新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

11月に雪が降るのは54年ぶりだそうだ。寒く、気温も1度。異常気象に体が付いていけない。

2016-11-25 09:47:18 | 日記

   ○木枯や陶狸のふぐり泰然と

   ●十二月トラックで来る飛脚かな

   ○凩が路地に追いやるレジ袋

   ●駆け付ける護衛おらねど枯野行く

   ○日向ぼこ牢名主ごと座りをり

   ●冬草を食べる猫をり医者要らず

   ○年の瀬や片靴下の神隠し

亀が冬眠しようか迷っている。今日みたいに寒いとほとんど仮死状態。土床を用意してあるので、この寒さだったら寝かせてしまおうか?

2016-11-11 11:32:15 | 日記
  

   ○三毛猫が茶の花揺らし抜け出づる

   ●寝静まる夜中の町に猫の恋

   ○菊の花じゃんけんぱあがぐうに勝つ

   ●湯豆腐の滾りて震度5強なり

   ○初雪の吾子寝てる間に止みにけり

   ●緑葉に積もり初雪宣言や

   ○小春日や駝鳥も走る高速道


ようやく秋らしい、さわやかな日が来た。朝の冷え込みはきついが、日差しが気持ち良い。菊の蕾も一気にほぐれだした。菊薫る秋だ!

2016-11-04 09:55:15 | 日記


   ○それぞれに生きた証の枯葉散る

   ●小春日や三猿教え忘れるな

   ○人恋うて枝弛みをり実むらさき

   ●地下鉄の地上に出でば小春の日

   ○踝を寒風の刺す枯野かな

   ●紙飛行機梨特売の赤き文字

   ○秋深し自己主張する時計たち