松の剪定をやった。もう50年になる五葉松。立派になった。毎年この時期に手入れをする。 2013-05-25 10:29:27 | 日記 ●びしよぬれておちよこ傘差す一年生 ○老婦人ストレッチのごと水着着る ●草亀の臭亀ですと匂ひをり ○飛ぶよりも燕のだいじ囀りぞ ●柚子坊の伸びて縮んで進みをり ○夏風邪や五診の部屋に呼ばれたり ●弓張の形で売られる西瓜かな
松の芽が一斉に伸び始めた。毎年連休中に摘むが、今年は二週間遅い。寒かった証拠だ。 2013-05-18 09:45:28 | 日記 ●ひなげしと話しするのは疲れけり ○風やめば藤房大地におりるらむ ●とりあえずビール摘みに冷奴 ○隙間良し濃紫の紫蘭かな ●草亀や頭取り込む大夕立 ○亀鳴くを録音してる夢を見し ●絹莢の筋切れぬやう引きにけり
色々な薔薇が咲き出した。と、ともに虫たちも匂いに誘われやってくる。持ちつ持たれつという事だ。 2013-05-11 10:09:29 | 日記 ●人笑まふ待合室の花菖蒲 ○はなみずき門の箒の減りぐあい ●取れたての筍料理づくしかな ○パンジーよ静かに笑へ妻の臥す ●蟻の道秘密基地から始まりぬ ○囀りの葉の隙抜けて来たりけり ●夕焼けの妻の背中は融けまいか
ようやく爽やかな五月晴れになった。今年は花々が一斉に咲き出す。暖かくなるのを待っていたのだ。 2013-05-04 10:29:44 | 日記 ○大きなる筍いかに料りせむ ●侍の矜恃を持ちて海老根咲く ○春の風邪ゴムの葉散りて熱上がる ●冷蔵庫開けなば金の缶ビール ○蟻の来て韮虫の穴覗きをり ●銭亀の親とおんなじ顔の斑 ○葉桜に乗つ取られたる大樹かな