中さん

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日記(1.20)政治界のゲンゴロー

2017-01-20 12:19:32 | 日常
1月20日  (金曜日)

ある方が書いていた!
Trump is the water beetle of American politics
By George Will
トランプはアメリカ政治界のゲンゴロー:ジョージ・ウィル
保守派の論客で、辛口批評で知られるジョージ・ウィルが、
Japan Times に寄せた文章の中で、トランプを評して
アメリカ政治界のゲンゴロー」と言った。

ゲンゴローというのは、甲虫の体を器用に動かして水の上を移動しているが、
それは無心に動いているから浮いていられるのであって、
俺はどうして浮いているんだろうなどと考えはじめたら、沈んでしまう。
それと同じように、トランプも何も考えずに生きている。
考えることは自分にとって得策でないと、
本能的にわかっているからだ、というのである。
~~~~~~~~~~
トランプが選挙期間中に発信してきた言葉は、選挙向けのキャンペーンであって、
大統領ともなればさすがに現実路線に戻るだろうと希望的観測を述べる人たちもいるが、
そうした希望は打ち破られるだろう。
なぜならトランプには、自分の発言の政治的影響を、まじめに考えようとする姿勢はないからだ。
だから、トランプが選挙期間中に言ってきたことは、大部分がそのまま実行されるだろうし、
また、選挙期間中の言い分と異なることをやり始めたからといって、
そのことについての論理的整合性を取り繕うとすることもないだろう

選挙中のトランプは、アメリカの対外関与に消極的な印象を振りまいてきた。
それ故、トランプをヒラリーよりも平和愛好的と受け止めた有権者も多かったと思われる。

ところがゴールドマン・サックスのCEOから国務長官に起用したティラーソンは、
中国の南シナ海での動きをけん制して、軍事衝突も辞さないという姿勢を打ち出している。ウィルは、ティラーソンは中国との戦争を始める可能性が大きい、と憂慮しているようだ
そのティラーソンを、トランプは制御する姿勢を見せていない。
場合によっては中国と軍事衝突してもよいと考えているのかもしれない。
なにもかも、その時の空気次第で柔軟に対処するのがベターなのだ。
そこに政策の一貫性は求めない。
一貫性を求め出したら、それなりに頭を使わねばならない。
頭を使うことほど、トランプが嫌いなことはない、と言うわけだろうか。
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★それにしても”ゲンゴロー”とは・・もしかして”言語LOW”かも

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●ロイターによれば
ティラーソン

トランプ次期米政権の内閣は、大統領本人にそっくりの性格になりそうだ
これまでに主要ポストに指名された21人の顔ぶれを見ると、
●年齢は高め、
●多くは白人男性で金持ち、
●リスクテークと商談成立の才覚を自負し、
●熟考より行動を重んじるタイプがそろっている。

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 米政府は既得権益に支配され、「壊れて」いると批判してきたトランプ氏は
 概して政府経験の長い専門家を避け、各界の「ボス」を集めたチームを結成した

 閣僚指名者名簿から一目瞭然なのは、
 過去の大統領が起用してきたような
 知識人、弁護士、学会人といった人種が姿を消したことだ。


 代わりに登用されたのは
●エクソン・モービルやゴールドマン・サックスといった財界の重鎮ら、
●そして3人の元軍司令官も含まれている。
 彼らの多くはこれまで自分の思い通りに事を進めてきたが、
 今後はトランプ氏というボスに仕える必要がある。
 しかも、時として動きが鈍く、肥大化した官僚組織を率いなければならない

 国務長官に指名された
 エクソン・モービルのレックス・ティラーソン会長兼最高経営責任者(CEO)と、
 国防長官に指名されたジェームズ・マティス中央軍司令官を知る元米高官は、
 閣内で大規模なエゴの衝突が起こると予見する。
~~~~~~~~~~~~~~~~
 ティラーソン、マティス両氏は
「どんな場所に行ってもそこを牛耳ることに慣れ切っており、
 今度はシチュエーションルーム(緊急司令室)や、
 場合によってはオーバルルーム(大統領執務室)がそうした舞台に
 含まれることになりそうだ」という。
 これまでに指名された21人中、16人は白人男性だ。女性は4人だが、最重要級ポ ストに指名された女性は1人もいない。

 アフリカ系、アジア系、インド系がそれぞれ1人で、ヒスパニックは皆無となっている。

 数名は政府経験を持たず、自らが率いることになる機関に敵対的な人物もいる。
 トランプ氏は、現場経験があって物言いが単刀直入という自己イメージに沿った内閣をつくっている、と話すのはプリンストン大の大統領史研究者、ジュリアン・ゼリザー氏。

「周りを軍人や商売人で固めていることから、
明確なメッセージが読み取れる。
冷酷非道な交渉人というのは、
トランプ氏が描く自己像そのものだ
」という。
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恐ろしい政権がスタートするなあ~
  軍事衝突が起きないことを祈るのみ
  日本にどんな影響が出てくるのか気になる。
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日記(1.20)新聞記事コラム

2017-01-20 11:43:44 | 日常
1月20日  (金曜日)  雪になる空模様

静岡新聞のコラムも地域性が浮き彫りになって面白い!
大河ドラマ館もオープン
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19日の静岡の新聞コラム【大自在】

 ▼「おんな城主 直虎」の舞台、
  浜松市に大河ドラマ館がオープンしたのと同じ日、
  御前崎市新野でゆかりの戦国武将の事績を紹介する小さな施設がお披露目された。
新野左馬助公[にいのさまのすけこう]展示館」。
左馬助は主人公・井伊直虎の伯父に当たり、領地だった一帯に新野の地名が残る。
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 ▼今川家から目付役を命じられて井伊家に入り、妹が嫁いだ当主の直盛(直虎の父)に仕えた。
 後の徳川四天王の一人、井伊直政(幼名・虎松)が
 わずか2歳で誅殺[ちゅうさつ]の危機にひんした時は助命に奔走。
 後見を直虎に託す道を開き、井伊家を救った恩人と伝わる。
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 ▼ドラマ放送が決まると、左馬助を観光誘客に生かすため、
  市や地元住民は動きだす。
  プロジェクト会議が発足し、2年ほどの間にのぼり旗やパンフレット作製、
  散策コース整備を進めた。総仕上げとなった展示館の開館式には数十人が集った。

 ▼展示テーマはもちろん左馬助だがもう一人、医師鈴木東洋さんの遺徳もしのんでいる。
  半世紀近く左馬助の顕彰活動に尽力し4年前、
  88歳で亡くなった地元の恩人だ。
  医院だった旧宅を市が遺族から無償で借り受けて展示館に改修した。

 ▼「東洋先生がいなければこれほど左馬助公が注目されることもなかった」
  「一番喜んでくれるのはきっと先生です」。

 関係者の祝辞は尊敬と感謝の念にあふれた。
 ▼義と情を貫いた武将と、郷土を愛し歴史発掘に情熱を注いだ医師。
  左馬助を祭る祠[ほこら]や山城が点在するひなびた里を歩くと、
  二人の面影も浮かんでくるようで趣は深い。
  地域にとってかけがえのない“宝物”だろう。
★経済効果も大きい大河ドラマだが視聴率はどうであろうか?
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