新藤麦飲、毎日真剣に生きる!生きた証の一日一句!

毎週金曜日、週の日々の句を7句更新している。

飼い亀は夕方6時になると「ご飯くれ」と水槽を叩く。冬眠の目覚めと同様、すごい腹時計だと思う。

2018-07-07 21:03:06 | 日記
  
  ●干からびて人に踏まれる蚯蚓かな


  ○青梅や少年の臀の丸みかな


  ●あなどればでで虫見失いにけり


  ○どう切るか西瓜の縞に悩みをり


  ●伸びて伸び夏草空へ突き進む


  ○片蔭の切れた所を飛び越しぬ


  ●訝しや黄の花咲かすトマトかな

今月で74歳になる。この半年は病院通いが仕事だった。信じられない体験にわが肉体は急速に衰えた。

2018-07-01 16:31:04 | 日記
 
 ●黒と黄の踏切棒の寒さかな


 ○ストックは弱き茎なり孫を抱く


 ●春一番アンモナイトの匂い連れ


 ○春や逝く古稀には古稀に過ぐる物


 ●春の宵ローンのネオン点滅す


 ○母からの絵文字のメール届く宵


 ●桃花の弾ける音を風運ぶ