ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

「何度目の青空か?」個別第3次後分析、「バレッタ」並の好調スタートも、鍵は人気の底上げ [30Aug14]

2014-08-30 12:33:36 | 芸能
「真夏の全国ツアー2014」へ向けた楽曲の予習用参考資料

[1] 乃木坂MVの再生回数ランキング、「マネキン」断トツ「Lover」4位浮上「片想い」6位へ [16Aug14]

[2] アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック

# 乃木坂歴代シングルの情報とYouTube公開MVへのリンク集があります



若様、おめでとう!

10月後半に青山円形劇場で行われる舞台「生きてるものはいないのか」に出演決定です。

川口春奈が主演で、「沢山のプロの方の中に入っての舞台」ということで、昨秋の「2LDK」に続く本格的な芝居のようです。

いや~、これは本当に良かった。

若月佑美ほどの実力と実績を持ちながら、一年間、ほとんど演劇経験を積めないなんて、あり得ない話で、本人もこういったステージを渇望していたと思います。

実際、出演を知らせるブログに、

尊敬している共演者の皆様や前田さんから学べる事は全て学んでいきたいと思っています。

未来に繋がるように、
私の演技が好きだと1人でも多くの方に言って頂けるように頑張ります。

と書いていて、喜びと意欲がひしひし伝わってきます。

思う存分に自分の力をぶつけて、あの華のある演技を炸裂させて下さい。

この作品、私は読んだこと、観たことはないのですが、ネット記事には不条理群像劇と紹介されていて、癖のある役柄が揃った、演劇性の高い舞台になりそうで、もの凄く楽しみにしています(笑)。

ちなみに、「前田さん」とは、2008年に岸田國士戯曲賞を受賞した「生きてるものはいないのか」を書いた前田司郎氏のことで、今回の舞台で演出を担当されるようです。

若月佑美の2014/08/28_12:48ブログ


公演は、10月16日(木)から26日(日)に行われる予定で、

生田絵梨花主演のミュージカル「虹のプレリュード」(天王洲 銀河劇場、10月2日(木)~5日(日))、

桜井玲香と衛藤美彩がWキャスト出演するスーパーエキセントリックシアターの記念公演「Mr. カミナリ」(池袋 サンシャイン劇場、10月25日(土)~11月9日(日))

と併せて、乃木坂の秋は、演劇の秋になってきました。

正直、全部、見たいです(笑)。

各舞台の詳しい情報は以下のサイトでご確認下さい。

「虹のプレリュード」(生田絵梨花)

「生きてるものはいないのか」(若月佑美)

「Mr. カミナリ」(桜井玲香、衛藤美彩)


さて、10枚目「何度目の青空か?」個別握手会の第3次応募終了時点での完売状況が判明しました。

オリコン第1週への算入は、おそらく第9次分までなので、まだ早い段階ですが、序盤の勢いを確認する意味から、少し見ておきましょう。

まずは、推定売り上げ枚数による順位表から。

(表1) 10枚目「何度目の青空か?」個別握手会第3次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/発売中の全部数 (前次からの積み上げ完売部数) メンバー名

# 1部以上の完売を出しているメンバーのみ掲載
# 現時点で申し込めるのは5会場分
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない
# メンバー名は、「1期10」黒、「1期20」青「2期20」オレンジで色分け
#「*」は「兼任」

[01] 25/25 (+03) 西野七瀬
[02] 19/25 (+04) 白石麻衣
[03] 16/25 (+09) 秋元真夏
[03] 16/25 (+08) 生田絵梨花
[05] 14/25 (+13) 橋本奈々未
[06] 12/25 (+04) 深川麻衣
[07] 11/20 (+06) 衛藤美彩
[08] 08/25 (+07) 若月佑美
[09] 08/20 (+04) 桜井玲香
[10] 06/25 (+04) 松村沙友理
[11] 01/21 (+01) 永島聖羅
[15] 05/05 (+00) 松井玲奈*
[24] 01/07 (+01) 渡辺みり愛

メンバー全員の総計 142/640 (+64)
個別による推定売り上げ枚数 19.7万枚


予定している6会場の中、5会場しか売り出していませんが、西野七瀬が現在の最高である25部をいち早く売り切ってしまいました。

さらに、白石麻衣が19部、秋元真夏と生田絵梨花は16部と勢いよく完売部数を伸ばしていて、握手会スターである「1期10」は、今回も順調に進んでいます。

一方、今回初めて「1期10」と松井玲奈以外に完売が出て、「1期20」の永島聖羅が21部中1部、そして「2期」のなんと、渡辺みり愛が7部中1部を完売しています。

渡辺みり愛は、「16人のプリンシパル trois」10日目12番公演で主役「ポリン姫」を獲得して、それを上手く演じたことが人気につながっているのかもしれません。

9枚目「夏のFree&Easy」個別握手会では、第5次応募で生駒里奈が29部中1部を完売したのが、「1期10」以外の初完売だったので、「1期20」と「2期」も、完売部数という点で見ると、前作よりスピードを感じます。


5会場分のみなので、申し込み可能な総部数が640部で、完売が出やすい状況であるのは間違いありません。

上表最後に示したように、個別全体の売り上げ枚数は、3次終了時点で19万7千枚と推測されます。

前作は総部数が780部を越えていて、同じ段階で、どのくらいの推定枚数だったのか、その辺を比べてみましょう。

(表2) 10枚目、9枚目の個別第3次応募終了時点でのグループ別の売り上げ関連データ

凡例
シングル番号「タイトル」
個別第3次終了後 (オリコン初動集計締切日との日程関係) 個別による推定総売り上げ枚数

完売部数/担当部数 [完売率, 推定売り上げ枚数, 完売を出している人数/総人数, 1人当たりの平均完売部数]:グループ名

#「-51d」は3次応募受付が終わった日が、初動集計締切の51日前という意味
# 売り上げ枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入
# 桁数を揃えるため、上位桁に「0」を挿入している数字がある

10枚目「何度目の青空か?」
個別第3次終了後 (-51d) 19.7万枚

135部/240部 [56.3%, 13.2万枚, 10/10人, 13.5部]:1期10
001 部/283部 [00.4%, 04.3万枚, 01/19人, 00.1部]:1期20
001部/112部 [00.9%, 01.8万枚, 01/13人, 00.1部]:2期
005部/005部 [100%, 00.3万枚, 01/01人, 05.0部]:松井玲奈
142 部/640部 [22.2%, 19.7万枚, 13/43人, 03.3部]:全体

9枚目「夏のFree&Easy」
個別第3次終了後 (-51d) 17.8万枚

112 部/270部 [41.5%, 12.3万枚, 09/09人, 12.4部]:1期10
000部/364部 [00.0%, 03.6万枚, 00/20人, 00.0部]:1期20
000部/149部 [00.0%, 01.5万枚, 00/12人, 00.0部]:2期
005 部/005部 [100%, 00.3万枚, 01/01人, 05.0部]:松井玲奈
117部/788部 [14.8%, 17.8万枚, 10/42人, 02.8部]:全体


9枚目個別は、第3次応募で総部数が788部だったのですが、推定での総売り上げ枚数は17万8千枚で、10枚目より少ないですね。

生田絵梨花が復帰して、現時点で、1万5千枚ほど売り上げているので、その分を引けば大体同じになるけど、10枚目は、1会場分、つまり100部以上、さらに総部数を積めるので、前作に比べると、圧倒的に有利な展開になっていると言えます。

「1期10」の売り上げ枚数は、いくちゃんの寄与を考えると、ほぼ互角か、やや少ない程度ですが、「1期20」と「2期」に完売が出ているため、一人当たりの平均完売部数が、9枚目の2.8部から10枚目は3.3部に上昇、これが利いて推定枚数を押し上げているのだと思います。


念のため、8枚目「気づいたら片想い」、7枚目「バレッタ」も調べてみましょう。

(表3) 8枚目、7枚目の個別第3次応募終了時点でのグループ別の売り上げ関連データ

8枚目「気づいたら片想い」
個別第3次終了後 (-45d) 13.0万枚
080部/293部 [27.3%, 09.4万枚, 09/10人, 8.0部]:1期10
020部/327部 [00.6%, 02.6万枚, 02/20人, 0.1部]:1期20
000部/140部 [00.0%, 01.0万枚, 00/13人, 0.0部]:2期
082 部/760部 [10.8%, 13.0万枚, 11/43人, 1.9部]:全体

7枚目「バレッタ」
個別第3次終了後 (-34d) 19.2万枚
119 部/288部 [41.3%, 12.8万枚, 10/10人, 11.9部]:1期10
013 部/266部 [04.9%, 04.9万枚, 07/20人, 00.7部]:1期20
001部/110部 [00.9%, 01.6万枚, 01/13人, 00.1部]:2期
133部/664部 [20.0%, 19.2万枚, 18/43人, 03.1部]:全体


総部数が760部だった8枚目個別は、3次終了後の売り上げが13万枚、一方、7枚目個別は、総部数664部で、19万2千枚になっています。

総部数が少ないのに、7枚目が高い売り上げとなっているのは、3次終了後、「1期20」の7人がすでに1部以上の完売を出し、一人当たりの平均完売部数を3.1部に押し上げていることが大きいと思います。


10枚目個別第3次応募は、総部数と推定売り上げ枚数が、ともに7枚目個別とよく似ていて、一応、序盤は「バレッタ」並の勢いと言っていいでしょう。

総部数を抑えて応募したことで、「1期10」の完売が勢い良く出ている印象を与えています。

実際には、「1期10」グループ売り上げ枚数の積み上げスピードは、前作とあまり変わらないけど、急激に枠が埋まっていく感じが、好調さのアピールとなっている。

同じ速度で車を走らせても、道幅の狭い首都高と、広い東名高速では、スピード感が違うようなものでしょうか(笑)。

そして、その雰囲気に煽られたのか、「1期20」と「2期」に、早々と完売が出て、実は、これが利いて、本当に序盤の売り上げが伸びているのだと思います。


しかし、「バレッタ」並のスピードといっても、セールス構造を比べると、7枚目個別3次後は、「1期20」と「2期」で8人が完売を出しているのに対して、10枚目個別では、まだ2人であって、「1期10」への依存度は、圧倒的に10枚目の方が高くなっています。

(表2)と(表3)を見ていて、「おや?」と思った方もおられるかもしれませんが、第3次応募後を比べると、9枚目個別は、8枚目個別より、多く売り上げているんですね。

ところが、9枚目「夏のFree&Easy」は、前作割れしてしまった。

なぜでしょう?

次の表は、オリコン初動に最終的に算入された時点での、9枚目と8枚目のセールス構造を示しています。

(表4) 9枚目個別第9次応募終了時点と8枚目個別第8次応募終了時点でのグループ別の売り上げ関連データ

9枚目「夏のFree&Easy」
個別第9次終了後 (-09d) 30.7万枚

249部/270部 [92.2%, 18.0万枚, 09/09人, 27.7部]:1期10
007部/357部 [02.0%, 08.7万枚, 03/19人, 00.4部]:1期20
003部/149部 [02.0%, 03.7万枚, 01/12人, 00.3部]:2期
005部/005部 [100%, 00.3万枚, 01/01人, 05.0部]:松井玲奈
264部/781部 [33.8%, 30.7万枚, 14/41人, 06.4部]:全体

8枚目「気づいたら片想い」
個別第8次終了後 (-09d) 34.2万枚
264部/294部 [89.8%, 19.5万枚, 10/10人, 26.4部]:1期10
027部/330部 [08.2%, 10.7万枚, 10/20人, 01.4部]:1期20
006部/135部 [04.4%, 04.0万枚, 03/12人, 00.5部]:2期
297 部/759部 [39.1%, 34.2万枚, 23/42人, 07.1部]:全体


「1期10」の売り上げ枚数は、9枚目と8枚目で、生田絵梨花が参加しているかいないかの差しかなく、ほぼ互角です。

しかし、8枚目は「1期20」と「2期」が併せて13人完売を出したのに、9枚目は4人しか出せず、この差がいくちゃん不在分に2万枚以上、上乗せされ、オリコン初動の前作割れへとつながっていきました。

9枚目個別は、8枚目と比べて、3次終了時点では、「1期10」の出だしに少し勢いがあって、枚数で上回っていたのだけど、その後、両シングルとも、「1期10」は順調に売り上げを伸ばして、初動算入時点ではほぼ同じレベルとなり、一方、「1期20」と「2期」は、9枚目が8枚目ほど伸びず、結果、初動前作割れが起こってしまったということです。

実は、8枚目個別よりさらに、7枚目の方が「1期20」と「2期」が元気だったのですが、初動算入が第5次分までだったので、オリコンの数字が低くなり、前作越えが実現しています。

結局、「1期10」の売り上げ枚数は、7枚目以降、そんなに変わらないので、初動に算入する次数以外では、「1期20」と「2期」こそが、前作越えか前作割れかを決めるポイントとなってきたわけです。


(表1)に示したように、10枚目個別は、第3次終了時点では、前作を凌ぐ勢いで、7枚目「バレッタ」並のペースだけど、「1期20」と「2期」が伸びなければ、9枚目が8枚目に抜かれたように、急激に失速する可能性があります。

握手会人気の順に選抜メンバーを並べていたら、人気のあるメンバーはますます人気が出て、そうでないメンバーはなかなか人気が出ないのは当然で、乃木坂のCDセールスに頭打ち感が漂っているのは、他ならぬ握手会主義のお陰だと思います。

まあ、握手会でCDを売る発想自体を何とかして欲しいものですが(笑)。


今週は、10枚目第3次後と同時に、9枚目第16次後の完売状況も判明しました。

高山一実と中田花奈に1部づつ完売が出たのに加えて、なんと星野みなみに2部、渡辺みり愛に1部の完売が出ています。

ん~、案外、売れるものですね(笑)。

まあ、みなみは「乃木坂って、どこ?」で活躍しているし、今まで完売がなかった方が不思議だったけど。

みり愛さんも、みなみも、少しでも自信になれば良いですね。


一応、9枚目のオリコン動向を、8枚目のデータと一緒に載せておきます。

(表5) 9枚目「夏のFree&Easy」と8枚目「気づいたら片想い」のオリコン売り上げ枚数とチャート順位の推移

凡例
発売何週目:オリコンの売り上げ枚数 (順位, 前作同週との枚数差)

# 枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

9枚目「夏のFree&Easy」
1週目:42.2万枚 (1位, -3.6万枚)
2週目:43.9万枚 (8位, -4.3万枚)
3週目:45.5万枚 (4位, -4.0万枚)
4週目:46.8万枚 (12位, -3.8万枚)
5週目:47.4万枚 (18位, -4.4万枚)
6週目:48.2万枚 (15位, -4.2万枚)
7週目:48.6万枚 (24位, -4.5万枚) [9月1日付最新チャート]

8枚目「気づいたら片想い」
1週目:45.8万枚 (1位)
2週目:48.3万枚 (3位)
3週目:49.5万枚 (7位)
4週目:50.7万枚 (11位)
5週目:51.8万枚 (13位)
6週目:52.3万枚 (14位)
7週目:53.1万枚 (17位)
8週目:53.4万枚 (39位)
9週目:53.6万枚 (31位)
10週目:53.8万枚 (40位)
***************
18週目:54.6万枚 [8月11日付チャート]


9枚目と8枚目は、発売7週目で4万5千枚の開きがあって、なかなか差は縮まらず、初動だけでなく、累計でも前作割れする可能性があります。


また、8月29日付の有線邦楽ランキングで、「夏のFree&Easy」は150位以内に入っておらず、「完全圏外」確定と言っていいと思います。

一方、「気づいたら片想い」は、133位に留まり、これで20回ランクインとなりました。

AKB48、SKE48、NMB48、HKT48が出した曲で、有線のランクインが20回を越えているのは、「恋するフォーチュンクッキー」の37回だけで、素晴らしい成績と言えます。

まあ、「バレッタ」と「夏のFree&Easy」の「完全圏外」に挟まれての、「気づいたら片想い」20回ランクインなので、曲の人気を褒めるべきか、プロモーションの気合いを称えるべきか、ちょっと分からない部分もありますが(笑)、「何度目の青空か?」では、その両方を賞賛できる展開になって欲しいです。


東京は、朝からの雨が上がって、少し陽が射す感じの天気になってきました。

不安定な天候が続いているので、油断は出来ませんが、この調子であれば、支障なく神宮ライブを開催できそうです。

メンバーが一生懸命に頑張ってきたのだから、文字通り「晴れの舞台」になることを願っています(笑)。

どしゃ降りの中、「何度目の青空か?」というのも、パンチの効いた記憶に残るステージではあるけど、やっぱり晴れが良いよね。


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2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)

2013年4月 ~ 2013年10月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)


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乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える

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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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AKB48「心のプラカード」の初動ミリオンは、公算大ながらギリギリの攻防になる可能性も [28Aug14]

2014-08-28 16:00:00 | 芸能
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# 乃木坂歴代シングルの情報とYouTube公開MVへのリンク集があります



いや~、涼しいですね。

朝のニュースによると、東京の予想最高気温は23度、10月中旬並だそうで、もうすっかり秋です。

昨晩、あまりに肌寒いので、「さすがに暑いかな」と思いながら、夕食に鍋を作ってみたんですが、全然、大丈夫でした(笑)。

神宮ライブのある土曜日は、最高27度、最低22度の予想と、まあ冷え込む感じではないけど、降水確率が70%だそうで、雨は覚悟した方が良さそうです。

出来れば、予報が思いっきり外れて、星が見えるくらい晴れて欲しいものです。


最近、公式ブログを読んでいると、Tシャツ、タオル、サイリウムなどなど、メンバーが盛んにライブ用のグッズを薦めていますね。

とりわけ、団扇(うちわ)は頻繁に出てくるアイテムで、居酒屋の生ビールみたいに、利益率が高いんでしょうか(笑)。

メンバーには、出来れば、グッズより、「夢」を売って欲しいという気持ちがなくはないけど(笑)、物販が好調であれば、収益が増えて、より安心して活動出来るので、PRは不可欠なのだと思います。

実際、握手会を行わないももいろクローバーZは、大規模な物販イベントを開催するそうで、おそらく重要な収入源になっているのでしょう。

そう言えば、家入レオも、ライブのMCで、TシャツのPRをやってたような(笑)。


ライブは、客数が少なければ間違いなく赤字だし、何万人という動員がある場合でも、出費が大きいので、なかなか大儲けというのは難しい気がします。

ユーミンこと松任谷由実は、CD販売で稼いだお金を、ライブで使い切るという噂を聞いたことがあります。

もちろん、特典ではなく、楽曲でCDが飛ぶように売れていた時代の話ですが(笑)。

確かに、あれだけ豪華絢爛な舞台を演出したら、べらぼうな入場料を取らないと収支は合いそうにないけど、現実には、チケットを適切な価格に抑える必要があるので、赤字は避けられないように思えます。

結局、ライブはアーティストの宣伝活動の一つで、大きな会場で華やかなコンサートを開けるのは、CDやグッズが順調に売れているからこそ可能ということなのでしょう。


AKB48グループと乃木坂46は、大規模握手会によって大量のCDを売り上げ、収支を安定させ、グループとメンバーの知名度を上げ、スポンサーを獲得してきました。

しかし、人気のあるメンバーとそうでないメンバーの間に大きな格差が発生し、大量の非完売部が出て、収益効率の低下が強く疑われる上、AKB48襲撃事件によって警備費が高騰したため、もともと多額の開催費用を必要とする握手会イベントは、以前にも増して、一層、収支が厳しくなっていると思います。

さらに、何十万枚、あるいは百何十万枚とCDを売っても、あくまで握手会の魅力による売り上げであって、楽曲のヒットやグループの一般人気を示すものではないという認識が、最近、社会に急速に浸透してきて、オリコンの数字を見て、スポンサーに名乗りを挙げる企業が少なくなってきた節がある。

大規模握手会を軸にした従来の収支モデルが再考を迫られる中、いよいよ握手会以外、さしあたっては物販などを重視する機運が高まっても不思議ではありません。


グッズの売れ行きを大きく伸ばして、収益の柱にするためには、グループとメンバーの一般人気を上げることが必須で、そうなると、一にも二にもヒット曲ということになります。

ヒットを飛ばして、グループの本体価値を高め、グッズの需要を上げて、物販で収益を得る。

イベント主義でCDセールス中心のAKB48型から、ライブ主義でグッズ販売中心のももクロ型へ。

音楽性の高い生田絵梨花をセンターに抜擢して、「神曲」で勝負をかけようとする10枚目の戦略を見ていると、乃木坂は今、AKB48型からももクロ型へ、密かに移行し始めているのかもしれません。

まあ、全国ツアーは、グッズの移動販売みたいなものだから、ライブと物販という形になってしまうという話もありますが(笑)。


さて、昨日、AKB48の37枚目「心のプラカード」が発売され、さっそく、初日のオリコン売り上げ枚数が87万2千枚と判明しました。

率直な感想を述べると、自分の予想より10万枚以上低くて、ちょっと驚きました。

2012年度と2013年度を見ると、総選挙選抜が担当するシングル(B)のオリコン第1週売り上げ、つまり初動枚数は、前作である投票券付きシングル(A)と比べて、両年ともに43万枚ほど低くなっています。

これを当てはめると、2014年度投票券付きシングル「ラブラドール・レトリバー」(A)は、初動が166万2千枚だったので、「心のプラカード」(B)は、初動123万枚ほどという計算になります。


しかし、以前、記事に書いたように、「心のプラカード」個別握手会で、かなりのキャンセルが出ている節があって、それを考慮すると、初動は110万台後半くらいかなと思っていました。

多日数握手会よりメンバーの独自活動優先を、10枚目初披露は松井玲奈出演の愛知公演も要注意 [13Aug14]

2013年度の5シングルを見ると、初日から初動への積み上げ枚数の平均が19万3千枚なので、まあ今回の初日は90万台後半、上手く行けば、初日ミリオンもおかしくないという予想だったのですが、実際には、80万台後半でした。


AKB48のCDセールスにとって、2014年度は厳しい年になる可能性が高く、とくに12月の冬シングル(D)と来年2月の早春シングル(E)はミリオンを割り込む危険があると思っています。

ところが、「心のプラカード」が初日87万2千枚となると、初動ミリオンが微妙という話が、いきなり夏シングル(B)で出てきてしまいます。

Bシングルが初動ミリオン割れとなると、相当に衝撃的な事態なので、どのくらいの枚数になりそうなのか、上に書いたような、ざっくりした計算ではなく、少し詳しく予測してみたいと思います。


AKB48のシングル初動は、5月に発売される総選挙投票券付きAシングルを頂点に、8月のBシングル、10月のCシングル、12月のDシングル、さらに翌年2月のEシングルと進むにつれて、徐々に枚数が減っていくという動きを2012年度に見せ、2013年度に入って、その傾向はより顕著になりました。

一方、初日から初動への積み上げ枚数を調べると、以下のように、同じような漸減傾向がすでに2011年度から表れています。

(表1) AKB48シングルのオリコン初日から初動への積み上げ枚数における総選挙サイクル

凡例
総選挙サイクル記号 シングル番号 初日枚数 =+積み上げ枚数=> 初動枚数 (発売日, 個別握手会総日数) タイトル名

# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入して表示
# 桁数を揃えるために、省略可能な「0」を挿入している数字がある

2011年度
A 21枚目 094.2 =+39.1=> 133.4 (2011/05/25, 3d) Everyday、カチューシャ
B 22枚目 102.6 =+32.9=> 135.4 (2011/08/24, 3d) フライングゲット
C 23枚目 104.6 =+25.5=> 130.0 (2011/10/26, 3d) 風は吹いている
D 24枚目 095.9 =+24.0=> 119.9 (2011/12/07, 3d) 上からマリコ
E 25枚目 096.7 =+32.1=> 128.7 (2012/02/15, 3d) GIVE ME FIVE!

2012年度
A 26枚目 117.1 =+44.6=> 161.7 (2012/05/23, 3d) 真夏のSound good!
B 27枚目 090.7 =+27.5=> 118.2 (2012/08/29, 3d) ギンガムチェック
C 28枚目 088.5 =+24.4=> 112.9 (2012/10/31, 3d) UZA
D 29枚目 084.0 =+23.3=> 107.3 (2012/12/05, 3d) 永遠プレッシャー
E 30枚目 081.8 =+21.8=> 103.6 (2013/02/20, 3d) So long!

2013年度
A 31枚目 145.1 =+31.2=> 176.3 (2013/05/22, 3d) さよならクロール
B 32枚目 109.6 =+23.5=> 133.0 (2013/08/21, 4d) 恋するフォーチュンクッキー
C 33枚目 102.1 =+18.3=> 120.4 (2013/10/30, 4d) ハート・エレキ
D 34枚目 091.7 =+11.6=> 103.3 (2013/12/11, 4d) 鈴懸の木の道で(以下略)
E 35枚目 097.0 =+12.1=> 109.1 (2014/02/26, 5d) 前しか向かねえ

2014年度
A 36枚目 146.2 =+20.0=> 166.2 (2014/05/21, 4d) ラブラドール・レトリバー
B 37枚目 087.2 =+????=> ????? (2014/08/27, 4d) 心のプラカード


2011年度、2012年度、2013年度において、AシングルとBシングルを比べて、積み上げ枚数(= 初動と初日の差)がどの程度下がっているかは、「心のプラカード」の初動を予想する際、参考になると思います。

それが次の表です。

(表2) AシングルとBシングルを比べた、初日から初動への積み上げ枚数の減少率

凡例
年度
シングル番号(A) 初動から初日を引いた積み上げ枚数 (Ka)
積み上げ枚数の減少率
シングル番号(B) 初動から初日を引いた積み上げ枚数 (Kb)

# 積み上げ枚数の減少率 = 100 * (Ka-Kb) / Ka
# 百分率は小数点以下1桁目を四捨五入

2011年度
21枚目(A) +39.1万枚
16%down
22枚目(B) +32.9万枚

2012年度
26枚目(A) +44.6万枚
38%down
27枚目(B) +27.5万枚

2013年度
31枚目(A) +31.2万枚
25%down
32枚目(B) +23.5万枚


積み上げ枚数の減少率は、もっとも小さかったのが2011年度の16%で、もっとも大きかったのが2012年度38%、そして昨年の2013年度は25%でした。

前作「ラブラドール・レトリバー」の積み上げは20万枚なので、これらの比率を使って、「心のプラカード」での積み上げ枚数を求め、初動を予想してみましょう。

(表3) 積み上げ枚数の減少率から導いた、 「心のプラカード」の初動予想枚数

凡例
36枚目(A) +初日から初動への積み上げ枚数
設定する減少率
37枚目(B) +その減少率から得られる積み上げ枚数
初日枚数 =+得られた積み上げ枚数=> 初動予想枚数

36枚目(A) +20.0万枚
16%down
37枚目(B) +16.8万枚
初日87.2万枚 =+16.8万枚=> 初動104.0万枚

36枚目(A) +20.0万枚
25%down
37枚目(B) +15.0万枚
初日87.2万枚 =+15.0万枚=> 初動102.2万枚

36枚目(A) +20.0万枚
38%down
37枚目(B) +12.4万枚
初日87.2万枚 =+12.4万枚=> 初動099.6万枚


減少率が最小の16%であれば、積み上げは16万8千枚で、初動は104万枚になります。

また、減少率が昨年並の25%ならば、積み上げは15万枚、初動は102万2千枚。

減少率が最大の38%だと、12万4千枚の積み上げで、初動は99万6千枚となり、この場合、ミリオンを割り込んでしまいます。

つまり、AからBへの積み上げ減少率から推定すると、「心のプラカード」初動は、99万6千枚から104万枚の間という予測値が出てきます。

100万枚に届かない危険もあるけど、まあ何とかギリギリでミリオンセラーになるんじゃないかという感じです(笑)。


もちろん、それぞれのシングルには、固有の事情があるので、過去の減少率が必ずしも今回に当てはまるとは限りません。

また、この1週間における初回限定盤の売れ行きも絡んでくるので、104万枚を大きく越える初動になっても不思議ではないし、逆に、99万6千枚より少ないなんてことはあり得ない、とも言えません。

あくまで過去の減少率を頼りに計算したら、この辺になるということです。


ところで、「心のプラカード」の初日87万2千枚は、2012年度のBシングル「ギンガムチェック」の初日90万7千枚に近く、Aシングル「ラブラドール・レトリバー」の初動枚数も「真夏のSound good! 」と似ていることを考えると、2014年度は、2012年度のように、初動が100万枚ラインをギリギリで維持する展開になるかもしれません。

非常に厳しいのは、2012年度は個別握手会日数が3日だったのに対して、今回は4日に増やしていることで、それにも関わらず、Bシングルからミリオン割れの危険が出始めていることです。

握手会日数を5日に増やせば、確かに、CDセールスを上げることは可能だけど、警備費の高騰などで、これ以上の規模拡大には相当な出費を覚悟しなければならないし、何より、メンバーのスケジュールが飽和状態で、日程的にも余地が乏しい。

かといって、このまま何もしなければ、Bシングルは乗り切っても、C、D、Eのどこかで100万枚に届かなくなる可能性が濃厚で、そうなると、「AKB48は終わった」という論調の記事が大量に出てくるのは目に見えている。


個別日数を5日に増やすのが、究極の手段であるとすれば、AKB48の運営は、ミリオン割れを避けるため、まずCDの特典強化を考えるでしょう。

ただ、生写真や応募券の封入による売り上げアップには限度があるし、どの程度の効果があるのか見えない部分もある。

そうなると、もっと明確に効果が見込める方法、例えば、AKB48の合同握手会へ、乃木坂46を参加させようという圧力が強まる可能性がある。

乃木坂の「1期10」には、4日20部を全完売する握手会人気があり、また、CDの内容は購買行動にあまり影響を与えないので、AKB48のシングルであっても、乃木坂のシングルと変わらない売れ行きを期待出来ます。

10人全員が20部を売り切れば、1部完売を500枚として、10万枚のセールスアップとなり、100万枚ギリギリの攻防の場合、乃木坂の参加不参加が、ミリオン達成の鍵を握ることさえあり得ます。

8月のBシングルで、初動ミリオン割れを考えなければならないほど厳しい局面を迎えた以上、10月29日(水)に発売が濃厚なCシングルでの個別握手会で、乃木坂を巻き込む、何らかの動きがあっても不思議ではないと思います。


しかし、AKB48の人気や売り上げが落ちている原因の一つは、「合同握手会」「総選挙」「じゃんけん大会」「組閣」によって、AKB48とは何か?が、さっぱり見えなくなっていることで、この上さらに乃木坂を取り込んでも、嫌気を覚えて、双方のファンがただ減っていくだけです。

この1、2年、AKB48は、連続ミリオンを維持するため、多くのことを犠牲にして、握手会の規模拡大に走り、その結果、一番大事な自身の人気すら犠牲になってしまった感があります。

いずれミリオン割れが避けられないのだとすれば、むしろ握手会の日数を減らして、自ら負担を軽減して、能動的にCDセールスを調整する方が、遥かに建設的です。

オリコンの数字を追うのを止め、「支店」や乃木坂との人事シャッフルを止め、AKB48の独自性をもう一度取り戻して、グループの再構築を始める。

企業で言うと、大きな犠牲を払いながら表面的な採算を維持するのではなく、赤字を確定させ、組織を整理して、再建の道筋を内外に示すということです。


最近、小嶋陽菜の卒業が何かと話題になっているようですが、AKB48には、彼女のような人気メンバーがまだ何人もいて、グループとして魅力を保っています。

人気メンバーが在籍している間に改革を始めれば、CDセールスが下がっていっても、ダメージを小さく抑えながら、話を進めていけると思います。

しかし、機を逃すと、本当に身動きが取れなくなってしまう。

乃木坂もそうですが、連続前作割れやミリオン割れといった、誰が見ても明らかな人気低落の数字が出る前に、危機感を持って、思い切った方針転換を図ることが重要です。

今、まさにその「機」が来ているんじゃないでしょうか。


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「何度目の青空か?」は秋の切なさ薫る良作も、歌詞世界での「僕」から「君」への変調に違和感 [26Aug14]

2014-08-26 18:00:00 | 芸能
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# 乃木坂歴代シングルの情報とYouTube公開MVへのリンク集があります


昨日、斉藤優里がMCを務めるNACK5「おに魂」で、10枚目表題曲「何度目の青空か?」がフルで流れましたね。

8月19日(火)、HTC新スマートフォンのプレス向けカンファレンスで、ステージライブによって「初披露」されたあと、会場録音と思われる非公式音源が出回り、「こうなった以上、ラジオか全国ツアーで、早く正式公開した方がいい」と考えていたので、正式音源の迅速な公開は、高く評価出来ます。

10枚目表題は「何度目の青空か?」、透明感のある鼓舞系青春バラードも「神公開」ではなかった [20Aug14]


永島聖羅がレギュラー出演するFM-FUJI「沈黙の金曜日」でも、22日(金)に「何度目の青空か?」が流されたという情報がネットに出ていて、気になっていたのですが、自分では直接確認出来ませんでした。

昨夜の「おに魂」では確実に新曲が流れていて、そうなると、「沈黙の金曜日」でのフル公開も信憑性の高い話と言えます。

火曜日の「初披露」のあと、金曜日「沈黙の金曜日」、翌週月曜日「おに魂」と、すぐに新曲をラジオで公開したのは、運営が最初から計画していたことなのか、それとも「予期せぬ音源流出」を受けての緊急措置なのかは分かりません。

ただ、「おに魂」放送直後に更新した、ゆったんのブログを読んでも、新曲に関して何も触れてなくて、せいらりんも同様で、公式サイトのニュースページにも、ラジオ公開の話は載っていないところをみると、急遽決定されたのだけど、全国ツアーとの整合性が取れなくなるので、神宮ライブまではノーコメントなのかなと(笑)、思いたくなります。

しかし、いずれにせよ、正式音源が出始めたことで、非公式音源による曲の印象が駆逐され、ファンの評価も、また変わっていくんじゃないでしょうか。

斉藤優里の2014/08/25_23:48ブログ


昨日の記事では、ワイドショーで断片的に流されたものからの印象を書きましたが、正式な音源で聴いてしまった以上、そこで止めるのは宜しくないので(笑)、「何度目の青空か?」について感想を書いてみたいと思います。

まず感じるのは、「秋」ということですね。

冷たくなり始めた水、澄み切った青空、秋の切なさを彷彿させるメロディ、今はまだ夏の盛りですが、10月8日(水)の発売日には、季節にピッタリ合った曲になる気がします。

ちょうどサンマの塩焼きに栗ごはんが美味しい時期ですが(笑)、秋特有の何とも言えない「寂しさ」ってありますよね。

そういう秋の雰囲気が、生田絵梨花の美しいソロで、出だし部分から、一気に流れ込んでくる。

初っぱな、いくちゃんのソロパートは、おそらく地声をほとんど変えず入れていると思います、寂しさ、色気、楽しさなど、複数のイメージがキラキラと輝いて、とてつもなく魅力的な歌声になっています。


その後、メンバーがそれぞれのパートを分担しながら歌っていくのですが、細切れのフレーズのため、目まぐるしく歌い手が変わって、じっくり聴けず、ややせわしない印象を持ちました。

また、二人以上でコーラスする場面が多いためか、歌声をアレンジし過ぎている感じで、地声の良さが消えて、ちょっと人工的な歌になっている気がします。

とくに心配なのは、実際のステージで生歌披露するとき、機械によるアレンジを施している部分を、ちゃんと歌えるだろうかという点です。

乃木坂随一の美声と音楽性を持つ生田絵梨花をセンターに抜擢して、彼女のソロでスタートする曲を作った以上、ステージでは、生で歌ってこそ意味がある筈ですが、すべてのメンバーについて、声域や声質が担当パートにマッチしているとは、ちょっと思えないし、複数コーラスは、音を取れないと、台無しになります。

ん~、CDで聴ける歌を、ステージ上で生歌で忠実に再現するのは、かなり厳しいんじゃないかと。


しかし、10th選抜には、生田絵梨花以外に、歌の上手いメンバーが、桜井玲香と衛藤美彩の少なくとも二人はいます。

いくちゃんのソロパートを増やし、キャプテンとみさみさの三人で軸を作る歌割りにすれば、CDとは少し違うけど、魅力的な生歌ステージを実現することは可能だと思います。

生田絵梨花をセンターにしたことで、今回の選抜には、音楽面での期待が高まっていて、秋元康氏の「神曲」発言は、それに応えようとした結果とも考えられます。

「神曲」を引っさげて登場したのに、「口パク」ステージでは様にならないので、生歌への対応はぜひ考えて欲しいところです。

まあ、最初の出だしだけ、いくちゃんが完全な生で歌って、後は、CD音源によるサポートという気がしなくもないですが(笑)、それではちょっと寂しいですよね。


メロディに関しては、切なさと甘さと明るさと、様々に変調して、気持ちよく聴ける曲だと感じました。

リズムとメロディの基本ラインが、比較的シンプルなので、心にスッと入ってくる感じで良いですね。

しかし、後半から終盤、大団円へ向けた壮大感を演出しようとしたのか、ちょっと音楽を「盛り過ぎ」ている気がします。

まあ、この辺は、好みの問題だと思いますが、個人的には、もっと抑えめにまとめて、むしろ歌声で聴かせる方が、より曲へ引き込まれたんじゃないかなと。


歌詞の内容は、「締め忘れた蛇口から出続けている水」が一つのキーワードで、それが何らかの「喪失」あるいは「浪費」を象徴していて、それと対比する形で「青空」という、もう一つのキーワードが出てきます。

忙しい日常を過ごす中で起こる「喪失」や「浪費」を、たまには「青空」を見上げることで乗り越えていく、そういうニュアンスでしょうか。

ただ、蛇口から流れ出ていく「大切なもの」とは具体的にどういうものなのか、そして、「青空」が何をもたらしてくれるのか、漠然としていて、感情移入しきれない面があります。


とくに気になるのは、歌の出だしでは、

僕の心の片隅にも

と、「僕」の内面にある自分の問題として、「締め忘れた蛇口」が語られるのに、後半に入って、

君が出しっぱなしにしてる音

と、いつの間にか、自分というより、他人の問題になっていることです。

「僕」から「君」へ歌詞の主役が変わっていくに従って、「僕が悩んでいる」というスタンスから、「青空を数えている?」「何かを始めよう!」と「君」への問いかけや促しになり、終盤は、「今日出来ることは今日やろう」的な、格言を聴いている気になってきます(笑)。

イメージとしては、最初は高校生の独白で始まったのに、後半、父親くらいの年齢の人が、若者に諭すように語りかけている、そんな感じでしょうか。


秋元氏の「神曲」発言があったためか、「何度目の青空か?」を、5枚目表題曲「君の名は希望」と比較する人は多いようです。

実は、「君の名は希望」の歌詞では、徹頭徹尾、「僕」の内面が歌われていて、「僕」から「君」へといった主観の揺らぎはありません。

しかも、自分の殻に固く閉じこもってしまった孤独な心が、人を愛することによって、自分自身が変わっていき、世界の美しさを感じ取っていくという、苦悩と救済の流れが明確に示されています。

テーマが具体的で、しかも、解決策まで辿り着くという親切さです(笑)。


興味深いのは、愛した人が自分に振り向いてくれなくても、というフレーズに象徴されるように、自分の内部情動が、外部世界を必ずしも都合良く変えるわけではないことを、肝に命じている。

自分が確実に変えられるのは、自分の内面のみだけど、それを変えることによって、世界の見え方が驚くほど変わり、それこそが一番重要なことなのだという思想が貫かれています。

ここまで徹底して「主観」というスタンスにこだわった歌詞を聴くと、作詞者はフッサールの現象学を愛読しているのではなかとすら思いたくなります(笑)。


人間の精神は、自分という檻の中に閉じ込められた存在で、世界で起こっていることは、檻の中で見ている夢に過ぎない。

こういった現象学的発想は、洋の東西を問わず、古くからあるようで、キアヌ・リーブス主演の映画「マトリックス」(1999)も、物語のベースに置いている節があります。

そして、檻の中から抜け出して、「本当の世界」と巡り会い、それを実感したいという欲求は、「マトリックス」でも描かれているように、多くの人が持つ感情だと思います。

不思議なことに、思春期にある青年は、とくにこういった感情を持ち易いようです。

「君の名は希望」が高い評価を受けるのは、孤独からの魂の救済という明確なテーマがある上、それが、青春期によく見られる普遍的なテーマであり、さらに、現実と同じく、思うようにならない外部世界と格闘しながら、あくまでも「僕」が、自分の力でそれを解決しようとする、そういう歌詞だったからかもしれません。

乃木坂の風 21Jun13 ~ 「君の名は希望」を作ったのは誰か


「何度目の青空か?」の歌詞は、主人公が直面するテーマが見えにくい上に、「僕」から「君」へ主観の揺らぎが起こっていて、個人的には、やや違和感を持ってしまう部分があります。

しかし、それは好みの問題であって、また、何度も聴いていけば、自分で消化して、気にならなくなるかもしれません。

10枚目表題曲は、生歌ステージは可能?という不安はあるけど、良質な音楽と歌詞の揃った歌で、それを生田絵梨花が歌うわけで、大いに期待していいんじゃないでしょうか

結局、神が宿るのは、歌の中ではなく、歌い手の中であって、そういう意味では、神が宿りやすいセンターを選んだのだから(笑)、いくちゃんには自信を持って歌って欲しいです。

もちろん、CDは絶対買います、1種類につき1枚だけですが(笑)。


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[2] アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック

# 乃木坂歴代シングルの情報とYouTube公開MVへのリンク集があります



10枚目表題曲「何度目の青空か?」については、ライブやMVによって正式公開されるまで、気にしないつもりだったのですが、とはいえやはり気になります(笑)。

何か情報はないか、ネットをあれこれ検索していると、HTC新スマートフォンのプレス向け説明会の翌朝、テレビの複数のワイドショーが乃木坂の新選抜と新曲を紹介していて、その中に、生田絵梨花がソロで歌う、曲の出だし部分を流しているものを見つけました。

テレビで流す以上、正式音源から取ったものの筈で、いくちゃんの最初のパートが全部入っています。

曲の初っぱなを聴いただけですが、率直な感想を言うと、「素晴らしい」です(笑)。


何と言っても、声質が良い。

透き通った清涼感があるのに、どこか色気があって、聴いていて切なくなる深さがある。

この歌声でスタートされたら、グッとくる人は多いんじゃないでしょうか。

音程は機械で調整出来るけど、ソロの声質はCD音源といえども、そうそうは変えられない筈で、生歌ステージでもほぼ同じ表現が可能だと思います。

いくちゃんの場合、ピアノの腕前からも当然ですが、音を取れる取れないは心配ないので、ぜひライブで生の歌声を披露して欲しい。


「何度目の青空か?」は、リズムとメロディが比較的シンプル、歌詞が素直、踊りも抑えめのようで、結局、歌唱力が勝負を決める曲になりそうです。

つまり、「神曲」かどうかは(笑)、歌い手の力量次第ということです。

従来の握手会人気による厳密な序列を壊して、生田絵梨花をセンターに抜擢、彼女のソロパートで曲を始めるのは、作り手の側も、この歌における歌唱力の重要性を理解している証拠だと思います。

ただ、少し心配なのは、いくちゃんソロの後、他のメンバーによって、次々と細切れにパートが歌われていき、サビ部分に全体コーラスが入っていることです。

すべてのメンバーが音を正確に取れるわけではなく、とくにコーラスで、リズムや音を合わせるのは、非常に難しい。

CDであれば、いくらでも修正は可能だけど、歌唱力が曲の出来を左右するとなると、ステージは生歌以外あり得ないわけで、現在の歌割りやコーラスで本当に大丈夫なのか、しっかり検討した方がいいんじゃないでしょうか。


個人的には、出だし部分だけでなく、もっと生田絵梨花のソロパートを増やして、彼女をメインボーカルと位置づけるのがベストかと思います。

また、ソロにしても、コーラスにしても、音が取れて、声域がマッチしているメンバーを絞り込み、ある程度、歌とダンスの分業体制を図るのが現実的です。

そういう工夫をすれば、生田絵梨花の魅力的な歌声を中心に、素晴らしい生歌ステージを実現できて、観客に強いインパクトを与えられるでしょう。


やはり、生田絵梨花という人は、何か持ってますね(笑)。

曲の「初披露」以降、あれこれ聴いても、とくに心を動かされる感じはしなかったけど、彼女のソロを耳にしたとき、鳥肌が立って、「これはいけるかもしれない」と期待感が出てきました。

美少女で歌が上手いというだけでなく、何かやってくれそうだと思わせる雰囲気を持っている、それがスター性なんだと思うけど、いくちゃんは「持ってる」人なんだと感心しました。

生田絵梨花のセンターに留まらず、歌とダンスが魅力的なメンバーを抜擢して、どんどん前に出したら、乃木坂46は驚くほど変わって、人気を急上昇させるヒットメーカーになれる可能性があると思います。

10枚目シングルがその第一歩になれば、乃木坂にとって、まさに「神曲」と言えるんじゃないでしょうか。


ところで、プレス向け「初披露」の直後に流出した非公式音源と、テレビで放送された歌を聴き比べると、同じパートでも、全然、印象が違います。

非公式音源は、会場で音の干渉が起こっているのか、メロディも歌声も、何か鮮明さを欠いているような気がします。

いずれにせよ、正式音源以外のものは、あまり参考にならない、あるいは参考にしない方がいいと思います。

ただ、後々、生歌による披露があって、「あれ?CDやMVとちょっと違うような」と感じた場合は、また別問題ですね(笑)。



さて、前回の記事において、8月22日付有線ランキングで、「気づいたら片想い」が102位、「夏のFree&Easy」は150位に入らない圏外だったことを紹介しました。

今回のランキング表を眺めると、アイドルの歌が多く入っていて、名前が載っているグループは、時期的に考えて、NHK紅白歌合戦への候補になり得ると思います。

つまり、乃木坂のライバルです(笑)。

今年は紅白のアイドル枠争いが、昨年を上回る熾烈さになる可能性があって、ライバルの動向は気になるところです。

ということで、有線ランキングに名前が載っている、アイドルグループをちょっとチェックしてみましょう。


まず、有線ランキングの状況を知るために、8月22日付のトップ3を見てみます。

凡例
[順位] 曲名 (MM/DD表示のCD発売日, 歌手名, ランクイン回数, 最高順位)

[1] Darling (08/13, 西野カナ, 4回, 1位)
[2] 島根恋旅 (04/09, 水森かおり, 22回, 1位)
[3] ラブソングはとまらないよ (07/09, いきものがかり, 5回, 3位)

有線というと、演歌のイメージが強いですが、実は、J-POP系の歌も結構ランクインしていて、今回のトップは西野カナの「Darling」でした。

西野カナの母校である三重高校が甲子園の決勝に進出して、「Darling」のヒットと共に、二重の喜びということですね(笑)。

ちなみに、決勝での対戦相手である大阪桐蔭は、我らが松村沙友理の出身高校で、昨日のブログタイトルが「甲子園」ということからも、嬉しさが伝わってきます。

ぜひぜひ「何度目の青空か?」をヒットさせて、有線でも優勝しちゃいましょう(笑)。

松村沙友理の2014/08/24_22:12ブログ


有線2位は、水森かおり「島根恋旅」で、これは演歌ですね。

やはり、演歌は息が長く、この曲は、すでに22回ランクインして、ずっと上位をキープしています。

また、水森かおり「隠岐旅情」が10位に入っていて、こちらは新しい曲のようです。

全国のナイスな地域を歌で旅するというのが、歌の一貫したテーマなのかな?それはなぜ?と訊きたくなるけど、とにもかくにも水森かおりさん、有線が強いです。


一方3位は、J-POPで、いきものがかり「ラブソングはとまらないよ」。

「ラブソングはとまらない」で止めず、「よ」を付けるあたり、抱きしめたくなるほどの、いきものがかり感が堪りません(笑)。

ちなみに、この曲は、「夏のFree&Easy」と同日発売で、オリコン第1週6位でした。


では、いよいよ女性アイドルの歌を、上位から見ていきます。

まず、50位までは以下の通りです。

[20] Poker Face (07/23, 伊藤萌々香, 3回, 20位)
[21] 花道!!ア~ンビシャス (05/14, SUPER☆GiRLS, 15回, 18位)
[30] SUPER HERO (05/28, フェアリーズ, 13回, 14位)
[39] 心のプラカ-ド (08/27, AKB48, 1回, 39位)
[48] 熱帯魚の涙 (06/11, Flower, 12回, 12位)

20位に伊藤萌々香の「Poker Face」が入っています。

彼女は、2011年に結成された7人組アイドルユニット「フェアリーズ」のメンバーで、ソロデビュー曲ですね。

ソロデビューするのは、歌に磨きをかけるためにも、大変に良いことで、その経験をグループに還元して欲しいという意図もあるのでしょう。

乃木坂でも、川村真洋は、ソロデビューさせると良いんじゃないかと思うのですが、今は、選抜入りすらしていないわけで、勿体ないという言葉しか出てきません。


21位はSUPER☆GiRLSの「花道!!ア~ンビシャス」。

SUPER☆GiRLSは、オーディションで選ばれたメンバーによって、2010年に結成されたエイベックスのアイドルグループです。

結成時期で言うと、乃木坂46の1年先輩に当たります。

「花道!!ア~ンビシャス」は10枚目シングル表題曲で、15回ランクイン、最高18位と、なかなかの成績となっています。

今年は結成5年目で、当然、紅白も視野に入れていると思います。


30位には、フェアリーズの「SUPER HERO」。

フェアリーズは、結成4年目で、乃木坂とほぼ同じですが、8月2日(土)のTBS「音楽の日」で披露した「BLING BLING MY LOVE」のように、歌もダンスも本格的で、3年間の練習を通して、切れ味のあるグループに仕上がってきています。

安室奈美恵、MAX、SPEEDと同じ事務所だそうで、パフォーマンス志向であるのも頷けます。

ステージがかなり魅力的で迫力があるので、夏から秋に掛けてのプロモーションによっては、紅白出場の候補として、存在感を増していく可能性があります。

昨年のE-girlsもそうですが、やはりパフォーマンスレベルが高いというのは、有利になるので、乃木坂にとって手強いライバルになるかもしれません。


AKB48の総選挙選抜曲「心のプラカード」が、39位に初ランクイン。

そして、48位にFlowerの「熱帯魚の涙」が入っています。

Flowerは、2010年4月に結成されたEXILE系のアイドルユニットで、E-girlsでメインボーカル的な役割を担っている鷲尾伶菜が、2011年に加入して、現在は8人組となっています。

E-girlsというのは、このFlowerや、Happiness、Dreamといったグループのメンバーを中心に結成された連合体で、グループというより、一種の「プロジェクト」だそうです。


2013年末の紅白に、E-girlsが出場して注目を集める中、すかさず2014年1月22日(水)に、Flowerが1stアルバム「Flower」を発売して、これがE-girls 人気を確かなものにする原動力となった気がします。

「ごめんなさいのKissing You」(2013/10/02)からの動きを見ていると、この事務所は理に適ったメンバー構成でグループを作り、有効なプロモーションを、次々と畳み掛けていて、それが現在の人気につながっていると思います。

アイドルグループの場合、個々のメンバーのスキルと魅力に加えて、事務所の力量も人気を左右する重要な因子で、乃木坂とは、ターゲット層が異なるけど、強力過ぎるライバルと言っていいんじゃないでしょうか。

運営の力量は簡単に変わらないけど(笑)、せめて、選抜構成だけでも、E-girlsを見習って、歌とダンスの分業制にするなど、改革を進めて欲しいものです。


次は、100位まで。

[71] LOVE EVOLUTION (08/20, 西内まりや, 3回, 71位)
[72] ふぁいと!! (08/06, 芦田愛菜, 1回, 72位)
[77] ラッキーガール (06/18, Silent Siren, 9回, 42位)
[83] MOON PRIDE (07/30, ももいろクローバーZ, 2回, 69位)


上表では、アイドルというジャンルには入らないけど、個人的に気になるという歌手も、ピックアップしてあります(笑)。

71位に入っている「LOVE EVOLUTION」の西内まりやは、20歳のファッションモデルで、女優としても活躍していて、これはデビュー曲だそうです。

なぜ彼女を載せたかと言うと、めちゃめちゃ美人で可愛いから(笑)。

ただ、メディアで目にする回数はまだ少ないけど、見る度にハッとするオーラを感じるので、山本美月のように、これから段々とブレイクしていくんじゃないかと、ちょっと期待しています。


一方、72位には、すでに大ブレイクしている芦田愛菜が「ふぁいと!!」という曲でランクインです。

乃木坂も出演した8月13日(水)「FNSうたの夏まつり」で、芦田愛菜がこの曲を披露していて、生歌ではなかったけど、動きのある可愛いダンスで、楽しいステージを見せていました。

演技が図抜けて上手く、トークもこなせて、歌もダンスも素晴らしく、観客を楽しませようというサービス精神もある。

子どものときに、ここまで完成して大丈夫なのかと心配になるくらいで、まあ凄いの一言です。


77位の「ラッキーガール」を歌うSilent Sirenは、2010年に結成された4人組ガールズバンドで、現在までに6枚のシングルをリリースしています。

ファッション誌の読者モデル出身で、抜群のビジュアルを誇り、さらに、バンドもかなり本格的のようで、2012年には、「東京ガールズコレクション」のオープニングアクトに抜擢されています。

オシャレで、可愛く、音楽がしっかりしているということで、若い女性層を中心に、最近、注目を集め始めているそうです。

氣志團とのステージで、「乃木團」メンバーとして登場した齋藤飛鳥が、ドラムを上手く叩いていたと評判になりましたが、楽器が出来るというのは、その人を何倍にも輝かせる効果がある気がします。

Silent Sirenの人気上昇を見ていると、生田絵梨花のピアノじゃないけど、アイドル界でも、今後、楽器演奏は一つのキーワードになっていくかもしれません。


83位には、ももいろクローバーZ「MOON PRIDE」がランクインで、アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」のテーマ曲です。

ちなみに、作詞作曲編曲は、アニメ「進撃の巨人」の「紅蓮の弓矢」を手掛けたRevoです。

「FNSうたの夏まつり」で、ももクロがパンチのある衣装で歌ってましたが(笑)、セーラームーンの格好だったんですね。


さて、最後は150位まで。

[102] 気づいたら片想い (04/02, 乃木坂46, 19回, 8位)
[107] ラブラドール・レトリバー (05/21, AKB48, 14回, 4位)
[124] 純情 (07/30, 家入レオ, 2回, 124位)
[130] きらきらキラー (06/11, きゃりーぱみゅぱみゅ, 2回, 99位)
[137] 時空を超え 宇宙を超え (04/16, モーニング娘。'14, 16回, 20位)
[148] 不器用太陽 (07/30, SKE48, 2回, 116位)


「気づいたら片想い」の最高8位、19回ランクインというのは、素晴らしい成績で、有線の成績として、立派な数字を残したといって良いと思います。

「バレッタ」と「夏のFree&Easy」が「完全圏外」であるため、今ひとつ盛り上がり感を欠くけど、「何度目の青空か?」で再び好成績をマークして、11枚目、12枚目と続けていけば、「乃木坂、来てるな」という空気が出てくると思います。


AKB48「ラブラドール・レトリバー」は、107位に後退ですが、最高4位、14回ランクインは、まあ通常の数字だと言えます。

124位の「純情」は、家入レオの新曲で、アニメ「ドラゴンボール改」のエンディングテーマとなっています。

家入レオは、桁違いの歌唱力に加えて、楽曲タイアップも数多く、間違いなく、紅白出場の有力候補と言えるでしょう。


アイドル枠の総数は、他のジャンルの枠数にも左右されて、もしJ-POPに有力新人がひしめいていたら、出場出来るアイドルが少なくなる可能性もあります。

130位に入っている「きらきらキラー」のきゃりーぱみゅぱみゅは、今年も紅白に出場する可能性が高く、そこに家入レオ、さらにBABYMETALが選考レースに参入するとなると、アイドルに割り振る枠数の問題から、乃木坂の出場確率も影響を受けるかもしれない。

また「アナと雪の女王」関連の曲と歌手は、以下のように、有線でも絶好調です。

[13] レット・イット・ゴー ~ありのままで~ (松たか子, 16回, 1位)
[33] Let It Go ~ありのままで~ (May. J, 19回, 2位)

NHKとディズニーの関係は不明ですが(笑)、今年の紅白で、「アナと雪の女王」のコーナーが出来ても不思議ではなく、この辺も、アイドル枠にどう影響するのか、少し心配になってきます。


アイドル枠争奪戦で、やはり気になるのは、137位に「時空を超え 宇宙を超え」がランクインしているモーニング娘。です。

モー娘。は、後藤真希の芸能界復帰もあって、現役とOGの共演という切り札もあるので、今年の紅白選考では、ますます有力な候補になる気がします。

昨年、私が有線ランキングを調べ始めた頃、モー娘。の曲は150位以内に入らず、人気低落を実感したものでした。

しかし、道重さゆみがリーダーになり、オリコンの数字が回復、モー娘。への関心度が高まり、2013年紅白出場も囁かれたりしてから、有線ランキングに曲が現れるようになってきました。

やはり、社会の関心度と有線の成績はリンクしているようです。

だからこそ、「バレッタ」と「夏のFree&Easy」の「完全圏外」に、危機感を覚えるのですが、生田絵梨花の魅力的な歌声を軸に、「何度目の青空か?」で形勢を立て直し、紅白選考レース、さらには、本格的ヒットへの道を歩んで欲しいと思っています。


「SUPER☆GiRLS」「フェアリーズ」「モーニング娘。」「HKT48」など、新人出場を狙うアイドルは多く、「E-girls」「SKE48」「NMB48」は連続出場を目指し、アイドル枠ではないと思うけど、「家入レオ」や「BABYMETAL」の動向も気になります。

乃木坂46の紅白出場は、まだまだ決して楽観出来る状況ではなく、今は、選考レースにエントリーした、大勢のランナの一人というだけです。

他のグループとの違いは何か?、自分たちがアピール出来るものは何か?、克服すべき弱点はあるのか?、それらを考えながらレースに臨めば、かりに紅白を逃したとしても、大きく成長していけるんじゃないでしょうか。

10枚目「何度目の青空か?」の新曲キャンペーン、楽しみにしています。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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2014-08-22 16:00:00 | 芸能
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# 乃木坂歴代シングルに関する情報とYouTube公開MVへのリンク集があります



「妖怪ウォッチ」とは何かがよく掴めないまま、今度は「日清 妖怪ウォッチやきそば」が発売されるそうで、なぜでしょう、自分とは全然関係ないのに、「えっ?、展開早くない?」と、やや焦った気持ちになるのは(笑)。

しかも、商品を説明している記事には、「ジバニャンのニャポリタン味ソース」などと専門用語が並んでいて、読んでいると、混迷の度がますます深まっていきます。

ただ、1パックに、20種類あるシールのどれか1枚が入っているそうで、初回限定盤に生写真ランダム封入の乃木坂と同じテイストだなあと、なんとなく親近感が湧きました。


こんにちは、ジャン・アレチボルトです。

まずは、乃木坂46、結成3周年おめでとうございます。

生田絵梨花が1期オーディションの「最終審査合格証明書」をブログに載せていますが、そこに書かれた日付が2011年8月21日(日)で、スターティングメンバーが決定した日を、乃木坂46の結成日と見なしているようです。

生田絵梨花の2014/08/21_23:58ブログ

ちなみに、合格者の発表は翌22日(月)で、CDデビューは「ぐるぐるカーテン」が発売された2012年2月22日(水)です。

2月22日に「Birthday Live」を行うのが恒例化しつつあるので、乃木坂は今何年目というべきなのか、迷うことがあるけど、結成日であれ、CDデビュー日であれ、誕生日は多い方がいいですね(笑)。


結成4年目に向けて、メンバーがそれぞれの思いをブログに綴っています。

どの文章からも、3年間の重みや密度の濃さが伝わってきますが、その中でも、伊藤万理華の

もしメンバーになってなかったら
芸能界を諦めて、バレエに没頭して
普通に学生してたと思います。

という言葉には、ハッとさせられました。

伊藤万理華の2014/08/22_09:42ブログ

伊藤万理華の美しいダンスは、今、多くの人の心を揺さぶり始めているけど、それは3年前のある夏の日に、15歳のまりっかが乃木坂のオーデョションを受け、メンバーに選ばれたからであって、不思議な運命の巡り合わせが生んだ、一つの奇跡なのかもしれません。

スターの登場が、本物の星の誕生と同じくらい、偶然と必然が織りなす壮大なドラマだとすれば、まりっかやいくちゃんを始め、乃木坂メンバーが活躍している「今」は、とても貴重で素晴らしい日々なのだと思います。


さて、結成3周年の余韻に浸る間もなく、楽曲セールスに関する数字があれこれ出ているので、あれこれ見てみましょう(笑)。

9枚目表題曲「夏のFree&Easy」の有線「完全圏外」がほぼ確定

まず、今日、有線ランキングが更新されました。

お盆休みのため、通常とは異なり2週間分の集計結果で、8枚目表題曲「気づいたら片想い」は102位に入り、ランクイン回数を19回に伸ばしています。

一方、9枚目表題曲「夏のFree&Easy」は今回も、150位以内に名前が載っていませんでした。

すでに発売5週目、6週目に相当する時期なので、ここまで一度もランクインがないとなると、残念ながら「完全圏外」はほぼ確定したと言わざるを得ません。

(表1) 2014年8月22日付(対象期間:08/02~08/15)の有線ランキング発表時点における歴代シングルのランクイン成績

凡例
シングルNo. 有線ランクイン回数 {初登場が発売何週目だったか} [最高順位] 曲名 (発売日)

# {+1週目}は発売1週目、{-1週目}は発売1週前に、初ランクインしたことを表している
# 「19回*(102位)」は今回もランクインしていて、その順位が102位であるという意味

1枚目 7回 {+1週目} [54位] ぐるぐるカーテン (2012/02/22)
2枚目 8回 {-2週目} [44位] おいでシャンプー (2012/05/02)
3枚目 7回 {+2週目} [69位] 走れ!Bicycle (2012/08/22)
4枚目 7回 {+1週目} [66位] 制服のマネキン (2012/12/19)
5枚目 3回 {+2週目} [112位] 君の名は希望 (2013/03/13)
6枚目 4回 {+1週目} [96位] ガールズルール (2013/07/03)
7枚目 0回 {-----} [圏外] バレッタ (2013/11/27)
8枚目 19回*(102位) {-1週目} [8位] 気づいたら片想い (2014/04/02)
9枚目 0回 {-----} [圏外] 夏のFree&Easy (2014/07/09)


どうにも不思議なのは、例えば、SKE48の「不器用太陽」は、有線の成績が芳しくなくて、初登場の前回は116位、今回はボーダーぎりぎりの148位なんですが、それでもランクインはしていて、「完全圏外」なんてことはありません。

「夏のFree&Easy」は、オリコンのCDセールスが40万枚を優に越え、フジテレビ「MUSIC FAIR」やテレビ朝日「MUSIC STATION」といった音楽番組に出演して曲を披露しているのに、なぜ有線でここまで苦戦するんでしょう?

AKB48も「支店」も、有線ランキングが良くないことはあるけど、デビュー直後を除いて、表題曲が150位以内に入らない状況は起こっていません。

ところが、同じような手法で楽曲を売り出している乃木坂は、7枚目表題曲「バレッタ」に続いて、2度目の「完全圏外」を経験することになりそうです。

楽曲の出来不出来が原因とは思えないので、新曲キャンペーンの進め方に、何か問題がないか、いま一度、見直した方がいいんじゃないでしょうか。


有線ランキングの脆弱性は人気の首都圏集中が原因か

個人的には、乃木坂のプロモーションが、首都圏中心、コアファン中心で、既存ファンを重視するあまり、内向きになり過ぎていて、外に向かった広がりが不十分だからではないかと考えています。

例えば、好調だった「気づいたら片想い」の地域別有線月間ランキングは、東京エリアで確かベスト5に入ったものの、札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡では上位に食い込めず、首都圏以外から、リクエストを集め切れていない状況でした。

やはり、関東だけでなく、地方のメディアにもっと積極的に露出して、ライブも地方回りを数多く行う必要があると思います。

今回の全国ツアーでは、昨年行った札幌での公演を外していますが、観客が少ないのであれば、なおさらその地域での人気を上げるべきで、小さな会場でいいから、コツコツとステージを重ねた方がいいと思います。


実際、SKE48は、「不器用太陽」の個別握手会を、チーム別の小規模なものながら、福岡、仙台、札幌に分かれて行うようで、普段の活動から、幅広く地方を意識していることを感じさせます。

ファン数の少ない地域を開拓するというチャレンジ精神で、全国区の人気を目指していけば、有線ランキングの脆弱性も改善出来るんじゃないでしょうか。

オリコンの数字がヒット指標としての意味を失いつつある中、有線のリクエスト数は、ダウンロード配信と並んで、歌手と楽曲の人気を図る重要なバロメーターになっていて、もちろんNHK紅白歌合戦の選考でも参考にされる可能性があります。

曲のセールスが芳しくない場合でも、有線で「完全圏外」にはならないよう、何とか頑張って欲しいです。


10枚目個別握手会応募は出だし好調も、すでに人気格差の兆候

次に、10枚目シングル「何度目の青空か?」の個別握手会第2次応募終了時点での完売状況が判明しました。

まだ第2次受付なので、初動枚数云々という段階ではないけど、一応、シミュレーション計算による順位表を載せておきます。

(表2) 10枚目「何度目の青空?」個別握手会第2次応募終了時点における推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/発売中の全部数 (前次からの積み上げ完売部数) メンバー名

# 1部以上の完売を出しているメンバーのみ掲載
# 現時点で申し込めるのは5会場分
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない

[01] 22/25 (+22) 西野七瀬
[02] 15/25 (+14) 白石麻衣
[03] 08/25 (+08) 生田絵梨花
[03] 08/25 (+08) 深川麻衣
[05] 07/25 (+05) 秋元真夏
[06] 05/20 (+05) 衛藤美彩
[07] 04/20 (+04) 桜井玲香
[08] 02/25 (+02) 松村沙友理
[09] 05/05 (+05) 松井玲奈
[10] 01/25 (+01) 橋本奈々未
[10] 01/25 (+01) 若月佑美

メンバー全員の総計 78/640 (+75)
個別による推定売り上げ枚数 12.0万枚


早速、握手会スター10人全員が1部以上の完売を出していて、そこに松井玲奈を加えた11人が、上から10位までを占めています。

とくに西野七瀬は25部中22部と破格の強さを見せていて、白石麻衣も25部中15部と凄まじい勢いです。

また、生田絵梨花は、センターに抜擢されたことも追い風になっているのでしょう、17歳の高校生ながら、25部中8部と3位に食い込んでいます。

一方、握手会スター10人以外のメンバーには、まだ完売がなく、10枚目の個別でも人気格差が発生しそうな兆候が出ています。


ちなみに、衛藤美彩と桜井玲香の担当が4会場分に相当する20部なのは、11月2日(日)のパシフィコ横浜個別が、スーパーエキセントリックシアターの記念舞台「Mr. カミナリ」への出演に重なっていて、そこでの5部を二人とも全欠席するからです。

一方、上表には載ってませんが、生駒里奈は11月24日(月祝)の幕張メッセ個別に参加せず、12月23日(火祝)ポートメッセ名古屋個別が4部と1部少ないので、5会場で19部担当の設定になっています。

なぜ幕張の個別を休むのか、ちょっと分かりませんが、AKB48の全国ツアーが行われる時期なので、その影響かもしれません。


10枚目個別握手会での注目点は二つあって、一つは、上で触れたように、握手会スターの「1期10」と、それ以外の1期メンバー「1期20」、二期生の「2期」で、CDセールスがどの程度差が開くかということです。

「1期10」の担当部数を増やせない以上、総売り上げ枚数を増やすためには、「1期20」や「2期」の売り上げが鍵になってくるわけで、人気格差が大きいほど、初動も累計も伸びないということになります。

10公演に渡るアンダーライブが盛り上がって、大きな成功を収めたことは、格差解消へ向けた明るい材料ですが、一方で、10th選抜にアンダーから入ったのが、斎藤ちはる一人だけという事実はあまりプラスに働きそうもなく、「1期10」以外のメンバーによる完売部数推移が注目されます。


10枚目個別において、総部数が歴代で初めて前作を下回る可能性

もう一つの注目点は、個別の総部数が最終的にどう設定されるかです。

現在、売り出されている個別は、5会場分の640部で、そのため、西野七瀬や白石麻衣も今申し込めるのは25部となっています。

乃木坂公式サイトによると、あと一つ関東の会場を追加するそうですが、販売中の5会場を見ると、最も規模の大きいものは28レーン140部で、もし追加会場がその規模であれば、10枚目個別の総部数は780部になります。

ところが、9枚目個別は、市來玲奈の卒業や相楽伊織の復帰加入などで、現在786部となっていて、10枚目が780部であれば、乃木坂史上初めての総部数前作割れとなります(笑)。


個人的には、追加会場分は140部よりもっと少ないんじゃないかと予想しています。

今回、5会場分だけをまず売り出したのは、9枚目個別において、「1期20」と「2期」の担当部数が多過ぎて、完売が出づらくなり、完売表が寂しくなったことが、さらに売れ行きを悪くしたという点への反省があるんじゃないでしょうか。

最初の設定部数を少なくして、完売を出易くし、勢いを演出すれば、ファンのテンションも上がって、最終的なCDセールスも伸びていく。

また、各メンバーの売れ行きを見ながら、追加会場の個別で、人気のあるメンバーだけ部数を増やすという、細かい調整が出来るというメリットもあります。


そういった調整の末、総部数が前作から減少するのだとすれば、むしろ歓迎すべきことだと思います。

ただ、9枚目個別では、例えば12次応募終了時点、「1期10」が270部中263部を完売する一方、「1期20」は358部中10部完売、「2期」は153部中4部完売と、驚くほど対照的な完売率になってしまった。

これほど大量の非完売部が出たら、警備費の高騰がなくとも、収支の取りようがないわけで、10枚目個別において、総部数を減らして、「調整」せざるを得ないのは、当然と言えば、当然の流れではあります。

「調整」によって、前作より少ない部数で、前作を上回るCDセールスが達成出来るのであれば、それに越したことはないということです。


握手会を続けるためには、握手会主義からの脱却が必要

しかし、一時的な品薄感演出によるブーストや好調メンバーへの部数追加といった小手先のテクニックには、自ずと限界があります。

莫大な人気格差や警備費の急上昇から、総部数の削減が避けられない中、前作並みの売り上げを維持するのは、容易なことではないと思います。

結局、効率のよい販売構造を実現して、握手会を続けていくためには、「1期20」と「2期」の人気を上げて、人気格差を解消するしかなく、それが出来れば、総部数を減らし、個別日数を5日、4日と減らして、出費を抑えても、今と変わらない総売り上げを達成する展望が開けるでしょう。


そういった人気底上げのためには、選抜常連、アンダー、研究生を問わず、握手会人気ではなく、実力主義で抜擢したメンバーによって、歌ダンス選抜を組み、乃木坂のパフォーマンスレベルを向上させ、グループの本体価値を高めていくしか道はないと思います。

また、トーク、バラエティ、ドラマ、芝居などに、適性と将来性のある人物を起用して、さまざまな分野で、観客・視聴者、共演者、そしてスタッフからの評価を獲得していくことも、グループの価値を高めていきます。

乃木坂というグループのもっとも秀でたところは、様々なジャンルについて、優れた才能を秘めたメンバーが、ごろごろと何人も揃っていることで、この「人材力」を生かし切れば、ぐいぐい坂を上っていけると思います。

しかし、今のような握手会主義を続けると、どんな場面でも主要な役割を任される白石麻衣や西野七瀬が、歌が上手く、ダンスが素晴らしく、トークも秀逸、女優としての才能もぴかイチといったスーパーマンにならない限り、乃木坂への評価を上げていくことは難しい。


乃木坂で歌が一番上手い人がメインに歌い、ダンスが一番魅力的な人が先頭で踊り、しゃべれる人がMCやバラエティをこなし、演技力のある人がドラマに出る、そういう役割分担が不可欠だと思います。

さまざまな役割で、違ったメンバーが実力を発揮すれば、役割の数だけ人気者が誕生するわけで、乃木坂への人気が分厚く重層化して、人気格差が縮小、握手会にもより多くのファンが来てくれて、3日間の個別で30万枚以上のCDセールスを出すことも夢ではない。

乃木坂がさらに坂を上るためには、首都圏主義から地方重視、握手会主義からパフォーマンス重視へと、方針転換する必要があるんじゃないでしょうか。


9枚目のオリコン累計売り上げ枚数が前作割れ濃厚で、10枚目は勝負のシングル

10枚目個別は、好調な滑り出しを見せていますが、一方、まだ続いている9枚目個別は、第15次応募受付において、前次からの積み上げ完売部数が2部に留まり、勢いがなくなってきました。

(表3) 9枚目「夏のFree&Easy」に関する、個別握手会応募受付の次数と推定売り上げ枚数の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {その時点での推定累計売り上げ枚数} (受付時期、応募最終日から初動集計締め切り日までの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動に確実に算入されたことを、ピンク色の数字は、その一部が算入された可能性が高いことを示す
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入したもの
#「-60d」は、集計締め切り日の60日前という意味

9枚目「夏のFree&Easy」
発売日 2014年7月9日(水)
オリコン初動集計締め切り 2014年7月13日(日)
初動算入:第9次分まで
特定流通CD第1週売り上げ(=初動個別分) 31.1万枚

[01次] +4 {0.8万枚} (2014/05/09~05/09, -65d)
[02次] +52 {9.1万枚} (2014/05/15~05/16, -58d)
[03次] +61 {17.8万枚} (2014/05/22~05/23, -51d)
[04次] +46 {22.6万枚} (2014/05/29~05/30, -44d)
[05次] +31 {25.4万枚} (2014/06/05~06/06, -37d)
[06次] +32 {28.1万枚} (2014/06/12~06/13, -30d)
[07次] +19 {29.5万枚} (2014/06/19~06/20, -23d)
[08次] +12 {30.2万枚} (2014/06/26~06/27, -16d)
[09次] +7 {30.7万枚} (2014/07/03~07/04, -09d)
[10次] +4 {31.0万枚} (2014/07/10~07/11, -02d)
[11次] +6 {31.4万枚} (2014/07/17~07/18, +05d)
[12次] +8 {32.1万枚} (2014/07/24~07/25, +12d)
[13次] +5 {32.5万枚} (2014/07/31~08/01, +19d)
[14次] +8 {33.2万枚} (2014/08/07~08/08, +26d)
[15次] +2 {33.5万枚} (2014/08/14~08/15, +33d)
[16次] (2014/08/21~08/22, +40d)
[17次] (2014/08/28~08/29, +47d)


15次のプラス2部は、永島聖羅と米徳京花で、米徳さんは、10枚目個別に参加しないので、9枚目個別が終わると、しばらく直接は会えなくなり、そのことが申し込みを加速させた可能性があります。


9枚目「夏のFree&Easy」に関する、最新のオリコン推移は以下のようになっています。

(表4) 9枚目「夏のFree&Easy」と8枚目「気づいたら片想い」のオリコン売り上げ枚数とチャート順位の推移

凡例
発売何週目:オリコンの売り上げ枚数 (順位, 前作同週との枚数差)

# 枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

9枚目「夏のFree&Easy」
1週目:42.2万枚 (1位, -3.6万枚)
2週目:43.9万枚 (8位, -4.3万枚)
3週目:45.5万枚 (4位, -4.0万枚)
4週目:46.8万枚 (12位, -3.8万枚)
5週目:47.4万枚 (18位, -4.4万枚) [8月18日付チャート]

8枚目「気づいたら片想い」
1週目:45.8万枚 (1位)
2週目:48.3万枚 (3位)
3週目:49.5万枚 (7位)
4週目:50.7万枚 (11位)
5週目:51.8万枚 (13位)
6週目:52.3万枚 (14位)
7週目:53.1万枚 (17位)
8週目:53.4万枚 (39位)
***************
18週目:54.6万枚 [8月11日付チャート]


10枚目個別第2次と9枚目個別第15次の応募期間は重なっていますが、新シングル個別への申し込みが始まり、それと軌を一にして、前シングル個別が振るわなくなっている現状を考えると、「夏のFree&Easy」CDセールスについて、今後の伸びはあまり期待出来ません。

そして、現在の発売5週目において、9枚目「夏のFree&Easy」が、8枚目「気づいたら片想い」5週目より、4万4千枚少ないとなると、逆転はかなり厳しいような気もします。

まだ様子を見る必要があるけど、9枚目は初動だけでなく、累計でも前作割れの可能性が高まりつつある状況になっています。

表題曲のCMタイアップが実現した10枚目「何度目の青空か?」がヒットすれば、9枚目のセールスは気にならなくなるし、逆に新曲の売れ行きが芳しくなければ、前作から引き続いての低落と見なされるので、まさに白石まいやんが書いているように、

今回は勝負になる

ということでしょう。

白石麻衣の2014/08/05_23:48ブログ

結成4年目に突入した乃木坂は、グループの未来を左右するような、重要な新曲プロモーションにいきなり直面しているわけで、ぜひとも総力を結集して、上手く乗り切ることを願っています。


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10枚目表題は「何度目の青空か?」、透明感のある鼓舞系青春バラードも「神公開」ではなかった [20Aug14]

2014-08-20 12:03:08 | 芸能
昨日は、10枚目シングルに関して、一気に動きがありました。

HTCが発売する新スマートフォン「HTC J butterfly (HTL23)」のプレス向けイベントが都内で行われ、乃木坂46を「アンバサダー(親善大使)」に起用することが発表されました。

また、8月29日(金)から放送開始のテレビCMに、10枚目収録の「何度目の青空か?」という曲が使用されることになり、松井玲奈を除く10th選抜メンバーが会場のステージで歌とダンスを披露したそうです。

乃木坂公式サイトに、今日、10枚目のタイトルは「何度目の青空か?」という記事が載ったので、昨日、プレス公開された曲が表題曲のようです。

ナタリーの関連記事

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HTCのCMに乃木坂が起用されるのは、2枚目「おいでシャンプー」と4枚目「制服のマネキン」に次ぎ3回目で、5シングルぶりに、念願の表題曲CMタイアップが復活しました。

メンバーが出演するテレビCMに、発売中のシングル表題曲が流れるのは、最高のプロモーションで、10枚目に懸ける運営の意気込みが伝わってきます。

しかし、プレス発表の後、新曲を巡る状況は、やや好ましくない方向に進んでいるように見えます。

というのは、昨日のお披露目は、どうやら関係者に向けた「内密」なもののようで、正式な曲の公開はまだ先だったのに、カンファレンス会場にいた人が、手持ちの携帯か何かでライブを撮影して、それをネットに流してしまった(笑)。

当然、ファンが次々と反応、新曲についてあれこれ感想が出始めています。


私も曲を聴きましたが、会場の音響が良くないのか、簡易な録音機器のためか、音声が十分に聴き取れない部分があって、雰囲気は伝わるけど、感想を述べるほど音楽を掴んだかと言われると、ちょっと心もとない。

とくにリズムが強調されて、曲に色をつけるメロディが少し飛んでいて、実際よりも単調な印象になっている気がしました。

電車内で音楽を聴いている人の近くにいると、ヘッドフォンから漏れるのが低音中心のベース部分で、やたらリズムが強調されて、メロディが分からないことがあるけど、似たような現象が起こっている可能性があります。

実際、ネットの感想を読んでいると、「どこかで聴いた感じ」「誰それの音楽に似ている」といった声が結構あって、もしリズムがメロディを抑える形で録音されているのなら、似たリズムの曲は多数ある筈で、そういう意見が出ても不思議ではない。

もちろん、正式な音源で聴いても同じ感想になるかもしれませんが(笑)、少なくとも、会場録音の音源で判断するのは、まだ早い気がします。


さらに、もう一つ問題があって、撮影されたものを見ると、欠席した松井玲奈のポジションに高山一実が入っている。

ダンスのフォーメーション変化に従って、メンバーが次々と前へ出て、自分のパートを歌い、高山一実も歌う場面があって、生歌か、「被せ」か、「口パク」なのか分かりませんが、本来、松井玲奈の声が入る部分が、かずみんの声になっている可能性があります。

正式なCD音源では、松井玲奈のパートは松井玲奈が歌う筈で(笑)、そうなると昨日のライブは、とりあえず曲の雰囲気を知ってもらうための暫定的なステージだったのかもしれません。

主要メンバーの声が入れ替わっているかもしれない歌唱を、音響の良くない会場で、簡単な機器によって録音したとなると、実際の曲とは相当違った印象になる危険があります。


生田絵梨花は、昨日深夜に更新したブログに、

もう少ししたら曲が公開されるので
全体の中での曲調の変化も楽しみながら聞いてもらえたらと思います☆

と書いています。

生田絵梨花の2014/08/19_23:54ブログ

つまり、まだ曲は「公開されていない」ことになっているんですね。

さらに、同じブログに、

牢屋なうの設定は継続中なのでよろしくですd(^_^o)

とあって、全国ツアーでの、囚われのいくちゃんを救出する余興は、「To Be Continued」のようです(笑)。

おそらく、運営が考えているのは、8月29日(金)のCM放送開始で曲がオンエアされ、初めて一般への正式公開となり、翌30日(土)に神宮スタジアムで行われる全国ツアーの千秋楽公演で、ファンにステージ初披露という段取りなのでしょう。


しかし、会場録音ながら音源がネットに流れてしまって、それに基づいてファンが曲を批評し始めている以上、出来るだけ早く、正式な音源を公開した方がいいと思います。

神宮ライブまで、まだ10日もあるし、MV公開は、さらに9月第2週あたりと予想されて、そこまでの間に、「何度目の青空か?」への評価に大きな流れが出来てしまったら、ファンが先入観を抱いて正式音源を聴くことになって、あまり宜しくない。

もし編集が終わっているのであれば、次の金曜日、永島聖羅が出演するFM FUJI「沈黙の金曜日」で流してもらうなど、ネットの非公式音源を正式音源で駆逐した方が良いんじゃないでしょうか。


そもそも、全国ツアー初日の大阪公演で、いくちゃん救出ゲームを始めて、千秋楽である神宮での新曲初披露をファンに期待させている矢先に、限られた関係者しか入れないカンファレンスで、ライブによるフル公開を行うのは、正直、ファンに対して失礼というものです。

また、CM放送開始と神宮初披露まで曲を一般公開するつもりがないのであれば、昨日のイベントで、映像や音声がネット流出しないような措置を取るべきだったと思います。

それが不可能であるのなら、会場ライブは見送るのが当然じゃないでしょうか。

あるいは先手を打って、16日(土)大阪公演での初披露、もしくは18日(月)NACK5「おに魂」でのオンエアという選択肢も検討出来たのに、音源流出を予想しなかったのか、そのまま企業イベントでフル公開してしまった。


意表を突かれた上に、曲を知ってしまったファンは、神宮「初」披露まで、いくちゃん救出ゲームに微妙な感じで付き合わなければならない(笑)。

しかも、録音状況や完成度の分からない流出音源をもとに、曲への批評がネットにあれこれ載ってしまい、「本当の歌」がまだ公開されていないのに、曲のイメージが一人歩きしていく。

どうにもこうにも、脇の甘い新曲公開という気がします。

全国ツアーとの整合性を顧みず、発売イベントに新曲発表の照準を合わせたのは、スポンサーへの配慮かもしれないけど、集まったほとんどの関係者は、新スマートフォンの機能を取材に来ている筈で、CMソングをフル公開しなくても、とくに文句は出ないと思うんですが(笑)。


「何度目の青空か?」に対する現時点での印象は、今日の記事タイトルの通りで、本格的な感想は、全国ツアー千秋楽でのパフォーマンスを観てから、と思ったのですが、神宮で披露する場合も、松井玲奈はいないわけで、やはり高山一実が入ったバージョンになるんでしょうか。

新曲のプレス発表にも、スタジアム披露にも、フロントが揃わないなんて、昨日の記事でも指摘したように、「兼任」制度の問題点が盛大に爆発してますね(笑)。

もう面倒なので、10th選抜は、かずみんをフロントにすればいいと思う、歌もダンスも上手いから全然大丈夫ですよ。

曲の感想は、念のため、MVが発表され、全貌が明らかになってから考えることにして、SKE48「不器用太陽」に似てる?と感じたことは、それまで心の中にそっと仕舞っておきます(笑)。

10枚目表題曲が「神曲」かどうかはまだ判断出来ないけど、少なくとも、ファンの気持ちをドラマチックに高めるような「神公開」でなかったことは確かなようです。


最後に、橋本奈々未さん、大阪公演のあと、入院されたそうで大変でしたね。

退院といっても、泊まりがけが必要な処置はとりあえず終わったということで、必ずしもイコール病気が治ったではなく、そもそも、入院自体が体力を消耗する面があります。

全国ツアーに参加したいという気持ちはあると思うけど、今は、十分な休養を取って、健康を回復させることを第一に考えて下さいな。

病状が分からないので、こんなことしか言えませんが、体が元気になれば、また活動出来るのだから、くれぐれも無理だけは絶対しないようにして欲しいです。

橋本奈々未の2014/08/19_23:23ブログ


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2014-08-19 19:30:00 | 芸能
先週16日(土)にBSフジで放送された「将棋ウォーズカップ~芸能界最強決定戦~2」は、伊藤かりんが活躍してなかなか面白かったです。

三回戦初っぱな、アイドル対決ということで、PASSPO☆の根岸愛との勝負で、伊藤かりんも最近将棋を始めたばかりだけど、根岸さんは、なんと二週間前からという、いかにもアイドルらしい無茶ぶりスケジュールです(笑)。

そもそも将棋が成り立つのか?と思って見ていたら、初心者同士の対局なので、かえって私のような全然強くないレベルの人間にもよく分かる展開で、結構、楽しかった。

NHK教育で放送しているプロ棋士の試合は、一体何をやっているのか理解出来ないことが多い上に、攻め込んでいる方が、いきなり「参りました」と頭を下げたりして、「何でやねん?優勢に見えるんやけど、ええんか、ほんまにこれで勝負ついたんか?」となって、釈然としない(笑)。

ところが今回は、なぜ伊藤かりんが勝ったのか、よく分かって、スッキリした気分で見ることが出来ました。


以前、「恋の藤井システム」というフレーズが、メンバーのブログに時々現れて、「それは何?」と、乃木坂ファンの間で話題になったことがあります。

「藤井システム」は、対局における攻めの手法だそうですが、文化放送『乃木坂の「の」』に将棋好きなスタッフがいて、「恋の藤井システム」というロゴの入ったTシャツを着ていた。

そこで、次回出演予定のメンバーが、自分のブログに一種の暗号として、その言葉を入れるのが流行ったのだけど、このちょっとした騒動のとき、プロ棋士の方が、ツイッターで触れてくれたりして、結構、盛り上がった気がします。

将棋界の方も、昨今のアイドルブームには注目している筈で、また、芸能界にも将棋を好きな人が多いようなので、将棋系アイドルは、今後、活躍する場が広がっていくんじゃないでしょうか。

伊藤かりんは、正規メンバーに昇格して、初めて自分のブログをアップしたとき、研究生時代のブログを参照し易いようにと、ちゃんとリンク集を作るなど、かなり頭の良い人なので、勉強を続ければ、将棋もどんどん上手くなって、「駒ドル」の先頭を走ることも夢ではないかと(笑)。

何と言っても、将棋の対局は、長い時間、顔のアップを映してくれて、露出量は普通のバラエティより遥かに多くなるので、かりんさん、ナイスな仕事ゲットしたと思います。


さて、今日は、「兼任」と「紅白」について、憶測、場合によっては、空想も交えながら、書いてみようかと思います(笑)。

伊藤万理華は、昨日のブログで、全国ツアー大阪公演で一緒にステージに上がった松井玲奈について、

振り付けや段取、時間ない中で完璧に覚えて
本当に凄いです。
ツアー中に玲奈さんを見て
たくさん吸収しなきゃ。

と述べています。

伊藤万理華の2014/08/18_20:18ブログ

確かに、松井玲奈は、ライブ経験が豊富で、ダンスの振りや段取りを覚えるのが早く、短い練習時間で、完成度の高いステージを見せる能力があると思います。

9枚目「夏のFree&Easy」初回限定盤TypeA収録の「その先の出口」MVでも、撮影はタイトなスケジュールで行われた筈ですが、ダンスはもちろん、表情までしっかり作り込んでいて、主流派と対立するグループのリーダーを、見事に表現していました。

こういう経験と能力を持った人がライブに参加してくれるのは、乃木坂のレベルアップのために、大変有り難いことで、伊藤万理華だけでなく、刺激を受けたメンバーは少なくなかったんじゃないでしょうか。


このブログでも、春先、松井玲奈の「兼任」が決まった頃、それが乃木坂ライブへのコラボ的な参加といった「交流」に留まるのであれば、むしろ歓迎すべきことと書きました。

ところが、現実には、単なる「交流」を越え、松井玲奈は選抜に入り、しかもフロントに抜擢されている。

その結果、貴重な選抜の枠が一つ減り、只でさえ厳しいアンダーメンバーの選抜入りが、さらに狭き門となってしまい、アンダーが期待出来る枠数は、現在、事実上、たった2枠になってしまっています。


また、超多忙な松井玲奈とのスケジュール調整に振り回され、フジテレビ「MUSIC FAIR」における9枚目「夏のFree&Easy」の新曲キャンペーンでフロントが揃わなかったり、神宮で行われるだろう10枚目表題曲の初披露でも、フロントが一人欠ける可能性が濃厚です。

スタメン起用した3番バッターに、1回表の攻撃で、代打を出すようなもんですね、これは(笑)。

さらに、日程が合ったときだけしか、完全な全体練習が行えないので、音楽番組、歌謡祭、MV制作へ向けた準備が不十分となって、明らかに「組閣」以降、乃木坂46のパフォーマンスは、レベルダウンしていると思います。

上に挙げた、「その先の出口」MVでは、松井玲奈が難しいフリをすぐにマスター出来ても、乃木坂メンバーの方は、やはり時間が掛かるので、白石麻衣を中心とする主流派のダンスが、十分に仕上がってなくて、松井グループ一人勝ちの様相を呈していて、観ている側として、何をどう受け止めればいいのか、戸惑ってしまいます(笑)。

そして、NHK-BS「乃木坂46SHOW!」やフジテレビ「FNSうたの夏まつり」では、全体練習の不足が顕著に響いて、過去に見たことがないほど、厳しい出来になってしまった。


乃木坂46は、アイドル界でも群を抜くビジュアルが大きな魅力のグループなので、May J.や木村カエラのように歌えなくていいし、E-girlsのようなキレのあるパワーダンスを目指す必要もないと思います。

美しいルックスやすらりと長い手足は、ダンスを彩る重要な因子で、こういった魅力を十分に生かす、乃木坂らしいダンス、個人的には伊藤万理華のクラシックバレエをベースとする柔らかいダンスが頭に浮かぶのですが、そういう華やかなステージを見せられれば、プロとして十分な評価を受けるんじゃないでしょうか。

しかし、例えば、歌に関してなら、先日の「FNSうたの夏まつり」で「悲しみがとまらない」(1983)を杏里とコラボしたとき、桜井玲香がソロで見せたくらいのレベルで歌えなければ、乃木坂の魅力をアピールする前に、そもそも歌手として、このステージに立つ資格があるのかという目で見られてしまいます。

また、ダンスでも、フリが覚束なかったり、立ち位置が完全に頭に入ってなければ、これもプロとしては論外で、評価の対象にすらなりません。


NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で、豊臣秀吉役の竹中直人は、明らかに演技が上手くて、さすがにハイレベルな役者だと感心します。

一方、主役の岡田准一は演技力があるのかと言われると、その辺は、正直よく分かりません(笑)。

しかし、画面に出てくるだけで、空気が変わるような、彼独自の深みのある雰囲気は、誰にも真似出来ないもので、ドラマ全体を魅力的にする要になっています。

結局、自分が持つ優れた空気感や雰囲気を、「邪魔しない」演技であれば、その役者は「演技が上手い」と言っていいし、逆に、台詞が棒読みなど(笑)、見過ごせない大きなマイナスがあって、視聴者がその魅力に気づくのを自ら妨げていれば、「演技が下手」ということになるんじゃないでしょうか。


乃木坂はパフォーマンスのレベルアップを図るべきだと、いつも書いているのは、ジャネットジャクソンになれと言っているのではなく(笑)、乃木坂の華やかな魅力に気づいてもらうためには、まずは、最低限のレベルをクリアする必要があるからです。

あれほど雰囲気のある岡田准一君であっても、台詞がしどろもどろであれば、人気は出ないということです。

しかし、「FNSうたの夏まつり」では、出演アーティストのレベルがとてつもなく高いので、「最低限」といっても、あのステージに違和感なく立つとなると、相当なレベルになります。

従って、歌であれば、川村真洋や中元日芽香といった素質のあるメンバーを抜擢して、普段から練習を積んでもらい、大きなステージを何度も経験させる以外に道はないわけで、この二人は今すぐにでも選抜に入れるべきだと思います。

一方、ダンスは、伊藤万理華、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみ、川村真洋など、踊りの上手いメンバーを中心に据えて、固定フォーメーションを作り、とにもかくにも全体練習を繰り返すしかありません。

コレオグラファーの夏まゆみさんは、「ダンスは練習すれば上手くなる」と心強い言葉を述べておられるので(笑)、ひたすらひたすら練習すれば、乃木坂の魅力を遺憾なくステージで発揮出来るようになるでしょう。


結局、練習あるのみなんですが(笑)、一番困るのが、「兼任」制度です。

主要メンバーがいたりいなかったり、いなかったりいたりでは、グループのパフォーマンス力は絶対に向上しません。

懸命にみんなで練習した後、一緒に食事に行って、練習で気づいたことや曲の解釈を話し合い、また翌日の練習に臨む。

まさに同じ釜の飯を食う感じで、メンバーが日頃から一緒に進まないと、なかなかステージ上で、息の合ったダンスを見せるのは難しい。

ましてや、不定期参加の「兼任」メンバーがフォーメーションの中核を占めると、全体のレベルを上げようがないわけです。


こういった「兼任」の影響をもろに受けてしまったのが、実は、SKE48だと思います。

もともとSKE48は、非常にシャープなダンスを得意とするグループでした。

昨年6月、TBS「音楽の日」でSKE48が披露したステージを観て、乃木坂はここまで目指さなくてもいいんじゃないかと、思わずブログに書いてしまったほど、ダンスのキレが素晴らしかった。

(参考記事) 乃木坂の風 30Jun13 ~ 「ガールズルール」ライブ三番勝負、衛藤美彩の美貌と生駒里奈の可憐
最後の方にSKE48のパフォーマンスへの感想あり

これほどのダンスを披露出来る以上、グループとして相当な練習を積んできた筈で、松井玲奈のスキルも、その中で鍛えられたのでしょう。

しかし、「組閣」によって、多くのメンバーが「兼任」となり、日常的な全体練習が行えなくなったのだと思います、SKE48の楽曲は、踊りを見せるものから、歌中心のものへ変化して、最近では、あのキレのあるダンスがすっかりなくなってしまいました。


もちろん、それに合わせて歌選抜を組み、日常的に歌の練習を行えば、新しいSKE48が誕生するのですが、「FNSうたの夏まつり」で披露した「不器用太陽」を観ていると、「兼任」メンバーが主要ポジションに入っていて、十分にパフォーマンスを引き出せていないように感じました。

とくにメインボーカルの松井珠理奈は、センターを務めた、昨年のAKB48「鈴懸の木の道で(以下略)」の生歌ライブと同じく、声量はあるんだけど、一言ごとに音が微妙にズレていき、担当パートが終わると、曲がどこかに行ってしまうという器用な歌いっぷりで(笑)、一度「兼任」を止めて、歌の練習に専念した方が良いんじゃないかと。

「不器用太陽」は、個人的に、かなり良い曲だと気に入っていて、しっかり練習してグループとしての歌唱力を磨けば、一般層にも受ける可能性は十分あると感じているので、忙し過ぎる「兼任」制度がヒットの邪魔をしいてるという思いが、ますます強くなります。


最近、このブログで「兼任」の話をよく取り上げるのは、乃木坂46運営委員長の今野義雄氏が、「兼任は良い効果を生んでいる」といった発言をしたという記事を読んだからです。

これはファンの反応を見るための「アドバルーン」の可能性があります。

この発言に対して、乃木坂ファンの反発が少なければ、次の「組閣」でも、「兼任」を受け入れる意向を運営が固め始めたのかもしれません。


時期的に見て、そろそろNHK紅白歌合戦への出場レースが本格化してくると思います。

AKB48グループが、今年の紅白でも、昨年同様、3枠を獲得した場合、AKB48とSKE48はほぼ確定として、残り1枠を、NMB48、HKT48、乃木坂46で争う展開になる可能性があります。

そして、例えば、今年は乃木坂46に譲って欲しいという、内輪の調整となった場合、その見返りとして、NMB48とHKT48に、乃木坂の人気メンバーを「兼任」「移籍」させるという話が出てもおかしくはない。

また、NHK側と交渉しているAKB48の運営が、来年の「総選挙」を盛り上げるため、複数の乃木坂メンバーを立候補させることを、紅白出場に絡めて要求することも考えられる。

もちろん全部、単なる憶測ですが、これから紅白出場を巡って、各事務所の動きが活発化してくる矢先の今野発言だったので、かなり気になっています。


しかし、実は、一番問題なのは、AKB48Gが3枠を維持出来るかどうか、という点じゃないでしょうか(笑)。

E-girlsの出場は、今年の活躍から考えて、かなり堅いでしょう。

さらに、モーニング娘。が、昨年に引き続いて有力候補となるのは間違いない。

しかも、最近、後藤真希の復帰があって、知名度の高いモー娘。OGと絡めた形での、紅白出場も考えられる。

そして、ここに大本命とも言えるBABYMETALが入ってくる可能性がある。


全米ビルボードに名前が載る日本人アーティストは、数えるほどしかなく、全盛期の宇多田ヒカルでさえ、かなり苦労していたほどで、BABYMETALは、今年のJ-POP界最大の「快挙」を成し遂げたとすら言っていい。

さらに、ヨーロッパ公演を成功させた後、レディーガガの全米公演のオープニングアクトに、複数回出演、ガガ本人も非常に高く評価している。

8月16日(土)と17日(日)に東京と大阪で行われた「SUMMER SONIC 2014」では、そうそうたる大物アーティストの中にいながら、主役級の扱いを受けていて、その音楽的業績は、文句の付けようがありません。

BABYMETAL側が紅白出場を望んだ場合は、とてつもない有力候補の出現となり、AKB48Gの枠が減らされる可能性はさらに高くなります。


昨年の紅白で、大島優子が卒業宣言をしたことは、NHK会長も言及するほど話題となり、正直、ファン以外からはあまり好意的に受け取られていないように感じました。

また、襲撃事件を機に、大規模握手会でCDセールスを上げる仕組みが議論を呼ぶ中、2014年上半期のCM露出量が前年同期から大幅減となり、AKB48の運営会社を巡る赤字問題や社長交代と言った記事が週刊誌に載る。

AKB48に関しては、あまり良い材料はなくて、昨年と同じ雰囲気で、紅白への出場交渉が進むかとなると、ちょっと疑問を感じる部分があります。

今年後半、乃木坂46にヒット曲が出れば、3枠目としてプッシュしやすくなるのは間違いないわけで、秋元康氏が、10枚目表題曲を「神曲」と述べているのは、乃木坂の紅白出場交渉が、ギリギリの厳しい攻防になる見通しであることの裏返しなのかなと、勘ぐってみたくなります(笑)。


芸能界の内部事情はよく分からなくて、紅白出場歌手決定の舞台裏なんて、さらに見えにくい部分です。

NHK特集でも、取り上げてくれないですからね(笑)。

従って、限られた情報から憶測を重ねるしかないんですが、どういう方向に進むにせよ、メンバーの気持ちは第一に考えて欲しい。

乃木坂メンバーは乃木坂に入りたくてオーディションを受けたわけで、これはどのグループのメンバーでも同じだと思います。

自分やグループを売り出すからという理由で、苦渋の選択をメンバーに迫るようなことは、絶対に止めるべきです。

それこそが「兼任」や「移籍」の最大の問題点じゃないでしょうか。

幸い、生駒里奈は、AKB48での活動をエンジョイしているようで(笑)、そこはホッとして見ているんですが、他のメンバーが「兼任」となった場合、同じような気持ちなれるとは限らないですから。


最後に、「夏のFree&Easy」の累計売り上げ枚数の推移を載せておきます。

個別握手会第14次応募でも、8部の完売が出ているので、まだ分かりませんが、8枚目「気づいたら片想い」との差は5週目で広がっていて、累計での前作割れも、十分にあり得る状況です。

(表) 9枚目「夏のFree&Easy」と8枚目「気づいたら片想い」のオリコン累計売り上げ枚数とチャート順位の推移

凡例
発売何週目:オリコンの売り上げ枚数 (順位, 前作同週との枚数差)

# 枚数は万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

9枚目「夏のFree&Easy」
1週目:42.2万枚 (1位, -3.6万枚)
2週目:43.9万枚 (8位, -4.3万枚)
3週目:45.5万枚 (4位, -4.0万枚)
4週目:46.8万枚 (12位, -3.8万枚)
5週目:47.4万枚 (18位, -4.4万枚) [8月18日付チャート]

8枚目「気づいたら片想い」
1週目:45.8万枚 (1位)
2週目:48.3万枚 (3位)
3週目:49.5万枚 (7位)
4週目:50.7万枚 (11位)
5週目:51.8万枚 (13位)
6週目:52.3万枚 (14位)
7週目:53.1万枚 (17位)
8週目:53.4万枚 (39位)
***************
18週目:54.6万枚 [8月11日付チャート]


オリコンの数字は、曲のヒット度合いとは何の関係もないけど、乃木坂ファンの人数動向とは絡んでいる可能性があって、ファンが増えていると主張する根拠はなく、逆に減っていると考えたくなる点が目につきます。

ただ、10枚目をヒットさせて、新規ファンを呼び込むのは大事だけど、それ以上に、新たな「兼任」など、ファンを大幅に減らすような仕掛けを、運営は絶対に打たない方がいい。

まあ、あり得ないとは思いますが、全国ツアー千秋楽の神宮で、だれそれが、どこどこ「兼任」なんて、「サプライズ」発表は止めて下さいね(笑)。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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乃木坂MVの再生回数ランキング、「マネキン」断トツ「Lover」4位浮上「片想い」6位へ [16Aug14]

2014-08-16 23:00:00 | 芸能
いよいよ全国ツアーが大阪で始まりました。

中央体育館に行かれた方のレポートを読んでいると、千秋楽の東京公演に、生田絵梨花が登場しない方がむしろ「サプライズ」といった風情の出し物があったようです(笑)。

ただ、先の読みやすい仕掛けを見せられると、「サプライズ」が大好きな乃木坂の運営が、そんな風にストレート1本で押すかなと、逆に、あれこれ勘ぐりたくなります。

個人的な願いとしては、妙な変化球はいらないから、このまま素直に進めて、神宮になだれ込んで、いくちゃんセンターの10枚目表題曲を、サクッと披露して欲しいっす(笑)。


さて、大阪、福岡、宮城、愛知、東京と巡るライブが始まり、乃木坂の楽曲へ興味が高まる2週間に入ったので、YouTubeに無料公開されているMVの再生回数ランキングを調べてみました。

前回調べたのは、2014年5月21日(水)時点の順位で、3ヶ月ぶりの更新になります。

今回のランキングでは、曲名をクリックすればMVを観られるようにしておきました。

ライブへ向けた予習や雰囲気作りなどに(笑)、使って頂ければと思います。

では、以下の表が、8月16日(土)15:00時点での再生回数ランキングです。

凡例
[順位] 曲名 (曲の収録シングルによる種別、YYMMDD表示の公開日、万回単位の再生回数)

# オレンジ色の曲名は表題曲
# 「収録シングルの種別」は、最初の数字がシングル番号、次に「A0」表題曲、「A1」共通カップリング曲、「A2」初回限定盤TypeA三番目曲つまり限定曲、「B」TypeBの限定曲、「C」TypeCの限定曲で、「*」はアンダー曲であることを示す。
# YouTubeに公開された「君の名は希望」MVは3タイプ。ランキング表では、ストリングスの演奏でダンスを披露する「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」、映画オーディションの様子を短めにまとめた「君の名は希望-short ver.-」、そのフルバージョンである「君の名は希望」として区別している
# 種別記号が[5A0]のように[括弧]に入っているのは、そのMVが、発売された初回限定盤に非収録であることを意味する
# 再生回数は万回単位で小数点以下2桁目四捨五入

# 曲名をクリックすると、YouTubeのMVを観ることが出来ます。すぐに動画が始まるので、音声などには十分ご注意下さい

[01] 制服のマネキン (4A0、121125、780.2)
[02] ガールズルール (6A0、130607、349.0)
[03] 君の名は希望-DANCE&LIP ver.- ([5A0]、130317、304.5)
[04] 世界で一番 孤独なLover (6A1、130613、228.7)
[05] ぐるぐるカーテン (1A0、120131、226.6)
[06] 気づいたら片想い (8A0、140306、225.0)
[07] おいでシャンプー (2A0、120415、214.1)
[08] バレッタ (7A0、131030、207.8)
[09] 夏のFree&Easy (9A0、140609、176.6)
[10] シャキイズム (5A1、130303、161.0)
[11] 走れ!Bicycle (3A0、120808、144.3)
[12] ロマンスのスタート (8A1、140326、129.2)
[13] そんなバカな (7B、131120、123.3)
[14] 月の大きさ (7A1、131106、116.8)
[15] 13日の金曜日 (5B*、130303、115.5)
[16] でこぴん (5C、130310、98.6)
[17] 指望遠鏡 (4A1、121209、98.5)
[18] 会いたかったかもしれない (1B、120131、80.3)
[19] 生まれたままで (8C*、140310、71.2)
[20] 他の星から (6C、130623、61.0)
[21] 君の名は希望-short ver.- ([5A0]、130213、53.9)
[22] ここじゃないどこか (4B、121216、51.1)
[23] 扇風機 (6B*、130630、50.8)
[24] 初恋の人を今でも (7C*、131120、44.5)
[25] 偶然を言い訳にして (2A2、120426、43.4)
[26] 孤独兄弟 (8B、140320、42.8)
[27] 失いたくないから (1C、120223、42.7)
[28] 人はなぜ走るのか? (3B、120812、41.9)
[29] 春のメロディー (4C*、121209、40.8)
[30] 狼に口笛を-ダンスバージョン- (2C*、120426、38.5)
[31] その先の出口 (9A2 (140623、37.8)
[32] 無口なライオン (9B、140702、36.4)
[33] 乃木坂の詩 (1A2、120221、34.3)
[34] 涙がまだ悲しみだった頃 (3A2*、120812、33.5)
[35] 君の名は希望 (5A0、130217、29.9)
[36] 音が出ないギター (3C、120812、23.1)
[37] ここにいる理由 (9C*、140630、19.5)
[38] 水玉模様 (2B、120426、16.8)
[39] ここにいる理由(Dance ver.) ([9C*]、140725、10.4)


前回と同じく、4枚目表題曲「制服のマネキン」が、圧倒的な強さでトップを独走しています。

2位の6枚目表題曲「ガールズルール」と比べても、2倍以上の再生回数で、「制服のマネキン」MVは公開から1年9ヶ月も経っているのに、未だに大変な人気があります。

ドラマ部分がほとんどない、ダンスの直球勝負だけど、撮影場所を変え、フォーメーションやメンバー構成を変え、カメラのアングルを変え、動きもつけて、緻密に作り込んでいて、オリジナリティ溢れる振り付けと相俟って、何度観ても飽きのこない、優れたMVに仕上がっていると思います。

9枚目表題曲「夏のFree&Easy」のMVもダンス中心ですが、「兼任」メンバーとのスケジュール調整のためか、時間をかけずに手っ取り早く撮影した感じがあって、「制服のマネキン」MVと比べると、作り込みが浅いという印象を受けてしまいます。


出来の良いMVを作るためには、現場に十分な時間を与えることが不可欠で、運営トップに作品クオリティへの意識があれば、9枚目制作期間の真ん中に、17日間22公演に及ぶ「16人のプリンシパル trois」を入れたりしないし、全体活動をシビアに制限する「兼任」は絶対に受け入れないでしょう。

とくに「兼任」メンバーの選抜入りによって、重要場面で主要メンバーが欠けてしまったり、練習時間や制作時間が短くなってしまうことは、最近顕著になってきた深刻な問題です。

9th選抜が「夏のFree&Easy」のキャンペーンでフジテレビ「MUSIC FAIR」に出演した際、松井玲奈と生駒里奈は欠席していました。

「MUSIC FAIR」は、多くの音楽ファンが観ている、影響力のある老舗番組で、そこへの出演は非常に重要な新曲プロモーションです。

従って、主要メンバーが出ないなんて、あり得ない話であって、では何のために二人を選抜に入れたのか、本質的な意味を問われる、運営の失態と言っていいでしょう。

今日から始まった全国ツアーでも、もし千秋楽に10枚目表題曲がお披露目される場合は、フロントである松井玲奈がいない状態でのパフォーマンスとなってしまい、それを避けようとすると、今度は初のスタジアムライブで、完全な形での新曲披露が出来ないことになります。

「兼任」メンバーの選抜入りが、乃木坂の活動を歪めてしまっていると言わざるを得ません。


8月2日(土)のNHK-BSプレミアム「乃木坂46SHOW!」で選抜チームが披露した「夏のFree&Easy」と「ガールズルール」は、多くのメンバーについて、体の動きにキレがなく、全体もバラバラで、過去に見たことがないほど質が低かったので、正直、ショックを受けました。

パフォーマンスのレベルダウンは、ダンスの練習時間を十分に確保出来ていないことを強く窺わせます。

また、8月13日(水)に行われた「FNSうたの夏まつり」では、往年のヒット曲を歌う本人とのコラボにおいて、乃木坂に任された部分で、ソロパートはともかく、全体でのコーラスが、メインの歌手に迷惑を掛けるほど、全然揃ってなくて、練習が不十分なことを露呈する内容でした。

乃木坂のパフォーマンスは、テレビ放映されるものについては、これまで随分と観てきたけど、最近、レベルの低下を感じる場面が多くて、本当に心配になります。


8月2日(土)のTBS「音楽の日」に出演したフェアリーズは、このステージのためにどれだけハードな練習を積んだんだろうと、観ていて感動を覚えるくらい作り込んだパフォーマンスを披露しています。

E-girlsのステージも良いものを見せたいという熱量が凄くて、しかもテレビで観る度に、歌やダンスが上手くなっているので、日常的にしっかりとレッスンを積み重ね、全体練習も十分行っていることが容易に分かります。

何と言っても、筋肉に出てます、練習の成果が(笑)。

これだけ真剣にステージに取り組むアイドルが複数いる中で、十分な練習をせず、本番でも結果が残せないとなると、どんどん出番が減らされるのは当然です。

かりにステージで実力を発揮出来なくても、番組側が、このグループは懸命に練習してきたなと感じれば、またチャンスを貰える可能性があるけど、「兼任」云々という勝手な事情で練習不足となると、次回はバッサリ切られてしまっても文句は言えません。

もちろん、NHKの番組である「乃木坂46SHOW!」で、そんな熱意のない姿勢を見せたら、紅白なんて夢のまた夢です。


2年近く前に発表した「制服のマネキン」MVの再生回数を越えそうな楽曲を、未だに出せていないのは、単なる偶然ではなく、運営が乃木坂の音楽性を向上させようという気持ちを失いつつあるからだと思います。

優れた楽曲やMVを作ろうという意欲を持ち続け、どんなステージでも、十分な練習を積んで、出せる最大の実力を出す。

音楽に向き合う真摯な姿勢こそ、グループの人気と価値を本質的に高め、スポンサーを呼び込む切り札なんですが、「兼任」を肯定して、「揃わない選抜」が日常化し、全体練習の時間やシングル制作の時間が制限され、音楽番組・歌謡祭でのパフォーマンスがレベルダウンし、収録MVの質が落ちるという深刻な問題に目をつぶる今の運営には、あまり期待しない方が良いのかもしれません。


話がすっかりブルーな方へ逸れてしまいましたが(笑)、気を取り直してランキングを見てみましょう。

5枚目表題曲「君の名は希望」には、3種類のMVがあって、初回限定盤DVDに収録されたバージョンで、メンバーが映画のオーディションに挑む様子を約25分に渡って収めたものは、35位と表題曲MV中の最低順位である一方、ストリングスの演奏でメンバーが歌いながら踊る「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」は3位と大人気で、ちょっと不思議なランキングになっています。

同じ曲のMVなのに、ここまで明暗が分かれるのも珍しいですが、オーディションの様子をもっと短くまとめた「君の名は希望-short ver.-」は21位なので、とりあえず25分は長過ぎたのかもしれません(笑)。

ところで、このオーディションは、映画がいつまで経っても作られなかったので、最近では、「架空の映画」に対するものとされていました。

しかし、なんと、このオーディションで選ばれた、秋元真夏、生田絵梨花、橋本奈々未の三人を主演とする「本物の映画」が、選んだ山下敦弘監督によって作られ、「超能力研究部の3人」というタイトルで、12月6日(土)から全国ロードショーされるという、嘘のような本当のニュースが舞い込んできました。

乃木坂公式サイトの関連ページ


オーディションMVの人気が芳しくないので、山下監督が「じゃあ、本物の映画で勝負!」と発奮したわけではないと思うけど(笑)、あのとき頑張って選ばれた三人にとっては、嬉しいビックリになったんじゃないでしょうか。

映画の中で「君の名は希望」が流れるかどうか分からないけど、もし曲が使われていれば、年末の紅白に乃木坂が出て、いくちゃんセンターで「君の名は希望」を歌った場合、結構な映画の宣伝にはなります。

乃木坂46が紅白に出られるかどうか、可能性が高いのか低いのか、確かな情報は今のところ一切なく、出場しても「君の名は希望」を歌うとは限らないし、まあ考え過ぎですね(笑)。


結局、今回のランキングも、「制服のマネキン」「ガールズルール」「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」が1位、2位、3位で、乃木坂46の音楽は、4枚目、5枚目、6枚目あたりで、少なくとも一つのピークを迎えていたと言えるんじゃないでしょうか。

もちろん、再び、もっと大きなピークを作りたいところです。

ランキングのトップ3に変動はありませんでしたが、4位で入れ替わりがあり、「世界で一番 孤独なLover」が、前回の5位から浮上しています。

6枚目「ガールズルール」の共通カップリング曲ながら、いくつかの表題曲MVを上回ってのランクインで、楽曲と映像そのものへの高い評価を感じさせます。

個人的にも大好きなMVで、6th選抜がお姉さんフロントに変わったことを考えると、この曲を表題にしておけば、曲とイメージがぴったり合って、本格的な大ヒットになったのではないかと、ときどき思ってしまいます。

まあ、スポーツと同じで、あとから「if」を持ち出しても、無意味なんですが(笑)。


歴代表題曲のMVは、1位「制服のマネキン」から11位「走れ!Bicycle」までに、シングル毎に1個づつ、全9個が入っているけど、その中に割って入っているのが、4位「世界で一番 孤独なLover」と10位の「シャキイズム」の二つです。

5枚目「君の名は希望」の共通カップリング曲である「シャキイズム」のMVは、柳沢翔監督の力作で、やはり、しっかり作り込んだMVは、長く人気を呼んで、やがて数字に表れてくるんですね。

ちなみに、2位の6枚目表題曲「ガールズルール」MVも柳沢監督の作品で、乃木坂ファンの間で氏への評価が高いのは、数字でも裏付けられています。


一方、前回調べた時点では、まだ公開後間もなかった8枚目表題曲「気づいたら片想い」が、6位に上昇しています。

さらに、その共通カップリング曲「ロマンスのスタート」が12位に入っていて、順調にアクセス数を伸ばしている。

この二つのMVも、支持する声の多い作品で、やはり徐々に順位が上がってきました。

9枚目「夏のFree&Easy」の収録曲はこれからですが、9th選抜のメンバーを二つに分けてそれぞれ作った「その先の出口」と「無口なライオン」が、ほぼ同じ再生回数で競っていて、今後、どちらが伸びて行くのか注目されます。


アンダー曲は、5枚目「君の名は希望」収録の「13日の金曜日」が、今回もトップでしたが、8枚目「気づいたら片想い」収録の「生まれたままで」も根強い人気を見せて、2位となっています。

明るい映像、アップテンポなメロディ、軽快なダンス。

陽性の楽しい作品が、アンダー曲では人気を呼ぶような気がします。

やや重い雰囲気のMVだと、登場する人物への思い入れがないと、なかなか観てくれる人が増えず、選抜に比べて、メンバーの知名度が低くなるアンダーの曲としては、再生回数が伸びないのかもしれません。

ランキングを見ていると、表題曲でないと上位に入るのは難しく、アンダー曲はなかなか選抜メンバー曲を上回れないのが現実で、MVそのものの出来不出来以上に、出演メンバーの知名度や曲のメディア露出度が、再生回数を左右する大きな因子になっているようです。

さらに言えば、乃木坂46というグループの知名度がもっと上がれば、どの曲についても、再生回数は上がっていくのだと思います。

ん~、やはり紅白に出て、聴く人の心に残るステージを見せて、乃木坂への好感度と関心度を上げるのは、とても大事なことですね、って当たり前か(笑)。


最後に、以下の記事に載せた表の再掲になりますが、前回のランキングを示しておきます。

興味のある方は、今回と見比べてみて下さい。

「制服のマネキン」700万回突破!乃木坂MV再生回数ランキングと9枚目表題曲公開スケジュール [22May14]

また、各シングルに関するより詳しい情報は、以下の記事にまとめてあります。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Jun14 ~ シングル収録全曲の簡易ハンドブック


2014年5月21日(水)時点での再生回数ランキング

[01] 制服のマネキン (4A0、121125、708.9)
[02] ガールズルール (6A0、130607、298.1)
[03] 君の名は希望-DANCE&LIP ver.- ([5A0]、130317、256.6)
[04] ぐるぐるカーテン (1A0、120131、210.3)
[05] 世界で一番 孤独なLover (6A1、130613、197.3)
[06] おいでシャンプー (2A0、120415、192.9)
[07] バレッタ (7A0、131030、177.2)
[08] 気づいたら片想い (8A0、140306、156.8)
[09] シャキイズム (5A1、130303、141.0)
[10] 走れ!Bicycle (3A0、120808、121.9)
[11] そんなバカ (7B、131120、98.7)
[12] 月の大きさ (7A1、131106、97.9)
[13] 13日の金曜日 (5B*、130303、94.6)
[14] 指望遠鏡 (4A1、121209、87.3)
[15] でこぴん (5C、130310、82.4)
[16] ロマンスのスタート (8A1、140326、78.8)
[17] 会いたかったかもしれない (1B、120131、72.3)
[18] 生まれたままで (8C*、140310、52.7)
[19] 君の名は希望-short ver.- ([5A0]、130213、50.4)
[20] 他の星から (6C、130623、50.4)
[21] ここじゃないどこか (4B、121216、43.5)
[22] 扇風機 (6B*、130630、41.7)
[23] 初恋の人を今でも (7C*、131120、35.9)
[24] 失いたくないから (1C、120223、35.9)
[25] 偶然を言い訳にして (2A2、120426、35.8)
[26] 人はなぜ走るのか? (3B、120812、35.0)
[27] 春のメロディ (4C*、121209、34.4)
[28] 狼に口笛を-ダンスバージョン- (2C*、120426、32.0)
[29] 孤独兄弟 (8B、140320、29.6)
[30] 乃木坂の詩 (1A2、120221、28.7)
[31] 涙がまだ悲しみだった頃 (3A2*、120812、27.0)
[32] 君の名は希望 (5A0、130217、26.1)
[33] 音が出ないギター (3C、120812、17.4)
[34] 水玉模様 (2B、120426、13.7)


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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乃木坂46 in FNSうたの夏まつり、桜井玲香ソロが秀逸も、コーラスは音程が不正確で一部雑音化 [14Aug14]

2014-08-14 16:00:00 | 芸能
昨夜、「FNSうたの夏まつり」に乃木坂46が出演、オープニング曲であるSMAP「SHAKE」(1996)を始めとして、3曲のステージに参加しました。

残りの2曲はいずれもコラボで、バックダンスとコーラスの担当でしたが、ソロで歌った部分もありました。

率直な感想を述べると、桜井玲香のソロは素晴らしかったけど、それ以外は、色々と反省すべき点があって、とくにコーラスには問題を感じました。


「SHAKE」の次に乃木坂が登場したのは、杏里の「悲しみがとまらない」(1983)です。

ステージ最前列には、左から桜井玲香、白石麻衣、そして杏里を挟んで、西野七瀬、衛藤美彩が並び、この4人にそれぞれソロパートが割り振られました。

曲の出だしを杏里が歌ったあと、

あなたに彼女 合わせたことを

を白石麻衣、

わたし今も 悔やんでいる

を西野七瀬が歌います。

二人とも、正確に音が取れておらず、微妙にズレる音があって、かなり微妙なソロになってました(笑)。

7月5日(土)に放送されたフジテレビ「MUSIC FAIR」で、八神純子の「みずいろの雨」(1978)を本人とコラボして、一部ソロを任されたときも、まいやんとななせまるは、昨夜と同じように、音程のフォローが甘く、声がメロディとリズムに乗り切れてない部分がありました。

音を正確に発声するのは、歌の基本なので、猛練習して修正して欲しいところです。


次に、桜井玲香が、

ふたりはシンパシイ 感じてた

を歌いますが、これは上手かった。

音をしっかり取りながら、発声が安定していて、しかも声が伸びやかで美しい。

桜井さんは、4月5日(土)放送の「MUSIC FAIR」で、藤あや子と「恋におちて -Fall in love-」(1985)をコラボしたとき、ソロで歌うシーンがあって、それを聴いて、「キャプテン、随分、腕を上げたな」と思ったんですが(笑)、最近、ぐんぐん上手くなってます。

おそらく、もともと高い歌唱力を持っていて、熱心に練習していたのだけど、場数を踏むことで、ステージ上での気持ちの作り方を徐々に身につけ、本来の実力を大勢の観客の前で見せられるようになってきたのだと思います。


昨夜は、川本真琴の「1/2」(1997)を、中川翔子が本人とほぼ対等なコラボで歌っていて、ちょっと素人には歌えない難しい音階を、見事に歌いこなしていて、感心しました。

もともとバラエティアイドルとして登場したしょこたんが、あるとき歌をうたい始めたのだけど、その頃、テレビでステージを観たときは、全然ダメで(笑)、「歌はやめた方がいいんじゃないかな?」と思った記憶があります。

ところが、ライブなどの歌手活動を続けていくうちに、だんだんと歌が上手くなって、今では、「うたの夏まつり」のような大型歌謡祭で、歌唱力を期待されてのコラボステージを任されるまでになっています。

カラオケや練習でどんなに上手く歌えても、観客の前でその力を100%発揮するのはなかなか大変なことで、多くの経験を積む必要があるのかもしれません。


「悲しみがとまらない」に戻ると、最後のソロは、

昼下がりのカフェテラス

を衛藤美彩が担当します。

低音パートだったこともあり、めちゃめちゃ緊張したのでしょう、声が十分に出てなくて、「カフェテラス」では声が少し震えていました(笑)。

みさみさは、7枚目「バレッタ」収録の個人PVで、自身が作詞した「いたずらな片想い」という曲を、ソロで見事に歌いあげていて、音をとる能力や発声に関しては、かなりの実力を持っています。

だからこそ、昨日のステージでも、9th選抜では3列目ながら最前列に抜擢されて、ソロパートを任されたのだと思います。

ただ、大会場での生歌ライブ、しかもテレビ生中継というのは、慣れていないと、緊張するなと言っても無理で、むしろ普段通り歌える方が珍しい。

実際、衛藤さんは、昨年の「FNSうたの夏まつり」にはアンダーで出られず、大型歌謡祭で、前に出てソロを歌うのは初めてだった筈です。

昨夜も、基本的に音は捉えていて、あとはしっかり声を出すだけなので(笑)、中川翔子と同じく、これから場数を踏んでいけば、実力をそのまま発揮出来るようになると思います。


上で触れた4月5日(土)「MUSIC FAIR」の「恋におちて -Fall in love-」では、桜井玲香に加えて、川村真洋もソロパートがあり、もちろん、間違いのない歌唱力で、見事に歌い上げていました。

しかし、これほど歌が上手くても、昨夜のステージに出た場合、ろってぃが普段通りに歌えるかどうかは分かりません。

アンダーライブ、つまり定期ライブを始めたのは、つい最近、8枚目「気づいたら片想い」からで、まだまだステージ経験が少ない上に、大会場、大観衆、生放送でのソロは大変なプレッシャーが掛かります。

このブログで、歌とダンスの上手いメンバーを前に出して、パフォーマンス選抜を組むべきだと主張してきたのは、乃木坂というグループが、どんな場面でも一定レベル以上のステージを見せられる「プロの歌手」になるためには、素質のある人を選抜入りさせて、心臓が口から飛び出しそうになるくらいの大舞台(笑)に、何度も立たせることが一番だからです。

今のところ、桜井玲香の歌唱力は、乃木坂メンバーでは唯一、プロとして通用する域に入り始めていますが、衛藤美彩はまだまだ場数が足りないし、川村真洋と中元日芽香に至っては、選抜入りすらしていません。

もし、衛藤美彩がもっと早くから選抜入りして、「FNSうたの夏まつり」や「FNS歌謡祭」を経験していたら、昨夜のソロパートは、もっと違ったものになっていたと思います。

桜井、衛藤、川村、中元に生田絵梨花を加えた5人は、長いソロパートをこなせる力量のあるメンバーで、常時、選抜入りさせて、歌の経験を積ませて欲しいですね。


「悲しみがとまらない」の杏里とのコラボでは、ソロパートの出来が気になったのですが、これはまだ良い方で、問題は、次に参加した「あー夏休み」(1990)での前田亘輝とのコラボにおけるバックコーラスです。

例えば、

Hold me tight 夢とちゃうのかい こんな出逢いは

を、前田亘輝が歌いながら、そこにメンバーが歌をかぶせていくのですが、ちゃんと音が取れていません。

前田さんは、当たり前だけど、非常に歌が上手くて(笑)、一つ一つの音を正確に捉えながら、安定した発声で歌うので、コーラスの音のズレが目立ってしまう。

そして、こういうコーラス部分が、歌の後半、結構な分量あるため、反省会必至の(笑)、かなり厳しいステージになっていました。

とくに「あー夏休み」はTUBEの代表曲と言ってもいい歌で、TUBEファンが怒るんじゃないかと、気が気ではなかったです(笑)。


「七色のスターダスト」(2014)を、作詞作曲した伊勢正三、南こうせつとともに、ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、チームしゃちほこが合唱形式で歌ったステージは、声がよく合っていて、なかなか上手かったです。

この曲は、彼女たちの持ち歌なので、上手くて当たり前ですが、昨年の「FNSうたの夏まつり」で、乃木坂46が「おいでシャンプー」を合唱形式で生歌披露して、あまりの揃わなさに衝撃を受け(笑)、それ以来、「どうすれば乃木坂の歌唱力をアップさせられるか」について、ブログで頻繁に取り上げるようになった経緯があったりします。

歌とダンスの上手いメンバーを前に出す、パフォーマンス選抜という主張も、「FNSうたの夏まつり2013」でのショックが出発点になっています。

それからちょうど1年経ったけど、「音がとれてない」「合唱で声が揃ってない」など、桜井玲香の成長を除いて、ほぼ同じことをブログで指摘しなきゃいけないのは、なんとも寂しい話です。

大型歌謡祭では、CDを何枚売っていようが、歌が上手くなければ、評価されず、どんどん扱いが悪くなっていきます。

昨年の同じ歌謡祭では、オープニングとエンディングを除いて、4曲のコラボがあり、それに加えて、「おいでシャンプー」を披露出来たのに、今年は2曲のコラボだけで、しかも持ち歌をうたえなくなっているわけで、乃木坂の歌唱力アップに、運営は真剣に取り組んで欲しいですね。

乃木坂の風 01Aug13 ~ 「ガールズルール」を「うたの夏まつり」で歌えなかった理由


荻野目洋子の「ダンシングヒーロー (Eat You Up)」(1985)を、高橋みなみ、指原莉乃、SKE48メンバーが本人とコラボしたステージは、さすがに高橋みなみの歌唱力が別格で、ソロパートはなかなかの迫力でした。

ちなみに、たかみなのパワフルな歌声が心地よい、ソロ曲「Jane Doe」(2013)は、「MUSIC FAIR」で彼女が歌うのを初めて聴いたあと、すぐにダウンロードで買ってしまいました(笑)。

さらに、生田絵梨花のピアノ伴奏で「君の名は希望」をソロで歌った渡辺麻友、そして「ハート・エレキ」をセンターとして歌った小嶋陽菜も、結構、歌が上手くて、結局「神7」メンバーは、みんな歌唱力があるんですね。

おそらく、初期のAKB48は、人気と知名度がまだ低かったので、劇場公演の魅力でお客さんを呼ぶしかなく、必然、握手会人気選抜ではなく、パフォーマンス重視の歌ダンス選抜になったのでしょう。


一方、乃木坂46は、CDデビューの1年後あたりから、握手会主義に大きく舵を切ったため、昨夜のような大型歌謡祭で、存在感を見せつけることがほとんど出来ないまま、時間だけが過ぎています。

乃木坂が初出場を目指している年末のNHK紅白歌合戦は、日本最大の歌謡祭であり、受信料を徴収される「有料放送」ということもあって(笑)、視聴者の目は極めて厳しく、ここで「歌が上手くない」という評価になってしまうと、その後、紅白に出たのに、かえって人気が落ちてしまうことすらあります。

実際、モーニング娘。も、AKB48も、紅白初出場の翌年に、大幅な人気低落を経験して、グループ最大の危機に陥っています。

しっかり音を取って、リズムよく、正確に歌うのは、歌手の出発点で、それが出来なければ話が始まらないので、全力で取り組んで、グループとして歌唱力を上げることを、切に願っています。


最後に、個人的に一番良かったステージは、木村カエラの「Butterfly」(2009)でしょうか(笑)。

まあ、素晴らしい歌声で、ああ彼女は「プロの歌手」なんだと実感しました。



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多日数握手会よりメンバーの独自活動優先を、10枚目初披露は松井玲奈出演の愛知公演も要注意 [13Aug14]

2014-08-13 13:00:00 | 芸能
AKB48が8月27日(水)に発売する37枚目「心のプラカード」で、個別握手会の大規模なキャンセルが発生しているようです。

再販1次終了時点で、完売部数を10部以上減らしたメンバーが20人近くに及んでいるとのこと。

こういったキャンセルは珍しくないけど、今回はかなり大量だったようで、組織的な「空注文」じゃないかという噂さえ流れています。

AKB48は、5月に総選挙投票券の付いた春シングル(A)を発売、その後、総選挙選抜による8月の夏シングル(B)、10月の秋シングル(C)、12月の冬シングル(D)、翌年2月の早春シングル(E)と、ほぼ同じ時期にCDをリリースする「総選挙サイクル」を、毎年度、繰り返しています。

そして、2012年度以降、そのCDセールスには、Aシングルを頂点に、B、C、D、Eと徐々に減少してゆくパターンが見られます。

(表1) AKB48の総選挙サイクル

凡例
総選挙サイクル記号 シングル番号 (発売日) : オリコン初動枚数 (現在の累計枚数) 「タイトル名」
# 売り上げ枚数は万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入

2011年度
A 21枚目 (2011/05/25) : 133 (161) 「Everyday、カチューシャ」
B 22枚目 (2011/08/24) : 135 (163) 「フライングゲット」
C 23枚目 (2011/10/26) : 130 (146) 「風は吹いている」
D 24枚目 (2011/12/07) : 120 (130) 「上からマリコ」
E 25枚目 (2012/02/15) : 129 (144) 「GIVE ME FIVE!」

2012年度
A 26枚目 (2012/05/23) : 162 (182) 「真夏のSound good! 」
B 27枚目 (2012/08/29) : 118 (132) 「ギンガムチェック」
C 28枚目 (2012/10/31) : 113 (126) 「UZA」
D 29枚目 (2012/12/05) : 107 (121) 「永遠プレッシャー」
E 30枚目 (2013/02/20) : 104 (113) 「So long!」

2013年度
A 31枚目 (2013/05/22) : 176 (196) 「さよならクロール」
B 32枚目 (2013/08/21) : 133 (154) 「恋するフォーチュンクッキー」
C 33枚目 (2013/10/30) : 120 (129) 「ハート・エレキ」
D 34枚目 (2013/12/11) : 103 (109) 「鈴懸の木の道で(以下略)」
E 35枚目 (2014/02/26) : 109 (115) 「前しか向かねえ」

2014年度
A 36枚目 (2014/05/21) : 166 (178) 「ラブラドール・レトリバー」
B 37枚目 (2014/08/27) : ---- (-----) 「心のプラカード」


「心のプラカード」はBシングルに当たり、2012年度と2013年度の推移から見て、初動は40万枚ほど前作割れする可能性が高いのですが、個別握手会注文の大量キャンセルを見ていると、場合によっては120万枚を下回るかもしれません。

一番考えられるキャンセルの原因は、申し込むファンの人数が減って、当選確率が大幅に上がったことじゃないでしょうか。

例えば、50枚申し込めば、いつもは抽選で30枚ほど当たる感じだったのに、今回は45枚となったら、大きく予算オーバーとなり、10枚以上のキャンセルが出てもおかしくない。

意図的な「空注文」は誰得?という疑問があって(笑)、応募人数の減少による当選確率の上昇の方が、より現実的な推測だと思います。


実際、大島優子の卒業という大きな出来事があって、ファンを卒業する人が少なからず出た可能性は考えられます。

コアファンの離脱は、常時起こっている筈で、だからこそ絶えざる新規ファンの獲得が大切になってきますが、人気メンバーの卒業があると、短期間に大量のファンを失っても、不思議ではない。

また、昨年から、劇場盤にも総選挙投票券を付けたため、それがネットで売買され、Aシングルの個別握手券が事実上、大幅に値下がりする状況が生まれていて、その結果、Bシングルは割高感が漂っている面はあるかもしれません。

まあ、さすがにミリオンを切ることはないと思うけど、「心のプラカード」初動が前作からどの程度下がるのか、AKB48の2014年度CDセールスを占う上で、重要なポイントになると思います。


ところで、前々回の記事で、SKE48が15枚目「不器用太陽」個別握手会の総日数を前作の7日から5日に減らしたと書きましたが、4日間の個別が追加されたようです。

追加日程のうち、3日間は、各チームがそれぞれ福岡、仙台、真駒内(札幌)で行う握手会で、残り1日が、名古屋でのSKE48全体の握手会。

チーム別の地方握手会は、メンバーの参加人数が少ないだけでなく、スタートがお昼からと時間が短くなっていて、規模のやや小さな握手会のようですが、それでも、メンバー1人から見れば、個別日数は7日になるわけで、負担は全然減ってませんね(笑)。

SKE48が3作連続の初動前作割れも、「不器用太陽」握手会日数削減は乃木坂も検討すべき英断 [10Aug14]


握手会によるCDセールスは、たとえミリオンを越えても評価されない時代になっていて、数字を維持する意味は失われつつあります。

例えば、関ジャニ∞の主演映画主題歌「ER2」は、8月18日付オリコン週間ランキングで1位となりましたが、初動枚数は20万8千枚で、「夏のFree&Easy」の半分以下、「ラブラドール・レトリバー」の8分の1です。

しかし、関ジャニ∞が大変な人気グループであり、今まさに上り調子であることは、多くの人が認めるところで、乃木坂46の半分、AKB48の8分の1の人気なんてことはありません。

オリコンの数字と一般人気は別ものという意識が社会に浸透し始めている中、それでも多額の開催費用を払いながら、大規模握手会を続けていこうとするのは、AKB48Gと乃木坂46の運営や関係するレコード会社にとっては、その数字が未だに大きな意味を持っているということなのでしょう。


10th選抜の発表で、3列目となった若月佑美が、涙を堪えながら、

自分がまったく前に進んでないんじゃないかと思い始めて

と述べていましたが、この言葉に、多日数行われる大規模握手会の問題点がよく表れていると思います。

若月さんは、6枚目「ガールズルール」から9枚目「夏のFree&Easy」まで、24日間、112部の個別握手会を担当していて、この1年ほどの間に168時間の握手を行う計算になります。

もし、168時間、ドラマや舞台に出演したのであれば、演技は間違いなくスキルアップするし、役者として業界からの評価が全然違ってきて、オファーが増えたり、オーディションに通り易くなってくるでしょう。

また、168時間のライブをこなしたのであれば、歌とダンスのレベルが上がって、歌手としての評価につながっていきます。

ところが、握手会は、膨大な時間を積み上げても、タレントとして評価される経験とならず、スキルアップにつながらないため、メンバーから見て、「前に進んでいる」気にならないのだと思います。


実際、乃木坂を卒業したとき、演技やライブの経験は、仕事を獲得する上で大きな助けになるけど、握手会に費やした時間は、ほとんど助けにならないでしょう。

同年代の若者が、大学で専門知識を学び、資格を取ったり、会社で仕事のやり方を身につけているときに、握手会に大きな時間とエネルギーを注がなければならない状況は、メンバーにとって、内心穏やかならざるものがあると思います。

今回の選抜発表について、「停滞感」を指摘する声が多いのは、握手会主義によって選抜メンバーが決定的に固定されたためだけでなく、10代後半から20代前半の、人生でもっとも多くのことが学べる、そして学ばなければならない時期を、有意義に過ごせているのかという疑問が、メンバーの間に漂い始めているからじゃないでしょうか。

「右肩上がり」「ハーフミリオン」といった言葉は、レコード会社にとっては大きな意味を持つのだと思いますが、一般社会がグループを評価する指標にはもはやならない上に、メンバーですら、それを自分の発展と受け止める気持ちにならなくなっている、そういう風に見えます。


初動で20万枚もあれば、オリコン1位は獲れるので、握手会日数を大幅に減らして、時間的余裕を作り、メンバーがそれぞれの得意分野でスキルを積めるような環境を整えて欲しい。

乃木坂を卒業したあと、タレントとしてやっていけるような基礎を、メンバーが築けないのであれば、乃木坂というグループが輝くことは難しいでしょう。

アイドル自身が夢と希望を持ってこそ、初めてファンにも、夢と希望を与えられます。

メンバーが自分の未来に自信を持っている、それこそが魅力的なグループを生み出す秘訣だと思います。

運営とレコード会社は、今のように、無理に無理を重ねて、目先のCDセールスを追うのではなく、長く利益を生む無理のない方法を、真剣に考えるべきじゃないでしょうか。



さて、「真夏の全国ツアー2014」が、今週土曜日の大阪公演からスタートします。

今回のツアーで、10枚目表題曲が初めてお披露目される可能性があって、おそらく8月30日(土)、神宮スタジアムでの千秋楽公演最後ではないかと、以前、予想しました。

10枚目スケジュール予想、7月27日選抜発表、8月30日神宮でステージ初披露、10月8日CD発売 [10Jul14]

8月3日(日)に生田絵梨花をセンターとする10th選抜が誕生したことを踏まえて、もう一度、予想を立ててみます。


以下の表は、ステージ初披露が行われる候補を挙げて、選抜発表とCD発売との時間的関係を計算したものです。

(表2) 10枚目表題曲のStage初披露日予想

選抜発表(08/03) =13日=> 全国ツアー大阪(08/16) =53日=> CD発売(10/08)
選抜発表(08/03) =23日=> 全国ツアー愛知(08/26) =43日=> CD発売(10/08)
選抜発表(08/03) =27日=> 全国ツアー東京(08/30) =39日=> CD発売(10/08)

選抜発表(08/03) =41日=> 9枚目個別京都(09/13) =25日=> CD発売(10/08)
選抜発表(08/03) =48日=> 9枚目全国愛知(09/20) =18日=> CD発売(10/08)
選抜発表(08/03) =49日=> 9枚目個別愛知(09/21) =17日=> CD発売(10/08)


8月30日(土)に神宮で初披露の場合、選抜発表から27日後、CD発売の39日前となります。

6枚目「ガールズルール」以降のケースと比べると、仕掛けとしては早い方ですが、無理なスケジュールではありません。

(表3) シングル表題曲のステージ初披露のタイミング

6枚目「ガールズルール」
選抜発表 =41日=> Stage初披露* =32日=> CD発売
*2013/06/01(土)「16人のプリンシパル deux」大阪公演2日目舞台

7枚目「バレッタ」
選抜発表 =28日=> Stage初披露* =24日=> CD発売
*2013/11/03(日)「ロックの学園 2013」

8枚目「気づいたら片想い」
選抜発表 =27日=> Stage初披露* =39日=> CD発売
*2014/03/02(日)第6回「バレッタ」個別握手会 in パシフィコ横浜

9枚目「夏のFree&Easy」
選抜発表 =35日=> Stage初披露* =24日=> CD発売
*2014/06/15(日)「16人のプリンシパル trois」千秋楽舞台


しかし、神宮初披露には一つ問題があって、フロントメンバーである「兼任」の松井玲奈が、出演出来ないんですね。

名古屋で行われるAKB48「ラブラドール・レトリバー」の合同握手会に出席するためで、仕事の性質から考えて、途中で抜け出して、東京公演の最後にサプライズ登場するのは、ちょっと無理でしょう。

となると、ファンへの表題曲初披露を、フロントを1人欠いた状態で行わなければならない。

(表2)で、全国ツアーの大阪公演と愛知公演を挙げていますが、松井玲奈が参加するライブは、この二つだけです。

そうなると、初日である16日(土)大阪公演での披露は可能性が低いとしても、26日(火)の愛知公演は気になります。

もちろん、センターがいないとどうにもならないので(笑)、生田絵梨花が日本ガイシホールに来場する必要があります。

大学進学の準備で忙しいとはいえ、基本的に夏休みなので、完全に無理とも言い切れなくて、愛知公演は注意すべきステージだと思います。


(表3)に示されているように、9枚目「夏のFree&Easy」のステージ初披露は、6月15(日)「16人のプリンシパル trois」千秋楽でしたが、このときも、松井玲奈の出演を巡って、同じような状況が発生していました。

というのは、松井玲奈が出演出来る最後のプリンシパルは、当初、6月13(金)と発表されていて、15日(日)は、確かAKB48の握手会があって、欠席する予定でした。

フロントメンバーが1人いない状態での新曲発表はないだろうと考えて、このブログでは、13(金)に9枚目初披露と予想していたのですが、襲撃事件の影響を受けて、握手会が延期となり、急遽、プリンシパル千秋楽への出演が可能になった。

こうなると、千秋楽で披露するのがベストの筈で、実際、ここで「夏のFree&Easy」がパフォーマンスされることになります。


一方、10枚目は、8月30日(土)の神宮公演に松井玲奈が出る可能性はほぼセロで、全員揃わないけど千秋楽で発表するのか、それとも、いくちゃんの都合次第では、全員が揃うかもしれない愛知会場にするのか、運営の判断次第ということになります。

個人的には、スタジアムライブに対するメディアの注目度からみて、神宮での初披露の確率が85%くらいと高いけど、日本ガイシホールも12%ほどは注目していた方がいいかなと思っています(笑)。

残りの3%は、9月に入ってから9枚目握手会での発表ですが、(表2)のように、スケジュール的にかなり遅くなる上に、警備上の問題があって、全国握手会のミニライブを中止するほどなので、可能性は極めて低いんじゃないかと。

しかし、もし8月30日(土)、東京に大雨が降るようなことがあれば、9月に行われる握手会でのステージ初披露も、現実味を帯びてきます。

結局、8月30日(土)の降水確率によっても、千秋楽公演で披露される確率は変動するということですね(笑)。


最後に、表題曲MVの公開日を予想しておきます。

(表4) 歴代表題曲MVの公開スケジュール

1枚目選抜発表 =23日=> MV公開[2012/01/31(火)] =22日=> 1枚目発売
2枚目選抜発表 =28日=> MV公開[2012/04/15(月)] =17日=> 2枚目発売
3枚目選抜発表 =52日=> MV公開[2012/08/08(水)] =14日=> 3枚目発売
4枚目選抜発表 =49日=> MV公開[2012/11/25(日)] =24日=> 4枚目発売
5枚目選抜発表 =38日=> MV公開[2013/02/13(水)] =28日=> 5枚目発売
6枚目選抜発表 =47日=> MV公開[2013/06/07(金)] =26日=> 6枚目発売
7枚目選抜発表 =24日=> MV公開[2013/10/30(水)] =28日=> 7枚目発売
8枚目選抜発表 =39日=> MV公開[2014/03/06(木)] =27日=> 8枚目発売
9枚目選抜発表 =29日=> MV公開[2014/06/09(月)] =30日=> 9枚目発売


表題曲MVの公開は、CD発売の14日前から30日前に行われていて、5枚目以降に絞ると、26日前から30日前という狭い範囲に入っています。

この日程的関係を当てはめると、

(表5) 10枚目表題曲MVの公開日予想

選抜発表(08/03) =36日=> MV公開[09/08] =30日=> 発売(10/08)
選抜発表(08/03) =40日=> MV公開[09/12] =26日=> 発売(10/08)
選抜発表(08/03) =52日=> MV公開[09/24] =14日=> 発売(10/08)


10枚目表題曲MVの公開は、9月8日(月)から24日(水)の間で、とくに9月8日(月)から12日(金)は要注意です(笑)。

つまり5枚目以降のケースに従えば、9月第2週に公開される可能性が高いということです。

今回の曲は、作詞者でありプロデューサーでもある秋元康氏が、太鼓判を押すほどの出来だそうで、舞台に立つ前に、観客に向かって「大爆笑漫才をお見せします」と言う芸人が少ないように、自らハードルを上げるという非常に珍しい状況になってますが(笑)、それだけ自信があるのだと思います。

ステージ初披露のタイミングは、天候にも左右される可能性があって、定かではないけれど、いくちゃんがどんな歌やダンスを見せてくれるのか、大いに楽しみにしています。

神宮公演に行くファンの1人としては、「神曲」じゃなければ秋元氏の責任ということで(笑)、メンバーはそんなことを気にせず、思い切ってパフォーマンスしてくれればと思っています。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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