ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂15th選抜発表は6月5日深夜、中元有力、北野チャンス、センター本命生田も、気になる白石 [31May16]

2016-05-31 02:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

まなったん、Qさまに再登場!
05月30日(月) 19 : 00 ~ 21 : 48 [地デ] テレビ朝日『聞きにくい事を聞く&クイズプレゼンバラエティーQさま!!合体3時間スペシャル』に、秋元真夏が出演。クイズに参加するようで、前回の成績を越えられるか注目です。

ろってぃの歌声、再び炸裂!
06月01日(水) 18 : 55 ~ 21 : 00 [地デ] テレビ東京 『THEカラオケ★バトル』。「最強女子ボーカリストNo.1決定戦3」に川村真洋が再び参戦!

かずみんレギュラーの番組がNHKでスタート!
06月01日(水) 21 : 30 ~ 21 : 55 [地デ] NHK Eテレ『趣味どきっ!私の朝活 おいしいスタイル』。高山一実がレギュラー出演する新番組の第1回放送。

堀ちゃんの主演ドラマ、Eテレでオンエア!
06月02日(木) 19 : 25 ~ [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル』。番組内ドラマ「ショッピング・ブルー」に堀未央奈が主演で登場。

06月04日(土) 14枚目第6回最終個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

06月04日(土) 19 : 54 ~ 20 : 54 [地デ] テレビ東京『家、ついて行ってイイですか?』に、秋元真夏が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



錦織選手、第1、第2セットを取られたあと、第3セットで巻き返して、逆転勝利かと期待したんですが、波に乗り切れず、残念ながらベスト8入りはならなかったですね。

第1セット途中の雨による中断が、リズムを狂わせて、文字通り、水を差してしまったのかもしれません。

選抜発表の絡む『乃木坂工事中』が、全仏オープンテニスの中継で、放送されるのかどうか深夜まで分からず、テレビを付けたり消したりする内、いつの間にか、ゲームの行方に固唾を飲んで見入っていました(笑)。

やはり、世界トップクラスの実力が真剣にぶつかり合う試合は、さほど興味のないスポーツでも、一度見始めると、引き込まれて、目が離せなくなります。


で、15枚目の選抜発表はどうなったかというと、愛知テレビの番組公式サイトに、以下のような記事が載りました。

次回予告
★6月5日(日) 深夜0:00~放送予定
次回の乃木坂工事中は…
15枚目シングル選抜メンバー大発表!
選抜メンバーの入れ替わりはあるのか?
センターに選ばれるのは一体誰だ!?
※5月29日(日)に予定していた内容は後日放送予定です。

つまり、いよいよ、次の日曜深夜に、新選抜が発表されるようです。

テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト


15枚目のCD発売は、すでに7月27日(水)と発表されていて、初回限定盤と通常盤の予約が、セブンイレブンで始まっています。

店頭販売CDの予約を、選抜発表の前、さらには個別握手会の第1次応募前にスタートさせるなんて、異例中の異例ですが、スポーツの試合中継で、『乃木坂工事中』が2週連続で休止になるのも、『乃木坂って、どこ?』時代を含めて、初めてのことだと思います。

何だか、船出から、大荒れの天候に見舞われている気分です(笑)。

深川麻衣がスタジオ出演する、高山一実の千葉房総ツアー回を、後日に先送りしても、選抜発表を次回に持って来たのは、CD発売との日程関係が原因だと思います。

(表1) 15枚目の選抜発表とCD発売の日程関係

選抜発表[06/05(日)] = 7週+3日 => CD発売[07/27(水)]
選抜発表[06/12(日)] = 6週+3日 => CD発売[07/27(水)]
選抜発表[06/19(日)] = 5週+3日 => CD発売[07/27(水)]


6月5日(日)を逃してしまうと、選抜発表からCD発売までが、6週プラス3日以下となり、歴代シングルのスケジュールの中では、1枚目「ぐるぐるカーテン」、2枚目「おいでシャンプー」と同じか、それより短い期間での新曲キャンペーンになってしまう。

(表2) 歴代シングルにおける選抜発表とCD発売までの期間

凡例
選抜発表からCD発売までの時間 : その日程で行われたシングルの数 (該当するシングルの番号)

10週+3日 : 3回 (04枚目, 06枚目, 12枚目)
09週+3日 : 4回 (03枚目, 05枚目, 08枚目, 10枚目)
08週+3日 : 3回 (09枚目, 11枚目, 13枚目)
07週+3日 : 2回 (07枚目, 14枚目)
06週+3日 : 2回 (01枚目, 02枚目)


つまり、6月5日(日)深夜の選抜発表は、ギリギリのタイムリミットで、出来れば、卒業するまいまいの出演回がすべて終わってから、新選抜をお披露目したいという順序論を吹き飛ばしてしまった気がします。

しかし、次の日曜日は、全仏オープンの決勝戦が行われるので、生中継か録画かは分かりませんが、テレビ東京が長尺の番組を、地上波で深夜に流す可能性は十分あって、『乃木坂工事中』を普通にオンエア出来るかどうか、まだ分からない面がある。

実際、続いて放送される『欅って、書けない?』に関して、欅坂46公式サイトには、次のような記事が出ています。

次回予告
2016年6月5日(日) 24時35分~25時05分
彼女たちの意地と意地がぶつかり合う。 頭脳ポンコツに分類されてしまったおバカちゃんたちは、インテリチームへリベンジを果たすことが出来るのか? 「じぶんヒストリー」ではあのメンバーの過去が明らかに!
「全仏オープンテニス2016」により、放送時間が変更、または休止の場合があります。

「変更、または休止」というフレーズが、心に滲みますね(笑)。

欅坂46公式サイトの『欅って、書けない?』関連ページ


『乃木坂工事中』の番組公式サイトに載っている「次回予告」には、そういった「但し書き」は見当たりません。

しかし、直後の30分番組である『欅って、書けない?』の放送に、「変更、または休止」の場合があるのに、『乃木坂工事中』は絶対大丈夫という気分には、なりづらいものがある(笑)。

大型のスポーツ中継をどういう形で放送し、その際、通常番組をどのように扱うかは、テレビ東京の編成が判断する筈で、欅坂46の公式サイトに、「但し書き」があるのは、ファンとして気になる点です。


次回の『乃木坂工事中』に、放送時間変更の可能性があるのに、ドル箱である選抜発表回をそこにぶっ込むのは、視聴率の面から勿体ないので、本来ならば、全仏テニスのシングルス日程が終わってからが望ましいけど、CD発売が迫っている中、そんなことは言ってられないのかもしれません。

とにもかくにも、次週、選抜発表回が、予定通り放送されることを願うしかありません。

ちなみに、欅坂は、1枚目「サイレントマジョリティー」において、選抜発表からCD発売までが5週プラス3日で、2枚目をこれより短くするとは思えないので、7月20日(水)にリリースする場合の、選抜発表タイムリミットは、6月12日(日)になります。

つまり、次回『欅って、書けない?』の予告で、新選抜の発表がアナウンスされなければ、乃木坂15枚目の前に、欅坂2枚目が発売される可能性はほとんど消滅します。


すったもんだの末、気づいたら、15th選抜のお披露目が1週間後に迫っていたわけで(笑)、誰が抜擢されるのか、センターはどうなるのか、一応、軽く予想しておきます。

まずは、14枚目「ハルジオンが咲く頃」における握手会成績から。

(表3) 14枚目個別握手会第17次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数) メンバー名

#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
# メンバー名の色は、14th選抜におけるポジョションを表し、青色は1列目緑色は2列目オレンジ色は3列目
# 深川麻衣は除いて、順位表を作っている。ちなみに、まいまいの成績は、30部の3次全完売でした。
# メンバー名に続く「*」は、2期であることを示す
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない
# 第17次応募は最終1つ前の受付で、その終了後完売状況は、14枚目に関して判明している最後のもの

[01] 30部/30部 (1.00; 02次) 白石麻衣 西野七瀬
[01] 30部/30部 (1.00; 03次) 生田絵梨花 衛藤美彩 橋本奈々未
[01] 30部/30部 (1.00; 04次) 秋元真夏 齋藤飛鳥
[01] 30部/30部 (1.00; 05次) 桜井玲香 中元日芽香 若月佑美
[01] 30部/30部 (1.00; 08次) 堀未央奈*
[01] 30部/30部 (1.00; 10次) 伊藤万理華 高山一実 星野みなみ 松村沙友理
[01] 30部/30部 (1.00; 12次) 井上小百合
[17] 24部/24部 (1.00; 07次) 北野日奈子*
[18] 22部/24部 (0.92) 新内眞衣* 寺田蘭世*
[20] 21部/24部 (0.88) 中田花奈
[21] 18部/18部 (1.00; 11次) 生駒里奈
[22] 16部/18部 (0.89) 斉藤優里
[23] 10部/16部 (0.63) 樋口日奈
[24] 11部/14部 (0.79) 渡辺みり愛*
[25] 07部/14部 (0.50) 伊藤かりん*
[26] 01部/14部 (0.07) 和田まあや
[27] 06部/12部 (0.50) 斎藤ちはる
[28] 05部/12部 (0.42) 伊藤純奈* 川後陽菜 能條愛未
[31] 08部/08部 (1.00; 06次) 山崎怜奈*
[32] 06部/06部 (1.00; 05次) 鈴木絢音*
[32] 06部/06部 (1.00; 09次) 相楽伊織*
[34] 04部/06部 (0.67) 川村真洋
[35] 01部/06部 (0.17) 佐々木琴子*


乃木坂運営がこだわってきた握手会主義・序列主義を適用すると、最高担当部数である30部を全完売している、上表1位から16位までの16人に、生駒里奈を加えた17人が15th選抜メンバーに起用されるというのが、もっとも妥当な予想じゃないでしょうか。

つまり、卒業する深川麻衣に代わって、アンダーから中元日芽香が入り、定員は17人そのままという選抜です。


あまりに変化が乏しくて、つまらないので、もうちょっと刺激的な予想をしたいのはヤマヤマなんですが(笑)、セブンイレブンの15thシングルCD販売ページを見ると、予約特典である4種類のクリアファイルには、14th選抜から深川麻衣を除いた16人が載せられていて、まさに「(表3)TOP16マイナス中元日芽香プラス生駒里奈」になっている。

10月に都内某所で1日限定オープンする、セブイレブンの「乃木坂46店」では、店長の白石麻衣以下、西野七瀬が「nanaco宣伝部長」、生田絵梨花は「そば・うどん品質マネージャー」、生駒里奈の「手巻きおにぎり監査役」、橋本奈々未「おでん保温係長」など、それぞれのメンバーに役職が割り振られており、参加しているメンバーは、クリアファイルの16人ときっちり同じです。

新選抜の「任期」は、16枚目がリリースされるだろう10月までと考えられるので、この16人が15枚目で選抜入りしないのは、セブンイレブンという大口スポンサーとの関係からも、可能性は低いんじゃないでしょうか。


そうなると、中元日芽香の選抜入りだけが、議論の余地が残っている部分ですが、30部を5次で全完売するメンバーが、選抜に入らないのは、今までの例から考えて、さすがにあり得ない。

実際、(表3)を見ながら、上位16人の中、ひめたんだけを選抜に入れないという意見が、会議で通ってしまうなんて、いくら何でも想像出来ません。

また、ひめたんの選抜入りを、今回も見送ったら、失望したファンが雪崩を打って乃木坂を去っていく危険があり、運営自らが堅持してきた握手会主義にも反するので、そんな「危ない例外」は作らないでしょう。

クリアファイルに、中元日芽香は載っていませんが、ひめたんが選抜入りしている場合、ここに登場してしまうと、15th選抜の数少ない「サプライズ」が事前に漏れることになるので(笑)、彼女がいないことが、そのまま15th選抜への抜擢ならずを意味するとは思えません。


このように、深川麻衣を除く14th選抜に、中元日芽香が加わるのが、15thに対する、スタンダードな予想ですが、それ以外で、ひょっとしたらと気になる点を一つ挙げておきます。

堀未央奈に続く、2人目の2期メンバー抜擢です。

「ハルジオンが咲く頃」のダンスには、まいまいが堀ちゃんの手を引いて前に出すシーンが、最後に出てくる。

この振り付けから、15th選抜のセンターは堀未央奈ではないかという噂が囁かれています。


しかし、予想の斜め上を行くことを好む運営が、そんなストレートな発信はしないという指摘は、それなりに説得力がある(笑)。

堀未央奈のセンターではなく、深川麻衣の卒業後、2期メンバーをより積極的に起用するというメッセージと捉える方が、個人的にはしっくりきます。

では、もし、堀ちゃん以外で抜擢されるメンバーがいるなら、それは誰でしょう?


握手会主義を単純に当てはめれば、(表3)から、北野日奈子が最有力です。

30部に次いで多い担当部数である24部を、7次という早い段階で、唯1人、全完売しており、握手会セールスにおいて、明確な結果を残している。

また、毎日毎日、雨が降ろうが、槍が降ろうが、公式ブログを怒濤のように更新し続ける、きーちゃんのバイタリティには、運営も注目していると思います。


北野日奈子を起用する場合、現在の30部全完売枠16人プラス生駒を維持しつつ、2期枠を1人分用意して、そこに彼女を入れるのが、一番平和なやり方です(笑)。

結果として、15th選抜は18人になるけど、例えば、17人体制を変えないよう、中元日芽香の選抜入りを見送って、30部全完売枠を深川麻衣を除く15人に据え置き、その代わり2期枠を1人増設なんてことは、その後、乃木坂の内部、あるいはファンの間に発生する軋轢を考えても、まず、やらないでしょう(笑)。

従って、定員17人のまま、中元日芽香だけを抜擢するか、18人に増員して、中元日芽香と北野日奈子を選抜入りさせるか、その辺が現実的な落としどころじゃないでしょうか。


しかし、定員を16人に減らして、アンダーからの新規抜擢なしという、悲惨な選考が、絶対にないかと言われると、気掛かりな点はある。

セブンイレブンとのタイアップは、少なくとも10月まで続き、それは15th選抜の「任期」とほぼ重なっています。

これだけの大口スポンサーなので、選抜メンバーに関して、乃木坂運営との間に、何らかの取り決めがあっても不思議ではない。

例えば、14枚目と15枚目のスポンサードをセットで契約していて、深川麻衣の離脱以外、この2作は選抜メンバーの顔ぶれを固定するという項目が入っていたら、期間中に、人気を大きく伸ばすメンバーが現れても、選考対象として考慮されないかもしれない。


スポンサーとの契約上、15th選抜は、機械的にメンバー構成が決まっていて、運営すら口を出せない可能性が、完全にないとは言えません。

メンバーを入れ替えない方が、広告展開しやすいのは事実で、固定する対象が福神に留まらず、3列目まで及んでいると、15thは14thからピクリとも動かない選抜になってしまいます。

中元日芽香の選抜入りは、個人的に、99%間違いないと思っているけど、「クリアファイル&1日限定店」の16人がそのまま15th選抜になるといった、残り1%のケースを否定しきれないのも事実で、蓋を開けるまで一抹の不安がまとわりつくというのが、正直な心境です。


次に、センターの予想ですが、選抜メンバー以上に、運営のさじ加減一つで決まってしまうので、さらに分かりません。

今はっきり言えることは、15th選抜のセンターは、深川麻衣ではないということくらいでしょうか(笑)。

極端な話、渡辺麻友や平手友梨奈が抜擢されるレベルの「サプライズ」でさえ、確率ゼロとは言えないわけで、「大人の事情」もしくは、誰かの「ひらめき」次第です(笑)。


ただ、より確率の高いメンバーは誰かを考えるなら、乃木坂のセンターを巡る、一つの「ルール」が参考になります。

ほとんどのシングルでは、前選抜の1列目、もしくは2列目中央にいたメンバーから、新選抜のセンターが選ばれています。

例外は、堀未央奈が大抜擢された7枚目「バレッタ」と、休業明けの生田絵梨花がセンターとなった10枚目「何度目の青空か?」の二つだけです。

つまり、前作で、選抜にも、アンダーにもいなかったメンバーが、いきなり起用された、この2例以外は、決まったポジションから「昇格」する形でセンターに入っている。


15枚目では、お披露目されていない3期メンバーの抜擢はあり得ないし、休業明けのメンバーもいません。

従って、14th選抜フロントの橋本奈々未、西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花と、2列目真ん中の衛藤美彩の5人が、有力なセンター候補と言えます。

ネットでは、いくちゃんが二度目のセンターに起用されるのではという意見が、結構多いようです。

セブンネットの乃木坂特集ページ冒頭に、14th選抜の1列目2列目から深川麻衣を除き、生駒里奈を加えた10人が前後2列に並んだ画像が掲載されていて、センターポジションに生田絵梨花が配されている。

生駒がフロント右端におり、2列目は、左右端の齋藤飛鳥と星野みなみに挟まれ、左から衛藤美彩、秋元真夏、高山一実と並んでいて、14th選抜とは少し異なったポジション構成になっている。

そのため、これこそが15th選抜の10福神で、いくちゃんがセンターではないかという主張の根拠になっているようです。


確かに、ソロ写真集「転調」が上半期セールス1位となったことで、生田絵梨花は、今朝のフジテレビ「めざましテレビ」で、単独インタビューを受けていて、さらに、6月10日(金)深夜のテレビ朝日「『ぷっ』すま」にも出演するようです。

いくちゃんが、バラエティに1人で出演するのは珍しく、新選抜が発表される時期に、妙にメディア露出が増えているのは、センター説と符合しているようにも見えます。

また、2016年度の『日経タレントパワーランキング」』において、いくちゃんは、乃木坂メンバー中、生駒ちゃん、まいやんに続いて3位のスコアをマークし、前年との比較では、2人を上回る伸びとなっており、グループでもっとも勢いのあるメンバーと言っていい。

従って、生田絵梨花の15th選抜センターは、かなり説得力のある予想だと思います。


ただ、15thシングルCDのセブンイレブン予約特典であるクリアファイルを見ると、初回限定盤TypeAは、白石、衛藤、みなみ、堀のバージョンで、いくちゃんはTypeCに登場しています。

前回、セブンイレブンとタイアップした12thシングル「太陽ノック」では、TypeAの予約特典が生駒里奈の超特大ポスターで、まさにセンターがTypeAに起用されている。

4人ずつが載っているクリアファイルなので、大した意味はないのかもしれませんが、とはいえ、5人のセンター候補の中、TypeAに、まいやんとみさみさが登場するのは、ちょっと気になる点です。

しかも、白石麻衣は、10月の1日限定「乃木坂46店」の店長に抜擢されていて、これも思わせぶりです(笑)。


12枚目の生駒里奈のように、大手企業とのタイアップでは、知名度の高いメンバーを真ん中に据える方が、相手を納得させやすいのかもしれません。

タレントパワーランキングで、白石麻衣は、生駒ちゃんに次いで2位のスコアを持っており、ファッション雑誌のモデルとして、若い女性層から、かなりの人気を得ている。

一方、まいやんの単独センターは、6枚目「ガールスルール」以降なく、センターに起用されれば、メディアに対しても、それなりの話題となるわけで、本命は生田絵梨花かなと思いつつも、まいやんが気になる今日この頃です(笑)。


話題性の面では、みさみさやななみんがセンターになった方が、少なくともファンにとっては、よりインパクトが大きいじゃないかという意見はもっともで(笑)、西野七瀬センター、あるいは西野&白石の2回目Wセンターだって、可能性はもちろんある。

結局、センターの予想は、スケジュールやCD売り上げなどと違って、上述した「ルール」以外に、束縛条件がほとんどないので、有力候補を5人ほど挙げることは出来るけど、その先からは、憶測の域を出ない話になってしまいます。

ただ、運営は、センター人事に関して、大方の予想を裏切ることを、選考基準にしているんじゃないかと疑いたくなる面があって(笑)、実際、12枚目の生駒里奈や14枚目の深川麻衣は、「えっ?」と一瞬戸惑うような起用だった。

こういった運営の「嗜好」を考えると、生田絵梨花以外の、今回あまり名前の挙がっていないメンバーに、かえって目が行くわけです。

とにもかくにも、次回の『乃木坂工事中』で15枚目の選抜構成が判明するので、番組が、日曜日にちゃんと放送されることを祈って(笑)、1週間、待つしかないですね。


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2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)

2014年7月 ~ 2015年8月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡11Aug14 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~ 31Aug15)

2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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問われているのは事件の「数」ではなく「質」、アイドル商法が揺さぶる「スター」への憧れ [28May16]

2016-05-28 19:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

乃木坂単独の音楽バラエティ!
05月28日(土) 23 : 15 ~ 23 : 45 [地デ] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。「せっかちなかたつむり」と深川麻衣ソロ「強がる蕾」のスタジオライブ。再放送は05月29日(日)10:00~。

05月29日(日) 14枚目第5回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ

ろってぃの歌声、再び炸裂!
06月01日(水) 18 : 55 ~ 21 : 00 [地デ] テレビ東京 『THEカラオケ★バトル』。「最強女子ボーカリストNo.1決定戦3」に川村真洋が再び参戦!

かずみんレギュラーの番組がNHKでスタート!
06月01日(水) 21 : 30 ~ 21 : 55 [地デ] NHK Eテレ『趣味どきっ!私の朝活 おいしいスタイル』。高山一実がレギュラー出演する新番組の第1回放送。

堀ちゃんの主演ドラマ、Eテレでオンエア!
06月02日(木) 19 : 25 ~ [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル』。番組内ドラマ「ショッピング・ブルー」に堀未央奈が主演で登場。

06月04日(土) 14枚目第6回最終個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



小金井の女性刺傷事件に関して、アイドルや芸能人への襲撃事件は、昔の方が多かったのだから、現在のアイドル商法は無関係で、距離感の喪失も、今に始まったことではない、という意見があるようです。

しかし、この主張はやや論点がズレていると思います。

昔のことを考えるのであれば、もし、握手会やSNSというシステムが昭和にあったら、当時、アイドルを襲う事件は、増えていたのか、減っていたのか、そこを問題にすべきじゃないでしょうか。


例えば、銃の規制に関して、貧困層が多い発展途上国と、アメリカのように裕福な国を比べて、前者より後者の方が銃の所持率は高いのに、強盗や殺人の発生率はより低いのだから、銃と犯罪は無関係と主張するのはおかしい。

その途上国に、アメリカと同じくらい銃が出回ったら、犯罪は減るんでしょうか?

アメリカ社会における銃の影響を論じるのであれば、同じように裕福で、銃の所持率がより低い社会と、犯罪率を比べる必要がある。

つまり、今の社会において、銃がある場合と、銃がない場合を考え、銃の存在が犯罪を助長しているかどうかが問われるべきということです。


日本は、昭和の半ばくらいまで、まだまだ貧しい家庭が少なからず存在し、社会全体として、刑事事件、とくに少年犯罪が多く、その中で、芸能人をターゲットにした犯罪も起こっていた。

スターなのだからお金を持っているだろうと考え、強盗まがいのことを行ったり、芸能人と関わって有名になりたいといった、今の時代、ほとんど目にしなくなったケースも結構あったようです。

ただ、犯行の理由が、金銭であれ、自己顕示欲であれ、嫉妬であれ、襲った方は、相手を特別な存在と見なしているケースが多く、そのためだと思いますが、全身を何十箇所も刺されて生死の境を彷徨ったという話は、あまり聞いたことがない。


例えば、美空ひばりが塩酸を掛けられた事件では、犯人が、憧れの「スター」に対して、複雑な感情を抱えていたと思わせるものがある。

一方、小金井の刺傷事件では、犯人から、憎悪と殺意しか感じません。

相手に対して、何かしらの「憧れ」や「尊敬」を持っていれば、ここまで執拗に刃物で襲うなんてことは出来ない筈で、むしろ、自分より下の存在であるとすら、思っていたのではないかと疑いたくなる。

そういう意味から、今回の事件を巡って、アイドルとファンの関係性が、以前と変わってきているのではないかという指摘が出てくるのは、もっともだと思います。


もし、昭和の時代、現在のように、レコードを複数枚買えば、その枚数に応じた時間だけ、誰でも、有名なアイドルと握手しながら二人で話が出来るようなイベントがあったり、自分宛に手紙を送ってくれて、こちらの手紙に返事が貰えるようなシステムが存在すれば、ファンと芸能人の間に、「距離感の喪失」が起こって、今回と似たような事件が多発したかもしれない。

バブル期を経て、日本がずっと豊かになり、社会全体がより平和になったので、握手会やSNSを通して、ファンと密接に交流しても、そこで演出される「親近感」を勘違いして、犯罪に走る人間が少ないのだと思います。

しかし、こういったアイドル商法が、ファンとタレントの関係を変容させ、芸能活動をする若い女性を、憧れの「スター」ではなく、自分がお金を出して支えてやっている存在で、自分の言うことを聞くのが当然と考えるような人間を生み出しているのであれば、それを見直すべきだという議論が起きるのは当然じゃないでしょうか。


今回の事件をついて、多くの人が、ファンとアイドルの「距離感」を論じるのは、そこに、昭和の時代に起こっていた襲撃事件と異質のものを感じているからだと思います。

昔に比べて、事件の数が多い少ないという話ではなく、質が違うのではないかという疑いです。

そして、事件の根底にあるかもしれない、「距離感の喪失」は、AKB48や乃木坂46の握手会において、ファン数を増やすため、アイドルの側から、積極的に仕掛けている「親近感」の演出に、通じるものがある。

現在のアイドル商法が、悲惨な事件を引き起こす素地を作った可能性があるなら、徹底的に議論を尽くし、改善すべき点があれば、改善していくのが、当然じゃないでしょうか。


2014年のちょうど今頃、AKB48の全国握手会で襲撃事件が起こり、しばらくの間、握手会の中止や延期が相次ぎました。

しかし、その後、握手会は再開され、現在は、当時より、さらに多い日数と規模で開催されています。

被害に遭ったメンバーは、心の傷から、握手会に参加することが出来ず、未だ苦しんでいるのに、握手会のあり方を、根本的に見直す動きは起こらず、社会的な議論も深まらなかった。


今回の事件は、背景にあるものを考えることで、アイドル商法の問題点を、広範に議論する絶好の機会だと思います。

幸いなことに、色んな人が、様々な意見を述べ始めていて、雰囲気が盛り上がってきました(笑)。

握手会に関しては、襲撃事件までいかなくとも、暴言を吐いたり、迷惑なことをする人が現れ、一方、朝から晩まで多人数と握手する過酷さから、メンバーが体調を崩し、急遽、レーンが中止になることが頻繁に起こっています。

この機会に、ぜひ握手会のあり方を見直して欲しい、とくにメンバーの負担を軽減するよう、そう願っています。


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アイドルのSNSを上手く運営する難しさ、AKB48「総選挙」は盛り上がっているのか? [27May16#2]

2016-05-27 20:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

乃木坂単独の音楽バラエティ!
05月28日(土) 23 : 15 ~ 23 : 45 [地デ] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。「せっかちなかたつむり」と深川麻衣ソロ「強がる蕾」のスタジオライブ。再放送は05月29日(日)10:00~。

05月29日(日) 14枚目第5回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ

ろってぃの歌声、再び炸裂!
06月01日(水) 18 : 55 ~ 21 : 00 [地デ] テレビ東京 『THEカラオケ★バトル』。「最強女子ボーカリストNo.1決定戦3」に川村真洋が再び参戦!

かずみんレギュラーの番組がNHKでスタート!
06月01日(水) 21 : 30 ~ 21 : 55 [地デ] NHK Eテレ『趣味どきっ!私の朝活 おいしいスタイル』。高山一実がレギュラー出演する新番組の第1回放送。

堀ちゃんの主演ドラマ、Eテレでオンエア!
06月02日(木) 19 : 25 ~ [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル』。番組内ドラマ「ショッピング・ブルー」に堀未央奈が主演で登場。

06月04日(土) 14枚目第6回最終個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



小金井の女性刺傷事件に関する情報で、とくに深刻な問題を孕んでいると感じるのは、SNSでのやり取りが、事件の発端になっていることです。

被害に遭った女性は、どこかの事務所に属していたのかもしれないけど、マネージャーがぴったり付いている風ではなく、ほぼ個人営業に近い形で、芸能活動をされていたようです。

おそらく、公式アカウントの管理も自ら行っていて、ファンからのコメントに対して、レスをするなり、スルーするなり、自分で処理していたのでしょう。


乃木坂の公式ブログやモバメのように、運営の人間が、メンバーが投稿する文章をチェックしたり、問題のあるファンコメントを排除してくれれば、トラブルは少ないと思います。

しかし、そういった仕事に、タレント自身が関わると、ファンとのやり取りがダイレクトになってしまい、上手く行かない危険がある。

乃木坂でも、メンバーが自分の判断でコメントを返しているだろうトークアプリでは、小さないざこざが頻発していたようで(笑)、タレント本人がSNSを管理する難しさが出ていました。


今回の事件では、もともとトラブルを起こしやすい人物と、女性が直接的に相対することになってしまい、そのやり取りの中で、犯人が負の感情をエスカレートさせていった節がある。

これは、乃木坂メンバーにとって、決して他人事ではなく、グループに所属している時はまだ良いけど、卒業した後、芸能活動を続ける場合は、SNSの管理を自分で行わざるを得ないかもしれない。

実際、伊藤寧々や永島聖羅など卒業生の多くは、ツイッターを自分で管理しているようだし、深川麻衣も、今後、似たような状況に直面する可能性がある。

芸能活動を行いながら、同時に、SNSにおいて、ファンと上手くやり取りするのは、簡単なことではなく、いつ、どんなトラブルに巻き込まれるか、分からない怖さがあります。


女性は、シンガーソングライターとして、ライブなどを行っていたようですが、15、6歳の頃、かなりメジャーなアイドルユニットのメンバーに選ばれたほどですから、ビジュアルは抜群の筈で、ファン層も男性が多いでしょう。

例えば、川村真洋は、乃木坂に入っていなければ、シンガーソングライターとして活動していた可能性があり、生田絵梨花は、舞台中心の女優だったかもしれない。

そして、間違いなく、熱心な男性ファンがたくさん付いていた筈で(笑)、アイドルとしての今と、さほど変わらない客層なんじゃないでしょうか。


しかし、活動の形態が、アイドルであれ、シンガーソングライターであれ、女優であれ、自分1人で、そういったファンと向き合い、SNSなどで交流するのは、本当に大変なことだと思います。

前回記事で書いたように、「会いに行けるアイドル」が当たり前になっている今、近い距離感を求めるファンが多くなっていて、書き込まれたコメントに対して、一切レスをしないというわけにはいかない。

ところが、レスをしたらしたで、なぜ自分のコメントは取り上げてくれないと、不満を持つ人が出てくる(笑)。

不満を募らせる人が出ないよう、バランスを取るだけでも難しい作業なのに、思い込みの激しい人間がいたりすると、対処しきれなくなる。


今回の事件は、芸能活動をする若い女性、とくに個人営業に近い形で仕事をしている人であれば、誰が巻き込まれてもおかしくない側面がある。

そして、事件後も、その危険度が減少するわけではない。

アイドル、シンガーソングライター、ライブ、SNS、コメント、レス、プレゼント。

乃木坂ファンになってから、日常的に目にしていた、ありふれた言葉の中から、いきなり悲惨な事件が飛び出してきたようで、他人事とは思えない生々しさを感じます。


乃木坂メンバーでこれから卒業する人が、似たような危険に晒されるかもしれず、不安は募ります。

ファンとの距離を敢えて縮めて、売り上げに結びつける今のアイドル商法を、このまま続けて良いんでしょうか。

それは、ステージの上にいる人に対する「尊敬」の念を消失させ、彼女たちを守る、心理的な防御柵を壊しているのではないのか。

本当に考えさせられる事件です。


さて、AKB48の「総選挙」が近づいていますが、その投票券付きシングルである「翼はいらない」のセールスに、気になる点があるので、少し触れておきます。

(表1) Billboard JAPAN Hot100 初登場週の成績

凡例
CD発売日 : アーティスト名「曲名」
CD発売後経過週 (Hot100の総合順位) 項目別順位

# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
(回) : Hot100ランクイン回数
#「00位」は100位圏外、「20位」は21位以下

2015/05/20(水) : AKB48「僕たちは戦わない」(40枚目; 総選挙投票券付)
03週前 : (総合)93位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]08位 [E]00位 (1回)
# 開票日 : 2015/06/06(土) in 福岡・ヤフオク!ドーム

2016/03/09(水) : AKB48「君はメロディー」(43枚目)
04週前 : (総合)65位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]05位 [E]00位 (1回)

2016/03/23(水) : 乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」(14枚目)
04週前 : (総合)20位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]00位 (1回)

2016/04/06(水) : 欅坂46「サイレントマジョリティー」(01枚目)
03週前 : (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)

2016/04/27(水) : NMB48「甘噛み姫」(14枚目)
04週前 : (総合)51位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]01位 [E]00位 (1回)

2016/06/01(水) : AKB48「翼はいらない」(44枚目; 総選挙投票券付)
02週前 : (総合)00位 [A]20位 [B]20位 [C]20位 [D]20位 [E]20位 (0回)
# 開票日 : 2016/06/18(土) in 新潟・HARD OFF ECOスタジアム


AKB48や乃木坂46のシングル表題曲は、CD発売の3週前か4週前に、Billboard JAPAN の総合ランキングである Hot100 に、初登場することが多い。

そして、その原動力になっているのは、高い「ツイート数」(D)です。

発売前に、楽曲がネット上で話題となり、多くの人がコメントすることで、総合100位に入ってくる。

「サイレントマジョリティー」に関しては、「動画再生回数」(E)も、非常に高い人気を見せていて、「ツイート数」とダブル効果でのランクインでした。


ところが、「翼はいらない」は、発売2週前に至っても、Hot100 にランクインせず、「ツイート数」が、「チャート解析」で表示される20位以内に入っていません。

「総選挙」の投票券が付いたCDで、オリコン初動が100万枚を大きく越えるのは確実ですが、肝心の曲が、ネット上であまり話題になっていない。

昨年の投票券付きシングル「僕たちは戦わない」は、開票イベントがCD発売の17日後と、今年と同じ条件で、3週前に、「ツイート数」8位で、総合93位に入っています。


AKB48の「総選挙」は注目度の高いイベントなので、Hot100 に名前がなくとも、そろそろ「ツイート数」が20位以内に入っていい筈なんですが、「翼はいらない」は、すべての項目で20位圏外となっている。

確かに、YouTube公開のMVは、最近、1万回/日程度の低い再生数で推移しており、楽曲が大きな注目を集めているようには見えません。

ただ、「総選挙」が盛り上がっていれば、自ずと、「翼はいらない」の「ツイート数」も伸びるだろうから、あるいは、「総選挙」そのものへの関心が、昨年に比べて、落ちてしまっているのかもしれない。


最新のテレビ情報誌によると、開票イベントが行われる時間帯のフジテレビ番組欄には、通常番組が記載されているそうで、今年は、地上波の中継がないのではないかと囁かれています。

昨年の中継は、1位発表を含む1時間に絞れば、平均で20%弱の視聴率を記録しており、今の時代、これほど高い数字を出す番組は、そうそうないので、今年やらないというのは、俄には信じられない話です。

ただ、地方からの中継は、お金が掛かる筈で、それに見合うだけの視聴率がどれくらいなのかは分かりません。

さらに、立候補を辞退するメンバーが多く、「翼はいらない」の「ツイート数」も、上述のように伸びていない。

このように、マイナスの因子は少なくないので、地上波中継があるのかないのか、今のところ、判断しかねる状態です。

AKB48総選挙の視聴率を読む、止まらない人気の退潮傾向と危惧される「祭りの後」効果 [09Jun15]


今年に入ってアイドル界の勢力図は、激変している感があって、とくにAKB48Gの勢いが急速に落ちている印象がある。

また、欅坂が「サイレントマジョリティー」で鮮烈なデビューを飾る一方、好調なセールスを続けてきた乃木坂に、停滞感がちらつき始めている。

そんな中で起きた、小金井の女性刺傷事件は、今の「アイドル」のあり方に対して、重い問いを投げかけているように思えます。

どこに向かっているのか定かではないけど、少しずつ、しかし着実に、時代が動き始めているのかもしれません。


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女性刺傷事件と握手会商法、ステージの「スター」と客席のファンを隔てる壁はなぜ消失したのか [27May16]

2016-05-27 01:45:00 | 芸能
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かずみんのレギュラー番組がNHKでスタート!
06月01日(水) 21 : 30 ~ 21 : 55 [地デ] NHK Eテレ『趣味どきっ!私の朝活 おいしいスタイル』。高山一実がレギュラー出演する新番組の第1回放送。

堀ちゃんの主演ドラマ、Eテレでオンエア!
06月02日(木) 19 : 25 ~ [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル』。番組内ドラマ「ショッピング・ブルー」に堀未央奈が主演で登場。

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先週土曜に東京・小金井で起きた、女性刺傷事件の続報を読んでいると、何とか未然に防ぐ手はなかったのかと、気分が滅入ってきます。

女性は何度も警察に相談し、管轄である武蔵野署は、問題を起こすかもしれない男がいること、さらには、当日にライブがあることも知っていた。

そして、何かあったら電話するように言われていたようで、武蔵小金井駅で男が待ち伏せしていたことから、女性は警察に通報している。

ことの成り行きのなかで、どの段階でもいいから、あと一歩、踏み込んでいれば、こんな悲劇は起きなかったんじゃないかと、胸が苦しくなる。


アイドル活動の経験があり、その後、音楽ライブを続けてきた女性なので、イベント会場でしつこく付きまとわれたり、ネットへの書き込みが過激化しても、警察は、あくまでタレントとファンの問題と捉え、危険なストーカーという認識を強く持たなかったのかもしれません。

若い女性タレントのファンで、本人を攻撃するようなコメントを投稿したり、イベントでマナーを守らなかったり、さらには、仕事が終わったあと、後を付けたり、問題のある行動を起こす人は、山のようにいる。

警察からすれば、それは芸能活動の中で発生している事案なので、主催者や所属事務所で解決して欲しいという発想があっても不思議ではない。

そして、確かに、イベントのあり方やSNSの使い方に、警察の指導が細かく入るなんてことは、芸能界の方が避けたいでしょう。


今回の事件で衝撃的だったのは、ファンである筈の男が、自分が贈ったプレゼントや投稿したコメントに、女性が「返事」をしなかったことで、憎悪を募らせた節があることです。

ステージ上でパフォーマンスを披露する人は、観客席から眺めているファンにとって、本来、「スター」であって、自分の周りにいる一般人とは、異なる存在です。

プレゼントを贈ったり、公式アカウントにコメントを書き込んでも、それは1人のファンとして「スター」を応援する行為で、「返事」を期待するようなものではない。


ところが、事件の犯人は、あたかも親しい知り合いであるかのように、相手に「返事」を要求し、それがないことを理不尽だと捉えてしまっている。

客席とステージを隔てている心理的な壁が消失しており、「返事」がないことを、自分は「無視」されたのだと思い込んでいる。

身近な女性にプレゼントを贈って、相手にされなかったことから、ストーカー行為が始まったというケースは聞いたことがあるけど、ステージの上にいるタレントから「返事」がないと、ファンが逆上し、しつこく付きまとった挙げ句、凶行に及ぶのは、別次元の話という印象を受けます。

そして、この男が、なぜ、客席とステージを隔てる壁を、微塵も気に掛けない思考に陥ったのかは、今回の事件でもっとも気になる点です。


AKB48が「会いにいけるアイドル」を謳っているように、現在の日本では、握手会などのファン交流イベントにおいて、ファンが直接、女性アイドルと会って、話が出来るケースが少なくない。

こういったイベントへの参加券を、CDの「おまけ」にすることで、CDの売り上げ枚数が大幅に伸びていくため、アイドル側も、多くのファンを獲得しようと、来てくれた人の顔と名前を覚えて、次回会ったとき、相手に「ああ、何々さん!」と、自分から声を掛けるといった努力をしている。

客席とステージを隔てていた壁を、アイドルの側から敢えて壊すことで、自分たちが、雲の上の人ではなく、身近な存在であると感じさせ、まるで知り合いの女の子を応援するかのように、握手会に通い、グッズを買い、ライブや舞台に足を運ぶ、コアファンを生み出していく。

乃木坂46が、何十万枚もCDを売り上げ、ライブや各種イベントの会場を満員にするのは、個々のメンバーが、熱心なコアファンを多数持っていることが大きい。

「推し」タオルを掲げ、ステージにいる本人からレスを貰うのは、ライブにおいて、普通に行われている光景で、アイドルとファンの「個人的な人間関係」が、乃木坂というアイドルの中心にあることが分かります。


アイドルの方から、積極的に「返事」をして、親近感を演出し、それを原動力に大きな売り上げを達成していく。

現代のアイドル商法は、AKB48や乃木坂46という成功例を生み出したことで、他のアイドルにも広まり、アイドルは、もはや近づき難い「スター」ではなく、誰でも直接会うことが出来る、身近な存在であるというイメージに変化しつつある。

もちろん、多くの人は、アイドルとファンの「親近感」が、あくまでアイドル商法の一環であることを理解し、良識と節度を持って楽しんでいる。


しかし、ごく少数ではあっても、あちこちに広まってしまった「親近感」に刺激を受け、自分のプレゼントやコメントに対して、アイドルは「返事」をするのが当たり前で、「無視」や「スルー」は許されないという思考に陥ってしまう人物が出現する懸念は拭いきれません。

女性を襲った男は、握手会商法の副作用として、まさに心配されていた通りの自分勝手な理屈を心中で肥大させ、取り返しのつかない事件を起こしてしまった可能性がある。

事件を巡る議論の中に、女性は、アイドルではなく、シンガーソングライターとして活動していたのだから、現代日本における、アイドルとファンの関係が影響しているわけではなく、あくまでストーカー事件であるという意見があります。

しかし、犯人の男が、平然と乗り越えてしまった、客席とステージの壁を、メジャーアイドルの大規模な握手会で、日常的に、乗り越える「演出」が行われている以上、現在のアイドル商法が、事件に何らの影響も与えていないとするのは、さすがに無理があるんじゃないでしょうか。


もし、「親近感」を演出して売り上げを伸ばす、現在のアイドル商法が、もともと思い込みの激しい、ストーカー気質を持った一部の人々に、誤ったメッセージを送り続けているのであれば、看過出来ない社会的問題です。

そして、「返事」を貰えるのが当然という意識を持ってしまった男性ファンが、至る所に出現すると、芸能活動を行っている若い女性は、アイドルであれ、シンガーソングライターであれ、女優であれ、同種の事件に巻き込まれる潜在的な危険に晒されていることになる。

AKB48や乃木坂46のようなメジャーアイドルは、とくに影響力が大きいので、握手会やその商法に何か問題点があるなら、それを広く論じるのは、当然のことで、マスメディアが、事件に関連して、「アイドル」や「握手会」といったワードを取り上げているのは、間違った切り口ではないと思います。


AKB48の襲撃事件でも、犯人はAKB48のファンではなかったことが指摘され、握手会そのものは問題ないという主張がありましたが、CDを1枚買えば、誰でも、小学生すら含む若い女性と、握手出来るシステムが、岩手の事件につながったのは間違いない。

今回の事件では、女性がアイドル活動をしていたのは、何年も前のことで、男に関しても、アイドルファンという範疇に入るかどうか、現時点では分かりません。

しかし、ファンを「釣る」ために行われている「親近感」の演出に、「刺激」を受ける人々が世の中にいて、小金井の事件につながった可能性があるのなら、十分な議論を尽くして、握手会のあり方を見直すのは当然じゃないでしょうか。


アイドルとファンの関係は、グループの活動が小規模であれば、あくまで内部の問題に留まるけど、CDセールスが何十万枚にも達する大規模な握手会を行っているグループは、商売のやり方が外部に影響を与えるのは必至で、社会的責任も同時に背負うことになります。

そのことを理解せず、ひたすら売り上げだけを考えて突き進むと、グループに対する社会的批判が増していき、やがては、行き詰まっていくでしょう。

それが警察や行政による介入なのか、あるいは、人気低落なのかは分かりませんが、大きくなればなるほど、外部からの声に耳を傾けることが、重要になってくると思います。



最後に、5月26日(木)27日(金)に、乃木坂の15枚目個別握手会応募がスタートしなかったので、前々回に示したスケジュール予想を、一部訂正しておきます。

乃木坂と欅坂の新曲日程を考える「計算尺」みたいなもんです、以下の表は(笑)。

(表1) 乃木坂15枚目、16枚目、欅坂2枚目に関する、予想される握手会応募スケジュールとCD発売日の関係

凡例
個別握手会の応募日程 {CD発売候補日} : 乃木坂2ndアルバム[受付次数] 乃木坂15th[受付次数] 欅坂2nd[受付次数] 乃木坂16th[受付次数]

#「個別握手会の応募日程」は、続く日付でCDがリリースされたとき、オリコン初動に算入される最後の応募期間を示している
#「06/02(木)03(金)」の行に「15th[01]」とあるのは、6月2日(木)~3日(金)に、乃木坂15枚目の第1次応募を行うという予想
# 欅坂2枚目は、6月16日(木)~17日(金)に応募がスタートするという予想で、その場合、もし、発売日が「{08/10(水)}」なら8次分算入、「{08/17(水)}」なら9次分算入という対応関係がある
#「07/27(水)」は乃木坂15枚目の確定した発売日
#「Ab[00]」は未定の意

05/26(木)27(金) {06/01(水)} : Ab[05]
06/02(木)03(金) {06/08(水)} : Ab[06] 15th[01]
06/09(木)10(金) {06/15(水)} : Ab[07] 15th[02]
06/16(木)17(金) {06/22(水)} : Ab[00] 15th[03] 欅2nd[01]
06/23(木)24(金) {06/29(水)} : Ab[00] 15th[04] 欅2nd[02]
06/30(木)01(金) {07/06(水)} : Ab[00] 15th[05] 欅2nd[03]
07/07(木)08(金) {07/13(水)} : Ab[00] 15th[06] 欅2nd[04]
07/14(木)15(金) {07/20(水)} : Ab[00] 15th[07] 欅2nd[05]
07/21(木)22(金) {07/27(水)} : Ab[00] 15th[08] 欅2nd[06]
07/28(木)29(金) {08/03(水)} : Ab[00] 15th[09] 欅2nd[07]
08/04(木)05(金) {08/10(水)} : Ab[00] 15th[10] 欅2nd[08]
08/11(木)12(金) {08/17(水)} : Ab[00] 15th[11] 欅2nd[09]
08/18(木)19(金) {08/24(水)} : Ab[00] 15th[12] 欅2nd[10]
08/25(木)26(金) {08/31(水)} : Ab[00] 15th[13] 欅2nd[11]
09/01(木)02(金) {09/07(水)} : Ab[00] 15th[14] 欅2nd[12] 16th[01]
09/08(木)09(金) {09/14(水)} : Ab[00] 15th[15] 欅2nd[13] 16th[02]
09/15(木)16(金) {09/21(水)} : Ab[00] 15th[16] 欅2nd[14] 16th[03]
09/22(木)23(金) {09/28(水)} : Ab[00] 15th[17] 欅2nd[15] 16th[04]
09/29(木)30(金) {10/05(水)} : Ab[00] 15th[18] 欅2nd[16] 16th[05]
10/06(木)07(金) {10/12(水)} : Ab[00] 15th[19] 欅2nd[17] 16th[06]
10/13(木)14(金) {10/19(水)} : Ab[00] 15th[20] 欅2nd[18] 16th[07]
10/20(木)21(金) {10/26(水)} : Ab[00] 15th[21] 欅2nd[19] 16th[08]


15枚目個別握手会の応募日程を、1行下げ、16枚目も、14次でつなぐと考え、1行下げてあります。

15枚目の初動算入は8次応募分となり、ますます厳しい条件になってきました。

一方、欅坂2枚目は、15枚目の3次に重ねる形でのスタートで、8月10日(水)のCD発売ならば、「サイレントマジョリティー」と同じく、初動に8次分まで流し込めます。

この場合、選抜発表は6月12日(日)、19日(日)、26日(日)、7月3日(日)のどれかだと思いますが、平仮名の「けやき坂」が、レッスンを経たあと、6月上旬にお披露目されるという情報があって、あるいは、2nd選抜から合流する可能性も出てきました。

まあ、乃木坂の2期と同様、最初は、握手会のみの参加で、2枚目シングルも、21人で制作する気はしますが、欅坂は、何から何まで展開が早いので(笑)、どうなるか見当がつきません。


乃木坂2ndアルバムは、リード曲と思われる「きっかけ」が、iTunes Store トップソングにおいて、配信2日目にして、早くも下落傾向を見せ始めていて、現在、35位に位置しています。

アルバムを売りたいなら、音楽番組に出演するなどして、本腰を入れて、キャンペーンをした方が良いんですが、そういう情報は入ってこず、一方で、15枚目個別握手会の応募開始は、じりじり先延ばしになっている。

このままだと、なぜこの時期に、新曲が11個も収録されたアルバムを発売したのか、よく分からないまま終わりそうで、若干、首を傾げたくなります(笑)。

本当に、どういう流れで、14枚目と15枚目の間にアルバムが入ったんでしょう、不思議ですね。



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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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「ハルジオンが咲く頃」セールス指標が示す、乃木坂と欅坂の「人気」構造の違い [24May16]

2016-05-24 22:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

05月25日(水) 乃木坂46の2ndアルバム「それぞれの椅子」発売

05月26日(木) 17 : 00 ~ 19 : 30 [地デ] 北海道文化放送『笑道』に、北野日奈子、桜井玲香、深川麻衣が出演

乃木坂単独の音楽バラエティ!
05月28日(土) 23 : 15 ~ 23 : 45 [地デ] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。「せっかちなかたつむり」と深川麻衣ソロ「強がる蕾」のスタジオライブ。再放送は05月29日(日)10:00~。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



テレビ東京の土曜24時枠で、欅坂46の連続ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』(24:20~)を、7月からオンエアするとの発表がありました。

CDデビューからまだ2ヶ月も経ってないのに、グループ主演のテレビドラマが決定するなんて、欅坂の勢いは凄まじいですね。

日刊スポーツは、番組プロデューサーが欅坂を「今最も旬なアイドルグループ」と評したと伝えていますが、異例とも言えるドラマ抜擢の背景には、「サイレントマジョリティー」のヒットがあると思います。

とくに、公開されているMVに関して、Billboard JAPAN Hot100 の「国内動画再生回数」が、CD発売週以来、3位、1位、2位、1位、2位、2位と、とんでもないランキングを見せていて、「サイレントマジョリティー」は、今、日本でもっとも人気のある音楽ビデオの一つになっている。

無料公開されているMVの再生回数は、テレビの視聴率と似たような意味を持っていて、グループによる映像コンテンツが不特定多数の人に広く支持されていることは、欅坂のドラマ抜擢を強力に後押しするデータだったと思います。


欅坂の「早過ぎる」ドラマ進出は、乃木坂ファンにとって、心中穏やかならざるものがありますが(笑)、乃木坂主演のドラマは、2015年7月から9月に放送された『初森ベマーズ』の続編、あるいは別のシリーズ、ともに今のところ話がありません。

グループとしては、セブンイレブンとコラボ、日テレ『第36回全国高等学校クイズ選手権』の番組サポーター、真夏の全国ツアー、個々のメンバーも、バラエティへの出演、モデルとしてファッションイベントへ参加など、多忙を極めているので、まあ、連続ドラマの制作に割く時間がないのかもしれません。

ただ、『初森ベマーズ』は、放送当時、3回目以降の視聴率が表に出ず、その後、ネットに出回った全話分の数字によると、1%台後半から2%台半ばを推移しており、3%を越えたのは初回のみです。

こういったデータの信憑性は分かりませんが、3%以上の視聴率を連発していたなら、もっと情報が出てくるだろうから、やはり、あまり芳しくなかったのだと思います。


連続ドラマの制作には、お金が掛かるので、一度主演に抜擢されても、数字を残せなければ、次のチャンスはなかなか回ってこないでしょう。

しかし、ドラマの視聴率は、出演者だけの責任ではなく、原作、脚本、監督、撮影、美術、CGなどなど、多くの要因が影響を与える。

従って、乃木坂の人気が高ければ、もう一度、グループのドラマが実現するチャンスは巡ってくると思います。


実は、一番の懸念は、この「人気」なんですね。

「ハルジオンが咲く頃」のオリコン初動が75万枚に達するなど、熱心なファンが左右するCDセールスに関しては、乃木坂は間違いなく「人気」を得ています。

しかし、ライトファンやソフトファンの支持が反映されるMVの再生回数は、決して好調とは言えず、この面での「人気」には疑問符が付く。

欅坂のドラマ抜擢を見ていても、主演ドラマのテレビ視聴率を占う上で、無料公開MVの「人気」は、CDセールスが表す「人気」より、重要視されるかもしれず、乃木坂のこの面での弱さが、『ベマーズ2』実現のネックになっている可能性はあります。


14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、全国握手会が5月4日(水祝)の京都会場を持って終了し、個別握手会応募も先週の19日(木)20日(金)に行われた第18次が最終受付でした。

乃木坂のCDセールスを左右する握手会日程が、一区切り付いたわけで、ちょうど良いタイミングなので、14枚目のセールスを、様々な指標を通して振り返ってみようと思います。

また同時に、前作「今、話したい誰かがいる」と欅坂「サイレントマジョリティー」のデータを並べて、今の乃木坂の「人気」が、どのような特徴を持っているのか、考えていきます。


最初は、オリコンによるCDの売り上げ枚数です。

(表1) オリコン週間ランキングの推移

凡例
「シングルタイトル」
CD発売後経過週 : 売り上げ枚数 [順位]

# CD発売週を01週目としている
#「売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「50位」は50位より低い順位であることを示す
#「← 全国_幕張メッセ」は、その週に全国握手会が幕張メッセで行われたことを示す
# 最後の週は、「今誰」以外、2016/05/09(月)~15(日) [05/23付]
# 青色の部分はCD発売週

「ハルジオンが咲く頃」
01週目 : 75.0万枚 [01位]
02週目 : 02.2万枚 [02位]
03週目 : 01.4万枚 [07位]
04週目 : 01.6万枚 [06位] ← 全国_幕張メッセ
05週目 : 00.5万枚 [18位]
06週目 : 00.8万枚 [12位] ← 全国_ポートメッセなごや
07週目 : 00.8万枚 [09位] ← 全国_京都パルスプラザ
08週目 : 00.1万枚 [50位]
累計 : 82.3万枚

「今、話したい誰かがいる」
01週目 : 62.7万枚 [01位]
02週目 : 02.2万枚 [04位]
03週目 : 01.4万枚 [10位]
04週目 : 00.8万枚 [18位]
05週目 : 00.5万枚 [26位]
06週目 : 00.6万枚 [18位]
07週目 : 00.5万枚 [19位]
08週目 : 00.4万枚 [26位]
09週目 : 01.2万枚 [13位] ← 全国_ポートメッセなごや
10週目 : 00.4万枚 [08位]
11週目 : 01.3万枚 [04位] ← 全国_幕張メッセ
12週目 : 00.2万枚 [17位]
13週目 : 00.3万枚 [14位]
14週目 : 00.1万枚 [50位]
15週目 : 00.1万枚 [35位]
16週目 : 00.1万枚 [43位]
17週目 : 00.1万枚 [50位]
18週目 : 00.8万枚 [15位] ← 全国_京都パルスプラザ
19週目 : 00.0万枚 [50位]
累計 : 72.4万枚
# 最後の週は 2016/02/29(月)~03/06(日) [03/14付] で、発売19週目まで記載

「サイレントマジョリティー」
01週目 : 26.2万枚 [01位]
02週目 : 03.0万枚 [03位] ← 全国_幕張メッセ
03週目 : 01.6万枚 [04位]
04週目 : 01.7万枚 [07位] ← 全国_京都パルスプラザ
05週目 : 00.9万枚 [07位]
06週目 : 00.6万枚 [16位] ← 全国_ポートメッセなごや
累計 : 34.0万枚


「ハルジオンが咲く頃」は、個別握手会セールスが、CD発売週において、すでにピークを過ぎていたので、発売週後の動向は、全国握手会参加券が入った初回限定盤の売れ行きに左右される展開になっています。

発売04週目、06週目、07週目に、前週より順位が上昇し、売り上げ枚数も上回っていますが、いずれの週も、全国握手会が開催されており、ミニライブやメンバーとの握手を目的に、会場や近くのCDショップなどで初回限定盤が買われ、セールスが伸びたのだと思います。

そして、全国握手会がすべて終わった発売08週目で、売り上げ枚数は1千枚未満に急落、順位も一般向サイトに掲載される50位の圏外に去っています。

過去の例から、「ハルジオンが咲く頃」は、今後、1週間に数百枚程度の売り上げ枚数で推移し、50位以内にランクインする可能性は低いでしょう。

つまり、発売08週目あたりから、14枚目のCDセールスは特典フリーのモードに入ったと言えます。


「ハルジオンが咲く頃」は、発売07週目に、すべての全国握手会が終了するスケジュールで、かなり早い仕掛けになっています。

一方、前作「今、話したい誰かがいる」は、18週目に、最後の京都会場が行われ、特典フリーは、19週目以降です。

今作14枚目は、ネットによる予約特典を充実したように、出来るだけ早く、売り切ろうとする意図が随所に見えており、CDセールスの特典ブーストを、発売07週目までに収めるデザインになっています。

逆に、「今、話したい誰かがいる」は、特典ブーストを発売18週目まで引き延ばしており、その結果、50位以内に16週もランクインする「スルメ」型のセールスです。

14枚目初動が13枚目を、12.3万枚と大幅に上回ったのは、今作の仕掛けが前作よりずっと早かったことが、原因の一つだと考えられます。


「サイレントマジョリティー」は、発売06週目で全国握手会がすべて終了しましたが、個別握手会セールスは、第13次応募分が07週目、第14次応募分が08週目あたりに流れ込み、その辺までは、特典ブーストが続き、50以内をキープする可能性がある。

問題は、その後で、もし特典フリーのモードに入って、なお50位以内にランクインし続ければ、CDの収録コンテンツに高い人気があることを意味します。

乃木坂では、5枚目「君の名は希望」が、特典フリーでもっとも売れているシングルで、そういったデータが、NHK紅白歌合戦の初出場ステージで、この曲を歌うことにつながったのかもしれません。

ただ、売り上げ枚数としては、新曲発売時に、数百枚を出す程度で、楽曲そのものの人気が高いと言われる「サイレントマジョリティー」が、どういったCDセールスを見せるのか、注目されます。


次は、Billboard JAPAN の総合ランキングである Hot100 です。

(表2) Billboard JAPAN Hot100 のランキング推移

凡例
「曲名」
CD発売後経過週 (Hot100の総合順位) 項目別順位

# CD発売週を01週目としている
# 最後の週はすべて 2016/05/09(月)~15(日) [05/23付]
# 青色の部分はCD発売週
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り数 (ルックアップ)
D : ツイート数
E : 動画再生回数
(回) : Hot100ランクイン回数
#「00位」は100位圏外

「ハルジオンが咲く頃」
04週前 : (総合)20位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]00位 (1回)
03週前 : (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]04位 [E]27位 (2回)
02週前 : (総合)45位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]13位 [E]32位 (3回)
01週前 : (総合)42位 [A]00位 [B]39位 [C]00位 [D]11位 [E]47位 (4回)
01週目 : (総合)01位 [A]01位 [B]16位 [C]01位 [D]04位 [E]00位 (5回)
02週目 : (総合)04位 [A]02位 [B]18位 [C]01位 [D]09位 [E]00位 (6回)
03週目 : (総合)04位 [A]08位 [B]27位 [C]02位 [D]12位 [E]00位 (7回)
04週目 : (総合)07位 [A]07位 [B]76位 [C]03位 [D]11位 [E]00位 (8回)
05週目 : (総合)16位 [A]27位 [B]84位 [C]04位 [D]12位 [E]00位 (9回)
06週目 : (総合)19位 [A]23位 [B]00位 [C]06位 [D]37位 [E]00位 (10回)
07週目 : (総合)23位 [A]21位 [B]00位 [C]04位 [D]62位 [E]00位 (11回)
08週目 : (総合)00位 [A]83位 [B]00位 [C]16位 [D]93位 [E]00位 (---回)

「サイレントマジョリティー」
04週前 : (総合)00位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]19位 [E]00位 (0回)
03週前 : (総合)23位 [A]00位 [B]00位 [C]00位 [D]02位 [E]12位 (1回)
02週前 : (総合)40位 [A]00位 [B]89位 [C]00位 [D]13位 [E]04位 (2回)
01週前 : (総合)31位 [A]00位 [B]28位 [C]00位 [D]05位 [E]08位 (3回)
01週目 : (総合)01位 [A]01位 [B]07位 [C]01位 [D]02位 [E]03位 (4回)
02週目 : (総合)02位 [A]03位 [B]16位 [C]02位 [D]02位 [E]01位 (5回)
03週目 : (総合)03位 [A]05位 [B]20位 [C]02位 [D]01位 [E]02位 (6回)
04週目 : (総合)04位 [A]06位 [B]50位 [C]01位 [D]11位 [E]01位 (7回)
05週目 : (総合)03位 [A]06位 [B]56位 [C]02位 [D]11位 [E]02位 (8回)
06週目 : (総合)10位 [A]17位 [B]00位 [C]03位 [D]21位 [E]02位 (9回)


Hot100 は、シングルやアルバムではなく、楽曲そのものを対象にしたヒットチャートですが、その曲を収録したCDがたくさん売れれば、「ストリーミング数」(A)と「ルックアップ」(C)のポイントが上昇して、総合で高い順位にランクインしてきます。

「ハルジオンが咲く頃」は、発売04週前に、「ツイート数」(D)が2位となり、それによって総合20位に初めてランクインします。

さらに、フルバージョンMVが、03週前からYouTubeで公開され、「動画再生回数」(E)が27位に入って、「ツイート数」とのダブル効果によって、Hot100へのCD発売前ランクインを支えます。


発売01週目は、「ストリーミング数」と「ルックアップ」が1位、「ツイート数」は4位に再浮上、「ラジオ放送回数」も最高となる16位を記録します。

ただ、CD発売日に、公開MVをフルバージョンからショートバージョンに差し替え、その再生回数が低調だったため、「動画再生回数」は100位圏外になってしまいます。

ショートバージョンMVの人気が芳しくないことは、02週目以降、「動画再生回数」が一度も100位以内に入らないことからも分かります。


これこそが、今の乃木坂の「アキレス腱」と言いたくなるウィークポイントです。

Perfume「FLASH」のように、ショートバージョンが、フルバージョンと同時に公開されているならば、再生回数が伸びなくても問題ないんですが、乃木坂の場合は、ショートバージョンしかないのに、24時間換算の平均再生回数が1万回/日に届かないレベルで推移している。

最新シングル表題曲の無料公開MVは、乃木坂を知らない人に、楽曲やメンバーを知ってもらう、一番大きな入り口なのに、それが上手く機能していません。

巨大なCDセールスが示すように、コア層は充実しているけど、MVの再生回数を押し上げるような、ライト層ソフト層への「人気」の広がりが感じられない。


「ハルジオンが咲く頃」は、潤沢なCD売り上げによって、発売07週目まで、総合25位以内にランクインし続けますが、特典ブーストが切れた08週目、いきなり100位圏外に落ちてしまいます。

公開MVがある程度の再生数を稼いでいれば、「動画再生回数」が100位以内に入って、Hot100の連続ランクインをさらに維持出来た可能性がある。

特典によるCDセールスの下支えがなくなった途端、総合チャートが23位から100位圏外に去るのは、握手会人気は好調だけど、楽曲そのものに対する人気が脆弱であることを意味しています。

こういった楽曲セールスの極端な特典依存を早く改めないと、乃木坂の「人気」は、一般性の乏しい偏った構造となり、視聴率が問われるテレビのドラマや大型音楽祭への出演機会が、さらに減少していく危険があります。


「サイレントマジョリティー」は、発売3週前に、「ツイート数」が2位を記録、さらにフルバージョンMVが高い人気を呼び、「動画再生回数」が12位に入って、初めてHot100へのランクインを果たします。

発売01週目からは、オリコン初動が26.2万枚の大きなCDセールスによって、「ストリーミング数」と「ルックアップ」で高い順位を叩き出しますが、「ハルジオンが咲く頃」と違うのは、「動画再生回数」がべらぼうに良いことで、発売02週目からは、5週に渡って1位か2位という、信じられない好成績を収めています。

また、指摘したいのは、「ツイート数」が多いことです。

先日、大島優子が、「サイレントマジョリティー」をよく観ていて、気分を上げてくれるから好き、とツイートしていました。

知名度の高い人が、楽曲に関するツイートをしてくれると、それをリツイートしたり、引用したりして、どんどん「ツイート数」が伸びていく。

「ツイート数」の順位が高いのは、一般のファンから有名なタレントまで、多くの人が「サイレントマジョリティー」を視聴し、それを評価していることの表れです。


このように、欅坂は、握手会人気だけでなく、楽曲への人気も高く、バランスが取れた構造になっている。

そして、Hot100へのランクインは、CDセールスだけでなく、「動画再生回数」や「ツイート数」も大きな原動力になっているので、特典ブーストがほぼなくなる発売07週目以降も、100位以内に留まり続ける可能性が高い。

Billboard JAPAN の総合チャートが示す、「サイレントマジョリティー」のコア層、ライト層、ソフト層を万遍なく押さえた人気構造を見ていると、テレビ東京が欅坂を連続ドラマに起用したくなる気持ちは、よく理解できます。

もちろん、深夜ドラマというフィールドで、欅坂メンバーがどこまで輝けるかは、また別の話で(笑)、視聴率を稼ぐのは簡単なことではないでしょう。

しかし、「サイレントマジョリティー」をヒットさせたことで、次のステップを自力で呼び込んだと言えるわけで、最高のスタートダッシュを切ったのは間違いないと思います。


欅坂の快進撃を支えているMVへの人気を、もう少し詳しく見ておきましょう。

(表3) YouTube公開MVの再生回数推移

凡例
「曲名」
CD発売後経過週 : その週の1日当たり再生回数 (週終わりの累計再生回数)

# CD発売週を01週目としている
#「その週の1日当たり再生回数」は、月曜から日曜までの1週間を対象にした、24時間換算の平均再生回数。万回/日の単位で表され小数点以下2桁目を四捨五入
#「週終わりの累計再生回数」は、万回単位で表され小数点以下1桁目を四捨五入
# 最後の週はすべて 2016/05/16(月)~22(日)
# 青色の部分はCD発売週

「サイレントマジョリティー」
03週前 : 16.3万回/日 (0110万回)
02週前 : 14.1万回/日 (0210万回)
01週前 : 13.9万回/日 (0280万回)
01週目 : 15.8万回/日 (0390万回)
02週目 : 25.3万回/日 (0590万回)
03週目 : 25.9万回/日 (0750万回) ← Mステ
04週目 : 32.1万回/日 (0980万回)
05週目 : 26.8万回/日 (1170万回)
06週目 : 19.6万回/日 (1310万回) ← Mフェア
07週目 : 17.3万回/日 (1430万回)

【03週目の詳細】
04/18(月)12:00 @ ------万回/日 (589万回)
04/20(水)12:00 @ 22.2万回/日 (633万回)
04/22(金)16:00 @ 20.3万回/日 (677万回)
04/22(金)20:00『MUSIC STATION』出演
04/23(土)19:00 @ 33.9万回/日 (715万回)
04/24(日)19:00 @ 36.2万回/日 (751万回)
04/26(火)23:25 @ 25.1万回/日 (806万回)

【06週目の詳細】
05/12(木)00:30 @ ------万回/日 (1225万回)
05/12(木)23:45 @ 17.4万回/日 (1242万回)
05/14(土)00:50 @ 18.9万回/日 (1262万回)
05/14(土)18:00『MUSIC FAIR』出演
05/15(日)01:50 @ 23.5万回/日 (1286万回)
05/15(日)22:50 @ 23.3万回/日 (1306万回)
05/17(火)00:50 @ 17.1万回/日 (1325万回)

# 凡例
計測日時 @ 前回計測から今回計測までの24時間換算の平均再生回数 (累計再生回数)

「ハルジオンが咲く頃」
(Full ver.)
03/01(火)~03/22(火) [21日間] : 7.0万回/日 (147万回)
(Short ver.)
03/23(水)~05/24(火) [63日間] : 0.9万回/日 (58万回)

#凡例
計測期間 [日数] : その期間における24時間換算の平均再生回数 (累計再生回数)


「サイレントマジョリティー」MVが、CD発売3週前にYouTubeで公開されると、01週目まで、15万回/日前後の再生という、ハイレベルな視聴人気を博します。

そして、発売02週目に、CDリリースによって欅坂への注目度がスパークしたのか、平均再生数は25万回/日にまで一気に上昇。

さらに、発売04週目に入って、ほぼ同時期に公開が始まり、累計再生回数で先行していたBABYMETALの「KARATE」MVを、「サイレントマジョリティー」が抜きそうだという状況となり、大きな話題を呼んで、平均再生数は遂に30万回/日を突破します。


Hot100では、CD発売02週目から06週目まで、「動画再生回数」が1位か2位となっていますが、(表3)から、25万回/日~32万回/日という再生数が、国内トップクラスであることが分かります。

ただ、発売04週目の32.1万回/日をピークに、05週目は26.8万回/日、06週目が19.6万回/日、07週目は17.3万回/日と、平均再生数は下がる傾向を見せており、「サイレントマジョリティー」のMVフィーバーは、終息に向かい始めているのかもしれません。

とは言っても、未だに15万回/日を越える高い平均再生数を維持していて、累計2000万回も十分可能な勢いだと思います。


ところで、欅坂は、4月22日(金)にテレビ朝日『MUSIC STATION』、5月14日(土)にフジテレビ『MUSIC FAIR』と、有名音楽番組へ出演して、「サイレントマジョリティー」を披露しています。

新人アイドルとは思えない、豪華な新曲キャンペーンですが(笑)、(表3)の【03週目の詳細】と【06週目の詳細】に示したように、この二つのスタジオライブは、MVの平均再生回数を、大きくアップする作用がありました。

人気のある地上波音楽番組でパフォーマンスすることの重要性を再認識させられるデータで、乃木坂も、じゃんじゃんテレビに出て、楽曲パフォーマンスを見せていこう!という気持ちになります(笑)。


ただ、面白いのは、Mステで曲を披露すれば、必ずMVの平均再生回数が伸びるかというと、そうでもない。

MVの再生数に関しては、「サイレントマジョリティー」だけでなく、SKE48「チキンLINE」、HKT48「74億分の1の君へ」、NMB48「甘噛み姫」も、定期的にチェックしていて、この3グループが『MUSIC STATION』に出演した前後を調べてみました。

すると、「甘噛み姫」と「チキンLINE」は、番組出演後に、明らかな平均再生数の上昇が起こったけど、「74億分の1の君へ」は、はっきり分かるような変動がなかった。

楽曲パフォーマンスの問題なのか、番組放送地域におけるグループの知名度が関係するのか、あるいは、裏番組に影響されるだろう視聴率が左右しているのか。

理由は定かではないんですが、折角、Mステに出演したのだから、出来るだけ大きな見返りが欲しいところで(笑)、人気音楽番組でのパフォーマンスを、どうすれば有効に、楽曲指標の上昇に結びつけられるか、考えた方が良いのかもしれません。

少なくとも、ステージライブのクオリティは、こちらの努力で向上出来るので、まずは、その辺を意識すること第一歩じゃないでしょうか、当たり前の結論ですが(笑)。


さて、次は、iTunes Store ランキングです。

(表4) iTunes Store トップソングのランキング推移

凡例
「曲名」
配信開始後経過週 : A-B-C-D-E [F]

# AからFは、月曜から日曜までの1週間において、以下の各順位帯にランクインした日数
A : 1位~10位
B : 11位~30位
C : 31位~50位
D : 51位~150位
E : 151位~200位
F : 200位圏外
# 毎日深夜24:00の前後2時間以内に記録した順位を、その日のランキングと見なしている
# 最後の週は「今、話したい誰かがいる」が 2015/11/30(月)~12/06(日)で、配信07週目に調査終了
#「今誰」以外、最後の週はすべて 2016/05/16(月)~22(日)
# 青色の部分はCD発売週
# 以下の曲はすべて水曜日に配信が開始されているので、01週目はトータル5日間の記録

「ハルジオンが咲く頃」;「今、話したい誰かがいる」
01週目 : 2-3-0-0-0 [0] ; 5-0-0-0-0 [0]
02週目 : 0-3-4-0-0 [0] ; 4-3-0-0-0 [0]
03週目 : 0-1-6-0-0 [0] ; 0-7-0-0-0 [0]
04週目 : 0-0-0-7-0 [0] ; 0-2-2-3-0 [0]
05週目 : 0-0-0-7-0 [0] ; 0-0-1-6-0 [0]
06週目 : 0-0-0-2-5 [0] ; 0-0-2-5-0 [0]
07週目 : 0-0-0-6-1 [0] ; 0-0-1-6-0 [0]
08週目 : 0-0-0-1-3 [3]
09週目 : 0-0-0-0-0 [7]

「サイレントマジョリティー」
01週目 : 5-0-0-0-0 [0]
02週目 : 7-0-0-0-0 [0]
03週目 : 7-0-0-0-0 [0]
04週目 : 6-1-0-0-0 [0]
05週目 : 4-3-0-0-0 [0]
06週目 : 0-7-0-0-0 [0]
07週目 : 0-7-0-0-0 [0]

「甘噛み姫」NMB48
01週目 : 0-0-0-3-2 [0]
02週目 : 0-0-0-6-0 [1]
03週目 : 0-0-0-3-3 [1]
04週目 : 0-0-0-0-1 [6]
05週目 : 0-0-0-0-0 [7]


「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」を比較するため、上表では、データを横に並べて載せています。

やはり、「ハルジオン」は、「今誰」より、上位へのランクイン日数が少なく、短期間で下位の順位帯へ落ちてしまっている。

「今誰」は、人気アニメ映画『心が叫びたがってるんだ。』の主題歌だったので、「ここさけ」ファンがダウンロードしてくれるというアドバンテージはあったと思います。

しかし、アニメファンが乃木坂に興味を持って、次の表題曲に手を伸ばしてくれれば、iTunes Store トップソングの成績はさらに良くなる筈だし、まさに、そういった効果を期待しているからこそのタイアップでもある。


乃木坂運営が、CD売り上げの「前作越え」にこだわるのであれば、他の指標の「前作越え」にも、こだわって欲しい。

すべての楽曲指標が右肩上がりのとき、初めて、本当に「坂を上っている」と呼べるでしょう

とくに、ダウンロード数に関わるiTunes ランキングは、「サイレントマジョリティー」と比べると一目瞭然ですが、「今誰」も「ハルジオン」も、まだまだ脆弱で、TOP10に何週間もランクインするような勢いがなく、TOP50に数ヶ月居座るほどの粘りもない。


コアファンが増えて、握手会が盛況になり、CDセールスが伸びたのなら、その周りにいるライトファンも増えて、MV再生回数やダウンロード数が伸びていくのが、通常の「人気」上昇じゃないでしょうか。

ところが、今の乃木坂は、コア層が分厚くなっているのに、それを囲むライト層が薄くなりつつあり、「人気」構造がバランスを欠き始めている。

乃木坂に関連する商品が欲しいという、ファンの直接的な購買意欲を利用する形のタイアップは、次々に来る可能性があるけど、グループと音楽の持つイメージによって広くアピールし、視聴率を稼いだり、商品を売る形の展開が、厳しくなっていく懸念がある。

70万枚、80万枚という莫大なCD売り上げに隠れて、乃木坂の「人気」構造は、今、非常に見えにくくなっているけど、多くの楽曲指標が決して「右肩上がり」ではないというデータがあることは、心に留めておくべきだと思います。


最後に、久しぶりですが、有線ランキングを。

(表5) 有線ランキングJ-POP上位50のランキング推移

凡例
「曲名」
J-POP上位50へのランクイン回数(ランクイン週数) {初ランクインのCD発売後経過週} [最高順位]
(詳細)
CD発売後経過週 : J-POP上位50における順位 [その時点でのランクイン回数]

#「総合」は 2015/12/25付 [12/12(土)~18(金)] まで掲載されていた、演歌を含んだ総合ランキング上位150の成績であることを示す。何も書いていないものは、すべてJ-POP上位50
(詳細)
# CD発売日を含む週を01週目としている
# 最後の週はすべて 2016/05/07(土)~13(金) [05/20付]
# 有線ランキングは、土曜から金曜の1週間を集計単位とし、日付は翌週金曜に設定している
# 青色の部分はCD発売週

「今、話したい誰かがいる」
総合11回(11週)+10回(11週) {3週前} [総合10位]

「ハルジオンが咲く頃」
7回(8週) {1週目} [6位]
(詳細)
1週目 : 48位 [1回]
2週目 : 26位 [2回]
3週目 : 06位 [3回]
4週目 : 10位 [4回]
5週目 : 13位 [5回]
6&7週目 : 13位 [6回]
8週目 : 12位 [7回]

「サイレントマジョリティー」
5回(6週) {1週目} [2位]
(詳細)
1週目 : 24位 [1回]
2週目 : 02位 [2回]
3週目 : 05位 [3回]
4&5週目 : 06位 [4回]
6週目 : 08位 [5回]


有線ランキングは、2016年から、演歌とJ-POPを混ぜて順位を付ける総合TOP150を掲載しなくなり、「演歌」と「J-POP」というジャンルに分けて、TOP50を示しています。

「今、話したい誰かがいる」は、2015年から2016年に掛けて、上位ランクインを続けたので、上表のように、「総合」と「J-POP」の成績を分けて記しています。

「ハルジオンが咲く頃」は、CD発売週にJ-POP上位50に初めて登場し、最高6位でした。

一方、「サイレントマジョリティー」も、発売週に初ランクインですが、最高は2位を記録しています。


様々なセールス指標を眺めた上で、一つ言えるのは、CDセールスを除く、あらゆる楽曲人気において、「サイレントマジョリティー」は「ハルジオンが咲く頃」を上回っているということです。

乃木坂は人気があると言う場合の「人気」は、あくまで握手会人気に関連する部分の話で、それ以外では、デビューして間もない欅坂に、ことごとく負けています。

私は、乃木坂ファンとして、非常に悔しいし、だからこそ、ウィークポイントを克服するよう、手を打って欲しい。


川村真洋、生田絵梨花、中元日芽香など、乃木坂には高い音楽的才能を持ったメンバーが何人もいます。

こういった逸材が、本来の実力を発揮出来る選抜を作れば、CDセールス以外の楽曲指標で、欅坂を越える音楽パフォーマンスを生み出すことは、十分に可能だと思います。

そもそも、「サイレントマジョリティー」の出発点である「制服のマネキン」は、乃木坂の曲なのだから、乃木坂に出来ない筈はない。

星野みなみが歌っているように、出来ないんじゃない、やってないだけ、じゃないでしょうか(笑)。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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女性アイドル刺傷事件で問われる「親近感」の行方、欅坂2枚目リリースは8月10日がヤマ場 [23May16]

2016-05-23 21:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

05月24日(火) 11 : 30 ~ 13 : 00 [AM] ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に新内眞衣が登場

05月25日(水) 乃木坂46の2ndアルバム「それぞれの椅子」発売

05月26日(木) 17 : 00 ~ 19 : 30 [地デ] 北海道文化放送『笑道』に、北野日奈子、桜井玲香、深川麻衣が出演

05月28日(土) 23 : 15 ~ 23 : 45 [地デ] NHK BSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。「せっかちなかたつむり」と深川麻衣ソロ「強がる蕾」のスタジオライブ。再放送は05月29日(日)10:00~。


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



悲惨な事件が起こってしまいました。

5月21日土曜の夕方、20歳の女子大学生が、JR中央線武蔵小金井駅の近くで、男に全身を複数箇所刺され、意識不明の重体になっています。

被害に遭われた方は、2011年と12年、「シークレットガールズ」という期間限定5人組アイドルのメンバーとして活動、現在も、音楽ライブなどを続けていたとのこと。

刺した27歳の男はファンだったと供述していて、定期イベントの会場ビルに向かう彼女の後を追いかけ、入り口付近で犯行に及んだと見られています。


この事件が衝撃的なのは、握手会やお渡し会といったファン交流イベントが日常的に行われ、アイドルへのアクセスが容易になっている今、ファンがストーカー化して、相手に危害を加えてしまったことです。

犯人は、少し前から、女性のツイッターなどに、攻撃的な内容を繰り返し書き込んでおり、危険を感じた本人や親が、警察に相談していたようです。

しかし、出演イベントへ頻繁に参加し、公式アカウントに何度もコメントを書き込む人について、どこまでが「熱心なファン」で、どこからが「危険なストーカー」と線引きするのか、難しい問題がある。


AKB48の「会いに行けるアイドル」が象徴するように、現在、少なからぬアイドルが、CDを1枚買えば、直接本人に会うことが出来るほど、近づきやすい存在になっています。

さらに、ブログ、モバメ、トークアプリなどを通じて、アイドルが、自身の活動からプライベートな出来事までを報告し、ファンとコメントをやり取りすることも普通の光景です。

物理的にも、心理的にも、アイドルへのアクセスが簡単なので、彼女たちに対して親近感を抱き、自分が気に入った「推し」を、まるで知り合いであるかのように、熱心に応援するファンが少なからず存在する。


アイドルへの敷居を低くすることで、こういった「熱量」の高いファンを生み出し、1人1人に大きな金額を使ってもらうことで、経済的な基盤を確保するのが、一つの「ビジネスモデル」になっている。

従って、イベントに必ず来てくれて、ブログやツイッターへいつも書き込んでいる人は、運営にとって、グループを支えてくれる「熱心なファン」であり、余程の問題を起こさない限り、排除しない傾向がある。

もちろん、ほとんどのファンは良識を持ち、アイドルとの「個人的な関係」が「演出」であることを理解しているからこそ、トラブルを起こす人が少なく、こういった商売が成り立っているのでしょう。


しかし、その「情熱」が、何かを切っ掛けに、万が一にも「憎悪」へ転じると、「推し」の行動をかなり把握しているだけに、厄介なストーカーになってしまう危険がある。

アイドルも仕事が終われば、電車に乗ったり、学校に行ったり、友人と遊んだりと、普通に社会で生活しているので、ごく少数であっても、そういう人物が現れると、安全を守るのは容易なことではない。

事件を受けて、アイドルの握手会やお渡し会が、各地で中止延期となり、開催する場合でも、より厳重な警備体制を敷いているようです。


ただ、小金井で女性が刺されたのは、イベントの最中ではなく、駅から会場に向かっているときのようです。

つまり、握手会の警備をいくら強化しても、こういった事件は防げない。

100%の防御策はありませんが、事件が起こる確率を低くするため、現在、乃木坂のようなメジャーアイドルですら、至近距離になっているファンとアイドルの関係を見直すべきだという声は、今後、大きくなっていくでしょう。

もし、警察や行政が、「熱心なファン」の中に、「危険なストーカー」予備軍が存在すると考え、アイドルのイベントに対して、何らかの規制に乗り出せば、アクセスを容易にすることで、経済的な基盤を確保するという手法は、崩壊するかもしれません。

しかし、逆に、何も手を打たなければ、未成年を含む、若い女性アイドルが、潜在的な危険に晒されている状況は変わらず、同種の悲劇が、再び起きる確率を下げることは出来ない。


個人的には、このブログに何度も書いてきたように、乃木坂に関しては、握手会の規模を大幅に縮小し、CDセールスへの依存度を下げるべきだと思っています。

大きなCD売り上げを目標にしているので、より多くのファンを「釣り」、より大きな「熱量」を引き出すことが必要となり、メンバーはファンとの距離を縮めることが求められる。

そして、こういった過熱した握手会商法が、アイドルとファンの関係を、適正なラインから逸脱させつつある気がします。


最近、メンバーに対して暴言を吐くファンの話が、ネットを駆け巡りましたが、CDの売り上げが60万、70万、80万と膨らんでいく中で、ファン数とその「熱量」が増加し続け、同時に、メンバーに対する攻撃性が、以前より、ヒートアップしている危険を感じます。

握手会のような「接触」系イベントは、あまり大規模に行うと、参加者にきめ細かく対応することが出来なくなり、問題を起こすファンの出現する確率が、飛躍的に上昇するんじゃないでしょうか。

メンバーの安全を確保するには、イベントにおける警備を強化するだけでは不十分で、現在のアイドル商法の根底にある、「接触」系イベントのあり方や、そこから生まれるファンとの距離感を、見直す必要があると思います。


女性が所属していた「シークレットガールズ」は、少女漫画雑誌「ちゃお」とフジテレビが関わって制作した、DVD及びネット配信の連続ドラマで、5人の少女がアイドルとして活動する物語だそうです。

5人中3人は、アイドリング!!!メンバーの伊藤祐奈、橋本楓、朝日奈央で、当時おそらく15歳だったこの女性は、残った2枠にオーディションで入ったとのこと。

「シークレットガールズ」は、ドラマの登場人物というだけでなく、2011年に東京ドームシティホール、2012年はNHKホールで、単独ライブを開催しており、グッズもかなり売れたようで、「地下アイドル」ではなく、かなりメジャーなアイドルと言っていい。

それほどメジャーなアイドルであっても、個人的な関係を築けると勘違いして、危険なストーカーになってしまう人物が現れるのが、アイドルを巡る今の現状で、悲劇を繰り返さないため、社会全体で議論を進め、法的な側面を含めて、何らかの策を講じるべきじゃないでしょうか。


とくに未成年のアイドルを、「接触」系イベントに参加させたり、ネット上でファンとやりとりさせるのは、上手くこなすことが難しい上に、子どもの権利を守る観点からも、問題が多過ぎる。

参加者の年齢制限を視野に入れた規制などを、そろそろ真剣に考える時期に来ていると思います。

被害に遭われた女性が、一刻も早く回復して、元の生活を取り戻されることを、心から祈っています。



さて、今日は、欅坂46の2枚目シングルがいつ発売されるかを考えてみます。

乃木坂や欅坂にとって、他人事ではない凄惨な事件が起こり、メンバーの安全が気になりますが、新曲のリリースは、アイドルにとって一番重要な活動なので、気分を変えて、話を進めていきます。

まず、デビューシングル「サイレントマジョリティー」は以下のようなスケジュールで発売されています。

(表1) 欅坂46の1枚目シングルに関する日程

凡例
欅坂1枚目個別握手会第1次応募[開始日(曜日)終了日(曜日)] : 重なる乃木坂14枚目の個別握手会応募次数 =(オリコン初動へ算入される応募分)=>欅坂1枚目CD発売日

01次応募[02/08(月)12(金)] : 14th05次 =(08次分算入)=> CD発売[04/06(水)]
選抜発表[02/28(日)] =05週+3日=> CD発売[04/06(水)]

#「01次応募[02/08(月)12(金)]」は、個別握手会の第1次応募が2月8日から12日までの期間、受付られたことを示す
#「: 14th05次」は、欅坂1枚目の第1次応募に、乃木坂14枚目の第5次応募が重なっている意


2枚目を進めるに当たって、初動前作越えはマストの課題になっている筈で、それゆえ、8次分算入と5週プラス3日の数字は、長くなることがあっても、短くなることはないでしょう。

それにしても、欅坂のデビューシングルは、選抜発表の3週間前から個別握手会応募を開始していて、大型の「前倒し」なんですね(笑)。

メンバー数が21人で、選抜発表の焦点は、長濱ねるが入るかどうかくらいだったとはいえ、デビューシングルからいきなり、3週も「前倒し」するのは、あまり褒められたことではない気がします。


「サイレントマジョリティー」の個別握手会応募は、先週、第14次が行われ、第13次終了時点で341部中260部の完売率76.2%でした。

ほとんどの部数が売れている上に、第14次応募で06/04(土)のパシフィコ横浜が最終受付となり、残り申し込めるのは、06/26(日)のパシフィコ横浜だけ。

従って、今週の木曜金曜から2枚目個別握手会の応募を始めても、何ら問題のない状況だと言えます。


ただ、欅坂2枚目の発売日を考えるとき、一番問題になるのは、7月27日(水)にリリースされる乃木坂15枚目のスケジュールです。

例えば、15枚目の前に、2枚目を出すことは可能なんでしょうか。

(表2) 欅坂46の2枚目シングルに関する日程予想(1)

01次応募[05/26(木)27(金)] =(08次分算入)=> CD発売[07/20(水)]


今週から個別握手会応募をスタートさせれば、オリコン初動算入分として、前作と同じ8次を確保しつつ、乃木坂15枚目発売の1週前となる、7月20日(水)に欅坂2枚目をリリースすることが出来ます。

しかし、この日程は採用されないと思います。

というのも、乃木坂と欅坂の個別握手会応募が、完全に重なっていて、人気を奪い合う危険がある上、新曲キャンペーンもほぼ同時進行するので、ファンの関心が分散するかもしれない。


従って、欅坂2枚目のリリースは、乃木坂15枚目発売の後、8月3日(水)以降と考えた方がいいでしょう。

ただ、新人アイドルとして、勢いを見せたいデビュー1年目に、「サイレントマジョリティー」が今なお好調だからと言って、どこまでも2枚目を先延ばしするとは思えない。

実は、欅坂の2枚目移行は、乃木坂と比べ、現段階ですでに、かなり遅めの展開になっています。

(表3) 乃木坂シングルの発売間隔から推測する欅坂2枚目のリリース日

【乃木坂シングルCDの発売日間隔】

01枚目 =10週=> 02枚目
02枚目 =16週=> 03枚目
03枚目 =17週=> 04枚目
04枚目 =12週=> 05枚目
05枚目 =16週=> 06枚目
06枚目 =21週=> 07枚目
07枚目 =18週=> 08枚目
08枚目 =14週=> 09枚目
09枚目 =13週=> 10枚目
10枚目 =23週=> 11枚目
11枚目 =18週=> 12枚目
12枚目 =14週=> 13枚目
13枚目 =21週=> 14枚目
14枚目 =18週=> 15枚目

最短 : 10週
最長 : 23週
平均 : 16.5週

【欅坂デビューシングルと2枚目との発売日間隔】

01枚目 =15週=> 02枚目(07/20発売)
01枚目 =17週=> 02枚目(08/03発売)
01枚目 =18週=> 02枚目(08/10発売)
01枚目 =19週=> 02枚目(08/17発売)
01枚目 =20週=> 02枚目(08/24発売)
01枚目 =21週=> 02枚目(08/31発売)
01枚目 =22週=> 02枚目(09/07発売)
01枚目 =23週=> 02枚目(09/14発売)


乃木坂は、1枚目「ぐるぐるカーテン」と2枚目「おいでシャンプー」の発売間隔が10週で、欅坂は、2枚目を7月20日(水)にリリースしても、1枚目から15週と、遥かに長い間が空きます。

「サイレントマジョリティー」は、かなりのヒットとなり、欅坂は『MUSIC STATIION』『MUSIC FAIR』など、メジャーな音楽番組に複数出演しているので、乃木坂1枚目2枚目の間隔を適用するのは意味がないかもしれません。

しかし、8月3日(水)発売でも17週と、乃木坂の平均である16.5週を上回り、さらに、9月に入ってしまうと、22週、23週と、最長レベルに匹敵する間隔になってしまう。


そもそも、乃木坂の10枚目「何度目の青空か?」と11枚目「命が美しい」が23週も空いているのは、前年の秋曲から翌年の春曲は正月を挟む上に、1stアルバム「透明な色」が途中に入ったからで、欅坂の1枚目春曲と2枚目夏曲が、22週、23週も間が空くのは、グループの存在を積極的にアピールすべき時期としては、いくら何でも長過ぎる。

また、新人アーティストにとって、最初の大きな目標は、単独ライブで、そのためには、シングルをどんどん出して、オリジナル曲の数を増やしたいところです。

そういった面からも、乃木坂の最長間隔に迫る、欅坂2枚目の9月リリースは可能性が低いと思います。


では、8月ならいつでも良いかというと、ここにAKB48の「総選挙」選抜が担当する45枚目が関わってきます。

(表4) AKB48「総選挙」における、開票イベント開催日とシングル発売日

2013年32枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2013/06/08(土) in 神奈川・横浜国際総合競技場 (日産スタジアム)
発売日 : 2013/08/21(水)「恋するフォーチュンクッキー」
# 6月第1土曜開票、8月最終1つ前水曜発売

2014年37枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2014/06/07(土) in 東京・味の素スタジアム
発売日 : 2014/08/27(水)「心のプラカード」
# 6月第1土曜開票、8月最終水曜発売

2015年41枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2015/06/06(土) in 福岡・ヤフオク!ドーム
発売日 : 2015/08/26(水)「ハロウィン・ナイト」
# 6月第1土曜開票、8月最終水曜発売

2016年45枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2016/06/18(土) in 新潟・鳥屋野潟公園野球場 (HARD OFF ECOスタジアム新潟)
発売日 : 2016/08/24(水)・08/31(水)「タイトル未定」
# 6月第3土曜開票、8月最終1つ前水曜・最終水曜発売
# オレンジ色部分は予想


上表のように、2013年以降、AKB48は、6月第1土曜に「総選挙」開票イベントを行い、8月下旬の最終水曜か最終1つ前水曜に、その選抜によるシングルを発売しています。

今年は、どういうわけか、新潟で予定されている開票イベントが6月第3土曜と、2週間遅くなっています。

ただ、CDを出すタイミングは、季節の問題もあるので、今年も、8月中にリリースすると見るのが妥当じゃないでしょうか。

個人的には、開票イベントが少しずれたことから、8月31日(水)が最有力だと考えています。


8月下旬にAKB48がCDを発売する、しかも、通常より注目度の高い「総選挙」選抜が担当する曲ですから、欅坂としては、2週間は離したいところです。

そうなると、2枚目発売は8月17日(水)がリミットになってくる。

つまり、1枚目からの間隔を考えると、9月は遅過ぎるし、8月下旬はAKB48がシングルを出すので、結局、8月3日(水)、10日(水)、17日(水)の3つに候補が絞られます。


(表5) 欅坂46の2枚目シングルに関する日程予想(2)

凡例
欅坂2枚目個別握手会第1次応募[開始日(曜日)終了日(曜日)] : 重なると予測される乃木坂15枚目の個別握手会応募次数 =(オリコン初動へ算入される応募分)=>欅坂2枚目CD発売日

01次応募[06/09(木)10(金)] : 15th03次 =(08次分算入)=> CD発売[08/03(水)]
01次応募[06/16(木)17(金)] : 15th04次 =(08次分算入)=> CD発売[08/10(水)]
01次応募[06/23(木)24(金)] : 15th05次 =(08次分算入)=> CD発売[08/17(水)]

欅坂2枚目応募開始に重なると示された、上記の乃木坂15th次数は、以下のような日程で応募が進むときに成立
15th01次[05/26(木)27(金)] : Ab05次 =(09次分算入)=> 15thCD発売[07/27(水)]
#「: Ab05次」は、乃木坂2ndアルバムの個別握手会第5次応募と重なることを示す


ここでも問題になるのは、乃木坂15枚目の個別握手会応募との重複です。

欅坂が夏曲を出すのであれば、両者が一部重なるのは避けようがなく、焦点は、2枚目の応募開始をどこまで待つかです。

例えば、上表にように、初動算入8次分で、8月3日(水)発売であれば、乃木坂15枚目の3次と被る可能性が高い。

1週待てば、15枚目4次に重ねて8月10日(水)、2週遅らせれば、15枚目5次に重ねて8月17日(水)という日程を組むことが出来ます。


15枚目の3次に重ねると、欅坂と被らず、乃木坂だけで個別握手会応募を仕掛けるのが、1次と2次だけで、さすがに厳しい。

(表1)に示したように、「サイレントマジョリティー」個別握手会の第1次は、「ハルジオンが咲く頃」の第5次に被せているので、欅坂2枚目も、乃木坂15枚目の5次まで待つのは、妥当な線かと思います。

しかし、8月17日(水)は、お盆休みの頃で、また、地域によっては、夏休みが終わる学校が出始める時期で、新曲を発売するタイミングとしては、ちょっと微妙な気がしなくもない(笑)。

ということで、個人的には、8月10日(水)の可能性が一番高いかなと思っています。


乃木坂15枚目、欅坂2枚目、乃木坂16枚目に関して、私の予想するスケジュールを、以下に載せておきます。

(表6) 乃木坂15枚目、16枚目、欅坂2枚目に関する、予想される握手会応募スケジュールとCD発売日の関係

凡例
個別握手会の応募日程 {CD発売候補日} : 乃木坂2ndアルバム[受付次数] 乃木坂15th[受付次数] 欅坂2nd[受付次数] 乃木坂16th[受付次数]

#「個別握手会の応募日程」は、続く日付でCDがリリースされたとき、オリコン初動に算入される最後の応募期間を示している
#「05/26(木)27(金)」の行に「15th[01]」とあるのは、5月26日(木)~27日(金)に、乃木坂15枚目の第1次応募を行うという予想
# 欅坂2枚目は、6月16日(木)~17日(金)に応募がスタートするという予想で、その場合、もし、発売日が「{08/10(水)}」なら8次分算入、「{08/17(水)}」なら9次分算入という対応関係がある
#「07/27(水)」は乃木坂15枚目の確定した発売日

05/26(木)27(金) {06/01(水)} : Ab[05] 15th[01]
06/02(木)03(金) {06/08(水)} : Ab[06] 15th[02]
06/09(木)10(金) {06/15(水)} : Ab[07] 15th[03]
06/16(木)17(金) {06/22(水)} : Ab[08] 15th[04] 欅2nd[01]
06/23(木)24(金) {06/29(水)} : Ab[09] 15th[05] 欅2nd[02]
06/30(木)01(金) {07/06(水)} : Ab[10] 15th[06] 欅2nd[03]
07/07(木)08(金) {07/13(水)} : Ab[00] 15th[07] 欅2nd[04]
07/14(木)15(金) {07/20(水)} : Ab[00] 15th[08] 欅2nd[05]
07/21(木)22(金) {07/27(水)} : Ab[00] 15th[09] 欅2nd[06]
07/28(木)29(金) {08/03(水)} : Ab[00] 15th[10] 欅2nd[07]
08/04(木)05(金) {08/10(水)} : Ab[00] 15th[11] 欅2nd[08]
08/11(木)12(金) {08/17(水)} : Ab[00] 15th[12] 欅2nd[09]
08/18(木)19(金) {08/24(水)} : Ab[00] 15th[13] 欅2nd[10]
08/25(木)26(金) {08/31(水)} : Ab[00] 15th[14] 欅2nd[11] 16th[01]
09/01(木)02(金) {09/07(水)} : Ab[00] 15th[15] 欅2nd[12] 16th[02]
09/08(木)09(金) {09/14(水)} : Ab[00] 15th[16] 欅2nd[13] 16th[03]
09/15(木)16(金) {09/21(水)} : Ab[00] 15th[17] 欅2nd[14] 16th[04]
09/22(木)23(金) {09/28(水)} : Ab[00] 15th[18] 欅2nd[15] 16th[05]
09/29(木)30(金) {10/05(水)} : Ab[00] 15th[19] 欅2nd[16] 16th[06]
10/06(木)07(金) {10/12(水)} : Ab[00] 15th[20] 欅2nd[17] 16th[07]
10/13(木)14(金) {10/19(水)} : Ab[00] 15th[21] 欅2nd[18] 16th[08]
10/20(木)21(金) {10/26(水)} : Ab[00] 15th[22] 欅2nd[19] 16th[09]


上表は、個別握手会の応募開始が、乃木坂15枚目は5月26日(木)~27日(金)、欅坂2枚目は6月16日(木)~17日(金)、乃木坂16枚目は8月25日(木)~26日(金)、であるという予想を示しています。

この予想スケジュールに従うなら、乃木坂15枚目は7月27日(水)発売なので、対応する15th[09]から、初動算入は9次分と分かります。

また、欅坂2枚目が8月10日(水)発売であれば初動算入は8次分、17日(水)で9次分、24日(水)なら10次分と読めます。


乃木坂の16枚目は、気の早い話ですが(笑)、厳しい条件が並ぶ中、それでも敢えて15枚目を7月27日(水)にリリースするのは、16枚目を10月中に出したい意図からだと思われ、確かに、(表6)からも、ギリギリのスケジュールになっていることが分かります。

もし、アルバムの売れ行きを考慮して、上表と異なり、15枚目個別握手会の応募開始を来週に延ばすと、15th[01]の列が1行下がり、15枚目の初動算入は8次になってしまう。

さらに、15枚目を十分売ってから、16枚目に進もうと、15th[14]に16th[01]を重ねるなら、16th[01]の列も1行下げる必要がある。

そして、10月26日(水)発売にこだわるなら、16枚目も初動算入は8次分に下がり、第1週のCDセールスを引き上げのが、ますます難しくなります。


乃木坂の握手会人気は現在、非常に勢いがあるので、初動算入が8次や7次でも全然大丈夫と、強気な読みがある一方、欅坂との競合によって、完売積み上げ速度が鈍るという見方も無視出来ない。

あるいは、いざとなったら、個別握手会の日数を7日に増やすという禁断の「切り札」を考えているのかもしれません。

いずれにせよ、握手会の規模を縮小して、CDセールスへの依存度を下げようという空気は、今のところ、全然、感じられません。

初動が75万枚を越えた今、特典イベントによって、さらに右肩上がりを演出することが、乃木坂にとって本当にプラスになるのかどうか。

アイドル活動の怖さが浮き彫りになった今回の事件を切っ掛けに、もう一度、考え直した方が良いんじゃないでしょうか。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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乃木坂15枚目は7月27日発売、気になるCDセールスの下げ因子と見えない日程イベントの設定意図 [20May16]

2016-05-20 01:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

乃木坂の単独舞台を上演中!
じょしらく弐~時かけそば~』 in AiiA 2.5 Theater Tokyo
[トリプルキャスト配役表]
「ら」: 中田花奈 生駒里奈 能條愛未 松村沙友理 鈴木絢音
「く」: 斎藤ちはる 佐々木琴子 井上小百合 桜井玲香 渡辺みり愛
「ご」: 新内眞衣 樋口日奈 山崎怜奈 若月佑美 北野日奈子
[上演スケジュール]
05月20日(金) 7日目、第11公演(19:00「ご」第3pf)
05月21日(土) 8日目、第12公演(13:00「ご」第4pf) & 第13公演(17:00「ら」第5pf)
05月22日(日) 9日目千秋楽、第14公演(13:00「く」第5pf) & 第15公演(17:00「ご」第5pf)
#「pf」はパフォーマンスの意で、チームごとの公演番号を示している

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」




いや~、驚きました。

2ndアルバムの個別握手会応募がまだ4次までしか進んでいないこと、店頭販売CDの特典イベントがこれでもかというくらい盛りだくさんなことから(笑)、15枚目の話は少し先延ばしにすると思っていたのに、アルバムの発売前に、シングル初回限定盤の予約を始めてしまいましたね。

個別握手会の日程や選抜メンバーが発表されていない段階で、店頭販売での予約を受け付けるのは、初めてのことじゃないでしょうか。

しかも、現在予約出来るのは、セブンイレブンだけのようで、相当に分厚いタイアップなのかもしれません。


まず、7月27日(水)という発売日から、15th選抜の発表日が大体分かります。

(表1) 15枚目の選抜発表とCD発売の日程関係

選抜発表[05/22(日)] = 9週+3日 => CD発売[07/27(水)]
選抜発表[05/29(日)] = 8週+3日 => CD発売[07/27(水)]
選抜発表[06/05(日)] = 7週+3日 => CD発売[07/27(水)]
選抜発表[06/12(日)] = 6週+3日 => CD発売[07/27(水)]


次回放送の『乃木坂工事中』では、選抜発表はないようなので、5月29日以降になりますが、CD発売までの期間が6週プラス3日というのは、1枚目と2枚目のみで、その後のシングルでは短過ぎる感がある。

従って、5月29日か6月5日のどちらかで新選抜が披露される可能性が高い。

どちらにしても、深川麻衣ソロ写真集『ずっと、そばにいたい』が発売される6月9日(木)の前になります。

14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、初回限定盤TypeAが、まいまいのソロCDと言いたくなるほど(笑)、彼女をフィーチャーしていて、こういった卒業商法を静岡のファイナルコンサートまで、がっつり続けるのだろうと思っていたんですが、写真集の発売も待たずに、あっさり15枚目スタートというのは、何だか肩透かしをくらった気分です。


ただ、7月27日(水)の15枚目発売が予想外だったのは、選抜発表と卒業イベントの日程関係というより、個別握手会セールスが、前作よりシビアな条件になるのに、その発売日を敢えて選択していることです。

(表2) 2ndアルバム及び15枚目の個別握手会応募日程とオリコン初動に算入される次数の関係

凡例
2ndアルバム個別握手会の応募次数[受付期間] : 15th個別握手会の第1次応募をここに重ねる場合 => 15枚目個別握手会セールスのオリコン初動に算入される次数分

2nd04次[05/19(木)20(金)] : 15th応募開始 => 10次分算入
2nd05次[05/26(木)27(金)] : 15th応募開始 => 09次分算入
2nd06次[06/02(木)03(金)] : 15th応募開始 => 08次分算入
2nd07次[06/09(木)10(金)] : 15th応募開始 => 07次分算入


今のところ、forTUNE盤の発売に関して、乃木坂公式から何のアナウンスもありません。

あるいは、明日の朝一に、15枚目個別握手会の日程とレーン表が告知され、金曜まる一日で、第1次応募なんてことが、ないとは言えない。

しかし、そんなゲリラ発表、抜き打ちスタートにメリットがあるとは思えないので(笑)、現時点でアナウンスがないのであれば、来週の木曜金曜以降に始まるのが普通です。

そうなると、上表のように、オリコン初動に算入出来る握手会セールスは、9次応募分以下になってしまい、14枚目の10次分より少なくなります。


実は、10次というのは、以下のように、個別握手会のセールスにとって、分岐点になっている感がある。

(表3) 14枚目個別握手会において担当部数を全完売したメンバーの達成次数

凡例
(担当部数; 全完売達成次数) メンバー名

# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない

(30部; 02次) 白石麻衣 西野七瀬
(30部; 03次) 橋本奈々未 生田絵梨花 衛藤美彩
(30部; 04次) 秋元真夏 齋藤飛鳥
(30部; 05次) 桜井玲香 若月佑美 中元日芽香
(30部; 08次) 堀未央奈
(30部; 10次) 松村沙友理 高山一実 伊藤万理華 星野みなみ
(30部; 12次) 井上小百合

(24部; 07次) 北野日奈子
(18部; 11次) 生駒里奈
(08部; 06次) 山崎怜奈
(06部; 05次) 鈴木絢音
(06部; 09次) 相楽伊織


もし、14枚目の初動算入が9次であれば、30部全完売メンバー16人の中、5人が売り切る前の握手会セールスが、オリコン初動として集計されてしまうことになります。

さらに、8次、7次となると、初動に流し込める握手会セールスが、大きく下がってしまう危険がある。

そのため、15枚目個別握手会応募は、出来るだけ早く始めたいところです。


しかし、逆に、あまり早く始めては困る点がある。

2ndアルバムの個別握手会応募とモロに重なってしまい、ファンの懐を15枚目と奪い合って、両方とも完売が伸びなくなる。


今日、アルバム個別握手会の第4次応募が行われ、それに伴って、第3次終了時点での完売状況が判明しました。

(表4) 2ndアルバム個別握手会第3次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数) メンバー名

#「順位」は1部以上を完売しているメンバー内で、推定売上枚数の大きいメンバーから並べたランキング
#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない
# 名前に「*」が付いているのは、14枚目個別握手会で30部を全完売しているメンバー
# 名前に「^」が付いているのは、14枚目個別握手会で30部未満の担当部数を全完売しているメンバー

[01] 15部/15部 (1.00; 2次) 西野七瀬*
[01] 15部/15部 (1.00; 3次) 白石麻衣*
[03] 14部/15部 (0.93) 生田絵梨花*
[04] 13部/15部 (0.87) 橋本奈々未*
[05] 10部/15部 (0.67) 秋元真夏* 衛藤美彩* 齋藤飛鳥*
[08] 04部/15部 (0.27) 若月佑美*
[09] 03部/15部 (0.20) 桜井玲香*
[10] 01部/15部 (0.07) 中元日芽香* 北野日奈子^
[11] 01部/03部 (0.33) 鈴木絢音^

(まだ完売が出ていないメンバーを担当部数順に並べた表)

15部 松村沙友理* 高山一実* 井上小百合* 伊藤万理華* 星野みなみ* 堀未央奈*
14部 中田花奈 寺田蘭世 新内眞衣
11部 斉藤優里
09部 生駒里奈^
08部 樋口日奈 渡辺みり愛
06部 山崎怜奈^ 相楽伊織^
05部 能條愛未 川村真洋 斎藤ちはる 伊藤かりん
03部 和田まあや 川後陽菜 佐々木琴子 伊藤純奈


今の段階で、15部を全完売しているのは、西野七瀬と白石麻衣だけです。

乃木坂には、シングルの個別握手会において、最高30部をすべて売り切る人気を持ったメンバーが、深川麻衣を除いて16人いますが、アルバムに関しては、その中の6人が、まだ1部も完売を出していない。

さらに、30部未満の担当部数を全完売するメンバーは、14枚目で5人いますが、このアルバムでは、3人にまだ完売が出ていません。


応募回数がたった3回なので、当たり前なんですが、この状態で、15枚目の個別握手会応募を開始すると、ファンの資金が分散するのは避けられないと思います。

オリコン初動を上げるため、15枚目の応募を早く始めたいけど、早く始めると、2ndアルバムと競合して、売れ行きが悪くなるかもしれない。

おそらく運営は、ギリギリの見極めを行いながら、15枚目の応募開始時期を決めようとしているのでしょう。


ただ、アルバムの個別握手会応募と被ってしまうこと以外にも、CDセールスを下げてしまいかねない因子が、15枚目には散らばっている。

セブンイレブン公式の乃木坂15thシングル関連ページは、予約特典として、初回限定盤TypeA、B、Cと通常盤のそれぞれに、メンバーの写真とサイン・コメントが入ったクリアファイルが付くと告知しています。

セブンイレブン公式サイトの乃木坂15枚目予約販売ページ

クリアファイルに載っているのは、各4人ずつ4種類の計16人で、14th選抜から、深川麻衣を除いたメンバーです。

この16人が15th選抜から外れている可能性は低いと考えるべきですが、一方で、新選抜は、この16人だけなんでしょうか(笑)。


そうであれば、何の変化もない固定選抜で、アンダーメンバーのファンで落胆する人は少なくないでしょう。

とくに、14枚目で30部全完売を第5次応募で達成した中元日芽香が、万が一にも選抜入りしていなければ、乃木坂を離れるファンが続出する危険ある。

ひめたんの選抜入りを願って、彼女の個別握手会券を買ったファンは多い筈で、それが5次全完売という、もの凄い売れ行きにつながった。

この完売スピードは全メンバー中、8番目の早さで、握手会主義を適用するなら、選抜どころか、福神になるのが当然の成績です。

そんな中元日芽香が15th選抜に抜擢されなければ、乃木坂運営のやり方に嫌気がさして、グループの応援を止める人が相当数に上っても不思議ではなく、CDセールスへの下げ圧力になるかもしれません。


また、初回限定盤が3種類で、通常盤と併せて、計4種類というのも意外でした。

12枚目「今、話したい誰かがいる」は、初回限定盤3種、通常盤1種に、映画『心が叫びたがってるんだ。』のアニメ仕様盤1種の計5種類。

13枚目「ハルジオンが咲く頃」は、初回限定盤4種と通常盤1種の計5種類。

盤種が多いほど、店頭販売CDのセールスが伸びやすいので、15枚目も前2作同様、5種類を用意するのだと思っていましたが、セブンイレブンのサイトによると、4種類となっている。


今後、ドラマや映画とのタイアップを発表して、それに関連する盤種を、追加する可能性もあるので、最終的なラインアップは、まだ分かりません。

しかし、14枚目は、MVの入った初回限定盤を4種類投入したことが店頭セールスを押し上げる一因だった筈で、15枚目初回盤が3種のままであれば、前作に比べ、売り上げのブーストがややパワーダウンした印象になる。

もちろん、音楽的なヒットを飛ばすには、良い曲が一つあれば十分で、盤の種数は関係ありませんが、乃木坂の運営は、初動前作割れを極端に嫌がるのに、何か心境の変化でもあったのか、気になるものがあります。

さらに、前々回の記事で指摘したように、7月27日(水)に15枚目をリリースすると、それ以降、8月末の神宮ライブまで、利用出来る土曜日曜祝日がほとんどなく、最初の握手会は9月に入ってから行われる可能性が高い。

CDリリースの後、間を置かずに、全国や個別の握手会を開催すると、発売第1週・第2週におけるオリコン売り上げのアップを期待出来るけど、それを15枚目で実現するのは難しそうで、シングルの発売から1ヶ月以上経って握手会が始まるという、初動を下げる危険のある日程を、組まざるを得ないかもしれません。


2ndアルバム個別握手会応募との重複、15th選抜の固定化、店頭販売CDの種類、発売後の握手会日程。

15枚目初動を下げかねない複数の因子が散らばっていますが、こういった内部の因子以上に影響が心配されるのは、リリース時期が迫っていると噂される欅坂46の2ndシングルです。

(表3)を見ると、24部担当メンバーで全完売を達成したのは北野日奈子のみです。

24部は、最高30部に次ぐ部数で、北野さん以外では、中田花奈、寺田蘭世、新内眞衣という、握手会人気の高いアンダーメンバーが担当しています。

14枚目個別握手会の応募が始まった頃は、3人とも順調に完売部数が伸びていたんですが、「サイレントマジョリティー」個別握手会の受付がスタートし、曲が注目を集めるにつれ、徐々に積み上げが鈍っていき、やがて止まってしまった。

3人の握手会人気を考えると、14枚目で24部を売り切って、15枚目は30部担当というのが、予想された流れだったけど、どうも、欅坂46の出現がマイナスの影響を与えている節がある。

また、握手会人気のあまり高くないメンバーも、応募後半の完売積み上げが、前作に比べ、勢いが弱くなっている印象を受けます。


その後、欅坂46はメジャーな音楽番組に複数出演し、「サイレントマジョリティー」を何度も披露、さらにMVの再生数は絶好調、iTunes Store ランキングも長らく上位に留まり、グループとデビュー曲が、今年一番と言って良いほど、注目を集める新人アイドルになりつつある。

15枚目の個別握手会応募が、欅坂2ndのそれと重なった場合、CDセールスは、14枚目を越える大きな影響を受けるかもしれません。

乃木坂15枚目と欅坂2枚目で、握手会応募日程を上手く分離出来ればいいのだけど、どのグループも、夏曲は夏に出したいわけで(笑)、一部重なるのは避けられない気がします。

実は、これが一番怖いですね、正直。


乃木坂のシングルで唯一、初動前作割れを喫したのは9枚目「夏のFree&Easy」で、偶然なのか、理由があるのか不明ですが、2014年7月9日(水)発売の夏曲でした。

15枚目は、CDセールスを下げる因子が幾つも目につき、どうしても9枚目のことが脳裏を過ります。

個人的には、特典によって稼いでいるCDセールスには、むしろ、こだわらない方が良いと思っていますが、最近、初動を大きく落とした、SKE48、HKT48、NMB48に対するネットのコメントを読んでいると、「CDセールス = グループの人気」とダイレクトに考える人が少なくないようで、前作割れもなかなかヘビーな事態ではあります(笑)。

「サイレントマジョリティー」のように、iTunes ランキングやMV再生回数が図抜けて良ければ、CDセールスが下がっても、坂を上っている雰囲気は維持出来るけど、特典の関係しない音楽指標のアップは、本当に難しく、なかなか思うようには行きません。


それにしても、最近の乃木坂運営は、首を傾げたくなるような手法が多いですね。

7月中に15枚目シングルをリリースするつもりなら、5月下旬に発売する2ndアルバムのforTUNE盤特典を、なぜ個別握手会にしたのでしょう。

アルバムとシングルの個別握手会応募ががっつり重なって、身動きが取れなくなるのは、最初から予想出来たと思うのですが。


1stアルバム「透明な色」で、申し込みを順調に伸ばし、人気を呼んだforTUNE盤特典は、握手会ではなく、「撮影会」でした。

メンバーにポーズを取ってもらい、ファンが、それを持参したカメラで撮影するイベントで、何か、大きなトラブルが発生したとも聞きません。

「撮影会」を2ndアルバムの特典にしていれば、15枚目個別握手会と応募日程が被っても、互いにそれほど影響はないと思うんですが。


昨年末にMV集を発売したとき、それに伴って、YouTubeで公開してきたフルバージョンMVを、全部、ショートバージョンに差し替えたことも、よく分からない措置です。

再生数の低いMVなら、まだ理解出来るけど、「制服のマネキン」のように、1千万回を越える人気MVまで、一緒にショートにするのは、グループの発信力を自ら弱めるようなもので、何のメリットがあるんでしょう。

「サイレントマジョリティー」のMVが大きな話題を呼んでいる今、「制服のマネキン」MVがフルバージョンで公開されていれば、「元ネタ」と言ってもいいほどテイストが似ているので、波及効果として同時に関心を集めた可能性がある。

欅坂に対する興味の高まりを、乃木坂も享受出来たわけで、「Win-Win」の理想的な関係を築くチャンスだった。


2ndアルバムのリリースも、2016年の年明け早々に持ってきて、リード曲を複数の音楽番組で披露すれば、NHK紅白歌合戦の初出場で高まった乃木坂への関心を、そのまま音楽的ヒットにつなげるチャンスになった。

ところが、なぜか1月はグループが休止状態に陥っていて、デビュー以来、本格的なヒットを飛ばす、最大のチャンスが訪れていたのに、それを利用しないまま、時が流れてしまった。

今、2ndアルバムと15枚目シングルが、個別握手会の応募日程でかち合ってしまい、「行くも危ない、戻るも危ない」的な、ギリギリの選択を迫られているのを見ていると、随分とチグハグなことをしていると、感じざるを得ません。


15th選抜が、もし「14th選抜マイナス深川麻衣」という、史上稀に見る固定化選抜であるとすれば、夏に行われるだろう3期の加入は、一体全体、どんな意味を持っているんでしょう(笑)。

欅坂が順調に、音楽的評価を上げ、ファンを増やしている様子を見ていると、乃木坂が妹グループに追い越されるのは、そんなに遠い未来のことではない気がします。

まあ、音楽面では、すでに追い越されたという話があって(笑)、「未来」なんて言ってる場合じゃないかもしれませんが。

とにもかくにも、15枚目が、音楽的な魅力に溢れた、素晴らしいシングルになるよう、期待しています。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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複雑に絡み合う楽曲需要、乃木坂15枚目、欅坂2枚目、AKB48総選挙、NGT48のCDデビュー [16May16]

2016-05-16 21:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

乃木坂の単独舞台を上演中!
じょしらく弐~時かけそば~』 in AiiA 2.5 Theater Tokyo
[トリプルキャスト配役表]
「ら」: 中田花奈 生駒里奈 能條愛未 松村沙友理 鈴木絢音
「く」: 斎藤ちはる 佐々木琴子 井上小百合 桜井玲香 渡辺みり愛
「ご」: 新内眞衣 樋口日奈 山崎怜奈 若月佑美 北野日奈子
[上演スケジュール]
05月17日(火) 4日目、第05公演(14:00「ご」第1pf) & 第06公演(19:00「ら」第3pf)
05月18日(水) 5日目、第07公演(14:00「く」第3pf) & 第08公演(19:00「ご」第2pf)
05月19日(木) 6日目、第09公演(14:00「ら」第4pf) & 第10公演(19:00「く」第4pf)
05月20日(金) 7日目、第11公演(19:00「ご」第3pf)
05月21日(土) 8日目、第12公演(13:00「ご」第4pf) & 第13公演(17:00「ら」第5pf)
05月22日(日) 9日目千秋楽、第14公演(13:00「く」第5pf) & 第15公演(17:00「ご」第5pf)

05月16日(月) 19 : 00 ~ [地デ] テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間SP』のキンタロー。が講師となる授業に、高山一実が出演

05月18日(水) 24 : 25 ~ 24 : 55 [地デ] フジテレビ『UMAJOたちの夜会』に、白石麻衣と衛藤美彩が出演

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



昨夜放送された『乃木坂工事中』の予告によると、次回5月22日(日)は、高山一実が以前に提案した「千葉・房総を巡るロケ」で、15th選抜の発表ではないようです。

これで新選抜のスタートは、29日(日)以降となりました。

まあ、2ndアルバム「それぞれの椅子」のCD発売が、5月25日(水)なので、15th選抜の発表をその後に持ってくるのは、当たり前っちゃ、当たり前です。


ただ、15枚目については、選抜メンバーがいつ発表されるか以上に、個別握手会の応募がいつ始まるかが、注目されます。

というのは、以下のように、選抜発表からCD発売までの期間は、短くて6週、長くて10週と、かなり幅があり、最近のシングルでも1作ごとに大きく変動している。

それに対して、初動算入する応募次数は、12枚目11次分、13枚目11次分、14枚目10次分と、ここ数シングル、ほぼ固定されています。

従って、選抜発表より、個別握手会第1次応募からの方が、より正確にCD発売日を推測出来ます。

(表1) 歴代シングルにおける選抜発表とCD発売までの期間

凡例
選抜発表からCD発売までの長さ : その期間が適用されたシングルの数 (そのシングルの番号)

# 選抜発表日は、握手会やライブで先行発表された場合でも、『乃木坂って、どこ?』『乃木坂工事中』での放送回に限定し、日曜の日付を適用している
#「10週+3日」は73日に等しい。選抜発表は日曜、CD発売は水曜なので、週に3日の端数が付く

10週+3日 : 3回 (04枚目, 06枚目, 12枚目)
09週+3日 : 4回 (03枚目, 05枚目, 08枚目, 10枚目)
08週+3日 : 3回 (09枚目, 11枚目, 13枚目)
07週+3日 : 2回 (07枚目, 14枚目)
06週+3日 : 2回 (01枚目, 02枚目)


今作14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、初動算入が10次分なのに、選抜発表からCD発売までは、7週プラス3日しかありません。

このように、最近は、個別握手会第1次応募からCD発売までが10週以上に及び、選抜発表からCD発売までの期間を上回っている。

そのため、選抜発表を待たずに、個別握手会の応募受付が始まる、いわゆる「前倒し」が珍しくない。

そして12枚目以降、ファンが最初に知るのは、新しい選抜メンバーではなく、個別握手会のレーン部数設定という状況が続いています。


現時点で可能な15枚目シングルのもっとも早いスケジュールは、今週の木曜金曜、つまり5月の19日20日に、個別握手会の第1次応募を始めるものです。

実は、次の次のシングルである16枚目を考えると、5月19日(木)20日(金)に15枚目の応募を開始するかどうかは、かなり重要な意味を持っています。

(表2) 乃木坂15枚目から16枚目シングルへの移行シミュレーション

15枚目のもっとも早いスケジュール
応募開始[05/19(木)20(金)] =(10次分算入)=> CD発売[07/27(水)]

16枚目のもっとも遅いスケジュール (10月中発売として)
応募開始[08/18(木)19(金)] =(10次分算入)=> CD発売[10/26(水)]

15枚目CD発売[07/27(水)] =(3週+1日)=>16枚目応募開始[08/18(木)19(金)]


初動に計上される個別握手会の応募次数を、10次以上に設定するのが、最近のマストなので(笑)、今週に第1次受付を行うと、もっとも早いCD発売日は7月27日(水)です。

一方、16枚目秋シングルを10月までにリリースする場合、もっとも遅いスケジュールは、最終水曜である10月26日のCD発売で、個別握手会の10次応募分を確保するには、8月18日(木)19日(金)に第1次受付を行う必要がある。

つまり、15枚目スケジュールを大急ぎで進めても、最短のCD発売は7月27日(水)、16枚目スケジュールをギリギリまで遅くしても、個別握手会は、8月18日(木)19日(金)に始めなければならない。

すると、15枚目をリリースした後、3週間ほど経って、16枚目の個別握手会応募をスタートさせるのが、もっとも「余裕のある」日程になってしまう。


3週+1日という間隔は、オリコン3週目の数字が出る頃に、次シングルの握手会第1回応募を行うわけで、過去の例から考えて、もっともタイトな部類に入る進め方です。

そのため、もし、今週の木曜金曜に、15枚目個別握手会応募が始まらなければ、初動に算入する次数を9次以下に圧縮するか、あるいは、CDが発売されて2週間しか経っていない時期に、新しいシングルの握手会応募を開始するか、何かとんでもなくアグレッシブなスケジュール設定が不可欠になってくる(笑)。

現実には、そういった破格の手法は避けるだろうから、5月19日(木)20日(金)に15枚目個別握手会の第1回応募受付がなければ、16枚目は11月以降に発売される可能性が濃厚になります。


NHK紅白歌合戦の出場歌手発表は、11月下旬に行われるのが通例で、選考そのものは、10月中に概ね終わっているんじゃないかという意見があります。

もちろん、候補者を最終的に絞り込む作業や、大物アーティストへのオファーが、発表ギリギリまで続くだろうことは、「内定」取り消しを経験した乃木坂ファンにとって、想像に難くない(笑)。

しかし、アーティストの実績として考慮される楽曲は、10月までに発売されたものに限定され、11月以降のシングルなどは、対象外になるという見方は、一定の説得力を持っている。

実際、乃木坂が紅白出場を目標として意識した、2014年と2015年は、秋シングルを10月中にリリースしています。


もし、16枚目を11月以降に発売すると、紅白の選考対象となる2016年度のシングルは、14枚目「ハルジオンが咲く頃」と15枚目の2作に留まってしまう懸念がある。

選考過程は公表されないので断言は出来ませんが、16枚目のリリース時期は、紅白と絡んで、少なからぬ意味を含んでいるように思えます。

そして、16枚目発売が10月なのか、それとも11月以降かは、15枚目個別握手会応募が、今週の木曜金曜に始まるかどうかで、ほぼ決定される。

15枚目のスケジュール、とくに今週に動きがあるかどうかは、15枚目に留まらず、16枚目、さらには、紅白歌合戦の選考にも関係するかもしれず、非常に注目されます。


ところで、前回記事に載せた「(表7) 2ndアルバムから15枚目シングルへの移行シミュレーション」に、一部、間違いがあったので、訂正させて下さい。

以下に、内容をよりパワーアップした修正版を載せておきます。

(表3) 乃木坂2ndアルバムから15枚目シングルへの移行シミュレーション

(ケース1)
2ndアルバムCD発売 : 2016/05/25(水)「それぞれの椅子」
1週+1日
15枚目01次受付 : 2016/06/02(木)~06/03(金)
2ndアルバム06次受付 : 同上

15th選抜発表 : 2016/05/29(日)、06/05(日)、06/12(日)、06/19(日)
15枚目CD発売 :
2016/08/10(水) => 初動10次分算入
2016/08/17(水) => 初動11次分算入

(ケース2)
2ndアルバムCD発売 : 2016/05/25(水)
2週+1日
15枚目01次受付 : 2016/06/09(木)~06/10(金)
2ndアルバム07次受付 : 同上

15th選抜発表 : 2016/06/05(日)、06/12(日)、06/19(日)、06/26(日)
15枚目CD発売 :
2016/08/17(水) => 初動10次分算入
2016/08/24(水) => 初動11次分算入

(ケース3)
2ndアルバムCD発売 : 2016/05/25(水)
3週+1日
15枚目01次受付 : 2016/06/16(木)~06/17(金)
2ndアルバム08次受付 : 同上

15th選抜発表 : 2016/06/12(日)、06/19(日)、06/26(日)、07/03(日)
15枚目CD発売 :
2016/08/24(水) => 初動10次分算入
2016/08/31(水) => 初動11次分算入

# それぞれのケースにおいて、候補として挙げた4個の選抜発表日は、個別握手会応募開始を、左から順に、「前倒し」しない場合、1週、2週、3週「前倒し」した場合。過去のシングルで、「前倒し」が4週以上になったものはない。
# 選抜発表日からCD発売日までの期間は、左から順に、
「初動10次分算入」の発売日なら、10週+3日、09週+3日、08週+3日、07週+3日、
「初動11次分算入」の発売日なら、11週+3日、10週+3日、09週+3日、08週+3日。
3枚目以降のシングルはすべて、この期間が、7週~10週+3日の範囲に入っている。


前回記事の最初に投稿した(表7)では、上表「ケース1」の

(ケース1)
2ndアルバムCD発売 : 2016/05/25(水)「それぞれの椅子」
1週+1日
15枚目01次受付 : 2016/06/02(木)~06/03(金)
2ndアルバム06次受付 : 同上

に相当する箇所で、「1週+1日」とすべきところを「2週+1日」、さらに、「ケース2」に相当するものでも、「2週+2日」とすべきを「3週+1日」と、誤って1週多く表記していました。

失礼しました、元の表を訂正して、正しい数字に直しておきました。


ただ、主旨はほとんど変わりません。

15枚目個別握手会応募は、2ndアルバムを発売した後になる可能性が、だんだん高まっているということです。

少し前まで、15枚目のスケジュールは、アルバムをあまり考慮せず、その発売前に握手会応募を始め、5月22日(日)か29日(日)あたりに選抜を発表するんじゃないかと思っていて、そういう方向性で幾つか記事を書いていました。

ところが、アルバムの内容が徐々に明らかになってくると、新曲が11個も収録されていたり、初回限定盤の特典として、メンバーと「東京湾豪華クルージング」「ボーリング大会」「乃木神社参拝」「黒ひげ危機一髪ゲーム」「全国ツアー特別招待」と、とんでもなく力が入っていて、売る気満々の布陣を敷いている。

メンバーが参加するこれらのイベントに抽選で外れた場合でも、マネージャーとの「屋形船東京スカイツリーの旅」「黒ひげ危機一髪ゲーム」が用意されている。

果たして、マネージャーとのイベントが「特典」になるのかどうか、かなり疑問を感じるけど(笑)、発売記念として第2回の「乃木坂46時間TV」を放送することと併せて、運営の2ndアルバムに掛ける鼻息の荒さは伝わってきます。


ここまで気合いを入れたアルバムなら、CDリリースの前に、15枚目シングルの個別握手会応募を始めて、ファンの資金を分散させることは、避けるだろうという見方に変わってきました。

そして、第1回の応募受付が、「それぞれの椅子」が発売される5月25日(水)の後なら、それは、16枚目の10月発売に、運営がこだわっていないことを意味します。

関係あるかどうか分かりませんが、最近、メンバーが紅白の話をしなくなった気がします。

初出場直後は、確か松村沙友理が、「2回連続で出ることに意義がある」と発言して、次への意欲を見せていたけど、そういうコメントをあまり見かけない。

もちろん、今年の紅白を諦めたわけじゃないと思うけど、何としてでも大晦日のNHKホールに立つという、昨年のような闘志は、やや薄れている感じで、15枚目と16枚目の日程も、微妙に影響をしているのかなと考えたくなります。


では、15枚目はいつ始まるのかですが、前回書いたように、現時点では、6月19(日)に新選抜が発表されるのではと、密かに考えています(笑)。

6月10日(金)から12日(日)に『46時間TV」があり、15日(水)と16日(木)に深川麻衣の卒業コンサートが静岡で行われる。

乃木坂のイベント日程を眺めると、この辺で一区切りする感じで、その後、『真夏の全国ツアー2016』が本格スタートする7月22日(金)23日(土)の大阪城ホールライブまで、比較的、時間の余裕があるように見えます。

つまり、15枚目シングルの制作には都合の良い時期じゃないかと。


15th選抜の発表が6月19(日)であれば、個別握手会の応募開始は、2週「前倒し」で、(表3)「ケース2」の6月9日(木)10日(金)あたりが妥当でしょうか。

2ndアルバムの発売から2週間経過し、その個別握手会応募も第7次受付まで進んでいるので、人気メンバーの部はほとんど完売している可能性が高い。

ここまで来ると、ファンの懐を、アルバムとシングルで取り合う心配が少なくなり(笑)、15枚目の個別握手会応募は、いつも通り、勢いよく完売部数が伸びていくことを期待できます。


その場合、CD発売は初動算入10次分確保で8月17日(水)、欅坂との握手会人気争奪を考慮して、11次分を用意すれば8月24日(水)、いずれも8月後半に入ってくる。

ここで、全然別の要素を考える必要が出てきます。

AKB48の「総選挙」と、その選抜によるシングルの発売です。

(表4) AKB48「総選挙」における、開票イベント開催日とシングル発売日

2011年22枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2011/06/09(木) in 東京・日本武道館
↓11週-1日
発売日 : 2012/08/24(水)「フライングゲット」
# 6月第2木曜開票、8月第4水曜発売

2012年27枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2012/06/06(水) in 東京・日本武道館
↓12週+0日
発売日 : 2012/08/29(水)「ギンガムチェック」
# 6月第1水曜開票、8月第5水曜発売

2013年32枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2013/06/08(土) in 神奈川・横浜国際総合競技場 (日産スタジアム)
↓10週+4日
発売日 : 2013/08/21(水)「恋するフォーチュンクッキー」
# 6月第1土曜開票、8月第3水曜発売

2014年37枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2014/06/07(土) in 東京・味の素スタジアム
↓11週+4日
発売日 : 2014/08/27(水)「心のプラカード」
# 6月第1土曜開票、8月第4水曜発売

2015年41枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2015/06/06(土) in 福岡・ヤフオク!ドーム
↓11週+4日
発売日 : 2015/08/26(水)「ハロウィン・ナイト」
# 6月第1土曜開票、8月第4水曜発売

2016年45枚目選抜「総選挙」
開票日 : 2016/06/18(土) in 新潟・鳥屋野潟公園野球場 (HARD OFF ECOスタジアム新潟)
↓09週+4日・10週+4日・11週+4日
発売日 : 2016/08/24(水)・08/31(水)・09/07(水)
# 6月第3土曜開票、8月第4水曜・第5水曜・9月第1水曜発売

オレンジ色で示した部分は予想


上表のように、AKB48の「総選挙」は、2013年以降、開票イベントが、6月第1土曜に行われ、選ばれたメンバーによるシングルは、8月の第3あるいは第4水曜に発売されています。

今年は、どういうわけか開票イベントが6月18日(土)と、やや遅めに設定されていますが、CD発売が8月24日(水)、31日(水)、9月7日(水)あたりに入ってくるのは間違いないでしょう。

乃木坂の15枚目発売日は、AKB48のシングルと重なるわけにいかないし、出来れば、2週間以上は離したいところです。


つまり、もしAKB48の45枚目が8月24日(水)発売であれば、乃木坂の15枚目は8月10日(水)にはリリースした方がいい。

この場合は、(表3)「ケース1」のように、個別握手会応募をアルバム発売1週間後の6月2日(木)3日(金)に始めないと、10次分以上が確保出来なくなる。

かなりタイトなスタートですが、AKB48の45枚目発売に近接するよりはマシなので、調整が難航すれば、背に腹は代えられないと、決断することはあり得ると思います。


加えて気になるのは、NGT48のデビューシングルです。

新潟で開票イベントを開催する以上、ファンは、最低でも、CD発売日の告知を期待している筈で、出来れば、表題曲のパフォーマンスをその場で披露して欲しいでしょう。

いずれにせよ、今年の「総選挙」開票イベントにおいて、NGT48のデビューに関する動きがあり、CDが近々リリースされると見るべきで、そうでなければ、新潟で開催する意味が薄れてしまう。


乃木坂46の15枚目に、AKB48の45枚目とNGT48のデビューシングル。

ここに欅坂46の2枚目が入ってくるわけで、ん~、そろそろ、楽曲制作の一部を、ヒャダイン氏に依頼した方が良いと思う(笑)。

乃木坂が15枚目の前に、2ndアルバムを入れたのは、秋元康氏が作らなければならない楽曲があまりに多く、いつ歌が届くか分からないので、既出曲と作り溜めた新曲を合わせたアルバムを、「黒ひげ危機一髪」で売りながら(笑)、仕上がりを待つという戦略なんでしょうか。


ところで、一つ気になるのは、15枚目のリリースが、8月10日(水)や17日(水)だと、もはや、「夏曲」という範疇に入らなくなるのではということです。

さらに、AKB48やNGT48との調整で、万が一、CD発売が9月にまでずれ込むと、それは立派な「秋曲」になってしまいます(笑)。

そして、夏曲と秋曲は、全然違うテイストにするのが当然で、楽曲制作と発売日調整に手間取っていると、季節が変わって、さらにややこしい事態に陥っていく。


こう考えると、今週の木曜金曜に、サクッと15枚目の個別握手会応募を始めて、7月27日(水)あたりに、サッサとCDを出した方が、乃木坂にとっては、余程、楽な展開と言えるでしょう。

しかし、2ndアルバムのプロモーションに余念がない運営を見ていると、しばらくはアルバムの話が続き、握手会応募や新選抜発表など、15枚目が始まるのは、6月に入ってからで、結局、CD発売は8月上旬あたりかなという、考え方に傾いています。

一方、欅坂46は、「サイレントマジョリティー」個別握手会の全体完売率が74.8%に達しており、アルバムはないので、直ぐにでも、次のシングルに移行しておかしくないけど、今のところ、何のアナウンスもないようです。

渡邉理佐の2016/05/03ブログ「顔 交換」によると、6月11日(土)に長崎で行われる『ハウステンボス MUSIC FES.2016』で、ハウステンボスとのタイアップ曲を披露するそうです。

これが2枚目収録曲であれば、時期的に考えて、歌唱メンバーの発表や個別握手会の第1回応募が告知されて良い筈だけど、乃木坂と同じく、どうにも展開に軽快さを感じません


今年の始め、いつになったら乃木坂の14枚目が始まるのか、欅坂のCDデビューはどうなっているのか、なかなか前に進まなかった。

さらに、14枚目の個別握手会応募がスタートした後、選抜発表は3週間も経ってから、『MUSIC STATION』での初披露では、1週間前の番組公式サイトに、乃木坂だけ歌う曲名が表示されず、出演直前になって「ハルジオンが咲く頃」とアナウンス。

15枚目において、似たようなことが起こりつつある印象を受けていて、やはり、グループ数が多過ぎて、楽曲提供が追いつかなくなっている心配をしたくなります。


5月22日(日)に、『じょしらく弐~時かけそば~』が千秋楽を迎え、メンバーが揃うので、その後から、アルバム収録曲を音楽番組で披露するのかもしれません。

アルバムに入っている新曲は、今のところ、ラジオで散発的に流れるだけで、MVはなく、ダウンロードも出来ない。

このように音楽的展開が止まっている点も、見えないスケジュールと共に、今の乃木坂に、停滞感を漂わせる一因になっていて、15th選抜の発表を望む声を少なからず沸き上がらせている。

テレビでの楽曲パフォーマンスが始まれば、雰囲気が変わり、2ndアルバムへの関心がもっと高まるかもしれず、楽しみにしています。

何と言っても、今回の新曲も、秀逸な名曲揃いだそうなので(笑)。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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2ndアルバムで見えない乃木坂15枚目日程、選抜発表6月中旬、CD発売は8月上旬か [14May16]

2016-05-14 21:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

乃木坂の単独舞台を上演中!
じょしらく弐~時かけそば~』 in AiiA 2.5 Theater Tokyo
[トリプルキャスト配役表]
「ら」: 中田花奈 生駒里奈 能條愛未 松村沙友理 鈴木絢音
「く」: 斎藤ちはる 佐々木琴子 井上小百合 桜井玲香 渡辺みり愛
「ご」: 新内眞衣 樋口日奈 山崎怜奈 若月佑美 北野日奈子
[上演スケジュール]
05月12日(木) 1日目、第01公演(19:00「ら」第1pf)
05月13日(金) 2日目、第02公演(19:00「く」第1pf)
05月14日(土) 3日目、第03公演(13:00「ら」第2pf) & 第04公演(17:00「く」第2pf)
05月17日(火) 4日目、第05公演(14:00「ご」第1pf) & 第06公演(19:00「ら」第3pf)
05月18日(水) 5日目、第07公演(14:00「く」第3pf) & 第08公演(19:00「ご」第2pf)
05月19日(木) 6日目、第09公演(14:00「ら」第4pf) & 第10公演(19:00「く」第4pf)
05月20日(金) 7日目、第11公演(19:00「ご」第3pf)
05月21日(土) 8日目、第12公演(13:00「ご」第4pf) & 第13公演(17:00「ら」第5pf)
05月22日(日) 9日目千秋楽、第14公演(13:00「く」第5pf) & 第15公演(17:00「ご」第5pf)

05月14日(土) 18 : 56 ~ [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』に高山一実が出演

05月15日(日) 14枚目第4回個別握手会 in 東京・東京ビッグサイト
05月15日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 [AM_生放送] NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』。中元日芽香がMCを担当する乃木坂回で、ゲストメンバーは若月佑美。
05月15日(日) 18 : 00 ~ 18 : 30 [AM] 文化放送『乃木坂の「の」』。堀未央奈(MC)、伊藤純奈、和田まあやが出演。

05月16日(月) 19 : 00 ~ [地デ] テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間SP』のキンタロー。が講師となる授業に、高山一実が出演

05月18日(水) 24 : 25 ~ 24 : 55 [地デ] フジテレビ『UMAJOたちの夜会』に、白石麻衣と衛藤美彩が出演

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



14枚目「ハルジオンが咲く頃」個別握手会の応募は、以下のように、第18次を最終受付とすることが告知されました。

17次受付 : 05/12(木)~ 05/13(金)
18次最終受付 : 05/19(木)~ 05/20(金)

全国握手会はすべて終わり、個別握手会も明日開催される東京ビッグサイトを含め残り3会場。

いよいよ次のシングルが気になる季節になってきたので(笑)、今日は、15枚目のスケジュールを予想してみます。


選抜発表やCD発売の日程を考えるとき、何か束縛条件が必要ですが、夏シングルである15枚目に関しては、秋シングルである16枚目のリリース時期が、一つのポイントになります。

(表1) 乃木坂シングルリリースの年サイクル

05枚目 : 2013/03/13 [春] 君の名は希望
06枚目 : 2013/07/03 [夏] ガールズルール
07枚目 : 2013/11/27 [秋] バレッタ

08枚目 : 2014/04/02 [春] 気づいたら片想い
09枚目 : 2014/07/09 [夏] 夏のFree&Easy
10枚目 : 2014/10/08 [秋] 何度目の青空か?

11枚目 : 2015/03/18 [春] 命は美しい
12枚目 : 2015/07/22 [夏] 太陽ノック
13枚目 : 2015/10/28 [秋] 今、話したい誰かがいる

14枚目 : 2016/03/23 [春] ハルジオンが咲く頃
15枚目 : 2016/??/?? [夏]


乃木坂は、2013年以降、春、夏、秋と、毎年、3枚のシングルをリリースしてきました。

それぞれ似たような時期にCDが発売されていますが、2013年の秋シングル「バレッタ」が11月末にリリースされたのに対して、2014年の「何度目の青空か?」と2015年「今、話したい誰かがいる」は、10月に発売されている。

その理由として、2014年から、11月下旬に出場歌手が発表されるNHK紅白歌合戦を意識して、1年にリリースする3シングルをすべて選考対象に入れて貰うため、秋シングルの発売を10月末までに完了させたという見方があります。

もし、それが正しければ、乃木坂は、2年連続での紅白出場を目指しているだろうから、16枚目は10月までに発売する方が良い。


しかし、秋シングルを10月に間に合わせるのは、結構、大変なことです。

乃木坂のシングルは、オリコン初動を伸ばすため、毎週1回の個別握手会応募を、発売前に10次以上行うことが慣例になっています。

この2ヶ月以上に渡る長期応募によって、ファンは給料日2回分以上の資金を前提に、CDを購入することが可能で、70万枚を越える売り上げを生み出す、重要な仕掛けと言えます。

そのため、あるシングルから次のシングルまでの発売間隔は、10週以上に設定する必要がある。

16枚目を10月までにリリースするのであれば、15枚目の発売時期は、その10週以上前という条件が付きます。

(表2) 16枚目秋シングルを10月までにリリースする場合の最も遅い日程

CD発売 : 10/26(水)
集計締切 : 10/30(日)
算入応募 : 10/20(木)~10/21(金)
01次受付[08/11(木)~08/12(金)] => 11次分算入
01次受付[08/18(木)~08/19(金)] => 10次分算入
01次受付[08/25(木)~08/26(金)] => 09次分算入

#「集計締切」は、その日までの売り上げがオリコン第1週(初動)に計上される期限
#「算入応募」は、初動に算入されると思われる握手会セールスの最後の応募受付

今年10月最後の水曜日は10月26日で、その日にCDを発売するなら、オリコン初動の集計は10月23日(日)に締め切られます。

個別握手会の応募は毎週木曜金曜に行われるので、10月20日(木)~21日(金)に申し込まれた売り上げ分までが、オリコン第1週に計上されることになる。

すると、16枚目の第1次受付を8月11日(木)~12日(金)にすると、11次応募分までを初動に流し込める。

また、第1次受付が8月18日(木)~19日(金)であれば、10次分の算入が可能です。

13枚目「今、話したい誰かがいる」は11次分を計上するスケジュール、14枚目「ハルジオンが咲く頃」は10次分で、初動が前作を大幅に越えている。

ただ、現在、75万枚にまで膨れ上がった初動を考えると、9次分まで短縮するのは、前作割れの危険から、心理的に試みづらいんじゃないでしょうか。

従って、(表2)から分かるように、16枚目の秋シングルを10月中にリリースしたければ、個別握手会の応募を、遅くとも8月18日(木)までに開始しなければなりません。


しかし、8月17日(水)に15枚目を発売したのに、翌18日(木)に、16枚目の個別握手会応募を始めるなんてことは、普通やりません(笑)。

15枚目をリリースしてから、少なくとも数週間は経ってから、16枚目の話を始めるのが道筋で、あまりに早く次シングルへ進むと、今のシングルが売れなくなってしまう。

16枚目01次受付 : 08/18(木)~08/19(金)
15枚目発売日候補
0週前 : 08/17(水)
1週前 : 08/10(水)
2週前 : 08/03(水)
3週前 : 07/27(水)
4週前 : 07/20(水)

過去の例を見ても、今作のリリースから次作の個別握手会応募開始は、2週間以上、とくにシングルからシングルであれば3週間以上の間隔を空けているので、15枚目の発売日として、7月27日(水)、7月20日(水)あたりが、候補に挙がってきます。


一方、15枚目の個別握手会応募も、初動算入には10次以上が欲しいところですが、今週の木曜金曜に、そういった動きはなかったので、第1次応募は5月19日(木)~20日(金)以降になります。

(表3) 15枚目夏シングルの予想日程

CD発売 : 07/20(水)
集計締切 : 07/24(日)
算入応募 : 07/14(木)~07/15(金)
01次受付[05/19(木)~05/20(金)] => 09次分算入
01次受付[05/26(木)~05/27(金)] => 08次分算入
01次受付[06/02(木)~06/03(金)] => 07次分算入

CD発売 : 07/27(水)
集計締切 : 07/31(日)
算入応募 : 07/21(木)~07/22(金)
01次受付[05/19(木)~05/20(金)] => 10次分算入
01次受付[05/26(木)~05/27(金)] => 09次分算入
01次受付[06/02(木)~06/03(金)] => 08次分算入


上表が示すように、10次分以上を算入出来るのは、15枚目個別握手会の応募を、来週の木曜金曜である5月19日(木)~20日(金)に始め、CDを7月27日(水)に発売する場合のみです。

つまり、16枚目を10月中にリリースし、かつ初動算入を10次応募分以上確保するという条件を満たそうとすれば、15枚目の発売時期が自ずと限定されます。

最初に示したように、5月19日(木)~20日(金)は、14枚目「ハルジオンが咲く頃」個別握手会応募の最終受付であり、15枚目の応募を始めるには悪くないタイミングで、もし16枚目の10月中発売にこだわるなら、15枚目の7月27日(水)発売は、かなり妥当な予想に思えます。

(表4) 15枚目が7月27日(水)発売される場合の選抜発表日予想

選抜発表[05/22(日)] =9週+3日=> CD発売[07/27(水)]
選抜発表[05/29(日)] =8週+3日=> CD発売[07/27(水)]
選抜発表[06/05(日)] =7週+3日=> CD発売[07/27(水)]


選抜発表からCD発売までの期間は、過去14シングルにおいて、6週プラス3日が最短で、それは1枚目「ぐるぐるカーテン」と2枚目「おいでシャンプー」の二つだけです。

従って、7週プラス3日以上が適切な間隔で、そうすると、15th選抜の発表は、5月22日、5月29日、6月5日の深夜『乃木坂工事中』が候補です。

5月9日(日)の放送では、次回15日の内容は、今回に引き続き「来たれ新入部員!大募集大会!」と予告され、選抜発表はないようです。

ただ、16枚目10月発売の条件から導いた候補日が迫っていることは間違いありません。


「来たれ新入部員!大募集大会!」では、選抜とアンダーの両方が大勢出演していて、複数本撮りすることを考えると、やはり、近々、新選抜がお披露目されるのかなと、期待が高まってきます(笑)。

ただ、細かい話なんですが、前回の放送に出ていたのは、乃木坂36人中32人で、新内眞衣、中田花奈、西野七瀬、深川麻衣の4人が参加していませんでした。

まあ、後の収録には、加わるのかもしれないし、全員が揃っていないと、選抜発表出来ないわけでもないので、些細なことなんですが、あれ?、15枚目体制の発足は、まだ先のことなのかなと、迷う気持ちが湧いてきます。


実は、可能性が高そうに見える15枚目の7月27日(水)発売という予想には、2ndアルバムとの関係で、かなり無理な面があるんですね。

というのは、「それぞれの椅子」が5月25日(水)にリリースされるのに、上述の予想では、15枚目個別握手会の応募が5月19日(木)~20日(金)に始まる。

つまり、アルバムの発売前に、次シングルの握手会応募がスタートするわけで、過去に例を見ないケースです。


もちろん、アルバムは、シングルとは違う意味を持った音楽コンテンツなので、今シングルと次シングルのスケジュールを、明確に分離して、売り上げを食い合わないようにするときほどの慎重さは、要求されないかもしれません。

しかし、以下のように、1stアルバム「透明な色」から11枚目「命は美しい」へ移行するとき、CD発売から2週間ほど経って、個別握手会応募が始まっており、「前倒し」はしていません。

やはり、アルバムであっても、発売日の前に次シングルの話を始めると、ファンの関心がそちらに向いてしまい、売れ行きが鈍ることを懸念してるのだと思います。

(表5) 1stアルバムと2015年シングルの次作への移行状況

1stアルバム01次受付 : 2014/11/06(木)~11/07(金)
{10枚目14次受付 : 同上}
1stアルバムCD発売 : 2015/01/07(水)「透明な色」
2週+1日
11枚目01次受付 : 2015/01/22(木)~01/23(金)
{10枚目24次最終受付 & 1stアルバム11次受付 : 同上}
11th選抜発表 : 2015/01/18(日)深夜『乃木坂って、どこ?』
11枚目CD発売 : 2015/03/18(水)「命は美しい」

12枚目01次受付 : 2015/05/07(木)~05/08(金)
{11枚目16次受付 : 同上}
12th選抜発表 : 2015/05/10(日)深夜『乃木坂工事中』
12枚目CD発売 : 2015/07/22(水)「太陽ノック」
3週+1日
13枚目01次受付 : 2015/08/13(木)~08/14(金)
{12枚目15次受付 : 同上}
13th選抜発表 : 2015/08/30(日)深夜『乃木坂工事中』
13枚目CD発売 : 2015/10/28(水)「今、話したい誰かがいる」


7月27日(水)に15枚目を発売する案は、7月から8月に掛けて、特典イベントと全国ツアーがてんこ盛りになっていることからも、避けた方が良い日程かもしれません。

(表6) 7月末から8月末までの主要イベント日程

07月30日(土) 生駒里奈主演の映画『コープスパーティ Book of Shadows』全国順次ロードショー
07月31日(日) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券2枚 : 当選350名)「初!!メンバー対抗 乃木坂46ボーリング大会!!」

08月06日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』05日目 in 愛知・日本ガイシホール(第06公演18:30~)
08月07日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』06日目 in 愛知・日本ガイシホール(第07公演12:00~&第08公演17:00~)

08月11日(木祝) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券2枚 : 当選100名)「身を引き締めて幸運を!乃木神社にてメンバーとご祈祷!」
08月11日(木祝) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券1枚 : 当選350名)「初!!メンバーと"黒ひげ 危機一髪ゲーム"」
08月11日(木祝) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券1枚 : 落選50名)「残念!マネージャーと"黒ひげ危機一髪ゲーム"」

08月13日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』07日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第09公演18:30~)
08月14日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』08日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第10公演12:00~&第11公演17:00~)
08月18日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』09日目 in 福岡・福岡国際センター(第12公演18:30~)
08月19日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』10日目 in 福岡・福岡国際センター(第13公演18:30~)

08月28日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』11日目 in 東京・明治神宮野球場(第14公演16:00~)
08月29日(月)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』12日目 in 東京・明治神宮野球場(第15公演18:00~)
08月30日(火)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』13日目 in 東京・明治神宮野球場(第16公演18:00~)


7月27日(水)以降で、土曜日曜が空いているのは、8月20日(土)と21日(日)しかなく、しかも宮城と福岡から帰って来た直後です。

ここに15枚目個別握手会と全国握手会を入れるのは、もう鬼の所業と言うべきで(笑)、さすがにそんな無茶はしないでしょう。

つまり、8月末までは、イベントが目白押しで、15枚目の握手会を入れる余地は、ほとんどないんですね。

従って、15枚目の特典イベントは、何をどう足掻いても、9月に入ってからにならざるを得ない。

であれば、7月終わりに15枚目を出すより、もう少し待った方が、シングルの売れ行きには好都合になります。


では、2ndアルバム発売から少し間を取って、15枚目個別握手会応募をスタートさせるなら、どういったスケジュールになるんでしょう。

(表7) 2ndアルバムから15枚目シングルへの移行シミュレーション

2dnアルバム01次受付 : 2016/04/19(火)~04/22(金)
{14枚目15次受付 : 2016/04/21(木)~ 04/22(金)}
2ndアルバムCD発売 : 2016/05/25(水)「それぞれの椅子」

1週+1日
15枚目01次受付 : 2016/06/02(木)~06/03(金)
{2ndアルバム06次受付 : 同上}
15th選抜発表 : 2016/06/05(日)、06/12(日)、06/19(日)
15枚目CD発売 : 2016/08/10(水) => 初動10次分算入

2週+1日
15枚目01次受付 : 2016/06/09(木)~06/10(金)
{2ndアルバム07次受付 : 同上}
15th選抜発表 : 2016/06/12(日)、06/19(日)、06/26(日)
15枚目CD発売 : 2016/08/17(水) => 初動10次分算入

# 選抜発表の候補日は、個別握手会応募開始を、左から1週、2週、3週、「前倒し」した場合


2ndアルバム個別握手会応募は、第3次受付までしか、現在発表されていなので、上表の6次や7次は推測です。

ただ、第2次受付終了時点で、380部中73部の完売率19.2%のCDセールスが、今後、どのように上がっていくのか、毎回、運営が様子を見ながら、人気メンバーがあらかた売り切った時点で、15枚目の応募をスタートさせるつもりじゃないでしょうか。

(表7)に示したシミュレーションで、私が今、もっとも確率が高いのではと考えているのは、次のスケジュールです。

15枚目01次受付 : 2016/06/02(木)~06/03(金)
選抜発表[06/19(日)] =7週+3日=> CD発売[08/10(水)]

理由は、深川麻衣の卒業コンサートが、6月15日(水)と16日(木)に行われるので、その直後の6月19(日)に選抜発表するのは、新体制発足のタイミングとして適切なこと。

さらに、8月11日(木祝)は、2ndアルバムの特典イベントで、全国ツアー関連以外のものが終わり、15枚目を発売する区切りとして良いことです。

「乃木神社にてメンバーとご祈祷!」は、15枚目のヒット祈願にすれば、ファンもメンバーも、より盛り上がるんじゃないかと(笑)。


もちろん、16枚目を10月中に発売する場合、その個別握手会応募の開始リミットは8月18日(木)~19日(金)なので、15枚目リリースが8月11日(木祝)だと、秋シングルは11月以降になってしまいます。

アルバムの売り上げに少し目をつぶって、16枚目リリースを10月に収めるのか、それとも、10月発売を諦めて、アルバムの販売に力を入れるのか。

前者であれば、15枚目リリースは7月27日(水)、後者であれば、8月以降の発売になるでしょう。

どちらを選ぶかは、運営の考え方次第ですが、そもそも何故、こんなメンドクサイ時期にアルバムを出す気になったのか、その辺の理屈はさっぱり分かりません。


「サイレントマジョリティー」で爆発的なスタートダッシュを切った欅坂は、近々、新曲を披露するとの情報が流れていて、2枚目シングルが始まろうとしているのかもしれません。

今や、もっとも怖いライバルとなった欅坂と、今後、握手会人気を巡って、シビアな競争が起こりつつあるとき、自身のアルバムとシングルの間で、ファンの分配調整を迫られるなんて、あまりに暢気なやり方に見えるんですが、何か、とんでもない深謀遠慮でもあるんでしょうか。

乃木坂運営が、数を増やし過ぎたお手玉を、どのように上手くさばいていくのか、今年は、熱い夏になりそうですね(笑)。



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2015年9月 ~
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// 星野みなみの溢れる魅力

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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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2016年タレントパワーランク、乃木坂とBABYMETALが台頭も、AKB48総崩れで一時代の終了か [12May16]

2016-05-12 21:45:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

05月12日(木) 舞台『じょしらく弐~時かけそば~』初日 in AiiA 2.5 Theater Tokyo
「ら」: 中田花奈 生駒里奈 能條愛未 松村沙友理 鈴木絢音
「く」: 斎藤ちはる 佐々木琴子 井上小百合 桜井玲香 渡辺みり愛
「ご」: 新内眞衣 樋口日奈 山崎怜奈 若月佑美 北野日奈子
[上演スケジュール]
05月12日(木) 1日目、第01公演(19:00「ら」第1pf)
05月13日(金) 2日目、第02公演(19:00「く」第1pf)
05月14日(土) 3日目、第03公演(13:00「ら」第2pf) & 第04公演(17:00「く」第2pf)
05月17日(火) 4日目、第05公演(14:00「ご」第1pf) & 第06公演(19:00「ら」第3pf)
05月18日(水) 5日目、第07公演(14:00「く」第3pf) & 第08公演(19:00「ご」第2pf)
05月19日(木) 6日目、第09公演(14:00「ら」第4pf) & 第10公演(19:00「く」第4pf)
05月20日(金) 7日目、第11公演(19:00「ご」第3pf)
05月21日(土) 8日目、第12公演(13:00「ご」第4pf) & 第13公演(17:00「ら」第5pf)
05月22日(日) 9日目千秋楽、第14公演(13:00「く」第5pf) & 第15公演(17:00「ご」第5pf)

05月13日(金) 22 : 00 ~ 22 : 45 [FM] NHK‐FM『ヒャダインの"ガルポプ!"』に、生田絵梨花が出演

05月14日(土) 18 : 56 ~ [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!! 2時間SP』に高山一実が出演

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



月曜深夜に放送された『NOGIBINGO!6』、キックボクシングジムで、秋元真夏がいい感じに吹っ飛んでましたね(笑)。

鍛えまくっているのがありあり分かる女性の世界チャンピオンに向かって、「可愛らしくて華奢だから、大したことないと思う」と、事前に煽ってくるあたり、出川哲朗の芸風そのままで、まなったんは、アイドルではなく、本当にリアクション芸人を目指しているのかもしれないと、観ていて、畏敬の念すら湧いてきました(笑)。

ただ、怪我だけは注意して欲しい。

出川は、リアクション芸の鉄則は、どんなことがあっても怪我をしないことだと言ってます、なぜならオンエアしてくれないからだそうです(笑)。

ぬるま湯でも熱湯と同じじゃないけど(笑)、安全だけは押さえて、その上で、己の信じる方向へ、がんがん突き進んで行って下さいませ。


あと、生田絵梨花もいい味出してました。

何でしょう、手と脚が同時に出て来て、相手に一切ダメージを与えそうにない、あのキックは(笑)。

やはり、いくちゃんも、乃木坂のバラエティには欠かせないド派手な存在で、そういう目を見張るようなシーンを、計算なしで、毎回、叩き出すことろが天才と言われる理由の一つなんだと思います。


それにしても、一心不乱にパンチとキックを繰り出す衛藤美彩、目がマジモードに入っていて、若干、怖かったです。

最近、握手会で色々あったそうで、「お前らいい加減さらせや」と心でつぶやきながら、ストレスを発散しているんでしょうか(笑)。

握手会に限らず、女性アイドルは、ストレス溜まり放題の仕事だろうから、キッボクシングであれ、何であれ、それでスッキリするのなら、どんどんやればいいと思う。


年齢を考えると、彼氏を作ったり、男女の友人みんなでワイワイ騒ぐのが、効果的な気がするけど、文春さんが心配して、すぐに様子を見にやって来るので(笑)、困ったもんです。

恋愛は事実上の禁止状態、合コンはアウト、太ったらダメ、お酒も嗜む程度、しかも清純で行儀良くなんて、アイドル、とくに乃木坂メンバーであるのは、本当に大変だと思います。

まあ、あまり思い詰めないで、行けるところまで頑張って、限界を感じたら、卒業して第2章を始める、そんな気持ちで良いんじゃないしょうか。


さて、「日経エンタテイメント!」の2016年6月号に、毎年恒例の「タレントパワーランキング」が発表されました。

幅広い年齢層の男女を対象に、タレント個人や所属グループに対する知名度と関心度をアンケート調査して、そこから「スコア」を算出して順位を付けたものです。

調査の規模が大きく、手法の信頼度も高いため、タレントの最新人気を知るデータとして、注目されています。


女性アイドルに関しては、毎年、個人のTOP30と、グループのTOP20をスコアと共に発表しており、そこから、現在のアイドルに対する社会的関心度の変遷が読み取れます。

ただ、今年は、女性グループのランキングを、TOP15までしか載せていません。

あれこれスコアを眺めていると、2016年に、グループランキングが、TOP20からTOP15に縮小された理由は、女性アイドルに対する関心が、ここ1年で大きく低下してしまったことではないか、そう考えたくなります。

どういうことなのか、ランキングを見ながら説明していきます。

まずは、個人TOP30から。

(表1)「女性アイドル(個人)TOP30」のメンバー変遷

2105年のTOP30におり、16年のリストに名前が載っていない人 (out)
川島海荷 (9nine)
川栄季奈 (AKB48)
松井玲奈 (SKE48)
兒玉遥 (HKT48)

2105年のTOP30におらず、16年のリストに名前が載っている人 (in)
西野七瀬 (乃木坂46)
橋本奈々未 (乃木坂46)
加藤玲奈 (AKB48)
秋元真夏 (乃木坂46)


2015年のTOP30タレントで、今年、リストに名前がなかったのは4人。

その内、川島海荷、川栄季奈、松井玲奈は、「卒業」などによって、グループ活動から離れたため、リストの対象から外されたのでしょう。

一方、兒玉遥は、HKT48に在籍しているので、スコアを落としたため、30位圏外になったのだと思います。

兒玉さんは、2015年はスコア7.3、そして、今年の30位はスコア5.4なので、おそらく1.9以上、スコアが下がった筈です。


この抜けた4人に代わって、今年、TOP30にランクインしたのは、西野七瀬、橋本奈々未、秋元真夏の乃木坂メンバー3人と、AKB48の加藤玲奈。

AKB48は、川栄季奈がTOP30の対象外となったものの、加藤玲奈が新たに入り、その結果、ランクインした人数は、昨年と同じ11人。

しかし、AKB48Gとして捉えると、3人がリストから抜け、入ったのは1人なので、18人から16人に減少しています。


乃木坂は、昨年の生駒里奈、白石麻衣、生田絵梨花は今年もランクイン、さらに、3人が新たに加わり、計6人と大きく存在感を増しています。

このように、TOP30への出入りを調べるだけで、乃木坂46の飛躍は明らかです。

しかし、さらに詳しくスコアの変動を分析すると、女性アイドルを取り巻く環境が様変わりして、ファンとして、良かった良かったと諸手を挙げて喜んでもいられない、深刻な状況であることに気づかされます。

(表2)「女性アイドル(個人)TOP30」におけるスコア変動

女性アイドルTOP30のスコア合計
381.9 ('15) → 341.9 ('16)

スコア1.0以上の上昇
+3.1 : Ami (E-girls)
+2.4 : 橋本環奈 (Rev from DVL)
+2.0 : 山本彩 (NMB48)
+1.7 : 生田絵梨花 (乃木坂46)
+1.4 : 松井珠理奈 (SKE48)
+1.0 : 生駒里奈 (乃木坂46)


個人TOP30の各人スコアをすべて足した合計が、昨年の381.9に対して、今年は341.9と、なんと40ポイントも落ちている。

TOP30に入ったアイドルの顔ぶれは、(表1)に示した通り、2015年と16年で、あまり変わっていないけど、スコアを下げる人が続出しています。

ただ、いきなり景気の悪い話も何なので(笑)、とりあえず、数は少ないけど、スコアを上げた人を載せておきました。


上表のように、スコアの上げ幅がもっとも大きかったのは、E-girlsのAmiで、3.1ポイントもアップ、さらに2番手は、Rev from DVLの橋本環奈で、2.4ポイントのアップでした。

つまり、上げ幅トップ2は、AKB48Gでも、乃木坂でもない人で、AKB48式アイドルの人気が伸び悩んでいる一端が見えてきます。

続く3位以降は、AKB48Gと乃木坂からです。

48Gは、2.0アップの山本彩と1.4アップの松井珠理奈、乃木坂は1.7アップの生田絵梨花と1.0アップの生駒里奈。


生田絵梨花は、2015年11月のミュージカル『リボンの騎士』に主演したことで、2014年10月の主演舞台『虹のプレリュード』も話題となり、スコア上昇の原動力になったと思われます。

生駒里奈は、ソフトバンクのギガ学割CMで、子犬の声を担当したこと、さらには、ゴールデンタイムのバラエティ番組に出まくっていること(笑)、が大きいんじゃないでしょうか。

ソフトバンクのCMはオンエア回数が非常に多いし、テレビの人気バラエティは視聴率が高いので、メディアへの露出量は相当なレベルに達していると思います。


山本彩は、2015年度下半期のNHK連続テレビ小説『あさが来た』で、主題歌となった「365日の紙飛行機」がヒットし、そのメインボーカルを担っていたことから、知名度と関心度が上昇、スコアのアップにつながったと思います。

映画「ちはやふる」の主題歌「FLASH」を担当して、脚光を浴びているPerfumeもそうですが、人気のあるドラマ系作品の関連曲を歌うのは、アーティストとしての注目度を上げるのに、大変なアドバンテージとなるのでしょう。

松井珠理奈は、松井玲奈がSKE48を卒業し、W松井と呼ばれるトップ2が1人となり、グループの牽引役として、これまで以上に、期待と注目が集まったのかもしれません。


山本彩と松井珠理奈は、このようにスコアを昨年より伸ばしていますが、AKB48G全体を眺めると、一般関心度が上がっているとは、到底言えない状況になっています。

山本・松井と新規ランクインの加藤玲奈を除くと、TOP30入りした48Gメンバーは13人ですが、この中で、渡辺麻友と北原里英は昨年と同じスコアだったものの、残り11人全員がスコアを下げてしまっている。

ん~、はっきり言って、総崩れ状態です。


さらに、グループそのものに対するスコアも、とくにAKB48とHKT48が厳しい数字になっています。

(表3)「タレントパワーランキング」による、AKB48Gの2015年から16年へのグループ及びメンバーの人気変動

凡例
[グループ名]
2015年のグループに対するスコア (女性アイドル(個人)TOP30にランクインした人数、ランクインメンバー全員のスコア合計)
↓グループに対するスコアの変動
2016年のグループに対するスコア (女性アイドル(個人)TOP30にランクインした人数、ランクインメンバー全員のスコア合計)

2016年の個人スコアから2015年のそれを引いた数値 : メンバー名

# 女性グループのスコア上位ランキングは「日経エンタテイメント!」2015年6月号ではTOP20を載せていたが、2016年6月号ではTOP15までしか示していない
# 各メンバーの2015年から16年へのスコア変動値は、正方向へ高い順にランキングしている

[AKB48]
20.4 (10人, 145.4)
↓-3.7
16.7 (11人, 133.4)

±0.0 : 渡辺麻友 北原里英
-0.6 : 入山杏奈
-0.8 : 小嶋陽菜
-1.7 : 小嶋真子
-1.8 : 高橋みなみ
-2.0 : 峰岸みなみ
-2.1 : 横山由依
-4.0 : 柏木由紀
-4.5 : 島崎遥香
新規TOP30入り : 加藤玲奈

[NMB48]
10.8 (2人, 20.6)
↓-0.8
10.0 (2人, 22.4)

+2.0 : 山本彩
-0.2 : 渡辺美優紀

[HKT48]
10.5 (3人, 35.1)
↓-1.5
09.0 (2人, 26.7)

-0.3 : 宮脇咲良
-0.8 : 指原莉乃
30位圏外へ : 兒玉遥

[SKE48]
8.2 (2人, 25.1)
↓+0.2
8.4 (1人, 12.8)

+1.4 : 松井珠理奈
卒業により対象外 : 松井玲奈


AKB48では、柏木由紀と島崎遥香が、大きくスコアを落としています。

柏木由紀は、あるいは、例の文春記事が影響しているかもしれない。

ジャニーズの人気メンバーと云々といった恋愛関係の記事が出ると、好感度が下がるというより、「ほとぼりを冷ます」ため、活動や言動がやや控えめになってしまい、存在感を示しずらくなるのが痛いですね。

島崎遥香は、2015年夏からしばらくの間、体調不良による休養を取ったことが、関係しているんでしょうか。

その後は、映画『劇場霊』で主演を務めるなど、女優業を中心に仕事を活発化させていますが、力を入れているドラマ方面で、ヒット作がまだないことから、スコアが上がってこないのかもしれません。

しかし、グループに対するスコアと、メンバー全員のスコア合計が、共にはっきりと下落しているので、個々のメンバーが抱える問題というより、AKB48全体の人気が勢いを失いつつあると言わざるを得ません。


「支店」に目を向けると、まず、NMB48は、個人スコアを伸ばしている山本彩がいるにも関わらず、昨年から、0.8ポイントの下落で、彼女の上昇気流がグループを浮上させている感じではない。

今年は、渡辺美優紀の卒業が予定されているので、NMB48を取り巻く環境は、さらに厳しくなることが予想されます。

HKT48は、1.5ポイントと、大きくグループスコアを落とし、個人TOP30へのランクインも、3人から2人に減少。

また、SKE48は、グループスコアは、昨年とほぼ同じですが、松井玲奈という大きな看板を失ったことで、TOP30ランクインメンバーのスコア合計が大きく下がっていて、松井珠理奈が1人で引っ張る印象が強くなっています。

3グループの比較すると、昨年も今年も、高い順に、NMB48、HKT48、SKE48となり、NMB48のスコアは落ちているのに、HKT48とSKE48もスコアを伸ばせず、下位からトップに躍り出るような変動はありませんでした。

HKT48「74億分の1の君へ」とSKE48「チキンLINE」は、MVの再生回数や Billboard JAPAN Hot100 での「ツイート数」が、重たい推移を示しており、タレントパワーランキングからも、一般関心度の回復が急務じゃないでしょうか。


最新シングルにおける、CD売り上げの大幅前作割れが示すように、AKB48Gは、握手会を支えてきたコアファンの減少に苦しんでします。

しかし、楽曲指標やタレントパワーランキングは、そこに加えて、ライトファンやソフトファンの関心も落ちている現実を示している。

AKB48Gに関しては、2016年に入って、多岐に渡る指標において、次々と厳しい数字が出ており、何か根本的な方針転換を図らないと、グループの存続そのものが危機に晒されることになりかねません。


一方、乃木坂46は、順調に一般関心度を上昇させているようです。

(表4)「タレントパワーランキング」による、乃木坂46の2015年から16年へのグループ及びメンバーの人気変動

凡例
[グループ名]
2015年のグループに対するスコア (女性アイドル(個人)TOP30にランクインした人数、ランクインメンバー全員のスコア合計)
↓グループに対するスコアの変動
2016年のグループに対するスコア (女性アイドル(個人)TOP30にランクインした人数、ランクインメンバー全員のスコア合計)

2016年の個人スコアから2015年のそれを引いた数値 : メンバー名

[乃木坂46]
11.4 (3人, 29.9)
↓+2.2
13.6 (6人, 52.2)

+1.7 : 生田絵梨花
+1.0 : 生駒里奈
+0.4 : 白石麻衣
新規TOP30入り : 西野七瀬 橋本奈々未 秋元真夏


グループスコアは2015年の11.4から、16年は2.2アップの13.6。

TOP30へのランクインも、昨年の3人から、今年は6人に倍増、スコア合計も、29.9から52.2へ、大幅にアップしています。

しかし、もっとも順位の高い生駒里奈でも10位以内に入っておらず、ほとんどのAKB48Gメンバーがスコア落としているにも関わらず、乃木坂メンバーが上位に食い込む状況には至っていません。


さらに指摘したいのは、(表2)が示すように、乃木坂の台頭によって、女性アイドル全体のスコアが伸びているわけではない。

アイドル全体が人気を失っていく中で、AKB48Gから乃木坂へ、関心の移行が一部で起こり、乃木坂のスコアが上昇している。

しかし、乃木坂がかつてのAKB48に代わる存在となり、何かのブームを起こしつつある、という風には見えません。

(表5)「女性グループTOP15」による各グループの人気変動

女性ルグープTOP15のスコア合計
166.8 ('15) → 160.4 ('16)

スコア1.0以上の上昇
+2.2 : 乃木坂46
+1.7 : BABYMETAL
+1.4 : Perfume

スコア1.0以上の下落
-1.2 : モーニング娘。
-1.2 : ℃-ute
-1.3 : フェアリーズ
-1.5 : HKT48
-1.8 : E-girls
-3.7 : AKB48
-3.8 : ももいろクローバーZ


ももいろクローバーZ、AKB48という、女性アイドルの人気を牽引してきた二つのグループが、今年、大きくスコアを落としています。

さらには、E-girls、HKT48、フェアリーズ、℃-ute、モーニング娘。といったメジャーアイドル界を支えてきたグループにも、軒並み、スコアの低下が起こっている。

逆に、明確にスコアを上げたのは、乃木坂46、そしてBABYMETALとPerfumeです。


従来型の「女性アイドル」に、社会が関心を失いつつあり、その中心にいるAKB48Gは、急速に人気を落としつつある。

逆に、PerfumeやBABYMETALのような、しっかりした音楽スキルをベースに、特徴的なステージを展開するグループが、注目を集め始めています。

「FLASH」と「KARATE」のMV再生回数やアルバム「COSMIC EXPLORER」と「METAL RESISTANCE」の iTunes Store ランキングを見ても、これらのグループが人気を上げているのは間違いないでしょう。

そして、欅坂46「サイレントマジョリティー」の快進撃は、AKB48Gとは全然異なった雰囲気を感じさせるグループが、アイドルらしかぬ(笑)、何か特徴的で、チャレンジングな音楽を試みていると捉えられたことが、原動力になっている気がします。


「サイレントマジョリティー」は、そのベースに「制服のマネキン」があるという意見をよく目にします。

乃木坂46は、AKB48と同じ「従来型アイドル」の要素に加え、「制服のマネキン」「君の名は希望」といった、「新型アイドル」の側面も持ち合わせている。

そして、欅坂46は、デビューに際して、「新型アイドル」の要素を取り込み、「サイレントマジョリティー」を生み出した。


今の乃木坂46は、6枚目「ガールズルール」以降、「従来型アイドル」のテイストを強化し、AKB48Gのファンを呼び込むことで、グループの人気を上げてきました。

2016年の「タレントパワーランキング」は、CDセールスを支えるコアな層だけでなく、より幅広いライト層や一般層においても、乃木坂への関心が高まっていることを示しています。

しかし、その関心度上昇は、あくまで「従来型アイドル」の枠内に留まっていて、AKB48Gからのファン流出を乃木坂が受け止める範囲を出ていないように見える。

乃木坂が、次世代の新しいアイドル像を示し、これまで無関心だった層を呼び込み、アイドル人気全体をV字回復させるような雰囲気は、少なくとも今のところ、漂っていないように感じます。


一方、乃木坂の「新型アイドル」路線を、デビュー曲において採用した欅坂46には、時代を変えていく期待が集まっている。

「サイレントマジョリティー」がMV再生回数や iTunes Storeランキングで、乃木坂に出来なかったことを、次々と成し遂げていくのは、多くの人が、そこに新しい方向性を感じるからじゃないでしょうか。

ただ、その方向性のルーツが、初期乃木坂にあることは、あまり知られていない。


かつて乃木坂が目指した「制服のマネキン」という「新型アイドル」路線。

女性アイドル界全体が地盤沈下を起こし始めている今、乃木坂が、さらに坂を上っていくには、「従来型アイドル」路線によって、AKB48Gのファンを取り込んできた、「ガールズルール」以降の手法を見直し、初期乃木坂のテイストを再度取り込むべきだと思います。

乃木坂には、以前、高い評価を受け、欅坂がそれを受け継いで成功させている、「もう一つの道」がある。

「制服のマネキン」と「君の名は希望」は、当時も今も、幅広い層からの反響があるのだから、それらのテイストを今の乃木坂に合った形で復活させるのは、試してもいい手法じゃないでしょうか。


「タレントパワーランキング」では、グループ、メンバーともに良好な順位とスコアを見せた乃木坂ですが、各種の楽曲指標は、乃木坂の音楽的存在感が決して高くないことを示しています。

(表6) YouTube公開MVの再生回数

#「現在累計」は、2016/05/12(木)00:30での数字
# 「全期平均」の対象期間は、公開開始から05/12(木)00:30まで

乃木坂46「ハルジオンが咲く頃」MV(short ver.)
公開開始 : 2016/03/22(火)
公開終了 : 未定
収録CD : 同名シングル(14枚目表題曲)
CD発売 : 2016/03/23(水)

[現在累計] 50万回 (51日目)
[全期平均] 1.0万回/日
[最近平均] 0.7万回/日
# 「最近平均」の対象期間は2016/05/10(火)23:00~05/12(木)00:30


AKB48「翼はいらない」MV(short ver.)
公開開始 : 2016/04/28(木)
公開終了 : 未定
収録CD : 同名シングル(44枚目表題曲)
CD発売 : 2016/06/01(水)

[現在累計] 46万回 (14日目)
[全期平均] 3.6万回/日
[最近平均] 1.1万回/日
# 「最近平均」の対象期間は2016/05/10(火)23:00~05/12(木)00:30


HKT48「74億分の1の君へ」MV(short ver.)
公開開始 : 2016/04/04(月)
公開終了 : 未定
収録CD : 同名シングル(07枚目表題曲)
CD発売 : 2016/04/13(水)

[現在累計] 30万回 (14日目)
[全期平均] 2.2万回/日
[最近平均] 1.1万回/日
# 「最近平均」の対象期間は2016/04/14(木)15:00~04/18(月)12:00


「ハルジオンが咲く頃」のMVは、現在、ショートバージョンが公開されていますが、全期間に渡る1日平均再生数は1.0万回/日、最近の短期では0.7万回/日と、もの凄く厳しい状況になっている。

無料公開のMVは、ショートバージョンであっても、グループの音楽やメンバーを知ってもらう、最初の入り口なので、再生数が低いということは、今後、ファンになってくれる人が少ないということを意味します。

つまり、今は良いけど、これからファン数が減少に転じる危険がある。


AKB48の「翼はいらない」MVも、再生状況が極めて低調で、まだ公開14日目にも関わらず、全期平均が3.6万回/日、最近平均は1.1万回/日です。

HKT48「74億分の1の君へ」のMVは、公開14日目で、全期平均2.2万回/日、最近平均は1.1万回/日だったので、あまり変わらない再生数となっていて、CD売り上げではミリオンが確実なシングルの表題曲ながら、頭を抱えたくなるような数字です。

そして、AKB48Gは、2016年の「タレントパワーランキング」において、総崩れと言いたくなるようなスコアの下落を見せている。

YouTube公開MVの再生数伸び悩みを、そのまま放置していると、新規ファンの獲得力が弱くなり、やがてファン数が減少し始め、一般関心度が下がっていくでしょう。

「ハルジオンが咲く頃」MVの低調な再生数推移は、乃木坂が「従来型アイドル」の一員として、AKB48Gと同じ道を辿ることを、静かに警告していると思います。


グループスコアを大きく伸ばしたPerfumeとBABYMETALは、いずれも楽曲のMV再生回数がずば抜けて良く、欅坂46も同じ特徴を示している。

2017年、2018年のランキングで、どのグループが人気を上げるのか、そして乃木坂はさらにスコアを伸ばせるのか。

MVの再生回数やダウンロード数といった楽曲指標が、その問いに対する答えの鍵になると思います。


握手会人気による固定化選抜ではなく、楽曲中心の選抜を発足させ、音楽的にも映像的にも作り込んだMVを公開する。

その方向に進まなければ、乃木坂は、最後のAKB48式アイドルで終わってしまう危険がある。

それでも、乃木坂の遺伝子を一部継承している欅坂が、最初の新式アイドルになれば良いんですが、「けやき坂」で11人を採用したのを見ていると、また、同じことの繰り返しなのかと、ちょっとブルーな気分になってきます。

まあ、私が何をどう感じようが、欅坂運営の方針は微塵も変わらないだろうから、余計な心配をしてもしょうがないんですが(笑)。


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