ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

岐路に立つ48&46の有線人気、知名度が鍵のAKB、失速したHKT、乃木坂の復調と欅坂の快進撃 [30Aug16]

2016-08-30 01:40:05 | 芸能
9月4日(日)深夜の『乃木坂工事中』は、橋本奈々未を笑わせるメンバーの不幸話大会で(笑)、16th選抜は発表しないようです。

こうなると、神宮ライブでの新曲披露や選抜発表は、まずないと思います。

イベントで新選抜を先行発表して、直後の冠番組で、メンバーに告知したときの模様を放送しないなんて、あり得ないので。


しかし、今日の神宮千秋楽で、16枚目シングルの発売日をアナウンスして、個別握手会の応募をスタートさせる可能性はあります。

その場合、第1次受付と新選抜発表は、もっとも早くて、それぞれ9月1日(木)2日(金)と9月11日(日)深夜で、10月中のCDリリースを目指すなら、以下のスケジュールになる。

第1次応募[09/01(木)02(金)] =(初動8次算入)=> CD発売[10/26(水)]
選抜発表[09/11(日)] =(6週+3日)=> CD発売[10/26(水)]


8次応募分までの初動算入は、15枚目と同じで、10次だった14枚目からの前作割れを考えると、もう少し増やしたい気分になるものの(笑)、まあ、あり得る範囲に入っています。

一方、選抜発表からCD発売までが6週プラス3日は、歴代シングルでもっとも短く、1枚目「ぐるぐるカーテン」と2枚目「おいでシャンプー」だけに適用された期間です。

デビュー当時と異なり、今は、数多くの音楽番組に出演するなど、新曲キャンペーンが分厚くなっているので、それに要する時間としては、さすがに短過ぎる心配がある。

絶対ないとは言えないけど、6週プラス3日を選択する確率は、かなり低いんじゃないかと思います。


まとめると、現時点で言えることは、神宮ライブで新曲や新選抜が披露される可能性はほとんどなく、あるとすれば、発売日の発表で、その際、日付は11月以降が有力だが、10月中の可能性もごく僅か残っている、といったあたりでしょうか(笑)。

16枚目のスケジュールは、乃木坂運営自身、最初から明確に決めているというより、AKB48Gと欅坂の秋冬シングル日程、楽曲提供の進み具合、メンバーの体調など、刻々と変化する状況を見ながら、適切な形を模索している気がします。

秋は、15枚目の握手会が始まり、アンダーライブがあり、個々のメンバーによるメディアや舞台の仕事もある。

つまり、何個ものボールをお手玉しながら、そこに16枚目という新しいボールを投げ込むわけで、今、じりじりしながら、タイミングを計っているのでしょう。


まあ、率直に言って、多過ぎる特典イベントが、ライブ、テレビ、ラジオ、舞台、さらには次シングルの制作とキャンペーンをも圧迫している状態で、人気が上がれば上がるほど、内仕事と外仕事のバランスが取れなくなるという、AKB48式アイドルの内蔵する根本的矛盾が、乃木坂で顕在化してきた感がある。

矛盾のしわ寄せが、常軌を逸した過密スケジュールとして表れ、それがメンバーの怪我や病気を呼び込んでしまう。

メンバーが倒れてしまっては、元も子もないので、今こそ、体調面を最優先にして、シングル発売速度のペースダウンや特典イベントの規模縮小など、従来型のスケジュールを見直すべきじゃないでしょうか。


さて、今日は、久しぶりに、有線ランキングを見てみます。

数日前、『週間 USEN HIT J-POPランキング』で、「裸足でSummer」が1位獲得という情報がネットに流れましたが、これは、「USEN」という会社が番組放送用に作成しているTOP20ランキングで、リクエスト数だけでなく、OA実績、問い合わせ、反響などを独自集計したものだそうです。

一方、これから紹介する「有線ランキング」は、毎年暮れに行われる『日本有線大賞』を主催する「全国有線音楽放送協会」によるランキングで、リクエスト数に基づいて2015年までは演歌とJ-POPを併せた邦楽TOP150、2016年からはJ-POPと演歌を分けたそれぞれのTOP50が、毎週発表されています。

『日本有線大賞』は、大きな賞の一つですが、乃木坂は、まだ一度もノミネートされたことがなく、関わったのは、2014年と15年における、視聴者リクエストコーナーへの「ゲスト」出演だけです。

有線のリクエスト数がダイレクトに反映された順位であること、リストアップされる曲数が多いこと、さらに、いつか、せめて候補には選ばれたい(笑)「有線大賞」に結びつくことから、このランキングに注目しています。


では、AKB48の楽曲から。

(表1) 有線ランキングにおける、AKB48歴代楽曲の成績

凡例
曲が収録されたシングルの番号 ランクイン回数 最高順位 : CD発売日 曲名

#「365日の紙飛行機」の以外の曲は、すべてシングル表題曲
#「00回」は一度もランクインしなかったことを示す
#「000位」は圏外の意
# [総合トップ150]は、J-POPと演歌を併せた上位150までの邦楽総合ランキングで、集計期間2015/12/12(土)〜12/18(金)の 2015/12/25付が最後のチャート
# [J-POPトップ50]は、J-POPのみの上位50までのランキングで、集計期間2015/12/19(土)〜2016/01/01(金)の 2016/01/08付が最初のチャート
#「唇に Be My Baby」と「365日の紙飛行機」は、[総合トップ150]と[J-POPトップ50]を跨ぐ形で、両方にランクインしている

AKB48

[総合トップ150]

11枚目 01回 149位 : 2009/03/04(水) 10年桜
12枚目 00回 000位 : 2009/06/24(水) 涙サプライズ!
13枚目 00回 000位 : 2009/08/26(水) 言い訳Maybe
14枚目 12回 063位 : 2009/10/21(水) RIVER

15枚目 09回 046位 : 2010/02/17(水) 桜の栞
16枚目 16回 011位 : 2010/05/26(水) ポニーテールとシュシュ
17枚目 14回 014位 : 2010/08/18(水) ヘビーローテーション
18枚目 16回 007位 : 2010/10/27(水) Beginner
19枚目 07回 016位 : 2010/12/08(水) チャンスの順番

20枚目 16回 014位 : 2011/02/16(水) 桜の木になろう
21枚目 14回 001位 : 2011/05/25(水) Everyday、カチューシャ
22枚目 12回 001位 : 2011/08/24(水) フライングゲット
23枚目 07回 004位 : 2011/10/26(水) 風は吹いている
24枚目 12回 002位 : 2011/12/07(水) 上からマリコ

25枚目 12回 003位 : 2012/02/15(水) GIVE ME FIVE!
26枚目 16回 006位 : 2012/05/23(水) 真夏のSound good!
27枚目 14回 002位 : 2012/08/29(水) ギンガムチェック
28枚目 11回 003位 : 2012/10/31(水) UZA
29枚目 13回 004位 : 2012/12/05(水) 永遠プレッシャー

30枚目 13回 004位 : 2013/02/20(水) So long!
31枚目 13回 005位 : 2013/05/22(水) さよならクロール
32枚目 36回 002位 : 2013/08/21(水) 恋するフォーチュンクッキー
33枚目 09回 003位 : 2013/10/30(水) ハート・エレキ
34枚目 10回 043位 : 2013/12/11(水) 鈴懸の木の道で(以下略)

35枚目 12回 002位 : 2014/02/26(水) 前しか向かねえ
36枚目 15回 004位 : 2014/05/21(水) ラブラドール・レトリバー
37枚目 24回 002位 : 2014/08/27(水) 心のプラカード
38枚目 13回 001位 : 2014/11/26(水) 希望的リフレイン

39枚目 14回 004位 : 2015/03/04(水) Green Flash
40枚目 18回 001位 : 2015/05/20(水) 僕たちは戦わない
41枚目 15回 001位 : 2015/08/26(水) ハロウィン・ナイト
42枚目 02回 092位 : 2015/12/09(水) 唇に Be My Baby
42枚目 02回 003位 : 2015/12/09(水) 365日の紙飛行機

[J-POPトップ50] 2016/01/08付より
42枚目 08回 026位 : 2015/12/09(水) 唇に Be My Baby
42枚目 19回 002位 : 2015/12/09(水) 365日の紙飛行機
43枚目 13回 002位 : 2016/03/09(水) 君はメロディー
44枚目 05回 038位 : 2016/06/01(水) 翼はいらない


私が調べた限り、AKB48の曲で最初にランクインを記録したのは、11枚目表題曲の「10年桜」で、149位に1回だけ登場しています。

その後、12枚目、13枚目は完全圏外でしたが、14枚目の「RIVER」が12回のランクインを果たし、63位まで浮上。

さらに、16枚目「ポニーテールとシュシュ」が16回ランクインの最高11位、17枚目「ヘビーローテーション」は14回の最高14位と、快進撃が続きます。

ただ、それでもベスト3といったトップランキングには、なかなか入れなかったんですが、遂に、21枚目「Everyday、カチューシャ」と22枚目「フライングゲット」で、最高1位を獲得します。

2009年から2011年の有線ランキングは、AKB48の楽曲が徐々に人気を獲得し、世の中に頻繁に流れるようになった経緯を、リアルに伝えています。


2012年以降は、シングルを出せば、表題曲が10回以上はランクインし、順位はベスト5に入るのが当たり前という状態になっていきます。

その中で、とくに目を引くのは、32枚目「恋するフォーチュンクッキー」の36回ランクインで、他の楽曲と比べて、突出して長くリクエストされ続けている。

さらに、37枚目「心のプラカード」が24回ランクイン、42枚目カップリングの「365日の紙飛行機」が、総合2回、J-POP19回で、単純合計21回という長期ランクインを見せています。

この3曲に共通するのは、アップテンポなダンスナンバーではなく、ゆったりしたバラード系、あるいは音頭系の曲という点です。

有線は、飲食店で流れることが多く、やはり、ノリノリの曲より、しっとりした曲の方が、好まれるのかもしれません。


私が大学生の頃、晩ご飯を食べに入った中華料理屋で、運ばれてきたスタミナ飯をさあ食べようかとしたとき、店内有線から、

俺は高木ブーだ 俺は高木ブーだ
ブー ブー 高木ブー ブー ブー 高木ブー

と、筋肉少女帯の「元祖高木ブー伝説」(1987)が大音量で流れてきて、びっくりしたことがあります(笑)。

どんなチョイスじゃ、と面食らったけど、案外、650円のハイカロリー中華を一人で食うには、邪魔にならなかったというか、むしろ、やけくそな感じで食が進んだ気さえしました(笑)。

ただ、ここまでパンチのある曲を、飲食店が有線でリクエストすることは稀な筈で、そういう点から、演歌やバラードがランクイン回数を伸ばすのだと思います。

消化不良を起こしますからね、あまりに強烈だと(笑)。


アイドルの曲が有線ランキングに36回も入るのは珍しいことなので、「恋するフォーチュンクッキー」が、どういう順位の変遷を辿ったのか、以下に載せておきます。

(表2) 有線ランキングにおける、「恋するフォーチュンクッキー」の週ごとの順位変化と順位帯分布

凡例
順位 A-B-C-D-E / F-G [H] その時点でのランクイン回数 : CD発売からの経過週 有線ランキング(総合トップ150)の日付 集計期間

# 上記 A〜H は、それぞれ次の順位帯を表し、そこにランクインしている場合は「1」、していない場合は「0」を記している。A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(150位圏外)
# 有線ランキングの1週間は、土曜から始まって金曜に終わる7日
# ときどきランキングが発表されない週があり、その時は、2週分をまとめた結果が次回に示される

週ごとの順位変化
009位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 01回 : 2&1週前 08/23付 08/03(土)16(金)
002位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 02回 : 01週目 08/30付 08/17(土)23(金)
002位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 03回 : 02週目 09/06付 08/24(土)30(金)
003位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 04回 : 03週目 09/13付 08/31(土)06(金)
006位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 05回 : 04週目 09/20付 09/07(土)13(金)
008位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 06回 : 05週目 09/27付 09/14(土)20(金)
005位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 07回 : 06週目 10/04付 09/21(土)27(金)
003位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 08回 : 07週目 10/11付 09/28(土)04(金)
005位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 09回 : 08週目 10/18付 10/05(土)11(金)
004位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 10回 : 09週目 10/25付 10/12(土)18(金)
005位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 11回 : 10週目 11/01付 10/19(土)25(金)
007位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 12回 : 11週目 11/08付 10/26(土)01(金)
016位 0-1-0-0-0 / 0-0 [0] 13回 : 12週目 11/15付 11/02(土)08(金)
006位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 14回 : 13週目 11/22付 11/09(土)15(金)
008位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 15回 : 14週目 11/29付 11/16(土)22(金)
007位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 16回 : 15週目 12/06付 11/23(土)29(金)
003位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 17回 : 16週目 12/13付 11/30(土)06(金)
002位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 18回 : 17週目 12/20付 12/07(土)13(金)
005位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 19回 : 18週目 12/27付 12/14(土)20(金)
004位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 20回 : 19&20週目 01/10付 12/21(土)03(金)
006位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 21回 : 21週目 01/17付 01/04(土)10(金)
002位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 22回 : 22週目 01/24付 01/11(土)17(金)
004位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 23回 : 23週目 01/31付 01/18(土)24(金)
009位 1-0-0-0-0 / 0-0 [0] 24回 : 24週目 02/07付 01/25(土)31(金)
013位 0-1-0-0-0 / 0-0 [0] 25回 : 25週目 02/14付 02/01(土)07(金)
023位 0-0-1-0-0 / 0-0 [0] 26回 : 26週目 02/21付 02/08(土)14(金)
033位 0-0-0-1-0 / 0-0 [0] 27回 : 27週目 02/28付 02/15(土)21(金)
046位 0-0-0-0-1 / 0-0 [0] 28回 : 28週目 03/07付 02/22(土)28(金)
066位 0-0-0-0-0 / 1-0 [0] 29回 : 29週目 03/14付 03/01(土)07(金)
072位 0-0-0-0-0 / 1-0 [0] 30回 : 30週目 03/21付 03/08(土)14(金)
070位 0-0-0-0-0 / 1-0 [0] 31回 : 31週目 03/28付 03/15(土)21(金)
077位 0-0-0-0-0 / 1-0 [0] 32回 : 32週目 04/04付 03/22(土)28(金)
082位 0-0-0-0-0 / 1-0 [0] 33回 : 33週目 04/11付 03/29(土)04(金)
087位 0-0-0-0-0 / 1-0 [0] 34回 : 34週目 04/18付 04/05(土)11(金)
118位 0-0-0-0-0 / 0-1 [0] 35回 : 35週目 04/25付 04/12(土)18(金)
126位 0-0-0-0-0 / 0-1 [0] 36回 : 36週目 05/02付 04/19(土)25(金)
000位 0-0-0-0-0 / 0-0 [1] ---回 : 37&38週目 05/16付 04/26(土)09(金)
000位 0-0-0-0-0 / 0-0 [1] ---回 : 39週目 05/23付 05/10(土)16(金)

順位帯分布
23-02-01-01-01 / 06-02

# A-B-C-D-E / F-G
A〜Gは、それぞれの順位帯にランクインした日数。順位帯の区分は上と同じ


「恋するフォーチュンクッキー」は、36回のランクインで、時間で表すと、CD発売の2週前から発売後36週目まで、トータル38週に渡ってTOP150に入っていたことになります。

興味深いのは、この36回中、トップ10へのランクインは23回で、その後、順位が下がり始めると、急速に落ちていき、圏外に去っている。

つまり、長期ランクインが実現したのは、上位を長くキープ出来たからで、低い順位に長く踏み止まったり、各順位帯に均等に留まったわけではない、ということです。


24回ランクインの「心のプラカード」も、トップ20に連続14回入っています。

通常のアイドル楽曲は、こういった上位に留まる時間が短く、すぐに下落が始まるので、なかなか20回を越えるランクインは難しいのだと思います。

とくに注目したいのは、(表2)において、2013/11/15付で7位から16位に下がった順位が、次の11/22付で、再び6位に戻っていることです。

16位への下降は、次シングル表題曲の「ハート・エレキ」が、この週、3位に入ったことから、おそらく、一時的に新曲へ関心が移ったのだと思います。

しかし、翌週には、復活してトップ10に戻っている。

こういった「反発力」は、「サイレントマジョリティー」の iTunes ランキングやMV再生回数を調べていて、頻繁に目にする光景で、何かあるとすぐに順位と数字が再上昇することが、曲への人気なのかもしれません。


ところで、成績があまりふるわなかった曲としては、34枚目「鈴懸の木の道で(以下略)」、42枚目「唇に Be My Baby」、44枚目「翼はいらない」が気になります。

「唇に Be My Baby」は、カップリングである「365日の紙飛行機」が、NHK連続テレビ小説の主題歌として注目を集めたため、影が薄くなってしまった面があると思います。

一方、松井珠理奈をセンターに据え、若手中心のジャンケン選抜が担当した「鈴懸の木の道で(以下略)」は、知名度の問題から、今ひとつ最高順位が伸びなかった感がある。

ただ、ランクインは10回を数え、演歌を含めた最高43位は、J-POPのみであれば、もっと上に入る筈です。


それに比べると、J-POPだけのランキングで、最高38位に終わった「翼はいらない」は、2012年以降の流れの中で、極めて厳しい成績だと言えます。

この44枚目表題曲も、向井地美音という、ファン以外には馴染みの薄いメンバーがセンターに抜擢されていますが、「鈴懸の木の道で(以下略)」と異なり、渡辺麻友、指原莉乃、山本彩といった主要人気メンバーが軒並み選抜入りしていて、その上、「総選挙」投票券付きシングルという話題性もある。

もし、45枚目表題曲である「LOVE TRIP」が同じように、ランクイン回数を稼げず、最高順位も低いとなると、知名度の問題だけでは片付けられない話になって、2011年から快進撃を続けてきたAKB48楽曲の有線人気が、一つの節目を迎えつつある可能性が出てきます。


次は、SKE48です。

(表3) 有線ランキングにおける、SKE48歴代楽曲の成績

凡例
曲が収録されたシングルの番号 ランクイン回数 最高順位 : CD発売日 曲名

#「00回」は一度もランクインしなかったことを示す
#「000位」は圏外の意
#「コップの中の木漏れ日」は「ラブ・クレッシェンド」というユニットによるシングルの表題曲

SKE48

[総合トップ150]
01枚目 00回 000位 : 2009/08/05(水) 強き者よ
02枚目 01回 145位 : 2010/03/24(水) 青空片想い
03枚目 04回 110位 : 2010/07/07(水) ごめんね、SUMMER
04枚目 04回 107位 : 2010/11/17(水) 1!2!3!4!ヨロシク!
05枚目 04回 055位 : 2011/03/09(水) バンザイVenus
06枚目 11回 036位 : 2011/07/27(水) パレオはエメラルド
07枚目 07回 031位 : 2011/11/09(水) オキドキ
08枚目 08回 025位 : 2012/01/25(水) 片想いFinally
09枚目 08回 020位 : 2012/05/16(水) アイシテラブル!
10枚目 04回 097位 : 2012/09/19(水) キスだって左利き
11枚目 06回 029位 : 2013/01/30(水) チョコの奴隷
12枚目 04回 060位 : 2013/07/17(水) 美しい稲妻
13枚目 10回 025位 : 2013/11/20(水) 賛成カワイイ!
14枚目 07回 045位 : 2014/03/19(水) 未来とは?
15枚目 02回 116位 : 2014/07/30(水) 不器用太陽
16枚目 09回 036位 : 2014/12/10(水) 12月のカンガルー
17枚目 09回 031位 : 2015/03/31(火) コケティッシュ渋滞中
18枚目 00回 000位 : 2015/08/12(水) 前のめり
01枚目 03回 102位 : 2015/11/25(水) コップの中の木漏れ日

[J-POPトップ50] 2016/01/08付より
19枚目 02回 45位 : 2016/03/30(水) チキンLINE


SKE48の歴代楽曲で一番、ランクイン回数が多いのは、11回の「パレオはエメラルド」で、私のようにファンではない人間でも、サビのフレーズが浮かんできます。

有線のランキング成績が良いと、街で耳にする機会が多く、もちろん音楽番組を通したメディア露出も活発な筈で、自然と頭に入ってくるのでしょう。

ただ、気になるのは、松井玲奈の卒業曲「前のめり」が完全圏外、ラブ・クレッシェンドの「コップの中の木漏れ日」は3回ランクインの最高102位、「チキンLINE」が2回ランクインの最高45位と、過去の曲と比較して、相当に芳しくない成績が、3シングルも続いている。

MVの再生回数、Billboard JAPAN Hot100 の「ルックアップ」など、SKE48の曲を巡っては、最近、厳しい数字があちこちから出ていて、それらと併せると、有線ランキングの不調は心配になるデータです。


次にNMB48。

(表4) 有線ランキングにおける、NMB48歴代楽曲の成績

凡例
曲が収録されたシングルの番号 ランクイン回数 最高順位 : CD発売日 曲名

#「00回」は一度もランクインしなかったことを示す
#「000位」は圏外の意

NMB48

[総合トップ150]
01枚目 06回 078位 : 2011/07/20(水) 絶滅黒髪少女
02枚目 00回 000位 : 2011/10/19(水) オーマイガー!
03枚目 06回 056位 : 2012/02/08(水) 純情U-19
04枚目 04回 083位 : 2012/05/09(水) ナギイチ
05枚目 03回 091位 : 2012/08/08(水) ヴァージニティー
06枚目 08回 060位 : 2012/11/07(水) 北川謙二
07枚目 04回 118位 : 2013/06/19(水) 僕らのユリイカ
08枚目 10回 033位 : 2013/10/02(水) カモネギックス
09枚目 04回 119位 : 2014/03/26(水) 高嶺の林檎
10枚目 02回 111位 : 2014/11/05(水) らしくない
11枚目 00回 000位 : 2015/03/31(火) Don't look back!
12枚目 10回 019位 : 2015/07/15(水) ドリアン少年
13枚目 09回 038位 : 2015/10/07(水) Must be now

[J-POPトップ50] 2016/01/08付より
14枚目 04回 21位 : 2016/04/27(水) 甘噛み姫


NMB48は、運営が有線ランキングを上げることを意識していないのか、もともと数字はあまりパッとしません(笑)。

ただ、その中でも、「カモネギックス」と「ドリアン少年」が10回ランクインを達成しています。

とくに、須藤凜々花センターの「ドリアン少年」は、最高順位も19位と歴代最高で、有線人気のもっとも高い曲になっている。

AKB48の場合は、知名度の高くない若手の抜擢が、有線ランキングでは裏目に出ていますが、NMB48の12枚目表題曲に関しては、逆にプラスの効果があったように見えます。

まあ、有線リクエストの数を左右するのは、選抜メンバーの陣容だけではなく、楽曲の魅力、プロモーションの掛け方、話題性など、様々な因子が複雑に絡むだろうから、センター人事だけに注目するのは、妥当ではないんですが。


次はHKT48で、極めて特徴的なランクング成績の変遷を辿っています。

(表5) 有線ランキングにおける、HKT48歴代楽曲の成績

凡例
曲が収録されたシングルの番号 ランクイン回数 最高順位 : CD発売日 曲名

#「00回」は一度もランクインしなかったことを示す
#「000位」は圏外の意

HKT48

[総合トップ150]
01枚目 15回 019位 : 2013/03/20(水) スキ!スキ!スキップ!
02枚目 17回 012位 : 2013/09/04(水) メロンジュース
03枚目 12回 010位 : 2014/03/12(水) 桜、みんなで食べた
04枚目 15回 015位 : 2014/09/24(水) 控えめI love you!
05枚目 00回 000位 : 2015/04/22(水) 12秒
06枚目 00回 000位 : 2015/11/25(水) しぇからしか!

[J-POPトップ50] 2016/01/08付より
07枚目 00回 00位 : 2016/04/13(水) 74億分の1の君へ


そうなんです、HKT48は、1枚目から4枚目まで、ランクインは10回を優に越え、常にTOP20に入り、新人とは思えないほど有線の成績が良かった。

ところが、どういうわけか、5枚目「12秒」、6枚目「しぇからしか!」、7枚目「74億分の1の君へ」は、一度もランクインがない完全圏外です。

これほど急激に成績が悪化するなんて、ちょっと考えられない話で、4枚目と5枚目の間に何が起こったのか、もの凄く気になります(笑)。


原因として思い付くのは、HKT48の曲をリクエストしていたファンが、一気に離れたか、あるいは、運営の方針が変わって、有線順位を意識したプロモーションを止めたかです。

どちらにせよ、有線ランキングがふるわないと、街に曲が流れる機会が減るのは間違いなく、グループの発展にとって、決して良いことではない。

一つ気になるのは、2014年11月26日(水)に発売されたAKB48の38枚目「希望的リフレイン」において、宮脇咲良が、渡辺麻友ともにWセンターに抜擢されたことです。


その年の2月に、生駒里奈がAKB48を「兼任」することになった「大組閣」がありましたが、HKT48は、宮脇咲良を始めとする主要メンバーが、軒並み他グループとの「兼任」となり、福岡の地元アイドルというイメージが、一気に薄まっていきます。

その象徴だったのが、宮脇咲良のAKB48センター抜擢で、博多のアイドルという空気が吹き飛んでしまった感がある。

もし、地元の人々が、我が街のアイドルを応援する意図で、シングルが発売される度に、新曲を盛んに有線でリクエストしていたとすれば、そういった活動が、2014年の後半から低調になった可能性があります。


もちろん、あくまで憶測であって、本当のところは分かりません。

あるいは、HKT48をAKB48に接近させるという運営の方針転換が、「兼任」「専任」のメンバーを多数生み出し、同時に、これまで進めてきた有線ランキング重視の姿勢を変更させ、3シングル連続での完全圏外につながったのかもしれない。

ただ、最新曲「最高かよ」のMVに関して、ちょっと面白いデータがあります。

(表6) HKT48「最高かよ」MV(short ver.)の再生数上昇速度の先週の日単位変動

凡例
日単位で求めた24時間換算の再生回数上昇速度 (その日終わりの累計再生回数) : 日付

# ここでの「日」は、その日午前6時から、翌日午前6時までの24時間のこと
#「その日終わり」は、翌日午前6時

03.6万回/日 (045万回) : 08/22(月)
03.4万回/日 (049万回) : 08/23(火)
02.8万回/日 (051万回) : 08/24(水)
02.3万回/日 (054万回) : 08/25(木)
04.4万回/日 (058万回) : 08/26(金) ← ソフトバンク首位奪回
01.3万回/日 (059万回) : 08/27(土)
00.7万回/日 (060万回) : 08/28(日)


火、水、木と、徐々に下がっていた再生数の積み上げスピードが、どういうわけか、8月26日(金)に、いきなり反発して、跳ね上がっています。

ただ、この日放送された『MUSIC STATION 2時間SP』に、HKT48は出演していないし、番組中、取り上げられる場もなかった。

実際、SKE48は、「金の愛、銀の愛」がシングルCDランキングに登場しましたが、MVの再生数上昇速度が大きく変化した形跡はありません。


どうにも不思議に思って、あれこれニュースを調べたところ、この日、プロ野球のソフトバンクが、ロッテを破って、1日で首位に返り咲いている。

で、チームの命運を掛けた試合に、HKT48の若田部遥が、テレビ局のレポーターとして取材に来ていたんですが、彼女は、訪れたレギュラーシーズンの試合では、ソフトバンクが負けたことがないという「不敗神話」を持っていて、この日も、見事に勝利の女神となった。

若田部遥は、ホークスのダイエー時代、投手として活躍した若田部健一の娘さんで、その縁もあって、こういった仕事を任され、「不敗神話」が生まれたのだと思いますが、試合後、東スポが、この話題を記事として取り上げています。

ヤフオクドームでの勝利を喜んだソフトバンクファンが、この記事を目にし、HKT48の「最高かよ」MVに辿り着く人が少なからず出て、再生数が一気に伸びた、というのが一番可能性の高い説明だと思います。


HKT48のように、根拠地がはっきりしているアイドルは、ローカル色を上手く打ち出せば、地域の人々に、スポーツやイベントを通して興味を持ってもらうチャンスがある。

そして、地元球団の優勝争いといった大イベントに絡むと、MVの再生数上昇速度を2万回/日も引き上げる、強力な効果を発揮するのでしょう。

こういった地域アイドルとしての利点こそ、博多に48グループを作った理由だった筈ですが、2014年の大組閣は、それを投げ捨ててしまうかのような「人事シャッフル」で、ほぼ同時期に、有線ランキングの成績も急降下していった。

HKT48が辿った有線人気の変遷は、様々なことを考えさせる、波乱の3年間だったと言えます。


それでは、乃木坂と欅坂の有線ランキングを。

(表7) 有線ランキングにおける、乃木坂・欅坂歴代楽曲の成績

凡例
曲が収録されたシングルの番号 ランクイン回数 最高順位 : CD発売日 曲名

#「00回」は一度もランクインしなかったことを示す
#「000位」は圏外の意
#「今、話したい誰かがいる」は、[総合トップ150]と[J-POPトップ50]を跨ぐ形で、両方にランクインしている

乃木坂46

[総合トップ150]
01枚目 07回 054位 : 2012/02/22(水) ぐるぐるカーテン
02枚目 08回 044位 : 2012/05/02(水) おいでシャンプー
03枚目 07回 069位 : 2012/08/22(水) 走れ!Bicycle
04枚目 07回 066位 : 2012/12/19(水) 制服のマネキン
05枚目 03回 112位 : 2013/03/13(水) 君の名は希望
06枚目 04回 096位 : 2013/07/03(水) ガールズルール
07枚目 00回 000位 : 2013/11/27(水) バレッタ
08枚目 20回 008位 : 2014/04/02(水) 気づいたら片想い
09枚目 00回 000位 : 2014/07/09(水) 夏のFree&Easy
10枚目 17回 015位 : 2014/10/08(水) 何度目の青空か?
11枚目 06回 063位 : 2015/03/18(水) 命は美しい
12枚目 08回 050位 : 2015/07/22(水) 太陽ノック
13枚目 11回 010位 : 2015/10/28(水) 今、話したい誰かがいる

[J-POPトップ50] 2016/01/08付より
13枚目 10回 18位 : 2015/10/28(水) 今、話したい誰かがいる
14枚目 12回 06位 : 2016/03/23(水) ハルジオンが咲く頃

欅坂46
[J-POPトップ50] 2016/01/08付より
01枚目 12回 02位 : 2016/04/06(水) サイレントマジョリティー


乃木坂の曲でもっともランクイン回数が多いのは、総合トップ150で11回、J-POPトップ50で10回のランクインを記録した、「今、話したい誰かがいる」だと思います。

しかし、「気づいたら片想い」は、20回ランクインの最高8位で、「今誰」とほぼ互角の成績となっている。

この2曲に、ランクイン17回、最高15位の「何度目の青空か?」が続き、やはり、バラード系の楽曲がリクエスト数を伸ばす傾向があるようです。


一方、「バレッタ」と「夏のFree&Easy」の2曲は、一度もランクインしない完全圏外です。

有線ランキングを上げるには、それに適したタイアップやキャンペーンが求められる筈で、20回ランクインの8枚目「気づいたら片想い」と、17回の10枚目「何度目の青空か?」に挟まれた、9枚目「夏のFree&Easy」が、こんな成績で終わるなんて、曲の出来不出来だけでなく、プロモーションの進め方にも、問題があるように思えます。

まあ、乃木坂の場合は、「ハルジオンが咲く頃」が12回ランクインの最高6位と、悪くない数字を出していて、48Gのように、最近、急速に有線人気が落ちているんじゃないかという心配は、今のところ、する必要はないようです。


欅坂のデビュー曲「サイレントマジョリティー」は、12回ランクインの最高、なんと2位という好成績で、有線でも強さを見せつけています。

先週金曜のMステSPでは、プロの振付師が選ぶ、凄いと感じた振付トップ25に8位で登場し、モーゼの十戒における「海割れ」をヒントにして、平手友梨奈の動きとメンバーのフォーメーションが考案されたといった舞台裏が、VTRでかなり長めに紹介されました。

そして、またまた、iTunes Store トップソングと、MVの再生数上昇速度に、Mステ効果が出ています。

(表8) 「サイレントマジョリティー」のMV再生数上昇速度と、iTunes Store ランキングの先週の日単位変動

凡例
日単位で求めた24時間換算の再生回数上昇速度 (その日終わりの累計再生回数) : 日付

MV再生数上昇速度
08.4万回/日 (2434万回) : 08/22(月)
08.4万回/日 (2442万回) : 08/23(火)
08.6万回/日 (2451万回) : 08/24(水)
07.6万回/日 (2459万回) : 08/25(木)
09.9万回/日 (2469万回) : 08/26(金) ← MステSP
12.6万回/日 (2481万回) : 08/27(土)
12.0万回/日 (2493万回) : 08/28(日)

凡例
順位 A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 日付

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯を表し、そこにランクインした場合は「1」、していない場合は「0」を記している
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)

iTunes Store トップソングの順位
49位 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] : 08/22(月)
71位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 08/23(火)
77位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 08/24(水)
77位 0-0-0-0-0 / 1-0-0 [0] : 08/25(木)
26位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 08/26(金) ← MステSP
25位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 08/27(土)
24位 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] : 08/28(日)


凄い「反発力」ですよね(笑)。

「恋するフォーチュンクッキー」の有線ランキングに関して上述したように、人気のある曲は、一度順位を下げても、再びアップする傾向があって、「サイレントマジョリティー」は、まさに、その見本のような動きを、この4ヶ月、示し続けています。

iTunes Store トップソングでは、先週金曜に30位以内にジャンプアップして以来、「サイレントマジョリティー」の順位が、「世界には愛しかない」と「裸足でSummer」の両方を上回る状態になっています。

どこまで続くんだ、サイマジョ旋風!?、という感じですが(笑)、欅坂にとっては、良い曲をパフォーマンスするグループという印象を、デビューシングルから与えることに成功したわけで、そいった評価の追い風が、「世界には愛しかない」のMV再生数や iTunes ランキングを押し上げている面があると思います。


「裸足でSummer」MVの再生数上昇速度は、「世界には愛しかない」に、以下のように、引き離されつつあって、現在の状況が続くと、程なく累計で追い抜かれる可能性があります。

(表9) 「裸足でSummer」と「世界には愛しかない」のMV再生数上昇速度と、iTunes Store ランキングの先週の日単位変動

凡例
日単位で求めた24時間換算の再生回数上昇速度 (その日終わりの累計再生回数) : 日付

裸足でSummer
04.8万回/日 (434万回) : 08/22(月)
04.8万回/日 (439万回) : 08/23(火)
04.7万回/日 (444万回) : 08/24(水)
04.2万回/日 (448万回) : 08/25(木)
04.1万回/日 (452万回) : 08/26(金)
04.1万回/日 (456万回) : 08/27(土)
04.1万回/日 (460万回) : 08/28(日)

世界には愛しかない
05.8万回/日 (395万回) : 08/22(月)
05.8万回/日 (401万回) : 08/23(火)
05.9万回/日 (407万回) : 08/24(水)
05.2万回/日 (412万回) : 08/25(木)
05.8万回/日 (418万回) : 08/26(金)
05.9万回/日 (424万回) : 08/27(土)
05.7万回/日 (430万回) : 08/28(日)


「楽曲の乃木坂」は、今や、「楽曲の欅坂」に取って代わられている、ついつい、そんなことを考えてしまう数字が、最近、増えています。

何とか、乃木坂も、音楽面で踏ん張って、「制服のマネキン」や「君の名は希望」をリリースしたときに、グループに寄せられたような評価を、再び、取り戻して欲しい。


最後に、最新楽曲の有線ランキングを載せておきます。

(表10) 有線ランキング(J-POPトップ50)における、48&46最新楽曲の順位変化

凡例
CD発売日「曲名」グループ名_シングル番号と曲の種類
順位 A-B-C-D-E / F-G [H] その時点でのランクイン回数 : CD発売からの経過週 有線ランキングの日付 集計期間

# 上記 A〜H は、それぞれ次の順位帯を表し、そこにランクインしている場合は「1」、していない場合は「0」を記している。A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(150位圏外)

# 有線ランキングの最新チャートは、08/26付
#「金の愛、銀の愛」はまだランクインしていない

2016/07/27(水)「裸足でSummer」乃木坂46_15th表題曲
49位 0-0-0-0-1 [0] 01回 : 01週目 08/05付 07/23(土)29(金)
13位 0-1-0-0-0 [0] 02回 : 2&3週目 08/19付 07/30(土)12(金)
11位 0-1-0-0-0 [0] 03回 : 04週目 08/26付 08/13(土)19(金)

2016/08/03(水)「僕はいない 」NMB48_15th表題曲
25位 0-0-1-0-0 [0] 01回 : 1&2週目 08/19付 07/30(土)12(金)
18位 0-1-0-0-0 [0] 02回 : 03週目 08/26付 08/13(土)19(金)

2016/08/10(水)「世界には愛しかない」欅坂46_2nd表題曲
20位 0-1-0-0-0 [0] 01回 : 1&2週目 08/19付 07/30(土)12(金)
07位 1-0-0-0-0 [0] 02回 : 03週目 08/26付 08/13(土)19(金)

2016/08/17(水)「金の愛、銀の愛」SKE48_20th表題曲
00位 0-0-0-0-0 [1] 00回 : 01週目 08/26付 08/13(土)19(金)


08/26付では、「裸足でSummer」11位に対して、「世界には愛しかない」7位で、ここでも欅坂が乃木坂を上回っている。

どうにも、ここのところ、姉が妹を越えているシーンをあまり見かけなくて、欅の楽曲人気の高さを、まざまざと知らされる毎日です(笑)。

NMB48「僕はいない」とSKE48「金の愛、銀の愛」は、これからで、さらに、AKB48の「LOVE TRIP 」とHKT48「最高かよ」が入ってきます。

これらの成績は、48Gの今後を占う、重要な指標となるでしょう。


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発売週ルックアップで「僕は」16位「金の愛」20位、無意味化する音楽CDと乃木坂握手会の変遷 [25Aug16]

2016-08-25 02:30:00 | 芸能
SKE48の20枚目「金の愛、銀の愛」は、CD発売週である、8月29日付オリコン週間ランキングにおいて、25.2万枚の1位となり、前作から5千枚ほどの微減でした。

しかし、今日発表された Billboard JAPAN Hot100 では、大きなCDセールスを生かして、総合1位を獲得したものの、記事タイトルに入れた通り、「ルックアップ」が20位という、一瞬フリーズしてしまうような順位が付いています。

オリコンの数字だけでなく、同時に出て来たさまざまなセールス指標を見ていると、SKE48のCD売り上げが少し減ったというだけに留まらず、アイドル界全体が深刻な状況に陥りつつあるのではないかと、疑いたくなるものがある。

乃木坂、欅坂、NMB48、SKE48の最新シングルについて、セールスを調べながら、今、何が起きつつあるのかを考えてみます。


まずは、その「ルックアップ」から。

(表1) Billboard JAPAN Hot100 における、乃木坂、欅坂、AKB48Gの今作前作表題曲の発売週ランキング

凡例
(総合) CD発売週のHot100順位 [項目] その項目における順位 : 曲名

#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外

(前作) 最新1つ前のシングル表題曲、「翼はいらない」以外、春のリリースラッシュで発売
(総合)01位 [S]01位 [R]16位 [L]01位 [T]04位 [M]00位 [F]05回 : ハルジオンが咲く頃
(総合)01位 [S]01位 [R]07位 [L]01位 [T]02位 [M]03位 [F]04回 : サイレントマジョリティー
(総合)01位 [S]01位 [R]00位 [L]03位 [T]01位 [M]00位 [F]03回 : 甘噛み姫
(総合)01位 [S]01位 [R]00位 [L]07位 [T]03位 [M]00位 [F]01回 : チキンLINE
(総合)01位 [S]01位 [R]05位 [L]02位 [T]05位 [M]00位 [F]02回 : 翼はいらない
(総合)01位 [S]01位 [R]00位 [L]01位 [T]04位 [M]00位 [F]01回 : 74億分の1の君へ

(今作) 最新シングルの表題曲、夏のリリースラッシュで発売
(総合)01位 [S]01位 [R]05位 [L]01位 [T]03位 [M]17位 [F]05回 : 裸足でSummer
(総合)01位 [S]01位 [R]08位 [L]01位 [T]03位 [M]16位 [F]06回 : 世界には愛しかない
(総合)01位 [S]01位 [R]30位 [L]16位 [T]03位 [M]00位 [F]04回 : 僕はいない
(総合)01位 [S]01位 [R]27位 [L]20位 [T]07位 [M]00位 [F]04回 : 金の愛、銀の愛


今年春の48&46リリースラッシュにおいて、シングル表題曲は、いつものように、CDが発売される週のHot100で、軒並み総合1位を獲得し、依然として人気が高いことを見せつけています。

ただ、個々の項目を調べると、25.7万枚のオリコン初動を叩き出し、週間ランキングで断然のトップだったSKE48の「チキンLINE」が、Billboard JAPAN Hot100 の、CDからPCへの読み取り数を示す「[L] ルックアップ」において、7位という順位に終わり、衝撃を与えました。

SKE48「チキンLINE」ルックアップ7位の衝撃、欅坂トップソング1位で変わるアイドル勢力図 [07Apr16]


しかし、今夏のリリースラッシュでは、(表1)後半のように、「ルックップ」の発売週順位は、オリコン初動30.4万枚のNMB48「僕はいない」が16位、25.2万枚のSKE48「金の愛、銀の愛」は20位と、前作よりさらに低くなっています。

大量のCDが売れても、ごく少数の人しか、収録楽曲を読み込まないという流れが、48Gで加速している懸念がある。

CDは、握手会や写メ会に参加するチケットとしての意味しか持っておらず、音楽を媒介するツールとして、機能を失いつつある可能性です。

もちろん、48&46が、何十万枚というCDを売り上げるのは、収録楽曲ではなく、「おまけ」として付いてくる特典の魅力が大きいのは当然です。

しかし、20万枚、30万枚を越えるCDが一斉にリリースされた週に、それを音楽メディアとして利用する人が、あまりに少数だと、CDを発売する意義そのものがなくなってしまいます。


「おまけ」の魅力であっても、たくさんのCDが世に出回れば、収録楽曲や映像コンテンツを鑑賞する人が少なからず現れ、それが、グループの音楽を広め、新しいファンを呼び込む原動力になるという「宣伝効果」を期待できます。

こういった「効果」は、多額の経費を投入してでも大規模な特典イベントを行い、複数枚買いが頻発しようとも、大量のCDを売ることを正当化し、それを支えてきた面がある。

もし、これ以上、音楽CDの「無意味化」が進み、そんな「効果」はないことが明白になると、大きな犠牲を払って握手会を続けるメリットがさらに乏しくなっていくでしょう。

48G「支店」の「ルックアップ」順位の低落傾向は、握手会商法のブレーキとなるかもしれません。


AKB48Gは、オリコン1位を維持し続ける一方、その内容には、非常に厳しいものがあって、特典イベントの質と量を抜本的に見直す時期に来ているように思えます。

例えば、NMB48「僕はいない」は、オリコン初動を前作から7.4万枚アップして、握手会人気を順調に伸ばしているように見える。

(表2) NMB48 最新シングルのオリコン調べによるCDセールス

# シングル番号に続く(括弧)内はCD発売日
# 枚数は万枚単位で小数点以下2桁目を四捨五入
#「個別」「全国」「写メ」は、CD封入特典イベントである個別握手会、全国握手会、写メ会を示し、続く数字は総日数や総部数
#「初動効率」は、第1週売り上げ枚数を個別握手会の(総部数/100部)、あるいは、総日数で割って得られる商
#「累計推移」は、各週の累計枚数を、
前作 [順位] =(今作から前作を引いた差)=> 今作 [順位]
で示している。順位以外の数字はすべて枚数で、小数点以下2桁目を四捨五入した万枚単位

NMB48のシングル初動推移
11枚目(2015/03/31) 44.7万枚 [個別9日写メ4日全国2日] Don't look back!
12枚目(2015/07/15) 37.1万枚 [個別7日写メ3日全国2日] ドリアン少年
13枚目(2015/10/07) 30.7万枚 [個別7日写メ2日全国2日] Must be now
14枚目(2016/04/27) 23.0万枚 [個別6日写メ0日全国2日] 甘噛み姫
15枚目(2016/08/03) 30.4万枚 [個別6日写メ2日全国2日] 僕はいない

# 11枚目のみ発売週のオリコン週間ランキング2位

14th前作 => 15th今作 の比較
[オリコン初動]
23.0万枚 =(+07.4万枚)=> 30.4万枚
[劇場盤特典]
個別6日(570部) => 個別6日(570部)写メ2日(128部)
[初動効率]
4.0万枚/百部 => 4.4万枚/百部
3.8万枚/日 => 3.8万枚/日
[累計推移]
01週 : 23.0 [01位] =(+07.4)=> 30.4 [01位]
02週 : 23.8 [10位] =(+08.0)=> 31.7 [08位]
03週 : 25.9 [07位] =(+06.7)=> 32.6 [13位]


今作「僕はいない」では、前作「甘噛み姫」で行わなかった写メ会を復活させ、個別握手会は、6日570部と同じ規模を維持している。

つまり、前作で抑えた劇場盤の特典イベントの規模を、今作では、再拡大しているわけで、結局、写メ会2日分の負担増と引き換えに、7.6万枚の上昇を手にした勘定です。

また、乃木坂と同じく、forTUNE music による個別握手会応募を採用していて、初動算入は6週間、8次分のようです。

乃木坂では常識となっているように、発売前の受付次数を増やせば、初動へ流し込める握手会セールスは、ある程度アップ出来るので、そういったシステム変更が、CDセールスを動かした部分もあるでしょう。

そして、個別握手会&写メ会100部当たりのオリコン初動、つまり「初動効率」は、分母を増やした影響もあって、前作の4.0万枚/百部から、今作4.4万枚/百部と、あまり大きくは変わっていません。

むしろ、「甘噛み姫」で3位だった「ルックアップ」が、「僕はいない」では、16位と大幅に低下したことから、写メ会に参加するため、少数のファンが、CDを前作より買い増しした効果が、プラス7.4万枚のほとんどを占めているかもしれず、全体のファン数が減っている可能性すら排除出来ません。


一方、SKE48は、前作「チキンLINE」で940部だった個別握手会を、今作「金の愛、銀の愛」では、さすがに874部まで抑えています。

ただ、それでも、「裸足でSummer」の760部より100部以上大きく、日数は、依然として7日と、乃木坂より1日多い。

(表3) SKE48 最新シングルのオリコン調べによるCDセールス

SKE48のシングル初動推移
16枚目(2014/12/10) 38.6万枚 [個別7日全国5日] 12月のカンガルー
17枚目(2015/03/31) 64.0万枚 [個別7日全国3日] コケティッシュ渋滞中
18枚目(2015/08/12) 37.0万枚 [個別7日全国3日] 前のめり
19枚目(2016/03/30) 25.7万枚 [個別7日全国4日] チキンLINE
20枚目(2016/03/30) 25.2万枚 [個別7日全国?日] 金の愛、銀の愛

# 17枚目から「ミュージックカード」の効果を除くと推定36.5万枚

19th前作 => 20th今作 の比較
[オリコン初動]
25.7万枚 =(-0.5万枚)=> 25.2万枚
[劇場盤特典]
個別7日(940部) => 個別7日(874部)
[初動効率]
2.7万枚/百部 => 2.9万枚/百部
3.7万枚/日 => 3.6万枚/日
[累計推移]
01週 : 25.7 [01位] =(-0.5)=> 25.2 [01位]


初動25.2万枚は、枚数そのもので言えば、十分に大きな売り上げで、SKE48のシングルが、普通に40万枚を越えていた時代と比べると物足りないかもしれないけど、決して悪い数字ではないと思います。

しかし、その数字を得るために、個別握手会を7日874部も行い、しかも「ルックアップ」が発売週に20位となると、話は違ってきます。

乃木坂の30部完売メンバーが、発売前に1人当たり推定2万枚弱を売り上げることを考えると、「初動効率」2.9万枚/百部というのは、かなり厳しいレベルです。

NMB48も、SKE48も、そして、今ではHKT48もそうですが、CD売り上げ枚数に比して、特典イベントの規模が大き過ぎるのは明白で、難しいこととは思うけど、そこを何とか改善して、より収支の取りやすい体質に変えないと、増大する負担と低いリターンのはざ間で、やがて身動きが取れなくなる危険があります。


乃木坂は万事順調なんて、もちろん微塵も思っていませんが(笑)、ことCDセールスの「効率」だけは、AKB48Gと比べて、余裕があるのは確かです。

(表4) 乃木坂46 最新シングルのオリコン調べによるCDセールス

乃木坂46のシングル初動推移
11枚目(2015/03/18) 50.0万枚 [個別6日全国3日] 命は美しい
12枚目(2015/07/22) 60.9万枚 [個別6日全国3日] 太陽ノック
13枚目(2015/10/28) 62.7万枚 [個別6日全国3日] 今、話したい誰かがいる
14枚目(2016/03/23) 75.0万枚 [個別6日全国3日] ハルジオンが咲く頃
15枚目(2016/07/27) 72.8万枚 [個別6日全国3日] 裸足でSummer

14th前作 => 15th今作 の比較
[オリコン初動]
75.0万枚 =(-2.2万枚)=> 72.8万枚
[forTUNE盤特典]
個別6日(780部) => 個別6日(760部)
[初動効率]
9.6万枚/百部 => 9.6万枚/百部
12.5万枚/日 => 12.1万枚/日
[累計推移]
01週 : 75.0 [01位] =(-2.2)=> 72.8 [01位]
02週 : 77.2 [02位] =(-1.1)=> 76.1 [07位]
03週 : 78.6 [07位] =(-0.8)=> 77.8 [07位]
04週 : 80.1 [06位] =(-1.5)=> 78.6 [15位]


「裸足でSummer」の個別握手会は、前作より20部少ない760部に設定され、初動は2.2万枚減でしたが、100部当たりの「効率」は、9.6万枚/百部という高い水準を維持しています。

しかし、乃木坂の「効率」は、最初から高かったわけではありません。

(表5) 乃木坂歴代シングルにおける、個別握手会百部当たり、及び1日当たりのオリコン初動枚数

凡例
シングル番号 : 個別握手会100部当たりのオリコン初動枚数 1日当たりのオリコン初動 (店頭) オリコン初動に占める店頭販売CDの推定割合 タイトル

# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# %比率は、小数点以下2桁目を四捨五入

01枚目 : 04.5万枚/百部 04.5万枚/日 (店頭) 61.2% ぐるぐるカーテン
02枚目 : 05.2万枚/百部 07.8万枚/日 (店頭) 47.2% おいでシャンプー
03枚目 : 05.7万枚/百部 04.7万枚/日 (店頭) 32.6% 走れ!Bicycle
04枚目 : 05.4万枚/百部 04.7万枚/日 (店頭) 28.3% 制服のマネキン
05枚目 : 05.5万枚/百部 04.8万枚/日 (店頭) 29.6% 君の名は希望
06枚目 : 05.4万枚/百部 05.6万枚/日 (店頭) 28.9% ガールズルール
07枚目 : 06.0万枚/百部 06.6万枚/日 (店頭) 22.8% バレッタ
08枚目 : 06.0万枚/百部 07.6万枚/日 (店頭) 25.7% 気づいたら片想い
09枚目 : 05.4万枚/百部 07.0万枚/日 (店頭) 26.2% 夏のFree&Easy
10枚目 : 05.3万枚/百部 06.8万枚/日 (店頭) 24.5% 何度目の青空か?
11枚目 : 07.0万枚/百部 08.3万枚/日 (店頭) 30.1% 命は美しい
12枚目 : 08.3万枚/百部 10.2万枚/日 (店頭) 32.1% 太陽ノック
13枚目 : 08.5万枚/百部 10.4万枚/日 (店頭) 27.2% 今、話したい誰かがいる
14枚目 : 09.6万枚/百部 12.5万枚/日 (店頭) 34.5% ハルジオンが咲く頃
15枚目 : 09.6万枚/百部 12.1万枚/日 (店頭) 35.2% 裸足でSummer


上表が示すように、「初動効率」が伸び始めたのは、11枚目「命は美しい」以降です。

では、この頃、何があったかというと、休業明けの生田絵梨花が、いきなりセンターに抜擢された10枚目「何度目の青空か?」は、個別握手会が、7日902部という、乃木坂史上、もっとも大規模な設定になっている。

6枚目「ガールズルール」において、個別握手会が関東4日、愛知1日、京都1日の計6日体制が固まった後、6枚目630部、7枚目664部、8枚目759部、9枚目786部と、シングルごとに、総部数はがんがんと増やされていきます。

同時に、握手会での完売部数に従って、選抜メンバーとその並びを決める「握手会主義」が公然と行われ、「推し」メンバーを選抜入りさせたい、より前の列に出してあげたいと願うファンが、forTUNE盤CDを競って購入し、乃木坂のオリコンは右肩上がりで伸びていきます。


ところが、選抜入り出来るメンバーは限られており、どんなに頑張ってCDを買っても、大部分のメンバーは涙を飲まざるを得ないという、当たり前の事実に(笑)、少なからぬファンが気づいてしまった。

その結果、運営の「煽り」に対するファンの反応が鈍くなり、9枚目「夏のFree&Easy」で、ついに初めての初動前作割れを喫することになる。

同時に、「初動効率」も、9枚目と10枚目は、5.5万枚/百部を下回るレベルに落ちてしまう。

CDの売り上げ枚数を増やすため、個別握手会の総部数をひたすら引き上げ、握手会主義でファンを煽っても、すぐに頭打ちになってしまい、「効率」は悪くなり、かえって前作割れを起こしてしまった。


NHK紅白歌合戦への出場を狙った10枚目「 何度目の青空か?」では、おそらくCD売り上げの実績を作るためでしょう、個別握手会を1日増やし、思い切った増部を仕掛けますが、流れとしては、これが最後の量的ブーストになります。

そして、11枚目「命は美しい」以降、完売率と完売スピードに応じて、メンバーの担当部数を決める、個別握手会の徹底した見直しが行われ、量ではなく、質を重視したセールスに、大きく舵を切ることになる。

その結果、現在では、初動算入時点での全体完売率が、80%を優に越えるという、以前では考えられない「効率」を実現するに至っています。


また、(表5)に示されたように、店頭セールスの初動に占める割合も、11枚目以降、上昇して、30%を越える数字が並んでいます。

これは、セブンイレブンとのタイアップなど、店頭セールスの向上を、2015年以降、積極的に仕掛けて、個別握手会セールスだけに依存しない体質を目指した結果だと思います。

ライブチケットを封入特典にするなど、CDの売り方として問題を感じる手法もあって、諸手を挙げて賛成出来るものじゃないけど、とにもかくにも、店頭セールスは、「バレッタ」や「気づいたら片想い」の頃に比べて、大きく伸びたことは確かです。

「初動効率」は、個別握手会セールスではなく、オリコン初動全体を割っているので、店頭販売が盛況でも増えていく数字です。

つまり、11枚目以降、個別握手会の効率向上と、店頭セールスの活性化という二つが、乃木坂の目標となり、「初動効率」が、現在の9.6万枚/百部まで上がってきたわけです。


ただ、特定メンバーが選抜前列を占め続けることの閉塞感は、ファンの間に積もり続けている節があって、今後、乃木坂の人気やセールスに影響を与え始めるかもしれません。

15枚目における、齋藤飛鳥のセンター抜擢は、一種のガス抜きの面があるような気もしますが、16枚目、17枚目でも、選抜構成において、目新しい策を講じないと、ファン、とくにライト層が一気に離れる危険は少なくないと思います。

というのも、すでに、欅坂という目新しいグループに、大分、持って行かれている節がある(笑)。


その欅坂についても、CDセールスを載せておきます。

(表6) 欅坂46 最新シングルのオリコン調べによるCDセールス

欅坂46のシングル初動推移
01枚目(2016/04/06) 26.2万枚 [個別5日全国3日] サイレントマジョリティー
02枚目(2016/08/10) 32.3万枚 [個別5日全国3日] 世界には愛しかない

1st前作 => 2nd今作 の比較
[オリコン初動]
26.2万枚 =(+6.1万枚)=> 32.3万枚
[forTUNE盤特典]
個別5日(336部) => 個別5日(397部)
[初動効率]
7.8万枚/百部 => 8.1万枚/百部
5.2万枚/日 => 6.5万枚/日
[累計推移]
01週 : 26.2 [01位] =(+6.1)=> 32.3 [01位]
02週 : 29.2 [03位] =(+4.9)=> 34.1 [09位]


「初動効率」8.1万枚/百部というのは、乃木坂では12枚目「太陽ノック」以降のレベルで、姉グループで培ってきたノウハウを、妹グループに、デビューシングルから、がんがんぶっこんでいる雰囲気があります。

実際、「世界には愛しかない」個別握手会のメンバーごとの部数設定は、応募受付のたびに、細かく増部が繰り返され、調べていて、ウンザリするほど慎重です(笑)。

どんなことがあっても、無駄なレーンを作りたくないんだなあと、見ていて感心するほどです。

そして、その甲斐あって、2枚目シングルにおいて、乃木坂12枚目い匹敵する「効率」を実現することが出来ている。

握手会1日当たりの「効率」は、グループの総人数が反映されるので、6.5万枚/日と乃木坂の半分程度なのは、むしろ互角と言うべきだと思います。


ただ、欅坂が凄まじいのは、現在の乃木坂と、同じくらいの効率的なCDセールスを展開しつつ、楽曲人気においては、遥かに凌駕する成績を出し続けている点です。

ということで、次に、iTunes ランキングとMVの再生数を見ていきます。

(表7) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂欅坂とAKB48Gの今作前作シングル表題曲の順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内へのランクイン総日数/配信開始からの日数) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す。
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)

# 今作は、2016/08/23(火)時点での成績
# 前作の「ハルジオンが咲く頃」「サイレントマジョリティー」「甘噛み姫」については、今作と同じ経過日数時点での成績
#「翼はいらない」「74億分の1の君へ」は、50日で区切った数字で、それ以降、現在まで200位以内への再ランクインはない
#「チキンLINE」は、データを取っていない

(今作)
05-9-5-4-3 / 09-0-0 [00] (35/35日; 08位) 裸足でSummer
06-2-4-1-1 / 00-0-0 [00] (14/14日; 03位) 世界には愛しかない
00-0-0-1-2 / 05-8-3 [09] (19/28日; 36位) 僕はいない
00-0-0-1-0 / 03-2-2 [00] (08/08日; 40位) 金の愛、銀の愛

(前作)
02-3-4-6-4 / 12-4-0 [00] (35/35日; 05位) ハルジオンが咲く頃
14-0-0-0-0 / 00-0-0 [00] (14/14日; 01位) サイレントマジョリティー
00-0-0-0-0 / 07-5-6 [10] (18/28日; 58位) 甘噛み姫
? チキンLINE
00-0-1-2-1 / 13-9-1 [23] (27/50日; 27位) 翼はいらない
00-0-0-1-1 / 01-1-1 [45] (05/50日; 33位) 74億分の1の君へ


「裸足でSummer」は、現在、配信開始35日目ですが、同じ時点で「ハルジオンが咲く頃」と比べると、最高順位は8位と前作の5位に及ばないものの、上位へのランクイン日数がやや多く、粘りのあるセールスを見せています。

14日目の「世界には愛しかない」は、最高3位でTOP10が6日と、決して悪くない成績ですが、「サイレントマジョリティー」が良過ぎたため(笑)、こうやって並べて比較すると、少し精彩を欠く印象があります。

無料視聴のMVなら別ですが、有料配信だと、使う額には限度があるので、あるいは、2作目が、1作目に人気を奪われているのかもしれません。


一方、NMB48「僕はいない」は、「甘噛み姫」と比べて、上位への食い込みがあり、好調さを感じますが、200位圏内ランクインが19日で、前作の18日とあまり変わりません。

渡辺美優紀の卒業曲という観点に立てば、若干、物足りなさを覚える成績ではあります。

「チキンLINE」は、データを取っていないので、「金の愛、銀の愛」と比べられないんですが、ざっくり眺めていた感じでは、「74億分の1の君へ」と同じく、1週間程度で200位圏外に去った記憶があって、今作は、少し長めにランクインしているかなと思います。

ただ、iTunes Store トップソングに関しては、48G「支店」は、NMB48がやや粘るくらいで、全体して、登場して2週間後くらいには、リストから名前が消えているというのが、正直な印象です。

この辺の楽曲人気を、何とかして向上させることが、CDがますます売れない時代に突入しつつある今、グループの生き残りにとって重要な気がします。


次は、MVの再生数です。

(表8) 乃木坂欅坂とAKB48Gの今作前作表題曲に関する、YouTube公開MVの再生数動向

凡例
YouTube公開開始から3週間経った時点での累計再生回数 [MVの形態] 公開1週目での再生数積み上げ / 2週目での再生数積み上げ / 3週目での再生数積み上げ : 曲名 [グループ名]

#「MVの形態」の記号の意味は、
F = Full ver.
S = Short ver.
E = Special edit ver.
D = Dance short ver.
# 再生回数は、「累計」「積み上げ」ともに万回単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「命の真実」は「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」
#「ハルジオンが咲く頃」、「僕はいない」ダンスバージョン、「チキンLINE」は、週毎の積み上げデータを取っていない
# 緑色の「000.0」は公開終了による空欄、オレンジ色の「000.0」は未だ日数が達していないことによる空欄

乃木坂46
(今作)
272.9万回 [F] 121.4 / 089.6 / 061.9 : 裸足でSummer
000.0万回 [F] 046.5 / 018.0 / 000.0 : オフショアガール
000.0万回 [F] 035.6 / 000.0 / 000.0 : シークレットグラフィティー
000.0万回 [F] 024.8 / 000.0 / 000.0 : 白米様
000.0万回 [F] 024.1 / 006.7 / 000.0 : 命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」
009.4万回 [S] 005.7 / 002.1 / 001.6 : オフショアガール
009.3万回 [S] 005.2 / 002.4 / 001.7 : シークレットグラフィティー
007.5万回 [S] 003.9 / 002.3 / 001.3 : 白米様
003.8万回 [S] 002.2 / 000.9 / 000.7 : 命の真実
(前作)
149.3万回 [F] : ハルジオンが咲く頃

欅坂46
(今作)
254.9万回 [F] 131.2 / 075.0 / 048.7 : 世界には愛しかない
174.0万回 [F] 101.0 / 040.0 / 033.0 : 語るなら未来を…
057.7万回 [F] 036.8 / 011.3 / 009.6 : 渋谷からPARCOが消えた日
(前作)
320.9万回 [F] 121.9 / 098.5 / 100.5 : サイレントマジョリティー

NMB4
(今作)
104.1万回 [D] : 僕はいない
038.8万回 [S] 022.9 / 008.5 / 007.4 : 僕はいない
(前作)
084.5万回 [F] 051.2 / 020.5 / 012.7 : 甘噛み姫

SKE48
(今作)
014.1万回 [E] 007.9 / 003.5 / 002.6 : 金の愛、銀の愛
(前作)
017.6万回 [E] : チキンLINE

AKB48
(今作)
222.7万回 [F] 136.4 / 053.8 / 032.6 : LOVE TRIP
058.5万回 [S] 039.4 / 013.0 / 006.1 : しあわせを分けなさい
000.0万回 [S] 018.7 / 010.3 / 000.0 : 光と影の日々
(前作)
054.3万回 [S] 038.1 / 009.1 / 007.1 : 翼はいらない

HKT48
(今作)
000.0万回 [S] 045.3 / 000.0 / 000.0 : 最高かよ
(前作)
033.9万回 [S] 022.6 / 007.8 / 003.5 : 74億分の1の君へ


個人的に、齋藤飛鳥のセンターを評価しているのは、過去の作品に比べて、「裸足でSummer」は、MVの人気がべらぼうに高いからです。

公開3週で300万回に迫る再生なんて、以前では、ちょっと考えられないレベルで、センターの魅力が大きな位置を占める表題曲MVが、ここまで受けたのは、他ならぬ、あしゅのお陰じゃないでしょうか。

正直、16th選抜も、飛鳥のセンター続投で全然いいと思う(笑)。


ただ、一つ残念なのは、「裸足でSummer」は、スタート時点で「世界には愛しかない」を越えるほどの人気を博しているのに、カップリング曲MVの再生数が、あまり伸びなかったことです。

カップリングを、ソロと少人数ユニットで固めてしまったことが、響いていると思います。

欅坂2枚目は、表題曲と同様、全員が参加した「語るなら未来を…」MVが、公開1週で100万回を越え、3週間で200万に迫る勢いを見せ、二本立てでシングルを盛り上げることに成功しています。


「制服のマネキン」に「指望遠鏡」、「君の名は希望」に「シャキイズム」、「ガールズルール」は「世界で一番 孤独なLOVER」と、二番目カップリングに、表題曲を凌ぎかねないパワフルな楽曲を持ってくるのは、そもそも乃木坂の十八番だった筈です。

欅坂は、乃木坂の良いところを、まるごと持って行った感があって、もちろん、それはそれで結構なことなんだけど、本家がやらなくなってしまうのは、残念という他ありません。

表題以外に、もう一曲、強力な勝負曲があれば、相乗効果で、シングルの魅力は何倍にも増幅して、セールスもさらに上がっていくでしょう。

ソロ曲連発の昨今、16枚目は、こういったシングルの楽曲構成を、ぜひ見直して欲しい。


(表8)のデータで、密かに注目しているのは、HKT48の「最高かよ」MVが、まだ公開1週目であるものの、前作「74億分の1の君へ」の2倍のペースで、再生数を伸ばしていて、かなり好調なスタートを切ったことです。

「松岡はな」という方がセンターで、16th選抜の齋藤飛鳥と同じく、若いメンバーの大抜擢のようです。

実は、この手の「大抜擢」は、グループへの期待感を高め、MVの視聴数を伸ばす効果があるのかもしれません。

考えてみると、「サイレントマジョリティー」も、新しく登場した欅坂というグループや中学生センターの平手友梨奈に対する、未知への好奇心が、MVの再生数を加速させた面があると思います。


握手会によるCDセールスでは、人気メンバーを差し置いての若手登用は、裏目に出るケースが少なくないんですが、楽曲人気は別の法則で動く可能性がある。

選抜固定化の進んだ乃木坂が、新しい風を入れることが出来ず、息苦しい閉塞感に苛まれているのは、握手会という世界で有効な策を追求し続けた結果、選抜メンバーのダイナミックな入れ替えは、セールスの低下を招きかねないことに、運営が気づいたからかもしれません。

しかし、乃木坂ほど握手会の理屈に囚われていない欅坂が、乃木坂とあまり変わらない「初動効率」を実現し、その上、楽曲セールスでは、乃木坂を遥かに越えているのであれば、乃木坂は一体、何にこだわっているんだろう?ということになる(笑)。

アイドルを取り巻く環境が激変し始めている今、音楽業界の流れとして、これからどう考えても発展するわけのないCDに執着するより、楽曲人気を重視した方向に、早めに舵を切ることが、次の時代への橋を渡れる条件のような気がします。


それにしても、SKE48は、「チキンLINE」も、「金の愛、銀の愛」も、MVの再生数が触れないわけにはいかないほど、伸びていません。

3週で14万回というのは、もっとも好調だったときの「サイレントマジョリティー」なら、半日以下で達成する数字で、48G他グループの表題曲MVと比較しても、不調ぶりが突出している。

「ルックアップ」の20位と考え併せると、SKE48は、楽曲人気を建て直すことが、急務だと思います。


松井玲奈が卒業した後のSKE48は、私のような、外からぼんやり見ている人間にとっては、松井珠理奈しか目に入らないグループになっていて、山本彩と渡辺美優紀以外に、センターだった須藤凜々花、超小顔の市川美織、後藤真希に似ていてる太田夢莉など、何人かの顔と名前がちょこちょこ出てくるNMB48に比べると、より印象が薄い気がします。

もちろん、私個人の好みの問題かもしれないけど(笑)、MVを観ていても、松井珠理奈が前面に出過ぎて、他のメンバーに注目するチャンスが乏しいような。

松井玲奈に変わる中軸を作る必要があるのなら、思い切って、誰か若いメンバーを目立つポジションに置いた方が良いんじゃないでしょうか。

まずは、MVを通して、こんな素晴らしいメンバーがいるよ!と、アピールすることが大事かと。


ところで、(表8)では、「裸足でSummer」MVが、「世界には愛しかない」を上回ってますが、これは公開3週に限ったことで、現在では、あっさり逆転されています(笑)。

(表9) 乃木坂15枚目、欅坂1、2枚目の表題曲に関する、YouTube公開MVの再生数動向

凡例
その週の始まり~終わり
1週間まとまりで計算した1日当たりの再生数平均上昇速度 (週終わりの累計再生数) [Billboard JAPAN Hot100 の「国内における動画再生回数」の順位] : MV公開日を含む週を1週目とした経過週 曲名

08/01(月)~07(日)
10.3万回/日 (2288万回) [10位] : 21週目 サイマジョ
07.8万回/日 (0351万回) [18位] : 05週目 裸足で
06.7万回/日 (0294万回) [32位] : 04週目 世界には

08/08(月)~14(日)
10.2万回/日 (2360万回) [08位] : 22週目 サイマジョ
07.0万回/日 (0344万回) [16位] : 05週目 世界には
06.3万回/日 (0394万回) [31位] : 06週目 裸足で

08/15(月)~21(日)
09.4万回/日 (2426万回) [07位] : 23週目 サイマジョ
06.5万回/日 (0389万回) [21位] : 06週目 世界には
05.0万回/日 (0429万回) [44位] : 07週目 裸足で


8月第1週は、「裸足でSummer」MVが、「世界には愛しかない」より、再生数上昇が速く、Hot100「動画再生回数」の順位も上だったのですが、欅坂2枚目のCD発売週である8月第2週に逆転され、先週の8月第3週でも、乃木坂が劣勢に立たされています。

ただ、「サイレントマジョリティー」MVは、この間、一貫してこの2曲を上回っていて、「動画再生回数」では、7月18日(月祝)に放送された『うたの夏まつり』における「イコマジョリティー」以来(笑)、5週連続でTOP10入りを果たしている。

iTunes Store トップソングでも、140日間の150位以内連続ランクインを達成して、まだまだ更新する勢いです。

もはや、けっきょく、やっぱり、サイレントマジョリティーという状況で(笑)、ヒット曲って、こうやって誕生するんだなあと、感心しながら毎日、数字を眺めています。

それが何か、よくは分からないけど、時代の空気と合ったんでしょうね、「サイレントマジョリティー」という曲が。


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混沌とする秋曲日程、16th選抜のテレビ発表は9月4日以降、厳しくなった神宮での新曲披露 [22Aug16]

2016-08-22 21:16:36 | 芸能
フジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』に、生田絵梨花、生駒里奈、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬が出演した部分、結構、良かったですね。

ドラマというより、病院を舞台にした、「霊安室を彷徨う死者の魂、とでも言うのであろうか」的な(笑)、ごく短い心霊映像みたいな作品でした。

しかし、ありがちな物語を長々と引っ張られるより、おどろおどろしい幽霊と美少女の絶叫という、美味しいとこだけ、ガツンとぶち込んでくれた方が、さっぱりとした読後感になって(笑)、「これは、これでアリだな」と、かえって評価したくなる。


テレビ東京で放送中の欅坂46主演ドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』は、視聴率がなかなか伸びないようですが、最近、連続ドラマは、面白い筋立てと、パンチのある演技力が、よほど上手く揃わないと、数字が出ないのは、ゴールデンタイムでも同じです。

同じ出演者と同じ物語で、視聴者を長期に渡って魅了するのは、非常に難しい時代のようで、逆に、もっと観たいと思わせるあたりで、さくっと終わった方が(笑)、結局、評価が高くなる気がします。

滅多にヒットが出ない、テレビドラマの現状を考えると、乃木坂メンバーも、『初森ベマーズ』のような、グループまるごとの連続ドラマを目指すより、『少女のみる夢』といった、少人数が出演する1話完結の作品を数多く経験して、キャリアを積む方が、良い結果を生むんじゃないかと。


さて、昨日放送された『乃木坂工事中』の予告編によると、次回、8月28日(日)は、16th選抜の発表はないようです。

一見、何気ないプチ情報ですが(笑)、今年後半のスケジュールを考える上で、これは非常に大きな意味を持つ「お知らせ」です。

2014年と2015年は、8月末に開催される神宮ライブの前に、秋シングルの選抜がテレビ東京の冠番組で発表され、千秋楽の終盤に、表題曲がステージで初披露されました。

従って、今年は、過去2年連続で行われたパターンを踏襲しないことが、決定したわけで、異例の展開と言えるでしょう。

こうなってくると、16枚目のスケジュールが、どういう段取りで進んでいくのか、予測が難しくなります。


まず、神宮ライブで16枚目表題曲のステージ初披露があるかどうかですが、行われない可能性が高いと思います。

『乃木坂工事中』で新選抜を発表して、その後、全国ツアー最終公演で、新曲を初めてパフォーマンスするのが、いろんな意味で、「理想の形」です。

新選抜を乃木坂のイベントで先行発表すると、冠番組が視聴率を稼ぐ絶好のチャンスを奪うことになり、テレビ局と乃木坂運営の関係にヒビが入りかねません(笑)。


確かに、「ガールズルール」の6th選抜は、2013年04月20日(土)に、京都の全国握手会でまず発表され、翌日深夜の『乃木坂って、どこ?』で、メンバーへの告知シーンが放送されました。

また、「バレッタ」7th選抜は、2013年10月06日(日)、代々木ライブ夜公演で「サプライズ」発表され、その数時間後に放送された『乃木どこ?』で、スタジオ発表時のメンバーの表情やコメントが流されています。

しかし、それ以降は、何回かチャンスはあったものの、イベントでの先行発表は、一度も行われていない。


定期的な劇場公演のない乃木坂にとって、『乃木坂って、どこ?』『乃木坂工事中』という、週1回放送される冠番組は、グループ活動の中心に位置する情報発信源で、これが打ち切りになると、被るダメージは計り知れない。

そして、高視聴率連発というわけではない以上(笑)、テレビ局やスポンサーと良好な関係を維持することは、番組継続に必須の条件であるのは、想像に難くない。

AKB48Gでは頻繁に行われる、ライブ公演での新選抜お披露目が、乃木坂ではほとんどなく、基本的に、テレビを通して発表されるのは、そのためだと思います。


しかも、代々木ライブにおける7th選抜の発表に対しては、悲しい思いをしているメンバーがいて、ファンにとっても複雑な気分になるニュースなのに、本来、皆が笑顔で終わべきコンサートで、そんなことを「サプライズ」告知するのはおかしいと、メンバーからも強い批判が起こった経緯がある。

実際、選抜入り出来なかったメンバーのファンで、相当がっかりした人は少なからずいたようで、当時、ネットにショックを受けたというコメントが出ていて、それを読みながら、自分は、昼公演で良かったと、ほっと安堵したのを覚えています(笑)。

やはり、お金を払い、長い行列を我慢しながら、ライブを鑑賞した以上、満足感や幸福感に浸りながら会場を後にしたいのは当然で、そういう気分で終われれば、帰りの混雑もあまり苦になりません。


もし、神宮ライブで、選抜発表が行われると、1万人程度だった代々木公演の4倍近い観客が、ギスギスした気持ちを抱えながら、一斉に球場から退出する可能性があって、トラブルが発生しても不思議ではない状況に陥ってしまう。

テレビ局との関係だけでなく、観客を安全に帰宅させる面からも、16th選抜のライブ発表は避けた方がいい筈です。

神宮最終公演、4万人の観客が見守る中での新曲披露は、ぜひとも実現したいところですが、ライブ前に、新選抜のテレビ発表を行わない以上、乃木坂運営としても、手を出しにくいステージになってしまったのは、間違いないと思います。


ただ、『Birthday Live』と位置づけている、今回の神宮3Daysにおいて、新曲の情報が何も出てこないのは、あまりに勿体ないし、集まったファンの間に、期待外れとの空気が流れても不思議ではない。

せめて、16枚目シングルの発売日、あるいはタイトルは、運営としても発表したいところで、この辺の情報が現実的な「サプライズ」になる気がします。

しかし、いくら運営がやる気満々でも、肝心の楽曲が届いおらず、タイトルも決まっていなければ、告知しようがありません(笑)。


千秋楽の前に新選抜をテレビ発表して、最終公演で表題曲お披露目という、「理想の形」を実現出来なかったのは、運営にとって何か不測の事態が起こっていることを示唆しています。

まず考えられるのは、楽曲提供の遅れです。

15枚目「裸足でSummer」も、なかなか曲が届かず、タイトルの発表すら遅れに遅れて、スケジュールが押せ押せになっていたのは明らかで、16枚目に入って、急に余裕を持った展開になるとは、到底、思えません(笑)。


前々回の記事で指摘したように、9月4日(日)深夜の『乃木坂工事中』で新選抜を発表し、今週の8月25日(木)26日(金)、あるいは来週の9月1日(木)2日(金)に個別握手会の応募を開始しなければ、10月中に16枚目シングルが発売される可能性は、ほぼゼロになります。

もし、秋シングルが11月以降にリリースであれば、3年ぶり「バレッタ」以来のことで、これも異例の展開です。

メンバーの疲労と桜井玲香の状態を考えると、個人的には、16枚目の発売を思い切って遅くして、全国ツアー後、間髪を入れずシングル制作に取りかかるなんてハードスケジュールは、避けて欲しいと思っています。

「裸足でSummer」MVを沖縄で撮影した直後、若月佑美は、

ありがたいことに最近バタバタと忙しくさせて頂いておりました。
体力的に 大変だなぁと思う時もありますが、日々周りの方に感謝しながら頑張っております。

若月佑美の2016/06/23_23:50ブログ

と記していて、珍しく、「体力的に大変」と吐露している。

その後、全国ツアーが始まる直前、

腰やら膝やら...数年前から
諸々炎症を起こしておりましてそれらが
蓄積され過ぎた結果 ちょっと慢性化していたり治りが遅い状況になっています。

若月佑美の2016/07/21_17:26ブログ

と報告していて、ファンに対して、ライブでテーピングしているけど、心配しないよう呼びかけています。

確かに、本人が書いているように「凄い病気ですとか怪我ですとかでは無い」のだろうけど、ハードスケジュールが症状を悪化させるのは間違いない。

主演舞台『嫌われ松子の一生』と、16枚目制作を同時並行させるなんて、避けた方が良いのは明白です。

若様だけでなく、おそらく、多くのメンバーが、程度の差はあれ、疲労や怪我と闘いながら全国ツアーに臨んでいる筈で、とにもかくにも、9月は、長めの休養を設定するか、せめて余裕のあるスケジュールを組まないと、健康面で大きな問題が起こってしまう危険がある。

メンバーが倒れてしまったら、元も子もないので、運営が、体調を最優先にして、今後の日程を組むことを願っています。


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欅坂「世界には」が盤石のHot100総合1位、公開3週のMV再生数が示す楽曲人気の現状と未来 [18Aug16]

2016-08-18 01:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

メンバー出演舞台のチケット販売日程

舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
[一般発売]
07/24(日)10:00〜

舞台『嫌われ松子の一生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜
[前売り開始]
09/10(土)10:00〜

舞台『墓場、女子高生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
[一般販売]
東京公演 : 08/27(土)〜
大阪公演 : 10/15(土)〜

メンバーが参加するイベント

08月1日(月) 〜 08月31日(水) 10 : 00 〜 18 : 00 フジテレビ主催のイベント『お台場みんなの夢大陸2016』において、ほん怖プレゼンツ「乃木坂46 VRホラーハウス」が開場し、映像作品に、生駒里奈、齋藤飛鳥、桜井玲香、高山一実、西野七瀬が登場

メンバーが出演するテレビ番組

08月20日(土) 09 : 55 〜 10 : 25 [地デ] フジテレビ『ライオンのグータッチ』に、西野七瀬、生駒里奈、高山一実が出演
08月20日(土) 21 : 00 〜 23 : 24 [地デ] フジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』のドラマに、生田絵梨花、生駒里奈、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬が出演
08月21日(日) 16 : 00 〜 [地デ] テレビ東京『ガンダムビルドファイターズトライ夏休み特別編〜君もビルドファイターだ!!〜』に、鈴木絢音が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

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欅坂46の2枚目「世界には愛しかない」は、8月22日付オリコン週間ランキングで、初登場1位の32.3万枚でしたね。

デビューシングル「サイレントマジョリティー」の初動は26.2万枚だったので、前作から6.1万枚のアップとなります。

前々回の記事に示したように、個別握手会セールスの初動寄与分は、CD1枚当たり割り当て時間を、今作でも変わらず10.0秒と置けるのであれば、完売状況からの推定計算で4万枚ほどの増加となるので、結局、店頭セールスは2万枚あたりの上昇と見積もることが出来ます。

欅坂の楽曲は、MVの再生回数や iTunes Store トップソンングの推移が好調で、その上、CDセールスも前作を大幅に上回っており、間違いなく、順調にファンを増やしつつあると言えます。

もう、順調過ぎるくらいです(笑)。


発売第1週のオリコンに続いて、Billboard JAPAN Hot100 のランキングも発表されています。

いくつかの楽曲と併せて、以下に載せておきます。

(表1) Billboard JAPAN Hot100 における、乃木坂、欅坂、AKB48Gの楽曲最新ランキング

凡例
「曲名」(グループ名_収録シングル)
(総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位 : 週番号

#「週番号」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数える
#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外
#「チャート解析対象外」は、S、R、L、T、M の項目がすべて20位圏外であるため、一般向けサイトで扱う対象外となっていて、100位に入っているかどうかを含め、総合以外は、順位が分からないことを意味する

2016/08/22付チャート : 集計期間 08/08(月)〜14(日)

世界には愛しかない (欅坂46_02枚目表題曲)
(総合)01位 [S]01位 [R]08位 [L]01位 [T]03位 [M]16位 [F]06回 : 01週目

裸足でSummer (乃木坂46_15枚目表題曲)
(総合)06位 [S]06位 [R]35位 [L]03位 [T]19位 [M]31位 [F]07回 : 03週目

僕はいない (NMB48_15枚目表題曲)
(総合)16位 [S]12位 [R]66位 [L]30位 [T]33位 [M]00位 [F]05回 : 02週目

サイレントマジョリティー (欅坂46_01枚目表題曲)
(総合)17位 [S]23位 [R]00位 [L]21位 [T]10位 [M]08位 [F]22回 : 19週目

光と影の日々 (AKB48_45枚目C/W曲)
(総合)60位 [チャート解析対象外] [F]01回 : 03週前

金の愛、銀の愛 (SKE48_20枚目表題曲)
(総合)80位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]12位 [M]00位 [F]03回 : 01週前

365日の紙飛行機 (AKB48_42枚目C/W曲)
(総合)98位 [チャート解析対象外] [F]34回(19位) : 36週目


表題曲「世界には愛しかない」は、30万枚を越えるCDセールスを生かして、「[S] ストリーミング数」と「[L] ルックアップ」で1位を獲得、さらに、「[T] ツイート数」で3位、「[M] 国内動画再生回数」で16位と、いずれも高順位をマークして、隙のないセールスを展開、総合1位に輝いています。

とくに、アイドル系ソングがなかなか上位に食い込めない、「[R]ラジオ放送回数」において8位に入っているのは、お見事で、欅坂の楽曲に対する期待と評価が、根付いてきたと思いたくなる成績です。

発売3週目の乃木坂「裸足でSummer」は、オリコン初動72.8万枚、現在累計77.8万枚という、強烈なCDセールスを背景に、「ストリーミング数」6位、「ルックアップ」を3位として、総合6位に入っています。

また、「サイレントマジョリティー」は、CDセールスは峠を越えたものの、配信、レンタルCD、さらにはMV再生が好調で、「ツイート数」も10位と、なんと「裸足でSummer」より高く(笑)、圧巻の人気ナンバーぶりを見せつけて、発売19週目ながら、総合で17位にランクインです。


AKB48Gの楽曲では、発売2週目のNMB48「僕はいない」が、オリコン累計31.7万枚で、「ストリーミング数」を12位として、総合16位に入っています。

また、来週発売されるSKE48「金の愛、銀の愛」の主題歌が、「ツイート数」を12位に上げて総合60位。

さらに、月末発売のAKB48「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」のカップリング曲「光と影の日々」が、総合60位で、初めてHot100に登場です。

朝日放送『熱闘甲子園』のテーマ曲に採用されており、高校野球の盛り上がりと共に、おそらく「ツイート数」が伸びて、ランクインしたのだと思います。

「365日の紙飛行機」は、発売36週目にして、34回目のランクインで、順位は98位ですが、息の長い人気を呼んでいるようです。

NHKの連続ドラマは強い、ということでしょうか(笑)。


いつまでも順位が落ちないデビュー曲、そして、2枚目でも、着実にコアファンを増やして、CDセールスをアップさせ、同時に、Hot100の各項目も、隙なく好成績をマークして、中味の濃い総合1位を獲得。

最近の音楽チャートを見ていると、欅坂46の新人離れした、いや、それ以上に、アイドル離れした、堂々たる人気っぷりに圧倒されます。

ここまで楽曲人気とアイドル人気を両立させたグループが登場するとは、予想だにしませんでした。


しかし、乃木坂のすぐ隣で、欅坂が、デビューから快進撃を続けていることは、乃木坂にとって、決してマイナスではなく、むしろ、トータルで考えると、大きなプラスをもたらしていると思います。

例えば、「裸足でSummer」のYouTube公開MVは、昨日、累計再生数が400万回を突破しましたが、ここまで人気が出たのは、「サイレントマジョリティー」のMVが、今まで見たことのないようなスピードで再生数を伸ばし、多くの乃木坂ファンが、MVというメディアに、以前より、注目するようになったことが、原因の一つでじゃないでしょうか。

(表2) YouTubeに公開されている、乃木坂・欅坂表題曲フルバージョンMVの累計再生数「大台」到達日数

凡例
「曲名」MV
再生回数 : MV公開からその再生数に到達するまでの日数 [到達した日付]

# 「到達するまでの日数」は、日単位で、小数点以下2桁目を四捨五入。例えば、「05.3日」は、5日間プラス(24×0.3)時間

「裸足でSummer」MV
000万回 : 00.0日 [07/08(金)]
100万回 : 05.3日 [07/13(水)]
200万回 : 13.2日 [07/21(木)]
300万回 : 24.2日 [08/01(月)]
400万回 : 38.9日 [08/16(火)]
404万回 : [08/17(水)6:00]

「世界には愛しかない」MV
000万回 : 00.0日 [07/12(火)]
100万回 : 04.5日 [07/17(日)]
200万回 : 13.2日 [07/25(月)]
300 万回 : 27.7日 [08/09(火)]
357万回 : [08/17(水)6:00]

「サイレントマジョリティー」MV
000万回 : 00.0日 [03/16(水)]
100万回 : 05.5日 [03/21(月)]
200万回 : 12.5日 [03/29(火)]
300万回 : 19.6日 [04/05(火)]
400万回 : 25.4日 [04/10(日)]
500万回 : 29.7日 [04/15(金)]
2378万回 : [08/17(水)6:00]


「世界には愛しかない」 のMVは、「裸足でSummer」MVの4日後に公開され、どちらの方が、再生数が勢い良く伸びているか、ことあるごとに話題となり、それが刺激となって、両方の数字が加速していった感がある。

まあ、(表2)が示すように、結局、どちらも「サイレントマジョリティー」には及ばないという、やや悲しい状況ではありますが(笑)、それでも、乃木坂の歴代楽曲MVでは目にしたことがないほど、急速な再生回数の上昇が、15枚目で実現することになった。


「サイレントマジョリティー」の成功は、デビューしたばかりのアイドルであっても、作品さえ良ければ、爆発的に人気が出る、とくにMVの再生数は狙い目という(笑)、ブレイクへのヒントを与えた面がある。

そのため、今後、MVの再生数は、CDの売り上げ枚数がそうであるように、AKB48Gを含む、広範なアイドルのファンが注目する指標になる可能性を秘めています。

全く同じCDを、何枚、何十枚、何百枚と買う「応援」より、無料公開されているMVをせっせと視聴して、その素晴らしさをネットに書き込む方が、音楽的に意味のある「応援」スタイルに思えるので(笑)、MV再生数がより重視されるのは、個人的に、喜ばしいことだと思っています。


しかし、一つ、問題なのは、MVの再生数は、時間の経過とともに、刻一刻と変化する数字なので、どこを見たら作品の好不調が判明するのか、分かりづらい。

CDセールスは、1週間に1回、何十万枚で、何位といった「離散的」な数字が、ばしっと出てくるので、異なるシングル同士をダイレクトに比べることが可能です。

おそらく、オリコン初動という指標が、ここまで重宝されてきたのは、こういった「分かりやすさ」「比較しやすさ」を備えていたことが大きいと思います。

もし、「連続的」に変化するMV再生回数から、オリコン初動のような分かりやすく、相互に比較しやすい、値を取り出すことが出来れば、それぞれの作品の人気を一定の物差しで表現出来て、よりMVへの注目が高まるかもしれません。

ということで、何か利用出来る数字はないか、ちょっと考えてみました。


MVの再生数を取り上げるとき、難しいのは、CD発売のように、公開曜日が一定ではなく、さらに、公開終了というケースもあることです。

ほとんどのMVが、毎週水曜日午前0時から公開してくれるであれば(笑)、その週終わりの日曜深夜24時における再生数を記録すれば、それを「初動」とすることが出来ます。

ところが、MVの公開日時は、曜日はバラバラ、時間も、昼12時だったり、夜9時だったり、朝4時なんてことすらあって、オリコンやビルボードのように、月曜から日曜という定まった週を使うと、最初の勢いが分からなくなってしまう問題点がある。


もちろん、以下のような、「日付」優先の表記は、その週に起こった出来事の影響を見極めるには、とても有効で、このブログでも頻繁に使ってきました。

(表3) 乃木坂15枚目、欅坂1、2枚目表題曲のYouTube公開MVの再生回数推移

凡例
「曲名」MV (形態)
1週ごとに求めた24時間換算の再生数上昇速度 (週終わりの再生回数) : 公開後経過週 [その週の初日と最終日の日付]

# ここにおける「1週」とは、「週始め」である月曜午前6時から、「週終わり」である翌週月曜午前6時までの期間を指す
#「その週の初日」は、公開1週目であれば公開開始日、そうでなければ月曜日
#「その週の最終日」は、公開最終週であれば公開終了日、そうでなければ日曜日

「裸足でSummer」MV (full ver.)
24.0万回/日 (066万回) : 01週目 [07/08(金)10(日)]
12.5万回/日 (154万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
12.3万回/日 (240万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
08.1万回/日 (296万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)] ※ CD発売
07.8万回/日 (351万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
06.3万回/日 (394万回) : 06週目 [08/08(月)14(日)]

「世界には愛しかない」MV (full ver.)
20.5万回/日 (118万回) : 01週目 [07/12(火)17(日)]
11.2万回/日 (196万回) : 02週目 [07/18(月)24(日)]
07.3万回/日 (247万回) : 03週目 [07/25(月)31(日)]
06.7万回/日 (294万回) : 04週目 [08/01(月)07(日)]
07.0万回/日 (344万回) : 05週目 [08/08(月)14(日)] ※ CD発売

「サイレントマジョリティー」MV (full ver.)
08.1万回/日 (1965万回) : 17週目 [07/04(月)10(日)]
09.0万回/日 (2028万回) : 18週目 [07/11(月)17(日)]
15.7万回/日 (2139万回) : 19週目 [07/18(月)24(日)]
11.1万回/日 (2216万回) : 20週目 [07/25(月)31(日)]
10.3万回/日 (2288万回) : 21週目 [08/01(月)07(日)]
10.2万回/日 (2360万回) : 22週目 [08/08(月)14(日)]


(表3)の「サイレントマジョリティー」を見ると、19週目に、再生数の上昇速度がいきなり跳ね上がっていますが、7月18日(月祝)の『FNSうたの夏まつり』において、この曲が視聴者投票で選ばれ、「48&46ドリームチーム」がパフォーマンスしたことが原因だと考えられます。

このように週を月曜から日曜まで固定して、その時間軸に沿ってMV再生数を追跡する方法は、出来事との関連性を調べるには便利です。

しかし、「裸足でSummer」と「世界には愛しかない」で、より勢い良く再生数を伸ばしているのは、どちらかとなると、同じ2週目であっても、公開後の日数が異なるので、ダイレクトには比べられず、分かりにくい表になってしまう。


そこで、公開後の再生数上昇スピードが、簡単に分かるように、公開開始日時から、きっちり3週間後における累計再生数を示してみます。

(表4) 乃木坂15枚目、欅坂1、2枚目表題曲MVの公開開始3週間の累計再生回数

凡例
公開開始3週間後の累計再生回数 [公開1週目の再生数積み上げ / 公開2週目 / 公開3週目] 曲名 (MVの形態) アーティスト名 : 公開開始日終了日

#「累計再生回数」は万回単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「再生数積み上げ」は万回単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「アーティスト名」は、乃木坂と欅坂は省略
# 現在も公開が続いている場合、「終了日」は無記載

273万回 [121.4 / 089.6 / 061.9] 裸足でSummer (full ver.) : 07/08(金)
255万回 [131.2 / 075.0 / 048.7] 世界には愛しかない (full ver.) : 07/12(火)
321万回 [121.9 / 098.5 / 100.5] サイレントマジョリティー (full ver.) : 03/16(水)

472万回 [210.4 / 135.1 / 126.5] KARATE (full ver.) BABYMETAL : 03/18(金)


「裸足でSummer」MVは、07/08(金)12:00から公開が始まっていて、上表で示した273万回は、07/29(金)12:00における累計再生数です。

また、[括弧内]の121.4万回は、1週目である07/08(金)12:00から07/15(金)12:00の間に積み上げられた再生数、次の89.6万回は、2週目である07/15(金)12:00から07/22(金)12:00までの積み上げ、次の61.9万回は、3週目である07/22(金)12:00から07/29(金)12:00までの積み上げを意味しています。

一方、「世界には愛しかない」MVは、07/12(火)12:00に公開開始なので、255万回は、08/02(火)12:00における累計再生回数で、[括弧内]には、同じように、1週目、2週目、3週目の積み上げを記している。


このような形にすると、3つのMVの中で、公開後1週間は、「世界には愛しかない」がもっとも速く再生数を伸ばし、2週目は、「サイレントマジョリティー」と「裸足でSummer」がそれを上回ったものの、3週目で、「サイレントマジョリティー」が圧倒的な人気上昇を見せたことが分かります。

つまり、公開初期3週間では、「サイレントマジョリティー」にもっとも勢いがあり、次いで、「裸足でSummer」「世界には愛しかない」であることが、簡単に見て取れる表になっています。

ちなみに、BABYMETALの「KARATE」MV、強烈な人気だったことが伝わってきます(笑)。


次に、欅坂2枚目のC/W曲MVです。

(表5) 欅坂2枚目カップリング曲MVの公開開始3週間の累計再生回数

凡例
公開開始3週間後の累計再生回数 [公開1週目の再生数積み上げ / 公開2週目 / 公開3週目] 曲名 (MVの形態) アーティスト名 : 公開開始日終了日

# ピンク色は、公開終了によって、期間が満了してないため、満了した場合を外そうによって求めた予測値

174万回 [101.0 / 040.0 / 033.0] 語るなら未来を… (full ver.) : 07/20(水)
058万回 [036.8 / 011.3 / 009.6] 渋谷からPARCOが消えた日 (full ver.) : 07/23(土)08/10(水)


「渋谷からPARCOが消えた日」のフルバージョンMVは、公開3週目の半ばでショートバージョンに差し替えられたため、3週間のデータが揃っていません。

しかし、この場合でも、最後の勢いから、もし3週間公開されていれば、どこまで行ったかという予測値は求められ、上表にはそれを載せています。

このやり方は、一見、自分勝手に思えますが(笑)、経験上、案外、作品の人気を良好に表しています。

例えば、以下は、乃木坂15枚目のC/W曲MVです。

(表6) 乃木坂15枚目カップリング曲MVの公開開始3週間の累計再生回数

# ピンク色は、公開終了によって、期間が満了してないため、満了した場合を外そうによって求めた予測値

079万回 [046.5 / 018.0 / ------] オフショアガール (full ver.) : 07/14(木)27(水)
075万回 [035.6 / ------ / ------] シークレットグラフィティー (full ver.) : 07/21(木)27(水)
047万回 [024.8 / ------ / ------] 白米様 (full ver.) : 07/21(木)27(水)
036万回 [024.1 / 006.7 / ------] 命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」 (full ver.) : 07/14(木)27(水)

009万回 [005.7 / 002.1 / 001.6] オフショアガール (short ver.) 乃木坂46 : 07/27(水)
009万回 [005.2 / 002.4 / 001.7] シークレットグラフィティー (short ver.) 乃木坂46 : 07/27(水)
008万回 [003.9 / 002.3 / 001.3] 白米様 (short ver.) 乃木坂46 : 07/27(水)
004万回 [002.2 / 000.9 / 000.7] 命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」 (short ver.) 乃木坂46 : 07/27(水)


4つのフルバージョンMVは、2週間に満たない期間で、ショートに置き換えられましたが、公開3週間後の再生数は、「オフショアガール」「シークレットグラフィティー」「白米様」「命の真実」の順に並んでいて、その後のショートバージョンにおける人気動向と、割とよく一致しています。

そのMVに関して、何か劇的なことが起これば、話は違ってくるけど、再生数上昇スピードが徐々に落ちて行く、通常の流れであれば、1週間に満たない公開であっても、3週へ外そうした数値で、大体の傾向は分かるのだと思います。

まあ、劇的なことが何も起こりそうにないからこそ、折角、公開したフルバージョンMVを、停止するとも言えますが(笑)。


一応、乃木坂の最近の表題曲とアルバムリード曲のMVで、数値を並べておきます。

(表7) 乃木坂14枚目、15枚目表題曲、2ndアルバムリード曲MVの公開開始3週間の累計再生回数

# ピンク色は、公開終了によって、期間が満了してないため、満了した場合を外そうによって求めた予測値

149万回 [055.1 / 055.1 / 039.0] ハルジオンが咲く頃 (full ver.) 乃木坂46 : 03/02(水)22(火)
117万回 [061.3 / 032.5 / 022.7] きっかけ (full ver.) 乃木坂46 : 07/07(木)
273万回 [121.4 / 089.6 / 061.9] 裸足でSummer (full ver.) 乃木坂46 : 07/08(金)

「裸足でSummer」MVは、歴代楽曲の中でも、人気を博していることが分かります。


次に、AKB48Gです。

(表8) AKB48Gによる最近の楽曲MVの公開開始3週間の累計再生回数

# オレンジ色は、まだ公開から時間が経っていないことから、期間が満了してないため、満了した場合を外そうによって求めた予測値

054万回 [038.1 / 009.1 / 007.1] 翼はいらない (short ver.) AKB48 : 04/29(金)
229万回 [136.4 / 053.8 / 038.4] LOVE TRIP (full ver.) AKB48 : 08/02(火)
059万回 [039.4 / 012.8 / ------] しあわせを分けなさい (short ver.) AKB48 : 08/04(木)

084万回 [051.2 / 020.5 / 012.7] 甘噛み姫 (full ver.) NMB48 : 04/02(土)
039万回 [022.9 / 008.5 / 007.4] 僕はいない (short ver.) NMB48 : 07/06(水)

034万回 [022.6 / 007.8 / 003.5] 74億分の1の君へ (short ver.) HKT48 : 04/05(火)

018万回 チキンLINE (special edit ver.) SKE48 : 03/07(月)
014万回 [007.9 / 003.5 / 002.6] 金の愛、銀の愛 (special edit ver.) SKE48 : 07/20(水)


オレンジ色は暫定値で、あと少し時間が経てば、より正確な数字を出せます。

こうやって眺めると、MVの人気に関しては、SKE48が、やや元気がない印象を受けます。

「チキンLINE」も、「金の愛、銀の愛」も、個人的には、悪くない出来だと感じていて、MVの宣伝に、もっと力を入れた方がいいのかもしれません。

あまりに数字が低いと、そのこと自体が、マイナスの因子になってしまうので、フルバージョンを公開してでも、取り敢えず注目を集めて、再生数を上昇させるのも、一つの策じゃないかと。


ところで、AKB48の「LOVE TRIP」は、3週間再生数が229万回と好調なんですが、前々回の記事で指摘したように、YouTubeでここまで再生数を稼いでいるのに、Billboard JAPAN Hot100 の「[M] 国内における動画再生回数」に、名前が出て来ないんですね。

(表9) Billboard JAPAN Hot100「国内における動画再生回数」の順位とYouTube公開MVの再生数比較

凡例
[Billboard JAPAN Hot100 国内における動画再生回数の順位] YouTube公開MVのその週における再生数積み上げ「曲名」

08/15付{08/01(月)〜07(日)}
[10位] 072.1万回「サイレントマジョリティー」
[18位] 054.3万回「裸足でSummer」
[32位] 047.1万回「世界には愛しかない」
[100位圏外] 117.7万回「LOVE TRIP」

08/22付 {08/08(月)〜14(日)}
[08位] 071.4万回「サイレントマジョリティー」
[16位] 049.3万回「世界には愛しかない」
[31位] 043.8万回「裸足でSummer」
[20位圏外] 063.8万回「LOVE TRIP」


8月15日付チャートでは、「サイレントマジョリティー」10位、「裸足でSummer」18位、「世界には愛しかない」32位で、対象期間におけるYouTubeの再生数積み上げも、それぞれ、72.1万回、54.3万回、47.1万回と、ビルボードの順番通りになっている。

しかし、この週、「LOVE TRIP」MVは、117.7万回を叩き出しているのに、Hot100では、100位圏外となっていて、全然、順番が違う。

本来であれば、「サイレントマジョリティー」の10位を上回る順位に入る筈なんですが、不思議な現象が起きている。


さらに、08/22付チャートでも、「サイマジョ」「世界には」「裸足で」の3つのMVは、YouTubeの再生数積み上げと、「動画再生回数」の順位がキレイに連動しているのに、本来なら、8位と16位の間にランクインするだろう「LOVE TRIP」の名前が、見当たりません。

ビルボードの順位は、「国内における動画再生回数」とのことなので、考えられる可能性としては、「LOVE TRIP」MVの再生数上昇の大きな部分が、海外からの視聴によって支えられているということです。

上海やジャカルタに、AKB48の同系グループがあるので、総選挙選抜による楽曲に対して、海外での関心が高まって、YouTubeの数字を押し上げているのかもしれません。


ただ、そうなると、国内におけるMV再生回数は、さほど多くないということになります。

新潟での総選挙開票イベントが、45枚目の巨大な宣伝であることを考えると、その表題曲のフルバージョンMVが、公開第1週に100位圏外というのは、さすがに厳しい順位で、国内での楽曲人気をどうやって上げるかが、当面の、重要な課題になるんじゃないでしょうか。

CDセールスの数字が上がったとしても、MVの再生回数や iTunes Store トップソングの順位が伴っていなければ、なかなか評価を得にくい時代になりつつある。

「サイレントマジョリティー」のヒットが引き起こした波紋は、決して、小さなものではないように思えます。


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乃木坂16th選抜発表、最初の候補は8月28日深夜、握手会応募は再来週開始が10月発売分岐点 [15Aug16]

2016-08-15 20:00:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

メンバー出演舞台のチケット販売日程

舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
[一般発売]
07/24(日)10:00〜

舞台『嫌われ松子の一生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜
[前売り開始]
09/10(土)10:00〜

舞台『墓場、女子高生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
[一般販売]
東京公演 : 08/27(土)〜
大阪公演 : 10/15(土)〜

メンバーが参加するイベント

08月1日(月) 〜 08月31日(水) 10 : 00 〜 18 : 00 フジテレビ主催のイベント『お台場みんなの夢大陸2016』において、ほん怖プレゼンツ「乃木坂46 VRホラーハウス」が開場し、映像作品に、生駒里奈、齋藤飛鳥、桜井玲香、高山一実、西野七瀬が登場

08月16日(火)『第7回WBSC女子野球ワールドカップ』(09/03〜 韓国釜山)へ向けた壮行会が、品川ステラボールで開催され、「マドンナジャパン」オフィシャルサポーターの衛藤美彩、北野日奈子、寺田蘭世が参加。
08月18日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』09日目 in 福岡・福岡国際センター(第12公演18:30〜)
08月19日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』10日目 in 福岡・福岡国際センター(第13公演18:30〜)

メンバーが出演するテレビ番組

08月16日(火) 19 : 56 〜 [地デ] 日テレ『踊る!さんま御殿!!』に、堀未央奈が出演
08月20日(土) 09 : 55 〜 10 : 25 [地デ] フジテレビ『ライオンのグータッチ』に、西野七瀬、生駒里奈、高山一実が出演
08月20日(土) 21 : 00 〜 23 : 24 [地デ] フジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』のドラマに、生田絵梨花、生駒里奈、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬が出演
08月21日(日) 16 : 00 〜 [地デ] テレビ東京『ガンダムビルドファイターズトライ夏休み特別編〜君もビルドファイターだ!!〜』に、鈴木絢音が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]

また、「ブックマーク」内の次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



次回、8月21日(日)深夜に放送予定の『乃木坂工事中』は、新センター齋藤飛鳥が、「裸足でSummer」ヒット祈願のため、母親の故郷であるミャンマーを1人で旅するロケだそうで、15枚目のキャンペーンが佳境に入ってきた感があります。

また、MVの再生回数は累計400万まであと5万回を切っていて、iTunes Store トップソングでは、50位以内への連続ランクインを26日まで伸ばしており、「ハルジオンが咲く頃」の19日、「今、話したい誰かがいる」の21日を越える、粘り強い配信人気を見せている。

「裸足でSummer」は、楽曲セールスに関して、歴代シングルを上回る好調な数字を叩き出していて、福岡2日間2公演、神宮3日間3公演を残すのみの『真夏の全国ツアー』が、8月後半、さらにプラスの影響を与えることが期待出来ます。


今の乃木坂は、夏曲が高らかに鳴り響いている真っ最中ですが、よくよく考えてみると、16枚目秋曲を10月中に発売するのであれば、そろそろ動き出さないと、手遅れになる際どい時期に差し掛かってきています(笑)。

というのは、例えば、選抜発表からCD発売までの期間は、次のように、3枚目以降、7週+3日以上を確保してきました。

(表1) 歴代シングルにおける選抜発表とCD発売までの期間

凡例
選抜発表からCD発売までの時間 : その日程で行われたシングルの数 (該当するシングルの番号)

10週+3日 : 3回 (04枚目, 06枚目, 12枚目)
09週+3日 : 4回 (03枚目, 05枚目, 08枚目, 10枚目)
08週+3日 : 3回 (09枚目, 11枚目, 13枚目)
07週+3日 : 3回 (07枚目, 14枚目, 15枚目)
06週+3日 : 2回 (01枚目, 02枚目)


レコーディング、フリ入れ、MV撮影などのシングル制作と、音楽番組やコンサートへの出演といった新曲キャンペーンを行う時間として、7週+3日は最低でも必要ということだと思います。

そして、10月の最終水曜日である26日に、16枚目シングルをリリースする場合、以下のように、あしゅミャンマー1人旅の次である、8月28日(日)深夜の『乃木坂工事中』に、新選抜を発表したとしても、8週+3日という、かなり短めの期間しか用意出来ません。

(表2) 10月26日(水)に16枚目をリリースする場合の、選抜発表日とCD発売日までの期間

選抜発表[08/28(日)] ==08週+3日==> CD発売[10/26(水)]
選抜発表[09/04(日)] ==07週+3日==> CD発売[10/26(水)]
選抜発表[09/11(日)] ==06週+3日==> CD発売[10/26(水)]


かりに7週+3日という、3枚目以降の最低ラインを、14枚目、15枚目に続き、16枚目でも採用するとしても、選抜発表は9月4日(日)深夜が、10月発売のリミットになる。

つまり、15枚目ヒット祈願の次かその次の『乃木坂工事中』で、新選抜を発表しなければ、16枚目を10月中にリリースするのは、非常に難しくなってしまいます。


さらに、より厳しい縛りを要求されるのが、個別握手会の応募日程です。

(表3) 10月26日(水)に16枚目をリリースする場合の、個別握手会応募開始日とオリコン初動への算入次数

凡例
応募開始[16枚目個別握手会の第1次応募受付日] ==(オリコン初動に算入される応募次数)==> CD発売[10/26(水)]

応募開始[08/18(木)19(金)] ==(10次分)==> CD発売[10/26(水)]
応募開始[08/25(木)26(金)] ==(09次分)==> CD発売[10/26(水)]
応募開始[09/01(木)02(金)] ==(08次分)==> CD発売[10/26(水)]
応募開始[09/08(木)09(金)] ==(07次分)==> CD発売[10/26(水)]


「ハルジオンが咲く頃」のオリコン初動算入は、10次応募分まで、「裸足でSummer」は、8次応募分まででした。

15枚目初動は、14枚目を2.2万枚ほど下回ったため、計上される応募次数が2次分少ないことは、その原因の一つと、どうしても考えたくなります。

しかし、後で示すように、個別握手会のセールスは、初動算入時点で、今作、前作ともに、枚数ベースで97%を越える完売率だったと推定され、もはや積み上げる余地はほとんどなかった筈です。

14枚目から15枚目へ、総部数の大幅増加がなかった以上、初動が伸びるかどうかは、もともと、店頭販売分に依存するような設定になっていました。


ただ、そうは言っても、初動算入が2次応募分少なかった15枚目が、久しぶりの前作割れを喫したという事実から、16枚目で初動に流し込む次数を、7次に引き下げるのは、論理的には、問題のない措置だとしても、心理的には、かなり抵抗を覚えるでしょう。

そう考えると、16枚目の初動算入次数は、8次以上に設定される可能性が高く、(表3)が示すように、10月リリースにこだわるのであれば、再来週である、9月1日(木)・2日(金)の応募開始がリミットになる。

まとめると、運営が、16枚目を10月中にリリースするつもりであれば、選抜発表のリミットは、9月4日(日)深夜の『乃木坂工事中』、個別握手会応募開始のリミットは、9月1日(木)・2日(金)ということです。

つまり、9月の第1週を迎えても、16枚目シングルに関する動きがなければ、秋曲が10月にリリースされる可能性は、ほぼ消えると言っていいでしょう。


通常であれば、ここまでの考察から、16th選抜発表は8月28日(日)又は9月4日(日)の深夜『乃木坂工事中』で行われ、個別握手会応募は、8月25日(木)・26日(金)又は9月1日(木)・2日(金)から開始されると、予想していたと思います。

以下のように、乃木坂運営が、2014年以降、秋曲の10月リリースにこだわってきたのは歴然で、今年、方針転換するとはちょっと思えないからです。

(表4) 乃木坂シングルリリースの年サイクル

(2012年)
01枚目 : 02/22 ぐるぐるカーテン
02枚目 : 05/02 おいでシャンプー
03枚目 : 08/22 走れ!Bicycle
04枚目 : 12/19 制服のマネキン

(2013年)
05枚目 : 03/13 [春] 君の名は希望
06枚目 : 07/03 [夏] ガールズルール
07枚目 : 11/27 [秋] バレッタ

(2014年)
08枚目 : 04/02 [春] 気づいたら片想い
09枚目 : 07/09 [夏] 夏のFree&Easy
10枚目 : 10/08 [秋] 何度目の青空か?

(2015年)
11枚目 : 03/18 [春] 命は美しい
12枚目 : 07/22 [夏] 太陽ノック
13枚目 : 10/28 [秋] 今、話したい誰かがいる

(2016年)
14枚目 : 03/23 [春] ハルジオンが咲く頃
15枚目 : 07/27 [夏] 裸足でSummer
16枚目 :

# 曜日はすべて水曜


CDデビューした2012年は、4枚のシングルをリリースしていますが、春、夏、秋といった季節とシングルCDを関連させる雰囲気はあまりなかった。

しかし、2013年以降、年3枚のリリースが定着し、それに伴って、春曲、夏曲、秋曲というジャンル分けが、明確化していきます。

そして、NHK紅白歌合戦がほとんど話題に上らなかった2013年、秋曲は11月末に発売され、一方、出場意思を鮮明にした2014年と、初出場を実現した2015年は、10月のリリースになっている。


これが偶然と思えないのは、紅白出場歌手の選考において、CDリリースやコンサートなど、評価の対象となる実績は、10月までのものに限られるという噂が、以前からあるからです。

噂にどの程度の信憑性があるかは分かりませんが、出場歌手は毎年11月下旬に発表されるので、例えば、11月27日(水)発売の「バレッタ」が、2013年の紅白選考において、乃木坂の実績に含まれないのは当然で、シングルを出すのであれば、10月までにという意見には、一定の説得力がある。

今年も、2ndアルバム「それぞれの椅子」のキャンペーンや握手会応募が、佳境に入っていた7月下旬に、半ば強引というか(笑)、えいやっ!とばかりに、夏曲「裸足でSummer」をリリースしていて、運営は、春曲3月、夏曲7月、秋曲10月に、強いこだわりを持っているかもしれないと、強い印象を受けました。


また、1度のシングル発売で、CD70万枚以上のお金が入ってくるわけで、大きな支払いを11月初めに集中させていれば、10月中のリリースは資金繰りの面からもマストになってきます。

もちろん、紅白選考にせよ、資金繰りにせよ、憶測の域を出ませんが、2014年以降、運営が何らかの理由で、シングル発売の時期をあらかじめ決めている可能性は高く、2016年も、夏曲まで、その通りに進んでいるのは事実です。

従って、16枚目の10月発売を、運営が望むスケジュールと見なすのは、理に適っていて、選抜発表と個別握手会応募開始の時期について、上述したように、9月第1週リミットという予想が出てきます。


ところが、運営の計算を打ち砕きかねない因子が、最近、登場しています。

楽曲提供の遅れです。

乃木坂運営としては、2014年、2015年と同じく、神宮ライブ最終公演における、秋曲の初披露を考えていると思います。

しかし、いくら乃木坂側がそれを望んでも、肝心の表題曲が届かなければ、お披露目出来るのは発売日と、せいぜいタイトルに留まってしまう。

そして、同時期である8月31日(水)に、AKB48の45枚目「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」が発売され、9月7日(水)には、HKT48の8枚目がリリースされます。


HKT48の新曲は、まだタイトルが発表されておらず、現在、制作中のようで、一方、AKB48のシングルも、カップリング曲を含め、完全に仕上がっているのかどうか分かりません。

8月終わりと9月始めに発売されるAKB48Gのシングルが、まだ出来上がっていない可能性がある中、10月以降にリリースされる乃木坂16枚目の制作に、総合プロデューサーがどこまで時間を割けるのか、全然不安を感じないと言ったら嘘になる(笑)。

15枚目表題曲も、タイトル発表が個別握手会の5次応募までずれ込み、沖縄でのMV撮影ロケは、仮歌と仮フリで行われた可能性が高い。

16枚目のスケジュールが、すんなり進み、神宮最終日に、発売日、タイトル名、そしてステージパフォーマンスの三拍子が、きっちり揃うかどうか、ここまでの経緯を見ていると、予断を許さないものがあります。


楽曲が予定通りに届くかどうかに加えて、気になるのは、桜井玲香を始めとするメンバーの体調です。

16枚目リリースが10月であれば、9月第1週までに16th選抜が発表され、その後、シングルの制作が本格化しますが、桜井玲香が、若月佑美とWキャスト方式で主演を務める舞台『嫌われ松子の一生』は、9月29日(木)から10月10日(月祝)までが本番公演です。

つまり、舞台の稽古期間と、16枚目の制作ががっつり重なるわけで、現在、完全休養しているキャプテンが、9月に入って、いきなりシングルと舞台の両立というハードスケジュールをこなすのは、あまりに危険というものです。


もちろん、桜井さんの調子を考慮して、場合によっては、16枚目の負担を大幅に減らす措置が取られると思います。

しかし、2ndアルバム「それぞれの椅子」から15枚目「裸足でSummer」、さらには全国ツアーと、もともと相当にキツいスケジュールが続いており、キャプテンの体調問題がきっかけとなって、16枚目は少しペースを落とそうという雰囲気が出てくる可能性もある。

例えば、8月30日(火)に神宮ライブが千秋楽を迎えた後、何と、たった3日後の9月2日(金)に、2ndアルバムの特典である『セブン-イレブン限定ミニライブ』が、幕張メッセにて予定されています。


つまり、全国ツアーが終わっても、すぐには休めないわけで、これはキツいと思います。

これほどの「鬼」スケジュールに、16枚目制作を重ねると、溜まりに溜まった疲労から、怪我や病気のメンバーが続出してしまう危険がある。

おそらく、セブンイレブンのライブが終わってから、休みが入るのだと思いますが、16枚目の制作がなければ、少し長めに休めて、そういった確率を下げられます。


楽曲が想定したスケジュール通りに届くかどうか分からないこと、さらには、体調を崩すメンバーが続出するかもしれないという健康面の問題。

16枚目の10月発売に何が何でもこだわるのであれば、それは必ずしも賢明な姿勢でないと思います。

しかし、乃木坂を取り巻く状況を考えると、それでも、運営が10月リリースを目指す可能性は高いでしょう。

(表5)「裸足でSummer」個別握手会の完売状況推移

凡例
[応募次数] 前次からの完売積み上げ部数 {完売部数/総部数 (部数ベースの完売率_枚数ベースの完売率) 推定売り上げ枚数} 受付期間 (受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒として計算している。

[01次] +000 {000/630 (00.0%_00.0%) 00.0万枚} 06/02(木)03(金) [-58d]
[02次] +196 {196/630 (31.1%_54.4%) 21.8万枚} 06/09(木)10(金) [-51d]
[03次] +062 {258/630 (41.0%_69.6%) 27.9万枚} 06/16(木)17(金) [-44d]
[04次] +098 {356/630 (56.5%_85.8%) 34.3万枚} 06/23(木)24(金) [-37d]
[05次] +067 {423/760 (55.7%_87.6%) 42.3万枚} 06/30(木)01(金) [-30d]
[06次] +083 {506/760 (66.6%_92.9%) 44.8万枚} 07/07(木)08(金) [-23d]
[07次] +071 {577/760 (75.9%_96.5%) 46.6万枚} 07/14(木)15(金) [-16d]
[08次] +036 {613/760 (80.7%_97.8%) 47.2万枚} 07/21(木)22(金) [-09d]
[09次] +032 {645/760 (84.9%_98.6%) 47.6万枚} 07/28(木)29(金) [-02d]
[10次] 08/04(木)05(金) [+05d]
[11次] 08/18(木)19(金) [+12d]
推定される販売上限枚数 = 48.3万枚

「ハルジオンが咲く頃」初動算入時点前後における完売状況推移
[09次] +012 {677/780 (86.8%_99.0%) 49.0万枚} 03/10(木)11(金) [-16d]
[10次] +011 {688/780 (88.2%_99.2%) 49.1万枚} 03/17(木)18(金) [-09d]
[11次] +004 {692/780 (88.7%_99.2%) 49.2万枚} 03/24(木)25(金) [-02d]
[12次] +004 {696/780 (89.2%_99.3%) 49.2万枚} 03/31(木)01(金) [+05d]
推定される販売上限枚数 = 49.5万枚


「裸足でSummer」個別握手会は、初動に流し込まれた8次応募において、完売率が80.7%、枚数ベースでは97.8%も売り切っていて、さらなる上乗せはほとんど望めない状態でした。

確かに、「ハルジオンが咲く頃」は、算入次数である10次応募において、完売率88.2%の枚数ベース99.2%という驚異的な値になっていて、この辺の数字を比べて、15枚目の個別握手会は、前作より低調といった見方が出てくるのかもしれません。

しかし、かりに、15枚目の初動算入時点で、枚数ベースが前作と同じ99.2%に達していても、47.2万枚が47.9万枚と、7千枚ほどアップするだけです。

総部数が20部ほど減らされていたので、販売可能な上限枚数は、前作の49.5万枚に対して、今作は48.3万枚と1万枚以上も少なく、97%を越えるレベルでの勝負では、その差が響いてくるのは当然のことです。

つまり、15枚目の個別握手会セールスは、どんなに頑張っても、14枚目を1万枚以上は下回る設定になっていて、深川麻衣という人気メンバーが抜けたにも関わらず、それを2万枚差に収めたのは、むしろ素晴らしい出来と言っていいでしょう。


従って、もし運営が、15枚目での初動前作越えを狙っていたのであれば、店頭販売分を大きく積み上げる必要があった。

ところが、14枚目と比べて、15枚目の初回限定盤に対して、より強力な特典を付けた感はない。

当初3タイプとされていた初回限定盤を、4タイプ用意すると発表されたのも、かなり後になってからで、そもそもタイトル名の告知が遅かった。

深川麻衣の卒業という大イベントと絡めた14枚目や、怒濤の特典イベント攻勢を仕掛けた2ndアルバムに比べると、15枚目の店頭販売は、「淡白」とすら言いたくなるような(笑)、そんな風情が漂っていて、前作並の売り上げ枚数だったとすれば、逆に、乃木坂人気の底力が窺えるセールスであると思います。


15枚目「裸足でSummer]」では、個別握手会セールスにせよ、店頭販売にせよ、運営は、しゃかりきになって数字を上げようという気持ちを、あまり抱いてなかったように見えます。

そして、今の乃木坂を眺めていると、それはもっともなことだと合点のいくものがある。

というのは、セブンイレブンやJR東日本といった大手スポンサーと、長期の契約を結んでいる今、特典イベントというお金の掛かる手法で、CDセールスを伸ばすことの意義が、薄れてきているんじゃないでしょうか。


千円、千五百円のCDを買えば、メンバーと握手が出来たり、ミニライブを観れたりするのは、ファンからすれば「お得」だけど、主催者にとっては、かなり利益率の低いイベントにならざるを得ないでしょう。

実際、そんな値段で鑑賞出来る、ライブや舞台は存在しないわけで、警備費、会場費、レーン設置費、人件費、交通宿泊費などを考えると、大規模な特典イベントを2千円もしないCDの「おまけ」として開催するのは、収支的に大変なことだと思います。

乃木坂の運営が、メンバーごとの部数配分に細心の注意を払い、総部数を減らしてまで、「効率」にこだわっているのは、少しでも無駄を省いて、収支を良くしたい気持ちの表れじゃないでしょうか。


スポンサーからのCM料やタイアップ料、あるいは、テレビへの出演料などが、まとまった額入ってくるようになれば、握手会の規模を抑えて、利益率の低いイベントへの出費を抑える方向に舵を切っても不思議ではない。

そして、ゴールデンタイムの有名番組に、メンバーがしょっちゅう出始めている現在、乃木坂は、収益確保の重心を、CDセールス以外のジャンルに、少しずつ移しつつあるのかもしれません。

15枚目のオリコン初動が、14枚目より2万枚ほど下がったとしても、実利的には、何ら問題のないことで、むしろ、売り上げ枚数をアップするため、効率の悪いレーンを増設する方が、よほど大きな問題という認識です。

実際、地上波テレビにレギュラー番組を持っている、生駒里奈と高山一実は、担当部数を低めに抑えられているようで、握手会アイドルからメディアアイドルへという流れを、裏付けています。


ただ、乃木坂が、大手スポンサーに注目され、お茶の間で人気を博す存在であるためには、グループとして、ブランドイメージを保持することが不可欠で、「紅白出場歌手」という肩書きは、非常に有効なアピールと言えます。

握手会を通したCDセールスに、収益の軸足が置かれていた時代以上に、現在の乃木坂にとって、紅白出場は大きな意味を持っている可能性があって、もし運営がそういった認識を持っているのであれば、16枚目の10月発売は、何としてでも実現しなければならない、目標になります。

メンバーの体調を考えると、個人的には、シングルリリースのペースを一度落として、しっかり身体を休めて欲しいのですが、現実には、そうはならない確率の方が高そうで、やはり、9月第1週までに、16枚目スケジュールがスタートする予感がしています。

であれば、せめて握手会の日数を減らして、メンバーの負担を軽くして欲しいんですが、そういう意図的なCDセールスの引き下げは、今だに、実現していないわけで、いつか誰かが大怪我したり、倒れるんじゃないかと、ヒヤヒヤする日が続いていて、こっちが体調不良になりそうで、困ったもんです(笑)。


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乃木坂「裸足でSummer」MVの再生数400万突破が確実、欅坂はMステで破格の4分メドレー [13Aug16]

2016-08-13 21:16:36 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

メンバー出演舞台のチケット販売日程

舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
[一般発売]
07/24(日)10:00〜

舞台『嫌われ松子の一生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜
[前売り開始]
09/10(土)10:00〜

舞台『墓場、女子高生』
[モバイル先行受付]
08/08(月)〜

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
[一般販売]
東京公演 : 08/27(土)〜
大阪公演 : 10/15(土)〜

メンバーが参加するイベント

08月1日(月) 〜 08月31日(水) 10 : 00 〜 18 : 00 フジテレビ主催のイベント『お台場みんなの夢大陸2016』において、ほん怖プレゼンツ「乃木坂46 VRホラーハウス」が開場し、映像作品に、生駒里奈、齋藤飛鳥、桜井玲香、高山一実、西野七瀬が登場

08月13日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』07日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第09公演18:30〜)
08月14日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』08日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第10公演12:00〜&第11公演17:00〜)

08月16日(火)『第7回WBSC女子野球ワールドカップ』(09/03〜 韓国釜山)へ向けた壮行会が、品川ステラボールで開催され、「マドンナジャパン」オフィシャルサポーターの衛藤美彩、北野日奈子、寺田蘭世が参加。500名様をご招待とのことで、応募期間は08/03(水)から08/10(水)。
08月18日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』09日目 in 福岡・福岡国際センター(第12公演18:30〜)
08月19日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』10日目 in 福岡・福岡国際センター(第13公演18:30〜)

メンバーが出演するテレビ番組

08月13日(土) 18 : 56 〜 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったの!!』に、秋元真夏が出演

08月16日(火) 19 : 56 〜 [地デ] 日テレ『踊る!さんま御殿!!』に、堀未央奈が出演
08月20日(土) 09 : 55 〜 10 : 25 [地デ] フジテレビ『ライオンのグータッチ』に、西野七瀬、生駒里奈、高山一実が出演
08月20日(土) 21 : 00 〜 23 : 24 [地デ] フジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』のドラマに、生田絵梨花、生駒里奈、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬が出演
08月21日(日) 16 : 00 〜 [地デ] テレビ東京『ガンダムビルドファイターズトライ夏休み特別編〜君もビルドファイターだ!!〜』に、鈴木絢音が出演


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]

また、「ブックマーク」内の次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



昨夜の『MUSIC STATION』は、CDデビューからまだ4ヶ月の欅坂46が、早々と2回目の出演を果たし、しかも「サイレントマジョリティー」と「世界には愛しかない」の2曲をスペシャルメドレーで披露しました。

演奏時間を測ってみましたが、以下のように、全部で4分ものステージになっていて、新人アイドルとしては、破格の扱いだったことが分かります。

(表1) 2016年8月12日(金)放送のテレビ朝日『MUSIC STATION』における、欅坂46の演奏時間

[凡例]
演奏時間 = 歌手名「曲名」

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「3 : 58」は3分58秒を表す。

3 : 58 = 欅坂46「SPメドレー」
(内訳)
1 : 39 =「サイレントマジョリティー」
2 : 17 =「世界には愛しかない」

2 : 30 = 柴咲コウ「永遠」(1997; ZARD)

2 : 29 = [Alexandros]「ワタリドリ」(2015)


共演アーティストのステージは、2分半が多かったことを考えても、4分に及ぶメドレーは、相当に長いパフォーマンスで、欅坂に対する番組の期待感が伝わってくるかのような時間設定でした。

確かに、「サイレントマジョリティー」は、YouTube公開MVの再生回数が、未だに10万回/日のペースで増え続けており、iTunes Store トップソングも、4ヶ月に渡って200位以内にランクインしています。

さらに、7月18日(月祝)『FNSうたの夏まつり』において、「48&46ドリームチーム」がこの曲をパフォーマンスして以降は、トップソングの順位が再浮上して、トップ10に入るなど、上位に食い込む勢いを見せている。

「サイレントマジョリティー」は、2016年、もっとも人気を博したアイドルソングになりつつあって、出演2回目のMステにおける異例のメドレーも、新人として「破格」というよりは、今勢いのある人気アーティストに対する、「妥当」なステージという気がします。


こうなってくると、今年の大晦日、欅坂46のNHK紅白歌合戦出場は、全然、夢物語ではなく、むしろ、乃木坂より可能性が高いのではないかと、思うことすらある。

また、「ワタリドリ」をヒットさせた[Alexandros]が、初出場有力候補の1組になる筈で、昨年の雪辱を目指すももいろクローバーZ、国内知名度を急速に上げているBABYMETALの動向が絡んで、今年も、出場選考レースは混沌としてきました。

乃木坂にとっては、なんとか連続で2回目の出場を果たし、人気とステータスの両方を固めたいところで、15枚目「裸足でSummer」や16枚目新曲の各種セールスは、2016年最後の夜、NHKホールに立てるかどうかを左右する、重要なポイントになる。

欲を言えば、「サイレントマジョリティー」のような、本格的なヒットを飛ばせれば、少し枕を高く出来るんだけど(笑)、そこまで行かずとも、楽曲人気が「上り坂」であることを示すような数字を残すことが、是非とも必要だと思います。


ということで、今日は、「裸足でSummer」を中心に、欅坂とAKB48Gの楽曲を含めて、各種セールスの動きを眺めてみます。

以下のように、現在、坂道シリーズと48グループは、新曲のリリースラッシュに入っていて、毎日毎日、ランキングや売り上げ枚数など、大量の情報が出て来ます。

(表2) 2016年7月から9月に掛けての、乃木坂欅坂とAKB48GのシングルCDリリース

07月28日(水)「裸足でSummer」乃木坂46_15枚目
08月03日(水)「僕はいない」NMB48_15枚目
08月10日(水)「世界には愛しかない」欅坂46_02枚目
08月17日(水)「金の愛、銀の愛」SKE48_20枚目
08月31日(水)「LOVE TRIP / しあわせを分けなさい」AKB48_45枚目
09月07日(水)「タイトル未定」HKT48_08枚目


どの楽曲が、どの程度、人気を呼んでいるのか、把握するのは大変で、乃木坂についてさえ、前作よりヒットしていると言えるのかどうか、判断するのは並大抵ではありません(笑)。

しかし、数字を並べると、見えてくるものは少なくないので、とにもかくにも、何が起こっているか、一つずつ見ていきましょう。

まずは、MVの再生回数から。

(表3) 乃木坂の15枚目表題曲と2ndアルバムリード曲のYouTube公開MVの再生回数推移

凡例
「曲名」MV (形態)
1週ごとに求めた24時間換算の再生数上昇速度 (週終わりの再生回数) : 公開後経過週 [その週の初日と最終日の日付]
=== 最新週の日単位推移 ===
1日ごとに求めた24時間換算の再生数上昇速度 (日終わりの再生回数) : 日付

# ここにおける「1週」とは、「週始め」である月曜午前6時から、「週終わり」である翌週月曜午前6時までの期間を指す
# ここにおける「1日」とは、「日始め」である午前6時から、「日終わり」である翌日午前6時までの期間を指す
# 「1週」「1日」を、このように定義することで、ある日の夜に放送された番組が、夜中12時を跨いで、午前2時、3時までネットで話題となり、その影響がMVの再生数変化に表れた場合でも、その日の出来事として、すべて吸収させることが出来る
#「その週の初日」は、公開1週目であれば公開開始日、そうでなければ月曜日
#「その週の最終日」は、公開最終週であれば公開終了日、そうでなければ日曜日

乃木坂_15枚目表題曲
「裸足でSummer」MV (full ver.)
24.0万回/日 (066万回) : 01週目 [07/08(金)10(日)]
12.5万回/日 (154万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
12.3万回/日 (240万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
08.1万回/日 (296万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)] ※ CD発売週
07.8万回/日 (351万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
==== 06週目 ====
05.9万回/日 (356万回) : 08/08(月)
06.4万回/日 (363万回) : 08/09(火)
06.2万回/日 (369万回) : 08/10(水)
06.5万回/日 (376万回) : 08/11(木)
06.4万回/日 (382万回) : 08/12(金)

乃木坂_2枚目アルバム・リード曲
「きっかけ」MV (full ver.)
13.0万回/日 (044万回) : 01週目 [07/07(木)10(日)]
04.7万回/日 (077万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
04.2万回/日 (107万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
02.6万回/日 (125万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)]
02.3万回/日 (141万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
==== 06週目 ====
01.8万回/日 (143万回) : 08/08(月)
02.0万回/日 (145万回) : 08/09(火)
01.8万回/日 (147万回) : 08/10(水)
02.1万回/日 (149万回) : 08/11(木)
02.0万回/日 (151万回) : 08/12(金)


「裸足でSummer」MVは、公開開始の週を1週目として、現在、6週目に入っています。

再生回数の上昇速度は、さすがに10万回/日を切るまで下がってきましたが、それでも、まだ6万回/日を越える人気を維持しています。

累計再生数は、あと18万回ほどで400万突破となり、3、4日もあれば、つまり来週前半には、大台に届くでしょう。

これほど短期間に、400万回に到達する表題曲MVは、フルバージョンを無期限公開していた時代を含めて記憶になく、少なくとも、公開初期においては、再生数の上昇スピードがもっとも速い作品だと思います。


確かに、「裸足でSummer」MVは、個人的にも、結構、ちょこちょこ観ていて、ここ数シングルの中では、一番、クリックしてるかもしれません。

不思議な魅力を発する齋藤飛鳥のビジュアルが心地よく、風景、ファッション、花火、車などが織りなす色彩が鮮やかで美しいので、ついついまた観たくなるんですね。

また、映像の持つリズムと楽曲の刻むリズムが上手くフィットしていて、ストレスなく、視覚と聴覚を統合出来るというか、繰り返し観ても疲れない気がします。

好調な再生数の背景には、「サイレントマジョリティー」の成功に刺激を受けた乃木坂ファンが、以前より意識して、MVを観るようになった面はあるかもしれません。

しかし、もの凄い傑作という風情はないものの(笑)、気軽に何度も鑑賞出来る作品に仕上がっていることは、視聴数を押し上げている一因じゃないでしょうか。


次に、カップリング曲ですが、「オフショアガール」「シークレットグラフィティー」「白米様」「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」のMVは、CD発売の前日お昼に、フルバージョンがショートバージョンに切り換えられたようです。

公開されているショートバージョンMVに関しては、現在、4作品とも、0.2万回/日前後で推移していますが、累計再生数を見ると、「オフショアガール」と「シークレットグラフィティー」がほぼ同じ程度で、そこに「白米様」が続き、「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」という順番です。

一方、2ndアルバムのリード曲「きっかけ」は、未だに2.0万回/日あたりの再生数上昇を保っていて、根強い人気を窺わせます。

46時間TVの名場面を集めた「きっかけ」のMVも、ときどき観たくなるものがあって、黒板が高山一実の後頭部に倒れてくるシーンなど、何が起きるか分かっていても、意外なほど繰り返し笑えます(笑)。

メンバーが、普段の番組ではあまり見られない、素に近い表情を出している場面が多くて、それが楽しいのかもしれない。


乃木坂のMVは、思った以上に好調で、作品の質低下を囁く声がファンから出つつあった昨今、楽曲人気の再構築へ向けて、良い流れになっていると思います。

しかし、他グループの楽曲指標と比較しなければ、自分がどの辺に立っているのか分からないということで、最強のライバルになりつつある欅坂46の数字を、以下に並べてみました。

(表4) 欅坂の2枚目表題曲及びカップリング曲のYouTube公開MVの再生回数推移

# 表記法は(表3)と同じ

欅坂_2枚目表題曲
「世界には愛しかない」MV (full ver.)
20.5万回/日 (118万回) : 01週目 [07/12(火)17(日)]
11.2万回/日 (196万回) : 02週目 [07/18(月)24(日)]
07.3万回/日 (247万回) : 03週目 [07/25(月)31(日)]
06.7万回/日 (294万回) : 04週目 [08/01(月)07(日)]
==== 05週目 ====
05.9万回/日 (300万回) : 08/08(月)
06.0万回/日 (306万回) : 08/09(火)
07.4万回/日 (314万回) : 08/10(水) ※ CD発売日
07.3万回/日 (321万回) : 08/11(木)
07.4万回/日 (328万回) : 08/12(金) ← Mステ披露

欅坂46_2枚目(C/W)曲
「語るなら未来を…」MV (full ver.)
17.6万回/日 (084万回) : 01週目 [07/20(水)24(日)]
06.6万回/日 (130万回) : 02週目 [07/25(月)31(日)]
05.0万回/日 (165万回) : 03週目 [08/01(月)07(日)]
==== 04週目 ====
03.6万回/日 (169万回) : 08/08(月)
04.3万回/日 (173万回) : 08/09(火)
04.2万回/日 (177万回) : 08/10(水)
03.6万回/日 (181万回) : 08/11(木)
03.4万回/日 (184万回) : 08/12(金)

欅坂46_2枚目(C/W)曲
「渋谷からPARCOが消えた日」MV (full ver.)
14.0万回/日 (019万回) : 01週目 [07/23(土)24(日)]
02.9万回/日 (039万回) : 02週目 [07/25(月)31(日)]
01.6万回/日 (050万回) : 03週目 [08/01(月)07(日)]
==== 04週目 ====
01.2万回/日 (051万回) : 08/08(月)
01.4万回/日 (053万回) : 08/09(火)
01.4万回/日 (053万回) : 08/10(水) ※ この日の昼に公開終了


「世界には愛しかない」MVは、公開当初、「サイレントマジョリティー」を越えるほどの再生数上昇速度を見せていましたが、その後は落ち着き、先週までは「裸足でSummer」MVをやや下回るペースで進んでいました。

しかし、CDの発売を機に、再生数上昇スピードは7万回/日を越えるレベルにアップし、今週は、「裸足でSummer」MVを上回るペースになっています。

ただ、昨夜金曜日に、Mステで曲をパフォーマンスしたものの、今のところ、大幅な速度上昇はないようです。

実は、後で紹介しますが、「サイレントマジョリティー」は、MV再生数とiTunesランキングともに、Mステ効果が表れていて、欅坂ファンにすれば、やや複雑な気持ちになるような結果となっています。


まあ、「サイレントマジョリティー」がなければ、「世界には愛しかない」も、ここまで注目されなかったという見方は、かなり説得力があって、2番目曲が、デビュー曲に人気を持っていかれているというよりは、相乗効果の方が大きいという気がします。

実際、「サイレントマジョリティー」により近いテイストを持つ「語るなら未来を…」のMVは、カップリング曲ながら、公開4週目で200万再生に迫る、素晴らしい人気を見せていて、欅坂46への期待感の高さが窺えます。

一方、平手友梨奈ソロ曲「渋谷からPARCOが消えた日」のMVは、公開4週目で1.5万回/日を下回るペースとなり、結局、CD発売日のお昼に、ショートに切り換えられています。

あるいは、「サイレントマジョリティー」MVにおける、複数人数による激しいダンスこそが、欅坂人気の中核を成しているのかもしれません。

MステでのステージがMV再生回数の積み上げ速度アップにつながらなかったのは、「世界には愛しかない」のダンスでは、まだまだ物足りないということなんでしょうか。

(表5) 欅坂の1枚目表題曲のYouTube公開MVの再生回数推移

# 表記法は(表3)と同じ

欅坂_1枚目表題曲
「サイレントマジョリティー」MV (full ver.)
08.1万回/日 (1965万回) : 17週目 [07/04(月)10(日)]
09.0万回/日 (2028万回) : 18週目 [07/11(月)17(日)]
15.7万回/日 (2139万回) : 19週目 [07/18(月)24(日)] ←『うたの夏まつり』
11.1万回/日 (2216万回) : 20週目 [07/25(月)31(日)]
10.3万回/日 (2288万回) : 21週目 [08/01(月)07(日)]
==== 22週目 ====
08.6万回/日 (2297万回) : 08/08(月)
09.7万回/日 (2306万回) : 08/09(火)
09.5万回/日 (2316万回) : 08/10(水)
10.2万回/日 (2326万回) : 08/11(木)
11.2万回/日 (2337万回) : 08/12(金) ← Mステ披露


ん〜、凄いですね(笑)。

もともと、17週目で8.1万回/日、18週目が9.0万回/日なんてのは、アイドルの楽曲では、滅多にお目にかかれない数字と言えます。

その上、生駒里奈がセンターを務めた「48&46ドリームチーム」が、渾身の力を発揮して、見事な「サイレントマジョリティー」を披露してくれたお陰で、19週目には、15.7万回/日に跳ね上がってしまって、21週目に入っても、10万回/日を越えるペースで再生数を伸ばしている。

さらに、その上(笑)、昨夜のMステによって、再びブーストが掛かって、11.2万回/日に上昇です。

ただ、大型音楽祭や有名音楽番組でパフォーマンスしたら、必ず、楽曲指標が上昇するわけではなく、ここまでレスポンスが良いのは、「サイレントマジョリティー」という曲が、多くの人を惹き付けるものを、間違いなく持っているからだと思います。

2016年のアイドルシーンは、「サイレントマジョリティー」という曲を抜きにしては語れない、そんな存在になりつつあると言っても、決して、言い過ぎではない気がしてきました。


次は、AKB48GのMVです。

(表6) AKB48G最新表題曲のYouTube公開MVの再生回数推移

# 表記法は(表3)と同じ

NMB48_15枚目表題曲
「僕はいない」MV (short ver.)
4.2万回/日 (18万回) : 01週目 [07/06(水)10(日)]
1.5万回/日 (29万回) : 02週目 [07/11(月)17(日)]
0.8万回/日 (35万回) : 03週目 [07/18(月)24(日)]
1.2万回/日 (43万回) : 04週目 [07/25(月)31(日)]
0.5万回/日 (46万回) : 05週目 [08/01(月)07(日)]
==== 06週目 ====
0.3万回/日 (47万回) : 08/08(月)
0.4万回/日 (47万回) : 08/09(火)
0.4万回/日 (47万回) : 08/10(水)
0.4万回/日 (48万回) : 08/11(木)
0.3万回/日 (48万回) : 08/12(金)

SKE48_20枚目表題曲
「金の愛、銀の愛」MV (special edit ver.)
1.4万回/日 (07万回) : 01週目 [07/20(水)24(日)]
0.5万回/日 (11万回) : 02週目 [07/25(月)31(日)]
0.4万回/日 (13万回) : 03週目 [08/01(月)07(日)]
==== 04週目 ====
0.3万回/日 (14万回) : 08/08(月)
0.3万回/日 (14万回) : 08/09(火)
0.3万回/日 (14万回) : 08/10(水)
0.4万回/日 (15万回) : 08/11(木)
0.3万回/日 (15万回) : 08/12(金)

AKB48_45枚目表題曲
「LOVE TRIP」MV (full ver.)
21.8万回/日 (118万回) : 01週目 [08/02(火)07(日)]
==== 02週目 ====
11.6万回/日 (129万回) : 08/08(月)
11.7万回/日 (141万回) : 08/09(火)
09.1万回/日 (150万回) : 08/10(水)
09.0万回/日 (159万回) : 08/11(木)
07.7万回/日 (167万回) : 08/12(金)


「支店」の最新シングル表題曲は、MVの再生数がかなり低調と言わざるを得ません。

「僕はいない」はショートバージョンで、その割には数字を出しているという見方はあるものの、NMB48の表題曲であり、渡辺美優紀の卒業曲であることを考えると、公開6週目で累計が50万回を越えていないのは寂しい。

また、「金の愛、銀の愛」はスペシャルエディットで、ショートバージョンに近い形態ですが、さすがに公開4週目で、累計15万回は、かなりヘビーな数字です。

やはり、二つのグループとも、主要人気メンバーの卒業が相次いだ後、チームを再編成する曲がり角に来ているのかもしれません。


一方、AKB48「LOVE TRIP」のMVは、公開1週目に累計118万回を記録し、幸先の良いスタートを切っています。

ただ、2週目に入ってのペースダウンが、ちょっと大きいのが気になる点ではあります。

一般の方の恋愛「告白シーン」がメインに据えられているMVなので、繰り返し観たいと思えるかどうかには、やや疑問があって、今後の再生数推移が注目されます。


MVの再生数に関しては、こんな状況で、「裸足でSummer」は、なかなか好調だと思います。

次は、iTunes Store トップソング、つまりネット有料配信の動向です。

(表7) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂13枚目、14枚目、15枚目表題曲の配信開始4週目までの順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] : 配信後経過週 その週の初日と最終日の日付

# 上記 A〜H と Z は、その週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す。
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
#「その週の初日」は、配信1週目であれば配信開始日、そうでなければ月曜日
#「その週の最終日」は、日曜日

15枚目表題曲「裸足でSummer」
4-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 07/20(水)24(日) ※ 最高8位
1-6-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 07/25(月)31(日)
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 03週目 08/01(月)07(日)
0-0-0-4-1 / 0-0-0 [0] : 04週目 08/08(月)12(金)

14枚目表題曲「ハルジオンが咲く頃」
2-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 03/23(水)27(日) ※ 最高5位
0-0-3-4-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 03/28(月)03(日)
0-0-1-2-4 / 0-0-0 [0] : 03週目 04/04(月)10(日)
0-0-0-0-0 / 7-0-0 [0] : 04週目 04/11(月)17(日)

13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01週目 10/21(水)25(日) ※ 最高4位
4-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02週目 10/26(月)01(日)
0-2-5-0-0 / 0-0-0 [0] : 03週目 11/02(月)08(日)
0-0-2-0-2 / 3-0-0 [0] : 04週目 11/09(月)15(日)


15枚目表題曲、何を隠そう、配信の成績も、結構良いんですよ(笑)。

最高順位こそ13枚目が4位、14枚目は5位、15枚目で8位と、徐々に下がってしまっていますが、粘り強く上位を保持していて、底堅さが見て取れます。

というのも、「今、話したい誰かがいる」と「ハルジオンが咲く頃」は、いずれも配信4週目において、50位を割り込んでいるけど、「裸足でSummer」は、まだ圏内に留まっていて、一度も落ちていない。

微々たる違いじゃないか!と思われるかもしれませんが、日々の順位変動を追っていると、「裸足でSummer」は急激なダウンがほとんどなく、粘っこさを感じさせるものがある。


思うに、フルバージョンMVを無料公開していて、それが6.0万回/日以上の人気を、未だに保っていることが大きいんじゃないでしょうか。

配信開始から時間が経つにつれ、既存ファンはほとんどが曲の購入を済ませるので、長く上位に留まるかどうかは、新しく興味を持ってくれる人がどれだけ現れるかに掛かってくる。

人気の高いMVは、まさに新規を呼び込むもっとも強力なツールで、乃木坂の15枚目は、今のところ、それが上手く機能しているように見えます。


そして、「サイレントマジョリティー」は、MVと配信の人気が連動することを示した、お手本のような楽曲です。

(表8) iTunes Store トップソングにおける、欅坂1枚目、2枚目表題曲の今週の日単位順位帯推移

凡例
順位 : A-B-C-D-E / F-G-H [Z] 配信後経過日数 日付

# 上記 A〜H と Z は、その日、それぞれ以下の順位帯にランクインしたことを表す。
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)

2枚目表題曲「世界には愛しかない」
04位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 01日目 08/10(水) ※ 最高3位
05位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 02日目 08/11(木)
05位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 03日目 08/12(金) ← Mステ披露

1枚目表題曲「サイレントマジョリティー」
43位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 125日目 08/08(月)
49位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 126日目 08/09(火)
43位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 127日目 08/10(水)
45位 : 0-0-0-0-1 / 0-0-0 [0] 128日目 08/11(木)
24位 : 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] 129日目 08/12(金) ← Mステ披露

「ワタリドリ」[Alexandors]
34位 : 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 08/08(月)
35位 : 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 08/09(火)
33位 : 0-0-0-1-0 / 0-0-0 [0] 08/10(水)
25位 : 0-0-1-0-0 / 0-0-0 [0] 08/11(木)
03位 : 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] 08/12(金) ← Mステ披露


「サイレントマジョリティー」は、今週で配信開始19週目ですが、今なお50位以内に留まっていて、しかも、Mステ効果によって、金曜日には24位にまで上がっています。

一方、「世界には愛しかない」は、配信3日目で、5位という高い位置にランクインしているものの、Mステによって、ベスト3に入るといった動きはなく、MVと同様、「効果」は確認出来ませんでした。


ただ、Mステによるセールス上昇効果を、もっとも享受したのは、[Alexandors]の「ワタリドリ」で、上表のように、なんと3位にジャンプアップしています。

「ワタリドリ」もフルバージョンMVを無料公開していて、現在、累計再生数は2千万回を越えています。

再生数を追跡してないので、細かい動きは分かりませんが、iTunesでこれだけの順位上昇があったことから、24時間換算の積み上げ速度も、金曜日にアップした可能性が高いと思います。

五郎丸が出演するCM、質の高いMV、そして有名音楽番組でのパフォーマンス。

効果的な楽曲プロモーションが見事に噛み合って、「ワタリドリ」は、今年一番のヒット曲になるかもしれない、そんなレベルにまで人気が上がってきています。

もちろん、ヒットした最大の理由は、曲の良さだと思いますが(笑)。


そうそう、CDセールスも見ておきましょう。

握手会など、特典イベントの人気で決まるCDの売り上げ枚数は、楽曲人気と連動する部分が少なくて、面白味はないんですが(笑)、コアファンの人数と熱量を測るには、良好なバロメーターだと思います。

「裸足でSummer」は、オリコン初動が72.8万枚で、前作「ハルジオンが咲く頃」の75.0万枚を、少し下回ってしまいました。

しかし、累計枚数では、前作越えを期待していいかもしれません。

というのは、15枚目は、握手会などの開催日が、かなり先に設定されていて、「スルメ曲」ならぬ、「スルメ売れ」になる可能性が高い。

(表9) オリコン週間ランキングにおける、乃木坂14枚目、15枚目の順位と売り上げ枚数の推移

凡例
[順位] 売り上げ枚数 : 発売後経過週 集計対象期間

14枚目「ハルジオンが咲く頃」
[01位] 75.0万枚 : 01週目 03/21(月)27(日)
[02位] 02.2万枚 : 02週目 03/28(月)03(日)
[07位] 01.4万枚 : 03週目 04/04(月)10(日)
[06位] 01.6万枚 : 04週目 04/11(月)17(日) ※ 04/16(土) 全国・千葉
[18位] 00.5万枚 : 05週目 04/18(月)24(日)
[12位] 00.8万枚 : 06週目 04/25(月)01(日) ※ 04/29(金祝) 全国・愛知
[09位] 00.8万枚 : 07週目 05/02(月)08(日) ※ 05/04(水祝) 全国・京都
[50位圏外] 00.1万枚 : 08週目 05/09(月)15(日)
[50位圏外] 00.1万枚 : 09週目 05/16(月)22(日) ※ 05/19(木)20(金) 個別応募終了
[50位圏外] 00.1万枚 : 10週目 05/23(月)29(日)
[50位圏外] 00.0万枚 : 11週目 05/30(月)05(日) ※ 06/04(土) 個別最終・神奈川
累計 82.6万枚 : 08/15付[08/01(月)07(日)]まで

15枚目「裸足でSummer」
[01位] 72.8万枚 : 01週目 07/25(月)31(日)
[07位] 03.3万枚 : 02週目 08/01(月)07(日)
03週目 08/08(月)14(日)
04週目 08/15(月)21(日)
05週目 08/22(月)28(日)
06週目 08/29(月)04(日) ※ 09/04(日) 全国・千葉
07週目 09/05(月)11(日)
08週目 09/12(月)18(日) ※ 09/18(日) 全国・愛知
09週目 09/19(月)25(日)
10週目 09/26(月)02(日) ※ 10/01(土) 全国・京都
11週目 10/03(月)09(日)
12週目 10/10(月)16(日)
13週目 10/17(月)23(日)
14週目 10/24(月)30(日)
15週目 10/31(月)06(日)
16週目 11/07(月)13(日) ※ 10/13(日) 個別最終・神奈川
累計 76.1万枚 : 08/15付[08/01(月)07(日)]まで


「ハルジオンが咲く頃」の売り上げ枚数推移が示すように、累計をどこまで積み上げるかは、全国握手会が終了するあたりで、大体、勝負が決まります。

14枚目は、全国握手会が発売7週目で終了したのに対して、15枚目は、10週目まで続くように、デザインされている。

この3週間を上手く利用出来れば、「裸足でSummer」は、累計で、前作越えを達成できるでしょう。

3週目、4週目で合計3万枚ほどの売り上げが出れば、なんとか、追いつくんじゃないかと。


一方、今週水曜日に発売された欅坂「世界には愛しかない」は、現在、以下のようなCDセールスになっています。

(表10) オリコンデイリーランキングにおける、欅坂2枚目の順位と売り上げ枚数の推移

凡例
オリコン登場後日数 集計対象日 [順位] 売り上げ枚数

1日目 08/09(火) [01位] 25.1万枚
2日目 08/10(水) [01位] 03.2万枚
3日目 08/11(木) [02位] 01.3万枚
4日目 08/12(金) [01位] 00.6万枚
5日目 08/13(土)
6日目 08/14(日)
デイリー累計 30.2万枚


「サイレントマジョリティー」はオリコン初動が26.2万枚だったので、すでに4万枚ほど上回った数字になっています。


個別握手会の完売状況から、ちょっとだけ、2枚目の売り上げを分析しておきます。

(表11) 「世界には愛しかない」個別握手会の完売状況推移

凡例
[応募次数] 前次からの完売積み上げ部数 {完売部数/総部数 (部数ベースの完売率_枚数ベースの完売率) 推定売り上げ枚数} 受付期間 (受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-65d」は、集計締め切り日の65日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を10.0秒として計算している。

「世界には愛しかない」
[01次] +099 {099/315 (31.4%_59.3%) 10.1万枚} 06/09(木)10(金) (-65d)
[02次] +098 {197/337 (58.5%_86.4%) 15.7万枚} 06/16(木)17(金) (-58d)
[03次] +053 {250/364 (68.7%_92.9%) 18.3万枚} 06/23(木)24(金) (-51d)
[04次] +033 {283/379 (74.7%_95.7%) 19.6万枚} 06/30(木)01(金) (-44d)
[05次] +020 {303/386 (78.5%_97.1%) 20.2万枚} 07/07(木)08(金) (-37d)
[06次] +014 {317/389 (81.5%_98.0%) 20.6万枚} 07/14(木)15(金) (-30d)
[07次] +010 {327/392 (83.4%_98.5%) 20.9万枚} 07/21(木)22(金) (-23d)
[08次] +005 {332/396 (83.8%_98.6%) 21.1万枚} 07/28(木)29(金) (-16d)
[09次] 08/04(木)05(金) (-09d)
[10次] 08/18(木)19(金) (+05d)
[11次] 08/25(木)26(金) (+12d)
オリコン初動の予測分析
前作初動26.2万枚 + 個別握手会セールス増分4.0万枚 + 店頭販売増分1~2万枚

「サイレントマジョリティー」初動算入の限界応募分
[08次] +021 {227/336 (67.6%_94.1%) 17.1万枚} 03/31(木)01(金) (-09d)
オリコン初動 26.2万枚


「世界には愛しかない」は、初動算入が9次応募分までで、8次終了時点での推定売り上げ枚数は、21.1万枚。

枚数ベースの完売率は、98.6%に達しているので、さほど伸びるとは思えず、このあたりが個別握手会セールスの初動寄与分かと思います。

一方、「サイレントマジョリティー」は、8次応募分までの流し込みで、その時点での推定は17.1万枚。

つまり、もし、CD1枚あたりの割り当て時間が変わらなければ、握手会セールスは、前作から4万枚ほどの伸びになると予想出来ます。


(表10)におけるデイリーの動きを見ていると、2枚目初動は、1枚目を5万枚ほど上回るとするのが、まあ、妥当な線でしょうか。

であれば、(表11)の予測と併せて、結局、個別握手会分が4万枚アップ、店頭販売分が1万枚アップで、一応、話の辻褄が合います(笑)。

この分析が正しければ、店頭販売は、あまり上昇しなかったということで、運営サイドからすれば、全国握手会をより魅力的にする策が、必要になるのかもしれません。


最後に、Billboard JAPAN Hot100 を載せておきます。

(表12) Billboard JAPAN Hot100 における、乃木坂欅坂とAKB48Gの最新楽曲の順位

凡例
「曲名」(シングル番号; CD発売日)
週番号 [対象週の開始日最終日] (総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位

#「週番号」は、CD発売週を「1週目」、その前週を「1週前」として数える
#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外
# Hot100 にランクインした週のみを載せている

「裸足でSummer」乃木坂46
04週前 [06/27(月)03(日)] (総合)35位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]05位 [M]00位 [F]01回
03週前 [07/04(月)10(日)] (総合)40位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]00位 [F]02回 ※ 07/08(金) MV公開
02週前 [07/11(月)17(日)] (総合)20位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]03位 [F]03回
01週前 [07/18(月)24(日)] (総合)10位 [S]18位 [R]56位 [L]00位 [T]07位 [M]06位 [F]04回
01週目 [07/25(月)31(日)] (総合)01位 [S]01位 [R]05位 [L]01位 [T]03位 [M]17位 [F]05回
02週目 [08/01(月)07(日)] (総合)03位 [S]05位 [R]20位 [L]02位 [T]08位 [M]18位 [F]06回

「世界には愛しかない」欅坂46
08週前 [06/13(月)19(日)] (総合)67位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]06位 [M]00位 [F]01回
04週前 [07/11(月)17(日)] (総合)24位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]05位 [M]15位 [F]02回 ※ 07/12(火) MV公開
03週前 [07/18(月)24(日)] (総合)21位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]06位 [M]08位 [F]03回
02週前 [07/25(月)31(日)] (総合)54位 [S]00位 [R]71位 [L]00位 [T]13位 [M]21位 [F]04回
01週前 [08/01(月)07(日)] (総合)37位 [S]00位 [R]36位 [L]00位 [T]12位 [M]32位 [F]05回

「僕はいない」NMB48
05週前 [06/27(月)03(日)] (総合)18位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]02位 [M]00位 [F]01回
04週前 [07/04(月)10(日)] ※ 07/06(水) MV公開
03週前 [07/11(月)17(日)] (総合)55位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]08位 [M]00位 [F]02回
01週前 [07/25(月)31(日)] (総合)89位 [S]94位 [R]00位 [L]00位 [T]16位 [M]00位 [F]03回
01週目 [08/01(月)07(日)] (総合)01位 [S]01位 [R]30位 [L]16位 [T]03位 [M]00位 [F]04回

「金の愛、銀の愛」SKE48
05週前 [07/11(月)17(日)] (総合)90位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]14位 [M]00位 [F]01回
04週前 [07/18(月)24(日)] (総合)85位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]13位 [M]00位 [F]02回 ※ 07/20(水) MV公開

「LOVE TRIP」AKB48
09週前 [06/27(月)03(日)] (総合)76位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]09位 [M]00位 [F]01回
04週前 [08/01(月)07(日)] (総合)63位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]10位 [M]00位 [F]02回 ※ 08/02(火) MV公開


注目したいのは、2点。

一つは、「僕はいない」のCD発売週、つまり1週目における「[L] ルックアップ」が16位ということ。

オリコン初動30.4万枚で、「[S] ストリーミング数」も1位なんですが、16位は、あまりに衝撃的な順位です。

以前、「チキンLINE」が、初動25.7万枚を売り上げながら、「[L] ルックアップ」が7位に留まっていて、びっくりして記事を書いたことがありますが、今回は、さらに低い順位になっている。

MVの再生回数を見ても、AKB48Gの「支店」は、非常に少数の熱心なコアファンが、CDセールスを支えている状態なんじゃないでしょうか。


もう一つの注目点は、「LOVE TRIP」の4週前「[M] 国内動画再生回数」が100位圏外であること。

(表6)に示したように、この週、フルバージョンMVが公開され、週終わりまでに118万回を稼いでいます。

「サイレントマジョリティー」のデータから考えて、この再生数であれば、「[M] 国内動画再生回数」は、どう転んでもTOP20は堅いんだけど、100位以内にすら入らないのは、不思議な話です。


あくまで、憶測ですが、このMV、日本国内でじゃなく、海外のファンの方が熱心に視聴されたのかもしれません。

センターに選ばれた指原莉乃は、「総選挙」でよく「中国票」が話題に上がりますが、中国にさっしーのファンが多くて、YouTubeの再生数を押し上げることは、ありそうな気もします(笑)。

日本のYouTubeを海外から視聴出来るのかどうか、Hot100の「国内動画再生回数」が、何を意味しているのかよく分からないので、はっきりしたことは言えませんが、118万回再生で、100位圏外というのは、かなり強烈な現象で、海外からの視聴といった可能性を考えたくなります。

BABYMETALが欧米で高い人気を集め、それが国内での評判をさらに上昇させているように、海外であっても、どこかで人気が出ていれば、グループの躍進につながる可能性があって、とても良いことですよね(笑)。


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10月発売なら16th握手会応募開始は9月始めリミットも、メンバーの体調が心配なタイト日程に [07Aug16]

2016-08-07 00:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

メンバー出演舞台のチケット販売日程

舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
[一般発売]
07/24(日)10:00〜

舞台『嫌われ松子の一生』
[前売り開始]
09/10(土)10:00〜

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
[東京公演チケット先着先行販売]
07/25(月)19:00 〜 08/08(月)18:00
[東京公演チケット抽選先行販売 〜東宝〜]
08/9(火) 〜 08/12(金)
※ 先行期間に公式サイトでチケットを購入した人を、9月5日(月)都内某所で行われる制作発表に、抽選でご招待とのこと

メンバーが参加するイベント

08月1日(月) 〜 08月31日(水) 10 : 00 〜 18 : 00 フジテレビ主催のイベント『お台場みんなの夢大陸2016』において、ほん怖プレゼンツ「乃木坂46 VRホラーハウス」が開場し、映像作品に、生駒里奈、齋藤飛鳥、桜井玲香、高山一実、西野七瀬が登場

08月06日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』05日目 in 愛知・日本ガイシホール(第06公演18:30〜)
08月07日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』06日目 in 愛知・日本ガイシホール(第07公演12:00〜&第08公演17:00〜)

08月11日(木祝) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券2枚 : 当選100名)「身を引き締めて幸運を!乃木神社にてメンバーとご祈祷!」
08月11日(木祝) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券1枚 : 当選350名)「初!!メンバーと"黒ひげ 危機一髪ゲーム"」
08月11日(木祝) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券1枚 : 落選50名)「残念!マネージャーと"黒ひげ危機一髪ゲーム"」

08月13日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』07日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第09公演18:30〜)
08月14日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』08日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第10公演12:00〜&第11公演17:00〜)

08月16日(火)『第7回WBSC女子野球ワールドカップ』(09/03〜 韓国釜山)へ向けた壮行会が、品川ステラボールで開催され、「マドンナジャパン」オフィシャルサポーターの衛藤美彩、北野日奈子、寺田蘭世が参加。500名様をご招待とのことで、応募期間は08/03(水)から08/10(水)

08月18日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』09日目 in 福岡・福岡国際センター(第12公演18:30〜)
08月19日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』10日目 in 福岡・福岡国際センター(第13公演18:30〜)

メンバーが出演するテレビ番組

08月06日(土) 19 : 54 〜 [地デ] テレビ東京『家、ついて行ってイイですか?』に、秋元真夏が出演
08月07日(日) 25 : 45 〜 26 : 45 [地デ] フジテレビ『たまっち!イチロー祝!世界記録SP』に、番組レギュラーとして橋本奈々未が出演
08月16日(火) 19 : 56 〜 [地デ] 日テレ『踊る!さんま御殿!!』に、堀未央奈が出演
08月20日(土) 21 : 00 〜 23 : 24 [地デ] フジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』のドラマに、生田絵梨花、生駒里奈、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬が出演


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最近の乃木坂は、次々とテレビやイベントへの出演が決定して、まとめるだけで一苦労ですが、とくに目を引くのが、個々のメンバーが参加する舞台の外仕事です。

生駒里奈の舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、東京11日間13公演と大阪3日間5公演で、稽古が本格化する8月下旬から本番を迎える9月中下旬は、ほとんど芝居に掛かりっきりになる。

また、桜井玲香と若月佑美の『嫌われ松子の一生』は、12日間18公演で、9月後半の稽古期間と、9月末から10月上旬の本番は、もちろん舞台一色の生活でしょう。

これまでより、社会的な注目度のより高い舞台への出演で、その分、公演期間も長く設定されています。


そして、極めつけが、来年1月から3月に『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役、5月から7月に『レ・ミゼラブル』の「コゼット」役を演じる生田絵梨花です。

『レ・ミゼラブル』に関しては、この期間に、帝国劇場で行われる東京公演の後、8月に福岡公演、9月に大阪公演、9月・10月に名古屋公演が控えている。

どこまで、どの程度参加するのか、詳細はまだ分かりませんが、乃木坂の活動に影響を与えるのは必至だと思います。


これらの日程をよく見ると、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』と『嫌われ松子の一生』は、10月上旬までに終了、『ロミオ&ジュリエット』と『レ・ミゼラブル』は、千秋楽と初日の間に、3月と4月を挟んでいる。

もし、秋曲を10月末、春曲は3月末という、昨年と同じCD発売日程で進めば、舞台出演メンバーのシングル参加はかろうじて可能と、言えないわけではない(笑)。

しかし、日程上可能だからといって、無理を重ねるのは、メンバーの肉体的、精神的な負担を考えると、絶対に避けた方がいい。

4つの舞台のスケジュールからは、芝居と乃木坂の活動を、何とかかんとか両立させたいという意図が感じられるけど、メンバーの体調や大学との兼ね合いにおいて、本当に実現出来るのか、かなり心配になる点があります。

少なくとも、生田絵梨花に関しては、握手会に参加させないなど、何らかの負担軽減策を講じないと、どこかで大きな破綻が起きそうで怖いです。


選抜常連メンバーが参加する大型の舞台仕事が、どういう影響を与えるかは未知数ですが、一応、16枚目シングルの日程を予想しておきます。

(表1) 16枚目日程のシミュレーション

凡例
[選抜発表日] 個別握手会応募期間 {CD発売日} : 15th[15枚目応募次数] A, B, C, D[それぞれの案における16枚目応募次数]

#「選抜発表日」は、右隣に示された「個別握手会応募期間」が第1次受付だった場合の「前倒し」なしでの発表日
#「CD発売日」は、左隣に示された「個別握手会応募期間」が、初動に算入される最後の応募だった場合の発売日
# 現時点で確定しているスケジュールは、「15th[11]」のみで、それ以外はすべて推測

[08/14(日)] 08/18(木)19(金) {08/24(水)} : 15th[11] A[01]
[08/21(日)] 08/25(木)26(金) {08/31(水)} : 15th[12] A[02] B[01]
[08/28(日)] 09/01(木)02(金) {09/07(水)} : 15th[13] A[03] B[02] C[01]
[09/04(日)] 09/08(木)09(金) {09/14(水)} : 15th[14] A[04] B[03] C[02] D[01]
[09/11(日)] 09/15(木)16(金) {09/21(水)} : 15th[15] A[05] B[04] C[03] D[02]
[09/18(日)] 09/22(木)23(金) {09/28(水)} : 15th[16] A[06] B[05] C[04] D[03]
[09/25(日)] 09/29(木)30(金) {10/05(水)} : 15th[17] A[07] B[06] C[05] D[04]
[10/02(日)] 10/06(木)07(金) {10/12(水)} : 15th[18] A[08] B[07] C[06] D[05]
[10/09(日)] 10/13(木)14(金) {10/19(水)} : 15th[19] A[09] B[08] C[07] D[06]
[10/16(日)] 10/20(木)21(金) {10/26(水)} : 15th[20] A[10] B[09] C[08] D[07]
[10/23(日)] 10/27(木)28(金) {11/02(水)} : 15th[21] A[11] B[10] C[09] D[08]
[10/30(日)] 11/03(木)04(金) {11/09(水)} : 15th[22] A[12] B[11] C[10] D[09]


16枚目のスケジュールを考える上で、もっとも重要なポイントは、運営が10月中のCDリリースにこだわるかどうかです。

NHK紅白歌合戦の出場歌手選考を睨むと、10月までに秋曲を出すのが望ましいように思えます。

しかし、それ以上に、乃木坂は、3月、7月、10月にシングルを発売して、その都度、大きな売り上げを得ていることから、こういった新曲リリースのタイミングは、資金面でのスケジュールに組み込まれている可能性がある。

もし、決まった週までにシングルを出すことを前提に、年間の資金繰りを考えているのであれば、それが狂うと、払うべきものが、払えなくなってしまうわけで、10月中の新曲発売は、マストの要求になってきます。

「裸足のSummer」を、2ndアルバムとあまり時期を離さず、7月中にリリースしたことを見ても、3、7、10の新曲発売は、容易に変更出来ない日程なのかもしれません。


となると、上表のピンク色で示した10/26(水)が、16枚目発売の期限となりますが、現時点で、すでに、かなり切羽詰まった日程です。

例えば、A案のように、08/18(木)19(金)から個別握手会の応募を初めても、16枚目初動に計上出来るのは、第10次応募分まで。

「裸足でSummer」は、第8次応募分までの初動算入によって、オリコン初動が2年ぶり2度目の「前作割れ」を喫しているので、同じ轍を踏まない為にも、9次、10次を流し込みたい筈です。

従って、10/26(水)のCD発売で、初動算入が8次応募分となるC案が限界となって、遅くとも09/01(木)02(金)には、16枚目の個別握手会応募を始める必要がある。


しかし、つい先週、15枚目をリリースし、収録曲、とくにカップリング曲のパフォーマンスが期待される『真夏の全国ツアー』が続いています。

あまりに早く、16枚目の秋曲をスタートさせて、15枚目のセールスを下げるわけにもいかない。

また一方で、2014年、2015年と同じく、8月末の神宮ライブ千秋楽で、新曲を初披露するのは、今年もぜひ実現したい流れでしょう。


以上を併せると、08/25(木)26(金)に16枚目個別握手会の応募を始める(表1)のB案が、もっとも現実的じゃないかと思います。

選抜発表は、「前倒し」で良いので(笑)、08/28(日)の『乃木坂工事中』で行い、08月30日(火)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』の神宮ライブ千秋楽で、16th表題曲をステージ披露するスケジュールです。

何のことはない、結局、昨年と同じプロセスというのが、まあ、妥当ということです。


ただ、運営が10月の秋シングル発売にこだわらなければ、16th選抜の発表や個別握手会応募の開始は、9月以降に入っていく。

CD発売日が最終的に決定される内部事情は、もちろん分かりませんが、新曲スケジュールがずれ込むのであれば、二つのことが考えられます。

一つは、楽曲提供の遅れです。

「裸足でSummer」は、個別握手会応募の第5次あたりまで、タイトルすら発表されず、沖縄でのMV撮影は「仮歌」で行われ、ダンスの振り付けも、ほとんど決まっていなかった節がある。

AKB48GにはNGT48、乃木坂には、坂道シリーズとして欅坂が誕生し、秋元康氏がプロデュースするグループ数が増大した結果、予定通りに曲が届かないケースが発生し始めているようで、乃木坂の16枚目表題曲も、歌が来なければ、9月だろうが、10月だろうが、待つしかありません(笑)。


もう一つは、あまり考えたくない事態ですが、メンバーに怪我や病気が頻発して、スケジュールを見直さざるを得なくなることです。

京都握手会の翌日に、沖縄でのMV撮影というように、最近の乃木坂は、常軌を逸したハードスケジュールが日常風景になりつつある。

桜井玲香は体調不良から、全国ツアーと音楽番組出演を含む、乃木坂のほとんどの活動を、現在、休止しています。

具体的な状況が分からないので、彼女の休養とハードスケジュールの因果関係は何とも言えませんが、若月佑美も怪我を抱えているようで、万全のコンディションではない。


2ndアルバム、2nd写真集、46時間TV、15枚目シングル、全国ツアーと、一気呵成に走ってきた疲労が、メンバーの身体に重くのしかかっているのは、十分に考えられることです。

とくに、暑い夏が佳境を迎える8月、そして徐々に涼しくなる9月は、今まで蓄積した疲労が一気に表面化する危険があって、実際、毎年秋口は、体調を崩すメンバーが多い。

万が一、大きな病気や怪我が起こってしまったら、運営は、マネージメント能力や管理責任を問われるわけで、シャレにならない話になってきます。


私は、今回、シングルの発売スピードを一度落として、メンバーを休ませる方向に、舵を切った方が良いと思います。

そもそも、「それぞれの椅子」から「裸足でsummer」への移行が、急過ぎて、「きっかけ」など、2ndアルバム収録曲の宣伝と、15thシングルのスケジュールが重なったことが、15枚目のオリコン初動「前作割れ」を引き起こした面がある。

アイドルの寿命は短いので、人気が高まっているときに、どんどん仕事を入れて、がんがん稼ぐのは、よく見かけることだけど、今の乃木坂は、あまりに早く進み過ぎて、個々の商品の売り上げを圧迫している上に、メンバーの体調を損ねつつある可能性すらある。


16枚目の10月発売にこだわらなければ、1、2ヶ月ほど余裕のある日程を実現出来る筈です。

舞台出演メンバーは舞台に専念し、休めるメンバーは出来る限り身体を休めて、しっかり鋭気を養ってから、次のシングルに進むのが、賢い選択だと思います。

このままペースを落とさず、全国ツアーから、セブンイレブン限定ライブ、舞台、握手会、アンダーライブに突入して、さらに16枚目スケジュールになだれ込むのだとすれば、正直、大きな怪我や病気を誘発しないか、非常に心配です。

そういう意味で、(表1)に示した予想が大外れして、16枚目の選抜発表や個別握手会応募が、秋深くになった方が、まだ安心して見てられます。

乃木坂には、じっくり育てれば、長きに渡って人気を維持していけそうな、豊かな才能を秘めたメンバーが少なくないのだから、怪我や病気につながりかねない、あまりにタイトな日程は、避けるのが良策じゃないでしょうか。


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プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています

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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]

2016-08-06 12:00:00 | 芸能

// 乃木坂メンバーがレギュラー出演するテレビ・ラジオ番組

(日曜日)
[地デ] 毎週日曜 10 : 00 〜 10 : 30 NHK Eテレ『将棋フォーカス』
(再放送) 翌木曜 15 : 00 〜 15 : 30
伊藤かりんが総合司会を務める将棋番組。
『将棋フォーカス』番組公式サイト

[AM_生放送] 毎月奇数週の日曜 20 : 05 〜 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組。中元日芽香が毎月1週目、3週目の奇数週 21 : 05 から登場して、アシスタントを担当。このとき、他の乃木坂メンバーもゲストで出演。番組自体は毎週放送。
『らじらー!』の番組公式サイト

[AM] 毎週日曜 18 : 00 〜 18 : 30 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2〜3人ずつ出演。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

[CS] 毎月最終日曜 23 : 30 〜 24 : 00 TBSチャンネル1『乃木えいご』
(再放送) 翌土曜 10 : 30 〜 11 : 00
川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあやがレギュラー出演する、乃木坂が国際派アイドル目指して「英語を楽しく学ぶ」バラエティ番組。東進ハイスクールの安河内哲也さんが講師、ドランクドラゴンの鈴木拓がMC、米国アリゾナ出身で英語が堪能なAKB48平田梨奈がサポート役。4人以外の乃木坂メンバーが、毎回1人以上ゲストで参加する。放送日時は、その月の最終日曜ですが、第2回は、一つ前の日曜に変更されたので、毎回チェックが必要。
TBS公式サイトの番組紹介ページ 

[地デ] 毎週日曜 24 : 00 〜 24 : 30 テレビ東京『乃木坂工事中』
『乃木坂って、どこ?』の後継番組。2015年4月19日(日)から、バナナマンのMCでスタート。
テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト  

[地デ] 不定期日曜 26 : 35 〜 27 : 05 フジテレビ『超速GO音』
国内トップの四輪レースシリーズである「スーパーフォーミュラ」の関連情報を紹介する番組で、樋口日奈がナレーターを担当。初回放送は2016年4月24日(日)深夜。
フジテレビの番組公式サイト 

(月曜日)
[FM_生放送] 毎週月曜 20 : 00 〜 23 : 00 NACK5『The Nutty Radio Show おに魂』
斉藤優里がバカボン鬼塚と共にパーソナリティを務める人気のラジオ生放送番組。
『おに魂』の公式ブログ

(水曜日)
[地デ] 毎週水曜 09 : 30 〜 09 : 55 NHK Eテレ『趣味どきっ!私の朝活 おいしいスタイル』
月曜、火曜、水曜の朝、それぞれ異なるテーマを、異なる出演者陣で扱う番組の水曜シリーズに高山一実がレギュラーで出演。水曜は、軽い運動と簡単な朝ご飯がテーマのようです。
NHK公式サイトの番組紹介ページ

[AM_生放送] 毎週水曜 27 : 00 〜 28 : 30 ニッポン放送『オールナイトニッポン0 (ZERO)』
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。
『オールナイトニッポン0 (ZERO)』番組公式サイト

(金曜日)
[地デ] 毎週金曜 18 : 00 〜 テレビ東京『特捜警察ジャンポリス』
生駒里奈がオリラジ中田敦彦、足立梨花と司会を務める漫画雑誌『ジャンプ』の情報を伝えるバラエティ番組。
『特捜警察ジャンポリス』番組公式サイト

[FM] 毎週金曜 19 : 00 〜 20 : 47 bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。
『金つぶ』番組公式サイト

[FM_生放送] 毎週金曜 21 : 00 〜 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと中田花奈がDJのラジオ生放送番組。首都圏FMですが、radikoによるPC視聴は出来ないようで、その代わり、USTREAMがカバーしています。
『沈黙の金曜日』番組公式サイト

[FM] 毎週金曜 22 : 55 〜 23 : 00 TOKYO FM、FM大阪、@FM (FM愛知)『佐川急便 presents ココロの宅配便』
若月佑美がパーソナリティを務める5分番組。身近な人や大切な人への想いを綴ったリスナーのメッセージを若様が代読。
『佐川急便 presents ココロの宅配便』番組公式サイト

(土曜日)
[FM] 毎週土曜 7 : 05 〜 7 : 15 J-WAVE『POP OF THE WORLD』(6 : 00 〜 8 : 00)内の「HARRY'S ENGLISH CLASS」。生きた英語を学べるコーナーに、齋藤飛鳥が、ハリー杉山とともにナビゲーターとして出演。

[地デ] 毎週土曜 9 : 55 〜 10 : 25 フジテレビ『ライオンのグータッチ』
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援する。
『ライオンのグータッチ』番組公式サイト

[BS] 毎月1回土曜 09 : 00 〜 09 : 30 BS朝日『野球大好き!集まれ!侍ジャパン』
野球日本代表のトップチームを目指す若い選手たちを、衛藤美彩が中心となって、乃木坂メンバー数人で取材する番組。放送日は、基本的に第1土曜日のようですが、そうでないケースもあるので、その都度チェックが必要。
BS朝日公式サイトの番組紹介ページ

[FM] 毎週土曜日24 : 30 〜 25 : 00 TOKYO FM『エバンジェリストスクール!』
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。何だかよく分かりませんが、若様に向いている気がします(笑)。
『エバンジェリストスクール!』番組公式サイト

[地デ] 毎週土曜 25 : 05 〜 25 : 35 フジテレビ『うまズキッ!』
おぎやはぎがMCを務める競馬番組。白石麻衣がレギュラー出演。
フジテレビ公式サイトの番組紹介ページ

(月曜日〜木曜日)
[FM] 第3週月曜から木曜の毎日 22 : 15 〜 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。毎月、第1週から第4週まで、週変わりで人気女性タレントがパーソナリティを務め、橋本奈々未が第3週目を担当する。4月20日(月) 〜 23日(木) にななみんが初登場。
『GIRLS LOCKS!』の番組公式サイト

(不定期ながら高頻度)
フジテレビのCS放送である、ONE、TWO、NEXTの『ラーメンWalkerTV2』は、乃木坂メンバーが1人ゲスト出演する回を、かなりの頻度でオンエアしています。どのメンバーがいつ登場するかは、番組公式サイトに掲載。
『ラーメンWalkerTV2』番組公式サイト


// 注目されるテレビ・ラジオ・ネット番組と重要イベントの日程

# 上に載せたレギュラー出演のテレビ・ラジオ番組は、注目回を除いて、基本的には書き込んでいません。
# テレビ・ラジオ・ネット番組は、放送日時を緑色で示しています。
# 「個別握手会」はオレンジ色「全国握手会」は青色に色分けしています。

[BS][CS] スカパーでは、乃木坂関連番組がかなりの頻度で放送されているので、視聴可能な方は、以下のページをチェックしてみて下さい。
スカパーの関連ページ

====== 2016年08月 =====

08月1日(月) 〜 08月31日(水) 10 : 00 〜 18 : 00 フジテレビ主催のイベント『お台場みんなの夢大陸2016』において、ほん怖プレゼンツ「乃木坂46 VRホラーハウス」が開場し、映像作品に、生駒里奈、齋藤飛鳥、桜井玲香、高山一実、西野七瀬が登場
08月02日(火) 24 : 10 〜 [地デ] TBS『Good Time Music』に、乃木坂15th選抜が出演、トークと「裸足でSummer」のスタジオライブ
08月03日(水) 11 : 55 〜 13 : 55 [地デ] 日テレ『ヒルナンデス!』に、生駒里奈がスタジオゲストとして出演
08月05日(金) 乃木坂2nd写真集『1時間遅れのI love you.』が「主婦と生活社」から発売(定価 : 本体1,852円+税)。福家書店新宿サブナード店にて発売記念お渡し会(15:00〜)。
08月05日(金) お台場・青海周辺エリアで、3日間開催される『TOKYO IDOL FESTIVAL 2016』の「「Zipperステージ SPINNSファッションショー&トークショー」に、Zipper専属モデルである北野日奈子が登場。6日(土)と7日(日)には、欅坂46が出演。
08月05日(金) 22 : 55 〜 23 : 00 [FM] TOKYO FM、FM大阪、@FM (FM愛知)『佐川急便 presents ココロの宅配便』第1回。若月佑美がパーソナリティを務める新番組がスタート
08月05日(金) 24 : 30 〜 [地デ] 日テレ『バズリズム』に乃木坂15th選抜が出演、トークと「裸足でSummer」のスタジオライブ
08月06日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』05日目 in 愛知・日本ガイシホール(第06公演18:30〜)
08月06日(土) 19 : 54 〜 [地デ] テレビ東京『家、ついて行ってイイですか?』に、秋元真夏が出演
08月07日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』06日目 in 愛知・日本ガイシホール(第07公演12:00〜&第08公演17:00〜)
08月07日(日) 25 : 45 〜 26 : 45 [地デ] フジテレビ『たまっち!イチロー祝!世界記録SP』に、番組レギュラーとして橋本奈々未が出演

08月11日(木祝) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券2枚 : 当選100名)「身を引き締めて幸運を!乃木神社にてメンバーとご祈祷!」
08月11日(木祝) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券1枚 : 当選350名)「初!!メンバーと"黒ひげ 危機一髪ゲーム"」
08月11日(木祝) 2ndアルバムのプレミアムイベント(応募券1枚 : 落選50名)「残念!マネージャーと"黒ひげ危機一髪ゲーム"」
08月13日(土)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』07日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第09公演18:30〜)
08月13日(土) 09 : 55 〜 10 : 25 [地デ] フジテレビ『ライオンのグータッチ』に、西野七瀬、生駒里奈、高山一実が出演
08月13日(土) 18 : 56 〜 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったの!!』に、秋元真夏が出演
08月14日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』08日目 in 宮城・ゼビオアリーナ仙台(第10公演12:00〜&第11公演17:00〜)

08月16日(火)『第7回WBSC女子野球ワールドカップ』(09/03〜 韓国釜山)へ向けた壮行会が、品川ステラボールで開催され、「マドンナジャパン」オフィシャルサポーターの衛藤美彩、北野日奈子、寺田蘭世が参加。500名様をご招待とのことで、応募期間は08/03(水)から08/10(水)。
08月16日(火) 19 : 56 〜 [地デ] 日テレ『踊る!さんま御殿!!』に、堀未央奈が出演
08月18日(木)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』09日目 in 福岡・福岡国際センター(第12公演18:30〜)
08月19日(金)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』10日目 in 福岡・福岡国際センター(第13公演18:30〜)
08月20日(土) 09 : 55 〜 10 : 25 [地デ] フジテレビ『ライオンのグータッチ』に、西野七瀬、生駒里奈、高山一実が出演
08月20日(土) 21 : 00 〜 23 : 24 [地デ] フジテレビ『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2016』のドラマに、生田絵梨花、生駒里奈、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬が出演
08月21日(日) 16 : 00 〜 [地デ] テレビ東京『ガンダムビルドファイターズトライ夏休み特別編〜君もビルドファイターだ!!〜』に、鈴木絢音が出演

08月26日(金) 書籍『なぜ彼女が帳簿の右に売上と書いたら世界が変わったのか?』(衛藤美彩/澤 昭人 共著)が発売。乃木坂公式サイトの関連記事 
08月27日(土) 生田絵梨花がジュリエット役で出演する、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演チケットの一般発売がスタート。大阪公演チケットは、10月15日(土)から。

08月28日(日)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』11日目 in 東京・明治神宮野球場(第14公演16:00〜)
08月29日(月)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』12日目 in 東京・明治神宮野球場(第15公演18:00〜)
08月30日(火)『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』13日目 in 東京・明治神宮野球場(第16公演18:00〜)
上記3公演は「4th YEAR BIRTHDAY LIVE」だそうです(笑)

08月29日(月) 19 : 00 〜 21 : 48 [地デ] テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル』に、高山一実が出演
08月30日(火) 23 : 15 〜 24 : 15 [地デ] テレビ朝日『中居正広のミになる図書館』に、高山一実が出演
08月31日(水) 若月佑美が5年連続で入選を果たした『第101回 二科展』が、国立新美術館にて、9月12日(火)まで開催。若様の作品は、「笑み」がテーマで、デザイン画A部門での入選

乃木坂46「3期生オーディション」が2016年夏に開催

====== 2016年09月 =====

09月02日(金)『乃木坂46 セブン-イレブン限定ミニライブイベント』第1回公演 in 千葉・幕張メッセ上演時間は、18:00〜20:00前後を予定
09月02日(金) 20 : 00 〜 20 : 15 [CS] MUSIC ON! TV (エムオン)『サキドリ!』。『乃木坂46 4th YEAR BIRTHDAY LIVE』in 明治神宮野球場 の「裸足でSummer」を含むダイジェストを放送。リピート放送は、おそらく(笑)、09月02日(金)24:30〜と09月05日(月)06:45〜だと思います
09月03日(土)『東京ガールズコレクション 2016 AUTUMN/WINTER』(さいたまスーパーアリーナ)に、北野日奈子、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、松村沙友理がモデルとして出演。また、アーティストとして、乃木坂46がライブに参加する模様
09月03日(土) 25 : 15 〜 25 : 45 [地デ] フジテレビ『うまズキッ!』に、白石麻衣、衛藤美彩、高山一実、松村沙友理が出演
09月04日(日) 14 : 15 〜 15 : 15 [地デ] 日本テレビ『高校生クイズ2016 史上初!全国一斉スマホ大会』
09月04日(日) 15枚目第1回全国握手会 in 千葉・幕張メッセ
09月04日(日) 乃木坂46新メンバー加入オーディションを経て、以下の合格12名を3期メンバーに決定。応募人数は48,986人。
中村麗乃 (ナカムラレノ) 14歳 / 東京都
大園桃子 (オオゾノモモコ) 16歳 / 鹿児島県
山下美月 (ヤマシタミヅキ) 17歳 / 東京都
阪口珠美 (サカグチタマミ) 14歳 / 東京都
吉田綾乃クリスティー (ヨシダアヤノクリスティー) 20歳 / 大分県
向井葉月 (ムカイハヅキ) 17歳 / 東京都
岩本蓮加 (イワモトレンカ) 12歳 / 東京都
与田祐希 (ヨダユウキ) 16歳 / 福岡県
久保史緒里 (クボシオリ) 15歳 / 宮城県
伊藤理々杏 (イトウリリア) 13歳 / 沖縄県
梅澤美波 (ウメザワミナミ) 17歳 / 神奈川県
佐藤楓 (サトウカエデ) 18歳 / 愛知県

09月05日(月) 15枚目『裸足でSummer』発売記念スペシャルプレゼントのAコース「あなたの私物にサインしちゃいます!会」の応募締切日。当日消印有効。

09月05日(月) 18 : 55 〜 21 : 00 [地デ] テレビ東京『仰天パニックシアター』に、堀未央奈が出演
09月07日(水) 19 : 00 〜 20 : 54 [地デ] 日本テレビ『1周回って知らない話 テレビの人気者大集合 初回2時間スペシャル』に、秋元真夏が出演
09月08日(木) 2ndソロである『西野七瀬写真集 風を着替えて』の出版を記念して、福家書店新宿サブナード店で、10月04日 (火)18:30〜に開催される「お渡し会」への参加申し込みが、この日の18:00に締切。写真集の発売は09月27日(火)。
09月08日(木) 22 : 00 〜 [地デ] 日本テレビ『ダウンタウンDX』に、秋元真夏が出演

09月09日(金)「少年ジャンプ」連載40周年特別企画・舞台版『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の東京公演初日。生駒里奈が、謎の少女「サキ」役で出演。
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[東京公演日程] AiiA 2.5 Theater Tokyo
09月09日(金) 01日目 (第01公演19:00)
09月10日(土) 02日目 第02公演(13:00)&第03公演(18:00)
09月11日(日) 03日目 第04公演(13:00)
09月12日(月) 04日目 休演日
09月13日(火) 05日目 第05公演(19:00)
09月14日(水) 06日目 第06公演(13:00)
09月15日(木) 07日目 第07公演(19:00)
09月16日(金) 08日目 第08公演(19:00)
09月17日(土) 09日目 第09公演(13:00)&第10公演(18:00)
09月18日(日) 10日目 第11公演(13:00)
09月19日(月祝) 11日目 第12公演(13:00)&第13東京最終公演(18:00)
[大阪公演日程] サンケイホールブリーゼ
09月23日(金) 1日目 第1公演(19:00)
09月24日(土) 2日目 第2公演(12:00)&第3公演(17:00)
09月25日(日) 3日目 第4公演(12:00)&第5大阪最終公演(17:00)
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09月09日(金) 19 : 00 〜 21 : 00 [地デ] 日本テレビ『超問!真実か?うそか?2時間SP』に、生駒里奈が解答者として出演
09月09日(金) 21 : 00 〜 [地デ] 日本テレビ『高校生クイズ2016』。「ライオンスペシャル 第36回全国高等学校クイズスペシャル」の最終決戦。二人一組でアメリカを横断しながらクイズバトルを繰り広げ、優勝組を決定。番組サポーターの乃木坂は、応援ソング「僕だけの光」を担当しており、曲が番組中に流れるのはもちろん、あるいは、何らかの出演シーンがあるかもしれません。その辺は「シークレット」なのかな(笑)
09月10(土) 25 : 45 〜 26 : 00 [地デ] 広島ホームテレビ『H♪LINE』に、佐々木琴子、中元日芽香、和田まあやが出演
09月10(土) 20 : 00 〜 [Web] YOUNG GUITAR presents『ろってぃー生演奏・生配信』。川村真洋が、ろってぃーの「Road to Guitar Hiroine」の連載1周年を記念して、練習の成果を披露すべく、生配信でギターを演奏。乃木坂メンバーも応援に駆けつけるそうです。また、同時視聴者数が5605人に達すると、ろってぃーの『ギタヒロ!』2ndシーズンが決定。さらに、動画の高評価が723個以上で、なんと、ろってぃーが乃木坂ライブでギター生演奏を披露。
09月11(日) 20 : 58 〜 23 : 10 [地デ] テレビ朝日『中田歴史塾』に、高山一実が出演

09月15日(木) 高山一実の1stソロ写真集『高山一実写真集 恋かもしれない』が、撮影、佐藤裕之で、学研プラスから発売
09月17日(土)『乃木坂46 セブン-イレブン限定ミニライブイベント』第2回公演 in 愛知・ポートメッセなごや。上演時間は、18:00〜20:00前後を予定。
09月17日(土) 23 : 15 〜 [BS] NHK BSプレミアム『46SHOW!』。欅坂が「世界には愛しかない」、乃木坂が「シークレットグラフィティー」と「無口なライオン」をスタジオライブで披露。坂道シリーズのダンス完コピ動画で知られる百合坂46も登場。
09月18日(日) 15枚目第2回全国握手会 in 愛知・ポートメッセなごや

09月19日(月祝) 12 : 00 〜 21 : 48 [地デ] テレビ朝日『MUSIC STATION ウルトラFES 2016』。MUSIC STATION の30周年記念特別番組に、乃木坂46が出演!どういうメンバーが、何を披露するのか、楽しみです
09月21日(水) 22 : 00 〜 23 : 55 [AM] RCCラジオ『ラジプリズム』に、佐々木琴子、中元日芽香、和田まあやが出演。広島のラジオ局で、翌日から始まる中国地方アンダーライブの前哨戦

09月22日(木祝) 白石麻衣が出演する映画『闇金ウシジマくん Part3』が全国ロードショー

09月22日(木祝)『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016 〜中国シリーズ〜』第1日目 in 広島・広島文化学園HBGホール(第1公演18:30〜)

09月23日(金) 高山一実、齋藤飛鳥、中元日芽香が、東京ビッグサイトで開催中の『東京国際ブックフェア』でトークショー。雑誌『ダ・ヴィンチ』の連載「乃木坂活字部!」つながりによる登壇で、「女性アイドルと本のはなし」がテーマ

09月23日(金)『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016 〜中国シリーズ〜』第2日目 in 岡山・倉敷市民会館(第2公演18:30〜)
09月24日(土)『乃木坂46 アンダーライブ全国ツアー2016 〜中国シリーズ〜』第3日目 in 山口・周南市文化会館(第3公演15:00〜)
09月25日(日) 15枚目第1回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

09月27日(火) 西野七瀬の2ndソロ写真集『風を着替えて』が、集英社から発売。マルタ共和国とイタリアを舞台に、川島小鳥氏が撮影
09月29日(木) 舞台『嫌われ松子の一生』の初日。桜井玲香が「赤い熱情篇」、若月佑美が「黒い孤独篇」に、Wキャストで主演。
「*」の付いた公演が、桜井玲香の担当回で、それ以外は、若月佑美の回
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[公演日程] 品川プリンスホテル クラブeX
09月29日(木) 01日目 第01公演(19:00)
09月30日(金) 02日目 第02公演(19:00)*
10月01日(土) 03日目 第03公演(13:00)&第04公演(18:00)*
10月02日(日) 04日目 休演日
10月03日(月) 05日目 第05公演(19:00)*
10月04日(火) 06日目 第06公演(14:00)&第07公演(19:00)
10月05日(水) 07日目 第08公演(14:00)*&第09公演(19:00)
10月06日(木) 08日目 第10公演(14:00)*&第11公演(19:00)*
10月07日(金) 09日目 第12公演(19:00)
10月08日(土) 10日目 第13公演(13:00)&第14公演(18:00)*
10月09日(日) 11日目 第15公演(13:00)*&第16公演(18:00)
10月10日(月祝) 12日目 第17公演(13:00)&第18最終公演(18:00)*
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09月30日(金)『乃木坂46 セブン-イレブン限定ミニライブイベント』第3回最終公演 in 京都・京都パルスプラザ。上演時間は、18:00〜20:00前後を予定。
09月30日(金) 「NOGIBINGO!6のBlu-ray&DVD-BOXが発売。抽選応募の特典あり。

====== 2016年10月以降 =====

10月01日(土) 15枚目第3回全国握手会 in 京都・京都パルスプラザ
10月02日(日) 15枚目第2回個別握手会 in 京都・京都パルスプラザ

10月02日(日) 23 : 00 〜 23 : 30 [地デ] 日本テレビ『おしゃれイズム』に、生駒里奈、白石麻衣、西野七瀬が出演

10月05日(水) 19 : 00 〜 [地デ] 日本テレビ『1億人の大質問!?笑ってコラえて!3時間SP』に、生田絵梨花が出演 

10月07日(金) 23 : 15 〜 24 : 15 [地デ] KBC九州朝日放送『Rz EVERLASTING presents はじめてのスウィング〜まじめ中年、ジャズに酔う〜』に、伊藤万理華が出演。JAZZ好きアイドルとしてインタビューに答えるシーンがあるようです

10月08日(土) ファッションイベント『GirlsAward 2016 AUTUM/WINTER』in 国立代々木第一体育館に、乃木坂から生田絵梨花、伊藤万理華、北野日奈子、齋藤飛鳥、白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、堀未央奈、松村沙友理の9人がモデルとして参加

10月08日(土) 18 : 30 〜 20 : 54 [地デ] テレビ東京『家、ついて行ってイイですか?スペシャル』に、秋元真夏と高山一実が出演

10月08日(土) 23 : 25 〜 24 : 00 [地デ] NHK 総合『バナナ♪ゼロミュージック』の「学校音楽SP」に、生田絵梨花が出演

10月10日(月) 25 : 29 〜 25 : 59 [地デ] 日本テレビ『NOGININGO!7』の初回放送。MCは、もちろんイジリー岡田

10月14日(金) 舞台『墓場、女子高生』の初日。脚本、福原充則、演出、丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)で、伊藤万理華、伊藤純奈、井上小百合、斉藤優里、新内眞衣、鈴木絢音、能條愛未、樋口日奈が出演。
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[公演日程] 東京ドームシティ シアターGロッソ
10月14日(金) 01日目 第01公演(19:00)
10月15日(土) 02日目 第02公演(13:00)&第03公演(18:00)
10月16日(日) 03日目 第04公演(13:00)&第05公演(18:00)
10月17日(月) 04日目 第06公演(19:00)
10月18日(火) 05日目 第07公演(14:00)&第08公演(19:00)
10月19日(水) 06日目 第09公演(14:00)&第10公演(19:00)
10月20日(木) 07日目 第11公演(14:00)&第12公演(19:00)
10月21日(金) 08日目 第13公演(14:00)&第14公演(19:00)
10月22日(土) 09日目 第15公演(13:00)&第16最終公演(18:00)
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10月15日(土) 24 : 05 〜 [地デ] NHK総合『着信御礼!ケータイ大喜利』に、ヒャダインと堀未央奈がゲスト出演

10月17日(月)18(火)19(水) 22 : 00 〜 25 : 00 [AM] 『レコメン!秋の乃木坂祭』。番組公式サイトには、「3日間毎日、乃木坂46が生登場!メンバーは、まだヒミツ!写真は裸足でSummerですが、、、秋祭お楽しみに!」と意味深な予告が書かれていて、16枚目に関する何らかの情報が発表されるかもしれません

10月23日(日) 15枚目第3回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

10月24日(月) NHK総合の音楽番組『シブヤノオト』の公開収録 in NHKホール (19:00〜)。乃木坂46が出演予定

10月28日(金)〜30日(日) 日テレ HALLOWEEN LIVE 2016 in 国立代々木競技場第一体育館。乃木坂は1日目金曜、欅坂は2日目土曜に登場する予定

10月29日(土) 15枚目第4回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ


11月06日(日) 15枚目第5回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや

11月09日(水) 乃木坂46の16枚目シングル発売

11月12日(土) 15枚目『裸足でSummer』発売記念スペシャルプレゼントのAコース「あなたの私物にサインしちゃいます!会」を都内某所で開催
11月13日(日) 15枚目第6回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

====== 2017年 =====

01月15日(日) ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の東京公演初日。生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる。
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[東京公演日程] 赤坂ACTシアター
01月15日(日) 初日
↓31日間34公演 : 生田20公演
02月14日(火) 東京公演千秋楽
[大阪公演日程] 梅田芸術劇場メインホール
02月22日(水) 初日
↓12日間15公演 : W主演の割り振り未定
03月05日(日) 大阪公演千秋楽
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05月25日(木) ミュージカル『レ・ミゼラブル』の東京公演初日。生田絵梨花が「コゼット」役に、清水彩花とのWキャストで出演。2017年早春に、チケット一般販売開始。
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[東京公演日程] 帝国劇場
05月21日(日)
↓プレビュー公演
05月24日(水)
05月25日(木) 初日

↓06月11日(日)
↓「日本公演30周年スペシャルウィーク」
↓06月17日(土)

07月17日(月祝) 東京公演千秋楽
[福岡公演日程] 博多座
08月
[大阪公演日程] フェスティバルホール
09月
[名古屋公演日程] 中日劇場
09月・10月
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関連サイト

乃木坂公式サイトの「スケジュール」ページ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 05Jun16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Jun〜Jul]

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 31Mar16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Apr〜May]

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変化する「1位」の中味、「裸足でSummer」ラジオ・動画好調も、配信最高順位に低落傾向 [03Aug16]

2016-08-03 22:45:00 | 芸能
15枚目「裸足でSummer」のオリコン初動は、結局、6日目までのデイリー合計とほとんど変わらない72.8万枚でしたね。

14枚目「ハルジオンが咲く頃」の初動75.0万枚より2.2万枚少ないけど、率にすれば3%なので、「微減」と言っていいでしょう。

しかも、Billboard JAPAN の記事によると、15枚目のCDセールスは、14枚目を上回ったそうで、こちらは前作を「越え」たことになっている。

調査会社によって、売り上げ枚数に若干の違いが出るのは分かるけど、「前作割れ」と「前作越え」で意見が別れるのは、どうにも座りが悪いですね(笑)。

14枚目と15枚目の差は、どっちが多いかを議論しても無意味なくらい、微妙だったのでしょうか。


乃木坂のシングルCDについて、初動や累計が何枚であり、前作を上回った、下回ったは、ずっとオリコン調べのデータに基づいてきたので、「継続性」の点から、今後も、そちらを優先して紹介するつもりですが、これだけ2社で意見が異なるのであれば、どちらの数字に対しても、あまり細かいところに、のめり込まない方がいい気がしてきました。

そもそも、70万枚以上売っているのに、数万枚増えたから上り坂で、数万枚減ったから下り坂というのも、神経質すぎる評価で、プラスマイナス20%ぐらいは「誤差」だと捉えて、「15万枚くらい上下したら教えてくれ!」と、ど〜んと構えてるのが、現実に即した妥当な姿勢なのかもしれません。

であれば、15枚目の初動は、まったくもっての「前作並み」で、いやいや、ひょっとすると、ちゃっかり伸ばしちゃったりしちゃったかもよ〜(笑)、というのは、あながち間違った見方ではないようにも思えます。


このように、CDセールスに関しては、どうやら前作との違いが微妙すぎて、何だかよく分からない状況ですが(笑)、他の指標を眺めると、「裸足でSummer」の楽曲人気について、興味深いことが見えてきます。

まずは、最新チャートである8月8日付 [07/25(月)〜31(日)]で総合1位を獲得した、Billboard JAPAN Hot100 から。

(表1) 乃木坂13枚目、14枚目、15枚目表題曲のCD発売週における Billboard JAPAN Hot100

凡例
(総合) Hot100順位 [項目] その項目における順位「曲名」

#「各項目」の意味は、[S] ストリーミング数、[R]ラジオ放送回数、[L] PCによる読み取り数 (ルックアップ)、[T] ツイート数、[M] 国内動画再生回数、[F] ランクイン回数
#「00位」は、100位圏外

CD発売週における表題曲のランキング
(総合)01位 [S]01位 [R]05位 [L]01位 [T]03位 [M]17位 [F]05回「裸足でSummer」
(総合)01位 [S]01位 [R]16位 [L]01位 [T]04位 [M]00位 [F]05回「ハルジオンが咲く頃」
(総合)01位 [S]01位 [R]10位 [L]01位 [T]04位 [M]97位 [F]05回「今、話したい誰かがいる」

「裸足でSummer」のランキング推移
(総合)35位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]05位 [M]00位 [F]01回 : 04週前 [06/27(月)03(日)]
(総合)40位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]00位 [F]02回 : 03週前 [07/04(月)10(日)]
(総合)20位 [S]00位 [R]00位 [L]00位 [T]03位 [M]03位 [F]03回 : 02週前 [07/11(月)17(日)]
(総合)10位 [S]18位 [R]56位 [L]00位 [T]07位 [M]06位 [F]04回 : 01週前 [07/18(月)24(日)]
(総合)01位 [S]01位 [R]05位 [L]01位 [T]03位 [M]17位 [F]05回 : 01週目 [07/25(月)31(日)]


「裸足でSummer」のランキング内容は、惚れ惚れするほど良いです(笑)。

大量のCD売り上げによって、「[S] ストリーミング数」と「[L] ルックアップ」で1位を取るのは、いつも通りですが、素晴らしいのが「[R]ラジオ放送回数」が5位に入っている。

乃木坂は、以前から、エアプレイの順位がなかなか伸びなくて、最高順位を並べても、「ハルジオンが咲く頃」が16位、「今、話したい誰かがいる」は10位、「サイレントマジョリティー」でも7位。

それが15枚目表題曲は、5位にランクインしていて、ベスト5をマークしている。

民放の「radiko」、NHKの「らじる らじる」が登場して以来、ネットで聴けるラジオは、幅広い層を巻き込む、強力なメディアになりつつあって、新曲を頻繁に流してもらえれば、効果的なプロモーションになるのは間違いないでしょう。

メンバーが多くのラジオ番組に出演したことが、功を奏した可能性があって、的を得たキャンペーンだったと言えるんじゃないでしょうか。


さらに、「[M] 国内動画再生回数」が17位で、TOP20入りしているのも、今までにない快挙だと思います。

フルバージョンMVを、CD発売日以降も、ショートに差し替えなかったことが大きいけど、そもそも、MVの人気がなければ、この項目で100位に入るのも難しく、発売2週前の3位、1週前の6位、そして1週目の17位は、これまでとはレベルの違う、別次元の数字です。

「裸足でsummer」のオリコン初動は、ほとんど前作と変わらなかったけど、表題曲のラジオ放送回数と動画再生回数で、今まで見たことのない数字が出ていて、乃木坂は楽曲人気の面で、大きな飛躍を成し遂げたと言えるでしょう。


とくに、YouTubeに公開されたMVが、4週間を待たず300万再生を達成し、高い人気を見せていることが、楽曲指標を押し上げる原動力になっている。

美しい沖縄の風景の中、新センター齋藤飛鳥と15th選抜の魅力が存分に引き出されていることが、視聴数を加速させているのは間違いないけど、加えて、「サイレントマジョリティー」のMVが、2千万越えという、とんでもない再生数を叩き出して、それが刺激になった面もあるかもしれない。

いずれにせよ、魅力的な表題曲MVを作り、フルバージョンを無料公開し、高い再生数上昇スピードによって、楽曲への注目を集め、各種指標を引き上げるという手法は、今後も、踏襲されていくんじゃないでしょうか。

乃木坂ファンの熱量掛ける人数には、相当なものがあるので、かなり有効なやり方だと思います。


Billboard JAPAN のランキングは、見ていて顔がにやけるほど素晴らしい内容でしたが、iTunes Storeのランキングに目を移すと、喜んでばかりもいられない数字が出てきます。

「裸足でSummer」のSpecial Editionは、昨日、8月2日(火)で配信14日目を迎えましたが、「オフショアガール」と「行くあてのない僕たち」がランキング表から姿を消し、すべてのカップリング曲が、200位圏外に去っています。

以下は、15枚目、14枚目、13枚目のカップリング曲について、ランクイン日数、最高順位、順位帯分布を示したものです。

(表2) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂13枚目、14枚目、15枚目カップリング曲の順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位)「曲名」

# 上記 A〜H と Z は、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す。
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)

15枚目「裸足でSummer」(C/W)
0-0-0-0-4 / 6-3-0 [01] (13/14日; 045位)「オフショアガール」
0-0-0-0-0 / 4-6-3 [01] (13/14日; 061位)「行くあてのない僕たち」
0-0-0-0-0 / 6-3-1 [04] (10/14日; 076位)「僕だけの光」
0-0-0-0-0 / 2-1-3 [08] (06/14日; 076位)「シークレットグラフィティー」
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [12] (02/14日; 162位)「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [12] (02/14日; 168位)「白米様」

14枚目「ハルジオンが咲く頃」(C/W)
0-0-1-1-1 / 0-2-1 [24] (06/30日; 25位)「釣り堀」
0-0-1-1-0 / 1-1-1 [25] (05/30日; 27位)「急斜面」
0-0-0-1-0 / 1-1-1 [26] (04/30日; 36位)「不等号」
0-0-0-0-1 / 1-1-1 [26] (04/30日; 44位)「憂鬱と風船ガム」
0-0-0-1-0 / 1-1-0 [27] (03/30日; 39位)「強がる蕾」
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [28] (02/30日; 96位)「遙かなるブータン」

13枚目「今、話したい誰かがいる」(C/W)
0-2-1-3-3 / 2-2-1 [16] (14/30日; 016位)「悲しみの忘れ方」
0-0-0-1-1 / 5-5-2 [16] (14/30日; 038位)「ポピパッパパー」
0-0-0-0-0 / 2-6-1 [21] (09/30日; 096位)「嫉妬の権利」
0-0-0-0-0 / 2-4-1 [23] (07/30日; 079位)「隙間」
0-0-0-0-0 / 0-2-2 [26] (04/30日; 124位)「大人への近道」


13枚目と14枚目については、30日目までの成績を載せていますが、それ以降で、再びランクインした曲はなく、圏外日数以外の順位帯分布、ランクイン日数、最高順位は、最終的なものだと考えていい。

15枚目は、「僕だけの光」が『高校生クイズ』の本大会オンエア番組で流れて、再び、ランクインするなどの可能性は否定出来ませんが、通常、一度200位圏外に去ったカップリング曲が、戻って来るケースは稀なので、こちらも、配信日数が14日から増えても、ランクイン日数などの数字はほとんど変わらないと思います。


15枚目カップリング曲のランクイン日数は、「オフショアガール」と「行くあてのない僕たち」が13日、「僕だけの光」は10日など、14枚目よりも長いものが多く、「悲しみの忘れ方」「ポピパッパパー」「嫉妬の権利」を含む13枚目のケースに近い。

CDリリースの1週間前から開始する、先行配信の場合、1週目さえ乗り切れば、2週目はもっとも新曲に注目が集まる発売週で、ランクインを維持出来る一種の「ボーナスステージ」になっている(笑)。

もちろん、そうは言っても、先行配信すれば2週間安泰というわけではなく、人気がなければ、1週目、ほとんど200位圏内に入れない危険もあります。


「悲しみの忘れ方」や「ポピパッパパー」のランクインが14日間なのは、200位以内に、2週間は留まる人気を博したものの、3週目に入る始めの水曜日、トップソング上位に、その週リリースされた新曲が多数ランクインし、持ちこたえられなくなって、圏外に去ったからです。

そして、15枚目の「オフショアガール」や「行くあてのない僕たち」も、それと同じコースを辿って、ほぼ2週間でリストから姿を消すことになった。

従って、ランクイン日数の面からは、15枚目カップリングの人気上位曲は、13枚目に匹敵する人気だったと言えます。


しかし、一つ気になるのは、15枚目の曲は、最高順位が、14枚目、13枚目と比べて、低い傾向がある。

1番人気だった「オフショアガール」は最高45位ですが、「釣り堀」は25位、「悲しみの忘れ方」16位と、14枚目、13枚目のトップ曲に届いていません。

また、2番手を比べても、「行くあてのない僕たち」61位に対して、「急斜面」27位、「ポピパッパパー」38位と、明らかに15枚目は低くなっている。

ランクイン日数はそれなりに良好なのだけど、上位に食い込めなくなっているのは、乃木坂の楽曲への期待感が、薄れ始めているためかもしれません。


実は、表題曲のランキング推移にも、似たような傾向が表れています。

(表3) iTunes Store トップソングにおける、乃木坂13枚目、14枚目、15枚目表題曲の順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位)「曲名」

5-9-0-0-0 / 00-00-00 [0] (14/14日; 8位)「裸足でSummer」
2-3-4-6-4 / 11-00-00 [0] (30/30日; 5位)「ハルジオンが咲く頃」
9-5-7-0-3 / 06-00-00 [0] (30/30日; 4位)「今、話したい誰かがいる」


TOP20入りした日数は、「ハルジオンが咲く頃」5日、「今、話したい誰かがいる」14日で、「裸足でSummer」は、14枚目表題曲を越えて、13枚目と同じ期間に並びつつあります。

現在、18位から19位と、薄氷を踏むようなTOP20ですが(笑)、15枚目表題曲は、これまで粘り強くランクインを続けるパターンを見せている。

ところが、最高順位では、「今誰」と「ハルジオン」がベスト5に入る一方、「裸足でSummer」は8位で上昇が終わっていて、ベスト5を逃している。

さらに、10枚目「何度目の青空か?」、11枚目「命は美しい」は、最高順位が2位、3位で、ベスト3入りを果たしています。

ベスト3も、ベスト5も、滞在時間は短く、一瞬と言っていいけど、シングル毎、徐々に最高順位が下がっているのは、気になる点です。


「楽曲の乃木坂」と言われるほど、かつて乃木坂の曲に対する評価は、少なくともファンの間では高かった。

ところが、最近は、楽曲を褒めるファンのコメントが、以前よりめっきり減った感があり、逆に、制作側からの発信をよく目にする気がする。

こういった印象は、あくまで自分の個人的な心象風景だと思っていたのですが(笑)、iTunes Store ランキングの最高順位が、表題曲、カップリング曲、ともに下がっていることから、乃木坂ファンの、新しい曲を楽しみに待つ熱気が、徐々に失われつつあるのは、間違いない事実ではないかと考え始めています。


粘り強くランクインを続けるのは、楽曲そのものが評判を呼んでいて、一方、最高順位の高さは、楽曲に対する期待感を反映しているとすれば、今のファンは、乃木坂の新曲だから何でも飛びつくのではなく、出来不出来を慎重に見極めて、自分が納得した曲だけ購入しようという、姿勢に転じつつあるのかもしれません。

「楽曲の乃木坂」という幻想が消滅して、ファンが曲を選ぶ時代に入った可能性です。

こういう状況では、制作者側が「神曲」と唱えれば唱えるほど、逆に、そのクオリティを疑う気持ちがファンの中に芽生えて、最高順位を下げてしまう危険があります。

15枚目カップリング曲で、いわばノーマークだった「行くあてのない僕たち」が、「オフショアガール」と同じ13日間ランクインを達成したのは、少なからぬファンが、それを気に入って、「選んだ」結果じゃないでしょうか。

タイアップなし、MVなし、特別プッシュなし、という状況は、かえって、先入観を持たずにファンが曲と向き合う環境を用意し、その選択を促進させた気がします。


「裸足でSummer」のセールスは、ほとんど動かなかったCD売り上げとは裏腹に、MV再生回数の上昇、エアプレイの充実、そしてネット配信の最高順位低落など、従来とは本質的に異なる要素を含んでいて、乃木坂が大きな転換点に差し掛かっていることが、浮き彫りになってきました。

現在、見えている兆候はまだ小さいものだけど、シングルが進む毎に、より明確に姿を現す可能性があって、齋藤飛鳥のセンター抜擢は、次の乃木坂へ向かう最初の一歩なのかもしれません。

その道の先に待っているのが、グループの発展なのか、それとも衰退なのか、iTunes ランキングなど、「裸足でSummer」の楽曲セールスの行方が一つのヒントを与える筈で、15枚目は、目が離せないシングルになりそうです。


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前作微減が濃厚な15th初動、300万再生の表題MV、センター齋藤飛鳥が輝き始めた夜 [01Aug16#2]

2016-08-01 23:30:00 | 芸能
数時間前、7月31日(日)付のオリコンデイリーが発表され、乃木坂15枚目「裸足でSummer」は、2.5万枚の1位と判明しました。

この結果、発売第1週のデイリー合計は72.8万枚となり、14枚目「ハルジオンが咲く頃」の初動75.0万枚に、2.2万枚差まで迫っています。

15枚目「裸足でSummer」
1日目 [07/26(火)] : 60.0万枚
2日目 [07/27(水)] : 6.2万枚 ※ 発売日
3日目 [07/28(木)] : 1.9万枚
4日目 [07/29(金)] : 1.2万枚
5日目 [07/30(土)] : 0.9万枚
6日目 [07/31(日)] : 2.5万枚
1〜6日目合計 : 72.8万枚
前作初動との差 : 2.2万枚


ただ、デイリー合計からウィークリー第1週への上昇は、通常、2、3千枚といったところなので、「裸足でSummer」初動が、前作を越える可能性は低く、2万枚程度の微減となりそうです。

結局、セブンイレブンの店頭予約販売分は、水曜日以降のデイリーに、逐次、計上されていたようですね。

「太陽ノック」からの1年間、オリコンは、コンビニ販売CDのカウント方法を改善したのだと思います。


乃木坂のシングル初動が前作を下回るのは、2014年7月9日(水)発売の9枚目「夏のFree&Easy」に次いで、2度目のことです。

しかし、売り上げの中味を見ると、今回のCDセールスは決して悪くありません。

完売状況からシミュレーション計算すると、個別握手会セールスの初動算入分は、2万枚程度の減少と推測され、30部を全完売する深川麻衣の売り上げ枚数にほぼ等しい。

また、上述のように、初動全体も2万枚の下落になりそうなので、店頭販売セールスは、前作とほぼ同じ水準を達成した可能性が高い。


15枚目のCDセールスは、個別握手会応募が2ndアルバムのそれと重なり、最初の握手会が9月以降とかなり先に設定され、初動算入次数が前作より少なくなり、おまけに、曲名発表、MV公開、テレビ露出などの新曲キャンペーンが大幅に遅れ、オリコン初動を下げる因子で溢れ返っていました(笑)。

一方、14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、深川麻衣の卒業という大イベントを軸に、CD発売後、早期に開催される握手会日程を組み、セブンネットショッピングを中心に、ネットを介した予約販売を充実させ、徹底した第1週集約型のセールスを展開して、13枚目「今、話したい誰かがいる」から、12.3万枚もアップした75万枚の初動を達成しています。

15枚目の初動セールスを取り巻く環境が、これほど厳しい状況の中、前作並みの店頭セールスを叩き出し、総部数が20部減少し、初動算入次数が2次少なくなった個別握手会のセールス低下を、卒業した深川麻衣の販売分のみに留めたのは、むしろ驚異的な好成績と言えるでしょう。


「裸足でSummer」のデイリー6日目が、2.5万枚という異例に高い数字になったのは、多くの人が、日曜日にセブンイレブンへ予約CDを受け取りに行ったというより、新センターになった早々、苦しいセールスを強いられている齋藤飛鳥を、何とか助けてあげたい、前作割れを防ぎたいと考える、少なからぬファンが、オリコンの数字を見て、急遽、追加購入したことが大きいように思えます。

乃木坂のCDセールスは、運営が仕掛ける緻密で容赦のない「マーケッティング」方程式の最適解という面が強く、初動を予想したり、分析しても、どこか冷めた気持ちで数字を眺めていたんですが、今回は、あしゅを守り立てていこう、新センターを支えていこう、そんな熱気が伝わってくるようで、初めて、売り上げ枚数を見て、心を揺さぶられました(笑)。

CDを買うことで、オリコンの数字を伸ばし、グループやメンバーを応援するというやり方には、色々な意見があって、私も批判的な方だけど、若きセンターを、何とか支えてあげたいという熱意には、素直に感動を覚えます。


そして、齋藤飛鳥センターの15th選抜を支えようという熱気は、「裸足でSummer」MVの再生回数が、今日の夕方、遂に300万回を突破したことからも窺えます。

以下は、100万回、200万回、300万回に到達するまでの日数と、その日付です。

「裸足でSummer」MV
000万回 : 00.0日 [07/08(金)]
100万回 : 05.3日 [07/13(水)]
200万回 : 13.2日 [07/21(木)]
300万回 : 24.2日 [08/01(月)]


MVの再生回数が、これほどのスピードで上昇するのは、乃木坂史上、初めてのことじゃないでしょうか。

無料で視聴出来るYouTube公開のMVは、何度も繰り返し鑑賞することで、再生回数が伸びるので、ファンにとって実行しやすい「応援」になる。

「裸足でSummer」MVが、Billboard JAPAN Hot100 の「国内動画再生回数」ランキングにおいて、2週連続でTOP10に入るほど、頻繁に視聴されているのは、作品の魅力が新規を呼び込んでいるとともに、乃木坂ファンで、「応援」を意識して、何度も観ている方が少なからず存在するからじゃないでしょうか。


何と言うか、熱いんですよ(笑)、あしゅがセンターになってから、乃木坂を取り巻く空気が。

そのため、オリコンの売り上げ枚数やMVの再生回数といった、見慣れた数字ですらも、熱を帯びているかのようで。

あどけないルックスに、折れそうなほど華奢な身体の齋藤飛鳥ですが、15枚目のCDセールスは、未曾有の逆境を粘り強く跳ね返す、極めてタフな展開を見せ、MVの再生数は、これまでの乃木坂では見たことがないほど、力強い上昇気流を巻き起こしている。

ひょっとすると、齋藤飛鳥は、「推し」メンファンの寄せ集めという面がある「乃木坂ファン」を、一つに結束させる、優れたセンター属性を持つメンバーなのかもしれません。


15枚目は、乃木坂史上、2度目の初動前作割れになりそうですが、一方で、乃木坂史上、もっとも強力なセンターが初めて姿を現した、エポックメイキングなシングルになる可能性がある。

73万枚は、どんな角度から眺めても、75万枚より2万枚少ないけど、その差がたった2万枚でしかなかったことは、衝撃的なほど深い意味を持っているかもしれない。

この2万枚の下落から、CD売り上げの数字ゲームを越えて、新しい乃木坂が誕生するのであれば、15枚目は、違った意味で、長くファンの心に残るシングルになるでしょう。


最後に、公式には妹ながら、事実上、ガチのライバルである(笑)、欅坂46の表題曲MV再生回数の大台通過点を載せておきます。

「世界には愛しかない」MV
000万回 : 00.0日 [07/12(火)]
100万回 : 04.5日 [07/17(日)]
200万回 : 13.2日 [07/25(月)]

「サイレントマジョリティー」MV
000万回 : 00.0日 [03/16(水)]
100万回 : 05.5日 [03/21(月)]
200万回 : 12.5日 [03/29(火)]
300万回 : 19.6日 [04/05(火)]
400万回 : 25.4日 [04/10(日)]
500万回 : 29.7日 [04/15(金)]


「サイレントマジョリティー」は、100万の区切りを越える間隔が、徐々に小さくなっているのが恐ろしいですね(笑)。

また、「世界には愛しかない」も好調で、平手友梨奈は、先頭に立ってグループを牽引する、不動のセンターになりつつあるように見えます。

これらの数字が、欅坂46と平手友梨奈にもたらした高い評価を考えると、乃木坂の目指すべきは、決して、CDセールスを、80万、90万、100万と伸ばすことではないなと、心に滲みわたります(笑)。


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