新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

毎年書くが、ばいかうつぎの白が眩い。宇津木の仲間は散るのが派手だが、清い白が好きだ。

2016-05-27 21:53:56 | 日記

   ○蟻地獄幼(おさな)のように覗き込む

   ●梅雨闇やクレーン動き恐竜に

   ○バス待つも楽しからずや揚雲雀

   ●この堤つづくかぎりの杉菜かな

   ○駅前に丸ポスト立つ昭和の日

   ●山吹のブロック抜けて咲にけり

   ○薫風に切手を貼りて投函す

二階のフラワーボックスのゼラニュームが咲き出した。真紅、ピンクと鮮やかな色だ。

2016-05-20 10:21:51 | 日記


   ○梅雨晴間日傘にならぬビニル傘

   ●子蟷螂たらりたらりと落ちにけり

   ○薫風も投函される丸ポスト

   ●青葦のそよぎに風の姿見る

   ○吾子帰る四葉クローバ指に持ち

   ●堤行く我を離れぬ杉菜かな

   ○母の日や橋下の子で我あらず
  

気持ちの良い晴れの日が続く。気持もパワーが溢れる。ジムで2時間ほど汗を流してきた。

2016-05-13 17:48:55 | 日記


   ○ジムプールあじさい色のしぶき飛ぶ

   ●風薫る怠けて居るやなまけもの

   ○雪の下葉もれ日降りて花笑う

   ●小手毬や一花寂しと群れにけり

   ○なめくじらビール飲み逃げしたりけり

   ●サルビアや伴奏なしで歌いをり

   ○縞馬や薫風白き縞で受く

六十才の五葉松を五時間かけ、古葉削ぎ芽摘みをやった。かなりハードで右腕が今もパンパン。

2016-05-06 17:20:43 | 日記

  ○紫陽花の蕾は色を調合中

  ●宙(そら)で見ばあじさい色の日本かな

  ○ぐいぐいと筍の音風の初夏

  ●緑摘み終えて匂いもシャワーする

  ○青柿の地球に落ちて転がらず

  ●雪の下木漏れ日受けて笑い花

  ○蛞蝓は夜(よ)と思うらし梅雨の闇