ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

13th選抜発表の日程予想、最初のヤマ場は8月9日と16日の『乃木坂工事中』 [30Jul15]

2015-07-30 19:00:00 | 芸能
テレビ・ラジオで近々放送される予定の注目番組

明日!金曜深夜0時半
[地デ] 7月31日(金) 24 : 30 ~ 日テレ『バズリズム』
バカリズムとマギーがMCを務める音楽情報番組。乃木坂は「おしゃベリズム」のコーナーに、ソロ活動するTakamiyこと高見沢俊彦と出演。スタジオライブがあるかどうかは不明。この番組、バカリズムによる独特な視点からのトークなど、切り口が普通の音楽番組と違っていて、結構面白いと思う。
日テレの番組公式サイト

明後日!土曜夕方6時
[地デ] 8月1日(土) 18 : 00 ~ 18 : 30 フジテレビ『MUAIC FAIR』
乃木坂46がTHE ALFEE とコラボ。
フジテレビの番組公式サイト

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



昨日の記事に関して、「サウンドスキャンは、限定盤だけでなく、初回限定盤・通常盤についても、セブンイレブンでの売り上げをカウントしていないのでは?」というコメントをツイッターで頂きました。

なかなか鋭いご指摘で、このケースは、記事を書く前に、私も検討してみました。

ただ、現時点では、その可能性は低いんじゃないかと考えています。

根拠は、セブンイレブンで販売されている初回限定盤と、CDショップで売られている初回限定盤を、区別する理由が見当たらないことです。


セブンイレブンであれ、新星堂であれ、購入した初回限定盤を開封すると、同じCDと同じDVDがあり、各種プレゼント応募券を兼ねたミニライブ付き全国握手会券が入っている。

つまり、初回限定盤や通常盤に関しては、駅前のCDショップやAmazonで売っている商品を、セブンイレブンでも扱っているということで、売り上げを集計するとき、セブンイレブンの分だけ除くのは不自然に思えます。

確かに、セブンイレブンは予約特典として、フロントメンバーの特大ポスターを付けて、「セブンイレブンだけ」と謳っている。

しかし、こういった店特有の外付け特典は、CDショップでも普通に行なっていることです。

そして、その中味が異なるからという理由で、新星堂販売CDとHMV販売CDの売り上げを、別々にカウントするケースは見たことがない。

従って、サウンドスキャンもオリコンも、初回限定盤と通常盤については、セブンイレブンを単なる一つの販売店と見なし、他の販売店と区別することなく、売り上げ枚数をカウントしているんじゃないかと。

ただ、その際、サウンドスキャンは、TypeA、B、C、通常盤を、それぞれ独立したシングルCDと捉え、盤種ごとに売り上げを集計するのに対して、オリコンはそれらすべてを「太陽ノック」CDとして合算しています。


一方、セブンイレブン限定盤は、入っているCD、DVD、そして特典の内容が、初回限定盤や通常盤とは明らかに異なるので、サウンドスキャンが、別の盤種と見なすのは当然です。

もし、この限定盤が、名前に反して、セブンイレブンだけでなく、CDショップやネットでも購入出来るのであれば、NMB48の11枚目「Don't look back」のケースから考えて、ライブ券は問題にしないようなので、「一般流通」CDとして、調査対象にした可能性がある。

しかし、セブンイレブン限定盤は、文字通り、セブンイレブンでしか買えないので、販路が限定されているという理由で、この独立したシングルCDは、対象外にされたのだと思います。


今回のサウンドスキャンTOP20には、通常盤はランクインしませんでした。

通常盤が発売週に20位以内に入らなかったのは、7枚目「バレッタ」以来の出来事で、こういったことからも、サウンドスキャンの数字に物足りなさを感じるファンは少なくないでしょう。

ただ、サウンドスキャンによる初回限定盤・通常盤の店頭セールスが15万枚と、歴代最高を記録した前作「命は美しい」でも、発売週の通常盤「今週」売り上げは4484枚で、「太陽ノック」発売週の20位であるアンジュルム「七転び八起き/臥薪嘗胆/魔法使いサリー(通常盤C)」の4610枚を下回っています。

つまり、店頭販売が絶好調だった「命は美しい」ですら、「太陽ノック」と同じ時期に発売すれば、通常盤がTOP20にランクインしなかった可能性があって、通常盤の5作ぶりの圏外が必ずしも不自然というわけではない。


最近、アイドル系やアニメ系のCDは、分厚い特典を付けて売るのが普通になりつつあるようで、それに伴って、CDセールスの数字も全体的に高くなっていて、TOP20へのランクインが難しくなっているのだと思います。

とくに、乃木坂の通常盤は、特典の弱い盤種なので、それを買うのであれば、アンジェルムやラブライブ!をなんて動きがあるかもしれない(笑)。

「太陽ノック」の初回限定盤と通常盤を併せた第1週推定12万枚は、ライバルがひしめく中、ハイレベルな売り上げ枚数であって、ミニライブ、全国握手会、サイン入り生写真、ペアPVといった乃木坂アトラクションが、まだまだ魅力的であることを意味しています。

しかし、楽曲そのものの魅力となると、「太陽ノック」を一番安く買える通常盤のTOP20圏外が示すように、なかなか太刀打ち出来ない。

トータルで初週61万枚もCDが売れているのに、もっとも手頃に楽曲をゲット出来る通常盤のセールスが5千枚に届かないことが、今の乃木坂が抱える矛盾を象徴している気がします。


サウンドスキャンが、初回限定盤・通常盤のセブンイレブン販売分をカウントしてるかどうか、本当のところは、直接確認してみないと分かりません。

ただ、表に出ている情報を総合すると、カウントしていると見る方が妥当じゃないかと思っています。

かりに、カウントしてないとすれば、オリコンデイリー6日目の8万枚から考えて、初回限定盤と通常盤を併せた売り上げは前作並みの15万枚で、セブンイレブン限定盤を入れた店頭販売分は19万枚、個別握手会分は42万枚あたりと推測されます。

そうなると、前作から11万枚アップの内訳は、店頭分4万枚、個別分7万枚です。

記事に書いた、店頭分1万枚、個別分10万枚に比べると、握手会依存度が下がるので、こちらの方が個人的に少し気が休まる数字なんですが(笑)、上に述べたような根拠から、セブンイレブン販売分もカウントされていて、やはりもっと依存度が高いのではないかと思っています。



昨日、フジテレビの生放送大型歌謡祭『FNSうたの夏まつり』に乃木坂46が出演して、「太陽ノック」を披露しました。

正直に述べると、演奏時間などから判断して、乃木坂の存在感は、過去最低レベルに小さかった気がします。

本来ならば、この辺の話をしたいのですが、取り急ぎ、触れておいた方がいいテーマがあるので、今日は、そちらを書きます。


実は、13枚目の選抜発表が迫っている可能性があります。

12枚目「太陽ノック」をCDリリースしたばかりなので、いくらなんでも早過ぎると私自身も思うんですが(笑)、これまでの例を調べると、近々選抜発表が行なわれる可能性を否定出来ません。

というのは、以下のように、9枚目、10枚目、12枚目の個別握手会応募は、前作の14次あるいは16次と重ねる形で始められ、第1次受付前後の日曜深夜に選抜発表が行なわれています。

(表1) 9枚目、10枚目、アルバム、11枚目、12枚目の個別握手会応募を始めるタイミング

08枚目第14次応募 2014/05/08(木)~05/09(金)
09枚目第01次応募 2014/05/09(金)
09枚目選抜発表 2014/05/11(日)深夜『乃木坂って、どこ?』

09枚目第14次応募 2014/08/07(木)~08/08(金)
10枚目第01次応募 2014/08/08(金)
10枚目選抜発表 2014/08/03(日)深夜『乃木坂って、どこ?』

10枚目第14次応募 2014/11/06(木)~11/07(金)
アルバム第01次応募 2014/11/06(木)~11/07(金)

10枚目24次応募 2015/01/22(木)~01/23(金) [最終受付]
11枚目01次応募 2015/01/22(木)~01/23(金)
11枚目選抜発表 2015/01/18(日)深夜『乃木坂って、どこ?』

11枚目16次応募 2015/05/07(木)~05/08(金)
12枚目01次応募 2015/05/07(木)~05/08(金)
12枚目選抜発表 2015/05/10(日)深夜『乃木坂工事中』


10枚目「何度目の青空か?」のあとに1stアルバム「透明な色」が発売されたため、11枚目「命は美しい」への移行スケジュールは、変則的になっています。

しかし、それ以外は、前作個別握手会応募の第14次から第16次あたりに、新しいシングルのスケジュールが始まるパターンになっています。

そして、12枚目「太陽ノック」は、今日から第13次応募が行なわれていて、これまでのケースに従うならば、13枚目への跳躍ゾーンが間近に迫っていることになる。

では、こういった前作から次作への個別握手会「連続応募」ルールを適用して、13th選抜の発表日を予想してみます。

(表2) 13枚目スケジュール開始のシミュレーション

12枚目14次応募 2015/08/06(木)~08/07(金)
13枚目01次応募 2015/08/06(木)~08/07(金)
13枚目選抜発表 2015/08/09(日)深夜『乃木坂工事中』

12枚目15次応募 2015/08/13(木)~08/14(金)
13枚目01次応募 2015/08/13(木)~08/14(金)
13枚目選抜発表 2015/08/09(日)深夜『乃木坂工事中』
13枚目選抜発表 2015/08/16(日)深夜『乃木坂工事中』

12枚目16次応募 2015/08/20(木)~08/21(金)
13枚目選抜発表 2015/08/16(日)深夜『乃木坂工事中』
13枚目選抜発表 2015/08/23(日)深夜『乃木坂工事中』


8月9日、16日、23日の日曜日深夜『乃木坂工事中』が、選抜発表日の候補になります。

ここで最初に考慮すべきことは、13枚目がNHK紅白歌合戦を睨んだシングルで、もし出場選考の評価対象としてエントリーするのであれば、いくら遅くとも10月中旬くらいまでにはCDをリリースするのが望ましい。

となると、13枚目の発売日は、10月14日(水)がタイムリミットになって、選抜発表日候補との関係は次のようになります。

(表3) 予想される13枚目の選抜発表とCD発売の間隔

選抜発表[08/09(日)] =9w+3d=> CD発売[10/14(水)]
選抜発表[08/16(日)] =8w+3d=> CD発売[10/14(水)]
選抜発表[08/23(日)] =7w+3d=> CD発売[10/14(水)]


ところが、このスケジュールだと、8月9日(日)の選抜発表であっても、CDリリースまでに9週プラス3日で、個別握手会セールスは、9次応募分までしか、オリコン初動に流し込めません。

第1次受付を選抜発表の前に行なえば、13枚目は10次応募分まで算入可能になるけど、12枚目が11次応募分を流し込むことで、過去最高の初動を達成したことを考えると、このスケジュールでは前作割れを起こす危険があります。

つまり、「連続応募」で収入を途切れさせず、かつ、紅白出場選考の評価対象になる時期にCDをリリースして、かつ、前作を越えるオリコン第1週を叩き出すとなると、8月9日(日)ですら、13th選抜発表としてやや遅い印象を否めない。


考えられる対処法は二つ。

13枚目個別握手会の日数を従来の6日から7日にして、総部数の大幅な増加を図り、店頭販売CDにも、特別ライブ券を付けたセブン限定盤に優るとも劣らない強烈な特典を用意することです(笑)。

そうすれば、12枚目が第11次応募までに稼いだ売り上げに、それより少ない次数で到達することも不可能ではない。

これが一つ目の方法です。


もう一つは、13枚目の発売を11月以降に持ってきて、紅白出場選考の評価対象にしないことです。

8月からのイベント日程を以下に示しします。

(表4) 重要イベントの日程

====== 8月 (Aug) =====

08月01日(土) 12枚目第2回全国握手会+セブン-イレブン限定ライブ in ポートメッセなごや
08月01日(土) 生駒里奈の主演映画『コープスパーティ』公開初日
08月02日(日) 12枚目第2回個別握手会 in ポートメッセ名古屋
08月02日(日) 深夜『乃木坂工事中
08月05日(水)『真夏の全国ツアー2015 宮城』第01公演(18:00) in ゼビオアリーナ仙台
08月06日(木)『真夏の全国ツアー2015 宮城』第02公演(18:00) in ゼビオアリーナ仙台
08月07日(金) 12枚目個別握手会第14次応募終了
08月08日(土)『真夏の全国ツアー2015 愛知』第03公演(17:00) in 日本ガイシホール
08月09日(日)『真夏の全国ツアー2015 愛知』第04公演(11:00)&第05公演(16:00) in 日本ガイシホール
08月09日(日) 深夜『乃木坂工事中
08月14日(金) 12枚目個別握手会第15次応募終了
08月15日(土)『真夏の全国ツアー2015 広島』第06公演(17:00) in 広島サンプラザホール
08月16日(日)『真夏の全国ツアー2015 広島』第07公演(11:00)&第08公演(16:00) in 広島サンプラザホール
08月16日(日) 深夜『乃木坂工事中
08月21日(金) 12枚目個別握手会第16次応募終了
08月22日(土)『真夏の全国ツアー2015 福岡』第09公演(17:00) in 福岡国際センター
08月23日(日)『真夏の全国ツアー2015 福岡』第10公演(11:00)&第11公演(16:00) in 福岡国際センター
08月23日(日) 深夜『乃木坂工事中
08月25日(火)『真夏の全国ツアー2015 大阪』第12公演(18:00) in 大阪城ホール
08月26日(水)『真夏の全国ツアー2015 大阪』第13公演(13:00)&第14公演(18:00) in 大阪城ホール
08月28日(金) 12枚目個別握手会第17次応募終了
08月30日(日)『真夏の全国ツアー2015 東京』第15公演(17:00) in 明治神宮野球場
08月30日(日) 深夜『乃木坂工事中
08月31日(月)『真夏の全国ツアー2015 東京』千秋楽第16公演(18:00) in 明治神宮野球場

====== 9月 (Sep) 以降=====

09月04日(金) 12枚目個別握手会第18次応募終了
09月12日(土) 12枚目第3回全国握手会+セブン-イレブン限定ライブ in 幕張メッセ
09月13日(日) 12枚目第3回個別握手会 in パシフィコ横浜
09月22日(火祝) 12枚目第4回個別握手会 in パシフィコ横浜

10月18日(日) 12枚目第5回個別握手会 in 幕張メッセ

11月22日(日) 12枚目第6回最終個別握手会 in パシフィコ横浜


ご覧の通り、8月は『真夏の全国ツアー2015』が行なわれ、13枚目を始める時期としては、決して良いタイミングではありません。

しかも、「太陽ノック」を主題歌にしたグループ初の連続主演ドラマ『初森ベマーズ』が、8月7日(金)第5話、8月14日(金)第6話、8月21日(金)第7話、8月28日(金)第8話、9月4日(金)第9話と佳境を迎え、ドラマを盛り上げるために、これら5話分のあらすじが番組公式サイトに画像付きで載っています。

これは異例とも言えるネタばらしで(笑)、番組スタッフのドラマに掛ける熱意がひしひしと伝わってきます。

番組公式サイトによる『初森ベマーズ』の第5話以降のあらすじ

こういった状況で、12枚目「太陽ノック」から13枚目に移行するのは、ちょっと気が引けますよね(笑)。

出来れば、全国ツアーが千秋楽を迎え、『初森ベマーズ』が最終回に無事辿り着くまで(笑)、12枚目を引っ張りたいという気持ちは、関係各位に漲っているんじゃないかと。


しかし、経済的な理由から、そうも言ってられないかもしれません。

12枚目「太陽ノック」個別握手会は、731部中515部がすでに完売しており、非完売部が残り少なくなっています。

つまり、売りたくても、売れる部分は僅かで、今後の積み上げとして、あまり大きなものは期待出来ない状況です。

次の表は、初動算入時点での個別握手会の状況と、第2週目以降の積み上げに、個別分と店頭分がどの程度寄与したかを推測したものです。

(表5) 8枚目から12枚目のシングルに関する、個別握手会のオリコン初動算入分と発売第2週以降の積み上げの推定内訳

凡例
[シングル番号] 初動算入次数 (その時点での完売部数/総部数, 全体完売率)=>個別+発売第2週目から現在累計までの積み上げに占める個別握手会寄与分{初動算入後、個別握手会で販売可能な残り枚数}/店頭+発売第2週目から現在累計までの積み上げに占める店頭販売寄与分

[08] 08次 (297部/759部, 39.1%)=>個別+6.2万枚{17.0万枚}/店頭+2.7万枚
[09] 09次 (264部/781部, 33.8%)=>個別+6.0万枚{22.0万枚}/店頭+4.5万枚
[10] 09次 (347部/902部, 38.5%)=>個別+6.6万枚{19.7万枚}/店頭+7.4万枚
[11] 08次 (353部/713部, 49.5%)=>個別+6.0万枚{09.0万枚}/店頭+5.7万枚
[12] 11次 (515部/731部, 70.5%)=>個別+??万枚{02.9万枚}/店頭+??万枚

# 個別握手会寄与分は、最終受付一つ前の応募終了時点での完売状況からシミュレーション計算した売り上げ枚数から、初動算入枚数を引いて求めている。もちろん誤差を含んだあくまで目安です(笑)。


例えば、前作11枚目「命は美しい」個別握手会は、第8次応募までが初動算入され、その時点での全体完売率は49.5%で、発売2週目以降に販売出来る残りCDは9万枚と推定されます。

11枚目は、発売2週目以降、現在まで11.8万枚を積み上げていますが、個別握手会による寄与分は6万枚で、店頭販売分は5.7万枚。

一方、12枚目「太陽ノック」個別握手会の初動算入時点での完売率70.5%は、これまでのシングルと比べると、突出して高くなっていて、逆に言うと、発売2週目以降に販売出来る残りCDは2.9万枚以下と、極めて少ない。

従って、個別握手会による今後の積み上げは、前作並の6万枚は無理で、頑張っても2万枚程度じゃないでしょうか。

初回限定盤はさらに売れる見込みがあるけど、CD発売前の長い予約期間、京都と名古屋の全国握手会が早期に終わってしまう日程、そして初回限定盤第1週売り上げの減少を考えると、前作5.7万枚を下回る可能性は少なくない。

つまり、12枚目の販売をこれ以上引っ張っても、CDセールスの大きな伸びは期待薄で、次のシングルに進んだ方が「お得」ということです。


鳥居坂46の結成は、乃木坂と同じく、8月22日(土)の可能性があり、秋にはプリンシパルの開催がアナウンスされています。

全国ツアー、『初森ベマーズ』、紅白歌合戦だけでなく、13枚目を取り巻く状況は、かつてないほど複雑で、表に出てない事情もあるだろうから、予想しづらいのは事実です。

とくに、12枚目は「お茶会」などの「スペシャルイベント in 都内某所」がないので、13枚目シングルの発売日予想に関して、情報が乏しいんですね。

予想させないためにスペシャルイベントを止めたわけではないと思うけど(笑)、結構痛いです、これは。


ただ、シングル個別の「連続応募」や12枚目CDセールスの今後を考えると、8月9日(日)と16日(日)は、新選抜発表の最初のヤマ場になるのは間違いありません。

そして、もし8月23日(日)に至っても、選抜発表がなければ、ここ数シングルとは異なる、何か新しいことが乃木坂に起こるりつつあると考えて良いと思います。

8月に何が起こるのか分かりませんが、ファンにとって楽しいことであって欲しいですね。

星野みなみのフロント入りとか(笑)。


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// 過去の記事を読みたい方へ

2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


// 乃木坂メンバーが出演する映画・舞台・テレビ番組

[地デ] 毎週金曜 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。
テレビ東京の番組公式サイト

[映画] 『アイズ』秋葉原アキバシアターで上映中
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
舞台挨拶の情報
伊藤万理華の2015/07/06_11:42ブログ

映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
SuG「teenAge dream」のMV

[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー中
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール

[舞台] 【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム- が7月12日(日)から上演開始
東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
ネルケプランニングの『帝一の國』公式サイト

[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事


// 星野みなみの溢れる魅力

7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

さらに詳しく

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー


// 特集ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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「太陽ノック」初動の前作11万枚アップ内訳は、店頭販売分1万と個別握手会分10万の可能性 [29Jul15]

2015-07-29 16:00:00 | 芸能
テレビ・ラジオで近々放送される予定の注目番組

今日!水曜夜7時から
[地デ] 7月29日(水) 19 : 00 ~ フジテレビ『FNS うたの夏まつり』
国立代々木競技場第一体育館で行なわれる大型音楽祭の生放送。乃木坂46出演。
フジテレビの番組公式サイト

今日!水曜深夜0時54分
[地デ] 7月29日(水) 24 : 54 ~ 25 : 24 日本テレビ『浜ちゃんが!』
永島聖羅と伊藤かりんが出演。制作局の読売テレビでは7/16(木)深夜にすでに放送。
読売テレビの番組公式サイト

[地デ] 7月31日(金) 24 : 30 ~ 日テレ『バズリズム』
バカリズムとマギーがMCを務める音楽情報番組。乃木坂は「おしゃベリズム」のコーナーに、ソロ活動の「Takamiy」こと高見沢俊彦と出演。スタジオライブがあるかどうかは不明。
日テレの番組公式サイト

[地デ] 8月1日(土) 18 : 00 ~ 18 : 30 フジテレビ『MUSIC FAIR』
乃木坂46がTHE ALFEE とコラボ。
フジテレビの番組公式サイト

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



8月3日付オリコン週間ランキングで、「太陽ノック」は60万9千枚の初登場1位と判明しました。

さらに、サウンドスキャンの数字も以下のように発表されています。

(表1) 12枚目「太陽ノック」発売第1週のCDセールス

オリコン第1週
60.9万枚 [1位]

サウンドスキャンTOP20第1週
4.3万枚 [1位] 初回限定盤 TypeA
3.7万枚 [3位] 初回限定盤 TypeB
3.6万枚 [4位] 初回限定盤 TypeC
----万枚 [圏外] 通常盤
# セブンイレブン(SE)限定盤はカウント対象外


「太陽ノック」に関しては、盤種を増やしたり、ライブ券を付けたりと、過去のシングルと少しスタイルを変えたので、オリコンとサウンドスキャンがどこまでカウントしてくれるかが話題となりました。

この問題を考えるとき、NMB48の「Don't look back!」が参考になります。

3月31日(火)に発売された11枚目シングルですが、店頭販売CDが6種類と個別握手券付きCD、いわゆる「劇場盤」CDが1種類の全7種類で、収録楽曲は計7曲。

さらに、店頭販売CDにはリリース日に大阪城ホールで行なわれライブ券が特典として付けられています。

オリコンは「Don't look back!」をシングルチャートに掲載し、7種類の売り上げをすべて合算した数字を示したようです。

また、サウンドスキャンでは、劇場盤CDはいつも通り対象外で、店頭販売CD6種類は発売週に、すべてシングルTOP20に名前が登場しています。


「太陽ノック」は店頭販売CD5種類と個別握手券付きCD1種類の全6種類計7曲なので、オリコンは、おそらく「Don't look back!」と同様に、6種類全部を合算していると思われます。

一方、サウンドスキャンでは、店頭販売CDの中、セブンイレブン限定盤だけが対象外となったようです。

「Don't look back!」において、ライブ券は問題にされていないので、サウンドスキャンがこの限定盤を除外した理由は、特典の内容ではなく、セブンイレブンという特定の店舗でしか買えないため「一般流通」しているCDと見なさなかったのだと思います。

となると、個別握手券付きCDを対象としないのも、握手券が問題というより、forTUNE music という特定サイトでしか買えないことが理由なのかもしれません。

通常盤はいつも通りの中味なので、TOP20に名前がないのは、単純に売り上げ枚数が少なかったからでしょう(笑)。


ところで、2012年5月2日(水)に発売された、指原莉乃のソロデビュー曲「それでも好きだよ」は、オリコンが劇場盤CDの売り上げを合算せず、話題となりました。

発売元である avex trax によると、対象外となった理由は、劇場盤に5曲入っていたからだそうで、オリコンの内部規定では、4曲以下でないとシングルと見なさないのだそうです。

もちろん、avex trax はその規定を知っていたのですが、収録5曲の一つ、松浦亜弥のオリジナルをカバーした「Yeah! めっちゃホリディ」は「ボーナストラック」であり、曲数に入らないと認識していたとのこと。

ちょっと分かりづらい主張ですが(笑)、そういったレコード会社とオリコンの考え方の違いによって、劇場盤CDの売り上げ1.2万枚は合算されず、「それでも好きだよ」初動は12.4万枚の初登場2位となっています。


ちなみに、乃木坂の2枚目「おいでシャンプー」は、「それでも好きだよ」と同日発売で、「同門対決」として注目を集めました。

まあ、注目を集めるために同日発売にしたのだけど、結果は、「おいでシャンプー」初動15.6万枚の1位で、乃木坂がさっしーに「勝って」います。

かりに劇場盤分が合算されても、「おいでシャンプー」が「それでも好きだよ」を上回っているとの指摘は、あまりに秋元康氏の思う壷なので、止めておきましょう(笑)。

「太陽ノック」のCD、どの盤種でも歌入り楽曲は3曲で、4曲以下に抑えられています。

ただ、特典DVDに収録されている、伊藤万理華「まりっか'17」、星野みなみ「お願いマイハート」、衛藤美彩「いたずらな片想い」などが、曲数に入るかどうかは、よく考えると微妙な部分があって、様々なスタイルのCDがリリースされる今の時代、案外、難しいですね、シングルとは何かを判断するのは。


さて、閑話休題で、(表1)の数字から、「太陽ノック」第1週売り上げは、次のように分析出来ます。

(表2) 「太陽ノック」第1週の店頭販売と個別握手会の推定売り上げ枚数

店頭販売第1週 : 16.0万枚
内訳
11.6万枚 初回限定盤 (SSより計算)
00.5万枚 通常盤 (初回盤合計の4%で推定)
04.0万枚 SE限定盤

特定販売第1週 : 44.9万枚
# 乃木坂の場合、特定販売はすべて個別握手会による売り上げ


通常盤がサウンドスキャンTOP20に入らず、SE限定盤の正確な売り上げ枚数も分からないので、ある程度の誤差を含んだ数字ですが、一応、初動60.9万枚は、店頭販売16.0万枚と個別握手会44.9万枚から成り立っていると推測されます。

では、過去のシングル初動と比べてみましょう。

(表3) 8枚目から12枚目までの第1週CDセールス

凡例
[シングル番号] CD発売日「タイトル」
オリコン第1週 {店頭販売第1週(特典イベント)+特定販売第1週(特典イベント)} / 現在のオリコン累計

# 売り上げはすべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
#「全国3」は全国握手会3日、「個別6」は個別握手会6日の意。
#「全国*SEライブ3」は全国握手会とSEライブが同日同会場で3日行なわれることを示す。


[08] 2014/04/02「気づいたら片想い」
45.8 {11.8(全国3)+34.0(個別6)} / 54.7

[09] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
42.3 {11.0(全国3)+31.1(個別6)} / 52.7

[10] 2014/10/08「何度目の青空か?」
47.9 {11.7(全国1地方ライブ2)+36.2(個別7)} / 61.9

[11] 2014/03/18「命は美しい」
50.0 {15.0(全国3)+35.0(個別6)} / 61.8

[12] 2014/07/22「太陽ノック」
60.9 {16.0(全国*SEライブ3)+44.9(個別6)}

オリコン第1週の前作からの伸び
+10.9万枚
内訳
+0.9万枚 : 店頭販売分
+9.9万枚 : 個別握手会分


「太陽ノック」初動の60.9万枚は、前作「命は美しい」からなんと10.9万枚ものアップですが、その内訳は、店頭販売の伸びが0.9万枚、個別握手会の伸びが9.9万枚で、圧倒的に握手会の寄与が大きい。

セブンイレブンライブを特典とする限定盤を4万枚用意して、CDの盤種を従来の4種類から5種類に増やしたことによる店頭セールスの引き上げ効果は1万枚。

一方、個別握手会セールスは、発売日までの応募期間を長くして、オリコン初週に流し込む次数を、前作の8次分から11次分に増やし、万全の体制を敷いて10万枚の伸び。

その結果、11万枚の初動アップとなったわけです。

乃木坂の握手会人気、恐るべし、と心底言いたくなります(笑)。


次に、オリコン初動に算入された個別握手会分44.9万枚という値を、第11次応募終了時点完売状況からの推定値と比べてみます。

(表3) 11枚目と12枚目の個別握手会によるCDセールスの比較

凡例
完売部数/担当部数 (完売率) グループ名
売り上げ枚数
# 枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
#「by 差(OC-SS)」が続くのはオリコン第1週から、サウンドスキャンを基に推測した店頭販売第1週全種類合計を引いて求めた枚数。
#「@」が続くのは完売状況からシミュレーション計算によって求めた枚数。「@」以降は、計算に使った「CD1枚に対する平均割り当て時間=完売1部の設定売り上げ枚数」。

# 具体的なシミュレーションの方法を知りたい方は、以下の記事をご参照下さい。
乃木坂の風 23Mar14 ~ 完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明(2)
乃木坂の風 22Mar14 ~ アレチの業務連絡、完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明

[12枚目第11次応募終了時点]
# オリコン初週算入分
459部/598部 (0.77) : 1期
056部/133部 (0.42) : 2期
515部/731部 (0.71) : 全体

売り上げ枚数
44.9万枚 by 差(OC-SS)

45.3万枚 @ 8.2秒=659枚
44.2万枚 @ 8.4秒=643枚
43.3万枚 @ 8.6秒=628枚
42.2万枚 @ 8.8秒=617枚
41.2万枚 @ 9.0秒=600枚
40.3万枚 @ 9.2秒=587枚


「太陽ノック」個別握手会におけるCD1枚への平均割り振り時間は、前作「命は美しい」第1週算入分を上手く説明出来る8.8秒より大きくなるのではないかと予想していましたが、蓋を開けてみると、上表のように、8.3秒くらいが妥当で、かえって小さくなっていました。

つまり、完売1部当たりの設定枚数が増えている様に見える。

まあ、12枚目個別握手会の応募を始めてみると、あまりに申し込みが好調で、運営が強気になって、設定枚数を引き上げたという理屈を考えることは出来ます(笑)。

ただ、確かに、高山一実、井上小百合、寺田蘭世など、担当が30部ではないメンバーに全完売が続出して、応募が殺到している印象はあります。


次の表は、11枚目と12枚目の個別握手会応募各次数における、推定売り上げ枚数の推移比較です。

(表4) 11枚目「命は美しい」と12枚目「太陽ノック」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 同次数を上が11枚目、下が12枚目の順に並べている。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚目の平均割り振り時間を11枚目8.8秒、12枚目8.3秒として求めている。
# 推定売り上げ枚数が赤色の数字で示されているものは、それがオリコン初動に算入された可能性が高いことを示す。
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-16d」は、集計締め切り日の16日前という意味

[07次] {320/713, 32.6万枚} (2015/03/05~03/06, -16d) : 11枚目
[07次] {399/731, 39.7万枚} (2015/06/18~06/19, -37d) : 12枚目

[08次] {353/713, 34.8万枚} (2015/03/12~03/13, -09d)
[08次] {436/731, 41.7万枚} (2015/06/25~06/26, -30d)

[09次] {365/713, 35.5万枚} (2015/03/19~03/20, -02d)
[09次] {479/731, 43.5万枚} (2015/07/02~07/03, -23d)

[10次] {379/713, 36.3万枚} (2015/03/26~03/27, +05d)
[10次] {500/731, 44.2万枚} (2015/07/09~07/10, -16d)

[11次] {392/713, 37.0万枚} (2015/04/02~04/03, +12d)
[11次] {515/731, 44.7万枚} (2015/07/16~07/17, -09d)


第8次応募終了時点で比べると、「太陽ノック」個別握手会の売り上げ枚数は、「命は美しい」を7万枚上回り、その後、8次応募から11次応募へさらに3万枚を積み上げている。

この絶好調な売れ行きが、前作を10万枚も越える握手会セールスにつながったわけです。

ん~、ここまで来ると、畏怖の念すら覚えますね、もう(笑)。


しかし、店頭販売に関しては、SE限定盤を4万枚追加したにも関わらず、第1週は1万枚ほどアップしただけです。

コアファンの人数と「熱さ」が売り上げを決定する個別握手会は過去最高レベルの盛り上がりを見せたけど、よりライトなファンの動向が反映される店頭販売は、少なくとも今のところ、さほどヒートしている風ではない。

iTunes Store トップソングは、『MUSIC STATION』出演後の浮上はなく、結局、「太陽ノック」は最高5位に終わりそうで、現在は31位と急速に順位を下げています。

「命は美しい」「何度目の青空か?」はベスト3入りを果たしたので、ダウンロード数に関しては、前作、前々作ほどの勢いはない、ということになります。


「太陽ノック」MV は、再生数が100万回を越えましたが、「命は美しい」に比べると伸びが重たい。

乃木坂の表題曲MVは、CDセールスに比べて再生回数が少なく、フルバージョンの無料公開にも関わらず、1千万回を上回るのは「制服のマネキン」しかありません。

BABYMETALは「ギミチョコ」のライブビデオが3千万回を越え、「メギツネ」MV(Full ver.)は1千8百万回、「イジメ、ダメ、ゼッタイ」MV(Full ver.)が9百万回など、多くの曲が高い再生回数を記録しています。

さらに、E-girlsは「ごめんなさいのKissing you」MV(Short ver.)の2千6百万回を筆頭に、「Highschool (ハート絵文字) love」MVが2千2百万回、「Mr.Snowman」MVが1千5百万回と、2千万回、1千万回を連発。

BABYMETALとE-girlsの場合は、楽曲関連ビデオの再生回数が1千万に迫ったり、上回るのが普通の光景になっています。

紅白歌合戦出場を巡る選考レースで、これらのグループと渡り合うためにも、乃木坂は表題曲MVの再生回数をもっと伸ばすことが重要で、前作「命は美しい」に及ばないレベルでは、「ヒット」の文字は見えてきません。


莫大なCDセールスはあくまで乃木坂の握手会人気を示すものであって、楽曲人気とはほとんど関係がない。

そして、乃木坂が一般に広く知れ渡るような、本当の人気グループになるためには、ダウンロード、有線、MV再生回数などで顕著な成果を見せるヒット曲が、絶対に必要だと思います。

楽曲人気を示すこれらの指標が、前作を下回りつつあるのが、「太陽ノック」の偽らざる現状で、60万枚を越える初動ながら、先行きは決して楽観出来ません。

乃木坂にもともと興味がなくとも、テレビでたまたまステージを観て、多くの人が惹き付けられるような音楽とパフォーマンスを、どうすれば生み出せるのか。

そろそろ真剣に考えるべきじゃないでしょうか。


さて、CDセールスの話はこの辺にして、出演した音楽番組のパフォーマンスについて四方山話を。

先週金曜に『MUSIC STATION』、日曜深夜は『MUSIC JAPAN』に出演して、乃木坂46は「太陽ノック」を披露しました。

いずれも人気のあるメジャーな音楽番組で、新曲キャンペーンがいよいよハイライトを迎えた感があります。

まずは、演奏時間を見ておきましょう。

(表5) 「太陽ノック」が披露された番組とその演奏時間

[凡例]
『コンサートや番組の名称』
演奏時間 = 「曲名」
放送された日付とメディア名

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「3 : 56」は3分56秒を表す。

「太陽ノック」
2015年7月22日(水)発売の12枚目シングル表題曲
作詞:秋元康、作曲:黒須克彦、編曲:長田直之

[MV]
3 : 56 =「太陽ノック」
6月24日(水) YouTube公開

[CD]
3 : 56 =「太陽ノック」
7月22日(水)リリース

[テレビ放映された音楽番組]

『テレ東音楽祭(2)』
2 : 29 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (橋本ポジ : 川村真洋)
6月24日(水) テレビ東京

『音楽の日』
2 : 28 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋, 優里ポジ : 伊藤かりん, 星野ポジ : 寺田蘭世, 万理華ポジ : 永島聖羅)
6月27日(土) TBS

『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』
1 : 54 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋)
7月4日(土) 日テレ

『乃木坂46 SHOW!』第7弾
3 : 56 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋, 飛鳥ポジ : 寺田蘭世, 衛藤ポジ : 永島聖羅)
4 : 02 =「他の星から」(4 : 03 = CD)
# 6th選抜の一部 (西野七瀬 伊藤万理華 井上小百合 斉藤優里 桜井玲香 中田花奈 若月佑美)
7月11日(土) NHK BSプレミアム

『乃木坂工事中』
2 : 29 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋)
# 1 : 56 から演奏終了まで告知や提供スポンサーの画面を重ねて放映
7月12日(日)深夜 テレビ東京

『MUSIC STATION』
2 : 29 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (井上ポジ : 中元日芽香)
7月24日(金) テレビ朝日

『MUSIC JAPAN』
2 : 29 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (優里ポジ : 伊藤かりん)
7月26日(日)深夜 NHK総合


『MUSIC STATION』出演時のファッションは、MV後半の全体ダンスで着ていた紫色の衣装で、音楽番組のステージでは、おそらく初めてだと思います。

メンバーのビジュアルはピカイチなんだけど、パフォーマンスそのものは、相変わらず生歌比率の低い歌唱で、音楽的に物足りなさを感じました。

ただ、ライブ開始早々、ステージ右方向へ移動する橋本奈々未がマイクを放り投げる様に、盛大に床に落としたのには、シビレた(笑)。

私は、ななみんのこういった「大技」が結構好きで、見つける度に、「おおーー!、ななみ~ん!」とテンションが上がります。


手や脚の動きが揃ってないのは、全体ダンスのクオリティに響くので、きちっと決めて欲しいけど、橋本さん、そういう細かい部分はちゃんと出来ていて、上手いと思います、ダンスは(笑)。

そして、真剣なパフォーマンスの最中に、思いっきり立ち位置を間違えたり、マイクが飛んでいったりするのは、愛嬌というもので、むしろ可愛いです。

アイドルなのだから、ある程度の「やらかし」は個人的にはむしろウェルカムで、秋元真夏のコケ芸?もそうですが、皮肉ではなく、本当にステージが面白くなると思います。


曲後のトークでは、橋本さん、この日初出演だったロックバンド、キュウソネコカミを一昨日ライブに行ったほど好きで、共演の緊張から「手が震えている」と発言。

マイクパフォーマンスのさりげない自己フォローとも受け取れるあたり、後々のトークまで盛り上がるわけで(笑)、ななみん本人は毎度ショック受けているようですが、自分の個性と前向きに捉えて良いんじゃないでしょうか。

実際、ネットの声を読んでも、一生懸命にやっていることが伝わるからか、批判的というより、肯定的に捉えている人が多いような気がしますし。


『MUSIC JAPAN』は、千葉県船橋市での公開収録だったので、曲前トークで南房総市観光大使でもある高山一実が、「なのはな体操」なる不思議な県民体操を披露して、微妙なテイストで爪痕を残していました(笑)。

ところで、MCユースケサンタマリアとトーク場面に登場したのは、フロント5人と2列目かずみんに加え、3列目の松村沙友理と齋藤飛鳥の8人でした。

こういった抜擢も、運営がどのメンバーに注目しているかを知る、一つの手掛かりになる筈で、さゆりんとあしゅへの期待感は高そうで、二人の13th選抜入りは、やはり堅いのかなと、ふと考えてしまいました(笑)。


さらに言えば、『MUSIC STATION』のパフォーマンス、舞台で出演出来なかった井上小百合のポジションに入った中元日芽香は、13枚目で選抜入りする可能性が濃厚じゃないでしょうか。

アンダーセンターは、次の次のシングルで選抜入りするパターンが伊藤万理華、井上小百合と続いていて、13枚目はひめたんの順番である上、『らじらー SUNDAY』の隔週レギュラーとして、ばんばん人気を上げつつあり、今や、乃木坂とNHKを結ぶ一番太いパイプになっている。

しかも、乃木坂でトップクラスの歌唱力を持っているので、生歌ステージを要求されるかもしれない年末の歌謡祭には、ぜひとも選抜にいて欲しいメンバーと言えます。


また、ちょっと違う観点から話をすると、BABYMETALは9月10月に全国Zeppツアーを行い、12月に横浜アリーナ2Daysを予定しています。

明らかに、海外から国内に活動をシフトさせるようで、時期を考えると、紅白を狙っている節がある。

先日イギリスで賞を貰ったというニュースが流れましたが、BABYMETALの音楽的実績には素晴らしいものがあって、本人たちにその気があるなら、紅白出場の有力候補になるでしょう。

もしBABYMETAL と乃木坂46の両方が紅白出場となると、中元すず香と中元日芽香は、同一紅白への姉妹出演となって、この大晦日音楽祭を盛り上げる話題を提供することになる(笑)。

やや穿った見方だけど、視聴率を稼ぎたい紅白担当者が、こういった話題性に興味を示さないとも限らないわけで、そういう意味からも、ひめたんの13th選抜入りは期待大じゃないかと。


そうそう、あまり取り上げられてませんが、12枚目「太陽ノック」セブンイレブン限定盤のジャケット冊子裏は、なぜか中元日芽香のソロショットになってます。

さらに、冊子をめくって最初に表れるメンバーの写真ページには、堀未央奈、中元、北野日奈子のソロショットが並んでいて、ひめたんは真ん中に置かれている。

なぜにここまでひめたんをプッシュするのかというくらいの特別扱いで、これを見たとき、「やはり、秋の主役はひめたんなんじゃないか?」と直感しました。

まあ、私の「直感」は自分でも当てにしてないので(笑)、もちろんどうなるか分かりませんが、中元日芽香が乃木坂のパフォーマンスを引っ張ることを夢見ている者として、気分が盛り上がる要素ではあります。


『MUSIC JAPAN』の衣装は、紺色を基調にしたいつものデニムファッションで、ダンスはなかなか良かったですよ。

思うに、ステージが広いので、隣を気にせず、フリや移動をノビノビと行なえたんじゃないでしょうか。

フロント5人、2列目5人、3列目8人の大人数フォーメーションは、舞台が小さいと、人の溢れ返っている感が強くなって、全体ダンスが美しく見えないんですね。

『MUSIC STATION』では、このゴチャゴチャ感のために、かなり損をしていた気がします。

選抜入りさせたいメンバーが多い中、厳しい話ではあるけど、パフォーマンスのことを考えると、3-5-8の16人体制に戻した方が良いんじゃないかと思いました。


ところで、『MUSIC JAPAN』の演奏時間を調べていて、ちょっとナイスなことを発見してしまいました。

NHKの音楽番組で、乃木坂がどういう扱いを受けるかは、紅白出場を占う参考になるかもしれません。

で、実は、結構良かったんですね、待遇が。

(表6) 7月26日(日)深夜放送のNHKG『MUSIC JAPAN』の出演歌手と演奏時間

凡例
[出演順] 歌手名 (NHK紅白歌合戦への出場回数)
演奏時間 = 曲名

[1] ジャニーズWEST
1 : 47 =「バリ ハピ」

[2] SEKAI NO OWARI (1回)
1 : 59 =「ANTI-HERO」

[3] Dream Ami (2回 as E-girls)
2 : 06 =「ドレスを脱いだシンデレラ」

[4] May J. (1回)
1 : 53 =「Sparkel -輝きを信じて-」

[5] T. M. Revolution (5回)
2 : 37 =「DOUBLE-DEAL」

[6] 水樹奈々 (6回)
2 : 30 =「Exterminate」

[7] 奥華子
2 : 02 =「楔 -くさび-」

[8] 乃木坂46
2 : 29 =「太陽ノック」


『MUSIC JAPAN』に出演した8組は、演奏時間で見ると、大きく2分と2分半の二グループに分けられます。

そして、2分半のステージを貰ったのは、T. M. Revolution、水樹奈々、そして乃木坂46の3組だけでした。

T. M. Revolutionと水樹奈々は、近年、紅白出場の常連で、長い演奏時間を貰えるのは当然と言える面があるけど、乃木坂は、それと同格の扱いを受けていました。

もう出場確定でしょ(笑)。



『MUSIC JAPAN』での扱いと紅白出場が関係することを示す根拠はありません(笑)。

ただ、NHKの色んな番組で、乃木坂が注目されている雰囲気は感じます。

大河ドラマ『花燃ゆ』への出演は、それ自体がNHKへの「貢献」になるとは思えないけど、他の誰でもなく、まさに乃木坂46に白羽の矢を立てたのだから、グループに強い関心を持っているスタッフがいるのは間違いない。

紅白出場の選考レースは、事務所間の熾烈な枠取り合戦のようで、一筋縄ではいかないと思いますが、NHKの乃木坂に対する姿勢を見ていると、今、悪くない流れになっている気はします。


このブログでは、乃木坂の未来について、シビアな話をすることが少なくないので、たまには、こういう安心理論も、根拠薄弱ながら、良いんじゃないかと、敢えて指摘してみました(笑)。

乃木坂の紅白出場、まずはAKB48Gが枠数減となる2枠を飲むかどうかに掛かっていると思うけど、その辺はもう黙って見守るしかない。

「太陽ノック」初動60万越えは、ひょっとすると、プラスに働くかもしれないわけで、大河ドラマ出演とともに、安心理論に入れておきましょう(笑)。


最後に、AKB48グループ各「支店」の紅白出場選考において、評価の対象にされそうなシングルのCDセールスを載せておきます。

(表7) NMB48、SKE48、HKT48の最近のCDセールス動向

凡例
[シングル番号] 発売日「タイトル」
オリコン第1週 {サウンドスキャンによる店頭販売第1週 (特典イベント)+特定販売第1週(特典イベント)} / 現時点での累計

# 売り上げはすべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
#「全国1」は全国握手会1日、「全国?」は未定、「個別7写メ3」は個別握手会6日写メ会3日の意。
#「全国?_5」は発売第1週時点で未定で、その後、5日と発表されたケース。

NMB48

[10] 2014/11/05「らしくない」
42.0 {7.6(全国1)+34.5(個別7写メ3)] / 49.9

[11] 2015/03/31「Don't look back!」
44.7 {12.6(全国?ライブ1)+32.1(個別9写メ4)} / 52.8

[12] 2015/07/15「ドリアン少年」
37.1 {8.1(全国?)+33.6(個別7写メ3)}

SKE48

[16] 2014/12/10「12月のカンガルー」
38.6 {8.8(全国?_5)+29.8(個別8)} / 45.3

[17] 2015/03/31「コケティッシュ渋滞中」
64.0 {8.9(全国3)+55.1(個別8MC)} / 69.5
# MC(ミュージックカード)による加算を除いた場合の売り上げ
36.5 {8.9(全国3)+27.6(個別8)}

[18] 2015/08/12「前のめり」
--- {---(全国?)+---(個別7)}

HKT48

[05] 2015/04/22「12秒」
27.8 {7.2(全国3)+20.6(個別6)} / 32.6


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「命は美しい」オリコン累計が前作越え射程圏も、有線は大幅ダウンの最高63位が濃厚 [18May15]

乃木坂12枚目は全国ツアー&メディア対策選抜、しゃべる生駒高山、舞台栄えの井上優里新内 [11May15]


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// 乃木坂メンバーが出演する映画・舞台・テレビ番組

[地デ] 毎週金曜 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。
テレビ東京の番組公式サイト

[映画] 『アイズ』秋葉原アキバシアターで上映中
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
舞台挨拶の情報
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映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
SuG「teenAge dream」のMV

[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー中
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
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東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
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[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
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(速報)「太陽ノック」6日目売り上げ8.0万枚で、オリコン初週60万枚突破が確実 [27Jul15]

2015-07-27 20:01:53 | 芸能
おおおおおーーーーー!、す、すごいです(笑)。

7月26日付オリコンデイリーで12枚目「太陽ノック」の登場6日目の売り上げがなんと8万枚だったことが判明、単純累計の初週が60万5千枚となり、ウィークリー第1週で60万枚を上回ることが確実となりました。

1日目 48.2万枚 (7月21日付火曜)
2日目 1.6万枚 (7月22日付水曜)
3日目 1.3万枚 (7月23日付木曜)
4日目 0.7万枚 (7月24日付金曜)
5日目 0.7万枚 (7月25日付土曜)
6日目 8.0万枚 (7月26日付日曜)
合計 60.5万枚


2日目以降、予想を遥かに下回る数字が続き、あれこれ考え込んでいたんですが、今日の数字を見て、一気にテンションが上がりました。

乃木坂のCDセールスは、まだまだ上昇基調にあって、ライブ券付き盤種の追加といった「仕掛け」に反応するファン層の分厚い地盤があるようです。

6日目の数字を見ると、限定盤を含めて、セブンイレブンでの売り上げが今日算入された風にも見えます。

なぜそんなに遅れるのか分かりませんが、とにもかくにも、初週60万枚突破、おめでとうございます。

勝負をかけた以上、結果が出なければ、人気ダウンと見なされるので、これで生駒ちゃんも、一安心、いや大喜びでしょう(笑)。


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テレビ・ラジオで近々放送される予定の注目番組

明後日!水曜夜7時から
[地デ] 7月29日(水) 19 : 00 ~ フジテレビ『FNS うたの夏まつり』
国立代々木競技場第一体育館で行なわれる大型音楽祭の生放送。乃木坂46出演。
フジテレビの番組公式サイト

明後日!水曜深夜0時54分
[地デ] 7月29日(水) 24 : 54 ~ 25 : 24 日本テレビ『浜ちゃんが!』
永島聖羅と伊藤かりんが出演。制作局の読売テレビでは7/16(木)深夜にすでに放送。
読売テレビの番組公式サイト

[地デ] 8月1日(土) 18 : 00 ~ 18 : 30 フジテレビ『MUAIC FAIR』
乃木坂46がTHE ALFEE とコラボ。
フジテレビの番組公式サイト

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組


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乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール

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東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
ネルケプランニングの『帝一の國』公式サイト

[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事


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7月18日14:18 星野みなみ

乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

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生駒里奈の行方、「太陽ノック」2日目1.6万枚は過去7作中最少で初回限定盤セールス大幅減も [24Jul15]

2015-07-24 17:30:00 | 芸能
テレビ・ラジオで近々放送される予定の注目番組

[地デ] 金曜夜8時
7月24日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION』
12th選抜が「太陽ノック」を披露する予定。舞台で参加出来ない井上小百合の代わりに中元日芽香が出演。
テレビ朝日の番組公式サイト
中元日芽香の2015/07/20_23:48ブログ

[地デ] 金曜超深夜4時半、あるいは土曜早朝4時半とも言う(笑)
7月25日(土) 04 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
衛藤美彩と北野日奈子の出演2週目。
『開運音楽堂』のツイッター番組公式アカウント

[地デ] 日曜深夜0時10分
7月26日(日) 00 : 10 ~ NHKG『MUSIC JAPAN』
乃木坂46が「太陽ノック」を披露。
NHKの番組公式サイト

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



衝撃的な数字が出ています。

7月22日付のオリコンデイリーによると、「太陽ノック」発売2日目の売り上げは1万6千枚。

以下の表は、6枚目「ガールズルール」から12枚目「太陽ノック」までの初日、2日目、初週などの売り上げ枚数をまとめたものです。

2日目が1万6千枚というのは、過去7シングルではもっとも低く、前作「命は美しい」3万7千枚の半分に届きません。

(表1) 6枚目から11枚目までのオリコン初日と初週の売り上げ枚数差

凡例
[シングル番号] 初日売り上げ枚数 =(+2日目売り上げ枚数/+初週と初日の差)=> 初週売り上げ枚数(店頭販売第1週売り上げ+個別握手会第1週売り上げ)「タイトル」

# 売り上げ枚数はすべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「*」は、通常盤とアニメ盤がサウンドスキャンのTOP20にランクインしなかったため、初回限定盤3種類合計のそれぞれ4%と4.5%として枚数を推定し、合算して求めた店頭売り上げ枚数の意。8枚目以降は、すべての種類の盤がランクイン。

[06] 28.6 =(+1.9/+5.1)=> 33.7(09.7*+24.0)「ガールズルール」
[07] 34.7 =(+1.7/+4.8)=> 39.5(09.0*+30.5)「バレッタ」
[08] 38.7 =(+3.4/+7.1)=> 45.8(11.8+34.0)「気づいたら片想い」
[09] 37.5 =(+1.9/+4.7)=> 42.2(11.0+31.1)「夏のFree&Easy」
[10] 41.2 =(+3.4/+6.6)=> 47.9(11.7+36.2)「何度目の青空か?」
[11] 42.2 =(+3.7/+7.8)=> 50.0(15.0+35.0)「命は美しい」
[12] 48.2 =(+1.6/+??)=> ???「太陽ノック」


6枚目から11枚目で、2日目の売り上げを初週から初日を引いた差と比べると、両者に相関があることが分かります。

7枚目「バレッタ」のように、2日目が1.7万枚と小さいと、初日から初週への積み上げも4.8万枚と小さくなり、逆に11枚目「命は美しい」は、2日目3.7万枚と過去最高を記録すると、1週間の積み上げも7.8万枚と過去最高になっています。

2日目の「太陽ノック」1.6万枚は、「ガールズルール」1.9万枚、「バレッタ」1.7万枚、「夏のFree&Easy」1.9万枚に近い数字で、これらのケースから推測すれば、初日から初週への積み上げは、5万枚を切るレベルになる可能性が高い。

以下の表は、再掲ですが、積み上げ枚数から予想したオリコン初週売り上げです。

(表2) 12枚目「太陽ノック」初日の数字から推定した初週売り上げ枚数

# (括弧)内は6枚目から11枚目までの差(初週-初日)の最低値、平均値、最高値で、12枚目初週推定枚数は、初日の数字にこれらを加えて計算している

12枚目オリコン第1週の予想枚数
最低(+4.7万枚) : 52.8万枚
平均(+6.0万枚) : 54.2万枚
最高(+7.8万枚) : 56.0万枚


前回の速報記事には、「命は美しい」の最高積み上げ枚数をさらに越えて、初週57万枚に行くかもしれないと書きましたが、「太陽のノック」2日目の数字が想定外に低く、今後、従来通りの推移を辿ると、初週が53万枚を下回る可能性すら出てきました。

もしそんなことが起こったら、CDセールスに関して、「惨敗」という言葉を使わざるを得ません。


「太陽ノック」は、売り上げ枚数を伸ばすために、以下のように、二つの強力な仕掛けを投入しています。

(1) オリコン第1週に算入する個別握手会セールスの応募次数を前作の8次から3回分増やして、今作は11次にしている。
(2) 特別ライブ券付きでかつMVの入ったセブンイレブン限定盤を4万枚売り出し、店頭販売CDの種類を従来の4種から5種に増やしている。

まず、(1)の仕掛けは、乃木坂の好調な握手会人気を考えると、4万枚以上の売り上げアップを期待出来ます。

次の表は、前作「命は美しい」と今作「太陽ノック」について、個別握手会セールスの初週算入分を比べたものです。

(表3) 11枚目と12枚目の個別握手会によるCDセールスの比較

凡例
完売部数/担当部数 (完売率) グループ名
売り上げ枚数
# 枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
#「by 差(OC-SS)」が続くのはオリコン第1週からサウンドスキャン第1週全種類合計を引いて求めた枚数。
#「@」が続くのは完売状況からシミュレーション計算によって求めた枚数。「@」以降は、計算に使った「CD1枚に対する平均割り当て時間=完売1部の設定売り上げ枚数」。

# 具体的なシミュレーションの方法を知りたい方は、以下の記事をご参照下さい。
乃木坂の風 23Mar14 ~ 完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明(2)
乃木坂の風 22Mar14 ~ アレチの業務連絡、完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明

[11枚目第8次応募終了時点]
# オリコン初週算入分
335部/588部 (0.57) : 1期
013部/108部 (0.12) : 2期
353部/713部 (0.50) : 全体
売り上げ枚数 :
35.0万枚 by 差(OC-SS)
34.8万枚 @ 8.8秒=617枚

[12枚目第11次応募終了時点]
# オリコン初週算入分
459部/598部 (0.77) : 1期
056部/133部 (0.42) : 2期
515部/731部 (0.71) : 全体
売り上げ枚数 :
42.2万枚 @ 8.8秒=617枚
41.2万枚 @ 9.0秒=600枚
40.3万枚 @ 9.2秒=587枚
39.4万枚 @ 9.4秒=574枚
38.7万枚 @ 9.6秒=563枚


「太陽ノック」は、完売スピードがあまりに速かったので、CD1枚に対する平均割り当て時間が、「命は美しい」より長くなっている可能性もあって、42.2万枚はやや強気に過ぎるかもしれません。

しかし、かりに完売1部当たりの設定枚数が抑えられ、初週算入分が40万枚程度だとしても、前作の35万枚から5万枚ものアップになります。

従って、完売表を見る限り、個別握手会応募を早めに始め、オリコンに流し込む次数を多くした効果は、十分に出ていると考えられます。


一方、ライブ券とMVという特典を入れてセブンイレブン限定盤を追加し、店頭販売CDの盤種を増やしたことも、予約開始当日に早々と売り切れてしまったことから、十分な効果をあげているように見えます。

その後、店舗によっては「まだ予約出来ます」との張り紙があったり、発売当日に予約なしで買えたという声があったり、この「ソールドアウト」が4万枚全完売を意味するかどうか、疑問符が付く面はあります。

しかし、スペシャルライブの申し込みは、今日の午前9時59分で締め切られており、チケットを目当てに購入した人が多い筈なので、ぴったり4万枚ではなくとも、ほとんど売れたと考えるのが妥当じゃないでしょうか。


セブンイレブン限定盤に関しては、オリコンがカウントしていないのでは、という意見があります。

しかし、この可能性は低いと思います。

もし、シングルにしては曲数が多いことが問題であれば、「太陽ノック」CDの5種類全部がまとめてアルバムと見なさる筈で、そもそもシングルのランキングに登場しないでしょう。

セブンイレブン限定盤だけが弾かれ、残り4種類だけを合算する理由はありません。


一方、ライブ券という特典が問題ならば、合算せず、別枠でのカウントになると思います。

というのも、3月31日(火)に発売されたNMB48の11枚目「Don't look back」は、6種類の店頭販売CDすべてに、リリース当日に大阪城ホールで行なうライブ参加券が付いており、「太陽ノック」セブン限定盤とほぼ同じ特典でしたが、サウンドスキャンTOP20に6種類全部がランクインしました。

サウンドスキャンがカウントするCDを、オリコンが数えないのはちょっと考えにくい(笑)。

そして、オリコンがセブン限定盤をカウントしたものの、合算はしなかった場合、フラゲ日に1万枚以上の売り上げはある筈で、ネットで無料閲覧出来る30位以内には入ってくるでしょう。

しかし、「フラゲ日」の7月21日付と発売日の22日付のどちらにもセブン限定盤は見当たらない。

従って、カウントした上、普通に合算されていると見るのが自然じゃないでしょうか。


NMB48が「Don't look back」の店頭販売CDにライブ券というかなり強力な特典を付けたのは、同日発売されたSKE48の17枚目「コケッティシュ渋滞中」とのオリコン1位獲得競争のためだと思われます。

コンサートは開催にお金が掛かるので、CDの価格を上げずに、ライブチケットを「おまけ」にするのは、収支を考えると極めて厳しい措置ですが、どうしても、SKE48に負けたくなかったのでしょう。

CD1枚が2枚にカウントされるミュージックカードという「魔法の杖」によって、オリコン初週は「コケッティシュ渋滞中」が上回りましたが、NMB48は、ライブ券によって、10枚目「らしくない」で7万6千枚だった店頭売り上げを11枚目「Don't look back」では12万6千枚まで引き上げることに成功しています。


乃木坂の「太陽ノック」も、4万枚近い引き上げ効果を期待出来る筈で、個別握手会セールスの算入次数増加と併せると、初週売り上げ枚数は前作より8万枚のアップが見込めて、50万台後半に突入するというのが、運営のシナリオだと思います。

オリコン初動をあまり引き上げると、次作での前作越えが難しくなるので、乃木坂は割と慎重に「刻みながら」坂を上ってきた節があります(笑)。

ところが、12枚目では、(1)応募次数の増加と(2)セブンイレブン限定盤の追加という二つの仕掛けを施した上に、表題曲と共通カップリング曲がそれぞれオープニング曲とエンディング曲である地上波連続ドラマ「初森ベマーズ」をスタートさせ、さらに、セブンイレブン乃木坂フェアのCMソングにも「太陽ノック」を使う念の入れようです。

つまり、運営は紅白歌合戦出場を睨んで、夏シングルのCDセールスで勝負に出たんですね。


ところが、2日目1.6万枚というのは、(表2)における予想範囲の最低ラインをさらに下回ることを示唆する数字で、今のところ、非常に厳しい展開になっています。

かりに「太陽ノック」のオリコン第1週売り上げが53万枚だとすれば、店頭と握手会について以下のような推測が出来ます。

(表4) 12枚目「太陽ノック」オリコン第1週が53万枚だったときに考えられる店頭及び個別握手会の売り上げ

凡例
[シングル番号] 初週売り上げ枚数(店頭販売第1週売り上げ+個別握手会第1週売り上げ)

# 売り上げ枚数はすべて万枚単位

[12] 53 (11+42)
[12] 53 (12+41)
[12] 53 (13+40)
[12] 53 (14+39)


オリコンデイリーの数字にセブン限定盤分が入っているなら、初回限定盤3種類と通常盤の合計は、上表の店頭販売の売り上げ枚数から4万枚を引いたものになります。

例えば、個別握手会が40万枚であれば、店頭販売は13万枚、そして初回限定盤プラス通常盤は9万枚になります。

(表1)のように、前作「命は美しい」の初回限定盤プラス通常盤は15万枚なので、6万枚もの下落ということです。

ん~、キツいですね。


11枚目「命は美しい」は、CDセールスと表題曲MV再生回数が好調だったものの、有線ランキングは奮わず、iTunes Store などのダウンロードランキングも、10枚目「何度目の青空か?」を越える勢いを見せられなかった。

12枚目「太陽ノック」は、「初森ベマーズ」とセブンイレブンフェアという強力なタイアップがありながら、表題曲MV再生回数の伸びが「命は美しい」より明らかに遅い。

このように、今年に入って、いくつかの指標で、ライトファンの離脱が懸念される数字が出ていて、もしそういった流れが本格化すると、AKB48Gのケースから考えて、次に起こるのは店頭販売CDの売れ行き鈍化です。

つまり、初回限定盤セールスの大幅減少は、深刻なファン離れが起こっている可能性を示すもので、2日目1.6万枚というのは、人を不安にさせる、強烈な数字だと言えます。


まあ、今回、特大ポスターが付くので、初回限定盤や通常盤を、セブンイレブンで予約購入する人が多く、まだ取りに行っておらず、未清算の分が多数残っている可能性はあります。

CDを買うだけなんですが、ポスターのお陰で、めちゃめちゃ箱が大きくて(笑)、学校や会社の帰りに受け取るのを避けている人も少なくないかもしれない。

そうであれば、土曜日曜のオリコンデイリーで数字が急上昇することも考えられ、まだ推移を見守る必要があります。


明日25日(土)に京都で行なわれる全国握手会では、西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、深川麻衣、橋本奈々未の5人が、乃木坂史上初のソロレーンで握手するようです。

この5人は明らかに個別握手会人気が高く、全国握手会を個別化することで、抽選で漏れたファンを引きつけ、初回限定盤の売り上げを伸ばそうという戦略だと思います。

しかし、深川麻衣以外の4人は12th選抜のフロントメンバーで、本来であれば、センターであり、現在公開中の映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の「主人公」である生駒里奈がソロレーンを担当するのが筋でしょう。

そういった筋論を一旦脇に置いてまで、CDセールスを露骨に優先するということは、運営は「太陽ノック」初回限定盤セールスの現状に、焦りを感じているのかもしれません。

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個人的には、ライトファンの減少を思わせる複数の指標があっても、それがCDセールスにまで波及するのは、まだ先のことで、立て直す余裕は十分あると考えていました。

そのため、「太陽ノック」のオリコン初週売り上げを、50万台後半、57万枚あたりと予想したわけです。

しかし、万が一、50万台前半に留まって、初回限定盤セールスの激減が起こってしまうと、今後、センターの責任が問われ、生駒里奈の立場が弱くなってしまうかもしれません。

個別握手会の売り上げは、誰がセンターであっても変わらないとの意見が多いけど、初回限定盤セールスや表題曲MV再生回数は選抜トップに左右されると考える人は少なくないので、3日目、4日目と、今後の数字を見守るしかないですが、何とか持ち直して欲しい。


生駒里奈は乃木坂の「宝物」で、この矛盾だらけの存在が宿している果てしないオンリーワンの魅力を、グループにどう上手く取り込むのか、それこそが乃木坂が発展するかどうかの分かれ道だと思います。

しかし、生駒ちゃん、12th選抜のセンター抜擢以来、一本調子に持ち上げられ過ぎているきらいがあって、以前のようなバッシングは随分と下火になって、それは良かったのだけど、正直、反動が怖いですね。

あまりに「神格化」して、「あらかじめ語られる成功譚」(笑)よろしくハードルを上げ過ぎると、当然、今後も山あり谷ありの道が続くのだから、指標が落ち込んだ時、批判がよりシビアになる危険があります。

7枚目「バレッタ」における堀未央奈のセンター大抜擢にしても、乃木坂の運営は、持ち上げるだけ持ち上げて、結果として、贔屓の引き倒しになっているケースが少なくない。

運営への信頼感がないことが、数字が悪化する度、ブルーな気分になる一番の原因かもしれません。


最後に、発売日に「太陽ノック」収録7曲が iTunes Store にアップされ、「トップソング」200位以内にランクインしているので、以下に載せておきます。

(表5) iTunes Store トップソングにおける乃木坂楽曲のランキング

7月23日(木)早朝

[05] 太陽ノック
[15] 羽根の記憶
[49] 魚たちのLOVE SONG
[52] 別れ際、もっと好きになる
[54] 制服を脱いでサヨナラを
[58] 無表情
[60] もう少しの夢

7月24日(金)17:00

[06] 太陽ノック
[21] 羽根の記憶
[63] 魚たちのLOVE SONG
[69] 別れ際、もっと好きになる
[70] 無表情
[77] 制服を脱いでサヨナラを
[83] もう少しの夢


10枚目と11枚目の表題曲である「何度目の青空か?」と「命は美しい」は、ベスト3入りを果たしたので、「太陽ノック」は、現時点では、前2作よりやや低い順位になっています。

ただ、今夜、テレビ朝日の『MUSIC STATION』に出演するので、その後、再度上昇する可能性があって、まだ最高順位は分かりません。

ちなみに、「太陽ノック」の1週間前である7月15日(水)に発売された「ドリアン少年」は、私がチェックした限りでは最高14位で、現在58位に入っています。



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[地デ] 毎週金曜 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。
テレビ東京の番組公式サイト

[映画] 『アイズ』秋葉原アキバシアターで上映中
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
舞台挨拶の情報
伊藤万理華の2015/07/06_11:42ブログ

映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
SuG「teenAge dream」のMV

[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー中
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
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[舞台] 【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム- が7月12日(日)から上演開始
東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
ネルケプランニングの『帝一の國』公式サイト

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シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
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乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる

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(速報)「太陽ノック」オリコン初日は48万2千枚、初週前作越え確実で50万台後半が射程圏 [22Jul15]

2015-07-22 20:20:00 | 芸能
[AM] 水曜夜10時
7月22日(水) 20 : 00 ~ 文化放送『レコメン』
井上小百合、新内眞衣、中元日芽香が出演。
番組公式サイト


先ほど、7月21日付オリコンデイリーランキングにおいて、12枚目「太陽ノック」が48万2千枚で初登場1位を獲得したことが判明しました。

オリコン週間ランキングの順位と売り上げ枚数は、来週にならないと分かりませんが、歴代シングルのデータを使って、この初日の数字から第1週をある程度推測することが出来ます。

以下の表は、6枚目「ガールズルール」から11枚目「命は美しい」までの6シングルにおける、初日から初週への積み上げ枚数を示しています。

(表1) 6枚目から11枚目までのオリコン初日と初週の売り上げ枚数差

凡例
[シングル番号] 初日売り上げ枚数 =(+初週と初日の差)=> 初週売り上げ枚数(サウンドスキャンによる店頭売り上げ枚数)

# 売り上げ枚数はすべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「*」は、通常盤とアニメ盤がサウンドスキャンのTOP20にランクインしなかったため、初回限定盤3種類合計のそれぞれ4%と4.5%として枚数を推定し、合算して求めた店頭売り上げ枚数の意。8枚目以降は、すべての種類の盤がランクイン。

[06] 28.6 =(+5.1)=> 33.7(店頭09.7*)「ガールズルール」
[07] 34.7 =(+4.8)=> 39.5(店頭09.0*)「バレッタ」
[08] 38.7 =(+7.1)=> 45.8(店頭11.8)「気づいたら片想い」
[09] 37.5 =(+4.7)=> 42.2(店頭11.0)「夏のFree&Easy」
[10] 41.2 =(+6.6)=> 47.9(店頭11.7)「何度目の青空か?」
[11] 42.2 =(+7.8)=> 50.0(店頭15.0)「命は美しい」
[12] 48.2 =(+??)=> ???「太陽ノック」


差(初週-初日)は、最低で4万7千枚、最高が7万8千枚、平均すると6万枚となります。

面白いのは、この差(初週-初日)が前作より下がっている場合、サウンドスキャン第1週から求めた店頭売り上げ枚数も、同じように前作割れとなり、逆に、前作を上回っている場合は、店頭セールスも伸びていることです。

乃木坂のシングルでは、CD発売日に、それまで募集した個別握手会の支払いが終わっているので、握手会分の売り上げはほとんど初日に吸収される傾向があります。

その結果、初日から初週への積み上げの大部分が店頭販売となり、両者の数字が相関を持つのだと思われます。


では、過去6シングルの差(初週-初日)のデータから、「太陽ノック」の初週売り上げ枚数を予測してみましょう。

(表2) 12枚目「太陽ノック」初日の数字から推定した初週売り上げ枚数

# (括弧)内は6枚目から11枚目までの差(初週-初日)の最低値、平均値、最高値で、12枚目初週推定枚数は、初日の数字にこれらを加えて計算している

最低(+4.7万枚) : 初週 52.8万枚
平均(+6.0万枚) : 初週 54.2万枚
最高(+7.8万枚) : 初週 56.0万枚


まず、前作「命は美しい」の初週50万枚を越えるのは確実で、歴代最高となるのは間違いないと思います。

では、どこまで伸びるかですが、過去のデータを当てはめた上表の予測では、53万枚から56万枚の範囲となります。

一方、先週の記事では、初週売り上げを、55万枚から60万枚の範囲で、57万枚くらいが妥当と予想しました。

つまり、表2の予測範囲は、想定より2万枚から4万枚ほど低くなっています。


しかし、今回、セブンイレブン限定盤は、予約した人が店舗に出向き、お金を払って初めて売り上げにカウントされると思われ、発売後1週間の積み上げが従来より大きくなる可能性があります。

また、10次応募終了後の完売状況から、個別握手会分が42万枚程度に達していることも十分考えられ、店頭販売の伸びしろがかなり残っているかもしれません。

従って、過去6シングルにおける初日からの平均積み上げでは、初週54万2千枚となりますが、もっと伸びて行く可能性は少なくないと思います。


こういった理由から、12枚目「太陽ノック」は初日から初週への積み上げも歴代最高を記録して、55万枚を突破、やはり57万枚あたりまで行くんじゃないかと感じています。

ただ、60万枚というのは、12万枚の積み上げが必要で、それはちょっと厳しい気がします。

まあ、初週売り上げの詳しい分析は、オリコン週間ランキングとサウンドスキャンTOP20が出揃ってから、行うことにします。

何はともあれ、オリコンデイリー初登場1位、おめでとうございます。


以上、速報的にお伝えしました。


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テレビ・ラジオで近々放送される予定の注目番組

[地デ] 金曜夜8時
7月24日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION』
12th選抜が「太陽ノック」を披露する予定。舞台で参加出来ない井上小百合の代わりに中元日芽香が出演。
テレビ朝日の番組公式サイト
中元日芽香の2015/07/20_23:48ブログ

[地デ] 土曜早朝4時半、あるいは金曜超深夜4時半とも言う(笑)
7月25日(土) 04 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
衛藤美彩と北野日奈子の出演2週目。
『開運音楽堂』のツイッター番組公式アカウント

[地デ] 日曜深夜0時10分
7月26日(日) 00 : 10 ~ NHKG『MUSIC JAPAN』
乃木坂46が「太陽ノック」を披露。
NHKの番組公式サイト

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組


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映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
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[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー中
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
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東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
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[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
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7月18日14:18 星野みなみ

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乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」

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北野日奈子の魅力が動き始めた夜、『花燃ゆ』10福神出演で際立つドラマ構造の浅さ [21Jul15]

2015-07-21 18:30:00 | 芸能
テレビ・ラジオで近々放送される予定の注目番組

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[地デ] 土曜早朝4時半、あるいは金曜超深夜4時半とも言う(笑)
7月25日(土) 04 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
衛藤美彩と北野日奈子の出演2週目。
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



ゆったん(斉藤優里)、あしゅ(齋藤飛鳥)、きいちゃん(北野日奈子)、「ANNA SUI」秋冬コレクションのアジア圏ビジュアルモデルへの抜擢、おめでとうございます!

「ANNA SUI」は、中国系アメリカ人のAnna Sui (アナ・スイ)氏が、1980年に設立した女性向けファッションブランドで、服の他に、アクセサリー、バッグ、小物類、コスメ、香水などを手掛けており、日本を中心にアジア地域で多数の店舗を展開している、とWikipediaに書かれています(笑)。

齋藤飛鳥もオファーが来てから、急遽、「アナスイ」を検索しまくったそうですが、情報を総合すると、アジアンテイストを取り入れた、比較的新しい、若い女性向けの世界的ファッションブランドで、日本人モデルの起用は、女優の杏に続いて2組目と、異例の大抜擢のようです。

「ANNA SUI」側からすると、「アイドル」という日本固有の芸能ジャンルと関わることで、話題性を高め、メディアの注目を集めて、日本における知名度向上を狙ったのかもしれません。

アイドル的な「カワイイ」という切り口が、ファッションの世界で、日本と世界にどこまでアピール出来るのか、乃木坂ファンとして、期待して見守りたいです。

自分自身が買う機会はないと思うので(笑)。

朝日新聞デジタルの関連記事


「ANNA SUI」の3人を使った広告がお披露目されるのは、奇しくも「太陽ノック」のCD発売日である明日22日(水)からです(笑)。

紅白歌合戦出場へ向けて正念場となる12枚目は、運営の力の入れ方が尋常ではなく、リリースが近づくにつれ、乃木坂は、テレビ、ラジオ、映画、雑誌と、畳み掛けるようなメディア攻勢を仕掛けています。

先週末から、テレビだけをとっても、渡辺みり愛がゲストの『初森ベマーズ』第2話、衛藤美彩と北野日奈子の『開運音楽堂』夏の乃木回、斉藤優里・星野みなみ・伊藤万理華に加えほとんどのアンダーメンバーが参加した『着信御礼! ケータイ大喜利 10周年記念スペシャル』、12th10福神全員出演の『花燃ゆ』、生駒里奈が地底探検した『乃木坂工事中』、アンダーどっきりの『NOGIBINGO!5』第2回、橋本奈々未がナビゲーターを務めた『NiPPoN RockS』など、乃木坂ファンならHDフル稼働の3連休だったんじゃないでしょうか。


当ブログは、レビューが基本スタイルなので、乃木坂メンバーが出演した番組や作品で、自分が視聴したものには、出来るだけコメントしたいのですが、さすがにこれだけ多いと、観たもの全部というのは厳しいっす。

そこで、とくに心に残った番組やシーンをピックアップして、ざっと感想を書いてみたいと思います。

テレビ東京『初森ベマーズ』第2話

ん~、正直に言うと、1話からパワーダウンした印象を受けました。

例えば、ポラリス学園の特訓、前回は多人数で少林サッカー並に突き抜けていたけど、今回は、白石麻衣と衛藤美彩が、マッサージを受けながらバーベルで脚を鍛えたり、素振りしたりと、画が地味になっている上、やっていることの方向性が同じで、マンネリ感が漂い始めている。

手塚とおるの監督ぶりも、格好が派手な割に「見守り型」で、「マエストロ」ばりの熱血指導を期待していただけに(笑)、物足りなさがある。

まあ、乃木坂が主役なので、監督があまり目立ってもという配慮があるのかもしれません。


しかし、肝心のメンバーは、演技経験が少ない人が多い上、若月佑美を除けば、大人しいタイプのキャラなので、放っておくと、静か過ぎるドラマになってしまいます。

ななまるがボーリングで最後にスペアを取って、才能の片鱗を見せるシーンでも、西野七瀬の演技が表情、動き、発声と、三拍子揃ってスモールなので(笑)、「覚醒」というメッセージが伝わりづらい。

脇役が盛り上げるか、筋立てを破天荒にするか、どこかで攻めないと、深夜に放送するコメディタッチのスポ根ドラマとしては、パンチが弱い気がします。


第2話で個人的に面白かったシーンは二つ。

一つは、井筒監督が登場して、「オレ映画監督やから。最近、作ってへんけど」と自虐ネタをぶっ込むシーンで、身を削って笑いを取るプロ根性に感銘を受けました(笑)。

もう一つは、ななまる父のスコアが「最低でも300点、最高は900点」という台詞。

隣のレーンと、さらに隣の計3レーンを1球で全部ストライクにするからのようで、あり得へんというより、1レーンで十分やなそれは、と突っ込める振り切り感が良かった。


個人的には、白石麻衣が火の玉ボールを投げ過ぎて腕をやられポラリス学園の決勝進出に黄色信号が灯るとか、ベマーズ監督が権田原側に寝返るとか、リゾート会社内部で会長追い落としの権力闘争が勃発するとか、取り返しがつかないくらい事態を複雑にする事件を、ガンガン入れて欲しいなと。

さらに言えば、イケメン俳優を起用して、恋愛模様を入れ込めば、もっと面白くなると思うけど、やはり事務所NGなんでしょうか(笑)。

仲間由紀恵の『トリック』みたいな物語なら良いけど、年頃の美少女が多数出演してワチャワチャする深夜ドラマなのに、色恋一切なしでは、数字を取るのが難しいと思うんですが。

次回から、いよいよ試合が始まるようなので、先ずは、それに期待しています。


TBS『開運音楽堂』夏の乃木回

北野日奈子って、凄いですね。

テレビカメラの前に立つと、大抵の人間は、自分を外から見つめるもう一人の自分が頭の中に現れて、「それはダメだよ」「こうした方が良いんじゃない?」などと囁いてくるので、それがブレーキとなって振る舞いがぎこちなくなるんですが、きいちゃんは、そういうことがほとんどないようで(笑)。

自分の気持ちにピッタリ寄り添った自分でガンガン進んでいくので、もう、赤ちゃんのような可愛さが溢れている。

とくに、姉御肌で仲の良い衛藤美彩と一緒だと、蕩けるような甘えん坊さんと化して、カメラとか、テレビとか、そんなの関係ねぇというより、スタジオに居ることを忘れ去っている感じでした。

MCの男性アナウンサーは、あまりに赤裸々な雰囲気が漂う中、「本当の姉妹みたいで」と、やや引き気味に(笑)。


大勢のスタッフがいるスタジオで、これだけ素のままの自分を出せるなんて、なかなか出来ないことで、北野さん、テレビタレントとして売れる、飛び切りの才能があると思います。

実際、昨日深夜の『NOGIBINGO!5』では、川村真洋の仕掛けた落とし椅子ドッキリに、思う壷状態ではまり込み、その後、顔を真っ赤にしながら騒ぐ様子は、これまた、テレビ的に百点満点の画で、北野日奈子、恐るべしです。

以前、松村沙友理が北野日奈子のことを「バカ過ぎてちょっと怖かった」と述べてましたが(笑)、きいちゃんは、どうやら撮れ高を稼げるおバカキャラのようで、今後、バラエティで中心的な役割を果たせる潜在力があると思います。

「ANNA SUI」のモデルに抜擢されたことで、これから注目度がアップする筈で、活躍が楽しみです。


NHK総合『花燃ゆ』第29回

10福神が出演するということで、今年の大河ドラマ『花燃ゆ』を初めてじっくり観ました。

まず、俳優陣の顔ぶれが豪華で、みなさん演技がメチャメチャ上手い。

都美姫役の松坂慶子と銀姫の田中麗奈が流れの軸を作り、そこに、園山役の銀粉蝶と銀姫付き老女潮の鷲尾真知子が癖のある演技で絡んで、膨らみを持たせる。

さらに、お蔵番国島を演じる白石加代子が、やや芝居がかってはいるものの、雰囲気のある演技で、物語の転換点を提供する。

自刃することになる周布政之助の石丸幹二と小田村伊之助の大沢たかおの縁側での会話はしっとりと味があり、椋梨藤太の内藤剛志は、もう重過ぎるほどの芝居で、恭順派が実権を握った長州藩の暗い空気感を表現している。

役者の選択と配置は、素晴らしいと思います。


しかし、ではドラマとして面白かったかと問われると、「全然」という感想になります。

というのは、ドラマの構造に深みがない。

主人公が働く「女の園」大奥での出来事と、幕府による長州征伐といった、藩が直面する状況の関連が曖昧で、リストラに腐心する物語の合間合間に、とくに関係のない歴史的事件が、バラバラに入ってくる感じです。


そもそも、山口から萩に政庁を移す理由は何なのか、その辺の描写が十分ないまま、いきなりリストラ物語に入るので、大河ドラマとしての流れが見えない。

なぜ城替えが幕府に恭順の意を示すことになるのか、さらに、大奥のリストラが取沙汰されるのはなぜなのか、都美姫と銀姫の単なる権力闘争なのか、それとも、もっと別の意味があるのか。

長州藩は、下関港を介した貿易によって、幕末諸藩の中では、恵まれた財政を誇っていたとも言われ、だからこそ明治維新の主役になったのだと思いますが、にもかかわらず、大奥で「リストラ」という言葉が出てくるのであれば、そこは丹念に説明する必要があると思います。


また、井上聞多が襲われたり、ましてや周布政之助が自刃となると、その余波は大奥にも及ぶ筈なんだけど、そういった外部の事件が絡むことなく、ひたすら「女の園」の物語が続いていく。

男性は藩主以外、ほとんど出入りできない大奥であっても、お金は自由に、しかも盛大に出入りするわけで(笑)、財政や政治の状況がダイレクトに「女の園」に影響することは間違いないでしょう。

そして、表の政治と奥の政治が密接に不可分に絡み合うからこそ、歴史ドラマとして面白いのであって、切り離して描いたら、お伽話のような世界になってしまいます。


乃木坂はドラマの最後に、お世継ぎをもうけるために、美しい女性10人が新たに召し抱えられたというシーンで登場します。

井上真央の苦労が水泡に帰す場面なんですが、ここでも歴史的リアリティに疑問を感じさせる要素が含まれている。

というのは、5人5人が前後横並びで座るのは、あまり観たことがない。


江戸時代の武家社会では、家格は厳密に決まっている筈で、それゆえ、大座敷で都美姫と銀姫を筆頭に、女官が一同に会するシーンでは、縦並びとなっています。

時代劇の城内シーン、とくに大奥において、横並びで座る光景はほとんど記憶にありません。

強いて言えば、志村けんのバカ殿くらいで(笑)、それゆえ、バカ殿みたいという声が出てくるのだと思います。

とくに世継ぎの懐妊を目的に女性を集めたのであれば、全員それなりの家柄の娘である筈で、家格の上下は厳然と決まっているんじゃないかと。

その家格に従って、お披露目するのが普通で、寺子屋の子どもみたいなコンパクトな横並びには、違和感を覚えます。


さらに、「美しい」という表現が求められるシーンなのに、メンバー1人1人について、衣装やカツラを綿密に調整した節がなく、実際、秋元真夏は、マネージャーが頭痛薬を買いに走ったほど(笑)、サイズの合わないカツラだったそうです。

その結果、殿様の気をばんばんと惹き付けるような、匂い立つほど魅力的な女たちが大奥に参上するイメージなのに、どちらかというと、新しい城の掃除や荷物整理をテキパキとこなしそうな、実務能力に長けた奥女中が10人揃った感が出ていました。

こういうシーンを撮るのであれば、最も和装が似合うメンバーを1人選んで、華やかな着物を纏わせ、顔に合う髪型を作り、入念に作り込んで登場させるべきで、もし、複数メンバーを出演させたいのであれば、その後ろに、女中として配置するのが自然じゃないかと。

個人的には、中田花奈か樋口日奈あたりを側室候補の姫君にしたらどうかと思いますが、時代劇のスタイリストが入れば、人選はそんなに難しくないでしょう。


もし、運営からの、10福神を全員出して欲しい、しかも、フロントと2列目の選抜序列そのままの並びで、という要望によって、今回のシーンが出来上がったのなら、『花燃ゆ』側の問題というより、乃木坂側が大河ドラマのクオリティを下げてしまったことになります。

握手会人気の高いメンバーを並べるだけでは、良いライブステージが作れないように、その順番でドラマに出しても、良いシーンは生み出せません。

今回29話の視聴率は12.0%と、前回から0.4%のダウンで、ほとんど変わらなかったようですが、問題は来週以降だと思います。

日曜の夜、ドラマの放送後にツイッターを眺めていると、批判的な意見が多く呟かれ、長年の大河ファンと思われる方が少なくとも二人、来週以降の視聴を止めると宣言していました。


ただ、一つ指摘したいのは、長州藩が朝敵にされ、今にも幕府が攻め込んできそうな状況において、誰がどんな意図で大奥リストラを進めようとしているのかが見えないので、最後に新たな側室候補が10人も現れたことを、視聴者はどう捉えれば良いのか分からず、メンバーの意味深な微笑みも今ひとつ様にならない部分はあると思います。

横並びや美貌の作り込みなどに疑問は感じるけど、最大の問題は、歴史の流れが中心にある筈の大河ドラマにおいて、歴史が置き去りにされている脚本の拙さだと思います。

この点こそが、『花燃ゆ』が視聴率に苦しんでいる主原因じゃないかと。


今後、かりに視聴率が下がったとしても、乃木坂にそこまでの影響力はないので(笑)、もちろん、乃木坂の責任とは思わないけど、メンバーのあの登場シーン、もっと良いものに出来た気がして、その点がファンとして悔しいですね。

音楽番組のステージと同じく、その場に一番相応しいメンバーを、37人から選んで出演させれば、乃木坂の評判は、もっと上がると思います。

実際、「ANNA SUI」は、選抜1列目2列目からではなく、3列目の斉藤優里と齋藤飛鳥、そしてアンダーの北野日奈子を抜擢している。

北野日奈子は、「なんで自分が選ばれたんだろう?」と訝ったそうですが、答えは簡単で、「ANNA SUI」の考えるコンセプト世界において、ファッションモデルとして観るものを惹き付ける魅力があると、プロが認めたからでしょう。

絶えず握手会人気で序列を付けられ、選抜から遠ざかっている中、今回のモデル抜擢を通して、自分の魅力に気づき、自信につながれば、北野日奈子も、そして乃木坂も、さらに輝いていくと思います。


関連サイト

『花燃ゆ』の番組公式サイト


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// 乃木坂メンバーが出演する映画・舞台・テレビ番組

[地デ] 毎週金曜 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。
テレビ東京の番組公式サイト

[映画] 『アイズ』秋葉原アキバシアターで上映中
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
舞台挨拶の情報
伊藤万理華の2015/07/06_11:42ブログ

映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
SuG「teenAge dream」のMV

[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー中
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
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映画『コープスパーティ』の公式サイト
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組


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「太陽ノック」オリコン初週予想は57万枚、店頭販売次第で60万突破の可能性も [17Jul15]

2015-07-17 03:00:00 | 芸能
近々、テレビで放送される予定の注目番組

[FM] 金曜夜8時
7月17日(金) 20 : 00 ~ 21 : 20 bayfm78『金つぶ』
衛藤美彩がレギュラーMCを務める生放送番組に、能條愛未と中元日芽香が出演、3人で特別企画「真夏にノック!乃木坂46スペシャル」を開催。
bayfm78の公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

[地デ] 金曜深夜0時12分
7月17日(金) 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』第2回
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。ベマーズ監督となる手塚とおるが初登場。
テレビ東京の番組公式サイト

[地デ] 金曜めちゃめちゃ深夜4時、土曜朝やんそれ(笑)
7月18日(土) 04 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
衛藤美彩と北野日奈子が2週に渡って出演。
『開運音楽堂』のツイッター番組公式アカウント

[地デ] 土曜夜11時30分
7月18日(土) 23 : 30 ~ NHK総合『着信御礼! ケータイ大喜利 10周年記念スペシャル』
乃木坂46の複数メンバーが参加する模様。
NHKの番組公式サイト

[地デ] 日曜夜8時
7月19日(日) 20 : 00 ~ NHK総合『花燃ゆ』
11th選抜の10福神が出演。
NHKの番組公式サイト

[CS] 日曜夜11時30分
7月19日(日) 23 : 30 ~ TBSチャンネル『乃木坂46えいご#2』
堀未央奈がゲスト出演。
TBSチャンネル公式の番組紹介サイト

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



昨日から12枚目「太陽ノック」個別握手会第11次応募受付が始まり、それに伴って第10次応募終了時点での完売状況が判明しました。

CD発売は来週の7月22日(水)で、オリコン第1週に算入されるのは、今回の第11次応募分までと考えられます。

第11次応募終了後の完売状況は、23日(木)からの第12次応募開始で分かりますが、その時点まで行くと、「フラゲ日」の売り上げ枚数がオリコンデイリーにすでに掲載され、発売第1週ウィークリーの数字はおおよそ見当がつくので、予想するならば今がチャンスです(笑)。

そこで、第10次応募終了後の完売状況から、第11次応募分を含めた個別握手会のCDセールスを考え、そこに店頭販売分を加えて、オリコン初週の売り上げ枚数を予想したいと思います。

まずは、完売状況からシミュレーション計算で求めた、メンバーの売り上げ順位表を見てみましょう。

(表1) 12枚目個別握手会第10次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数) メンバー名

#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入。
# メンバー名に続く(括弧)内の記号は、12th選抜におけるポジョションで、「F」1列目、「S」2列目、「T」3列目を表す。「c」はセンター。
# オレンジ色は二期生
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない。

[01] 30部/30部 (1.00; 02次) 西野七瀬(F)
[01] 30部/30部 (1.00; 04次) 白石麻衣(F) 橋本奈々未(F) 秋元真夏(S) 深川麻衣(S)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次) 衛藤美彩(T)
[01] 30部/30部 (1.00; 07次) 生田絵梨花(F) 齋藤飛鳥(T)
[01] 30部/30部 (1.00; 08次) 若月佑美(S) 桜井玲香(S)
[11] 24部/30部 (0.80) 松村沙友理(T)
[12] 22部/30部 (0.73) 星野みなみ(T)
[13] 26部/28部 (0.93) 高山一実(S)
[14] 12部/29部 (0.41) 伊藤万理華(T)
[15] 17部/22部 (0.77) 堀未央奈
[16] 08部/22部 (0.36) 斉藤優里(T) 中元日芽香
[18] 19部/19部 (1.00; 10次) 井上小百合(T)
[19] 07部/22部 (0.32) 生駒里奈(Fc)
[20] 06部/22部 (0.27) 中田花奈 永島聖羅
[22] 09部/20部 (0.45) 新内眞衣(T)
[23] 09部/16部 (0.56) 北野日奈子
[24] 11部/11部 (1.00; 8次) 寺田蘭世
[25] 00部/16部 (0.00) 相楽伊織
[26] 01部/14部 (0.07) 渡辺みり愛
[27] 04部/10部 (0.40) 能條愛未
[28] 01部/12部 (0.08) 佐々木琴子
[29] 02部/11部 (0.18) 樋口日奈
[30] 01部/11部 (0.09) 川後陽菜
[31] 00部/10部 (0.00) 伊藤かりん
[32] 02部/08部 (0.25) 川村真洋
[33] 04部/06部 (0.67) 鈴木絢音
[34] 01部/06部 (0.17) 和田まあや
[35] 00部/06部 (0.00) 斎藤ちはる 伊藤純奈


「1期10」から松村沙友理を除いた9人と齋藤飛鳥が30部全完売をすでに達成してトップ10を形成、そこに、11位松村沙友理、12位星野みなみ、13位高山一実と続きます。

この3人は、いずれも個人完売率が70%を上回り、枚数ベースでは全完売の98%を越える数字となっていて、あと数百枚に迫っています。

従って、今後、3人が全完売あるいは、締め切られる少数の会場分を除いた、準全完売を達成するのは確実だと思います。


14位以下を見ると、15位の堀未央奈が担当22部をほぼ全完売、18位井上小百合は第10次応募ですでに19部全完売、さらに、24位寺田蘭世も第8次で11部全完売と勢いをみせています。

一方、前作同次で22部中3部完売だった生駒里奈は、22部中7部と大幅にCDセールスを伸ばしています。

「トップギア」宣言の高山一実とともに(笑)、12枚目における選抜序列の上昇が、完売部数の積み上げにつながっているようです。


では、12枚目第10次応募終了時点で、個別握手会によるCDセールスは、全体としてどれくらいの枚数になっているのか考えてみます。

以下の表は、グループ別の完売状況と推定売り上げ枚数を示したものですが、比較のため、11枚目「命は美しい」も載せています。

(表2) 11枚目と12枚目の個別握手会によるCDセールスの比較

凡例
完売部数/担当部数 (完売率) グループ名
売り上げ枚数

# 枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
#「データ推定値」はオリコンからサウンドスキャン全種類合計を引いて求めた数字。
#「計算推定値」は完売状況からシミュレーション計算によって求めた数字。
# 以下のすべての「計算推定値」は、握手会でのCD1枚当たりの平均割り当て時間を8.8秒と置いてシミュレーションを行なっている。これは、完売を1部出せばCDが617枚売れることに相当する。
# 具体的なシミュレーションの方法を知りたい方は、以下の記事をご参照下さい。
乃木坂の風 23Mar14 ~ 完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明(2)
乃木坂の風 22Mar14 ~ アレチの業務連絡、完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明


[11枚目第8次応募終了時点]
# オリコン初週算入分
335部/588部 (0.57) : 1期
013部/108部 (0.12) : 2期
353部/713部 (0.50) : 全体
売り上げ枚数
35.0万枚 : データ推定値
34.8万枚 : 計算推定値

[11枚目第10次応募終了時点]
357部/588部 (0.61) : 1期
017部/108部 (0.16) : 2期
379部/713部 (0.53) : 全体
売り上げ枚数
36.3万枚 : 計算推定値

[12枚目第10次応募終了時点]
448部/598部 (0.75) : 1期
052部/133部 (0.39) : 2期
500部/731部 (0.68) : 全体
売り上げ枚数
41.7万枚 : 計算推定値


前作「命は美しい」では、第8次応募分までがオリコン初週に算入され、サウンドスキャンとの差から、35.0万枚だったと推定されます。

このときの完売状況は、1期が588部中335部完売の57%、2期は108部中13部完売の12%、そして全体では、713部中353部完売の50%でした。

一応、11枚目第10次応募終了後を見ておくと、全体で、713部中379部完売の53%、シミュレーション計算による推定枚数は、36.3万枚となっています。


これに対して、12枚目「太陽ノック」では、第10次応募終了後、1期が598部中448部完売の75%、2期は133部中52部完売の39%、そして全体では、731部中500部完売の68%。

11枚目第8次応募後と比べると、総部数は18部増えただけですが、完売部数がなんと147部も伸びていて、圧倒的な握手会成績となっています。

当然、売り上げ枚数も大幅に伸びていると予測されるわけで、シミュレーション計算では推定41.7万枚となり、前作オリコン初動算入分より約7万枚もの積み上げとなっています。


しかも、12枚目のオリコン第1週算入は、第11次応募までなので、さらに、もう1次分が上乗せされることになります。

次の表は、第11次応募終了後の完売状況を予想したものです。

(表3) 12枚目個別握手会第11次応募終了後のCDセールス予想

[12枚目第11次応募終了時点]
# オリコン初週算入分
463部/598部 (0.77) : 1期
057部/133部 (0.43) : 2期
520部/731部 (0.71) : 全体
売り上げ枚数
42.3万枚 : 計算推定値

# オレンジ色は予想値の意。


まあ、根拠と言うほど堅いものはありませんが、松村、星野、高山は、これまで通り確実に完売を積み上げ、3人でプラス8部は見込めるんじゃないかと。

さらに、生駒里奈は、映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』で、乃木坂の主人公として、大フィーチャーされているので、封切り後に行なわれた第11次応募で人気を集めるだろうと読んで、プラス3部としました。

また、アンダー曲「別れ際、もっと好きになる」のMV予告編が公開され、センター堀未央奈を、北野日奈子と中元日芽香が囲み、その両脇に川村真洋と中田花奈が入って、フロントを形成することが判明したことから、この5人が完売を積み上げると予想。

堀ちゃんプラス2部に、北野、中元、川村、中田、それぞれプラス1部。

ここに、順調に完売を積み上げてきた伊藤万理華、そろそろ来るだろう(笑)の伊藤かりん、『初森ベマーズ』第2回への出演が分かっている渡辺みり愛に、それぞれプラス1部。

結局、併せると、1期がプラス15部、2期はプラス5部で、全体でプラス20部となり、731部中520部完売の71%、推定42.3万枚という数字が出てきます。

上に挙げた、どのメンバーがプラス何部というのは、あくまで空想の域を出ませんが、11次応募における、前次からの完売部数積み上げが20部というのは、次の表から、まあ妥当な数字だと思います。

(表4) 12枚目に関する個別握手会応募受付の日程と推定売り上げ枚数

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数, 推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.8秒として計算している。

12枚目「太陽ノック」
発売日:2015年7月22日(水)
オリコン初動集計締切:2015年7月26日(日)
初動算入:第11次分まで

[01次] +001 {001/740, 00.2万枚} (2015/05/07~05/08, -79d)
[02次] +122 {123/740, 16.0万枚} (2015/05/14~05/14, -72d)
[03次] +084 {207/730, 24.1万枚} (2015/05/21~05/22, -65d)
[04次] +060 {267/730, 28.8万枚} (2015/05/28~05/29, -58d)
[05次] +039 {306/730, 31.6万枚} (2015/06/04~06/05, -51d)
[06次] +042 {348/731, 34.6万枚} (2015/06/11~06/12, -44d)
[07次] +051 {399/731, 37.4万枚} (2015/06/18~06/19, -37d)
[08次] +037 {436/731, 39.3万枚} (2015/06/25~06/26, -30d)
[09次] +043 {479/731, 41.0万枚} (2015/07/02~07/03, -23d)
[10次] +021 {500/731, 41.7万枚} (2015/07/09~07/10, -16d)
[11次] +??? (2015/07/16~07/17, -09d)
[12次] (2015/07/23~07/24, -02d)


しかし、ここで一つ大きな問題が浮上します。

CD1枚当たりの平均割り当て時間を、前作と同じ8.8秒と置いて良いのでしょうか。

以下の記事に書いたように、平均割り当て時間は、9枚目「夏のFree&Easy」まで8.0秒で辻褄が合っていたけど、10枚目「何度目の青空か?」と11枚目「命は美しい」では、8.8秒に引き上げないと、個別握手会第1週セールスにおいて、計算推定値とデータ推定値が合わなくなります。

全員1枚出しの個別握手会は可能か? 完売1部の販売枚数と複数枚出しの関係 ~ 前回記事補足 [02Jun15]
乃木坂ファッション誌進出の功罪、握手会新規ファン増加の可能性と星野みなみの勇気あるコメント [01Jun15]


記事では、運営が、既存コアファンの大量買いと複数枚出しを抑えて、1枚出し新規参加者を増やす方針に転換、その新たな状況に対応するため、10枚目から、完売1部当たりの設定売り上げ枚数を下げたのではないかと推察しています。

そして、12枚目「太陽ノック」では、平均割り当て時間をさらに引き上げても、不思議ではない要素がいくつかある。

生駒里奈が言ったように、12枚目は紅白歌合戦出場へ向けた勝負のシングルで、何としてでも売り上げを伸ばして、乃木坂の勢いを誇示したいところです。

実際、「太陽ノック」は、初の連続ドラマ『初森ベマーズ』の主題歌であり、その上、セブンイレブン乃木坂フェアのテーマソングにもなっており、万全の宣伝体制を敷いた感がある。


しかし、ファンから人気があり、さまざまなジャンルで活躍しながらも、握手会での成績がなかなか上がってこないメンバーは少なくない。

とくに、12枚目でセンターに返り咲いた生駒里奈と福神に昇格した高山一実は、運営が是が非でもCDセールスをアップして欲しいメンバーの筈で、だからこそ、「トップギア」宣言が飛び出したのだと思います。

CD1枚当たりの平均割り当て時間を引き上げ、完売1部の設定枚数を減らすことは、完売部数を前作から勢い良く伸ばす大きな効果があります。

そして、完売が次々と出れば、それがファンの間で話題となり、「ああ、この子は人気が出てきたんだ」というイメージが形成され、さらに完売が伸びていく。

つまり、完売こそが完売を呼び込む最大の因子という面がある(笑)。


もちろん、オリコン初動を下げてしまっては元も子もないけど、セブンイレブン限定盤にライブ券を付けるという、一種の「禁じ手」を打つことで、数万枚の底上げは期待出来ます。

個別握手会セールスの効率を少し下げてでも、完売部数の積み上げスピードをアップして、「勢いのある乃木坂」を演出する方が、得策という意見は説得力があります。

さらに、12枚目個別握手会応募期間は、AKB48の「総選挙」と重なり、「兼任」ファンの乃木坂への出費が鈍るかもしれない。

紅白歌合戦出場へ向けて、威勢の良いセールスを展開したい12枚目で、CD1枚当たりの平均割り当て時間をさらに引き上げる可能性は、無視出来ないと思います。


では、8.8秒から引き上げると、売り上げ枚数はどう変わっていくのでしょう。

(表3)で予想した第11次応募終了後の完売状況を使い、平均割り当て時間を8.8秒から少しずつ上げたときの、推定売り上げ枚数を計算してみました。

(表5) 12枚目個別握手会第11次応募終了後の予想完売状況における、CD1枚の平均割り当て時間と推定売り上げ枚数の関係

凡例
シミュレーション計算による推定売り上げ枚数 : CD1枚に対する平均割り当て時間 = 完売1部の売り上げ枚数

42.3万枚 : 8.8秒=617枚
41.3万枚 : 9.0秒=600枚
40.4万枚 : 9.2秒=587枚
39.5万枚 : 9.4秒=574枚
38.7万枚 : 9.6秒=563枚


平均割り当て時間を9.0秒以上にすると、完売1部当たりの売り上げ枚数が600枚を下回ります。

そして、0.2秒アップするごとに、およそ1万枚づつ個別握手会全体のCDセールスが下がっていく。

さすがに、一気に1秒引き上げなんてことはないと思うので、この表に示した範囲、すなわち、38.7万枚から42.3万枚のどこかを、個別握手会のオリコン初動算入分と予想するのが、妥当なんじゃないかと考えています。

ただ、かりに最低ラインである38.7万枚が正しいとしても、前作35万枚から3.7万枚の積み上げとなるわけで、胸を張って「上り坂」と言っていいでしょう(笑)。


次に、店頭販売を考えましょう。

12枚目は、初回限定盤TypeA、B、Cと、DVDの付かない通常盤に加えて、セブンイレブンでしか買えないDVD付きCDを、限定4万枚との触れ込みで販売しています。

MVの入った盤を4種類用意したのは、多分、初めてだと思いますが、盤の種類を増やすことが、ダイレクトに売り上げ枚数アップにつながるわけではない。

しかし、セブンイレブン限定盤には、全国握手会券を入れず、スペシャルライブ券を入れ、初回限定盤には、全国握手会券を入れて、スペシャルライブ券を入れないことで、特典の棲み分けを図っています。


コンサートの少ない乃木坂の場合、ファンにとってライブ券はかなり魅力的な特典なので、全国握手会と同日同場所での開催ながら、セブンイレブン限定盤が、予約受付開始後、あっという間に完売してしまったのだと思います。

まあ、ある店でもう予約出来ないと言われた数日後、別の店で「限定盤予約可」との張り紙を見かけたり(笑)、ここにきて、セブンネットで限定盤をセット販売ながら申し込めるとの情報が流れたり、「4万枚限定ですでに完売」を疑わせる点は多々あります。

こういう不可解な売り方をすることも、CDの特典商法が批判される一因だと思いますが、さて、セブンイレブン限定盤、オリコン第1週に4万枚を計上していいものかどうか、どうしましょう?笑

いくら考えても、本当のところは分からないので、一応、セブンイレブン限定盤は4万枚が初動に入るとしておきます。


11枚目の店頭販売第1週は15万枚で、そのほとんどが初回限定盤でした。

ファンの懐具合が前作と同じであれば、すでにセブンイレブン限定盤を4万枚買っているのだから、残りは11万枚で、店頭販売は15万枚で据え置きということになります。

ただ、特典の棲み分けをしているので、初回限定盤3種の売り上げが11万枚を越える可能性は十分ある。


舞台『じょしらく』、8月の全国ツアー、映画『悲しみの忘れ方』に加え、セブンイレブンの乃木坂フェアもあって、CD以外への出費が小さくないので、11万枚が前作と同じ15万枚まで膨らむとは、なかなか言いづらいものがあります。

しかし、確証はないけど、乃木坂がメディアに取り上げられる機会が増えている気もするので(笑)、全国握手会に、新規コアファンが結構集まると希望的に判断して、初回限定盤3種と通常盤を併せて12万枚から14万枚と見積もっておきます。

結局、セブンイレブン限定盤を加えて、店頭販売第1週は16万枚から18万枚という予想です。


個別握手会セールスは平均割り当て時間に不確定な部分があるので、38.7万枚から42.3万枚と予想しました。

すると、握手会と店頭を併せた売り上げ予想は、54.7万枚から60.3万枚となります。

つまり、悪くても、前作初動の50万枚は越え、良ければ60万枚を突破するかもしれない、そんな予想です。

まあ、一つ数字を上げるとすれば、いい感じに間を取って(笑)、オリコン第1週の予想は57万枚としておきましょう。


あまりに威勢の良い完売部数の伸び、一瞬で完売したように見えるセブンイレブン限定盤の「4万枚限定」販売。

今回、不思議に感じることが多いので、予想が当たる当たらない以上に、12枚目のCDセールスで何が起こったのか、早く知りたいですね。

乃木坂ファンが激増した結果であるなら、とても喜ばしいことなんですが。

オリコンデイリーが判明するのは、来週水曜22日の夜です。


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『悲しみの忘れ方』ユーザー評価は現在5点中4.24点、『初森ベマーズ』初回視聴率は「良くてホッ」[14Jul15]

2015-07-14 16:00:00 | 芸能
近々、テレビで放送される予定の注目番組

[地デ] 7月16日(木) 25 : 59 ~ 26 : 26 読売テレビ『浜ちゃんが!』
永島聖羅と伊藤かりんが出演。首都圏放送の日本テレビでは7月29(水)[24:54~25:24]放送。
読売テレビの番組公式サイト

[FM] 7月17日(金) 20 : 00 ~ 21 : 20 bayfm78『金つぶ』
衛藤美彩がレギュラーMCを務める生放送番組に、能條愛未と中元日芽香が出演、3人で特別企画「真夏にノック!乃木坂46スペシャル」を開催。
bayfm78の公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

[地デ] 7月17日(金) 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』第2回
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。ベマーズ監督となる手塚とおるが初登場。
テレビ東京の番組公式サイト

[地デ] 7月18日(土) 04 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
衛藤美彩と北野日奈子が2週に渡って出演
『開運音楽堂』のツイッター番組公式アカウント

[地デ] 7月18日(土) 23 : 30 ~ NHK総合『着信御礼! ケータイ大喜利 10周年記念スペシャル』
乃木坂46の複数メンバーが参加する模様。
NHKの番組公式サイト

[地デ] 7月19日(日) 20 : 00 ~ NHK総合『花燃ゆ』
11th選抜の10福神が出演。
NHKの番組公式サイト

[CS] 7月19日(日) 23 : 30 ~ TBSチャンネル『乃木坂46えいご#2』
堀未央奈がゲスト出演。
TBSチャンネル公式の番組紹介サイト

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』のYAHOO! JAPAN映画におけるユーザー評価平均は5点満点の4.24点(161件)

公開5日目の現時点での数字です。

毎日更新の「ユーザー評価」ランキングでベスト10に入っておらず、今のところ、『悲しみの忘れ方』の名前はトップページには出ていません。

もう少し評価点が上がらないと、ランクイン出来ない状況です。

一方、「興行成績」ランキングは毎週水曜更新、「泣ける」「切ない」など「イメージワード」別ランキングは毎週木曜更新で、明日明後日以降から対象となるようです。

YAHOO! JAPAN映画サイトの『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』ページ


『アイズ』は、公開後1週間くらい、評価が4.5点を大きく越え、「ユーザー評価」や「イメージワード」別のランキングで1位となり、その後も、しばらくの間、ベスト5に食い込んで、トップページにポスターが載っていました。

映画のランキングにあまり詳しくなかったので、その時は、伊藤万理華主演で、公開後しばらく、観客のほとんどが乃木坂ファンとなり、高評価が続くのは当たり前なんだろうと、漠然と納得していました。

ところが、乃木坂による、乃木坂のための、乃木坂の映画である『悲しみの忘れ方』が、4点を越える数字を出したものの、ベスト10にランクインしていないことを考えると、『アイズ』の快進撃は異例の出来事だったようです。


確かに、『アイズ』のユーザーレビューは、初期の頃に、満点である5点が続出する上、低く評価する人がほとんどおらず、これが乃木坂愛なのかと、感心した覚えがあります。

どんなに面白くても、100%ということは滅多にないので、余程のことがない限り満点は書きづらいと思うのですが、『アイズ』を観たファンで「余程のこと」が起こった方が多かったようで、公開当初は確か平均4.7~4.8点なんていう凄みのある数字が出ていました。

ただ、そういった高評価が、『アイズ』のランキングを押し上げ、YAHOO! JAPAN映画のトップページに名前が載り続け、大きな宣伝効果を呼び込んだのは紛れもない事実です。

良い作品に感動してそれを支持するファンの真っ直ぐな情熱が、通常成し遂げられないことを、成し遂げる原動力になったのだと思います。


『悲しみの忘れ方』の観客はほとんどが乃木坂ファンだと思いますが、評価を低い点数に抑える人が、一定の割合で存在しているようです。

ユーザーレビューに書かれたコメントから推測すると、12th選抜のフロント5人を重点的にフィーチャーして、そこに松村沙友理をやや「ヒール」的に関わらせ、母親の目線を入れて、メンバーの「成長」を描く物語が、自分の持っている乃木坂観としっくり合わないことが、評価を躊躇させる一因となっているように思えます。

乃木坂には、バック8の物語があり、アンダーの物語があり、2期の物語があり、卒業していった人たちの物語があり、しかも、ファン1人1人が、違った語り口を持っている。


以前の記事に書いたように、アイドルのMVでは、視聴する側が、その人をすでによく知っていて、独自の人物観を持っていることが多いので、「答え」を出すような作品は、反発を呼ぶ傾向がある。

橋本奈々未は「手のかかるビンテージカー」であると言われて、素直に受け入れられないファンは少なくないということです(笑)。

ななみんがどういう存在であるかは、ファン1人1人が決めれば良いことで、制作側があらかじめ表現する類いのものではない。


「ドキュメンタリー」という手法を取る以上、どんな映像をどんな順番に並べ、どんな切り口で見せるかという方針の確立は必須で、そのため、通常のドラマ以上に、制作者の乃木坂観が濃厚に反映されてしまう、構造的特徴を持っています。

そして、制作者の描く乃木坂観が、自分のそれと合わないファンは、一定数必ず存在します。

例えば、西野七瀬を主人公に据えたMVを作る場合、「ごめんね ずっと…」のようなドキュメンタリータッチにすると反発を覚えるファンが出てくるけど、一方、「無口なライオン」のようなドラマ仕立ての場合は、その出来さえ良ければ、想像以上に高評価が続出するということです。

「ごめんね ずっと」MVは真面目過ぎる個人PV、西野七瀬という「謎」を安易に解いて欲しくない [10Mar15]


堀未央奈のセンター大抜擢や松井玲奈の兼任など、いくつかの重要事件の取り上げ方が不十分という声もあります。

ただ、それらを詳しく取り上げても、今度は、その取り上げ方が問題となり、さらに、上映時間は限られているので、これも足りない、あれも足りないと、新たな不満が出てくるでしょう。

『プリンシパル』が構造上の制約から、舞台演劇として高評価を獲得出来ないのと同じく、アイドルのドキュメンタリーも、制作者が演出したいアイドル像が色濃く映り込むという避け難い特徴から、観客のほとんどが熱心なファンであるにも関わらず、一致した高評価につながらないのかもしれません。

鈴木光司氏原作のホラー映画という看板のある『アイズ』の方が、『悲しみの忘れ方』に比べて、観客全体における乃木坂ファンの割合は小さい筈だけど、低い点を付ける人がほとんどいなかったのは、ドラマとドキュメンタリーというジャンルの違いに起因する面があると思います。


では、乃木坂のグループ初主演映画を、ドラマではなく、なぜドキュメンタリーにしたのかというと、これもプリンシパルと同じく、運営の中に、『DOCUMENTARY of ~』に強いこだわりを持つ人がいるからです。

北川謙二氏は舞台挨拶で、『悲しみの忘れ方』が『DOCUMENTARY of AKB48』シリーズの何作目に当たると述べ、乃木坂運営自らが、乃木坂46はAKB48Gの一員と認めたと、ネットの一部でちょっとした騒ぎになっていました。

北川氏が、乃木坂46とAKB48Gの関係をどう捉えているのか、そこは分かりませんが、発言が本当であれば、少なくとも『DOCUMENTARY of ~』という映画を今後も作っていきたいという強い意欲を感じさせます。


乃木坂46が結成された時、AKB48が試してきた手法がすでに幾つも存在しており、それらを少しアレンジしたもの、すなわち、握手会によるCDの長期販売、シングル毎の選抜発表、福神・バック8・アンダー・研究生のヒエラルキーなどを導入し、その結果、AKB48と同じようなメリットとデメリットを抱えながら、グループは進んできました。

今回の『Documentary of 乃木坂46』も、AKB48の手法ありきの典型例で、本当にそれが有効なやり方なのか、乃木坂に合っているのか、その辺の議論が行なわれたようには見えません。

46が48Gとは違う独自性を持つためには、手法にこだわらず、どうすればメンバーの魅力をもっとも引き出せるか、そこから出発する必要があると思います。


『初森ベマーズ』初回は、番組プロデューサーが「良くてホッと」する数字

番組Pの濱谷晃一氏が7月13日付のツイッターで

視聴率良くてホッとしている

と呟いています。

一方、ネットでは、「3.2%」という数字が流れている。

深夜ドラマの視聴率は、公にならないようで、情報源不明の「3.2%」を信じていいのかどうか分かりません。

ただ、濱谷氏のコメントと併せて考えると、3%台というのは、リアリティを感じさせます。

というのも、3%を切っている場合、番組Pから「良くて」という言葉は出ないだろうし、逆に4%を越える高視聴率であれば、「ホッとしている」なんて穏やかなものじゃなく、もっとハイテンションな表現になるかと(笑)。


もし、「3.2%」が正しいのであれば、確かに、なかなかの好スタートだと思います。

しかし、連続ドラマが怖いのは、1話1話にちょっと不満を感じる部分があると、それが徐々に積み重なっていくことです。

「なんだかな、でも、まあ良いか」が、次の回には、「どうにも盛り上がってこないし」となり、「ん~、そんなに面白くはないかも」となって、だんだん観るのが億劫になっていく。

何時でもアクセス可能なネットに刺激的なコンテンツが溢れている今の時代、次回まで1週間待たなければならないテレビドラマは、毎話ごと、予想を越えるワクワク感を提供しないと、視聴者をつなぎ止めておけない、シビアな状況に置かれていると思います。

大島優子主演『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』の放送終了後、TBSが木曜夜9時のドラマ枠そのものを廃止して、バラエティ枠にするとの報道が一部に流れ、テレビドラマを巡る厳しい環境があらためて浮き彫りになりました。


同じ刺激を続けても視聴者はすぐに飽きてしまうので、毎回、演技、登場人物、筋立てなどなど、番組側は、何かしら「Somethinng New」を用意する必要がある。

スポーツものである『初森ベマーズ』は、試合シーンの面白さが、視聴率を左右する可能性があるけど、原作がないので、制作者はアイデアを捻出するのが大変だと思います。

個人的には、星野みなみがいつ出るかを楽しみにしながら(笑)、最後まで欠かさず観るつもりなので、面白い作品になることを願っています。

乃木坂の舞台裏にはさほど興味がなく、ましてや運営が演出する乃木坂像なんか知りたくもないけど、舞台上で起こることには関心があるので(笑) 。


ステージパフォーマンスで輝きを増した伊藤万理華

土曜日夜にNHK BSプレミアムで『乃木坂46 SHOW!』が放送され、「太陽ノック」と「他の星から」のステージパフォーマンスが、フルで披露されました。

『Rの法則』の乃木坂特集もそうなんですが、NHKはフルバージョンを流してくれるので、本当に有り難いですね。

以下に、テレビでこれまでに披露された「太陽ノック」のステージをまとめてあります。

(表) 「太陽ノック」が披露された番組とその演奏時間

「太陽ノック」
2015年7月22日(水)発売の12枚目シングル表題曲
作詞:秋元康、作曲:黒須克彦、編曲:長田直之

[凡例]
『コンサートや番組の名称』
演奏時間 = 「曲名」
放送された日付とメディア名

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「5 : 07」は5分7秒を表す。

[MV]
3 : 56 =「太陽ノック」
6月24日(水) YouTube公開

[テレビ放映された音楽番組]

『テレ東音楽祭(2)』
2 : 29 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (橋本ポジ : 川村真洋)
6月24日(水) テレビ東京

『音楽の日』
2 : 28 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋, 優里ポジ : 伊藤かりん, 星野ポジ : 寺田蘭世, 万理華ポジ : 永島聖羅)
6月27日(土) TBS

『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』
1 : 54 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋)
7月4日(土) 日テレ

『乃木坂46 SHOW!』第7弾
3 : 56 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋, 飛鳥ポジ : 寺田蘭世, 衛藤ポジ : 永島聖羅)
4 : 02 =「他の星から」(4 : 03 = CD)
# 6th選抜の一部 (西野七瀬 伊藤万理華 井上小百合 斉藤優里 桜井玲香 中田花奈 若月佑美)
7月11日(土) NHK BSプレミアム

『乃木坂工事中』
2 : 29 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋)
# 1 : 56 から演奏終了まで告知や提供スポンサーの画面を重ねて放映
7月12日(日)深夜 テレビ東京


『乃木坂46 SHOW!』のステージで一番印象に残ったのは、伊藤万理華のパフォーマンスです。

「太陽ノック」と「他の星から」の両方に出ていますが、とにかく、表情が断然に良くなってきた。

ダンスそのものは、背筋がぴしっと伸びた美しい姿勢を保ちつつ、指先、つま先にまで神経が行き届いた繊細かつダイナミックな動きを常に見せていて、乃木坂で一番と言っていいほど、もともと素晴らしい。

ただ、表情の作り方が、これまで厳し過ぎたり、笑顔がぎこちなかったり、どこか余裕がなかった。


ところが、『乃木坂46 SHOW!』では、柔らかい笑みが自然とこぼれるような魅力的な表情を見せていて、伊藤万理華の美しいルックスが、溢れんばかりの輝きを放っているように感じました。

映画『アイズ』の成功で、自信が出てきたんでしょうか、何と言うか、カメラの前で、過不足なく自然でいられるというか、慌てなくなった気がします。

ステージにおいて、こういう表情が出来るようになると、これから、メチャメチャ人気が出てくると思う(笑)。


ルックスとスタイルはもちろん、演技力、ダンススキル、芸術センスなど、素質は超一級品で、そこに自信が加わってくると、手が付けられないほど魅力的になっていきます。

そろそろ、乃木坂は、伊藤万理華を軸に置くことを視野に入れて、選抜を組み直した方が良いと思います。

自分を取り囲む空間に、物語を作っていくまりっかの才能には鬼気迫るものがあって、この人を主役に据えれば、ドラマであれ、MVであれ、ステージパフォーマンスであれ、注目を集める作品になる確率が飛躍的に高まります。

「他の星から」のステージでも、伊藤万理華のソロシーンが、かなり長めに放送されていました。

NHKのスタッフにもはっきりと伝わるんでんでしょうね、まりっかの持っている主人公感が。


ところで、『乃木坂46 SHOW!』の二つのステージ、サビ部分は、生歌率が低かったけど、平歌部分では、「被せ」が抑えられていて、かなりの生歌仕様になっていました。

その結果、迫力不足だったり、音を少し外したり、ワクワクするような人間らしいステージでした(笑)。

『悲しみの忘れ方』舞台挨拶では、主題歌の一部を、メンバーがアカペラで披露したそうですが、どんどん生歌方向に傾いて欲しいですね。

少々音を外しても、CD音源や事前収録した「被せ」を聞かされるより、聴いてて何十倍も楽しいですから。

ただ、もちろん、ものには自ずと限度というものがあるので(笑)、限度を越えないように、日々ボイトレで歌唱力を磨くのが良いかと。

まあ、シングルCDを11枚もリリースしている歌手に掛ける言葉じゃないけど、それを言わなければならないところが、まさに「乃木坂の真実」なわけです(笑)。

何はともあれ、全国ツアーに向けて、歌とダンスの練習、頑張って下さい。


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『初森ベマーズ』スタート、物語や風景に漂う昭和の空気感、西野七瀬は「ななまる」になれるか [11Jul15]

2015-07-11 07:30:00 | 芸能
テレビ東京の連続ドラマ『初森ベマーズ』の初回が昨夜放送されました。

地元のひとが憩う公園に高層マンションを立てる計画が持ち上がり、それを阻止すべく、近隣女子高の生徒たちが初心者ばかりの弱小ソフトボールチームを結成して、開発会社の会長の娘が率いる強豪チームに、敢然と戦いを挑む。

昭和のスポ根漫画にあるようなストーリーで、ベタベタの設定です(笑)。

しかも、公園で将棋を指しているおっちゃんたちが出てくるなど、ドラマ全体に昭和の香りが漂っている。


私の子どもの頃は、おっちゃん二人がベンチで将棋をして、それを何人かが取り巻いて、勝負の行方を見ているなんて光景が、本当にあったんだけど、今の時代、そんなおっちゃん連中、おるんやろか?笑

学校帰りの女子高生がロッテリアやモスバーガーではなく、公園でだべったり、もんじゃ焼きの店にたむろったりすること自体が珍しい気がするし、そもそも、最近、公園で遊んでいる子どもたちを、東京ではあまり見かけないような。

子どもからおっちゃんまで、地域住民が思い思いに公園で時を過ごす、市役所の公園課が泣いて喜びそうなドラマの冒頭シーンは、今はあまり目にしなくなった、懐かしい風景なのかもしれません。

しかし、10代、20代の視聴者は、こういった古いテイストをかえって新鮮に感じる可能性もあって、筋立てや公園の様子の昭和っぽさが、必ずしもマイナスに働くわけではないと思います。

そう言えば、エンディング曲である西野七瀬「もう少しの夢」も、どこか懐かしい雰囲気の曲で、制作側が「昭和レトロ」を意識している可能性があります。


で、感想なんですが、これが書きづらいというか、書いてもあまり意味がないというか。

ほとんどの出演者が乃木坂メンバーで、彼女たちの魅力を引き出すことが中心テーマであるようなドラマに対して、私のような乃木坂ファンが感じたことを綴っても、ひいき目満載の独りよがりなコメントになってしまいます。

というのも、敢えて書くなら、良かった点は、生田絵梨花の出番が思った以上に多かったことと、松村沙友理が可愛く撮れてたことで、悪かった点は、星野みなみが出てこなかったこと(笑)。

案の定、他人(ひと)様にお見せ出来る代物じゃないわけで、みなみが出演しないことが、ドラマの視聴意欲を著しく減退させると、熱くブログで語っても、それはネット資源の無駄遣いというものです。


舞台『じょしらく』でも、同じような状況に直面しました。

チーム「ら」の最終公演をライブビューイングで観たのですが、星野みなみの落語を私が聴いて、楽しくないわけがない。

出来はどうでしたか?、みなみは上手くしゃべれてましたか?、感想は?と尋ねられたら、それこそ「つまんねえこと、訊くんじゃねえ!」と言うしかない(笑)。

何かを述べても、結局、親が子どもの出演作品を論評するようなもので、むしろ、みなみファンではない、あなたの意見を聞かせてくれと返したくなります。

つまり、乃木坂ファンである私にとっての『じょしらく』は、楽しむものであって、分析したり、評価したりするものではない。

『初森ベマーズ』も一緒で、何も考えず楽しんで観ているだけなので、なぜ星野みなみを出さない?という極私的感想以外に、意味のあるコメントは思い浮かばず、ましてや、乃木坂ファン以外の人がどう感じるかなんて、脳が紫色に染まっているような私には(笑)、てんで分かりません。


このブログでは、以前から、『じょしらく』や『初森ベマーズ』のような、乃木坂による、乃木坂のための、乃木坂の作品に対しては、論評はしないという方針で記事を書いてきました。

『プリンシパル』の記事を読まれた方は分かると思いますが、どのメンバーがどの役をゲットしたか、第2幕進出率は何%か、といった「データ」はかなり詳しく取り上げていますが、劇そのもののについての感想は、個々のメンバーをざっくり褒める程度で、突っ込んだことはほとんど書いていません。

観劇した人やこれから観劇する人に、より楽しんでもらうことを意図した内容で、あくまでイベントを盛り上げる一環であり、批評の類いではありません。

『プリンシパル』は、メンバーによるファンのためのアトラクションで、そのシステムには批判すべき点があるけど、実際の公演について、芝居の出来や演技の質を問うようなものではない、という発想からです。


しかし、舞台『2LDK』『虹のプレリュード』『Mr. カミナリ』や映画『アイズ』などは、乃木坂メンバーが主役を演じているものの、乃木坂ファン以外の観客を念頭に置いていて、そういう意味において「外に向かった作品」になっています。

こういった作品の場合は、出演メンバーのスキル向上に少しでもつながればと、乃木坂ファンとしての目線を出来るだけ抑え、内容をつぶさに評価する感想をその都度書いてきました。

また、楽曲に関しては、一般層に広く受け入れられるヒット曲を生み出すことが、グループとしての最大の目標なので、パフォーマンスやMVについて、強い批判を含め(笑)、出来不出来をはっきり論評するよう心掛けています。


一方、昨日からロードショーが始まった映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』は、どう考えても、乃木坂ファンに向けた作品で、私が鑑賞すると、『初森ベマーズ』と同じく、星野みなみをもっと出して欲しい、という感想になってしまうので(笑)、内容を取り上げることはあっても、それを「評価」するつもりはないです。

ただ、選抜発表の度に、『乃木坂って、どこ?』のスタジオがメンバーの涙で溢れ返ったように、乃木坂運営は「悲しみの作り方」に長けていて、個人的に涙は「もう結構です」という気分なので、『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』については、そもそも観たいという食指が動きません。

とくに、鑑賞された方々のコメントを読むと、相当にヘビーな話が含まれているようで、明るく楽しい気分になりたいから乃木坂のファンになったのに、わざわざ映画館に行って、メンバーの悲しい「ドキュメンタリー」を観るのは、正直、気が進まない。

悲しみを乗り越えたことに意味があるとしても、個人的には、乗り越えたメンバーの今の輝きを魅せてくれれば十分で(笑)、もうちょっと明るい映画にして欲しかった。

初の乃木坂主演映画なので、ヒットすることを願っていますが、私自身は観ない、いや観ることが出来ないかもしれません。


生駒里奈主演の映画『コープスパーティ』は、Popteenの専属モデルを賭けて川後陽菜と対決した前田希美が主要役で出ていて、乃木坂ファン以外の広い層をターゲットにしている作品だと思います。

しかし、ゲームが原作であるこの映画、アニメ版のシーンを幾つか観たのですが、スプラッター的な意味で、かなりキテるかもしれません。

日本製ホラーゲームではよくあるようですが、攻撃アイテムが銃ではなく、もっと日常的なグッズ、例えばスコップやハサミなんかだったりすることがある。

そうなると殺傷シーンはよりプリミティブになるわけで(笑)、映画館の大画面で観るというのも、なかなかスリリングな体験で、『アイズ』とは全然異なる恐怖を味わえる気がします。

まあ、PG12ということなので、マイルドにしているとは思うけど、出来ればニコニコ動画でという弱気なことも考えています。

ちなみに、「コープス」というのは「遺体」を意味する英語「corpse」のようで、タイトルからしてパンチが利いてます(笑)。


『初森ベマーズ』は、コメディの要素が多分に入っているので、笑いながらツッコミながら観ることが出来て、その点では乃木坂ファンがチャンネルを合わせ易いドラマじゃないでしょうか。

視聴率の行方は分からないけど、初回は上々の滑り出しだった気がします。

そうそう、「生田絵梨花と松村沙友理は可愛い」と「星野みなみを出演させろ」に、もう一つ感想を加えると、「やはり若月佑美は演技が上手い」。

喧嘩上等のヤンキーという役柄が、キャラがはっきりしていて演じやすい面はあるのだろうけど、その思い切りの良い演技は、主役である西野七瀬の存在を食ってしまうほど勢いがあった。

生田の「ショパン」、松村の「ユウウツ」、秋元真夏の「ハーバード」などと異なり、「ななまる」は、唯一キャラが反映されていないネーミングで、西野七瀬は、今後芝居をしながら、「ななまる」を作っていかなきゃならない。

若様を上回るほど、西野さんが主人公のキャラを立てていけるかどうか、その辺が、ドラマの成否を決めるかもしれません。

ドラマは、主役が印象的でないと、なかなか受けないと思うので。

頑張って下さい、ななせまる。


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映画と舞台の情報

[映画] 『アイズ』秋葉原アキバシアターで上映中
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
舞台挨拶の情報
伊藤万理華の2015/07/06_11:42ブログ

映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
SuG「teenAge dream」のMV

[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー中
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール

[舞台] 【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム- が7月12日(日)から上演開始
東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
ネルケプランニングの『帝一の國』公式サイト

[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事

近々、テレビで放送される予定の注目番組

[BS] 土曜夜11時15分
7月11日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
「太陽ノック」と「他の星から」のスタジオライブ。潜入シリーズは、渡辺みり愛が舞台『じょしらく』を取材。コントは「乃木坂ずし」。
NHK『AKB48SHOW!』の番組公式サイト

[地デ] 月曜深夜1時29分
7月14日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!5』初回
『NOGIBINGO!4』最終回から間を置かずSeason5が開始。
『NOGIBINGO!5』の番組公式サイト

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
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7月18日14:18 星野みなみ

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乃木坂『花燃ゆ』出演は紅白へつながるか?それでも遠い西内まりやの背中とAKB48Gの4枠目 [09Jul15]

2015-07-09 18:00:00 | 芸能
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映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
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映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
SuG「teenAge dream」のMV

[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が7月10日(金)から全国ロードショー
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール

[舞台] 【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム- が7月12日(日)から上演開始
東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
ネルケプランニングの『帝一の國』公式サイト

[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事


乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組

明日![地デ] 金曜深夜0時12分
7月10日(金) 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』初回
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。毎週金曜日深夜に放送。
テレビ東京の番組公式サイト

[BS] 土曜夜11時15分
7月11日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
「太陽ノック」と「他の星から」のスタジオライブ。潜入シリーズは、渡辺みり愛が舞台『じょしらく』を取材。コントは「乃木坂ずし」。
NHK『AKB48SHOW!』の番組公式サイト

[地デ] 月曜深夜1時29分
7月14日(月) 25 : 29 ~ 25 : 59 日テレ『NOGIBINGO!5』初回
『NOGIBINGO!4』最終回から間を置かずSeason5が開始。
『NOGIBINGO!5』の番組公式サイト

乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組



[お詫び]

この記事において、2012年放送『平清盛』に、AKB48が出演していたと書きましたが、これは誤った情報でした。

大変失礼しました。

お詫びして、訂正します。

私が調べた範囲では、大河ドラマに、グループアイドルのメンバーが一括出演するのは、今回の乃木坂が初めてのようです。



NHK大河ドラマ『花燃ゆ』への出演決定、おめでとうございます。

7月19日(日)の第29話に、12th選抜の10福神全員が日本髪を結った着物姿で、お座敷に正座して、ずらり勢揃いするシーンがあるようで、昨日から、盛んにニュースとして取り上げられています。

NHK番組公式サイトの関連ページ

視聴率が低迷しているとはいえ、11%程度は見込める、日曜ゴールデンタイム全国放送の誰もが知っている歴史ドラマに出演するわけで、乃木坂を宣伝する大きなチャンスと言えます。

制作側からすれば、平均視聴率が10%を割ることすらある『花燃ゆ』への関心を、何とか高めたいという思いから、CDセールスが好調で、しかも、まだあまり知られていないフレッシュ感のあるアイドルの起用に踏み切ったのでしょう。


昨年放送された『軍師官兵衛』の同時期平均視聴率は16%ほどで、番組プロデューサーが、お尻に火がついている気分になってもおかしくありません。

ただ、乃木坂が出演することで、直ちに視聴率がアップするかというと、これは難しい。

ここ最近の数字から2%は上がらないと、つまり13%台に載らないと、「乃木坂効果」という声は出ないと思いますが、関東地方1都6県の総人口を4千万とすれば、実現には80万人の新たな視聴が必要です。

2月の『3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』には、4万人の観客が集まったそうですが、80万人というのは、この西武ドームライブ20杯分で(笑)、関東の乃木坂ファンが全員チャンネルを合わせても、なかなか達成出来ないでしょう。

もちろん、NHK側もそんなことは百も承知の筈で、視聴率アップの即効薬ではなく、人気アイドルである乃木坂の出演がニュースとなり、ツイッター、掲示板、ブログなどで話題となって、『花燃ゆ』という言葉が、ネットを飛び交うことを期待しているのだと思います。

とにかく、『花燃ゆ』という大河ドラマが、今、放送されていることを、より多くの人に認識して貰うことが大事なわけで(笑)、そういう意味では乃木坂の出演は、すでに成功していると言えるかもしれません。


アイドルタレントの大河ドラマへの起用は、かつて何度か問題視されたことがあります。

乃木坂の抜擢に対しても、アイドルを歴史ドラマに出演させる、しかも「女優」としてではなく、視聴率アップや話題作りを狙った「アイドル」という意味合いで出すことへ、批判の声が上がっているようです。

『花燃ゆ』のプロデューサーは、アイドルの起用にまつわる過去の議論を熟知している筈で、それが分かった上での乃木坂ですから、番組が批判されたとしても、無視されるよりはマシという、切羽詰まった雰囲気が漂っています。

もう、一種の炎上商法に近いことすら覚悟しているかもしれません(笑)。

こういった大河ドラマの四苦八苦な状況を眺めていると、ファンとして乃木坂の出演は嬉しいけど、受信料を払っている視聴者としては、まあ正確には視聴してないですが(笑)、そろそろ1年間も続く連続歴史ドラマは止めたらどうでしょう?と、言いたくなります。

吉田松陰の妹を取り上げるのであれば、『歴史秘話ヒストリア』の方が良いんじゃないかと(笑)。


生田絵梨花によると、今回の出演は「まさかのオファー」だったそうで、昨日のブログにも、

大河初出演です!
というか出演できる日が来るとは思ってなかったので
びっくり、光栄です。

と綴っています。

生田絵梨花の2015/07/08_22:36ブログ

ただ、メンバーにとっては「まさか」であっても、運営にとって「まさか」かどうかは分かりません。

というのも、乃木坂が出演する7月19日(日)は、12枚目「太陽ノック」が発売される22日(水)の直前、しかも、明日10日(金)から始まる映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』と連続主演ドラマ『初森ベマーズ』の二週目に当たり、偶然というには、タイミングの良過ぎる大河登場になっている。

やはり、NHKと運営の間で、何らかの交渉があったと見るのが自然で、両者の思惑が一致した結果の「オファー」じゃないでしょうか。


乃木坂側に「思惑」があるとすれば、シングルや映画・ドラマを盛り上げることに加えて、悲願である紅白歌合戦出場へ向け、NHKへの貢献実績を作る意図もあると思います。

ネットでは「これで紅白ほぼ確定か?」と言った声も上がっていますが、乃木坂が現在置かれた状況を考えると、むしろ、決して高くない紅白出場の可能性を、少しでも引き上げるための一手と見る方が妥当じゃないでしょうか。

昨年末の第65回では、HKT48がトップバッターで歌いましたが、紅白では、初出場の新人女性アイドルのステージを、最初の方に持ってくることが多い。

乃木坂46は、まさにこのトップバッター枠を目指していて、昨年は、HKT48に破れて、初出場を逃しました。


では、今年は、乃木坂が最有力候補かというと、全然、そんなことはない。

最大のライバルは、西内まりやだと思います。

西内まりやは、2014年度レコード大賞の最優秀新人賞を獲得、現在、新人歌手として極めて高いステータスを有しています。

豊かな声量で歌い上げるステージは迫力があり、その上、ギターやピアノの演奏をこなすことが出来、そこに、モデル出身の抜群のスタイルと超絶的にハイレベルなルックスが付いてくる。

今年に入って、こういった音楽的実力と人気が広く注目を集め始め、以下のように、テレビ系大型音楽祭で、乃木坂より明らかに長い演奏時間を貰っています。

6月27日(土) TBS『音楽の日
02 : 28 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 44 = 西内まりや「ありがとうForever...」

7月04日(土) 日テレ『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ
01 : 54 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 23 = 西内まりや「LOVE EVOLUTION」


さらに、今年の4月から6月まで11回に渡って放送された、木曜8時のNHK連続時代劇『かぶき者 慶次』では、準主役と言っていい、主人公の娘を好演、女優としての評価も獲得しつつある。

タレントとしての人気、音楽的実力、賞的ステータス、NHKへの貢献度。

紅白のトップバッター枠を、西内まりやと争った場合、乃木坂が勝てる要素は、現在ほとんどないと言っていいくらいで、その危機感が、大河ドラマへの出演という、派手な一手につながったのかもしれません。

ただ、大河ドラマといっても、V6の岡田准一のように主役で出演して、数字を稼いだのならともかく、脇役として、10人一緒の登場シーンが少しある程度であれば、紅白の選考レースにおいて、プラスの影響はあるだろうけど、あまり多くは期待しない方がいいかと。


個人的に、2013年の夏、E-girlsが気になり、2014年はHKT48に勢いを感じ、結局、いづれの年も、悪い予感が的中する形で、乃木坂は、紅白を逃してしまいました。

そして、今年は、西内まりやの快進撃から目が離せません(笑)。

こういったライバルの行方は気になるけど、そもそも、紅白出場に関して、乃木坂46はAKB48と同じ系統のアイドルという、大きなハンデを背負っています。

AKB48Gは、2012年の第63回紅白で、SKE48が初出場を果たし2枠を獲得。

2013年第64回は、NMB48初出場により、AKB48とSKE48を合わせた3グループ3枠となります。

しかし、その後、昨年の第64回では、HKT48が初出場し、4グループ出演となったものの、SKE48とNMB48はメドレーにまとめられ、3枠据え置きのままです。

民放音楽祭での扱いを考えても、今年の紅白で、AKB48Gの枠数が4枠に増える可能性は極めて低いと思います。

やはり、同じような衣装で、同じような曲を、同じようなダンスで、口パクか「被せ」で歌う大所帯アイドルは、これ以上要らないという一般視聴者の意見があって、民放もNHKも無視出来ないのでしょう。


従って、乃木坂が楽曲と衣装を含めたステージコンセプトを、「太陽ノック」のように、AKB48Gに寄せれば寄せるほど、4枠目の確保は難しくなります。

NHKがAKB48Gの割り当てを2枠に減らしてくれれば、話は違ってくるけど、実現するとは到底思えない。

というのも、まずHKT48は、指原莉乃の存在から、2年連続出場が濃厚です。

さっしーは今回の「総選挙」で1位になっていますが、フジテレビの生中継番組は、年々下がっているとはいえ、未だに高い視聴率を叩き出している。

指原莉乃は、ゴールデンタイムに平均19%、最高瞬間23%を稼ぐドラマの主役のようなもので、視聴率をとくに気にする紅白の担当者が彼女に出て欲しいと願うのは、当然のことです。


また、ネットニュースによると、先週のワイドショー芸能コーナーで、「HKT48」は、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」に次いで、2番目に長く取り上げられたそうです。

「総選挙」の公約通り、指原莉乃が水着ライブを披露したこと、さらに、HKT48が東京モノレールのCMを担当したことを、各局が報じています。

数字を持っている上に、ステージ上で水着を披露して、自分とグループが、さらに注目を集めるよう、仕掛けているわけで、HKT48の存在感は、昨年以上に増していると思います。


HKT48の紅白出場が堅い一方、48Gの中核であるSKE48やNMB48が不出場になることも、NHK側が余程の覚悟で交渉に臨めば別だけど、これまでの経緯からは考えにくい。

つまり、乃木坂は、昨年と同じ、AKB48Gの3枠を前提に、それ以外の独自枠獲得を目指すしか道がないように見えます。

しかし、48Gと似通ったコンセプトのグループが、西内まりやを抑えて出場する理由を探すのは難しいし、さらに、BABYMETAL、でんぱ組.inc、フェアリーズなども、選考レースに参入するかもしれません。

2015年の第66回紅白が、アイドル枠を大幅に増やして、「アイドル祭り」でも打ち出してくれない限り(笑)、乃木坂の出場はかなり厳しいと捉えるのが妥当な認識だと思います。


紅白に限らず、テレビ系音楽祭のプロデューサーは、出場アーティストを選ぶとき、観客や視聴者が喜んでくれるステージパフォーマンスを披露出来るか、この人が出るなら観てみようかと思うような人気や数字を持っているか、その2点をとくに重視している気がします。

乃木坂は、好調なCDセールスを通して、熱心なファンが多くいることは分かっているのだけど、では、テレビ出たとき、視聴率を上げる力があるのかと言われると、ヒット曲がなく、一般知名度も低いため、威勢の良い返事は出来ません。

それなら、魅力的なステージを披露するしかないんですが、最近は、ほとんど口パクで、そもそも歌をうたっている気配がない。

その結果、民放の大型音楽祭において、乃木坂へのステージ割り当て時間が一向に伸びず、E-girlsに抜かれ、西内まりやに負け、フェアリーズにも上回られているのが、偽らざる現状です。


本気で紅白を狙うのであれば、13枚目を完全な歌唱選抜にして、乃木坂は魅力的なステージを作れることを、音楽関係者にアピールしていくのが一番効果的だと思います。

紅白出場歌手の選考は、外からは分からない、大人のやり取りで決まる面があるようなので(笑)、2015年に乃木坂が初出場を果たすかどうかは、11月末にならないと分かりません。

しかし、ステージで歌をうたわず、ダンスもユルいままで、紅白を目指すのは、いくらなんでも虫の良過ぎる話です。


「総選挙」に対する関心度は、年ごとに下がっていて、民放音楽祭でも「支店」はほとんどメドレーにまとめられて、独立枠を貰っていません。

このままだと、紅白におけるAKB48Gの出場枠は、いずれ削減されると思います。

そして、そういった流れが一度出来上がると、関連グループである乃木坂46の出場も、年々難しくなっていくでしょう。

AKB48Gの動向に関係なく、今年を出発点に、何年も連続で紅白に出るにはどうすれば良いのか。

運営は真剣に考えて欲しい。



さて、今日から12枚目個別握手会第10次応募が始まり、それに伴って、第9次終了時点での完売状況が判明しました。

オリコン第1週の集計締切までは、まだ少し時間がありますが、一応、現在の推定売り上げ枚数を以下に載せておきます。

(表1) 12枚目に関する、個別握手会応募受付の日程と推定売り上げ枚数

凡例
[個別握手会の応募受付次数] {完売部数/総部数, 推定売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。
# CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.8秒として計算している。

12枚目「タイトル未定」
発売日:2015年7月22日(水)
オリコン初動集計締切:2015年7月26日(日)
初動算入:第11次分まで確実
初動算入分:??万枚

[01次] +001 {001/740, 00.2万枚} (2015/05/07~05/08, -79d)
[02次] +122 {123/740, 16.0万枚} (2015/05/14~05/14, -72d)
[03次] +084 {207/730, 24.1万枚} (2015/05/21~05/22, -65d)
[04次] +060 {267/730, 28.8万枚} (2015/05/28~05/29, -58d)
[05次] +039 {306/730, 31.6万枚} (2015/06/04~06/05, -51d)
[06次] +042 {348/731, 34.6万枚} (2015/06/11~06/12, -44d)
[07次] +051 {399/731, 37.4万枚} (2015/06/18~06/19, -37d)
[08次] +037 {436/731, 39.3万枚} (2015/06/25~06/26, -30d)
[09次] +043 {479/731, 41.0万枚} (2015/07/02~07/03, -23d)
[10次] +??? (2015/07/09~07/10, -16d)
[11次] +??? (2015/07/16~07/17, -09d)
[12次] (2015/07/23~07/24, -02d)


個別握手会セールスは、第9次応募終了時点で、なんと推定41万枚に達していて、前作初動算入分である35万枚を、現時点ですでに6万枚も上回っている計算になります。

初回限定盤TypeA、B、Cと通常盤を併せた店頭販売第1週が、前作と同じ15万枚であれば、そこにセブンイレブン限定盤の4万枚を足して、19万枚。

ここに、個別握手会分の41万枚を足せば、なんとオリコン初動は60万枚になる。

12枚目の初動算入は、第11次応募分までと考えられるので、あと2回分がさらに積み上げられるわけで、このまま行くと、初動62万枚なんて恐ろしい数字が出てくる可能性もあります(笑)。

まあ、店頭販売分が19万枚まで伸びるかどうか、検討の余地があるので、ちゃんとした予想は第10次応募終了後の完売状況が分かってから行うつもりですが、どう転んでも、前作割れなんて言葉は出て来ないCDセールスになりそうです。


しかし、最近、一番気になっているのは、「太陽ノック」MVの再生回数です。

表題曲MVに関して、再生回数の時間推移を計測したデータは持っていませんが、公開2週間で60万回程度で、かつてないほど伸びが重たく感じます。

「初森ベマーズ」の主題歌であり、セブンイレブンのCMでも使われていた筈で、かなりのプロモーションを掛けているのに、立ち上がりが鈍い気がする。


11枚目表題曲「命は美しい」は、有線が6回ランクインの最高63位で終わり、正直、あまり奮わなかった。

iTunes Store トップソングも、一瞬2位まで上がったのだけど、上位に長く留まらず、期待したほど、勢いを感じさせる展開ではなかった。

一方、10枚目表題曲「何度目の青空か?」が、有線で17回ランクインの最高15位、iTunes Store トップソングは、最高3位で、初めてトップページに躍り出たこともあって、それなりに存在感を示していました。

そうなると、乃木坂の楽曲人気は、10枚目を頂点にして、ピークアウトしたのではないかという懸念が出てきます。


有線、ダウンロード、そして表題曲MVの再生回数は、コアファンというより、むしろライト層の動向を反映していて、今、ライトファンの離脱が起こっているんじゃないかという仮説が、頭をよぎります。

ネット上でのコメントが、以前に比べて、やや少なくなっている気がして、それも、この仮説を考えてみたくなる原因です。

もちろん、今後、「太陽ノック」に関して、有線やダウンロードでの成績を追跡する必要があります。

ただ、AKB48Gの楽曲セールスの変遷を見ていると、最初に離れていくファンはライト層で、それから遅れてコアファンがじりじり減少するようで、しかも、CD売り上げがピーク迎える頃に、こういった現象がスタートしている節がある。

もし、鳥居坂46の結成が、乃木坂46から離れていくファンを掴まえるためならば、今は、絶妙のタイミングなのかもしれません。

まあ、ライトファン離脱説は、有線ランキングやiTunes Store トップソングの成績が判明してから、再度、考えてみるつもりです。


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