遅ればせながら暑い日がやってきた。晴れればすぐ30度を超える。持病ある身には、この落差が堪える。 2017-08-25 09:11:50 | 日記 ○厠にて出会いし記憶かまどうま ●もう一本ビールを買いに行く夜長 ○知恵の輪を解くに忘我の夜長かな ●マンションの窓は生きをり夜長かな ○屑籠の紙の解れる夜長かな ●休む枝探して飛ぶや赤とんぼ ○秋めくや首を回せば骨の音
青空が見えない。ジムの洗濯物が乾かない。暗い毎日で気分が乗らない。こんな夏、初めてだ! 2017-08-18 09:12:20 | 日記 ○止まる枝探して飛ぶや赤とんぼ ●秋風や首を回せば骨の音 ○振り向けば背中に来てる秋の風 ●秋はもう杉玉吊るす割烹屋 ○秋刀魚買い野菜売り場に回りけり ●この秋も鶏頭咲けど二三本 ○来る秋や菊の蕾に皹走る
涼しい毎日が続いて助かる。が、もう8月も半ば。夏本来の暑さが来ないことは、何か嫌な事が起きる前兆のような気がする。 2017-08-11 09:47:04 | 日記 ○片蔭の古本街に宝あり ●土用の日うなぎの「う」の字目が付きぬ ○糠味噌に胡瓜を漬けて夜祭ヘ ●遠雷や電動自転車ギアチェンジ ○水遣りのホースに蛇の姿見る ●地下街の七夕竹は空欲しと ○ぽってりと咲き撓う枝百日紅
八月になっても涼しい日が続く。我々には過ごしやすくて良いのだが、暑い時には暑くないと、何か良くないことがある気がする。 2017-08-04 10:02:01 | 日記 ○ありじごく遠雷察知動きをり ●にいにい蝉歩きながらも鳴いている ○口笛の掠れがちなり炎暑かな ●紅蜀葵一日だけの大文字 ○おんぶばった負われているは雄である ●駆け乗り来座り扇子をぱたぱたす ○歳時記の下巻を捲る秋隣り