マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

フェスティバ-ル&ビアホールにほろ酔い

2020年06月16日 09時20分09秒 | 食事が主な周辺をお散歩
待ち合せ場所はわかりやすいと思った大阪メトロ」四つ橋線肥後橋駅下車の改札口4番出口。

この日の夜公演に天王寺楽所(以和貴会)が披露される「海神への供物Ⅱ~厳島神社と天王寺楽所(がくそ)~」を拝見する場は、大阪市北区中之島にあるフェスティバルタワーホールだ。

駅改札口から降りてすぐ近く。

ホール行きに迷うことはないだろうと思って指定した。

ところが、その場はわかってもどこをどう行くかわからない。

それ以上に、改札口そのものがどこにあるのかわからないとメールで伝えてきた写真家のKさん。

滋賀県や京都府の行事を度々取材してきたKさんは不慣れな大都会の道に迷って彷徨っているらしい。

地下の通路は方角がわからなくなる。

指標は「大阪メトロ」駅の内外構内や地下通路にある。

右や左やの指示を表示してあっても目指す施設名がなかなか見つからない。

まして改札出口が何番と書いてあっても、だいたいが何番から何番まで表記。

例えば4番なら1番から8番までの範囲にある。

ほんまにその指示通りで到着するのだろうか。

大都会の地下道は迷路。

そのことを知った時代は高校生だった。

通学する天王寺は認識できた。

野球観戦に来ていた難波も知っていたが、梅田に出ることはなかった。

難波から御堂筋線に乗って梅田。

目的地は地上にあるレコードショップだった。

通行する何人もの人たちに尋ねて着いたもの。

不安でしかたなく、帰り道の駅に着くまで難儀したことを覚えている。

そのころよりかはもっと複雑になっている大都会。

高校の同窓会に出かけた数年前も、写真展を拝見しに出かけたときも迷ったことがある。

スマホを持ち合わせていない私は路頭に迷うこと度々である。

とにかく地上に出ないことにはどうにもこうにも・・。

改札口を出たところに駅構内売店がある。

店員さんに尋ねた4番出口なら、あそこにある階段を登って・・と。

階段を登るのが苦になる身体状況。

地上に出たらほっとするが、そこはフェスティバルタワーホールの南側。

土佐堀川を挟んで睨み合い、ではなく、地上に出た位置は肥後橋信号がある西側。

四ツ橋筋の西向かいに建つ高層ビルが中之島フェスティバルタワーホール。

その1階辺りに居るのではと思って歩いてみるが見当たらない。

電話を架けてここどこ。

目印があってもどこを目印にしていいやら・・。

2017年に建った中之島フェスティバルタワー・ウエストと伝えても、そこがどこだかわからないという返答・・。

そのうち手を振る人がこっちに向かってくる。

普段に見かける姿と違ってお洒落な服装にどぎまぎ。

それはともかく1階にキャノンショールームの「キャノンデジタルハウス大阪」に写真展をしているという。

時間的に余裕がある時間枠は有意義にということで拝見する写真展は「大門美奈写真展 浜」。

モノクロ映像で表現する茅ヶ崎海岸の情景。

一面は黒光りの顔で生活する海の男たち

渋い表情で視線をなげかける海に生きる漁師たちである。

もう一面は新しい環境を作り出したサーファーたち。

生活面を感じない遊びの世界の両面をとらえた写真展。

茅ヶ崎海岸の新旧を日常にある生活感で謳いあげる写真展。

中央に配した一枚がある。

真夏にもくもくと浮かぶ夏雲の向こうにそびえたつ富士山の姿が実に神々しい。

ひと通り拝見してご本人さんに聞けば、その通りですと。

うわべはそうだが、それだけではないですょ、と、言いたげなお顔。

何かを秘めたる視線を感じる。

写真展拝見などおよそ30分も滞在していたキャノンデジタルハウス大阪を離れて、さてどこへ行く。

今夜の舞台は午後5時半に開場される。

「海神への供物Ⅱ~厳島神社と天王寺楽所」鑑賞券と引き換えに座席指定券に交換する時間までを過ごす少し早めの夕食。

さて、食事処をどこにするか。

もちろん近場が一番いい。

大阪メトロ四つ橋線肥後橋駅付近にも食事処はあるが、移動に若干の時間を要する。

なら、中之島フェスティバルタワーホールの2階に・・。



引き換え場のフロアーだからすぐに行ける。

その判断と生ビールに釣られて入店したフェスティバ-ル&ビアホール



案内されたフロアーは広々。

開放感溢れるビアホールである。

数々ある食事メニューの中から選ぶ一品は・・1人前が750円のビアホールの肉オードブル盛り。

盛りは6種類。

パテドカンパーニュにスモークチキン、プロシュットデイパルマ(生ハム)、モルタデッラ(豚)、イタリア産生サラミ、コッパデイテスタ(豚ゼリー寄せ。

こんだけ盛って750円とはおそれいりやの・・鬼子母神。

メニューは2人前からの注文受付だけに丁度いい量。

お腹が膨れ過ぎたら鑑賞中に眠気を催す。

小食の私にとっては丁度いい。

酒の肴が決まればドリンクである。

カラカラ喉を潤すドリンクはもちろん生ビール。

それも780円の限定樽生クラフトビール。

まずは乾杯だ。

ごくごくごくごく・・あぁーうまい。

至福の味わい樽生クラフトビールに酔いしれる。

こりゃ何杯でもいけそうだ。

生ビールの肴はビアホールらしく旨さをぎっしり詰め込んでいる豚系、鶏系の料理。



生ハムのプロシュットデイパルマもイタリア産生サラミもぐっと濃い味。

料理の名前は頭になかなかインプットできないカタカナ文字であるが、実に美味い。

豚肉のモルタデッラも豚肉ゼリー寄せコッパデイテスタもむちゃ美味い。

ぐいぐい飲んで2杯目のビールは630円のエビス・ザ・ブラック。

コクのあるエビスビールが黒。

いわゆる黒ビール。

喉の奥で決めてくれる。

脂っこい料理ばかりでは飽きもくるからサラダで味工夫。



680円のトマトと赤玉ねぎの山菜サラダに、同じく680円のボッタルガと蕪のサラダアオサ海苔のヴィネグレット。



会話の話題は伝統的民俗行事。

Kさんが取材した行事に興味津々。

行ってみたいが地理的に遠方地。

行事が行われる時間帯に到着できそうにもない地域の内容が濃い。

ここ数か月に取材した民俗行事のあれこれを情報交換する場に賑わいの料理やビールも伴って花が咲く。

時間の経緯は・・と思いつつ、追加した料理は920円の魚タコ季節野菜のビールフリットミョウガのタルタル添え。



その間にもまたも追加のアルコール。

趣向を替えて今度はチューハイ系。

久しぶりに飲みたくなったハイボールは550円。

続いて飲んだレモンサワーも550円。

美味しい料理にアルコール。

口も弾んで時間は午後5時。

そろそろ開場と思いつつ会話も弾んでいけば外の夕景もあっとう間に変化する。

鑑賞券の引き換え時間が気になりだした。

店を飛び出したKさんが戻ってきた。

なんでもすごい人の波。

ごったがえす会場に大行列に諦めて戻ってきた。

ならば、開演時間の午後6時半までにでも、と待つことに。

その間に支払いを済まそうとしたKさん。

またもや戻ってきて鑑賞券をレジに提示したら、なんと10%割引が適用されるという。



ありがたい鑑賞券である。

支払は大岩行事に支援してくれたのだから、私の奢りと思っていたのに・・。

つい甘えてしまうのが申しわけない。

この場を借りて心より感謝申し上げます。

結局、ビアホールに滞在していた時間は午後3時半から午後6時20分まで。

あっという間の夕宴に乾杯が4杯。

これ以上のアルコール量では鑑賞に支障をきたす。



丁度いい量に、ほど酔い気分。

料理は思った以上に美味い

(H30.11.26 SB932SH撮影)