フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

帰ろうか

2009-08-19 20:36:00 | Weblog
お盆の頃、パンプが「帰ろうか」と言いました。「お盆に帰ってくるのは、死んだ人だから まだちょっと早いんじゃないか」と僕らは軽口を叩いていたけどボケても日常のちょっとした変化は求めるんだねと思いました。特にパンプのような掟破りの自由人には。つれて帰るのは簡単だけど今は、暑いからね気候が良くなったら外へ散歩に行きましょうと言ってたらもう寝てた。パンプは、病院から病院内だけどお仲間がいる施設に移って益々元気になっている。やはり、人には、多様性が必要なのかな。いろんな人がいるからねここにも。自分が行くととても喜ぶどこの人かも知らないばぁさん。ハイルヒットラーみたいに手を上げる人。どんよりしてる人。ちょっとズルする人。本当にボケと言ってもさまざまなんだよ。こうやってみると少子化は問題だね。数が少ないと言うことは絶滅を背負っていることなんだから。それに世界の均一化 グローバリゼーションも絶滅を背負ってるね。そう考えると高速道路の無料化も地域の特性の絶滅化を推進してるのかも知れない。テレビの功罪で方言がなくなったように。いろんなことに気をつけて辺りを見回して暮らしていかなければいつのまにか環境が変えられていても知らないでいるのかも知れない。
コメント
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