小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



箱根湯本から風祭までの周辺エリアは下水道が普及していない地区が多く、神奈川県では段階的に整備工事を行っている。下水道管を埋設するための立坑建設工事が先ごろ市内板橋で始まった。神奈川県が整備を進めている箱根小田原幹線整備工事は、箱根湯本から板橋・荻窪を経由して扇町の右岸処理場まで下水道管を埋設する事業。事業エリアはいくつかの工区に別れていて、第3工区は板橋から荻窪地内までの約1.2km。第4工区は風祭から板橋地内までの約650m。立坑の建設場所は国道1号沿いの小田原厚木道路南側の区画で、以前は釣り人用の駐車場だった場所。箱根小田原幹線整備工事は泥土圧式シールド工法で行われ、立坑を作ってシールド機を地下に下ろし隣接する立坑まで下水道管を築造していく。今回建設される立坑は、第4工区の到達および第3工区の発進立坑。第4工区のもう1ヶ所の発進到達立坑は、国道1号風祭交差点近くに建設済。すでに風祭側から下水道管の築造が、今回建設される立坑近くまで進んでいるものと思われる。本工事の正式名称は、総合評価方式(特別簡易型(1))【県土経1-27】酒匂川流域下水道 箱根小田原幹線 4工区 到達立坑築造工事で、工費は税込223,410,000円。工事に伴い今後、防音ハウスが建設される見込み。

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