新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

暖かかったり、寒かったり天気が安定しない。桜も咲いて良いのか迷っている。ましてや飼亀の冬眠明けは?

2017-03-31 12:11:54 | 日記
 
  ○補助輪を外し自転車春疾風

  ●蝶よ舞え花菜に姿消えぬよう

  ○使われぬ巣箱の穴や春憂う

  ●マルソウだ花菜畑は危険なり

  ○春草や転びて笑う赤子かな

  ●雪柳枝のとおりに咲き満ちる

  ○嬰児を舞いてあやすや紋白蝶

いつもなら飼い亀が冬眠から目覚めるころなのだが、今年はまだ起きてこない。今冬は寒かったという事か?

2017-03-24 10:23:53 | 日記

  ●顔中で欠伸する嬰桃の花

  ○ペコちゃんは春着になりて首揺する

  ●春風は心に効くと処方され

  ○一茎は寂しと花菜群れて咲く

  ●春雷に鵯の飛び入る大樹かな

  ○土竜塚均し花壇になりにけり

  ●知らぬ人鏡に映る朧の夜


白木蓮の花がいつものように咲きだした。青空に白い花が輝くようだ。この白に春の来たことを知る。

2017-03-17 12:05:55 | 日記

 ●雪柳決意きっちり咲きそむる

 ○家こわす重機の音や燕の巣

 ●春一番ビルの窓拭き命綱

 ○ほうれん草一把十本赤根かな

 ●囀りや金平糖は赤青黄

 ○茎立ちは伸びすぎで無く継ぐ命

 ●木蓮の咲きてものの芽目覚めさす


雪柳が咲きだした。咲くとなったら咲くんだという決意が何ともいじらしい。枝の揺れるのも可愛い。

2017-03-10 21:17:50 | 日記

  ●枝揺れて蜂を誘惑雪やなぎ

  ○しゃぼん玉息尽くるまで吹きにけり

  ●アザリアの咲く時蕾天を向く

  ○燕巣は生きる軍場(いくさば)糞(まり)落ちる

  ●蜜どうぞ揺れ誘いをり雪やなぎ

  ○一人居に一把は多しほうれん草

  ●春愁を置いたままにし春行きぬ


朝窓を開けると眩しい春の光が飛び込んできた。今日はひな祭り。いよいよ、良い季節の訪れ!

2017-03-03 09:26:15 | 日記


  ●油断すな居すわられるぞ春の風邪

  ○春の蚊に血圧数値覗かれる

  ●海馬寝る春の夜句作はかどらず

  ○蕗の薹縄文時代と思い出づ

  ●春の夜のもつれる犬の散歩かな

  ○草餅に蓬の筋の走りけり

  ●甘えれば熱高くなる春の風邪