M８．８巨大地震による福島原発冷却水漏れの事実をきちんと伝えないNHK報道

東北・首都圏を襲っているM8.8巨大地震の大変な被害が今テレビ報道を通じて伝えられています。あまりの自然災害の大きさ、強さ、無慈悲な力に圧倒されています。今は、ただただ傍観者の立場です。

それにしても、NHK報道の福島原発に関するひどい内容に唖然としています。各社のテレビ報道において、何故福島原発3キロ圏内に避難指示が出されているか、冷却水漏れに原因があり危険なので念のための非難と伝えています。

ところがNHK報道は、避難指示が出されたことと確実な情報に基づいて非難してくださいの繰り返しが多く、何故非難なのかは殆ど報道をしていません。何が起きているか知らせないNHKはマスコミの原点を忘れています。

被害の甚大さにおののくと共に東海大地震と浜岡原発の原発災害に危惧を持つ者にとってあまりにもひどい情報の垂れ流しに怒りを感じます。それにしても東海大地震よりも早くそして初めての震災による原発緊急事態宣言。

とにかく被災地の皆さんの環境の厳しさに頑張って欲しいというエールを送ると共に私達に何ができるか真剣に考えたいと思います。静岡市としても支援要請が来ることは確実ですので十分な対応を出来るよう要請します。

マグニチウド８．８巨大地震、三陸沖で発生

15：00頃、マグニチウド８．８巨大地震が三陸沖でおきました。観測史上最大の規模です。テレビ報道で津波が建物や車を多いつくすシーンが次々に映し出されています。大変な事態です。阪神大震災の150倍とも。

ちょうど市役所議会棟で月曜日からの厚生委員会の打合せを始めるところでした。２階の控室も相当に揺れました。今、縦波と横波の時差活用の緊急地震速報がでました。福島県と茨城県の方に避難対処が出ています。

既に2回の大きな揺れが来ました。ライブ中継では今、震度5でおきたようです。だんだん南に震源が近付いているようです。死者の報道が入り始めました。幸い、東海地方では津波が予測されるものまだ仕事ができています。

以下は、原子力情報です。

地震による原子力施設への影響について（ 14時46分現在）
[2011/03/11 15:16更新]
原子力安全・保安院から、本日14時46分頃、宮城県北部で発生した地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

女川原子力発電所は、
・１、２、３号機は全て運転を停止しました。

福島第一発電所は、
・１，２，３号機は全て運転を停止しました。
・４，５，６号機は定検停止中。

福島第二発電所は、
・１，２，３、４号機は全て運転を停止しました。

東通り発電所
・定検停止中。

六ヶ所再処理施設
・非常用ディーゼル発電で電力供給中

東海第２発電所
・運転を停止しました。

浜岡発電所
・４，５号機は引き続き運転中。
・３号機は定検停止中。

柏崎刈羽発電所
・１，５，６，７号機引き続き運転中。
・２，３、４号機は定検停止中。

泊発電所
・１，２，３号機引き続き運転中。

現時点で、発電所周辺のモニタリングポストの指示値に異常があるとの報告はありません。現時点で、事業者から火災・故障等に関する情報は入っておりません。原子力安全・保安院では、職員が緊急参集し、情報の把握に努めています。詳しい情報が入り次第、追ってお知らせします。

ヒブワクチン接種、一時中止。皆さんはどのようにお考えでしょうか？

あまりにもひどいヒブワクチン接種死亡者の情報の公表の実態です。既に6人目の死亡者情報のマスコミでの展開をどう見ればいいのでしょうか。この6人目も5人目の都城市の事故も2月段階の事故情報です。


＜ワクチン＞ヒブと３種混合　熊本で接種後に乳児が死亡
毎日新聞 3月10日(木)11時3分配信

　熊本市は１０日、市内の医療機関でヒブワクチンと３種混合ワクチンを２月１５日に同時接種した市内の生後７カ月の男児が、接種７日後に死亡したと発表した。接種と死亡との因果関係は不明という。

　市によると、男児に基礎疾患はなかった。細菌性髄膜炎などを予防するヒブワクチンや小児用肺炎球菌ワクチンと、他のワクチンとの同時接種後の乳幼児の死亡報告は、兵庫県宝塚市▽京都市▽宮崎県都城市などに続き、全国で６例目。

　厚生労働省は今月４日、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの接種を一時見合わせることを決め、全国の自治体などに連絡している。【勝野俊一郎】