象の頭に人の体を持つヒンドゥー教の厄除けの神ガネーシャ。
その生誕を祝い、インド西部を中心に
8月末から9月始めごろにかけて開催されるのが 「 ガネーシャ祭り 」 である。
祭りの期間中多くの寺院で祀られたガネーシャ像は、
祭りの最終日には太鼓を打ち鳴らす音楽隊に先導されて、
川や海へ人々から取り除いた苦しみとともに
自然へと帰っていく。
そんな 「 ガネーシャ祭り 」 の作者である
ジョヘン・タン ( シンガポール ) は、
1990年代後半から砂像彫刻家として活動を始める。
2011年バージニアビーチ大会(アメリカ)優勝。
砂の彫刻世界選手権大会(南さつま市)優勝。
2013年ワシントン大会(アメリカ)優勝。
その他大会においても数回優勝するなど、
様々な砂像彫刻大会にて優秀な成績をおさめている。
日本では吹上浜砂の祭典(南さつま市)、
砂の美術館(鳥取市)、あしや砂像展2015、2016に制作参加している。