【日韓合意検証発表】「『最終的かつ不可逆的』なものとして着実な実施を求めます」河野太郎外相談話全文
河野太郎外相が27日、韓国政府が一昨年末の慰安婦に関する日韓合意の検証結果を公表したことを受けて発表した談話の全文は次の通り。
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1 本27日、韓国外交部長官直属の「慰安婦合意検討タスクフォース」が、平成27年12月28日の慰安婦問題に関する日韓合意についての検討結果を記載した報告書を発表しました。同報告書は、合意に至るまでの韓国国内における交渉体制や合意の内容について批判するものであり、既に両国内で履行されている合意につき疑義を呈するような考え方が韓国政府に対して示されました。
2 一昨年末の日韓合意は、民主的に選ばれた日韓両首脳の下で、外交当局間の局長協議を含め、あらゆるレベルで努力を行った末に、当時の岸田文雄外務大臣と尹炳世(ユン・ビョンセ)韓国外相が、慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的」な解決を確認し、共同記者発表において表明したものです。また、同日に行われた首脳電話会談でも「最終的かつ不可逆的」な解決を確認しており、この合意は両国首脳間の合意でもあります。この合意は、両政府間において正当な交渉過程を経てなされたものであり、合意に至る過程に問題があったとは考えられません。
3 日韓合意は、両政府間の合意であるとともに、国際社会からも高く評価されたものです。今般の報告書には、韓国政府の日韓合意についての立場は含まれていませんが、日本政府としては、韓国政府が同報告書に基づいて、既に実施に移されている合意を変更しようとするのであれば、日韓関係がマネージ不能となり、断じて受け入れられません。日本政府としては、韓国政府が合意を「最終的かつ不可逆的」なものとして引き続き着実に実施するよう、韓国側に対し、強く求めます。
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2年前の12月28日を思い出す。
突然の慰安婦日韓合意の発表。
あの発表を聞いた時の衝撃、そして何て事をしたんだ、との日本政府への怒り。
その1か月前、訪韓した安倍首相への非礼な対応を思い出す。
昼食も出さず、「昼食はどうするのですか」と問うた朴槿恵。
よくもそんな事を言えるね、と思った。
そして韓国は何と非常識な国なんだと。
あの時の日韓首脳の関係は冷め切っていた・・・と感じた。
だから12月28日の日韓合意には驚き、その内容にも驚いた。
慰安婦を強制したともとれる言い回しに驚き、更には慰安婦像も撤去ではなく「移動」と言い、
それも移動を「努力する」と完全撤去から程遠い言い方だった。
その後、慰安婦撤去の努力もしない韓国に対し10億円払った日本に落胆もした。
合意を守ろうともしない韓国になぜ10億円も払うのか、と。
しかし、あれは今から思うと正解だった。
韓国は合意を守らないが、日本は守ったと国際社会にもアピール出来た。
日本政府は、韓国が日韓合意を破棄するだろうと見越していたのか。
それとも韓国民はこの合意に反発するだろうと思っていたのか。
韓国は合意の精神を理解せず、慰安婦像を加速度的に増加させ、
国連でもユネスコでも合意前と変わらぬ日本叩きに終始している。
やはり韓国は信用ならない国だと多くの日本人は思っているだろう。
韓国の失敗は日本からの10億円を受け取ってしまった事。
もしも納得していなければ10億円受け取りを拒否すべきだった。
しかし実際は合意8か月後の2015年8月31日に日本は10億円拠出し、
韓国はその10億円を拒否もせず、受け取り、元慰安婦の多くに支払った。
今から思えば、あの10億円拠出が今になって生きてきた。
10億円拠出が大きな意味があったと思う。
今日の韓国の発表に対する河野外相の談話が発表された。
上記事が全文だが、これでまたまた河野外相の評価が上がったと思う。
日韓合意は韓国が何と言おうと、着実に進められている。
日本が10億円を韓国政府設立の財団に払ったのだからもう後戻りは出来ない。
韓国が何と言おうと、もうあの合意は破棄できない。
韓国民が納得しなくとも、元慰安婦が納得しなくとも日本はもう関係ない。
韓国民を説得し納得させるのは韓国政府。
これは韓国の国内問題であり、韓国政府の責任で収拾つけるべきだと思う。
これ以上ごねるなら、日本は韓国との付き合いを考え直す必要がある。
安倍首相が平昌五輪に行くなど、とんでもない事。
今までは韓国に邪険にされても、「まあまあ」とその場を収めた日本。
そんな従来の態度を反省し、改めなければいつまで経っても韓国に舐められるだろう。
韓国ってそういう国だと政治家も含め日本人は十分認知すべきだと思う。