「カラマツの下の花畑」・・・・♪

軽井沢での子供時代に作った落葉松の下の花畑ーー心は今も~!「草花」「99歳の軽井沢物語」「葛西スケッチブック」ほか。  

最近のヒヨ

2007-02-24 | 葛西スケッチブック

   黄梅
いつまでもごはんが出ないと、このように手すりに留まってずーっと待っています。それでも出ない時には、洗濯ハンガーの上に留まってゆらゆら。私がやっと気がついて出て行くことになります。真ん中のは、ようやくご飯にありつき、手すりから下の床に降りて、パンくずを食べています。すぐ真下です。
「ヒヨちゃん、頭がぼさぼさですね。その上、ほっぺたに花粉がついてますよ」
(ケータイで、画像が良くありません。ごめんなさい。やはりデジカメはあらまほしきかな)

                                 ◆ ◆ ◆
よそのお宅では、貴重な椿のつぼみに穴をあけられたり、花のつぼみを食べられたりと・・・ヒヨ被害が多いようです。わがベランダは今のところ、ヒヨ好みの花を置いていないので、被害は免れています。が~、かつては、黄梅のつぼみや、ミニシクラメンのつぼみをデザートにされて、くやしい思いをしたことがありました。
母は、昔畑をつくっていた頃、虫や鳥に荒らされた野菜を見て、「虫だって食べなきゃならないものねえ~ 」と、よく言っていたものです。でも、楽しみにしていた花を食べられたときには、「にっくき、ヒヨめ~!」で、とてもそのような心境にはなれません。
今お出ましのヒヨちゃんが、そのときのヒヨかどうかは、よく分からないのです。
”確証なきものは罰せず”というわけで、毎日来るヒヨちゃんと、なんとなく仲良しです。


                                     
                                 Hさんにいただいた{モミジバゼラニウム}が、こんもり島のように増えました。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傘がさせない

2007-02-18 | 日常の小さな喜び&こころ便り

小雨が降り出した夕暮れ、近くのスーパーまで買い物にいきました。
ミニ傘をさして家の傍まで帰ってくると、暗い歩道をほんのわずかずつ、ゆっくりゆっくり歩をすすめていく小さな人影が現れました。
片手に杖、片手にはショッピングカートを引いた、ニットの帽子をかぶったお年寄り。
彼女は傘をさしていません。いえ、両手がふさがっていて、させないのです。
できるならば、他人の手を借りずに、やれることは、できるだけ自力で――、と、頑張っておられる方なのでしょうね。私自身も、将来は、きっとそう願うことでしょう。

最近、こんなお年よりをよく見かけるようになりました。
だけどね、ふだんはそっと見守りながら、でも、大変な時には、当たり前の顔して、遠慮なく頼めば、手を差しのべてくれる身近な相互システムがあったらなあ。少しは助けになるのに。
小降りといえど、濡れて行くには気持ち悪いくらいの雨の中。けっして他人事ではないシルエットを足早に追い越しながら感じた雨の夕べ。
                   

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いとしのカステーラ

2007-02-17 | 日常の小さな喜び&こころ便り
       
久しぶりに出会った、いとしのカステーラです。10年も前、美濃の岩村町の方からいただいて以来、ファンになりました。
この松浦軒のカステーラは――寛政年間、長崎に赴きオランダ人から蘭学を学んだ岩村藩の医師・神谷雲沢が、製法も習得し、御用菓子司の松浦家伝えたもの。
今も昔ながらの製法で作られているそうです。甘すぎず、べたべたしない、混じりけのないその素朴な味わいがなんともいえません。雑誌「サライ」にも紹介されていましたので、ご存知の方も多いと思います。

三越デパートや高島屋に行ったときは、かならずチェックしますが、入荷日が決まっていて、その直後ぐらいでないと、なかなか手にはいりません。何より、そのかわいい価格も、人気のひみつかも。消費税込みで、410円なんですよ。納得でしょう。
今日(16日)は「清川教室」の帰り道、速攻で高島屋に寄り、運よく手にしてレジに並んでいると、すぐに、前のかたから話しかけられました。
「あっ、それおいしいんですよね。素朴なあじわいで・・・」
二人思わず、”素朴”のところで、口が揃ってしまいました。
帰りがけには、すでにカステーラを手にしたそのかたがレジのところに。
家に帰ってから、魚河岸茶にカステーラで、一息いれました。
やさしい甘さが口中にひろがります。
グルメとは縁がないけれど、慎ましやかな和で締めた一日でした。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆきずりの猫たち◆佐竹茉莉子写真展

2007-02-14 | 日常の小さな喜び&こころ便り

 
      ゆきずりの猫たち
      佐竹茉莉子写真展
     2007年3月1日~3月24日
        <火・水休み>
        12時~20時
       (日・祝は~19時)
        
カフェ・ド・アクタ
       埼玉県川口市栄町2-8-4
      tel・fax 048-253-7555
           (駐車場なし)

 

 



                                
♪ライターの佐竹茉莉子さんは超のつく猫好き。
その佐竹さんが、取材のかたわら、街で出遭ったノラ猫たちをコンパクトデジカメで撮り貯めた、写真展です。
いつも心に響く深い記事を書かれている佐竹さん。猫たちへの思いもきっとそのように、画面をとび超えて香り出しているのでしょう。
       
◆ノラという生き方を引き受けた”ゆきずり”の猫 たちのいじらしさ。問わず語りに猫たちの物語を話してくれる土地の人々。その向こうには、かれらの人生もほの見えたと・・・。◆何気ない日常の中に漂う旅の香りも、ぜひ味わいたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンデス Or インカ ?

2007-02-14 | 日常の小さな喜び&こころ便り

          ああ、このところ閉じこもりきりで、花がないなあ。今日は雨。
                 せめてジャガイモの花でも。

   馬鈴薯の うす紫の花に降る 雨を思えり 都の雨に    啄木

                       ◆◆◆

ずーっと以前に偶然に、「インカの目覚めという名前のジャガイモを見つけたと思ったら、つい先日には、「レッドアンデス」というジャガイモに出会いました。
どちらもジャガイモにとっては、故郷の地名を冠せたネーミング。
今回も、「きっとおいしい!」と興味と期待を持って即ゲットしました。
翌日には、久しぶりに店頭に現れた「インカの目覚め」も、求めてーー。
さて、味や食感はどう違うのでしょうか。
もともとがズボラな性格ゆえ、エーイ、二つ一緒に煮ちゃえと
(本来は、皮付きのままがいいのでしょうが、皮をむいて、大切りにして、水から煮ました。)

 
レッドアンデスーー皮がピンクがかった赤。中身はやわらかな黄色です。
「インカ」よりも短い時間で、煮崩れました。ホクホクさらさらとなめらか。画像は
http://www.vkitchen.jp/shopdetail/006000000006さんより





インカの目覚めーーメイクイーンに似た形。皮色は普通ですが、切ると中は、鮮やかな黄色です。
「アンデス」が煮崩れても、まだ形を保っています。こちらはほっくリ。お菓子のような甘みも。

どちらもおいしーい。 
画像http://www.jrt.gr.jp/var/i_mezame.htmlさんより

 そこで、ポテトサラダを作ることにしました。「インカ」は少し形を残したまま、「アンデス」と一緒にして、定番野菜を加えてマヨネーズで和えました。
ほっくリインカを、ぐるっとさらさらアンデスがやさしく包んで、とってーも滑らか いい食感でしたよ。ビシソワーズもいいな。
アンデス Or インカ ? ではなくて、どちらも強ーくおすすめです。 

◆翌朝、ゆでたままのものを付け合せに出したら、「ん、このジャガイモおいしいね」と言いましたよ。ふだん無関心のひとが。
別にジャガイモ農家の回し者じゃありません。念のため。でも、時季的なものでしょうか、あの後、さっぱり、アンデスにも、インカにも出会えません。出会ったときが、お買い時。旬をいただきなさいということでしょうか。(2月9日記)
♪ジャガイモの花は、ルイ16世がパーティーの折、マリー・アントワネットに付けさせた花だと言うことを知りました。(北信州の道草図鑑 )
そういえば、子どもの頃見たその花の印象は、なんだかとってもきれいな花のように思えました。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする