まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

2020「外国人無料検診会」チャリティコンサート中止!コロナ禍で「三密回避」英和女学院礼拝堂をお借りできず!皆さん、資金集めにお知恵をお貸しください!

2020年07月14日 | 市政

今年度の外国人無料検診会、11月15日、済生会病院を会場に開催予定ですが、コロナ禍の中でどういう形で開催できるのか、協議中です。一方で、開催ができるとしても今度は資金確保が大きな課題です。例年のチャリティコンサート、今年は中止せざるを得ません。どうしたらいいんでしょうか。コンサート主催のアジアを考える静岡フォーラムの定例会では沈痛な面持ち。クラウドファンディングは!助成金は!開催費は1年間で約50万円!アイディア募集です!

新清水庁舎「住民投票条例制定」5万2300人の署名簿の提出!田辺市長には「住民投票条例制定に賛成」市長意見の提出を期待したい!6月議会最終日に賛成討論!

2020年07月13日 | 市政

※写真は、議会終了後の住民投票「緊急記者会見」、新しいフェイスシールドでの討論※

市議会開会冒頭に、7月5日の吉田町火災事故において殉職された3人の吉田消防署職員、牧之原警察署の警察官に対して追悼式典が行われました。まつやもお悔やみの言葉を述べさせていただきました。

6月定例議会での賛成討論は、福地議員とまつやの二人。今回は、創生静岡や共産党の賛成討論はありませんでした。先週の議会運営委員会では、「賛成討論の中で国政に関わるような自己の意見をことさらに述べてはならない」という議会運営ルールが議事課長によって示されていました。そうしたことが影響しているとしたら残念です。

議会自身が議会発言を制限すること規定の存在がおかしいと思います。そうした中で賛成討論の作り方はかなり苦労しています。コメント欄の賛成討論原稿もお時間ありましたら読んでください。

※賛成討論※
第三の賛成理由は、小中学校の児童生徒47030人全員ではありませんが31354台の情報端末の整備で40493人に拡充される予算措置で、3月及びその後の学校休校で保護者が求めたオンライン教育を実施できる体制が作られつつあるという点です。教育委員会は、小中学校についてオンライン教育は教室でなければ授業数にカウントしないとい姿勢を堅持しており、このことが要因となって3月からの学校休校に際してのオンラインによる家庭学習補助への迅速な対応が遅れました。緊急時について柔軟な対応が求められました。
第四の賛成理由は、介護、障がい、子ども関連福祉施設への「かかりまし経費」は感染予防、感染者発生後にも対応できる予算措置とのことで、福祉施設における事業継続計画、BCP策定につながるものであるという点です。2020年3月の厚生労働省調査で福祉施設のBCP策定施設は24.5%、作成中いれて40%で静岡市も同様の状態です。広島市や千葉県東庄町の知的障がい者施設のコロナ感染発生後の隔離しない形の対応は参考になります。

第五の賛成理由は、公民館など感染症対策を含んだ避難所運営に関わる予算措置、有東木一号線など自然災害防除事業など道路建設予算措置されている点です。内閣府は6月8日、新型コロナウイルス感染症対策に配慮した避難所の開設、運営、訓練ガイドラインを示しました。7月6日、国土交通省は、全国109の水系において土地利用、タイムラインなど「流域治水計画」を年度内に策定することを公表しました。この1週間の九州から日本列島を横断する線状降水帯・集中豪雨が地球温暖化による気温の上昇に起因するものであることは明らかでコロナ危機と気候危機の二つ危機に直面する時代を実感するものであります。

市長は6月16日6月定例議会初日において「優先すべきはコロナ対策」として新清水庁舎、海洋文化ミュージアム、歴史文化施設、総額で400億ともされる公共事業の凍結について説明を行いました。その中で、「社会全体のあり方が大きく変わろうとしている」「新しい価値に積極的対応をしていかなければならない」とし、総括質問答弁においては、広井良典さんの新聞記事も材料に東京一極集からの分散型社会への転換の必要性を強く主張されました。
問題は、今回の予算措置が、「コロナ禍の新しい価値に基づき社会全体のありよう」に連動としたものとして認識されているかになります。6月定例会での全体のトーンは局長答弁も含め「これまでの計画に変更はない」「リスタート」「9月をメドに一定の方向性」を示すとのことで、「新しい価値」に基づく生活の質や経済の仕組みとの関係は不鮮明で、「経済のV字回復」に準ずるかのようでもあり、コロナ対策を軸にした欧州でのグリーンリカバリーにつながるものではありませんでした。このコロナ危機の時代に、イギリスでは廃止に向かっている民間活力による公共施設建設・管理というPFI手法の再検討を市長が語ってくれるのではないかと期待しましたが明確になりませんでした。

最後に、オール静岡でのコロナ対策基金を呼び掛ける第139号基金条例について述べたいと思います。こうした基金条例は全国的に始まっていて、兵庫県明石市においては、使途に具体的な規定を設けており市民や法人による寄付のインセンティブが働く規定を作っています。一方、静岡県議会においては、4月に議員報酬の削減額を原資に制定されています。今回、400万という財源を担保に条例制定提案となっていますが、特別職である市長はじめ議会の財源提供についても協議が必要です。9月議会における市長や議員など特別職の報酬減額による基金原資を確保することに期待を表明しておきたいと考えます。

更に1点付け加えるなら、消防団の年額報酬や退職報奨金に関係する補正予算については、口座振込み制度の実施という点で基本的に賛成ですが、年額報酬や費用弁償など不透明な使途に関しては実態が解明されておらず、また監査委員が求める公的部分と私的部分の区別、自治会負担となっている防火協会費の使途の公開など課題が残されていることを指摘して賛成討論を終わります。





香港国家安全維持法による9月6日立法会に向けた予備選への弾圧!私たちにどんな連帯行動ができるのだろうか!

2020年07月12日 | 市政

「民主派は立法会選で過半数を制し政府予算案を否決することを呼び掛けている。そのための予備選は国安法違反の疑いがある」と政府高官が指摘したとされ予備選挙関係団体への家宅捜査が行われました。民主派が候補者調整のために実施している予備選挙に2日間で23万人ということですから「一国二制度」を維持し続けようとする香港市民のパワーに敬服します。これからも世界のアジアの注目され続ける香港問題。私たち自身の連帯行動、小さなことからでも始めるしかないのですが具体化していません。「国安法」第38条により外国人も捜査対象となっていることは念頭に置かないといけません。ただ、東京都知事選挙は小池都知事の圧勝に終わりましたが、候補者調整という予備選挙システムは東京でも、日本でも、静岡でも模索する必要を感じます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4140c75496dd019061715220945b2e4f08c83a09

急遽、県庁前での国土交通省事務次官の川勝知事訪問に対する抗議のキャンペーン!

2020年07月10日 | 市政

南アルプスとリニア新幹線を考える市民ネットワーク静岡の共同代表の一人、登山家の服部隆さんの演説には感動してしまいました。

川勝知事と共に南アルプスを守るぞ!南アルプスの生態系を守るぞ!

既に田代ダムによる5tの東京電力への大井川の水、赤石ダム、畑薙ダム、井川ダム、長島ダムと既に南アルプス・大井川は痛めつけられている!止めを刺すようなリニアトンネルを許していいのでしょうか!

8市2町の命の水は全量、大井川に戻せ!中立を装う国土交通省、JR東海の代理人だ!有識者会議は完全情報公開を行え!

集中豪雨の合間を縫ってセノバ前街頭演説!フェイスシールドでやってみました!

2020年07月10日 | 市政

九州での線状降雨帯・集中豪雨による大洪水・土砂崩れによる被害の甚大さには目を覆うばかりです。

そして東京での連日のコロナ感染200人越え、第2波の到来が始まりました。

コロナ危機と気候危機の二つの危機の真っ只中に生きていることを実感します。

7月13日6月定例会最終日にコロナ対策予算、コロナ基金条例に賛成討論を行います。


国交省は大井川の水の減少に不安を持つ8市2町の静岡県民の声を真摯に受け止め、7月9日付「国交省提案」を撤回すべきだ!

2020年07月10日 | 市政

国交省提案は、1、JR東海は国の有識者会議が終わるまでトンネル掘削工事を着手しない。2、静岡県は杭口等整備を容認し7月の早い時期メドに必要な手続きを進める。3、JR東海は、有識者会議において杭口の位置等変更が必要になった場合は、変更を行う。

明日、県庁に国交省幹部が訪れ提案説明を行うとのこと。

そもそも、JR東海は2018年12月の静岡園からの47項目の公開質問状に誠意ある回答を行わず、国土交通省が仲介という形の有識者会議を設置することになったが、国交省は委員選考や情報公開においてことごとく県民を代表する静岡県と対立してきた。こうした中、5月27日「高い要求を課し達成できなければ工事の着工を認めないのは法律の趣旨に反する」と静岡県を批判するも直後に撤回。6月26日「JR東海社長―県知事トップ会談」、「5㌶要件に関わり条例に従って対処する」として問題の整理がつけられていた。

こうした経緯を踏まえるなら、何をいまさらの国交提案である。

吉田町火災・消防職員の殉死にどんな説明があるのか、市長記者会見youtubeを観る!後半にA記者から「取材姿勢への市長の脅かし」発言への釈明要求、職員の質問遮断、市長の謝罪、副市長の対処約束!驚く!

2020年07月09日 | 市政

何が起きているのか、最初は戸惑い。A記者には正確な記録と記憶があるという。「自分自身の権力や人脈を誇示して職を失わせると脅すことで自分の都合の悪いものを抑え込もうとする姿勢は、お互いを尊重するというこことに合致するのでしょうか」。

「お互いを尊重」という部分は、その前の段階でJR東海と静岡県のリニア新幹線工事を巡る対立が2027年開通遅れるとする問題を市長はどう考えているのかの質問があり、市長の回答の中の言葉。

「脅かし」発言が事実とすれば、政府の安倍首相や菅官房長官の記者会見に通じるものがあり事実関係の公式的な説明が必要となる。しかし、市長は公式の場で潔く謝罪をした。

A記者は納得していないが副市長が「A記者と市長との間の問題解決」に努める約束もされたことで、政府とは違っていることは確認できた。早期解決に期待したい。

ただ、記者会見を担当する責任者の「記者の皆さんにこの発言をどう思う」的な抑え込み姿勢は、記者クラブとしても容認は出来ないだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=Si1vu1cBs0g

コロナ禍の政令市で始めて農業収入保険、GO TOキャンペーン、消費喚起、文化スポーツ施設利用助成など審査in観光交流文化経済委員会

2020年07月07日 | 市政

7月1日、日銀短観で「宿泊・飲食サービスは-91、静岡県では-100」。毎日、朝日、読売新聞社説で、毎日は悲観「L字型」、朝日は楽観「U字型」、読売は「官民一体で努力すべき」と読めた。こうした中で、GO TOキャンペーン、消費喚起事業はうまくいくのか、が質疑のポイントでした。商店街や商業者グループの消費喚起は、「三蜜」「新しい生活様式に配慮」を軸に200万円、クーポンなどインセンティブに200万、合計で500万というすごい支援メニュー。まつや意見は、静岡では安心して「三蜜対策」がしっかりしている、安心、いきたい、ホテル・旅館・飲食店認証制度を作ったらどうか。文化施設利用者助成は、300人ホール以上の利用者に2分の1上限20万の施設料の助成、姫路市では100人から。小劇場など小さな規模も、そしてチケット助成制度の検討を求めた。農業振興条例に基づき政令市で始めての農業収入保険制度への保険料半額助成制度。自然災害だけでなくコロナ災害にも、病気によるものでも減収の90%が補填される。農業振興条例に基づき農業者の所得の向上、担い手の育成の観点から農協などと協議しながら準備したという。ただ、対象は認定農家制度に基づく市内で6000世帯といわれる農業者の中の青色申告の584の法人、営農者のみ。しかし、画期的な制度といえる。

人災なのか。天災なのか、球磨川の氾濫!そして日本列島横断の大洪水予報!コロナ危機と気候危機の時代を実感します!

2020年07月06日 | 市政

球磨川の氾濫だけでなく九州南部そして北部、更に中国地方、東海地方に大洪水警報が出されている。線状降水帯といわれる連続的に発生する積乱雲による集中豪雨・土砂崩れ。2014年の広島市の集中豪雨や2015年鬼怒川の氾濫、2018年の岡山県真備町と高梁川、治まるところを知らない大洪水。滋賀県の流域治水の推進に関する条例勉強会を思いおこします。コロナ危機と気候危機の二つの危機の時代に生きていることを実感します。そして、6月の環境省による気候危機宣言をかみ締めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a1f292b85fe6d53d8e68959e3d58b2ee29f6584