in 秋田・秋田市文化会館大ホール
04月24日(日)『アンダーライブ全国ツアー2016 ~東北シリーズ~』6日目 第6公演(18:30) in 山形・やまぎんホール(山形県民会館)

井上小百合の出演舞台『飲みかけで帰ったあの娘
04月21日(木) 舞台『飲みかけで帰ったあの娘』1日目 第1公演(19:00) in CBGKシブゲキ!!。飯野智司、加賀成一、伊達さんの男性3人によるコントユニット「大人のカフェ」の第9回公演に、井上小百合がヒロイン役で出演。
04月22日(金) 舞台『飲みかけで帰ったあの娘』2日目 第2公演(15:00)&第3公演(19:00)
04月23日(土) 舞台『飲みかけで帰ったあの娘』3日目 第4公演(15:00)&第5公演(19:00)
04月24日(日) 舞台『飲みかけで帰ったあの娘』4日目千秋楽 第6公演(14:00)&第7最終公演(18:00)

04月29日(金祝)14枚目第2回全国握手会 in 愛知・ポートメッセなごや
04月29日(金祝) 24 : 50 ~ 25 : 20 [地デ] テレビ朝日「『ぷっ』すま」に、次週放送と連続で高山一実が出演
04月30日(土) 14枚目第2回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや
04月30日(土) 18 : 56 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!!』に、秋元真夏が出演
04月30日(土) 10 : 05 ~ 11 : 18 [地デ] NHK総合「金曜eye『若輩者ではございますが...~"アラウンド20歳"のリアル~』」に、橋本奈々未が出演。 再放送は、5月3日(火)26:40~27:53。
04月30日(土) 18 : 00 ~ 19 : 00 [CS] 日テレプラス『ZIP!×乃木坂46 結成から5年の軌跡』
04月30日(土) 23 : 00 ~ 25 : 00 [CS] 日テレプラス『ZIP!春フェス2016 Day3』

====== 2016年05月(May) =====

05月01日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 [AM] NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』。中元日芽香がMCを務める乃木坂回に、星野みなみが登場。
05月02日(月) 19 : 00 ~ 21 : 48 [地デ] テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル』に高山一実と生田絵梨花が出演。
05月04日(水祝) 14枚目第3回最終全国握手会 in 京都・京都パルスプラザ
05月05日(木祝) 14枚目第3回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ
05月05日(木祝) 19: 30 ~ 19 : 58 [地デ] NHK総合『発掘!お宝ガレリア』に北野日奈子と中元日芽香が出演。北野日奈子の2016/04/04_23:58ブログ
05月06日(金) 24 : 50 ~ 25 : 20 [地デ] テレビ朝日「『ぷっ』すま」に高山一実が出演
05月07日(土) 18 : 56 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団 2時間スペシャル』に、秋元真夏が出演
05月07日(土) 19 : 56 ~ 20 : 54 [地デ] 日テレ『世界一受けたい授業』に、生駒里奈が出演
05月07日(土) 22 : 20 ~ 22 : 50 [地デ] NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』に、秋元真夏、白石麻衣、松村沙友理が出演

05月08日(日) 07 : 30 ~ 08 : 00 [地デ] テレビ朝日『動物戦隊ジュウオウジャー』第13話に、井上小百合が山ガールの五十嵐百合役でゲスト出演
05月09日(月) 21 : 00 ~ 21 : 54 [地デ] 日テレ『人生が変わる1分間の深イイ話』に、生駒里奈が出演
05月12日(木) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』初日 in AiiA 2.5 Theater Tokyo。第01公演(19:00「ら」第1pf)
「ら」: 中田花奈 生駒里奈 能條愛未 松村沙友理 鈴木絢音
「く」: 斎藤ちはる 佐々木琴子 井上小百合 桜井玲香 渡辺みり愛
「ご」: 新内眞衣 樋口日奈 山崎怜奈 若月佑美 北野日奈子
05月13日(金) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』2日目。第02公演(19:00「く」第1pf)
05月13日(金) 22 : 00 ~ 22 : 45 [FM] NHK‐FM『ヒャダインの"ガルポプ!"』に、生田絵梨花が出演
05月14日(土) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』3日目。第03公演(13:00「ら」第2pf) & 第04公演(17:00「く」第2pf)
05月14日(土) 18 : 56 ~ [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』に高山一実が出演

05月15日(日) 14枚目第4回個別握手会 in 東京・東京ビッグサイト
05月16日(月) 19 : 00 ~ [地デ] テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間SP』のキンタロー。が講師となる授業に、高山一実が出演
05月17日(火) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』4日目。第05公演(14:00「ご」第1pf) & 第06公演(19:00「ら」第3pf)
05月18日(水) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』5日目。第07公演(14:00「く」第3pf) & 第08公演(19:00「ご」第2pf)
05月18日(水) 24 : 25 ~ 24 : 55 [地デ] フジテレビ『UMAJOたちの夜会』に、白石麻衣と衛藤美彩が出演
05月19日(木) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』6日目。第09公演(14:00「ら」第4pf) & 第10公演(19:00「く」第4pf)
05月20日(金) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』7日目。第11公演(19:00「ご」第3pf)
05月21日(土) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』8日目。第12公演(13:00「ご」第4pf) & 第13公演(17:00「ら」第5pf)
05月22日(日) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』9日目千秋楽。第14公演(13:00「く」第5pf) & 第15公演(17:00「ご」第5pf)

05月22日(日) 18 : 57 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館 2時間SP』に高山一実が出演
05月24日(火) 11 : 30 ~ 13 : 00 [AM] ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に新内眞衣が登場
05月25日(水) 乃木坂46の2ndアルバム「それぞれの椅子」発売
05月26日(木)17 : 00 ~ 19 : 30 [地デ] 北海道文化放送『笑道』に、北野日奈子、桜井玲香、深川麻衣が出演
05月28日(土) 23 : 15 ~ 23 : 45 [BS] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。「せっかちなかたつむり」と深川麻衣ソロ「強がる蕾」のスタジオライブ。再放送は05月29日(日)10:00~。

05月29日(日) 14枚目第5回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ
05月30日(月) 19 : 00 ~ 21 : 48 [地デ] テレビ朝日『聞きにくい事を聞く&クイズプレゼンバラエティーQさま!!合体3時間スペシャル』に、秋元真夏が出演。クイズに参加するようで、前回の成績を越えられるか注目です。

====== 2016年06月(Jun)以降 =====

06月01日(水) 18 : 55 ~ 21 : 00 [地デ] テレビ東京 『THEカラオケ★バトル』。「最強女子ボーカリストNo.1決定戦3」に川村真洋が再び参戦!
06月01日(水) 21 : 30 ~ 21 : 55 [地デ] NHK Eテレ『趣味どきっ!私の朝活 おいしいスタイル』。高山一実がレギュラー出演する新番組の第1回放送。
06月02日(木) 19 : 25 ~ 19: 54 [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル』。番組内ドラマ「ショッピング・ブルー」に堀未央奈が主演で登場。
06月04日(土) 14枚目第6回最終個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜
06月04日(土) 19 : 54 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ東京『家、ついて行ってイイですか?』に、秋元真夏が出演

06月07日(火) 14枚目発売記念スペシャルプレゼントAコース「サイン会」 in 都内某所。メンバー1人が参加者5名の私物にサイン。乃木坂公式サイトの関連記事
06月08日(水) 深川麻衣の1stソロ写真集『ずっと、そばにいたい』のお渡し会が、福家書店新宿サブナード店にて開催(18:00~)。申し込み期間は、5月15日(日)10:00~5月18日(水)22:00。乃木坂公式サイトの関連記事
06月09日(木) 深川麻衣の1stソロ写真集『ずっと、そばにいたい』が幻冬舎から発売。乃木坂公式サイトの関連記事
06月09日(木) 19 : 25 ~ 19: 54 [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル』。番組内ドラマ「Dear Dad」に、星野みなみが主演で登場。先週の堀未央奈に続き、2週連続での乃木坂メンバーによるドラマ。
06月10日(金) 21 : 00 ~ 12日(日) 19 : 00 [Web]『乃木坂46時間TV』
06月10日(金) 24 : 50 ~ 25 : 20 [地デ] テレビ朝日「『ぷっ』すま」に、生田絵梨花が出演


06月15日(水)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』01日目 in 静岡・静岡エコパアリーナ(第01公演18:30~)
06月16日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』02日目 in 静岡・静岡エコパアリーナ(第02公演18:30~)
上記2公演は「深川麻衣卒業コンサート」

06月18日(土) 2ndアルバム第1回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ

06月25日(土) 2ndアルバム第2回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ

06月29日(水) 『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』のBlu-ray&DVDが発売。2015年2月22日に西武ドームで開催された8時間ライブ映像。セブンイレブンの店頭またはセブンネットで予約購入した人から、抽選で1,000名を、10月に開催する「セブン-イレブン 乃木坂46店」のお買いものイベントに招待。乃木坂公式サイトの関連記事

07月10日(日) 2ndアルバム第3回最終個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

07月22日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』03日目 in 大阪・大阪城ホール(第03公演18:30~)
07月23日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』04日目 in 大阪・大阪城ホール(第04公演12:00~&第05公演17:00~)

07月25日(月) non-no 創刊45周年記念イベント『西野七瀬 in 大阪 トークショー』(18:30~19:30) in サンケイホール ブリーゼ
07月30日(土) 生駒里奈主演の映画『コープスパーティ Book of Shadows』が、シネリーブル池袋ほかで全国順次ロードショー。昨年夏に公開された映画の続編。

08月06日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』05日目 in 愛知・日本ガイシホール(第06公演18:30~)
08月07日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』06日目 in 愛知・日本ガイシホール(第07公演12:00~&第08公演17:00~)

08月13日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』07日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第09公演18:30~)
08月14日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』08日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第10公演12:00~&第11公演17:00~)

08月18日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』09日目 in 福岡・福岡国際センター(第12公演18:30~)
08月19日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』10日目 in 福岡・福岡国際センター(第13公演18:30~)

08月28日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』11日目 in 東京・明治神宮野球場(第14公演16:00~)
08月29日(月)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』12日目 in 東京・明治神宮野球場(第15公演18:00~)
08月30日(火)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』13日目 in 東京・明治神宮野球場(第16公演18:00~)
上記3公演は「4th YEAR BIRTHDAY LIVE」だそうです(笑)

乃木坂46「3期生オーディション」が2016年夏に開催


関連サイト
乃木坂公式サイトの「スケジュール」ページ

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乃木坂「ハルジオン」CDセールスはネット予約重視の第1週集約型か、欅坂MVは再生200万回突破 [29Mar16]

2016-03-29 18:00:00 | 芸能
永島聖羅、3月30日(水)夜のFMラジオ番組をもって、乃木坂メンバーとしての仕事がすべて終了

3月30日(水) 21 : 30 ~ @FM『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
@FMの番組公式サイト

永島聖羅の公式ブログ
[名古屋卒業ライブの前々日] 2016/03/17_22:54
「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」
[ライブの前日夜] 2016/03/18_23:54
「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」
[ライブ1日目終了後] 2016/03/20_00:12
「明日でラスト☆永島聖羅☆* 715」
[ライブ2日目終了後] 2016/03/21_11:00
「卒業☆永島聖羅☆*716」
[最後のブログ] 2016/03/26_23:30
「永島聖羅」

# 永島聖羅に関する当ブログの記事は、本文の「関連記事」後に、リンク付きでまとめて掲載しています


乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

永島聖羅の乃木坂として最後のメディア出演
3月30日(水) 21 : 30 ~ @FM『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック

ラジオ新番組!2016年3月30日(水)超深夜スタート
[AM] 毎週水曜 27 : 00 ~ 28 : 30 ニッポン放送『オールナイトニッポン0 (ZERO)
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。この時間帯でなんと生放送!番組に備えて、まいちゅんは引っ越しまで行ったそうです。本当に、ご苦労様です。

乃木坂が日テレ系春フェスに登場
03月31日(木)『ZIP!春フェス2016』in 東京ドームシティホール (17:30~) に乃木坂46が出演。

ラジオ番組の放送時間変更!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 (3月まで) → 19 : 00 ~ 20 : 47 (4月から) bayfm78『金つぶ
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。

ラジオ番組に新MC登場!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日
アルコ&ピースと共に、永島聖羅がパーソナリティを務めたラジオ生放送番組。せいらりんの卒業に伴い、中田花奈が新MCとして参加。

ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜 7 : 05 ~ 7 : 15 J-WAVE『POP OF THE WORLD』(6 : 00 ~ 8 : 00)内の「HARRY'S ENGLISH CLASS」。生きた英語を学べるコーナーに、齋藤飛鳥が、ハリー杉山とともにナビゲーターとして出演。

テレビ新番組!2016年4月2日(土)より
[地デ] 毎週土曜 9 : 55 ~ 10 : 25 フジテレビ『ライオンのグータッチ
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援。

ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜日24 : 30 ~ 25 : 00 TOKYO FM『エバンジェリストスクール!
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。何だかよく分かりませんが、若様に向いている気がします(笑)。

ラジオ番組の放送時間変更!おそらく2016年4月3日(日)より
[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 (3月まで) → 18 : 00 ~ 18 : 30 (4月から) 文化放送『乃木坂の「の」
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



乃木坂46の14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、オリコン第1週の売り上げが75万枚であることが判明しました。

一般向けサイトにおける週間ランキングの更新は、おそらく明日以降で、細かい数字はまだ分かりませんが、13枚目「今、話したい誰かがいる」の初動は62.7万枚だったので、12万枚も前作を上回り、乃木坂シングル史上、最高となる大幅アップです。

初動がこれほど伸びた理由を考えてみます。


先週木曜日に14枚目個別握手会第11次応募が行われ、それに伴って、初動に計上されたであろう、第10次応募までの完売状況が明らかになりました。

780部中688部完売で、販売率は、部数ベースで88.2%、枚数ベースでは99.2%という驚異的なレベルに達しています。

握手会におけるCD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒と置けば、シミュレーション計算から、全体の売り上げ枚数は49万枚と推定されます。

ただ、8.5秒という設定値は、ここ数シングルの結果を上手く説明するもので、それ以前は、8.0秒を妥当な数字として使っていました。


乃木坂の握手会は、AKB48Gに比べて剥がしが早いと、噂されていた時期があり、最近は、そういう話をあまり聞かなくなったので、8.0秒から8.5秒の変更は実感にも合っているんじゃないないかと、密かに納得するものがあって(笑)。

ただ、これほど初動がアップした以上、個別握手会分でどこまで説明出来るかを調べる必要があり、平均割り当て時間を短縮したケースも考えておきたい。

そこで、以前の設定値である8.0秒を使ってシミュレーションを行うと、14枚目個別握手会の初動算入分として、52万枚という数字が出て来ます。

さすがに、この辺が上限だと思うので、第10次応募終了後の完売状況から、初動算入分は、49万枚から52万枚くらいと見積もることにします。


これらの数字から、14枚目のCDセールスを13枚目と比べたのが、以下の表です。

(表1) 13枚目と14枚目の発売第1週CDセールスの構造比較

13枚目「今、話したい誰かがいる」(2015/10/28)
[店頭セールス]
17万枚 : 初回限定盤(3種)・「ここさけ」盤・通常盤
[個別握手会セールス]
46万枚 : 通常盤(1種)
[オリコン初動]
63万枚

14枚目「ハルジオンが咲く頃」(2016/03/23)
[店頭セールス]
23~26万枚 : 初回限定盤(4種)・通常盤
[個別握手会セールス]
49~52万枚 : 通常盤(1種)
[オリコン初動]
75万枚

13枚目から14枚目への伸び
[店頭セールス]
+6~9万枚
[個別握手会セールス]
+3~6万枚
[オリコン初動]
+12万枚


14枚目の細かい数字が分からないので、13枚目も、千枚部分を四捨五入した数字で表し、それを使って両者の差を求めています。

13枚目から14枚目へのオリコン初動の伸び12万枚の内訳は、上表のように、店頭販売分が6~9万枚、個別握手会分が3~6万枚と推測出来ます。

前作の店頭販売CDは、全国握手会参加券・スペシャルプレゼント応募券が封入された、特典映像DVD付き初回限定盤が3種類、ジャケットが映画「心が叫びたがっているんだ。」仕様で、主役キャラの写真が入った「ここさけ」盤、そして通常盤の計5種類でした。

一方、今作は、全国握手会参加券・スペシャルプレゼント応募券が封入された、特典映像DVD付き初回限定盤が4種類と通常盤の計5種類。

初回限定盤が1種増えたのは、確かに大きいけど、それだけで6~9万枚も店頭セールスを押し上げるとは、ちょっと考えづらい。


初回限定盤を4種類投入したのは今回が初めてですが、過去のシングルを振り返ると、全国握手会参加券ではなく、特別ライブ鑑賞券が封入され、「太陽ノック」と「羽根の記憶」のMVを収録したDVD付きのセブンイレブン限定盤は、「準」初回限定盤と言えるかもしれません(笑)。

そして、12枚目の店頭販売第1週は20万枚に迫る売り上げを示している。

(表2) 過去4作の店頭販売CDの第1週売り上げ枚数と投入された盤種

凡例
シングル番号 : 店頭販売第1週の売り上げ枚数 [店頭販売された盤種] タイトル名

# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「セブン盤」はセブンイレブン盤の意

10枚目 : 店頭11.7 [初回盤3種, 通常盤1種] 何度目の青空か?
11枚目 : 店頭15.0 [初回盤3種, 通常盤1種] 命は美しい
12枚目 : 店頭19.5 [初回盤3種, セブン盤1種, 通常盤1種] 太陽ノック
13枚目 : 店頭17.1 [初回盤3種, アニメ盤1種, 通常盤1種] 今、話したい誰かがいる
14枚目 : 店頭23~26 [初回盤4種, 通常盤1種] ハルジオンが咲く頃


全国握手会参加券、スペシャルプレゼント応募券、生写真、MVと個人PVの収録されたDVDを備えた初回限定盤は、ネットオークションで売れるアイテムが豊富にあるため、人気が出やすいのは確かだと思います。

しかし、初回限定盤を1種類増やしただけで、「準」初回限定盤を含む12枚目の店頭第1週と比べても、3~6万枚もアップするのは、さすがに上げ幅が大き過ぎる。

実は、14枚目の店頭販売がここまで伸びた理由は、本来であれば、2週目、3週目に分散するCD購入の多くを、発売1週目に取り込んだからではないかと考えています。


例えば、12枚目「太陽ノック」は、13枚目までで最高レベルの第1週店頭販売を達成する一方、以下のように、その後の累計セールスの伸びは、低く留まっている。

(表3) 過去4作のオリコンCD売り上げ枚数の積み上げ推移

シングル番号 : 1週目(初日から初動への積み上げ枚数) 2~10週目(2週目から10週目までの積み上げ枚数)
# 枚数はすべて万枚単位で、14枚目以外は、小数点以下1桁目を四捨五入

10枚目 : 1週目(+06.6) 2~10週目(+10.5)
11枚目 : 1週目(+07.8) 2~10週目(+11.0)
12枚目 : 1週目(+12.8) 2~10週目(+06.1)
13枚目 : 1週目(+09.3) 2~10週目(+07.9)
14枚目 : 1週目(+16)


12枚目は、セブンイレブンの店頭で予約すると、メンバーの大型ポスターが貰える特典を用意しました。

もちろん、こういった外付け特典は、以前から、CDショップでも行ってきたことですが、セブンイレブンは広範な店舗網を持ち、しかも24時間営業と利便性が高いので、学校や仕事が忙しくても、発売週にCD受け取る人が多くなる。

CDを予約しても、受け取りが翌週にずれ込むと、お客さんが店頭でお金を払った時点で、売り上げにカウントされる筈で、第1週に入らないケースが多数出るおそれがあります。


もし、乃木坂の人気が高まり、新規ファンが殺到して、CDセールスが大幅に上がっているのなら、第1週の店頭販売だけでなく、その後も、好調に売り上げ枚数が伸びると思います。

しかし、12枚目は、第1週は好調だったものの、それ以降は、他のシングルと比べて、明らかに累計セールスの積み上げが弱くなっている。

このことから、12枚目の第1週店頭セールスが伸びたのは、セブンイレブン限定盤という「準」初回限定盤を用意した上に、セブンイレブンを介した、予約特典付き店頭販売という流通方式を採用したことで、第1週にセールスを集約出来た可能性が高い。


14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、12枚目のセブイレブン限定盤より強力な、本当の初回限定盤を1種多く投入、さらに、セブンネットなどを介した、予約特典付きネット販売に力を注いでいます。

オンラインで予約する場合は、クレジットカードや電子マネーによって、事前に精算を済ませる人が多くなるので、販売店が、発売日にCDを発送した時点で、売り上げにカウントされ、より確実に初動に算入することが出来るのでしょう。

(表4) 14枚目「ハルジオンが咲く頃」のオリコンデイリーの推移

凡例
[日付(登場以来の日数)] 売り上げ枚数
# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入

[22火(1日目)] 59.1
[23水(2日目)] 11.4
[24木(3日目)] 01.7
[25金(4日目)] 01.1
[26土(5日目)] 00.9
[27日(6日目)] 00.8


14枚目は、セブンネット予約分に、盤種ごとのメンバー写真が付きましたが、他のCDショップもそれぞれ外付け特典を用意した上で、オンライン販売を従来以上に重視した節がある。

実際、上表のように、デイリー登場2日目、つまりCDリリース当日に、11.4万枚という見たことがないほど高い売り上げを記録しており、これは、今回の店頭セールスにおいて、ネットによる予約販売が大きな役割を果たしたことを示すものだと思います。

Amazonも同じネット販売で、以前から乃木坂のCDを扱っていますが、メンバー写真などの外付け特典がない。

また、売り切れずに残った分を、ネット販売側が全部負担する契約であれば、在庫を減らす必要から、一気に仕入れることが出来ず、価格も早々と下げなければならない。

これでは多量のCDを短期間で売りさばくことが難しく、CDセールスは時間を掛けて、徐々に積み重なるパターンとなってしまう。

CD販売における細かい契約は分からないので、あくまで憶測ですが、こういった流通に関わる部分の変更が、14枚目の店頭第1週を大きく押し上げ、2日目11.4万枚という驚異的な数字を実現した可能性があります。


この「仮説」を検証する方法は、14枚目の累計セールスを追跡することです。

14枚目は初動において、13枚目を12万枚も上回ったのだから、第2週、第3週においても、CDセールスは、前作を凌ぐ勢いで進む筈で、12万枚の差はさらに広がるのが普通です。

「今、話したい誰かがいる」は、現在、オリコン累計が74万枚なので、「ハルジオンが咲く頃」は86万枚を越える累計セールスが可能な筈で、どこまで伸びるかがポイントになる。

もし、累計が80万枚で止まるなら、前作からの伸びは6万枚となり、個別握手会の上積み分で説明出来る範囲になる。

この場合は、初回限定盤を1種増やしたにも関わらず、最終的な店頭セールスが伸びたとは言えず、上に述べた「仮説」の通り、第1週集約型のセールスで、初動がアップしたと見るのが妥当になります。

14枚目初動の大幅上昇が、新規コアファンの急激な増加によるのか、それともネット予約重視の第1週集約型セールスによるのかは、今後の累計セールス次第ということです。


ただ、CDの売り上げ枚数は、あくまで添付された特典の魅力を表すもので、収録楽曲の人気とはほとんど関係ありません。

「ハルジオンが咲く頃」という曲の人気を調べるために、 iTunes Store トップソングの順位を見てみましょう。

(表5) 「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」に収録された曲の iTunes Store トップソングの最新ランキング

凡例
[順位] 曲名
#PCより200位以内のランキングをチェック

「ハルジオンが咲く頃」収録曲
2016年03月23日(水)00:00より配信スタート
# 収録7曲をパックしたアルバム「ハルジオンが咲く頃 Special Edition」
# CD発売は2016年03月23日(水)
# 順位は配信開始6日後の2016/03/28(月)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない

[022] ハルジオンが咲く頃
[195] 釣り堀
[圏外] 急斜面、不等号、強がる蕾、憂鬱と風船ガム、遙かなるブータン

アルバム
[007] ハルジオンが咲く頃 Special Edition

「今、話したい誰かがいる」収録曲
2016年10月21日(水)00:00より配信スタート
# 収録6曲をパックしたアルバム「今、話したい誰かがいる Special Edition」
# CD発売は2015年10月28日(水)
# 順位は配信開始6日後の2015/10/26(月)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない

[008] 今、話したい誰かがいる
[049] 悲しみの忘れ方
[115] ポピパッパパー
[130] 嫉妬の権利
[圏外] 隙間、大人への近道

アルバム
[003] 今、話したい誰かがいる Special Edition


上表は、配信開始から6日経った時点での順位を、今作と前作で比べたものですが、「ハルジオンが咲く頃」の収録楽曲は、表題曲、カップリング曲、ともに、「今、話したい誰かがいる」ほどの勢いがありません。

「Special Edition」のアルバム順位が、14枚目はすでに7位に下がっていて、13枚目が3位に留まっていたのと対照的です。

また、表題曲の上位ランクイン日数からも、今作は、前作ほど好調でないことが分かります。

(表6) 13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数

「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[10位以内] 09日 {最高4位}
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日

「ハルジオンが咲く頃」配信開始後6日時点
[10位以内] 02日 {最高3位}
[20位以内] 05日
[30位以内] 06日


「今、話したい誰かがいる」は配信開始から連続9日、10位以内に入っていたのですが、「ハルジオンが咲く頃」は2日でトップ10を去っています。

さらに、「今誰」は連続15日、20位以内をキープしたのに対して、「ハルジオン」は5日です。

もちろん、再度、浮上するかもしれないので、今後の推移を見る必要がありますが、少なくとも配信開始1週間の順位推移から判断すると、CDセールスとは逆に、ダウンロード数は前作を下回る可能性が高い。


次に、YouTube公開MVの再生回数です。

「ハルジオンが咲く頃」のフルバージョンMVは、3月22日(火)23:59に公開が終わりましたが、その直前における再生回数は147万回でした。

(表7) YouTubeに公開された乃木坂、欅坂、BABYMETALの最新楽曲MV再生回数

凡例
再生回数 at 記録を取った日時
# 曲名をクリックすると、YouTubeにアップされている公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい

乃木坂46の14枚目表題曲
「ハルジオンが咲く頃」MV(Full Ver.)
000万 at 03月01日(火) 公開スタート
128万 at 03月18日(金)18:00
↓4.5万回/日
146万 at 03月22日(火)18:00
147万 at 03月22日(火)23:50
# MV(Short Ver.)
# MV(Full Ver.)公開は03/22(23:59)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から

欅坂46の01枚目表題曲
「サイレントマジョリティー」MV(Full Ver.)
000万 at 03月15日(火) 公開スタート
053万 at 03月18日(金)18:00
↓14.5万回/日
111万 at 03月22日(火)18:00
↓14.5万回/日
169万 at 03月26日(土)18:00
↓13.7万回/日
210万 at 03月29日(火)18:00
# MV(Full Ver.)
# MV(Full Ver.)公開は04月05日(火)23:59まで

BABYMETALのアルバム「METAL RESISTANCE」(04/01)の収録曲
「KARATE」MV(Full Ver.)
000万 at 03月17日(木) 公開スタート
152万 at 03月22日(火)18:00
↓21.3万回/日
237万 at 03月26日(土)18:00
↓20.7万回/日
299万 at 03月29日(火)18:00
# MV(Full Ver.)


欅坂46のデビューシングル表題曲「サイレントマジョリティー」は、フルバージョンMVの公開がまだ続いており、3月29日(火)18:00現在、何と、200万回を突破しています。

乃木坂の楽曲MVが、CD発売前に200万再生を達成したのは記憶になく、これは快挙と言っていいでしょう。

上表のように、3月18日(金)18:00から22日(火)18:00までの4日間の平均再生回数が14.5万回/日である一方、その4日後である26日(土)18:00までの再生回数は14.5万回/日、さらに3日後の3月29日(火)18:00現在までが13.7万回/日。

つまり、ほとんど勢いが衰えておらず、このまま行くと、CD発売前に300万回を突破しかねない状況です(笑)。

「サイレントマジョリティー」が楽曲として高い人気を獲得しているのは間違いなく、「ハルジオンが咲く頃」は、それに圧倒されて、影が薄くなっている印象がある。


しかし、上には上がいて、BABYMETALの「KARATE」MVは、「サイレントマジョリティー」MVより後に公開されたのに、3月29日(火)18:00現在、再生回数が299万で、ほぼ300万回です。

こういった数字を眺めていると、CDの売り上げ枚数だけで「人気」を判断することが、いかに危険かが分かります。

CDセールスは、少なくとも、楽曲の「人気」を表すものではなく、今の時代、それだけではヒットチャートにはなり得ないと思います。


再掲になりますが、「Billboard JAPAN Hot100」における「ハルジオンが咲く頃」の順位推移を載せます。

(表8) Billboard JAPAN Hot100 における「ハルジオンが咲く頃」の順位推移

#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り回数
D : ツイート数
E : 動画再生回数
# 最後の(回)はランクイン回数
# MVの公開日部分をクリックするとYouTubeにアップされた公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい

「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]02位 [E]--- (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]--- [B]39位 [C]--- [D]11位 [E]47位 (4回)


14枚目表題曲が3月7日付で総合20位に入ったのは、「ツイート数」の2位が大きいですが、なぜ、ここで「ツイート数」が上位に食い込んだかというと、2月22日(月)に14枚目のタイトルが「ハルジオンが咲く頃」であると発表されたからだと思います。

それまでは、「タイトル未定」でツイートされていて、歌手名と曲名が両方入っていないと、Billboardはカウントしないので、「ツイート数」を稼げなかった。

そして、2月26日(金)の『MUSIC STATION』で表題曲が初披露され、3月1日(火)にフルバージョンMVが公開され、本格的な新曲キャンペーンが始まります。


ところが、パフォーマンスを観たり、MVを視聴する人が増えて、盛り上がっていく筈なのに、「ツイート数」は、3月14日付で4位、21日付は13位に下がっていく。

おそらく、個別握手会がほとんど完売してしまい、14枚目に関して、ネットに書き込むファンが徐々に減ったからだと思います。

ツイッターなど、ネットを眺めていると、乃木坂46の「ハルジオンが咲く頃」に関するコメントは、その多くが、メンバーの完売数を取り上げるものであって、楽曲やMVに対する感想は、初披露の直後だけで終わってしまう印象を受けます。

CD発売に向けて、新曲キャンペーンが本格化する筈の時期に、「ツイート数」が下がるのは、この印象を裏付ける数字じゃないでしょうか。


乃木坂は、自らの勢いや「人気」を示すものとして、以前より、CD売り上げ枚数への傾倒を強めているように見えます。

しかし、iTunes Store トップソングやMV再生回数を調べると、CDセールスは特典の魅力を表すもので、音楽的な人気とは関係ないことが分かります。

そして、最近、とくに危機感を覚えるのは、大型の音楽祭に呼ばれる機会が、今後、減っていくのではないかという点です。


乃木坂は、以下の大型フェスに参加しませんでした。

フジテレビ『MUSIC FAIR 2600回記念コンサート』
03月05日(土)、12日(土)、19日(土)、26日(土)

テレ朝『MUSIC STATION 3時間SP』
03月25日(金)

フジテレビ『FNSうたの春まつり』
03月28日(月)


『MUSIC FAIR 2600回記念コンサート』は、長く司会を務めた鈴木杏樹と恵俊彰が、4月から軽部真一アナウンサー&仲間由紀恵にバトンタッチするのを機に、2月19日(金)に東京国際フォーラムで公開収録が行われた記念コンサートで、4週に渡って放送されました。

森山良子、谷村新司、さだまさしなど、大物歌手に加えて、ゆず、AI、水樹奈々、JUJU、秦基博、クリス・ハートなどが参加、女性グループとしては、E-girlsが出演しています。

また、『MUSIC STATION 3時間SP』は、ケツメイシ、いきものがかり、藤巻亮太、Kiroro、BEGIN 、桐谷健太、浜崎あゆみと、アイドル系では、Kis-My-Ft2やAKB48が参加しています。

「ハルジオンが咲く頃」のリリースが3月23日(水)だったので、是非とも出たいところでしたが、オファーがなかったのか、都合が合わなかったのか、乃木坂のステージはなかった。


しかし、とくにショックを受けたのは、『FNSうたの春まつり』に出演しなかったことです。

AKB48、ももいろクローバーZ、中川翔子、Perfume、RADIO FISHなどを含む、総勢25組のアーティストが参加した大型フェスで、しかも、「ハルジオンが咲く頃」の曲にぴったりフィットする「卒業」や「旅立ち」がテーマになっている。

「ハルジオンが咲く頃」は、フジテレビでの披露がまだなく、CDの発売日を考えても、乃木坂は参加するものだと思っていたので、最後までリストに名前が載らなかったことに驚きました。


乃木坂は、ダンス抑えめのミディアムバラードが多いのに、ほとんど生歌を入れないパフォーマンスなので、ステージが音楽的な魅力に乏しいのは、よく分かっています。

しかし、それでも、昨年までは、こういった大型歌謡祭に、しょっちゅう呼ばれていて、一定の存在感を発揮していました。

怖いのは、今年に入って、視聴率を問われるような、ゴールデンタイムのテレビ系音楽祭では、AKB48Gや乃木坂に関して、余程のことがない限り、AKB48本体だけを出演させるという「まとめ」の姿勢が、徐々に強まっている気がすることです。

CDの売り上げ枚数をアーティストの「人気」と考える発想が、音楽関係者の間から、急速に消えかかっているとすれば、大型音楽番組に乃木坂が出演する機会が、徐々に減らされていく傾向は、今後も続く可能性があります。


AKB48は、過去のヒット曲に加え、平均視聴率20%を狙える「総選挙」という人気イベント持っているので、まだ、しばらくはテレビの世界に留まれると思いますが、乃木坂は、そういったアピールポイントがほとんどない。

せめて、音楽的に魅力のあるステージを披露しないと、オリコンの数字が70万枚、80万枚であっても、歌謡祭に呼ばれない危険があります。

CDセールス以外の指標に目を向け、ヒット曲を目指して、音楽グループとしての存在感を上げる方法を探らないと、本当に人気の低落期に入ってしまう。

パフォーマンスや楽曲の魅力では、デビュー前の欅坂に、すでに負けている節すらあり、ダウンロード数、MV再生回数、大型フェスへの出演頻度において、紅白初出場の翌年という、多くのアーティストが経験する「危機」が、現実化しつつある。


CD発売週の「Billboard JAPAN Hot100」で、「ハルジオンが咲く頃」は総合1位を獲得したそうで、「ツイート数」も上位に戻っていると思います。

しかし、ネット上でのコメントの多くが、完売部数やCD売り上げ枚数に関するもので、乃木坂の音楽とは無縁の内容だとすれば、素直に喜べない話です。

欅坂46が「サイレントマジョリティー」で大きな注目を集めているように、音楽グループとしての存在感は、アイドルにとって、「人気」の基本じゃないでしょうか。

14枚目にまつわる様々な指標は、その生命線が脅かされつつあることを、静かに物語っている気がします。


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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乃木坂「ハルジオン」オリコン初動70万枚を窺う勢い、欅坂「サイマジョ」Billboard初登場23位 [24Mar16]

2016-03-24 20:00:00 | 芸能
永島聖羅、3月30日(水)夜のFMラジオ番組をもって、乃木坂メンバーとしての仕事がすべて終了

3月30日(水) 21 : 30 ~ @FM『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
@FMの番組公式サイト

永島聖羅の公式ブログ
[名古屋卒業ライブの前々日] 2016/03/17_22:54
「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」
[ライブの前日夜] 2016/03/18_23:54
「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」
[ライブ1日目終了後] 2016/03/20_00:12
「明日でラスト☆永島聖羅☆* 715」
[ライブ2日目終了後] 2016/03/21_11:00
「卒業☆永島聖羅☆*716」

# 永島聖羅に関する当ブログの記事は、本文の「関連記事」後に、リンク付きでまとめて掲載しています


乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

次の日曜まで、井上小百合と樋口日奈の出演舞台
03月17日(木) ~ 27日(日) [舞台]「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』―血戦のラストダンス―」in 東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo。井上小百合と樋口日奈がWキャスト方式によりヒロイン「白鳥美美子」役で出演。11日間、17公演。
(上演スケジュール)
03月24日(木) [8日目] 第11公演(井上小百合, 14:00~)&第12公演(井上小百合, 19:00~)
03月25日(金) [9日目] 第13公演(樋口日奈, 19:00~)
03月26日(土) [10日目] 第14公演(樋口日奈, 13:00~)&第15公演(樋口日奈, 18:00~)
03月27日(日) [11日目千秋楽] 第16公演(井上小百合, 13:00~)&第17公演(井上小百合, 18:00~)

今週土曜深夜、乃木坂が出演した大型音楽祭の録画放送
03月26日(土) 25 : 53 ~ [地デ] TBS『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』。乃木坂と欅坂が3月11日(金)に登場したフェスの模様を放送。

今週日曜夜、乃木坂メンバーによるラジオ番組
03月27日(日) 20 : 30 ~ 21 : 00 [AM] 文化放送『乃木坂の「の」』。佐々木琴子と松村沙友理が出演。当然、アニメの話題が中心(笑)。二人トーク形式は、今回が最後とのこと。また、次回から、放送開始が日曜18:00からと、2時間半早くなります。
03月27日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 [AM_生放送] NHKラジオ第1「らじらー!SUNDAY」が、中元日芽香MCの乃木坂回。橋本奈々未が出演。


4月からスタートする新番組と放送時間変更の番組

ラジオ新番組!2016年3月30日(水)より
[AM_生放送] 毎週水曜 27 : 00 ~ 28 : 30 ニッポン放送オールナイトニッポン0 (ZERO)
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。この時間帯でなんと生放送!番組に備えて、まいちゅんは引っ越しまで行ったそうです。本当に、ご苦労様です。

テレビ新番組!2016年4月2日(土)より
[地デ] 毎週土曜 9 : 55 ~ 10 : 25 フジテレビライオンのグータッチ
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援。

ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜日24 : 30 ~ 25 : 00 TOKYO FMエバンジェリストスクール!
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。何だかよく分かりませんが、若様に向いている気がします(笑)。

ラジオ放送時間変更!おそらく2016年4月3日(日)より
[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 (3月まで) → 18 : 00 ~ 18 : 30 (4月から) 文化放送乃木坂の「の」
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



======== 追加文章 ======
この記事を投稿した直後、オリコンデイリーの公式サイトが更新され、2日目は何と11.4万枚であることが判明しました。

その結果、初動は70万枚を越えることが確実となりました。

従って、この記事で、オリコン初動を推測する部分は、あまり意味がないのですが、そのまま変えずに置いておきます。

タイトルも変更した方が良いかもしれないけど、まあ、その時、こう考えていたという一つの記録なので、思い出に残しておきます(笑)。
====================


乃木坂の14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、3月22日付オリコンデイリーにおいて、59.1万枚の1位でした。

オリコン週間ランキングでの第1週売り上げ、すなわち初動が何枚かを考えるとき、以下の表が参考になると思います。

(表1) 過去3作のオリコン初日から第1週(初動)への積み上げ枚数

凡例
シングル番号 : 初日売り上げ枚数 =(+積み上げ枚数)=> 初動売り上げ枚数 [店頭販売第1週の売り上げ枚数; 店頭販売された盤種] タイトル名

# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「セブン盤」はセブンイレブン盤の意

11枚目 : 初日42.2 =(+07.8)=> 初動50.0 [店頭15.0; 初回盤3種, 通常盤1種] 命は美しい
12枚目 : 初日48.2 =(+12.8)=> 初動60.9 [店頭19.5; 初回盤3種, セブン盤1種, 通常盤1種] 太陽ノック
13枚目 : 初日53.4 =(+09.3)=> 初動62.7 [店頭17.1; 初回盤3種, アニメ盤1種, 通常盤1種] 今、話したい誰かがいる
14枚目 : 初日59.1 =(+???)=> 初動??? [店頭???; 初回盤4種, 通常盤1種] ハルジオンが咲く頃


初日から初動への積み上げは、店頭販売第1週セールスの勢いが反映される傾向があります。

例えば、「太陽ノック」は、初回限定盤3種と通常盤1種に加えて、セブンイレブン盤を1種リリースしています。

このセブン盤は、「羽根の記憶」という曲がMVと一緒に収録され、しかも、特別ライブの参加券が封入されており、乃木坂史上最強レベルの特典付きCDと言っていい(笑)。

そのため、店頭販売は、19.5万枚という、歴代最高をマークして、初日から初動への積み上げも、12.8万枚に達しています。


「ハルジオンが咲く頃」は、楽曲MVと個人PVが収録された初回限定盤を、従来より1種多くリリースしています。

ライブ券の入ったセブン盤ほどのパンチはなくとも、魅力的な映像コンテンツが入っているので、店頭セールスは、13枚目以上、12枚目以下あたりを考えるのが妥当で、そうなると、初日から初動への積み上げも、9.3万枚以上、12.8万枚以下の数字になる。

もし、10万枚の積み上げなら、14枚目初動は69万枚を越えてきます。


ここまで行ったら、キリの良い数字ということで、運営が70万枚を狙ってもおかしくない(笑)。

というのも、今日から明日に掛けて行われる個別握手会第11次応募の売り上げ分を、急ピッチで発送して今週中に流し込めば、数万枚のアップは無理でも、数千枚なら、何とかなるかもしれない。

ただ、14枚目個別握手会は、第9次応募終了時点で完売率が87%に達し、枚数ベースだと推定99%なので、第11次応募分に大きな枚数の「援軍」は、ちょっと期待出来ない気がします。


結局、過去の積み上げ枚数からみて、14枚目初動が60万台後半に入って、70万枚に迫るのは確実ですが、70万枚を突破するかどうかは、店頭販売次第という感じでしょうか。

前々回の記事に書いた通り、私の初動予想は67万枚だったので、それを少し越えるあたりが、現在の状況だと思います。

サウンドスキャンが、盤種ごとの店頭セールスを発表しなくなったので、来週、オリコン初動が判明しても、今までのように、個別握手会分を計算して、CDセールス全体を分析することは出来ません。

従って、初動からは、封入特典に対する人気総量を大まかに推察出来るだけで、数字に注目する「うま味」は薄いのですが、一応、新作にまつわるデータの一つとして、挙げておきます。


「ハルジオンが咲く頃」のCDが発売され、それに伴って、様々な数字が出て来ています。

今日は、それらを眺めながら、新曲がどの程度ヒットしそうか考えてみます。

まずは、23日(水)にネット配信が開始された、収録曲について、iTunes Store のトップソングを。

23日(水)の0時から、収録7曲を一つにまとめたアルバム「ハルジオンが咲く頃 Special Edition」として配信が始まったようで、以下の表は、約1日後の順位を示しています。

比較のため、前作「今、話したい誰かがいる」収録6曲の同じ時間帯における順位を載せておきます。

(表2) 「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」に収録された曲の iTunes Store トップソングの配信1日後ランキング

凡例
[順位] 曲名
#PCより200位以内のランキングをチェック

2016年03月23日(水)00:00より配信スタート
# 収録7曲をパックしたアルバム「ハルジオンが咲く頃 Special Edition」
# CD発売は2016年03月23日(水)

2016/03/23(水) 23:00
[005] ハルジオンが咲く頃
[025] 釣り堀
[027] 急斜面
[036] 不等号
[039] 強がる蕾
[044] 憂鬱と風船ガム
[096] 遙かなるブータン

2016年10月21日(水)00:00より配信スタート
# 収録6曲をパックしたアルバム「今、話したい誰かがいる Special Edition」
# CD発売は2015年10月28日(水)

2015/10/21(水) 23:55
[008] 今、話したい誰かがいる
[017] 悲しみの忘れ方
[042] ポピパッパパー
[096] 嫉妬の権利
[106] 隙間
[182] 大人への近道


「今、話したい誰かがいる」は、CDリリースの1週間前にネット配信が始まったので、少し順位が低い傾向はありますが、まあ、今作は、前作とほぼ同じレベルのスタートダッシュを切ったと言えるんじゃないでしょうか。

ただ、ヒット指標として重要なのは、スタートダッシュ以上に、どれくらいの期間、上位に留まっているかです。

(表3) 13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数

「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[10位以内] 09日 {最高4位}
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日

「ハルジオンが咲く頃」配信開始後2日時点
[10位以内] 02日 {最高3位}
[20位以内] 02日
[30位以内] 02日


「今、話したい誰かがいる」は、配信開始から連続で9日間トップ10に入り、20位以内は連続15日間、30位以内は連続21日という成績でした。

そして、配信スタートの3日から4日後に最高となる4位をマークしています。

これは、AKB48や「支店」と比べると、かなり好調な推移で、女性アイドルとしては、相当にハイレベルな数字だと思います。


しかし、最近の乃木坂シングル表題曲は、配信が始まると、すぐにベスト5にランクインするものの、その後、急速に順位を下げる傾向があります。

おそらく、もともとグループに関心のある人が、一斉にダウンロードして、それが一通り終わると、楽曲そのものに惹かれる層が薄いため、ダウンロードが続かず、関心が収まってしまうのだと思います。

アイドルの典型的な楽曲人気変遷ですが、やはり、ヒットを飛ばすためには、グループだけでなく、歌の魅力で新規ファンを獲得することが必要です。


例えば、西野カナ「トリセツ」は、昨年の9月9日(水)発売なのに、未だにトップソングの20位以内にランクインしており、明らかにヒットしています。

また、乃木坂と同じく、昨年、NHK紅白歌合戦への初出場を果たした星野源は、大晦日に披露した「SUN」が、正月からトップソングの上位に入り、現在でも、20位以内に名前を載せている。

さらに、AKB48は、「恋するフォーチュンクッキー」や「365日の紙飛行機」など、長期に渡って上位に留まる曲を、ときどきリリースしています。

こういった曲が存在するため、AKB48は、人気が低落傾向にありながら、音楽業界において、一定の存在感を保っているのだと思います。


14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、オリコン初動が70万枚に迫り、13枚目「今、話したい誰かがいる」のそれを5万枚以上越える勢いですが、iTunes Store トップソングにおける上位ランクイン日数が前作と変わらなければ、圧倒的なCDセールスが、収録楽曲の魅力ではなく、握手会人気によるものだと、かえって強調することになる。

確かに、CDの売り上げ枚数は、シングル毎に伸びているけど、ダウンロードによるネット配信を見る限り、楽曲人気は、2014年末から、ほぼ横ばいに近い印象があります。

音楽CDの全体セールスが縮小傾向にあり、一方、ダウンロードやストリーミングによるネット配信が、ますます利用者を増やす中、乃木坂が音楽グループとして、坂を上っているかどうかを判断する指標を、どこに求めるべきかは、明らかじゃないでしょうか。


こういった発想から、「ハルジオンが咲く頃」のトップソング順位は、「今、話したい誰かがいる」と同じく、1ヶ月以上に渡って追跡していくつもりです。

個人的には、最高順位はともかく、20以内へのランクインを、30日は続けて欲しいと、密かに願っています(笑)。

それが実現すれば、おそらく、私が書く以前に、どこかで取り上げられて、ニュースになると思いますが、乃木坂は、明らかに楽曲人気において「坂を上っている」と、自信を持って主張出来るので。


次は、最新の「Billboard JAPAN Hot100」です。

(表4) Billboard JAPAN Hot100 における「君はメロディー」「ハルジオンが咲く頃」「サイレントマジョリティー」の順位推移

#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り回数
D : ツイート数
E : 動画再生回数
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色の日付はCD発売週を表す
# MVの公開日部分をクリックするとYouTubeにアップされた公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい

「君はメロディー」AKB48 (03/09発売)
02月22日付(02/08~02/14) (総合)65位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]05位 [E]--- (1回)
02月29日付(02/15~02/21) (総合)--- [A]--- [B]--- [C]--- [D]--- [E]--- (1回)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)78位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]10位 [E]--- (2回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)63位 [A]--- [B]23位 [C]--- [D]15位 [E]--- (3回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)01位 [A]01位 [B]14位 [C]01位 [D]03位 [E]--- (4回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)06位 [A]07位 [B]11位 [C]03位 [D]21位 [E]--- (5回)
# MV(Short Ver.)公開は02/12

「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]02位 [E]--- (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]--- [B]39位 [C]--- [D]11位 [E]47位 (4回)
# MV(Full Ver.)公開は03/01から03/22(23:59)まで

「サイレントマジョリティー」欅坂46 (04/06発売)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)--- [A]--- [B]--- [C]--- [D]19位 [E]--- (---)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)23位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]02位 [E]12位 (1回)
# MV(Full Ver.)公開は03/15から04/05(23:59)まで


AKB48の43枚目表題曲「君はメロディー」は、CDがリリースされた先週の総合1位から、3月28日付である今週は6位にダウン。

項目別で見ると、「ツイート数」(D)が21位と大きく後退したことが、総合順位を下げた要因として、とくに気になります。

一方、「ハルジオンが咲く頃」は、CD発売を翌週に控えた3月28日付で、「ラジオ放送回数」(B)がようやく39位に入りました。

メンバーが出演するラジオ番組は、結構な数に上っている筈ですが、ラジオ全体としては、リスナーからのリクエスト数が少ないのか、毎シングル、この項目が非常に弱いです。

新内眞衣が、来週から、『オールナイトニッポン0 (ZERO)』の水曜パーソナリティを務めるそうで、ラジオがウィークポイントになっている感のある乃木坂にとって、ドンピシャのタイムリーな起用だと思います。

深夜3時から始まるのに、なんと生放送らしく(笑)、まいちゅんは、番組に備えて引っ越しまでしたそうです。

OL兼任アイドルの上に、深夜ラジオのパーソナリティまで兼任するわけで、大変だと思いますが、ラジオ人気の向上は乃木坂の重要な課題なので、体調に気をつけて、頑張って欲しいです。

リスナーとして聴くのも、相当に大変ですが(笑)。


ただ、「ハルジオンが咲く頃」に関しては、「MV再生回数」(E)が、3月14日付で27位、21日付が32位、28日は47位と、発売日が近づくにつれて順位を下げていて、低調な推移が、「ラジオ放送回数」以上に気になります。

また、「ツイート数」が、発売週を直前に控えて、11位とあまり奮わない。

欅坂46の「サイレントマジョリティー」は、同じ週に、「ツイート数」が2位、「MV再生回数」が12位と好調で、総合順位23位で、初めてのHot100入りを果たしている。

「ハルジオンが咲く頃」の総合順位は42位なので、乃木坂は、14枚目発売の直前週において、欅坂に圧倒される形になっています。


乃木坂の「ツイート数」に勢いがないのは、選抜の固定化が大きく影響していると思います。

シングル毎に、選抜メンバーを発表するのは、それによって注目を集め、新曲プロモーションに弾みをつけることが、一つの目的の筈です。

ところが、最近の選抜は、発表の前から、ほとんど構成メンバーと配置列が分かっているので、話題性に乏しく、ファンですら、発表回の『乃木坂工事中』を見る気にならない状況に陥ってしまっている。


その結果、「意外だったね、今回の選抜」「新しく入ったメンバーはMVでどんな役なんだろう」とったツイートが少なくなるのは当然です。

そして、選抜の中味がネットで盛り上がらなければ、彼女たちが担当する表題曲は、パフォーマンスも、MVも、関心度が下がってしまう。

「ハルジオンが咲く頃」の Billboard Hot100 ランキングは、乃木坂の選抜固定化が、いかに楽曲セールスに冷や水を浴びせているかを、明快に示していると思います。

せめて、選抜1回の中元日芽香だけでも、14thに入っていれば、衛藤美彩の初選抜と同じく、ひめたんの苦労が実ったシングルとして、ファンがもっと盛り上がって、「ツイート数」「MV再生回数」ともに、違った数字になった可能性がある。


何も変えなかった乃木坂が、無からいきなり形を取って現れた欅坂に、注目を全部持って行かれたとしても、何の不思議もありません。

乃木坂が欅坂に抜かれてしまった最新の Billboard Hot100 は、まさに、危惧していた通りのことが、そのまま目の前で起こっているのを、まざまざと見せられている気分です。

CDセールスの数字ばかりに目を奪われていると、知らない間に、乃木坂の存在感が低下していくかもしれません。

少なくとも先週、「ハルジオンが咲く頃」より、「サイレントマジョリティー」の方が、人々の話題になったのは、間違いないようです。

15枚目において、選抜固定化が変わらなければ、さらに乃木坂への関心が薄れていく危険がある。

CDセールスを極端に重視する姿勢は、本当に改めて欲しいですね。


最後に、「ハルジオンが咲く頃」のテレビ披露の状況をまとめておきました。

(表5) 「ハルジオンが咲く頃」が披露された番組とその演奏時間

[凡例]
『コンサートや番組の名称』
演奏時間 = 「曲名」
放送された日付とメディア名

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間
#「3 : 10」は3分10秒を表す
#「Pf」は歌とダンスのパフォーマンスを担当したメンバー

[テレビで放映された音楽番組]
02月26日(金) [地デジ_生放送] テレビ朝日
『MUSIC STATION』
2 : 30 =「ハルジオンが咲く頃」
Pf : 14th選抜

03月12日(土) [地デジ_生放送] NHK総合
『震災から5年"明日へ"コンサート』in 福島県會津風雅堂
2 : 27 =「悲しみの忘れ方」
Pf : 12th選抜(センター生駒里奈)
(1列目) 生田←川村
(2列目) 若月←寺田、秋元←和田
(3列目) 松村←相楽、井上←能條

03月13日(日) [地デ] NHK総合
『MUSIC JAPAN』in NHKホール
2 : 30 =「ハルジオンが咲く頃」

03月23日(水) [地デ] 日テレ
『スッキリ!!』
2 : 30 =「ハルジオンが咲く頃」


日テレ『スッキリ!!』は、朝の情報ワイドショーで、こういった番組において、一部抜粋のVTRではなく、スタジオでメンバーがパフォーマンスするのは、初めてじゃないでしょうか。

CDリリース前の地上波テレビを介したメディア露出が、MステとMJしかなく、プロモーションが弱いと考えて、急遽、出演させて貰ったのかもしれません。

ただ、折角の出演だったのに、歌唱は相変わらずほとんど口パクで、もしやと思ってワクワクしながらチェックしたのに、トホホな気持ちになりました(笑)。

いわばスクランブル出演なんだから、こういうときくらい、しっかり生歌で聴きたかった。


14枚目の発売は、楽曲提供が遅れて、本来なら2月上旬だったものが、3月下旬にずれ込んだ節があり、新曲キャンペーンのスケジュールも、誤算が多かった気がします。

何と言っても、3月23日(水)にCDリリースなのに、3月上旬に、グループ全員で3泊4日もグアムに行くなんて、ちょっと考えられない(笑)。

実際、グアムの週は、カップリング曲のラジオにおける初披露ラッシュで、レギュラーMCのメンバーはおろか、代役メンバーもいない状態で、乃木坂の新曲が流れるなんて、あり得ないことが起こっている。

もし、14枚目発売が2月上旬なら、1ヶ月後の3月上旬は、新曲キャンペーンが一段落つき、15枚目の選抜発表にはまだ早いので、まさに、バカンス旅行に最適な時期と言えます(笑)。


14枚目の「サイン会」は6月7日(火)だそうで、従来のパターンを当てはめると、15枚目発売は6月22日(水)あたりが有力です。

但し、14枚目がそうであったように、15枚目も一番の問題は、楽曲がいつ届くかなので、大幅に遅れても驚きません。

固定化する選抜と見通しの立たない新曲スケジュール。

乃木坂を悩ます二つの問題が、明確な姿を見せた、14枚目は、そんなシングルじゃないでしょうか。


ところで、前回記事で、乃木坂はテレビ視聴率を稼ぐ点が弱くて、そのために『NOGIBIGO!』や『初森ベマーズ』の続編がないと書いたんですが、投稿した直後に、4月から『NOGIBIGO!6』がスタートという情報が出回って、ズッコけました。

しばらくヒットの出ていない選手に、解説者が、インパクトのとき体が開き過ぎててと、夢中でしゃべっていたら、そのバッターが、いきなりホームランを打った、その解説者の気分です(笑)。

ただ、シングルすら、今年、何作出せるか分からない中、地上波テレビの冠番組は、やらせて貰えるなら本当に有り難い話で、選抜アンダー関係なく、全員で番組を盛り上げて、乃木坂をアピールして欲しい。

こういうときに、永島聖羅がグループを去るのは痛いけど、最近は、メンバーのバラエティ力が上がったのか、『乃木坂46時間TV』や『乃木坂工事中』など、面白い番組を発信し始めているので、ある程度の数字は出せるんじゃないでしょうか。

結成5年目に入ったこともあるので、これまでとひと味違った、覚醒した乃木坂を期待しています。

『NOGIBIGO!6』に関する詳しい情報は、公式サイトがオープンするなど、本格化してから、ブログに載せる予定です。


(表5)に、3月12日(土)に福島県會津風雅堂で行われたNHK「震災コンサート」の、乃木坂が「悲しみの忘れ方」を歌ったステージを載せたのは、その選抜が非常にフレッシュで印象深かったからです。

川村真洋は、現在のフロントメンバーと違った、派手な華やかさを感じさせる美貌で、ろってぃがいると、花が咲いたように、雰囲気が明るく艶やかになる。

また、能條愛未の美しさも、見慣れた選抜イメージとはやや別方向で、映るたびに、ハッとするインパクトがある。

カメラ目線でニコニコ笑う寺田蘭世には、嬉しさを隠しきれない子どものような無邪気な可愛さがあり、和田まあやと相楽伊織は、若さが弾けていて、チームに勢いを与えている。

乃木坂の選抜は、長らく同じメンバーだったので、いつの間にか、ビジュアルや雰囲気が、大人しい、お嬢様風美人といったイメージに固定されていたのだと思います。

そこに、選抜とは異なる色を持ったアンダーメンバーが入ることで、多彩なイメージがモザイクのように組み合わさって、驚くほど魅力的なチームに変貌していました。


生物種が生き残るため、遺伝子の多様性を追求するように、アイドルグループも、メンバーのシャッフルを止めてしまったら、先はそう長くないと思います。

そして、今の乃木坂には、3期を募集しなくても、様々な魅力を持ったメンバーがたくさんいて、楽曲イメージに合わせて、選抜とアンダーを柔軟に混ぜれば、素晴らしいチームを、シングル毎に見せることが出来るでしょう。

福島県會津風雅堂のステージは、選抜の固定化が、いかに乃木坂を蝕んでいるか、さらに、それを変えるにはどうすれば良いのか、重要なことを幾つも教えてくれている。

しかし、オリコンの数字が右肩上がりであることにこだわっていたら、変えられる筈のものを変えられず、折角のチャンスを逃してしまう。

永島聖羅の卒業は、その典型例ですが、メンバーが、一度、乃木坂を去ったら、どんなに大規模なオーディションを行っても、そのメンバーが持っていた、ビジュアルや雰囲気を補充することは不可能で、乃木坂は、グループを構成していた大事な要素を、永遠に失うことになります。

キラキラ輝く多種多様な石が、たくさんあるのに、毎回毎回、同じ色の石だけを集めて万華鏡を作るのは、つまらない話です。

違う色の宝石を永遠に失う前に、もっと多彩な組み合わせを試行するべきじゃないでしょうか。


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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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実感と乖離した音楽チャートが変えるCDセールスの意味、乃木坂46が直面する「人気」の評価基準 [22Mar16]

2016-03-22 22:00:00 | 芸能
永島聖羅、3月30日(水)夜のFMラジオ番組をもって、乃木坂メンバーとしての仕事がすべて終了

3月30日(水) 21 : 30 ~ @FM『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
@FMの番組公式サイト

永島聖羅の公式ブログ
[名古屋卒業ライブの前々日]
「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」(2016/03/17_22:54)
[ライブの前日夜]
「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」(2016/03/18_23:54)
[ライブ1日目終了後]
「明日でラスト☆永島聖羅☆* 715」(2016/03/20_00:12)
[ライブ2日目終了後]
「卒業☆永島聖羅☆*716」(2016/03/21_11:00)

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川後陽菜が18歳の誕生日に秀逸なブログをアップ!

「#川後陽菜生誕 大人 のエイティーン!」(2016/03/22_00:00)


乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

03月17日(木) ~ 27日(日)
[舞台]「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』―血戦のラストダンス―」in 東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo。井上小百合と樋口日奈がWキャスト方式によりヒロイン「白鳥美美子」役で出演。11日間、17公演。
(上演スケジュール)
03月22日(火) [6日目] 第8公演(樋口日奈, 19:00~)
03月23日(水) [7日目] 第9公演(井上小百合, 14:00~)&第10公演(井上小百合, 19:00~)
03月24日(木) [8日目] 第11公演(井上小百合, 14:00~)&第12公演(井上小百合, 19:00~)
03月25日(金) [9日目] 第13公演(樋口日奈, 19:00~)
03月26日(土) [10日目] 第14公演(樋口日奈, 13:00~)&第15公演(樋口日奈, 18:00~)
03月27日(日) [11日目千秋楽] 第16公演(井上小百合, 13:00~)&第17公演(井上小百合, 18:00~)

03月23日(水)
乃木坂46の14枚目「ハルジオンが咲く頃に」発売
24 : 00 ~ 24 : 53 [AM] ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』に中田花奈と中元日芽香が出演。

03月26日(土)
25 : 53 ~ [地デ] TBS『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』。乃木坂と欅坂が3月11日(金)に登場したフェスの模様を放送。

03月27日(日)
20 : 05 ~ 23 : 00 [AM] NHKラジオ第1「らじらー!SUNDAY」が、中元日芽香MCの乃木坂回。橋本奈々未が出演。

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



前回の記事に、欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」が、YouTubeにMVが公開されるやいなや、すごい勢いで再生回数を伸ばしていると書きましたが、この連休中も、上昇スピードは衰えなかったようで、22日(火)午後6時現在、110万回を突破するレベルに達しています。

「ハルジオンが咲く頃」MVなどと比較するため、表にまとめておきます。

(表1) YouTubeに公開された乃木坂、欅坂、BABYMETALの最新楽曲MV再生回数

凡例
再生回数 at 記録を取った日時
# 曲名をクリックすると、YouTubeにアップされている公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい

乃木坂46の14枚目表題曲
「ハルジオンが咲く頃」MV(Full Ver.)
000万 at 03月01日(火) 公開スタート
128万 at 03月18日(金)18:00
↓4.5万回/日
146万 at 03月22日(火)18:00
# フルバージョン公開は03月22日(火)23:59まで

欅坂46の01枚目表題曲
「サイレントマジョリティー」MV(Full Ver.)
000万 at 03月15日(火) 公開スタート
053万 at 03月18日(金)18:00
↓14.5万回/日
111万 at 03月22日(火)18:00
# フルバージョン公開は04月05日(火)23:59まで

BABYMETALのアルバム「METAL RESISTANCE」(04/01)の収録曲
「KARATE」MV(Full Ver.)
000万 at 03月17日(木) 公開スタート
152万 at 03月22日(火)18:00

乃木坂46のカップリング曲

「釣り堀」MV(Full Ver.)
000万 at 03月08日(火) 公開スタート
030万 at 03月18日(金)18:00
035万 at 03月22日(火)18:00

「急斜面」MV(Full Ver.)
000万 at 03月08日(火) 公開スタート
033万 at 03月18日(金)18:00
041万 at 03月22日(火)18:00

「不等号」MV(Full Ver.)
000万 at 03月17日(木) 公開スタート
017万 at 03月22日(火)18:00

「急斜面」MV(Full Ver.)
000万 at 03月17日(木) 公開スタート
013万 at 03月22日(火)18:00

# 4曲すべてフルバージョン公開は03月22日(火)23:59まで


前回記事では、3月18日(金)午後6時における再生回数を記録したので、丁度、この4日間に渡る平均上昇速度が計算出来ます。

上表のように、「ハルジオンが咲く頃」が1日4.5万回のペースで数字を伸ばしたのに対して、「サイレントマジョリティー」は、1日14.5万回と、3倍のスピードで再生回数を積み上げている。

その結果、18日(金)の段階で75万回だった両者の差が、1日10万回ペースで縮まり、現在では、35万回にまで近づいています。


乃木坂14枚目に収録された楽曲のフルバージョンMVは、今日の深夜24時で、ショートバージョンに差し替えられるそうなので、「サイレントマジョリティー」の数字が、「ハルジオンが咲く頃」を抜く状況は、幸いながら(笑)、起こらないと思います。

しかし、「サイレントマジョリティー」MVのフルバージョン公開は、CDリリース直前の4月5日深夜まで続くので、公開終了時点における再生回数は、「ハルジオンが咲く頃」MVを抜く可能性が濃厚で、200万回を越えてもおかしくない。

「ハルジオンが咲く頃」と「サイレントマジョリティー」は、フルMVの公開期間が共に21日と同じなので、もし欅坂が乃木坂を50万回以上も上回るとなると、新人の勢いに押されている雰囲気が漂ってきて、乃木坂ファンとしては、心中穏やかならざるものがあります(笑)。


連休中、ツイッターなどを眺めていると、「乃木坂」で検索しても、欅坂の話題が含まれるツイートが次々と現れ、「サイレントマジョリティー」MVを何度も視聴しているという声が溢れていました。

今週発表される3月28日付(03/14~03/20)の「Billboard JAPAN Hot100」では、欅坂46の「サイレントマジョリティー」に関する、これら大量のつぶやきが、「ツイート数」のランキングをかなり上位に押し上げる筈で、さらに、MV再生回数の数字もど真ん中で入ってくるので、おそらく、欅坂のオリジナル曲として、初めて、総合100位以内にランクインして、「Billboard JAPAN」の一般公式サイトに、名前が登場すると思います。

選抜の固定化や音楽ステージのマンネリ化で、乃木坂に閉塞感が漂う中、シャープな楽曲を引っさげて登場した欅坂への期待が、膨らむだけ膨らんでいる節がある。

私も、乃木坂関連のブログを書き始めてから、色々なデータを調べてきましたが、こんなに明確に、グループの勢いを感じさせる数字は初めてで、本当に人気が上昇しているときは、驚くほどクリアに分かるもんなんだと、感心しきりの数日でした。

やはり、相当数の乃木坂ファンが、欅坂に心を奪われ、それと一緒に、財布の中味も流れ始めるのでしょうか(笑)。


(表1)には、4月1日(金)に2枚目のスタジオアルバム「METAL RESISTANCE」を発売するBABYMETALについて、収録曲「KARATE」のMV再生回数を載せておきました。

このMVの公開スタートは、「サイレントマジョリティー」MVの2日後ですが、すでに150万回を越える再生回数に達していて、さすがはBABYMETALと言いたくなります。

5日で150万回ということは、1日30万回のペースで再生され続けているわけで、1ヶ月ほどで1千万回に達する計算です。

このクラスの勢いと、それを持続させる持久力がないと、1千万回、2千万回といった世界は見えてこないのだと思います。

しかし、まだCDデビューを果たしていない欅坂の楽曲MVが、1日15万回ペースで再生されているのは、驚異的な出来事で、それを支えている中軸が乃木坂ファンだとすれば、複雑な心境になります(笑)。


猛烈なスタートダッシュを切りつつある欅坂は、乃木坂にとって、人気が向上するプラスの効果をもたらすのか、それとも、マイナスの影響が出て、人気低落を招くのか。

前回記事で指摘したように、「ハルジオンが咲く頃」のCDセールスは、個別握手会の全体完売率が70%と、かなり売り切ってから、「サイレントマジョリティー」の応募が始まったため、ほとんど影響はなかったと思います。

しかし、担当部数の少ない若いメンバーに、一部、影響が出ている節があって、今後、欅坂の知名度が上昇するにつれて、乃木坂メンバーの握手会人気がどう動くのか、気になる部分はあります。


ただ、欅坂の出現以上に、これからの乃木坂にとって、厳しい影響を与えると危惧される点がある。

今日は、2016年初めてのCDリリースを明日に控え、乃木坂46が直面するだろう、この「懸念材料」を考えてみます。

それは、シングルCDの売り上げ枚数で順位を付ける、従来型音楽チャートに対する、社会の注目度低下です。


オリコンは、「ランキングページ」のトップに、シングルCDのチャートを掲載しています。

最近では、DVD、カラオケ、書籍などなど、様々なランキングを調査発表していますが、この配置を見ても、やはり、CDセールスに基づく音楽チャートが、もっとも重視されていることが分かる。

ところが、2015年の「CDシングル」年間ランキングを見ると、1位から4位までがAKB48のシングル、さらに、5位から10位までは、8位に嵐が入っている以外、SKE48、乃木坂46、NMB48のシングルが並んでいる。

つまり、トップ10の中、9個がAKB48Gと乃木坂のシングルで占められている。

しかし、私のように、通常よりはAKB48Gを聴いている筈の人間でも、乃木坂以外のこれらシングルについては、タイトルを見ても、表題曲のメロディや歌詞が微かにしか浮かばない。

おそらく、2015年の年間チャートを見た多くの人は、全く知らない楽曲が、1位から10位に並んでいると感じるでしょう。


音楽チャートは、どの曲が流行っているのかを教えてくれる、ヒット指標としての意味があるから、多くの人が関心を寄せる。

しかし、ここまで一般の実感と乖離したチャートは、眺めても意味がないので、掲載サイトにアクセスしたり、お金を払って情報を欲しいと考える人が、少なくなっていく可能性がある。

決定的なのは、2103年と2014年は、EXILEが1曲、嵐が2曲、トップ10に入っていたのに、2015年は、嵐の1曲だけになってしまったことです。

女性ファンは、男性ファン以上に、J-POPを支える重要な存在ですが、1ページ目が、AKB48Gと乃木坂で埋め尽くされたチャートだと、関心を持つ意欲が大幅に削がれてしまっても無理からぬことでしょう。


ただ、シングル売り上げランキングへの注目度が下がっても、グループとしてたくさんのCDが売れているなら、お金が入ってくるのだから、一見、問題ないように思えます。

しかし、AKB48Gや乃木坂46は、多くの人が注目する音楽チャートのトップに、グループと楽曲の名前を載せることで、自らの人気の高さを誇示して、スポンサーを呼び込み、テレビなどへの出演機会を獲得する戦略を取ってきた。

もし、CD売り上げランキングに対する世間の注目度が下がったら、それは、AKB48Gや乃木坂への関心が薄くなることを意味しています。

極端な話、どこの会社も発売第1週のCDセールスを調べず、メディアも記事として取り上げなければ、48Gと乃木坂は、急速に世間から忘れられていくかもしれない。

そこまで行かなくとも、「ミリオン維持」や「前作越え」に眉一つ動かさない人が、どんどん増え続けると、握手会によるCDセールスを基盤に、人気をアピールするアイドルグループは、極めて厳しい立場に置かれると思います。

そして、そんなシビアな現実が、48Gと乃木坂を飲み込みつつある。


インターネットによる音楽配信が、急速に浸透してきた昨今、音楽CDのセールス全体が低下傾向にあるのは当たり前です。

アーティストの楽曲を、CDを使って配布する時代は終わりつつあり、さらに、最近では、iTunes Storeやレコチョクによる「ダウンロード」だけでなく、LINE MUSICやApple Musicなど「定額聴き放題」が登場して、利用者を増やしつつある。

こういう時代に、CDが何枚売れたかで順位を付け、ヒットの度合いを示す音楽チャートとするのは、さすがに無理がある。

実際、そうやって作った年間チャートには、ほとんどの人が知らない歌が、1位から何曲も並んでいる一方、誰もが知っている「アナと雪の女王」は見当たらない(笑)。


もし、握手会などの特典を付けたCDを、そうでないCDと区別し、複数盤種も収録内容で細かく分けて、それぞれの売り上げ枚数を示せば、ヒット指標としての意味を、ある程度は保てたかもしれません。

しかし、全部を一括して合算してしまうと、収録曲が本当に流行っていて、その結果、CDセールスが伸びているケースを、特典の魅力で売れているケースから切り離すことが出来ず、せっかくのヒット曲がランキングに反映されない危険がある。

調査会社はお金を使ってCDの売り上げ枚数を調べているので、今でも、それらには十分意味があると主張したいだろうけど、現実問題として、ランキング表の上位に、普通の人がほとんど分からない曲が並び、多くの人が知っている曲が、随分と低い順位であれば、そういったチャートに興味を失う人が続出するのは、避けられないでしょう。


CDセールスによる音楽チャートへの関心度は、今年、さらに低下する可能性がある。

EXILEやジャニーズが、シングルCDのトップ10に入らなくなったのは、それを察知して、DVDによる映像コンテンツなどに、主軸を移したからじゃないでしょうか。

特典にお金と労力を投入してCDセールスを引き上げても、音楽業界や一般社会から、それに見合った評価を得られないのだとすれば、別のジャンルに力を注ぐのは、当然の判断だと思います。


乃木坂のCDセールスは、2016年に、大きく低下することはないと思います。

かりに欅坂の出現によって、握手会の全体セールスが、徐々に削られても、その分を欅坂が吸収すれば、「46」グループとしては問題がない。

しかし、「定額聴き放題」といった音楽配信が主流になりつつある時代に、CDセールスへの社会的関心が下がっていくのは当たり前で、そうなってくると、その数字をヒット指標としては勿論、人気指標と捉える発想も薄れていく。


こういった価値観の変化は、乃木坂というグループに対する見方を変えていく可能性がある。

興味深いのは、テレビ局主催の大型音楽祭への最近の出演状況です。

乃木坂は、以下の二つに呼ばれている一方、

TBS『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』
03月11日(金) 国立代々木競技場第二体育館

日テレ『ZIP!春フェス2016』
03月31日(木) 東京ドームシティホール

次の『MステSP』はおそらく出られず、『うたの春まつり』はまだ出演アーティスト欄に名前がない。

テレ朝『MUSIC STATION 3時間SP』
03月25日(金)

フジテレビ『FNSうたの春まつり』
03月28日(月)


CDセールスに対する社会の評価が変わっても、多くのファンを握手会に呼び込めるのであれば、乃木坂に出演してもらうことで、その観客動員力によって、大きな会場を埋めることが出来る。

『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』と『ZIP!春フェス2016』は、イベントとしての成功が重視される音楽祭で、こういったフェスへのオファーは途切れていない。


しかし、『MステSP』や『うたの春まつり』は、ゴールデンタイムに生放送される音楽祭で、何より、視聴率が問題になる。

観客動員数ではなく、テレビで視聴率を稼げるほど、「人気」があるのか、あるいは、ステージが面白いのか、出演アーティストを選ぶとき、そこが一番に問われるでしょう。

3月23日(水)に14枚目を発売するのだから、この二つは是非とも出演したい番組ですが、少なくとも、『MステSP』には出ないようです。

『うたの春まつり」は、第2弾で、AKB48とももいろクローバーZの参加が発表されましたが、「支店」と乃木坂・欅坂は、現時点でアナウンスがありません。


以前の記事で指摘したように、2015年、乃木坂は、『FNSうたの夏まつり』と『FNS歌謡祭』において、他アーティストとのコラボステージが、生田絵梨花のピアノ伴奏しかなく、2013年、2014年と比べて、出番が大幅に減少しています。

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CDセールスへの意識が変化して、音楽業界、テレビ局、スポンサー企業などが、ファンに対するイベント動員力を、視聴率を稼ぐ人気や楽曲ステージの魅力から切り離して考えるようになると、乃木坂は、ますます生放送の大型歌謡祭に呼んでもらえなくなり、音楽グループとしての存在感が低下していきます。

音楽関係者が、今の乃木坂をどう見ているのか、『FNSうたの春まつり』への出演有無と貰えるステージ数は、2016年を占う、重要なポイントになると思います。

同時に、48Gの4つある「支店」がどういう扱いになるのか、その辺も、CDセールスを「人気」の中軸に据えるグループの行方を考える上で、大きなヒントになるでしょう。


AKB48は、24作も連続でミリオンを維持してきたけど、にもかかわらず、人気低落が囁かれているのは、「ミリオン」に対する、人々の意識が変わったからじゃないでしょうか。

「Everday、カチューシャ」や「フライングゲット」をリリースした2011年度、AKB48の個別握手会は3日でしたが、毎シングル、初動から、120万枚を越える売り上げを達成していました。

しかし、2012年度に、薄氷の初動ミリオンを経験した後、2013年度からは個別握手会が4日となる。

それでも2011年度並みの初動を再現出来なかったため、2014年度には、さらに増えて、6日、7日というスケジュールが組まれます。

2015年度は、総選挙投票券付きシングル以外は、基本的に、6日のようですが、最近は、ただ握手するだけでなく、「フォトセッション」や「囲み取材」といった付随イベントを、同時に行っています。

そして、当然のことですが、メンバーの負担は年ごとに大きくなり、警備費を含む、特典イベントの開催費も増えているでしょう。

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これだけの犠牲を払ってミリオンを維持しているのに、AKB48Gは、本体も「支店」も、メディアへの露出やCMオファーが決して好調には見えません。

これは、「ミリオン」を維持していても、それが視聴率につながったり、商品の売れ行きを加速するタイプの「人気」とは、多くの人が考えなくなったからだと思います。

「ミリオン」に対する意識の変化は、インターネットの普及と共に、随分前から始まっていたのだけど、AKB48は、CDセールスという価値観にこだわり過ぎて、音楽ステージの魅力を高めるために注力すべきエネルギーの多くを、特典イベントを盛況にすることに使ってきた感がある。


音楽配信のあり方が激変している時代に、CDセールスを維持上昇させることを、ひたすら追求して、AKB48は、常軌を逸した量の特典イベントを敢行し、乃木坂46は、グループのダイナミズムを無視した固定化選抜にのめりこんでいる。

しかし、CDセールスによる音楽チャートが、世間の実感と大幅に乖離してしまった今、別方向の価値を高める努力を始めない限り、48Gも乃木坂も、いづれ「人気」グループとしての評価を失い、音楽番組であれ、CMであれ、バラエティであれ、メディアから徐々に消えてしまうことは、避けられないと思います。

一見好調に見える乃木坂ですが、『NOGIBINGO!』や『初森ベマーズ』の続編はなぜ作られないのか、2015年、FNS系音楽祭でのステージ数がなぜ減ったのか、至る所に、次に何が起こるかのサインが散りばめられている気がします。


欅坂への大きな期待は、乃木坂ファンのこういった潜在的な不満と不安が、背後にあるんじゃないでしょうか。

従って、欅坂に対する膨らんだ希望の風船が割れてしまったら、「46」を去るファンが続出して、乃木坂は人気の低落期に入っていく危険がある。

みるみる内に増えていく「サイレントマジョリティー」MVの再生回数は、あるいは、出口を求めて彷徨っている、乃木坂ファンの揺れる心理を反映しているのかもしれません。


乃木坂が握手会主義を止め、固定化選抜を止め、CDセールス偏重を改め、音楽グループとしての魅力を高める方向に歩み出せば、状況は変わっていくと思います。

しかし、「簡単じゃないから」と、今年、それを決断出来なければ、次第に、ファンとして見たくない現実を、目の当たりにすることが、しわじわと増えていくでしょう。

時代が変わりつつあるとき、前の時代に有効だった価値観、しかも一つの価値観にこだわることが、如何に危険なことかは、歴史が教えるところですが、それを変えるのは、容易なことではないのでしょう。

まあ、それこそが、「歴史は繰り返す」ことの理由だと思いますが(笑)。


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// 過去の記事を読みたい方へ

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

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7月18日14:18 星野みなみ

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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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欅坂「サイレントマジョリティー」MVが再生50万回突破、乃木坂が模索する「マネキン」後の姿 [18Mar16]

2016-03-18 18:30:00 | 芸能
永島聖羅が3月20日(日)のアンダー全国ツアー名古屋公演をもって乃木坂46を卒業

最後のメディア出演は、3月30日(水)21時30分から放送される@FM『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
@FMの番組公式サイト
永島聖羅の2016/03/17_22:54ブログ

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乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

03月17日(木) ~ 27日(日)
[舞台]「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』―血戦のラストダンス―」in 東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo。井上小百合と樋口日奈がWキャスト方式によりヒロイン「白鳥美美子」役で出演。11日間、17公演。
(上演スケジュール)
03月17日(木) [初日] 第1公演(井上小百合, 19:00~)
03月18日(金) [2日目] 第2公演(樋口日奈, 19:00~)
03月19日(土) [3日目] 第3公演(井上小百合, 13:00~)&第4公演(井上小百合, 18:00~)
03月20日(日) [4日目] 第5公演(樋口日奈, 13:00~)&第6公演(樋口日奈, 18:00~)
03月21日(月祝) [5日目] 第7公演(井上小百合, 13:00~)
03月22日(火) [6日目] 第8公演(樋口日奈, 19:00~)
03月23日(水) [7日目] 第9公演(井上小百合, 14:00~)&第10公演(井上小百合, 19:00~)
03月24日(木) [8日目] 第11公演(井上小百合, 14:00~)&第12公演(井上小百合, 19:00~)
03月25日(金) [9日目] 第13公演(樋口日奈, 19:00~)
03月26日(土) [10日目] 第14公演(樋口日奈, 13:00~)&第15公演(樋口日奈, 18:00~)
03月27日(日) [11日目千秋楽] 第16公演(井上小百合, 13:00~)&第17公演(井上小百合, 18:00~)

03月18日(金)
19 : 00 ~ 21 : 48 [地デ] テレビ朝日『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』に生駒里奈が出演。

03月19日(土)

15 : 00 ~ 21 : 00 [ショー]『TOKYO GIRLS COLLECTION 2016 SPRING/SUMMER』in 代々木第一体育館 。乃木坂からモデルとして、西野七瀬、白石麻衣、齋藤飛鳥、橋本奈々未 、松村沙友理の5人が参加。

18 : 00 ~ [ライブ]『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016』オープニング公演初日。名古屋国際会議場センチュリーホールで2日に渡って、『永島聖羅卒業コンサート』として開催。

25 : 05~25 : 35 [地デ] フジテレビ「うまズキッ!」。レギュラーMCの白石麻衣に加え、衛藤美彩、生駒里奈、高山一実が出演。

22 : 54 ~ 23 : 00 [地デ] 日本テレビ『キラきら時間』。5分ほどの短い番組ながら、高山一実が1人で出演して、「肉まん作り」を初体験するようです。

03月20日(日)

11 : 40 ~ 11 : 45 [地デ] TBS『メトログ』。衛藤美彩がナビゲーターとなって「乃木坂駅」を紹介。

12 : 00 ~ (昼公演) & 17 : 00 ~ (夜公演) [ライブ]『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016』オープニング公演2日目 in 名古屋国際会議場センチュリーホール。乃木坂メンバーとして、永島聖羅の最後のステージ。

20 : 30 ~ 21 : 00 [AM] 文化放送「乃木坂46の『の』」。星野みなみと堀未央奈の「みなみおな」が二人トーク。

03月21日(月)
22 : 00 ~ [AM] 文化放送『レコメン』。生駒里奈と桜井玲香が出演して、「春の胸キュンセンバツ甲子園!乃木坂のストライクゾーンに投げ込め!SP」企画。

03月23日(水)
乃木坂46の14枚目「ハルジオンが咲く頃に」発売

03月26日(土))
25 : 53 ~ [地デ] TBS『『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』。乃木坂46が3月11日(金)に登場したフェスの模様を放送。

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



昨日と今日、「ハルジオンが咲く頃」個別握手会の第10次応募が行われ、それに伴って、第9次応募終了時点での完売状況が判明しました。

CDの発売は、来週の23日(火)で、今回の10次応募までがオリコン初動へ計上される、個別握手会の売り上げになると考えられます。

そして、10次応募分の状況は、11次応募が始まる24日(木)まで分からないので、オリコン初動を予想するなら、オリコンデイリーで初日の数字が発表される前、まさに、今が最後のチャンスです。


ただ、今作14枚目に関しては、6次応募終了の時点で、個別握手会セールスが、完売率77%、枚数ベースでは97%という驚異的なレベルに達しており、早い段階から、最高販売枚数に限りなく近づくことが、ほぼ確実でした。

前作初動の個別握手会分を上手く説明出来る、CD1枚の平均割り当て時間8.5秒を使ってシミュレーション計算を行うと、最高販売枚数は49.5万枚で、9次応募後の完売状況から、49万枚あたりとと見積もるのが、妥当だと思われます。

まあ、こういった数字は、すでに分かっていて、以前の記事でも、おおよその初動予想を出していて、今回もさほど変わりません(笑)。

14枚目の楽曲構成は圧倒的選抜優位型、個別握手会第6次応募で初動前作越えがほぼ確実に [27Feb16]
中元堀超トップギア、サンエト星野高山井上絶好調、4次応募で14th握手会売上が前作初動水準到達 [12Feb16]

そこで、今日は、予想枚数というより、「ハルジオンが咲く頃」の発売2週間後にリリースされる、欅坂46のデビューシングルが、乃木坂の握手会人気にどのような影響を与えているか、その辺に重点を置いて、話を進めていきます。


「サイレントマジョリティー」は、MVが公開されるやいなや、乃木坂界隈に大きな衝撃を与えたようで、ツイッターなどのネットも、昨日は、欅坂という言葉で埋め尽くされた感があります。

実際、YouTubeにアップされた公式MVの再生回数を調べると、以下のように、もの凄い勢いで、数字が伸びています。

(表1) YouTubeに公開された「サイレントマジョリティー」と「ハルジオンが咲く頃」のMV再生回数

# 曲名をクリックするとYouTubeに公開された動画を観ることが出来ます。いきなり始まるので、音声などにご注意下さい
#「再生回数」は、3月18日(金)18:00現在の数字

「ハルジオンが咲く頃」MV(Full Ver.)
公開日 : 03月01日(火) [03月22日(火)23:59まで]
再生回数 : 128万

「サイレントマジョリティー」MV(Full Ver.)
公開日 : 03月15日(火) [04月05日(火)23:59まで]
再生回数 : 053万

「釣り堀」MV(Full Ver.)
公開日 : 03月08日(火)
再生回数 : 030万

「急斜面」MV(Full Ver.)
公開日 : 03月08日(火)
再生回数 : 033万


「サイレントマジョリティー」MVはアップロードされて、まだ2日程度しか経っていないのに、再生回数がすでに50万を越え、1週間前に公開された、「釣り堀」と「急斜面」のMVを抜いています

「釣り堀」は、西野七瀬のソロ曲、「急斜面」は、白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理のいわゆる「御三家」のユニット曲で、握手会成績から考えて、いずれも分厚いファン層をベースとして持っている筈ですが、欅坂表題曲MVへの注目度に、今のところ、圧倒されている感があります。

「ハルジオンが咲く頃」MVは、CDリリースの前に100万回を突破しています。

このペースは、前々作「太陽ノック」MVや前作「今、話したい誰かがいる」MVと大体同じで、リリース前に200万回、300万回を越えるような「大跳ね」ではないけど、最近の乃木坂表題曲MVと遜色ない、順調な進み具体だと思います。


しかし、「サイレントマジョリティー」MVの立ち上がりが、2日で50万回と、あまりにも速いので、「ハルジオンが咲く頃」MVの数字が、やや霞んでしまう面がある。

また、MVの内容的にも、お姉さんメンバー中心で、大人しい曲が多かった乃木坂に対して、パンチの効いた音楽に乗って、若いメンバーが攻撃的なダンスを披露する「サイレントマジョリティー」は、「こういうのが見たかった!」と、乃木坂ファンに思わせる要素を豊富に含んでいて、その鮮やかな対比が、欅坂への興味をかき立てている。

さらに、ガチガチの握手会主義によって、ウンザリするほど選抜の固定化が進んだ乃木坂と違い、欅坂は、ほぼ全員が表題曲に参加出来て、これから、どのメンバーにも、チャンスがあるという空気が漲っている。

握手会人気において、越え難い格差が出来てしまい、身動きがとれず、とくに若いメンバーが前に出られず苦しんでいる乃木坂。

それを切ない気持ちで見ているファンからすると、欅坂は、誰がブレイクするか分からない、夢と希望を感じさせるものがあって、強力に惹かれていく人が続出しても、無理からぬことです。


昨日1晩で、CD10万枚くらいの人気が、乃木坂から欅坂に流れたかもしれない(笑)。

そう考えたくなるほど、ネットにおける、「サイレントマジョリティー」MVへの反響は大きく、確かに、最近の乃木坂では見たことがないほど、破竹の勢いで、YouTubeの再生回数が伸びています。

ファンの総数が少ないので、さすがに、「ハルジオンが咲く頃」MV を抜く可能性は低いと思いますが、目を見張るほどの、立ち上がりの速さは、欅坂への注目をさらに高める効果があったんじゃないでしょうか。


次に、「ハルジオンが咲く頃」個別握手会のメンバー別売り上げ状況を見てみましょう。

お馴染みの順位表で、中味もいつもと大体同じですが(笑)、15th選抜のメンバー構成にも関わってくる可能性があるので、一応、載せておきます。

(表2) 14枚目個別握手会第9次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数, 推定売り上げ枚数) メンバー名

#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
# メンバー名の色は、14th選抜におけるポジョションを表し、青色は1列目緑色は2列目オレンジ色は3列目を表す。「c」はセンター、「uc」はアンダーセンター、「*」は2期メンバー。
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない

[01] 30部/30部 (1.00; 2次, 1.91万枚) 白石麻衣 西野七瀬
[01] 30部/30部 (1.00; 3次, 1.91万枚) 生田絵梨花 衛藤美彩 橋本奈々未 深川麻衣(c)
[01] 30部/30部 (1.00; 4次, 1.91万枚) 秋元真夏 齋藤飛鳥
[01] 30部/30部 (1.00; 5次, 1.91万枚) 桜井玲香 中元日芽香(uc) 若月佑美
[01] 30部/30部 (1.00; 8次, 1.91万枚) 堀未央奈*
[13] 29部/30部 (0.97, 1.90万枚) 伊藤万理華 井上小百合 高山一実 星野みなみ 松村沙友理
[18] 24部/24部 (1.00; 7次, 1.52万枚) 北野日奈子*
[19] 20部/24部 (0.83, 1.52万枚) 新内眞衣* 寺田蘭世* 中田花奈
[22] 16部/18部 (0.89, 1.14万枚) 生駒里奈
[23] 14部/18部 (0.78, 1.14万枚) 斉藤優里
[24] 09部/16部 (0.56, 0.99万枚) 樋口日奈
[25] 08部/14部 (0.57, 0.87万枚) 渡辺みり愛*
[26] 06部/14部 (0.43, 0.85万枚) 伊藤かりん*
[27] 01部/14部 (0.07, 0.79万枚) 和田まあや
[28] 04部/12部 (0.33, 0.72万枚) 斎藤ちはる
[29] 03部/12部 (0.25, 0.71万枚) 川後陽菜
[30] 02部/12部 (0.17, 0.69万枚) 能條愛未
[31] 01部/12部 (0.08, 0.68万枚) 伊藤純奈*
[32] 08部/08部 (1.00; 6次, 0.51万枚) 山崎怜奈*
[33] 06部/06部 (1.00; 5次, 0.38万枚) 鈴木絢音*
[33] 06部/06部 (1.00; 9次, 0.38万枚) 相楽伊織*
[35] 03部/06部 (0.50, 0.37万枚) 川村真洋
[36] 01部/06部 (0.17, 0.35万枚) 佐々木琴子*

677部/780部 (0.868, 49.0万枚) 全体


30部中29部完売のメンバーが5人、24部中20部完売が3人。

とても偶然とは思えない珍事が起こってますが(笑)、14枚目で、30部全完売メンバーが、卒業する深川麻衣を除いて、16人に達するのは、もう逃れられない現実で、もし、15th選抜の定員が17人に据え置かれるなら、生駒里奈を加えて、すでに「満席」状態です。

従って、定員を18人以上に増やさない限り、次作で、アンダーから選抜入りするのは、中元日芽香1人というのが、乃木坂握手会主義の結論になる。


さすがに、それでは面白くないと、増員したり、あるいは変動枠を設けたとしても、上表18位の北野日奈子、19位の新内眞衣、寺田蘭世、中田花奈までが有力候補で、それ以下の成績だと、かなり厳しいのが、現在の乃木坂を支配する通例になっています。

まあ、「夏だから」斉藤優里は、毎年恒例で設けられる枠で(笑)、ゆったんは握手会成績も23位と良い位置に付けているので、可能性はあると思います。

しかし、選抜選考は、ほとんどのケースで、売り上げ枚数が多いほど有利というルールが厳格に適用され、一方で、担当部数の増加は、シングル毎に、段階的にしか行われない。

その結果、2016年内に、アンダーから選抜入りする可能性があるメンバーは、ごく少数という目を背けたくなるような、夢のない重い見通しが、乃木坂を覆っている。


多くのアンダーメンバーに、あまりに厳しい現実が突き付けられている一方、選抜メンバーは、誰をフロントにして、誰をトップ3にするかが、運営の決めた「区分」によって縛られ、外仕事で成果を挙げた程度では、ピクリともしな厚い壁に悩まされている。

頑張れば誰でも選抜に抜擢され、誰もがセンターになるチャンスがある。

そんな乃木坂の夢は、随分前に窒息して、少なからぬメンバーとファンが、未来へ希望を持てないまま、それでも、いつか何かが変わるかもしれないと信じて、乃木坂に期待し続けてきた。

若いメンバーが躍動する「サイレントマジョリティー」MVを、乃木坂ファンが観て、かつて感じていた、夢と希望の香りをそこに見出し、長い間、積もりに積もった不満を爆発させ、欅坂に流れ込み始めているのかもしれません。


では、欅坂の出現は、乃木坂の人気に、どの程度の影響を与えているのでしょう。

(表3) 14枚目に関する個別握手会の応募日程と売り上げの推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率, 枚数ベースでの販売率), 推定累計売り上げ枚数#13枚目同次終了後の推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 応募受付次数が赤色で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒として計算している。この数値を使うと、完売1部で635枚、全体の販売可能枚数は49.5万枚になる。
#「-72d」は、集計締め切り日の72日前という意味。
#「※」は、この週から欅坂デビューシングルの個別握手会応募が始まったことを示す。

14枚目「ハルジオンが咲く頃」
発売日:2016年03月23日(水)
オリコン初動集計締切:2016年03月27日(日)
初動算入:???万枚 (第10次分までと推測される)

[01次] +011 {011/780(01.4%, 04.1%) 02.0万枚#00.0万枚} (2016/01/14~01/15, -72d)
[02次] +188 {199/780(25.5%, 50.7%) 25.1万枚#17.0万枚} (2016/01/21~01/22, -65d)
[03次] +176 {375/780(48.1%, 78.1%) 38.7万枚#29.9万枚} (2016/01/28~01/29, -58d)
[04次] +081 {456/780(58.5%, 87.5%) 43.4万枚#30.3万枚} (2016/02/04~02/05, -51d)
[05次] +088 {544/780(69.7%, 94.0%) 46.5万枚#35.8万枚} (2016/02/10~02/12, -44d) ※
[06次] +057 {601/780(77.1%, 96.8%) 47.9万枚#39.9万枚} (2016/02/18~02/19, -37d)
[07次] +031 {632/780(81.0%, 97.9%) 48.5万枚#42.5万枚} (2016/02/25~02/26, -30d)
[08次] +033 {665/780(85.3%, 98.8%) 48.9万枚#44.0万枚} (2016/03/03~03/04, -23d)
[09次] +012 {677/780(86.8%, 99.0%) 49.0万枚#44.9万枚} (2016/03/10~03/11, -16d)
[10次] {#45.3万枚} (2016/03/17~03/18, -09d)
[11次] {#45.6万枚} (2016/03/24~03/25, -02d)
[12次] {#45.8万枚} (2016/03/31~04/01, +05d)

[13次] {#46.1万枚} (2016/04/07~04/08, +12d)


「サイレントマジョリティー」個別握手会の応募が始まったのは、「ハルジオンが咲く頃」の第5次応募が行われた週です。

これ以降、完売部数の伸びが鈍ったという指摘がありますが、第5次応募終了時点で、握手会セールスは、すでに完売率70%、枚数ベースでは94%に達し、もはや売るものがない状態に入りつつあった。

従って、第6次で+57部、第7次で+31部、第8次は+33部、第9次が+12部という、やや低めに見える完売積み上げの推移は、単にピークを過ぎたからであって、欅坂の影響とは言えないと思います。

むしろ、第5次終了時点で、販売可能枚数の94%を売っているのに、その後も、97%、98%、99%と伸びているのは、驚異的に好調な売れ行きで、乃木坂の個別握手会セールスが、全体として、マイナスの影響を受けた痕跡は、ほとんど見当たりません。


では、まったく影響がないかというと、個々人のセールスに関して、ちょっと気になる点がある。

以下の表は、欅坂個別握手会応募が始まる直前の14枚目第4次応募終了時点と、現在の第9次応募終了時点を比べて、乃木坂の各メンバーがどれだけ完売部数を積み上げたかを示しています。

(表4) 欅坂個別握手会応募開始後の乃木坂メンバーの完売積み上げ部数

凡例
4次終了時点と比べた9次終了時点での完売部数の積み上げ (4次終了時の完売率→9次終了時の完売率) / 担当部数 メンバー名

# 積み上げ部数が多いメンバーから順に並べている
# 9次終了時点で全完売を達成したメンバーは表に入っていない

+23部 (0.20→0.97) / 30部 松村沙友理
+19部 (0.33→0.97) / 30部 伊藤万理華
+18部 (0.37→0.97) / 30部 井上小百合
+15部 (0.47→0.97) / 30部 高山一実
+15部 (0.47→0.97) / 30部 星野みなみ
+14部 (0.25→0.83) / 24部 寺田蘭世
+14部 (0.25→0.83) / 24部 新内眞衣
+11部 (0.28→0.89) / 18部 生駒里奈
+10部 (0.42→0.83) / 24部 中田花奈
+09部 (0.28→0.78) / 18部 斉藤優里
+06部 (0.19→0.56) / 16部 樋口日奈
+06部 (0.14→0.57) / 14部 渡辺みり愛
+05部 (0.07→0.43) / 14部 伊藤かりん
+04部 (0.00→0.33) / 12部 斎藤ちはる
+03部 (0.00→0.50) / 06部 川村真洋
+02部 (0.00→0.17) / 12部 能條愛未
+02部 (0.08→0.25) / 12部 川後陽菜
+01部 (0.00→0.07) / 14部 和田まあや
+01部 (0.00→0.08) / 12部 伊藤純奈
+01部 (0.00→0.17) / 06部 佐々木琴子


松村沙友理、伊藤万理華、井上小百合、高山一実、星野みなみの30部担当メンバーは、欅坂の応募が始まっても、ぐいぐい売り上げを伸ばして、5次から9次の間に、15部以上も完売を積み上げている。

また、寺田蘭世、新内眞衣、中田花奈の24部担当メンバーと、今回、やや抑え気味に部数を設定された感のある生駒里奈も、完売部数を10部以上伸ばして、順調そのものです。

ところが、上表で、2部か1部の積み上げに留まっているメンバーは、重い立ち上がりに苦しんでいます。

例えば、和田まあやと伊藤純奈は、4次応募終了時点でゼロだった完売数を、5次から9次の間に、1部積み上げただけで、なかなかセールスが伸びていかない。

担当部数が14部、12部と、前作より大きくアップしたことが、完売を出にくくしている面はあると思いますが、運営がそういう設定にしたのは、各種データから増部に対応出来る人気があると考えたからで、何か、マイナスの外部要因を疑いたくなる展開です。

2部積み上げの能條愛未、川後陽菜、さらに1部の佐々木琴子も、通常以上に、セールスの動きが鈍いという印象を受けます。


もともと、担当部数の少ないメンバーは、後からじわじわ完売部数を伸ばすケースが多いので、もちろん、今後の推移を見守る必要がありますが、全体完売率が86.8%に達している段階で、個人完売率が30%を越えていないのは、やはり、気になるところです。

この5人は若いメンバーなので、欅坂という似たような競争相手が多数出現したことで、ファンが分散して、マイナスの影響をダイレクトに受けてしまう危険がある。

運営は、これら伸び悩んでいるメンバーを今まで以上に、積極的に起用して、「推し」ている姿勢を見せるべきだと思います。

いずれもタレント性のとくに高いメンバーなので、選抜入りや、地上波のバラエティ出演など、何か、大きな切っ掛けが一つあれば、注目度が一気に上昇する可能性があります。


次に、「サイレントマジョリティー」個別握手会の完売推移を載せておきます。

(表5) 欅坂デビューシングルに関する個別握手会の応募日程と売り上げの推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率, 枚数ベースでの販売率), 推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 応募受付次数が赤色で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を10.0秒として計算している。この数値を使うと、完売1部で540枚、全体の販売可能枚数は17.0万枚になる。
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味。

欅坂01枚目「サイレントマジョリティー」
発売日:2016年04月06日(水)
オリコン初動集計締切:2016年04月10日(日)
初動算入:???万枚 (第08次分までと推測される)

[01次] +009 {009/315(02.9%, 08.2%) 01.4万枚} (2016/02/08~02/12, -58d)
[02次] +072 {081/315(25.7%, 54.8%) 09.3万枚} (2016/02/18~02/19, -51d)
[03次] +026 {107/315(34.0%, 66.9%) 11.4万枚} (2016/02/25~02/26, -44d)
[04次] +025 {132/315(41.9%, 76.5%) 13.0万枚} (2016/03/03~03/04, -37d)
[05次] +024 {156/315(49.5%, 83.1%) 14.1万枚} (2016/03/10~03/11, -30d)
[06次] (2016/03/17~03/18, -23d)
[07次] (2016/03/24~03/25, -16d)
[08次] (2016/03/31~04/01, -09d)
[09次] (2016/04/07~04/08, -02d)
[10次] (2016/04/14~04/15, +05d)


デビュー前のアイドルとは思えないほど、極めて順調に握手会セールスが伸びています。

第5次応募終了時点で、完売率は50%に達していますが、枚数ベースでみると、すでに83%を売っており、徐々に販売可能の上限に迫りつつある。

それを裏付けるかのように、第6次応募からは、多くのメンバーに追加枠を与え、総部数は315部から331部にアップするそうで、妥当なタイミングでの増部じゃないでしょうか。

初動への算入は8次応募分までと考えられ、5次終了時点で推定14.1万枚なので、総部数増加と相俟って、さらに伸びていくでしょう。

また、14.1万枚という数字は、CD1枚の平均割り当て時間を10.0秒と、相当にゆったり取って計算した推定値で、例えば、乃木坂と同じ8.5秒にすれば、16.6万枚という値が得られて、もっと売れていることになります。

こういった要素を考慮すると、「サイレントマジョリティー」のオリコン初動が20万枚を大きく越えても、不思議ではないと思います。

従って、「制服のマネキン」の初動23.3万枚、「君の名は希望」の初動24.2万枚にどこまで迫るのか、あるいは越えてしまうのか、その辺が注目点になるでしょうか。


サウンドスキャンが店頭販売CD各盤種ごとの売り上げ枚数を公表しなくなったので、初動を予想しても「答え合わせ」が出来ず、あまり意味を感じないのですが、取り敢えず、「ハルジオンが咲く頃」の初動を予想しておきます(笑)。

(表6)「ハルジオンが咲く頃」オリコン初動で予想される四つのケース

凡例
店頭販売分 + 個別握手会分 = 予想されるオリコン初動

(1) 初動65万未満の前作微増
14万~16万 + 49万 = 63万~65万

(2) 初動65万以上68万未満の前作越え
16万~19万 + 49万 = 65万~68万

(3) 初動68万以上70万未満の前作大幅増
19万~21万 + 49万 = 68万~70万

(4) 初動70万以上の乃木坂大勝利
21万~ + 49万 = 70万~


以前、記事に書きましたが、(2)が、もっとも可能性の高いケースだと、私は考えています。

(2)の設定範囲だけちょっと大きいのはズルですが(笑)、数字を挙げるなら、67万枚くらいでしょうか。

店頭販売CDの第1週売り上げは、ここ数シングルで、初回限定盤3種で15万枚から16万枚と推測されるので、4種用意した14枚目は、18万枚あたりを期待できるんじゃないかと。

まあ、乃木坂運営も、前作13枚目の初動62.7万枚に、プラス4、5万枚くらいを狙っていると思うので、67万枚は目標としても、こなれた数字だと思います(笑)。



乃木坂46は、4枚目表題曲「制服のマネキン」で、生駒里奈をセンターに据え、魅力的なダンスと音楽に乗せて、「恋をするのはいけないことか」と歌い、自由で自立したアイドルの登場という、鮮烈なイメージを人々に与えました。

このMVは、多くの新規ファンを呼び込み、それを出発点にして、グループは大きく成長していきます。

しかし、6作目「ガールズルール」では、生駒里奈が、何の説明もなく、いきなりセンターを外され、次の7作目「バレッタ」では、運営からの紙切れ一枚で、加入したばかりで活動実績のほとんどない堀未央奈が、1期メンバーの気持ちを無視して、センターに抜擢された。

「制服のマネキン」で、大人の言いなりにならず、自分の意思で進むことの重要性を高らかに謳った筈だったのに、その後、メンバーは、大人たちの思惑に振り回され、「恋愛禁止」が当たり前になり、握手会でひたすらCDを売ることが、一切疑問を挟めない、至上命題になっていきます。


「制服のマネキン」において、自分たちの力で、道を切り拓いていくと宣言した、メンバーの姿に、夢と希望を感じたファンは、乃木坂が息の詰まるような握手会主義に没入する中、その宣言が、結局、大人の都合で言わされただけで、絵空事に過ぎないことを、痛切に理解することになる。

アイドルというのは、大人の都合を一番聞かなければならない人たちで、メンバーが乃木坂の真の主役になるなんてことはないんだと。

そして、メンバーが主役になれない以上、彼女たちの判断を尊重するしかないファンも主役になることは出来ず、結局、主役は、運営のエライ大人であることが、シングルを重ねるごと、真綿で首を絞められるかのように、じわじわと明らかになっていった。


「サイレントマジョリティー」では、欅坂の若いメンバーたちが、再び、魅力的なダンスと音楽に乗せて、「大人への反抗」を謳っている。

そして、「制服のマネキン」とその後に乃木坂が歩んだ道を知りながら、少なからぬファンが、どこかに、胸のすくような爽快感を覚えて、今度こそ、そこに夢と希望があるではないかと、密かに心躍らせ、魅了されていく。

生駒里奈が果たせなかった夢を、平手友梨奈なら、やってのけるんじゃないか。

デビューする欅坂を巡る仕掛けは、驚くほど、初期乃木坂のそれと似ています。

だからこそ、少なからぬ乃木坂ファンの心を揺さぶるのかもしれません。


しかし、私は、「制服のマネキン」で生駒が体現した、乃木坂の夢や希望が、すでに終わったとは、思いません。

むしろ、ガチガチの握手会主義で、身動きが取れなくなっている今こそ、次の新しい道を切り開く、好機じゃないかと。

しかも、乃木坂には、若くて元気のあるメンバーが何人もいて、悩みながらも、懸命に、前に進もうとしている。

そういう力を積極的に取り上げ、お姉さんメンバーと上手く噛み合せながらチームを構成すれば、今までにない、乃木坂を作り出すことが出来るかもしれない。


何年先かは分かりませんが、欅坂は、いずれ乃木坂と同じような壁にぶつかるでしょう。

どこに行っても、結局、同じ問題に突き当たるなら、先送りするよりは、今、この場で、解決の糸口を探した方が良い。

壁に行き着いたということは、壁すら見えなかった時より、壁の向こうに近づいているのだから、チャンスとも言える。

一度は挫けたとしても、まさに今の乃木坂が「制服のマネキン」の続編を謳うことこそ、本当に意味のあることに思えます。

そして、今度は、「大人に反抗するアイドル」を越えて、自分たち独自のスタイルで、社会に発信していける、そんなグループであることを目指して欲しい、そう願っています。


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欅坂「サイレントマジョリティー」がBillboardでツイート数19位、MVは乃木坂3作抜きの勢い [17Mar16]

2016-03-17 19:00:00 | 芸能
永島聖羅が3月20日(日)のアンダー全国ツアー名古屋公演をもって乃木坂46を卒業

永島聖羅の涙と笑顔、11th選抜の発表から始まった2015年の長い旅 [19Dec15#2]
永島聖羅のいない乃木坂、らりん卒業を巡るグループの現状と未来 [19Dec15]


乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

03月17日(木)
19 : 00 ~ [舞台]「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』―血戦のラストダンス―」in 東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo。[初日] 第1公演(井上小百合)。井上小百合と樋口日奈がWキャスト方式によりヒロイン「白鳥美美子」役で出演。11日間、17公演。
(2日目以降のスケジュール)
03月18日(金) [2日目] 第2公演(樋口日奈, 19:00~)
03月19日(土) [3日目] 第3公演(井上小百合, 13:00~)&第4公演(井上小百合, 18:00~)
03月20日(日) [4日目] 第5公演(樋口日奈, 13:00~)&第6公演(樋口日奈, 18:00~)
03月21日(月祝) [5日目] 第7公演(井上小百合, 13:00~)
03月22日(火) [6日目] 第8公演(樋口日奈, 19:00~)
03月23日(水) [7日目] 第9公演(井上小百合, 14:00~)&第10公演(井上小百合, 19:00~)
03月24日(木) [8日目] 第11公演(井上小百合, 14:00~)&第12公演(井上小百合, 19:00~)
03月25日(金) [9日目] 第13公演(樋口日奈, 19:00~)
03月26日(土) [10日目] 第14公演(樋口日奈, 13:00~)&第15公演(樋口日奈, 18:00~)
03月27日(日) [11日目千秋楽] 第16公演(井上小百合, 13:00~)&第17公演(井上小百合, 18:00~)

03月18日(金)
19 : 00 ~ 21 : 48 [地デ] テレビ朝日『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』に生駒里奈が出演。

03月19日(土)

15 : 00 ~ 21 : 00 [ショー]『TOKYO GIRLS COLLECTION 2016 SPRING/SUMMER』in 代々木第一体育館 。乃木坂からモデルとして、西野七瀬、白石麻衣、齋藤飛鳥、橋本奈々未 、松村沙友理の5人が参加。

18 : 00 ~ [ライブ]『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016』オープニング公演初日。名古屋国際会議場センチュリーホールで2日に渡って、『永島聖羅卒業コンサート』として開催。

25 : 05~25 : 35 [地デ] フジテレビ「うまズキッ!」。レギュラーMCの白石麻衣に加え、衛藤美彩、生駒里奈、高山一実が出演。

22 : 54 ~ 23 : 00 [地デ] 日本テレビ『キラきら時間』。5分ほどの短い番組ながら、高山一実が1人で出演して、「肉まん作り」を初体験するようです。

03月20日(日)

11 : 40 ~ 11 : 45 [地デ] TBS『メトログ』。衛藤美彩がナビゲーターとなって「乃木坂駅」を紹介。

12 : 00 ~ (昼公演) & 17 : 00 ~ (夜公演) [ライブ]『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016』オープニング公演2日目 in 名古屋国際会議場センチュリーホール。乃木坂メンバーとして、永島聖羅の最後のステージ。

20 : 30 ~ 21 : 00 [AM] 文化放送「乃木坂46の『の』」。星野みなみと堀未央奈の「みなみおな」が二人トーク。

03月21日(月)
22 : 00 ~ [AM] 文化放送『レコメン』。生駒里奈と桜井玲香が出演して、「春の胸キュンセンバツ甲子園!乃木坂のストライクゾーンに投げ込め!SP」企画。

03月23日(水)
乃木坂46の14枚目「ハルジオンが咲く頃に」発売

03月26日(土))
25 : 53 ~ [地デ] TBS『『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』。乃木坂46が3月11日(金)に登場したフェスの模様を放送。

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」




AKB48の43枚目「君はメロディー」のオリコン第1週売り上げ、つまり「初動」は124万枚で、前作「唇にBe My Baby」から33万枚の上昇となりました。

AKB48Gと乃木坂46のシングルは、複数の盤種を用意して、個別握手会、全国握手会、それ以外のファン交流イベント、生写真などなど、様々な特典を付けています。

そのため、収録楽曲の魅力というより、こういった「おまけ」を目的に、同じ内容のCDを複数枚買う人が、相当な数に上るので、CDの売り上げ枚数から、音楽的なヒットを見極めるのは、非常に難しい。

さらに、「君はメロディー」は、5種類の店頭販売CDに、四つの「支店」の独立曲と乃木坂46とのユニット曲がMV付きで入っているので、AKB48とは別グループの広範なファンが、それらを目当てに買い求めたケースも多かったと推測され、表題曲がどのくらい人気なのか、CDセールスだけでは、ますます判別しづらい状況です。


以前は、サウンドスキャンが、盤種ごとの売り上げ枚数を一般公表していたので、オリコンと併せて、個別握手会や各種特典の影響を、ある程度まで分析出来たのですが、現在は、経営陣が変わったのか、方針変更されて、数字が一切出て来なくなっています。

そのため、「シングル」全部の売り上げから、「おまけ」の効果を読み取って、表題曲のヒット度合いを考察することはほぼ不可能で、124万枚という合算された数字を、所在なく、だた漠然と眺めるしかありません(笑)。

このように、CDセールスに関しては、情報の透明性がどんどん低下している印象がある。

あるいは、見せられない、見せて欲しくない、そういった雰囲気の漂い始めたことこそ、日本における音楽CDの状況が、いよいよ分岐点を越えて、違う次元に入ってきたことを示すのかもしれません。


考えてみると、最近のMacには、DVDなどを読み取る光学式ドライブを内蔵していないものが多く、インターネットを介した情報のやりとりが前提になりつつある。

また、「君はメロディー」が100万枚を突破して1位となった3月21日付のオリコン週間ランキングを見ると、2位以下の売り上げ枚数は5万枚に届いておらず、オリコン公式サイトに一般公開される下限の50位付近には、2千枚を大きく割り込む数字が並んでいる。

これらの数字は、楽曲が売れていないというより、CDを買って音楽を聴く人が少なくなりつつあることを物語っているんじゃないでしょうか。


音楽配信の方法が、CDからダウンロードへ急速に移行しつつある今、AKB48Gや乃木坂46は、その流れに抗うように、大量のCDを売り続けている数少ない歌手です。

しかし、ファンの間にも、連続ミリオンや前作越え「上り坂」にこだわって、何日にも渡る握手会やその他特典イベントに、メンバーが膨大な時間を取られることを、疑問視する声がある。

日本のCDセールスを取り巻く現状を眺めていると、48Gや坂道シリーズの売り上げ枚数が、今後、どう変化するかより、そういった数字に対する、人々の意識がどう変化するかの方が、大きな意味を持つかもしれません。

ネット配信がまだ存在せず、ミリオンセラーが連発していた90年代と、光ケーブル網が普及し、映画や音楽のネット視聴が当たり前になった2010年代後半で、人々が同じ意識を持つなんてことは、そもそもあり得ない話で、100万枚のCDを売ることの意味も、時代と共に、変わっていくのは当然と言えば、当然です。


さて、Billboard JAPAN も、「君はメロディー」発売週のチャートを発表しているので、ちょっと見ておきましょう。

(表1) Billboard JAPAN Hot100 における「君はメロディー」「ハルジオンが咲く頃」「サイレントマジョリティー」の順位推移

#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り回数
D : ツイート数
E : 動画再生回数
# 最後の(回)はランクイン回数
# 青色の日付はCD発売週を表す
# MVの公開日部分をクリックするとYouTubeにアップされた公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい

「君はメロディー」AKB48 (03/09発売)
02月22日付(02/08~02/14) (総合)65位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]05位 [E]--- (1回)
02月29日付(02/15~02/21) (総合)--- [A]--- [B]--- [C]--- [D]--- [E]--- (1回)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)78位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]10位 [E]--- (2回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)63位 [A]--- [B]23位 [C]--- [D]15位 [E]--- (3回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)01位 [A]01位 [B]14位 [C]01位 [D]03位 [E]--- (4回)
# MV(Short Ver.)公開は02/12

「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]02位 [E]--- (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]13位 [E]32位 (3回)
# MV(Full Ver.)公開は03/01から03/22(23:59)まで

「サイレントマジョリティー」欅坂46 (04/06発売)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)--- [A]--- [B]--- [C]--- [D]19位 [E]--- (---)
# MV(Full Ver.)公開は03/15から04/05(23:59)まで



3月21日付チャートにおける「君はメロディー」は、CDセールスが関わってくる「ストリーミング数」(A)と「PCによる読み取り数」(C)が共に1位、「ツイート数」(D)も発売週ということで話題を集めて3位となり、予想通り総合1位を獲得しています。

ただ、「ラジオ放送回数」(B)は14位に留まっていて、乃木坂と同じく、この辺が、ウィークポイントになっている感がある。

一方、YouTubeに公開されているMVは、再生回数が300万を突破しているのですが、「動画再生回数」(E)の項は圏外となっています。

私の探し方が足りないのか、各項目の詳しい説明が、見当たらないので、何とも言えないんですが、300万回を越えるMVが、100位に入らないとは思えないので、ショートバージョンは、カウント対象にならないのかもしれません。


「ハルジオンが咲く頃」のチャートを見ると、「ツイート数」は13位、「動画再生回数」は32位と、前回より、ともにやや下げていて、総合も45位にダウンです。

まあ、乃木坂の場合も、とんでもないCDセールスが確実なので、CD発売週には、「ストリーミング数」と「PCによる読み取り数」が1位となり、総合1位となる可能性が濃厚です。

ただ、そのときに、「ラジオ放送回数」「ツイート数」「動画再生回数」がどこまで順位を上げているかが、一つの焦点で、乃木坂に対する現在の注目度を推測する、目安になると思います。


ところで、欅坂46のデビューシングル表題曲「サイレントマジョリティー」が、「ツイート数」で、何と何と、19位に入っていました。

総合順位は、まだ100位圏内ではないようですが、ネット上でかなり話題になっていることが窺えます。

この19位というランキングは、おそらく、欅坂の楽曲に初めて付いた、記念すべきチャートじゃないでしょうか(笑)。

来週は、公開されたMVの数字が入ってくるので、「動画再生回数」にも順位が付いて、Hot100にランクインする可能性は十分ある。

やはり、CDデビュー前から、大型歌謡祭に出演したり、複数のメンバーが雑誌のグラビアに登場したり、分厚いプロモーションを仕掛けているので、その成果が出ているのだと思います。

こうやって、新人が、元気に切り込んでくるのは、見ていて、気持ちが良いですね。

まあ、乃木坂ファンとしては、全部持っていかれるんじゃないかと、少々、複雑な部分もありますが(笑)。


ところで、「サイレントマジョリティー」のMV、カッコいいですね。

振り付けは、マドンナの専属ダンサーを務めたこともある、TAKAHIRO(上野隆博)氏で、次々に、パンチの効いた踊りが繰り出され、アップテンポなメロディーと重なって、躍動感のある作品に仕上がっている。

最近の乃木坂は、WARNERさんがずっと振り付けを担当しているようで、どちらかというと、可愛らしさにポイントが置かれた、柔らかいダンスが多い。

ファンとして、こういう踊りを見慣れていたので、「サイレントマジョリティー」MVにおける、攻撃的なダンスには、新鮮さを感じて、引き込まれるものがあります。


前々回の記事に、「サイレントマジョリティー」個別握手会の完売状況から、欅坂デビューシングルのオリコン初動は、「制服のマネキン」レベルに、届くのではないかと予想しましたが、MVは、この乃木坂4枚目表題曲を彷彿させる内容で、欅坂運営は、CDセールスも楽曲イメージも、乃木坂3枚抜きを狙っているんじゃないかと、ちょっと考え込んでしまいました(笑)。

私も、「制服のマネキン」MVを観て、本格的な乃木坂ファンになったので、こういうアグレッシブなダンスナンバーは大好物で、「ああ、相当な乃木坂ファンが、欅坂ファンになるだろうな」と、ノリノリで聴きながら、若干、ブルーな気分になってしまうという、奇妙な感慨に浸ってしまいました。

まあ、「制服のマネキン」MVは、ショートバージョンに差し替えられる直前において、乃木坂で、唯一、再生回数が1千万回を突破していた作品で、一般アピール力の高いことは証明済みですから、「サイレントマジョリティー」が、それを意識した出来になっていても、何ら不思議ではないですが。


非常に印象的なMVで、「ハルジオンが咲く頃」に収録されるもので、現在フルバージョンが公開されているどの作品と比べても、「サイレントマジョリティー」の方が、個人的には好きですね。

とくに、ストレートに叩き付けて来る勢いがあって、新しく何かが始まる、ワクワクするような高揚感が漲ってるのが良い。

ただ、幾つか気になった点はあります。


一つは、センターの平手友梨奈が、フィーチャーされ過ぎていて、他メンバーの存在を薄く感じる点です。

平手さんは、個性的な雰囲気を持っていて、パンチがあって良いのだけど、ソロ曲ではないのだから、もっと周りとの絡みが観たかったなと。

「制服のマネキン」MVでは、冒頭、次々と後ろから飛び出してくる、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみのフロント3人がイメージの中核を形成し、そこに、2列目の白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理といったメンバーが関わり、全体ダンスでは乃木坂全員が登場して、グループとしての膨らみを感じさせる作りになっている。

欅坂は、まだ発足して間もないグループなので、メンバー同士の関係性は、さほど積み上がっていないのだと思いますが、こういうダンスは、誰か1人が引っ張るより、チームとして団結して踊った方が、より迫力が出る気がします。


とくに欅坂は、乃木坂と同じく、渡辺梨加や小林由依など、優しく柔らかい空気を纏ったメンバーが多いので、平手友梨奈が1人で尖っている部分を背負うような、孤独感がどこか漂っている。

生田生駒星野のふてぶてしい表情は、「制服のマネキン」MVの見どころの一つですが、「私たち、まだ14、15ですけど、それが何か?」とでも言いたげな、「尖ったチワワたち」といった(笑)、堪らないアピール感を、平手さんだけでなく、もっと複数のメンバーでやれば、よりインパクトがあった気がします。

この辺は、欅坂が活動を重ね、メンバー相互の人間関係がより豊かに、より複雑になっていく中で、徐々に、可能になっていくのかもしれません。


「生生星」「御三家」「ポンコツキャプテン」「帰って来た真夏」などなど、グループ内に存在する構造群が、欅坂では、まだ形成されていないのであれば、それらを選抜や、MVに取り込むことも出来ないわけで、今後の課題じゃないでしょうか。

そういった構造が出来る前に、1人のメンバーだけを、突出して前面に出すのは、平手さんと欅坂のイメージを縛る危険があって、ちょっと気になりました。

乃木坂が、集団性を重視する「ぐるぐるカーテン」「おいでシャンプー」「走れ!Bicycle」を経て、「生生星」や「御三家」が要となる「制服のマネキン」に辿り着いたのは、それなりに意味があったんじゃないかと思います。


もう一つ、気になったのは、歌詞ですね。

群衆の中に紛れて、没個性となり、言いたいことを言えない「サイレントマジョリー」化する若者。

リースマンの「孤独な群衆」を想起させるテーマですが、若い世代が、こういった問題意識を共有していたのは、もう、随分と前のことじゃないでしょうか。

今の若者が、他者と自分の差別化に悩むほど、社会全体を意識している印象はなく、自分の好きなことにのめり込んで、その中で、自己実現を図ろうとする、より進んだ個人主義的メンタルを備えている気がします。

アイドル、アニメ、コスプレなど、数々のジャンルで、個性的な文化が生まれているのは、他人と自分の違いより、自分とは何かにより興味を持った人々が、仕事や趣味の区別を越え、決然として、自分の好きなことに、時間とお金を投入しているからだと思います。


秋元康氏が学生だった頃は、「大人たちへの反抗」や「没個性への反発」は、多くの若者が感じた共通テーマだったかもしれないけど、今の10代がほとんどである欅坂メンバーが歌うとなると、違和感を覚える面がある。

超高齢化社会日本において、若い層は、「マジョリティー」ですらないわけで(笑)、声を上げることの重要性は普遍であっても、何か、70年代、80年代と比べて、明確な「敵」や、共通する「悩み」が浮かばず、今ひとつピンとこない。

私が、最近、これは秀逸な歌詞だと感じた曲は、映画「アイズ」の主題歌になったSuGの「teenAge dream」です。

中心メンバーの武瑠氏が作詞作曲していますが、自分自身の内面に没入して、それと正面から向き合う歌詞は、現代的なテーマを感じさせるもので、今の若者が持っている、瑞々しい感性がひしひしと伝わってくる。

夢中になればなるほどに
ほら僕らの世界は加速していくから

重要なのは、何かに「夢中」になり、「僕らの世界」が「加速」していくことで、自分が他者との関係において、「個性的」であるのかどうか、その問題意識から出発しているわけではない。

あるいは、何十年か前の日本において、若者文化の中心にあった「尖る」という発想が、今の若い層には、響かないのかもしれません。


ただ、欅坂46の「サイレントマジョリティー」を視聴するのが、若い世代だけでなはない可能性は十分にある。

ハリウッド映画に出て来る「日本人」が、アメリカ人のイメージする「日本人」であることが多いように、年齢の高い世代がイメージする「若者」が、映像作品に登場することで、そういった層の関心を惹き付けることが出来るかもしれない。

私は、CDを手元に置いて、そこから音楽を聴くことで、ネットからのダウンロードでは味わえない、妙な安心感というか、充実感というか、そんなものを感じる面があって、おそらく、レコード時代に身に付いた名残りが、心のどこかに息づいているのでしょう。

一通り聴き終わったあと、CDを裏返して入れるなんて動作は、さすがにしなくなりましたが(笑)、CDという物理的な存在として、音楽を感じたい、そんなフィーリングは、まだ残っている気がします。


電子書籍ではなく、本屋で紙の本を買って読み、CDショップに行って、CDを買って音楽を聴き、添付のDVDでMVを観て、自分がイメージする「尖った若者」を見つけて、大いにエキサイトする。

そうそう、若い人は、こうじゃなくっちゃ!と(笑)。

紙の書籍にしても、CDにしても、そのセールスを、これから支えていくのは、私のような、おじさん世代なのかもしれません。

とはいっても、握手会に行くようなメンタルと体力はなく、「応援」としての複数買いなんてのも、サラサラやるつもりはないので、「支える」と言っても、細々と「ゼロ」にならない程度だと思いますが(笑)。


そうそう、振り付けが「TAKAHIRO」氏と聞いて、いよいよEXILEとコラボするのか、しかも、武井咲とのロマンスを報じるニュースが流れていて、何てタイムリーなんだ!と、しばらく感心していたのは、ここだけの秘密です(笑)。

「サイレントマジョリティー」の振り付けを担当した方は、EXILEのボーカルの方とは、全然、別人なので、気をつけましょう、って皆さんご存知ですよね。

私は、MVを見終わったあと、「くぅーー、EXILE仕込みのダンスは、やっぱりキレが違うなぁ」と、小一時間、1人で唸ってました(笑)。


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生駒里奈がグアム騒動に一部言及、AKB48「君はメロディー」が示すCDセールス終わりの始まり [14Mar16]

2016-03-14 21:45:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

今週は、永島聖羅の乃木坂卒業ウィーク

3月15日(火)『メガネ赤札堂presents 乃木坂46 永島聖羅のデリシャス・ミュージック』公開録音 -THE LAST NIGHT- (19:00~) in @FMイベントスペース エリア807。番組最終回の公開録音イベント。03月30日(水) 21 : 30 ~ 21 : 55に放送予定。

03月17日(木) 舞台「【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』―血戦のラストダンス―」in 東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo。[初日] 第1公演(井上小百合, 19:00~)。井上小百合と樋口日奈がWキャスト方式によりヒロイン「白鳥美美子」役で出演。11日間、17公演。
(2日目以降のスケジュール)
03月18日(金) [2日目] 第2公演(樋口日奈, 19:00~)
03月19日(土) [3日目] 第3公演(井上小百合, 13:00~)&第4公演(井上小百合, 18:00~)
03月20日(日) [4日目] 第5公演(樋口日奈, 13:00~)&第6公演(樋口日奈, 18:00~)
03月21日(月祝) [5日目] 第7公演(井上小百合, 13:00~)
03月22日(火) [6日目] 第8公演(樋口日奈, 19:00~)
03月23日(水) [7日目] 第9公演(井上小百合, 14:00~)&第10公演(井上小百合, 19:00~)
03月24日(木) [8日目] 第11公演(井上小百合, 14:00~)&第12公演(井上小百合, 19:00~)
03月25日(金) [9日目] 第13公演(樋口日奈, 19:00~)
03月26日(土) [10日目] 第14公演(樋口日奈, 13:00~)&第15公演(樋口日奈, 18:00~)
03月27日(日) [11日目千秋楽] 第16公演(井上小百合, 13:00~)&第17公演(井上小百合, 18:00~)

03月18日(金) 19 : 00 ~ 21 : 48 [地デ] テレビ朝日『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』に生駒里奈が出演。

03月19日(土)『TOKYO GIRLS COLLECTION 2016 SPRING/SUMMER』in 代々木第一体育館 (15:00~21:00)。乃木坂からモデルとして、西野七瀬、白石麻衣、齋藤飛鳥、橋本奈々未 、松村沙友理の5人が参加。

03月19日(土)『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016』オープニング公演初日(18:00~)。名古屋国際会議場センチュリーホールで2日に渡って、『永島聖羅卒業コンサート』として開催。

03月19日(土) 25 : 05~25 : 35 [地デ] フジテレビ「うまズキッ!」。レギュラーMCの白石麻衣に加え、衛藤美彩、生駒里奈、高山一実が出演。

03月20日(日)『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016』オープニング公演2日目(昼12:00~&夜17:00) in 名古屋国際会議場センチュリーホール。乃木坂メンバーとして、永島聖羅の最後のステージ。

03月23日(水) 乃木坂46の14枚目「ハルジオンが咲く頃に」発売

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



3月11日(金)深夜の『バナナムーンGOLD』において、MCのバナナマンが、グアムから生放送された前回、現地では「未成年」である20歳の生駒里奈に、ビールを飲ませてしまったことに言及して、「勉強不足でしたね。本当に申し訳ございません」、さらに、「生駒にほんと申し訳ない」と謝罪の言葉を述べています。

TBSラジオ本社が公式サイトに「お詫び」文を載せているので、番組のプロデューサーあたりが出演して、何かしら話をするのかと思ってましたが、結局、バナナマンが直接コメントしました。

バナナマンがぶっちゃけトークを展開するという番組性格上、こういうときだけ「エライ人」が出てくるのは、リスナーにとっても、何だかなあという雰囲気になる。

また、生駒ちゃんがビールを飲む企画を、現場で進めた大人として、「提供」の責任は免れないので、自らが言及して、謝罪するという道を選んだのだと思います。


今回の件で問題なのは、21歳未満飲酒禁止という現地ルールを事前に知らなかったことではなく、番組制作者や乃木坂スタッフが、グアムと日本では法律が異なるという意識を持っていなかったことだと思います。

飲酒年齢は、選挙権などの問題と絡んで、日本でもしょっちゅう議論されていて、国によって違うというのは、海外旅行に際して、最低限持っておくべき認識です。

その認識さえあれば、20歳になったばかりの生駒里奈がビールを飲む企画が、グアムで行えるのかどうか、5分以内に結論が出るでしょう。

英語の条文を何ページも読まないと分からない複雑な法令ならともかく、グアム政府観光局公式サイトの分かり易い場所に、日本語で明記しているような基本ルールを見過ごすのは、「知識」ではなく、「意識」が不足していることを示しています。

だからこそ、公共の電波を使って番組を発信する放送業者として、看過出来ない問題であると、TBSラジオが「お詫び」を発表し、バナナマンも、謝罪したのだと思います。


一方、生駒里奈は、3月10日(木) 『初森ベマーズ』Blu-ray/DVDの発売記念イベントにおいて、期待して集まった取材陣に、グアム飲酒騒動について何も触れず、その後も、この問題への言及はなかった。

しかし、今朝、「乃木坂グアム解禁ヽ (・∀・)ノ」というタイトルで更新した公式ブログの最後に、

あと、
最近いろいろお騒がせしてしまってすみません(´;ω;`)
私は変わらず元気ですヽ(・∀・)ノ
これからもいっぱい笑顔でお仕事頑張ります!
へばなっ☆彡

と書いています。
生駒里奈の2016/03/14_11:38

騒動を指す具体的な記述はないものの、明らかに、「飲酒騒動」を念頭に置いたコメントで、文中に、「すみません」とあることから、渦中の本人が、謝罪する形になっています。

かなり漠然とした表現ですが、番組の企画として起こったことであり、生駒ちゃん自身が厳しく責任を問われるような問題ではないと思うので、彼女からの言葉としては、私は、これで十分に納得しました。


しかし、未だに乃木坂運営は、何のコメントも発していないようで、生駒里奈に「謝罪」させて、自分たちは、スルーするつもりなんでしょうか。

TBSラジオが、番組スタッフの責任で多大なご迷惑を掛けたと述べている、当のバナナマンですら、リスナーや生駒に申し訳ないと謝っているのに、彼女の飲酒を止められず、大きな騒動を招いてしまった、運営の大人たちが、一切何も言わず、幕引きするつもりであれば、あまりに無責任です。

とくに、運営が騒動に対してコメントを出さなければ、生駒里奈は、今回の件を、これからどう扱ってよいのか、宙ぶらりんのまま仕事をしなければなりません。

そして、扱い方の分からない問題を抱えているタレントは、バラエティに出演したとき、周りも扱いづらいので、番組に呼ばれる頻度が減ってしまう危険がある。


例えば、「やあ、生駒ちゃん、マンゴービール美味しかった?笑。今回は大変やったね、実際、何があったん?」と彼女に振っていいのかどうか分からないのは、番組の共演者やスタッフにとって面倒くさい状況で、オファーを敬遠されてしまうかもしれない。

バナナマンが、自ら騒動に言及したのも、扱いづらい問題を作って、弄りづらいタレントになることが、バラエティの世界では、マイナスだと認識しているからじゃないでしょうか。

「違法飲酒」という文字が入っていて、TBSラジオ本社が「お詫び」し、多くのマスコミが一斉に記事にした問題なので、本人たちや所属事務所が何か言ってくれないと、バラエティで共演者が触れるのはなかなか難しいし、スタッフもネタにしずらい。

「しくじり先生」が良い例ですが、どんな不祥事を起こしても、真摯に反省して、番組で話題に出来るのであれば、バラエティに呼んでもらえるけど、逆に、触れてはいけないトピックを抱えて、弄りづらいタレントになってしまうと、オファーが減ってしまう。


現在の生駒里奈は、バラエティ番組への出演が、芸能活動の主軸になりつつあるのだから、こういう状況は絶対に避けるべきで、乃木坂運営は、早急にコメントを発表して、生駒ちゃんを動き易くすべきでしょう。

そもそも、乃木坂は、恋愛禁止が建前の上に、ガチガチの清純派イメージのため、手足を縛られたような、常識的なコメントになりがちで、それゆえ、一般バラエティへの進出が思うに任せなかった。

そんな中、衛藤美彩の「1人飲み企画」が思った以上に好評を博し、お酒関係の話題であればトークの幅が広がると、20歳になった生駒里奈が、酒好きキャラになることを容認していた節がある。


この方向性は間違っていないと思うので、個人的には、今後も続けて欲しいけど、それに伴って起こる問題は、運営が責任を持って処理すべきです。

今回の件も、運営が監督責任を認め、タレント活動に際して、今後、細心の注意を払っていくと述べれば、今回の騒動は一段落ついて、生駒も「扱いづらいタレント」にならずに済むでしょう。

運営がこのままスルーすると、終わらない騒動になってしまって、生駒のタレント活動に影響する可能性があり、さらに、みさ先輩も、麦焼酎キャラを封印しなければならないかもしれない。


清純派乃木坂での酒好きキャラは、結構インパクトがあって、バラエティにおいて、「武器」として期待できます。

また、指原莉乃が、恋愛スキャンダルを期に、テレビバラエティへの本格的な進出を果たしたように、スキャンダルや騒動は、飛躍するチャンスでもある。

視聴者は、完璧に見える人より、失敗をした人の方に親近感を覚えて、人気者になる確率が高くなるのかもしれません。


運営が、失敗を認めない限り、生駒里奈は失敗を語れません。

バラエティへの出演を重ねて、知名度を上げ続ける必要のある今の生駒里奈に、ほとぼりを冷ましている時間はなく、一度、テレビから遠ざかると、復帰するのは難しいでしょう。

災い転じて福となすチャンスと捉えて、乃木坂運営は、この件に関するコメントを発表して、問題に区切りを付け、生駒の援護射撃をして欲しいですね。


さて、14枚目「ハルジオンが咲く頃」の発売まで、10日を切りました。

2016年の最初にリリースするシングルであり、そのセールスは乃木坂が坂を上っているかどうか判断する、大きな材料になります。

しかし、オリコンが発表するCDの売り上げ枚数が、収録曲のヒットを必ずしも意味しなくなってきた現在、グループや楽曲の人気を知るのは、案外、難しい作業です。

とくに、乃木坂やAKB48のように、一つのシングルに対して、何種類もの盤をリリースし、それぞれに、様々な特典イベントを付けている場合は、オリコンによるCDセールスと表題曲の音楽的人気が大きく乖離することが珍しくない。


AKB48の最新シングルを例に、その乖離を、説明しましょう。

3月9日(水)に発売されたAKB48の43枚目「君はメロディー」は、13日(日)付までのオリコンデイリーの単純累計が123万枚、ここに週一括計上分が加わるので、初動は125万枚程度でしょうか。

42枚目「唇にBe My BAby」の初動は91万枚で、20枚目「桜の木になろう」以来、21作ぶりにミリオン割れを起こしています。

従って、今作は、34万枚も急激にCDセールスが上昇したことになる。


個別握手会の日数は、前作6日から今作5日と1日減っていますが、もう一種類の劇場盤には、7月10日(日)に幕張メッセで開催する「AKB48グループ夏祭り」を特典として付けています。

個別握手会の完売状況は、前作とそれほど変わらない印象を受けますが、この夏祭りイベントは人気があるようで、劇場盤の売り上げ枚数をかなり押し上げたと考えられます。

しかし、おそらく、もっともセールス上昇に貢献したのは、TypeA、B、C、D、Eと5種類用意された初回限定盤&通常盤による店頭販売セールスだと思います。


店頭販売が好調なのは、特典イベント以上に、収録楽曲の人気が高いことを意味すると言いたいのですが、「君はメロディー」に関しては、素直にそう言えない部分がある。

というのは、それぞれのType盤に、AKB48とは違うグループの単独曲が入っている。

例えば、TypeAには、AKB48による表題曲「君はメロディー」とAKB48次世代選抜の共通カップリング「LALALAメッセージ」の他、3番目曲として、SKE48の「Gonna Jump」が収録され、DVDにはMVが入っている。

また、TypeBにはNMB48「しがみついた青春」、TypeCはHKT48「Make noise」、TypeDはNGT48「Maxとき315号」、TypeEは、乃木坂とAKB48の、それぞれ一部メンバーが作った「乃木坂AKB」というユニットによる「混ざり合うもの」が入り、すべてのType盤において、添付されたDVDにこれら3番目曲のMVが収録されています。


こうなると、TypeAは、AKB48とSKE48が共同で作ったシングル、TypeBはAKB48とNMB48のシングル、TypeCはAKB48とHKT48のシングル、TypeDはAKB48とNGT48のシングル、また、TypeEは、AKB48と乃木坂46のコラボシングルと見なすべきで、異なるアーティスト構成による、独立した5種類のシングルとするのが、普通の発想です。

これらをすべてAKB48のシングルと捉えることに、まず大きな疑問を感じますが、オリコンでは、この5種類盤をすべてまとめて、一つのシングルと見なし、それぞれの売り上げ枚数を合算して、その数字を、「君はメロディー」というAKB48シングルのCDセールスとしている。

本来なら、劇場盤を入れて、6種類の異なるシングルと捉え、それぞれの売り上げ枚数を、合算せず、個々に提示するべきだと思います。

あるいは、もし6種類をまとめるのだとすれば、シングルではなく、6組の複数アーティストが参加した、アルバムと呼んだ方がいいのではないかと。


オリコンは民間会社で、こういった合算方法を縛る法律もないと思うので、何をやろうが、自由っちゃ自由なのかもしれないけど、さすがに、このシングルの定義には、目を見張るものがある(笑)。

そりゃあなた、SKE48のMV付き単独曲が入ってれば、SKE48のファンは買うだろうし、NMB48の曲があれば、NMB48のファンは買いますわな。

で、それらを全部まとめて、AKB48のシングルです!と言われても、何を言ってるのかよく分からないですよね(笑)。

さすがに、乃木坂に関しては、ユニットを作っていて、この辺は、「けじめ」なんでしょうか。


オリコンによる「君はメロディー」のCDセールスは、こんな感じなので、正直、真剣に眺めても、あまり意味がないんですね。

確かに、ミリオンは越えているけど、AKB48の「シングル」とは言いづらい作りになっていて、オリコンの数字が何を表すのか不明な上に、収録曲のヒット指標として、サラサラ使えないことだけははっきりしている(笑)。

まあ、「総選挙」選抜によるシングルも、48グループ全体からメンバーを抜擢するので、AKB48の「シングル」とは言えない面があるけど、今回の43枚目は、それぞれの「支店」が、独立したグループとして単独曲を入れており、私のように、AKB48商法を、一般の人より見慣れている人間でも、ちょっと付いていけません。


ということで、オリコンからは、「君はメロディー」がどの程度ヒットしてるのか、見当がつかないので、別の指標を見ておきましょう。

(表1) iTunes Store トップソングにおける「君はメロディー」の順位推移

凡例
[日付] 順位

#「順位」の対象は、Type別に複数重複してアップされている「君はメロディー」の中で、最高順位をマークしているTypeA収録のもの
#「順位」のチェックは書かれた日付の24:00の前後2時間以内の値

3月
[09水] 05位
[10木] 07位
[11金] 08位
[12土] 09位
[13日] 10位
[14月] 11位


iTunes Store トップソングでは、3月9日(水)から配信が始まったようですが、その日に5位まで上昇した後、徐々に下がっていき、14日(月)19:00現在、10位になっています。

AKB48は、乃木坂と異なり、ネット配信の際、収録楽曲をスペシャルエディションにまとめず、TypeA、B、Cなどと、店頭販売CDと同じセットでアップしているので、実際には、ベスト3に入っている可能性はあります。

ただ、その後、急速に順位を下げているので、強い支持を受けている感じではなく、現段階では、ヒットしていると呼べる兆候はあまりないようです。

今後、上位にどこまで踏み止まるかが、ポイントになると思います。

感触としては、今のところ、ここ数シングルの乃木坂表題曲と近い動きに見えます。


さらに、Billboard JAPAN Hot100を調べてみました。

(表2) Billboard JAPAN Hot100 における「君はメロディー」と「ハルジオンが咲く頃」の順位推移

#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り回数
D : ツイート数
E : 動画再生回数
# 最後の(回)はランクイン回数

「君はメロディー」03/09発売
02月22日付(02/08~02/14) (総合)65位 [A]圏外 [B]圏外 [C]圏外 [D]05位 [E]圏外 (1回)
02月29日付(02/15~02/21) (総合)圏外 [A]圏外 [B]圏外 [C]圏外 [D]圏外 [E]圏外 (1回)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)78位 [A]圏外 [B]圏外 [C]圏外 [D]10位 [E]圏外 (2回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)63位 [A]圏外 [B]23位 [C]圏外 [D]15位 [E]圏外 (3回)

# MV(Short Ver.)公開が02/12

「ハルジオンが咲く頃」03/23発売
03月07日付(02/22~02/28) 総合20位 [A]圏外 [B]圏外 [C]圏外 [D]02位 [E]圏外 (1回)
03月14日付(02/29~03/06) 総合23位 [A]圏外 [B]圏外 [C]圏外 [D]04位 [E]27位 (2回)

# MV(Full Ver.)公開が03/01~03/22(23:59)まで


面白いことに、「君の名はメロディー」は、100位以内に、すでに3回ランクインしています。

CDセールスの第1週が終わる前に、なぜ順位が付くかというと、Billboard JAPAN のチャートは、CDではなく、楽曲そのものを対象にしており、さらに、ラジオ放送回数、ツイッター数、動画再生回数など、複数の指標によって総合順位を決めているからです。

「君はメロディー」は、ツイッター数が、2月22日付で5位になり、それが効いて、総合65位に初登場しています。

さらに、3月7日付で、ツイッター数10位の総合78位、3月14日付は、ラジオ放送回数23位、ツイッター数15位の総合63位となっている。


また、乃木坂46の14枚目表題曲「ハルジオンが咲く頃」もランクインしています。

3月7日付では、ツイッター数2位で総合20位、3月14日付は、ツイッター数4位、動画再生回数27位の総合23位です。

ツイッター数は関心度の高さを表すので、そうですね、「君の名はメロディー」より、「ハルジオンが咲く頃」の方が、今のところ、ネットでは話題になっていると言えるでしょうか(笑)。

さらに、MVをフルバージョンで公開した週は、動画再生回数が27位に入っており、この辺も、ショートバージョンの「君はメロディー」を引き離しているようです。


次週の3月21日付(03/07~03/13)チャートでは、CDセールスが、項目に流れ込んで来るので、「君はメロディー」が1位になるのは間違いないと思いますが、それを除いた部分を調べてみると、むしろ、「ハルジオンが咲く頃」が相当に健闘していて、iTunes Store トップソングを併せて考えると、シングル表題曲の人気では、乃木坂46がAKB48に迫りつつある、そんな現状が浮き彫りになる。

オリコンの数字が、もはや何を示しているのか分からなくってきた今、楽曲やグループの人気を知るには、多方面からの分析が必要です。

AKB48が何を目指すかは、私には興味のない話ですが、乃木坂46は、CDセールスの数字だけで評価せず、何が本当の人気かを見極めながら、進んで欲しいですね。


Billboard JAPAN Hot100 の項目にはないのですが、私は、テレビ系音楽番組や音楽祭への出演実績は、グループと楽曲の人気を測る上で、非常に重要な指標だと考えています。

『FNSうたの夏まつり』と『FNS歌謡祭』は、2015年に、他アーティストとのコラボステージがほとんどなくなり、乃木坂の出番は減少傾向にあります。

また、2016年は『スカパー!音楽祭』に出演せず、3月25日(金)の『MUSIC STATION 3時間SP』はリストに、今のところ名前がない。

テレビで生放送される音楽番組は、グループの人気やステージへの信頼がないと、なかなか声が掛からない筈で、やや気になる点ではあります。

さらに、3月19日(土)の『TOKYO GIRLS COLLECTION 2016 SPRING/SUMMER』は、テレビ系ではないけど、5人のメンバーがモデルとして参加するのに、乃木坂のアーティストとしてのステージはないようです。

確かに、TBS『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』、NHK『明日へのコンサート』、日本テレビ『ZIP!春フェス2016』には呼ばれていて、存在感は見せていますが、生歌が出来ないこと、欅坂46の登場など、乃木坂の出番を減少させかねない因子が多い中、夏や年末の大型音楽祭で、昨年以上のステージを貰えるのか、不安はつきません。


グアムでの飲酒騒動は、2014年の文春スキャンダルに比べて、乃木坂を取り巻く雰囲気には、落ち着いたものがあります。

しかし、選抜が固定化し、ここ数シングル、音楽面では、同じことを繰り返している印象があり、CDセールスは増えていくものの、ちゃんと坂を上っているのか、ファンとして、疑問を感じることが少なくない。

後で振り返ったとき、永島聖羅と深川麻衣が卒業した辺りが「分岐点」だったとならないよう、グアム飲酒騒動への対処を含め、乃木坂というグループのあり方を、今一度、見つめ直すべきなのかもしれません。



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生駒里奈、何も語れず、グアム飲酒騒動で乃木坂運営が危うい沈黙ゲーム、欅坂は初動20万枚の勢い [11Mar16]

2016-03-11 20:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

今日、11日金曜

03月11日(金)『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』in 国立代々木競技場第二体育館の2日目(19:00開演)に乃木坂が出演。

明日、12日土曜

03月12日(土) 17 : 05 ~ 18 : 50 [AM_生放送] NHKラジオ第1『キャンパスライブ@福島SP』に、斎藤ちはる、中田花奈、中元日芽香が出演。乃木坂公式サイトの関連記事

03月12日(土) 19 : 30 ~ 21 : 00 [地デ_生放送] NHK総合『震災から5年"明日へ"コンサート』。福島県會津風雅堂で行われる震災復興コンサートに乃木坂46が出演。

03月12日(土) 24 : 05 ~ [地デ] NHK総合「着信御礼!ケータイ大喜利」。秋元真夏と北野日奈子が前園真聖と共に出演。

03月12日(土) 25 : 05~25 : 35 [地デ] フジテレビ「うまズキッ!」。レギュラーMCの白石麻衣に加え、衛藤美彩、生駒里奈、高山一実が参加する、恒例の「競馬ウソのような本当の話」を放送。

明後日、13日日曜

03月13日(日) MV集『ALL MV COLLECTION~あの時の彼女たち~』特典イベント、プレミアム抽選第一弾のA賞「お茶会」と第二弾のA賞「似顔絵会」、そして第三弾のA賞「録音会」を開催。乃木坂公式サイトの関連記事

03月13日(日) 18 : 57 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館 2時間SP」に秋元真夏が出演。乃木坂公式サイトの関連記事

03月13日(日) 20 : 30 ~ 21 : 00 [AM] 文化放送『乃木坂の「の」
伊藤万理華と齋藤飛鳥の二人トーク

03月13日(日) 24 : 23 ~ [地デ] NHK総合『MUSIC JAPAN』。乃木坂46が「ハルジオンが咲く頃』を披露。

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」




グアムから生放送された3月4日(金)の「バナナムーンGOLD」で、20歳の生駒里奈が現地法に反して、番組内で飲酒したことは、8日(火)にTBSラジオが公式サイトに「お詫び」を掲載した後、多くのメディアに取り上げられ、広く知られるニュースとなりました。

生駒里奈とバナナマンのタレント活動にとって、決してプラスにならない展開ですが、TBSラジオがそれを承知の上で、敢えて「お詫び」コメントを出したのは、今回の件が、放送局として無視出来ない問題を孕んでいるからだと思います。

AMラジオで番組を放送出来るのは、TBSラジオが、限られた電波資源を使う認可を政府から受けているからですが、その政府を選んでるのは日本国民です。

つまり、信頼出来る会社であり、良質な番組を放送してくれるだろうと考えて、国民が基幹放送事業を任せているわけで、TBSラジオはその期待に応える義務がある。


従って、番組を制作するとき、法律に違反するなんてことは、絶対にあってはいけないことで、だからこそ、車の制限速度や飲酒年齢など、一般通念では、遵守がやや甘くなるケースに関しても、しっかりと法規に従っている。

海外からの放送であっても、この原則を貫くのは当然で、むしろ、一歩間違うと、国際問題に発展する危険があるのだから、現地ルールの遵守は、国内以上に厳密に行う必要がある。

日本では20歳になればお酒を飲めるし、生駒ちゃんがビールを口にしたのは、短い時間なので、一見些細なことのように思えます。

しかし、グアム政府観光局公式サイトの分かりやすい場所に、日本語で明記しているような、現地の基本的な飲酒年齢法規に反する内容を、公共の電波で流してしまったのは、基幹放送事業者としての資質を問われる行為です。

番組制作において、そんな基本的な事柄すら守れないなら、TBSラジオに電波使用を認めるべきではなく、基幹放送事業者から外した方がいいのではないか、といった声が上がり始めると、大事になってくる。

人気の高いタレントのイメージに、マイナスの影響が云々といったことを考えている余裕はなく、TBSラジオは、現在出来うる限りの対応を、出来るだけ迅速に行う必要があり、それが「お詫び」コメントの掲載につながったのだと思います。


TBSラジオの「お詫び」に、多くのメディアが反応し、次々に記事が出たのは、同じマスコミの人間として、他人事とは思えなかった点が、理由の一つかもしれません。

また、バナナマンという超人気タレントの番組で、これまた人気急上昇中の乃木坂、しかも、国内屈指の清純派として知られるアイドルグループのメンバーが、現地法を破って、生放送中にビールを飲んだという、世間の注目を集めそうな「美味しい」要素が詰まっている(笑)。

ただ、こういったメディアの関心は、当事者となったタレントが、それに上手く応えなければ、徐々に、ネガティブな論調に変化する危険がある。

今朝のスポニチは、昨日行われた「初森ベマーズ」Blu-ray&DVDボックスの発売イベントにおいて、「飲酒シーンに生駒言及せず」というタイトルの記事を載せています。

グアム飲酒騒動に関するスポニチの記事


生駒里奈が「語ったこと」ではなく、「何も語らなかったこと」がニュースとして取り上げられていて、グアム飲酒騒動への関心の高さと、本人からコメントを得られなかった失望感が滲み出ている記事です。

生駒ちゃんのように、多くのバラエティ番組に出演するタレントに対して、「いつもメディアで稼いでいるんだから、こういうときは、何かしゃべって少しはリターンして下さいよ」といった発想を(笑)、取材するマスコミ側は持つことが少なくない。

そして、今度こそ何か言うかもしれないと、生駒里奈がイベントに出るたびに期待して集まるも、空振りが続くと、乃木坂に対する現在の同情的な雰囲気が、厳しい方向へ変化するかもしれない。


今日の深夜、「お詫び」掲載以来、初めてとなる「バナナムーンGOLD」が放送されます。

TBSラジオ本社が謝罪コメントを出しているのだから、番組内で、何らかの言及があると思います。

番組スタッフがバナナマンに「多大なるご迷惑」をかけたと、「お詫び」に書かれているので、プロデューサーなどの責任者が出て来て、一言あるのが、整合性の取れた対応になるでしょうか。

ただ、フリートークが身上の番組なので、バナナマンも何かしゃべる可能性があって、そうなると、リスナーやファンにご心配をおかけして申し訳ないといった、発言が飛び出すかもしれない。


こうなってくると、黙っているのは乃木坂だけという状況になる。

取材するメディアの「一言欲しい」は、さらにヒートして、イベントの取材で、生駒本人に、記者から、直接質問が飛ぶなんてことを覚悟する必要が出てくる。

さらに、週刊文春などの週刊誌メディアが乗り出してきて、「乃木坂様ご一行、グアムで大騒動!」なんて記事を、嬉々として載せるかもしれない(笑)。

生駒里奈も運営も、皆が忘れてくれるまで、ひたすらスルーし続けるのだとすれば、それは、よりシビアな事態を招くかもしれない「危うい沈黙ゲーム」だと言えます。


乃木坂運営は、生駒里奈が発言したり、乃木坂としてコメントを発表すると、自分たちの責任を追求されかねず、責任者が処分されることを怖れて、身動きが取れないんじゃないでしょうか。

しかし、今回の件で、同行した乃木坂スタッフに何ら責任がなく、純粋に「被害者」であると主張するのは、到底、無理というものです。

生駒里奈は、彼女1人では絶対にアルコールを入手出来ない中、周りの大人が用意したビールを番組企画で飲んだのだから、間違いなく「被害者」ですが、番組スタッフだけでなく、内容をチェックして、それを止めなかった、乃木坂スタッフにも、大きな管理責任がある。


例えば、生駒ちゃんが、記者に対して、「グアムでは、お酒が21歳からって知らなくて。マネージャーさんもダメって言ってなかったので」としゃべったら、マネージャーは何をやってるんだという声が殺到するでしょう。

生放送の現場に、乃木坂側のスタッフはいたのか、いたとすれば誰なのか、そして、21歳飲酒を知っていたのか、知らなかったのか。

そういった情報が明るみになると、ますます責任を問う声が高まるので、運営は一切コメントを出さず、生駒里奈やメンバーにも箝口令を敷く。

「沈黙は金」となるのか、それとも事態を悪化させるのか、しばらくはファンとして寝苦しい夜が続くのでしょうか。


TBSラジオの「お詫び」発表後、初めて更新したブログで、生駒里奈は、発生からちょうど5年となった東日本大震災について、被災者の方々へのお見舞いを述べています。

生駒里奈の2016/03/11_10:22ブログ

大災害に関するコメントなので、堅い文章になるのは当然ですが、ここまで生駒ちゃん自身の「地声」を感じさせないブログは初めてです。

飲酒騒動について、大人の事情から何も言えず、心の重荷になっているのではないか、そんな不安が胸を過ります。


今回の件を、「沈黙は金」で乗り切れるのかどうか分かりませんが、一つ言えるのは、強制された沈黙は人の心を蝕むということです。

「今、話したい誰かがいる」が主題歌となったアニメ映画「心が叫びたがってるんだ。」は、大人たちの勝手な理屈によって沈黙させられ、それがため心が屈折して、長きに渡って苦しむ少女の物語です。

主人公「成瀬順」と同じ苦しみを味わうような子どもを作ってはいけない、この映画が大人へ発するメッセージの一つだと思いますが、今野義雄氏は、映画を観てないんでしょうか?

であれば、すぐに鑑賞して頂きたいですね、今の乃木坂にぴったりの、とても良い映画なので。



さて、2月28日(日)深夜放送の『欅って、書けない?』で、1stシングルを担当する選抜メンバーが発表された欅坂46は、タイトルが「サイレントマジョリティー」と判明、MVもお披露目され、4月6日(水)のCDデビューに向かって、いよいよ1ヶ月を切る段階に入ってきました。

欅坂46の話は、今まで、あまり取り上げませんでしたが、デビューシングルのCDセールスは、「ぐるぐるカーテン」を抜くのどうかを含め、乃木坂ファンとして気になる点があるので、個別握手会の最新完売状況をちょっと眺めておきましょう。

(表1) 欅坂デビューシングル「サイレントマジョリティ」個別握手会第4次応募終了時点での完売部数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率) メンバー名(年齢)

[01] 12部/15部 (0.80) 菅井友香(20) 渡辺梨加(20)
[03] 10部/15部 (0.67) 今泉佑唯(17) 長濱ねる(17) 平手友梨奈(14)
[06] 09部/15部 (0.60) 小林由依(16) 志田愛佳(17) 守屋茜(18) 渡邉理佐(17)
[10] 08部/15部 (0.53) 上村莉菜(19) 小池美波(17)
[12] 06部/15部 (0.40) 土生瑞穂(18)
[13] 05部/15部 (0.33) 長沢菜々香(18)
[14] 04部/15部 (0.27) 尾関梨香(18) 原田葵(15)
[16] 02部/15部 (0.13) 石森虹花(18) 鈴本美愉(18) 米谷奈々未(16)
[19] 01部/15部 (0.07) 織田奈那(17)
[20] 00部/15部 (0.00) 齋藤冬優花(18) 佐藤詩織(19)

132部/315部 (0.419) 全体


最初に言いたいことは、『欅って、書けない?』をほとんどチェックしていなので、申し訳ないのですが、私が持っている個々のメンバーに関する情報は、もの凄く薄いです。

そのため、上の順位表を眺めても、20歳の年長メンバーがやはり人気ですね、くらいしか分析出来ません。

きっと、冠番組での活躍や、その他メディアへの露出などが、現在の握手会人気を左右しているのと思うので、欅坂ファンの方は、その辺を個人的に味わって頂ければと(笑)。

ただ、1st選抜に入っていない長濱ねるを、握手会に参加させているのは、運営のやり方として疑問を感じる点で、本人も辛いんじゃないでしょうか。


CDの特典である個別握手会に参加して、しかも現時点で15部中10部も売っているのだから、シングルの制作に関わるのは当然のことで、デビュー早々から、乃木坂運営と同じく、欅坂運営よ、お前もかと言いたくなります。

こういう理不尽を目の当たりにすると、表題曲「サイレントマジョリティ」はカッコ良くて面白そうだけど、欅坂まで応援する気にはなりません、もう、運営にイライラするのは、乃木坂で手一杯なので(笑)。

長濱ねるさんに対しては、せめてカップリング曲に参加させるような、最低限、筋の通る措置を取って欲しいけど、やはり、そんなに簡単じゃないのでしょうか(笑)。

「兼任」や「何とか坂」で、乃木坂運営は、グループの境界線を気楽に越えて、メンバーを混ぜてシングル参加させるのに、「けやき坂」は「欅坂」とは違うからと、線引きするのは、さすがにおかしいと思いますが。

あるいは、境界線を厳密に守る、その潔癖症的な発想こそが、欅坂運営の特色なのかもしれません。


個別握手会の全体セールスを見ると、第4次応募終了時点で、315部中132部を完売しており、完売率は41.9%です。

デビューシングルで、これだけの数字を叩き出すのは、凄まじい人気と言っていいんじゃないでしょうか。

では、現段階での推定売り上げ枚数ですが、シミュレーション計算において、CD1枚に対する平均割り当て時間をどう設定するかで、数字が異なってきます。

(表2) 「サイレントマジョリティ」個別握手会第4次応募終了時点での予測されるCD売り上げ枚数

凡例
推定枚数 @ CD1枚の平均割り当て時間 = その割り当て時間での1部における最高販売枚数

15.3万枚 @ 08.5秒/CD1枚 = 635枚/1部
14.5万枚 @ 09.0秒/CD1枚 = 600枚/1部
13.7万枚 @ 09.5秒/CD1枚 = 568枚/1部
13.0万枚 @ 10.0秒/CD1枚 = 540枚/1部
12.4万枚 @ 10.5秒/CD1枚 = 514枚/1部
11.8万枚 @ 11.0秒/CD1枚 = 491枚/1部


乃木坂の個別握手会は、現在、CD1枚あたり8.5秒に設定すると、実際の売り上げ枚数と良好に一致する推定枚数が得られることが分かっています。

ただ8.5秒というのは、CDを1枚だけ買ったファンが、メンバーのいるブースに入ってから出て行くまでの時間なので、実際に握手する時間は5~6秒くらいと、かなり短くなってしまいます。

さすがに、デビューシングルの個別握手会において、乃木坂と同じスピードで、剥がされるとは考えにくく、シミュレーションするに際して、8.5秒より長く設定するのが妥当でしょう。

そして、この割り当て時間を長くすると、推定売り上げ枚数は下がっていきます。


ここからは憶測になってしまいますが、10秒くらいを上限に置くのが、まあ現実的な見方じゃないでしょうか。

平均10秒であれば、握手時間は6~7秒程度になって、おそらく大多数を占めるであろう、乃木坂の個別握手会に慣れている参加者に対して、良心的なイベントという印象を与えられると思うので。

もし、10秒が上限であれば、第4次応募終了時点での推定売り上げ枚数は、上表に示したように、13万枚以上となります。


乃木坂のデビューシングル「ぐるぐるカテーン」のオリコン初動は13.6万枚なので、欅坂のデビューシングルがそれを越えるのはほぼ確実だと思います。

では、「サイレントマジョリティー」の初動がどこまで伸びるかですが、初動に算入されるのは第8次応募分までで、まだ4回も受付が残っています。

今の調子で進めば、さらに2万枚くらいの積み上げは十分見込めるので、個別握手会分として、15万枚以上は期待出来ると思います。


一方、店頭販売ですが、3日間の全国握手会を初回限定盤の特典に付けており、「ぐるぐるカーテン」のサウンドスキャン第1週は8.3万枚でしたから、5万枚以上は大丈夫でしょう。

となると、個別握手会分は15万枚以上、店頭販売分は5万枚以上で、初動は20万枚を越える可能性が高いことになる。

乃木坂のシングル初動が20万枚を突破したのは「制服のマネキン」からですので、ここまでの予測が正しければ、欅坂46のデビューシングル初動は、いきなり乃木坂の4枚目に匹敵するレベルになるわけです。

ん~、凄いですね(笑)。

乃木坂がAKB48のファンを取り込みながら大きくなったように、欅坂も乃木坂からのファンをベースに、猛烈なスタートダッシュを切りそうです。

先行する同系グループが存在するのは、少なからぬアドバンテージになるのだと思います。


最後に、「ハルジオンが咲く頃」個別握手会のセールス状況を載せておきます。

(表3) 乃木坂14枚目に関する個別握手会の応募日程と売り上げの推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率, 枚数ベースでの販売率), 今作の推定累計売り上げ枚数#前作同次の推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 応募受付次数が赤色で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒として計算している。この数値を使うと、今回の販売可能枚数上限は49.5万枚になる。
#「-72d」は、集計締め切り日の72日前という意味。

14枚目「ハルジオンが咲く頃」
発売日:2016年03月23日(水)
オリコン初動集計締切:2016年03月27日(日)
初動算入:???万枚 (第10次分までと推測される)

[01次] +011 {011/780(01.4%, 04.1%) 02.0万枚#00.0万枚} (2016/01/14~01/15, -72d)
[02次] +188 {199/780(25.5%, 50.7%) 25.1万枚#17.0万枚} (2016/01/21~01/22, -65d)
[03次] +176 {375/780(48.1%, 78.1%) 38.7万枚#29.9万枚} (2016/01/28~01/29, -58d)
[04次] +081 {456/780(58.5%, 87.5%) 43.4万枚#30.3万枚} (2016/02/04~02/05, -51d)
[05次] +088 {544/780(69.7%, 94.0%) 46.5万枚#35.8万枚} (2016/02/10~02/12, -44d)
[06次] +057 {601/780(77.1%, 96.8%) 47.9万枚#39.9万枚} (2016/02/18~02/19, -37d)
[07次] +031 {632/780(81.0%, 97.9%) 48.5万枚#42.5万枚} (2016/02/25~02/26, -30d)
[08次] +033 {665/780(85.3%, 98.8%) 48.9万枚#44.0万枚} (2016/03/03~03/04, -23d)
[09次] {#44.9万枚} (2016/03/10~03/11, -16d)
[10次] {#45.3万枚} (2016/03/17~03/18, -09d)
[11次] {#45.6万枚} (2016/03/24~03/25, -02d)
[12次] {#45.8万枚} (2016/03/31~04/01, +05d)
(以後は現在未発表ながら、予想される日程)
[13次] {#46.1万枚} (2016/04/07~04/08, +12d)


第8次応募終了時点で、780部中完売665部、販売率は部数ベースで85.3%、枚数ベースでは、何と98.8%に達しています。

平均割り当て時間を8.5秒としたときの最高販売枚数は49.5万枚、そして、現段階における推定枚数は48.9万枚(笑)。

もう、ほとんど全部、売り切ってしまっている状況ですね。

こういった桁違いに好調なCDセールスが、運営のモラルを鈍らせ、社会に対して、必要なときに、必要な説明を果たすことを怠らせてる気がします。

まあ、さほど遠くない未来に、欅坂に抜かれると思うので、そこまでの話に過ぎませんが(笑)。

ただ、問題は、その時、乃木坂と欅坂を併せて、現在の乃木坂を越える人気を博しているかで、AKB48を始めとするアイドルが直面する現状を考えると、それほど見通しは明るくないと思います。


関連サイト

「TBSラジオからのお詫び」のページ


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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TBSラジオが生駒里奈のグアム飲酒企画を「お詫び」、本当に乃木坂運営は「被害者」なのか? [09Mar16]

2016-03-09 21:15:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

03月10日(木) 24 : 25 ~ [地デ] UHB(北海道文化放送)『乃木坂46 橋本奈々未の恋する文学』。取り上げる小説は、桜木紫乃「ラブレス」。

03月10日(木) 『初森ベマーズ』Blu-ray/DVD BOX の発売記念イベント in 都内某所。西野七瀬、高山一実、生田絵梨花、若月佑美、生駒里奈、桜井玲香、松村沙友理、秋元真夏、深川麻衣、橋本奈々未、白石麻衣、衛藤美彩が参加予定。乃木坂公式サイトの関連記事

03月11日(金)『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』in 国立代々木競技場第二体育館の2日目(19:00開演)に乃木坂が出演。

03月12日(土) 17 : 05 ~ 18 : 50 [AM_生放送] NHKラジオ第1『キャンパスライブ@福島SP』に、斎藤ちはる、中田花奈、中元日芽香が出演。乃木坂公式サイトの関連記事

03月12日(土) 19 : 30 ~ 21 : 00 [地デ_生放送] NHK総合『震災から5年"明日へ"コンサート』。福島県會津風雅堂で行われる震災復興コンサートに乃木坂46が出演。

03月12日(土) 24 : 05 ~ [地デ] NHK総合「着信御礼!ケータイ大喜利」。秋元真夏と北野日奈子が前園真聖と共に出演。

03月12日(土) 25 : 05~25 : 35 [地デ] フジテレビ「うまズキッ!」。レギュラーMCの白石麻衣に加え、衛藤美彩、生駒里奈、秋元真夏が参加する、恒例の「競馬ウソのような本当の話」が放送されるとの情報あり。

03月13日(日) 24 : 23 ~ [地デ] NHK総合『MUSIC JAPAN』。乃木坂46が「ハルジオンが咲く頃』を披露。

03月13日(日) MV集『ALL MV COLLECTION~あの時の彼女たち~』特典イベント、プレミアム抽選第一弾のA賞「お茶会」と第二弾のA賞「似顔絵会」、そして第三弾のA賞「録音会」を開催。乃木坂公式サイトの関連記事

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



TBSラジオが、3月4日(金)にグアムから生放送された金曜JUNK「バナナムーンGOLD」について、公式サイトにコメントを掲載しました。

「TBSラジオからのお詫び」のページ

「一日遅れのひなまつりSP」企画の中で、20歳3ヶ月の乃木坂メンバーが飲酒したこと、さらに、番組スタッフが21歳未満飲酒禁止という現地法規を知らなかったことを認め、その結果、メンバー、バナナマン、所属事務所に迷惑をかけ、リスナーとファンを心配させてしまったと、「お詫び」する内容です。

多くの視聴者やリスナーがいるテレビやラジオは、大きな影響力を持つので、放送する番組において、より高度な遵法精神が求められる。

例えば、制限速度が80キロの道路を、周りの車の流れにのるため、95キロで走行するなんてことは、明らかに道路交通法違反だけど、多くのドライバーが日常的に経験することだと思います。

しかし、テレビのバラエティ番組で、出演タレントが車を運転して、「ここは80キロ制限だけど、流れにのった方が楽なので、今、95キロで走ってます。15キロオーバーくらいなら問題ないでしょう」と発言したら、完全にアウトでしょう(笑)。

実際、番組が用意した車が公道を走る企画では、一般の車に、次々と、抜かれているシーンをよく見かけるので、テレビ局は、制限速度の遵守に気を使っていることが分かります、少なくともカメラが回っている間は(笑)。


飲酒についても、日本では、19歳の大学生が、コンパで酒を飲むのは、珍しいことではなく、社会も黙認している雰囲気がある。

しかし、テレビの番組で、19歳の人気アイドルがビールを飲んだら、大騒ぎになります。

20歳未満の飲酒禁止というルールは、守る必要がないと、テレビを通じて大々的に宣伝しているようなもので、その「メッセージ」を正面から受け取った高校生や中学生が、学校行事の打ち上げで、酒を飲むなんてことが頻発するかもしれない。


グアムにおける生駒里奈のケースは、21歳未満がビールを飲んだこと以上に、その行為を「バナナムーンGOLD」というAMラジオの番組で放送してしまったことに、問題があります。

法律を守ることに敏感であるべき放送メディアが、飲酒年齢という基本的な現地のルールに違反する企画を、生放送で流してしまった。

TBSラジオという放送局の姿勢が問われかねない番組内容なので、直ぐに反応して、「お詫び」を公式サイトに載せたのだと思います。


個人的には、こういった「お詫び」は、どこからも出て来ず、完全にスルーされるんじゃないかと思っていました。

深夜のラジオ番組であり、何十分も酒盛りしていたわけではない(笑)。

また、誰かが謝罪すると、謝罪したことがニュースになって、他のメディアが取り上げ始め、より多くの人に「違法飲酒」の話が広まってしまう。

それは、乃木坂とバナナマンにとって、宜しくないという判断から、関係者全員が黙りを決め込んで、ネットでの騒ぎが収まり、ほとぼりが冷めるのを待つのかなと(笑)。


実際、TBSラジオの謝罪は、ネットメディアやスポーツ紙など、多くの記事で取り上げられ、Yahoo!JAPANのヘッドラインニュースにもなった。

こういった展開を十分予想出来たのに、敢えて、「お詫び」を発表したのは、放送内容から、生駒ちゃんがビールを飲んでいることが、誰が聴いても明らかだったことが理由かもしれません。

2014年11月における大和里菜の「未成年飲酒疑惑」が、あくまで「疑惑」の域に留まったのは、週刊文春の記事に、本人の発言が載っていないことが大きいと思います。

例えば、トマトさんが、「この赤ワイン美味しい」と話していたとあれば、文春記者の聞き取りであっても、かなり有力な証拠になって、「疑惑」が「確定」になってしまった可能性がある。

ところが、そういった発言は、記事に載っていなかった。


一方、今回の「バナナムーンGOLD」では、生駒里奈本人が「甘い!」といった発言をしていて、飲んでいるのがマンゴービールということまで分かる内容になっています。

とくに生駒ちゃんは、声がよく通って、聴きやすい上に、ぽんぽんと小気味良く感想や情報を入れてくるので、リアルに現場の状況が伝わってくる(笑)。

ラジオのバラエティとして、秀逸なレポートに仕上がっていて、年齢の問題さえなけえば、むしろ褒められたと思います。

そのため、逆に、ビールを飲んだことを明確に示すシーンになっていて、飲酒という事実に関しては、議論の余地がほとんどない。


これほどはっきりした証拠がある以上、TBSラジオとしては、後から指摘されたとき、局として事実を把握してなかったと返すと、厳しい立場に追い込まれる危険があるので、先手を打って、早い段階で、自ら真相を明らかにし、「お詫び」した方が良いという判断になった気がします。

第二次安倍内閣の発足以来、放送法を拠り所にして、政府の放送メディアに対する態度が、従来より大胆になっています。

さらに、基幹放送事業者であるTBSラジオは2013年の免許更新において、総務大臣からの「要請」を受けている筈で、その中の一項目に、「放送番組については、その制作過程を含め、人権及び児童・青少年に与える影響に十分配慮するとともに、関係法令を遵守すること。」とある。

現地の飲酒年齢を無視した今回の企画は、「児童・青少年に与える影響に十分配慮」したとは到底言えない上に、海外ではあるものの、「関係法令を遵守する」姿勢を欠いています。

対応が後手後手になって、騒ぎが大きくなり、万が一、政府や自民党が介入し始めたら、乃木坂どころの話ではなくなってくる。

現政権の放送メディアに対する姿勢もあって、危機管理のお手本のような、真摯で、素早い対応となったのかもしれません。


ただ、グアムでの「20歳飲酒」を、放送局が公に認めたことで、この情報は、グアム当局の知るところになるでしょう。

番組スタッフが、生放送の後、現地の飲酒年齢に気づいて、自らグアム警察に届け出たなら話は別ですが、本社の方針が決定される前に、そういった行動を起こす可能性は低い。

何ごともなく、そのまま帰国したと考えるのが普通で、そうであれば、グアム警察は、TBSラジオによる「お詫び」の掲載によって、初めて事態を把握することになる。


グアムで番組を制作するに際して、許可を貰うため、責任者だけでなく、スタッフや出演者のリストを提出していると思うのですが、乃木坂メンバーを含めて、その人々が、再度、グアムに入国するとき、現地警察から、当時の事情を聴かせて欲しいと、要請されるかもしれません。

また、今回の件を、法律違反の「1回目」と見なされると、グアムのロケで、再び問題を起こしたとき、通常よりも厳しい措置が取られるかもしれない。

その場合、「1回目」を起こしたのが、「バナナムーンGOLD」の関係者に限定されるのか、それともTBSラジオ全体に適用されるのか、その辺はさっぱり検討がつきません。

もちろん、グアム当局が、何らの関心を持たず、これらはすべて杞憂であるかもしれない。


海外において、その国の法律を厳密に守った方が良いのは、違反したとき、何が起こるか分からないからです。

先月下旬、ドミニカ共和国から来たロッテのナバーロ選手は、沖縄でのオープン戦を終え、宮崎に向かうため、那覇空港で荷物検査を受けたとき、ショルダーバックに実弾が1発入っていることが判明して、その場で、銃刀法違反の現行犯で逮捕されてしまいました。

どこの国にも、銃や実弾の所持を規制する法律はあるけど、条文の内容だけでなく、それらが、どこまで厳密に守られているのか千差万別です。

現在の日本は、世界でもトップクラスに厳しい銃の規制を行っていて、社会的な認識としても、誰かのカバンの中から、実弾が1個出て来たら、その場にいる全員が息を飲むくらい(笑)、銃を排除する空気が漲っている。

アメリカのように、普通のスーパーで実弾が買えるような社会から来た人は、徹底してシビアな日本の状況を知らなければ、実弾1個で逮捕され、大々的にニュースとして報じられることに、驚くでしょう。


同じように、日本人が海外に行った場合、15キロオーバーくらい良いだろうと、車を走らせていたら、捕まって、想像を遥かに越える厳しい処分を受ける可能性だってある。

未成年の飲酒についても、日本のように、18歳以上大学生のケースは事実上見ないフリといった国がある一方、法律の条文を例外なく絶対に守らされる国や地域もあるでしょう。

何を厳しく処分し、何に対して寛容かは、その国や地域が辿った歴史、あるいは現在の社会状況に左右されるので、外からやって来た人間には分からないことが多い。

そういった、さじ加減の分からない場所では、守るべきルールを、しっかり頭に入れて、法律の字句通り、厳密に従うのが一番です。

グアムでの「バナナムーンGOLD」は、一般旅行者にとってすら常識である、そういった海外での鉄則を、放送メディアが番組制作を目的に渡航したにもかかわらず、十分に守らなかったわけで、「お詫び」の最後にある「今後、細心の注意を払い番組制作に臨んでまいります」というのは、「とくに海外では」と付け足したくなる、心に滲みる一文です(笑)。


ところで、TBSラジオによる「お詫び」では、番組スタッフの不手際によって、乃木坂の所属事務所に多大なるご迷惑をかけたとあり、番組側が責任をすべて負う形になっています。

しかし、未成年メンバーを多数含む乃木坂が、全員で海外ロケに行っている以上、同行しているマネージャーに責任がないなんて、あり得ない話です。

20歳前後のメンバーに、まあ、ほぼ全員ですが(笑)、グアムで飲酒が出来る年齢、さらに出入り可能な店や時間帯といった、基本的なルールを伝えておくのはマストの仕事で、もし、生駒里奈が、21歳飲酒ルールを事前に知っていたら、焼き鳥ビール企画を自分から断っていた筈で、そうすれば、スポーツ紙に、現地の法規に反して飲酒なんて悲しい記事が載ることもなかったでしょう。


生駒里奈は20歳の社会人なので、自分から飲酒年齢を調べるべきだったという声があります。

しかし、日本のタレントは、空港に連れて行かれて、その場で行き先はグアムなんて知らされるケースがごまんとある。

それどころか、かなり以前、バラエティ番組で、あるアイドルが「パスポートは局持ち」と発言したことがあって、確か、くりーむしちゅーの上田晋也だったと思いますが、「君、訴えたら勝つと思う」と突っ込んでました(笑)。

朝から晩まで激しく働かされる一方、細かい実務手続きは所属事務所が行うというのが、日本における、売れっ子タレントの現状で、とくに、中学高校時代から、芸能活動を行っているメンバーが多い乃木坂では、その傾向が顕著な筈です。


毎日疲れてクタクタになっている上に、高校から乃木坂一筋で、友人との国内旅行すら、経験があるのかないのか怪しい生駒ちゃんに、グアム政府観光局のサイトを隅から隅まで読んで、自分に関係することを頭に入れておけというのは、酷というのものです。

そもそも、国によって、飲酒可能年齢が異なるという認識すら、彼女にあったかどうか疑わしい。

家族旅行であれば、親などが一緒なので、周りの大人が気を付けてあげることが出来る。

しかし、仕事で行ってるのだから、同行するマネージャーが配慮してあげなければ、事情のよく分からない子どもたちだけで、グアムに行っているような危険な状況になってしまう。


今回の件は、詳しい事情が分かった時点で、運営に対して、はらわたが煮えくりかえるほど、本当に腹が立ちました。

現地での飲酒年齢という最低限の知識、しかも、アイドルにとって一歩間違えると命取りになりかねない情報を、なぜ、事前に、きちんと伝えておかなかったのか。

乃木坂の運営が、当たり前の仕事していれば、生駒も、こんな展開に苦しむことはなかった。

大和里菜のケースで、運営は、一体、何を学んだのでしょう?


今心配なのは、番組側がすべて悪くて、所属事務所は「被害者」という着地点になると、生駒ちゃんは、ファンに対して、何か説明したいことや、言いたいことがあっても、周りの大人がそれを止めて、黙っているしかない状況になることです。

人一倍責任感の強い人なので、それが大きな重荷になるんじゃないかと。

だから、「お詫び」する必要はサラサラないけど、自分の気持ちは、素直に外に吐き出して欲しい。

言いたいことを言えないのは、おそらく、一番辛いことだと思うので。


少なくとも私は、今回のことで、生駒里奈を責める気持ちは1ミリもありません。

そもそも違法性が高いのは「飲酒」ではなく、「提供」であり、生駒本人がストアやバーに行ってアルコールを買うことが不可能な中、番組企画として、スタッフが用意したビールを飲むことになったのだから、彼女こそ被害者と言っていい。

また、ネット上に、酷いことをあれこれ書かれながら、それでも歯を食いしばって、乃木坂のため、未来のため、懸命に働いている生駒里奈を批判するなんて、ファンとして出来るわけがない。


ただ、同時に、この問題をスルーして、騒ぎを大きくしないよう、息を潜めているべきだという意見には、同意出来ない。

現地の法規に反したことを、乃木坂メンバーが出演者として行ったのは動かせない事実で、それが公共の電波に乗って、広く流れてしまったことは、深刻な問題として受け止めるべきだと思います。

生駒ちゃんには、今回の出来事を、しっかり正面から見つめて、今後の活動に生かして欲しい。

むしろ、ことの重大性を理解せず、些細なことだと、うやむやにすることの方が、乃木坂の将来にとって、マイナスになるんじゃないでしょうか。


結局、アイドルグループを窮地に落とすのは、メンバーではなく、運営だと思います。

企業からのCMオファーの流れが、AKB48から、乃木坂に移ってしまったのは、週刊文春の記事やそれらに起因する裁判を通して、社長がメンバーと不適切な関係を持っていたとか、危険ドラッグを吸ってたとか、AKB48運営の驚くべき杜撰な実態が、次々と明るみに出てしまったことが大きい。

イケメンタレントと合コンしたとか、二人でデートしていたとか、19歳なのに飲んでいたとか、そういったメンバーのスキャンダルは、一時的なダメージにはなっても、そのメンバーが卒業するなり、謹慎するなりすれば、大所帯グループなので、やがてイメージを回復させることは十分に可能です。

しかし、運営そのものが無責任なスキャンダルを連発したら、そんな大人たちが仕切るグループに、自社商品のイメージを託そうと考える企業が減っていくのは、当たり前です。


乃木坂の運営は、都合の悪いことが起きると、自分たちは何も説明せず、メンバーに謝罪させ、正面から責任を負うことを、避ける傾向がある。

象徴的なケースが、大和里菜の「解雇」です。

19歳のときにスクープされた文春記事が発端となって、20歳になったと同時に、「契約終了」となってしまいます。

しかし、なぜ、解雇同然の措置が取られたのか、何が問題だったのか、運営から何も説明はなかった。

さらに、17歳の少女をオーディションに合格させ、3年以上に渡って、乃木坂メンバーとして預かった運営の責任は、誰も問われた形跡がなく、文春スキャンダルの責任をすべて、トマトさんに背負わせる形で、幕引きを図ったようにしか見えなかった。

3年間、乃木坂で頑張ったメンバーであり、未成年でもあるのだから、かりにスキャンダルが原因であっても、「卒業」という形で収めるのが、最低限の責任だと思いますが、まるで怒りに任せるかのように、「解雇」してしまった。

その結果、今でも彼女は、少なからぬ乃木坂ファンから、ヒール的なイメージで見られている節がある。

しかし、未成年メンバーである以上、運営の管理責任はゼロではない筈で、ファンに対して、一切理由を説明することなく「解雇」するほど、100%、彼女に責任を負わせることが、妥当だとは思えません。


グアムでの「20歳飲酒」は、大和里菜のケースと同様、運営からは何も説明がないまま、スルーされそうです。

しかも、箝口令を敷いて、生駒里奈にも言いたいことを言わせない危険がある。

未成年者をがっつり働かせて、儲けているのに、自分たちの監督責任を、ここまで負わない組織や大人は、見たことがない。

都合の良いときには頻繁に出てくる、今野義雄氏は、なぜ今、出て来ないんでしょう?

今こそ、運営の大人が表に出て、事情を説明し、生駒里奈やメンバーに批判が行かないよう、彼女たちを守ってあげるべきじゃないでしょうか。

管理責任者として、当たり前のことだと思うのですが、やはり「そんなに簡単じゃない」ことなのでしょうか(笑)。


説明責任を果たさない乃木坂運営ですが、今回のグアム飲酒騒動で、メンバーを適宜サポートして、グループイメージを守る、管理能力そのものまで、乏しいことが露呈してしまいました。

こういった運営の杜撰で無責任な仕事ぶりは、第2、第3の騒動を引き起こす危険を孕んでいて、現在の乃木坂に来ているCMオファーを、徐々に減らすことになりかねません。

AKB48が辿ったのと同じ道を、乃木坂が歩むのを防ぐためにも、グアムで何が起こったのか、何が問題だったのか、正面から取り組んで、真摯な反省材料にすべきじゃないでしょうか。


AKB48運営のスキャンダルは、グループが人気の絶頂にあり、多くのメディアが賛美記事しか書かなかった時期に起こっています。

飛ぶ鳥を落とす勢いの中、少々マズいことがあっても、誰も取り上げない、誰も批判しない。

それがグループを危機に追いやる引き金となってしまった。

乃木坂46も、今、絶頂期に差し掛かっている可能性がある。

そして、マズいことには目をつむって、蓋をしようという空気が流れ始めている。

おごれる者は久しからず。

この罰則規定は、どこの国の、どの時代の、誰であっても、逃れられない普遍の法なんでしょうか。


関連サイト

スポーツ報知の乃木坂グアム「違法」飲酒に関する記事


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