フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

うだる夏

2015-07-29 06:18:50 | Weblog
まるでジャングルの中にいるような湿度温度が高い夏。TPPの交渉が大詰めの夏。前はもっと湿度が低かったような気がする。企業にとって有利なTPP.とらぬタヌキの皮算用とばかりに何の情報も出さず抽象的な言葉でひたすら頑張るという。分からないから何をどう頑張るのか分からない。ひたすらTPPの利点ばっかり説いて回った女は内閣参与の職を得たらしい。こいつのためのTPPか。世界でもこんな連中が何人もでてくるんだろうなということは分かる。そしてなんらかの企業も恩恵を被るだろう。では日本の農業はどうなんだろう。日本は世界基準と違って農業を農業としか考えない特異国だから。国民に安全な食べ物を自給するという考えが根本的にない。だから食は外国からという発想になる。他国は食は安全保障の範疇と考えているのに安保関連法案のなかに農業ははいっていない。腹が減っては戦ができんと歴史から学ばないといけないはずなのにこの国の政治家の認識は歴史の歪曲でしかないのか。だから世界で唯一の放射能を食う国民だとか食わす国だとか陰口を叩かれるんだ。今度はフクシマの海に放射能汚染水をながすことになったって。漁業もだめにするつもりかな。関東以北の魚は食ってはいけないんだぞ。なにが「食べるきずな」だ。こんな盗電とくっついたところが出すコピーに惑わされるな。「放射能を食わせない食わない」ことが本当の絆なんだということにそろそろ気づかないと。放射能が原因で癌になったら100万単位で医療費がかかるんだぞ。それでも政府は安全基準を下げてでも国民に食えって言ってるんだから第三国政府は日本人撲滅を狙っているのかと疑いたくもなる。うだる夏に加えてこのうだる政府。責任をとらない政府に価値があるのかな。
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