フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

廃線の駅

2012-02-15 09:40:17 | Weblog
昨日借りてきた本「武市の夢の庭」のなかに廃線となった濁川駅が載っていた。現在の様子というキャプションがついていた。5年前に出版された本だから今もこの状態なんだろうか?キット誰かがきれいに掃除なんかしてるよなとおもいながら捻ったようなアングルで撮られている写真をスケッチした。

無人の駅は随分と見たけど廃線の駅は見たことあったかな?農業 漁業 林業で賑わっていたころこの駅はなくてはならない存在だった。大地は、たくさんの人を養っていけた。人間の経済活動が大地を滅ぼし暮らしを滅ぼし人を奴隷のように移動させた。そして、鉄道は、無用の長物となり廃線にされた。しかし武市は、ここに残り開拓し庭を作った。この庭を見るため観光客が降り立ちはじめこの駅は保存されたのだろうか。駅stationってそれだけで物語を感じるね。この駅をかつて出て行った汽車の後姿を思い浮かべながら突然亡くなったホイットニーヒューストンを重ねた。I will always love you という歌声が汽笛のように遠ざかっていった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする