ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

目指せタコのパウル君・その8 ~ 準決勝・ドイツ対スペイン

2010-07-07 01:47:13 | Weblog
なんとタコのパウル君は、この試合について、スペインの勝利を予想したとか。ドイツの水族館で飼われているのに、ぶれない姿勢は見事です。軟体動物なのに一本筋が通っている(笑)。

しかし、この予想も難しいですよね。両方強いし、実績もある。

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// 予想
2 – 1で、ドイツの勝利

// ドイツ
4 – 0 オーストラリア
0 – 1 セルビア
1 – 0 ガーナ
4 – 1 イングランド
4 – 0 アルゼンチン

得失点差+11、失点2。

若手、中堅、ベテランが噛み合って、チーム力は間違いなく今大会No1。強い組織力に加えて、ゴールキックからクローゼがそのままゴールするなど、個人技による得点力も相手チームとって脅威。

4ゴール3アシストのミュラーの累積警告による欠場が、大きな痛手であるのは間違いない。しかし、シュバインシュタイガーとエジルも、同じく3アシストを挙げていて、どこからでもボールが出せる多彩な攻撃パターンと分厚い選手層を考えれば、致命的とまでは言えないだろう。

// スペイン
0 – 1 スイス
2 – 0 ホンジュラス
2 – 1 チリ
1 – 0 ポルトガル
1 – 0 パラグアイ

得失点差+4、失点2。

パスサッカーを中心に、ハイレベルな個人技を組み合わせて、ゴールをこじ開ける多彩で華麗な攻撃力を持つチーム。また、パラグアイ戦で見られたように、相手の守備パターンに応じて、途中から、攻撃パターンを変えることが出来る柔軟性も、強さの一因。

ただ、総得点6のうち、5点がビジャによるもので、ドイツ守備陣からすれば、ゲームプランを立て易いかもしれない。

// 結局のところ
イングランドとアルゼンチンを大差で破り、その実力を見せつけたドイツだが、セルビアには破れ、ガーナにも苦戦している。

この二チームに共通するのは組織サッカーで、傑出した個人の力ではなく、チーム力に重点を置いて戦ってくる相手には、比較的弱いと見ることも出来る。スペインは、組織力と個人技の両方を兼ね備えたチームなので、総得点13のドイツといえども、簡単には得点できないだろう。

しかし、スペインは、これまでディフェンス中心のチームとの対戦がほとんどで、ドイツのような攻撃力を持つチームは始めてである。得意のパス回しも、相手がディフェンシブであったからこそ、効果的だったのかもしれない。また、失点2のディフェンスも、真の力を試されてはいない感がある。

得失点差では、圧倒的に勝っているドイツであるが、ミュラーの欠場、組織サッカーを苦手とすること、スペインの高い個人技などを考えると、過去二戦のような大勝はないのではないか。

そこで、予想は、ドイツが1点を先制、その後、スペインが1点を奪い同点。膠着状態が続くが、後半終盤にドイツが追加点。2 – 1でドイツの勝利とした。

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パウル君は、スペインの勝利を予想したので、いよいよ、一騎打ちの予想対決です。

でも、なぜか勝てる気がしません。やはり、的中率100%の実績というのは、タコながら、すごい説得力がありますね。この予想書くときも、「やっぱり、スペインかなあ」と、何度も考え直しました(笑)。

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目指せタコのパウル君・その7 ~ 準決勝・ウルグアイ対オランダ

2010-07-06 03:26:55 | Weblog
いよいよ、準決勝。まずは、嵐を呼ぶ南米ブラザーズの兄貴分、ウルグアイの登場です。もちろん、弟はパラグアイで、この二チームの出る試合は、FWが両手でボールを叩き落してゴールを守ったり、たった数分の間に自チームと相手チームの両方がPKを貰い両方が外したり、普通では終わりません。

一方のオランダは、もう盤石という言葉しか出てこないほど強力で安定しています。何といっても、予選からここまで、負けどころか引き分けすらなく勝ち続けているわけで、文字通りの常勝チームです。

では、予想の方を。

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// 予想
1 – 1のPK戦で、ウルグアイの勝利

// ウルグアイ
0 – 0 フランス
3 – 0 南アフリカ
1 – 0 メキシコ
2 – 1 韓国
1 – 1 (PK 4-2) ガーナ

得失点差+5、失点2。

ウルグアイにとって、ガーナ戦でハンドにより退場となったスアレスが、試合に出られないのは厳しい。ここまでの総得点7のうち、スアレスは3点を挙げていて、同じく3点のフォルランと並んでウルグアイFWの双璧の一人。

スアレスの欠場でウルグアイの得点力が落ちるのは避けられない。ただ、チーム一丸となってゴールを守る失点2のディフェンスは強固で、オランダといえども簡単には得点できないだろう。

また、スアレスがいないことで、オランダのマークがフォルランに偏った場合、他の伏兵にカウンターを許す可能性も出てくる。

// オランダ
2 – 0 デンマーク
1 – 0 日本
2 – 1 カメルーン
2 – 1 スロバキア
2 – 1 ブラジル

得失点差+7、失点3。

これまでに5ゴールを決めたスナイデルを筆頭に、カイト、ベルシーなど得点力の高い選手がずらりと並ぶ上に、復帰したロッベンがスロバキア戦で得点し、強力な攻撃陣がさらに厚みを増してきている。

ブラジルに対する圧巻の勝利は、優勝候補の呼び声高いオランダの実力を、強烈にアピールすることになった。

// 結局のところ
オランダの攻撃力は強力だが、一試合の最高得点は2点。傑出したタレントが多過ぎて連携が難しいのか、オランダペースで試合を進めながら、チャンスをものに出来ないシーンも少なくない。

また、組織的ディフェンスを展開する日本との試合では、1点しか得点できなかった。ウルグアイのディフェンスは、今大会随一と言っても過言ではないほど堅く、準々決勝でスペインの多彩な攻めを80分以上かわし続けたパラグアイにも、引けをとらない。

また、スアレスの欠場は大きいものの、カウンターなどで、少ないチャンスをものにするウルグアイの決定力は侮れない。

そこで、予想としては、オランダの攻撃陣が、ウルグアイの堅いディフェンスを崩せず、後半中盤くらいまで0 – 0の状態が続き、焦りの見え始めたオランダの隙をついて、カウンターでウルグアイが先制。その後、終盤に入って、ウルグアイの動きが鈍り、オランダがゴールを決めて同点に追いつく。

延長に入るも決着がつかず、PK戦となり、ウルグアイが勝利。

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まるっきりのサッカー素人なので、思い切って、見てきたかのような予想を書いてみました。初めは、後半28分にコーナーキックからフォルランがゴールとか、そこまで書こうかと思いましたが、さすがにそれは止めました。

そうなると、予想というよりは予知だし、万が一、本当に的中しても、逆に慌てるので(笑)。

さあ、実際は何が起こるんでしょう。楽しみですね。

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目指せタコのパウル君・その6 ~ 準々決勝・答え合わせ

2010-07-05 01:19:38 | Weblog
その5からの続き。

(アルゼンチン対ドイツ)
// 予想
両チーム1点ずつ得点して延長戦に突入し、ドイツが追加点を挙げ、その後、アルゼンチンの猛攻をしのいで1 – 2 でドイツの勝利

// 結果
開始早々の前半3分に、ドイツがセットプレーで先制点。その後、アルゼンチンも徐々に攻勢を強めて、再三ドイツゴールに迫るが、あと一歩及ばず。すると、後半23分にミュラー、ボドルスキーとつないでクローゼがゴール。ワンチャンスをものにしたドイツが、その後は主導権を握り、さらに2点を入れて、4 – 0 でドイツの勝利

// 評価
勝敗は当てたが、大差での勝利は予想外。ただ、予想において、ドイツの実力を過小評価しなかったことは、プラス点。

先制点を奪ってから、ドイツが2点目を入れるまでは、基本的には、予想通りの拮抗したゲーム展開。しかし、アルゼンチンの攻撃を、ドイツがことごとく潰して、決定的チャンスを作らせなかったことが、ドイツの次の1点につながった。

アルゼンチンは、ドイツの強靭なディフェンスによって、次第に攻撃のバラエティを失っていき、個人技に頼った単調で散発的な攻めに陥ってしまった。

後半は、劣勢を挽回すべく、メッシがアシストではなく、自らゴールを奪いに行ったが、現在のアルゼンチンには、それを支える組織的な仕組みがなく、彼の力が生かされなかった。

結局、「メッシをどう生かすのか」という問題に、最後まで答えを出せなかったことが、アルゼンチンの敗北へとつなっがた感がある。予想の際、それまでの成績が素晴らしくても、個人と組織の融合など、チームに何か本質的問題点が残っている場合は、大きなマイナス要素と見るべきかもしれない。

過去四試合の得失点差と失点は、アルゼンチンが+8の2、ドイツが+7の2。しかし、結果は、4 – 0 の大差でドイツ。進化するドイツとメッシを生かせないアルゼンチン。その辺がこの大差につながったのだろうか。いづれにしても、この程度の数字の違いでは、勝敗予想の参考にはならないらしい。

(スペイン対パラグアイ)
// 予想
スペインが先制、パラグアイ反撃の時間帯に、カウンターでさら追加点を挙げ 2 – 0 でスペインの勝利

// 結果
パラグアイの堅いディフェンスを崩せないスペイン。再三カウンター攻撃を仕掛けるも、ゴールが遠いパラグアイ。後半の序盤には、両チームとも、PKを貰いながら、それを両チームとも外すという前代未聞の場面も。その後も、膠着状態が続いたが、パラグアイの運動量が落ちてきた後半38分、ペドロのシュートの跳ね返りを、再びビジャがシュートして決め、そのままスペインが逃げ切って、1 – 0でスペインの勝利。

// 評価
勝敗は当てたが、2 – 0の予想は1 – 0の結果に。スペインが追加点を挙げられなかった点が予想外。

試合の序盤、パラグアイは、自陣だけを堅く守るというより、むしろ前に出て、中盤からスペインにプレッシャーを掛ける戦術を選んだ。これが功を奏して、スペインは従来のパスサッカーが出来なくなり、攻撃のペースを乱されてしまった。

スペインがもたついている間に、パラグアイは、何度かカウンターからチャンスを作ったが、あと一歩でゴールを割れなかった。予想通りとは言え、この決定力不足が、パラグアイを最後まで苦しめた。

その後、徐々に動きが落ちてくるパラグアイを、スペインは、短いパス回しでさらに揺さぶり、後半終盤のゴールにつなげた。

ただ、パラグアイのディフェンスが、想像以上に効果的だったために、スペインの先制点が遅かったし、勝利を決定づける追加点も奪えなかった。

これまでの成績は、スペインが得失点差+3の2、パラグアイが+2の1。結果は、1 – 0でスペインの勝利。失点で優るパラグアイが、予想以上に強固な守備を展開して、後半までスコアレス状態が続いたために、試合の行方が分からなくなった。焦ったスペインに、自分のゴール前でファウルを犯すという、普段では考えられないミスが出た。

やはり、スコアレスで延々と試合が続くと、強豪チームであっても、ミスが出てきて、敗退する危険が大きくなる。失点率は、予想を立てる上で、重要な数字と言える。

さらに、パラグアイが序盤に展開したディフェンスは、スペインの武器であるパスサッカーをかなり長時間に亘って、封じ込めてしまった。パラグアイのマルティーノ監督は、賞を貰ったことがあるほどの名将だそうだが、相手のサッカーを分析して、これほど効果的な戦術を生み出したことには感銘を受けた。名将知将と言われている場合は、監督の力量も、予想の際に計算に入れるべきだろう。


事前に予想を立てると、当たり外れはともかく、色々な情報を頭に入れて試合を見るので、観戦がより面白くなりますね。

さあ、いよいよ準決勝。ドイツ対スペイン、ウルグアイ対オランダですね。アルゼンチン戦でのドイツ勝利を見事に当てたタコのパウル君。次の予想も気になるところですね(笑)。

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目指せタコのパウル君・その5 ~ 準々決勝・答え合わせ

2010-07-04 18:50:19 | Weblog
オランダ、ウルグアイ、ドイツ、スペイン。

ベスト4出揃いましたね。予想は、ブラジル、ウルグアイ、ドイツ、スペインだったので、勝敗だけなら的中率75%。偶然ラインの50%はかろうじて超えたという感じでしょうか。

それでは、試合内容も含めて、予想と結果を比べてみます。

(オランダ対ブラジル)
// 予想
ブラジルが2点を先取、オランダも1点返すが追いつかず2 - 1でブラジルの勝利

// 結果
前半の早い時間いに、ブラジルが先制。その後も、ブラジルペースで前半終了。しかし、後半に入ってすぐ、オウンゴールをオランダに献上。さらに、オランダが追加点。焦りからか、ブラジルは主将のメロがボールを早く取ろうと、倒れた相手選手を踏みつけて退場。オランダペースのまま試合終了。2 – 1でオランダの勝利。

// 評価
ブラジルが先制して、試合の主導権を握るという予想は、前半までは当たっていた。しかし、前半の終盤、ブラジルは再三のチャンスでゴールを決めきれず、結局追加点を挙げることが出来なかった。これがオランダの反撃を招く結果となり、予想とは違う展開となった。

ブラジルは、カカの調子がいま一つで、得点力に厚みがなかった。要となる中心選手の出来を事前に読みきれなかったことが、予想が外れた原因の一つ。

また、オランダに逆転された後、気持ちの動揺からか、ブラジル選手の動きが精彩を欠き、退場者を出すまでに至ったことも想定外。ブラジルは、前回のドイツ大会でも、盤石の勝利を続けて勝ち上がってきたにもかかわらず、苦しんでいたフランスにあっさり負けている。

リードされたり、点が取れなかったときの、精神的弱さを計算に入れる必要があった。

過去四試合の得失点差と失点は、オランダ+5の2、ブラジル+6の2。結果は、2 – 1でオランダ。この程度の得失点差の違いは、勝敗予想の判断根拠にならないということか。

(ウルグアイ対ガーナ)
// 予想
堅守のウルグアイがガーナの攻撃を抑え込み1 - 0でウルグアイ勝利

// 結果
前半終了間際に、ロングシュートでガーナが先制。後半の早い時間にウルグアイがフォルランのフリーキックで同点に追いつく。延長戦後半の終了直前、ガーナはスアレスのハンドからPKをもらうが、ギャンが外して、逆転ならず試合終了。PK戦でウルグアイが勝って、ウルグアイの勝利。

// 評価
勝敗は当てたが、試合展開はまったくの予想外。原因の一つは、ウルグアイが守りから入らず、前半から積極的に攻めたこと。その結果、ディフェンスが普段より手薄になって、ガーナの先制点につながった感がある。

準々決勝で、戦術を大幅に変えてくるのは、第四試合のパラグアイでも見られた。また、決勝一回戦の日本も、デンマーク戦で使った、直接フリーキックを入れるスタイルを封印して、セットプレーを多用していた。

組織的堅守が売りのチームについては、ここぞという試合で、戦法を変える可能性を、考慮するべきかもしれない。

ガーナは、粘り強くウルグアイの攻撃をしのいで、延長の最後に決勝ゴールを決めかけた。これは、ガーナにとって、これ以外に勝機はないというほどの、最高の展開だったし、予想可能な試合展開だった。むしろ、そのままガーナが勝った方が、想定内と言えただろう。

しかし、その後は想像を絶する展開に。スアレスのハンド、ギャンのPK失敗は、もう神のみぞ知るという領域で、その予想は人知の及ぶ範囲ではないと思う。

決勝一回戦までの成績は、ウルグアイが得失点差+5失点1、ガーナが+1の3。結果は、1 – 1のPK戦で、ウルグアイの勝利。データ上ではウルグアイが断然優位だったが、内容的には僅差の勝ち。アフリカ勢ということから、一種の地の利が、ガーナにあったと見るべきなのかもしれない。


アルゼンチン対ドイツ、スペイン対パラグアイは、その6で。

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目指せタコのパウル君・その4.5 ~ドイツ圧勝!!

2010-07-04 01:34:36 | Weblog
ドイツ、強い、強すぎる。

ドイツの勝利を予想したひとは多いと思うけど、ここまでの大差で勝つと考えていたひとは、少ないんじゃないかな。

当ブログの予想も、ドイツの勝利だったけど、1 – 1で延長に入って、最終的に2 – 1という、あくまで僅差の勝ち。しかし、蓋を開けてみると、ドイツが大量4点を奪い、その上、アルゼンチンに1点も許さない完勝。

予想でも書いたとおり、ドイツが試合を重ねるごとに進化しているのは確かだけど、こんな短期間に、ここまで強くなるとは。とくに、イングランドに実質2点を献上したディフェンスが、今大会No1の得点力を誇るアルゼンチンを完封するなんて、思いもしなかった。

準決勝でドイツと対戦するのは、この後行われるスペイン対パラグアイの勝者だけど、次の試合も、今日のようなドイツであれば、どちらのチームが来ても、いや、他のどのチームであっても、ちょっと勝てる気がしない。

それにしても、エジルは元気だな。後半40分台でも、さっき試合が始まったばかりみたいな顔して、走り回ってるし。小型モーターでも内蔵されてるとしか思えない。


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目指せタコのパウル君・その4 ~ 準々決勝・スペイン対パラグアイ

2010-07-03 18:43:36 | Weblog
昨日の準々決勝二試合、えらいことになりましたね。とくにウルグアイ対ガーナ。「最も効果的なハンド」?もう何と言っていいのか。ギャンにはPKを2回与えても良いんじゃないかとか、ルール自体の問題点を真剣に考えちゃいました。

とにかく、現実は小説より奇なりを地で行くような熱戦で、予想なんかしてる場合じゃないし、予想できるわけないって気持ちになります。

でも、せっかく準々決勝の三試合まで予想したので、とりあえず四試合目も予想してみます。もちろん、自信はないし、意味もないかもしれないけど(笑)。


/******************************/

// 予想
スペインが先制、パラグアイ反撃の時間帯に、カウンターでさら追加点を挙げ 2 – 0 でスペインの勝利

// とりあえず過去四試合は
得失点差と失点は、スペインが+3の2、パラグアイは+2の1。

// スペインの成績
0 – 1 スイス
2 – 0 ホンジュラス
2 – 1 チリ
1 – 0 ポルトガル

小刻みなパスを続けて相手ゴールに迫るスペインのサッカーは見ていて楽しい。高い個人技と組織力を併せ持ち、いつも優勝候補の一つに挙げられるが、意外なことに優勝経験はなく、1950年の4位が最高順位で、その後はベスト8より上に行っていない。

今大会は、最初の試合で、スイスの堅い守りに阻まれ、いきなり敗北を喫したが、その後は、徐々に地力を発揮し始め、8強入りを果たした。

総得点は5点と、スペインにしては低い印象の数字だが、失点3のホンジュラスから2点、失点1のチリから2点、そして失点0のポルトガルから1点と、堅い守備の相手をものともしない得点力はさすが。

失点2は、スイス戦で勝敗を分けた1点と、チリ戦で2 – 0 とリードした状態の1点だが、総得点1のスイス、2のチリに得点を許したディフェンスは、やや不安材料である。

それ以外の試合では失点していないが、対戦相手は、総得点0のホンジュラス、北朝鮮戦以外は得点0のポルトガルで、得点力の高いチームとの試合がまだない。その点からも、守備力にはまだ未知数の部分がある。

// パラグアイの成績
1 – 1 イタリア
2 – 0 スロバキア
0 – 0 ニュージーランド
0 – 0 日本

日本に勝って念願の8強入りを果たしたパラグアイは、ウルグアイと同じく、堅い守りを身上とするチーム。実際、失点1の成績は、ウルグアイと並んで8強の中で最高の数字である。

しかし、日本戦でも露呈したように、決定力不足は深刻。確かに、イタリアから1点、スロバキアから2点を奪っているが、いずれも失点5とディフェンスの調子が良くないチームからのもの。失点2の堅守を持つニュージーランドと日本からは、ゴールを奪っていない。

// で、結局のところ
得点力の高いスペインに対して、パラグアイは従来どおり守りをかためてくると思われるが、ポルトガルを破って波に乗るスペインの攻撃を抑え込むのは、並大抵のことではない。

また、パラグアイの決定力不足が解消する兆候は、日本戦でも見えなかった。

やはり、スペインが先制して、その後、パラグアイが攻撃に重点を移したところで、スペインがカウンターで追加点を挙げ、そのまま2 – 0で勝つと予想した。

/******************************/

オランダ対ブラジルでは、ブラジル勝利との予想は完全にはずれ。ウルグアイ対ガーナも、ウルグアイ勝利は当てましたが、試合内容はまるっきり予想と違ってました。いや、そもそも、本当にウルグアイが勝ったんでしょうか。ガーナが勝ったような気もするんですが。

さあ、今日はどうなるんでしょう。もう、何が起こっても、少々のことでは驚かないと思います。

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目指せタコのパウル君・その3. 5 ~オランダの底力とガーナの悲劇

2010-07-03 07:30:20 | Weblog
スアレス、スアレス、スアレーース!

サッカーは手を使ってもええのんかいな?

両手でボールを叩いてもええのか?なんか、ドッジボールみたいやで。

そやけど、

延長後半14分やから「退場なんて怖くない」「(ガーナの)ギャンも外すかもしれん」。

すごいな、その決断。

でも、なんでピッチサイドでガッツポーズしてはんねん?あんさん、退場でっせ(笑)。

ウルグアイ、凄すぎです。ほんで、ガーナ、口惜しいやろうな。間違いなく、お宅ら勝ってましたよ。

スアレスのハンドのやつ、1点ですよ。

はい。ええ、1点入ってましたがな。確実でっせ、あれは。


こんにちは。

オランダ対ブラジル(2-1でオランダ勝利)、ウルグアイ対ガーナ(1-1のPK戦でウルグアイ)。

当ブログの予想をはるかに超えた展開で、しかも劇的な展開で、心底しびれました。

予想と結果の答え合わせは、後日、じっくりやるとして、これだけ言わせて下さいな。

選手の皆さん、素晴らしい時間をありがとう!

ジャン・アレチボルトでした。

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目指せタコのパウル君・その3 ~ 準々決勝・アルゼンチン対ドイツ

2010-07-02 18:47:09 | Weblog
いよいよ、ドイツの天才予想屋、タコのパウル君との直接対決です。しかも、ドイツの相手がアルゼンチンという超難問。軟体動物らしい柔軟な発想を武器に、これまで予想を当て続けてきたパウル君も、今回ばかりは一時間ほど考え込んでしまったとか。

アルゼンチン対ドイツの試合と同じく、タコ対ホモサピエンスも混迷の度合いを深めていく気配が(笑)。


/******************************/

// 予想は
両チーム1点ずつ得点して延長戦に突入し、ドイツが追加点を挙げ、その後、アルゼンチンの猛攻をしのいで1 – 2 でドイツの勝利

// 根拠らしきもの
過去四試合の得失点差と失点は、アルゼンチンが+8の2、ドイツは+7の2。いずれも見事なハイスコアで、この試合は、高い決定力と堅い守備力を併せ持ったチーム同士の対決となる。そして、そのため勝敗予想はとても難しい。

// アルゼンチンの成績
1 – 0 ナイジェリア
4 – 1 韓国
2 – 0 ギリシャ
3 – 1 メキシコ

アルゼンチンは優勝2回の強豪国で、南米予選では苦労したものの、本大会に入ってからは、極めて調子が良い。過去四試合での成績も、8強の中で最も優れていると言っても過言ではない。とくに、総得点はトップの10点で、韓国戦でハットトリックを達成したイグアインを筆頭に、テベス、パレルモと得点力の高いFWがずらりと並んでいる。

しかも、今大会最高のスターと言われるメッシがアシストに回って、まだゴールを決めていないのは、マイナス要素というよりは、むしろプラス要素で、メッシの動きは、対戦国にとって不気味なことこの上ない。

失点は、韓国戦での1点とメキシコ戦の1点の計2点であるが、いずれも2点リード、あるいは3点リードの場面での失点で、危険なものではない。要所はしっかりと締める強靭なディフェンスと見ることができる。

// ドイツの成績
4 – 0 オーストラリア
0 – 1 セルビア
1 – 0 ガーナ
4 – 1 イングランド

ドイツは、W杯優勝3回を誇る世界屈指のサッカー大国だが、ここまでの道のりは、山あり谷ありで、すんなりとは行かなかった。とくに、グループリーグ二試合目のセルビア戦では、前半37分にクローゼが累積警告による退場処分を受け、その直後に、セルビアに先制点を入れられて、そのまま負けている。

その結果、ドイツ、ガーナ、セルビアが一次リーグ突破をかけて三つ巴の争いとなり、三試合目に1 – 0 でかろうじてガーナを破って、決勝トーナメント進出を果たしている。

さらに、決勝一回戦で、いきなりイングランドと対戦。前半32分までに2点を先取したものの、37分に1点を返されると、その直後、イングランドのランバートにゴールを決められた。審判のノーゴール判断で、同点を免れ、その後の追加点で勝ったものの、この誤審がなければ、試合の行方は違ったかもしれず、スコア通りの圧勝にはほど遠い。

総得点9は、アルゼンチンに次いで二位の成績ではあるが、オーストラリアとイングランドからは、それぞれ大量4点を奪う一方、セルビア戦では無得点、ガーナ戦では1点と、得点力のばらつきが大きい。

失点は、ランバートの「幻のゴール」を含めて実質3点で、数字としては低いが、そのいずれも、致命的ともいえる失点で、ディフェンスの脆弱性を露呈している。

最終的な得失点差と失点は、アルゼンチンと互角だが、内容を検討すると、今のところ、攻撃力、守備力ともに安定感の欠如が目立つ。

// で、結局のところ
危なげのないアルゼンチンと不安定要素の多いドイツ。これだけ見れば、3 – 1くらいでアルゼンチンの勝利と言いたいところである。しかし、一つ見過ごせないファクターがある。

ドイツは、オジルを筆頭に、若い選手が、試合を重ねるごとに、急速に成長している。とくに、危機に直面して、それを切り抜けた経験が、触媒の役割を果たしているように見える。

過去の大会を見ても、苦しんで勝ち上がってきたチームが、盤石の戦いを進めてきたチームを破ることは、少なくない。ワールドカップで上に行くためには、大会前の実力にプラスして、大会での成長が必要かもしれない。

そう考えると、本大会で、ピンチらしいピンチをまだ経験していないアルゼンチンと、修羅場をくぐり抜けて、数多くの「戦訓」を学んできたドイツという見方もある。

安定感の点でアルゼンチンがやや優勢ながら、ドイツの進化という要因を加味すると、1 - 1 くらいのスコアで延長に入り、ドイツが追加点を挙げて、そのまま逃げ切ると予想した。

/******************************/


タコのパウル君は、ドイツとアルゼンチンの国旗が付いた二つの水槽の前で、一時間近く様子をうかがった後に、ドイツの水槽に入った餌を食べたそうです。

飼育員によると、「接戦で延長・PKまでもつれてドイツが勝つ」という予想ではないかと。

さすがに鋭い予想ですね。というのは、前回のドイツ大会でも、準々決勝でドイツとアルゼンチンが対戦していて、1 – 1 のまま延長でも決着が付かず、PK戦の末ドイツが勝利しています。

しかも、そのときの得失点差と失点は、ドイツが+7の2、アルゼンチンが+8の2で、今回と全く同じです。歴史は繰り返すと言いますが、今回もPKまで行くんでしょうか。それともアルゼンチンが雪辱を果たすんでしょうか。

いずれにしても、この試合は、これを見なけりゃ何を見る、というくらいの好カード。正直、ブログを書きながら、「ワールドカップって、予想するものじゃなくて、見て楽しむものだよな」と、根本的な疑問が湧いてきました(笑)。


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目指せタコのパウル君・その2 ~ 準々決勝・ウルグアイ対ガーナ

2010-07-02 02:24:43 | Weblog
オランダ対ブラジルに続いて、ウルグアイ対ガーナも予想してみます。そうです、「数打ちゃ当たる」作戦です。

それから、この予想は、サッカーの素人が数的データだけを頼りに、独断と偏見と妄想を駆使して、ひねり出したものです。勿論、エースストライカーの怪我とか、司令塔の不振とか、一切考慮してないし、よく分かりません。

そのため、ホモサピエンスの予想の中でも、かなりレベルが低いので気をつけて下さい。勝負を挑んでいるのは、軟体動物のタコなので(笑)。

ホモサピエンスの優れた予想を知りたい方は、テレビ東京をつけて、前園さんのお話を聞いて下さい。

では、予想スタート。

/******************************/

// 結論から言うと
堅守のウルグアイがガーナの攻撃を抑え込み1 - 0でウルグアイ勝利

// 根拠はある・・と思う
過去四試合についての得失点差と失点は、ウルグアイが+5の1、ガーナは+1の3。これらの数字は、攻撃面でも守備面でも、ウルグアイがガーナを上回る成績を残したことを示している。

// ガーナの成績は?
1 – 0 セルビア
1 – 1 オーストラリア
0 – 1 ドイツ
2 – 1 アメリカ

ガーナはアフリカ勢ながら組織的なサッカーを身上とするチームで、堅実な守備が失点3に表れている。しかし、得点力に弱さがあり、グループリーグでは、セルビアとオーストラリアから各1点の合計2点しか取っていない。そのため、得失点差が+1と伸び悩む結果になっている。

ただ、決勝トーナメント一回戦において、失点3の守備を持つアメリカから2点を奪い勝利したことで、攻撃力に対して自信を深めているはず。もともと、身体能力の高い選手が多いので、攻撃力がさらに成長する可能性はある。

// ウルグアイは?
0 – 0 フランス
3 – 0 南アフリカ
1 – 0 メキシコ
2 – 1 韓国

南米勢の一角、ウルグアイは、パラグアイ以上の堅守を誇るチーム。グループリーグでは、前回準優勝国のフランス、開催国の南アフリカ、16強に入ったメキシコを相手に、失点ゼロで乗り切っている。また、決勝一回戦では、グループリーグの総得点5を誇る韓国を、1点に抑え込み、分厚いディフェンスを見せつけた。

また、四試合の総得点は6点で、攻撃力も高いレベルにある。この6点のうち5点は、失点5の南アフリカと失点6の韓国というディフェンスのやや弱いチームから挙げたものであるが、残りの1点は、失点2の堅守を持つメキシコから奪ったものである。状況に応じて、必要な点が取れる、信頼性の高いオフェンスと言える。

// で、結局のところ
両チームを比べると、ディフェンス、オフェンスの両方において、ウルグアイの方が一枚上手という印象は否めない。特に、8強のうち最高の失点率0.25 (/1game)を誇るウルグアイから、ガーナがゴールを奪うのは並大抵のことではないだろう。一方、ウルグアイは、ブラジルやアルゼンチンのような派手さはないが、堅実な攻撃力とでも言うべきオフェンスで、確実にゴールを奪う力を持っている。

以上のデータから、地力に優るウルグアイが、堅いディフェンで相手の攻撃陣に仕事をさせず、1対0でガーナを破ると予想した。ガーナとしては、先制点を焦らず、慎重に守備を固めて、スコアレスで長時間しのぎ、その消耗戦の中で1点を取ることが出来れば、勝機が見えてくるのではないか。

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アフリカ勢は、開催国の南アフリカをはじめ、カメルーン、コートジボワールなど、活躍が期待されたチームが、ことごとくグループリーグで敗退しました。ここは、ぜひガーナに頑張って欲しいところですが、これまでの数字を見る限り、ウルグアイはかなり強いです。

しかし、アフリカでの滞在日数が長くなれば、「開催大陸(?)」の地の利が徐々に出てくるかもしれません。また、先のドイツ対イングランド戦における、「世紀の誤審」審判がウルグアイ人だったことから、観客のガーナびいきが加速して、応援に一層熱が入るかもしれません。

アフリカ全土の呪術師の祈祷パワーと併せて、何とかならないでしょうか(笑)。

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目指せタコのパウル君・その1 ~ 準々決勝・オランダ対ブラジル

2010-07-02 00:17:48 | Weblog
前々回のブログで、日本対パラグアイとスペイン対ポルトガルの二試合について、グループリーグの成績から、勝敗を事前予想してみました。パラグアイ戦については、延長突入までは当たって、まあまあという感じでしたが、ポルトガルの圧勝というのは、大はずれでした。

ポルトガルの得失点差+7、失点0に対して、スペインは+2の2だったので、その予想になったんですが、接戦の末にスペインの勝利に終わりました。常識的に考えて、スペインが大敗するわけないし、三試合の成績だけで実力が測れる筈もなしで、案の定といえば案の定なんですが・・・残念です。

というわけで、リベンジっす(笑)。

ドイツでは、タコのパウル君が、百発百中で予想を的中させているそうで、ここはひとつ、ホモサピエンスの底力を見せてやります。

では、準々決勝第一試合のオランダ対ブラジルの予想を。


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// 結論から言うと
ブラジルが2点を先取、オランダも1点返すが追いつかず2 – 1 でブラジルの勝利

// 一応、根拠はあるよ
グループリーグ三試合と決勝トーナメント一回戦の計四試合について、得失点差と失点を計算すると、オランダが+5の2、ブラジルは+6の2。一般的に、得失点差はチームの「強さ」を反映するが、この数字を見る限りでは、両チームに力の差は見えない。

そこで、さらに詳しくデータを検討して、得失点差と失点の「質」を比べてみる。

// オランダの成績は?
2 – 0 デンマーク
1 – 0 日本
2 – 1 カメルーン
2 – 1 スロバキア

オランダは強力な攻守を備えたチームで、ここまで四戦全勝と、世界ランク4位にふさわしい成績を上げてきた。特に、総得点7の攻撃力は、ブラジルの8点、ドイツの9点、アルゼンチンの10点と並んで、今大会のベスト4に入る実力。

しかし、この7点は、失点6のデンマーク、失点6のカメルーン、失点5のスロバキアというディフェンスのやや弱い3チームから、それぞれ2点づつ挙げたもので、一方、失点2の堅守を持つ日本からは、1点しか奪うことが出来なかった。

オランダの破壊力に疑問の余地はないが、ディフェンスが堅いチームに対して、どの程度の得点力を発揮出来るかについては、若干、未知の部分がある。

守備に関しては、四試合で失点2と安定しているが、グループリーグ最終のカメルーン戦で許した1点には問題がある。それは、前半10分、オランダ守備陣のパスミスから、エトオに決められたカメルーンの先制点である。試合開始早々、ちょっとしたミスから、相手のエースストライカーに得点を許してしまったわけで、危険な失点と言える。

この失点は、ディフェンスの脆弱性を示していて、ブラジルのようなチームを相手にする際には、不安材料となる。

// ブラジルは?
2 – 1 北朝鮮
3 – 1 コートジボワール
0 – 0 ポルトガル
3 – 0 チリ

ブラジルは、W杯優勝5回、世界ランク1位の最強チーム。過去四試合でも、その強さは目を見張るものがある。

総得点8のうち、失点3のコートジボワール、失点2のチリから、それぞれ3点ずつを奪っている。一方、グループリーグの失点0で今大会最高のディフェンスを誇ったポルトガルからは、ブラジルも得点できなかった。

ブラジルの攻撃は、ポルトガル並みのディフェンスでないと歯が立たないようだ。

失点は北朝鮮とコートジボワールへの1点ずつであるが、いづれも試合の趨勢が決した後、後半の遅い時間に許した点で、「気の緩み」かもしれない。実際、それを反省したのか、その後のポルトガルとチリには、完封で勝っている。

// で、結局のところ
過去四試合の得失点差と失点は、両チーム互角の数字だが、その内容を見ると、攻守ともに死角の見えないブラジルに対して、オランダは、若干、ディフェンスに不安が残る。オランダ守備陣が、隙を見せずに、ブラジルの攻撃を抑えるのは難しいのではないか。だが、オランダも世界屈指の攻撃力を誇るチームで、ブラジル守備陣が90分間を無失点で乗り切るのも難しいかもしれない。

そこで、先制点はブラジルがものにして試合の主導権を握り、さらに2点目を入れ、その後、オランダの反撃を何とか1点に抑えて逃げ切る展開を予想した。

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予想はブラジルの勝利ですが、ちょっと気懸かりなことが。前回のドイツ大会で、ブラジルは同じ準々決勝でフランスと対戦しています。そして、そこまでの得失点差と失点は、ブラジルが+9の1で、フランスが+5の2。

数字だけ見ると、もうブラジルの圧勝ですよね。そもそも、フランスはグループリーグもヒヤヒヤの2位通過で、調子が良くなかった。ところが、結果は、1対0でフランスの勝利。

ブラジルのような強豪国が、文句なしの成績で勝ち進んでも、コロッと負けることがあるようで、まあ、だから面白いわけですが。

さあ、今回はどうなることでしょう。

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