マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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新装開店・魚輝水産住ノ江店のご馳走

2020年06月14日 09時14分26秒 | 食事が主な周辺をお散歩
介護認定の再認定が決まって11月から始まったおふくろの要支援に入浴ヘルパーがある。

週に1回は通所施設でお世話になるリハビリ運動に入浴も。

週に1回だけの入浴では身体の回復には満たない。

シャワーで身体の脂を流すことも大切だが、それにともなく入浴施設が要る。

もちろんそれは自宅浴室での入浴である。

10年以上もシャワーがなかった浴室に導入した。

入浴に際する補助道具も整えた。

道具はシャワーチェアに浴槽台、浴槽の手すり。

これらは介護サービスにあたるが、固定取付であっても、なくても市・区役所に申請許可が下りてから利用できる。

尤もそれだけでは不足する浴槽上がりのための踏み台である。

昨今は介護用具も市販されている。

安くて耐久力のある踏み台が見つかった。

これら一式を活用してヘルパーさんの介助支援をしてもらう。

週に1度の入浴であるが、なんせ入居してから浴室の壁などの掃除をしたことがない。

壁は日に焼けたのもあるが、クリーム色の壁が茶色、こげ茶に染まっている。

その原因はカビであることがわかった。

市販のカビ除去剤を買ってきて天井あたりから吹きかける。

ぼたぼた落ちる泡が壁を綺麗にしてくれるが、まんだら模様。

流れた泡の筋が綺麗にしてくれるが、一気にすることもない。

塩素がキツイカビ取り除去剤はその処置をする私どもが呼吸困難になる。

もちろん窓は全開だが、しばらくは壁に臭いが残っているだろう。

来週、それとも以降に、まんだら模様を綺麗にするため再訪しなくちゃなるだろう。

本日のカビ取り除去作業はおよそ2時間。

一息つけて昼飯とするか。

行先はどこへ。

この日は大阪マラソン。

玉出辺りからは通行止めになる。

渋滞を避けて近場に出かけることにした。

台風21号の影響を受けたことがキッカケ、いっそのことお店を綺麗にしてお客さんを迎えたい。

そう決断された魚輝水産住ノ江店へ向かう。

おふくろが住むほぼ団地すぐ。

歩いてでも行ける範囲であるが、歩行困難なおふくろのためにと車で移動する。

外装、内装工事が終わって新装開店した日は前週だった。

工事中は一時的にお休み。

待ちかねたお客さんがどっと押し寄せたとも・・。

おふくろの希望はうどんとまぐろが食べたいという。

海鮮料理はふんだんにある魚輝水産。

かつて何度も入店しては昼ランチを食べている。

前々回に訪れた平成29年1月4日

おふくろが元気に独り暮らしをしていた時代である。

梅田も難波もあっちこちバスと電車に乗って、お愉しみのお出かけを満喫していた。

何の心配もしていなかったころであった。

9カ月後には状態が一変した。

前回がほぼ1年前の平成29年9月10日も入店した魚輝。

それから8カ月後に発症した圧迫骨折が発端で介護の身になった。

暮らし方も大きく変化した。

一人では外出できない身にはなったが、私ども家族が屋外に連れていき、外部の空気を吸ってもらうことで気分転換を、ということにした

さて、ご注文は・・。

メニューの中から選んだ美味しい味は790円の本まぐろ三昧にぎり。

大トロ、中トロに赤身。

1貫ずつで790円。

上等もんであろう。

たった3個じゃ少ないわな。

プラスに選んだにぎりは140円やりいか。

1皿で2貫にしても足らないというから2皿。

もう一つの美味しい味はぶっかけうどん。

なんせ魚輝のうどんはコシがあってなめらか麺。

のど越しが良いからつるつる食べるだろうと異議を問わなかったぶっかけうどんは200円。



注文の品がくるまではランチサービスのドリンクを飲んで待っていたら、早くもテーブルに配膳してくれた。

見るかに美味しそうなまぐろにぎりをぱくつくかと思えば、そうではない。



おふくろの食べ方は山葵を溶いた醤油にまぐろネタをヒタヒタ漬ける。

そこから始まる食べ方作業。

にぎり飯に戻して口に入れたら、あー美味し。

寿司飯も美味しいと云って、ぱくぱく。

食感も味も良しに肉厚のあるまぐろに大満足。

やりいかはコリコリに箸が止まらない。

5月から何度も何度も食べていた回転寿司のまぐろを遙かに凌駕する味覚を堪能している。

ぶっかけうどんは冷たいけど出汁が濃い目で美味しいとつるつる。



旨さ抜群にこれもまた堪能していた。

かーさんが注文した料理は990円寿司串天ランチ。

揚げたて天ぷらの香ばしさにうっとり。



レンコン、タマネギにこれなんやという白くて丸いもの。

そりゃうずらの玉子やん。

あまりの美味しさにこれまで食べたことのない海老の頭もがぶり。

ネタが新鮮な上に揚げ方が上手いもんだから美味しくいただくが、ウインナーはちょっとな、という。

にぎり寿司はまぐろ、イカ、サーモン、海老、玉子焼きに鰻。

もう一つは大きめの軍艦。

サラダなのと思いつつ食べたこれは何。

食感も美味しいというからたぶんに数種類混ざりの魚介をあしらったものだろう。

キンピラゴボウもあるが、これが一番良かったという猟師汁である。

私が注文した定食にも付いている猟師汁が美味い、美味いと顔が歓んでいた。

赤だしだと思うのだが、まろやかな味。

味噌っぽさもないし、潮も。

つまりは辛くないのである。

マイルドな味はついこの前に食べたマルヤス水軍など比じゃないという。

私もそうだと思う猟師汁がたまんない。

さて、私が注文した料理は珍しく定食もん。

890円の猟師丼と串カツ定食である。

これまで何度も食べていた590円の本格肉かすうどん。

どちらにするか、さんざん悩ませる魚輝の美味しいランチ。

奮発して食べちゃえと決断し猟師丼と串カツ定食を注文する。

その際に店員さんが尋ねてくれる丼のご飯の量。

そりゃもう半分にしてください、だ。

配膳された丼椀の小さいこと。

ミニサイズの椀に盛った猟師丼に温泉玉子が乗っかっている。



おかげさんで海鮮、魚介類が見えない。

まったく見えないのではなく、ピンク色でわかるサーモン。

刻みネギの下にも埋もれているであろうと思える海鮮、魚介類。

こりゃもう発掘調査みたいにスコップではなく箸で崩していく。

尤もはじめにしなくちゃならないのは醤油に落とした山葵。

調合した」小皿からちょっちょと垂らす。

醤油色が僅かに両親丼を染めている。

箸を突っ込んでがっつり口に。

まずははじめに温泉玉子を中心に口に寄せる。

がっつり口に入れてもぐもぐ。

美味いねぇ。

美味いもんは先に食べる。

ガツガツ食べる猟師丼のネタが美味い。

新鮮具合がよくわかるコリコリ感。

何が入っているのかサーモン以外はさっぱりわからないが、美味いもんは旨い。

右横の盛りは串揚げ。

昔というか、随分前になるが初めて入店した魚輝は大阪市内の都島

このときの印象は今でも記憶にある。

とにかく美味かった海鮮丼。

当時は今よりも盛りが少なかったように思える。

そうであっても美味さに勝てない。

それ以来、かーさんともども魚輝のファンになった。

串揚げはテーブルにある二度漬け禁止の表示がある串揚げ専用のソースタレである。

右に串揚げ。

ソースは左側にあるからなんとも・・。

たっぷり漬けて食べたレンコンの暑さに度肝を抜かれる。

もっと薄くてもいいんじゃないのと思えるぐらいの分厚さにはまいった。

かーさんが食べた天ぷらも同じような厚さ。

一口で食べられるわけがなくて、小刻み噛み。

次の串は牛カツだった。

アツアツの串揚げは早く食べないと焦るが、無理。

でっかいキャベツもソースタレに浸けて食べる。

もちろん一口で食べきれるものではない。

シャキシャキャベツも味わって最後の串揚げは茄子だ。

噛んだらじゅわっ、と汁がでる。

柔らか、食べやすい茄子が一番だった。

最後は丼、串揚げを食べている間にやや冷め。

それでも美味しい猟師汁。

久しぶりにいただいたが、これたまらんねぇ。

味よし、ボリューム良しの魚輝はやっぱり美味かった。

また来てくださいとクレジットカード支払いの際にいただいた20%割引券。



来年の2月末までの期限であるが、よくよくみれば昼ランチには適用していない。

利用時間帯が午後3時から午後11時まで。

機会があるかもと思って保管した。

ちなみに本日の支払いは3人で税込の3401円。

回転寿司店で食べるよりかは、いくらか上昇した。

(H30.11.25 SB932SH撮影)