小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市本町の芸術文化創造センター建設予定地では整備に先立って遺跡の発掘調査が行われている。10月31日の午前中に現場見学会が行なわれたので写真を撮りに立ち寄った。今回の小田原城三の丸大久保弥六郎邸跡第Ⅷ地点発掘現場見学会は芸術文化創造センター建設予定地内で行われた。6月に廃道となった市道2197の下を中心に発掘したもので今回の遺跡調査が芸術文化創造センターの建設前の最後となる。発掘現場は廃道跡を中心に行われているために細長い形状。今回の見学会は土曜日午前中の2時間だけで、普段はトレーニング時間帯と重なるので参加は諦めていたが、この日は寝坊したのでランニング前に少しだけ立ち寄ることができた。遺跡には詳しくないが今回の調査では16世紀から19世紀前半の土坑や石組井戸などが発見されたとのこと。発掘現場見学会場の一角では、出土した陶器片なども公開されていた。往時はこの皿にどのような料理が乗っていたのだろう。足早に写真だけ撮って会場を後にしたので、詳しい解説は聞けなかったが廃道となった市道2197はまだ半分ほどが残っているので、今後もアスファルトが撤去されて発掘調査が続くのかもしれない。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )