「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

福岡県柳川市 「 立花伯爵庭園 / 御花と松寿園 」

2015-03-11 04:29:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



































伊藤伝右衛門邸や蔵内邸。
それにホテルニュー田川などの庭を思わせる松寿園。

柳川藩5代藩主、立花貞俶 ( さだよし ) は政務の疲れを癒し、
家族と和やかな時を過ごすための場所としてこの地に別邸を設けました。
当時この辺りは 「 御花畑 」 と言われていたことから
柳川の人々は親しみを込めて 「 御花 」 と呼ぶようになりました。
明治時代になると立花伯爵家の邸宅となり十四代当主寛治 ( ともはる ) は
明治42年~43年にかけて迎賓館としての西洋館と
それに続く和館の大広間という当時流行の形式の邸宅を整えました。
クロマツに囲まれた華やかな池庭 「 松寿園 」 は昭和53年、国の名勝に指定されています。



福岡県柳川市 「 さげもん / 御花 」

2015-03-11 04:28:41 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣































雛飾りのお雛さまは、日田で見たことがあるが、
実際に 「 さげもん 」 を目の当たりにするのは初めてであった。

さげもんは、福岡県柳川市に伝わる風習で、吊るし飾りのひとつである。

女児の生まれた家庭では、その一生の幸せを願い雛壇は父方の実家から、
さげもんは母方の親戚、母、祖母が用意する。

正式には約40センチの竹輪に赤白の布を巻きつけ、
細工ものと柳川まりを交互に7列7個の49個をつるし、全高は1m50センチほどになる。

人生50年と言われた時代に女性は一歩引いて49年と配慮した意味を含ませ、
さらに中央に特大柳川まり2連を加え計51個とする事により、
人生50年よりも長生きできるように願をかける。
これを初節句の際、雛壇の横に左右対で飾る。
現在では簡易型の5列5個毬1やガラスショーケースに入ったものもある。


元々は奥女中の嗜み教養のひとつとして、
お姫様が生まれると琴爪入れなどに使う袋物を姫様の健やかな成長を願い
繕い贈ったのがはじまり。
やがて吊るし雛へと型を変え柳川まりとともに伝承されてきた風習である。
また彼女らの里帰りを通して庶民にも伝えられた。

裕福な家庭は雛壇をさらに豪華にひきたてる為、
部屋中にさげもんを飾りつけ客人を招いた。
あるいは雛壇を用意できぬ家庭でも、
その代わりとして布団ハギレで縫い合わせ心をこめた初節句の祝いとした。



「 ふんわり鏡月 ・ アセロラ 」

2015-03-11 04:27:41 | 泡盛 ・ 焼酎 ・ 酒








一昨日、雨の中を仕事した。
午前中で終わったが、冷たい雨に打たれて一気に風邪気色だ。
そんな体調なので昨日休もうと朝から電話を入れると、
「 〇〇も風邪で休むからどうしても出て欲しい・・・ 」 と先手を打たれた。
頭や喉も痛かったが、仕方なしに現場に出た。
雪混じりの突風は容赦なく吹き付けて、いっそう具合が悪くなった。
それは、「 もう我慢できん! 」 と思うほどだった。

結局、抜けるに抜けられない状況と雰囲気のまま5時まで仕事をした。
疲れよりも寒さとの戦いだった。

芯から冷え切ったカラダを温めたいと思ったから、
帰ってお湯割りで 「 鏡月 」 を飲んだ。
それは疲れたカラダに染み込んで一気に眠気が襲った。
風邪はもちろんだが、疲れた時は眠るに限る。


湯気から甘酸っぱい独特な風味が漂う・・・

たまにアセロラが欲しくなる時がある
あの甘酸っぱいような
独特な味が欲しくなる

泡盛じゃなくて
たまには
変わった物もいいだろう

疲れた時の
一杯として・・・