新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

梅雨明けとはいえ、連日雨模様だ。腰痛もさっぱりしない。せめて作句でシャキッとしよう!

2009-07-25 12:06:17 | 日記
●のうぜんの選びし木より花こぼれ

○炎昼の大仕事なり留守居番

●表葉の垣間見せたる風知草

○そぞろ出て歩み止めしは屁糞葛

●縮みたる命引き出す葉鶏頭

○紫陽花を燃やし尽くすや四十度

●のうぜん花腰をさすりて見上げたり

梅雨明け宣言と共に「真夏日」が来る。夜の頻繁の寝返りは腰に負担がかかる。辛い季節だ!

2009-07-18 13:07:08 | 日記
●実に急かれ枝探しする茄子の花

○梅雨明けやスクランブルに影一千

●梅雨明けぬ白雲窓にはみ出しぬ

○隙あらばここぞと咲くや百日紅

●梅雨明けや漆黒の影重なりぬ

○灼熱にフリルで出づる百日紅

●青柿や落ちて知らせる実りかな

 
★梅雨寒や僅か甲羅の動きたる(NHK 俳句文法のツボ 若井新一先生評価句)

10日に65歳になった。俳句の勉強をしてきて良かったと思う。感性だけは衰えさせたくない。

2009-07-11 11:37:19 | 日記
●雀らよ喉痛めるな半夏生

○青梅の重さ残りし掌

●戯れか妻の放ちし草矢過ぐ

○押し合いて空き地溢れる藜かな

●白靴のますます白し梅雨晴間

○花火待つベランダ花も片付けぬ

●妻の留守毛虫殺める決心す

 ★梔子の香りの呼びし雨夜かな(NHK学園 俳句実作 加藤光樹先生 A評価句)