ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

松村沙友理の「不倫騒動」は報道連鎖が生み出したメディア「幻想」、原著を読む重要性を考える [30Oct14]

2014-10-30 17:00:00 | 芸能
文春記事の騒動後に初めて更新した松村沙友理のブログ、コメントが殺到していて、現時点で5千を越えていますね。

ざっと眺めた感じでは、厳しい声がちらほら見られるものの、さゆりんごへの激励や応援がほとんどのようです。

公式ブログへのコメントは、運営のチェックが入るので、肯定的な意見が多いのは当然ですが、ここまで数が伸びるのは、さすがに松村沙友理の人気が高いことを表しています。


松村さんは、乃木坂が出した10枚のシングルすべてで選抜2列目以上に抜擢され、6枚目「ガールズルール」、7枚目「バレッタ」、9枚目「夏のFree&Easy」では、フロントメンバーになっています。

また、プリンシパル、全国ツアー、歌謡祭、フェスなどのイベントで、さゆりんが休んだという記憶がほとんどなく、常に明るい笑顔で場を盛り上げてきました。

さらに、雑誌、テレビ、ラジオなど、メディア露出が多く、乃木坂の顔として、グループの人気向上に大きく貢献しています。

個別握手会でも、デビューシングル以来、おそらくトータルで15万枚以上のCDを1人で売り上げている筈で、非常に高い人気を誇る乃木坂の中心メンバーと言っていいでしょう。


乃木坂46を誕生から支え、ファンを増やし、人気を軌道に載せてきた、松村さんの貢献度を考えると、プライベートで男性と数回デートしたことを理由に、もし何らかの「処分」が下されるのだとすれば、それは理不尽極まりない話です。

「処分なし」が運営の方針なら、珍しく全面的に賛成できる(笑)、優れた判断だと思います。

これで「降格」などが行なわれたら、「3年間、松村沙友理ほど表舞台で活躍しても、運営は守ってくれず、それどころか数回のデートで罰を受けるのか」と、他のメンバーが動揺して、運営との信頼関係にヒビが入る可能性すらある。

「全員で坂を上ろう」という意識があって、結束力の強い乃木坂ですから、誰かの「処分」は、グループの雰囲気を暗くしてしまう危険もあるでしょう。

ただ、「処分」するべきでない一番の理由は、そもそも恋愛は個人の自由に属する問題だからです。


最新号の「TIME」(Nov. 3, 2014)によると、国際経済フォーラムが2013年に調べた、各国における女性の社会進出率が、日本は、高度な教育を受けた人が多いのに、先進国はもとより、カンボジアより低い順位になっているそうです。

女性の地位が低い国という批判を気にしたのか、安倍首相は、国連の演説でも女性の積極的な登用を宣言し、先の内閣改造では、5人の女性を閣僚に任命しました。

まあ政治資金の問題で、いきなり二人が辞任して、トホホな状況になっていますが(笑)。


松村沙友理の文春記事問題は、国内の小さな出来事ですが、プライベートでの数回のデートを理由に、女性アイドルが職場で「処分」を受けたとなると、日本では若い女性が自由に恋愛すら出来ないというメッセージを発信しているようなもので、国際社会から「そらみたことか、やっぱりおかしな国じゃないか日本は」と、嘲笑の的になってしまう。

峰岸みなみが「坊主」になった件なんて、海外では、滅多なことで話せる内容じゃなく、日本人だけの秘密にしておきましょう(笑)。

岡本夏生のように、日本の芸能界には、「アイドルは恋愛禁止を守るべき」という意見が根強くあるようですが、前回記事に書いたように、恋愛は結婚や妊娠出産につながる基本的な人権に関わる事柄なので、アイドルであっても、個人の判断に任せるべきで、外から強制するものではないという発想を、そろそろ根付かせた方がいいと思います。

職業上の理由であっても、個人の基本的な権利を、他者が無制限に縛ることが出来ないのは当然で、「恋愛禁止」なんて「ルール」は、あったとしてもシャレに留めておくべきもので、「処分」によって、強制する類いのものじゃないということです。


ソニーは、広く国際展開する多国籍企業なので、文春記事問題に対処する運営の姿勢に、女性やマイノリティの権利を軽視しないという、現在の国際感覚が少しでも反映されているのだとすれば、喜ばしいことで、乃木坂46を通して、新しい時代のアイドル像を作っていって欲しいですね。

まあ、ソニー本社と乃木坂運営は、あまり関係ない気もしますが(笑)。

しかし、芸能界の近代化って、タレントの社会的地位向上に欠かせない筈だけど、日本では、アイドルだからという理由で、成人女性の恋愛禁止がマジで叫ばれ、さらに、中学高校生、果ては小学生にまで、握手会やそれ以上の接触系イベントをさせているような現実があって、まだまだ道のりは遠そうです。


松村沙友理の文春記事騒動は、恋愛に、「不倫」という言葉が付け加わって、それが批判のボルテージを何倍にも上げてしまいました。

しかし、松村さんが「不倫」したというのは、マスコミが作り出した「幻想」です。

週刊文春デジタルの10月23日号に載った『乃木坂46・松村沙友理「親密会話」メモ』を読むと、二人の出会いが「仕事上の付き合い」でないことを示す、決定的な部分がある。

相手の男性が彼女に、

一番最初に会ったときも、職業まわりのことをごまかすときは、話に歯切れがなくて

と話しかけています。

グラビア撮影を通して、編集者と乃木坂メンバーとして知り合ったとすれば、「職業まわりのことをごまかす」なんて、あり得ませんね(笑)。


出会いが仕事絡みではなく、しかも、女性側が名前や職業をごまかし得るケースとなれば、松村沙友理のラジオ発言通り、「ナンパ」の可能性が濃厚になります。

この段階で、少なくとも松村さんには、「不倫」という言葉は当てはまらなくなります。

なぜなら、妻帯者であることを正直に申告しながら、ナンパする男はまずいないからで、実際、会話メモにも、家庭の話は一切出てきません。


興味深いのは、男性が自身の「引っ越し」について話す部分です。

引っ越しの計画が、仕事上の都合で延期になりそうだと述べていて、「どうするの?」と訊いた松村さんに対して、

いろいろ要素があって

と答えている。

妻帯者が引っ越す場合、一番問題になるのは家族のことの筈で、おそらく「要素」というのは、その辺を含んでいるのだと思います。

しかし、「要素」の中味は明かされず、まるで一人暮らしの独身者が引っ越すかのような雰囲気で、二人はやりとりしている。

この会話は、松村さんが、相手を独身だと思い込み、男性もそのように振る舞っていたことを示唆しています。

さゆりんは、この点について、上手く騙されていたんでしょうね。

そもそも、記事には「妻帯者であることは後の取材で判明した」と書かれていて、会話を聞いた記者自身が結婚していることを見抜けなかったわけで、「知らなかった」という松村さんの発言は、会話メモと矛盾なく合致する、自然な主張です。


一方、松村さんも、偽名を使っていて、もちろん、乃木坂という言葉も一切出てきません。

ただ、彼女は「来週オーディションがある」と発言して、それに対して男性が、「何の?声優?」と訊ねています。

声優志望の新人タレントか新人アイドルといったキャラ設定を、松村さんが行なっていて、男性側も、本心でどう思っていたか別にして、表面的には、それに乗っかって話していた節がある。

お互い同士、素性について不都合な点を隠しながら、フィギュア、ガンダム、マンガなど、興味が共通する話題をしゃべり続けていたわけです。

松村さんは、「男女の仲という感じではなく」と「レコメン!」で発言してますが、確かに、艶っぽい内容の話は皆無で、「君は可愛いね」といったレベルの言葉すらなく、ひたすら二次元オタク同士の濃ゆいトークが展開します(笑)。

ちなみに、「オーディション」という言葉は、上記の部分に出て来るだけで、「4万人の中から選ばれた」なんてフレーズはなく(笑)、握手会という言葉も出てきません。


「不倫」というのは、相手が結婚していることを知りつつ、男女の仲になってしまうことだそうで、「ナンパ」されて、相手は当然独身だと思って何回かデートすることを、「不倫」とは呼ばないでしょう。

しかも、会話メモは二次元談義に埋め尽くされている感があって、男女の仲を示唆するような、色気のある話は見当たりません。

また、文春が目撃したのは、焼き鳥屋やカラオケに行き、マンションの前で別れるというデートであって、法的に「男女の仲」の証拠になると言われる、二人でホテルに入ったとか、マンションで長時間過ごしたという情報はない。

結局、男女の関係であることを疑わせるものは、路上での抱擁キスしかありませんが、イチャイチャはしても、しかるべき時期まで、一線は越えないという考え方の女性がいてもおかしくないし、ラジオ発言のように、酔った勢いでという可能性も十分あり得る。

文春の記事には、「酒のほとんどは」男性が飲んでいたと書かれていて、松村さんが一滴も飲まなかったと言っているわけではない。

普段、ほとんど酒を飲まないのであれば、少量のアルコールで酔うことは十分に考えられます。

従って、文春が載せた情報から、男女の仲を否定した松村さんのラジオ発言が嘘だと結論することは出来ません。

簡単なロジックです(笑)。


実は、文春記事の中に、「松村沙友理は不倫している」と述べた文章はないんですね。

「不倫騒動」といった流れで、「不倫」という言葉が出てくるけど、松村さんがそうだと、正面から断定している部分はない。

さらに、二人がどうやって出会ったかに関しては、「真相は不明」と書いてあり、この点に対しては反論を控えていて、「ナンパ」という松村さんの主張を、「そうかもしれない」と感じているようにも見えます。

「ナンパ」で数回デートしたのであれば、「不倫」とは全然違った流れになってくるわけで、文春側の考え方を推し量る重要なポイントだと思います。


文春記事を受けて、さまざまな記事が書かれ、テレビのワイドショーで取り上げられ、「不倫」の二文字が溢れ返りました。

しかし、アイドルにとって大きなダメージとなる「不倫」という厳しい言葉を使っているにも関わらず、松村沙友理は「不倫」していた、つまり、相手が妻帯者であると知りつつ、男女の仲になってしまったと、疑わざるを得ない合理的な根拠を示した記事や報道を、最初の文春も含めて、私は見たことがありません。

路上でのキスシーンや、トップアイドルと妻子ある雑誌編集者というインパクトによって、直感的に思い至った「不倫」という発想に引きずられている記事がほとんどで、記録された会話内容や独自取材で得た情報から、松村発言を論理的に崩して、「不倫」疑惑を導き出すことに成功した文章は目にしたことがない。


もし各メディアが、文春が出した全部の記事をしっかり読んでいたら、むしろ松村さんのラジオ発言と符合する点が多いことに気づいた筈で、もっと違った報道になったのではないかと思います。

書かれた記事から、より刺激的な部分を取り出して報道し、その報道がさらに刺激的な報道の根拠となる。

今回の文春記事を発端にした松村沙友理の「不倫騒動」は、私には、こういった報道の無責任な連鎖が生み出した、「メディア騒動」に見えます。

より面白い方、よりパンチのある方、そうやって流れていくうちに、事実が歪んでいって、本当のことをしゃべっている可能性のある人が、真っ赤な嘘つきにされてしまう。

怖いですよね、もし自分が松村さんのような立場に置かれた、当事者だったら。


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松村沙友理の2014/10/28_01:12ブログ


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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アイドルと処女性、松村沙友理への岡本夏生発言が浮き彫りにする、アイドルを巡る「時代」の変化 [28Oct14]

2014-10-28 16:30:00 | 芸能
昨夜の「NOGIBINGO!3」は、「もしも乃木坂46が花嫁になったらSP」と銘打って、実際の結婚式場を使い、自ら選んだウェディングドレスを纏ってメンバーが登場、理想の出会いや相手に求める条件を披露する企画でした。

ウェディングドレス姿になったのは、白石麻衣、生駒里奈、秋元真夏、橋本奈々未、中田花奈、高山一実、深川麻衣、西野七瀬の8人で、それ以外の1期2期メンバーが、祝福に駆けつけた友人たちという設定でした。

さすがに、アイドル界トップと言われる美貌とスタイルを誇る乃木坂メンバー、まあ皆さん、ウェディングドレスが栄えまくって、お美しいです(笑)。

中でもとくにハッとさせられたのは、生駒里奈と橋本奈々未。


生駒ちゃんはシンプル&オーソドックスな純白ドレスで、敢えてダサさを売りにしているような普段とは打って変わって(笑)、超絶にキュートな笑顔で、おしとやかに静々とバージンロードを歩きます。

神懸かり的に可愛い、若い花嫁さんという感じで、日頃のキャラとのギャップのせいなのか、はにかんだ表情にドキッとします。

ん~、当然なんだけど、やっぱり生駒は凄まじい美少女ですね。


橋本奈々未は、若緑色というのか、明るいカラードレスで、真っ白な肌があり得ないほど引き立っていて、見とれてしまいます。

とくに、大きな黒い瞳と華やかなチークで彩った頬が印象的で、艶やかであるも、どこか恥じらいを帯びた一輪の可憐な花という雰囲気が漂っている。

「夏のFree&Easy」MVの、ヘッドフォンで音楽を聴いているシーンもそうですが、ななみんは、状況に応じて、絶妙な透明感を醸し出すセンスが図抜けていて、今回もそれが存分に発揮されていました。

バージンロードを歩いているとき、多分、永島聖羅だと思うけど、「アンタが一番!」という「野次」が飛んでましたが(笑)、確かに言いたくなる気持ちは分かります。

これはCMのオファーが来るんじゃないか?、と思ったほどなので。


ところで、松村沙友理は、文春記事の余波なのか、昨日は番組に出演していないようでした。

個人的には、ウェディングドレス姿のさゆりんごを見たかったですね。

彼女も色が白くて、表情が華やかなので、素晴らしく似合うと思うんですが。


ウェディングドレス姿を披露したあと、事前アンケートに書いてもらった、8人の「結婚相手との理想の出会い」が紹介されます。

私はやや過敏になっているんでしょうか、生駒里奈の

10年後 図書館で出会う

に対して、「書店のマンガコーナーではなく?」と、思わず突っ込んでしまいました(笑)。

さらに、橋本奈々未の

年越しカウントダウンの時に
神社の境内で偶然ぶつかって知り合いになる

を聞いて、「ナンパやん!」と反応してしまった(笑)。


高山一実のように、アイドルを辞めて会社に就職するシチュエーションなら別だけど、乃木坂46のまま「出会う」とすれば、場所としては、趣味に関連するところ、方法としては「偶然」に期待するしかない、という現実がメンバーの答えに見え隠れしています。

8人の回答を見ていると、大手書店のマンガコーナーで「偶然」出会うのは、アイドルにとって「これしかない」という、ドンピシャの現実的シチュエーションという気がしてきます。

松村沙友理が出演しなかったのは、ウェディングドドレス姿で登場して、理想の出会いを語るのは、今の時期、ちょっと刺激が強過ぎて、さすがにイジリー岡田でもさばき切れないという判断なんでしょうか(笑)。


そんな松村さん、昨夜、文春の記事以降、初めてブログを更新しました。

私の行動で沢山の方に不快な思いをさせてしまったと思います。
自分の置かれている立場を何もわかっていませんでした。
皆さんを失望させてしまったことを考えると毎日苦しくて苦しくて仕方ありません。本当にごめんなさい。

「苦」と「悩」に溢れた文章で、読んでいて胸が締め付けられます。

ラジオで自ら説明と謝罪をし、公式ブログで、さらに謝罪と今の心情を明らかにする。

アイドル本人が、ここまで対応するのは、過去にあまり例がないように思います。


松村さんにとって不運だったのは、相手の男性が既婚者だったため、「アイドルが不倫」という言葉が一人歩きして、その刺激的なフレーズのため、テレビのワイドショーなど、マスメディアがこぞって取り上げたことです。

ただ、今回の文春記事問題、各メディアで華々しく話題にされたけど、そんなに長続きはしないと思います。

というのは、松村沙友理は不倫していないし、嘘もついていない、つまり、文化放送「レコメン!」での発言は、本当であることが明白だからです。


週刊文春が追加記事を出すと聞いた時、個人的に注目したのは、松村さんと相手男性の間に、乃木坂メンバーとマンガ雑誌編集者として、仕事上での付き合いがあることを示す情報が載っているのかどうかという点でした。

しかし、仕事上の関係を示すものは、記事にはなかった。

その後、さまざまなマスコミから多くの記事が出ましたが、「乃木坂が表紙になったこともあるマンガ雑誌のグラビア担当編集者を、この春までやっていた男性」という情報以外には何も出てきません。

つまり、松村沙友理と相手の男性が、アイドルと編集者として、仕事をしたという具体的な情報は、未だにありません。


例えば、松村沙友理が件のマンガ雑誌何年何月号のグラビアに載って、そのときの担当編集者がまさにデート相手の男性だったという記事は見たことがない。

この手の仕事上のつながりは、アイドルがプライベートで路上キスするシーンを撮影するより、ずっと調べやすい筈で、もし二人が知り合う切っ掛けになりそうな仕事が、今年の春以前、実際にあったのならば、すぐに情報が出てくるでしょう。

それが今になっても出てこないわけで、写真を撮られた二人に、仕事上の接点はなかったことになる。

一応、気になって、さゆりんの「クリィミーマミ」コスプレが載った雑誌を調べましたが(笑)、2013年7月1日発売の小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」で、問題の男性が手掛けていた雑誌とは違っていました。


一緒に仕事をしたことがなければ、芸能界というより、作家とのつながりの方が強いだろう出版社勤務の人間が、かなり有名なアイドルである乃木坂46のメンバー、しかも福神常連の松村沙友理と出会う方法としては、合コンかナンパになってきます。

しかし、合コンであれば、二人が最初に出会った場に、同席者がいた筈で、そこから何らかの情報が出てくると思うけど、そういう話はない。

アニメが大好きな松村さんが、大きな書店のマンガコーナーで、「ナンパ」されるのは、一見あり得ない話に思えるけど、人気メンバーの現状を考えると、それしかないというほど、確率の高い「出会い」のタイミングなってきます。

チャンスが少ないからこそ、昨日の「NOGIBINGO!3」で、生駒ちゃんは図書館で、ななみんは神社の境内で、偶然「出会う」しかないわけです(笑)。


路上での抱擁キスをフライデーされた二人は、トップアイドルと雑誌編集者、しかも男性が妻帯者であったため、格好のゴシップネタにされてしまった。

しかし、実は、仕事上の接点はなく、驚くべきことに、マジでナンパされて、何回かデートした程度の関係だったわけで、そうなると、男性がさゆりんに対して、自分は既婚者であると告げる可能性は極めて低く、少なくとも、女性側には「不倫」という要素はない。

さらに、さゆりんが相手の素性をよく知らなかったと言ったのも、まさに正確な表現で、自分が偽名を使っていたように、相手の話もどこまで本当なのか、自信が持てない部分はあったでしょう。


面白いことに、文春の追加記事に載った二人の詳細な会話には、松村沙友理のラジオ発言を裏付ける部分が数多くあって、さゆりんが本当のことをしゃべっていたことが、徐々に分かってきた。

こうなると、本質は22歳の女の子の恋愛あるいは、「恋愛ごっこ」なので、マスコミの記事も表現が大人しくなって、パンチがなくなり(笑)、記事そのものが少なくなって、騒動は急速に下火になりつつあります。

また、松村さんのブログに、

握手会で頂いた言葉も毎日思い出します

とありますが、彼女に会いに行ったファンの多くは、励ましの言葉を掛けたようです。

また少しずつ前を向いて頑張ります。

記事が出た当初は、「不倫」「嘘つき」と言われて、さゆりんごの気持ちも、かなり落ち込んだと思うけど、しっかり食べて、しっかり寝て、「少しずつ」で良いから、前に進んでいって下さいな。


松村沙友理の文春記事問題に関して、岡本夏生が「アイドルには処女性が求められる」と言ったそうですが(笑)、彼女が人気レースクイーンだった時代はそうだったかもしれないけど、今は随分と状況が変わったと思います。

その背景には、二十台後半に入っても、アイドルとして活躍する女性が少なくない現実がある。

例えば、AKB48の小嶋陽菜は、バリバリの現役トップアイドルだけど26歳で、おぎやはぎの小木が「うまズキッ!」で振ってくるような、かなり際どい下ネタにも対応する大人の魅力がある。

また、ほしのあきは、30歳になってもグラビアアイドルとして、トップクラスの人気を誇っていたし、現在、人気の高い杉原杏璃は32歳だそうです。

今は、年齢が上がってもアイドルを続ける人が多く、ファンの側も、昔のように、恋愛は絶対ダメで、ひたすら清純さを求めるという人だけでなく、お姉さん的な包容力や大人の女性のセクシーさなど、求めるものは人それぞれで、価値観が多様化していると思います。


そして、「恋愛禁止」は誰に対しても強制出来ません。

恋愛禁止は、結婚禁止や妊娠出産禁止とほぼ同じ意味になってしまい、人間尊厳の根幹に関わるようなことを、他人が強制するなんて、通常は考えられない。

秋元康氏は、「AKB48は恋愛禁止じゃない」と言ったそうですが、それは当たり前で、中学高校生メンバーであれば、まだシャレで済むけど、20歳を越える大人の女性に「恋愛禁止」を要求するとなると、よほど戒律の厳しい宗教団体でもない限り、社会人としての常識を疑われてしまいます。

もちろん、アイドルは職業であって、宗教ではないので、プロデューサーである秋元氏が、「恋愛禁止ではない」というのは、当然の発言だと思います。


日本は、男性も女性も、自由に恋愛することが出来る国の筈で、恋愛したからという理由で何らかの「処分」を課されるなんて、あってはならないでしょう。

もちろん、世界には、そういう国もあるとは聞いていて、自分は、日本に生まれて良かったと思うときがあります(笑)。

峰岸みなみが週刊文春の記事で「処分」を受けたとき、発覚した恋愛問題ではなく、それが厳しく処罰されるAKB48の体質が話題になったように思います。

岡本夏生がレースクイーンだった頃は、結婚するまで女性は処女であるべきという発想がまだ十分通用していた時代で、恋愛したアイドルが「処分」されるのは、今よりもっと受け入れられたかもしれません。

しかし、人々の価値観が多様化して、時代が変わった現在、「アイドルのお泊まり愛」より、それが「処分」されたことの方が、社会にショックを与えるのでしょう。

昔であれば当たり前だった「アイドルには処女性が求められる」という発言が、「過激」だと受け止められること、それこそが、今の時代を象徴する出来事じゃないでしょうか。


いやいや、恋愛は禁止出来なくとも、松村沙友理は他のメンバーに「迷惑」を掛けたのだから、「処分」を受けるのは当然という声もあるかもしれない。

では、妊娠は禁止出来ないけど、妊娠した女性社員は、仕事上で周りに「迷惑」を掛けるのだから、地位の降格処分は当然という主張はどうでしょう。

実は、つい最近、この降格を最高裁が違法で無効と判断しています。

アイドルの恋愛と同列に論じることは出来ないかもしれないけど、アイドルに求めるものが多様化する中、メンバーの恋愛がグループにどこまで「迷惑」になるのかという判断は、恋愛が結婚や妊娠出産につながる個人の尊厳に絡む話である以上、慎重であるべきだと私は思います。


峰岸みなみの「処分」以来、AKB48Gの運営は、メンバーの恋愛が記事になっても、ほぼスルーする姿勢を取っているように見えます。

「処分」する方が、AKB48への評価を下げることに気づいたんでしょう。

そして、その原則は、今回の文春騒動において、乃木坂46にも適用されている。

しかし、松村沙友理の素晴らしいところは、「レコメン!」で明かしたように、代わりのメンバーを出演させる予定を変えてもらい、自分の言葉でファン、関係者、相手の家族に、説明と謝罪をしたことです。

おそらく、乃木坂の運営は、最近のAKB48Gのケースと同様、完全スルーにして、しばらく少し出番を抑えつつ、徐々に元に戻すというシナリオだった気がします。


ところが、松村さんは、自ら出て行って、正面から文春の記事と向き合った。

その結果、不倫した上に、嘘まで付いていると、随分と叩かれたけど、歯を食いしばって耐えて、握手会にもフル参加して、ファンに直接会った。

路上での抱擁キスを撮影されてしまった脇の甘さは、アイドルとして褒められたことじゃないけど、出来る限り自分で問題と向き合ったその後の対応は、誰にでも出来ることではないと思います。


私は、「レコメン!」発言からの松村さんの行動を見ていて、彼女が以前より好きになったし、それを支えている乃木坂というグループに誇りを感じました。

生駒里奈が言ったように、終わったことは取り戻せないけど、これから全力以上で頑張って(笑)、さらに高いところに上っていって欲しい。

頑張れ、さゆりんご!


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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1stアルバムとの関係で、乃木坂11th選抜発表は来年1月中旬、11枚目発売は3月中旬あたりか? [24Oct14]

2014-10-24 16:00:00 | 芸能
若月佑美さん、舞台「ヴァンパイア騎士」への出演決定、おめでとうございます!

役の「黒主優姫」はヒロインだそうで、芝居の中心人物として、思う存分、活躍されることを願っています。

来年の1月21日(水)から25日(日)の5日間に渡って、博品館劇場で全9公演が行なわれるそうです。

乃木坂公式サイトの関連ページ
若月佑美の2014/10/24_10:00ブログ


いや~、嬉しいですね。

10th選抜では3列目となり、発表のとき、「前に進んでいるのか分からない」と涙を見せていたことを思うと、もう、前に進みまくりじゃないですか(笑)。

若月さんは桁違いの演技力を持っていて、自身も女優を志望している中での、「生きてるものはいないのか」に続いての芝居で、順調にキャリアを重ねている感じが出てきました。

まあ、舞台「2LDK」を見れば、彼女に声が掛からないわけがないんですね、びっくりしたもの、凄まじい役への「のめりこみ方」に。

これほど際立った才能を持っている役者は、そうそういる筈はなく、実際、映画「2LDK」の監督であり、オリジナル脚本を書いた堤幸彦氏が、若月さんに向かって「君はスイッチが入ると女優になるね」と言ったそうで、新人としては、破格の褒め言葉を貰っています。

乃木坂には、もう一人、生田絵梨花という天才がいますが、若月さんは、いくちゃんとは違ったタイプの雰囲気があって、現在、劇団46の双璧をなす二枚看板じゃないでしょうか(笑)。


さらに、星野みなみは、「シャキイズム」MVで見せたように、自分を表現するセンスでは、この二人を上回る才能を秘めているし、伊藤万理華という、とんでもない逸材も控えている。

乃木坂46は、芝居好きにはたまらない才能の宝庫で、将来、日本を代表するような女優が出てもおかしくないレベルだと思います。

もちろん、原石を磨くためには、脇役で出番が少なくても、コンスタントに演技の仕事をこなすことが大事で、若月佑美のように、「2LDK」で華々しくアピールしたのに、1年間も演技から遠ざけるようなことは、運営は止めて欲しいですね。

素質は圧倒的なので、目先の利益に囚われず、長期的視野でしっかり育ててれば、乃木坂にとって、驚くほど大きなプラスになって返ってくるんじゃないでしょうか。


ちなみに、とくに需要がないと思われる個人的なプチ情報で申し訳ないんですが(笑)、いくちゃんの「虹のプレリュード」に続いて、若月さんの「生きてるものはいないのか」、さらに、「Mr. カミナリ」の桜井玲香と衛藤美彩のそれぞれの出演回の合計3舞台を観る予定にしています。

秋は乃木坂で芝居三昧っす(笑)。

三人の晴れ舞台、楽しみにしてます!


(参考記事)

10th選抜は一般アピール力を意識した歌ダンス志向センターも、厳然と貫かれた握手会主義 [04Aug14]
「若月佑美の涙が示すもの」の項を参照

乃木坂の風 16Jan14 ~ 若月佑美と伊藤万理華の本格舞台が見たい、 「かくし芸大会」が教えたもの

乃木坂の風 22Oct13 ~ 若月佑美、堤幸彦監督が驚いた類い稀なその「狂気」

乃木坂の風 12Oct13 ~ 「処女なめんなよ!」、全身マヨネーズで女優若月佑美誕生!

乃木坂の風 28Jul13 ~ 7th選抜への道、才能のデパート若月佑美と星野みなみの物語6、バック8の行方(2)

乃木坂の風 11Mar14 ~ 万理華の魅力炸裂! 「生まれたままで」MVは、乃木坂の力を見せつけた傑作

乃木坂の風 27Jul13 ~ 7th選抜への道、秋元真夏の「握手会」力と伊藤万理華の物語力、バック8の行方(1)

乃木坂各論第2話、若月佑美 ~ 相克の美少女アーティスト

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる



さて、今日は、11th選抜がいつ発表されるのか、そして11枚目シングルの発売はどうなるのか、これからのスケジュールを考えてみます。

10枚目「何度目の青空か?」の特典イベント日程は、すべて情報が出揃っていますが、11枚目の制作日程を予想する上でまず注目したいのは、都内で行なわれる「似顔絵会」です。

以下のように、「録音会」「お茶会」など、初回限定盤に付く抽選制ファン交流イベントは、少なくとも5枚目以降、シングルの最後を区切る特典イベントと位置づけられているようで、その開催後、10日から17日して次のシングルが発売される流れになっています。

10枚目では、来年2月11日(水祝)に最終の「似顔絵会」が都内某所(笑)で行なわれ、これが「お茶会」に相当する意味を持っていると思われます。

(表1) シングル発売と「お茶会」の日程的関係

05枚目発売 =097日=> 録音会 [全0個0] =17日=> 06枚目発売
06枚目発売 =137日=> お茶会 [全0個0] =10日=> 07枚目発売
07枚目発売 =115日=> お茶会 [全0個0] =11日=> 08枚目発売
08枚目発売 =087日=> お茶会 [全0個1] =11日=> 09枚目発売
09枚目発売 =076日=> お茶会 [全1個2] =15日=> 10枚目発売
10枚目発売 =126日=> 最終似顔絵会 [全0個0] =??日=> 11枚目発売

# [全1個2]は、お茶会が行われる時点で、全国握手会が1回、個別握手会が2回、まだ残っていることを示している

11枚目発売日の予想

似顔絵会(02/11) =07日=> 11枚目発売(02/18(水))
似顔絵会(02/11) =14日=> 11枚目発売(02/25(水))
似顔絵会(02/11) =21日=> 11枚目発売(03/04(水))
似顔絵会(02/11) =28日=> 11枚目発売(03/11(水))
似顔絵会(02/11) =35日=> 11枚目発売(03/18(水))

# オレンジ色の日付は予想日の意


上表の後半では、11枚目発売の候補日を複数挙げて、「似顔絵会」の行なわれる2月11日(水)からの期間を計算しています。

「開催後、10日から17日」という過去のケースを当てはめれば、2月25日(水)が新曲発売日の最有力候補となります。

しかし、2月25日(水)から11th選抜発表日を逆算すると、ちょっと気になることがある。

(表2) 選抜発表とCDリリースの日程的関係

01枚目選抜発表 ==06週+3日==> 01枚目発売
02枚目選抜発表 ==06週+3日==> 02枚目発売
03枚目選抜発表 ==09週+3日==> 03枚目発売
04枚目選抜発表 ==10週+3日==> 04枚目発売
05枚目選抜発表 ==09週+3日==> 05枚目発売
06枚目選抜発表 ==10週+3日==> 06枚目発売
07枚目選抜発表 ==07週+3日==> 07枚目発売
08枚目選抜発表 ==09週+3日==> 08枚目発売
09枚目選抜発表 ==08週+3日==> 09枚目発売
10枚目選抜発表 ==09週+3日==> 10枚目発売


上表のように、選抜発表日から担当するシングル発売日の期間は、3枚目以降、かなり一定していて、7週~10週+3日という範囲に入っています。

ただ、最近のシングルでは、オリコン初動に計上するために、個別握手会の応募受付を、発売前に10回ほど行なうのが慣例になっていて、そのため、選抜発表からCDリリースまで9週+3日というのが、一番可能性が高い期間で、7週+3日は短すぎるので排除してもいいと思います。

そこで、来年2月25日(水)を11枚目発売日として、この期間を使って、11th選抜発表日を求めると、次のようになります。

(表3) 11枚目発売を2015年2月25日(水)とした場合の選抜発表日予想

11枚目選抜発表(12/14(日)) =10週+3日=> 11枚目発売
11枚目選抜発表(12/21(日)) =09週+3日=> 11枚目発売
11枚目選抜発表(12/28(日)) =08週+3日=> 11枚目発売


ん~、さすがに、12月に選抜をスタートさせると、シングル制作期間が、年末年始と重なって、必要なスタッフや施設が忙し過ぎたり、逆に休みなんてことがあるので、避けたいところです。

つまり、2月25日(水)発売と仮定すると、選抜発表日が年の瀬となり、ちょっと問題がある。

そこで、(表1)後半に示されている、さらに遅い他の候補日で考えてみましょう。

(表4) 11枚目発売を2015年3月4日(水)、11日(水)、18日(水)とした場合の選抜発表日予想

3月4日(水)発売の場合

11枚目選抜発表(12/21(日)) =10週+3日=> 11枚目発売
11枚目選抜発表(12/28(日)) =09週+3日=> 11枚目発売
11枚目選抜発表(01/04(日)) =08週+3日=> 11枚目発売

3月11日(水)発売の場合

11枚目選抜発表(12/28(日)) =10週+3日=> 11枚目発売
11枚目選抜発表(01/04(日)) =09週+3日=> 11枚目発売
11枚目選抜発表(01/11(日)) =08週+3日=> 11枚目発売*

3月18日(水)発売の場合

11枚目選抜発表(01/04(日)) =10週+3日=> 11枚目発売
11枚目選抜発表(01/11(日)) =09週+3日=> 11枚目発売*
11枚目選抜発表(01/18(日)) =08週+3日=> 11枚目発売*

#「*」は可能性がとくに高いと思われる日程


上表の候補日の中で、現実的に妥当な範囲に入っているのは、「*」を付けましたが、1月11日(日)選抜発表の3月11日(水)CD発売、1月11日(日)選抜発表の3月18日(水)CD発売、1月18日(日)選抜発表の3月18日(水)CD発売、この三つだと思います。

つまり、11th選抜発表は1月中旬、11枚目発売は3月中旬ということになります。

ただ、(表1)を見ると、3月11日(水)あるいは18日(水)のCD発売は、過去の例と比べて、「似顔絵会」から随分と遅くなってしまいます。

実は、後で述べるように、「似顔絵会」から11枚目発売に長めの間隔を取っているのは、そこにアルバムの特典イベントを入れたいからという見方が出来ます。


10枚目個別握手会の応募は、1月上旬に第22次受付を迎えるような日程で進んでいるので、11th選抜発表が1月中旬だとすれば、11枚目個別の応募開始は、前作応募とほとんど重ならないことになります。

ところが、8枚目から9枚目、9枚目から10枚目へは、以下のように、受付を切らさず行う「連続応募」となっています。

(表5) 個別握手会応募受付の「連続応募」

(8枚目から9枚目)

05/01(木)~05/02(金):8枚目第13次

05/08(木)~05/09(金):8枚目第14次
05/09(金):9枚目第1次

05/11(日):9th選抜発表

05/15(木)~05/16(金):8枚目第15次、9枚目第2次
05/22(木)~05/23(金):8枚目第16次、9枚目第3次

(9枚目から10枚目)

07/24(木)~07/25(金):9枚目第12次
07/31(木)~08/01(金):9枚目第13次

08/03(日):10th選抜発表

08/07(木)~08/08(金):9枚目第14次
08/08(金):10枚目第1次

08/14(木)~08/15(金):9枚目第15次、10枚目第2次
08/21(木)~08/22(金):9枚目第16次、10枚目第3次


この表から分かるように、前作個別の第14次応募を、次作個別の第1次に重ねる手法が、9枚目と10枚目で行なわれています。

受付を開始すると、運営にすぐお金が入ってくるので、「連続応募」は収入を途切れさせない、有り難い手法なのでしょう(笑)。

前作第14次から次作受付を開始するやり方を10枚目から11枚目に当てはめると、次のようになります。


(表6) 10枚目個別第14次を11枚目個別第1次に重ねるスケジュール

10/23(木)~10/24(金):10枚目12次
10/30(木)~10/31(金):10枚目13次

11月2日(日):11th選抜発表

11/06(木)~11/07(金):10枚目14次
11/07(金):11枚目第1次

11/13(木)~11/14(金):10枚目15次、11枚目第2次
11/20(木)~11/21(金):10枚目16次、11枚目第3次

11th選抜発表を11月2日(日)とした場合の11枚目発売日予想

11枚目選抜発表 =08週+3日=> 11枚目発売(12月31日(水))
11枚目選抜発表 =09週+3日=> 11枚目発売(01月07日(水))
11枚目選抜発表 =10週+3日=> 11枚目発売(01月14日(水))


10枚目第14次を11枚目第1次に重ねると、11th選抜発表は11月2日(日)で、11枚目発売は大晦日か来年1月前半となります。

大晦日は論外ですが(笑)、1月前半のCD発売は、リリース前の新曲キャンペーンが年末年始に重なり、通常の音楽番組がなくなったりするので、やはり避けたいところで、実際、乃木坂が1月にシングルを出した例はありません。

しかも、選抜発表される11月2日(日)は、前作10枚目の第1回個別が行なわれる日で、さらに、1月14日(水)発売だと、個別握手会を3個も残した状態でのCDリリースとなり、あまりに早過ぎます。

(表7) 10枚目特典イベント日程

11月02日(日) 個別第1回[パシフィコ横浜]
11月03日(月祝) 全国[パシフィコ横浜]
11月17日(月) 似顔絵会&ライブ[なんばHatch]
11月24日(月祝) 個別第2回[幕張メッセ]
11月27日(木) 似顔絵会&ライブ[Zepp Nagoya]
12月23日(火祝) 個別第3回[ポートメッセ名古屋]
12月28日(日) 個別第4回[京都パルスプラザ]

01月18日(日) 個別第5回[パシフィコ横浜]
01月31日(土) 個別第6回[東京ビッグサイト]
02月08日(日) 個別第7回[パシフィコ横浜]
02月11日(水祝) 似顔絵会[都内某所]


結局、(表6)のスケジュール、大いに無理なんですね(笑)。

やはり、(表4)のように、11th選抜発表は1月中旬、11枚目発売は3月中旬というのが、妥当な予想じゃないでしょうか。

ただ、そうなると、「連続応募」が出来なくなって、収入が途切れて困ります。

ここで、「1stアルバム」構想が登場です。

(表8) 10枚目個別第14次を「アルバム」個別第1次に重ねるスケジュール

10/23(木)~10/24(金):10枚目12次
10/30(木)~10/31(金):10枚目13次

11/06(木)~11/07(金):10枚目14次、アルバム01次
11/13(木)~11/14(金):10枚目15次、アルバム02次
11/20(木)~11/21(金):10枚目16次、アルバム03次
11/27(木)~11/28(金):10枚目17次、アルバム04次
12/04(木)~12/05(金):10枚目18次、アルバム05次
12/11(木)~12/12(金):10枚目19次、アルバム06次
12/18(木)~12/19(金):10枚目20次、アルバム07次
12/25(木)~12/26(金):10枚目21次、アルバム08次
01/08(木)~01/09(金):10枚目22次、アルバム09次



こうすれば、「連続応募」が可能で、「1stアルバム」の発売が来年1月14日(水)であれば、第9次応募までをオリコン初動に計上することが可能です。

もし、11枚目発売が3月18日(水)ならば、2月11日(水祝)の「似顔絵会」から35日の時間があって、そこに「1stアルバム」の特典イベントを入れることが出来ます。

つまり、アルバム発売を想定すれば、「連続応募」が可能で、さらに、「似顔絵会」から11枚目発売までの長い時間間隔を「有効に」利用出来るわけです。

まあ、全部推測の域を出ませんが(笑)、このスケジュールが正しければ、程なく「乃木坂1stアルバム」の特典イベントが発表されて、応募受付が始まる筈なので、11月に入ってから、また予想を評価し直そうと思っています。


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// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

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7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

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伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花の卒業、松村沙友理の苦悩、それでも乃木坂は進んでいく [23Oct14]

2014-10-23 16:00:00 | 芸能
伊藤寧々さん、矢田里沙子さん、米徳京花さん、乃木坂の活動、お疲れさまでした、そして、卒業おめでとうございます。

10月18日(土)、パシフィコ横浜での9枚目「夏のFree&Easy」最終個別握手会で、三人の卒業セレモニーが行なわれ、研究生の二人はそれが最後の仕事で、一方、寧々さんは、翌日19日(日)のアンダーライブ千秋楽が区切りとなりました。

運営の2014/10/19_16:07ブログ


今や、乃木坂イベントの大きな柱に成長したアンダーライブのセカンドシーズン終了と共に、伊藤寧々は巣立って行き、華やかで有意義な花道を飾ったことは、彼女の今後にもつながっていくでしょう。

伊藤寧々の卒業に関する出来事で感心したのは、ねねころが実に幅広い交友関係を持っていることです。

公式ブログを読むと、多くのメンバーが彼女とのエピソードを披露していて、とくに生駒里奈は、高校時代、

学校、
私は苦手で一人で行くのが嫌で、でもねねちゃんがいたから一緒に行ってくれたからちゃんと卒業出来ました!!

と書いています。

10月8日(水)に生放送された文化放送「レコメン!」で松村沙友理が文春記事に対する説明と謝罪を行なったとき、信じられないほど的確で冷静なMCを見せた生駒ちゃんは、「学校が苦手で一人で行くのが嫌」だったそうで、メンタルが強いんだか弱いんだか、相変わらず何だかよく分かりませんが(笑)、同級のねねころが心の支えになっていたのは間違いないようです。

生駒里奈の2014/10/21_14:06ブログ

また、生田絵梨花は、オーディションのときに、伊藤寧々とずっと一緒で、緊張している自分を励ましてくれたそうで、

ねねちゃんは私にとって大きな存在でした。
卒業しても大切な人です。

と述べています。

生田絵梨花の2014/10/20_22:00ブログ

NHKの人気連続ドラマ「あまちゃん」で、主人公の親友であり、もう一人のヒロインと言ってもいい「足立ユイ」を演じた橋本愛が、アンダーライブに来てくれたようですが、橋本さんは、伊藤寧々の高校時代の友人で、ねねころが誘ったそうです。

忙しいスケジュールの中、ブルーシアターに足を運んでくれたわけで、二人は相当仲が良かったんだと思います。

伊藤寧々の2014/10/15_22:15ブログ
二枚目の写真に、橋本愛とのツーショット


寧々さんは、テレビを通しても、優しい性格であることが伝わってきますが、周りに対して面倒見の良い部分があって、多くの人から好かれるのだと思います、たくさんのメンバーや同級生と、深い友情を育んできたようで、それは今後、彼女の財産になっていくでしょう。

こういった、人間関係の「ハブ」になれる人物は、グループのテンションが高まり過ぎて、ギクシャクした雰囲気になりそうなとき、それを緩和する力を持っていて、グループの結束にとって、非常に大きな存在です。

乃木坂がトップアイドルに近づき、それゆえ、さらに厳しいストレスに晒される時期を迎えて、伊藤寧々の卒業は、はにかんだ感じのあの柔らかい笑顔が見られないという以上に、精神的な面でも、グループにとって、痛い損失になるかもしれません。

個人的に大好きなメンバーだったので、彼女の卒業は、返す返すも残念なんですが、「目指していきたいものがはっきりしている」とのこと、新しい道で活躍されるよう、気持ちを切り換えて応援したいと思います。

伊藤寧々の2014/10/21_12:12ブログ
9枚目「夏のFree&Easy」パシフィコ横浜個別握手会

伊藤寧々の2014/10/21_12:30ブログ
アンダーライブ千秋楽


矢田里沙子は、独特の雰囲気のある美人で、フラフープを回す7枚目「バレッタ」収録の個人PVを観ていると、女優としての活動を期待したくなるものを持っています。

現在、短大の2年生だそうで、学校卒業後、就職するかどうか考える中で、乃木坂を旅立つ決心をされたのでしょう。

ブログを読むと、学業との両立は大変だったようで、これからの時期、就職活動に加えて、単位取得のためにさらに勉強時間が必要になる可能性もあって、選択を迫られたのだと思います。

矢田里沙子の2014/10/19_00:30ブログ
「矢田里沙子#46 乃木 坂46ありがとう!」


米徳京花は、一目瞭然の超美人で(笑)、薬師丸ひろ子や沢口靖子といった映画系オーディション出身女優を思わせる素晴らしいスケール感を持っています。

米徳さんも、中学3年生で、進路の問題と絡んで、乃木坂からの卒業を決断されたのだと思います。

大女優も夢ではない、器の大きな逸材なので、乃木坂運営は、彼女を失ったことを、後々、後悔するかもしれません。

米徳京花の2014/10/19_23:59ブログ
「最後のごあいさつ 米徳京花」


研究生の二人は、ともに学校との関係が卒業を決める切っ掛けになった節があます。

早稲田大学に入った市來玲奈が、1年生ながら、勉学との両立問題から卒業したように、乃木坂46の活動は、通信教育や芸能コースでなければ、学校と両立させるのは至難の業のようです。

他のアイドルグループでは、芸能活動を続けながら、有名な四年制大学をちゃんと卒業する人もいるので、最近の乃木坂はとくに配慮がない気がします。

来年4月からは、生田絵梨花が大学生活をスタートさせる筈で、「両立問題」を見直さないと、メンバーが次々に卒業していく危険があります。


今の乃木坂運営には、普通の高校を辞めて、芸能活動に専念するメンバーを、より高く評価して、優先的に仕事を回す雰囲気があって、そのことも、メンバーの卒業につながっている可能性があります。

学業との両立が可能であれば、親を説得しやすいため、優秀な人材が集まりやすく、実際、乃木坂46に才能の原石が驚くほどゴロゴロいるのは、オーディション開催時に、運営がそういう意識を持っていたからじゃないでしょうか。

ところが最近は、秋元康氏の考え方なのか、運営トップの意識が変わったのか、学業を軽視する姿勢が目につく気がします。

生田絵梨花のようなメンバーが乃木坂にいて、グループの独自性を支えているのは、学業との両立が可能という出発点があったからこそで、研究生二人の卒業を機に、乃木坂の運営は、両立問題への現在の姿勢がそれで良いのかどうか、検証して欲しいですね。

(参考記事)

「何度目の青空か?」MVは、巧みな構成と緻密な物語展開で、生田絵梨花が美しく香り立つ名作 [14Sep14]

市來玲奈の卒業から見えるもの、学業との両立問題が招く乃木坂の卒業ラッシュと人材不足 [22Jul14]

乃木坂の風 01Dec13 ~ 「バレッタ」二期生PVが映し出す、乃木坂の明日


さて、次は松村沙友理の文春記事問題について。

HTCのサイトに載っているスペシャルムービーから、松村沙友理の出演部分が削除されているという話がネットに流れていたので、どういうことかと見てみたら、乃木坂が台湾でのキャンペーンを行なったときの映像で、キーワードを入れないと閲覧できない限定ムービーのことのようですね。

ハンディカメラで撮った感じの短いムービーで、確かに、松村さん映ってないようだけど、私は初めて見たので、どう変わったか分からず、「ん?、よく見つけたな、そんな変化。さゆりんご愛がよほど強いのね」という感じでした(笑)。

公式サイトのトップページには、松村沙友理が以前と変わらず、あの愛らしい笑顔で映っていて、関連動画やコメントなども、変わってないようです。


思うに、これはスポンサーのちょっとした洒落っ気じゃないでしょうか。

今回の騒動を受けて、映像を少しいじってみたから、見つけてみて下さいな、といった感じの(笑)。

実際、「松村沙友理の映像削除!」という情報がなければ、私のような、ある程度のファンでも、このスペシャルムービーは、観る機会がなかったと思う。

さらに、キーワードが必要なので、7人のメンバーのページを全部開いて、一文字ずつ拾っていき、がっつりサイトを読んでしまって、しかも、気になるので、メインの映像でさゆりんごがちゃんと映っているかどうかまでチェックするはめに。

何だか、まんまとHTCさんの思う壷にはまっているような気がするんですが(笑)。

限定ムービーを見終わった後、「ひょっとして、松村削除の情報を流したのは、HTCの人間じゃないのか?」とすら思ったのですが、考え過ぎでしょうか(笑)、でも、アクセス数は伸びたと思うな。


もし、スポンサーが本気で怒っているのなら、メインのCM映像を変える筈だけど、そこは変わっていなくて、サイトをがっつり読まないと辿り着かない限定映像に、ちょっとした仕掛けをしている。

せっかくテレビやネットで乃木坂46の松村沙友理が話題になっているのだから、その「盛り上がり」をHTC新型携帯CMサイトへのアクセス数増加につなげたいという気持ちはあるんじゃないでしょうか。

CMに起用したタレントが、危険ドラッグとか、飲酒運転とか、そういった問題を起こしたら、スポンサーは、商品イメージの悪化をおそれて、本格的な撤退を考えると思いますが、今回は恋愛の話なので、むしろその話題性を利用したいという気になっても不思議ではない。

そもそも、松村沙友理の「処分」については、運営がスポンサーに方針を伝え、了承されている筈で、その上で、ピンチはチャンス(笑)、逞しい商魂といったところを感じるのですが、どうでしょう。

HTC日本の公式サイト


しかし、テレビのワイドショーやネットの記事で、あまりに「不倫」という言葉が出回ってしまって、松村沙友理のタレントイメージを損なっている部分はあると言わざるを得ません。

一番問題なのは、松村さんは「不倫」したわけでないのに、ニュースとして紹介されるときに、「アイドルが不倫!?」という表現が必ず付けられていることです。

不倫というのは、相手が結婚していることを知りつつ、男女の関係を持ってしまうことですが、週刊文春の追加記事に載った、二人の会話を読めば明白なように、これは「ナンパ」なんですね。

誰かに聴かれているとは微塵も思わない状況で、男性がさゆりんごを、本名とはまったく異なる名前で呼んでいて、ラジオでの発言通りに、松村さんが偽名を使っていることが分かります。

さらに、彼女が素性を曖昧にする点を、男性が話題にしている会話があることなど、週刊文春は松村沙友理の主張を証明するために追加記事を出したのかと思いたくなるほどで(笑)、仕事上の付き合いではなく、二人がどこかで偶然出会ったこと、つまりナンパが切っ掛けの付き合いであることが、会話から明確に伝わってきます。

ナンパするときに、結婚していることを明かす男はいないので、さゆりんごは、相手が妻帯者だと知らなかった可能性が濃厚で、実際、文春掲載の会話にも、男性の家族について触れている箇所はありません。

もしそんな部分があったら、文春側が大喜びで書き立ててくれますよ(笑)。


しかも、文春側のおそらく3日間の追跡で判明したのは、二人で食事をし、カラオケに行き、路上での抱擁キスはあったものの、松村さんのマンション前で別れていることだけです。

3回のデートで、ホテルに入ったり、マンションで長時間過ごしたり、ということは確認されていない。

確認されてたら、即、タイトルに「お泊まり愛」をぶっこんでくるでしょう(笑)。

つまり、松村沙友理が「レコメン!」で述べたように、男女の仲にまで至っていない可能性があります。


ナンパされて、相手が妻帯者とは知らず、何度かデートして、深い仲にもならなかったのに、「アイドルの不倫」という視点でニュースが流れている。

確かに、結婚している男性と、深夜の路上で抱き合ってキスしたのは事実だけど、少なくとも、松村沙友理の立場から見れば、「不倫」と言われるような要素はない。

ナンパに付いて行くことが軽率だと言われればその通りで、やってしまったことに対して責任を問われるのは仕方ないけど、やってもないことが問題にされているのは、さゆりんごにとって、つらい状況だと思います。


松村さんにとって不運だったのは、声を掛けてきた男が、この春まで、仕事上のつながりを強く連想させる、有名マンガ雑誌のグラビア担当編集者だった点です。

グラビアの仕事を通して、付き合いが始まり、お互い相手の素性を熟知しつつ、道ならぬ恋にのめり込んでいった。

そういうシナリオの方が、書店のマンガコーナーで、たまたま大手出版社勤務の男性から声を掛けられ、トップアイドルなのに付いて行って、偽名を使って素性を隠しながら、数回に渡ってデートをしたという本当の話より、遥かにリアリティとパンチがあるので、多くの人が信じてしまうのでしょう。


「レコメン!」で、涙ながらに真実を語り、ファンや関係者、そして男性の家族に心から謝罪したのに、「そんなバカなことがあるか!」と、世間から一蹴されてしまい、「不倫アイドル」の上に、「嘘つき」にまでされてしまった。

その後、週刊文春の追加記事が出て、明らかになった詳細な会話内容は、松村さんのラジオ発言を圧倒的に裏付けていたのだけど、ワイドショーのテロップには「不倫」の文字が載せられ続けている。

ラジオ発言の翌週に出演した、テレビ朝日「MUSIC STATION」で、松村さんのアップが映ったとき、硬い表情をした彼女の右目に一粒の涙が見えた気がします。

自分が言ったことを、多くの人が信じてくれないのは、本当に、身を切るようにつらいことだろうと、胸が詰まりました。


追加記事の「会話」によると、相手は自分の仕事について、本当のことをしゃべっていて、かりに松村沙友理のラジオ発言が正しかったとしても、グラビア担当のマンガ雑誌編集者であることを彼女は知っていたのだから、付き合いを続けたのはマズかったという指摘があります。

しかし、この批判は重要な点を見逃しています。

男性がグラビア担当だったのは、今年の春までだそうで、部署異動の話が「会話」に出てきます。

つまり、松村沙友理が男性と出会った時、すでにグラビア担当ではなかったわけで、さゆりんごが、相手に対して、現在は乃木坂とあまり関係のない、出版社勤務の一般人という認識を持ったとしても、それは無理からぬことです。


もし、今後、仕事上でお世話になる可能性のある現役のグラビア担当であれば、彼女も付き合いを考えたかもしれないけど、「今は」そうではないのだから、問題ないと判断したんじゃないでしょうか。

そして、それが大きく間違った判断だとは思いません。

あるいは、男性側も、自分はすでにグラビア担当ではなく、仕事上もう直接のつながりはないのだから、アイドルと個人的にデートしても大丈夫という発想があったのかもしれない。

自分が結婚していることは、どこかに行っちゃってますが(笑)。


松村さんの「レコメン!」での発言は、運営が作文したのだという意見がありますが、私は、完全にさゆりんごの自発的コメントだと考えています。

文春記事についてしゃべり始めたとき、最初に出たのが、「記事には事実じゃないことが多い」という言葉で、聴いた途端に、「りんご、りんご、それはマズい、それは言わなくていい!」と、心の中で叫んでしまいました(笑)。

何があったのか、経緯を述べて、それが記事内容と異なっているのは良いのだけど、正面きって「記事に間違いがある」と発言すると、文春側の反撃は必至で、問題が長期化するおそれがある。

結果として、記事の信憑性をあからさまに否定されたと感じた「怒れる」文春が、新情報のないまま、取材内容の詳細を次号に掲載し、さゆりんごの発言を裏付ける形になったので、乃木坂側からすれば、開口一番の「事実じゃない」は、プラスだった面もあります。

しかし、もし誰かプロが作文して、さゆりんがそれに沿ってしゃべっているのならば、まかり間違っても、こんなフレーズを始めに持ってくるわけがない。

「レコメン!」では、松村さんが、自分の言いたいことを、自分で選んでしゃべった可能性が高く、だからこそ、文春を挑発するような言葉を入れてしまったのだと思います。


ではなぜ、松村沙友理は「事実じゃないことが多い」という言葉で始めたんでしょう。

実は、ここにこそ、さゆりんごの文春記事に対する正直な感情が表れていると思います。

記事のトップページには「不倫」「枕営業」という言葉が踊っています。

路上で抱き合ってキスしたことは事実だけど、相手が結婚していることは、おそらく記事を読んで初めて知っただろうから「不倫」と書かれてびっくりした筈で、さらに、偽名を使って、乃木坂メンバーであることを隠してデートしているのに、「枕営業」なんて、とんでもない。

あまりに事実とかけ離れた記事内容に、強いショックを受けて、少なくとも「不倫」ではないし、「枕営業」なんて絶対違う、それだけは言っておきたいという女性としての気持ちが、「事実じゃないことが多い」という大胆な冒頭発言につながったんじゃないでしょうか。


さらに、ラジオ発言では、男性の家族に謝罪する部分が、一番、長かった印象を受けました。

ハッとしたのは、「不快な思いをさせてしまって」という言葉です。

謝罪表現として深過ぎず浅過ぎない「不快」という言葉には、男女の仲には至っていない、それは分かって欲しいという滲むような思いがこもっていて、彼女の心の奥底が見えるような、生々しいものを感じました。

第三者の作った文章を、さゆりんごが読んでいるなんて、到底思えないコメントであって、聞き終わったとき、彼女は自分の言葉で、本当のことをしゃべっているのだろうと思いました。

そして、文春の追加記事が、それを裏付けることになったわけです。

さゆりんごは、記事によって、職業上の人格である「アイドルとしての自分」が批判されるのは覚悟したけど、「一人の女性としての自分」までが、誤った情報によって攻撃されることは許せなかった、ラジオでの発言から、そういう印象を受けました。


今回のことで、松村沙友理には、人を信じるという彼女の優れた才能を失って欲しくない。

人を信じる才能は、時として、有名アイドルなのにナンパに付いて行ってしまうという(笑)、信じられない行動を引き起こして、彼女を苦しめることもある。

でも、人を信じる純粋な気持ちがあるから、あれだけ素直で屈託のない、魅力的な笑顔が出来るのだと思います。

そんな笑顔が出来るのは、世界でさゆりんごただ一人であって、伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花の笑顔と同じく、間違いなく乃木坂の宝物です。

今の苦しさを乗り越えて、涙ではなく、再び、心からの笑顔を見せて下さいな。


9枚目「夏のFree&Easy」TypeB収録の「無口なライオン」MVに出てくる、浜辺に打ち捨てられたキャンピングカー。

そこだけは時間が止まって、楽しい時が続いてくれる夢の空間。

松村沙友理は、アイドルとしての時間が止まって、普通の女の子でいられる、そんな場所が欲しかったのかもしれない。

仕事で行き詰まりを感じつつ、それでも容赦のないハードスケジュールが続く中、ほんのちょっとで良いから、乃木坂メンバーになる前、自分が過ごしていたあの時間を取り戻したかった。

しかし、ささやかな願いが叶ったのは、ほんの一瞬で、その後には、経験したことのない、厳しい非難の嵐が待っていた。

MVにおいて、主人公がめくる英単語カードは、「快適な(comfortable)」の後、「罪」という言葉が出てきます。

これほど非難される、彼女が犯した「罪」とは、何だったのでしょう?


「無口なライオン」MV
クリックすると、すぐに動画が始まります。音声などにご注意下さい


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週刊文春掲載の「会話」には、松村沙友理のラジオ発言と符合する点が多い [18Oct14]

2014-10-18 14:00:00 | 芸能
文春は随分と乃木坂を気に入ってくれたようですね(笑)。

10月8日(水)発売の号に、松村沙友理が大手出版社の雑誌編集者と路上で抱擁キスする写真付き記事を載せたのに続いて、16日(木)の次号でも、その動画をウェブ公開し、飲食店内での二人の会話内容をさらに詳しく報じる追加記事を出しています。

さらに、この記事では、ウェブ限定ですが、畠中清羅と大和里菜に関して、それぞれ「お泊まり愛」と「未成年飲酒」の疑惑を写真付きで載せていて、松村さん以外のメンバーにも、乃木坂「スキャンダル」を広げています。


最初の記事に対して、松村沙友理が文化放送「レコメン!」で説明と謝罪のコメントを出しましたが、文春記事とラジオ発言は、予想以上の反響を呼んで、Yahoo!JAPANのトップニュースになり、ネットではさまざな意見が乱れ飛び、テレビのワイドショーでも取り上げられるに至ります。

書籍版より多くの写真を観ることが出来る「週刊文春デジタル」の入会者数も跳ね上がったのかもしれません(笑)、手応えを感じた文春側が、さらなる「盛り上がり」を狙って、追加記事を出したのだと思います。

もう、文春内に「乃木坂専属チーム」が出来そうな勢いで、相次ぐ「疑惑」報道に、ファンとして頭を抱えたくなります。


追加記事の動画は、さすがに写真より迫力があるものの(笑)、基本的には同じ内容で、二人が抱き合い、キスをするシーンが映っているようです。

一方、二人の会話に関しては、連続記事によって、おおよその流れが見えてきました。

前々回の記事『松村沙友理ラジオ発言の信憑性を考える、それは切ない「恋愛ごっこ」だったのか [10Oct14]』で指摘したように、会話を傍受した方法やその店に二人が訪れた証拠など、信頼性を判断する材料が乏しく、本当に二人の会話なのか、どこまで正確に聴き取ったのか、根本的な疑問は残ります。

ただ、書かれている会話内容を二人がしゃべったのだと仮定しても、実は、彼女の話と合致する点が多いんですね。

文春は松村沙友理のラジオ発言には嘘があると示したかったようですが、むしろ「言い訳」を裏付ける内容が少なくない。


まず、松村さんは、「偽名」を使って会っていたと述べていますが、実際、「会話」でも男性は彼女を「まつむら」や「さゆり」ではなく、それとは全く無関係な、別の名前で呼んでいます。

「会話」の内容から考えて、二人が周りに聴かれることを警戒している様子はなく、もちろん週刊誌の記者が聞き耳を立てているなど、微塵も思わず、雑誌編集やアイドルなんて危険な話題について(笑)、ペラペラしゃべっている。

従って、外部へのカモフラージュとして本名を使わなかったのではなく、本当に松村さんは「偽名」で相手と会っていたのだと思います。

そして、「偽名」だったならば、それは二人の関係性を推測する上で、大きな意味を持ちます。


もし、松村さんが相手の雑誌編集者と、グラビアの仕事を通して知り合い、付き合うようになったのであれば、最初から乃木坂46の松村沙友理として登場したのだから、「偽名」は使わないでしょう。

周りに気づかれないよう、本名と関係ない呼び方にお互いで決めた可能性を完全には排除出来ないけど、そこまで慎重なカップルには見えません(笑)。

つまり、二人が最初に出会ったのは、仕事絡みではないということです。

最初の文春記事のタイトルには「枕営業か?」との文字が踊っていますが、「偽名」を使って素性を隠していたのなら、「枕」になりませんね(笑)。


では、さゆりんは、この出版関係者と、どういう経緯で知り合ったんでしょう。

そのヒントになりそうなものが、男性が彼女に言ったとされる次の話にあります。

コミックスって家のどこにしまっているの?あんなに買ってるのに部屋になかったよね

松村さんが、コミックスを「あんなに買っている」ことを、なぜ男性は知っているんでしょう?

書店のマンガコーナーが、出会いの場だったからじゃないでしょうか。

さゆりんは、大量のマンガを買おうとしていて、それを相手の男性が見ていたとすれば、辻褄が合います。

「街中でナンパされました」というラジオでの発言は、文春掲載の「会話」とよく符合していて、松村さんが真実を語っている可能性が高まってきます。


さらに、「部屋になかったよね」から、男性は松村さんの部屋を訪れたことがあるようですが、「コミックスって家のどこにしまっているの?」を考えると、その訪問は、短時間だったとみるのが妥当です。

もし、頻繁に松村さんの部屋に来ていたり、長時間居たのだとすれば、共通する興味がアニメやマンガであることから、自慢の蔵書をさゆりんごが披露して、男性は、マンガがどこにしまってあるのか、知っている確率が高い。

おそらく一人暮らしのさほど大きくない部屋だと思うけど、大量のマンガがどこに置いてあるのか知らないというのは、男性の松村沙友理宅への出入りが限定的だったことを示唆しています。


松村さんは、ナンパされて食事に行ったと、ラジオで話しています。

ナンパする前、書店のマンガコーナーで、二人は何度か会っていて、お互いふんわりと知っていたのかもしれません。

その中で、彼は松村さんが、毎回、たくさんのマンガを買うことを認識していた。

そして、声を掛けた日、男性は、食事の後、さゆりんの部屋まで、その重い荷物を持っていってあげた可能性がある。

マンガは部屋に置いて帰ったのだけど、ざっと見た感じ、大量のマンガが積んであるようなことはなかった。

あくまで私の推測に過ぎませんが、書店のマンガコーナーを出発点に二人の関係を考えると、ラジオでの発言と文春の「会話」が意味のある符合を見せ始めます。

よく知らない男性を部屋まで来させたとすれば、不用心な話だけど、以下のブログに書いたように、さゆりんには、人を信じる純粋さみたいなものがあって、あれこれ話してみて、信頼出来る人だと感じると、一気に警戒心が薄れるのかもしれません。

乃木坂の風 11Nov13 ~ 深川麻衣が出演!「うまズキッ!」、純朴クネクネ松村沙友理はウソが苦手


「会話」によると、松村さんは、スターを目指して頑張っている、新人アイドルというキャラ設定にしていた節がある(笑)。

これは賢いです。

アイドルと全然違う仕事だと、経験がないので、話が続かない上に、相手に嘘だと見破られる確率が高くなる。

本当の自分と同じ職業に設定すれば、乃木坂のオーディションや握手会での体験を生かして、無理のない話をすることが出来る。

乃木坂メンバーであるという一点だけ嘘をつけばいいわけで、上手いやり方だし、かなりのリアリティを出せます。


一方、相手の男性は、自らを雑誌編集者と名乗っていて、担当していたマンガ誌を明かしている。

ここに嘘はないようです。

しかし、松村さんからすれば、ナンパされて初めて知り合った間柄で、「偽名」が通用するほど、まったく面識がないのだから、乃木坂がグラビアに載ったことがあるとはいえ、「ほとんど相手の素性を知らなかった」というのは、間違った表現ではないと思います。

出版関係者の話を読んでいると、グラビアを撮る際に、アイドルと直接に接触するのは、カメラマンであって、編集者はマネージャーとの打ち合わせが主で、本人に会う機会は少なく、会ったとしても、挨拶程度のことが多いようです。

とくに、乃木坂は複数人数で撮影することが多く、さゆりんごだけが現場で編集者と親しく話をする、ましてや個人的なアドレスやアカウントをやりとりするとは思えない。

松村沙友理にとって、マンガ雑誌の編集者は憧れの対象になり得ても、仕事を一緒にする関係者と捉える意識は乏しかったんじゃないでしょうか。

そして、よく知らない職業の人間だからこそ、マンガ雑誌編集の裏側など、男性の話が新鮮で、引き込まれていったのかもしれません。


文春の記事にあるように、カラオケデートや路上キスを目撃された夜、松村さんは、最終的には、マンションの前で別れて、男性を部屋に入れていません。

男性が松村沙友理の部屋に何度も出入りしているのであれば、外でのデートを早めに切り上げて、自宅で飲むと思うけど、彼女はそれをしなかった。

部屋に長時間入れたら、乃木坂46の松村沙友理だとバレてしまう心配があり、加えて、そこまでの関係はマズいという気持ちがあったんじゃないでしょうか。

マンション前や公園での抱擁キスが強烈なので(笑)、すでに男女の関係になっていると考えたくなるけど、彼女くらいの年齢であれば、恋人気分でイチャイチャする方が楽しいという心理は珍しくないので、「深い仲ではなかった」としても、とくに不自然ではないと思います。

内で「熱い」のであれば、外では、あんなに熱くならないという見方も出来ますし(笑)。


二人がデートした高級カラオケ店は、個室にシャワーやトイレが付いているという話があって、「やっぱり、男女の仲だったんじゃないか」という憶測を生んでいる部分があります。

しかし、女性は「アイドル」なのだから、普通のカラオケのように、トイレが外にある状況だと、他の客と会ってしまって、「あれ?乃木坂の松村じゃないの?」と騒ぎになる可能性があるので、そこを配慮してこういったカラオケ店を選んだのだと思います。

ただ、違う部屋の客同士がなるべく会わないように、お互いのプライバシーを守る仕組みにはなっていても、店に対して、客のプライバシーが守られている保証はないわけで、カラオケなのだから、各部屋の様子を把握するために、モニターカメラを設置している可能性だってある。

そんなところで、男女の行為に及ぶカップルは、中学生じゃないんだから、まあ少ないんじゃないでしょうか(笑)。

そういうことをやりたければ、ホテルに行けばいいし、どちらかが一人暮らしであれば、そのマンションに行けばいいわけで、高級カラオケ店でデートしたから男女の関係とは言えないでしょう。


「男女の仲という感じでは全くない」という松村沙友理の発言は、実際その通りだったのだろうと、私は思っています。

松村さんのマンションを、男性が頻繁に訪れ、かなりの時間一緒に過ごしていたのであれば、そういう関係を疑う気持ちになるけど、食事して、カラオケに行って、マンションの前で別れるという行動パターンを見ると、深い仲だったとは思えない部分がある。

男女の関係には、さまざまなケースがあるし、文春が取材した日以外にも会っている可能性があるので、一概に結論は出せないけど、本人がそういう仲ではないと主張していて、それを強く否定する事実がなく、色んな話の辻褄も合っているのだから、その発言を信じてあげてもいいんじゃないでしょうか。

男女の仲であるという指摘は、場合によって、その人たちの社会的名誉を傷つけることがあるので、ラブホテルから二人で出てきたとか(笑)、マンション連泊といったことがないのであれば、本人の主張をまずは受け入れるのが一番だと、私は思いますよ。


グラビア担当の経験がある雑誌編集者が、乃木坂46を知らない筈はないので、彼は、松村さんの素性に薄々気づきながら、「偽名」に付き合っていたと考えるのが、現実的な推測でしょう。

そして、乃木坂の背後には大きな会社が控えているので、万が一、付き合いが発覚したら、自分が編集者としてどういう立場に陥るのか、分からない筈はなく、手を出さない、あるいは出せない状況になるのは、十分に考えられます。

二人の行動を見ていると、大胆なキスシーンの割には、どこか腰の引けた部分があって、「恋愛ごっこ」という芝居を演じている雰囲気すら漂っている。

松村さんも男性も、様々な現実が頭をよぎって、結局、最後の一線を越えることはなかったけど、だからこそ、一線までギリギリに迫って、熱くなってしまったのかもしれません。

イチャイチャすることが、イコール男女関係がある、とは必ずしも言えないですから。


このように、松村沙友理の「レコメン!」での発言と文春が載せた「会話」を突き合わせてみると、「街中(書店のマンガコーナー)でナンパされた」「偽名を使っていた」「仕事上の知り合いではなく、相手の素性をほとんど知らなかった」「男女の仲ではない」というさゆりんごの話は、「会話」の内容や報道された事実とかなり良好に合致しているように見えます。

スキャンダルを暴こうとする側の資料が、彼女の説明を裏付ける格好になっているわけで、ラジオ発言の信憑性は高いと言っていいんじゃないでしょうか。

乃木坂が表紙になったこともある雑誌の編集者と、松村沙友理がナンパで偶然出会ったなんて、あまりに不自然という意見がありますが、「事実は小説より奇なり」で(笑)、一見不自然に思えることが本当に起こるのは、珍しいことではない。

しかも、マンガ好きという接点を通してみれば、二人が書店で出会う可能性は案外少なくなかったと思います。

そうですね、私も、大きな書店のマンガコーナーに、ちょっと行ってみたくなりました(笑)。


ところで、週刊文春の追加記事には、ネットだけですが、畠中清羅と大和里菜の話も、写真付きで載っているようです。

この情報に関しては、写真の人物が本当に自分なのかを含めて、本人のコメントを聴いてみないと、何とも言えません。

ただ、個人的な感想を述べると、日常生活の一コマのような雰囲気で、二人で買い物というのは、路上キス以上に、関係の進行を感じさせるものがあって、彼氏彼女の関係なのかなという印象は受けます。

あくまで現時点での印象ですよ、もし畠中さんが、それを否定するのであれば、私は彼女の言うことを信じます。


大和里菜の飲酒疑惑も、本人が自分ではないと言えば、それを信じますが、もし本当に六本木のバーに出入りしていたのであれば、ちょっと問題があります。

トマトさんは、今年12月に20歳となる現在19歳で、「お酒は20歳になってから」と責めるのも可哀想なんですが、法律として書かれている上に、最近、コンビニでも認証を要求する店があるように、酒類の年齢制限は社会的に厳しくなっている。

とくに多くのファンを持つ芸能人は、一種のお手本として、よりシビアな遵法精神を求められます。

もし、報道内容が本当であれば、今後の芸能活動のためにも、きちっと謝罪して、反省の意思を示した方がいいと思います。


今回の文春報道は、乃木坂にとって、大きな教訓になったんじゃないでしょうか。

乃木坂はメンバーが考える以上に有名になってきて、そのプライベートがニュースになるような、もはや普通人とは違うカテゴリーに入ってきました。

松村沙友理は、自分の記事が載ることを知らされてから、何も手に付かなかったそうです。

こういう記事が出ると、何より自分が苦しい思いをするので、くれぐれも脇の甘い行動は自制した方がいいということですね。

何とか、今のピンチを乗り切って、より成長した松村沙友理を見せて下さいな。

今後も変わらず、応援していきますよ、さゆりんごを。


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「何度目の青空か?」初動は歴代最高47万9千枚、強まる握手会依存と回復し始めたアンダー人気 [15Oct14]

2014-10-15 16:00:00 | 芸能
引っ越しって大変ですね(笑)。

押し入れの奥から、次から次にものが出てきて、そのほとんどが「おおー、こんなものとっておいたんか」とか、「絶対に使わへんな、これ」。

結局、家の中にあるものの80%くらいは、不用品であると分かって、愕然としました。

随分と長い間、残り20%で生きてきて、必要なものの置き場に困っていたわけで、もっと前に整理しておけば、部屋を広く使えたのにと、反省したものの遅過ぎです(笑)。


今日、PCをセッティングして、ネット環境が回復したので、ブログが更新出来るようになりました。

ただ、まだテレビは観られなくて、というのも、テレビのケーブルをTV端子につないで、全然映らず、初めて電波が来てない事実に気がついたという(笑)。

今週は、乃木坂が「MUSIC STATION」に出演するので、金曜日までにはアンテナを立てたいんだけど、すぐに設置できるものじゃないだろうから、アンテナなしで観る方法を考えなきゃ。

ワンセグテレビを緊急で買うか、いざとなったら車のカーナビという手があって、走行中はテレビ画面が映らないので、音声だけ流して、乃木坂が出てきたら、すぐに駐車して映像を観るというプランを、わりと真剣に検討しています(笑)。

「radiko」みたいにテレビもネットで流してくれたら、簡単なんだけど、何年経ってもそうならないのは大人の事情ってやつでしょうか(笑)。


さて、10枚目「何度目の青空か?」のオリコン週間ランキングは、47万9千枚の1位でした。

サウンドスキャン第1週の数字も出たので、過去のシングルと比較してみましょう。

(表1) 店頭販売と個別握手会の売り上げ推移

凡例
シングル番号 : 店頭販売第1週売り上げ + 個別握手会売り上げ = オリコン初動 (オリコン順位, 初動(CS/OC)比)

01枚目 : 08.3 + 05.3 = 13.6 (2位, 61.2%)
02枚目 : 07.3 + 08.2 = 15.6 (1位, 47.2%)
03枚目 : 06.1 + 12.6 = 18.7 (1位, 32.6%)
04枚目 : 06.6 + 16.7 = 23.3 (1位, 28.3%)
05枚目 : 07.2 + 17.0 = 24.2 (1位, 29.6%)
06枚目 : 09.7 + 24.0 = 33.7 (1位, 28.9%)
07枚目 : 09.0 + 30.5 = 39.5 (1位, 22.8%)
08枚目 : 11.8 + 34.0 = 45.8 (1位, 25.7%)
09枚目 : 11.0 + 31.1 = 42.2 (1位, 26.2%)

10枚目:11.7 + 36.2 = 47.9 (1位, 24.5%)

#「オリコン初動」はオリコン週間ランキングに初登場したときの売り上げ枚数
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、店頭販売される全タイプのCDについて、その第1週売り上げ枚数を合計したもの。
サウンドスキャンTOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「CS」は店頭販売(Counter Sale)、「OC」はオリコン
# 初動(CS/OC)比は、店頭販売第1週をオリコン初動で割ったもの。数値が小さいほど、CDセールスの個別握手会依存が高いことを示す
# 個別握手会売り上げはオリコン初動から店頭販売第1週を引いて求めている
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
# 桁数を揃えるため、上位桁に「0」を挿入している数字がある


見事に歴代最高のオリコン初動を達成です。

また、個別握手会による売り上げも過去最高の36万2千枚で、開催日数をこれまでの6日から7日にして、総部数を一気に120部増やした効果が出ています。

一方、店頭販売は、初回限定盤の特典が、関東1日のミニライブなし全国握手会と、大阪、名古屋での抽選制による似顔絵会&ライブになり、お得感がかなり下がった割には、11万7千枚という過去2番目の売り上げとなり、大幅減も心配されたので、何とか「踏みとどまった」感があります。

しかし、店頭販売が全売り上げに占める割合である初動(CS/OC)比は、8枚目が25.7%、9枚目26.2%に対して、10枚目は24.5%と低下していて、CDセールスの握手会依存が強まったことが分かります。


オリコン初動が前作、前々作を上回ったのは、以下のように、個別握手会の売り上げが伸びたからです。

(表2) 10枚目「何度目の青空か?」第1週売り上げの前作「夏のFree&Easy」、前々作「気づいたら片想い」からの伸びの内訳

前作からの伸び:+5.7万枚
店頭販売 => +0.7万枚
個別握手 => +5.0万枚

前々作からの伸び:+2.1万枚
店頭販売 => -0.0枚 (300枚減)
個別握手 => +2.1万枚


店頭販売に関しては、前作から7千枚のアップ、前々作とはほぼ同じでした。

10枚目は勝負のシングルとして、歌ダンスのレベルが高い生田絵梨花をセンターにして、大々的なキャンペーンを展開したのですが、やはり、警備上の問題から、全国握手会のミニライブがなくなったことが影響して、初回限定盤のセールスが思うようには伸びなかった面があるかもしれません。


それに対して、個別握手会では、以下のように、部数の増加にも関わらず、「1期10」が1人あたりの完売部数を伸ばして、売り上げ枚数を大きくアップさせています。

(表3) 8枚目、9枚目、10枚目の初動算入時点での個別握手会売り上げに関する、各グループのデータ

凡例
シングル番号:完売部数/担当部数 (完売率) 1部以上完売の人数/総人数 1人当たりの平均完売部数 [推定売り上げ枚数]

# 8枚目は第8次応募分まで、9枚目と10枚目は9次応募分まで
#「1期10」は、白石、西野、秋元、深川、橋本、桜井、松村、衛藤、若月、生田の10人
#「1期20」は、「1期10」以外の1期メンバー
#「2期」は、正規、研究生を問わず、すべての二期生
# 9枚目は生田絵梨花が不参加

「1期10」
08枚目:264部/294部 (89.8%) 10人/10人 26.4部 [19.5万枚]
09枚目:249部/270部 (92.2%) 09人/09人 27.7部 [18.0万枚]
10枚目:320部/335部 (95.5%) 10人/10人 32.0部 [22.5万枚]

「1期20」
08枚目:27部/330部 (8.2%) 10人/20人 1.4部 [10.7万枚]
09枚目:07部/357部 (2.0%) 03人/19人 0.4部 [08.7万枚]
10枚目:19部/400部 (4.8%) 11人/18人 1.1部 [11.9万枚]

「2期」
08枚目:6部/135部 (04.4%) 3人/12人 0.5部 [4.0万枚]
09枚目:3部/149部 (02.0%) 1人/12人 0.3部 [3.7万枚]
10枚目:3部/162部 (01.9%) 2人/11人, 0.3部 [4.4万枚]


さらに「1期20」は、完売人数を前作の3人から11人に伸ばして、前々作の10人と同じレベルに回復させ、1人あたりの完売部数も前作の0.4部から1.1部に上げています。

グループ全体の推定売り上げ枚数が増加していることからも、「1期10」との差は依然として大きいものの、人気は上昇傾向を示しています。

第9次応募終了時点での推定枚数による順位では、16位以内に入っているアンダーメンバーは、伊藤万理華、永島聖羅、中田花奈、井上小百合、齋藤飛鳥で、テレビ・ラジオやアンダーライブでの活躍が人気につながっている節がある。

ここにきて、「乃木坂って、どこ?」への積極起用や3シングル連続となったアンダーライブなど、「1期20」メンバーに対するプロモーションが、徐々に功を奏してきているのかもしれません。

「2期」については、推定売り上げ枚数は伸びているものの、完売人数や1人あたりの完売部数から判断して、前作とあまり変わらない状況のように思えます。

「1期20」の人気が上り調子であることを考えると、停滞している感のある「2期」を、今後どうやってプロモーションしていくか、新たな問題になる可能性があります。


このように個別握手会はおおむね好調で、40万枚近い売り上げを叩き出していますが、収支に目を向けると、良いことばかりではない。

(表4) 歴代シングル個別握手会の100部当たりの第1週売り上げ枚数

凡例
シングル番号 : 個別100部当たりに換算した売上枚数 [個別総日数 総部数]

01枚目:1.9万枚/百部 [3日 300部]
02枚目:2.8万枚/百部 [2日+ミニ4日 300部]
03枚目:3.9万枚/百部 [4日 330部]
04枚目:4.0万枚/百部 [5日 430部]
05枚目:4.0万枚/百部 [5日 437部]
06枚目:3.9万枚/百部 [6日 630部]
07枚目:4.7万枚/百部 [6日 664部] (5次分まで)
08枚目:4.5万枚/百部 [6日 759部] (8次分まで)
09枚目:4.0万枚/百部 [6日 786部] (9次分まで)

10枚目:4.0万枚/百部 [7日 915部] (9次分まで)

# 売り上げ枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入
#「5次分まで」は個別握手会第5次応募分までが第1週売り上げに計上されていることを示す


100部あたりの売り上げ枚数は、8枚目以降、減少傾向にあって、10枚目では、なんとか9枚目と同じ4万枚を維持しましたが、個別握手会の日数を1日増やしているので、開催費用の大幅増加を強いられる筈で、前作並みでは厳しいかもしれません。

必要な費用が膨れてしまうと、収益効率が悪くなり、売り上げ枚数が増えても、なかなか利益に結びつかなくなってきます。

とくに、8枚目以降、発売前の応募受付回数を増やすなど、初動算入分を上げる措置を講じているので、100部あたり売り上げ枚数の低落傾向を明白にストップしたいところです。

やはり、「1期20」と「2期」の本格的人気上昇がなければ、部数や日数の増加による効果は、すぐに限界を迎え、収益効率の低下が収支を圧迫していくと思います。

つまり、人気の底上げがなければ、握手会規模の拡大による「右肩上がり」を続けるのは難しいんじゃないでしょうか。

理想なのは、総部数を減らしているのに、メンバーの人気が上がって、総売り上げが伸びることで、そうなれば当然、収支も良くなるでしょう。

正直、7日915部というトンデモナイ規模の握手会を開催しなければならない時点で、どこかに問題があるのだと思います。


オリコン初動47万9千枚は、『10枚目「何度目の青空か?」の初動予想は48万枚、店頭販売次第も初動50万枚達成が射程圏 [05Oct14]』で書いた予想が、ぴったり当たってしまいました(笑)。

しかし、個別売り上げは、以下のように、第8次応募後を37万枚、第9次応募後が39万2千枚と、完売状況から計算していて、それが実際には36万2千枚だったわけで、3万枚もの食い違いには驚きました。


(表5) 10枚目「何度目の青空か?」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に確実に算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部が算入された可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味

10枚目「何度目の青空か?」
発売日 2014年10月8日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年10月12日(日)
受付間隔:1週間に1回
初動算入:第9次分まで
初動算入分:36.2万枚
第4次応募まで
発売 =25日=> 第1回 =77日=> 第5回 (102日)
第5次応募より
発売 =25日=> 第1回 =90日=> 最終第6回 (115日)
第6次応募より
発売 =25日=> 第1回 =98日=> 最終第7回 (123日)

[01次] +03 {003/640, 0.6万枚} (2014/08/08~08/08, -65d)
[02次] +75 {078/640, 12.0万枚} (08/14~08/15, -58d)
[03次] +64 {142/640, 19.7万枚} (08/21~08/22, -51d)
[04次] +39 {181/640, 23.1万枚} (08/28~08/29, -44d)
[05次] +24 {205/775, 27.0万枚} (09/04~09/05, -37d)
[06次] +43 {248/902, 32.1万枚} (09/11~09/12, -30d)
[07次] +37 {285/902, 34.8万枚} (09/18~09/19, -23d)
[08次] +33 {318/902, 37.0万枚} (09/25~09/26, -16d)
[09次] +29 {347/902, 39.2万枚} (10/02~10/03, -09d)
[10次] +?? (10/09~10/10, -02d)
[11次] +?? (10/16~10/17, +05d)
[12次] +?? (10/23~10/24, +12d)


推定値と実値が異なった原因は、二つほど考えられます。

一つは、来年1月31(土)の東京ビッグサイトが第5次から、2月8(日)のパシフィコ横浜が第6次から受付開始で、大口の関東会場が二つも途中からの応募になったことです。

人気のあるメンバーと時間帯が一気に埋まり、そうでない部はまだ動きが鈍く、非完売部の充填率が、通常の場合より低かったのかもしれません。

11枚目で個別の追加があった場合は、その会場分だけ切り離してシミュレーションを行なってみようかと思います。


もう一つ考えられるのは、運営が初動を48万枚あたりに持っていこうとして、オリコンに流し込む枚数を調整した可能性です。

実は、このブログで48万枚という最終予想を出したとき、決め手になったのは、「前作6万枚アップ」の法則です(笑)。

(表1)を見ると、オリコン初動は、6枚目から7枚目、7枚目から8枚目がいずれも6万枚ほど増加している。

8枚目から9枚目は、前作割れになってしまったけど、以前から、乃木坂の運営は、前作初動を6万枚上回る数字を、目標に据えているのではないかと感じていました。


『10枚目「何度目の青空か?」の初動予想は48万枚、店頭販売次第も初動50万枚達成が射程圏 [05Oct14]』の記事では、第8次応募終了時点で個別分は推定37万枚、そこから第9次後を38万枚とし、店頭販売が10万枚で、初動予想は48万枚と書きました。

しかし、初回限定盤の売り上げ枚数は、予測するヒントすらほとんどありません。

そこで、「6万枚アップ」を適用して、9枚目初動である42万2千枚から10枚目の運営目標を48万枚くらいだろうと考えて、そこから個別予測の38万枚を引いたというのが、正直な筋道です(笑)。

蓋を開けてみると、個別握手会分は3万枚近く外している可能性があって、店頭販売分は2万枚ほど異なっていたけど、なぜか併せた数字は48万枚でぴったりだった。


ん~、どうなんでしょう、「6万枚アップ」って、運営の政治的目標値なんでしょうか。

考えてみると、48万は良く出来た数字で(笑)、歴代最高であるけど、例えば49万8千枚のように、「50万枚には届かなかった」感は少なくて、では次のシングルで頑張りましょうと思えるところがある。

あまり一気にオリコンを上げてしまうと、次のシングルで前作を越えるのが難しくなるので、ちょうど良い落としどころが「6万枚」であり、「48万枚」は、「50万枚に肉薄」であって、「惜しくも50万枚ならず」ではない(笑)。

CDをいつ発送するかは、ソニー側が決定できるので、少ない枚数を多くすることは不可能だけど、多い枚数を減らすことは、やろうと思えば出来なくはない。

乃木坂の運営は、オリコン初動の集計締切日までの応募次数を調整することで、CDセールスの「右肩上がり」を演出してきた面があるけど、発売日付近で、さらに細かく流入量を微調整して、低過ぎず、高過ぎない、程よい売り上げ枚数に近づけているのかもしれません。

それとも、ちょっと、考え過ぎでしょうか(笑)。


関東会場の途中応募開始によってシミュレーションの誤差が大きくなった可能性と運営がオリコンに流し込む量を調整している可能性の二つが思いつくことで、あるいは両方が同時に起こって、個別握手会の初動算入分が3万枚ほど外れたんじゃないかと考えています。

発売二週目のオリコンが相当に高い数字になれば、後者の可能性を疑ってみたくなります。



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乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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松村沙友理ラジオ発言の信憑性を考える、それは切ない「恋愛ごっこ」だったのか [10Oct14]

2014-10-10 20:00:00 | 芸能
8日夜、文化放送「レコメン」で、週刊文春に掲載される路上キス写真の記事について、松村沙友理が説明と謝罪を行なったあと、ネットにはさまざなな声が出ています。

ちょっと驚いたのは、「説明に無理がありすぎる」という意見が多いことです。

その指摘が正しければ、松村さんは真実を語っていないことになるわけで、新たな問題になります。

本当に「無理」があるのか、レコメンでの発言を考えてみます。


まず、「ナンパされた」という点について、乃木坂が表紙を飾ったことのあるマンガ雑誌を、この春まで編集していた出版社の男性と、「たまたま出会った」というのは、いくらなんでも出来過ぎという意見があります。

仕事上で知り合ったと考える方が自然という指摘です。

しかし、街中でナンパされたという話については、乃木坂関係者への取材で、書店のマンガコーナーで出会ったという情報を載せている記事がある。

出版社の人間が大きな書店に足繁く通っていても全然おかしくないし、その男性はマンガ雑誌の編集者だったわけで、マンガコーナーに頻繁に立ち寄っても不思議ではない。

一方、松村沙友理は、よく知られているように、無類の二次元ファンで、品揃えの良い大きな書店のマンガコーナーにしょっちゅう現れるのは、ごく自然なことです。

つまり、書店であれば、アニメやマンガを大好な松村沙友理が、出版社の人間と、「出会う」確率は、思っている以上に高いんじゃないでしょうか。

例えば、男性が仕事を兼ねて、売れ筋のマンガをチェックしていて、松村さんが店員だと思って、探しているマンガについて訊ねるといったことは起こり得るでしょう。

松村さん自身は、出会いの詳しい経緯を語っていませんが、場所によっては、出版社の人間と偶然会ってもおかしくないわけで、「ナンパされた」という話に、「無理がある」とは言えないと思います。


次に、「男女の関係ではなかった」という点です。

これも頷けるものがあります。

というのも、松村さんの自宅マンション前で抱擁しあう場面が写真に撮られていますが、なぜ部屋に入らないのか?、とツッコミたくなります(笑)。

もし、男性が何度も部屋を訪れているのであれば、二人はマンションに入った筈で、そうしなかったのは、そこまでの仲ではなく、ちゃんと一線を引いていたからと考えるのが妥当です。


また、自宅近くの公園で、二人で時間を過ごしていたそうですが、家に親がいるならともかく(笑)、一人暮らしなのだから、部屋でゆっくりした方が良いでしょう。

松村さんが実は一人暮らしではなく、他のメンバーと一緒に住んでいる可能性、あるいは、その時、たまたま誰かが泊まっていた可能性は、完全には排除出来ません。

しかし、記事に書かれているデートの様子は、二人でカラオケ店にいたということで、ホテルに出入りしたなど、男女の仲を強く示すような話はない。

路上で抱き合う写真が、ドラマでもなかなか見ないほど、インパクトがあるので(笑)、深い仲を連想しがちですが、二人の行動パターンは、むしろ、そういう仲ではないという彼女の発言を支持しているように見えます。


男性が松村さんの家に行ったという噂は、二人が交わした「会話」なるものから出ているように思いますが、どうやって二人の会話を傍受したのか、疑問を感じます。

盗聴でもしない限り、細部まで鮮明に会話内容を聴き取るのは不可能で、大物政治家のスキャンダルならともかく、新人アイドルである松村沙友理に対して、週刊誌がそこまでやるとは思えません。

おそらく、松村沙友理がデートしているという情報が入って、文春が外で張り込みを掛け、店への出入りを確認し、路上でのシーンを撮影した程度じゃないでしょうか。

記者が店に入って、二人の様子を調べるほど、気合いの入った取材ではないような気がするのですが(笑)。


結局、何があったのか、知っているのは当の二人だけです。

そして、その一人である松村沙友理が、ラジオという公共ツールを通して、自分の口で起こったことを話したのだから、その内容にはかなりの重みがあります。

裁判のように、真実を述べますと宣誓するわけじゃないけど、万が一、本当でないことを話して、後で発覚したら、社会人として大きく信用を落としてしまうので、軽々に嘘をつくなんて心情にはならないでしょう。


もし、松村さんの説明の中に、相互に矛盾する話が存在するのであれば、信憑性を疑う根拠となりますが、私が聴いた限りでは、そういった内部矛盾はなく、筋道は通っていました。

記事の内容には事実じゃないことがあると発言していたけど、写真の人物が自分であることは認めていて、彼女の説明と目撃された部分の間に矛盾はありません。


もちろん、今後、発言内容と矛盾する事実が出てきたら、その際は、改めて信憑性が問われることになります。

例えば、「相手の素性を知らなかった」という点は、二人が以前グラビアの仕事を現場で一緒に行なっていたという証拠が出てくれば、明らかに「無理のある」主張になってくる。

しかし、現在出ている情報は、相手の男性が、この春まで、乃木坂が載ったことのある雑誌の編集者だったというだけで、松村沙友理と仕事をしたという情報を、私は目にしていません。

松村さんの発言に疑問を抱かせる「証拠」が出てくれば話は違ってきますが、自己矛盾がなく、週刊誌報道とも大筋で一致する説明を、ラジオというマスメディアを通して行なったのだから、まずはそれを信じるのが、論理的で公正な態度じゃないでしょうか。

しっかりした根拠がないのに、「そんなことあるわけないだろう!」と聴いた途端に否定するのだとすれば、思い込みが入り過ぎた見方だと思います。


では、なぜ松村沙友理は、複数回デートを重ね、「酔った勢い」とはいえ、路上で抱き合ってキスということになったんでしょう。

私の憶測ですが、ラジオ発言にあったように、仕事での行き詰まりから、心に大きな寂しさを抱え、彼女は二次元ではなく、三次元での「恋愛ゲーム」を求めたんじゃないでしょうか。

人目をはばからず、恋人と路上で抱き合うというのは、恋愛ゲームの中では、とくに劇的なシーンで、その甘い物語の主人公になりたかった。

もちろん、普段であれば、アイドルということで、そういう欲求は人一倍強く抑え込むのだけど、一緒に食事したり、カラオケに行ってくれる男性の友達が出来て、心がふっと緩んで、お酒の勢いで、危険なことと分かっていたけど、大胆な行動を取ってしまった。

「恋愛ごっこ」ではあるけど、その瞬間、乃木坂に入って叶わぬ夢となった、きらめく恋愛物語のヒロインになることが出来た。


20歳前後の女性が、「恋愛禁止」という理不尽なルールのもと、超ハードスケジュールで働き続けて、あるとき、ふと寂しさから、ナンパについて行って、酒の勢いを借りて、女の子としてやってみたかった夢をこっそり叶えた。

アイドルとして軽率と言われればそれまでだけど、私は、松村沙友理を責める気持ちには、まったくなりません。

せめて、新宿や銀座といった都心じゃなくて、もっと郊外で会っていれば、週刊誌の取材網に掛からなかったのかな、吉祥寺ならどうだったかな(笑)、などど思うばかりです。

私が後悔しても、しょうがないんだけど(笑)。


乃木坂の運営は、今回の件で、松村沙友理を「処分しない」方針だそうですが、彼女には、ファンの大量離脱が待っているかもしれない。

以前、橋本奈々未が「BAD BOYS J」に出始めた頃、個別握手会の完売スピードが目に見えて鈍ったことがあります。

ドラマの中の話であるのに、主人公の恋人役という部分が、ファンを遠ざけてしまった可能性があって、個別での売り上げは、微妙な心理に左右される面がある。


松村さんの場合は、ドラマではなく、現実世界の出来事なので、ファンに与える衝撃は甚大で、次の11枚目シングル個別では、完売部数の相当な減少を覚悟する必要があります。

ただ、橋本奈々未は、「BAD BOYS J」を通して女性ファンを増やし、その後、完売部数も増加に転じ、より幅広い層から支持される人気メンバーに成長したと思います。

さゆりんも、一時期、厳しい状況に陥るかもしれないけど、それを乗り越えて、より幅広く、より成熟した人気を獲得していって欲しい。

おぎやはぎじゃないけど、私も、今回のことで、むしろ松村沙友理をさらに好きになってしまって(笑)、そういう人は少なくないと思うので、反省は大事だけど、出来るだけ前向きに考えて、進んで下さいませ。

アイドルに徹し切れない人間らしい部分がかえって好感を呼んだり、見ていてヒヤヒヤ、心配させられる奴ほど、可愛いという心理もあるからね(笑)。


ところで、先ほど10月9日(木)付のオリコンデイリーが発表され、3日目の売り上げは、8千枚の2位でした。

ちなみに、3位は9枚目「夏のFree&Easy」です(笑)。

(表1) 歴代シングルの初日、初動と1週間での積み上げ枚数

凡例
シングル番号 オリコン初日枚数 ==> オリコン初動枚数 (+初動と初日の差)「タイトル」

# 売り上げ枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入
#「初日」とはオリコンデイリーに初登場する日の売り上げ。ほとんどの場合、発売前日の「フラゲ日」の数字
#「初動」とはオリコンウィークリーに初登場する週の売り上げ、つまり第1週売り上げのこと

01枚目 08.5万枚 ==> 13.6万枚 (+5.1万枚)「ぐるぐるカーテン」
02枚目 11.1万枚 ==> 15.6万枚 (+4.4万枚)「おいでシャンプー」
03枚目 15.0万枚 ==> 18.7万枚 (+3.7万枚)「走れ!Bicycle」
04枚目 19.0万枚 ==> 23.3万枚 (+4.3万枚)「制服のマネキン」
05枚目 20.4万枚 ==> 24.2万枚 (+3.8万枚)「君の名は希望」
06枚目 28.6万枚 ==> 33.7万枚 (+5.1万枚)「ガールズルール」
07枚目 34.7万枚 ==> 39.5万枚 (+4.8万枚)「バレッタ」
08枚目 38.7万枚 ==> 45.8万枚 (+7.1万枚)「気づいたら片想い」
09枚目 37.5万枚 ==> 42.2万枚 (+4.7万枚)「夏のFree&Easy」

10枚目 41.2万枚 => 3日目 45.4万枚 (+4.2万枚)「何度目の青空か?」

# 10枚目は初動ではなく、3日目の累計で括弧内はそこまでの積み上げ枚数


これで累計は45万4千枚となり、歴代最高である前々作初動45万8千枚にあと4千枚と迫っています。

ただ、3日目8千枚というのは、過去のシングルと比べると、5番目の数字で、初動50万枚は、ちょっと厳しいかなという雰囲気になってきました。

40万代後半に落ち着くというのが、現時点では妥当な初動予想だと思います。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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「何度目の青空か?」2日目で前作初動を上回り歴代最高が確実、初動50万枚はギリギリの攻防か [09Oct14]

2014-10-09 20:30:00 | 芸能
いや~、松村沙友理は根性があります、昨夜、生放送のラジオ番組「レコメン」(文化放送)で、週刊誌報道について、自分で説明と謝罪をしましたね。

「ナンパされてついて行って」など、22歳の女の子にとって、言いづらい話ばかりで、「うう~」と呻いたり、しばらく言葉が出なかったり、こちらまで追いつめられるような緊迫感がありましたが、なんとか最後までしゃべり切りました。

起こったことに対して、正面から向き合って、何があったのか、なぜそうなったのか、今どう考えているのかを、自分の言葉でみんなに話すことが一番大事で、逃げ出したくなるようなプレッシャーがあった筈だけど、しっかり伝えることが出来ていたと思います。


昨夜の説明に、私は納得しました。

松村さんは賢い人なので、仕事絡みであれば、誘われてももっと慎重だったと思うけど、街での「ナンパ」であれば、逆にハードルが低くなって、落ち込んでいるとき、感じの良さそうな相手に出会えば、心が揺らぐのは分かります。

また、既婚者であることを最初から明かして声を掛ける男は少ない筈で(笑)、素性をよく知らなかったというのも、ごく自然な話でしょう。


ただ、その後、複数回デートを重ねたとき、グラビアを担当したことのある雑誌編集者が、乃木坂46の松村沙友理だと気づかないとは、ちょっと思えなくて、松村さんは相手が誰だか最後まで知らなかったとしても、男性の方は、少なくとも、途中からは分かっていたんじゃないかという気はします。

まあ、男性側のことは、また別の話で、さゆりんに関する話は、十分に得心の行くものだと感じました。


松村さんは、自分の行なったことを、公の場で真摯に説明して、謝罪と後悔の気持ちを心から表明したわけで、少なからぬ人が、乃木坂メンバーとして、今後も変わらず活動して欲しいという気持ちになったんじゃないでしょうか。

運営は、今回の件で松村沙友理を「処分しない」そうですが、極めて妥当な賢い大人の判断であると思います。

さゆりん自身も、昨日しゃべったことで、少し気が楽になったでしょう。

記事掲載を知らされてから、ほとんど何も手につかなかったそうで、「乃木坂って、どこ?」でヒット祈願の富士登山を観たり(笑)、メンバーのブログを読んだりして、自分は大事な時期に何をやっているんだろうと、自責と後悔の念に苛まれていたようですから。


しかし、本当に大変なのはこれからだと思います。

松村さんのコメントを受けて、週刊文春が追加記事を出さないとは言い切れないし、スポンサーがどう考えるのかも分からない。

場合によっては、さらなる説明を求められる状況が出てくるかもしれない。

また、10月18日(土)に9枚目「夏のFree&Easy」の個別握手会がパシフィコ横浜で行なわれる予定で、さゆりんに対して、温かい言葉を掛ける人が多いと思うけど、納得のいかない方がいて、厳しい意見を言われる可能性も十分あります。

試練の時がしばらく続くかもしれないけど、しっかり食べて(笑)、気をしっかり持って、乗り切って欲しいです。

ただ、昨夜の生駒里奈の話を聴いても、さゆりんごには心強い味方が周りにたくさんいるので、大丈夫でしょう。



さて、次は、「何度目の青空か?」のCDセールスです。

まっちゅんの週刊誌騒動と新曲発売が重なって、次々に書くことが出てきて、付いて行くのが大変です(笑)。

まず、先ほど10月8日(水)付のオリコンデイリーが発表され、2日目は、3万4千枚の1位でした。

これで累計は44万6千枚となり、前作初動である42万2千枚を上回り、歴代最高である前々作初動の45万8千枚にあと1万2千枚と迫っています。

オリコンウィークリーに載る初動枚数は、オリコンデイリーの合計より1万枚ほど増えていることが多く(笑)、10枚目初動が8枚目を抜くのは確実だと思われます。

(表1) 歴代シングルの初日、初動と1週間での積み上げ枚数

凡例
シングル番号 初日枚数 ==> 初動枚数 (+初動と初日の差)「タイトル」

# 売り上げ枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入
#「初日」とはオリコンデイリーに初登場する日の売り上げ。ほとんどの場合、発売前日の「フラゲ日」の数字
#「初動」とはオリコンウィークリーに初登場する週の売り上げ、つまり第1週売り上げのこと

1枚目 08.5万枚 ==> 13.6万枚 (+5.1万枚)「ぐるぐるカーテン」
2枚目 11.1万枚 ==> 15.6万枚 (+4.4万枚)「おいでシャンプー」
3枚目 15.0万枚 ==> 18.7万枚 (+3.7万枚)「走れ!Bicycle」
4枚目 19.0万枚 ==> 23.3万枚 (+4.3万枚)「制服のマネキン」
5枚目 20.4万枚 ==> 24.2万枚 (+3.8万枚)「君の名は希望」
6枚目 28.6万枚 ==> 33.7万枚 (+5.1万枚)「ガールズルール」
7枚目 34.7万枚 ==> 39.5万枚 (+4.8万枚)「バレッタ」
8枚目 38.7万枚 ==> 45.8万枚 (+7.1万枚)「気づいたら片想い」
9枚目 37.5万枚 ==> 42.2万枚 (+4.7万枚)「夏のFree&Easy」

10枚目 41.2万枚 => 2日目 44.6万枚 (+3.4万枚)「何度目の青空か?」

# 10枚目は初動ではなく、2日目の累計で括弧内はそこまでの積み上げ枚数


3万4千枚というのは、2日目でも過去最高だった8枚目の3万4千枚とほぼ同じで、今後、前々作と似たペースで進めば、さらに4万枚近い積み上げを期待出来て、48万枚から49万枚の初動が見えてきます。

そうなれば、このブログの予想通りなんですが(笑)、見方を変えると、前々作の積み上げペースでは、初動50万枚にはギリギリ届かないということになります。

10枚目「何度目の青空か?」の初動予想は48万枚、店頭販売次第も初動50万枚達成が射程圏 [05Oct14]


ところで、今日、10枚目個別握手会第9次応募終了後の完売状況が判明しました。

第9次までが初動に算入される可能性が高く、その推定売り上げ枚数から、10枚目CDセールスの大まかな流れが見えてきます。

この最新情報から、初動がどこまで伸びそうか、考えてみましょう。

まずは、順位表から。

(表2) 10枚目「何度目の青空?」個別握手会第9次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/発売中の全部数 (前次からの積み上げ完売部数) メンバー名

# 1部以上の完売を出しているメンバーのみ掲載
# 複数同順位の場合、前次からの積み上げ完売部数が小さいメンバーを先に並べている。それも同じ場合は名前の記載順に意味はない
# メンバー名は、松井玲奈と「1期10」(白石、西野、秋元、深川、橋本、桜井、松村、衛藤、若月、生田)が黒字、それ以外の1期メンバーである「1期20」は青「2期」はオレンジで色分け
#「*」は「兼任」

[01] 35/35 (+0) 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 深川麻衣
[05] 32/35 (+3) 秋元真夏
[05] 32/35 (+4) 松村沙友理
[07] 30/35 (+4) 若月佑美
[08] 30/30 (+2) 生田絵梨花
[09] 29/30 (+3) 衛藤美彩
[10] 27/30 (+2) 桜井玲香
[11] 03/35 (+2) 高山一実
[12] 02/33 (+2) 伊藤万理華
[13] 02/31 (+1) 永島聖羅
[14] 02/29 (+1) 生駒里奈
[15] 01/31 (+0) 中田花奈 井上小百合 齋藤飛鳥
[19] 02/26 (+1) 星野みなみ
[20] 02/25 (+2) 中元日芽香
[21] 01/26 (+0) 斉藤優里
[23] 01/19 (+1) 新内眞衣
[24] 02/14 (+0) 樋口日奈
[28] 02/10 (+1) 渡辺みり愛
[29] 05/05 (+0) 松井玲奈

メンバー全員の総計 347/902 (+29)
個別による推定売り上げ枚数 39.2万枚


初動予想の記事において、第9次応募での完売部数増加を予測したとき、「1期10」は、松村沙友理、秋元真夏、若月佑美が併せて8部、生田絵梨花、衛藤美彩、桜井玲香が3部と考えたのですが、なんのなんの、前者3人で11部、後者3人で9部を積み上げて、強烈な勢いを見せています。

「1期20」も調子を上げていて、伊藤万理華と中元日芽香が初めて、しかも2部を完売、さらに、高山一実は2部、永島聖羅、生駒里奈、星野みなみが1部を積み上げています。

また、「2期」は、新内眞衣が初めて1部を完売、渡辺みり愛も1部積み上げて、10部中2部完売となっています。

全体では、29部の積み上げで、902部中347部完売、売り上げ枚数は39万2千枚と推定されます。

以下に、グループ別の数字を示しておきます。

(表3) 10枚目個別第9次応募終了時点と9枚目、8枚目初動算入時期のグループ別売り上げ関連データ

凡例
シングル番号個別第X次終了時点「タイトル」個別握手会全体での推定売り上げ枚数
応募期間:(Yd)~((Y+1)d)
完売部数/担当部数 [完売率, 推定売り上げ枚数, 完売を出している人数/総人数, 1人当たりの平均完売部数]:グループ名

# 売り上げ枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入
# 桁数を揃えるため、上位桁に「0」を挿入している数字がある
# 応募期間の「-24d」は、オリコン初動集計締め切り日の24日前という意味
# 10枚目では、伊藤寧々の担当部を除いて計算している
# 初動算入は、10枚目が第9次分までと推測される

10枚目個別第9次終了時点「何度目の青空か?」39.2万枚
応募期間:(-10d)~(-09d)
320部/335部 [95.5%, 22.5万枚, 10/10人, 32.0部]:1期10
019部/400部 [04.8%, 11.9万枚, 11/18人, 01.1部]:1期20
003部/162部 [01.9%, 04.4万枚, 02/11人, 00.3部]:2期
005部/005部 [100%, 00.3万枚, 01/01人, 05.0部]:松井玲奈
347部/902部 [38.5%, 39.2万枚, 24/40人, 08.7部]:全体

# 初動算入は、9枚目が第9次分まで、8枚目は第8次分までと推測される
# タイトル名に続く枚数は、最初がシミュレーションによる推定枚数で、次の[括弧内]がオリコンとサウンドスキャンから求めた実際の枚数

9枚目第9次終了時点「夏のFree&Easy」30.7万枚 [実値31.1万枚]
応募期間:(-10d)~(-09d)
249部/270部 [92.2%, 18.0万枚, 09/09人, 27.7部]:1期10
007部/357部 [02.0%, 08.7万枚, 03/19人, 00.4部]:1期20
003部/149部 [02.0%, 03.7万枚, 01/12人, 00.3部]:2期
005部/005部 [100%, 00.3万枚, 01/01人, 05.0部]:松井玲奈
264部/781部 [33.8%, 30.7万枚, 14/41人, 06.4部]:全体

8枚目個別第8次終了時点「気づいたら片想い」34.2万枚 [実値34.0万枚]
応募期間:(-10d)~(-09d)
264部/294部 [89.8%, 19.5万枚, 10/10人, 26.4部]:1期10
027部/330部 [08.2%, 10.7万枚, 10/20人, 01.4部]:1期20
006部/135部 [04.4%, 04.0万枚, 03/12人, 00.5部]:2期
297 部/759部 [39.1%, 34.2万枚, 23/42人, 07.1部]:全体


10枚目と8枚目を比べると、担当部数増加の効果が出ていて、すべてのグループで推定売り上げ枚数が伸びています。

その結果、個別握手会による売り上げの初動算入分は、歴代最高だった前々作を、今作が5万枚上回ると推測されます。

10枚目の店頭販売が8枚目と同じ11万8千枚であれば、個別分39万2千枚と併せて、初動51万枚という計算になります。

つまり、店頭販売が10万8千枚以上であれば、初動50万枚が見えてくるわけです。


ただ、2日目での累計44万6千枚に、第9次分までの39万2千枚が全部入っているとすれば、店頭販売は現時点で5万4千枚となり、前々作の11万8千枚と比べると、ちょっと少ない気もします。

まあ、個別分の計上がまだ完了していない可能性もあるので、現時点での店頭販売は、5万4千枚より多い可能性はあるけど、初回限定盤がかつてないくらい売れに売れている、という感じではないような。

Amazon音楽ランキングで初回限定盤はTypeA、B、Cがすべて10位以内に入る状況もあったので、店頭販売第1週は、10万枚近くにはなると考えているのですが、初日から初動への過去の積み上げを見ても、初動50万枚はギリギリの攻防になりそうです。


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(速報)「何度目の青空か?」初日は41万2千枚、初動前作越えは確実も歴代最高は予断を許さず [08Oct14#2]

2014-10-08 19:45:38 | 芸能
10枚目シングル「何度目の青空か?」が今日10月8日(水)に発売開始となり、昨日7日(火)の「フラゲ日」売り上げ、つまり初日が、オリコンデイリーで発表され、41万2千枚の1位と判明しました。

以下の表は、これまでのシングルについて、初日と第1週売り上げである初動を示したもので、10枚目の初日41万2千枚は過去最高の枚数となっています。

(表1) 歴代シングルの初日から初動への積み上げ

凡例
シングル番号 オリコン初日枚数 ==> オリコン初動枚数 (+初動と初日の差)「タイトル」

# 売り上げ枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入
#「初日」とはオリコンデイリーに初登場する日の売り上げ。ほとんどの場合、発売前日の「フラゲ日」の数字
#「初動」とはオリコンウィークリーに初登場する週の売り上げ、つまり第1週売り上げのこと

1枚目 08.5万枚 ==> 13.6万枚 (+5.1万枚)「ぐるぐるカーテン」
2枚目 11.1万枚 ==> 15.6万枚 (+4.4万枚)「おいでシャンプー」
3枚目 15.0万枚 ==> 18.7万枚 (+3.7万枚)「走れ!Bicycle」
4枚目 19.0万枚 ==> 23.3万枚 (+4.3万枚)「制服のマネキン」
5枚目 20.4万枚 ==> 24.2万枚 (+3.8万枚)「君の名は希望」
6枚目 28.6万枚 ==> 33.7万枚 (+5.1万枚)「ガールズルール」
7枚目 34.7万枚 ==> 39.5万枚 (+4.8万枚)「バレッタ」
8枚目 38.7万枚 ==> 45.8万枚 (+7.1万枚)「気づいたら片想い」
9枚目 37.5万枚 ==> 42.2万枚 (+4.7万枚)「夏のFree&Easy」
10枚目 41.2万枚 ==> ????万枚 (+???万枚)「何度目の青空か?」


初日と初動の差を見ると、もっとも小さかったのが3枚目「走れ!Bicycle」の3万7千枚、もっとも多かったのが8枚目「気づいたら片想い」の7万1千枚。

過去9枚目の平均積み上げ枚数は、4万8千枚でした。

これらのデータから、10枚目初動を予想したのが、次の表です。

(表2) 10枚目シングルの初動予想

「何度目の青空か?」
10枚目 41.2万枚 ==> 44.9万枚 (+3.7万枚) 最低
10枚目 41.2万枚 ==> 46.0万枚 (+4.8万枚) 平均
10枚目 41.2万枚 ==> 48.3万枚 (+7.1万枚) 最高

# オレンジ色は予想枚数の意味

過去最低の積み上げであっても、9枚目初動の42万2千枚を大きく越える44万9千枚となり、前作越えは確実と言っていいでしょう。

ただ、平均である4万8千枚の積み上げだと、初動が46万枚となって、歴代最高の8枚目45万8千枚とほぼ並ぶレベルとなります。

8枚目で記録した積み上げ7万1千枚は突出した数字ですが、店頭販売セールスが好調であれば、同じような積み上げが可能となり、その場合は、前々作8枚目初動を抜いて、今作10枚目が歴代最高を達成することになります。

しかし、初動50万枚となると、9万枚近いアップが必要で、これまでの例から見て、ちょっと厳しいかなという感じはあります。


10枚目個別握手会の第8次応募終了時点での推定売り上げは、37万枚だったので、初日に入っている店頭販売分は4万2千枚以下と推測され、ちょっと少ない気もします。

完売表から個別分をシミュレーションする精度が、会場の途中追加で落ちている可能性も排除出来ませんが、劇的に外しているとは思えないので、やはり初回限定盤セールスの算入分が、現時点では想像以上に少ないと考えたくなります。

まあ、AKB48Gのように、個別分の発送が遅れているかもしれないし、この1週間で、店頭販売分が急速に伸びる可能性もあるので、初動を見極めるためには、まだまだ2日目、3日目と数字を見る必要があります。


ふぅ~、今日はCDセールスの話で、しかも華々しい数字なんですが、どうにも重いですね、気分が(笑)。

週刊文春が公開した写真を見ると、松村沙友理本人である確率が極めて高く、記事の細かい内容はともかく、大筋の事実関係は争っても意味がないように思えます。

しかも、相手の男性はグラビア担当編集者だったそうで、所属する出版社も巻き込んで、大騒ぎになっているという情報も流れています。

しばらくは、乃木坂の内外が、ざわざわした雰囲気になりそうですね。


今夜の月食のように、たとえ光が一度弱くなっても、再び満月の輝きを取り戻せばいいわけで、松村沙友理と乃木坂が、この難局を乗り越えて、より大きく成長することを願っています。

完璧な人間なんていないし、40人もメンバーがいれば、色んなことが起こります(笑)。

起こったことは変えようがないけど、とにかく前を向いて、力強く進んで欲しい。



10枚目「何度目の青空か?」がCDリリースされ、全収録曲に関する情報が出てきました。

以下の記事にまとめて載せておきましたが、一応、同じものを最後に示しておきます。

各種記号の詳しい説明は、「簡易ハンドブック」に書かれています。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


10枚目 (発売2014/10/08)「何度目の青空か?」

A0 何度目の青空か?
作曲:川浦正大 編曲:百石元
PF:選抜 (センター生田絵梨花)
MV監督:内田けんじ

A1 遠回りの愛情 [選抜の一部+アンダーの一部、ユニット曲]
作曲:Noda Akiko 編曲:野中"まさ”雄一
PF:選抜の一部+アンダーの一部 (ユニット曲)
桜井玲香 西野七瀬 若月佑美 井上小百合 中田花奈 永島聖羅 能條愛未 大和里菜

A2 転がった鐘を鳴らせ!
作曲:中山英二 編曲:田上陽一 
PF:選抜
MV監督:丸山健志

B 私、起きる。
作曲:Akira Sunset、ZERO 編曲:Akira Sunset、ZERO
PF:選抜の一部+アンダーの一部 (ユニット曲)
生田絵梨花 星野みなみ 堀未央奈 斎藤ちはる 齋藤飛鳥 中元日芽香 樋口日奈 和田まあや 川後陽菜 北野日奈子
# 高校生の正規メンバー10人
MV監督:柳沢翔

C* あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
作曲:三輪智也 編曲:京田誠一 
PF:アンダー (センター井上小百合)
MV監督:湯浅弘章

D Tender days
作曲:SoichiroK、Nozomu.S 編曲:Soulife
PF:選抜の一部 (ユニット曲)
秋元真夏 生田絵梨花 生駒里奈 桜井玲香 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未 深川麻衣 松村沙友理

# 作詞はすべて秋元康
# 表題曲MVはYouTubeでフル公開、カップリング曲MVは予告編のみ公開

選抜 (発表2014/08/03)
[1]松井玲奈* 白石麻衣*(D) c生田絵梨花*(B、D) 西野七瀬*(A1、D) 橋本奈々未*(D)
[2] 松村沙友理*(D) 秋元真夏*(D) 生駒里奈*(D) 桜井玲香*(A1、D) 深川麻衣*(D)
[3] 衛藤美彩 若月佑美(A1) 堀未央奈(B) 星野みなみ(B) 高山一実 斎藤ちはる(B)
(A0、A2は全員参加)
#「*」は福神、「c」はセンター
アンダー
uc井上小百合(A1) 斉藤優里 中田花奈(A1) 伊藤万理華 齋藤飛鳥(B) 能條愛未(A1) 川村真洋 永島聖羅(A1) 畠中清羅 中元日芽香(B) 樋口日奈(B) 和田まあや(B) 川後陽菜(B) 大和里菜(A1) 北野日奈子(B) 新内眞衣 伊藤かりん
#「uc」はアンダーセンター
(C*は全員参加)
2期(正規4人+研究生7人)
堀未央奈(A0、A2、B)、寺田蘭世、鈴木絢音、新内眞衣(C*)、佐々木琴子、北野日奈子(C*、B)、伊藤純奈、伊藤かりん(C*)、渡辺みり愛、山崎怜奈、相楽伊織
兼任
松井玲奈[SKE48](A0、A2)

乃木坂メンバー構成:1期28人+2期11人+兼任1人
市來玲奈、伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花が卒業
シングル参加人数:33人 = 選抜16人(1期14人2期1人兼任1人)+アンダー17人(1期14人2期3人)
シングル構成:SUsaSUsaAUs


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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頑張れ松村沙友理!乃木坂で積み上げたものは、誰にも、そう簡単には壊せない [08Oct14]

2014-10-08 02:00:00 | 芸能
松村さ~ん、ご飯ちゃんと食べてますか~?笑

こういう時こそ、栄養のあるものをしっかり食べて、体調を崩さないようにして下さいね。

あと、気になるとは思うけど、ネットはなるべく見ない方がいいかもしれない(笑)。


週刊文春に、松村沙友理が男性とデートをして、路上で抱擁キスしていたという記事が載るそうです。

今のところ、乃木坂運営からの反応はなく、記事の全容も分からないので、それが本当に松村沙友理なのかを含めて、真偽を判断しかねる部分があります。

しかし、週刊文春の公式サイトに出ているプレ記事を読むと、どうやら数週間以上に渡って追跡取材を行い、相当量の写真を撮っているようです。


さらに、乃木坂運営に対して、文春側が事実を問い合わせたものの、期日内に返答がなかったと書かれています。

乃木坂側からすれば、この手の記事が出るだけでアイドルとしてはマイナスの影響を受けるので、もし内容に間違いがあれば、強く否定して、掲載しないよう申し込むと思います。

プロの記者がターゲットを絞って追いかけていることと併せると、昨年11月に起こった「ツイッター騒動」とは異なり、完全な出鱈目という可能性は低いという気がします。


今後、運営が記事を否定するのか、肯定するのか、それともスルーするのか、どういう方針で対処するのか分かりません。

しかし、一つ言えることは、松村沙友理に対する風当たりは、どうしても強くなるということです。

そして、私が一番心配しているのは、松村さんのメンタルです。


「16人のプリンシパル trois」の舞台裏を撮った映像で、さゆりんごは、泣いている生駒里奈にずっと寄り添っていて、とても気持ちの優しい人だと分かります。

そして、優しい性格であればあるほど、乃木坂メンバーである自分が、こういう形で週刊誌に載ってしまうことに、計り知れない大きなショックを受けている可能性がある。

さらに、周りに迷惑を掛けてしまったという意識が強いと、自分を責め過ぎて、プレッシャーに押しつぶされてしまう心配があります。

週刊文春がどういう記事や写真を載せ、運営がどう対応するのか、今後の展開は分からないけど、松村さんには、自分を見失わないで、とにかく気を強く持ち続けて欲しい。


松村沙友理の笑顔には、見ていて心がパッと明るくなるパワーがあって、これほど人を惹き付ける魅力を持っているタレントは滅多にいません。

そして、乃木坂でトップクラスの人気メンバーに成長した、この3年間は、彼女の飛び抜けたスター性をはっきりと証明しています。

握手会で泣き出しての中断、思うようにいかないプリンシパル、なかなか向上しないダンス(笑)。

苦労に苦労を重ねて、それでも諦めず前に進んで、ようやく努力が徐々に実を結び始め、乃木坂が本格的に注目されてきた今、こういった形で足を掬われるのは、あまりに勿体ない。

今が踏ん張り時だと思って、何とかこの状況を乗り越え、「松村沙友理」を乃木坂46と一緒に、次のステップへ進めていくことを、ファンとして心から願っています。


厳しい言葉を投げかけられることもあるだろうけど、その一方で、変わらず頑張ってと、心から応援しているファンが、たくさんいることを忘れないで欲しい。

松村さんの過ごした乃木坂の三年間は、ただの三年間ではなく、多くの人に元気を与えた三年間で、だからこそ、今度は、あなたを笑顔にして上げたいと願っている人が、とてもたくさんいると思います。

どうか、自分が積み上げてきたものを信じて、前に進んで下さいな。


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