マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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魚介直送目利きの銀次住之江公園駅前店の日替わり定食と鮪三種丼

2020年06月20日 10時06分48秒 | 食事が主な周辺をお散歩
1カ月半ぶりの眼医者通い。

目薬があと1日しかないというから車を走らせた。

これまで大阪・市内中央部まで行っていた眼医者を断って住まい近くに移したから時間的にも余裕がでた。

診察は眼の検査から始まる御崎町の松嶋眼科。

待ち時間それほどなく診察も手際のいい回答でわかりやすい眼科医師。

左目が赤くなる原因はアレルギー性結膜炎。

処方する目薬をしておけば不安は取り除かれる。

眼球は綺麗で視力も問題ない。

イライラする逆さ睫毛は3本も抜いてすっきりした。

会計を済まして医院を出るまでにかかった時間はたったの30分。

如何に早いか、である。

終わった時間がキンコンカンの鳴るお昼休み、ではないが、気持ちはすっきり、余裕はたっぷり。

美味しいもん食べに連れたろかと、誘った食事処。

海鮮、魚介がいっぱいのお店が近場にある。

雰囲気的には仕事帰り、通勤帰りに一杯という来客が多いと思われる直送鮮魚を提供する居酒屋。

店名からして如何にも美味そうに思ってしまいそうな目利きの銀次は大阪地下鉄でなく「大阪メトロ」。

最寄り駅は住之江公園駅。

地上に出たところにあるが、ただ一つ心配していたのは駐車場である。

我が家の車は軽バン。

歩道を乗り越えた店の前に少しばかりの空間がある。

ここは停めてもいいのかどうか。

とりあえず先に確認した駐車はOKだった。

目と鼻の先のお店に介護のおふくろを連れていく。

一歩、二歩・・・・10歩足らずの極近距離に助かる。

入店したすべての席が・・・・空っぽ。



時間帯は正午10分。

昼休み時間帯なのに誰一人もいない。

貸し切りですわ、と笑っている店主の笑顔が実にいい。

さて、メニューである。

店主は700円の日帰り定食を推奨する。

本日の定食は牛肉のスタラー定食。

「スタラー」とは何ぞえ、である。

ピンときたのが「スタ」。

これって「スタミナ」やな。

じゃ、「ラー」は何。

ラーメンでもないというから謎。

「ラー油」の「ラー」かな。

こってりした料理が美味そうに思えたからそれにした。

ちなみに本日の定食はもう一つある。

豚カツ定食である。

お店の定食は11種類もあるが、日によってその11種から選ばれし定食。

どれもこれもできるが、すべての定食をお客さんの注文に応じて提供したら・・コストがかかる。

仕入、在庫、手間を考えたら、絞り込んだほうが経営的に得策である。

たぶんそういうことであろう。

ちなみに先に紹介した2品以外のメニュー一覧にある定食は、生姜焼き定食、とりテキ定食、鯖味噌定食、チキン南蛮、鶏の唐揚げ定食、マーボー定食、牛鍋定食、チキンステーキ定食、豚皿定食、とり天定食、カツとじ定食に本日の海鮮丼である。

おまけにご飯、味噌汁はおかわり自由。

若い人にはうってつけのおかわりサービスである。

さて、おふくろには何を提供できるのか。

実はこの日に来るまでに何度か来ていたが、来店はせずに表に立ててある立て看板メニューを見るだけ。

美味そうな料理がいっぱいあることは知っていたが、おふくろが食べられそうなメニューがあるのか、ないのかを調べるために、である。

目に留まったのは720円の鮪三種丼。

620円の鮪たたき&鮪丼・鮪漬け二種丼に780円の鮪山かけ丼がどうだろうかと思っていた。

なんせ鮪が大好きなおふくろであるが、立て看板には鮪のにぎりは見られない。

入店して希望の品がなけりゃ、戻るしかない。

気にはなっていたが、行先の食事処は初めてだけど、美味そうに見えるいろんな鮪丼があると伝えたら、行ってみようと、いうことになった。

結局、それにしたのであるが、落とし穴があった。

なんと、鮪のたたきがあかんという。



鮪の身を潰してしまうような、ぐちゃぐちゃなたたきは無用と云って配膳された鮪三種丼から取り出した。

お前が食べな、といったおふくろは、いつもの通りに小皿に落とした山葵醤油に鮪ネタを漬ける。

漬けが嫌いだというおふくろのしている行為はまさに漬けである。

一般的に漬けは醤油漬けであるが、おふくろの場合は山葵醤油漬け。

漬けた鮪を丼に戻してぱらぱらと落とした海苔をともに口に。

この鮪は色が悪いとぶつぶついいながら食べたおふくろ。

味の感想は美味しいである。

そう、このときの盛りはビンチョウにカジキマグロであろう。

赤みがない鮪は好きにならんらしいが、いざ口に入れて食べたら美味しいという。

美味しい、美味しいといいながら食べた鮪丼。

実は鮪が乗ってある上っ面のご飯とともに食べたものだから、半分以上もご飯が残っている。

ところが、なんと。

このご飯がむちゃ美味しいという。

何もつけんでも美味しいご飯も完食。

尤も牛肉のスタラー定食についていたコウコをあげたら、バリバリ食べていた。

丼には味噌汁がついている。

このお味噌汁。

味噌味噌していなからとても美味しい。

出汁が利いている味噌汁の具材は海藻ワカメ、テングサに刻みネギ。

この旨さは海藻から出る味ではなく、出汁であろう。

あまりの旨さに牛肉のスタラー定食を完食したのちに、もう一杯。

いやらしさもなくクセもない海藻味噌汁は何杯もいけそうだと思った。

さて、本日食べた牛肉のスタラー定食。



油が浮いていそうに見えた牛肉のスタラー。

牛肉、玉ねぎにダイコンサラダに刻みネギ。

これら纏めて箸で摘まんで口に。

うわぁーと唸ったほどの旨さはインパクトあり過ぎ。

旨みもコクも油も・・・。

汁がなんせ旨い。

これをご飯にかけて食べたいと思ったくらいだが、実際、牛肉のスタラーを口にほうばってご飯を・・。

むちゃ美味い。

ご飯も美味い。

おふくろのいう通りにご飯自身も美味い。

米も良いと思うが、炊き方だろうな。

ご飯がなんせ、甘みを感じるほくほくさに感動である。

こんなに美味しいとは予想外。

実はご飯を半分盛りにしてもらった。

何年か前から少食になったものだから、お腹にくるご飯の量は極力落とすようにしている。

が、目利きの銀次のご飯は食べても良いと思った次第。

ところで本日の定食に小皿が付いていた。

見た目だけでは何の料理なのかさっぱりわからない。

食べてみれば何かの肉。

コリコリしつつも柔らかく煮た肉はなんだろうか。

帰宅してからわかった・・。

たぶん豚の軟骨であろう。

美味さ抜群の味付けに刺身のツマにも盛られるダイコンの千切りであろう。

三つ葉の茎もあってとても美味しい料理はサラダでもない。

料理方法を知りたいものだ。

ところで目利きの銀次にもうどんがある。

一杯が180円の漁師節うどん。

食べてみると尋ねたおふくろは是非ともの表情。

美味そうなうどんが配膳された。

先にちょっと食べてみなと味わった漁師節うどん。



未だ買って味わったことのないうどんである。

漁師節うどんの漁師節とは何ぞえ、である。

よくよく見れば、アカメに昆布とかつお節。

これが味の決め手。

味付けはしていないと思う海藻がかつお節と交わって美味いのである。

うどん麺はつるつる。

滑らかな讃岐うどん麺が口に吸い込まれていく。

少しだけよばれてあとはおふくろに。

あれだけの量のご飯を食べたおふくろ。

漁師節うどんも完食したおふくろ曰く、丼の鮪が厚みもあって美味しかったと。

くるくる回転寿司のネタの3倍もあるという。

ペラペラのネタでは旨みがまったくなかったけど、これは良いという。

ところでおふくろが嫌がって食べなかった鮪のたたき。

これがむちゃ美味いのである。

先だって、あきんどスシローで食べた復活メニューのまぐろのおはぎ。

こりゃもう味無しメニューにあきれ返ったが、目利きの銀次のたたきは美味すぎる。

山葵をちょいとのせて醤油付け。

美味いねぁ。

たまらんなぁ。

こんなに美味しい料理を提供している目利きの銀次は、なんと株式会社モンテローザが経営母体だったとは・・・。

サラリーマン時代の若いときに作ったモンテローザのオリコクレジットカードは、今でも立派に役立っている。

たしか初めて入店した難波かそれとも出張中の東京であったか記憶にないが、お店は「白木屋」だったと思う。

モンテーローザ・オリコクレジットカードは、当然ながら、同店舗でも利用したが、レジしていた若い女店員は、積極利用はしていないという。

1年間でどっぷり貯まるモンテローザのオリコポイント。

毎年のポイント締めにJCBクレジットカードに交換してもらっている。

公共料金なども一括集約的に利用しているから交換効果が高くなる。

借金しているように思えて仕方ないから利用するときは、目利きの銀次でしか、という女店員。

そんなに効果があるなら、もっと利用してみるわと笑顔でレジしてくれた。

しかるに目利きの銀次の正式な商標登録店舗名は「魚介直送目利きの銀次」のようである。

ややこしいことに名称が似ている沖縄・琉仁の「目利きの銀次」店もあるだけに 商標登録は必須だろうな。

(H30.11.15 SB932SH撮影)
(H30.11.27 SB932SH撮影)