新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

6月26日の朝日新聞「埼玉文化」に駄句が選ばれた。励みになる。

2009-06-27 12:39:18 | 日記
●父の日や軽き句手帳届きたり

○強さあり清楚に咲きし著莪の花

●女専車の終えし車輌の梅雨香り

○亀の喉膨れて凹む梅雨晴間

●四葉ありまたまたあるや梅雨晴間

○釣鐘草虫よ遊ぼと呼びており

●青田圃豊年海老は雲摑む

★イレブンの影も練習風薫る(6月26日 朝日新聞 埼玉文化 鎌倉佐弓先生選)

ジムで少しずつ運動を始めた。額から落ちる汗に命を感じる。基礎体力を付けることだ。

2009-06-20 09:05:56 | 日記
●五月闇走り抜けたる赤色灯

○義母愛でし紫陽花に露三十三回忌

●梔子の香りの呼びし雨夜かな

○青梅やはちきれ過ぎぞ破裂すな

●鉢舞台見得を切たる杜鵑花かな

○青梅を落とせば枝葉跳ね上がる

●立葵咲き重ぬれば空に入る

★紅要猛る若葉に雨降りぬ (NHK学園 俳句文法のツボ 若井新一先生評価句)

妻が葉の上に二つの赤い突起のような花を付けた植物を持ってきた。調べているが名が分からない。

2009-06-06 12:04:38 | 日記
●梔子香夜陰湿りの運びくる

○ゆすらうめ一粒なるも一枝賭す

●未央柳千手の包む一雌花

○浦島草木陰の先に日の差しぬ

●摘みなば乳首のごとし蛇苺

○捻花やメービウス帯でありにけり

●植木鋏砥ぎ光らせし走り梅雨

★高きより匂いくるもの桐の花
(NHK俳句入門 評価A 添削・佐久間慧子先生)