「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

いとしのカステーラ

2007-02-17 | 日常の小さな喜び&こころ便り
       
久しぶりに出会った、いとしのカステーラです。10年も前、美濃の岩村町の方からいただいて以来、ファンになりました。
この松浦軒のカステーラは――寛政年間、長崎に赴きオランダ人から蘭学を学んだ岩村藩の医師・神谷雲沢が、製法も習得し、御用菓子司の松浦家伝えたもの。
今も昔ながらの製法で作られているそうです。甘すぎず、べたべたしない、混じりけのないその素朴な味わいがなんともいえません。雑誌「サライ」にも紹介されていましたので、ご存知の方も多いと思います。

三越デパートや高島屋に行ったときは、かならずチェックしますが、入荷日が決まっていて、その直後ぐらいでないと、なかなか手にはいりません。何より、そのかわいい価格も、人気のひみつかも。消費税込みで、410円なんですよ。納得でしょう。
今日(16日)は「清川教室」の帰り道、速攻で高島屋に寄り、運よく手にしてレジに並んでいると、すぐに、前のかたから話しかけられました。
「あっ、それおいしいんですよね。素朴なあじわいで・・・」
二人思わず、”素朴”のところで、口が揃ってしまいました。
帰りがけには、すでにカステーラを手にしたそのかたがレジのところに。
家に帰ってから、魚河岸茶にカステーラで、一息いれました。
やさしい甘さが口中にひろがります。
グルメとは縁がないけれど、慎ましやかな和で締めた一日でした。
コメント (4)
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