新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

春一番が吹き20度を越えた。もうじき亀も目覚めるだろう。あと一月か!

2011-02-26 10:40:34 | 日記
 ○空冷のポルシェエンジン春うらら

 ●窓開けば春が揃いて押し入りぬ

 ○踵下吹き抜けて行く春一番

 ●嬉しくもこのチョコレート如何にせむ

 ○繁縷花十弁揃え真白なり

 ●春一番枝握りしむ小鳥かな

 ○おのおのの芽を包みたり春日和

  ☆大根の葉の吹き上がる大地かな>>>>NHK学園俳句実作、若井新一先生
   優秀評価句!

山鳩の夫婦が来る。やたら人懐つこく餌をねだる。いけないとは思うが、餌を与えてしまう。

2011-02-18 19:30:25 | 日記
 
 ○梅の香の梅の香の中流れ来る

 ●植え枡にあふるる繁縷都心かな

 ○ゆで卵するりと剥けし春立つ日

 ●水仙の周りわははの笑い声

 ○長靴の皹に浸みこむ春の雪

 ●鮪粗捌く妻の手白きかな

 ○余寒来て赤色灯の騒ぎけり

一歩も出ないで家に篭った。久し振りにKenny Gを聴きまくった。新鮮だ!

2011-02-11 15:31:45 | 日記
 
  ○ダリ活けし枯蓮水に映りをり

  ●予告なくチューリップの芽土抜ける

  ○定年や猫の手になる年の暮れ

  ●太腿の山蹴り上る初駅伝

  ○大寒やトマトの弾く水痛し

  ●植え枡に春の雑草競い出づ

  ○笹鳴や迷路の枝を渡り来る

  ☆初笑い厨と厠書き違え

青梅梅林に行った。梅はまだだったが、蝋梅が満開で芳香に心が洗われた。

2011-02-05 09:54:34 | 日記
  ○ボディービル映す鏡に風光る

  ●小日向と呼ばれる町に福寿草

  ○鬼の面豆当てられて目をつむる

  ●初富士の両裾乗せる堤かな

  ○日の差せば昼星になるいぬふぐり

  ●着膨れて浮世の義理を逃れたり(富安風生には、なれぬ)

  ○脈乱れ来れど生きてる去年今年