先日学生時代の友人と会食した。もう50年の間柄だ。それぞれ何らかの病を抱えているが、年の割に元気だった。 2017-09-29 09:22:59 | 日記 ○稔り穂の刈られ田広し鰯雲 ●生検の結果を待てば小鳥来る ○梨剥けば刃先に当たる秋気かな ●木犀の香りに杖を突かず入る ○吾亦紅文字に書けない色をして ●鬼やんま寄るな危険の模様して ○大根引き地球に穴を残しけり
先月落した携帯が見つかったとの連絡があった。ある警察署まで受け取りに行かなければならないが、日本人て偉い! 2017-09-22 21:27:53 | 日記 ○子は親を違えず群れる稲雀 ●南天の赤を深める時雨かな ○瓜坊の縞を真似をりからすうり ●ジョギングの妻と並走秋の風 ○我欲しや眼鏡に替る蜻蛉の目 ○稔田にローターの風オスプレイ ●夕焼けに溶け始めたる烏瓜
玉簾の白い花があちこちで咲きだした。環境も違うのに、一斉に咲きだすのは何か生命の神秘を感じる。 2017-09-15 09:45:41 | 日記 ○木犀の香りに杖を立て掛ける ●運動会応援に来る赤とんぼ ○ジョキングの妻のあと追う秋の風 ●無花果は蜂、虻、蟻を招きをり ○秋うらら自転車忘れ帰宅せり ●路地曲がる度に咲いてる玉簾 ○我欲しや眼鏡に替る蜻蛉の目
携帯を無くした。手を尽くしたが見つからなかった。新しいのを買ったが、設定がややこしくて悪戦苦闘! 2017-09-08 08:50:55 | 日記 ○口が枡迎えに行くや今年酒 ●銀杏を拾う度胸は無かりけり ○木犀の香りに杖を立て掛ける ●雨降れど命を惜しみ蝉の鳴く ○冷奴絹と木綿を半々に ●虫の声聞きて寝るたび齢増す ○吾子の描く花火画用紙飛び出しぬ
今日から九月だ。この夏は曇りや雨の日が多かったから、実感として夏を通過してきた気がしない。 2017-09-01 08:59:28 | 日記 ○虫の声聞きて寝るたび年加う ●肩車されたる吾子に飛蝗来る ○秋めくや井戸端会議再開す ●包む手を蝗の足が蹴りにけり ○地獄出で天使になるやうすばかげろう ●虫の声突然止みて闇残る ○秋澄みてメタセコイアは空に入る