乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
06月29日(水) 『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』のBlu-ray&DVDが発売。2015年2月22日に西武ドームで開催された8時間ライブ映像。セブンイレブンの店頭またはセブンネットで予約購入した人から、抽選で1,000名を、10月に開催する「セブン-イレブン 乃木坂46店」のお買いものイベントに招待。
06月29日(水) 18 : 25 〜 [地デ_生放送] テレビ東京『TV TOKYO MUSIC FESTIVAL 2016』。3回目となるテレ東音楽祭に、乃木坂と欅坂が出演。テレビ東京の番組公式サイト
07月02日(土) 12 : 00 〜 [地デ_生放送] 日テレ『THE MUSIC DAY 夏のはじまり。』。11時間に渡って生放送される大型音楽番組に、乃木坂と欅坂が出演。
あしゅみなみが地上波ドラマでW主演!
07月03日(日) 25 : 40 〜 26 : 40 [地デ] テレビ朝日『少女のみる夢』。第15回「テレビ朝日新人シナリオ大賞」の受賞作品をドラマ化したもので、齋藤飛鳥と星野みなみがW主演として登場。関東ローカルの深夜枠ながら、地上波1時間ドラマの主演は相当なインパクトがあります。芝居の経験は少ないものの、ドラマ系MVの出演作は、高い評価を受けるものが多く、豊かな素質を感じさせる二人なので、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。乃木坂公式サイトの関連記事
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15枚目シングルは、情報の出し方が、不思議な展開を見せていますね(笑)。
昨日、乃木坂が、昨年に引き続き、飲料水「FromAQUA」の新CMに出演して、15th選抜メンバーが中心となって、イメージキャラクターを担当するとの発表会見がありました。
テレビCMが、7月4日(月)から関東エリアで放送され、バックに流れるCMソングは、15枚目シングルにカップリングとして収録される「オフショアガール」という曲で、白石麻衣のソロだそうです。
シングルのタイトルが発表される以前に、カップリング曲の題名が出て来るのは、それ自体、珍しいことです。
ただ、さらに奇妙な感じがするのは、乃木坂と「FromAQUA」のコラボ発表について、多くのメディアが取り上げているのに、CMソングの詳細、つまり「オフショアガール」という曲名、白石麻衣のソロであること、15枚目のカップリング曲といった情報を載せたのは、私が調べた限り、modelpressの記事と、乃木坂公式サイトのみです。
今朝放送された『めざましテレビ』でも、音楽付きでコラボCMを一部流していましたが、どういうわけか、曲名、まいやんソロ、15th収録という情報には触れなかったようです。
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乃木坂が新CMに出演し、CMソングまで担当するという発表会見を行う以上、その曲は、誰が歌う、どんな曲なのか、もっと大々的に情報が発信されてしかるべきなんですが、昨日から今日に掛けての動きを見ていると、奥歯にものが挟まったかのようで、どこかアピールが薄い。
携帯サイズのミネラルウォーターは、「天然水」「いろはす」「エビアン」「ボルヴィック」など、複数の大手企業が関与する激戦商品で、本格的な夏を前に、さまざまな配慮が絡み合うため、「FromAQUA」の新CMを記事にする際、マスコミが自ら、若干ブレーキを掛けてしまっているんでしょうか(笑)。
しかし、乃木坂メンバーがどういう服装で現れるとか、落ちないキャップがポイントだといった、商品やCMに関する細かい内容を報じているのだから、CMソングの部分だけ、スルーするのは、どうにもスルー出来ないものがある(笑)。
思うに、乃木坂運営としては、「オフショアガール」より先に、15th表題曲をお披露目したかったんじゃないでしょうか。
というのも、新しいシングルを、ファンが今か今かと待っているとき、最初に出て来た情報は、それが曲名であれ、メロディーであれ、歌詞であれ、とくに心に残ります。
実際、「オフショアガール」という言葉がネットを駆け巡ったとき、これこそ15枚目シングルのタイトルだと捉えてしまった人が、少なくなかったようです。
15枚目シングルについては、個別握手会の第5次応募が明日始まろうかという現段階でも、未だに、タイトルが発表されず、初回限定盤4種と通常盤1種という構成以外、どういう内容なのか、ほとんど、明らかになっていません。
しかも、AKB48の45枚目シングルが、両A面の「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」であると、今日発表されました。
その結果、以下のように、7月から8月に掛けての坂道シリーズとAKB48Gのリリースラッシュの中で、CD発売がもっとも早い乃木坂15枚目だけが、タイトル未定のままです。
7月27日(水) 乃木坂46「タイトル未定」(15枚目)
8月03日(水) NMB48「僕はいない」(15枚目)
8月10日(水) 欅坂46「世界には愛しかない」(2枚目)
8月17日(水) SKE48「金の愛、銀の愛」(20枚目)
8月31日(水) AKB48「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」(45枚目)
ちなみに、「LOVE TRIP」は、日テレ土曜ドラマ「時をかける少女」の主題歌、「しあわせを分けなさい」が、リクルートの結婚情報誌『ゼクシィ』のCMソングだそうで、分厚いコラボを仕掛けています。
この記事の最後に紹介しますが、AKB48は、44枚目「翼はいらない」の楽曲セールスが目を疑うほど厳しい状況に陥っていて、曲をある程度ヒットさせないと、いよいよ完全ピークアウトのレッテルを貼られてしまう。
45枚目を両A面にして、これでもかとばかり、タイアップを付けているのは、こういった危機感を、AKB48運営も持っていることの表れじゃないでしょうか。
一方、新曲発表が遅れに遅れている乃木坂の運営は、一体何をしているのか?ですが(笑)、「オフショアガール」に関する情報の出し方を見ても、深謀遠慮があって、わざとタイトルを出し惜しみしているというより、純粋に、表題曲が仕上がらないのだと思います。
北野日奈子が、6月23日(木)夜に投稿したブログには、
私的に今回の表題曲
乃木坂すきな楽曲ランキングの中でも
ベスト5に入るくらい!
まだ、仮歌でしか聞いたことないけど
もうすでにだいすき!!!
早くみなさんに聞いてもらえたら嬉しいな!
北野日奈子の2016/06/23_23:56ブログ
とあって、「か、かりうた?」と、しばし呆然となるようなことを、サラッとぶっ込んでくれてます(笑)。
そうなってくると、2ndアルバム個別握手会が幕張メッセで行われた6月25日(土)の夜にアップされた一文、
また、感想や衣装は次のブログで載せます!
握手会のあとですがこれから
選抜のみんなでお仕事があるので
本当に一言ですが。。。
また次のブログまで握手会のことは
まっていてください!
北野日奈子の2016/06/25_23:42ブログ
を読んで、「レコーディング?!」と呟いてしまった。
まあ、シングル制作のスケジュールが綱渡りなのは毎度のことで、北野日奈子が正直過ぎるだけなのかもしれませんが(笑)、さすがに今回ちょっと遅くないですかという空気が、ネットにも漂い始めていて、最近、きいちゃんのブログをドキドキしながら眺めてます。
昨日夜にアッップした記事に、
そうだ!新曲のレコーディングをし終わったんですが、
終わった後にレコーディングのスタッフさんに
北野!上手くなったな!って言われて
嬉しかったー!!!
北野日奈子の2016/06/28_23:54ブログ
とあるので、さすがに、CDは仕上がりつつあるんじゃないでしょうか。
この「新曲」が表題曲とは限りませんが(笑)。
折しも、秋元真夏は、「タイトルって意外と迷うの(OωO )445」というタイトルのブログを、一昨日投稿していて、
タイトル決まらなすぎて気づいたら
30分近く経っていたので思い切って
諦めてみました
秋元真夏の2016/06/27_23:06ブログ
と、味わい深いことを書いている。
ブログのタイトルは「諦めて」も大丈夫だけど、シングルCDのタイトルは、さすがに「未定」のままではマズいわけで(笑)。
あるいは、シングルCDのタイトルなんて、ちゃちゃっと付けちゃえば良いじゃん?と、簡単に考えているファンに向けて、真夏さんが、そんなもんじゃないんですよ、びっくりするくらい考えなきゃいけないことが多くて、と暗にメッセージを送っているんでしょうか。
ファンの気持ちを察知して、迅速かつ的確にそれに応えることこそ、秋元真夏を超人気メンバーに押し上げた原動力なので、今回のブログも、案外、そういう意図が隠されているかもしれません、まあ、深読みし過ぎな気はしますが(笑)。
15枚目に関しては、カップリング曲の方が、先に出て来ましたが、表題曲とカップリング曲の人気には、相乗効果があって、前者が後者を引き上げるだけでなく、後者が前者をさらに輝かせることも少なくない。
例えば、4枚目「制服のマネキン」には「指望遠鏡」が入っており、5枚目「君の名は希望」は「シャキイズム」「13日の金曜日」、6枚目「ガールズルール」は「世界で一番 孤独なLover」「他の星から」「扇風機」など、ファンの間で人気の高いシングルは、優れた表題曲だけでなく、印象に残るカップリング曲を持っている。
表題曲とカップリング曲、両者の魅力が重なることで、シングル全体に厚みが出て、楽曲の乃木坂という評価を獲得してきたのだと思います。
逆に、カップリング曲の人気が跳ねなければ、表題曲の勢いもしぼみがちで、シングル全体のセールスに元気がなくなってしまうことがある。
そして、乃木坂が最近リリースしたシングルの楽曲セールスにも、そういった関係を想起させる点があります。
(表1) iTunes Store トップソングの配信後30日間における順位帯分布 〜 13枚目と14枚目
凡例
[順位] A-B-C-D-E / F-G-H (200位圏内ランクイン日数; 確認された最高順位)「曲名」
#「順位」は「200位圏内ランクイン日数」の多い順で、同日の場合は、最高順位の高い方を上位にしている
# 上記 A〜H は、示された週における、以下の順位帯へのランクイン日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)
# 深夜24:00の前後2時間以内に、1度だけその時点での順位を調べ、その日の順位としている
# 配信開始後30日間が対象
# 曲名後の「*」は、そのシングルにMVが収録されていることを示す
乃木坂_13枚目シングル (2015/10/28)
[1] 09-05-07-00-03 / 06-00-00 (30日; 4位)「今、話したい誰かがいる」*(表題)
[2] 00-02-01-03-03 / 02-02-01 (14日; 16位)「悲しみの忘れ方」
[3] 00-00-00-01-01 / 05-05-02 (14日; 38位)「ポピパッパパー」*
[4] 00-00-00-00-00 / 02-06-01 (09日; 96位)「嫉妬の権利」*(共通, アンダー)
[5] 00-00-00-00-00 / 02-04-01 (07日; 79位)「隙間」
[6] 00-00-00-00-00 / 00-02-02 (04日; 124位)「大人への近道」*
乃木坂_14枚目シングル (2016/03/23)
[1] 02-03-04-06-04 / 11-00-00 (30日; 05位)「ハルジオンが咲く頃」*(表題)
[2] 00-00-01-01-01 / 00-02-01 (06日; 25位)「釣り堀」*(西野ソロ)
[3] 00-00-01-01-00 / 01-01-01 (05日; 27位)「急斜面」*(白石橋本松村)
[4] 00-00-00-01-00 / 01-01-01 (04日; 36位)「不等号」*(アンダー)
[5] 00-00-00-00-01 / 01-01-01 (04日; 44位)「憂鬱と風船ガム」
[6] 00-00-00-01-00 / 01-01-00 (03日; 39位)「強がる蕾」*(深川ソロ)
[7] 00-00-00-00-00 / 01-01-00 (02日; 96位)「遥かなるブータン」(共通)
カップリング曲は表題曲に比べ、どうしてもプロモーションが弱くなるので、NHK連続テレビ小説の主題歌に採用されたAKB48の「365日の紙飛行機」のように、iTunes Store トップソングに長期間ランクインすることは、滅多にありません。
しかし、それでも、カップリング曲としては、長くランクインを続けるものと、直ぐに圏外に去ってしまうものがあって、人気を比較することが出来ます。
上表は、カップリング曲を評価するため、表題曲では短めとなる配信開始後30日間に絞って、ランキング推移を調べています。
「ハルジオンが咲く頃」は「今、話したい誰かがいる」と比べ、配信後30日間に限っても、30位以内へのランクイン日数が少なく、31位から200位までへの日数が多くなっています。
また、13枚目のカップリング曲「悲しみの忘れ方」「ポピパッパパー」「嫉妬の権利」「隙間」は、200位圏内に14日、14日、9日、7日ランクインしたのに対して、14枚目「釣り堀」「急斜面」「不等号」「憂鬱と風船ガム」「強がる蕾」は、それぞれ6日、5日、4日、4日、3日と、軒並み短い数字が並んでいる。
表題曲だけでなく、カップリング曲を比べても、14枚目より、13枚目の方が、セールスに勢いを感じます。
両者が明暗を分けた理由ですが、一番大きかっただろうと推察されるのは、仕掛けたタイアップの差だと思います。
「今、話したい誰かがいる」は、アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』のテーマ曲に採用され、作品が人気となる中、エンディングとして流されたこの曲が、アニメファンを巻き込んで、反響を呼んでいきます。
さらに、「悲しみの忘れ方」は、乃木坂46の主演映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の主題歌、「ポピパッパパー」は、『Samantha Thavasa Petit Choice』のCMソングに採用されている。
こういったタイアップに加えて、堀未央奈、中元日芽香、北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈の13thアンダーフロント5人による「大人への近道」は、選抜メンバーが入らないユニット曲としては珍しく、MVが制作され、しかも独自ロケを敢行したドラマ系作品であり、さらに5人に対して「サンクエトワール」というユニット名まで付けられ、注目を集めます。
この5人を中心としたアンダーによる「嫉妬の権利」MVは、全員がフィーチャーされる、作り込んだ映像作品に仕上がっていて、和田まあやがストーカー役を演じるなど、ファンの間で評判となります。
また、「隙間」は、伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、中田花奈、西野七瀬、若月佑美という、「他の星から」メンバーが担当し、通常盤の三番目曲に至るまで、話題性を持たせている。
一方、14枚目は、表題曲「ハルジオンが咲く頃」が、スマホアプリ『sizebook』と『乃木恋』のCMソングに採用されたものの、13枚目に比べると、外部へ向けて、大々的にコラボキャンペーンを展開する感じではなかった。
むしろ、深川麻衣の卒業を軸に、既存ファンを手堅く取り込み、CDセールスを伸ばすことに主眼が置かれた節がある。
特徴的なのが、「釣り堀」は西野七瀬、「強がる蕾」は深川麻衣、「急斜面」が白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理の3人と、ソロや少人数ユニットによる曲が3つもあり、しかも、すべてにMVが作られている。
つまり収録された5つのMVのうち、表題曲とアンダー曲を除く残り全部が、ソロ曲と3人ユニット曲で、たった5人のメンバーが音楽映像コンテンツの半分以上を占める構成です。
西野、深川、白石、橋本、松村は、握手会で高い人気を持つメンバーですが、5人のファンが、全乃木坂ファンのほとんどを占めるわけではない。
にもかかわらず、限りあるMVの大部分を、5人に割り振ったため、14枚目は、彼女たち以外のメンバーのファンにとって、魅力の乏しいシングルとなり、セールスが広がりを持たなかった可能性がある。
「釣り堀」「強がる蕾」「急斜面」のランキング推移は、順位は比較的高いレベルまで上昇したものの、短期間で急落していて、一定のファンが買った後、それ以上、人気が波及することなく、終わってしまった印象を受けます。
グループアイドルのシングルにとって、ソロ曲や少人数ユニット曲を連発するのは、楽曲セールスを引き下げかねない、危険な手法だと思います。
上述したように、フィーチャーされた人以外のメンバーのファンが興味を失ってしまう以上に、とくに問題なのは、MVやライブにおいて、多人数ダンスの魅力が使えないことです。
例えば、MVを作る場合、メンバーが複数いれば、全員が踊るだけでも、それなりの絵になって、一つの見どころになるけど、1人だと、ドラマが中心とならざるを得ず、脚本や背景によほど工夫を凝らさないと、迫力が出てこない。
もし「サイレントマジョリティー」が平手友梨奈のソロ曲で、彼女が1人で踊るMVだったら、ここまで評価されたでしょうか。
つまり、多くのファンを魅了するようなMVを作りづらくなって、シングルとしての発信力を弱めてしまう。
T.M.Revolution の西川貴教は、以前、自身がMCを務めるラジオ番組で、確か、BABYMETAL に言及したとき、「複数メンバーで踊ると、ステージに勢いが出るので、羨ましい」と述べたことがあります。
西川さんほど、傑出した歌唱力を持ち、強烈なオーラを発するアーティストでも(笑)、ソロでパフォーマンスすることの辛さを感じるわけで、グループアイドルのメンバーが1人でステージに立って、観客を魅了するのは、非常に難しい。
もちろん、歌やダンスが圧倒的に上手ければ問題ないけど、そこまでの力量は、期待する方が酷と言うものでしょう。
そのため、ソロ曲や少人数ユニット曲の披露は、全国ツアーなどの単独ライブに限られ、テレビの音楽番組や複数アーティストによるフェスで、パフォーマンスする機会がほとんどなくなってしまいます。
お茶の間の視聴者や他アーティストのファンが、何気なく観ているステージは、乃木坂の魅力を広める貴重なチャンスで、そこから無料公開のMVに誘導して、新規ファンを獲得したいところですが、最新シングルのMV付き5曲のうち、3曲を披露出来ないのだとすれば、グループの外部発信力が下がってしまうのは避けられません。
「ハルジオンが咲く頃」は、「今、話したい誰かがいる」に比べて、タイアップの数が少なかった上に、ソロと少人数ユニットによる曲が、MV付きで3つも入っていて、自ら発信力を弱めてしまった感があります。
生田絵梨花が、伊藤万理華、衛藤美彩、齋藤飛鳥、堀未央奈、若月佑美との6人ユニットによる「遥かなるブータン」のMVを制作しようとしたのは、セールス面から考えても、理に適った発想だと思います。
6人ユニットであれば、MV内のダンスやドラマに賑やかさが出てくる上、ライブステージでも、それなりの華やかさが出せるので、披露可能な機会が多くなるでしょう。
また、6人のファンが興味を持ってくれるので、より注目度が高くなり、MVが提供する話題性と相俟って、コアファン、ライトファン、ソフトファンを巻き込む効果を期待出来ます。
「他の星から」は、そういったタイプの楽曲で、発売後、長きに渡って反響を呼び続け、乃木坂の魅力を広く発信する、強力なツールとなってきました。
もし、最初から「遥かなるブータン」MVを、シングルに入れておけば、「ハルジオンが咲く頃」の楽曲セールスは、もう少し元気になったかもしれません。
大人数グループのファン総体は、それぞれのメンバーのファンの集合体なので、トップメンバーだけをフィーチャーしても、全体としては、なかなか盛り上がらない。
個々のメンバーにファンが付いていて、集めると相当な数に上るため、主要メンバーのファン以外が持つ、グループ全体の人気を左右する影響力には、無視出来ないものがある。
シングル全体を活気付かせて、楽曲セールスを引き上げるためには、こういったファンを振り向かせることが重要で、出来るだけ、多くのメンバーにスポットライトを当てる工夫が必要だと思います。
乃木坂の主演ドラマ『初森ベマーズ』が、あまり評判を呼ばなかったのは、メンバー全員出演と謳いながら、実際には、出番が特定メンバーに大きく偏っていて、乃木坂ファンを隅々まで魅了して、全員をテレビの前に座らせることが出来なかったからじゃないでしょうか。
「ハルジオンが咲く頃」は、iTunes Store ランキングやMVの再生数といった楽曲セールスが、過去のシングルと比べて、決していい成績ではないですが、一方で、CDセールスは、オリコン初動が75.0万枚の歴代最高を記録しています。
極めて高いCDセールスと、脆弱な楽曲セールス。
売り上げ枚数が伸びたのだから、深川麻衣の卒業に絡めたセールス展開や、ソロ曲、少人数ユニット曲の連発は効果的だったとの見方はあるけど、一方で、CDセールス最優先による、楽曲人気や音楽発信力の低下が何をもたらすのか、最近、これまで心配してきたことが、いよいよ現実化しつつあるように感じます。
とくに、乃木坂の音楽に惹かれていた、ライトファンの離脱が本格化している節がある。
実際、15枚目個別握手会の完売状況は、少数のトップメンバーがいつもと変わらぬ好調さを見せているのと裏腹に、多くのメンバーが重たい伸び悩みに直面しつつあります。
AKB48が辿ったのとよく似た道を、乃木坂が歩み始めている怖さがあるけど、本家はもっと凄まじい域に達しています。
(表2) iTunes Store トップソングの配信後28日間における順位帯分布 〜 AKB48の44枚目
凡例
[順位] A-B-C-D-E / F-G-H (200位圏内ランクイン日数; 確認された最高順位)「曲名」
# 表記法は(表1)と同じ
# 06/28(火)時点で配信28日目で、そこまでを対象としている
AKB48_44枚目シングル (2016/06/01)
[1] 00-00-01-02-01 / 13-09-01 (27/28日; 27位)「翼はいらない」「翼はいらない」*(表題)
[2] 00-00-00-00-00 / 01-01-01 (03/28日; 84位)「夢へのルート」*(Team8)
[3] 00-00-00-00-00 / 00-02-00 (02/28日; 109位)「君はどこにいる?」(NGT48)
[4] 00-00-00-00-00 / 00-00-02 (02/28日; 152位)「考える人」*(Team4)
[5] 00-00-00-00-00 / 00-00-01 (01/28日; 189位)「恋をすると馬鹿を見る」*(TeamB)
[6] 00-00-00-00-00 / 00-00-01 (01/28日; 196位)「Set me free」*(TeamA)
#「哀愁のトランペッター」*(TeamK)は200位以内へのランクインを確認出来ず
44枚目「翼はいらない」は、『総選挙』投票券を封入したシングルCDで、事実上、割安となる個別握手会券とともに、強力な特典を備えており、オリコン初動で144万枚を売り上げています。
ところが、表題曲の最高順位は27位で、50位圏内へのランクインは4日、200位圏内は27日で、配信開始後28日現在、リストに曲名は載っていません。
また、カップリング曲の200位圏内ランクインは、Team8「夢へのルート」の3日が最高で、TeamK「哀愁のトランペッター」は、私がチェックした限りでは、一度も確認出来ませんでした。
かりにランクインしていたとしても、非常に短期間だったのだと思います。
色んな売り方はあると思いますが、初動で144万枚も売れたシングルの表題曲が、iTunes ランキングで最高27位にしか届かず、カップリング曲は、200位圏内に最長で3日しか留まらないというのは、あまりにも歪なセールスじゃないでしょうか。
おまけの特典で円盤を売っているのであって、収録されている楽曲は、ほとんど関心を持たれていない。
しかし、2016年5月30日(月)から6月5日(日)を集計対象とする、6月13日付チャートは、オリコンもBillboard JAPAN も「翼はいらない」が1位。
つまり、この週、日本で段違いの人気を博した曲が「翼はいらない」ということになるわけで、J-POPシーンは、もはや行き着くところまで行き着いてしまった感があります(笑)。
AKB48Gも乃木坂欅坂も、音楽文化の一翼を担っているのは間違いないのだから、さすがに、こんな偏った状況は何とかすべきだと、そろそろ立ち止まって考えた方がいいんじゃないでしょうか。
音楽文化を衰退させたら、結局、アイドル文化もなくなってしまうので。
シングルにせよ、ドラマにせよ、特定メンバーに偏った構成は宜しくないと、この記事を昨日から書いていた矢先に、15枚目カップリングに白石麻衣のソロ曲「オフショアガール」と発表されて、ややズッコケました(笑)。
ただ、収録曲にタイアップがあるのは良いことだし、MVを付けるかどうかも分からないので、シングル全体に対する評価は、もっと先にならないと、コメントの仕様がありません。
何と言っても、タイトルすら発表されてないですから(笑)。
表題曲のタイトル発表とパフォーマンス披露は、今夜の『テレ東音楽祭(3)』か、もしくは明後日土曜の日テレ『The MUSIC DAY 夏のはじまり。』の可能性があります。
ただ、表題曲を音楽番組で披露するなら、事前アナウンスによる宣伝がある筈で、今のところ、歌唱楽曲に関して情報が出ていないので、今夜は、「きっかけ」かなと思っています(笑)。
欅坂の主演連続ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』の制作が優先されて、乃木坂への楽曲提供が遅れている気もしますが、ゆっくり待つしかないですね。
ちなみに、「ハルジオンが咲く頃」MVは、CD発売の3週間前に公開されたので、15枚目表題曲が同じスケジュールであれば、来週の火曜か水曜、つまり7月5日6日あたりに、新曲MVのお披露目となります。
きいちゃんはレコーディングが終わったと記しているので、まあ、大丈夫でしょう。
最後に、「サイレントマジョリティー」カップリング曲の配信成績を、載せておきます。
(表3) iTunes Store トップソングの配信後28日間における順位帯分布 〜 欅坂46の1枚目
凡例
[順位] A-B-C-D-E / F-G-H (200位圏内ランクイン日数; 確認された最高順位)「曲名」
# 表記法は(表1)と同じ
欅坂46_デビューシングル (2016/04/06)
[1] 29-01-00-00-00 / 00-00-00 (30日; 1位)「サイレントマジョリティー」*(表題)
[2] 00-00-01-01-00 / 03-08-03 (16日; 25位)「渋谷川」*
[3] 00-00-02-00-00 / 01-02-01 (06日; 26位)「キミガイナイ」
[4] 00-00-00-01-00 / 01-01-01 (04日; 39位)「手を繫いで帰ろうか」*(共通)
[5] 00-00-00-00-00 / 02-00-01 (03日; 53位)「乗り遅れたバス」
[6] 00-00-00-00-00 / 02-01-00 (03日; 55位)「山手線」*
「渋谷川」が最高25位、16日間ランクインするなど、デビューシングルとしては、上出来過ぎるほどのランキング推移だと思います。
この表からも、「サイレントマジョリティー」はヒットしたと言えるでしょう。
ん〜、『NOGIBINGO!』の後、『KEYABINGO!』が放送されるという噂も流れていて、デビュー曲をヒットさせたアイドルグループに対する「期待感」が、怒濤のオファーを生み出しているのかもしれません。
乃木坂も、15枚目を引っさげて、一緒に上昇気流に乗って欲しいですね。
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プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ
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06月29日(水) 『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』のBlu-ray&DVDが発売。2015年2月22日に西武ドームで開催された8時間ライブ映像。セブンイレブンの店頭またはセブンネットで予約購入した人から、抽選で1,000名を、10月に開催する「セブン-イレブン 乃木坂46店」のお買いものイベントに招待。
06月29日(水) 18 : 25 〜 [地デ_生放送] テレビ東京『TV TOKYO MUSIC FESTIVAL 2016』。3回目となるテレ東音楽祭に、乃木坂と欅坂が出演。テレビ東京の番組公式サイト
07月02日(土) 12 : 00 〜 [地デ_生放送] 日テレ『THE MUSIC DAY 夏のはじまり。』。11時間に渡って生放送される大型音楽番組に、乃木坂と欅坂が出演。
あしゅみなみが地上波ドラマでW主演!
07月03日(日) 25 : 40 〜 26 : 40 [地デ] テレビ朝日『少女のみる夢』。第15回「テレビ朝日新人シナリオ大賞」の受賞作品をドラマ化したもので、齋藤飛鳥と星野みなみがW主演として登場。関東ローカルの深夜枠ながら、地上波1時間ドラマの主演は相当なインパクトがあります。芝居の経験は少ないものの、ドラマ系MVの出演作は、高い評価を受けるものが多く、豊かな素質を感じさせる二人なので、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。乃木坂公式サイトの関連記事
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15枚目シングルは、情報の出し方が、不思議な展開を見せていますね(笑)。
昨日、乃木坂が、昨年に引き続き、飲料水「FromAQUA」の新CMに出演して、15th選抜メンバーが中心となって、イメージキャラクターを担当するとの発表会見がありました。
テレビCMが、7月4日(月)から関東エリアで放送され、バックに流れるCMソングは、15枚目シングルにカップリングとして収録される「オフショアガール」という曲で、白石麻衣のソロだそうです。
シングルのタイトルが発表される以前に、カップリング曲の題名が出て来るのは、それ自体、珍しいことです。
ただ、さらに奇妙な感じがするのは、乃木坂と「FromAQUA」のコラボ発表について、多くのメディアが取り上げているのに、CMソングの詳細、つまり「オフショアガール」という曲名、白石麻衣のソロであること、15枚目のカップリング曲といった情報を載せたのは、私が調べた限り、modelpressの記事と、乃木坂公式サイトのみです。
今朝放送された『めざましテレビ』でも、音楽付きでコラボCMを一部流していましたが、どういうわけか、曲名、まいやんソロ、15th収録という情報には触れなかったようです。
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乃木坂が新CMに出演し、CMソングまで担当するという発表会見を行う以上、その曲は、誰が歌う、どんな曲なのか、もっと大々的に情報が発信されてしかるべきなんですが、昨日から今日に掛けての動きを見ていると、奥歯にものが挟まったかのようで、どこかアピールが薄い。
携帯サイズのミネラルウォーターは、「天然水」「いろはす」「エビアン」「ボルヴィック」など、複数の大手企業が関与する激戦商品で、本格的な夏を前に、さまざまな配慮が絡み合うため、「FromAQUA」の新CMを記事にする際、マスコミが自ら、若干ブレーキを掛けてしまっているんでしょうか(笑)。
しかし、乃木坂メンバーがどういう服装で現れるとか、落ちないキャップがポイントだといった、商品やCMに関する細かい内容を報じているのだから、CMソングの部分だけ、スルーするのは、どうにもスルー出来ないものがある(笑)。
思うに、乃木坂運営としては、「オフショアガール」より先に、15th表題曲をお披露目したかったんじゃないでしょうか。
というのも、新しいシングルを、ファンが今か今かと待っているとき、最初に出て来た情報は、それが曲名であれ、メロディーであれ、歌詞であれ、とくに心に残ります。
実際、「オフショアガール」という言葉がネットを駆け巡ったとき、これこそ15枚目シングルのタイトルだと捉えてしまった人が、少なくなかったようです。
15枚目シングルについては、個別握手会の第5次応募が明日始まろうかという現段階でも、未だに、タイトルが発表されず、初回限定盤4種と通常盤1種という構成以外、どういう内容なのか、ほとんど、明らかになっていません。
しかも、AKB48の45枚目シングルが、両A面の「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」であると、今日発表されました。
その結果、以下のように、7月から8月に掛けての坂道シリーズとAKB48Gのリリースラッシュの中で、CD発売がもっとも早い乃木坂15枚目だけが、タイトル未定のままです。
7月27日(水) 乃木坂46「タイトル未定」(15枚目)
8月03日(水) NMB48「僕はいない」(15枚目)
8月10日(水) 欅坂46「世界には愛しかない」(2枚目)
8月17日(水) SKE48「金の愛、銀の愛」(20枚目)
8月31日(水) AKB48「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」(45枚目)
ちなみに、「LOVE TRIP」は、日テレ土曜ドラマ「時をかける少女」の主題歌、「しあわせを分けなさい」が、リクルートの結婚情報誌『ゼクシィ』のCMソングだそうで、分厚いコラボを仕掛けています。
この記事の最後に紹介しますが、AKB48は、44枚目「翼はいらない」の楽曲セールスが目を疑うほど厳しい状況に陥っていて、曲をある程度ヒットさせないと、いよいよ完全ピークアウトのレッテルを貼られてしまう。
45枚目を両A面にして、これでもかとばかり、タイアップを付けているのは、こういった危機感を、AKB48運営も持っていることの表れじゃないでしょうか。
一方、新曲発表が遅れに遅れている乃木坂の運営は、一体何をしているのか?ですが(笑)、「オフショアガール」に関する情報の出し方を見ても、深謀遠慮があって、わざとタイトルを出し惜しみしているというより、純粋に、表題曲が仕上がらないのだと思います。
北野日奈子が、6月23日(木)夜に投稿したブログには、
私的に今回の表題曲
乃木坂すきな楽曲ランキングの中でも
ベスト5に入るくらい!
まだ、仮歌でしか聞いたことないけど
もうすでにだいすき!!!
早くみなさんに聞いてもらえたら嬉しいな!
北野日奈子の2016/06/23_23:56ブログ
とあって、「か、かりうた?」と、しばし呆然となるようなことを、サラッとぶっ込んでくれてます(笑)。
そうなってくると、2ndアルバム個別握手会が幕張メッセで行われた6月25日(土)の夜にアップされた一文、
また、感想や衣装は次のブログで載せます!
握手会のあとですがこれから
選抜のみんなでお仕事があるので
本当に一言ですが。。。
また次のブログまで握手会のことは
まっていてください!
北野日奈子の2016/06/25_23:42ブログ
を読んで、「レコーディング?!」と呟いてしまった。
まあ、シングル制作のスケジュールが綱渡りなのは毎度のことで、北野日奈子が正直過ぎるだけなのかもしれませんが(笑)、さすがに今回ちょっと遅くないですかという空気が、ネットにも漂い始めていて、最近、きいちゃんのブログをドキドキしながら眺めてます。
昨日夜にアッップした記事に、
そうだ!新曲のレコーディングをし終わったんですが、
終わった後にレコーディングのスタッフさんに
北野!上手くなったな!って言われて
嬉しかったー!!!
北野日奈子の2016/06/28_23:54ブログ
とあるので、さすがに、CDは仕上がりつつあるんじゃないでしょうか。
この「新曲」が表題曲とは限りませんが(笑)。
折しも、秋元真夏は、「タイトルって意外と迷うの(OωO )445」というタイトルのブログを、一昨日投稿していて、
タイトル決まらなすぎて気づいたら
30分近く経っていたので思い切って
諦めてみました
秋元真夏の2016/06/27_23:06ブログ
と、味わい深いことを書いている。
ブログのタイトルは「諦めて」も大丈夫だけど、シングルCDのタイトルは、さすがに「未定」のままではマズいわけで(笑)。
あるいは、シングルCDのタイトルなんて、ちゃちゃっと付けちゃえば良いじゃん?と、簡単に考えているファンに向けて、真夏さんが、そんなもんじゃないんですよ、びっくりするくらい考えなきゃいけないことが多くて、と暗にメッセージを送っているんでしょうか。
ファンの気持ちを察知して、迅速かつ的確にそれに応えることこそ、秋元真夏を超人気メンバーに押し上げた原動力なので、今回のブログも、案外、そういう意図が隠されているかもしれません、まあ、深読みし過ぎな気はしますが(笑)。
15枚目に関しては、カップリング曲の方が、先に出て来ましたが、表題曲とカップリング曲の人気には、相乗効果があって、前者が後者を引き上げるだけでなく、後者が前者をさらに輝かせることも少なくない。
例えば、4枚目「制服のマネキン」には「指望遠鏡」が入っており、5枚目「君の名は希望」は「シャキイズム」「13日の金曜日」、6枚目「ガールズルール」は「世界で一番 孤独なLover」「他の星から」「扇風機」など、ファンの間で人気の高いシングルは、優れた表題曲だけでなく、印象に残るカップリング曲を持っている。
表題曲とカップリング曲、両者の魅力が重なることで、シングル全体に厚みが出て、楽曲の乃木坂という評価を獲得してきたのだと思います。
逆に、カップリング曲の人気が跳ねなければ、表題曲の勢いもしぼみがちで、シングル全体のセールスに元気がなくなってしまうことがある。
そして、乃木坂が最近リリースしたシングルの楽曲セールスにも、そういった関係を想起させる点があります。
(表1) iTunes Store トップソングの配信後30日間における順位帯分布 〜 13枚目と14枚目
凡例
[順位] A-B-C-D-E / F-G-H (200位圏内ランクイン日数; 確認された最高順位)「曲名」
#「順位」は「200位圏内ランクイン日数」の多い順で、同日の場合は、最高順位の高い方を上位にしている
# 上記 A〜H は、示された週における、以下の順位帯へのランクイン日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)
# 深夜24:00の前後2時間以内に、1度だけその時点での順位を調べ、その日の順位としている
# 配信開始後30日間が対象
# 曲名後の「*」は、そのシングルにMVが収録されていることを示す
乃木坂_13枚目シングル (2015/10/28)
[1] 09-05-07-00-03 / 06-00-00 (30日; 4位)「今、話したい誰かがいる」*(表題)
[2] 00-02-01-03-03 / 02-02-01 (14日; 16位)「悲しみの忘れ方」
[3] 00-00-00-01-01 / 05-05-02 (14日; 38位)「ポピパッパパー」*
[4] 00-00-00-00-00 / 02-06-01 (09日; 96位)「嫉妬の権利」*(共通, アンダー)
[5] 00-00-00-00-00 / 02-04-01 (07日; 79位)「隙間」
[6] 00-00-00-00-00 / 00-02-02 (04日; 124位)「大人への近道」*
乃木坂_14枚目シングル (2016/03/23)
[1] 02-03-04-06-04 / 11-00-00 (30日; 05位)「ハルジオンが咲く頃」*(表題)
[2] 00-00-01-01-01 / 00-02-01 (06日; 25位)「釣り堀」*(西野ソロ)
[3] 00-00-01-01-00 / 01-01-01 (05日; 27位)「急斜面」*(白石橋本松村)
[4] 00-00-00-01-00 / 01-01-01 (04日; 36位)「不等号」*(アンダー)
[5] 00-00-00-00-01 / 01-01-01 (04日; 44位)「憂鬱と風船ガム」
[6] 00-00-00-01-00 / 01-01-00 (03日; 39位)「強がる蕾」*(深川ソロ)
[7] 00-00-00-00-00 / 01-01-00 (02日; 96位)「遥かなるブータン」(共通)
カップリング曲は表題曲に比べ、どうしてもプロモーションが弱くなるので、NHK連続テレビ小説の主題歌に採用されたAKB48の「365日の紙飛行機」のように、iTunes Store トップソングに長期間ランクインすることは、滅多にありません。
しかし、それでも、カップリング曲としては、長くランクインを続けるものと、直ぐに圏外に去ってしまうものがあって、人気を比較することが出来ます。
上表は、カップリング曲を評価するため、表題曲では短めとなる配信開始後30日間に絞って、ランキング推移を調べています。
「ハルジオンが咲く頃」は「今、話したい誰かがいる」と比べ、配信後30日間に限っても、30位以内へのランクイン日数が少なく、31位から200位までへの日数が多くなっています。
また、13枚目のカップリング曲「悲しみの忘れ方」「ポピパッパパー」「嫉妬の権利」「隙間」は、200位圏内に14日、14日、9日、7日ランクインしたのに対して、14枚目「釣り堀」「急斜面」「不等号」「憂鬱と風船ガム」「強がる蕾」は、それぞれ6日、5日、4日、4日、3日と、軒並み短い数字が並んでいる。
表題曲だけでなく、カップリング曲を比べても、14枚目より、13枚目の方が、セールスに勢いを感じます。
両者が明暗を分けた理由ですが、一番大きかっただろうと推察されるのは、仕掛けたタイアップの差だと思います。
「今、話したい誰かがいる」は、アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』のテーマ曲に採用され、作品が人気となる中、エンディングとして流されたこの曲が、アニメファンを巻き込んで、反響を呼んでいきます。
さらに、「悲しみの忘れ方」は、乃木坂46の主演映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の主題歌、「ポピパッパパー」は、『Samantha Thavasa Petit Choice』のCMソングに採用されている。
こういったタイアップに加えて、堀未央奈、中元日芽香、北野日奈子、寺田蘭世、中田花奈の13thアンダーフロント5人による「大人への近道」は、選抜メンバーが入らないユニット曲としては珍しく、MVが制作され、しかも独自ロケを敢行したドラマ系作品であり、さらに5人に対して「サンクエトワール」というユニット名まで付けられ、注目を集めます。
この5人を中心としたアンダーによる「嫉妬の権利」MVは、全員がフィーチャーされる、作り込んだ映像作品に仕上がっていて、和田まあやがストーカー役を演じるなど、ファンの間で評判となります。
また、「隙間」は、伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、中田花奈、西野七瀬、若月佑美という、「他の星から」メンバーが担当し、通常盤の三番目曲に至るまで、話題性を持たせている。
一方、14枚目は、表題曲「ハルジオンが咲く頃」が、スマホアプリ『sizebook』と『乃木恋』のCMソングに採用されたものの、13枚目に比べると、外部へ向けて、大々的にコラボキャンペーンを展開する感じではなかった。
むしろ、深川麻衣の卒業を軸に、既存ファンを手堅く取り込み、CDセールスを伸ばすことに主眼が置かれた節がある。
特徴的なのが、「釣り堀」は西野七瀬、「強がる蕾」は深川麻衣、「急斜面」が白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理の3人と、ソロや少人数ユニットによる曲が3つもあり、しかも、すべてにMVが作られている。
つまり収録された5つのMVのうち、表題曲とアンダー曲を除く残り全部が、ソロ曲と3人ユニット曲で、たった5人のメンバーが音楽映像コンテンツの半分以上を占める構成です。
西野、深川、白石、橋本、松村は、握手会で高い人気を持つメンバーですが、5人のファンが、全乃木坂ファンのほとんどを占めるわけではない。
にもかかわらず、限りあるMVの大部分を、5人に割り振ったため、14枚目は、彼女たち以外のメンバーのファンにとって、魅力の乏しいシングルとなり、セールスが広がりを持たなかった可能性がある。
「釣り堀」「強がる蕾」「急斜面」のランキング推移は、順位は比較的高いレベルまで上昇したものの、短期間で急落していて、一定のファンが買った後、それ以上、人気が波及することなく、終わってしまった印象を受けます。
グループアイドルのシングルにとって、ソロ曲や少人数ユニット曲を連発するのは、楽曲セールスを引き下げかねない、危険な手法だと思います。
上述したように、フィーチャーされた人以外のメンバーのファンが興味を失ってしまう以上に、とくに問題なのは、MVやライブにおいて、多人数ダンスの魅力が使えないことです。
例えば、MVを作る場合、メンバーが複数いれば、全員が踊るだけでも、それなりの絵になって、一つの見どころになるけど、1人だと、ドラマが中心とならざるを得ず、脚本や背景によほど工夫を凝らさないと、迫力が出てこない。
もし「サイレントマジョリティー」が平手友梨奈のソロ曲で、彼女が1人で踊るMVだったら、ここまで評価されたでしょうか。
つまり、多くのファンを魅了するようなMVを作りづらくなって、シングルとしての発信力を弱めてしまう。
T.M.Revolution の西川貴教は、以前、自身がMCを務めるラジオ番組で、確か、BABYMETAL に言及したとき、「複数メンバーで踊ると、ステージに勢いが出るので、羨ましい」と述べたことがあります。
西川さんほど、傑出した歌唱力を持ち、強烈なオーラを発するアーティストでも(笑)、ソロでパフォーマンスすることの辛さを感じるわけで、グループアイドルのメンバーが1人でステージに立って、観客を魅了するのは、非常に難しい。
もちろん、歌やダンスが圧倒的に上手ければ問題ないけど、そこまでの力量は、期待する方が酷と言うものでしょう。
そのため、ソロ曲や少人数ユニット曲の披露は、全国ツアーなどの単独ライブに限られ、テレビの音楽番組や複数アーティストによるフェスで、パフォーマンスする機会がほとんどなくなってしまいます。
お茶の間の視聴者や他アーティストのファンが、何気なく観ているステージは、乃木坂の魅力を広める貴重なチャンスで、そこから無料公開のMVに誘導して、新規ファンを獲得したいところですが、最新シングルのMV付き5曲のうち、3曲を披露出来ないのだとすれば、グループの外部発信力が下がってしまうのは避けられません。
「ハルジオンが咲く頃」は、「今、話したい誰かがいる」に比べて、タイアップの数が少なかった上に、ソロと少人数ユニットによる曲が、MV付きで3つも入っていて、自ら発信力を弱めてしまった感があります。
生田絵梨花が、伊藤万理華、衛藤美彩、齋藤飛鳥、堀未央奈、若月佑美との6人ユニットによる「遥かなるブータン」のMVを制作しようとしたのは、セールス面から考えても、理に適った発想だと思います。
6人ユニットであれば、MV内のダンスやドラマに賑やかさが出てくる上、ライブステージでも、それなりの華やかさが出せるので、披露可能な機会が多くなるでしょう。
また、6人のファンが興味を持ってくれるので、より注目度が高くなり、MVが提供する話題性と相俟って、コアファン、ライトファン、ソフトファンを巻き込む効果を期待出来ます。
「他の星から」は、そういったタイプの楽曲で、発売後、長きに渡って反響を呼び続け、乃木坂の魅力を広く発信する、強力なツールとなってきました。
もし、最初から「遥かなるブータン」MVを、シングルに入れておけば、「ハルジオンが咲く頃」の楽曲セールスは、もう少し元気になったかもしれません。
大人数グループのファン総体は、それぞれのメンバーのファンの集合体なので、トップメンバーだけをフィーチャーしても、全体としては、なかなか盛り上がらない。
個々のメンバーにファンが付いていて、集めると相当な数に上るため、主要メンバーのファン以外が持つ、グループ全体の人気を左右する影響力には、無視出来ないものがある。
シングル全体を活気付かせて、楽曲セールスを引き上げるためには、こういったファンを振り向かせることが重要で、出来るだけ、多くのメンバーにスポットライトを当てる工夫が必要だと思います。
乃木坂の主演ドラマ『初森ベマーズ』が、あまり評判を呼ばなかったのは、メンバー全員出演と謳いながら、実際には、出番が特定メンバーに大きく偏っていて、乃木坂ファンを隅々まで魅了して、全員をテレビの前に座らせることが出来なかったからじゃないでしょうか。
「ハルジオンが咲く頃」は、iTunes Store ランキングやMVの再生数といった楽曲セールスが、過去のシングルと比べて、決していい成績ではないですが、一方で、CDセールスは、オリコン初動が75.0万枚の歴代最高を記録しています。
極めて高いCDセールスと、脆弱な楽曲セールス。
売り上げ枚数が伸びたのだから、深川麻衣の卒業に絡めたセールス展開や、ソロ曲、少人数ユニット曲の連発は効果的だったとの見方はあるけど、一方で、CDセールス最優先による、楽曲人気や音楽発信力の低下が何をもたらすのか、最近、これまで心配してきたことが、いよいよ現実化しつつあるように感じます。
とくに、乃木坂の音楽に惹かれていた、ライトファンの離脱が本格化している節がある。
実際、15枚目個別握手会の完売状況は、少数のトップメンバーがいつもと変わらぬ好調さを見せているのと裏腹に、多くのメンバーが重たい伸び悩みに直面しつつあります。
AKB48が辿ったのとよく似た道を、乃木坂が歩み始めている怖さがあるけど、本家はもっと凄まじい域に達しています。
(表2) iTunes Store トップソングの配信後28日間における順位帯分布 〜 AKB48の44枚目
凡例
[順位] A-B-C-D-E / F-G-H (200位圏内ランクイン日数; 確認された最高順位)「曲名」
# 表記法は(表1)と同じ
# 06/28(火)時点で配信28日目で、そこまでを対象としている
AKB48_44枚目シングル (2016/06/01)
[1] 00-00-01-02-01 / 13-09-01 (27/28日; 27位)「翼はいらない」「翼はいらない」*(表題)
[2] 00-00-00-00-00 / 01-01-01 (03/28日; 84位)「夢へのルート」*(Team8)
[3] 00-00-00-00-00 / 00-02-00 (02/28日; 109位)「君はどこにいる?」(NGT48)
[4] 00-00-00-00-00 / 00-00-02 (02/28日; 152位)「考える人」*(Team4)
[5] 00-00-00-00-00 / 00-00-01 (01/28日; 189位)「恋をすると馬鹿を見る」*(TeamB)
[6] 00-00-00-00-00 / 00-00-01 (01/28日; 196位)「Set me free」*(TeamA)
#「哀愁のトランペッター」*(TeamK)は200位以内へのランクインを確認出来ず
44枚目「翼はいらない」は、『総選挙』投票券を封入したシングルCDで、事実上、割安となる個別握手会券とともに、強力な特典を備えており、オリコン初動で144万枚を売り上げています。
ところが、表題曲の最高順位は27位で、50位圏内へのランクインは4日、200位圏内は27日で、配信開始後28日現在、リストに曲名は載っていません。
また、カップリング曲の200位圏内ランクインは、Team8「夢へのルート」の3日が最高で、TeamK「哀愁のトランペッター」は、私がチェックした限りでは、一度も確認出来ませんでした。
かりにランクインしていたとしても、非常に短期間だったのだと思います。
色んな売り方はあると思いますが、初動で144万枚も売れたシングルの表題曲が、iTunes ランキングで最高27位にしか届かず、カップリング曲は、200位圏内に最長で3日しか留まらないというのは、あまりにも歪なセールスじゃないでしょうか。
おまけの特典で円盤を売っているのであって、収録されている楽曲は、ほとんど関心を持たれていない。
しかし、2016年5月30日(月)から6月5日(日)を集計対象とする、6月13日付チャートは、オリコンもBillboard JAPAN も「翼はいらない」が1位。
つまり、この週、日本で段違いの人気を博した曲が「翼はいらない」ということになるわけで、J-POPシーンは、もはや行き着くところまで行き着いてしまった感があります(笑)。
AKB48Gも乃木坂欅坂も、音楽文化の一翼を担っているのは間違いないのだから、さすがに、こんな偏った状況は何とかすべきだと、そろそろ立ち止まって考えた方がいいんじゃないでしょうか。
音楽文化を衰退させたら、結局、アイドル文化もなくなってしまうので。
シングルにせよ、ドラマにせよ、特定メンバーに偏った構成は宜しくないと、この記事を昨日から書いていた矢先に、15枚目カップリングに白石麻衣のソロ曲「オフショアガール」と発表されて、ややズッコケました(笑)。
ただ、収録曲にタイアップがあるのは良いことだし、MVを付けるかどうかも分からないので、シングル全体に対する評価は、もっと先にならないと、コメントの仕様がありません。
何と言っても、タイトルすら発表されてないですから(笑)。
表題曲のタイトル発表とパフォーマンス披露は、今夜の『テレ東音楽祭(3)』か、もしくは明後日土曜の日テレ『The MUSIC DAY 夏のはじまり。』の可能性があります。
ただ、表題曲を音楽番組で披露するなら、事前アナウンスによる宣伝がある筈で、今のところ、歌唱楽曲に関して情報が出ていないので、今夜は、「きっかけ」かなと思っています(笑)。
欅坂の主演連続ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』の制作が優先されて、乃木坂への楽曲提供が遅れている気もしますが、ゆっくり待つしかないですね。
ちなみに、「ハルジオンが咲く頃」MVは、CD発売の3週間前に公開されたので、15枚目表題曲が同じスケジュールであれば、来週の火曜か水曜、つまり7月5日6日あたりに、新曲MVのお披露目となります。
きいちゃんはレコーディングが終わったと記しているので、まあ、大丈夫でしょう。
最後に、「サイレントマジョリティー」カップリング曲の配信成績を、載せておきます。
(表3) iTunes Store トップソングの配信後28日間における順位帯分布 〜 欅坂46の1枚目
凡例
[順位] A-B-C-D-E / F-G-H (200位圏内ランクイン日数; 確認された最高順位)「曲名」
# 表記法は(表1)と同じ
欅坂46_デビューシングル (2016/04/06)
[1] 29-01-00-00-00 / 00-00-00 (30日; 1位)「サイレントマジョリティー」*(表題)
[2] 00-00-01-01-00 / 03-08-03 (16日; 25位)「渋谷川」*
[3] 00-00-02-00-00 / 01-02-01 (06日; 26位)「キミガイナイ」
[4] 00-00-00-01-00 / 01-01-01 (04日; 39位)「手を繫いで帰ろうか」*(共通)
[5] 00-00-00-00-00 / 02-00-01 (03日; 53位)「乗り遅れたバス」
[6] 00-00-00-00-00 / 02-01-00 (03日; 55位)「山手線」*
「渋谷川」が最高25位、16日間ランクインするなど、デビューシングルとしては、上出来過ぎるほどのランキング推移だと思います。
この表からも、「サイレントマジョリティー」はヒットしたと言えるでしょう。
ん〜、『NOGIBINGO!』の後、『KEYABINGO!』が放送されるという噂も流れていて、デビュー曲をヒットさせたアイドルグループに対する「期待感」が、怒濤のオファーを生み出しているのかもしれません。
乃木坂も、15枚目を引っさげて、一緒に上昇気流に乗って欲しいですね。
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