新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

玄関の紅梅が咲き出した。はちきれんばかりに蕾も膨らんでいる。

2014-01-25 16:43:48 | 日記


   ●蝋梅は青き空から咲き降りる


   ○青年の冬林檎噛む音聞けり


   ●ガンダムの凧おさなごが操縦す


   ○賑やかな鵯の初声日和かな


   ●弾初障子を抜けて聞こえたり


   ○香りきて蝋梅の花探しをり


   ●福笑おまけに黒子つけにけり

新年になった気のしない闘病生活。もうひと月になる。何とか直したい。

2014-01-18 12:19:02 | 日記


   ●蝋梅に香りも添えて客を待つ


   ○水煙の青空に立つ初景色


   ●鵯の初声祭り騒ぎかな


   ○霜解けの土を重ねて歩みけり


   ●指ぬきのきらり光りて縫い始め


   ○琴始妻の背中の凛として


   ●風花に遊ばれている子どもかな

「潤の会」の今年の第一回があった。会員は満を持しての作品を発表。今年も素晴らしい句に出会えそう。

2014-01-11 14:49:32 | 日記
  

  ●医者いらず匂ふ母出づ夢始め


  ○笹鳴に点睛つけるお茶の花


  ●千両の花の姿を誰ぞ知る


  ○十キロも滑ってきたと雪女


  ●あばら折り我慢するだけ咳の出づ


  ○目つむれば瞼喜ぶ日向ぼこ


  ●寒雀しょうゆ団子の香を運ぶ

肋骨を四本折った。全治一か月。寝返りの辛さ。咳の痛さ。俳句に集中できない!

2014-01-04 14:57:27 | 日記


  ●冬林檎少年しゃきっと噛みにけり


  ○介護バス行き交い町の年果つる


  ●シクラメン反転咲きの踊るごと


  ○あばら折り咳する自由失へり


  ●指合わせハートを作るクリスマス


  ○柚子湯してふと妻の恩思う


  ●西高東低明日のあおぞら広からむ