まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

東日本巨大地震の被災の中、静岡県知事に「浜岡原発の停止」を求める申し入れ

2011年03月14日 | ニュース・関心事
今、やっと静岡市議会厚生委員会が終わりました。保健福祉子ども局の予算は874億円、分野別支出で断トツのトップ、そして特別委員会を含めると国保や介護保険などこの局関連で2000億を越え予算全体の約40%。

他の常任委員会に比較して一番の審議時間が大きい委員会です。今日のおもな質疑は、国民健康保険の値上げに関しての陳情や請願、予算組み替えに関しての質疑、死亡事故を起こしているヒブワクチン等の予防接種。

宗教法人と隣接周辺住民との墓地建設を巡る紛争、重症心身障害を持つ高校生の通所先、社会福祉協議会の不祥事事件、児童クラブ事業、母子・寡婦連合会への委託事業、子ども手当、精神障害者への医療費支援など。

今日の厚生委員会が始まる前に県庁前で11時からの県知事申し入れに事前のキャンペーン活動でマイクを握りました。議会の準備で東日本巨大地震の津波の甚大な被害や原発震災について想いのたけを訴えました。

参加者からの報告です。

※※
みなさま

明日は我が身の“浜岡原発”を即刻停止せよ、の申し入れ行動を行いました。午前中に、浜岡原発を考える静岡ネットワーク・原水禁・全国署名連絡会が中部電力静岡支店に「今すぐ浜岡原発を停止してください」などの項目の申し入れを行いました。

さらに、11時には静岡県庁前においてアピール集会を行いました。県内のみならず首都圏や県外の方々もふくめ50名以上の市民が集まりました。静岡県知事川勝平太氏に直接面会を求めましたが「知事は忙しい」ということで
(これまでも知事は私たちには会おうとしません、高校野球選手たちやいちご娘たち とはホイホイと会うくせに、肝心な意見を直接聞くということはしないのです)原子力安全対策室長との面会となりました。

3団体の申し入れ書を提出するとともに、対策室に入りきれずあふれかえった市民が悲痛なお願いをしました。今日は、交渉の場ではないので向こうの回答は得られないのですが、それでも市民からは、「福島で起こっていることが、浜岡で起きないと考えているのか?」→室長の返事「現在、福島原発での事象(ここでヤジ;「事象ではない!事故だ!」)を調査している段階で・・・」「浜岡原発から20キロのところに住んでいるが、今の防災では10キロだ。 きちんとした避難マニュアルはあるのか?」→室長の返事「ありません・・」

福島第1原発第3原発で水素爆発、建屋は吹き飛んだ模様

2011年03月14日 | ニュース・関心事
すごいニュースが流れています。
テレビ報道を観ましょう。
風向きによって避難方向が決まります。
しかし、現地ではどうなんでしょうか。

格納容器、圧力容器は無事なのかどうか、よくわかりません。
今、議会中です。

県庁では浜岡原発停止の申し入れをしているところです。
10:00前までスピーカーで呼びかけをさせてもらいました。

東日本巨大地震、絶望から希望に向かう市民の動き

2011年03月14日 | ニュース・関心事
3日目に入った東日本巨大地震、甚大の津波被害状況の報道から救出された人たち、避難所の人たちの生活ぶりが伝わりはじめました。そこには絶望から希望に向かって生きようとする人間の姿が漂っています。

一方で福島原発めぐる報道はその被害の深刻さ、メルトダウンすれすれの危険な状態にあることが少しずつ伝わり始めプルサーマル福島第一原発3号炉がいまだ炉心が露出したままの最悪の事態も明らかになっています。

こうした中で今日は、青葉公園では県ボランティア協会やPOPOLO市民グループも動き始め義捐金が100万を超える額で集まったとのことです。若者が阪神淡路大震災時のように動き始めました。何かが変わろうとしています。

そして、昨日県と中部電力に「浜岡原発即時停止」を求める申し入れを行った「浜岡原発を考える市民ネットワーク」が11時からの県知事申し入れを呼びかけ、9時から県庁前でチラシまきなどのキャンパーン活動。

津波被害の甚大さと原発震災という歴史上を類を見ない地震災害を経験しつつある私達は地獄絵のような現実から立ち上がらなければなりません。避難所の34万人の人々、1000人どころか1万人という数字まで出ている死者数。

今、3日目に入って厳しい劣悪な生活環境中で頑張っている人たちに出来る限りの支援、励まし、共に生きる希望が持てるようにサポートし、これから復旧、復興を日本全体で支援し支えていかなければなりません。