亀が岩から降りない。空気の方が水より暖かいのだろう。人間にもこたえる寒暖の差の毎日! 2013-03-30 09:48:09 | 日記 ●海牛の踊るごときの春衣装 ○咲き急ぎすこし白めの桜かな ●かめのえさと言うフードを子亀食ぶ ○軽鴨の潜りて見せる足まぶし ●パンジーの微笑み人を優しくす ○地下鉄の地上に出でて花あかり ●朧夜の猫の鈴音来て消えぬ
桜の開花の次の日、亀が冬眠から覚めた。亀の体内時計はコンピューターより精巧だ! 2013-03-23 10:28:03 | 日記 ●春昼やあくびしながら猫の行く ○亀めざむ二十五回の冬重ね ●春はやて二国の砂塵撒き散らす ○うららかや猫を撫ぜれば目を閉じぬ ●芽あじさい色の楽しみ育てをり ○芹摘みや妻と離れてしまいけり ●三月は三月の香やじんちょうげ
連翹が咲き出した。蕾は黄色と思っていたが少し緑がかっている。今日の暖かさでたくさん咲くだろう。 2013-03-16 10:07:10 | 日記 ●春の蚊のミロの絵から飛び立ちぬ ○永き日や炊飯ボタンあわておす ●さくら咲くたび思い出の人増えし ○茎や立ついざ葉牡丹よ花咲かせ ●何ごとも無きが幸せ春入日 ○永日の母の繰り言聴きをりぬ ●てんと虫葉の縁まで来戻りけり
沈丁花が一週間遅れで咲き出した。甘い臭いが漂ってくる。沈丁花はやはり香りの花だ! 2013-03-09 08:48:15 | 日記 ○啓蟄やミロの絵過ぎり蚊の飛びぬ ●朧月かぐや姫去る気配かな ○茎立やいま花咲かす時きたる ●新社員あしおと空に響かせて ○日本を咲き継ぐさくら美しき ●口ばかり騒いでをりぬ雀の子 ○花粉症ティッシュのごとくマスク買う
朝日俳壇と朝日埼玉文化に入選した。驚いた!交通事故に合わぬよう気を付けよう。 2013-03-02 09:29:39 | 日記 ●春一番自転車ドミノしたりけり ○さくらそう三日見ぬまの二段咲き ●かるがもの哀れ足だけ綺麗なり ○蛇穴を出て振り向かず進みけり ●冬川に議員候補の顔ポスタ ○皹の手で妻はだまつて林檎剥く ●梅の蕊ふくいくたる香吹きてをり ★俳壇入選 片栗の一花寂しと群れて咲く(長谷川 櫂選) ★文化入選 日のうましおおいぬふぐり騒立ちぬ (鎌倉佐弓選)