ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

乃木坂21st選抜メンバー予想 〜 梅澤美波は当確ライン、伊藤理々杏、岩本蓮加、鈴木絢音に可能性 [30Jun18]

2018-06-30 00:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

06月30日(土) [地デ] 11:59~14:00 TBS系『王様のブランチ』の「買い物の達人」コーナーへ秋元真夏と白石麻衣が出演
06月30日(土) [地デ] 18:56~20:54 テレビ朝日系『池上彰のニュースそうだったのか!!』に、松村沙友理が出演
06月30日(土) [地デ] 21:00~23:10 フジテレビ系『土曜プレミアム・ギリギリ昔話(仮)』に、久保史緒里が出演

07月01日(日) [地デ] 20:05~23:00 NHKラジオ第1『らじらー!サンデー』の星野みなみMC回
07月01日(日) [地デ] 24:00〜24:30 テレビ東京系『乃木坂工事中』で、21枚目シングルの選抜発表



乃木坂46の21枚目シングル表題曲を担当する選抜メンバーの発表が明後日、日曜の深夜に迫ってきました。

『乃木坂工事中』の次回予告を見ると、前回から引き続いいて、「乃木坂46グルメ食イーン決定戦」の後半も流すようです。

となると、尺の問題から、選ばれたメンバー1人1人の感想をバナナマンが聞くスタジオ発表方式の可能性は低く、別室に集まったメンバーの前で、スタッフが淡々と名前を読み上げる「ウォレットチェーン」方式か(笑)、あるいは、メンバーの画像とナレーションで処理してしまう超簡便方式かの、どちらかになるのだと思います。

ただ、橋本奈々未が「卒業」センターに起用された16枚目「サヨナラの意味」の選抜発表は、確か「ウォレットチェーン」だった筈で、スタジオ発表ではないから、大きな出来事が起こらないとは限りません。


選ばれるメンバーの顔ぶれが、ほとんど変わらないだろうと分かってはいても、毎回毎回どうしても気になるのが選抜発表で(笑)、今回もさらっと予想をしておきます。

基本的には乃木坂運営のさじ加減一つなので、予想といっても、「個別握手会人気とグループ内序列がいつも通り適用されれば、こうなるだろう」という見通しに過ぎません。

グループの内部事情を知っていれば、もっと思いも掛けない予想を、高精度でお話できるかもしれませんが、勿論、そういう立場ではないので(笑)。


20枚目「シンクロニシティ」個別握手会は、15次応募受付が最終だったようですが、判明している中では一番最新である、14次応募終了後の完売状況から推定したメンバー売り上げ順位表を、まず見ていきましょう。

(表1) 20枚目「シンクロニシティ」個別握手会14次応募終了後の推定売り上げ枚数によるメンバー順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (部数ベース完売率 @ 全完売達成次数:推定売り上げ枚数) メンバー名

#「順位」は「推定売り上げ枚数」の順。枚数が同じメンバーは同順位。但し、全完売している場合に限り、より早い次数で売り切ったメンバーを上位に置いている
#「推定売り上げ枚数」は、1期2期3期の完売1部あたりのCD枚数を750部、CD1枚の平均割り当て時間を7.2秒として計算
# メンバー名の色は20th選抜における所属列で、青色は1列目緑色は2列目オレンジ色は3列目
#「"」は2期、「^」は3期

[01] 30部/30部 (1.00 @ 02次 : 2.25万枚) 齋藤飛鳥 山下美月^ 与田祐希^
[04] 30部/30部 (1.00 @ 03次 : 2.25万枚) 梅澤美波^ 久保史緒里^ 高山一実 堀未央奈"
[08] 30部/30部 (1.00 @ 04次 : 2.25万枚) 伊藤理々杏^ 大園桃子^ 新内眞衣" 星野みなみ
[12] 30部/30部 (1.00 @ 05次 : 2.25万枚) 寺田蘭世"
[13] 30部/30部 (1.00 @ 06次 : 2.25万枚) 岩本蓮加^
[14] 30部/30部 (1.00 @ 09次 : 2.25万枚) 渡辺みり愛"
[15] 30部/30部 (1.00 @ 10次 : 2.25万枚) 斉藤優里
[16] 29部/30部 (0.97 @ 00次 : 2.25万枚) 樋口日奈
[17] 24部/30部 (0.80 @ 00次 : 2.24万枚) 阪口珠美^
[18] 23部/30部 (0.77 @ 00次 : 2.23万枚) 山崎怜奈"
[19] 21部/30部 (0.70 @ 00次 : 2.22万枚) 佐藤楓^
[20] 20部/30部 (0.67 @ 00次 : 2.22万枚) 中田花奈
[21] 16部/30部 (0.53 @ 00次 : 2.19万枚) 向井葉月^
[22] 13部/30部 (0.43 @ 00次 : 2.16万枚) 中村麗乃^
[23] 13部/30部 (0.43 @ 00次 : 2.16万枚) 吉田綾乃クリスティー^
[24] 25部/25部 (1.00 @ 08次 : 1.88万枚) 鈴木絢音"
[25] 20部/20部 (1.00 @ 02次 : 1.50万枚) 秋元真夏 衛藤美彩
[27] 20部/20部 (1.00 @ 04次 : 1.50万枚) 井上小百合
[28] 14部/20部 (0.70 @ 00次 : 1.48万枚) 松村沙友理
[29] 08部/20部 (0.40 @ 00次 : 1.43万枚) 斎藤ちはる(卒業予定)
[30] 09部/18部 (0.50 @ 00次 : 1.31万枚) 伊藤かりん"
[31] 15部/15部 (1.00 @ 02次 : 1.13万枚) 生田絵梨花
[32] 11部/12部 (0.92 @ 00次 : 0.90万枚) 相楽伊織"(卒業予定)
[33] 06部/12部 (0.50 @ 00次 : 0.87万枚) 伊藤純奈" 佐々木琴子"
[35] 03部/12部 (0.25 @ 00次 : 0.83万枚) 能條愛未
[36] 07部/08部 (0.88 @ 00次 : 0.60万枚) 川後陽菜
[37] 03部/06部 (0.50 @ 00次 : 0.44万枚) 和田まあや

(全日程不参加)
生駒里奈(卒業) 北野日奈子(休業) 桜井玲香 白石麻衣 西野七瀬 若月佑美


21st選抜に入る確率が高いメンバーから、順にピックアップしていきます。

まず、個別握手会に参加していようが、していまいが、そのセールスがどうであろうが、これまでの実績と現在の活躍ぶりから、間違いなく選抜入りするメンバーは、以下の8人です。

[A] 絶対安全圏 : 8人
秋元真夏
生田絵梨花
衛藤美彩
桜井玲香
白石麻衣
西野七瀬
松村沙友理
若月佑美


それぞれ舞台、テレビなどへの出演が忙しく、個別握手会に全不参加、あるいは一部参加になっていますが、選抜に起用されないわけがないと、断言できるメンバーです。

もし、この8人の中で21st選抜に入らないメンバーがいたら、「卒業」「休業」など、何か余程の事情がある筈で、判明した途端に「Yahoo!JAPAN」のトップニュースになっておかしくない(笑)。

20th選抜の総人数は21人で、今回も近い枠数かと思いますが、メンバーが発表されるずっと前から、その4割くらいは分かっているわけで、この辺が、乃木坂に漂う閉塞感の一つの原因じゃないでしょうか。


AKB48Gを眺めても、ここまで頑固に選抜を固定するグループは珍しく、個人的には、発想を転換して、個人仕事の忙しいトップメンバーは、選抜から外してそちらに専念させ、空いた枠に、抜擢経験の少ないメンバーを入れるべきだと考えています。

しかし、トップメンバーが多数のCMに出演する現在の乃木坂は、シングル表題曲の選抜が、音楽選抜ではなく、CM選抜になっており、スポンサーへの配慮からか、大胆なメンバーの交代は、夢のまた夢といった雰囲気です。

そして、そういう空気を痛いほど感じるので、「絶対安全圏」といったメンバーを8人も提示できるわけです。


さて、次に「安全圏」だと思うのは、舞台の日程によって、担当を20部に抑えた井上小百合。

[B] 安全圏 : 1人
井上小百合
# ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』星組主役「セーラームーン / 月野うさぎ」

學蘭歌劇『帝一の國』(2014・15・16)、「大人のカフェ」によるコント劇『飲みかけで帰ったあの娘』(2016)、音楽劇『夜曲』nocturn(2017)、『若様組まいる〜アイスクリン強し〜』(2018)と、数々の芝居に1人で参加。

最近では、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』星組で主役「月野うさぎ」を演じ、高い評価を得て、文句なしの活躍ぶりと言えます。


16枚目「サヨナラの意味」以降は選抜を外れたことがなく、19枚目「いつかできるから今日できる」では、2列目福神に抜擢されている。

20枚目「シンクロニシティ」は3列目ですが、グループから10人を送り込んだ「美少女戦士セーラームーン」の25周年記念舞台で、主役を務めたメンバーを次選抜から外すなんてことは、さすがに考えられない。

ということで、さゆにゃんの21st選抜入りも確実と見ていいんじゃないでしょうか。


次は、(表1)で示した握手会人気から、判断していきます。

最高30部を3次までに全完売した7人は、それだけが理由ではないけど、握手会主義の観点からしても、選抜入りがほぼ確実だと思います。

[C] 30部2次完売 : 3人
齋藤飛鳥
# 明治エッセル「スーパーカップ」CMにソロ出演
山下美月^
与田祐希^

[D] 30部3次完売 : 4人
高山一実
堀未央奈"
# マウスコンピューターCMに初参加
梅澤美波^
# 舞台『七つの大罪 The STAGE』(08/03〜08/12 in 天王洲・銀河劇場)にヒロイン役でグループから単独出演
# 映画『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』(08/18公開)の主題歌に21枚目収録「空扉」が決定
久保史緒里^
# 20th選抜2列目福神


過去の選抜発表において、前選抜で2列目以上に配置されていたメンバーが、3列目を経ず、いきなりアンダーに行ったケースは一度もありません。

18枚目「逃げ水」でWセンターに大抜擢された大園桃子と与田祐希は、19枚目の選抜に入りませんでしたが、この時点で3期生はまだアンダーとは別のグループという区分けで、少なくとも形式上はアンダー行きではない。

3期がアンダーに合流している現在、上記「C」グループのあしゅ、美月さん、よだっち、さらに「D」グループの堀ちゃん、久保ちゃんの5人は、何列目かはともかく、問答無用の選抜入りでしょう(笑)。

さらに、テレビのバラエティ番組に数多く出演し、しかも過去一度もアンダーを経験したことのない、常連中の常連である高山一実が、選抜に入らないなんてあり得ないし、かりにそんなことが起こるとしても、予想するのは不可能です。


となると、唯一、梅澤美波だけが、若干、不安定要素を残していることになる。

ただ、個人的には、みなみんもほぼ確実だと考えています。

そもそも、19枚目個別握手会において、梅澤美波は30部を、久保史緒里、山下美月、与田祐希と同じく、最も早い2次で全完売している。

従って、握手会主義の考え方からすれば、20th選抜に3期を4人入れるなら、久保ちゃん、美月さん、よだっちに加え、3次全完売の大園桃子ではなく、梅澤美波が起用されてしかるべきだった。


20枚目における梅澤美波の処遇は、乃木坂運営が堅持してきた握手会主義の明白な「ほころび」と言えます。

そして、運営自身もそれを気にしていたのか、北野日奈子を含む42人全員が出演し、「シンクロニシティ」をパフォーマンスした5月21日(金)の『MUSIC STATIOIN』では、「卒業」した生駒里奈のポジションに、梅澤美波を抜擢している。

さらに、今週水曜の『テレ東音楽祭2018』と翌木曜の『CDTV'18上半期SP』においても、「シンクロニシティ」の生駒ポジを梅澤美波が務め、生駒里奈「卒業」以降は、みなみんが選抜メンバーであるかのような起用のされ方です。


しかも、21枚目収録曲である「空扉」が、8月18日(土)に公開される映画『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』の主題歌に採用される中、梅澤美波は、その舞台版である『七つの大罪 The STAGE』に、グループから唯一人参加しヒロイン役を演じます。

おそらく、次シングルの期間中、「七つの大罪」の関連イベントは、21st選抜にとって重要な仕事になる筈で、その舞台に出演するとなると、乃木坂側の「要」が梅澤美波ということになる。

これほど大きな外仕事を中心で担う以上、彼女の選抜入りする可能性は非常に高いと考えるのが自然です。


ここまでをまとめると、絶対安全圏の「A」グループ8人と井上小百合、さらに、個別握手会で30部を3次までに全完売した「C」と「D」の7人、つまり合計16人は、21st選抜入りは「ほぼ確実」と捉えて良いんじゃないかと。

すると、次は、30部を4次で全完売した4人が選抜候補として浮上しますが、20th選抜で2列目福神である大園桃子のアンダーは考えづらい。

また、NHK第一『らじらー!SUNDAY』でオリエンタルラジオとMCを務め、今年、ソロ写真集「いたずら」を出した星野みなみ。

さらに、『オールナイトニッポン0(ゼロ)』の水曜MCを1人で長く担当し、最近では、乃木坂の外仕事バラエティには欠かせない存在になりつつある新内眞衣。

この二人は、近年、選抜に定着していることもあり、アンダーというのは、可能性がゼロではないけど、ちょっと想像できない。

[E] 30部4次完売 : 3人
星野みなみ
# ソロ写真集『いたずら』発売
新内眞衣"
# ラジオ・テレビのバラエティに多数出演
大園桃子^
# 20th選抜2列目福神

上記の3人が、ほぼ大丈夫という話になると、ここまでで計19人が選抜に入る計算です。


これ以降の議論は、21st選抜の総定員と密接に絡みますが、とりあえず、以下の4人が、有力候補じゃないかと考えています。

[F] 30部4次完売 : 1人
伊藤理々杏^
ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』月組「セーラーマーキュリー / 水野亜美」

[G] 30部5次完売 : 1人
寺田蘭世"
ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』星組「セーラーマーズ / 火野レイ」

[H] 30部6次完売 : 1人
岩本蓮加^
20枚目収録3期曲「トキトキメキメキ」センター

[I] 25部8次完売 : 1人
鈴木絢音"
20枚目収録アンダー曲「新しい世界」センター
舞台『ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE』にヒロイン役でグループから単独出演


同じ4次全完売なのに、伊藤理々杏だけ別枠にして申し訳ないんですが、乃木坂の選抜は、かつての衛藤美彩や中元日芽香がそうであったように、初めて入るときに、もっとも厳しい査定を受ける印象がある。

最初にこれぞと思ったメンバー以外は、初選抜の壁を異様に高くする一方、続けて何シングルも選抜だったメンバーをアンダーに行かせるのには、運営の躊躇を感じるときがある

ということで、今回は「ほぼ確実」ではなく「有力候補」という分類にしています。


20枚目個別握手会の完売スピードは、30部を6次より遅く全完売となると、9次以降となって、やや間隔が空いている。

従って、4次の伊藤理々杏、5次の寺田蘭世、6次の岩本蓮加までが、握手会主義の視点からは、選抜入りの可能性があるかなと。

ただ、ここで台風の目になりそうなのが、鈴木絢音です。


あーちゃんは、舞台『ナナマルサンバツ THE QUIZ STAGE』にヒロイン役として、グループから1人参加し、そのスケジュールの都合から、担当が30部ではなく、25部になっている。

1人で参加する舞台というのは、選抜選考において、かなりプラスに評価される節があって、運営が鈴木絢音に大きな期待を寄せているのは、間違いないでしょう。

昨年末、「インフルエンサー」を披露する音楽祭のステージは、「休業」の北野日奈子、「卒業」を控えた伊藤万理華、舞台『スマートモテリーマン講座』に出演の若月佑美など、毎回のように不参加の選抜メンバーが出ていましたが、鈴木絢音は『有線大賞』『レコード大賞』『紅白歌合戦』など極めて重要な場面で「代役」を任されている。

しかも、『有線大賞』では、真のセンターとも言われる伊藤万理華のポジションに入り、体軸の安定した、ダイナミックな踊りを展開し、高い評価を得ている。

20枚目シングルの期間、鈴木絢音は、実力が花開き、非常に目立った活躍を見せ、20thアンダーのセンターであることからも、21st選抜の有力候補であると思います。


ここまで来ると、期別の枠数が選考に影響するかもしれません。

上に挙げた「ほぼ確実」のA〜E19人は、次のような内訳になっています。

A〜E19人
1期 : 12人
2期 : 02人
3期 : 05人

20th選抜の2期枠は3人で、これを2枠に減らすと、2期メンバーと2期推しのファンが相当なショックを受けてしまう。

さすがに、3枠以上は確保すると思うので、少なくとも総定員は20人以上じゃないかと予想しています。


一方、20th選抜の3期枠は4人で、21stに向けては、すでに5人が当確レベルに達している。

では、個別握手会のセールスから考えると、どの程度の人数が「適正」なんでしょうか?

(表2) 20枚目「シンクロニシティ」個別握手会14次応募終了後の期別ごとの推定売り上げ

凡例
その期による完売部数/担当部数 (部数ベース完売率) 推定売り上げ枚数 (枚数ベース販売率) 期名 個別握手会参加人数/その期の総人数

279/321部 (0.869) 23.9万枚 (0.992) 1期 15/19人
200/229部 (0.873) 17.1万枚 (0.993) 2期 10/11人
297/360部 (0.825) 26.7万枚 (0.989) 3期 12/12人
===================================
776/910部 (0.853) 67.6万枚 (0.991) 全体 37/42人


今、一番売り上げが大きいのは3期なんですね。

1期はトップメンバーの多くが不参加や限定参加なので、売り上げ枚数が少ないのですが、個別握手会という乃木坂CDセールスの「心臓部」を支えているのは3期人気だと言えます。

期別の完売部数、担当部数、推定売り上げ枚数について、全体に占める割合、つまり「寄与率」を計算すると、以下のように、大体、1期35%、2期25%、3期40%という比率になっています。

(表3) 20枚目「シンクロニシティ」個別握手会14次応募終了後の期別ごとの「寄与率」

凡例
その期の各項目における寄与率 完売部数/担当部数 推定枚数 期名 [各項目寄与率による20人選抜の適正人数 完売部数/担当部数 推定売り上げ枚数]

# 全体完売数776部に対して、1期の完売数は279部なので、(279/776)*100=36.0% が1期の完売部数の「寄与率」
# 20人選抜において、1期完売部数「寄与率」による適正人数は、20人*0.360=7.2人

部数36.0/35.3% 枚数35.3% 1期 [部数7.2/7.1人 枚数7.1人]
部数25.8/25.2% 枚数25.2% 2期 [部数5.2/5.0人 枚数5.0人]
部数38.3/39.6% 枚数39.5% 3期 [部数7.7/7.9人 枚数7.9人]
===================================
部数100/100% 枚数100% 全体 [部数20/20人 枚数20人]


すると、20人選抜であれば、1期7人、2期5人、3期8人が「適正」と出てきます。

ここで重要なのは、「5対8」という2期と3期の比です。

個別握手会における人気の現状を忠実に反映させるならば、3期枠の半分を少し超える2期枠ということになる。

「ほぼ確実」のA〜E19人に2期枠を1人加えた20人であれば、

A〜E19人+(G寺田 or I鈴木)1人=20人
1期 : 12人
2期 : 03人
3期 : 05人

という内訳になって、2期と3期の握手会人気的なバランスは「適正」になる。


この20人にさらにメンバーを加える場合は、2期と3期、それぞれ1人を入れた22人で、

A〜E19人+G寺田1人+I鈴木1人+(F理々杏 or H岩本)1人=22人
1期 : 12人
2期 : 04人
3期 : 06人

とするのが収まりが良い。

ただ、問題なのは、20th選抜と同じ21人の場合で、そのときは、2期か3期かではなく、運営がどのメンバーを入れたいかに掛かってくると思います。

伊藤理々杏、寺田蘭世、岩本蓮加、鈴木絢音という、魅力のあるメンバーの中から、誰かを選び、誰かを選ばないというのは、非常に難しく、厳しい選択で、いっそ4人全員を入れて23人にしちゃえば、万事良くなくね?という気持ちになります(笑)。


最後に一つ言いたいのは、以上の話は、自分の願望や考えを一切挟まず、乃木坂運営なら、過去の例から見て、こう判断するんじゃないかと、純粋に予想したものです。

個人的な意見を述べるならば、長期大型の舞台が重なったり、CMやバラエティへの出演で忙しいAグループの1期8人は、選抜を1回お休みにして、外仕事に専念して貰い、空いた枠を使って、伊藤かりん、伊藤純奈、佐々木琴子、鈴木絢音、山崎怜奈、渡辺みり愛の2期選抜ゼロ回メンバーを、一気に抜擢して欲しい。

6枚目「ガールズルール」の頃に加入し、5年以上乃木坂の一員として頑張ってきたのに、未だに選抜経験がないメンバーが何人もいるのは、あまりに酷いので、まず一度、選抜とは何かを味わって頂いて、その後の活動に生かして欲しいなと。

より多くのメンバーが選抜を経験すれば、乃木坂のより良い未来にもつながるんじゃないかと思うので。


(関連記事)

乃木坂46歴代シングルの選抜メンバー表 [13Mar18#2]

乃木坂20thは危機感ゼロのお花畑選抜、2期冷遇は3期、4期へ続くグループ崩壊のプレリュード [13Mar18]

dNogi 〜 乃木坂20th選抜メンバーを19th個別握手会セールスから考える [11Mar18]


// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

ブログに書かなかったのですが、「サイレントマジョリティー」は、2018/06/11(月)〜17(日)が集計対象の06/25付オリコン週間ランキングで、2016/04/06(水)の発売から115週目に、初めて200位圏内を逃しています。再度ランクインする可能性はありますが、徐々に時代が「次」に向かっている印象を受けます
2:28 - 2018年6月27日

けやき坂46「走り出す瞬間」がオリコン週間デジタルアルバムで初動0.43万DLの1位獲得。昨年12月の調査開始以来、坂道&48Gの1位は初。他初動は乃木坂46「僕だけの君」0.21万DLの3位、AKB48「僕たちは、あの日の夜明けを知っている」0.03万DLの29位。「期待していない自分」は単曲で初動0.34万DLの29位
12:40 - 2018年6月27日

オリコン週間デジタルは昨年12月開始のランキングで、今までアルバム部門だけでなく、単曲でも1位はなく、けやき坂46のアルバムトップは貴重。シングル表題曲の初動は、欅坂46「ガラスを割れ!」3.49万DLの2位、乃木坂46「シンクロニシティ」1.79万DLの4位、AKB48「Teacher Teacher」0.88万DLの23位
12:53 - 2018年6月27日

テレ東音楽祭、未だに欅坂の出演告知がない。ビルボード上半期チャートでアーティスト4位、曲は最新表題が2位。さらに、CDは累計ミリオン、デビュー曲MVは1億再生、しかも主催は冠番組を放送するテレビ局。本当に出ないなら、欅側から辞退した可能性がある。グループ内で何か起こっているんだろうか?
15:06 - 2018年6月27日

西野七瀬の文春スクープ、本人の活動に目立った影響はないように思う。雑誌グラビアでは、むしろ積極的に推されている印象。ただ、テレビ出演に関しては、CM、番組ともに、微妙に一歩引いた感がある。21st選抜でも有力なセンター候補だが、テレビの「プチ自粛」が本当なら、トップ3入りは避けるかも
15:40 - 2018年6月27日


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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欅坂46「サイレントマジョリティー」MV1億再生は終わりの始まりか?それとも始まりの終わりか? [27Jun18]

2018-06-27 00:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント・リリース)

06月26日(火) [リリース] 乃木坂46写真集『乃木撮 VOL.01』発売
06月26日(火) [地デ] 24:09~25:04 日本テレビ系『ウチのガヤがすみません!』に、秋元真夏、生田絵梨花、大園桃子、白石麻衣、新内眞衣、中田花奈、松村沙友理が出演

06月27日(水) [地デ] 17:55~22:54 テレビ東京系『テレ東音楽祭2018』に、乃木坂46が出演

06月28日(木) [地デ] 20:00~23:07 TBS系『CDTV'18上半期SP エンタメまとめ総決算』に、乃木坂46が出演

06月29日(金) [地デ] 20:00~21:48 テレビ朝日系『行けるトコまで接近中』に、松村沙友理が出演

06月30日(土) [地デ] 11:59~14:00 TBS系『王様のブランチ』の「買い物の達人」コーナーへ秋元真夏と白石麻衣が出演
06月30日(土) [地デ] 18:56~20:54 テレビ朝日系『池上彰のニュースそうだったのか!!』に、松村沙友理が出演
06月30日(土) [地デ] 21:00~23:10 フジテレビ系『土曜プレミアム・ギリギリ昔話(仮)』に、久保史緒里が出演

07月01日(日) [地デ] 20:05~23:00 NHKラジオ第1『らじらー!サンデー』の星野みなみMC回
07月01日(日) [地デ] 24:00〜24:30 テレビ東京系『乃木坂工事中』で、21枚目シングルの選抜発表



欅坂46デビュー曲「サイレントマジョリティー」のMV1億再生達成、おめでとうございます。

ツイッターで呟いた通り、ここ数週間、再生回数の積み上げは7万回/日前後で進んでおり、平手友梨奈の17歳の誕生日である6月25日(月)に、ちょうど1億回に到達する可能性が高かった、23日(土)の正午までは(笑)。

(表1)「サイレントマジョリティー」MVのYouTube再生回数の直近数週間の推移

凡例
対象期間における再生回数の増加速度 (期間終わりの累計) @ 対象期間

#「増加速度」は「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「累計」は「万回」単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「05/23(水)30(水)12:00」は2018年5月23日(水)12:00から翌週30日(水)12:00までの7日間
#「06/19(火)20(水)12:00」は2018年6月19日(火)12:00から翌日20日(水)12:00までの24時間

07.2万回/日 (09821) @ 05/23(水)30(水)12:00
06.9万回/日 (09869) @ 05/30(水)06(水)12:00
06.6万回/日 (09916) @ 06/06(水)13(水)12:00
07.0万回/日 (09965) @ 06/13(水)20(水)12:00
========== 日単位推移 ==========
07.0万回/日 (09972) @ 06/20(水)21(木)12:00
07.3万回/日 (09979) @ 06/21(木)22(金)12:00
07.1万回/日 (09986) @ 06/22(金)23(土)12:00
10.4万回/日 (09996) @ 06/23(土)24(日)12:00
20.9万回/日 (10017) @ 06/24(日)25(月)12:00
08.8万回/日 (10026) @ 06/25(月)26(火)12:00

06/23(土)正午から1億回到達までの詳細
09.3万回/日 (09988) @ 06/23(土)12:00-18:05
17.1万回/日 (09990) @ 06/23(土)18:05-20:00
13.7万回/日 (09992) @ 06/23(土)20:00-24:00
08.7万回/日 (09996) @ 06/24(日)00:00-12:00
15.8万回/日 (10000) @ 06/24(日)12:00-17:28


ところが、土曜午後に入り、1億回目前ということで注目が集まったのか増加速度が上昇、正午から午後6時で9.3万回/日となり、大台まであと12万回に迫ります。

ただ、このレベルまでのスピードアップならば、少し早まって、25日(月)の未明くらいかなと思っていました。


しかし、午後6時を過ぎた頃から、数字が凄まじい勢いで増えていく気がして、念のため午後8時までの速度を測ってみると、何と17.1万回/日に急加速している。

追い風となる出来事があったのだろうか?と調べると、午後6時からフジテレビで放送された『MUSIC FAIR』で、新曲「知らないんでしょ?」を披露した平井堅さんが、曲前トークにおいて、平手友梨奈の話をしている。

昨年12月の『FNS歌謡祭』、彼が「ノンフィクション」を披露したとき、コラボダンサーとしてステージに登場し、徐々に追い詰められていく少女の心情を、切なく激しく表現した平手友梨奈のパフォーマンスに衝撃を受け、学校生活を巡るこういった世界観を歌ってみたいと、作ったのが、今回の「知らないんでしょ?」とのこと。


平手友梨奈のあのパフォーマンスに対する最高の賛辞で、当然、平井堅さんのファンを始め、少なからぬ視聴者が、FNSにおける「ノンフィクション」のステージをネットで検索し、そこから、欅坂46の作品、とくに最大のヒット曲である「サイレントマジョリティー」MVに辿り着いたと推測できます。

その後、「ノンフィクション」はiTunes Storeトップソングの200位圏内に登場、さらに、サイマジョMVの再生数は1億回目前に、想像以上のレベルまで急加速し、平手友梨奈の誕生日まであと6時間半の時点で、1億再生の快挙を成し遂げたわけです。

当初、ぴったり誕生日に達成なら、素晴らしいとの声もあったけど、日曜に到達したことで、多くのメディアが翌月曜に入ってから記事を発信する結果となり、タイムリーなプレゼントになったんじゃないでしょうか。


最近、米津玄師が、DAOKOとのコラボ「打上花火」、そして「Lemon」と、短期間で1億回に到達するMVを連発していて、実は案外、簡単に出来るんじゃないかと錯覚しそうになりますが(笑)、やはり、この数字は並大抵ではない。

実際、AKB48G、乃木坂46、欅坂46は、表題だけで合計100曲以上をリリースしている筈ですが、現在までにMVが1億再生に辿り着いたのは、「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」、そして今回の「サイレントマジョリティー」の3曲しかない。

邦楽全体を見渡しても、1億再生のMVは十数曲くらいのようで、とんでもない快挙だと言えるでしょう。


気になるのは、「サイレントマジョリティー」以外の乃木坂・欅坂のMVで、今後、再生回数が1億に届きそうな作品があるかどうかです。

この辺を考えるため、まず、欅坂デビュー曲MVの再生数が辿った道のりを振り返っておきます。

(表2)「サイレントマジョリティー」MV再生回数の1千万ごとの大台到達日程

凡例
累計再生回数 @ 到達日のMV公開後経過日数 前大台からの平均増加速度(到達日の速度) [公開起点からの平均増加速度] 到達日の日付

#「1千万回」は端数なしのジャスト1千万回
#「MV公開後経過日数」は、公開初日を「1D」として順に数えたもの
#「前大台からの平均増加速度」は、例えば、8千万回であれば、7千万回から8千万回までの平均速度
#「公開起点からの平均増加速度」は、例えば、8千万回であれば、0回から8千万回までの平均速度
#「増加速度」は「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「←」は、前大台からその大台までの間に起こった出来事を示している

(公開起点) 2016/03/16(水)12:00
1千万回 @ 048D 21.2(29.7)万回/日 [21.2] 2016/05/02(月)
2千万回 @ 122D 13.6(08.1)万回/日 [16.6] 2016/07/15(金)
3千万回 @ 227D 09.5(09.8)万回/日 [13.2] 2016/10/28(金)
4千万回 @ 303D 13.3(20.7)万回/日 [13.3] 2017/01/12(木)←初出場の紅白で披露
5千万回 @ 356D 18.8(14.0)万回/日 [14.1] 2017/03/06(月)
6千万回 @ 430D 13.5(10.8)万回/日 [14.0] 2017/05/19(金)
7千万回 @ 511D 12.3(10.4)万回/日 [13.7] 2017/08/08(火)
8千万回 @ 610D 10.2(09.7)万回/日 [13.1] 2017/11/15(水)
9千万回 @ 702D 10.9(10.2)万回/日 [12.8] 2018/02/15(木)←2回目紅白で「不協和音」披露
10千万回 @ 831D 7.7(16.9)万回/日 [12.0] 2018/06/24(日)


最初の1千万回は21.2万回/日、2千万回までの次の1千万回が13.6万回/日、さらに次は9.5万回/日と、3千万回までは、平均増加速度が徐々に減少している。

MV公開から時間が経つと、多くの人が一通り鑑賞し終わるので、積み上げスピードが鈍っていくのは当たり前のことです。

しかし、もし3千万回以降も、この漸減パターンで進んでいたら、「サイレントマジョリティー」の1億再生はなかったかもしれない。


現実には、3千万回から4千万回で、平均増加速度が13.3万回/日にアップ、さらに、次の1千万回は18.8万回/日までペースが上昇していく。

理由としては、やはり、欅坂46がNHK紅白歌合戦に、デビュー僅か8ヶ月で初出場を果たし、「サイレントマジョリティー」を披露したことが大きかったと思います。

同じ紅白には、再集結した「THE YELLOW MONKEY」が初出場しており、楽屋廊下からのカジュアルなトークコーナーで、ボーカルの吉井和哉氏が、自分で購入したCDを見せながら欅坂の音楽が気に入っていると発言。

他のアーティストによる、こういった評価の声が、「サイレントマジョリティー」への注目度を高め、3〜5千万回の期間、MV再生数の増加速度を反転上昇させていった。

欅坂46は、「二人セゾン」や「不協和音」など、その後も高いMV人気を誇る楽曲を次々リリース、それらが相互に連動する中、中心的存在である「サイレントマジョリティー」MVは、5千万回から9千万回まで、10万回/日を越える平均速度を維持します。


9千万回到達は今年の2月半ばですが、それから1億回までの平均速度は7.7万回/日で、過去もっとも遅いスピードにまで減速。

後で示すように、2月下旬は、「サイレントマジョリティー」が、iTunes Store トップソングの200位圏外を初めて喫した時期で、9千万回以降は、動画だけでなく、配信においても、人気に陰りが見えてきます。

1億再生の達成は、長らく続いた「サイレントマジョリティー」の楽曲人気が一区切りして、いよいよ本格的に「次」を模索すべき時代に入りつつある、そんな頃に起こった出来事だと言えます。


では、「サイレントマジョリティー」の人気を受け継ぎ、MV再生数が1億を狙えそうな楽曲はあるんでしょうか。

(表3) 欅坂46楽曲MVの最新再生数と1億回到達予測

凡例
対象日終わりの累計再生回数 @ MV公開後経過日数 前大台からの平均増加速度(対象日の速度) [公開起点からの平均増加速度] → 1億回到達予測日 収録シングルの番号_曲名

#「対象日」は、2018年6月25日(月)
#「再生回数」は「千万回」単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
#「前大台からの増加速度」は、例えば、現在の累計が5.17千万回であれば、5千万回からの平均増加速度
#「速度」は「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「1億回到達予測日」は、「前大台からの平均増加速度」で進んだとして計算
#「収録シングルの番号」に続く「*」はカップリング曲の意
# 再生回数が1千万を越えている楽曲のみ掲載

5.17千万回 @ 460D 4.9(5.5)万回/日 [11.3] → 2021/03/06(土) 4th_不協和音
4.04千万回 @ 586D 2.8(2.7)万回/日 [06.9] → 2024/05/24(金) 3rd_二人セゾン
2.47千万回 @ 266D 4.0(2.4)万回/日 [09.3] → 2023/08/03(木) 5th_風に吹かれても
2.42千万回 @ 714D 2.1(1.3)万回/日 [03.4] → 2028/06/27(火) 2nd_世界には愛しかない
2.42千万回 @ 132D 8.0(5.2)万回/日 [18.4] → 2021/01/24(日) 6th_ガラスを割れ!
1.68千万回 @ 706D 2.0(0.9)万回/日 [02.4] → 2029/11/02(金) 2nd*_語るなら未来を…
1.57千万回 @ 355D 2.9(1.8)万回/日 [04.4] → 2026/06/19(金) 4th*_エキセントリック


「サイレントマジョリティー」以外の楽曲で、現在、もっともMVの累計再生回数が大きいのは「不協和音」の5.17千万回です。

(表2)が示すように、5〜6千万回におけるデビュー曲MVの平均速度は13.5万回/日で、4th表題曲MVの4.9万回/日は、かなり低い印象があって、確かに、このペースで進むと、1億再生は計算上2021/03/06(土)と予測される。

東京オリンピックの翌年ですが、そもそも、そんな長期間、4.9万回/日を維持できるかどうかが分からない。

公開起点からの平均速度は11.3万回/日で、「サイレントマジョリティー」5千万回における14.1万回/日より少し遅い程度で、ここまでの積み上げは、1億を狙うペースに乗っている感があるけど、現在の速度を反転上昇させないと、なかなか見通しが立たない状況です。


同じことが、最新曲「ガラスを割れ!」にも言えます。

公開起点からの平均速度18.4万回/日は、2〜3千万回の累計を考えると、むしろ「サイレントマジョリティー」より速いペースで進んでいる。

しかし、2〜3千万回の半ばで前大台からの平均速度が8.0万回/日、しかも現時点での速度は5.2万回/日まで下がっていて、1億回を視野に入れるには、デビュー曲と同様に、どこかで大幅な反転上昇が不可欠になる。


やはり、各1千万回において、10万回/日以上の平均速度をキープすることが重要で、それが出来ない場合は、爆発的な加速が必要になってくる。

(表4) 乃木坂46楽曲MVの最新再生数と1億回到達予測

凡例
対象日終わりの累計再生回数 @ MV公開後経過日数 前大台からの平均増加速度(対象日の速度) [公開起点からの平均速度] → 1億回到達予測日 収録シングルの番号_曲名

# 表記法は(表3)と同じ
#「Ab」はアルバム収録曲の意

3.82千万回 @ 481D 5.5(3.3)万回/日 [07.9] → 2021/07/30(金) 17th_インフルエンサー
2.15千万回 @ 718D 2.2(1.9)万回/日 [03.0] → 2028/05/16(火) 15th_裸足でSummer
1.72千万回 @ 613D 1.6(0.6)万回/日 [02.8] → 2032/11/22(月) 16th_サヨナラの意味
1.32千万回 @ 278D 2.5(1.6)万回/日 [04.8] → 2027/10/25(月) 19th_いつかできるから今日できる
1.19千万回 @ 081D 7.2(5.3)万回/日 [14.8] → 2021/11/03(水) 20th_シンクロニシティ
1.02千万回 @ 719D 0.9(0.7)万回/日 [01.4] → 2046/04/22(日) 2ndAb_きっかけ
0.91千万回 @ 340D 2.7(0.4)万回/日 [02.7] → 2027/10/23(土) 18th_逃げ水


乃木坂のMVで1億再生の可能性があるとすれば、「インフルエンサー」と「シンクロニシティ」ですが、いづれも前大台からの平均増加速度は10万回/日を下回り、また現在の速度はそれよりさらに低く、減速傾向が懸念される。

欅坂のMV作品群以上に1億再生は厳しく、状況を打破するためには、新選抜、新曲による大きな音楽的ブレイクが欲しいところです。


次は、動画人気との関係性がしばしば指摘される、配信人気の変遷を紹介します。

(表5) iTunes Store トップソングにおける「サイレントマジョリティー」の各年度ごと順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (50位以内/200位以内日数/配信日数; 最高順位) 対象期間

# 上記の A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「2016/04/06」は配信開始日

33-22-24-33-47 / 096-15-00 [00] (159/270日/270; 01位) 2016年 [04/06〜12/31]
14-18-22-20-36 / 185-69-01 [00] (110/365日/365; 04位) 2017年 [01/01〜12/31]
00-00-02-06-07 / 031-62-36 [32] (015/144日/176; 27位) 2018年 [01/01〜06/25]


一目瞭然ですが、今年に入って、「サイレントマジョリティー」のトップソング順位は急激に下降、そして、2016年と17年には一度もなかった200位圏外を、2月22日(木)に初めて喫し、以降、現在までに32日間経験しています。

まあ、2年近くに渡って高い人気を維持してきた曲が、そろそろ一つの区切りを迎えつつあるのだと思います。

この曲の凄いところは、トップソングの51位から100位までの順位帯に、非常に長く留まったことで、2017年には、一年の半分以上、185日もここに滞在している。

MVが1億回も視聴されたことと、長期に粘り強くダウンロードされ続けたことは、ヒット曲というコインの裏表のようなもので、この曲が幅広い層に受け入れられ、新規ファンを次々と誕生させてきたことを示しているのだと思います。


しかし、「サイレントマジョリティー」がトップソングの200位圏外へ去りつつあることは、単に、その一曲に止まらない影響があるかもしれない。

欅坂の楽曲群は、表題曲すべてに、平手友梨奈センター、TAKAHIRO氏振り付けという共通項があるためか、お互い強い連動性を持っていて、その牽引車が「サイレントマジョリティー」だった。


例えば、以下の表に示した、昨年の5月下旬頃のランキングを眺めると、最新曲「不協和音」と「サイレントマジョリティー」が刺激し合うように近い順位を辿り、6月2日(金)におけるように、何かの切っ掛けで反転上昇すると、もう一つの曲「二人セゾン」の順位までがアップし、3曲が同時に200位圏内に入っている日数がどんどん伸びていく。

(表6) iTunes Store トップソングにおける欅坂46楽曲の順位推移

凡例
日付 : 各曲の順位

#「000」は200位圏外
# 該当期間中に一度も200位圏内に入らなかった曲は載せていない

2017年
不協和音-二人セゾン-サイレントマジョリティー
05/22(月) : 067-144-075
05/23(火) : 111-199-120
05/24(水) : 125-000-132
05/25(木) : 108-190-119
05/26(金) : 100-000-102
05/27(土) : 087-182-071
05/28(日) : 083-159-076
05/29(月) : 075-151-067
05/30(火) : 087-138-090
05/31(水) : 079-180-075
06/01(木) : 083-185-074
06/02(金) : 064-123-037
06/03(土) : 056-107-037
06/04(日) : 055-090-038

2018年
ガラスを割れ!-風に吹かれても-サイレントマジョリティー
05/21(月) : 053-193-147
05/22(火) : 071-000-185
05/23(水) : 077-000-171
05/24(木) : 081-000-173
05/25(金) : 078-000-000
05/26(土) : 083-000-182
05/27(日) : 087-000-192
05/28(月) : 082-000-000
05/29(火) : 109-000-000
05/30(水) : 118-000-000
05/31(木) : 102-000-000
06/01(金) : 102-000-000
06/02(土) : 085-000-000
06/03(日) : 082-000-000


人気曲の特徴は、メディアやネットを介して話題になると、すぐにiTunesトップソングの順位がアップすることで、「サイレントマジョリティー」は、何度も反転上昇を繰り返しながら、他の楽曲をも引き上げていった経緯がある。

ところが、上表後半のように、今年のぼぼ同じ時期では、牽引車だったデビュー曲が200位圏外に去ることが多く、前作「風に吹かれても」も圏外となり、最新曲である「ガラスを割れ!」1曲のみが圏内に留まっている状態が頻発し、これまで欅坂の特徴だった、複数曲の同時ランクインが徐々に少なくなっていく。

iTunes Store のランキング表に、曲名とグループ名が載っていること自体が大きな宣伝になるので、最新曲だけがランクインする状況が続くと、欅坂の音楽的存在感が低下する懸念があります。


(表5)で指摘したように、51位〜100位の順位帯に粘り強く留まることは、MV1億再生の必要条件に思えますが、牽引車がいなくなると、表題曲が200位圏内へのランクイン日数を伸ばしづらくなる。

(表7) iTunes Store トップソングにおける欅坂46表題曲の配信全期間に渡る順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (50位以内/200位以内日数/配信日数; 最高順位^現在順位) 対象期間

# 上記の A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 2018年6月25日(火)までのデータ
#「200外」は200位圏外

19-19-12-11-06 / 027-17-00 [000] (067/111日/111; 2位^113位) ガラスを割れ!
17-27-26-15-11 / 044-30-28 [046] (096/198日/244; 1位^200外) 風に吹かれても
20-11-08-09-14 / 094-88-76 [127] (062/320日/447; 1位^200外) 不協和音
12-16-22-19-09 / 069-59-53 [314] (078/259日/573; 2位^200外) 二人セゾン
06-02-04-01-01 / 029-67-33 [542] (014/143日/685; 3位^200外) 世界には愛しかない
47-40-48-59-90 / 312-146-37 [32] (284/779日/811; 1位^156位) サイレントマジョリティー


MVの1億再生だけでなく、「サイレントマジョリティー」がiTunesトップソングで叩き出した、TOP50入り284日、51位〜100位順位帯312日、200位圏内779日という記録を越えるのは相当に難しい気がする。

やはり、新しい「次」を生み出す時期に、差し掛かってきたのだと思います。


「サイレントマジョリティー」の楽曲人気低下は、乃木坂にも影響を与える可能性があります。

(表8) iTunes Store トップソングにおける「サイレントマジョリティー」と「インフルエンサー」の順位推移

凡例
日付 : 各曲の順位

#「000」は200位圏外
# 該当期間中に一度も200位圏内に入らなかった曲は載せていない

2017年
サイレントマジョリティー-インフルエンサー
07/31(月) : 070-078
08/01(火) : 086-112
08/02(水) : 106-119
08/03(木) : 119-102
08/04(金) : 105-106
08/05(土) : 093-098
08/06(日) : 084-098
08/07(月) : 088-112
08/08(火) : 106-111
08/09(水) : 111-120
08/10(木) : 101-105
08/11(金) : 099-109
08/12(土) : 072-110
08/13(日) : 087-118

2018年
サイレントマジョリティー-インフルエンサー
05/21(月) : 147-153
05/22(火) : 185-151
05/23(水) : 171-172
05/24(木) : 173-184
05/25(金) : 000-000
05/26(土) : 182-162
05/27(日) : 192-189
05/28(月) : 000-000
05/29(火) : 000-000
05/30(水) : 000-000
05/31(木) : 000-000
06/01(金) : 000-000
06/02(土) : 000-000
06/03(日) : 000-000


上表前半は、昨年8月上旬ころの二つの曲のランキングですが、似たような順位、しかも「サイレントマジョリティー」が「インフルエンサー」より少し上位で推移しているのが分かります。

これこそが iTunesトップソングでよく見かける典型的なパターンで、「サイレントマジョリティー」は、同じくパンチの効いたダンス曲である「インフルエンサー」の楽曲人気を牽引してきた節がある。

実際、上表後半の200位圏外へ去るタイミングは、二つの曲でぴったり一致しています。


「サイレントマジョリティー」MVを視聴すると、リンク欄に「インフルエンサー」MVが出てくるので、その流れで乃木坂の作品をも鑑賞する人が多かったんじゃないかと思います。

そして、曲を気に入った人が、iTunes Store などの配信サイトへ行き、サイマジョをダウンロードした人が、かなりの高確率で、インフルも購入した。

そう考えると、(表8)が示すような、楽曲指標の連動性が上手く説明できます。

もし、「インフルエンサー」楽曲人気の背景に、「サイレントマジョリティー」の強力な支えがあったのだとすれば、今後、その支えを期待できなくなるのは、相当に厳しいことじゃないでしょうか。


先日、Billboard JAPAN は、2018年上半期における「TOP ARTIST」上位20組を発表しました。

その中に、ちょっと興味深いデータが入っていたので、紹介しておきます。

(表9) Billboard JAPAN「TOP ARTIST」における欅坂46、乃木坂46、AKB48のランキング

凡例
総合順位 各項目の順位 グループ名

#「各項目」は以下の通り
P : パッケージ (CDセールス)
D : ダウンロード (有料配信)
S : ストリーミング (定額聴き放題サービス)
R : 全国のAM/FM放送回数 (エアプレイ)
L : PCによるCD読取数 (ルックアップ)
T : アーティスト&楽曲を両方ツイートした数
M : 国内においての動画再生回数
#「00」は100位圏外

4位 P05/D10/S03/R85/L04/T06/M05 欅坂46
6位 P02/D15/S14/R95/L07/T08/M20 乃木坂46
7位 P01/D00/S65/R00/L40/T12/M12 AKB48

欅坂の特徴は、ダウンロード、ストリーミング、ツイート、動画と、デジタル部門が非常に強いことで、乃木坂が順位で上回っている項目はありません。

また、パッケージは5位で、乃木坂の2位より低いのに、ルックアップが4位と、乃木坂の7位を上回っている。

おそらく、CDレンタル回数が多く、よく利用すると言われる若年層の人気を反映しているのだと思います。

AKB48は、総合こそ7位ですが、ダウンロードとストリーミングが弱く、ルックアップも低い順であることから、より年齢の高いファンが、圧倒的なCDセールスによって「音楽人気」を支えている現状が浮き彫りになっています。


ところで、興味深いと言うのは、国内動画再生回数が、乃木坂が20位であるのに対して、AKB48は12位と、それを上回っていることです。

2018年の上半期にリリースしたシングルは、乃木坂46が「シンクロニシティ」、AKB48は「ジャーバージャ」で、両者を比べると、YouTubeの再生回数も、Hot100「国内動画再生回数」の順位推移も、乃木坂の方がかなりに上回っています。

(表10) 「シンクロニシティ」と「ジャーバージャ」の動画人気

Billboard JAPAN Hot100「国内動画再生回数(M)」順位
100位圏内入り回数 最高順位 @ MV公開後経過週数(W) 曲名
(M) 11回 03位 @ 11W シンクロニシティ
(M) 02回 39位 @ 16W ジャーバージャ

公開12週目(W)のYouTube再生回数
その週の平均増加速度 (週終わり累計) @ MV公開後経過週数 曲名
6.2万回/日 (1186万回) @ 12W シンクロニシティ
1.0万回/日 (0334万回) @ 12W ジャーバージャ

では、なぜ上半期アーティスト別ランキングの動画部門で、乃木坂46はAKB48を下回ったんでしょうか?


多分、AKB48は「恋するフォーチュンクッキー」など過去曲の人気MVが、今でもコンスタントに視聴され、Hot100の総合100位には登場しないものの、「国内動画再生回数」では、頻繁に100位圏内にランクインしているからだと思います。

乃木坂は「制服のマネキン」「君の名は希望」「ガールズルール」といった過去の人気MVをすべてショートバージョンにしているため、トータルの再生回数は、フルバージョンを公開している「裸足でSummer」以降の表題曲MVで勝負するしかない。

その層の薄さが、AKB48を下回る順位となって表れているのだと思います。


まあ、順位はともかく、もし、「制服のマネキン」MVだけでもフルバージョン公開を続けていたら、それを支えに、乃木坂は、もっと楽曲人気を伸ばせたかもしれない。

「サイレントマジョリティー」時代が終わりつつある今、「シャキイズム」「指望遠鏡」「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」「無口なライオン」などなど、表題からCWまで、名作MVで溢れている感のある過去の楽曲群が、懐かしく思い出されます(笑)。

多くの人に、これらをショートではなく、フルで見せることができれば、乃木坂の音楽的存在感は、数段アップする気がしますが、運営にとっては、さほど興味のない話なのかもしれません。


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(速報) 祝!欅坂46「サイレントマジョリティー」YouTube公開MVが1千万回再生を達成 [02May16]

生駒里奈センター48&46の物語性と輝いた衛藤美彩の歌唱力 in 『うたの夏まつり』 [20Jul16]


// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント

白石麻衣の「卒業」は、本人自身が適切な時期を常に探っている筈で、今日明日に発表があっても驚かない。確かに、4期加入の可能性がある今夏は良いタイミングかもしれない。ただ、ライブでの発表は観客の安全面から避ける気がする。生駒里奈同様、メディア報道からのブログ更新は現実的な選択肢の一つ
5:03 - 2018年6月10日

欅坂46「二人セゾン」MVが今日6月10日未明、公開571日目(D)に4千万再生を達成。「サイレントマジョリティー」303D、「不協和音」311 Dに次ぐ3曲目。乃木坂に4千万回超えのMVはなく「インフルエンサー」3.8千万回が現在の最高。次の大台予定はサイマジョの1億回で、7万回/日を維持すれば6月下旬の見込み
7:30 - 2018年6月10日

乃木坂運営の警告記事、「私的エリアでのストーカー行為」の具体的内容が気になるが、最近、白石麻衣への脅迫事件といい、メンバーが恐怖を感じる出来事が頻発しているのかもしれない。不安軽減のためにも、握手会は、規模を縮小するか、スタッフを増やすかして、レギュレーションを強化すべきだと思う
0:01 - 2018年6月11日

卒業ラッシュ、文春スクープ、脅迫、ストーカー、握手会のカオス化。最近、頭の痛い話が週ごとに増えていく感がある。ここに白石麻衣の卒業発表と西野七瀬の立ち位置という不安定要素が加わり、サイマジョ時代の終焉も影を落とす。21st選抜はいっそ岩本蓮加センターの福神総若手化で人心一新すべきかも
17:53 - 2018年6月11日

米津玄師「Lemon」MVが昨日深夜に1億再生達成。「アイネクライネ」、DAOKOとの「打上花火」に次ぐ3作目。今回は2月27日(火)の公開から3ヶ月半、105日目(D)の到達で、1日平均95万回の速度で進んだ計算。最近、人気曲でMV再生数の加速化が顕著。乃木坂もより時間を掛けた作品で、時代の変化に対応したい
8:35 - 2018年6月12日

昨夜の『乃木坂工事中』が21枚目シングルの8月8日(水)発売を告知。公式サイトにはまだ情報が見当たらない笑。日程を予想すると、表題曲MV公開は通例発売3週前で7月18(水)〜20日(金)。選抜発表は6月24日(日)なら前作と同じ6週+3日前も、予告なしで、MV公開前の7月1日(日)、8日(日)、15日(日)の可能性
7:56 - 2018年6月18日

AKB48「総選挙」フジテレビ生中継番組の視聴率が判明。関東地区の平均は第1部(19:00-20:51)が5.7%、第2部(20:51-21:24)は11.0%。瞬間最高は13.8%で、宮脇咲良の3位が発表された20:59の数字。1位発表時でないのは珍しい。平均、瞬間ともに、少なくとも14年以降最低で、一般関心度の低落傾向を止められず
12:37 - 2018年6月18日

AKB48「総選挙」生中継視聴率
平均
'14 : 16.2% @ 19:00 - 21:22
'15 : 13.2% @ 19:00 - 21:54
'16 : 10.7% @ 19:00 - 21:24
'17 : 07.8% @ 19:00 - 21:24
'18 : 06.9% @ 19:00 - 21:24
瞬間最高
'14:28.7% @ 21:04
'15:23.4% @ 21:43
'16 : 19.9% @ 21:10
'17 : 16.2% @ 20:57
'18 : 13.8% @ 20:59
12:38 - 2018年6月18日

昨夜生放送のCSフジ『プロ野球ニュース』、2回目出演の衛藤美彩が、前回のド緊張MCとは打って変わり、和やかに番組を進めていて、適応力の高さに驚いた。とくに「今日のホームラン」入り前の素振り付きコールなど、キュートな感じが良かった。本来は妹キャラなので、柔らかい可愛さが人気を呼ぶと思う
14:09 - 2018年6月19日

けやき坂46が動画と配信でここまで高い数字を出すとは、正直予想しなかった。武道館ライブが急遽回ってきて大変だったと思うけど、チャンスを生かして、今年一番飛躍したアイドルになりつつある。欅坂以上に若い乃木坂という雰囲気があり、世代交代の進まない本家から、今後ファンが流れるかもしれない
13:56 - 2018年6月21日

『セーラームーン』を観た方の感想が非常に楽しそうで、ちょっと羨ましい。『リボンの騎士』のように、動きのある芝居はウケが良いのかも。確かに、CSで観た『三人姉妹』は重厚すぎて、時々踊ったらどうかと思った。観劇予定の『半神』は、派手なアクションはなさそうで、桜井玲香の情念に期待している
19:30 - 2018年6月22日

桜井玲香の主演舞台『半神』は、オリジナルが萩尾望都と野田秀樹の共同脚本によるものだそう。夢の遊民社の舞台なので、結合双生児の主人公はともかく、他のキャラには動きがあるかも。ただ、今回の演出は劇団「柿喰う客」の中屋敷法仁氏。彼の解釈次第で芝居が大きく変わる筈で、全然予想がつかない
0:54 - 2018年6月23日

欅坂46「サイレントマジョリティー」MVが、公開831日目(D)、2018年6月24日(日)17時24分頃に1億再生を達成。坂道では初めての快挙。7万回/日前後で推移していた再生数増加速度が、昨日午後から急上昇、今日正午以降は15.8万回/日で進み、明日17歳の誕生日を迎える平手友梨奈に大きなプレゼントとなった
17:44 - 2018年6月24日


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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西野七瀬・文春スクープの「証拠」と「沈黙」、何が報じられ、何が分かったのか? [17Jun18]

2018-06-17 17:30:00 | 芸能

昨夜、西野七瀬の文春第二弾が、ニコニコ動画の『文春ライブ』で配信されました。

2016年4月24日(日)の夜、歌番組の仕事を終えたななせまるが、渋谷で2人の男性と食事をした後、そのうちの1人とタクシーに乗り、彼女の自宅マンションに向かい、一泊したというスクープの続報です。

取材対象が西野七瀬だと直前まで分からなかった前回と異なり、今回はメモを片手に生配信を視聴し、さらに、タイムシフト予約で繰り返しトークと画像を確認しました。


まあ、文春の思う壺ですが(笑)、様々な情報に直接触れたことで、スクープの全貌を掴むことが出来ました。

率直に感想を述べると、週刊誌的な派手さはないものの、主張を絞り、相手が反論できないレベルまで、取材を進めているということです。

裁判を念頭に置いた証拠の数々

なぜ2年も前の出来事を、文春は今になって出してきたのか、西野七瀬と乃木坂の人気が上がるのを待っていたのではないか、そんな憶測も飛び交っている。

しかし、2016年春の段階で、ななせまるは単独センター3回、Wセンター1回を経験しており、NHK紅白歌合戦に初出場を果たした直後でもあって、華やかに輝く「Rising Star」としての注目度は極めて高かった。

当時スクープをすぐに出さなかった理由は、人気云々ではなく、相手男性の素性が分からなかったからだと思います。


単独でのテレビCM起用もあった西野七瀬の恋愛記事となると、内容に誤りがあれば、イメージダウンを理由に、運営から提訴される危険がある。

「お泊まりデート」の立証責任は週刊誌側にあるので、文春は十分な証拠を示す必要がある。

渋谷で一緒に食事した翌朝、自宅マンションから、男性が出て来るシーンを撮影しているものの、相手が誰か分からなければ、家族や幼馴染の可能性もあって、文春の立場は苦しくなる。

裁判で負けない最後の「ピース」が、相手男性の身元情報で、これを突き止めたのが、ごく最近だったのだと思います。


現在では、相手男性が乃木坂46やAKB48の番組と接点を持つテレビ局のフリーディレクターで、プライベートなアイドルの友人も多く、「肉食系男子」として知られていること、さらには、西野七瀬にも熱心にアプローチしていた点まで調べていて、最後の「ピース」を完全に埋めている。

しかし、一方、彼はタレントではないので、顔にはモザイクを掛け、本人に関する情報も、公開するのは限定的なものに留めている。

さらに、西野七瀬の自宅マンションも、現在は住んでいないそうですが、特定されてファンの「聖地」化するのを防ぐため、俯瞰画像を出していない。


川村真洋の文春記事では、乃木坂メンバーの寮マンションが写真に載り、モザイクを掛けてはいたものの、一部のファンが場所を探し出し、出待ちする人が後を絶たない事態に陥り、引越しを余儀なくされたという噂があります。

本人や場所を特定できる具体的な情報は出さないという配慮が、公開画像の「インパクト」を下げている面があって、例えば、タクシーが西野七瀬の自宅マンションに入っていく場面は、モザイクだらけのアップだけを公開して、正直、タクシーがただ坂を下りているだけです。

しかし、タクシーに関して注目すべき点は、二人を乗せた渋谷での場面、マンションに入る場面、マンションから去っていく場面、すべてにおいてナンバープレートを撮影していること。


渋谷でキャップを被った西野七瀬と男性が雑踏を歩いている場面が撮られ、さらに、文春の指摘するタクシーが、キャップを被った人物を含む二人を後部座席に乗せ、同一ナンバーの車が彼女のマンションに入り、程なく出ていったとなると、乗っていた二人が誰かを示す強力な手掛かりになる。

もちろん、ナンバーにもモザイクが掛かっていますが、文春側はその番号を知っていて、自宅マンションの俯瞰画像と併せ、証拠としての価値に自信を持っている。

ん〜、何というか、裁判馴れしているというか、タイムシフトで画像を繰り返し見ながら、若干、背筋に寒気を感じました(笑)。


事実面で争える余地はほとんどない

今回の文春第二弾で一つ注目されるのは、西野七瀬が「メシだけって周囲に言ったそうだけど」と記者が述べた点です。

2年前の4月24日の夜、その男性と食事をしたことは、本人も認めているようで、本当なら、二人に仕事場以外での「接点」があったことになる。

もし、彼女がブログやラジオなどで、「食事だけだった」と主張するなら、私は乃木坂ファンで、メンバーが公の場で嘘をつく筈がないと堅く信じているので、その主張に沿った形で、もう一度、文春が提示している情報を再検討するつもりです。


しかし、現時点では、乃木坂側からのコメントはなく、一方、「お泊まりデート」があったという文春側の主張は、路上キスのような週刊誌的インパクトはないものの、証拠としては最後のピースに到るまで揃っている。

また、七瀬本人は沈黙を続け、相手男性は文春のマークがキツくなった頃から、自宅不在が続き、最近は周囲との連絡も断ち、現在は「行方不明」状態。

この事実が重くのしかかって、文春スクープを無視できないものにしてしまっている。

松村沙友理のケースのように、「男女の関係ではない」「相手に家庭があるとは知らなかった」と、本人が何か述べてくれれば、メンバー側の視点から文春のデータを再検討できるのだけど、今回は、どうにもしようがありません。


ところで、「食事だけ」発言を文春がなぜ知ったのかを考えると、乃木坂側関係者の中に、ある程度、文春の取材に応じている人がいるのだと思います。

実際、西野七瀬が参加した写真集お渡し会後の打ち上げに関して、出席者の中に問題の男性がいなかったと、文春に伝えた人がいる。

公式には文春からの電話すら取らないらしいけど、関係者すべてに箝口令が敷かれているわけではないようです。


テレビ局関係者のナンパなら衝撃的

今回のスクープが与える影響ですが、まず、テレビ業界にとって、相当ショッキングな話だと思います。

最近のテレビ局は、以前にも増して、直接の社員以外、様々な人が出入りするようで、その中には、アイドルをナンパしようと試みる輩もいるとの噂がある。

アイドルが多数出演する番組の関係者が、自分の友達を何人もスタジオに呼び入れ、みんなでナンパしていたというネット記事を読んだことがありますが、今回は、文春スクープの中に、ディレクターのアイドルへの「アプローチ」という話が出てくる。


しかも、男性は46&48Gの番組を数多く手がけた大物プロデューサーと一緒に仕事をしていた人物だそうで、いわば乃木坂の身内とも言える存在。

そして、アプローチした相手は、現役ではセンター最多経験数を誇る乃木坂のエースで、CM出演も多数こなすトップアイドル。

もし、本当に「食事だけ」なら、今後の仕事を考えても、男性は真っ先に取材に応じて、「お泊まりデート」を否定する筈ですが、何があったのか「雲隠れ」状態になっている。


文春ライブの中で、記者が彼のことを「みんなが探している」と述べていて、どうも真相を聞きたいのは、文春だけではないらしい。

「みんな」が具体的に誰と誰なのかは明かしませんでしたが、確かに、西野七瀬という超人気アイドルですから、乃木坂も、テレビ局も、広告代理店も、何があったのか本当のところを知っておきたいと考えて不思議ではなく、「みんな」が動いている時点で、すでに業界に影響を与えていると言えます。

中井りかはファンとの交際を報じられましたが、運営との契約書に何が書いてあるかはともかく、仕事上で接点のあるテレビ局関係者が相手という方が、衝撃度は遥かに上で、今後、我々一般人の見えないところで、色々な波紋が広がっていく可能性があります。


西野七瀬の今後を左右するのはメンバーの支持

今回の文春第二弾で、インパクトのあるツーショット写真などが出なかったことで、松村沙友理のケースのような、罵詈雑言に類するコメントは、今後減少することが期待できます。

これは一つ明るい材料ですが、では、文春スクープが真っ赤な嘘であると、心の底から信じるファンが多数を占めるかと言われると、そうは思えない。

文春を攻撃したり、彼女を信じるとの声が出る一方、あれこれ疑問を感じながら、この話題に対して沈黙を保つファンが相当数に上る気がします。

つまり、本人が反応しない限り、今と同様、どっちつかずの微妙な空気が続いていくのでしょう。


しかし、ファンがどう捉えるか以上に、西野七瀬の今後に影響するのは、他のメンバーがどう感じるかだと思います。

文春スクープを食らった松村沙友理が「卒業」を思いとどまった背景には、生駒里奈、そして白石麻衣と橋本奈々未の支えが大きかった気がします。

これらのトップメンバーが積極的にさゆりんごの側に立ったことが、孤立化を防ぎ、グループでやっていける自信を彼女に与えたように見える。


生駒里奈が在籍していれば、相次ぐ文春スクープで緊張の高まっているグループを、何とかまとめる可能性があるけど、もうそれには頼れない。

西野七瀬が自分でメンバーの支持を集め、グループ内での地盤を、以前にも増して固めることが出来れば、運営は文春騒動をあまり考えずに、選抜位置や外仕事などを決めることが出来るでしょう。

何があったのかを率直に話すことが重要なのは、ファンの支持だけでなく、メンバーの支持を集めるためで、ひたすら沈黙を守って、触れづらい空気を作るのは決して得策ではないと思います。


追加の情報はない可能性が高いが、但し…

今回、文春ライブを直接視聴して一つホッとしたのは、この件に関して、彼らは、これ以上の追加カードを持っていないようだと、分かったこと。

2016年春の「お泊まりデート」については、証拠が揃っている上に、西野七瀬だけでなく、直ぐに否定してしかるべき相手男性も沈黙していて、文春が主張する内容を完全否定するのは難しい。

ただ、その後の話については、得ている情報はほとんどないようで、かりに今後、ななせまるが何かを「説明」する場合は、この春の出来事に限ってコメントすれば十分ということになる。


しかし、では万事安心かというと、非常に気懸りなことが一つ残っている。

現在「行方不明」状態の相手男性が現れて、今回の文春スクープに関して話し始めたら、何が起きるのか予測がつかない。

文春を含めた「みんな」が、彼と未だに接触できないのは、消えない火種を残したようなもので、西野七瀬と乃木坂を巡る多くの人々にとって、頭の痛い話じゃないかと思います。


西野七瀬は現在、乃木坂在籍8年目の24歳で、アイドルを脱して、次のステップに向かう段階に入りつつある。

文春の伝えるスクープが事実無根であれば喜ばしいことだけど、かりに事実であっても、それほど深く大きなダメージは受けない筈で、どちらにせよ、ファンとメンバーに向かって率直に語って欲しい。

中井りかほどぶっちゃける必要はなく(笑)、事実部分に触れたくなければ、能條愛未のようなスタイルで良い。

第二弾が出た今は絶好のタイミングで、ここを逃すと、どんどん言い出せなくなって、行く行く自分の重荷になる危険がある。


さゆりん、ろってぃ、じょーさん、ななせまる。

「清純派」を謳い、握手会に大勢のファンを呼び込む、乃木坂のようなグループアイドルは、恋愛系スクープが出ると、本当に大変だと思うけど、ピンチのときこそ、賢い決断を下して、それを飛躍へのチャンスに変えて欲しい。


(関連記事)

能條愛未が文春スクープに言及、乃木坂のエース西野七瀬は「沈黙と罵声」を乗り切れるのか? [09Jun18]

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// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント 

白石麻衣の「卒業」は、本人自身が適切な時期を常に探っている筈で、今日明日に発表があっても驚かない。確かに、4期加入の可能性がある今夏は良いタイミングかもしれない。ただ、ライブでの発表は観客の安全面から避ける気がする。生駒里奈同様、メディア報道からのブログ更新は現実的な選択肢の一つ
5:03 - 2018年6月10日

乃木坂運営の警告記事、「私的エリアでのストーカー行為」の具体的内容が気になるが、最近、白石麻衣への脅迫事件といい、メンバーが恐怖を感じる出来事が頻発しているのかもしれない。不安軽減のためにも、握手会は、規模を縮小するか、スタッフを増やすかして、レギュレーションを強化すべきだと思う
0:01 - 2018年6月11日

「会いに行けるアイドル」を謳い、「恋愛禁止」を仄めかし、ファンとの近しい距離感、時には疑似恋愛すら演出して、様々なセールスを伸ばしてきた坂道の握手会商法は、ファン数急増もあり、今抱えていた本質的矛盾が噴出している感がある。距離感を再設定し、システムを根本的に見直す時期ではないか
0:02 - 2018年6月11日

週刊誌を退けるには、まず社会から好かれることが必要。握手会には中高生メンバーが多数長時間参加、CD大量投棄や組織的キセルなど社会問題が発生、またストーカー、脅迫、発炎筒、傷害事件が起こり、結局、大人が大金を手にしている。文春が大手を振って取材できる空気をアイドル側が作っていると思う
16:32 - 2018年6月11日

運営とレコード会社は、未成年メンバーに握手会を長時間行わせ、発炎筒事件、脅迫事件、ストーカー行為があっても握手会を中止せず、メンバーを危険に晒し、当然ゴミになる大量のCDを売るだけ売って回収しない。これではグループの社会的好感度を上げるのは難しく、文春に付け入る隙を盛大に与えている
17:15 - 2018年6月11日

卒業ラッシュ、文春スクープ、脅迫、ストーカー、握手会のカオス化。最近、頭の痛い話が週ごとに増えていく感がある。ここに白石麻衣の卒業発表と西野七瀬の立ち位置という不安定要素が加わり、サイマジョ時代の終焉も影を落とす。21st選抜はいっそ岩本蓮加センターの福神総若手化で人心一新すべきかも
17:53 - 2018年6月11日

YouTubeの坂道オーディションCM西野七瀬ver.のコメント欄に文春絡みの書き込みが溢れていて悲しくなった。明日の第2弾もスルーだと、今後も選抜発表など事あるごとネットが荒れるのは必至。乃木坂エースは徐々に身動きが取れなくなる。状況を変えるには本人が語るしかないが、運営方針ならそれも期待薄
23:02 - 2018年6月15日

西野七瀬の文春騒動は、どう考えても沈黙を続ける乃木坂側の部が悪い。基本的に独身男女の恋愛なので、直ぐに説明すれば済むことを、頑なにスルーしたため、無視に対するファンの怒りが高まっている。さらに、松村沙友理の件を批判したこともあり、一言あって然るべきとの声が消える可能性は今後も低い
23:42 - 2018年6月15日

文春ライブを視聴。西野七瀬に関しては、タクシーの画像が新たに出たが、乗っている人などはよく見えない。相手男性への接触は文春のみならず、運営側も試みたが、成功せず行方不明状態。結局、新情報は殆どなし。七瀬本人は食事をしただけと語ったらしいが、文春はお泊りには強い自信を持っている様子
21:52 - 2018年6月16日

西野七瀬に対する文春スクープはここで一区切りのようで、彼女にとっては、コメントを出す良いタイミング。本当に食事をしただけなら、何一つ躊躇うことはないのだから、早くそう主張した方が良い。能條愛未や中井りかを見ると、文春への対応は本人に任されている部分があるようで、賢く動いて欲しい
22:20 - 2018年6月16日

文春が西野七瀬のスクープを記事化しないのは、ツーショットなどの派手な写真が撮れず、記者の確認がメインであるために思える。しかし、周辺取材を含め、二人の付き合いは確信しているようで、時期は翌年4月頃迄との推測。本人の沈黙と相手男性の雲隠れが、逆にその信憑性を高める結果になっている
22:44 - 2018年6月16日

文春LIVEを何度も見返したが、タクシーの後部座席に二人乗っていて、左側の小柄な人物がキャップを被っているのが分かる。建物へ入る写真があり、翌朝相手男性が一人で出て来る写真がある。裁判馴れした文春らしく、一通り揃えている。西野七瀬本人が否定しない限り、事実を争うのは難しい印象を受けた
23:54 - 2018年6月16日

イケメンファンとの半同棲を報じられた中井りかは、文春が流す前に総選挙スピーチでスクープを親切にもファンへ報告。何でもオープンに喋る人なので、左程深刻なことにはならない気がする。文春LIVEは、SKE元彼座談会など生々しい話の連発で、視聴後ぐったりした笑。ただ、NMBの労働契約問題は評価する
0:21 - 2018年6月17日

西野七瀬は、今が文春スクープにコメントする好機で、じょーさんのように一言触れた方が良い。食事したことはは本人も認めているようで、その男性が翌朝自宅マンションから出て来る場面を撮られている。流石に完全無視は無理。ただ、文春LIVEを視聴して全貌が分かったので個人的に気持ちはスッキリした
1:02 - 2018年6月17日


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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能條愛未が文春スクープに言及、乃木坂のエース西野七瀬は「沈黙と罵声」を乗り切れるのか? [09Jun18]

2018-06-09 00:00:00 | 芸能

能條愛未が最新ブログに、

お久しぶりです。
本当に、ご心配をおかけしました。
いまはただただ目の前のものに全力でぶつかり、やるべき事を精一杯やるのみです。
今後ともよろしくお願い致します。

(能條愛未の2018/06/07_09:00ブログ)

と綴り、舞台共演俳優との交際を報じた文春スクープに初めて言及。

これを読んで、強い感銘を受けると同時に、心底、ホッとしました。


文春の恋愛スクープに対しては、メンバーに「完全無視」させるのが、乃木坂運営が最近堅持している方針のようですが、能條さんは、敢えて触れるという道を選んだ。

自身も参加する乃木坂46主演ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』の初日を前に、お客さんとファンに余計なことを考えさせず、純粋に芝居を楽しんで貰うため、文春問題に一つの区切りを付けたかったのかもしれません。

短い文章の中に、ファンへの気持ちと、自らの決意が凝縮された、この力強いメッセージは、ファンの間に大きな反響を呼び、彼女を応援するという声が広がっている。


文春騒動の特徴は、多くのファンが発言を控える一方、悪意に満ちた、激しいバッシングがネットに溢れることです。

この沈黙と罵声は、メンバー側が報道に関して、何らかの発言をしない限り、延々と続いていく。

ところが、今回のように、一言でも本人からコメントが出ると、それに応える形で、沈黙していたファンが口を開き、冷静で建設的な意見や、温かい励ましの声が次々に登場する。


有る事無い事詰め込んだ、心ないバッシングを駆逐するには、多くのファンが、批判であれ、弁護であれ、マトモな意見を発信することが重要です。

しかし、本人と運営が「完全無視」を決め込むと、多くのファンは空気を読んで、頼まれてもいないのに、その暗黙の箝口令に従って、一層固く口を閉ざすようになり、ネットは罵詈雑言に支配され、メンバーは際限なくダメージを受けることになる。

文春をスルーした場合、あまり宜しくない方向へ進んでしまうのは、本来好意的なファンが沈黙を続け、やがて無関心になっていくからだと思います。


能條愛未が、勇気を持って文春報道に触れたことは、雰囲気を変え、状況を好転させる極めて有効な一歩で、だからこそ、ブログを読んだ時、これで何とかなるかもしれないと、希望を感じたわけです。

ただ、万事安心かというと、全然そんなことはない。

ブログでは、相手俳優との関係が現在どうなっているのか、何も書かれていません。


それを明らかにせず、乃木坂での活動を続けていく点までが、彼女の決断だと思いますが、であれば、彼氏がいるなら「卒業」すべきという批判は、今後も絶えることがないでしょう。

例えば、『セーラームーン』のように、複数メンバーが参加する舞台が次に企画されたとき、その限られた出演者の中に入りたいと切望するメンバーは少なくない。

そこに能條愛未が選ばれると、「落選」したメンバーやファンが強い不満を募らせる可能性がある。


文句を言わせないためには、この役には彼女の演技力が不可欠だと、誰もが納得するようなスキルと経験を身に付けるしかない。

つまり、圧倒的な実力で勝負するしかないわけで、能條愛未は、先の見えない、茨の道を進もうとしている。

ただ、個人的には、成功する可能性はあるんじゃないかと思っています。


中元日芽香と共に務めた乃木團のボーカルでは、西武ドーム全体に響くほどの豊かな声量を披露し、また、『NOGIBINGO!』の企画では、見事な自作ラップを歌って、才能の幅広さを見せつけている。

このように、もともとは歌唱力で存在感を示すことが多かったけど、近年は、それを生かす形で舞台出演が多くなり、役者としての評価も高めつつある。

選抜入りはデビューシングル「ぐるぐるカーテン」と4枚目「制服のマネキン」の2回しかなく、この5年間はずっとアンダーで活動し、握手会人気というより、バラエティや歌唱・演技で勝負するタイプなので、自らのスキルで文春騒動を乗り越えていけるメンバーだと思います。

これだけのスキルを持ったメンバーが、5年間アンダーという事実は、胸にグッと迫るものがありますが、乃木坂というグループの偽らざる現実ですね。


今回文春にスクープされたもう一人のメンバー、西野七瀬は、能條愛未とは対照的に、極めて握手会人気が高く、長く選抜トップに起用され続けてきました。

(表) 乃木坂3枚目シングル以降の個別握手会における西野七瀬の売り上げと順位

凡例
[シングル番号] CD発売日 {タイトル先頭2文字} 完売部数/担当部数 (完売率or全完達成売次数) : 順位

# 順位は、全完売していない場合は推定売り上げ枚数のより大きい方、全完売の場合は達成次数のより小さい方を上位にしている
# 西野七瀬は、色文字で表し、赤色は単独センターピンク色はWセンター

[03] '12/08/22 {走れ} 12/16部 (0.75) : 1位松村 2位白石・橋本 4位生駒 5位西野
[04] '12/12/19 {制服} 15/21部 (0.71) : 1位白石・松村 3位橋本 4位西野
[05] '13/03/13 {君の} 20/23部 (0.87) : 1位白石・松村 3位橋本 4位西野
[06] '13/07/03 {ガー} 30/30部 (7次) : 1位白石 2位西野 3位橋本
[07] '13/11/27 {バレ} 30/30部 (3次) : 1位西野 2位白石 3位秋元・橋本
[08] '14/04/02 {気づ} 30/30部 (5次) : 1位秋元・西野 3位白石
[09] '14/07/09 {夏の} 30/30部 (6次) : 1位白石・西野 3位秋元
[10] '14/10/08 {何度} 35/35部 (7次) : 1位西野 2位白石・橋本・深川
[11] '15/03/18 {命は} 30/30部 (2次) : 1位西野 2位白石 3位深川
[12] '15/07/22 {太陽} 30/30部 (2次) : 1位西野 2位秋元・白石・橋本・深川
[13] '15/10/28 {今、} 30/30部 (3次) : 1位白石・西野 3位秋元・生田・衛藤・橋本
[14] '16/03/23 {ハル} 30/30部 (2次) : 1位白石・西野 3位橋本・生田・深川・衛藤
[15] '16/07/27 {裸足} 30/30部 (6次) : 1位秋元・生田・衛藤・齋藤・白石・西野・橋本・若月
[16] '16/11/09 {サヨ} 30/30部 (4次) : 1位秋元・衛藤・齋藤・桜井・白石・西野・橋本・若月
[17] '17/03/22 {イン} 30/30部 (2次) : 1位秋元・西野 3位桜井・高山
[18] '17/08/09 {逃げ} 全日程不参加
[19] '17/10/11 {いつ} 全日程不参加 : 西野
[20] '18/04/25 {シン} 全日程不参加



実は初期の頃、松村沙友理は白石麻衣を上回るほどの握手会人気を誇っていました。

上表が示すように、3枚目「走れ!Bicycle」で単独1位、4枚目「制服のマネキン」、5枚目「君の名は希望」でも、まいやんと並んで1位。

ところが、6枚目「ガールズルール」以降、最高部数を全完売するものの、完売速度で他のトップメンバーに追いつけなくなり、徐々に順位が下がっていく。


さゆりんごと入れ替わるように、浮上してきたのが西野七瀬で、3枚目の5位から、4枚目、5枚目に4位となり、6枚目は2位に入ります。

「ガールズルール」6th選抜の終わり、2013年10月6日(日)に開催された代々木第一体育館でのライブ、私は昼公演を観に行ったのですが、MCコーナーで西野七瀬が話そうとしたとき、会場から、「ななせー!」「な〜なせ〜!」「なっなせーー!」と、何人もの野太い声が飛び交ったのを、今でも覚えています。

西野七瀬の人気を実感したライブでしたが、その声援の量を反映するように、次の7枚目「バレッタ」で、遂に個別握手会人気の単独1位に輝くことになる。


そして、8枚目「気づいたら片想い」で初センター、9枚目「夏のFree&Easy」も続けてセンターに抜擢されます。

人気No.1の西野七瀬をセンターに据え、握手会主義を確立してCDセールスを伸ばした乃木坂は、10枚目「何度目の青空か?」で、大学受験による一時休業から復帰したばかりの生田絵梨花をセンターに起用し、2014年秋、いよいよ初の紅白出場を目指すことになる。

ところが、この肝心な時期に、松村沙友理と大手出版社編集者とのデートを週刊文春が報道、ファンが上へ下への大騒ぎを繰り広げる。

そして、紅白出場は、複数の「内定」報道が出ていたにも関わらず、結局実現せず、乃木坂は苦渋の年末を迎えてしまう。


文春スクープを受けて、松村沙友理が「レコメン」で語った「釈明」トークを、当時、直接聴いたけど、何か言おうとする度に、「ゼェーゼェー、ハァーハァー」と喘ぎ声が高まり、常軌を逸した緊張感が伝わってきました。

握手会に多くの男性ファンを集め、大量のCDを売っているアイドルとはいえ、22歳の女性がプライベートでの熱愛デートを、公共の電波に乗せ、不特定多数の視聴者に向けて説明するのは、プライド、羞恥心、恐怖心など、様々な感情が渦巻き、相当に苦しいことだったと思う。

こういった彼女の様子からも、この子は絶対に嘘をついていない、本当のことをしゃべっていると確信しました。

まあ、一番の決め手は、松村沙友理ほど頭の良い人間が、公の場で嘘を付くことの危険を理解していない筈がない、という観点からでしたが(笑)。


そして、この「レコメン」トークが流れを変えた。

陳腐な嘘を付いているとのバッシングが出る一方、今まで以上に、さゆりんごの味方をする声が多くなっていく。

さらに、文春第二弾が報じた相手男性との会話詳細が、彼女の話と合致していたため、徐々に文春騒動は収まっていった。


2015年、紅白出場は乃木坂の悲願となります。

11枚目春シングル「命は美しい」は西野七瀬の単独センター、12枚目夏シングル「太陽ノック」はAKB48との兼任終了直後の生駒里奈の単独センター、さらに、13枚目秋シングル「今、話したい誰かがいる」は西野・白石のWセンターと、全センターを過去のセンター経験者に任せる、手堅い布陣を展開。

その甲斐あったのか、2015年、乃木坂46は初めて紅白出場を果たし、大晦日、NHKホールに「君の名は希望」が響くことになる。


この時点で、西野七瀬は、単独センター3回、Wセンター1回を経験し、単独6回の生駒里奈に次ぐ、実績を持っています。

さらに、握手会人気は、恐ろしいことに(笑)、7枚目以降、1位の座から落ちたことがなく、現在は、18〜20枚目の全日程不参加に至っている。

2015年、西野七瀬は、間違いなく、乃木坂を先頭に立って率いるエースと目されていた。


2015年7月に公開された映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』に、象徴的なシーンがあります。

松村沙友理の文春騒動に関して、橋本奈々未は、男性が雑誌編集者であることから、「乃木坂って絶対気づくでしょ」と、相手を批判しているのに対して、西野七瀬は、「怒っていないメンバーはいないでしょ」と、さゆりんごに厳しい見方をして、この両者の対比が一つのハイライトになっている。

タイトルに「Documentary」という言葉が入っているものの、独立した第三者が、乃木坂というグループを検証するために作った映画ではなく、MVでお馴染みのノース・リバーが作った、乃木坂人気を高めるための映画なので、ななせまるの発言も、台本によって決められたキャラに沿って、ピックアップされたものかもしれない。


いずれにせよ、映画を観た多くのファンに、西野七瀬は、文春に撮られるようなことを決してやらない人との印象を与えた可能性は高い。

しかし、今回の文春報道が正しければ、紅白初出場の翌年春、それとは少し違う現実が起こっていたことになる。

松村沙友理は握手会人気が伸び悩む中、文春にスクープされましたが、一方、西野七瀬は、絶頂期に入ったとすら言える時期に、写真を撮られたことになる。


仕事の状況とは無関係に、機会さえあれば、いつでも、誰にでも、恋愛は発生するもので、握手会アイドルであっても例外ではない。

まあ、考えてみると、当たり前の話ですが(笑)、「恋愛禁止」という言葉を何度も聞いていると、大世帯グループであっても、実現可能じゃないかとつい錯覚してしまいます。

2016年春の西野七瀬ですら「お泊まりデート」をするのであれば、「恋愛禁止」は原則無理だと十分アナウンスしてから、握手会応募を受け付けた方が良いんじゃないでしょうか。


西野七瀬は、「恋愛禁止」という幻想の下、男性ファンを多く集め、握手会人気を伸ばし、それを土台に、乃木坂のエースとして、テレビのドラマ、CM、情報バラエティに進出してきた。

5年間アンダーで、現在は舞台を中心に活動している能條愛未とは、同じ乃木坂1期ながら、置かれた立場が全然異なっている。

そして、週刊誌の恋愛系スクープが出た場合、より迅速に対応する必要があるのは、じょーさんではなく、握手会セールスを牽引してきた、ななせまるの方だと思います。


疑似恋愛は、あくまで疑似に過ぎず、「恋愛禁止」もアイドル育成ゲームにおける空想上のルールというのは、運営側に都合の良い大人の解釈ですが、実際には、1人が何十枚、何百枚もCDを買えるシステムの中、大量購入してくれる「ガチ恋」ファンの存在が、乃木坂のCDセールスを支えてきたのは間違いない。

そういう商売をして、大きな儲けを挙げてきた以上、トップメンバーが文春にスクープされた場合、せめてファンに「説明」するのが、最低限の商業倫理じゃないでしょうか。

しかも、事の顛末を詳細に語る必要はさらさらなく、能條愛未のように、ファンの方を向いて、「ご心配をおかけしました」と言うだけでも、流れがガラッと変わってくる。


西野七瀬本人は、何が起こったのか、全部知っているのだから、文春第二報を待つまでもなく、言えることを、言える範囲で、言えばいいだけの話で、何を躊躇っているのか、よく分からない。

事実無根との発信が一番嬉しいけど、仮に事実が含まれるのなら、尚更、早く「説明」するべきだと思う。

今、ジリジリ時間だけが過ぎて、沈黙と罵声が場を支配し、乃木坂は刻々、大事なものを失い続けている。


5月19日(土)の夜、文春LIVEが西野七瀬の恋愛スクープを報じた後、彼女の3月31日ブログ「まにまに」に、「Staff」とのハンドル名で、深夜2時半に付けられたコメントが、ネットの一部で話題になりました。

これまで「立場的に」気を遣ってきた人たちを、「少しは気が晴れたでしょうね」と労い、その一方で、西野七瀬に対し、色んな方々の気持ちを「もっと考えて」と諭している。

スタッフを装っただけかもしれませんが、言葉が遣いが丁寧で、確かに、内部でそういうことはあったかもと思わせる説得力がある。

このコメント、今は削除されて、もう読めませんが、ひょっとすると本当の関係者、あるいは元関係者なのかもしれません。

この2年間、乃木坂の奥深くで何が起こっていたのか、とても気になります。



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乃木坂エースの文春スクープ、先の読めない展開も、西野七瀬はファンと正面から向き合うべき [27May18]

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乃木坂の風 09Oct13 〜 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える



// 最近のツイート抜粋

アレチボルト@sabakunonezumi のツイッターアカウント 

堀未央奈の5月27日ブログは、自身に対して、しつこくネットで囁かれる恋愛系の噂を、100%嘘と言いたいのだと思うが、曖昧な表現に留めている。否定を認めると、そうでないケースは肯定になるため、今の乃木坂には一斉箝口令があるのかも。ただ、今の時期、「白黒はっきり」と書く度胸には感心した笑
0:53 - 2018年5月29日

アイドルであれ何であれ、誰にも恋愛する権利があると私は思う。ただ、清純派イメージを発信してファンを集め、握手会などで稼いでいる以上、プライベートでの恋愛的行動が公になった場合、真摯に事情を説明するのは、必要なことだと思う。それは恋愛の是非ではなく、ファンへの向き合い方の問題なので
2:42 - 2018年5月29日

能條愛未と西野七瀬が、文春スクープについて未だ何も語らなのは、本人の意思ではなく、運営の指示なのだろうと思う。しかし、完全スルーは本人が責任を問われる一つの社会的行動。大人の勝手な都合で、アイドルの恋愛云々を越えた、もっと大きなマイナスを、彼女たちに背負わせている懸念を強く感じる
3:05 - 2018年5月29日

昨夜、有田哲平のトークバラエティで、元AKB48西野未姫が現在のバイト生活などを話したが、名前をネット検索すると、2016年10月に文春ライブが報じた深夜Wデートが上位にくる。当時17歳も、単なるデート写真がスキャンダルとして何年も残るのはホラー並みに怖い。とくにWeb報道は画像が簡単に出回る
15:57 - 2018年5月30日

西野未姫も文春スクープを「スルー」したようだが、報道から2ヶ月後に突然「卒業」を発表、さらに翌年3月の「卒業」ライブで、曲の途中、あるメンバーの「気をつけてって言ったでしょ!」に、か細く「ごめん、ごめん」と答えたのが、自身のスクープに対する、AKB48メンバーとしての言葉だった。切ない
16:24 - 2018年5月30日

大規模な握手会でCDセールスを伸ばすアイドルが、週刊誌に恋愛系でスクープされると、「スルー」は精神的に堪えると思う。とくに人気のあるメンバーは、疑似恋愛の雰囲気を求める男性ファンを多かれ少なかれ抱えている。彼らの受けたショックを知りながら、一切釈明できないのは、針のむしろ状態だろう
17:04 - 2018年5月30日

例えば、今のスルーが続くと、21st選抜は、文春側の主張だけが鳴り響く中、西野七瀬がセンターに抜擢されたり、普通にフロント入りしたり、なぜか2列目、3列目に下がったり。どう転んでもネットは大荒れとなり、乃木坂は結束とファンを徐々に失っていく。西野の影響力は別格で、彼女の場合スルーは論外
18:22 - 2018年5月30日

もし、ダンスや歌唱の力量、あるいは曲イメージとの相性で、乃木坂が選抜を決めていたら、メンバーが週刊誌にスクープされても、さほど問題にはならなかっただろう。握手会で「ガチ恋」ファンを多数呼び込み、その人気順にメンバーを並べる商法が、恋愛系スクープを「スキャンダル」に仕立てている
3:29 - 2018年5月31日

アイドルの恋愛が許されるかどうかは、運営会社の決めることではない。多くの人が、恋愛は基本的な権利であり、アイドルでも禁止するのはおかしいと考えれば、それを前提としたアイドルが生まれ、握手会商法はなくなり、文春スクープは無意味化し、心を痛めつけられる少女とファンはいなくなるだろう
3:31 - 2018年5月31日

西野七瀬の文春騒動は、人間の自然な感情や尊重されるべき権利を抑え込み、組織の儲けを優先させる今の日本を、象徴する出来事に思える。恋愛をスクープされた少女は、批判され叩かれ、多くは「卒業」に追い込まれ、一方、理不尽な商法は何事もなかったかのように続き、次の利益と犠牲を生み出していく
3:55 - 2018年5月31日

恋愛禁止は、乃木坂メンバーにとって、守らなければ握手会売上が落ち、選抜序列が下がり、仕事を貰えなくなる、拒否しづらい選択肢。その強烈な圧迫感が、私生活にまで立ち入る禁止を受け入れさせている。しかも、それは今や各自の選択肢ではなく、アイドルが守るべき職業上のルールと錯覚されつつある
14:38 - 2018年5月31日

最近、アイドルとファンの距離感をよく考える。客席と舞台の間に越えてはいけない一線があるように、以前、アイドルは手の届かない存在として憧れることが常識だった。しかし、AKB48の登場以降、客単価を上げるため、アイドル側が親近感を演出し、ファンは推しへの想いを深めることが賞賛されていく
3:15 - 2018年6月4日

とくに握手会はアイドルを文字通り「手の届く」存在に変えた。舞台の上で輝く憧れのスターではなく、同じ空間を共有し、二人で言葉を交し、触れることも出来る1人の美少女、という新しい位置付けが登場。演出されたこの近しい距離感が、応援だけでなく、時に支配欲や攻撃性をも生み出すのかもしれない
3:20 - 2018年6月4日

ファンが距離感を見失う危険に加え、大規模な握手会は、アイドルを酷使する労働上の問題も大きい。毎回必ず数名が、体調不良で途中欠席するほど過酷な仕事なのに、休まないメンバーが賞賛され、そもそも無理なことを強いているという批判は起こらず、常軌を逸したスケジュールが平然と続けられている
3:21 - 2018年6月4日

握手会への不参加は人気メンバーですら不評を呼ぶ危険があり、メンバーが自分の意思で拒否するのは難しい。握手が嫌なら卒業すべきという雰囲気もあり、「頑張っている」人にならざるを得ない。現国会における労働法議論と通じるものがあるが、アイドルは労働者として、すでに大きなものを失っている
3:22 - 2018年6月4日

思っていること全部言えたら楽なのに。明治エッセルスーパーカップの新CM齋藤飛鳥篇、相次ぐ文春スクープで揺れる今の乃木坂にとって、あまりに意味深な言葉が並び、一連の騒動を念頭に置いて作られたんじゃないかと考え込んでしまった。確かに、週刊誌の記者以外、誰も何も言えないことが一番の悲劇
11:21 - 2018年6月4日

西野七瀬も乃木坂公式も、文春に関して沈黙を続け、事実無根と言ってくれず、乃木坂界隈には重い空気がずっと流れている。かりにスクープが事実であっても、ファンが結束すればダメージを最小に抑えられる。しかし、本人と運営が何も語らなければ、まとまりようがなく、時計の針は止まったまま進まない
1:24 - 2018年6月5日

松村沙友理の文春騒動では、直接のファンではない人々が、さゆりんごを応援し始めたことが、乗り切る原動力になった面がある。今回の西野七瀬も、箱推しや他メンバーのファンに、幅広くアピールすることが重要かと思う。とにかく、宙ぶらりんで緊張を強いられる、今のこの重い空気を何とかして欲しい笑
1:29 - 2018年6月5日

吉本坂の水着審査、ガチのセクシーからアホの坂田まで振れ幅が凄い。これなら恋愛スキャンダルを気にせず安心して推せる笑。アイドルの脆さを痛感する今、芸人という立ち位置は羨ましいほど強い。須藤凜々花の結婚宣言を見ても、相次ぐ文春騒動で、秋元康氏は恋愛禁止に嫌気が差しているのかもしれない
20:14 - 2018年6月5日

文春騒動の度に痛感するのは、メンバーとの近しい距離感を演出し、個々のファンに多額の出費をさせることの危険。好きなアイドルの恋愛がショックでも、直接会ったことがなく、出費も少額なら、それ程騒ぎにはならない。一定の距離を保ち、浅く広く儲けるのは、非常に意味のある重要なことかもしれない
8:48 - 2018年6月7日

能條愛未の最新ブログ、文春騒動を念頭に「本当に、ご心配をおかけしました」と綴った文に、強い感銘を受けた。苦しい立場の中、勇気を持ってファンと向き合ったことは、多くの人が心に刻むと思う。今後、ライブやバラエティで遠慮して後ろへ下がらず、いつもの前へ出る元気なじょーさんでいて欲しい
11:08 - 2018年6月7日

あのブログでは「謝罪」が不十分との声があるなら、能條愛未は、言葉を足すのではなく、皆んながビビるくらい良い仕事をして、乃木坂を盛り上げて欲しい。それが真の「謝罪」かと。文春以来止まっていた時計の針を、自分で一歩進めたことは評価されるべき。後は、じょーさんの作品が語ってくれるだろう
11:51 - 2018年6月7日


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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