ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

Mステ SUPER LIVE で、サヨナラの意味、サイレントマジョリティーの iTunesランクが大幅上昇 [27Dec16]

2016-12-27 17:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

12月29日(木) 24 : 30 〜 25 : 30 [地デ] テレビ東京『乃木坂工事中SP 乃木坂46&欅坂46合同忘年会!』。乃木坂と欅坂が、初のバラエティ共演

12月31日(土) 19 : 15 〜 23 : 45 [地デ] NHK総合ほか『第67回NHK紅白歌合戦』に、乃木坂と欅坂が紅組の正規枠で出場。乃木坂は2年連続2回目で「サヨナラの意味」を披露する予定。初出場の欅坂は「サイレントマジョリティー」

12月31日(土) 23 : 45 〜 [地デ] TBS『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2016 → 2017』に、乃木坂と欅坂が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



先週の23日金曜日に、テレビ朝日『MUSIC STATION SUPER LIVE』が開催され、乃木坂は、橋本奈々未をセンターとする16th選抜が「サヨナラの意味」をパフォーマンスしました。

『SUPER LIVE』は、その年に放送された『MUSIC STATION』のいわば集大成で、多数のアーティストが出演し、これぞという持ち歌を披露する、注目度の高い音楽祭です。

そのため、乃木坂は何分何秒のステージを貰ったのか、生歌は入ったのか、放送後、iTunes Store トップソングの順位は上がったのか、色々なことが気になります(笑)。

ということで、まずは、演奏時間を見てみましょう。

(表1)『MUSIC STATION SUPER LIVE 2016』における、欅坂46、乃木坂46、AKB48の曲名と演奏時間

凡例
[アーティスト番号] 演奏時間 @ 演奏開始時刻 アーティスト名「曲名」(発売年)

#「アーティスト番号」は、番組の最初にパフォーマンスした 三代目 J Soul Brothers を「01」として、アーティストの登場順に付けた番号
# 「演奏時間」の「2 : 30」は、前奏開始から後奏終了までが2分30秒の意
#「演奏開始時刻」の「003327」は、番組スタート時刻を 00 : 00 : 00 として、演奏開始時刻が 00 : 33 : 27 であることを示す
# 2016年に発売された曲は「発売年」を省略
#「SPメドレー」は、最初の曲開始から最後の曲終了までの時間を、「アーティスト番号」に続いて記し、次行以降に、曲が披露された順に演奏時間を載せている

[06] 2 : 30 @ 003327 欅坂46「サイレントマジョリティー」

[07] 2 : 31 @ 003601 乃木坂46「サヨナラの意味」

[23] 6 : 06 @ 015146 AKB48「SPメドレー」
2 : 06「365日の紙飛行機」 ('15)
1 : 13「LOVE TRIP」
2 : 39「ハイテンション」


フジテレビ『2016 FNS歌謡祭』では、欅坂の「二人セゾン」が2分35秒のステージを与えられる一方、乃木坂「サヨナラの意味」の演奏時間は、通常の「テレビサイズ」より短い、2分15秒に抑えられてしまいました。

しかし、『SUPER LIVE』では、いつもの2分半ステージとなり、視聴者に楽曲の魅力を伝える、最低限の時間はなんとか確保したと言えます。

そして、欅坂の「サイレントマジョリティー」も、同じく2分半を貰い、坂道グループ内で、演奏時間の差はなかった。


AKB48Gは、SKE48、NMB48、HKT48が出演せず、AKB48のみによるパフォーマンスでしたが、「365日の紙飛行機」「LOVE TRIP」「ハイテンション」 の3曲をメドレーで披露し、トータルのステージ時間は6分6秒だった。

今回の『SUPER LIVE』に出演した45組のアーティストの中で、「SPメドレー」として、2曲以上を歌ったのは、きゃりーぱみゅぱみゅ、Kis-My-Ft2、AKB48、森山直太朗 & 森山良子、X JAPAN、嵐、桑田佳祐の7組。

そして、6分6秒のステージは、45番目のトリを飾った桑田佳祐の9分17秒、44番目である嵐の8分21秒、43番目 X JAPAN の7分28秒に次ぐ4番目の長さで、しかも、3曲を披露したのは、嵐とAKB48だけでした。


AKB48は、23番目の登場ながら、異例と言いたくなるほど大きな枠を貰っています。

あるいは、「支店」が参加しない代わりに、AKB48本体に時間を集中させ、NMB48山本彩のソロ歌唱で始まる「365日の紙飛行機」、総選挙1位のHKT48指原莉乃がセンターの「LOVE TRIP」、そしてAKB48島崎遥香の卒業シングル表題「ハイテンション」と、多種類の曲を歌うことで、低下しがちな48Gの存在感をアピールしようとしたのかもしれません。

ただ、山本彩や指原莉乃は、「支店」というより、AKB48のメンバーという印象が強いので、メドレーの目的の一つが、視聴者に48G全体を意識させることならば、ちょっと無茶かなという気がします(笑)。


ところで、「サイレントマジョリティー」と「サヨナラの意味」が2分半だったことを考えると、AKB48の6分を越えるステージは長いですが、個々の曲を見ると、最長でも「ハイテンション」の2分39秒で、さほど変わりはない。

では、他アーティストの楽曲と比べると、2分半という演奏時間は、どういう位置づけになるんでしょうか。

今回の『SUPER LIVE』で披露された曲は、メドレー内のものを含め、全54曲ありますが、演奏時間のトップ10は以下の曲です。

(表2)『MUSIC STATION SUPER LIVE 2016』における、 演奏時間の長かった曲トップ10

凡例
演奏時間の順位 [アーティスト番号] 演奏時間 @ 演奏開始時刻 アーティスト名「曲名」(発売年, オリジナルのアーティスト名)

# 表記法は、基本的に(表1)と同じ
# 2016年に発売された曲は「発売年」を省略
#「オリジナルのアーティスト名」は、持ち歌でない場合のみ記載

01位 [45] 4 : 42 @ 035803 桑田佳祐「ヨシ子さん」
02位 [45] 4 : 20 @ 035328 桑田佳祐「君への手紙」
03位 [12] 4 : 17 @ 005958 小室哲哉 & HYDE「DEPARTURES」 ('96, globe)
04位 [43] 4 : 04 @ 032750 X JAPAN「Silent Jealousy」 ('91)
05位 [25] 3 : 54 @ 020406 桐谷健太「海の声」 ('15)
06位 [24] 3 : 42 @ 020011 星野源「恋」
07位 [39] 3 : 36 @ 030635 コブクロ「未来」 ('15)
08位 [43] 3 : 20 @ 033158 X JAPAN「La Venus」
09位 [36] 3 : 18 @ 025309 THE YELLOW MONKEY「BURN」 ('97)
10位 [44] 3 : 17 @ 034029 嵐「Daylight」


1位の桑田佳祐 「ヨシ子さん」は、番組最後のフィナーレで歌われた曲で、2位 「君への手紙」は、その直前の曲です。

さらに、小室哲哉 & HYDE、X JAPAN、THE YELLOW MONKEYと、テレビ系音楽祭にあまり出演しない大物アーティストが長いステージ時間を貰っている。

NHK紅白歌合戦に際して、近年、「目玉」という言葉をちょくちょく耳にしますが、これらのステージは、『SUPER LIVE』にとっての「目玉」だったのかもしれません。


一方、桐谷健太 「海の声」と星野源 「恋」は、人気のあるCMやドラマと連動して、今年、間違いなく流行った注目曲で、ともに4分近いステージが割り当てられている。

大物アーティストの曲と、話題のヒット曲。

3分を大きく越える演奏時間を獲得しているトップ10は、アーティストあるいは楽曲の一般知名度がべらぼうに高く、それらと乃木坂を比べても、あまり意味がない気がします(笑)。


そこで、11位以下で個人的に気になった楽曲の演奏時間を、「サヨナラの意味」と「サイレントマジョリティー」を含め、長い順にいくつかピックアップしてみました。

(表3)『MUSIC STATION SUPER LIVE 2016』における、 主な有名曲の演奏時間と順位

凡例
演奏時間の順位 [アーティスト番号] 演奏時間 @ 演奏開始時刻 アーティスト名「曲名」(発売年, オリジナルのアーティスト名)

# 表記法は、基本的に(表1)と同じ
# 2016年に発売された曲は「発売年」を省略
#「オリジナルのアーティスト名」は、持ち歌でない場合のみ記載

11位 [03] 3 : 13 @ 001817 上白石萌音「なんでもないや」 (RADWIMPS)
18位 [30] 3 : 01 @ 022318 大黒摩季「ら・ら・ら」 ('95)
22位 [41] 2 : 54 @ 031713 Perfume「FLASH」
24位 [32] 2 : 52 @ 023627 RADIO FISH「PERFECT HUMAN クリスマスバージョン」
27位 [38] 2 : 48 @ 025947 平井堅「魔法って言っていいかな?MステSPバージョン」
28位 [29] 2 : 47 @ 022025 絢香「I believe」 ('06)
35位 [07] 2 : 31 @ 003601 乃木坂46「サヨナラの意味」
37位 [06] 2 : 30 @ 003327 欅坂46「サイレントマジョリティー」
38位 [18] 2 : 29 @ 012711 藤原さくら「Soup」
39位 [17] 2 : 29 @ 012436 ポルノグラフィティ「LiAR」
45位 [27] 2 : 25 @ 021217 ゴールデンボンバー「女々しくて」 ('09)
46位 [33] 2 : 22 @ 023958 ピコ太郎「ペンパイナッポーアッポーペン〜カナブンブーンデモエビインビン〜」


今回の『SUPER LIVE』で歌われた全54曲について、演奏時間の平均を計算すると1曲あたり2分47秒でした。

実は、テレビ系大型音楽祭において、演奏時間を考えるとき、平井堅さんの曲を参考にすることが多い。

ハイレベルな歌唱力を備えたシンガーで、ここ数年は、常に新しいヒット曲を携えている印象がある。

そして、1曲をじっくり歌い込むステージを、私を含め、少なからぬ視聴者が期待し、おそらく制作側も、十分な演奏時間を用意したいと思っているでしょう。


しかし、平井堅の楽曲は、久しぶりにテレビに登場する大物アーティストの往年のナンバー、あるいは爆発的にヒットしている映像作品の主題歌というより、純粋にじっくり聴きたい曲であることが多い。

つまり、強い話題性によって、「祭」を盛り上げる「企画」曲ではなく、なくてはならない「レギュラー」曲という雰囲気が漂っている。

そのため、歌を伝えるのに十分な長さのステージを、常に確保するものの、制作側が視聴率を考えて編み出すプログラム構成によって、演奏時間が微妙に左右される面がある。

そして、「企画」曲の時間配分に左右されながら、「レギュラー」曲の上限一杯に入る可能性が高い。


『SUPER LIVE』における1曲の平均演奏時間2分47秒が、平井堅「魔法って言っていいかな?MステSPバージョン」の2分48秒と同じだったのは、偶然ではない気がします。

大型音楽祭には、長いステージが必要な「目玉」アーティストがおり、一方には、ある程度時間を圧縮できるアイドルがいる。

そんな中、「レギュラー」、つまり「常連」と見なされているアーティストのステージ時間が、全曲の平均近くになったとしても、不思議ではない。


もちろん、一発芸的なインパクトが持ち味のピコ太郎「PPAP」が短いのは当然だし(笑)、出演させるアーティストを1組に絞り込めず、少し短くなっても2組という決断を、所属事務所がする場合はあるかもしれず、演奏時間だけで、その歌手に対する制作サイドの「扱い」を判断は出来ません。

しかし、全曲の平均割り当て時間であり、平井堅のステージ時間でもある2分50秒弱は、テレビ局がそのアーティストをどう見ているかを考える、一つの目安になると思います。

この時間を越える演奏時間が割り当てられているならば、制作側は、その歌手や楽曲に対して、「話題性」による視聴率アップを狙っていると、疑っていいんじゃないでしょうか(笑)。



「サヨナラの意味」と「サイレントマジョリティー」の2分半は、平均である2分47秒よりやや短いので、乃木坂と欅坂は、「レギュラー」というポジションには至ってないのかもしれません。

とはいえ、2グループによる「メドレー」として見ると、坂道シリーズが5分5秒のステージを獲得したことには、少なからぬ意味があると思います。

AKB48「SPメドレー」の6分6秒から、48Gと乃木坂欅坂に対するテレビ局の期待感は、現在、6対5くらいにまで接近していると捉えるなら、結構、絶妙な数字かもしれない。


演奏時間の話はこの辺にして、次に、パフォーマンスの感想を述べたいのですが、今回のステージは、おそらく生歌比率の低い「被せ」で、歌唱に関して、ぜひ触れておきたいと感じる点は、ほとんどありませんでした。

そのため、個人的には、『ベストアーティスト2016』でのパフォーマンスを観たときのような高揚感は、残念ながら沸き起こらなかった。

橋本奈々未、生田絵梨花、衛藤美彩が、他のメンバーと形状の違うマイクを持っており、出だしを含めた、二三の箇所で、歌唱の本線から少しズレた声が聴こえたので、3人が少し生歌を入れたパートはあったかと思います。

しかし、そういった場面でも、「被せ」の音量が大きく、力のこもった地声が響くという風ではなかった。

『SUPER LIVE』の公式サイトには、開催場所が幕張メッセのイベントホールと記されていますが、西野カナを始め、普段以上に、気合いを入れて歌っているアーティストが多かったので、空間の広い、音の響かない会場だったのだと思います。

乃木坂の場合、歌の上手いメンバーでも、大箱ライブでは声量に不安があり、もし「被せ」のボリュームを絞った場合、その部分だけ、いきなり歌声が小さくなったり、途絶えてしまう危険すらある。

ゴールデンボンバーの鬼龍院翔は、「女々しくて」を歌いながら、登場時の衣装を脱いで「紅白」と書かれたTシャツ姿に変身する場面で、作業に手間取り、マイクを口元から離してしまったのか、しばしメロディーだけが流れるハプニングがありました。

まあ、金爆のステージは、放送事故がデフォで(笑)、ハプニングこそ魅力なので、さほど気にならないけど、乃木坂で同じ事態を発生させるわけにはいかない、という判断から、100%の「口パク」に近い「被せ」だったのかもしれません。


乃木坂ステージの「見所」を挙げるならば、富士山朝霧高原における、MVのダンスシーンで着ていた衣装を、初めてテレビ披露したことだと思います。

ベースは白地ながら、襟元胸元に、紫がかった紺色、あるいは赤色の、ざっくりした唐草風のデザインをあしらい、和風、とくに飛鳥、奈良時代の古代日本を彷彿させるテイストを持たせた、袖口の広いワンピースです。

腰から下の部分は、インナーにタイトな白地スカートを巻きつつ、上半身と同じ色で縁取られた布が、「ハ」の字を描くように流れている。

しかも、袖口とスカートの裏地は、唐草風模様と同じ色で染め上げられ、ターンを伴う激しいダンスで、表の白と鮮やかな対照を見せていく。


乃木坂の衣装は、さすがに桁違いの出来と言いたくなるけど、さらに、個々のメンバーが、独自のアクセサリーを身に付けている。

紫、赤、ブルーなど、色とりどりの水引風髪飾りに加え、その色に合わせたイヤリング、しかも凝りに凝ったデザインが、耳元をさりげなくお洒落に引き立てている。

うっかり目に入ると、「うわ〜、橋本奈々未のアクセ、めちゃイケてるやん。そんなんやったら、他のメンバーのも見直さなあかんわ」と(笑)、何度も録画再生してしまいます。

もはや乃木坂のステージは、メンバーが、どんな衣装、どんなアクセサリーで登場するかが「見所」の「ファッションショー」と化している。

そして、昨年の『FNS歌謡祭』において、「今、話したい誰かがいる」を披露したとき、パフォーマンスの内容ではなく、紺系のクラシックな衣装が大きく取り上げられたように、乃木坂の「衣装部」は、百発百中で、素晴らしいファッションを提案してくれます。


しかし、乃木坂の衣装は、全員が、おしとやかな「乃木坂ライン」の内側に、優等生的に収まり過ぎていて、ときどき物足りなさを感じることがある。

ところが、今回は、北野日奈子が、ストリートファイターの「春麗」じゃないけど、ミッキーマウスの「耳」風ヘアスタイルにして、しかも、そこに黄色い髪飾りをあしらう荒技をぶちかましてくれたので、ハッと目が覚めた(笑)。

誰かが設定した「乃木坂ライン」を越えているけど、あからさまに似合っていて、とてつもなく可愛い。

「やるじゃないか、きいちゃん!」と、彼女の度胸とセンスに感心しました。


もう一つ、「サヨナラの意味」パフォーマンスの「見所」を挙げるならば、高山一実でしょう。

メンバーが、バックステージから、中央の特設ステージに移動するとき、白石麻衣と西野七瀬が、並んで立ち止まり

遠くに見える鉄橋
ぼやけてく(確かな距離)

と歌う場面で、ハンディカメラが二人に迫っていく。

しかし、二人を通り過ぎ、後方で1人スタンバイしていた、かずみんにズームし、「確かな距離」を歌う彼女を、画面一杯に捉えます。

観ていて、フェイントを掛けられようで、どこかバラエティの匂いが漂っている(笑)。

歌唱の方は、ええ、ええ、完全な「口パク」ですが、それが何か?笑


「サヨナラの意味」のテレビパフォーマンスはさんざん観てきたけど、白石西野舐めの高山、というカメラワークは記憶になく、斬新な映像さばきと言っていいでしょう。

ただ、『SUPER LIVE』で、かずみんをここまでフィーチャーするのは、個人的に、「しくじり先生」効果でないかと思っています(笑)。

深夜枠からスタートして、今や、テレビ朝日を代表するバラエティ番組に成長した「しくじり先生」ですが、高山一実は、初期の頃から、準レギュラー的に、何度も出演し、番組の躍進を支えてきた1人です。

フロントの対称位置に入っている生田絵梨花には、同等な特別フィーチャーが見当たらないでの、かずみんのテレ朝に対する「貢献度」が呼び寄せた、カメラワークじゃないでしょうか。


生歌比率の低いステージだったので、歌唱の「見せ場」はほとんどなく、「醍醐味」はファッションやカメラワークだった。

そして、私的には、北野日奈子のパンダ「耳」風ヘアスタイル、そして、まいやん・ななせ丸からの高山一実アップショットが、心に残りました。

どこかアイヌを想起させる、古代日本的衣装は魅力的で、メンバーごとに、色彩、髪飾り、イヤリングを変える繊細な演出は、いつものことながら素晴らしいと思う。

しかし、歌と同じで、観ているものの心に響くのは、敢えての「挑戦」であって、メンバー全員が無難な「乃木坂ライン」を守っていたら、歌やダンスと同じく、視聴者にさらっとスルーされる気がします。


「サヨナラの意味」のパフォーマンスについては、ひとまず置いて、次は、iTunes Store トップソングの順位が変化したかどうかを見てみましょう。

まず、「サヨナラの意味」のランキングは、『SUPER LIVE』の後、上がったのでしょうか。

(表4) 先週の iTunes Store トップソングにおける、乃木坂「サヨナラの意味」の日ごとの順位推移

凡例
順位 A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 配信開始からの経過日数 日付

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインしていたことを表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「200外」は、200位圏外の意

サヨナラの意味
62位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 48日目 12/19(月)
67位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 49日目 12/20(火)
81位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 50日目 12/21(水)
78位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 51日目 12/22(木)
40位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 52日目 12/23(金)※ SUPER LIVE
39位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 53日目 12/24(土)
38位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 54日目 12/25(日)

裸足でSummer
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 153日目 12/19(月)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 154日目 12/20(火)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 155日目 12/21(水)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 156日目 12/22(木)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 157日目 12/23(金)※ SUPER LIVE
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 158日目 12/24(土)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 159日目 12/25(日)


「サヨナラの意味」は、『SUPER LIVE』が開催された12月23日(金)、前日の78位から40位へ劇的なアップを遂げ、24日(土)39位、25日(日)38位と、そのレベルをキープしています。

一方、前シングルの表題曲「裸足でSummer」は、200位圏外に去ったままで、再ランクインはなかった。

乃木坂がパフォーマンスした曲が、その日に、ここまで顕著な順位変動を示した以上、『SUPER LIVE』効果は「あった」と、言っていいんじゃないでしょうか。


では、欅坂がパフォーマンスした「サイレントマジョリティー」はどうでしょう。

(表5) 先週の iTunes Store トップソングにおける、欅坂「サイレンとマジョリティー」の日ごとの順位推移

サイレントマジョリティー
30位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 258日目 12/19(月)
39位 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] : 259日目 12/20(火)
48位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 260日目 12/21(水)
47位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 261日目 12/22(木)
12位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 262日目 12/23(金)※ SUPER LIVE
12位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 263日目 12/24(土)
13位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 264日目 12/25(日)

二人セゾン
16位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 20日目 12/19(月)
18位 0-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 21日目 12/20(火)
24位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 22日目 12/21(水)
30位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 23日目 12/22(木)
26位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 24日目 12/23(金)※ SUPER LIVE
22位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 25日目 12/24(土)
23位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 26日目 12/25(日)

世界には愛しかない
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 132日目 12/19(月)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 133日目 12/20(火)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 134日目 12/21(水)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 135日目 12/22(木)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 136日目 12/23(金)※ SUPER LIVE
193位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 137日目 12/24(土)
150位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 138日目 12/25(日)


「サイレントマジョリティー」は、『SUPER LIVE』で披露された日に、前日の47位から12位へジャンプアップし、その後も、トップ10直前という、同じレベルを維持しています。

そもそもアイドルのデビュー曲が、配信261日目に至っても、まだ47位にいること自体が、信じられない話だけど、大型音楽祭でパフォーマンスされると、きっちり反応して、さらなる上位に食い込んでいく。

投入したプロモーションに、ちゃんと反応する「感受性」を、何ヶ月経っても失わず備えていて、これはもう、本格的なヒット曲と呼んでいいんじゃないでしょうか。


「二人セゾン」は、23日(金)以降、順位帯は上昇していませんが、木曜の30位から、26位、22位、23位と、微かに上がっている雰囲気があります。

面白いのは、「世界には愛しかない」の順位変化で、23日金曜には動かなかったけど、翌日土曜、193位に再ランクインすると、日曜は150位まで上がっている。

思うに、土曜日から始まった、欅坂ワンマンライブが、この上昇気流を生み出しているんじゃないでしょうか。


有明コロシアムのライブが影響を及ぼしていると考えたくなるのは、2枚目シングルのカップリング曲「青空が違う」が、圏外に去って、なんと4ヶ月以上経ってから、200位圏内に復帰しているためです。

一度圏外に落ちたカップリング曲が、それから133日も後に、復活するなんて、初めて見ました。

(表6) iTunes Store トップソングにおける、欅坂「青空が違う」の日ごとの順位推移

青空が違う
050位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 001日目 08/10(水)
083位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 002日目 08/11(木)
128位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 003日目 08/12(金)
185位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 004日目 08/13(土)
194位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 005日目 08/14(日)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 006日目 08/15(月)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 007日目 08/16(火)
200外 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 136日目 12/23(金)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 137日目 12/24(土)
193位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 138日目 12/25(日)


「青空が違う」はユニット曲で、志田愛佳、菅井友香、守屋茜、渡辺梨加、渡邉理佐の5人が参加しているようです。

このメンバー構成がファンにどのくらい受けているのか、欅坂の事情をよく知らないので、見当が付きません。

しかし、一度圏外に去り、4ヵ月後に再度ランクインという、通常ではあり得ない順位変動を見ていると、25日の日曜か、前日土曜に、欅坂にとって、何か特別なことが起こったと考えるのが妥当です。

そして、「特別なこと」は、スケジュール的に、有明のワンマンライブしか考えられない。


加えて、6曲を収めた「世界には愛しかない」Special Edition が、24日土曜からトップアルバムの200位圏内に再登場している。

過去曲の順位がアルバムごと上昇するのは、大型ライブの開催前後によく見られる「予習復習」効果です(笑)。

こういったカップリング曲と収録アルバムの跳ね方から、表題曲「世界には愛しかない」が、土曜日以降順位を上げているのは、『SUPER LIVE』というより、有明ライブの影響だと思います。

そうなると、「サイレントマジョリティー」と「二人セゾン」の順位も、『SUPER LIVE』だけでなく、有明ライブとのダブル効果でアップしているのかもしれません。


一応、AKB48の楽曲についても、どういう動きを見せたのか、載せておきます。

(表7) iTunes Store トップソングにおける、AKB48「ハイテンション」の日ごとの順位推移

ハイテンション (TypeA)
141位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 34日目 12/19(月)
170位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 35日目 12/20(火)
146位 0-0-0-0-0 / 0-1-0 [0] : 36日目 12/21(水)
156位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 37日目 12/22(木)
085位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 38日目 12/23(金)※ SUPER LIVE
070位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 39日目 12/24(土)
063位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 40日目 12/25(日)

365日の紙飛行機 (劇場盤)
184位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 377日目 12/19(月)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 378日目 12/20(火)
178位 0-0-0-0-0 / 0-0-1 [0] : 379日目 12/21(水)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 380日目 12/22(木)
086位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 381日目 12/23(金)※ SUPER LIVE
079位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 382日目 12/24(土)
077位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 383日目 12/25(日)

LOVE TRIP (全配信源)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 111日目 12/19(月)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 112日目 12/20(火)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 113日目 12/21(水)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 114日目 12/22(木)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 115日目 12/23(金)※ SUPER LIVE
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 116日目 12/24(土)
200外 0-0-0-0-0 / 0-0-0 [1] : 117日目 12/25(日)

「ハイテンション」と「365日の紙飛行機」は、『SUPER LIVE』効果が認められ、「LOVE TRIP」は圏外を続け、順位変化はありません。


『SUPER LIVE』と同じ日の夕方、スカパー!が、武道館で行われた『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜アンダー単独公演〜』の2日目を放送しました。

さまざまな出し物があって楽しかったけど、一番、心に残ったのは、1人が必ず表題曲のセンターを務める「全員センター企画」。

「夏のFree&Easy」を担当した鈴木絢音は、曲の最後、完全な生歌でうたいますが、もはや歌っているというより、叫んでいる感じで(笑)、「おお〜、やはり、大箱の生は厳しい!」と、身を乗り出してしまった。

しかし、あーちゃんの声には、かすれない線の太さがあり、かつ力強い伸びがあるので、本格的なボイストレーニングを受けたら、相当に上手くなるんじゃないかと感じました。

ステージでの表情も、明るく、華やかなオーラが出ていて、以前から気になっていた通り、センター・フロント適性の極めて高い、乃木坂きっての逸材だと思う。


「全員センター企画」では、さらに、川村真洋が「今、話したい誰かがいる」を受け持ち、曲の冒頭、かなり激しく踊ったあと、出だしの

一人でいるのが
一番楽だった
誰かと一緒にいると
僕は僕じゃない

を、なんとソロで歌い始めた。

音の低いパートで、声域、声量ともに、極めて難しい歌唱になるのは分かっていた筈で、「なんで、直前にダンスなんか入れるんだ?」と、唖然としました。

しかし、ろってぃは、苦しそうな表情を見せながらも、武道館に声を響かせ、見事に歌い切ってしまった。

彼女は、正確に音とリズムを取れるので、肺活量が限界に近くなっても、音符を端折らず、最後まで歌い続けようとする。

あまりに過酷な挑戦に、倒れるんじゃないかと、観ていてハラハラしたけど、良い歌を届けたいという強い思いなのか、音程、リズム、声量、ほとんどクオリティを落とさなかった。


その後、全員での歌唱が入り、再び、ソロダンスがスタートし、ろってぃはふっと立ち止まってから、マイクを口へ近づけ、歌い出します。

それが恋と知ってしまったなら
こんな自然に話せなくなるよ
だから僕たちは似た者同士
気の合う友達だと思ってる

ソロ歌唱の前に、なんで、いちいち激しいダンスを入れるかなぁと、演出に若干イライラしたけど(笑)、今度のフレーズは、割と音域の高いパートで、川村真洋のストライクゾーンだったのでしょう、冒頭パートよりは、スムーズに歌っている印象を受けました。

武道館に完全な生歌を響かせるのは、ろってぃでも大変なことのようで、目をつぶり、顔をしかめながら歌っていたけど、これこそが大箱ライブの醍醐味だと思います。


それにしても、川村真洋の「今誰」は、本当に素晴らしいステージだった。

乃木坂メンバーが大きな会場で生歌唱するのは、何回か聴いたことはあるものの、音域的に歌い易いフレーズを、短く歌うことがほとんどで、しかし、それでも声量が極端に足りなかったり、音を外したりと、厳しい仕上がりになっていた。

「今誰」の出だしは、女性ボーカルにとって、とくに難度の高い、低音が連続するメロディですが、これほど長いフレーズを、これほどきっちり歌い上げるのは、初めて観ました。


しかも、誰の発案なんでしょう、歌う前に、がっつりダンスを入れてくる(笑)。

西野カナでも、あんなダンスをやらされて、さあどうぞ歌ってとなったら、肺活量が厳しくなるでしょう。

そんな困難を見事に乗り越え、乃木坂メンバーが、武道館に、長いフレーズに渡って、キレイな生歌を響かせている。

これは、一つの奇跡と言うべきで、曲が終わったとき、あまりの感動に、「スゲェ〜よ、ろってぃ!あんたは、凄い!」と、テレビの前で、1人スタンディングオベーションしてしまった(笑)。


今まで、FNS歌謡祭、Mステ スーパーライブ、紅白歌合戦といった、大きな会場における音楽祭のステージにおいても、乃木坂は、生歌に挑戦して欲しいと、さんざん書いてきたけど、成功例を観たことがなかったので、正直、不安はあった(笑)。

しかし、少なくとも、川村真洋を歌唱の軸に据えれば、大箱フェスにおいても、生歌ステージは可能であることが、よく分かりました。

一刻も早く、ろってぃを選抜に入れ、彼女を中心に、衛藤美彩、桜井玲香、生田絵梨花、中元日芽香と組み合わせて、乃木坂の歌唱力を整備すべきだと思います。

バラード系の多い乃木坂にとって、ダンスだけで魅了するのは限界があって、どうしても生歌の迫力が欲しい。

表題曲のイメージに合わせて、声質と声域がフィットするメンバーを歌唱要員に起用すれば、テレビ系音楽祭において、乃木坂の存在感は、びっくりするほどアップすると思います。


川村真洋の「今誰」に心を揺さぶられたのは、単に歌が上手かったというだけでなく、聴き手に歌を届けるため、限界まで自分を追い込みながらも、最後まで諦めず、武道館と闘い、低い音域と闘った姿が、神々しいほどに輝いていたからです。

華やかな衣装をまとい、清楚な表情で、にこやかに微笑む美貌も魅力的だけど、それだけでは、観る者、聴く者の心の奥底まで、振るわせるのは難しい。

『SUPER LIVE』のアーティストが視聴者を惹き付けるのは、広い会場に歌声を響かせる難行に挑んだり、客のどん引き覚悟で紅白落選ネタをぶっこんだり(笑)、ピンヒールなのにハイキックの振り付けをこなしたり、人々に歌を届けるため、失敗を怖れず、果敢にチャレンジする姿じゃないでしょうか。

音楽祭のたび、素晴らしいお手本を間近で鑑賞できるのだから、それらを見習い、乃木坂も何かにチャレンジして、ワンランク上のアーティストを目指して欲しい。

『SUPER LIVE』で、平均演奏時間を貰えるような(笑)。


最後に、私が調べた『SUPER LIVE』全ステージの曲名と演奏時間を、資料として載せておきます。

録画で鑑賞する際、セットリストの代わりにでもして頂けたらと思います。

(表8)『MUSIC STATION SUPER LIVE 2016』における、出演アーティストの曲名と演奏時間

凡例
[アーティスト番号] 演奏時間 @ 演奏開始時刻 アーティスト名「曲名」(発売年, オリジナルのアーティスト名)

#「アーティスト番号」は、番組冒頭の 三代目 J Soul Brothers を「01」として、アーティストの登場順に付けた番号
# 「演奏時間」の「2 : 26」は、前奏開始から後奏終了までが2分35秒の意
#「演奏開始時刻」の「001104」は、番組スタート時刻を 00 : 00 : 00 として、演奏開始時刻が 00 : 11 : 04 であることを示す
# 2016年に発売された曲は「発売年」を省略
#「オリジナルのアーティスト名」は、持ち歌でない場合のみ記載
#「SPメドレー」は、最初の曲開始から最後の曲終了までの時間を、「アーティスト番号」に続いて記し、次行以降に、曲が披露された順に演奏時間を載せている

[01] 2 : 26 @ 001104 三代目 J Soul Brothers「Welcome toTOKYO」
[02] 2 : 34 @ 001529 SEKAI NO OWARI「Hey Ho」
[03] 3 : 13 @ 001817 上白石萌音「なんでもないや」 (RADWIMPS)
[04] 2 : 55 @ 002616 ジャニーズWEST「人生は素晴らしい」
[05] 2 : 44 @ 002917 Sexy Zone「Sexy Summerに雪が降る」 ('12)
[06] 2 : 30 @ 003327 欅坂46「サイレントマジョリティー」
[07] 2 : 31 @ 003601 乃木坂46「サヨナラの意味」
[08] 2 : 26 @ 004240 back number「クリスマスソング」
[09] 2 : 18 @ 004510 きゃりーぱみゅぱみゅ「SPメドレー」
0 : 28 @ 004510「もたいないとらんど」 ('13)
1 : 49 @ 004539「つけまつける」 ('12)
[10] 2 : 54 @ 005141 Kis-My-Ft2「SPメドレー」
1 : 51「Gravity」
1 : 02「Thank you じゃん!」 ('14)
[11] 2 : 55 @ 005442 Hey! Say! JUMP「Give Me Love」
[12] 4 : 17 @ 005958 小室哲哉 & HYDE「DEPARTURES」 ('96, globe)
[13] 2 : 25 @ 010602 GENERATIONS「AGEHA」
[14] 2 : 31 @ 010834 E-girls「E.G. summer RIDER」
[15] 2 : 49 @ 011507 スキマスイッチ「全力少年 produced by 奥田民生」
[16] 2 : 35 @ 011806 西野カナ「あなたの好きなところ」
[17] 2 : 29 @ 012436 ポルノグラフィティ「LiAR」
[18] 2 : 29 @ 012711 藤原さくら「Soup」
[19] 2 : 59 @ 013410 関ジャニ∞「NOROSHI」
[20] 3 : 05 @ 013715 NEWS「恋を知らない君へ」
[21] 2 : 51 @ 014536 AI「ハピネス」 ('11)
[22] 3 : 05 @ 014835 いきものがかり「じょいふる」 ('09)
[23] 6 : 06 @ 015146 AKB48「SPメドレー」
2 : 06「365日の紙飛行機」 ('15)
1 : 13「LOVE TRIP」
2 : 39「ハイテンション」
[24] 3 : 42 @ 020011 星野源「恋」
[25] 3 : 54 @ 020406 桐谷健太「海の声」 ('15)
[26] 2 : 19 @ 020953 DAIGO「KSK」
[27] 2 : 25 @ 021217 ゴールデンボンバー「女々しくて」 ('09)
[28] 3 : 03 @ 021712 TOKIO「愛! wanna be with you...」
[29] 2 : 47 @ 022025 絢香「I believe」 ('06)
[30] 3 : 01 @ 022318 大黒摩季「ら・ら・ら」 ('95)
[31] 5 : 33 @ 022817 森山直太朗 & 森山良子「SPメドレー」
2 : 26「さくら」 ('03, 森山直太朗)
2 : 46「聖者の行進」
[32] 2 : 52 @ 023627 RADIO FISH「PERFECT HUMAN クリスマスバージョン」
[33] 2 : 22 @ 023958 ピコ太郎「ペンパイナッポーアッポーペン〜カナブンブーンデモエビインビン〜」
[34] 2 : 30 @ 024335 EXILE THE SECOND「YEAH!! YEAH!! YEAH!! 」
[35] 2 : 28 @ 024611 JUJU & 沢村一樹「believe believe」
[36] 3 : 18 @ 025309 THE YELLOW MONKEY「BURN」 ('97)
[37] 3 : 03 @ 025636 aiko「もっと」
[38] 2 : 48 @ 025947 平井堅「魔法って言っていいかな?MステSPバージョン」
[39] 3 : 36 @ 030635 コブクロ「未来」 ('15)
[40] 3 : 11 @ 031017 ゆず「見上げてごらん夜の星を 〜ぼくらのうた〜」
[41] 2 : 54 @ 031713 Perfume「FLASH」
[42] 2 : 54 @ 032016 L'Arc〜en〜Ciel「Don't be Afraid」
[43] 7 : 28 @ 032750 X JAPAN「SPメドレー」
4 : 04「Silent Jealousy」 ('91)
3 : 20「La Venus」
[44] 8 : 21 @ 034029 嵐「SPメドレー」
3 : 17「Daylight」
1 : 50「迷宮ラブソング」 ('11)
3 : 12「I seek」
[45] 9 : 17 @ 035328 桑田佳祐「SPメドレー」
4 : 20「君への手紙」
4 : 42「ヨシ子さん」


関連記事

『FNS歌謡祭』第2夜、生田絵梨花が圧巻の歌唱、3期優先出演は亀裂を生む今年一番の「悪手」 [16Dec16]

『FNS歌謡祭』第1夜、「時間調整」直撃の乃木坂と存在感を増す欅坂、望まれる歌唱スターの登場 [08Dec16]

「今年感」に乏しい有線大賞音楽祭、MV再生数で「ハイテンション」が「サヨナラの意味」を凌駕 [06Dec16]

橋本奈々未と衛藤美彩の役割分担、「サヨナラの意味」でイメージと生歌を両立させた演出戦略 [30Nov16#2]

軸は生田衛藤中元か、『ベストアーティスト』の「サヨナラの意味」は生歌指向の秀逸なステージ [30Nov16]


// 過去の記事を読みたい方へ

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅白が「サヨナラの意味」である意味、ミリオンを巡る攻防と不透明な1期2期全員出場の行方 [22Dec16]

2016-12-22 01:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

12月23日(金祝) 16 : 00 〜 19 : 00 [BS] BS スカパー! 『乃木坂 46 Merry Xmas Show 2016 12.9〜アンダー単独公演〜 独占完全放送』。アンダー単独の武道館クリスマスライブの模様を放送

12月23日(金祝) 19 : 00 〜 23 : 10 [地デ] テレビ朝日『ミュージックステーションスーパーライブ2016』に、乃木坂と欅坂が出演

12月29日(木) 24 : 30 〜 25 : 30 [地デ] テレビ東京『乃木坂工事中SP 乃木坂46&欅坂46合同忘年会!』。乃木坂と欅坂が、初のバラエティ共演

12月31日(土) 19 : 15 〜 23 : 45 [地デ] NHK総合ほか『第67回NHK紅白歌合戦』に、乃木坂と欅坂が紅組の正規枠で出場。乃木坂は2年連続2回目で「サヨナラの意味」を披露する予定。初出場の欅坂は「サイレントマジョリティー」

12月31日(土) 23 : 45 〜 [地デ] TBS『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2016 → 2017』に、乃木坂と欅坂が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



「明治は遠くなりにけり」という言葉があって、かなり昔、盛んに使われた時期があったらしいけど、近い将来、「昭和は遠くなりにけり」と言われるのかもしれない。

トミー・リー・ジョーンズが、今年亡くなった、永六輔、蜷川幸雄、大橋巨泉と「共演」する、缶コーヒーのCMを観ていると、そんな時代が、あと一歩にまで迫っているような気持ちになります。

なぜ、こんなことを書いているかというと、乃木坂3期生が公式ブログを始め、2人目の自己紹介に、

東京都出身 乃木坂46最年少 中学1年生12歳 岩本蓮加です!
チョコとプリンが大好きです。
れんたんと呼んでください(o^^o)

(岩本蓮加の2016/12/20_15:50ブログ)

とあるのを読んで、軽いショックを受けたもので(笑)。


乃木坂が結成された2011年の夏、最年少メンバーの齋藤飛鳥は13歳の中学1年生。

また、2012年の2月にデビューシングル「ぐるぐるカーテン」が発売されたとき、フロント抜擢された生田絵梨花は15歳の中学3年、星野みなみは14歳、中学2年生だった。

かつては、乃木坂に中学生が何人もいて、それが日常風景だったけど、グループが歳月を重ねるうち、いつのまにか、2期を含めて高校生が最年少となり、多くのメンバーが、成人式からの距離で年齢を把握した方が分かりやすくなっていった(笑)。

物理的には結成から5年経っただけの話ですが、その間に、さまざまな出来事が起こり、中学生が高校生になり、高校を卒業し、乃木神社で成人式を経験するメンバーが毎年増えていく。

こういった個人とグループの歩みを、ファンとして一緒に辿っていると、「会いたかったかもしれない」を歌っていた時代が、本当に遠くへ過ぎ去ってしまったと感じます。


3期メンバー最初のブログにも、

乃木坂46唯一の沖縄県出身、中学2年生14歳、伊藤理々杏です。

(伊藤理々杏の2016/12/19_18:00ブログ)

とあります。

更新のたび、「中学生」という言葉が繰り返されると、長らく忘れていた過去の記憶が、まざまざと呼び起こされるような、不思議な気分になります。

「乃木坂は遠くになりにけり」と呟くのは間違いだけど、以前、自分がよく知っており、慣れ親しんでいた「乃木坂」は、戻ってこないという感傷が沸き上がってくる。

個人として、タレントとして、華やかに成長した齋藤飛鳥、星野みなみ、生田絵梨花が、中学生の頃、まだ幼さと未熟さの中、手探りで進んでいた乃木坂の黎明期。

それが二度と帰ってこないのは、酷暑に喘いだ夏が過ぎ去り、澄み渡った秋空の下で感じる肌寒さのように、嬉しくもあり、寂しくもある。


新しいメンバー、しかもびっくりするほど若い人が加入することは、ファンの心を予期せぬ方向に揺さぶるようです。

グループの「若返り」というのは、本質的に、切ない作業なのかもしれない。

ところで、トミー・リー・ジョーンズがウィル・スミスと大暴れする『メン・イン・ブラック』は、意外に3作目がナイスだと思う(笑)。



さて、NHK紅白歌合戦の曲目が、「サヨナラの意味」と発表されました。

乃木坂は今、橋本奈々未の「卒業」というテーマに、グループを挙げて取り組んでいるので、大方のファンにとって、この選曲は予想の「本命」が来たという感じじゃないでしょうか。

ただ、ななみん卒業は、彼女の健康状態が絡んで、今や、かなりの難事業と化している(笑)。

そのため、握手会やライブを欠席というアナウンスが出される度に、一刻も早く、グループを離れる日に辿り着き、心身共に、楽になって欲しいという思いが募ってきます。


長年、一緒に旅をしてきた仲間が、この峠を越えたら、別の道へ行く予定で、今が一緒に過ごす最後の時間なんだけど、直面している峠越えがめちゃめちゃにハードで、思い出に浸って、別れを惜しむ余裕が微塵もない、そんな状況です(笑)。

とにもかくにも、無事に峠をクリアして、新しい道へ、元気に旅立って欲しいと、今はそれだけを願っている。

このまま行くと、彼女が乃木坂からいなくなり、束の間、ホッとした後、かなりシビアな「ななみんロス」が襲ってきそうで怖い(笑)。


しかし、大晦日のNHKホールで披露する曲として、「サヨナラの意味」が選ばれたのは、橋本奈々未の「卒業」以外に、もう一つ「意味」があるように思えます。

乃木坂が17枚目で取り組んでいる、別のテーマ、すなわち「ミリオン」達成が、選曲の背後に、チラチラと見え隠れしている。

次の表は、最新のオリコン売り上げと、今後の予定を示したものです。

(表1) 乃木坂の16枚目「サヨナラの意味」のオリコン週間ランキングの推移と関連イベントの日程

凡例
[順位] 売り上げ枚数 (累計売り上げ枚数 @ 同時期における前作累計からの伸び) : CD発売後経過週 日付

16枚目「サヨナラの意味」
[01位] 82.8万枚 (82.8 @ +10.0) : 01週目 11/07(月)13(日)
[04位] 03.9万枚 (86.6 @ +10.5) : 02週目 11/14(月)20(日)
[04位] 02.7万枚 (89.4 @ +11.6) : 03週目 11/21(月)27(日)※ 全国(幕張メッセ)
[08位] 01.0万枚 (90.4 @ +11.8) : 04週目 11/28(月)04(日)
[16位] 00.7万枚 (91.1 @ +11.3) : 05週目 12/05(月)11(日)
[06位] 01.2万枚 (92.3 @ +10.7) : 06週目 12/12(月)18(日)※ 全国(ポートなごや)
(今後の予定)
[00位] : 07週目 12/19(月)25(日)※ MステSuperLive
[00位] : 08週目 12/26(月)01(日)※ NHK紅白, CDTV年越しSP
[00位] : 09週目 01/02(月)08(日)
[00位] : 10週目 01/09(月)15(日)※ 全国(京都パルス)
[00位] : 11週目 01/16(月)22(日)
[00位] : 12週目 01/23(月)29(日)
[00位] : 13週目 01/30(月)05(日)
[00位] : 14週目 02/06(月)12(日)
[00位] : 15週目 02/13(月)19(日)
[00位] : 16週目 02/20(月)26(日)※ 橋本奈々未の卒業ライブ


昨日、新しい週間ランキングが発表され、発売6週目の「サヨナラの意味」は、1.2万枚を積み上げ、前週の16位から、6位へアップしています。

ポートメッセなごやで、12月17日(土)に全国握手会、翌18日(日)に個別握手会が開催され、その効果によって、売り上げ枚数と順位が上昇したと考えられます。

とくに、17枚目では、全国握手会のミニライブ券と初回握手券が切り離され、両方へ参加するには、初回限定盤が、従来の1枚から、2枚必要となり、そのシムテム変更が、CDセールスを押し上げた面はあるでしょう。

実際、名古屋で全国握手会が行われた週における、過去シングルの売り上げは、「ハルジオンが咲く頃」が6週目の0.8万枚、「裸足でSummer」は8週目で1.0万枚だったので、「サヨナラの意味」では、より大きな伸びを見せています。


ただ、オリコン累計は、ポートメッセ効果を入れて92.3万枚で、「ミリオン」に載せるには、あと8万枚ほど積み上げなければならない。

「サヨナラの意味」は、CDが発売されるや否や、出荷数ながら「ミリオン」達成と、メディアやメンバーを通して、大々的に喧伝された経緯がある。

オリコン累計が「ミリオン」に届かないとなると、あの高らかに宣言された「ミリオン」は何だったんだと(笑)、若干、トホホな空気が流れるかもしれない。

「出荷数」だけでなく、「実売数」でも「ミリオン」となり、「卒業」する橋本奈々未への、プレゼントとするのが、運営が描く、理想のシナリオじゃないでしょうか。


では、今後、8万枚を積み上げることが可能かどうかですが、ん〜、もの凄く、微妙です(笑)。

もっとも枚数を稼げる全国握手会は、来年の1月14日(土)に、京都パルスプラザ会場を残すのみ。

発売10週目に当たりますが、期待できる積み上げは、いくら何でも2万枚が限度じゃないでしょうか。


そして、過去のシングルでは、全国握手会がすべて終了すると、CDセールスの伸びは、一気に鈍化してゆく。

(表2) 乃木坂の15枚目「裸足でSummer」のオリコン週間ランキングの推移と関連イベントの日程

凡例
[順位] 売り上げ枚数 (累計売り上げ枚数 @ 同時期における前作累計からの伸び) : CD発売後経過週 日付

# 売り上げ枚数は、万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入している

15枚目「裸足でSummer」
[01位] 72.8万枚 (72.8 @ -2.2) : 01週目 07/25(月)31(日)
[07位] 03.3万枚 (76.1 @ -1.1) : 02週目 08/01(月)07(日)
[07位] 01.6万枚 (77.8 @ -0.8) : 03週目 08/08(月)14(日)
[15位] 00.8万枚 (78.6 @ -1.5) : 04週目 08/15(月)21(日)
[16位] 01.2万枚 (79.8 @ -0.9) : 05週目 08/22(月)28(日)
[08位] 01.8万枚 (81.6 @ +0.1) : 06週目 08/29(月)04(日)※ 全国(幕張メッセ)
[12位] 00.6万枚 (82.2 @ -0.1) : 07週目 09/05(月)11(日)
[07位] 01.0万枚 (83.2 @ +0.9) : 08週目 09/12(月)18(日)※ 全国(ポートなごや)
[19位] 00.4万枚 (83.6 @ +1.2) : 09週目 09/19(月)25(日)
[07位] 01.0万枚 (84.6 @ +2.1) : 10週目 09/26(月)02(日)※ 全国(京都パルス)
[42位] 00.1万枚 (84.7 @ +2.2) : 11週目 10/03(月)09(日)
[50外] 00.1万枚 (84.8 @ +2.3) : 12週目 10/10(月)16(日)
[50外] 00.1万枚 (84.9 @ +2.3) : 13週目 10/17(月)23(日)
[50外] 00.1万枚 (84.9 @ +2.3) : 14週目 10/24(月)30(日)※ 個別応募終了
[50外] 00.1万枚 (85.0 @ +2.4) : 15週目 10/31(月)06(日)
[50外] 00.1万枚 (85.1 @ +2.4) : 16週目 11/07(月)13(日)
[50外] 00.0万枚 (85.1 @ +2.4) : 17週目 11/14(月)20(日)
[50外] 00.0万枚 (85.1 @ +2.4) : 18週目 11/21(月)27(日)
[50外] 00.0万枚 (85.2 @ +2.4) : 19週目 11/28(月)04(日)
[50外] 00.0万枚 (85.2 @ +2.5) : 20週目 12/05(月)11(日)


15枚目は、発売10週目の京都パルスプラザをもって、全国握手会が終わりますが、翌11週目からオリコン順位は急落、12週目には1千枚以下の売り上げで、50位圏外に転落、17週目以降は、数百枚にまで下がっている。

上表で、発売10週目と20週目の累計売り上げ枚数を比べると、10週間経っているのに、積み上げが1万枚にも達していないことが分かります。

もし、全国握手会後の売り上げ急落が「サヨナラの意味」でも、同じように起こるならば、8万枚を稼ぐ勝負は、10週目の京都までで決してしまう。

そして、7、8、9週目で6万枚以上を売り上げるのは、「通常」であれば、ほぼ不可能と言わざるを得ません。


しかし、17枚目に関しては、「通常」とは違うことが待っている。

7週目には、テレビ朝日『MUSIC STATION SUPER LIVE』があり、8週目の大晦日は、『第67回NHK紅白歌合戦』から、TBS『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2016→2017』へ、怒濤のテレビ出演が予定されています。

とくに、30%以上の視聴率を期待できる紅白において、橋本奈々未の「卒業」を告知し、「サヨナラの意味」をパフォーマンスすれば、その後、何が起こるか分かったもんじゃない(笑)。


紅白を通じて多くの視聴者が、ななみんと「サヨナラの意味」に興味を持ってくれれば、発売7、8、9週目の売り上げで「ミラクル」を起こせるかもしれず、さらに、2月20日(月)の卒業コンサートへ向け、大きな人気の波が発生する可能性もある。

オリコン累計の「ミリオン」到達が、「通常」ならば微妙な見通である中、紅白のステージは、起死回生への願ってもないチャンスです。

乃木坂の将来を考えるならば、「裸足でSummer」によって、2017年に中心メンバーとなるだろう齋藤飛鳥を前面に出すなり、あるいは、MV再生数のもっとも多い「制服のマネキン」を選択して、乃木坂流のダンスナンバーを披露し、生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみといった、グループの「原点」であり、「未来」でもあるフロントを紹介することも、意義のあるチョイスです。


しかし、そうではなく、「サヨナラの意味」を選んだのは、卒業商法によって、手の届くレベルにまで「ミリオン」が近づき、紅白のステージを、17枚目セールスの総仕上げの一つと捉えた面があるかと思います。

「卒業」する上に、芸能界を「引退」するメンバーを、紅白という大舞台でフィーチャーするのは、年が明けて、すぐにやって来る「ポストななみん」時代を見据えるならば、あまり賢いやり方とは思えない。

ただ、CDセールスにおいて、何はともあれ、「ミリオン」という称号を獲得することが、乃木坂の将来を明るく照らすのだと、運営が信じているならば、なるほどと頷けるものはある。

「サイレントマジョリティー」を選択し、現シングル「二人セゾン」のセールス上昇ではなく、グループの特徴を伝えることを優先した欅坂とは、おそらく異なった発想が、曲目「サヨナラの意味」の背後にあるのでしょう。


しかし、「サヨナラの意味」のセールスには、テレビ露出の効果という点で、やや不安を覚える部分があります。

AKB48、46枚目表題曲「ハイテンション」のMV再生数が、4日先行して公開されていた「サヨナラの意味」MVを追い抜いたのは、12月初めのことで、その後も、上昇速度と累計の両方において、前者が後者を上回り続けている。

以下の表は、「サヨナラの意味」MVの累計再生数が逆転される前、上昇速度で追い抜かれたときの状況を示しています。

(表3) YouTubeに公開されている「サヨナラの意味」と「ハイテンション」のMV再生数推移

凡例
「サヨナラの意味」MVの公開後経過週数 対象週の日付
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ MV公開後経過週数)
(日ごとの推移)
対象日における再生回数上昇速度 (日終わりの累計再生回数)

# 青色は「サヨナラの意味」赤色は「ハイテンション」のMVに関するデータ

公開4週目 11/07(月)13(日)
07.0万回/日 (357.2/+048.9 @ 04W)
06.8万回/日 (302.9/+047.9 @ 03W)
(日ごとの推移)
07.5万回/日 (315.9)06.4万回/日 (261.4) : 11/07(月)
07.0万回/日 (322.9)06.3万回/日 (267.7) : 11/08(火)
07.3万回/日 (330.2)06.3万回/日 (274.0) : 11/09(水)※ CD発売
06.9万回/日 (337.1)06.3万回/日 (280.3) : 11/10(木)
06.2万回/日 (343.3)06.7万回/日 (287.1) : 11/11(金)
08.0万回/日 (351.3)08.9万回/日 (295.9) : 11/12(土)
06.0万回/日 (357.2)06.9万回/日 (302.9) : 11/13(日)

公開5週目 11/14(月)20(日)
05.8万回/日 (398.0/+040.8 @ 05W)
09.2万回/日 (367.3/+064.4 @ 04W)
(日ごとの推移)
05.9万回/日 (363.1)06.6万回/日 (309.5) : 11/14(月)
04.8万回/日 (367.9)05.9万回/日 (315.4) : 11/15(火)
05.5万回/日 (373.4)09.1万回/日 (324.4) : 11/16(水)※ CD発売
05.3万回/日 (378.6)08.7万回/日 (333.1) : 11/17(木)
05.7万回/日 (384.4)10.1万回/日 (343.2) : 11/18(金)※ Mステ
06.9万回/日 (391.3)12.7万回/日 (355.9) : 11/19(土)
06.7万回/日 (398.0)11.4万回/日 (367.3) : 11/20(日)


「サヨナラの意味」MVは、公開4週目に入っても、週全体の平均上昇速度では、「ハイテンション」MVを上回っていました。

しかし、この週の水曜、11月9日にCDが発売されたとき、上昇速度に顕著なアップが見られなかった。

前週の金曜、11月4日に、Mステで「サヨナラの意味」をパフォーマンスしてから、発売週に突入しており、プロモーションとしては、理想的な展開の筈なんですが、再生数の積み上げが加速していない。

そして、上昇速度は徐々に下降し、公開5週目に、5.8万回/日まで落ちていきます。


一方、「ハイテンション」MVは、11月16日(水)にCDが発売され、同日、再生数の上昇速度が、前日の5.9万回/日から、9.1万回/日へアップ。

さらに、18日(金)、Mステでパフォーマンスが披露されると、さらに10.1万回/日へ跳ね上がり、高い水準を保ったまま、土曜、日曜を過ごすことになる。

ここにおいて、「ハイテンション」MVの上昇速度に関する優位が確定し、それ以降、現在に至るまで、「サヨナラの意味」MVは、週単位だけでなく、日単位の数字でも、後塵を拝する状況が続いています。


「サヨナラの意味」は、「ハイテンション」と同じくらい、集中的なテレビ露出を仕掛けていたけど、MV再生数の積み上げが十分加速しなかったことが、明暗を分けてしまった。

10月19日(水)の深夜、『オールナイトニッポン』で橋本奈々未が「卒業」を発表、その2日後、21日(金)に、フルバージョンMVが公開され、当初、もの凄い勢いで、再生数が伸びていきます。

ところが、時間が経つにつれ、再生数の伸びが鈍化し、音楽番組での楽曲披露が始まって以降も、反転上昇がほとんど見られなかった。

やがて、累計再生数で、4日後発の「ハイテンション」MVに抜かされ、1ヶ月公開が遅い「二人セゾン」MVにも、逆転を許すことになる。

音楽番組におけるステージパフォーマンスが、MV再生数の上昇につながっていない。


分厚いテレビ露出を仕掛けても、なかなか楽曲指標の数字が上がってこない現象は、MVの再生数だけでなく、iTunes Store トップソングの順位推移にも認められます。

(表4)「サヨナラの意味」「裸足でSummer」「ハルジオンが咲く頃」の iTunes Store トップソングにおける、配信後経過週で区切った順位帯推移

凡例
配信開始後経過週
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 週の日付

# 上記 A〜H と Z は、指定された週において、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「※」には、「サヨナラの意味」を披露した「地上波」テレビの音楽番組を記している

サヨナラの意味
裸足でSummer
ハルジオンが咲く頃

1週目
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 11/02(水)06(日)※ Mステ, シブヤノオト
4-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 07/20(水)24(日)
2-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 03/23(水)27(日)
2週目
2-5-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 11/07(月)13(日)※ 乃木坂工事中
1-6-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 07/25(月)31(日)
0-0-3-4-0 / 0-0-0 [0] : 03/28(月)03(日)
3週目
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 11/14(月)20(日)※ うたコン, Rの法則, ベストヒット
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 08/01(月)07(日)
0-0-1-2-4 / 0-0-0 [0] : 04/04(月)10(日)
4週目
0-0-0-1-2 / 4-0-0 [0] : 11/21(月)27(日)
0-0-0-4-3 / 0-0-0 [0] : 08/08(月)14(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 04/11(月)17(日)
5週目
0-0-0-2-5 / 0-0-0 [0] : 11/28(月)04(日)※ ベストアーティスト
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 08/15(月)21(日)
0-0-0-0-0 / 5-2-0 [0] : 04/18(月)24(日)
6週目
0-0-0-0-6 / 1-0-0 [0] : 12/05(月)11(日)※ FNS歌謡祭第1夜
0-0-0-0-0 / 2-5-0 [0] : 08/22(月)28(日)
0-0-0-0-0 / 0-2-5 [0] : 04/25(月)01(日)
7週目
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 12/12(月)18(日)※ 堂本兄弟SP
0-0-0-0-0 / 3-4-0 [0] : 08/29(月)04(日)
0-0-0-0-0 / 0-6-1 [0] : 05/02(月)08(日)

# CDの発売は、「サヨナラの意味」と「裸足でSummer」が配信2週目、「ハルジオンが咲く頃」は1週目


橋本奈々未の「卒業」「引退」という大きな看板があり、AKB48の「ハイテンション」と並んで、凄まじいほどの分量、テレビ露出を仕掛けているのに、配信1、2、3週目のランキング推移は、前作「裸足でSummer」と、ほとんど変わりません。

それどころか、「地上波」の音楽番組がなかった配信4週目は、順位を大きく崩し、50位圏外に4日も落ちてしまう。

集中的なテレビ披露によって、かろうじて順位下落を遅らせている感があり、プロモーションに見合った成果が上がっていない。


「サヨナラの意味」と「ハイテンション」は、最近リリースされた、J-POPの全楽曲中、もっとも多くの音楽番組で披露された曲かもしれない。

しかし、本来、テレビ露出に敏感に反応する iTunes トップソングの動きが鈍く、MVの再生数と同様、反転上昇がなかなか起こらない。

「サヨナラの意味」は、CDセールスが累計90万枚を突破したものの、それ以外の楽曲セールスは、桁外れのプロモーションによって、何とか前作を越えている感じで、欅坂「二人セゾン」には、到底及ばないというのが、偽らざる現状です。


音楽番組におけるステージが、MV再生数にせよ、iTunesランキングにせよ、数字を上方向に揺らさないので、出演すれどもすれども、楽曲指標がアップしてこない。

ところが、一つだけ、希望の持てるステージがあります。

上表の配信5週目、17枚目表題曲において、ほぼ初めてと言っていい、明らかな順位の反転上昇が起こっている。

切っ掛けとなったステージは、生歌比率が高いのではないかと話題になった、日テレ『ベストアーティスト2016』です。


基本的には「被せ」だけど、おそらく、生田絵梨花、衛藤美彩、中元日芽香の3人が歌唱に参加して、メンバーの肉声が響き渡ったパフォーマンスだった。

いつもと異なるステージに驚き、慌てて

軸は生田衛藤中元か、『ベストアーティスト』の「サヨナラの意味」は生歌指向の秀逸なステージ [30Nov16]

という記事を書いたのですが、ステージに対するネット上の反響は大きく、iTunes トップソングにおいて、順位が上昇に転じます。

披露された生歌パフォーマンスのレベルが高いかどうかはともかく(笑)、少なくとも、多くの人の心を揺さぶったことは間違いない。

そして、聴く人の心に届けば、楽曲セールスはちゃんと反応するようです。


『ベストアーティスト』のステージが話題を呼んだことから、配信6週目のフジテレビ『FNS歌謡祭第1夜』への関心が高まったのか、2週に渡って、トップソングの順位は、50位圏内に入ります。

しかし、『第1夜』では、『ベストアーティスト』ほど生歌が入らず、普段通りの「口パク」「被せ」ステージに戻ってしまった。

配信7週目のフジテレビ『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』も、バックコーラスを担当した高橋みなみの「星空になる」が、明確な生歌だった以外は、ほとんどメンバーの地声を感じなかった。

高橋みなみは、乃木坂ではなく、現在、AKB48ですらないので、そんなに有り難いとは思わなかったけど(笑)、一部でも生声が入ると、ハッとするのは確かです。

こういった「期待外れ」が続いたためか、配信7週目は、再び50位圏外に留まり、再び、低落傾向を見せ始めています。


紅白歌合戦で、乃木坂は、美少女、美人揃いのビジュアルを期待され、「サヨナラの意味」のステージも、最初から最後まで、アップショット多めのカメラワークになる可能性がある。

アンダーを参加させて、総人数を増やすと、より多くの俯瞰ショットが必要となり、数人のトップメンバーに絞って、たくさんのアップを短時間に見せることが出来ない。

つまり、今回は、初出場で「君の名は希望」を歌ったときと違い、16th選抜の19人だけで、大晦日のNHKホールに立つ確率が、結構、高いんじゃないかと、危惧しています。

そもそも、「サヨナラの意味」は、橋本奈々未という1人のメンバーを前面に押し出す曲で、多人数が参加する作りではない。

加入したばかりの3期はともかく、1期2期は、経験を積ませるため、全員をステージに上げるのが理想ですが、パフォーマンスの見せ方によってメンバー構成が制限されるのは仕方ないことで、今回は、多人数出演がとくに難しい曲を選んだ感があります。


もう一つ気になるのは、アップ多めのビジュアル重視だと、生歌を避ける傾向があって、「口パク」「被せ」のステージが、2分ちょっとの間、いつものように、粛々と行われて終了するかもしれない。

音響効果の良いNHKホールで、生歌比率を高めるのは、かなり挑戦的な試みだけど、いくちゃん、みさみさ、ひめたんの今の声量を考えると、何とかなるんじゃないかと思っています。

当たり障りのないステージをこなしても、楽曲人気が跳ねないのは、これまでのプロモーションを通して、よく分かっているので、音程やリズムが少々乱れても、メンバーの生声をお茶の間に届ける、そんなステージにして欲しい。

視聴者の心を揺さぶるのは、自分たちの歌を届けたいという思いであって、失敗もなければ成功もない、音源ありきの無難なパフォーマンスを披露しても、「ああ、美人が多いね」でスルーされて終わる危険が大きい。

TBS『ハロウィン音楽祭2016』からフジテレビ『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』まで、過去12回に及んだ「サヨナラの意味」のテレビ披露と、それに伴う楽曲指標の動きは、メンバーのビジュアルをアップで2分半映すより、生歌比率を上げる「冒険」の方が、プラスの反響を生むことを示しています。

また、もし大晦日のNHKホールで、乃木坂が果敢に生歌に挑めば、そのことが、グループの財産として、2017年以降の活動において生きてくるでしょう。

 

3期メンバーは、1期2期と同じく、飛び抜けた美少女しかいないようで、乃木坂のビジュアルは、さらに若く、さらに華やかに、うんざりするほど強化されるのは間違いない(笑)。

しかし、今の乃木坂が問題を抱えているとすれば、美人が足りないことではなく、それ以外の部分で、視聴者を惹き付ける要素を、ステージパフォーマンスに盛り込めていないことです。

『ベストアーティスト』の生歌がもたらした成功は、乃木坂の新しい魅力を切り拓くヒントを与えている。

生田絵梨花、衛藤美彩、中元日芽香の歌声は、彼女たちのビジュアル以上に、人を魅了する力を持っています。

そのパワーをステージで活用せず、いつまでも眠らせておくのは、結局、グループの「未来」を危うくすることだと思う。


最後に、乃木坂、欅坂、AKB48の楽曲の、最新 Billboard JAPAN Hot100 を載せておきます。

(表5) 2016/12/26付 Billboard JAPAN Hot100 における、乃木坂、欅坂、AKB48の楽曲ランキング

凡例
「曲名」(グループ名_収録シングル)
(総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位 : 週番号

#「週番号」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数える
#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外
# 曲は、総合順位の高い順に並べている

2016/12/26付チャート : 2016/12/12(月)〜18(日)

二人セゾン (欅坂46_3枚目)
(総合)06位 [S]04位 [R]56位 [L]05位 [T]14位 [M]07位 [F]06回 : 03週目

サヨナラの意味 (乃木坂46_16枚目)
(総合)10位 [S]10位 [R]64位 [L]09位 [T]17位 [M]85位 [F]09回 : 06週目

サイレントマジョリティー (欅坂46_1枚目)
(総合)28位 [S]36位 [R]00位 [L]33位 [T]31位 [M]10位 [F]40回 : 37週目

ハイテンション (AKB48_46枚目)
(総合)38位 [S]74位 [R]00位 [L]17位 [T]47位 [M]32位 [F]08回 : 05週目

大嫌いなはずだった。 (HoneyWorks meets さゆりんご軍団+真夏さんリスペクト軍団 from 乃木坂46)
(総合)42位 [S]79位 [R]00位 [L]00位 [T]32位 [M]05位 [F]02回 : 02週目

僕以外の誰か (NMB48_16枚目)
(総合)87位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]12位 [M]00位 [F]02回 : 02週前

世界には愛しかない (欅坂46_3枚目)
(総合)95位 [チャート解析対象外] [F]21回 : 19週目


「大嫌いなはずだった。」の「[M] 国内動画再生回数」5位が凄い。

アニメは本当に強いです。


関連記事

『FNS歌謡祭』第2夜、生田絵梨花が圧巻の歌唱、3期優先出演は亀裂を生む今年一番の「悪手」 [16Dec16]

プチNogi 〜「大嫌いなはずだった。」MVが好調、アイドルとアニメと「恋愛スキャンダル」 [14Dec16]

『FNS歌謡祭』第1夜、「時間調整」直撃の乃木坂と存在感を増す欅坂、望まれる歌唱スターの登場 [08Dec16]

「今年感」に乏しい有線大賞音楽祭、MV再生数で「ハイテンション」が「サヨナラの意味」を凌駕 [06Dec16]

欅坂表題3曲がBJ動画TOP20入り、「二人セゾン」MV再生数が「サヨナラの意味」を抜く公算大 [03Dec16]

橋本奈々未と衛藤美彩の役割分担、「サヨナラの意味」でイメージと生歌を両立させた演出戦略 [30Nov16#2]

軸は生田衛藤中元か、『ベストアーティスト』の「サヨナラの意味」は生歌指向の秀逸なステージ [30Nov16]

「ミリオン」達成の拭いきれない茶番感、「サヨナラの意味」初動は80万枚の攻防へ [11Nov16]

「サヨナラの意味」MVの再生数が爆発的な伸び、絵画的な映像美と交錯する幻想の物語 [22Oct16]

橋本奈々未が「卒業」を発表、「サヨナラの意味」が問われる乃木坂の中軸交代戦略 [20Oct16]


// 過去の記事を読みたい方へ

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]

2016-12-19 16:30:00 | 芸能

// 乃木坂メンバーがレギュラー出演するテレビ・ラジオ番組

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

// 注目されるテレビ・ラジオ・ネット番組と重要イベントの日程

# 上に載せたレギュラー出演のテレビ・ラジオ番組は、注目回を除いて、基本的には書き込んでいません。
# 「個別握手会」はオレンジ色「全国握手会」は青色に色分けしています。

[BS][CS] スカパーでは、乃木坂関連番組がかなりの頻度で放送されているので、視聴可能な方は、以下のページをチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

====== 2017年01月 =====

01月01日(日) 18 : 00 〜 21 : 00 [地デ] テレビ朝日 『芸能人格付けチェック!これぞ真の一流品だ!2017お正月スペシャル』に、秋元真夏、白石麻衣、高山一実、松村沙友理が出演

01月02日(月) 07 : 00 〜 13 : 00 [地デ] テレビ朝日『しくじり駅伝2017』に、高山一実が出演
01月03日(火) 14 : 30 〜 16 : 00 [地デ] カンテレ(関西テレビ)『イガイ星人 ジャパパパーン!』に、高山一実が出演
01月03日(火) 18 : 00 〜[Web] AbemaTV『突撃出張占い!濱口兄弟 新春開運SP』に、生駒里奈、齋藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、堀未央奈は出演
01月03日(火) 22 : 00 〜 24 : 00 [AM] ニッポン放送『テリー伊藤のオールナイトニッポンGOLD 〜男と女、2017夢物語〜』に、新内眞衣が出演
01月05日(木) 19 : 00 〜 21 : 54 [地デ] MBS・TBS『プレバト!!才能ランキング』の「水彩画」コーナーに、若月佑美が参加
01月07日(土) 25 : 15 〜 25 : 45 [地デ] フジテレビ『馬好王国〜UmazuKingdom〜』の初回放送。「うまズキッ!」の後継番組で、引き続き白石麻衣がレギュラーMCとして参加
01月08日(日) 23 : 00 〜 23 : 59 [地デ] NHK BSプレミアム『視聴者投票スタート!アニメ100人くらいに聞きました』に、生駒里奈がインタビュー出演

01月08日(日) 『乃木坂46 SPECIAL LIVE 2017 at UNIVERSAL STUDIOS JAPAN®』の1日目。場所は UNIVERSAL STUDIOS JAPAN® グラマシーパーク特設会場。パークオープン8:30で、開場 9:30、開演11:00
01月09日(月祝) 上記イベントの2日目。開催場所と時間は同じ
[出演メンバー]
生駒里奈 伊藤かりん 伊藤万理華 井上小百合 衛藤美彩 川村真洋 齋藤飛鳥 斉藤優里 白石麻衣 新内眞衣 高山一実 西野七瀬 樋口日奈 星野みなみ 松村沙友理 若月佑美

01月09日(月祝) 09 : 50 〜 [地デ_生放送] フジテレビ『ノンストップ!』に、生田絵梨花が出演
01月09日(月祝) 10 : 05 〜 11 : 50 [AM_生放送] NHKラジオ第1『キャンパスライブ@茨城SP〜魅力度最下位脱出大作戦〜』に、寺田蘭世と中田花奈が出演。12月9日(金)23:59締切の観覧募集あり
01月09日(月祝) 19 : 00 〜 21 : 48 [地デ] テレビ朝日『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙3時間SP』に、生駒里奈が出演
01月10日(火) 21 : 00 〜 22 : 54 [地デ] 日本テレビ『解決!ナイナイアンサー2時間SP』に、秋元真夏、生駒里奈、堀未央奈が出演
01月11日(水) 19 : 00 〜 20 : 54 [地デ] TBS『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』に、生田絵梨花が出演
01月11日(水) 22 : 00 〜 25 : 00 [AM] 文化放送『レコメン!』に、斉藤優里と中田花奈が登場

01月14日(土) 16枚目第3回全国握手会 in 京都・京都パルスプラザ

01月14日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 [BS] NHK BSプレミアム『AKB48 SHOW! 別冊・乃木坂46 SHOW!』。「紅白歌合戦密着SP!」で、AKB48、乃木坂46、欅坂46の紅白舞台裏と本番の密着取材をオンエア。再放送予定は、同チャンネルで1月15日(日)10:00~10:29

01月15日(日) 16枚目第2回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ

01月15日(日) 20 : 30 〜 [FM] bayfm『RADIO NEW GENERATION〜僕たちのラジオ〜』に、新内眞衣が出演
01月15日(日) 24 : 55 〜 25 : 25 [地デ] 日本テレビ『キャバすか学園』に、白石麻衣がゲスト出演

01月15日(日) ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演初日
生田絵梨花が木下晴香がWヒロイン方式で「ジュリエット」役を演じる、シェイクスピア原作、ジェラール・プレスギュルヴィック作のミュージカル
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[主な出演者] 生田絵梨花 木下晴香 古川雄大(ロミオ) 大野拓朗(ロミオ)
[潤色・演出] 小池修一郎 (宝塚歌劇団)
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加

=============================

[東京公演日程] 赤坂ACTシアター
01月15日(日) 01日目 第01公演(17:30)
01月16日(月) 02日目 第02公演(18:30)
01月17日(火) 03日目 休演日
01月18日(水) 04日目 第03公演(13:30)&第04公演(18:30)
01月19日(木) 05日目 第05公演(13:30)^
01月20日(金) 06日目 第06公演(13:30)^
01月21日(土) 07日目 第07公演(12:30)&第08公演(17:30)
01月22日(日) 08日目 第09公演(12:30)&第10公演(17:30)
01月23日(月) 09日目 休演日
01月24日(火) 10日目 第11公演(13:30)
01月25日(水) 11日目 第12公演(13:30)^
01月26日(木) 12日目 第13公演(13:30)&第14公演(18:30)
01月27日(金) 13日目 第15公演(13:30)
01月28日(土) 14日目 第16公演(12:30)&第17公演(17:30)^
01月29日(日) 15日目 第18公演(13:30)
01月30日(月) 16日目 第19公演(13:30)
01月31日(火) 17日目 休演日
02月01日(水) 18日目 第20公演(13:30)&第21公演(18:30)
02月02日(木) 19日目 第22公演(18:30)
02月03日(金) 20日目 第23公演(13:30)
02月04日(土) 21日目 第24公演(12:30)&第25公演(17:30)^
02月05日(日) 22日目 第26公演(13:30)
02月06日(月) 23日目 第27公演(13:30)&第28公演(18:30)
02月07日(火) 24日目 休演日
02月08日(水) 25日目 第29公演(13:30)
02月09日(木) 26日目 第30公演(13:30)
02月10日(金) 27日目 第31公演(18:30)
02月11日(土) 28日目 第32公演(12:30)&第33公演(17:30)
02月12日(日) 29日目 第34公演(13:30)
02月13日(月) 30日目 第35公演(13:30)&第36公演(18:30)
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)

[大阪公演日程] 梅田芸術劇場メインホール
02月22日(水) 01日目 第01公演(18:30)
02月23日(木) 02日目 第02公演(13:30)
02月24日(金) 03日目 第03公演(13:30)^
02月25日(土) 04日目 第04公演(12:30)&第05公演(17:30)^
02月26日(日) 05日目 第06公演(12:30)&第07公演(17:30)
02月27日(月) 06日目 第08公演(13:30)
02月28日(火) 07日目 休演日
03月01日(水) 08日目 第09公演(13:30)&第10公演(18:30)
03月02日(木) 09日目 第11公演(13:30)
03月03日(金) 10日目 第12公演(13:30)^
03月04日(土) 11日目 第13公演(12:30)&第14公演(17:30)
03月05日(日) 12日目 第15最終公演(13:30)
============================= 

01月16日(月) 13 : 00 〜 14 : 55 [FM] TOKYO FM「高橋みなみの『これから、何する?』」 に、若月佑美が出演
01月16日(月) 19 : 30 〜 19 : 45 [CTV] ケーブルテレビJWAY『デイリーひたち』に、寺田蘭世と中田花奈が出演
01月17日(火) 26 : 13 〜 26 : 53 [地デ] TBS『アカデミーナイトG』に、生田絵梨花が出演
01月18日(水) 19 : 56 〜 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『くりぃむクイズ ミラクル9』に、高山一実が参加
01月21日(土) 22 : 30 〜 23 : 00 [地デ] NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』の「音楽クイズSP」に、秋元真夏と堀未央奈が出演
01月21日(土) 23 : 15 〜 23 : 44 [BS] NHK BSプレミアム『AKB48 SHOW!』。「紅白歌合戦密着SP!」第2弾で、AKB48、乃木坂46、欅坂46の紅白舞台裏の続き、各グループの成人式など年始のイベント、乃木坂「3期生お見立て会」、さらに3期メンバーによる「命は美しい」のスタジオライブをオンエア。再放送予定は、同チャンネルで1月22日(日)10:00〜

01月22日(日) 16枚目第3回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ

01月23日(月) 20 : 00 〜 [Web] ニコニコ生放送「『生のアイドルが好き』第46回記念SP」に、中田花奈、松村沙友理、白石麻衣、高山一実が出演
01月24日(火) 19 : 00 〜 19 : 54 [地デ] テレビ朝日『林修の今でしょ!講座』に、秋元真夏が出演
01月25日(水) 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』(幻冬舎)が発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケを行ったそうです
01月26日(木) 10 : 00 〜 10 : 45 [CS] フジテレビONE『ラーメンWalker TV2』 の「♯160」に相楽伊織(10:00〜10:15)、「♯161」に川村真洋(10:15〜10:30)、「♯162」に鈴木絢音(10:30〜10:45)が出演
01月26日(木) 26 : 14 〜 26 : 34 [地デ] 朝日放送「『ロミオ&ジュリエット』開幕直前スペシャル 〜あの人気作が4年ぶりに帰ってくる!〜」に、生田絵梨花が出演。再放送は、1月28日(土)27:00〜27:20

01月28日(土) 18 : 30 〜 19 : 00 [地デ] 日本テレビ『満天★青空レストラン』に、生駒里奈がバイきんぐ小峠と共にゲスト出演。食材は千葉県館山の「うつぼ」
01月28日(土) 18 : 56 〜 19 : 54 [地デ] テレビ朝日『世界が驚いたニッポン! スゴ〜イデスネ!!視察団』に、秋元真夏が出演
01月28日(土) 19 : 00 〜 19 : 59 [BS] NHK BSプレミアム『クリエーターたちのDNA 〜ニッポンアニメ100年史〜』で、松村沙友理が番組ナビゲーターを担当
01月28日(土) 21 : 30 〜 23 : 00 [CS] TBSチャンネル1『東京絶品神グルメ 乃木坂46の食べるだけ TBSチャンネルオリジナル90分拡大版』。秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、堀未央奈、松村沙友理が出演
01月29日(日) 20 : 58 〜 [地デ] テレビ朝日『陸海空 地球一周するなんて(笑) アマゾン突入SP』に、生駒里奈が「生放送スタジオ」ゲストとして出演

01月31日(火) 16枚目『サヨナラの意味』発売記念スペシャルプレゼントの郵便ハガキによる応募の締切。当日消印有効

====== 2017年02月 =====

02月02日(木) 舞台イベント『3人のプリンシパル』の公演初日
乃木坂46の3期生12人による初めての長期単独公演。メンバー全員が参加する第1幕の即興劇などを観客が「審査」し、第2幕舞台の出演者を投票で決める、キャスティング参加型演劇
[上演期間と劇場] 02月02日(木)〜02月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)
[出演メンバー] 伊藤理々杏 岩本蓮加 梅澤美波 大園桃子 久保史緒里 阪口珠美 佐藤楓 中村麗乃 向井葉月 山下美月 吉田綾乃クリスティー 与田祐希
[出演俳優] 酒井敏也 大高洋夫 柿丸美智恵
[脚本・演出] 徳尾浩司
[第2幕舞台の演目と3役]
第01公演〜『銀河鉄道の夜』ジョバンニ・カムパネルラ・サソリ
[公演日程]
# 終了した公演に関して、第2幕の3役に選ばれたメンバー名を上記役順に従って記載
=============================
02月02日(木) 01日目 第01公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月03日(金) 02日目 第02公演(18:00) 久保・向井・中村
02月04日(土) 03日目 第03公演(12:00) 伊藤・大園・山下
02月04日(土) 03日目 第04公演(17:00) 与田・山下・久保
02月05日(日) 04日目 第05公演(12:00) 梅澤・久保・伊藤
02月05日(日) 04日目 第06公演(17:00) 久保・伊藤・与田
02月06日(月) 05日目 第07公演(18:00) 山下・中村・久保
02月07日(火) 06日目 第08公演(18:00) 伊藤・与田・山下
02月08日(水) 07日目 第09公演(18:00) 中村・山下・向井
02月09日(木) 08日目 第10公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月10日(金) 09日目 第11公演(18:00) 久保・山下・伊藤
02月11日(土祝) 10日目 第12公演(12:00) 与田・伊藤・阪口
02月11日(土祝) 10日目 第13公演(17:00) 佐藤・久保・与田
02月12日(日) 11日目 第14公演(12:00) 岩本・久保・山下
02月12日(日) 11日目 第15最終公演(17:00) 山下・久保・中村
=============================

02月03日(金) 22 : 00 〜 22 : 54 [地デ] テレビ東京『たけしのニッポンのミカタ!』に、生駒里奈が出演
02月04日(土) ニッポン放送『オールナイトニッポン50周年』を記念したイベント『ALL LIVE NIPPON Vol.5』が、国立代々木競技場第一体育館で開催(開演16:30)。乃木坂から、『オールナイトニッポン0 (zero)』の水曜日を担当する新内眞衣を始め、伊藤万理華、井上小百合、北野日奈子、斉藤優里、寺田蘭世、中田花奈、樋口日奈、星野みなみと、17th選抜3列目が全員参加する予定
02月04日(土) 09 : 30 〜 11 : 45 [地デ] TBS『王様のブランチ』に、白石麻衣が出演
02月04日(土) 16 : 55 〜 17 : 25 [地デ] 朝日放送「森三中 黒沢とイケメンの『禁断の恋』!?『ロミオ&ジュリエット』大研究〜」に、生田絵梨花が出演
02月04日(土) 18 : 00 〜 18 : 30 [地デ] フジテレビ『MUSIC FAIR』に、生田絵梨花が出演し、石丸幹二、新妻聖子、山崎育三郎と共に、ミュージカルの楽曲を多数披露

02月05日(日) 16枚目第4回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

02月05日(日) 19 : 00 〜 20 : 54 [BS] BS-TBS『田中将大プロデュース マー君の冬休み2017』に、秋元真夏、井上小百合、衛藤美彩、北野日奈子、樋口日奈が出演 

02月06日(月) [TV_地デ] 19 : 00 〜 21 : 48 テレビ朝日『帰れま10&Qさま!!豪華2本立て3時間スペシャル』の「帰れま10」に、秋元真夏が出演
02月06日(月) [Web] 21 : 00 〜 SHOWROOM「乃木坂46・白石麻衣 写真集『パスポート』発売記念スペシャル」に、白石麻衣が出演
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社から発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行とのこと
02月11日(土) [TV_地デ] 22:30〜23:00 NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』に、乃木坂メンバーが出演
02月12日(日) [演劇] 3期舞台イベント『3人のプリンシパル』千秋楽 (AiiA 2.5 Theater Tokyo)
02月12日(日) [TV_地デ] 19:58〜20:54 朝日放送・テレビ朝日『人生で大事なことは〇〇から学んだ』に、生駒里奈が出演

02月14日(火) [演劇] 生田絵梨花主演のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演千秋楽 (赤坂ACTシアター)
02月14日(火) [TV_地デ] 19:00〜20:54 TBS『この差って何ですか?』に、秋元真夏が出演
02月14日(火) [TV_地デ] 23:15〜24:15 テレビ朝日『中居正広のミになる図書館』に、秋元真夏が出演
02月15日(水) [TV_地デ] 19:57〜20:54 フジテレビ『世界の何だコレ!?ミステリー』に、高山一実が出演
02月16日(木) [Web] 22:00〜 SHOWROOM『乃木坂46・橋本奈々未 MV初公開&写真集発売直前スペシャル』に、本人が出演。番組中に、ソロ曲「ないものねだり」MVを初解禁
02月17日(金) [TV_BS] 24 : 08 〜 24 : 15 NHK BSプレミアム「エヴァ噺 特別編 アニメ『龍の歯医者』の見どころ」に、松村沙友理が出演
02月18日(土) [TV_BS] 23:15〜 NHKBSプレミアム『乃木坂46 SHOW!』。「サヨナラの意味」、橋本奈々未ソロ「ないものねだり」、真夏さんリスペクト軍団「2度目のキスから」のスタジオライブ
02月19日(日) [TV_CS] 13 : 00 〜 14 : 30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2013」』
02月19日(日) [TV_CS] 14 : 30 〜 16 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』

『乃木坂46 5th YEAR BIRTHDAY LIVE』
=============================
[公演日程] さいたまスーパーアリーナ
02月20日(月) Day1 (開演18:00) 橋本奈々未卒業コンサート
02月21日(火) Day2 (開演18:00)
02月22日(水) Day3 (開演18:00)
=============================

02月20日(月) [Book] 橋本奈々未 2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月20日(月) [TV_地デ] 19:00〜 テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間SP』の「坂本ちゃん先生」の授業に、高山一実が生徒として出演
02月21日(火) [TV_地デ] 23:15〜24:15 テレビ朝日『中居正広のミになる図書館』に、高山一実が出演
02月22日(水) [演劇] ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の大阪公演初日 (梅田芸術劇場メインホール)
02月25日(土) [TV_CS] 22 : 30 〜 24 : 30 MUSIC ON! TV『5th YEAR BIRTHDAY 記念 乃木坂46特集』
02月25日(土) [TV_地デ] 25:00〜25:30 静岡朝日テレビ『ふじ△(ふじさんかっけー)』のレギュラーMCとして、若月佑美が出演
02月26日(日) [ラジオ_AM] 13:00〜17:00 TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』に、生駒里奈が出演
02月26日(日) [Web] 19:00〜21:00 AbemaTV『土田晃之が気になるデリバリー呼んでみた。』に、伊藤かりん、鈴木絢音、能條愛未、渡辺みり愛が出演
02月26日(日) [TV_BS] 23 : 00 〜 NHK BSプレミアム『乃木坂46のガクたび!』。秋元真夏、衛藤美彩、北野日奈子、斎藤飛鳥が、大分県中津市にある高校に「転校生」として一日入学、生徒たちと同じ目線で学校生活を過ごす。http://www4.nhk.or.jp/P4329/
02月26日(日) [TV_CS] 23:30〜24:00 TBSチャンネル1『乃木坂46えいご(のぎえいご)#15』に、レギュラーとして川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあや、ゲストとして衛藤美彩、高山一実、星野みなみ/新内眞衣、堀未央奈が出演

02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『真夏の気圧配置』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです。
02月28日(火) [TV_地デ] 10:25〜11:30 日本テレビ『PON!』に、秋元真夏が出演

====== 2017年03月 =====

03月01日(水) [TV_地デ] 20:15〜20:43 NHK総合『探検バクモン』に、生駒里奈が出演
03月04日(土) [CD特典] 16枚目第5回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ
03月04日(土) [TV_地デ] 17:00〜17:54 BSフジ『青い芝生 あなたが羨ましいと思う人を教えてください』に、松村沙友理がナレーションで出演
03月05日(日) [イベント] 『先崎学九段×乃木坂46・伊藤かりんの将棋スペシャルトークショー in 天童』に、伊藤かりん参加。開場 14:45、開演 15:15、終演予定 16:15
03月05日(日) [TV_地デ] 18:30〜18:55 TBSテレビ『バナナマンのせっかくグルメ!』に、生駒里奈が出演
03月05日(日) [演劇] ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の大阪公演千秋楽 (梅田芸術劇場メインホール)

03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアでロケを行い、ビキニの水着ショットもあるそうです
03月11日(土) [イベント] 『第2回 江の島将棋頂上決戦』に、伊藤かりんが参加。場所は江の島サムエル・コッキング苑で、入場料が必要
03月11日(土) [ラジオ_FM] 15:00〜17:55 NACK5『TOIROオープン5周年記念 おに魂春祭り・FINAL』に、斉藤優里が出演
03月12日(日) [CD特典] 16枚目第6回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ

03月13日(月) [TV_地デ] 19:00〜20:54 日本テレビ『有吉ゼミSP』に、伊藤かりんが出演
03月13日(月) [TV_地デ] 19:00〜21:48 テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!3時間スペシャル』に、高山一実が出演
03月13日(月) [TV_地デ] 21:30〜21:55 NHK Eテレ『趣味どきっ!明日使える!お弁当大百科』に、北野日奈子がスタジオレギュラーとして出演
03月16日(木) [Web] 22:00〜 SHOWROOM『乃木坂46「インフルエンサー」発売記念個人PV復活スペシャル』に、生駒里奈、北野日奈子、高山一実が出演
03月17日(金) [TV_地デ(生放送)] 20:00〜 テレビ朝日『MUSIC STATION』に、乃木坂17th選抜が出演し、「インフルエンサー」のパフォーマンスを披露する予定
03月17日(金) [TV_BS] 24:08〜24:15 NHK BSプレミアム『エヴァ 噺 総集編』に、松村沙友理が出演
03月18日(土) [CD特典] 16枚目『サヨナラの意味』発売記念スペシャルプレゼントのAコース『乃木坂メンバーとゲーム!会』を都内某所で開催。応募券3枚による抽選申し込みで、各メンバーに対して5名の定員
03月18日(土) [TV_地デ] 14:30〜16:25 テレビ朝日『世界VS日本 オモシロCM全部見せます!』に、高山一実が出演
03月18日(土) [TV_CS] 17:00〜18:30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「乃木坂46 真夏の全国ツアー2013」』
03月18日(土) [Web] 20:00〜 ニコニコ生放送『乃木坂46 秋元真夏写真集発売記念!軍団員から感謝の特番〜真夏さんありがとう〜』に、秋元真夏、相楽伊織、鈴木絢音、渡辺みり愛が出演。番組サイト http://live.nicovideo.jp/watch/lv293169136
03月18日(土) [TV_地デ] 24:58〜 TBS『CDTV』のゲストライブコーナーに、乃木坂が出演し、「インフルエンサー」をパフォーマンスする模様
03月19日(日) [TV_CS] 21:00〜23:00 MUSIC ON! TV『乃木坂46特集』
03月19日(日) [TV_CS] 23:00〜24:30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「真夏の全国ツアー2014 Final!@明治神宮野球場」』

03月20日(月) [TV_CS] 19:00〜20:30 MUSIC ON! TV『M-ON! LIVE 乃木坂46「乃木坂46 3rd YEAR BIRTHDAY LIVE 2015.2.22 SEIBU DOME」』
03月20日(月) [TV_CS] 20:30〜22:30 MUSIC ON! TV『乃木坂46特集』
03月20日(月) [TV_地デ] 21:30〜21:55 NHK Eテレ『趣味どきっ!明日使える!お弁当大百科』に、北野日奈子が出演
03月20日(月) [TV_BS] 24:00〜24:49 NHK・BS1『開眼ラボ』に、高山一実が出演
03月21日(火) [TV_地デ] 16:20〜16:50 秋田テレビ『げつ→きん420』に、秋元真夏と生駒里奈が出演
03月21日(火) [TV_地デ] 24:54〜25:24 中京テレビ『採用!フリップNEWS』に、高山一実が出演
03月22日(水) 乃木坂46の17枚目シングル「インフルエンサー」発売
03月22日(水) [TV_地デ] 19:00〜23:18 フジテレビ『2017 FNSうたの春まつり』に、生駒里奈、衛藤美彩、齋藤飛鳥、高山一実が出演
03月23日(木) [TV_地デ] 24:59〜25:29 読売テレビ『浜ちゃんが!』に、秋元真夏が出演
03月23日(木) [TV_地デ] 26:04〜26:34 日本テレビ『採用!フリップNEWS』に、高山一実が出演
03月24日(金) [ラジオ_FM] 13:00〜16:30 TOKYO FM『よんぱち〜WEEKEND MEISTER〜』に、高山一実が出演
03月25日(土) [イベント] 『東京ガールズコレクション 2017 SPRING/SUMMER』に、「乃木坂 46 SHIBUYA109 福神 Produced by TGC」がモデルとして登場。メンバーは、衛藤美彩、北野日奈子、齋藤飛鳥、桜井玲香、白石麻衣、西野七瀬、星野みなみ、堀未央奈、松村沙友理、若月佑美の10名
03月25日(土) [ラジオ_FM] 11:00〜11:55 エフエム秋田『秋田銀行Presents 乃木坂46学校〜1日だけの特別授業〜』に、秋元真夏と生駒里奈が出演
03月25日(土) [TV_地デ] 9:30〜11:00 秋田朝日放送『サタナビっ!』に、秋元真夏と生駒里奈が出演
03月25日(土) [TV_地デ] 18:00〜 フジテレビ『MUSIC FAIR」に、乃木坂が出演して、「インフルエンサー」を披露
03月26日(日) [TV_地デ] 19:00〜22:42 テレビ東京『今、地方を知れば日本がわかる!池上彰のご当地ウラ事情』に、松村沙友理がリポーターとして登場。レポVTRとスタジオトークの両方に出演する模様
03月26日(日) [TV_CS] 23:30〜24:00 TBSチャンネル1『乃木坂46えいご(のぎえいご)♯16』に、レギュラーの川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあや、さらにゲストとして斉藤優里が出演。再放送は4月1日(土)10:30〜11:00

03月27日(月) [TV_地デ] 21:30〜21:55 NHK Eテレ『趣味どきっ!明日使える!お弁当大百科』に、北野日奈子が出演
03月27日(月) [TV_BS] 24:30〜25:25 BSフジ181『乃木坂46 衛藤美彩のランキングはじめました!』。なんと、衛藤美彩の冠番組がスタート!
03月30日(木) [TV_地デ] 19:00〜21:57 TBS 『CDTV春スペシャル 卒業ソング音楽祭2017』が、幕張メッセ国際展示場11ホールで開催され、乃木坂46が参加。「サヨナラの意味」をパフォーマンスする予定

====== 2017年04月以降 =====

04月01日(土) [CD特典] 17枚目第1回全国握手会 in 大阪・インテック大阪
04月01日(土) [TV_地デ] 7:00〜7:30 テレビ東京『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS 放送開始記念!NARUTO TO BORUTOスペシャル!』に、生駒里奈が出演
04月01日(土) [TV_地デ] 19:00〜21:54 日本テレビ系『世界一受けたい授業 3時間SP』に、生駒里奈が出演

04月04日(火) [TV_地デ] 19:30〜20:43 NHK総合『うたコン』の「朝ドラ名曲と桜満開!春うたSP」に、高山、新内、飛鳥、井上、衛藤が出演
04月05日(水) [TV_地デ] 23:30〜 NHK Eテレ『テレビでハングル講座』に、桜井玲香が生徒役としてレギュラー出演。その第1回目放送。再放送は金曜06:00から
04月05日(水) [ラジオ_AM] 22:00〜25:00 文化放送『レコメン!』に、毎週水曜24:00からのレギュラーとして、堀未央奈が出演。これが初回放送
04月05日(水) [TV_地デ] 23:30〜 NHK Eテレ『テレビでハングル講座』に、桜井玲香が生徒役としてレギュラー出演。その第1回目放送。再放送は金曜06:00から
04月05日(水) [ラジオ_AM] 25:00〜25:59 MBSラジオ『ザ・ヒットスタジオ』に、生駒里奈が、西川貴教らと共にレギュラー出演。毎週水曜深夜に放送される番組の初回
04月05日(水) [TV_地デ] 26:04〜26:34 日本テレビ『浜ちゃんが!』に、秋元真夏が出演
04月06日(木) [TV_地デ] 19:00〜20:54 フジテレビ系『奇跡体験!アンビリバボー』の「春一番、可愛い嵐が吹き荒れる、胸キュンアニマル大集合スペシャル!」に、秋元真夏が出演。
04月06日(木) [TV_地デ] 22:50〜23:15 NHK総合『SONGS』は、欅坂特集。「不協和音」のテレビ初パフォーマンスあり
04月07日(金) [TV_地デ] 23:00〜 フジテレビ『Love music』の「Love music プレゼンツ桜フェス2017門出」に、乃木坂が出演
04月07日(金) [TV_BS] 24:00〜24:30 BSフジ「ジャパコン Presents 『エージェントHaZAP』」に、佐々木琴子と鈴木絢音がレギュラー出演。隔週金曜に放送される番組の初回
04月08日(土) [TV_地デ] 18:56〜20:54 テレビ朝日系『池上彰のニュースそうだったのか!!2時間SP』に、高山一実が出演
04月08日(土) [TV_地デ] 22:20〜22:53 NHK総合「バナナ♪ゼロミュージック『100%小室哲也SP』」に、北野日奈子、新内眞衣、高山一実が出演
04月08日(土) 23:00〜23:55 BSフジ『スーパーフォーミュラ Go On!』で、ナレーションを樋口日奈がレギュラー担当。全8話不定期放送の初回
04月09日(日) [CD特典] 17枚目第1回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ
04月09日(日) [TV_地デ] 11:40〜11:45 TBS『メトログ』に、高山一実が登場

04月10日(月) [TV_地デ] 25:29〜25:59 日本テレビ系(関東ローカル)『NOGIBINGO!8』がスタート。出演は3期メンバーが中心
04月11日(火) [TV_地デ] 23:15〜24:15 テレビ朝日系『陸海空 こんな時間に世界征服するなんて』に、生駒里奈が出演

04月15日(土) [イベント] 14:00〜14:30 広島FM『大窪シゲキの9ジラジ』 with 乃木坂46 in アルパーク の公開録音を、アルパーク東棟2F時計の広場で開催。斉藤優里、寺田蘭世、星野みなみが出演。放送は、4月20日(木)20:10〜『大窪シゲキの9ジラジ』内

04月20日(木) [ラジオ_FM] 20:10〜 広島FM『大窪シゲキの9ジラジ』 with 乃木坂46 in アルパークに、斉藤優里、寺田蘭世、星野みなみが出演
04月23日(日) [CD特典] 17枚目第2回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

04月25日(火) [Book] 衛藤美彩の1stソロ写真集『タイトル未定』が、講談社より発売予定。シドニーなど、オーストラリアで撮影ロケが行われ、入浴ショット!もあるようです(笑)
04月29日(土祝) [CD特典] 17枚目第3回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

05月06日(土) [CD特典] 17枚目第2回全国握手会 in 愛知・ポートメッセなごや
05月07日(日) [CD特典] 17枚目第4回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや

05月14日(日) [CD特典] 17枚目第1回追加個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

05月24日(水) [CD] 3rdアルバム「タイトル未定」が発売

05月25日(木) ミュージカル『レ・ミゼラブル』の東京公演初日。生田絵梨花が「コゼット」役に、清水彩花とのWキャストで出演。2017年早春に、チケット一般販売開始。
=============================
[東京公演日程] 帝国劇場
05月21日(日)
↓プレビュー公演
05月24日(水)
05月25日(木) 初日

↓06月11日(日)
↓「日本公演30周年スペシャルウィーク」
↓06月17日(土)

07月17日(月祝) 東京公演千秋楽
[福岡公演日程] 博多座
08月
[大阪公演日程] フェスティバルホール
09月
[名古屋公演日程] 中日劇場
09月・10月
=============================

05月28日(日) [CD特典] 17枚目第5回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ

06月11日(日) [CD特典] 17枚目第6回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ
06月17日(土) [CD特典] 17枚目第2回追加個別握手会 in 京都・国立京都国際会館アネックスホール
06月25日(日) [CD特典] 17枚目第3回全国握手会 in 千葉・幕張メッセ


関連サイト

乃木坂公式サイトの「スケジュール」ページ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『FNS歌謡祭』第2夜、生田絵梨花が圧巻の歌唱、3期優先出演は亀裂を生む今年一番の「悪手」 [16Dec16]

2016-12-16 01:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

12月16日(金) 23 : 00 〜 23 : 58 [地デ] フジテレビ『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』に、乃木坂が出演

12月17日(土) 16枚目第2回全国握手会 in 愛知・ポートメッセなごや

12月17日(土) アニメ映画『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』が全国ロードショー。エンディング主題歌「大嫌いなはずだった。」を、「HoneyWorks meets さゆりんご軍団 + 真夏さんリスペクト軍団 from 乃木坂46」が担当。この曲は12月07日(水)から配信限定で発売開始

12月18日(日) 16枚目第1回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



『2016 FNS歌謡祭』第2夜の「アイドルコラボレーション、今年もやります1夜限りのシャッフルメドレー」企画は、登場する人数が多過ぎる上に、次々と曲が変わるので、見終わってグッタリしました。

ここまで来ると、歌番組というより、歌も入ったアイドルバラエティという趣で、実際、曲中に徒競走をやってましたよね。

守屋さんの走りには「スゲェ〜」と圧倒されたけど(笑)、歌やダンスを堪能するという雰囲気ではなかった。


長渕剛が叫んだ「日本から歌が消えてゆく」という台詞が、一瞬頭をかすめましたが(笑)、むしろ、歌云々の前に、この企画、来年以降、どこへ向かうんだろうと、そちらの方が心配になった。

乃木坂が出演できる貴重な枠なので、変なインフレーションを起こして、結局、なくなるなんてことは避けて欲しい。

それにしても、「制服のマネキン」のセーラー服を、全員がお揃いで着ていた乃木坂と欅坂、あれほどの数、あの衣装で密集すると、異様な迫力があります。

女子高の学生決起集会かと思った(笑)。


さて、昨日の第2夜をもって、今年のFNS歌謡祭はお開きですが、振り返ってみると、女性アイドルの中では、欅坂46が大きく存在感を見せつけた印象が強い。

次の表は、出演した女性アイドルの持ち歌ステージの演奏時間を並べたものです。

(表1)『2016 FNS歌謡祭』における、女性アイドルグループの持ち歌ステージの曲名と演奏時間

凡例
[ステージ番号] 演奏時間 @ 演奏開始時刻 =「曲名」(発売年) オリジナルの歌手名

#「ステージ番号」は、「A」が第1夜、「B」は第2夜で、番組冒頭のステージを「01」として、オンエアされた順に付けた番号。番組公式サイトに記載されている
# 「演奏時間」の「2 : 35」は、前奏開始から後奏終了までが2分35秒の意
#「演奏開始時刻」の「001644」は、番組スタート時刻を 00 : 00 : 00 として、演奏開始時刻が 00 : 16 : 44 であることを示す
# 2016年に発売された曲は「発売年」を省略
# 演奏時間の長い順に並べている

[A06] 2 : 35 @ 001644 =「二人セゾン」欅坂46
[A57] 2 : 31 @ 032744 =「ハイテンション」AKB48
[B39] 2 : 27 @ 014208 =「まっすぐ」私立恵比寿中学
[B69] 2 : 27 @ 030744 =「ザ・ゴールデン・ヒストリー」ももいろクローバーZ
[B38] 2 : 16 @ 013942 =「僕以外の誰か」NMB48
[A16] 2 : 15 @ 010400 =「サヨナラの意味」乃木坂46
[A14] 2 : 14 @ 005635 =「最高かよ」HKT48
[B64] 2 : 10 @ 025210 =「12月のカンガルー」(2014) SKE48
[B17] 2 : 09 @ 004057 =「泡沫サタデーナイト!」モーニング娘。'16
[B65] 2 : 01 @ 025546 =「Kiss me 愛してる」℃-ute


来年6月に解散する予定の ℃-ute は、曲前トークにおいて、つんく♂からのメッセージビデオが流れたり、ステージ終了直後に、バックの大画面に、再び、メッセージショットが映し出されたりして、単純に演奏時間だけでは計れない、インパクトがありました。

ただ、欅坂「二人セゾン」の2分35秒というステージ時間は、女性アイドルではトップで、制作側がそのパフォーマンスに寄せる期待は、間違いなく大きいと言えるでしょう。

乃木坂「サヨナラの意味」は、NMB48、HKT48、SKE48とほぼ同じである、2分15秒で、[08Dec16]記事で指摘したように、これまでのテレビ披露では、もっとも短いバージョンに抑えられています。


しかし、欅坂の活躍が目立った理由は、単に持ち歌の演奏時間が長かったことだけではない。

以下のように、グループとして、原田知世とコラボした「時をかける少女」のステージが3分29秒もあり、さらに、センター平手友梨奈が、ゴスペラーズと、なんと代表曲である「ミモザ」を、がっつり歌っている。

(表2)『2016 FNS歌謡祭』で、欅坂46のメンバーが参加したステージの曲名と演奏時間

凡例
[ステージ番号] 演奏時間 @ 演奏開始時刻 =「曲名」(発売年) オリジナルの歌手名
歌唱及び演奏に参加したアーティスト

# 表記法は、(表1)と基本的に同じ

欅坂46
[A06] 2 : 35 @ 001644 =「二人セゾン」欅坂46
3rd選抜 (センター : 平手友梨奈)
[A29] 3 : 29 @ 014834 =「時をかける少女」(1983) 原田知世
原田知世 × 欅坂46
[B10] 2 : 37 @ 001956 =「ミモザ」(2004) ゴスペラーズ
ゴスペラーズ × 平手友梨奈

========== 第2夜アイドル「シャッフル」メドレー ==========
[B19] 1 : 40 @ 004935 =「ヘビーローテーション」(2010) AKB48
FNS歌謡祭選抜 (平手友梨奈)
[B20] 1 : 19 @ 005116 =「おいでシャンプー」(2012) 乃木坂46
乃木坂46 × キューティクル選抜 (*)
* 菅井友香・渡辺梨加
[B23] 1 : 46 @ 005607 =「制服のマネキン」(2012) 乃木坂46
乃木坂46 × 欅坂46 (*)
* 今泉佑唯・小林由依・志田愛佳・菅井友香・鈴本美愉・平手友梨奈・守屋茜・渡邉理佐・けやき坂 (長濱ねる+新人)
[B26] 1 : 41 @ 010035 =「走れ!-Z ver.-」(2015) ももいろクローバーZ
ももいろクローバーZ × 私立恵比寿中学 × FNSで走り隊 (*)
* 尾関梨香・守屋茜
[B27] 1 : 29 @ 010217 =「桜の花びらたち」(2006) AKB48
FNS歌謡祭 IDOL ALL STAR (3rd選抜)
[B30] 2 : 20 @ 011421 =「PPAP (ペンパイナッポーアッポーペン) FNS ピコっとクリスマスver.」ピコ太郎
ピコ太郎アイドル100名 (多分3rd選抜)
最前列に鈴本美愉・長濱ねる・守屋茜


グループとしてのコラボは、複数メンバーのアップがお茶の間に流れるため、表題曲ステージと同じく、欅坂を紹介する絶好の機会です。

さらに、センターなどの中軸メンバーがソロで参加するステージは、個々のメンバーの音楽的実力とスター性をアピール出来る。

持ち歌パフォーマンス、グループコラボ、そしてソロ参加コラボ。

『FNS歌謡祭』という影響力の大きな歌番組において、欅坂は、3種類のステージを、一つ一つが十分に長い尺で、すべて実現させている。


こうなってくると、「走れ!-Z ver.-」の駆けっこで、守屋茜が1位に輝いたことも、足が速いというだけの意味を越えて、「やっぱり、欅、きてるな〜」と、ついつい考えてしまいます(笑)。

「シャッフル」メドレーにおいて、欅坂は、「ヘビーローテーション」は平手友梨奈、「おいでシャンプー」が菅井友香と渡辺梨加、「走れ!-Z ver.-」に尾関梨香と守屋茜、「PPAP」では鈴本美愉、長濱ねる、守屋茜を最前列に置くなど、各々のステージへ送るメンバーは絞り込み、全体として万遍なく割り振っている。

特定メンバーが重複して登場した感のある乃木坂と比べ、グループ主軸の効果的なテレビ披露を念頭に置いたと思われる配役で、より戦略的な意識が伝わってきます。


曲中のヌルい駆けっことはいえ、トップになれば顔をアップで映してくれるのだから、足の速い、勝てるメンバーを投入するのは、グループの存在感をアピールする立派な作戦です。

3種類のステージコンプリートと併せると、今回の『FNS歌謡祭』では、グループとメンバーの一般知名度アップを目指した、欅坂のシャープなアプローチを随所に感じました。

そして、確かに、私自身、第1夜、第2夜を通して、以前より、欅坂のメンバーを覚えたし、皆で頑張っていると、評価する気持ちが強まった。


ところで、ゴスペラーズとコラボした平手友梨奈の歌唱ですが、いやいや、もの凄く良くて、感心しました。

魅力的な声質を持っていて、とくに色気のある低音が素晴らしい。

また、ゴスペラーズというJ-POP屈指の歌唱力を持つグループと共演しているのに、臆することなく、堂々と歌う度胸には、目を見張るものがあった。


ただ、ワンランク上を目指せる素質があると感じたので、敢えて、ちょっと辛口のことも書いておきます(笑)。

まず、プロ歌手のレベルとしては、声量が足りなくて、フレーズが長くなると、後半、音程が甘くなり、歌が彷徨っていました。

冒頭、作曲者であり、メインボーカルでもある黒沢薫さんが、「君だけに〜」と音を入れたあと、

誰かと比べるような 恋なんてしなくていい
誰も知らない (秘密の) その扉開けてあげる

を、平手さんがソロで歌います。

ゴズペラーズのステージで、「ミモザ」の出だしをソロで歌うなんて、あまりの無茶振りに、正直、度肝を抜かれたけど(笑)、「恋なんかしなくていい」あたりまでは、しっかり音を取りながら、落ち着いて歌い上げていました。

しかし、村上てつやさんが、「秘密の」を入れたあとから、てちの音が揺らぎ始め、「開けてあげる」はかなり苦しい流れに。

難しいメロディラインなので、息が苦しくなってくると、正確な音程を維持できなくなるのかもしれません。


平手友梨奈のソロを受けて、ゴスペラーズが主体で歌い始め、彼女は、「思い出も」「君だけに」と、「合いの手」パートを入れます。

そして、サビである

ガラスの靴で踊るミモザ 金色の甘いキスを
連れてゆくよ君がいれば きっと最後の恋さ

には、おそらく主旋律で参加。

ゴスペラーズのボリュームが大きいので、てちの声はなかなか聴き取りづらい。

男性コーラスに、甘く華やかな平手さんの声が混じって、魅力的なハーモニーなんだけど、出来れば、さらに大きな音を入れて欲しかった。

まあ、中学3年生の女の子の声量が、ゴスペラーズを上回ったら、それこそ事件なわけで(笑)、まったくもってしょうがないんだけど、彼らのステージレベルが極めて高くて、てちがこれだけ上手くても、違和感が残ってしまうのだと思います。


ミモザの花の季節を いつか時が追い越しても

このパート後半の「いつか時が追い越しても」で、ゴスペラーズがバックコーラスに入り、平手友梨奈が主線を歌ったのですが、てちの声を引き立たせるため、どんどん音量が絞られていきます。

まるで、ステレオのツマミを回しているかのように、綺麗にコーラスが小さくなっていき、あらためて、ゴズペラーズの歌唱スキルの高さに感心しました。

音程やリズムを失わず、ピアニッシモにするのは、相当に難しいと思うんですが。


ゴスペラーズの歌唱スキルに助けられ、なんとかステージをまとめ上げていて、中学3年生の新人アイドルとしては破格の出来だったけど、西野カナのようなコラボには、まだまだ時間が掛かるというのが率直な感想で、当たり前ですね(笑)。

しかし、現時点でこれだけのことが出来るのであれば、次のオファーは、全然大丈夫じゃないでしょうか。

可憐で柔らかいビジュアルながら、意志の強さを感じさせる舞台度胸があり、加えて、低音が特徴的な声質には人を惹き付けるものがある。

音感は十分あると思うので、さらに声量をアップすれば、どんどん魅力的な歌唱になっていく気がします。


一応、今回の歌唱に点を付けるならば、ちょっと厳しく、80点に留めておきます(笑)。

そもそも、ゴスペラーズの生放送ステージに、たった1人で参加して、ちゃんと声を出せること自体が、驚異的に素晴らしい。

平手さん、お疲れ様でした。


次に乃木坂のステージを見てみましょう。

(表3)『2016 FNS歌謡祭』で、乃木坂46のメンバーが参加したステージの曲名と演奏時間

凡例
[ステージ番号] 演奏時間 @ 演奏開始時刻 =「曲名」(発売年) オリジナルの歌手名
歌唱及び演奏に参加したアーティスト

# 表記法は、(表2)と同じ

乃木坂46

[A05] 2 : 38 @ 001404 =「あいたい」林部智史
林部智史 × ウエンツ瑛士 × 生田絵梨花 (ピアノ)
[A16] 2 : 15 @ 010400 =「サヨナラの意味」乃木坂46
16th選抜 (センター : 橋本奈々未)
[B76] 2 : 19 @ 032855 =「大好き」
大原櫻子 × 生田絵梨花 (キーボード弾き歌い) × 井上苑子

========== 第2夜アイドル「シャッフル」メドレー ==========
[B19] 1 : 40 @ 004935 =「ヘビーローテーション」(2010) AKB48
FNS歌謡祭選抜 (生田絵梨花・齋藤飛鳥・白石麻衣・西野七瀬・若月佑美)
[B20] 1 : 19 @ 005116 =「おいでシャンプー」(2012) 乃木坂46
乃木坂46 (*) × キューティクル選抜
* 生駒里奈・衛藤美彩・桜井玲香・高山一実・星野みなみ・松村沙友理
[B23] 1 : 46 @ 005607 =「制服のマネキン」(2012) 乃木坂46
乃木坂46 (*) × 欅坂46
* 生田絵梨花・生駒里奈・齋藤飛鳥・桜井玲香・白石麻衣・西野七瀬・松村沙友理・若月佑美・3期生
[B25] 1 : 06 @ 005928 =「大きな愛でもてなして」(2006) ℃-ute
℃-ute × もてなされたい選抜 (*)
* 西野七瀬・松村沙友理
[B26] 1 : 41 @ 010035 =「走れ!-Z ver.-」(2015) ももいろクローバーZ
ももいろクローバーZ × 私立恵比寿中学 × FNSで走り隊 (*)
* 秋元真夏・堀未央奈
[B27] 1 : 29 @ 010217 =「桜の花びらたち」(2006) AKB48
FNS歌謡祭 IDOL ALL STAR (16th選抜)
橋本奈々未・中元日芽香は不参加の可能性
[B30] 2 : 20 @ 011421 =「PPAP (ペンパイナッポーアッポーペン) FNS ピコっとクリスマスver.」ピコ太郎
ピコ太郎アイドル100名 (多分16th選抜)
最前列に生田絵梨花・白石麻衣・松村沙友理


乃木坂は、持ち歌ステージと、生田絵梨花が参加したコラボが2つで、グループとしてのコラボがなかった。

欅坂のように、普段のステージから、歌えるメンバーがいることをアピールしてこなかったので、制作側も、歌唱によるコラボを設定しにくいんじゃないでしょうか。

もし、センターが、グループで唯一音楽的なオファーが可能と思われている生田絵梨花であれば、いくちゃんを軸にステージを組み立てるという案で、説得できたかもしれない。


しかし、実際には、腰を痛めている橋本奈々未がセンターで、『FNS歌謡祭』に限らず、そもそも「サヨナラの意味」以外のステージには参加しない状態が続いています。

ななみんの不参加は、やむを得ないことであって、乃木坂を卒業しても人生はずっと続くのだから、絶対に無理はしないで欲しい。

ただ、橋本奈々未をセンターに抜擢すると、腰の問題もあって、年末の大型音楽祭で、グループとして身動きが取れなくなるのは、最初から分かっていたことです。


NMB48は「ロマンスの神様」を、広瀬香美と一緒にパフォーマンスしており、48Gにおいて、唯一、グループコラボを実現させている。

理由は明白で、オペラ歌手並みの声量を誇る広瀬さんですが、センターである山本彩がパワフルな高音を出せるので、サビに彼女のソロを入れることによって、「見せ場」のある歌唱ステージが組めるからです。

まあ、「山本彩 with NMB48メンバー」といった、かなり偏った構成になっていたけど(笑)、バックダンスとバックコーラスであっても、メンバーをアップで映してくれるので、グループをアピールする大きなチャンスになったのは間違いない。


乃木坂は、音楽性の向上はおろか、センターの健康状態すら考慮せず、人気メンバーの「卒業」一本にテーマを絞って、16th選抜を決めたため、年末大型音楽祭の扱いにおいて、欅坂に差を開けられてしまいました。

しかも、アンダーメンバーが参加していない今回の『FNS歌謡祭』において、「シャッフル」メドレーの「制服のマネキン」に、3期生を出演させるという、俄には信じられない「悪手」を打ってしまった。

多人数メンバーのアイドルグループで、新人を育てる際に、もっとも重要なことは、既存のメンバーとファンが、一枚岩になって、彼女たちをサポートする雰囲気を作ることです。


7枚目「バレッタ」において、当時、まだ何の実績もなかった堀未央奈を、いきなりセンターに「大抜擢」したとき、多くの1期メンバーが強い疑問を感じ、ファンも反発することになった。

新人を迎える環境として、最悪の条件を運営が作ってしまい、その結果、少なからぬファンが長く堀未央奈に対して「わだかまり」を持ち、それが2期全体への無関心につながっていく。

そして、ほとんどの2期メンバーが「研究生」に据え置かれ、個人ブログすら持てない期間が延々と続き、「正規」という表舞台への登場が大幅に遅れることになる。

「バレッタ」ショックを乗り越え、「わだかまり」を人々の心から消し去り、2期メンバーの人気を本格上昇させるのに、乃木坂は多くの時間を費やしてしまった。

たった3年前に、これほどの失敗を経験し、今なお、選抜経験のない2期が何人もいて、乃木坂はそのショックを引きずっているのに、3期が入った瞬間、同じことを繰り返そうとしているのは、理解出来ない光景です。


今回出演出来なかったアンダーメンバーが、嘆くのは当たり前のことで、彼女たちのファンが、苦しい気持ちになるのも当然です。

さらに、そのことが切っ掛けで、3期に対して、バレッタのときと同じような「わだかまり」が、ファンの間に出来てしまう危険がある。

メンバーとファンの心に、こういった亀裂を生じさせると、3期の人気上昇に支障が出る可能性が高くなります。


「お披露目」としても、3期メンバーがけやき坂と一緒に、多人数一挙に登場し、ステージの冒頭、数人が一瞬アップになって、後は、4列目以降で踊るだけなので、どういうメンバーがいるのか、ほとんど認識出来なかった。

しかし、一方で、アンダーを出演させずに、3期を優先したという事実は、私を含めて、少なからぬファンの心に、強い疑問と共に刻まれてしまう。

こういったタイプの「お披露目」は、プラス面より、マイナス面の方が遥かに大きく、止めるべきだった。


昨年、乃木坂の紅白初出場が決まったとき、多くのファンが、アンダーを含めて全員を、大晦日のNHKホールに立たせるべきだと考えたのは、メンバーとファンが一致団結できる雰囲気こそ、グループの発展につながることに、みんなが気づいていたからだと思います。

AKB48Gは、「総選挙」や「組閣」など、人事シャッフルの連発によって、グループ全体を一枚岩で応援する空気がなくなってしまい、個々メンバーのファンの寄せ集めになってしまったことが、人気低落の大きな原因になっている。

メンバーとファンの結束を壊すようなことは、絶対に避けるべきで、それが招く結果の重大性に、運営はもっと敏感になって欲しい。


大型音楽祭は、観ているファンが楽しい気分で終わるのが、本来の姿で、不快な思いが残ったり、暗い気持ちになるようなことを、運営がするべきじゃない。

新しく入ったメンバーが、今いるメンバーとファンに、暖かく迎えてもらえる環境を作るのが運営の仕事の筈で、反発や批判を招くようなことは、避けるべきでしょう。

乃木坂運営は、早くミリオンを盤石にしたいのか、3期を急速に売り込みたいようだけど、今回のようなやり方は、乃木坂の人気が低落していく確率を自らせっせと高めているようなもので、戦略という観点からも、評価できるものではありません。


話を変えて、生田絵梨花がキーボードを弾きながら、歌でも参加した、大原櫻子、井上苑子と3人による「大好き」の感想を。

冒頭パートを本人である大原櫻子が歌ったあと、「my love forever」を、3人でデュエット。

そして、次のパートをいくちゃんがソロで歌います。

今日もメールが二人を 結んでほどいて
もどかしいこの距離に いつも負けそうになる

以前出演した水曜歌謡祭のステージでも感じたんですが、生田絵梨花は、ボリュームを落として、普通に歌うとき、声が定まらず、音程が少し揺らぐことがある。

ミュージカルの歌唱や、大箱ライブでのピアノ弾き歌いで気になったことはないので、あるいは、身につけている歌唱法が舞台や声楽向きで、J-POPと少し違うんでしょうか。

このパートでも、前半部分は音程が定まっておらず、後半、声が大きくなったとき、安定感が出てくるように思えました。


『ベストヒットアーティスト2016』における、「サヨナラの意味」のステージで、生田絵梨花が最初に担当する

柱の落書き
数字とイニシャルは

のパートは、いきなり音量が上がってましたが(笑)、いくちゃん自身、ある程度大きめの声で入る方が、安定すると感じているのかもしれません。


生田絵梨花の声は、多くのJ-POPシンガーと異なり、癖がなくて、どこまでも澄み渡ったテイストなので、音程のちょっとした揺らぎをハスキー感などで吸収することが出来ず、ダイレクトに外に出てしまう傾向がある。

「大好き」におけるソロパートは、今後、J-POPのステージにおいて、どういった歌唱をするのか、彼女自身にとって、一つの参考になったんじゃないでしょうか。

もちろん、ここで指摘していることは、高い歌唱力を前提に、さらにプロとして幅広いシーンに対応するにはどうすべきかという、ハイハイレベルな贅沢な話で(笑)、生田絵梨花の歌が素晴らしいのは、個人的に、心の底まで染み渡っています。


そして、彼女の歌の魅力がとくに発揮されるのは、ハーモニーのときです。

井上苑子が『「ゴメンね」って電話で』を1人で歌ったあと、生田絵梨花が、

素直に言えない

の高音パートをハモリますが、まあ、聴いてて、心が震えるほど素晴らしかった。

井上さんの厚みのある低音に、いくちゃんの天使のように清らかな声が重なり、もうユニット組んじゃえよ!と言いたくなった(笑)。

何でしょうね、ハーモニーで声を載せていくときの、彼女の声の突き抜けた美しさは。


今年の『FNSうたの夏まつり』において、乃木坂が単独で、中森明菜の「サザン・ウインド」をパフォーマンスし、

パナマ帽くるくると指でまわして

を、衛藤美彩と一緒に歌ったときも、あまりの美しさに悶絶しそうになった(笑)。

ハモリではなく、ユニゾンだと思いますが、この世のものとは思えないほど清らかな音色で、耳が幸せ、もちろん眼も幸せで、うっとりした気分になりました(笑)。

衛藤美彩も高音が図抜けて美しく、ユニゾンなので、高音と高音なんだけど、生田絵梨花の声には、どんな相手でも、優しく包み込むような不思議な成分が入っているかのようで、ピタッとフィットする絶妙な心地よさがある。


今回の「大好き」では、井上苑子の引き込まれるような低音に、高音を載せるストライクのハーモニーで、二人の声が合わさることで、魅力が何倍にも増幅されたかのような印象を受けました。

しかも、いくちゃんは明るい美貌をさらに輝かせて、楽し気に歌い、大原櫻子と井上苑子は、それぞれテイストの異なる魅力を宿した抜群のルックスに、溢れる笑顔を見せながら、ギターを鳴らしていく。

ビジュアルと声のバランスが良くて、3人でユニット組んだら、凄まじい人気グループになるんじゃないかと思った。

超絶に可愛いくて、楽器が出来て、歌が上手いって、ふぅ〜、得だよね(笑)。


乃木坂と欅坂のステージはこの辺にして、次は、AKB48Gを見てみましょう。

(表4)『FNS歌謡祭2016』で、AKB48Gメンバーが参加したステージの曲名と演奏時間

凡例
[ステージ番号] 演奏時間 @ 演奏開始時刻 =「曲名」(発売年) オリジナルの歌手名
歌唱及び演奏に参加したアーティスト

# 表記法は、(表2)と同じ

AKB48
[A02] 2 : 18 @ 000104 =「喧嘩上等」(2014) 氣志團
氣志團 × AKB48 × HKT48
[A07] 2 : 39 @ 002220 =「オリビアを聴きながら」(1978) 杏里
杏里 × 尾崎亜美 × 渡辺麻友 × 柏木由紀
[A57] 2 : 31 @ 032744 =「ハイテンション」AKB48
46th選抜 (センター : 島崎遥香)

SKE48
[B64] 2 : 10 @ 025210 =「12月のカンガルー」(2014) SKE48
?選抜

NMB48
[B07] 1 : 42 @ 001107 =「ロマンスの神様」(1993) 広瀬香美
広瀬香美 × NMB48
[B38] 2 : 16 @ 013942 =「僕以外の誰か」NMB48
16th選抜 (センター : 山本彩)

山本彩
[A17] 1 : 42 @ 010834 =「Soup」藤原さくら
藤原さくら × 山本彩 × chay
[A18] 1 : 48 @ 011017 =「それでしあわせ」chay
chay × 山本彩 × 藤原さくら
[A19] 1 : 47 @ 011206 =「雪恋」山本彩
山本彩 × chay × 藤原さくら

HKT48
[A02] 2 : 18 @ 000104 =「喧嘩上等」(2014) 氣志團
氣志團 × AKB48 × HKT48
[A14] 2 : 14 @ 005635 =「最高かよ」HKT48
8th選抜 (センター : 松岡はな)
[B13] 3 : 04 @ 002950 =「白い恋人達」(2001)
Crystal Kay × Ms.OOJA × AAA × 森保まどか

AKB48G
========== 第2夜アイドル「シャッフル」メドレー ==========
[B19] 1 : 40 @ 004935 =「ヘビーローテーション」(2010) AKB48
FNS歌謡祭選抜 (センター : 小嶋陽菜)
[B20] 1 : 19 @ 005116 =「おいでシャンプー」(2012) 乃木坂46
乃木坂46 × キューティクル選抜
[B21] 2 : 01 @ 005237 =「ザ☆ピ〜ス!」(2001) モーニング娘。
モーニング娘。'16 × AKB48
[B24] 1 : 32 @ 005755 =「言い訳Maybe」(2009) AKB48
AKB48 × ももいろクローバーZ
[B25] 1 : 06 @ 005928 =「大きな愛でもてなして」(2006) ℃-ute
℃-ute × もてなされたい選抜
[B27] 1 : 29 @ 010217 =「桜の花びらたち」(2006) AKB48
FNS歌謡祭 IDOL ALL STAR (センター : 島崎遥香)
[B30] 2 : 20 @ 011421 =「PPAP (ペンパイナッポーアッポーペン) FNS ピコっとクリスマスver.」ピコ太郎
ピコ太郎アイドル100名


NMB48は、やはり、山本彩がいることで、とにもかくにも、ステージ数を稼ぐことが出来て、存在感を見せています。

一方、HKT48は、誰か一人、歌唱スターを輩出すれば、大型歌謡祭において、もっと出番が増えると思います。

ところで、SKE48は、少なくとも今回は、あまり目立たなかったですね。

NMB48は山本彩が大黒柱とはいえ、太田夢莉、須藤凜々花、白間美瑠といった私でも知っているメンバーがおり、HKT48は、指原莉乃が引っぱっているものの、松岡はなを始め、若くて元気のあるメンバーが揃っている印象がある。

SKE48にも、有望なメンバーはたくさんいる筈で、松井珠理奈の出番を少し減らしてでも、そういった人をフィーチャーして、知名度を上げた方が良いのかもしれません。


さて、最後に、アイドルではない、有名人気アーティストのステージを載せておきます。

(表5)『FNS歌謡祭2016 第2夜』で、主な有名人気アーティストが持ち歌を単独歌唱したステージの曲名と演奏時間

凡例
アーティスト名
[ステージ番号] 演奏時間 @ 演奏開始時刻 =「曲名」(発売年)

# 表記法は、(表2)と基本的に同じ

西野カナ
[B12] 2 : 19 @ 002501 =「Dear Bride」
[B55] 2 : 30 @ 022519 =「トリセツ」(2015)

ポルノグラフィティ
[B28] 2 : 43 @ 010814 =「サウダージ」(2000)
[B29] 2 : 41 @ 011101 = 「LiAR」

back number
[B37] 2 : 01 @ 013414 =「ハッピーエンド」
[B42] 2 : 26 @ 015139 =「クリスマスソング」(2015)

aiko
[B43] 3 : 03 @ 015408 =「もっと」
[B44] 3 : 02 @ 015713 =「キラキラ」(2005)

桐谷健太
[B45] 3 : 32 @ 020024 =「海の声」

星野源
[B53] 2 : 38 @ 021948 =「くせのうた」(2010)
[B54] 2 : 39 @ 022233 =「恋」

いきものがかり
[B66] 2 : 44 @ 030021 =「風が吹いている」(2012)
[B67] 2 : 05 @ 030308 =「Sweet! Sweet! Music!」

吉川晃司
[B70] 3 : 01 @ 031016 =「BOY’S LIFE」(1995)
[B86] 2 : 56 @ 040156 =「Over The Rainbow」

[Alexandros]
[B82] 1 : 26 @ 035215 =「ワタリドリ」(2015)
[B83] 2 : 25 @ 035345 =「Swan」


今回は、桐谷健太「海の声」のように、1曲に絞った場合は、3分30秒を越える時間が割り振られているけど、これは例外的なケースです。

むしろ、持ち歌を2曲披露するケースが多く、そのためだと思いますが、1曲の演奏時間は、3分を割り込み、2分台が普通といった感じです。

おそらく、より多くのアーティストに、より多くの曲を歌ってもらうというのが、基本的な考え方なのだと思います。


アイドル「シャッフル」メドレーも、まさにそういった発想から出て来たのでしょう。

ただ、さすがに、あの人数は多過ぎると思う(笑)。

しかも、あれほど多くのアイドルが集まっているのに、今年、乃木坂の活動を支えた、アンダーメンバーは、客席いにすらいなかった。

乃木坂ファンとして、年末のお祭り騒ぎではしゃぐ姿を見たかったメンバーが、何人もそこにいなくて、とても賑やかで華やかな光景なんだけど、どこか寂しく、喪失感すら漂う、そんな気分になりました。

いつものことではあるけど、FNS系音楽祭って、夏も冬も、必ず、何かしら苦い風味を残して過ぎ去っていく。

乃木坂ファンである限り、その後味からは逃れられないんでしょうか。


関連記事

『FNS歌謡祭』第1夜、「時間調整」直撃の乃木坂と存在感を増す欅坂、望まれる歌唱スターの登場 [08Dec16]

橋本奈々未と衛藤美彩の役割分担、「サヨナラの意味」でイメージと生歌を両立させた演出戦略 [30Nov16#2]

軸は生田衛藤中元か、『ベストアーティスト』の「サヨナラの意味」は生歌指向の秀逸なステージ [30Nov16]

生駒里奈センター48&46の物語性と輝いた衛藤美彩の歌唱力 in 『うたの夏まつり』 [20Jul16]

輝いた乃木坂のビジュアルと生田絵梨花のピアノ、しかし存在感の低下が止まらない in FNS歌謡祭 [06Dec15]

「FNS歌謡祭」で「赤い天使」生田絵梨花の魅力が炸裂!AKB48Gの行方とMr. Children「斜陽」[04Dec14]

乃木坂46 in FNSうたの夏まつり、桜井玲香ソロが秀逸も、コーラスは音程が不正確で一部雑音化 [14Aug14]


// 過去の記事を読みたい方へ

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プチNogi 〜「大嫌いなはずだった。」MVが好調、アイドルとアニメと「恋愛スキャンダル」 [14Dec16]

2016-12-14 00:15:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

12月12日(月) 19 : 00 〜 [地デ] テレビ朝日『しくじり先生3時間SP』に、生田絵梨花と高山一実が出演

12月14日(水) 19 : 00 〜 23 : 18 [地デ] フジテレビ『FNS歌謡祭』の「第2夜」 (会場 : お台場フジテレビ)に、乃木坂と欅坂が出演

12月16日(金) 23 : 00 〜 23 : 58 [地デ] フジテレビ『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』に、乃木坂が出演

12月17日(土) 16枚目第2回全国握手会 in 愛知・ポートメッセなごや

12月17日(土) アニメ映画『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』が全国ロードショー。エンディング主題歌「大嫌いなはずだった。」を、「HoneyWorks meets さゆりんご軍団 + 真夏さんリスペクト軍団 from 乃木坂46」が担当。この曲は12月07日(水)から配信限定で発売開始

12月18日(日) 16枚目第1回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



さゆりんご軍団と真夏さんリスペクト軍団が歌唱参加している「大嫌いなはずだった。」のアニメMV、YouTubeに公開されて6日ほどですが、再生数の伸びがかなり好調です。

以下の表は、「裸足でSummer」のフルバージョンMVと、初期の再生数推移を比べたもので、意外と言っては失礼だけど、「大嫌いなはずだった。」の方が高い数字を出している。

(表1) YouTubeに公開されている「大嫌いなはずだった。」と「裸足でSummer」のMVの再生数推移

凡例
公開後経過日数 対象日における再生回数上昇速度 (日終わりの累計再生回数)

# 青色は「大嫌いなはずだった。」赤色は「裸足でSummer」のMVに関するデータ
# 「01日目」は公開開始時刻から24時間経過後までの1日、「02日目」は24時間後から48時間後までの1日、「03日目」は48時間後から72時間後までの1日
#「再生回数」は「万回」単位

01日目 24.4万回/日 (024.4)23.9万回/日 (023.9)
02日目 26.4万回/日 (050.9)27.7万回/日 (051.6)
03日目 14.6万回/日 (065.5)17.9万回/日 (069.5)
04日目 24.0万回/日 (089.5)12.2万回/日 (081.7)
05日目 30.8万回/日 (120.4)14.3万回/日 (096.1)
06日目 17.9万回/日 (138.3)12.3万回/日 (108.4)


「大嫌いなはずだった。」は、12月17日(土)から全国ロードショーされる、アニメ映画『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』のエンディング主題歌です。

クリエーターユニット「HoneyWorks」が、さゆりんご軍団の伊藤かりん、佐々木琴子、寺田蘭世、松村沙友理、さらに真夏さんリスペクト軍団の秋元真夏、相楽伊織、鈴木絢音、渡辺みり愛の8人と一緒に歌っているとのこと。

HoneyWorksは音楽ユニットで、2011年後半から、『告白実行委員会〜恋愛シリーズ〜』に属する楽曲群をニコニコ動画に発表、その後、キャラクター設定、漫画化、小説化と進み、アニメ映画『ずっと前から好きでした。〜告白実行委員会〜』が、2016年4月23日(土)に公開。

今回の『好きになるその瞬間を。〜告白実行委員会〜』は映画化第2弾で、エンディングテーマに乃木坂メンバーが参加することになった。


MVの映像はすべてアニメで、歌っているメンバーが登場するわけではないため、今のところ、乃木坂ファンの間で話題沸騰という感じはしません。

しかし、アニメファンの支持が分厚いのでしょう、MVの再生数がグイグイ伸びていて、上表のように、公開6日目終了時点で、「裸足でSummer」を越える累計を記録しています。

最新の数字を見ると、1週目の累計が150万回を越えるのは確実で、あらためて、日本におけるアニメ人気の凄さが分かります。


「大嫌いなはずだった。」は、収録CDのリリースはないものの、MVの公開とほぼ同時に、ネット配信が始まり、iTunes Store トップソングでは、50位以内に入って、高い順位推移を見せています。

(表2)「大嫌いなはずだった。」の iTunes Store トップソングにおける順位帯分布

0-1-3-2-0 / 0-0-0 [0] (6/6日; 19位) 大嫌いなはずだった。

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名
# A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)


トップソングの上位には、アニメドラマやアニメ映画の劇中歌など、しょっちゅうアニメ系楽曲がランクインします。

生駒里奈は、漫画を読んで泣くことがあると、よく語ってましたが、二次元ファンの作品へののめり込み方は、昔の比ではないようで、アイドル文化と並んで、アニメ文化が隆盛を誇っていることが、しみじみ伝わってきます。

あるいは、アイドルによるイベントや作品も、人々に、現実社会とは異なる、幻想世界を提供するという点から、「限りなく3次元に近い2次元」という気がしないでもない(笑)。

アイドルとアニメの人気は、同じ心理から出発しているのかもしれません。

生身のメンバーと、握手会やお茶会で直接会えるのに、「乃木恋」なんていう仮想現実ゲームが受けるのも、「アイドル」が、そもそも、漫画アニメのキャラクターと同じく、仮想空間上の存在と認識されているのあれば、全然、不思議なことではありませんね。


考えてみると、松村沙友理の文春騒動も、乃木坂という仮想空間上にいる「松村沙友理」が、現実の松村沙友理と大きく乖離していたことが、少なからぬファンに、大きな衝撃を与えて、起こった可能性がある。

アイドルを名乗って、活動を始めた以上は、アニメの登場人物と同じく、仮想空間の構成メンバーとして、一定のキャラを守る必要があって、そこから逸脱することは、仕事が終わったプライベートの時間であっても、「契約違反」という発想です。

運営自身が、こういった「契約」を前提に、ファンからお金を集めている面があるので、ひとたび「スキャンダル」が発生すると、「恋愛禁止」という仮想空間上の規則が、現実世界に姿を現し、正当性を主張し始めるのでしょう。


しかし、こういう人物だと思っていたのに、何かの出来事を切っ掛けに、イメージががらりと変わり、裏切られたと感じることは、現実社会でよくあることです。

その相手が親友だったり、気になるあの子だったり、恋人だったりすると、なかなかにヘビーな気分になることもある(笑)。

ただ、自分の想定したキャラと違っていたからといって、「裏切り」だと主張できない、あるいは、主張しても誰も頷いてくれないケースは多くて、それが現実世界の厳しさであり、醍醐味でもある。


私は、あの文春記事が出たとき、彼女の「レコメン」ラジオを、リアルタイムで一言一句漏らさず聴き、書かれている「会話」内容と動画を含む「証拠」を詳細に吟味しました。

結論は、すでに多くの記事に書いたし、各種メディアで「不倫」とは程遠い、ナンパからの「おままごと」であると、ほぼ同じ見方が定着しているので、ここで経緯に触れるつもりはない。

ただ、事実が判明するにつれ、私自身は、「裏切り」どころか、さゆりんごは、案外、積極的にいくタイプなんだと分かって、むしろ、彼女に親近感を覚えた。

本来、がちがちに3次元である10代20代の少女たちが、乃木坂の仮想空間上で、「アイドル」キャラを演じるという「無理」を続けていると感じていたので、プライベートなオフの時間は、どうぞご自由にという気持ちにしかならなかった。

「恋愛禁止」というのは、仮想空間で展開する物語を、よりスパイシーに味付けする、台本上の「縛り」だと思っていたので、文春騒動が勃発したとき、それを現実世界に持ち込んでどうするんだ?、という違和感しか残らなかった。


アイドルと漫画アニメは、これからも人気を博し続け、関連作品がヒットチャートを賑わせていくでしょう。

ただ、漫画アニメと違って、アイドルは、芝居と同じく、生身の人間がキャラを演じている。

そのため、現実と仮想のキャラクターが乖離することは、今後も、しばしば起こり、「スキャンダル」は後を絶たないと思います。

週刊誌やワイドショーにとっては、実に目出たいことですが(笑)、その人のファンであった場合、心の持ちようによっては、不幸のどん底の落とされてしまうことがある。

自分の「推し」が誰であっても、「心の持ちよう」を普段から考えておくことは、案外、アイドルを応援し続けるときに、重要なポイントかもしれません。


関連記事

松村沙友理に関する文春記事はなぜデマを生んだのか?蘇る前田敦子泥酔スキャンダルの記憶 [20Nov14]

松村沙友理の「不倫騒動」は報道連鎖が生み出したメディア「幻想」、原著を読む重要性を考える [30Oct14]

アイドルと処女性、松村沙友理への岡本夏生発言が浮き彫りにする、アイドルを巡る「時代」の変化 [28Oct14]

伊藤寧々、矢田里沙子、米徳京花の卒業、松村沙友理の苦悩、それでも乃木坂は進んでいく [23Oct14]

週刊文春掲載の「会話」には、松村沙友理のラジオ発言と符合する点が多い [18Oct14]

松村沙友理ラジオ発言の信憑性を考える、それは切ない「恋愛ごっこ」だったのか [10Oct14]

頑張れ松村沙友理!乃木坂で積み上げたものは、誰にも、そう簡単には壊せない [08Oct14]


// 過去の記事を読みたい方へ

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

平手友梨奈という「希望」が生んだ快進撃、「二人セゾン」連続12日間 iTunesトップ10入り達成 [12Dec16]

2016-12-12 20:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

12月12日(月) 19 : 00 〜 [地デ] テレビ朝日『しくじり先生3時間SP』に、生田絵梨花と高山一実が出演

12月14日(水) 19 : 00 〜 23 : 18 [地デ] フジテレビ『FNS歌謡祭』の「第2夜」 (会場 : お台場フジテレビ)に、乃木坂と欅坂が出演

12月16日(金) 23 : 00 〜 23 : 58 [地デ] フジテレビ『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』に、乃木坂が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



土曜日に放送されたTBS『東京絶品神グルメ 乃木坂46の食べるだけ』って、結局、面白かったんでしょうか(笑)。

この手の番組を観て、つくづく感じるのは、一度、ディープな乃木坂ファンになってしまうと、メンバーが出演するバラエティの客観的評価は、ちょっと無理ということですね。

生田絵梨花が美味しそうに肉を頬張っている姿だけで、十二分に悶絶するので(笑)、一般の視聴者がどう感じるかなんて、さっぱり見当が付きません。

自分がこんなに楽しいんだから、乃木坂を知らない人も、きっと幸せな気分になるんじゃなかろうかと、ぼんやり推測するくらいです。


ただ、バラエティの「常道」という物差しを当てはめると、「ん〜、これで大丈夫なのかな?」と、気になる点はあった。

番組冒頭、生駒里奈が、「本当に食べるだけなのか、心配で心配で」と、キラーパスをぶっ込んでいるのだから、やはり、クイズ不正解のメンバーはセンブリ茶的な(笑)、バラエティの仕掛けがあった方が、賑やかになったんじゃないかと。

何と言うか、静かで大人しい映像が、延々と続いて終わった印象があって、人工的に「騒ぎ」を起こしても良かった気がします。


もう一つは、同じ料理が、出演者の人数分、5皿、6皿と運ばれてくるなんて光景、テレビでは、あまり観たことがない(笑)。

全員が食べられるのだとしても、違う料理を注文して、あれこれテーブルに並べた方が、より詳しい店の紹介になるし、何より、画面が華やかじゃないかと。

料理を見せるとき、一皿に絞って、視聴者の注意を集中させ、より美味しそうに引き立てるのは、よくある撮影手法なので、ちょっとびっくりしました。


個人的には、最大のご馳走はメンバーの笑顔なので(笑)、そういう違和感は軽くスルーして観てたけど、数字が取れるかどうかとなると、やや不安になります。

今回のスポンサーは、「sizebook」と「乃木恋」のようで、番組そのものが、CMのCMという風情だったけど(笑)、連続ものにするのであれば、もっと作り込んだ方が良いかもしれない。

乃木坂ファンだけでは、視聴率を上げるのに限度があって、当たり前ですが、「グルメ」と「バラエティ」の面白さで、視聴者を引っぱってくる必要があると思うので。


いよいよ2016年もあと3週間を切り、J-POPの音楽シーンは、本格的な年末モードに入ってきました。

今年の「総決算」的な雰囲気が漂い始める中、「サイレントマジョリティー」というヒットを飛ばした欅坂が、あらためて注目を集めているようです。

というのも、最新シングルの表題曲「二人セゾン」が、各種の楽曲指標で絶好調の数字を叩き出しており、しかも、前作「世界には愛しかない」と前々作「サイレントマジョリティー」に関する数字も、ここのところグイグイ上がっている。


今日は、各種のランキングを眺めながら、12月に入って、J-POPの女性アイドル部門に、欅坂旋風と呼びたくなるような現象が起こりつつあることを、紹介していきます。

まずは、最新の Billboard JAPAN Hot100 から。

(表1) 2016/12/12付 Billboard JAPAN Hot100 における、乃木坂欅坂とAKB48Gの楽曲ランキング

凡例
「曲名」グループ名_収録シングル
(総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位 : 週番号

#「週番号」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数える
#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数(+YouTubeの積み上げ再生回数)、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外
# 曲は、Hot100 の高い順に並べている
#「YouTubeの積み上げ再生回数」は、その週に積み上げられたYouTubeの累計再生回数で、「万回」単位で表示

2016/12/12付チャート : 11/28(月)〜12/04(日)

「二人セゾン」欅坂46_3枚目
(総合)01位 [S]01位 [R]07位 [L]01位 [T]02位 [M]07位(+110.6) [F]04回 : 01週目

「サヨナラの意味」乃木坂46_16枚目
(総合)08位 [S]08位 [R]86位 [L]04位 [T]09位 [M]81位(+031.9) [F]07回 : 04週目

「ハイテンション」AKB48_46枚目
(総合)11位 [S]21位 [R]00位 [L]08位 [T]17位 [M]15位(+046.3) [F]06回 : 03週目

「サイレントマジョリティー」欅坂46_1枚目
(総合)21位 [S]31位 [R]00位 [L]32位 [T]29位 [M]12位(+092.5) [F]38回 : 35週目

「世界には愛しかない」欅坂46_2枚目
(総合)55位 [S]76位 [R]00位 [L]29位 [T]72位 [M]19位(+029.2) [F]19回 : 17週目


「二人セゾン」は、オリコン初動44.2万枚の大きなCDセールスを生かして「ストリーミング数」で順調に1位を獲得。

さらに高い楽曲人気を反映して「ルックアップ」が1位、「ツイート数」は2位にまとめ、「ラジオ放送回数」でも7位に付けている。

ここに「国内動画再生回数」の7位が加わり、盤石感すら漂う総合1位です。


しかも、デビュー以来リリースした3シングルの表題曲は、すべてHot100にランクインしています。

乃木坂に例えるなら、「サヨナラの意味」「裸足でSummer」「ハルジオンが咲く頃」が同時にランクインしている状態で、べらぼうに楽曲人気が上昇しています。

年末の大型音楽祭に、欅坂が連続出演することで、グループ全体への関心が高まり、過去の表題曲にもスポットが当たり始めているようです。


とくに凄まじいのが、「国内動画再生回数」で、「二人セゾン」7位、「サイレントマジョリティー」12位、「世界には愛しかない」19位と、すべてが20位以内に入っている。

[03Dec16]の記事に書きましたが、先週のチャートでも、3曲全部が「国内動画再生回数」トップ20にランクインしており、2週続けての快挙です。

YouTubeに無料公開している表題曲のフルバージョンMVが、欅坂の楽曲人気を牽引していることが窺えます。


面白いのは、Hot100における「国内動画再生回数」の順位と、YouTubeの再生回数上昇が必ずしも一致していないことです。

(表1)に示した12/12付チャートの集計対象は、11/28(月)から12/04(日)までの1週間で、「世界には愛しかない」のYouTube公開MVは、その期間に、29.2万回を積み上げ、「国内動画再生回数」が19位に入っている。

ところが、「サヨナラの意味」は、それより多い31.9万回を積み上げているのに、ランキングは81位に留まっている。


「国内動画再生回数」について、Billboard JAPAN がどのような集計を行っているのか、詳細は公表されていないので、推察するしかないんですが、考えられる可能性の一つは、「サヨナラの意味」MVの再生数には、海外からのアクセスが多めに含まれていることです。

先日の12月10日(土)、台湾で開催された『ASIA FASHION AWARD 2016 in TAIPEI』に、乃木坂から、西野七瀬、松村沙友理、堀未央奈の3人が参加しましたが、ニュース記事によると、到着した台北・松山空港に、現地のメディアとファンが殺到して、熱烈歓迎を受けたそうです(笑)。

日本以外で乃木坂の人気が高まっていることを示すもので、「サヨナラの意味」MVの再生数を、海外のファンが押し上げているのかもしれません。


しかし、逆に言えば、国内における再生回数は、CD発売4週目(MV公開7週目)の「サヨナラの意味」が、発売17週目(公開21週目)の「世界には愛しかない」に届いていないことになる。

もちろん、92.5万回積み上げの12位である「サイレントマジョリティー」には、さらに大きく差を空けられています。

また、AKB48の「ハイテンション」も、「サヨナラの意味」より遅いMV公開ながら(CD発売3週目、公開6週目)、46.3万回の積み上げで15位に入り、より高い人気を見せている。


こういった順位と符合するかのように、「サヨナラの意味」 MVの累計再生回数が、4日後発の「ハイテンション」MV、さらには27日遅れの「二人セゾン」MVに追い抜かれるという、乃木坂ファンにとって、あまり嬉しくない事態が発生しています。

(表2) YouTubeに公開されている「サヨナラの意味」「ハイテンション」「二人セゾン」のフルバージョンMVの週ごとの再生数推移

凡例
週日付
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ 月曜日曜区切りの公開後週数)

# 青色は「サヨナラの意味」緑色は「ハイテンション」オレンジ色は「二人セゾン」のMVに関するデータ
#「05W」は、それぞれ、公開後05週目を表す
#「←」は、各楽曲がその週に「サヨナラの意味」の累計再生回数を追い抜いたことを示す

11/14(月)20(日)
05.8万回/日 (398.0/+040.8 @ 05W)
09.2万回/日 (367.3/+064.4 @ 04W)
40.4万回/日 (151.4/+151.4 @ 01W) : 11/17(木)配信開始

11/21(月)27(日)
04.9万回/日 (432.6/+034.6 @ 06W)
07.4万回/日 (419.3/+052.0 @ 05W)
19.9万回/日 (291.0/+139.6 @ 02W)

11/28(月)04(日)
04.6万回/日 (464.5/+031.9 @ 07W)
06.6万回/日 (465.6/+046.3 @ 06W) ←
15.8万回/日 (401.7/+110.6 @ 03W)

12/05(月)11(日)
04.6万回/日 (497.0/+032.5 @ 08W)
06.3万回/日 (509.4/+043.8 @ 07W)
15.8万回/日 (512.1/+110.5 @ 04W)


「サヨナラの意味」MVの累計再生数は、公開7週目で「ハイテンション」に、翌8週目は「二人セゾン」に、相次いで追い抜かれました。

音楽番組でパフォーマンスを披露しても、再生数上昇速度が一気に増加するというケースが少ないため、時間経過による伸びの鈍化を食い止められず、後発MVに逆転を許す形になっている。

とくに「二人セゾン」MVの追い上げは凄まじく、先週、「サヨナラの意味」だけでなく、「ハイテンション」の再生数も、一気に抜いてしまった。


「二人セゾン」MVの再生数上昇が図抜けているのは、次の表からも分かります。

(表3) YouTubeに公開されている乃木坂、欅坂、AKB48、BABYMETALの表題曲フルバージョンMVの公開後3週間の再生数上昇

凡例
アーティスト名
公開スタートから3週間が経過した時点での累計再生回数 (1週目の積み上げ再生回数 / 2週目の積み上げ再生回数 / 3週目の積み上げ再生回数) 曲名

#「累計再生回数」「積み上げ再生回」ともに「万回」単位
#「ハルジオンが咲く頃」は、途中の再生数変遷を記録していないので、各週の積み上げを計算出来ず「000.0」としている

欅坂46
449.0万回 (217.9 / 121.7 / 109.3) 二人セゾン
254.9万回 (131.2 / 075.0 / 048.7) 世界には愛しかない
320.9万回 (121.9 / 098.5 / 100.5) サイレントマジョリティー

乃木坂46
338.7万回 (192.8 / 088.1 / 057.8) サヨナラの意味
272.9万回 (121.4 / 089.6 / 061.9) 裸足でSummer
149.3万回 (000.0 / 000.0 / 000.0) ハルジオンが咲く頃

AKB48
309.2万回 (195.3 / 065.8 / 048.1) ハイテンション
222.7万回 (136.4 / 053.8 / 032.6) LOVE TRIP
054.3万回 (038.1 / 009.1 / 007.1) 翼はいらない [short ver.]

BABYMETAL
472.0万回 (210.4 / 135.1 / 126.5) KARATE


「二人セゾン」MVは、公開後3週間で、なんと450万回まで再生数を伸ばしており、(表2)に載せたように、12/11(日)時点では、すでに500万回を突破している。

「サイレントマジョリティー」を越える猛烈なスタートダッシュで、BABYMETAL「KARATE」に迫る勢いです。


ただ、「サイレントマジョリティー」MVが、爆発的に再生数を伸ばしたのは、以下のように、CDが発売された公開4週目以降です。

(表4) YouTubeに公開されている「サイレントマジョリティー」と「二人セゾン」のフルバージョンMVの、CD発売前後における、週ごとの再生数推移

凡例
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ 経過時間で区切った公開後週数) : 対象週の始めと終わりの日付時刻

#「対象週の始めと終わりの日付時刻」における「03/16(水)23(水)12:00」は、03月16日(水)12:00から23日(水)12:00までの1週間を示す
# 再生回数はすべて「万回」単位

サイレントマジョリティー
17.4万回/日 (0121.9/+121.9 @ 01w) : 03/16(水)23(水)12:00
14.1万回/日 (0220.4/+098.5 @ 02w) : 03/23(水)30(水)12:00
14.4万回/日 (0320.9/+100.5 @ 03w) : 03/30(水)06(水)12:00
20.1万回/日 (0461.6/+140.7 @ 04w) : 04/06(水)13(水)12:00 ※ CD発売
24.5万回/日 (0633.0/+171.4 @ 05w) : 04/13(水)20(水)12:00
27.7万回/日 (0827.0/+194.0 @ 06w) : 04/20(水)27(水)12:00
32.9万回/日 (1057.0/+230.0 @ 07w) : 04/27(水)04(水)12:00

二人セゾン
31.1万回/日 (217.9/+217.9 @ 01w) : 11/17(木)24(木)12:00
17.4万回/日 (339.6/+121.7 @ 02w) : 11/24(木)01(木)12:00 ※ CD発売
15.6万回/日 (449.0/+109.3 @ 03w) : 12/01(木)08(木)12:00


「サイレントマジョリティー」MVは、公開4週目20.1万回/日、5週目24.5万回/日、6週目27.7万回、7週目32.9万回/日と、常軌を逸した勢いで再生数を積み上げ、1千万回突破を実現させている。

「二人セゾン」MVの上昇速度が、今後、さらにアップするかどうかが、第2のサイマジョが誕生するかどうかの、一つの分岐点だと思います。

紅白歌合戦出場を含む、年末年始のテレビ露出を考えると、可能性はあるんじゃないでしょうか。


(表3)に戻ると、「サヨナラの意味」MVは、公開1週目、前2作を大幅に上回る再生数上昇を見せたものの、2週目、3週目の積み上げが「裸足でSummer」に届いていない。

12/09(金)12:00が、公開7週目の終わりに相当しますが、週単位で見る限り、依然として、同時期の「裸足でSummer」を下回る速度で推移している。

年末の大型音楽番組に、集中して出演しているので、条件としては前作より有利な筈だけど、なかなか勢いが出てこない。

これから、クリスマス、冬休み、大晦日、正月と続き、家で過ごす時間が増える季節なので、テレビ披露との相乗効果によって、再生数の伸びを期待したいところです。


「二人セゾン」を始め、欅坂の表題曲は、Billboard JAPAN Hot100 に3曲すべてがランクインしているように、楽曲人気が非常に高い。

上述した通り、その背景には、YouTube公開MVが多くの人を惹き付けていることがあると思います。

さらに、Hot100では、「ストリーミング数」の項目に、CDセールスと合算された形で入るので、顕在化しにくいけど、ダウンロード数が好調であることも、見逃せない点です。


次表が示すように、「二人セゾン」は、iTunes Store への配信開始から、12日間連続でのトップソングTOP10入りを果たしています。

(表5) 欅坂46、乃木坂46、AKB48の直近3シングル表題曲の iTunes Store トップソングにおける順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数した日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 各曲について、2016年12月11日(日)までの順位帯分布を示している
# ピンク色で示した「200位以内ランクイン日数」は、12月11日(日)現在もランクインを続け、日数を伸ばしていることを示す

欅坂46
12-00-00-00-00 / 00-00-00 [000] (012/012日; 02位) 二人セゾン
06-02-04-01-01 / 17-30-16 [047] (077/124日; 03位) 世界には愛しかない
31-15-23-30-43 / 93-15-00 [000] (250/250日; 01位) サイレントマジョリティー

乃木坂46
07-07-05-03-13 / 05-00-00 [000] (040/040日; 03位) サヨナラの意味
05-09-05-04-03 / 13-16-09 [081] (064/145日; 08位) 裸足でSummer
02-03-04-06-04 / 12-11-09 [213] (051/264日; 05位) ハルジオンが咲く頃

AKB48
02-02-02-00-01 / 19-00-00 [000] (026/026日; 09位) ハイテンション (TypeA)
02-03-01-01-02 / 05-06-02 [081] (022/103日; 07位) LOVE TRIP (TypeA)
00-00-01-02-01 / 13-09-01 [167] (027/194日; 27位) 翼はいらない (TypeA)


12日間のTOP10ランクインというのは、もの凄い成績で、例えば、「ハルジオンが咲く頃」が2日、「裸足でSummer」は5日、「サヨナラの意味」で7日です。

乃木坂でもっとも長くトップ10に留まったのは、おそらく「今、話したい誰かがいる」の9日で、10日以上のランクインはまだ達成していないと思います。


最近の iTunes Store トップソングは、TBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の人気が沸騰する中、星野源の「恋」が1位をキープ。

また、アニメ映画『君の名は。』の爆発的ヒットによって、RADWIMPSの「なんでもないや(movie ver.)」「前前前世(movie ver.)」「スパークル(movie ver.)」と、関連楽曲が3曲もトップ10にランクイン。

さらには、12月17日(土)公開の映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の主題歌である back number の「ハッピーエンド」が、がっちり上位に食い込んでいる。

こういった状況の中、ドラマや映画とのタイアップがない「二人セゾン」が、トップ10に12日間も入り続けているのは、驚異的なことで、いよいよ欅坂の本格的ブレイクを予感させるものがある。


加えて、「二人セゾン」は、他の表題曲セールスを押し上げている節がある。

11月30日(水)のCD発売あたりから、「サイレントマジョリティー」は、順位の上昇傾向が目立ち、一方、200位圏外に去っていた「世界には愛しかない」が、約4週間ぶりにトップソングに戻ってきて、再び、ランクイン日数を伸ばしています。

(表6)「サイレントマジョリティー」と「世界には愛しかない」の iTunes Store トップソングにおける、最近の週ごとの順位帯分布推移

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 月曜日曜で区切った配信後経過週数 週の日付

サイレントマジョリティー
0-0-0-0-4 / 1-2-0 [0] : 33週目 11/14(月)20(日)
0-0-0-0-5 / 2-0-0 [0] : 34週目 11/21(月)27(日)
0-0-2-1-3 / 1-0-0 [0] : 35週目 11/28(月)04(日) ※「二人セゾン」CD発売
0-0-1-5-1 / 0-0-0 [0] : 36週目 12/05(月)11(日)

世界には愛しかない
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 15週目 11/14(月)20(日)
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [7] : 16週目 11/21(月)27(日)
0-0-0-0-0 / 0-4-1 [2] : 17週目 11/28(月)04(日) ※「二人セゾン」CD発売
0-0-0-0-0 / 0-2-5 [0] : 18週目 12/05(月)11(日)


つまり、12/11(日)の時点で、欅坂は、すべての表題曲が、iTunes トップソングの200位以内にランクインしているわけで、これも快挙と言っていい。

楽曲が一般層に受け始めているのは明らかで、この盛り上がりの中、『MUSIC STATION SUPER LIVE 2016』、有明コロシアムのワンマンライブ、NHK紅白歌合戦という大舞台が続くのは、願ってもないスケジュールだと思います。

これから年末に掛けて、期待の大型新人として、欅坂に対する一般関心度がアップするのは確実で、来年、女性アイドルの勢力地図が大きく変わるかもしれません。


「サヨナラの意味」は、最近、iTunes Store トップソングのランキング推移がやや持ち直した感がある。

(表7)「サヨナラの意味」と「ハイテンション (TypeA)」の iTunes Store トップソングにおける、最近の週ごとの順位帯分布推移

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 月曜日曜で区切った配信後経過週数 週の日付

サヨナラの意味
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 11/09(水)06(日)
2-5-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 11/07(月)13(日)
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 03週目 11/14(月)20(日)
0-0-0-1-2 / 4-0-0 [0] : 04週目 11/21(月)27(日)
0-0-0-2-5 / 0-0-0 [0] : 05週目 11/28(月)04(日)
0-0-0-0-6 / 1-0-0 [0] : 06週目 12/05(月)11(日)

ハイテンション (TypeA)
2-2-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 11/16(水)20(日)
0-0-1-0-1 / 5-0-0 [0] : 02週目 11/21(月)27(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 03週目 11/28(月)04(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 04週目 12/05(月)11(日)


配信5週目に、それまでの順位下落傾向に、一応の歯止めが掛かり、粘りが出てきたように見えます。

しかし、20位、30位といった上位への大きな「跳ね上がり」はなく、過去の表題曲が再ランクインするといった「巻き込み」効果も、今のところはないようです。

AKB48の「ハイテンション」は、「サヨナラの意味」と比べて、ランキングは低く推移しているものの、ほぼ同じ状況で、分厚いテレビ露出によって、順位下降を遅らせている、といった印象に留まっている。


(表5)が示すように、AKB48の表題曲は、「翼はいらない」以降、配信成績で厳しい数字が並んでいて、有線ランキングの苦戦と併せると、音楽面で徹底的な改革をすべき時期に来ている気がします。

ごく最近、大和田南那や薮下柊といった「次世代」メンバーが相次いで「卒業」「引退」を表明しています。

「卒業」を決意する理由は、人それぞれなので、個々のケースに関して、コメントするつもりはありません。

ただ、高校卒業を控えて、芸能活動一本に絞る時期に差し掛かった若いメンバーが、何人もグループを離れるのを目の当たりにすると、2016年後半に、48Gの楽曲指標が落ち込んだことと、まったく無関係な動きとは思えなくなる。


グループの音楽的な人気が低下すると、ライト層が急速に薄くなり、やがてコアファンが少しずつ離れ始め、握手会の規模拡大や「お祭り」化でなどで、CDの売り上げ枚数は何とか維持しても、「ルックアップ」の数字が悪くなり、ライブなどの観客動員が思うように進まなくなる。

高校を卒業して、将来の進路を考えなければならないとき、今のままアイドルグループに残って4年間を過ごすのか、それとも大学や専門学校に行って、別の道を歩み始めるのかは、重大な問題です。

その際に、グループの将来性を示す音楽的指標が芳しくなければ、外に出るという選択肢が重みを増すでしょう。

大所帯グループは、メンバーを引き留めておく求心力が重要で、それがなければ、「次世代」がどんどん離れていく危険がある。


2016年は、欅坂の台頭が凄まじく、紅白の出場枠を見ても、女性アイドルを巡る中心軸が、AKB48Gから、乃木坂欅坂へ静かにシフトした感があります。

48Gのメンバーが受けたプレッシャーは相当なものがあったと思います。

これから楽曲指標がさらに厳しい方向に振れると、若い世代の「卒業」「引退」が加速するかもしれない。

乃木坂もそうですが、深川麻衣や橋本奈々未など、実績のある人気メンバーの「卒業」は、寂しくはあるけど、新しい乃木坂の始まりと捉えることが可能です。

しかし、万が一、3列目やアンダーしか経験のない2期メンバーに、そういった話が出て来たら、グループに与えるショックの大きさは、計り知れないものがあります。


ジャニーズを含めて、アイドル界全体が曲がり角に差し掛かった2016年は、始まりに過ぎず、いよいよ2017年から、はっきり目に見える形で、J-POP界が変わっていく気がします。

大変動の時期、グループを維持、発展させるのは難しいことですが、鍵となるのは、何はさておき、ステージの魅力じゃないでしょうか。

欅坂が高い人気を得つつあるのは、躍動感のある斬新なフォーメーションダンスやソロダンスを、次々に繰り出す、息をつかせぬパフォーマンスに依るところが大きい。

そして、ステージの魅力がそのまま伝わるMVを作り、それをテコにして、ファン層を拡大している。


欅坂に圧倒されているという点では、乃木坂も同じで、17枚目からは、徹底的に、ステージパフォーマンスを磨く工夫をした方がいいと思う。

面白いダンスでも良いし、歌唱で勝負しても良い。

とにかく、ステージに「見せ場」を作ることが大事で、それが出来れば、色んなものがプラスの方向に動き出す気がします。


乃木坂に対して、もう一つ言いたいんですが、17枚目以降、「卒業」センターは止めた方がいい。

「卒業」するメンバーを、最後のシングルでフィーチャーすること自体に文句はないけど、センターにしてしまうと、グループの発信力が弱くなってしまう。

乃木坂のセンターは、スポークス・パーソンでもあって、グループの現状や未来を語る役目を担ってきました。

しかし、もうすぐ「卒業」する人がセンターになると、次の乃木坂を語ることは難しい。

逆に、例えば、橋本奈々未をフロント、あるいはセンター裏に置いて、年少メンバーがセンターになれば、ななみんの意思を引き継いで、乃木坂をどういうグループにするのか、未来のビジョンを、言葉やイメージで発信することが出来る。

齋藤飛鳥、堀未央奈、星野みなみ、北野日奈子、あるいは、樋口日奈、寺田蘭世、渡辺みり愛あたりが、先頭に立って、乃木坂に託した「夢」や「想い」を積極的に示せば、グループが活性化して、元気な雰囲気が漂う。


こういった発信力は、グループにとって非常に大切なもので、「卒業」センターでは、実現出来ません。

欅坂のステージを観ていると、ダンスの面白さだけでなく、平手友梨奈という最年少メンバーが、グイグイとパフォーマンスを引っぱっていく姿に、グループの明るい未来を感じます。

アイドルは、観るものに「希望」を抱かせて欲しい。

その「希望」が、彗星のごとく、鮮やかに姿を現したことが、人々を惹き付け、欅坂の快進撃が始まったのかもしれない。

メンバーも、ファンも、ファンでない人ですらグループに心を奪われる、強い求心力は、そこから生まれる気がします。


関連記事

「今年感」に乏しい有線大賞音楽祭、MV再生数で「ハイテンション」が「サヨナラの意味」を凌駕 [06Dec16]

欅坂表題3曲がBJ動画TOP20入り、「二人セゾン」MV再生数が「サヨナラの意味」を抜く公算大 [03Dec16]

発売週「ルックアップ」が示す2014年大組閣の爪痕、乃木坂はなぜファン層崩壊を防げたのか [29Nov16]

祝!乃木坂と欅坂の紅白出場が決定!いつもと少し違う大晦日、NHKは「変化」を求めたのか? [24Nov16]

「サヨナラの意味」MVの再生数上昇に失速感、テレビ出演の効果薄く前作を下回るペースで推移 [22Nov16]


// 過去の記事を読みたい方へ

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『FNS歌謡祭』第1夜、「時間調整」直撃の乃木坂と存在感を増す欅坂、望まれる歌唱スターの登場 [08Dec16]

2016-12-08 18:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

クリスマス特別イベント in 武道館
12月06日(火) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜選抜単独公演〜』。開演18:30
12月07日(水) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜アンダー単独公演〜』。開演18:30
12月08日(木) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜選抜単独公演〜』。開演18:30
12月09日(金) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜アンダー単独公演〜』。開演18:30
12月10日(土) 『乃木坂46 3期生「お見立て会」』。開演14:00

12月09日(金) 24 : 08 〜 [BS] NHK BSプレミアム 『エヴァ噺』の「第拾参噺』に、松村沙友理が出演。毎回、さまざまなジャンルの著名人が登場して、「新世紀エヴァンゲリオン」の魅力について語るミニ番組だそうで、時間は短いながら、さゆりんのソロトークを楽しめるかも

12月10日(土) 16 : 00 〜 16 : 54 [地デ] TBS『東京絶品神グルメ 乃木坂46の食べるだけ』。乃木坂メンバーが、レストランの美味しい料理を食べまくる単発の1時間冠番組。乃木坂公式サイトに告知されている出演メンバーは、秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、堀未央奈、松村沙友理

12月10日(土) 20 : 50 〜 23 : 06 [地デ] テレビ朝日『古舘トーキングヒストリー 〜忠臣蔵、吉良邸討ち入り完全実況〜』に、秋元真夏が出演

12月12日(月) 19 : 00 〜 [地デ] テレビ朝日『しくじり先生3時間SP』に、生田絵梨花と高山一実が出演

12月14日(水) 19 : 00 〜 23 : 18 [地デ] フジテレビ『FNS歌謡祭』の「第2夜」 (会場 : お台場フジテレビ)に、乃木坂と欅坂が出演

12月16日(金) 23 : 00 〜 23 : 58 [地デ] フジテレビ『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』に、乃木坂が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



昨夜、12月7日(水)に、『2016FNS歌謡祭 第1夜』がフジテレビで放送され、乃木坂46は、胸元に大きな花飾りを幾つもあしらったベージュ色のワンピース姿で登場し、「サヨナラの意味」を披露しました。

ステージファッションは、先日、11月29日(火)に開催された日本テレビ『ベストアーティスト2016』と同じですが、歌唱に関しては、生歌比率の低い、ほぼ「口パク」だったと思います。

今回のオンエアで特徴的だったのは、ステージの最初から最後まで、メンバーのルックス、スタイル、衣装の美しさを魅せるよう意識した、カメラアングルです。

歌の前半、個々のメンバーをアップで映すのは、『ベストアーティスト』と変わりませんが、後半に入っても、3人くらいのまとまりで、「寄り」のショットをふんだんに盛り込んでいた。

その結果、メンバーの美しいビジュアルは強く発信されたけど、生で歌うための「力み」や「集中」が控えめになり、歌唱としては彩りに乏しく、物足りなさを感じました。


典型的なシーンが、後半、齋藤飛鳥、堀未央奈、衛藤美彩が

君が好きだけど

を歌うところです。

この部分、『ベストアーティスト』では、グループ全体を俯瞰で見せる「引き」の映像が流れ、その中で、衛藤美彩は、カメラを意識せず、相当に気合いを入れて、生で歌っていたように聴こえました。


しかし、昨夜は、3人をやや下方から「寄り」で撮るショットで、みさみさが、カメラに向かって、表情を作りながら歌っている。

カメラに視線を送りながら、しっかり生で歌うのは難しい筈で、聴こえてくる歌声にも、前回のような「力み」がなく、今回は、地声をあまり入れなかったのだと思います。

一応、マイクの形状をチェックすると、橋本奈々未、生田絵梨花、若月佑美 、衛藤美彩、中元日芽香、桜井玲香が、電波の飛びそうな(笑)、他のメンバーと違うものを持っていたようです。

ただ、ごく一部、「あれ?今、ちょっと生歌が入った?」といった程度で、『ベストアーティスト』のように、誰かが全身全霊で歌声を発していると感じるシーンはなかった。


メンバーの魅力的なルックスとスタイル、さらに、着こなしているファションは、間違いなく、乃木坂というグループが誇る大きなアピールポイントです。

しかし、面白いフォーメーションダンスや心に響く生歌といった、音楽面での「見せ場」がなく、ビジュアルだけの勝負になると、有名な人気アーティストが多数登場する大型『歌謡祭』では、出番が限定され、「アーティスト」としての扱いは、低くなってしまいがちです。

昨夜も、パフォーマンスに与えられた時間と出演するステージ数に、そういった懸念を感じさせるものがあった。

(表1)『2016 FNS歌謡祭 第1夜』で、乃木坂と欅坂のメンバーが参加したステージの曲名と演奏時間

凡例
[ステージ番号] 演奏時間 =「曲名」(発売年) オリジナルの歌手名
歌唱及び演奏に参加したアーティスト

#「ステージ番号」は、番組冒頭に披露された藤澤ノリマサ「歓喜の歌」を「01」として、オンエアされた順に付けた番号。番組公式サイトに記載されている
# 2016年に発売された曲は「発売年」を省略

乃木坂46
[05] 2 : 38 =「あいたい」林部智史
林部智史 × ウエンツ瑛士 × 生田絵梨花 (ピアノ)
[16] 2 : 15 =「サヨナラの意味」乃木坂46
16th選抜 (センター : 橋本奈々未)

欅坂46
[06] 2 : 35 =「二人セゾン」欅坂46
3rd選抜 (センター : 平手友梨奈)
[29] 3 : 29 =「時をかける少女」(1983) 原田知世
原田知世 × 欅坂46


「サヨナラの意味」の演奏時間は2分15秒で、かなり短くカットされたステージです。

一方、欅坂の「二人セゾン」は、乃木坂より20秒多い、2分35秒を貰っている。

躍動感溢れるフォーメーションダンスが次々と展開し、そこに、平手友梨奈の情熱的なソロダンスが入って、踊りが一つの物語を形成しているので、途中でばっさり切るのは忍びない、という気持ちにさせるものがある。


「二人セゾン」のパフォーマンスは、ダンスによる「見せ場」を数多く用意しているので、番組プログラムを決める際の「時間調整」をかいくぐり、ステージ時間の短縮を最低限に抑え込んだように見えます。

しかし、乃木坂は、メンバーのビジュアルを見せることが中心に置かれたため、カメラの撮れ高の問題になって、ざっくり前奏をカットしたり、途中を丸ごと端折ったりと、シビアな「時間調整」の対象になってしまった。

今回の『FNS歌謡祭』は、病気を乗り越えた西城秀樹、復活の大黒摩季、初登場の長渕剛が歌う「乾杯」など、NHK紅白歌合戦並みに、たっぷりと時間を掛ける「目玉」が入ったので、アイドルのステージは、音楽面で何か強いアピールがないと、シビアに短縮されてしまう傾向が強かった。


次の表は、これまでテレビでオンエアされた「サヨナラの意味」のステージを示してますが、今回の『FNS歌謡祭』は、もっとも短い演奏時間に抑えられています。

(表2) 「サヨナラの意味」のステージパフォーマンスが放送されたテレビ番組

凡例
(放送された順番) 演奏時間 [ステージのオンエアが始まった日時 @ その時刻のCD発売日に対する時間関係] (放送の種別) チャンネル名『番組名』

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間
#「CD発売日に対する時間関係」は、発売日の午前0時を原点にして計算し、単位は「日前」「日後」で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「放送の種別」の「地デ」「BS」「CS」は、地上デジタル放送、BS放送、CS放送の意
# 2016年12月07日(水)までのものを掲載
# CD音源の演奏時間は、04分53秒

(01) 2分31秒 @ 08.2日前 [10/31(月)20:23] (地デ) TBS『ハロウィン音楽祭2016』
(02) 2分31秒 @ 04.2日前 [11/04(金)20:03] (地デ_生) テレビ朝日『MUSIC STATION』
(03) 2分30秒 @ 02.3日前 [11/06(日)17:13] (地デ) NHK総合『シブヤノオト』
(04) 2分29秒 @ 02.0日前 [11/07(月)00:23] (地デ) テレビ東京『乃木坂工事中』
(05) 4分53秒 @ 04.0日後 [11/12(土)23:17] (BS) NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
(06) 2分31秒 @ 06.8日後 [11/15(火)20:09] (地デ_生) NHK総合『うたコン』
(07) 2分31秒 @ 08.8日後 [11/17(木)19:20] (地デ) NHK Eテレ『Rの法則』
(08) 2分31秒 @ 08.8日後 [11/17(木)19:53] (地デ_生) 日本テレビ『ベストヒット歌謡祭2106』
(09) 3分30秒 @ 18.0日後 [11/26(土)23:27] (CS) 日テレプラス『日テレ HALLOWEEN LIVE 2016』
(10) 2分30秒 @ 20.8日後 [11/29(火)19:15] (地デ_生) 日本テレビ『ベストアーティスト2016』
(11) 2分15秒 @ 28.8日後 [12/07(水)20:04] (地デ) フジテレビ『FNS歌謡祭第1夜』


乃木坂は、メインとなる表題曲のステージが短かっただけでなく、他アーティストとのコラボも、林部智史の「あいたい」に、生田絵梨花がピアノで参加したのみです。

第1夜の開催日は、武道館クリスマスライブの真っ最中なので、相手とリハーサルを行う時間が取れなかった可能性があり、来週の第2夜に、何か別のステージがあるのかもしれません。

ただ、欅坂のように、平手友梨奈を筆頭に、「歌えるメンバー」が複数いるというアピールを、乃木坂はしてこなかったので、存在感を大きく示せる歌唱によるコラボ参加は難しい。


昨夜の欅坂は、原田知世の「時をかける少女」を、全員で合唱するサビ以外、ほとんどのパートを生で歌っているように聴こえました。

冒頭のパートを原田知世が歌ったあと、続く「二度とは会えない場所」から「抱きとめて」を、平手友梨奈が、二人のデュエットを入れながら生で歌唱。

さらに、「ゆうべの夢は」から「遊んだ庭」を菅井友香と守屋茜、「佇むあなたの」から「行こうとするけれど」を今泉佑唯と小林由依が、これも生歌でつなぎ、「涙枕を濡らすの」までを4人で合唱。

その後、全員合唱のサビ部分は、演奏の音量が上がるので、さすがに「被せ」だと思いますが、終盤の「褪せた写真の」からのフレーズを、長濱ねるがソロで歌って、締めくくります。


生歌パートは、全体的に声量がやや足りない感はあるものの、音がキレイに取れていて、さらに、あまり緊張せず、落ち着いて声を出しており、感心しました。

とくに、長濱ねるは、声がよく出ていて、「結構、上手いなこの子」と、ちょっと驚いた。

このステージを音楽関係者が観て、欅坂の歌唱力をどう評価するかは分かりませんが、少なくとも、「歌えるメンバー」が複数おり、「歌う意欲」があるという、アピールは出来たんじゃないでしょうか。

歌唱に対するそういった「姿勢」を見せておけば、次のコラボもオファーが来やすくなり、ステージ数が増える可能性が高くなります。


実は、AKB48Gも、「歌えるメンバー」によって、ステージ数を稼いでいます。

(表3)『FNS歌謡祭2016 第1夜』で、AKB48Gメンバーが参加したステージの曲名と演奏時間

HKT48
[02] 2 : 18 =「喧嘩上等」(2014) 氣志團
氣志團 × AKB48 × HKT48
[14] 2 : 14 =「最高かよ」HKT48
8th選抜 (センター : 松岡はな)

AKB48
[02] 2 : 18 =「喧嘩上等」(2014) 氣志團
氣志團 × AKB48 × HKT48
[07] 2 : 39 =「オリビアを聴きながら」(1978) 杏里
杏里 × 尾崎亜美 × 渡辺麻友 × 柏木由紀
[57] 2 : 31 =「ハイテンション」AKB48
46th選抜 (センター : 島崎遥香)

山本彩
[17] 1 : 42 =「Soup」藤原さくら
藤原さくら × 山本彩 × chay
[18] 1 : 48 =「それでしあわせ」chay
chay × 山本彩 × 藤原さくら
[19] 1 : 47 =「雪恋」山本彩
山本彩 × chay × 藤原さくら


HKT48の「最高かよ」の演奏時間は、乃木坂「サヨナラの意味」と同じ、一方、AKB48「ハイテンション」は、欅坂「二人セゾン」とほぼ同じで、48本体と坂道新人が「同格」扱いになっている。

今回の『FNS歌謡祭』において、欅坂の表題曲ステージが、優遇されていることが分かります。


ただ、AKB48Gは、渡辺麻友と柏木由紀を、杏里「オリビアを聴きながら」のステージに、ハーモニー要員として送り込んでいます。

この二人、アイドルとしては、かなりの歌唱力を持っているけど、尾崎亜美のキーボード生演奏をメロディーの主軸にして、杏里のバックコーラスを担当するという、めちゃめちゃにハイレベルなことを要求されたので(笑)、リズムに若干のバラツキが生じて、一部、厳しいパートがあった気がします。

人の手による演奏は、歌の盛り上がりにともなって、微妙に速度が変わるので、杏里ほどの経験値があれば別だけど、慣れていないと捌ききれなくなるのでしょう。

しかし、AKB48には「歌えるメンバー」がおり、「歌う意欲」があることは、十分に発信したと思います。


そして、さらに進んだケースが、山本彩の「ギター女子」ですね(笑)。

グループとしてのNMB48は、第1夜に出番がなかったけど、中心メンバーであり、新曲「僕以外の誰か」でもセンターを務める山本彩が、chayと藤原さくらの3人で、それぞれの自前曲をセッションすることで、3ステージ、計5分17秒もの出演時間を獲得している。

こういった「歌唱スター」が1人でも存在すると、様々なコラボの可能性が拓けて、所属グループのステージがなくとも、そのメンバーによって、存在感を示す道が出てきます。


今の乃木坂を見ていて、残念に感じるのは、川村真洋という傑出した歌唱力を持っているメンバーがいるのに、グループの「歌唱スター」として、アピールしてこなかったことです。

テレビ東京『THEカラオケ★バトル』のステージが示すように、低音から高音までカバーする広い声域、正確な音程、豊かな声量、さらにややハスキーな重みのある声質と、ろってぃがアイドルの範疇を遥かに越える、抜群の歌唱力を持っているのは、明らかです。

彼女を選抜入りさせ、表題曲で歌唱の中軸を担当させれば、グループの音楽性が格段に向上する上、川村真洋という「歌えるメンバー」がいることを、外に向かって、強力に発信することが出来る。


生田絵梨花という「ピアノが弾けるメンバー」がいることは、広く知られていて、その結果、林部智史の「あいたい」に、演奏で参加することになり、乃木坂の「もう一つ」のステージが実現した。

川村真洋を、山本彩のように、乃木坂の「歌唱スター」としてプッシュすれば、さらにコラボステージが増える可能性がある。

かりに、グループ全体によるパフォーマンスに、十分な時間が与えられなくても、個々のメンバーが、他アーティストとのコラボに抜擢されれば、乃木坂が大きな存在感を発揮することは可能です。


次の表は、アイドルという範疇に入らない、有名人気アーティストによる、自前曲単独ステージの演奏時間を示しています。

(表4)『FNS歌謡祭2016 第1夜』で、有名人気アーティストが自前曲を単独歌唱したステージの曲名と演奏時間

#「歌唱及び演奏に参加したアーティスト」を省略

[11] 2 : 30 =「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」(1979) 西城秀樹
[12] 3 : 08 =「笑えれば」(2002) ウルフルズ
[22] 3 : 25 =「I believe 2016 ver.」(2006) 絢香
[25] 3 : 47 =「Smile for me」松任谷由実
[31] 3 : 43 =「魔法って言っていいかな?」平井堅
[59] 3 : 15 =「生きとし生ける物へ」(2004) 森山直太朗
[61] 2 : 50 =「月光」(2000) 鬼束ちひろ
[63] 3 : 16 =「戦士の休息」(1978) 薬師丸ひろ子
[65] 7 : 19 =「乾杯」(1980) 長渕剛


西城秀樹の「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」は、大きな病気を乗り越えていく物語全体のフィナーレとして描かれた、ライブ会場でのパフォーマンスシーンなので、演奏時間を比較するのは適切でないかもしれません。

また、長渕剛は、大トリという扱いの上に、曲に入る前、長めの「ポエタリーリーディング」があったので(笑)、これも参考にならないと思います。

二人を除くと、演奏時間は、大体、3分以上、長くて4分弱といった感じでしょうか。


人気メンバーの卒業シングルであるAKB48「ハイテンション」が2分31秒というのは、上表の基準から考えると、やはり短い印象を否めず、女性アイドルのステージは、圧縮される傾向が出ています。

欅坂「二人セゾン」の2分35秒も、同じく3分に届いていませんが、「新人」という観点からすれば、破格の待遇と言っていいんじゃないでしょうか。

何と言っても、原田知世とのコラボを併せると、グループとしての出番が、2ステージ、計6分4秒に上り、今のところ、46&48グループの中では一番長い。


「サヨナラの意味」は、MVの再生数についても、「二人セゾン」の猛烈な追い上げを受けていて、数日で、並ばれる公算が大きい。

(表5) YouTubeに公開されている乃木坂「サヨナラの意味」と欅坂「二人セゾン」のフルバージョンMVの最新再生数推移

凡例
対象日における再生回数上昇速度 (日終わりの累計再生回数 @ 公開後経過日数) : 日付

# 青色は「サヨナラの意味」赤色は「二人セゾン」のMVに関するデータ
#「46D」は公開後46日目を意味する

03.8万回/日 (468.3 @ 46D)14.6万回/日 (416.3 @ 19D) : 12/05(月)
03.6万回/日 (471.8 @ 47D)13.6万回/日 (429.9 @ 20D) : 12/06(火)
04.6万回/日 (476.5 @ 48D)15.7万回/日 (445.6 @ 21D) : 12/07(水)

『FNS歌謡祭』のステージ時間だけでなく、MVの再生数上昇速度でも、乃木坂は、欅坂の勢いに圧倒されている感があって、大晦日が近づくにつれ、ファンとして、気分がブルーになる数字が、並び始めています。


長渕剛は、「乾杯」本編に至るまでの長い「前奏」において、

騙されねぇぜヒットチャートランキング

と歌っていました。

実売ミリオンに手が届きそうな乃木坂にとって、タイムリーで味わい深い言葉です(笑)。

しかし、46&48グループに割り振られた表題曲の演奏時間や出演するステージ数を見ていると、テレビ局の音楽関係者は、長渕剛が思っているほど、「騙されて」はいないかもしれない。

結局、歌謡祭の主催者が出演して欲しいのは、魅力溢れる音楽ステージを提供し、視聴率をアップしてくれるアーティストであって、セールス関連の数字は一つの参考に過ぎないと思います。


乃木坂が、今後も、出演を続け、「時間調整」をくぐり抜けて、十分な演奏時間を確保するためには、ビジュアルの美しさに加えて、歌唱とダンスの「見せ場」を用意することが不可欠です。

そういった努力を通して、「歌えるメンバー」がおり、「歌う意欲」のあることが、音楽関係者の間に浸透していけば、乃木坂は、大型歌謡祭において、今後も、存在感を発揮できると思います。

結局、音楽で勝負するしかないのでしょう。


最後に、今回の『2016 FNS歌謡祭 第1夜』で、個人的にもっとも感動したステージを二つ、挙げておきます。

[20] 2 : 42 =「難破船」(1984) 加藤登紀子
加藤登紀子 × 加藤ミリヤ × 宮本笑里 (バイオリン)

[39] 3 : 18 =「なんでもないや(movie ver.)」RADWIMPS
上白石萌音

歌が心に滲み渡る感覚を、久しぶりに思い出しました。

これほど素晴らしい歌があり、これほど素晴らしい歌い手がいる。

いろいろな歪みが見え隠れした2016年の音楽界ですが、まだまだ日本には、深奥を揺さぶる芸能の力があると、希望を持たせてくれるような、そんなステージでした。


関連記事

「今年感」に乏しい有線大賞音楽祭、MV再生数で「ハイテンション」が「サヨナラの意味」を凌駕 [06Dec16]

欅坂表題3曲がBJ動画TOP20入り、「二人セゾン」MV再生数が「サヨナラの意味」を抜く公算大 [03Dec16]

橋本奈々未と衛藤美彩の役割分担、「サヨナラの意味」でイメージと生歌を両立させた演出戦略 [30Nov16#2]

軸は生田衛藤中元か、『ベストアーティスト』の「サヨナラの意味」は生歌指向の秀逸なステージ [30Nov16]


// 過去の記事を読みたい方へ

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「今年感」に乏しい有線大賞音楽祭、MV再生数で「ハイテンション」が「サヨナラの意味」を凌駕 [06Dec16]

2016-12-06 04:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

クリスマス特別イベント in 武道館
12月06日(火) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜選抜単独公演〜』。開演18:30
12月07日(水) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜アンダー単独公演〜』。開演18:30
12月08日(木) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜選抜単独公演〜』。開演18:30
12月09日(金) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜アンダー単独公演〜』。開演18:30
12月10日(土) 『乃木坂46 3期生「お見立て会」』。開演14:00

12月07日(水) 19 : 00 〜 23 : 18 [地デ] フジテレビ『FNS歌謡祭』の「第1夜」 (会場 : グランドプリンスホテル新高輪「飛天」)に、乃木坂と欅坂が出演

12月09日(金) 24 : 08 〜 [BS] NHK BSプレミアム 『エヴァ噺』の「第拾参噺』に、松村沙友理が出演。毎回、さまざまなジャンルの著名人が登場して、「新世紀エヴァンゲリオン」の魅力について語るミニ番組だそうで、時間は短いながら、さゆりんのソロトークを楽しめるかも

12月10日(土) 16 : 00 〜 16 : 54 [地デ] TBS『東京絶品神グルメ 乃木坂46の食べるだけ』。乃木坂メンバーが、レストランの美味しい料理を食べまくる単発の1時間冠番組。乃木坂公式サイトに告知されている出演メンバーは、秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、伊藤万理華、白石麻衣、高山一実、西野七瀬、堀未央奈、松村沙友理

12月10日(土) 20 : 50 〜 23 : 06 [地デ] テレビ朝日『古舘トーキングヒストリー 〜忠臣蔵、吉良邸討ち入り完全実況〜』に、秋元真夏が出演

12月12日(月) 19 : 00 〜 [地デ] テレビ朝日『しくじり先生3時間SP』に、生田絵梨花と高山一実が出演

12月14日(水) 19 : 00 〜 23 : 18 [地デ] フジテレビ『FNS歌謡祭』の「第2夜」 (会場 : お台場フジテレビ)に、乃木坂と欅坂が出演

12月16日(金) 23 : 00 〜 23 : 58 [地デ] フジテレビ『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』に、乃木坂が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


2016年の「日本有線大賞」は、西野カナでしたね。

ステージで歌った「Dear Bride」は、10月26日(水)発売で、有線ランキングのJ-POPトップ50に初登場したのが、リリースの2週前に当たる10月21日付(10/08〜10/14)と、ごく最近です。

従って、この曲に対するリクエストがもっとも多かった可能性は少なく、これまで歌ってきた曲の人気と併せて、西野カナが選ばれたのかもしれません。


しかし、7年連続でノミネートされながら、なぜ受賞が今年だったのかは、よく分からない。
では
西野カナに有線大賞が授与されることは、全然不思議ではないけど、過去6年分も含めて、どういう選考がなされてきたのか、今ひとつ見えず、スッキリしない雰囲気は否めません。

だからこそ、本人も「びっくりしすぎてます」とコメントしたのでしょう。


ノミネートされる理由、大賞を選ぶ基準が、分かりにくいことに加え、番組に不満を感じるのは、年末の音楽祭として、「今年感」「トレンド感」が乏しかったことです。

星野源は出なかったし、RADWIMPSのステージはなく、Perfumeの「FLASH」は観られず、「サイレントマジョリティー」の欅坂は登場せず、[Alexandors]の「ワタリドリ」もなし。

1年を振り返る、年末の大型音楽祭としては、あれもない、これもないと、寂しさの募る部分が多い。


有線リクエストという特定の指標を重視する賞なので、通常の音楽番組とは、顔ぶれが少し違ってくるのかもしれません。

しかし、J-POPの音楽シーンにおいて、今年流行った曲とアーティストを、ほとんど反映していない内容になってしまったら、賞そのものの意義が薄れてしまいます。

AKB48が視聴者リクエストコーナーで、2013年の「恋するフォーチュンクッキー」を歌ったのが象徴的で、2016年の音楽賞番組なのに、懐メロ歌謡ショーのような空気になってしまって、「今年感」が伝わってこない。

歌って欲しい曲のリクエストは、せめて昨年までのものに限定した方がいいと思う(笑)。

大賞の決定に際しても、「ああ、やはり、今年は西野カナだったな」と視聴者を頷かせる演出がなく、彼女の受賞には何の文句もないけど、エンディングステージの「Dear Bride」を聴きながら、1年の音楽的想い出が、鮮やかに蘇るといった感じではなかった。


乃木坂は、AKB48Gを含むメドレーのトップバッターとして、「裸足でSummer」を披露しました。

ただ、メドレー内の1枠だからか、演奏時間が1分51秒と、通常のテレビサイズ2分半よりずっと短く、あっと言う間に終わってしまった。

まあ、続くHKT48「最高かよ」が1分38秒、NMB48「僕はいない」は1分27秒、最後のAKB48「恋するフォーチュンクッキー」2分6秒と、どの曲も超短縮バージョンに抑えられていて、しょうがないっちゃ、しょうがないんですが。


ステージの短さに加えて、夏感の強い曲なので、今の時期に観ると、「衣装が寒そう」という妙な感想がしつこく頭を占めてしまい(笑)、パフォーマンスにのめり込みづらいものがあった。

日刊スポーツは、紅白歌合戦の曲目予想で、「裸足でSummer」を挙げていて、個人的にも、齋藤飛鳥の天使感を、お茶の間に、明るく元気に発信出来るので、そういうチョイスもありだなと思っていました。

しかし、昨夜のステージを観ると、「大晦日に夏曲は止めた方がいいかも」という気がしてきました。

長袖厚手の衣装でハダサマというのも、違和感がありそうで(笑)、この曲を選ぶと、季節イメージの演出が難しいかもしれない。


個人的に、引き込まれる部分の少なかった音楽祭でしたが、一つだけ、「おお〜!」と目が釘付けになった歌があります。

エドアルドの「母きずな」で、ここまで大胆かつストレートに、力を込めまくった表情演出を観たのは、森進一の「おふくろさん」以来で、衝撃を受けました。

日本人が忘れかけていた何かを、ブラジル人が思い出させてくれた的な物語性があり、インパクトの強さも半端ではなく、今後、ものまね展開を含めて(笑)、可能性を感じさせるステージでした。


せっかくなので、2016年における、乃木坂欅坂とAKB48Gの有線ランキング成績を、載せておきます。

(表1) 2016年の有線ランキングにおける、AKB48Gと乃木坂欅坂の楽曲の順位成績

凡例
グループ名
総合トップ150へのランクイン回数(ランクイン週数) 最高順位 A-B-C-D-E / F-G [初登場回のCD発売後経過週数/最後回2015/12/25付の経過週数] : 曲名
J-POPトップ50へのランクイン回数(ランクイン週数) 最高順位 A-B-C-D-E [初登場回のCD発売後経過週数/最新回2016/12/02付の経過週数] : 曲名

# 有線ランキングは、2015/12/25付チャート、すなわち2015年12月18日(金)を最終集計日として、「総合トップ150」から「J-POPトップ50」に切り替わっている。以下に挙げた曲では、「恋するフォーチュンクッキー」と「365日の紙飛行機」だけが、「総合トップ150」を経験している

# 上記 A〜H は、次の順位帯へのランクイン回数を示している。A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)
# 緑色の「初登場回のCD発売後経過週数」は、初登場回が、その週と翌週の2週をまとめた集計回であることを示す
# ピンク色の「ランクイン回数(ランクイン週数)」は、現在もランクイン中
#「*」は、2016年の有線大賞発表セレモニーのステージで披露された曲

乃木坂46
12回(13週) 06位 2-5-1-2-2 [01週目/36週目] ハルジオンが咲く頃
10回(11週) 09位 3-3-1-1-2 [01週目/18週目] 裸足でSummer*
02回(02週) 26位 0-0-1-1-0 [02週目/03週目] サヨナラの意味

欅坂46
12回(13週) 02位 5-2-3-1-1 [01週目/34週目] サイレントマジョリティー
13回(14週) 02位 7-2-1-2-1 [01週前/16週目] 世界には愛しかない

AKB48
36回(38週) 02位 23-02-01-01-01 / 06-02 [02週前/42週目] 恋するフォーチュンクッキー*
02回(02週) 03位 01-00-01-00-00 / 00-00 [01週目/02週目] 365日の紙飛行機*
========== 以上は「総合トップ150」の成績 ==========
19回(20週) 02位 11-5-1-1-1 [03週目/48週目] 365日の紙飛行機*
13回(14週) 02位 5-2-3-1-2 [02週目/38週目] 君はメロディー
05回(05週) 38位 0-0-0-3-2 [01週目/26週目] 翼はいらない
01回(01週) 47位 0-0-0-0-1 [02週目/13週目] LOVE TRIP
02回(02週) 46位 0-0-0-0-2 [01週目/02週目] ハイテンション

SKE48
02回(02週) 45位 0-0-0-0-2 [04週目/36週目] チキンLINE
04回(04週) 28位 0-0-1-2-1 [04週目/15週目] 金の愛、銀の愛

NMB48
04回(05週) 21位 0-0-3-0-1 [01週目/31週目] 甘噛み姫
05回(06週) 18位 0-1-3-1-0 [01週目/17週目] 僕はいない*

HKT48
00回(00週) 50外 0-0-0-0-0 [00週前/33週目] 74億分の1の君へ
07回(07週) 15位 0-2-3-0-2 [02週目/12週目] 最高かよ*


2016年に発売された46&48の曲で、有線ランキングの順位推移がもっとも好調だったのは、AKB48「君はメロディー」と欅坂「世界には愛しかない」でした。

ただ、20位以内へのランクイン回数は、「メロディー」より、「セカアイ」の方が多い。

さらに、デビュー曲「サイレントマジョリティー」も、最高2位の12回13週ランクインと、新人アイドルとは思えない好成績をマークしている。

有線リクエストで、これだけの結果を出したグループを、有線大賞の新人賞に選出しないのは、さすがに首を傾げたくなります。

順位推移はリクエスト数と同じではないので、正確な数字は分かりませんが、欅坂が「サイレントマジョリティー」を披露すれば、昨夜の音楽祭に、「今年感」が出たんじゃないでしょうか。


一方、大賞にノミネートされたAKB48は、「365日の紙飛行機」を除くと、有線に関しては、あまりパッとしない1年という印象を受けます。

「翼はいらない」が最高38位の5回ランクイン、「LOVE TRIP」に至っては、47位に1回入っただけで、48G「支店」の順位推移と比べても、宜しくない結果に終わっている。

「365日の紙飛行機」は圧倒的な成績を残していますが、2016年全体を見渡すと、AKB48に対する有線リクエストは、決して絶好調ではなく、むしろ後半は、絶不調とすら言いたくなる数字が並んでいます。


「ハイテンション」は、CD発売週からJ-POPトップ50に登場し、現在、2回目のランクインです。

44枚目、45枚目と、最高順位とランクイン回数の低落が止まらないので、46枚目は、上位へ食い込んで、悪い流れを断ち切ることが求められます。

もし、「ハイテンション」も厳しい成績で終わると、AKB48の音楽的存在感は、2017年、さらに薄くなっていくでしょう。


さて、「ハイテンション」の有線ランキングはこれからですが、MVの累計再生数について、ちょっとした「お知らせ」があります。

公開開始が4日ほど前の、乃木坂「サヨナラの意味」MVの再生数を、12月4日(日)に追い抜いたようです。

乃木坂46とAKB48のシングルは、CD発売日が離れていることが多く、それゆえ、MVの公開スタートも時期がかなり異なるので、両者の再生数を比較する「習慣」が、個人的になかった(笑)。

ところが、今回は乃木坂の翌週にAKB48と、発売日が連続しており、表題曲MVの公開時期も近接しているので、再生数の多い少ないが、普段以上に注目されても不思議ではない。

そして、ネットに、そういったコメントがあったので、直ぐに調べてみたところ、確かに、「サヨナラの意味」が上回っていた筈の再生数が、「ハイテンション」に逆転されていました。


どういう経緯を辿って、乃木坂がAKB48に追いつかれたのか、以下に示してあります。

(表2) YouTubeに公開されている乃木坂「サヨナラの意味」とAKB48「ハイテンション」のフルバージョンMVの、月曜〜日曜で定義した週による再生数推移

凡例
[サヨナラの意味 * ハイテンションの公開後経過週数] 週目
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数_「国内動画再生回数」順位 @ 公開後経過週数) : 対象週の始めと終わりの日付
(日ごとの推移)
対象日における再生回数上昇速度 (日終わりの累計再生回数 @ 公開後経過日数) : 日付

# 青色は「サヨナラの意味」赤色は「ハイテンション」のMVに関するデータ
#「05W」と「25D」は、それぞれ、公開後05週目と25日目を表す
#「国内動画再生回数」順位は Billboard JAPAN Hot100 による楽曲指標
#「000位」は、MV公開前もしくはチャート未発表
#「100外」は100位圏外。「020外」は Billboard JAPAN の一般向けサイトに順位未記載で、20位圏外ということ以外は、分からないことを示す

01番週 10/17(月)23(日)
43.3万回/日 (119.1/+119.1_024位 @ 01W) : 10/21(金)23(日)
00.0万回/日 (000.0/+000.0_000位 @ 00W)

02番週 10/24(月)30(日)
16.4万回/日 (234.0/+114.9_005位 @ 02W)
30.4万回/日 (183.9/+183.9_100外 @ 01W) : 10/25(火)30(日)

03番週 10/31(月)06(日)
10.6万回/日 (308.3/+074.3_015位 @ 03W) ← Mステ
10.2万回/日 (255.0/+071.1_100外 @ 02W)

04番週 11/07(月)13(日)
07.0万回/日 (357.2/+048.9_034位 @ 04W) CD発売
06.8万回/日 (302.9/+047.9_020外 @ 03W)

05番週 11/14(月)20(日)
05.8万回/日 (398.0/+040.8_050位 @ 05W)
09.2万回/日 (367.3/+064.4_010位 @ 04W) ← CD発売 Mステ1
========== 日ごとの推移 ==========
05.9万回/日 (363.1 @ 25D)06.6万回/日 (309.5 @ 21D) : 11/14(月)
04.8万回/日 (367.9 @ 26D)05.9万回/日 (315.4 @ 22D) : 11/15(火)
05.5万回/日 (373.4 @ 27D)09.1万回/日 (324.4 @ 23D) : 11/16(水) ← CD発売
05.3万回/日 (378.6 @ 28D)08.7万回/日 (333.1 @ 24D) : 11/17(木)
05.7万回/日 (384.4 @ 29D)10.1万回/日 (343.2 @ 25D) : 11/18(金) ← Mステ1
06.9万回/日 (391.3 @ 30D)12.7万回/日 (355.9 @ 26D) : 11/19(土)
06.7万回/日 (398.0 @ 31D)11.4万回/日 (367.3 @ 27D) : 11/20(日)

06番週 11/21(月)27(日)
04.9万回/日 (432.6/+034.6_096位 @ 06W)
07.4万回/日 (419.3/+052.0_004位 @ 05W) ← Mステ2

07番週 11/28(月)04(日)
04.6万回/日 (464.5/+031.9_000位 @ 07W)
06.6万回/日 (465.6/+046.3_000位 @ 06W)
========== 日ごとの推移 ==========
04.2万回/日 (436.8 @ 39D)05.8万回/日 (425.1 @ 35D) : 11/28(月)
03.9万回/日 (440.7 @ 40D)05.6万回/日 (430.7 @ 36D) : 11/29(火)
04.5万回/日 (445.2 @ 41D)06.6万回/日 (437.3 @ 37D) : 11/30(水)
04.5万回/日 (449.6 @ 42D)06.6万回/日 (443.9 @ 38D) : 12/01(木)
04.5万回/日 (454.2 @ 43D)06.4万回/日 (450.2 @ 39D) : 12/02(金)
04.7万回/日 (458.9 @ 44D)07.5万回/日 (457.8 @ 40D) : 12/03(土)
05.6万回/日 (464.5 @ 45D)07.9万回/日 (465.6 @ 41D) : 12/04(日) ※ 累計逆転

# 便宜上、それぞれの週に「01番週」「02番週」と、順に名前を付けている。MV公開日を含む週は、その日付をデータの最後に記している


「ハイテンション」のMVは、公開が始まった02番週に、再生数上昇速度で「サヨナラの意味」MVを上回りますが、続く03番週と04番週は、乃木坂がAKB48を僅差ながら凌駕する伸びを見せていました。

ところが、「ハイテンション」は、05番週にCDが発売され、それを境に、MVの再生数上昇速度が跳ね上がる。

さらに、CDリリースの翌々日、『MUSIC STATION』に出演、「ハイテンション」のパフォーマンスを披露すると、再生数の伸びはさらに加速することになる。

これらの「ブースト」が効いて、上昇スピードは、10万回/日を越えるレベルで推移することになり、「サヨナラの意味」MVのそれを終始上回ります。


次の06番週で、AKB48はMステ連続出演を果たし、再び「ハイテンション」を歌うという、掟破りのプロモーションを仕掛けます(笑)。

その結果、この週、「サヨナラの意味」MVの上昇速度が、4.9万回/日まで下がったのに対して、「ハイテンション」MVは、7.4万回/日で踏み止まり、優位を維持します。

そして、週終わりにおいて、累計再生数の差は、23万回にまで縮まっていく。

翌07番週も、再生数上昇速度に関して、「ハイテンション」MVの優位は変わらず、結局、週終わりの12月4日(日)、遂に累計で、「サヨナラの意味」MVを上回ることになった。


YouTubeにおけるAKB48のMV人気は、海外からのアクセスに支えられていると、考えたくなることが多い。

例えば、公開2週目に当たる03番週において、「ハイテンション」MVは、1週間で71.1万回も再生数を積み上げたのに、Billboard JAPAN Hot100「国内動画再生回数」の順位は、100位圏外です。

同じ週に、74.3万回積み上げた「サヨナラの意味」MVが、15位に入っていることから、「ハイテンション」の71.1万回には、海外からのアクセスが含まれ、Hot100でカウントされていない可能性がある。


ところが、05番週を見ると、「ハイテンション」MVは、64.4万回の積み上げで、「国内動画再生回数」は10位にランクインしている。

「サヨナラの意味」MVが40.8万回積み上げで50位だったのと比べても、YouTubeの再生数上昇が、順位と連動している感じで、「ハイテンション」MVは、CD発売週以降、国内人気が上がってきた節があります。

カラフルで明るくノリの良いMVで、島崎遥香の美貌と可愛さを、何も考えずに堪能出来るので(笑)、リピート視聴が多く、再生数が伸び続けているのかもしれません。


前回記事で指摘したように、「サヨナラの意味」MVは、欅坂の「二人セゾン」MVにも、再生数で肉迫されています。

先週末の状況は、次のようになっています。

(表3) YouTubeに公開されている乃木坂「サヨナラの意味」と欅坂の「二人セゾン」のフルバージョンMVの最新再生数推移

凡例
対象日における再生回数上昇速度 (日終わりの累計再生回数 @ 公開後経過日数) : 日付

# 青色は「サヨナラの意味」オレンジ色は「二人セゾン」のMVに関するデータ
# 表記法は、(表2)と同じ

04.5万回/日 (454.2 @ 43D)15.5万回/日 (366.7 @ 16D) : 12/02(金)
04.7万回/日 (458.9 @ 44D)15.6万回/日 (382.2 @ 17D) : 12/03(土)
05.6万回/日 (464.5 @ 45D)19.5万回/日 (401.7 @ 18D) : 12/04(日)


12月4日(日)が終わった時点で、両MVの累計再生数は、乃木坂が63万回ほどリードしています。

しかし、上昇速度は、欅坂が、依然として、10万回/日以上も高く、しばらく落ちそうにない。

もし、上昇スピードの差が縮まらず、このまま進めば、今週中に、「サヨナラの意味」MVの累計再生数が、4日後公開の「ハイテンション」MVに続いて、27日後の「二人セゾン」MVにも、抜かれることになります。

作品としての評価は、再生回数だけで決まるわけでないので、あまり数字を気にするのも宜しくないですが、後発のMVに、相次いで追い越されるのは、気分のいいものじゃないのは確かです(笑)。


最近のAKB48の表題曲MVは、公開直後、再生数がもの凄い速度で上がるものの、その後、急速に上昇スピードが鈍化して、累計がなかなか伸びないパターンが多かった。

ところが、「ハイテンション」のMVは、上昇スピードの下落がゆっくりで、かなりのハイペースを長く続けている。

MVが人気を集めているのは明らかですが、では、それが楽曲セールスにつながっているかとなると、話は別です。

(表4) 「サヨナラの意味」と「ハイテンション」の iTunes Store トップソングにおける、最新の順位帯分布

凡例
シングル番号 : A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数した日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 2016年12月4日(日)までのデータを記載

乃木坂46_16枚目表題曲
7-7-5-3-7 / 04-0-0 [00] (33/33日; 003位) サヨナラの意味

AKB48_46枚目表題曲
0-0-0-0-0 / 00-1-1 [17] (02/19日; 133位) ハイテンション (劇)
2-2-2-0-1 / 12-0-0 [00] (19/19日; 009位) ハイテンション (A)
0-0-0-0-0 / 00-0-1 [18] (01/19日; 194位) ハイテンション (B)
0-0-0-0-0 / 00-0-0 [19] (00/19日; 200外) ハイテンション (C,D,E)

# AKB48の表題曲と共通曲は、劇場盤と初回限定盤TypeA〜Eの計6種に収録され、その形のまま iTunes Store にアプロードされているので、同一曲の配信源が6つ存在している。曲名に続く「劇」は劇場盤、「A」はTypeAを表し、その配信源についての順位帯分布であることを示している
# 乃木坂と欅坂の楽曲は、シングル収録曲を一つにまとめた「Special Edition」が唯一の配信源


iTunes Store における「ハイテンション」の配信源は6つで、トップソングの順位推移がもっとも良好なのは、TypeA収録のものです。

しかし、その場合でも、トップ10入りが2日、50位以内へのランクインは7日間。

一方、「サヨナラの意味」は、トップ10に7日、50位以内に29日間のランクインで、圧倒的に数字が良い。

「サヨナラの意味」MVの再生数は、4日ほど後発のAKB48「ハイテンション」MVに追い抜かされましたが、配信成績では優っている可能性が高く、MV人気が必ずしも、楽曲ダウンロード数と連動しているわけではないようです。


「サヨナラの意味」と「ハイテンション」のカップリング曲の順位推移には、さらに大きな違いがある。

(表5) 「サヨナラの意味」と「ハイテンション」のカップリング曲の iTunes Store トップソングにおける、最新の順位帯分布

# 2016年12月4日(日)までのデータを記載
#「*」は、共通曲

16枚目(C/W) : サヨナラの意味
0-0-0-1-2 / 6-4-1 [19] (14/33日; 038位) ないものねだり
0-0-0-0-0 / 3-4-4 [22] (11/33日; 065位) あの教室
0-0-0-0-0 / 4-2-4 [23] (10/33日; 087位) 君に贈る花がない
0-0-0-0-0 / 1-4-4 [24] (09/33日; 099位) ブランコ
0-0-0-0-0 / 0-1-3 [29] (04/33日; 144位) 2度目のキスから
0-0-0-0-0 / 1-1-1 [30] (03/33日; 086位) 孤独な青空*

AKB48の46枚目 : ハイテンション
0-0-0-0-0 / 1-1-1 [16] (03/19日; 088位) 星空を君に
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [17] (02/19日; 092位) 思春期アドレナリン
0-0-0-0-0 / 0-2-0 [17] (02/19日; 115位) Better
0-0-0-0-0 / 0-1-1 [17] (02/19日; 118位) また あなたのことをかんがえてた
0-0-0-0-0 / 0-1-1 [17] (02/19日; 129位) 清純タイアド
0-0-0-0-0 / 0-1-1 [17] (02/19日; 141位) ハッピーエンド
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [19] (00/19日; 200外) 抑えきれない衝動* (劇,A,B,C,D,E)


「サヨナラの意味」のカプリング曲で、200位以内へのランクインがもっとも長かったのは、橋本奈々未のソロ曲「ないものねだり」の14日間です。

これに対して、「ハイテンション」では、「星空を君に」の3日間が最高で、両シングルには、歴然とした差があります。

AKB48のシングルは、表題曲への人気が突出しているものの、裾野の広がりに乏しく、カップリング曲は、iTunes Store トップソングの200位以内に、ごく短期間しかランクインしていない。


AKB48は、表題曲の有線ランキングが、2016年の後半、急激な低落傾向を見せ、シングル収録曲、とりわけカップリング曲の iTunes Store トップソングの成績が芳しくない。

「ハイテンション」MVの再生数推移は好調ですが、今後、その視聴人気が他の楽曲指標を押し上げるかどうかには、予断を許さないものがある。

あるいは、48G「支店」と同じく、AKB48本体も、2016年の後半から、人気の急下降が起こり始めていると、考えるべきなのかもしれません。


一方、欅坂「二人セゾン」MVは、急速に再生数を伸ばし、「サヨナラの意味」MVの累計を、射程圏に捉えています。

iTunes Store トップソングの順位推移も、トップ10滞在を5日間にまで伸ばし、「サヨナラの意味」の7日間を越えそうな勢いです。

しかし、カップリング曲の配信セールスに目を向けると、少し心配になる数字が出ている。

(表6) 欅坂のシングルカップリング曲の iTunes Store トップソングにおける、順位帯分布

#「二人セゾン」のカップリング曲は、2016年12月4日(日)までのデータを記載
#「世界には愛しかない」と「サイレントマジョリティー」は、配信後20日間の順位帯分布。20日を越えて、200位圏内に復帰した(C/W)曲はない
#「*」は、共通曲

欅坂_03枚目(C/W) : 二人セゾン
0-0-0-1-0 / 1-2-1 [00] (05/05日; 039位) 夕陽1/3
0-0-0-0-1 / 1-2-0 [01] (04/05日; 044位) 僕たちの戦争
0-0-0-0-0 / 1-1-1 [02] (03/05日; 066位) 大人は信じてくれない*
0-0-0-0-0 / 1-0-1 [03] (02/05日; 086位) 誰よりも高く跳べ!
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [03] (02/05日; 088位) 制服と太陽

欅坂_02枚目(C/W) : 世界には愛しかない
0-1-1-0-1 / 4-3-2 [08] (12/20日; 017位) 語るなら未来を*
0-0-0-0-1 / 1-1-2 [15] (05/20日; 050位) 青空が違う
0-0-0-0-0 / 1-1-2 [16] (04/20日; 058位) また会ってください
0-0-0-0-0 / 1-1-1 [17] (03/20日; 069位) ひらがなけやき
0-0-0-0-0 / 1-1-1 [17] (03/20日; 075位) ボブディランは返さない
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [18] (02/20日; 086位) 渋谷からPARCOが消えた日

欅坂46_01枚目(C/W) : サイレントマジョリティー
0-0-1-1-0 / 3-8-3 [04] (16/20日; 25位) 渋谷川
0-0-2-0-0 / 1-2-1 [14] (06/20日; 26位) キミガイナイ
0-0-0-1-0 / 1-1-1 [16] (04/20日; 39位) 手を繫いで帰ろうか*
0-0-0-0-0 / 2-0-1 [17] (03/20日; 53位) 乗り遅れたバス
0-0-0-0-0 / 2-1-0 [17] (03/20日; 55位) 山手線


3枚目「二人セゾン」のカップリング曲は、配信開始5日目において、「夕陽1/3」以外は、すべて200位圏外に去っています。

また、「夕陽1/3」も、5日目は190位で、今後、ランクイン日数を大きく伸ばす可能性は低く、カップリング曲の200位以内ランクイン最長日数は、かなり短くなる危険がある。

2枚目「世界には愛しかない」は、共通曲「語るなら未来を」が、最高17位の12日間ランクイン、1枚目「サイレントマジョリティー」は、「渋谷川」が、最高25位の16日間ランクインと、かなりハイレベルな成績を残しています。

このまま行くと、「二人セゾン」は、前2作と異なり、カップリングに「目玉」となる曲がないまま、終わってしまいそうです。


欅坂の楽曲は、現在、「サイレントマジョリティー」と「世界には愛しかない」が、200位以内に入っており、「二人セゾン」のカップリングではなく、前作、前々作の表題曲をダウンロードする人が多いのかもしれません。

ただ、AKB48Gと乃木坂欅坂は、CDの売り上げ枚数を稼ぐため、複数の盤種を投入しており、その結果、シングルとは思えないほど多くのカップリング曲を収録する構図が出来ています。

そのため、カップリング曲のクオリティが低下したり、楽曲プロモーションが手薄になる危険が常にある。


良質のカップリング曲が収録され、好調な配信成績を収めるのは、多楽曲シングルの健全性を示すもので、逆に、トップソングにおける最高順位やランクイン日数が、軒並み下がってしまうと、音楽的人気が表題曲に集中し過ぎて、膨らみや奥行きを欠いていると、判断したくなります。

とくに欅坂は、新人グループなので、平手友梨奈を軸にした、パンチの効いたダンスナンバーに音楽的イメージを固定し過ぎないよう、カップリングでは、様々なタイプの曲を試みて、引き出しを増やした方がいい。

表題曲とは違った雰囲気の魅力的なカップリング曲を提示して、グループの音楽に幅を持たせておけば、今後、「サイレントマジョリティー」型の曲が飽きられても、第2、第3のコンセプトを繰り出せるので、楽曲人気を長く維持する可能性が高まります。


乃木坂もそうですが、多盤種、多楽曲のシングルでもっとも危惧されるのは「粗製濫造」じゃないでしょうか。

そして、一度、楽曲のクオリティに疑問符が付くと、ライト層が急速に離れ始め、やがてコアファンの減少につながり、CDセールスの維持が難しくなる。

AKB48のカップリング曲が、(表5)のように、配信成績が振るわないことと、シングルのミリオン維持が厳しくなっていることは、同じことを指し示しています。

結局、音楽アイドルである以上、楽曲に対する人気が落ちてしまうと、グループやメンバーの人気も、保つのが厳しくなるのだと思います。


関連記事

欅坂表題3曲がBJ動画TOP20入り、「二人セゾン」MV再生数が「サヨナラの意味」を抜く公算大 [03Dec16]

「サヨナラの意味」MVの再生数上昇に失速感、テレビ出演の効果薄く前作を下回るペースで推移 [22Nov16]

有線大賞とレコード大賞の各賞が決定、AKB48の選出と乃木坂・欅坂の選外は「順当」なのか [18Nov16]

舞台で煌めく生駒里奈の才能、配信と有線で乃木坂を凌駕する欅坂、苦戦するAKB48の楽曲人気 [29Sep16]

岐路に立つ48&46の有線人気、知名度が鍵のAKB、失速したHKT、乃木坂の復調と欅坂の快進撃 [30Aug16]


// 過去の記事を読みたい方へ

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

欅坂表題3曲がBJ動画TOP20入り、「二人セゾン」MV再生数が「サヨナラの意味」を抜く公算大 [03Dec16]

2016-12-03 22:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

12月03日(土) 22 : 00 〜[Web] AbemaTV『突撃出張占い!濱口兄弟』に、秋元真夏、相楽伊織、鈴木絢音、渡辺みり愛が出演

12月03日(土) 24 : 05 〜 [地デ] NHK総合『着信御礼!ケータイ大喜利』に、衛藤美彩が単独で出演。もう一人のゲストは、元ロッテの捕手、里崎智也さん

12月04日(日) 16枚目 橋本奈々未 個別握手会 in 東京・浅草橋「ヒューリックホール」

12月04日(日) 17 : 00 〜 17 : 55 [BS] BSフジ『FEEL THE KYUSHU 〜九州魅力満載コンテンツ大公開〜』に、衛藤美彩と川後陽菜が出演。みさ先輩は司会恵俊彰のアシスタント、川後Pはゲストとして登場する模様

クリスマス特別イベント in 武道館
12月06日(火) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜選抜単独公演〜』。開演18:30
12月07日(水) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜アンダー単独公演〜』。開演18:30
12月08日(木) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜選抜単独公演〜』。開演18:30
12月09日(金) 『乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 〜アンダー単独公演〜』。開演18:30
12月10日(土) 『乃木坂46 3期生「お見立て会」』。開演14:00

12月07日(水) 19 : 00 〜 23 : 18 [地デ] フジテレビ『FNS歌謡祭』の「第1夜」 (会場 : グランドプリンスホテル新高輪「飛天」)に、乃木坂と欅坂が出演

12月10日(土) 16 : 00 〜 16 : 54 [地デ] TBS『東京絶品神グルメ 乃木坂46の食べるだけ』。乃木坂メンバーが、レストランの美味しい料理を食べまくる単発の1時間冠番組

12月14日(水) 19 : 00 〜 23 : 18 [地デ] フジテレビ『FNS歌謡祭』の「第2夜」 (会場 : お台場フジテレビ)に、乃木坂と欅坂が出演

12月16日(金) 23 : 00 〜 23 : 58 [地デ] フジテレビ『堂本兄弟もうすぐクリスマスSP』に、乃木坂が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



最新の Billboard JAPAN Hot100「国内動画再生回数」ランキングにおいて、「二人セゾン」「世界には愛しかいない」「サイレントマジョリティー」の3曲が同時にTOP20入りするという、凄まじい出来事が起こっています。

ビルボードの「国内動画再生回数」は、100位以内に曲名を載せることすら簡単ではないけど、CDデビューして1年にも満たない新人アイドルグループが、今年リリースしたすべての表題曲を20位以内にランクインさせたわけで、これを快挙と言わずして、何を快挙というのかと、言いたくなるレベルの快挙です(笑)。

(表1) 2016/12/05付 Billboard JAPAN Hot100 における、乃木坂、欅坂、AKB48の楽曲ランキング

凡例
「曲名」(グループ名_収録シングル)
(総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位 : 週番号

#「週番号」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数える
#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外
# 曲は、[M] 国内動画再生回数の高い順に並べている

2016/12/05付チャート : 集計期間 11/21(月)〜27(日)

ハイテンション (AKB48_46枚目表題曲)
(総合)09位 [S]16位 [R]18位 [L]07位 [T]16位 [M]04位 [F]05回 : 02週目

二人セゾン (欅坂46_03枚目表題曲)
(総合)26位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]10位 [F]03回 : 01週前

世界には愛しかない (欅坂46_02枚目表題曲)
(総合)76位 [S]00位 [R]00位 [L]54位 [T]80位 [M]13位 [F]18回 : 16週目

サイレントマジョリティー (欅坂46_01枚目表題曲)
(総合)36位 [S]49位 [R]00位 [L]57位 [T]24位 [M]14位 [F]37回 : 34週目

サヨナラの意味 (乃木坂46_16枚目表題曲)
(総合)08位 [S]05位 [R]71位 [L]04位 [T]08位 [M]96位 [F]06回 : 03週目


発売2週目に入ったAKB48の「ハイテンション」が、「国内動画再生回数」で、先週の10位から4位にアップしていますが、「二人セゾン」は、YouTube公開MVの再生数上昇に衰えがまだ見られないので、発売週以降、さらに順位を上げることが期待され、ベスト3入りもあり得ると思います。

また、「二人セゾン」MVが凄いのは、自身の再生数上昇速度が大きいというだけでなく、欅坂の他楽曲の再生数も伸ばしていることで、TOP20に3曲同時ランクインは、そういった巻き込み効果によると考えられます。


欅坂の楽曲MV再生数の動向については、YouTubの数字を基に、後でより詳しく見ていきますが、もう一つ、紹介したいのは、12月2日(金)の『MUSIC STATION』において、街の声を基に、番組が選んだ「今年の1曲」ランキングの10位に、「サイレントマジョリティー」が入ったことです。

ちょうど、欅坂46が出演した回で、「二人セゾン」を披露した直後に、10位ランクインが発表され、事前告知がなかったのか、平手友梨奈を始め、多くのメンバーが驚いていました。

確かに、新人アイドルのデビュー曲が、「今年の1曲」に選ばれるのは、異例のことだと思います。

そして、この知らせは、メンバーだけでなく、視聴者にもインパクを与えたようで、iTunes Store トップソングにおいて、「サイレントマジョリティー」の順位がジャンプアップしています。

(表2)「サイレントマジョリティー」の iTunes Store トップソングにおける、今週の順位推移

凡例
順位 A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 配信開始後経過日数 日付

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインしたことを示す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)

046位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 237日目 11/28(月)
053位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 238日目 11/29(火)
043位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 239日目 11/30(水)
044位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 240日目 12/01(木)
027位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 241日目 12/02(金) ← Mステ


最近、40位台から100位くらいまでを、行ったり来たりすることが多かった「サイレントマジョリティー」が、Mステの放送後、27位と、久しぶりに30位以内に入っています。

241日目ですよ、配信を開始してから。

8ヶ月も経っているのに、まだ30位圏内に顔をのぞかせるなんて、軽く目眩がしますね。

その楽曲人気、ちびっと乃木坂にくれ、と言いたくなる(笑)。


欅坂は、最新の楽曲だけでなく、前作、前々作の表題曲までが、好調なセールを見せていて、しかも、年末が近づくにつれ、加速している感すらある。

そして、大晦日には、NHKホールでの紅白歌合戦が待っているわけで、2016年アイドル音楽シーンの主役は、欅坂46だったことが、明瞭になってきました。

この先、欅坂がどこまで坂を上るのか、非常に楽しみですが、それを左右するのは、今週発売された「二人セゾン」の楽曲指標が、今の勢いをどこまで維持出来るかだと思います。


一方、テレビ番組、雑誌、広告CMなど、各種メディアにおいて、2016年、大きな存在感を発揮した乃木坂の動向も、2017年以降のアイドルシーンを占う上で、間違いなく、重要なポイントになる。

J-POPアイドル界において、今や、二大勢力に成長しつつある、乃木坂と欅坂が、これから先、共存共栄の道を歩むのか、それとも激しい競争の末、どちらか一方、あるいは両方の人気がダメージを受けるのか。

相互にどのような影響を及ぼし合っていくかを考えるのは、意味のあることじゃないでしょうか。

今日は、二つのグループの最新曲である乃木坂「サヨナラの意味」と欅坂「二人セゾン」が、どのような楽曲指標を示し、今後、どう展開しそうなのか、iTunes ランキングとYouTube公開MVの再生数を通して、考えてみます。


「サヨナラの意味」の iTunes Store における配信成績は、一時、前作「裸足でSummer」を下回る順位で推移していたものの、今週に入って、上昇傾向が見えてきました。

(表3)「サヨナラの意味」と「裸足でSummer」の iTunes Store トップソングにおける、月曜〜日曜で定義した週による順位帯推移

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 週の日付

# 上記 A〜H と Z は、指定された週において、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 青色は「サヨナラの意味」赤色は「裸足でSummer」の順位帯分布
# この表における1週間は、月曜から日曜までの7日。ただし、「1週目」は、配信開始日から始まる
# 「サヨナラの意味」は、最新である「5週目」途中の2016年12月2日(金)まで、「裸足でSummer」は、「5週目」の終わりまで示している

1週目
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 11/09(水)06(日)
4-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 07/20(水)24(日)

2週目
2-5-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 11/07(月)13(日)
1-6-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 07/25(月)31(日)

3週目
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 11/14(月)20(日)
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 08/01(月)07(日)

4週目
0-0-0-1-2 / 4-0-0 [0] : 11/21(月)27(日)
0-0-0-4-3 / 0-0-0 [0] : 08/08(月)14(日)

5週目
0-0-0-2-3 / 0-0-0 [0] : 11/28(月)02(金)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 08/15(月)21(日)


1、2、3週目に、ほぼ互角だった順位は、4週目で、「サヨナラの意味」が51〜100位帯に4日落ち込み、明らかに前作割れの推移を辿ることになった。

しかし、5週目に入ると、31〜50位帯にジャンプアップ、逆に、「裸足でSummer」は51〜100位帯に留まり、勢いが逆転しています。


おそらく、『MUSIC SATION』『シブヤノオト』『うたコン』『ベストヒット歌謡祭2106』『日テレ HALLOWEEN LIVE 2016』『ベストアーティスト2016』など、多数の音楽番組に出演し、「サヨナラの意味」をテレビ披露してきたことが、徐々に効いてきたのだと思います。

「サヨナラの意味」は、12月2日(金)において、配信開始から31日目となりますが、今週、順位を持ち直したため、現時点では、直近4シングル表題曲の中では、かなり好調な成績で推移していると言えます。

(表4) 乃木坂13〜16枚目、欅坂1、2枚目の表題曲の iTunes Store トップソングにおける、配信開始後31日間の順位帯分布

凡例
シングル番号 : A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名 (最終的な200位以内ランクイン日数)

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯に、ランクインした日数した日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# 各曲について、配信開始後30日間における順位帯分布を示している
# 乃木坂16枚目と欅坂3枚目に関しては、2016年12月2日(金)までのデータを記載し、それぞれ配信開始後31日間、3日間に相当する

乃木坂
16枚目 : 07-7-5-3-5 / 04-0-0 [00] (31/31日; 003位) サヨナラの意味
15枚目 : 05-9-5-4-3 / 05-0-0 [00] (31/31日; 008位) 裸足でSummer (64日)
14枚目 : 02-3-4-6-4 / 11-1-0 [00] (31/31日; 005位) ハルジオンが咲く頃 (51日)
13枚目 : 09-5-7-0-3 / 07-0-0 [00] (31/31日; 004位) 今、話したい誰かがいる

欅坂
03枚目 : 03-0-0-0-0 / 00-0-0 [00] (03/03日; 002位) 二人セゾン
02枚目 : 06-2-4-1-1 / 14-3-0 [00] (31/31日; 003位) 世界には愛しかない (68日以上)
01枚目 : 29-2-0-0-0 / 00-0-0 [00] (31/31日; 001位) サイレントマジョリティー (241日以上)


但し、大量のメディア露出によって、乃木坂の知名度が間違いなく上がっており、しかも、紅白を含む、年末の大型音楽祭にほとんど出演することから、前作を越える配信成績を収めても、それだけでは楽曲人気そのものが向上したとは言いづらい。

11月2日(水)から配信が始まり、12月はテレビ出演が目白押し、年が明けると、センター橋本奈々未の「卒業」「引退」イベントが本格化することから、トップソング200位以内へのランクインは、2月後半までの4ヶ月は期待したいところです。

つまり、「裸足でSummer」の64日の約2倍、120日ランクインが「サヨナラの意味」の楽曲人気を判断する一つの目安になるかと思います。

12月、『FNS歌謡祭』『Mステ スーパーライブ』『紅白歌合戦』にすべて出演しながら、年明けの1月、「サヨナラの意味」が200位以内に入らないなんてことが、万が一起こったら、少なくとも、音楽面での人気には、疑問符を付けざるを得ないでしょう。


欅坂は、「サイレントマジョリティー」が別格の成績を収める一方、「世界には愛しかない」は、31日目時点では、同時期発売の「裸足でSummer」より、やや芳しくない順位推移になっています。

ただ、最終的には、欅坂2枚目表題曲は、乃木坂15枚目表題曲より長い、68日のランクインを果たし、今なお、ときどき200位圏内に戻ってきて、数字を伸ばしている。

デビュー曲ほど、圧倒的な配信成績ではないものの、粘り強くランクインを続けたわけで、欅坂の楽曲人気をかえって物語っています。

「二人セゾン」は「サヨナラの意味」と同じく、集中的なテレビ披露による分厚いプロモーションが入る曲なので、何日トップ10に食い込み、何ヶ月200位以内に留まり続けるのかは、欅坂のこれからの音楽人気を占う上で、注目すべきポイントだと思います。


さて、「サヨナラの意味」は、iTunes ランキングでは、勢いが見え始めたのですが、YouTube公開MVの再生数に関しては、あと一歩が欲しくなる、そんな数字が並んでいます。

(表5) YouTubeに公開されている「サヨナラの意味」と「裸足でSummer」のフルバージョンMVの公開後経過時間で追った再生数推移

凡例
公開後経過週数 (経過日数)
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数) : 対象週の始めと終わりの日付時刻
(日ごとの推移)
公開後経過日数 対象日における再生回数上昇速度 (日終わりの累計再生回数)

# 青色は「サヨナラの意味」赤色は「裸足でSummer」のMVに関するデータ
#「対象週の始めと終わりの日付時刻」における「10/21(金)28(金)12:00」は、10月21日(金)12:00から28日(金)12:00までの1週間を示す
#「対象週における再生回数上昇速度」は、指定された1週間に積み上げた再生回数を7日で割ったもの
#「対象日における再生回数上昇速度」は、指定された1日間に積み上げた再生回数
# 再生回数はすべて「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「00.0」「000.0」は、まだ計算出来ない、未定の意味
#「06週目」まで記載

01週目 (01-07日目)
27.5万回/日 (192.8/+192.8) : 10/21(金)28(金)12:00
17.3万回/日 (121.4/+121.4) : 07/08(金)15(金)12:00

02週目 (08-14日目)
12.6万回/日 (280.9/+088.1) : 10/28(金)04(金)12:00
12.8万回/日 (211.0/+089.6) : 07/15(金)22(金)12:00

03週目 (15-21日目)
08.3万回/日 (338.7/+057.8) : 11/04(金)11(金)12:00
08.8万回/日 (272.9/+061.9) : 07/22(金)29(金)12:00

04週目 (22-28日目)
05.9万回/日 (380.0/+041.4) : 11/11(金)18(金)12:00
08.1万回/日 (329.3/+056.4) : 07/29(金)05(金)12:00

05週目 (29-35日目)
05.5万回/日 (418.3/+038.3) : 11/18(金)25(金)12:00
06.8万回/日 (377.1/+047.8) : 08/05(金)12(金)12:00

06週目 (36-42日目)
04.6万回/日 (450.8/+032.4) : 11/25(金)02(金)12:00
05.5万回/日 (415.4/+038.3) : 08/12(金)19(金)12:00
(日ごとの推移)
36日目 04.7万回/日 (423.0)06.3万回/日 (383.4)
37日目 05.7万回/日 (428.7)06.2万回/日 (389.6)
38日目 05.0万回/日 (433.7)06.0万回/日 (395.6)
39日目 04.1万回/日 (437.8)04.9万回/日 (400.5)
40日目 03.9万回/日 (441.7)05.2万回/日 (405.7)
41日目 04.6万回/日 (446.3)05.0万回/日 (410.8)
42日目 04.5万回/日 (450.8)04.7万回/日 (415.4)


「サヨナラの意味」MVの再生数上昇速度が、「裸足でSummer」を上回ったのは、公開1週目だけで、2週目以降、最新の6週目に至るまで、前作を越えられない状況が続いています。

公開6週目の最終日である42日目の累計再生数を比べると、「サヨナラの意味」が450.8万回、「裸足でSummer」は415.4万回と、35万回の差です。

5、6週目のように、今後も、16枚目表題曲の上昇速度が、前作を1万回/日ほど下回るならば、1ヶ月強で、経過時間揃えの累計が並ぶ計算になる。


「裸足でSummer」MVは、現在、累計715万回ながら、上昇速度は2万回/日前後で推移しており、このペースを維持出来たとしても、1千万回を越えるには、140日は必要です。

一方、「世界には愛しかない」MVは、累計780万回の上昇速度4万回/日なので、55日で大台に届く算段で、ややペースダウンしても、何とかなる余裕を持っている

従って、欅坂は2枚目表題曲MVが、デビュー曲に続いて、1千万再生を達成する可能性が高く、一方、乃木坂の15枚目表題曲は、これ以上ペースが落ちると、「ゼノンのパラドックス」実写版よろしく(笑)、そこに到達しない危険がある。

当然、「サヨナラの意味」MVが1千万再生を実現するには、前作の辿ったペースを越えることが望ましく、(表5)が示すものは、乃木坂のMV人気を考える上で、結構、重たい話だと思います。


乃木坂16枚目表題曲のMV再生数は、前作の航跡を、なかなか追いきれないのが現状ですが、そうこうしている内に、欅坂3枚目表題曲が猛烈な勢いで累計を伸ばし、すぐそこまで迫ってきています。

「二人セゾン」MVの再生数がいかに爆発的なスタートダッシュを見せたかは、公開後3週間の積み上げを比べると、よく分かります。

(表6) YouTubeに公開されている乃木坂、欅坂、AKB48、BABYMETALの表題曲フルバージョンMVの公開後3週間の再生数上昇

凡例
アーティスト名
公開スタートから3週間が経過した時点での累計再生回数 (1週目の積み上げ再生回数 / 2週目の積み上げ再生回数 / 3週目の積み上げ再生回数) 曲名 [MV形態]

#「累計再生回数」「積み上げ再生回」ともに「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「000.0」は、まだ計算出来ない、未定の意味

乃木坂46
338.7万回 (192.8 / 088.1 / 057.8) サヨナラの意味 [full ver.]
272.9万回 (121.4 / 089.6 / 061.9) 裸足でSummer [full ver.]

欅坂46
000.0万回 (217.9 / 121.7 / 000.0) 二人セゾン [full ver.]
254.9万回 (131.2 / 075.0 / 048.7) 世界には愛しかない [full ver.]
320.9万回 (121.9 / 098.5 / 100.5) サイレントマジョリティー [full ver.]

AKB48
309.2万回 (195.3 / 065.8 / 048.1) ハイテンション [full ver.]
222.7万回 (136.4 / 053.8 / 032.6) LOVE TRIP [full ver.]

BABYMETAL
472.0万回 (210.4 / 135.1 / 126.5) KARATE [full ver.]


「二人セゾン」MVは、公開されてまだ15日しか経っていないので、3週目の積み上げは出ていませんが、1週目の積み上げ217.9万回、2週目が121.7万回というのは、最近のAKB48と乃木坂欅坂では、トップの数字です。

アイドル系グループの楽曲で、これに比肩するのは、私が知っている範囲では、BABYMETALの「KARATE」くらいです。

新人アイドルとしては、ちょっと考えられない再生数の推移で、「サイレントマジョリティー」MVを出した欅坂に対して、大きな期待感が寄せられている証拠じゃないでしょうか。


「二人セゾン」MVは、自身の再生数上昇速度が桁外れというだけでなく、波及効果が凄まじい。

(表7) YouTubeに公開されている乃木坂と欅坂のフルバージョンMVの、月曜〜日曜で定義した週による最近の再生数推移

凡例
曲名
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ 公開後経過週数) : 対象週の始めと終わりの日付
(日ごとの推移)
対象日における再生回数上昇速度 (日終わりの累計再生回数 @ 公開後経過日数) : 日付

#「35W」と「244D」は、それぞれ、公開後35週目と244日目を表す
# この表における1週間は、月曜午前6時から翌週月曜午前6時までの7日。ただし、「1週目」は、配信が開始された日時から始まる
# この表における1日は、午前6時から翌日午前6時までの24時間。ただし、「1日目」は、配信が開始された時刻から始まる
#「対象週における再生回数上昇速度」は、指定された1週間に積み上げた再生回数を公開時間で割ったもの
#「対象日における再生回数上昇速度」は、指定された1日間に積み上げた再生回数
# 再生回数はすべて「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「00.0」「000.0」は、まだ計算出来ない、未定の意味
#「←」は、二人セゾンMVの公開が始まった週もしくは日

サイレントマジョリティー
07.3万回/日 (3141.5/+050.8 @ 35W) : 11/07(月)13(日)
09.6万回/日 (3208.8/+067.4 @ 36W) : 11/14(月)20(日) ←
12.0万回/日 (3292.7/+083.9 @ 37W) : 11/21(月)27(日)
(36週目における日ごとの推移)
09.3万回/日 (3150.8 @ 244D) : 11/14(月)
06.9万回/日 (3157.7 @ 245D) : 11/15(火)
06.6万回/日 (3164.2 @ 246D) : 11/16(水)
08.2万回/日 (3172.4 @ 247D) : 11/17(木) ← 二人セゾンMV公開日
10.3万回/日 (3182.7 @ 248D) : 11/18(金)
13.2万回/日 (3195.9 @ 249D) : 11/19(土)
12.9万回/日 (3208.8 @ 250D) : 11/20(日)

世界には愛しかない
02.6万回/日 (710.1/+018.3 @ 18W) : 11/07(月)13(日)
03.4万回/日 (734.2/+024.1 @ 19W) : 11/14(月)20(日) ←
04.0万回/日 (762.2/+028.0 @ 20W) : 11/21(月)27(日)

語るなら未来を
01.5万回/日 (372.2/+10.3 @ 17W) : 11/07(月)13(日)
01.9万回/日 (385.3/+13.1 @ 18W) : 11/14(月)20(日) ←
02.4万回/日 (402.1/+16.8 @ 19W) : 11/21(月)27(日)

裸足でSummer
01.9万回/日 (676.3/+013.0 @ 19W) : 11/07(月)13(日)
02.0万回/日 (690.6/+014.2 @ 20W) : 11/14(月)20(日) ←
02.1万回/日 (705.1/+014.5 @ 21W) : 11/21(月)27(日)

サヨナラの意味
07.0万回/日 (357.2/+048.9 @ 04W) : 11/07(月)13(日)
05.8万回/日 (398.0/+040.8 @ 05W) : 11/14(月)20(日) ←
04.9万回/日 (432.6/+034.6 @ 06W) : 11/21(月)27(日)


上表において「←」で指したところが、「二人セゾン」MVの公開週、あるいは公開日ですが、「サイレントマジョリティー」「世界には愛しかない」「語るなら未来を」のいずれのMVも、その週で再生数の上昇速度が明らかにアップし、次の週は、さらに勢いが増している。

一方、乃木坂の「裸足でSummer」と「サヨナラの意味」には、そういった顕著な「ブースト」は見られない。

つまり、「二人セゾン」MVの投入を切っ掛けに、既存の欅坂楽曲MVが、一斉に注目を集めた節がある。


すべてのMVが、TAKAHIRO氏が振り付ける、平手友梨奈センターの、格好良いダンスナンバーという基本路線を堅持しているため、関心を持った人が、次々とMVをハシゴしてる可能性がある。

従って、「サイレントマジョリティー」から入っても、「二人セゾン」から入っても、どこに興味を持っても、最終的には、すべてのMVを鑑賞する確率が高く、テレビ露出の度に、楽曲群MVが連動して再生数を伸ばすという状態になっているのだと思います。

「世界には愛しかない」MVが1千万回に届く可能性があると言えるのは、こういった連動性によって、今後も、再生数上昇速度が頻繁に勢いづくことを期待出来るからです。


逆に、「裸足でSummer」や「サヨナラの意味」は、時間経過に伴う上昇速度の低落を、反転させる要素に乏しく、どうしても厳しい見通しにならざるを得ません。

乃木坂のMVには、作品群を貫く基本パターンがなく、音楽面でも、歌、ダンス、メンバー構成に「定番」がない。

そのため、欅坂が享受しているような、MV再生数の一斉上昇は、機会が少なく、規模も小さくなってしまう。


こうなってくると、「サヨナラの意味」MVの再生数が、「二人セゾン」に本当に抜かされるのか、だとすれば、それはいつ頃なのか知りたくなります。

(表8) YouTubeに公開されている「サヨナラの意味」と「二人セゾン」のフルバージョンMVの、月曜〜日曜で定義した週による再生数推移

凡例
[サヨナラの意味 * 二人セゾンの公開後経過週数] 週目
対象週における再生回数上昇速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ 公開後経過週数) : 対象週の始めと終わりの日付
(日ごとの推移)
対象日における再生回数上昇速度 (日終わりの累計再生回数 @ 公開後経過日数) : 日付

# 青色は「サヨナラの意味」赤色は「二人セゾン」のMVに関するデータ
# 表記法は基本的に(表7)と同じ

[05*01] 週目
05.8万回/日 (398.0/+040.8 @ 05W) : 11/14(月)20(日)
40.4万回/日 (151.4/+151.4 @ 01W) : 11/17(木)20(日)

[06 * 02] 週目
04.9万回/日 (432.6/+034.6 @ 06W) : 11/21(月)27(日)
19.9万回/日 (291.0/+139.6 @ 02W) : 11/21(月)27(日)

[07*03] 週目
00.0万回/日 (000.0/+000.0 @ 07W) : 11/28(月)04(日)
00.0万回/日 (000.0/+000.0 @ 03W) : 11/28(月)04(日)
(この週における日ごとの推移)
04.2万回/日 (436.8 @ 39D)16.0万回/日 (307.0 @ 12D) : 11/28(月)
03.9万回/日 (440.7 @ 40D)14.2万回/日 (321.2 @ 13D) : 11/29(火)
04.5万回/日 (445.2 @ 41D)14.5万回/日 (335.8 @ 14D) : 11/30(水)
04.5万回/日 (449.6 @ 42D)15.3万回/日 (351.1 @ 15D) : 12/01(木)
04.5万回/日 (454.2 @ 43D)15.5万回/日 (366.7 @ 16D) : 12/02(金)


12月2日(金)における再生数を比べると、「サヨナラの意味」は454万回、「二人セゾン」は367万回で、90万回ほどの差が付いています。

ただ、上昇速度は、乃木坂の4.5万回/日に対して、欅坂は15.5万回/日と、なんと11万回/日も下回っている。

この速度差がこのまま続くと9日間、つまり2週間足らずで、「サヨナラの意味」は、「二人セゾン」に並ばれることになる。

「二人セゾン」MVは、公開3週目なので、5週目には追いつく計算です。


公開してまだ日の浅い「二人セゾン」MVは、これから再生数の上昇スピードが急速に落ちていく可能性もあるので、累計で並ばれる時期は、もう少し先になるかもしれません。

しかし、「サヨナラの意味」が、最後まで逃げ切るのは、さすがにちょっと無理な気がします。

となると、「裸足でSummer」MVの再生数が、「世界には愛しかない」MVに追い抜かれた歴史を、繰り返すことになる。

次の表は、その出来事が起こったときの、再生数推移を示しています。

(表9) YouTubeに公開されている「裸足でSummer」と「世界には愛しかない」のフルバージョンMVの、月曜〜日曜で定義した週による再生数推移

# 青色は「裸足でSummer」赤色は「世界には愛しかない」のMVに関するデータ
# 表記法は基本的に(表7)と同じ

[11*10] 週目
03.1万回/日 (537.1/+021.6 @ 11W) : 09/12(月)18(日)
04.1万回/日 (530.5/+029.0 @ 10W) : 09/12(月)18(日)

[12*11] 週目
02.8万回/日 (556.9/+019.8 @ 12W) : 09/19(月)25(日)
03.8万回/日 (557.2/+026.7 @ 11W) : 09/19(月)25(日)
(この週における日ごとの推移)
03.3万回/日 (540.4 @ 074D)04.2万回/日 (534.8 @ 070D) : 09/19(月)
02.8万回/日 (543.2 @ 075D)03.8万回/日 (538.6 @ 071D) : 09/20(火)
02.4万回/日 (545.7 @ 076D)03.3万回/日 (541.9 @ 072D) : 09/21(水)
03.1万回/日 (548.7 @ 077D)04.2万回/日 (546.1 @ 073D) : 09/22(木)
02.2万回/日 (550.9 @ 078D)03.0万回/日 (549.1 @ 074D) : 09/23(金)
03.1万回/日 (554.0 @ 079D)04.3万回/日 (553.4 @ 075D) : 09/24(土)
02.9万回/日 (556.9 @ 080D)03.8万回/日 (557.2 @ 076D) : 09/25(日) ←

[13*12] 週目
02.5万回/日 (574.5/+017.6 @ 13W) : 09/26(月)02(日)
03.4万回/日 (581.0/+023.7 @ 12W) : 09/26(月)02(日)

[21*20] 週目
02.1万回/日 (705.1/+014.5 @ 21W) : 11/21(月)27(日)
04.0万回/日 (762.2/+028.0 @ 20W) : 11/21(月)27(日)


「裸足でSummer」と「世界には愛しかない」のMV公開時期は、前者が後者に4日先行しているだけで、ほぼ同じですが、スタードダッシュは、乃木坂が欅坂を上回っていて、再生数の累計も上昇速度も、優っていた。

ところが、「世界には愛しかない」MVの公開5週目、ちょうどCDが発売される週で、欅坂の上昇速度が乃木坂を逆転し、「裸足でSummer」を追い上げ始めます。

そして、上表のように、「世界には愛しかない」MV公開11週目の最終日、9月25日(日)に、遂に累計で乃木坂を抜くことになる。

上昇スピードの欅坂優位は、その後、今に至るまで変わらず、1千万回達成の可能性を含めて、乃木坂より好調な数字を維持しています。


「世界には愛しかない」MVは、「裸足でSummer」MVの4日後のスタートで、並ぶのに11週掛かっています。

一方、(表8)で指摘したように、「二人セゾン」MVは、「サヨナラの意味」MVの27日後から出発しているのに、場合によっては、5週で追いつく可能性すらある。

MV人気を巡る、乃木坂に対する欅坂の優位が、15枚目と2枚目より、16枚目と3枚目で、明らかに差が広がり、決定的になってきたように見えます。


「サヨナラの意味」MVは、乃木坂のことをよく知っているコアファン向きに、作られていると感じることがあります。

年末年始のテレビ露出を考えると、YouTubeで無料公開される秋シングルの表題曲MVは、乃木坂に初めて興味を持った人たちにとって、「玄関口」になる作品だと思いますが、それにしては、ちょっとディープに過ぎる印象を受ける。

どういう作品であれば、再生数が伸びるのか、よく分かりませんが、自分自身を振り返ってみても、「サヨナラの意味」MVより、「裸足でSummer」MVの方が、視聴回数が多い気がします。

扱うテーマはともかく、全体を包むテイストとして、「明るさ」や「軽さ」が、もっと入っていれば、個人的な再生数が、もっと増えたかなとは思います。


関連記事

「サヨナラの意味」MVの再生数上昇に失速感、テレビ出演の効果薄く前作を下回るペースで推移 [22Nov16]

「サヨナラの意味」MVの再生数が爆発的な伸び、絵画的な映像美と交錯する幻想の物語 [22Oct16]

乃木坂16枚目初動は過去最も厳しい条件に、なぜ「裸足」MVは欅坂「世界」に抜かれたのか [27Sep16]

乃木坂「裸足」の iTunesランクとオリコン累計が前作越え、MV再生好調も迫る欅の足音 [10Sep16]

欅坂、BABYMETAL、乃木坂、MV再生回数を巡る競争が生んだ超大型新人 [23Jul16]


// 過去の記事を読みたい方へ

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする