きょうの午前中、たまたま立ち寄ったガソリンスタンドで油槽のマンホールを発見。今まで、スタンドでこうしたマンホールを見ようともしなかったので、意外性を期待した。かたちは、二連結の角型蓋だった。路上の角型マンホールと形に変わりがなかった。
やや中央には丸形の子蓋に「JTO」の英字がある。これは、「日本タンク装備株式会社」の略だ。そこに、「開閉注意」の文字を入れているものもあるようだ。石油ならではの危険性を促している注意書きだが、ここにはそれがない。この子蓋がど真ん中にないのにはなにか意味があるのだろうか。
地紋は、タンクの「T」と「逆さT」を図案化したデザインと思われるが定かではない。「逆さT」は、給油タンクを表現したものではないかと推測するがどうだろうか。この狭いデザイン空間にもわからないことが満載だ。
もう一方の正方形の蓋中央にある「JTO」の周りにはきっと赤カラーを塗ってあったような気がする。周りには8個の固定ボルト止めと4個のフックがある。この配置(MKB-400)は、品番によって個数も場所も違うようだ。あまり派手ではないのが役目でもあるようだ。日本タンク装備KKは、地下貯蔵総合メーカーの大手「タツノ(龍野)」出資のグループ会社でもあった。