山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

あまたの献上品続々!!

2022-11-14 21:37:06 | できごと・事件

 ここひと月の間、近隣から和宮様への献上品が続々と集まった。すでに、高貴な侍女からカボスの入った段ボールひと箱が大分から直送されたばかりだった。

 カボスは大分県が9割の生産量を占め、フグやなべ料理に利用されていることが多いが、和宮様はサンマや天然マイタケをはじめもっぱら野菜ジュースに利用している。大きさはテニスボールほどの大きさだ。それがそろそろ先月末に終わりそうだった。

    

 それがなんとつい最近、近隣から「スダチ」がどっさり届いたのだった。色や形はカボスにそっくりだったがゴルフボールくらいの大きさだった。スダチといえば徳島では9割の生産量を誇る。しかし、近隣ではその活用ができていないという。確かに、ミカンのようにはいかないが、わが家ではさっそく野菜ジュースに活用する。それで一日に2~3個は消費できる。 

           

 さらに、さらに、近くの茶農家から自前のお米10kgが届いたのだ。これも和宮様のご威光のせいであろうかと思われる。「農家自慢のお米」というわけで誇り高い農家の意気込みが伝わってくる。都会ではどんどん失われている「謙譲」とか「敬虔さ」とかいったものが、その農家の所作に込められている。

 

 しかも、しかも、釣り名人が近くの川から釣ってきた「鮎」も届けてくれた。骨を取ってくれて丁寧に天ぷら用に開いてくれている。それを和宮様は二度揚げして下賜してくれたので、バリバリモグモグいただいたのだった。お言葉に甘えて意地汚くもついつい何度もおかわりしてしまった。

  

 そのうえさらにまた、「里芋」や「ショウガ」も届いたのだ。里芋は段ボールいっぱいもあったので冒険遊び場で活躍しているメンバーにもお裾分けして食べてもらった。焚き火の直火によってダッチオーブンで蒸かしただけに、ホクホクした味が好評となった。また、金時ショウガも一抱えもいただいてきたので和宮様はショウガパウダーにしようと準備を開始したところだ。

 こうして、和宮様の御威光がじわじわと近隣に伝わってきたことを実感するばかりのこの頃だ。

コメント
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