四月最後の更新になる。今月は真冬日があったり、夏日があったりと体調管理が大変だった。 2010-04-24 09:42:53 | 日記 ●間道にたんぽぽ咲くや避けて踏む ○車前草や踏めば足裏押し返す ●初燕一羽来たりて空広し ○天道虫乾坤一擲飛び立ちぬ ●ビールかなぐいとプル引く春の宵 ○犬ふぐり血の流れなばA型や ●木の芽時女性ドクター薬なり
四月の後半に雪が降る。昨日灯油を買っておいてよかった。季語はもう直ぐ夏だというのに! 2010-04-17 09:34:20 | 日記 ●すみれすみれ料るなんてできません ○風光る行つてきまあす子等の声 ●茎立ちや犬のおしつこ受け止める ○てふてふや唇激しく蜜吸いぬ ●根の国の赤根は甘しほうれん草 ○芝桜一輪づつに模様有り ●四月一日目覚めし亀鳴いてをり
花冷えが続く。冬眠から覚めた亀がうろたえている。十五度を越えないと動けないのだ。早まったなあ。 2010-04-10 09:45:47 | 日記 ●すずめすずめ囀りすぎぞ顎外る ○これがあの赤き実のつく花青木 ●花冷えや亀早すぎたと鳴きてをり ○椿落つ石の畳に割れてをり ●蕾から三輪の桜開きたる ○春昼やインストラクター腿眩し ●確と枝摑み蜜吸うめじろかな
桜が満開だ。強風が吹いて花は痛めつけられたが花弁は踏ん張った。桜並木の堤が明るい。 2010-04-03 09:59:34 | 日記 ●走り根や春土かすかに皹はしる ○連翹やエルドラドの地ここに有り ●春疾風すずめ大樹に飛び込みぬ ○間道はたんぽぽ満開行き止まり ●一樹なる椿の花のせめぎあい ○首ねじり車窓過ぎ行く桜見る ●四月馬鹿展覧会の抽象画