新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

台風に何度も痛めつけられた菊が色とりどりに咲きだした。花も香りも心を癒してくれる。

2017-11-24 09:50:21 | 日記
  
  ●麦の芽や乏しき光分けあいぬ


  ○短日の諍いごとに悔い残し


  ●汚染地に八つ手の花の弾け咲く


  ○蟷螂の腹窓越しに見てしまい


  ●たわわなる柿の木ぐっと支えたり


  ○三世代河原を占拠芋煮会

  
  ●散歩する犬の頭に木の実落つ

今朝は寒かった。療養中の身には応えた。ただし、飼亀はまだまだと「冬眠」の素振りも見せない。

2017-11-17 10:43:44 | 日記
  
  ●富有柿剥かんとすればむっとする


  ○三毛猫を膨らませてる秋日和


  ●小春日や仔犬は服を脱ぎたがる


  ○手長猿にも届かぬや空高し


  ●豚の子のひたすら寝てる秋日和


  ○三世代家族賑わし虫の秋


  ●なまけもの小春の日こそ怠ける日

入院のため2週間休んでしまった。今は退院して、俳句の詠める幸せをつくづく感じている。

2017-11-09 17:11:27 | 日記
  
  ●小春の日一足立ちのフラミンゴ


  ○コスモスが今日の目玉やフロリスト


  ●七階の病室よりも天高し


  ○豚の子の重なり寝てる秋日和


  ●擦り切れるまで町走る枯葉かな


  ○酉の市妻とはぐれてしまいけり


  ●日向ぼこ共に白髪の自撮りかな