“小春日や象の頭の産毛揺れ”の句が新聞に掲載された。今年も楽しい句を詠みたい。 2016-01-29 21:45:33 | 日記 ●雪掻きの妻の長靴赤勝負 ○雪女忍び込みたり睡魔来る ●雪晴の一夜の町は眩しかる ○日脚伸ぶ一本多く泳ぎたり ●予報士の白きセーター寒波来る ○電柱の無き初空や小江戸かな ●シクラメン父にとってはデイサービス
寒い。寝てても寒い。ジムのプールを出れば寒い。でも、心は温い。 2016-01-22 22:01:01 | 日記 ●きっちりと年改める電波時計 ○フリッカーする部屋灯(あかり)冬至の日 ●大寒やデータ失い打ち直す ○羽ばたいて飛立つとき来シクラメン ●パンジーは雨の降りても笑顔する ○シクラメン咲くは嬉しと歌いけり ●香る日を陽と話し合う沈丁花
ここ三日、冷下の朝だ。急に寒くなって体にこたえる。元気は元気だが。 2016-01-15 17:08:34 | 日記 ●枯れ欅散らし忘れの鴉の巣 ○着膨れの服の中心我が痩身 ●菜園に妻の脛似の大根引く ○転生の叶いし亀は冬眠中 ●日を受けて香り醸造沈丁花 ○人参を引きて選ぶは悲しかり ●大きなる大根引きぞ家族来よ
桜草が花を咲かせている。「桜草蜜吸う予約受付中」(今日の朝日新聞埼玉俳壇) 2016-01-08 22:19:56 | 日記 ●冬草の光を追いて爪立ちぬ ○飼亀の冬眠中に水槽買う ●寒犬の身動きもせずコンビニ口 ○トリミングされて服着て冬の犬 ●テーブルで妻と向き合い賀状書く ○ベランダの妻の満面初日差す ●元日やペットシヨップは休めども
六回目の年男。体をケアしながら、前向きに生きていきたいものだ。 2016-01-01 10:34:10 | 日記 ●冬うららなれど疲れぬ春画展 ○園庭を走り回るや林檎の柄 ●鯛焼きの同じ向き向き売られたり ○金の生る木に控えめの花咲きぬ ●冬の蜂飛ばねば単に標本ぞ ○熱燗を一人ごつ言い酌みにけり ●きっちりと年改める電波時計