雀が生まれたらしい。親が餌を持って来ると子雀がうるさいほどに鳴きだす。この炎暑の中大変だなあ。 2012-07-27 09:58:50 | 日記 ●フェルメール真珠少女の涼しき目 ○銀やんま背すべて見せて止まりをり ●見つめれば緑模様の西瓜かな ○小鳥来よ食べてみなよと柘榴割れ ●生きるため蜻蜒は空を飛びにけり ○凌霄の高見が欲しく棕櫚登る ●法師蝉翅の隠せぬ裸体かな
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」を見た。30分も並んだが、それだけの価値のある絵だった。 2012-07-20 10:12:12 | 日記 ●風鈴や止まらぬやうに鳴りてをり ○メール来よ急ぐ恋なり日日草 ●朝顔や孫と約束咲にけり ○夕刊の出水写真の動きをり ●半咲きも純白眩し玉簾 ○光る葉に蟻滑りをる日日草 ●フェルメール真珠少女の目の涼し
68歳になった。俳句、ジム、酒と勝手気儘。でも、俳句作りはやってきて良かったと心底思う。 2012-07-13 09:44:44 | 日記 ●炎昼や人は踏切り開くを待つ ○おなもみを連れて帰りし子犬かな ●さりげなく衣被添う誕生日 ○梅雨明けて亀の親子は甲羅干し ●並びたる西瓜の縞の踊りかな ○銀やんま止まる姿のしどけなさ ●撫子は翁の顔の花になる
柚子坊が羽化した。何と烏揚羽だった。真黒い羽根に虹色に光る模様。命の誕生は神秘だ! 2012-07-06 10:17:14 | 日記 ●紋光り烏揚羽の誕生す ○紫陽花やスイチバックの車窓かな ●蟻の列見つめ幼子動かざる ○並びたるメロン見詰めば眩暈来る ●芋の露零れぬやうに踏ん張りぬ ○アクアビクス老いし男女の水跳ねる ●夏の亀ゴムボートのごと泳ぎけり