「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

3月4日 「 朝と夕方の情景 」

2015-03-04 18:45:41 | 朝の風景とその他の風景



雲に遮られた朝陽







霞んだようにボーっとしていた夕陽




今日は気温はそうでもなかったが、
風が強くてその強さで寒さを感じた。
昨日雨の中を濡れて作業したが、
今日は昨日の仕事を一からやり直すような作業だった。

ユンボとダンプを交互に乗ったが、
雨の日の土仕事は効率が上がらないうえ、
後の手直しが大変である。

「 今週は晴れが続いて欲しい 」 と強く願っている。




大分市佐賀関 「 関埼灯台 」

2015-03-04 04:20:41 | 近代化産業遺産・土木遺産


































































































所在地 / 大分県大分市黒
竣工  / 1901年 ( 明治34年 )
設計者 / 不詳
海上保安庁指定Dランク保存灯台


明治の鉄造灯台を代表する白い躯体が海峡に輝く


関サバ、関アジで知られる豊後水道。
佐賀関の突端にどっしりと座る白亜の灯台。
壁面に打たれたリベットは、この塔体が鉄で造られていることを物語る。

細部には装飾が施され、扉は木製で気品さえ漂う。
沖行く船の無事を見守る灯台にいつまでも愛情を注いでもらえるように、
明治の人々は美というエッセンスを注いでいるのである。

日本に7つ残る明治期の鉄製灯台の中では4番目に古い明治34年初点灯。
円を半分にしたような独特なスタイルは、北九州の部埼灯台などと似て、
塔体の足元を抱きかかえるように塔屋が弧を描いて廻っている。

灯台の腰には回廊が設けられ、
持送り ( 回廊を支える腕の部分 ) には、透かしのある装飾が機能美を見せつける。
これが繊細な黒い手摺りとともに灯台のアクセントとなっている。

東西南北の文字を配した風見。
レンズを覆う灯火台のガラスフレーム。
様相の麗人を思わせる明治期の灯台は、たった11mしかない背丈ながら、
十分な存在感を表している。

敷地内には灯台守のいた頃を偲ばせる建物跡が残り、
100年以上も海峡を見つめた歴史の重みを纏っている。

心を打つ岬の風景を見に、
桜の季節には花見を兼ねて訪れたいと思っている。
明治34年のプレートが誇らしげに輝く白い灯台が歓迎してくれるだろう。


灯台表番号 / 4979
ふりがな / せきさきとうだい
標識名称 / 関埼灯台
所在地 / 大分県大分市  ( 関埼 )
北緯 / 33-16-00 ( 00.2 )
東経 / 131-54-08 ( 07.9 )
塗色 / 白色
灯質 / 等明暗白光 明3秒暗3秒
光度 / 5600カンデラ
光達距離 / 12.5海里
地上~頂部の高さ / 11.01m
平均水面上~灯火の高さ / 69.59m 
地上~灯火の高さ / 7.72m
業務開始年月日 / 明治34年7月20日
現用灯器 / 高光度LED灯器 ( 白 )



大分県中津市 「 悲しい馬たち 」 展

2015-03-04 04:19:41 | 日記 ・ イベント



個展 「 悲しい馬たち 」 展のパンフレット







個展が開かれている 「 小幡記念図書館 」




今日からいよいよ個展 「 悲しい馬たち 」 展の開催である

昨日、午前中も雨に濡れて仕事をした。
雨で休みになった午後から大分県中津市にある 「 小幡記念図書館 」 に
展示作品17点とイーゼルなどを搬入に行った。

絵と詩を融合させた個展だが、
競走馬の末路にはそんなに興味のある人はいないだろう。
でも、ひとりでも多くの人に観てもらいたい。

そうそう、熊本市現代美術館では、
熊本市民美術展に出展したボクの作品が8日まで飾られている。

そのうち、中津の個展と熊本の展覧会の情景を掲載したいと思っています。