揚羽初め黄蝶、紋白蝶などいろいろな蝶が飛んでいる。秋も真っ只中だ。 2009-09-26 09:48:48 | 日記 ●催眠に掛けられたらし吾亦紅 ○釣瓶落とし心の整理間に合わず ●鳳仙花はじけて守る命かな ○棚田には道しるべあり曼珠沙華 ●コスモスの花重なりて絞り花 ○柚子坊の生き残りたる朝うれし ●虫の音にわが道を行く鉦叩
秋の吾妻渓谷を歩いた事がある。美しい渓谷だった。やはりダムより自然だろう。 2009-09-19 10:07:06 | 日記 ●秋の蝶空気に揺れる海月かな ○どら焼きの甘さしみいる秋の暮れ ●鰯雲丸き青空尽きるまで ○コスモスの花重なれば八重になり ●レジの列秋の味覚の籠続く ○秋の日の影引き連れて猫の行く ●コスモスに吹き渡る風繋がりぬ
YS-11の爽やかなエンジンの音は秋空に似合う。戦後最初の国産機は環境に優しい。 2009-09-12 09:40:56 | 日記 ●プロペラ機鰯雲負い旋回す ○秋の蜘蛛こそばゆしかな足の甲 ●水引の花の間に風は抜け ○黄色とはこの色なりや女郎花 ●引継ぎて家に導く虫の声 ○紫蘇の実や歯より始まる母の味 ●虫の音を掻き分け犬の出しかな ★空蝉の最後の一歩宙にあり・・・NHK俳句実作、近藤牧男先生A評価句
会社のOB会報が届いた。親しい先輩や後輩の訃報が多い。人を思い出す悲しい季節だ。 2009-09-05 10:39:06 | 日記 ●争わず仲間に入る鉦叩 ○地に這うも空に入るも草の花 ●蝉むくろ妻の歩ぴたり停まりたり ○梨の実の後の饗宴皿の露 ●白粉や蕾と花と黒き実と ○猫じゃらし光通して人じゃらし ●無花果の熟れる匂いや休校日