「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

ふきのとう

2007-02-01 | いとしき草花たち

  
花畑の片隅にフキノトウがひとつ。去年の夏、一株植えた蕗から立ちいでました。
フキノトウには雄花と雌花があるので、これはどちらだろうか、といろいろ見比べてみましたが、これは、雄花のようです。
春浅い頃、田舎の日当たりの良い川のほとりの崖に、まだかなと、よく探しに行ったものです。黒土が太陽の光と熱をホカホカとふくんで、その場所に、まっさきに春の使者をつかわすのです――やわらかな黄緑色の蕗の薹!
熊が冬眠から覚めてまっさきに食べるのがフキノトウだと、椋鳩十さんの童話で知りました。
人間はというと――こまかく刻んで、油でいためて、味噌と砂糖とみりんと削り節を加え、さらにいためて、蕗味噌にします。これが軽井沢流、否、umeさん流の味わい方。温かいご飯によく合います。
 さて、たったひとつのフキノトウ、どのようにいたしましょう。
てんぷら、味噌汁の吸い口?? ・・・ああ、考えているうちに薹がたってしまいそう。
    (もうすこし早い時期に見つければよかったのですが・・・。)
     ほんのちょっぴり蕗味噌を。味噌が大目で、風味がイマイチですが、
     春の香りをいただきました。
                  

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする